安定志向が強いゆえ、恋のような不確実なことをすっ飛ばして、婚活会社に登録するなどしてお見合い結婚するかもしれない。
でも、誰もが知っているとおり、どれだけ不安材料を消し去ったところで、その根本からして不安定なのが愛であり恋心ですよね。学校時代からずっと安定志向でやってきた人は、社会に出て愛とか恋とかと名のつく気持ちに触れたとき、すごく弱い。不安に心がさらされた経験が少ないから、どうしていいかわからずパニックに陥る。
■■恋がうまくいかなかったときは「次!」と思えばいい
ここまで強い安定志向(エリート志向)の持ち主でなくとも、おそらく誰だって不必要に傷つきたくないから、より安全な恋愛を望んでおり、それが現実のものとなるように、なんらかの努力をしているはずです。「わたし、べつに傷ついてもいいし」とか「傷つくのウエルカム」なんて人はきっと、いないですよね。
ひとつ確実に言えることは、どんなに傷つかないように自己防衛したところで、恋愛をしていると、絶対に傷つく局面がやってくるということです。これはもうしかたのないことです。
学校時代は成績でオールAをとれることがあっても、社会に出て人間対人間でやったことの成績に、オールAはハナから存在しない。