400年を超える歴史ある石垣と、赤や黄に色づいた紅葉のコントラストは、どこか懐かしい日本の原風景を感じさせます。特に、藤村記念館横の「紅葉ヶ丘」は、園内でも特に紅葉が美しく、見頃を迎えると、まるで燃え立つような赤の世界が広がります。
侍フォトコンテスト「小諸城址懐古園」
【何度でも食べたくなる「食欲の秋」】
■小諸名物くるみそばと新そば
「くるみそば」は1961年(昭和36年)、「信州蕎麦の草笛 小諸本店」さんがはじめました。長野県はくるみの生産量日本一で、お隣の東御市は胡桃の名産地でもあります。「くるみそば」は市内にあるおそば屋さんの、約半数で提供されています。提供方法は様々で、「ペースト状のくるみをそばつゆと合わせる」「ペースト状のくるみがそばにかかっている」「くるみをすり潰してからそばつゆと合わせる」など、お店によって個性があります。新そばと聞くと、秋に収穫できる蕎麦の事を新そばと思われている方がいるかもしれませんが、長野県では冷涼な気候を活かした夏と秋に収穫する二毛作が行われてきました。11月からは秋の新そばが楽しめます。
ぜひ、小諸で収穫される「新そば」と絶品「くるみそば」を食べにお越しください。