2018年2月8日 11:45
暴走族総長から落語家に!やんちゃ系イケメンの素顔に迫る!~「真っ直ぐな男」落語家・瀧川鯉斗
もう誰が仲間で誰が敵だかわからないんで、パッと見でわかるように赤いタオルを巻いて行きました。
で、向こうがバァーってバイクから降りて来た瞬間、もみ合いになって。ケンカが始まったけど、途中でらちが明かないからもうやめろ、総長同士でケンカしろって話になり、最後は一対一でやり合いました。その公園が「平和公園」って言うんです(笑)。
◎お巡りさんに捕まらなかった思い出
暴走族の用語に「ケツ持ち」っていうのがあるんです。走ってると、後ろから警察が追って来るじゃないですか。その警察が前のほうに行くのをガードする役割のことですね。
僕、その係が好きだったから、よくやってたんですが、それで捕まりそうになったことがありました。
市内を走ってるとき、もう常連なんで、警察の人も僕の名前を知っててスピーカーで呼ばれるわけですよ。
本名は直也なので「直也、お前、この野郎。止まらないとパクるぞ」って脅しをかけるんです。
僕は少年Aながら気づかないふりをしてます。そんなとき、エンジントラブルが起きちゃったんですね。仕方がないのでバイクを降りて押し始めました。
そうしたら、パトカーの赤色灯がすぐ後ろに近づいてきた。