大学生が着物姿で検証!滋賀県八幡堀で着物の「普段使い」促進に ESD(持続可能な開発のための教育)が与える効果を計測
を参照
アンケート調査の様子
着物交換会の様子
着物姿に合うスイーツを販売
分析の結果、普段着としての着物の年間着用頻度は、ESD前(環境情報提供前)は平均値が1.78回、中央値が0回であったものが、ESD後は平均値が2.65回、中央値が1回に上昇しました。またアンティーク/リサイクル着物に対する支払意思額は、ESD前は平均値が10,251円、中央値が9,083円でしたが、ESD後は平均値は11,443円、中央値は10,341円に上昇しました。ESD前後の平均値、中央値のそれぞれの値には統計的に有意な差が確認されています。
分析結果の要約
今後、着物姿での調査ではありませんが、より多様な人々のデータを集めるため、着物姿の人々が多く訪れる京都市内でもアンケート調査を実施することを予定しています。その後統計的な分析を行い、最終的には着物の着用頻度とアンティーク/リサイクル着物に対する支払意思額を規定する要因の解明を目指します。
■クラウドファンディングの概要
●タイトル: 着物で歴史景観を彩りたい!
"ESD"で着物の普段使いを促す学生プロジェクト!
●期間 : 2024年11月2日(土)