生成AIを活用した感情マップで個人の「顔表情からの感情推定」が可能に ~明治学院大学「AI・データサイエンス教育プログラム」の学生グループが日本顔学会輿水賞を受賞~
AIが表情から感情を推定するためには、「嬉しいときには笑う」「悲しいときにはこわばる」というような人間が常識的に知っている表情と感情の繋がりを大量に学習させる必要があります。顔撮影実験で得られた多種多様な表情の顔写真について、1個ずつ目視で感情を評価し、そのレベルを数値化してAIに入力する作業をひたすら繰り返しました。
全国から多数の方が集まって会場は盛況であり、同学会に対する関心の高さを実感しました。大学・企業の研究者の方々とも数多く知り合うことができ、各業界の貴重なお話を伺うことができました。後日、オーディエンス賞を受賞したポーラ化成工業の方と、再度お会いする機会をいただくなど、嬉しく貴重な経験の連続でした。
ずっとITに興味があり、2年次の「AI・データサイエンス入門」に引き続き、3年次では「プログラミング入門」「データ解析・活用入門」を履修しています。すべての始まりは先生に誘われて昨年の日本顔学会に参加したことですが、私の大学生活がそこから一変したと思うと、本当に感慨深いです。
▼日本顔学会「フォーラム顔学」のページはこちら
https://www.jface.jp/jp/award
フォーラム顔学会2024の詳細はこちら
https://www2.jface.jp/forum2024/index.html
◆明治学院大学「AI・データサイエンス教育プログラム」