『罪と罰』は、まさにデスノート×ギャルゲー!?②【ラブホの上野さんの「オタクにモテてもしょーがない」第6回】
あんなクズのことを好きにさえならなければ、きっと違った未来があったでしょうに……と思わずにはいられません。
■クズ親父の仕打ちに耐える健気な少女
3人目はソーニャ(本名ソフィヤ・セミョーノヴナ・マルメラードワ )
彼女は家族(主に父親)のせいで売春婦として生計を立てる女性。
なお『罪と罰』が書かれた時代のロシアは、フェミニストが裸足で逃げ出すほど男尊女卑な社会であったこともあり、登場する男性キャラは全体的にクズばかりです。その中でもソーニャの父親の「マルメラードフ」は作中でも随一のクズ。
金を稼がない、娘を売春婦にする、娘が売春で稼いだ金で酒を飲んでしまう、というDV以外のありとあらゆるクズ行為を行う男です。
しかし、そんな家庭環境にありながら、それでもなお売春婦として家族を支え、さらに人生に絶望することもなく健気に生きる少女。それがソーニャ。
それでは簡単な人物紹介も終わったところで、『罪と罰』のあらすじをお話ししながら、この3人の女性から学ぶ「いい男と結婚する方法」をお話しさせて頂きます。
■いい男と結婚する女性のタイプ
実は「いい男」と結婚する女性というのは大きく分けて3つのタイプしか存在しません。