【第10回】イヤイヤ期、トイトレ、こうやって乗り切った!
ところが難関だったのがうんち。うんちはどうしても、トイレだと踏ん張りどころが分からなくなるからかできず、座ってはみるものの、おまるに逆戻り。そんなことを繰り返しているうちに、便意のタイミングを失って、便秘気味になってしまったりもしました。そんな中、「トイレが嫌いになってしまっては困る!」というのが私の頭の中にすごくあって、なので、息子がうんちをしたいとトイレに入ったら、私が「雨乞い」ならぬ「うんち乞い」のダンスを踊る、というのを習慣にしてみました。これが息子に大受け。楽しい気持ちで便座に座るのを繰り返していた3歳1カ月の夏、忘れもしない私の誕生日の朝、初めてトイレでのうんちに成功しました!誕生日プレゼントが息子のうんち、というのも変な話ですが、本当にうれしくて泣きながら息子を抱きしめて、嫌がられるくらいに大げさに喜び、褒めまくりました。その日を境に、完全にトイトレを卒業し、本人もご満悦でボクサーパンツを履いています。初めてボクサーパンツを洗濯して干したときの、あの嬉しいような、ちょっと寂しいような気持ちは忘れられません。ちなみに、「うんち乞い」のダンスは、よっぽど面白かったらしく、未だにリクエストされます…。