2018年6月27日 11:00
【セクハラ問題】男子って「演じてくれる女子」のことが好きだったりします
言っときますが、ふつうはこうは言えないはずで、なので、こう言えない女性になんの落ち度もない。当たり前のことです。
問題は男にあります。男のなにが問題かといえば、ピシャッと厳しいことを言ってこない女性に対して「厳しいことを言わない(100%拒否しない)というのは、もしかしてこの女性はおれのことが好きってことか?」と勘違いしたところが問題。
■■男はじつは分かっているんです
セクハラの謝罪会見で頻繁に出てくるのは「酒に酔って」という、お酒にとっても失礼なセリフで、でも「酒に酔って」と言えば、それ以上を語らなくて済むという認識が今の社会の間の抜けた常識なので、とっても便利な言葉です。
「酒に酔って」という理由以外で、先に挙げた男の勘違いをどう説明するのがベターか?「おれが勘違いした理由は、女性が演技してくれていると、おれが見抜けなかったからである」こう思っている男だっているんですよね。
こういう男性って、例えばキャバクラに行くといくらでも見ることができます。キャバ嬢がニコニコしながら「いい女」を演じていることに気をよくして、おっぱいを触ろうとして、でも触らせてくれなくて、でもキャバ嬢はニコニコしていて、というのが続くと、男はいとも簡単にその店の常連客になります。