―あのコの恋愛事情― 尽くしても愛されない彼女 編
てえっへん顔になるなんて、なんと単純な。そんな美徳に大きく反するかもしれないけれど、筆者は、わざわざ三歩後ろを歩くなんてことをせず、横一列に歩いていても堂々としている風格の男性が好きだ。
「尽くすって難しいですよね。最近、わからなくなっちゃったなぁ。」とアケミさんがため息をつく。彼のことを大好きなアケミさんなのに、彼が冷たかったり、浮気したり、話題は事欠かない。
■オンナの種類
アケミさんは筆者とは正反対のタイプだ。美味しいご飯を作って彼を待つことや、彼のアイロンにシャツをかけること、彼の背中を流すことなどなど・・・.に喜びを感じるらしい。「巣作りタイプ」と呼ぼうか?彼との「愛の巣」を作ることに安心を感じるらしい。
世界中でモテモテタイプ。片や筆者、そういうことに全く興味がない。そりゃ、料理は好きだし、ごはんやお弁当を作るのも楽しいし、アイロンもキレイに掛けられたらすっきり気分で得した気分になる。夫とお風呂に入るのも好きだ。
でも全てに「忙しくない時ならね」という重要注意書きがつく。繁忙期の大爆発時期なんかは、夫にも息子にも「自分のことは自分で」ルールを課す。世界で人気の日本人女性とはいえども、オンナの種類は千差万別なのだ。