恋愛情報『危険な三角関係にハマる?ほろ苦い恋を学べる「大人の恋愛小説」3選』

危険な三角関係にハマる?ほろ苦い恋を学べる「大人の恋愛小説」3選

今でこそ僧侶の寂聴さんとして知られていますが、その昔は瀬戸内晴美名義の作家でした。

作家デビュー当時、文芸誌の新人賞第一作の『花芯』がポルノ小説であると批判され、作品はスキャンダル小説的な扱いを受ける事態に。
その後、文芸誌からの依頼がなくなり、苦境に陥ったこともあるそう。そしてご本人の男性関係も波乱万丈。お見合い結婚をした夫の教え子と不倫、という過去をお持ちです。

そんな体験をモデルにしたと言われているのが小説『夏の終わり』。厳密に言うと、作中には年上の男&妻、年下の男、自分という四角関係が描かれています。

主人公の知子はバツイチで前夫と子どもがいますが、その離婚の原因になったのは、6歳年下の愛人・涼太。
彼は夫の教え子です。

夫の予想通り、涼太とはすぐに別れ、その後に出会った、妻子持ちの売れない作家・慎吾と関係を持って8年。
慎吾は知子が引っ越すたびに転居先にやって来て、妻子がいる家と行ったり来たりの生活を続けます。そして涼太とも再会し…。

人間関係がかなり複雑なのですが、主人公の知子は「この夏、あたし何もしなかった」と一言。
女性は恋愛にハマったり悩んだりすると、こうなるよねぇ、と共感してしまいます…。

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