忘れられない残り香を彼の脳裏に刻みこむ…“恋の媚薬”のお話～前編【そまり百音「恋せよ、東京モダンなでしこ」】vol.6

そうすると、憧れの人から見える景色を疑似体験することができて、その人の波長に少しずつ近づいていきます。これを何も考えずに自然とできるようになるまで続けると、自分の波長がだんだんと高まっていきますよ。
やがて、自分のことも周りの人も愛おしいと思えるような、理想の人生を築いていくことができます。

わたしの場合は、この香りを嗅ぐたびに「第一線で活躍しながらも謙虚でいられる大人になりたいなぁ」という、あの頃のフレッシュな気持ちを思い出すことができます。そして、「わたしもまだまだ道半ば。おかげさまの心で、これからも頑張っていこう！」と、いくつになっても新米時代のピュアな気持ちをキープすることができます。
こういう感じで、香りには「思い出を呼び覚ますスイッチ」としての機能もあるんですよね。

もし、今の自分から素敵な自分へと成長したいと望んでいるのなら、「いい香りがする♪」と感じた人を真似してみてくださいね。

あなたが「いい香りだと感じる人」は、あなたが「本能的に求めるいい波長」を発しているわけですから。

次は「恋の媚薬」にぴったりの香りをご紹介...

後編に続きます >>

忘れられない残り香を彼の脳裏に刻みこむ…“恋の媚薬”のお話～前編【そまり百音「恋せよ、東京モダンなでしこ」】vol.6