2019年12月30日 21:00
【Q&A】大衆演劇の役者さんを好きになったのですが… #119
銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、ずっと好きだった役者の彼と親密な仲になれたものの、諦めるべきかどうか悩むアラフォー女性。彼に対し、無意識に傲慢な態度を取っている彼女に、佑雪さんがお灸をすえます……。
文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
【クラブ佑雪】vol. 119
「大衆演劇の役者さんを好きになったのですが」
好きな人がいます! 彼は特殊な仕事で、大衆演劇の役者さんなんです。以前は余裕がなく観劇に行けませんでしたが、去年からポロポロ行けるようになって、十数年ぶりに気になっていた役者さんとFacebookで仲よくなり、久しぶりに会うときに差し入れして仲よくなりました。
毎日向こうからLINEも来るし、次の公演先に行くときは「行ってきます」と電話があって。食事に行っても食事代から移動のタクシー代まで、すべて払ってくれました。
お花と称して、大衆演劇にはお金をつける風習があり、ごはんに行く日につけましたが、彼が払ったのは倍の金額です! でも公演先が遠くなってからは疎遠になり、ついには連絡とれなくて私がキレてドタキャンしました。