本気の恋をしたいなら〜『きっと、星のせいじゃない。』〔伊藤さとりの映画で恋愛心理学 第23回〕【恋占ニュース】
ガスがヴァン・ホーテンの秘書にメールしたら、本人から返信が来たのだ。ヘイゼルは彼のアドレスに「登場人物たちのその後を教えてほしい」とメールする。返事はNOだったが、「アムステルダム来訪の際、お立ち寄りを」と締めくくられていた。
ヘイゼルは大喜びするが、高額の治療費で両親には余裕がない。病気の子どもの願いを一つだけ叶えてくれる、ジーニー財団の“願い(ウィッシュ)”は、ディズニー・ワールドに使ってしまった。するとガスが、彼の“願い”を使って、一緒にアムステルダムに行けるようにしてくれる。
今や互いを想う気持ちは一つだったが、ヘイゼルはガスに友だちのままでいてほしいと頼む。自分の死という爆弾の「被害は最小限に留めたい」と言うのだ。
付き添いの母と共に、空港を飛び立つ二人。だが、彼らを待ち受けていたのは、想像を裏切るヴァン・ホーテンとの対面と、予想もしなかった運命だった──。
2015年2月20日(金)よりロードショー
監督:ジョシュ・ブーン
原作:ジョン・グリーン
脚本:スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー
出演:シャイリーン・ウッドリー、アンセル・エルゴート、ローラ・ダーン
配給:20世紀フォックス映画
『きっと、星のせいじゃない。