2016年10月11日 18:00
すれ違いの恋は「幸せな記憶」に変わる:よろず女子百景(3)
すれ違いの通学路。
フッてもいないし、フラれてもいない、すれ違いで終わる恋ほど切ないものはない。
*
だけど、切ない恋の痛みは、決してイタい思い出というだけではない。
一度だけ彼に連れられてデートしたクラシックのコンサート。ニコニコ笑いすぎて、行きの電車でもうすでに顔が引きつるほど筋肉痛になってしまったあの頬の痛み・・・・・・。
今でもその痛みをハッキリと思い出すことができる。だけどその痛みは、その時最高にトキメいていた恋する女子の幸せな記憶でもある。(大島智衣/エッセイ・コラムニスト)
(ハウコレ編集部)
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