恋人がいても満たされない理由はこれ!「欲望の心理学」を徹底解説
何事も順番というのは大切で、生理的欲求・安全欲求が充足して初めて、愛情を求める基盤ができるのです。
よしんば、一足飛びに超えて恋人を得られたとしても、生活不安によって短い付き合いで終わりを迎えてしまうでしょう。
また、相手がいる人の多くは「承認欲求」が満たされずに悩んでいます。承認欲求にも、高と低と2種類のレベルがあるのです。
低いレベルは、たとえば彼に喜んでもらいたくてお弁当を作ったのに何のリアクションもなし、といった「行動に対して正当な評価がもらえない」といったものになります。
一方、高レベルは、相手が自分を一人の人間として尊重し、信頼し、その自立性を認めてくれること。特に高いレベルにおける「承認欲求」が満たされないと、なぜ一緒にいるのか、本当に愛されているのか、相手の心がわからなくなってしまいます。
欲求が加速し渇望状態になると、劣等感や無力感に苛まれるのです。
満たされないままの人は、自分が固着している環境や人は本当に自身にふさわしいといえるのかどうか、第3段階まで戻って考えてみるべきでしょう。
■まとめ
欲望の心理学、ご理解いただけましたか。
執着が足かせとなって、見るべき現実をわかりにくくさせていないでしょうか。