2018年7月26日 17:00
なぜ私は彼に尽くしてしまうの?どうしたら苦しまずに済むの?
において、まさにその「自我を殺し主張をせず、自己犠牲の精神で、相手に喜んでもらえそうなことはなんでもする」ことによって、自分の居場所を確保してきたからに他なりません。
■尽くしてしまう人の思考パターンとは?
例えば親から「お手伝いを一生懸命やったり、テストでいい点を獲ったりした時だけ褒めてもらえ、そうじゃないと『使えない子だね』と言われた」経験があったり、仲良くしていた子から「『どうしてそんな勝手なことするの!わたしの気持ちなんて全然考えてないんだから!』と言われ疎遠になってしまった」経験があったりすると、わたしの中の「わたし」をおし殺して、他人の期待に応えることでしか自分の価値を推し量ることができないんだと学習してしまいます。
それによって「わたしが我慢すれば、わたしさえいい子でいたら、周囲の人間は喜んでくれる」というプログラムが脳に定着してしまいます。
このプログラムは、理不尽な要求を受けた時や、尽くしたことに何のお礼ももらえなかった時などに、「あれ、どうして?流石にそれはおかしくない?」という疑問がよぎっても、すぐに「いや、これはきっとわたしのわがままだ。わたしの努力が足りなかったんだ。