2021年10月21日 20:30
少しだけ意識して…意中の男性に「本命彼女になってほしい」と思わせる意外な方法
そのまま、頭を太ももに置いて上目遣いで笑いかける。
「もしかして、覚悟してる?」
『あああ、推しが現実世界にやってきた』
うなずくと、お姫さま抱っこでベッドへ。怪我を気遣いつつ、抱きしめられながらの甘々エッチ。快感に身を任せて「やぁん」。
「隙がありすぎるうえに、こんなに可愛いとか、ほんと困るわ」と尚彦はやさしく笑う。
ピロートークをするうち、ビニール袋を食べて死んでしまうウミガメや海鳥の話なんかを聞いて。
ぐしゃぐしゃのビニール袋や空きペットとカップ麺だらけの部屋が、急に申し訳なくなった。プラのお弁当箱もシンクに放置したままだ。
は、は、恥ずかしい…。
それから、咲子の生活は激変!!!あれほど面倒くさがりだったのに、エコバックを3つ持つ水筒ガールに変身。地球にとっていいことを考え始める。すると、意外にも気持ちに余裕が出てきた。仕事ばかりで殺伐とした日々に、白いお花が咲いたみたいな。
尚彦との交際も順調だ。
【三松さんからのコメント】
咲子さん、彼氏を思うパワーは絶大です。いい方向に“好きパワー”が向きました。
好きのきっかけは「推しと似ていること」でしたが、そのあと彼の考えに共感し、すぐに行動を切り替えられるまっすぐさがいいですね!
余裕がないときは、つい、視野が狭くなりがち。