新型コロナウイルスに感染していても、若くて元気な人であれば、風邪のような症状のみで済むことも多いという。だが、高齢者、なかでも持病のある人は重症化しやすく死に至るケースもある。WHOが発表した致死率は2%だ。「医療設備の整った日本での致死率は、1%を切ると思います。若い世代は過度に心配することはありませんが、高齢者に感染させないように、風邪のような症状が少しでも出たら、人との接触を避け、自宅で仕事をすること。一方、高齢の方は、風邪のような症状のある人と接触しない、多くの人が集う場所にいかないように注意した方がいいでしょう」そう語るのは、医療ガバナンス研究所の理事長で内科医の上昌広先生だ。すでに満員電車の危険性は広く指摘されているが、ほかにも感染リスクが高い場所は高い場所はあるという。・カラオケ店:密室で大きく口を開けて唾を掛け合うようなもの。前のグループに感染者がいて清掃がしっかりとなされて場合、ウイルスが残っている可能性もある。・スポーツ観戦:多くの人が密着して、大きな声援を送る。当然、唾も飛ぶ。世界中から人が集う東京五輪は特に危険。・老人ホーム:ここは自分が感染するリスクよりも、他者に感染させた場合のリスクが高い場所。抵抗力の弱い高齢者の場合、感染が死につながる。ウイルスが流行している間は、極力、お見舞いは避けた方がいいかもしれない。・病院:感染症を持った患者がくるため、当然リスクがある。すぐに病院に行く必要がなければ、無理して行くことはない。だが、かといって部屋に閉じこもるのも考えものだという。「高齢者で怖いのは、感染ばかりでなく、不安のためにいつまでも外出できないこと。東日本大震災のときも、若い人は遠隔地へ避難しましたが、高齢者は独居状態で家の中に引きこもり、高血圧や糖尿病が顕著に悪化しました」一刻も早い収束が待たれるが、いったいいつごろになるのか。「風邪やインフルエンザ同様に、冬に流行し、3月になって気温が上がってきたころから、収まり始めるのではないでしょうか。しかし東京オリンピックが行われる8月、南半球は冬。新型コロナウイルスが南半球の国で流行している可能性がある。8月に感染者が来日し、再び国内で流行することも想定しておくべきです」
2020年02月24日「日本にウイルスを上陸させない“水際対策”は早い段階で、破綻していた」そう指摘するのは、医療ガバナンス研究所の理事長で内科医の上昌広先生。新型コロナウイルスの存在が発覚した当初、空港では熱を感知するサーモグラフィという装置を使って感染の可能性がある人を見極めようとしていた。だが、最初に国内で感染が確認された中国人男性は1月6日に入国したとき、解熱剤を服用していたため、空港の検疫をパスしたのだ。「東大医科研の研究グループの調査では、’09年の新型インフルエンザの際には、空港検疫で8人の感染者を見つけた一方で、113人の感染者を見逃したという結果がでました。それほど、信頼できるものではないんです」今回の新型コロナウイルスに関しても、1月の段階で多くの感染者が日本に上陸していた可能性が高い。1月28日、武漢市から来たツアー客を乗せていた奈良県のバス運転手の感染が確認されたのを皮切りに、国内での感染例が続々と明らかになっている。上先生は早い段階から、“疑わしい人”と希望者全員の検査を行うべきだと主張してきた。感染者がクリニックに殺到したら、クリニックを舞台に感染が拡大するという懸念もあるが……。「検体採取キットを送り、患者から検査会社に郵送してもらえばいい。結果は、メールや郵送で伝えることができます。中国では実際に遠隔診断が行われています」だが、こうした提言には日本政府は耳を貸さず、誤った対応を繰り返してきた。その象徴といえるのが、2月19日に下船が認められるまで14日間にもわたって“隔離処置”されたクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号だ。上医師は早い段階から、“全員検査”をして下船させるべきだと主張してきたが、当初、政府は頑なに症状のある人の検査しかしなかった。「欧米などクルーズ船が多く運航している地域では、限られた空間に感染者がいれば、感染拡大することは常識として知られています。イギリス領だった香港では4日で検疫を終了し、乗客を下船させました」その結果、香港では乗員乗客3,600人のうち、感染者は29人にとどめた。一方でダイヤモンド・プリンセス号は、2月24日の時点で600人を超える感染者と3人の死者を出したのだ。「いま明らかになっている感染者は氷山の一角でしょう。自覚のないままに感染した人が相当数いると考えるのが妥当です。水際対策の失敗が明らかになった時点で、より速やかに“感染を広げない”“死者を出さない”対策に舵取りするべきでした」一刻も早い“全員検査”が求められる。
2020年02月24日「すでに日本には、症状が出ていなかったり、風邪と誤認したりしている新型コロナウイルスの感染者が相当数いるとみられています。都心部では満員電車や雑踏を通じて、感染が爆発的に広がっている可能性が高い。日本で感染者が100万人を超えることもありえます」こう警鐘を鳴らすのは、医療ガバナンス研究所の理事長で内科医の上昌広先生。感染者100万人超は“現実的な”数字だという。「新型コロナウイルスの感染力は、インフルエンザと同等か、それ以上とみられている。’08年に行った国立感染症研究所のシミュレーションでは、1人の新型インフルエンザの患者が鉄道を利用するだけで、10日間で10万人以上の患者が増える可能性もあるとの結果が出ました」一刻も早い感染状況の把握が急務なのだが、厚生労働省は一定の基準を満たさなければ検査しないという姿勢を崩さない。2月20日時点では「風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いている」(高齢者や糖尿病などの基礎疾患等のある人、抗がん剤治療を受けている人などは2日)、あるいは「強いだるさや息苦しさがある」場合に限り、「帰国者・接触者感染センター」に連絡。必要に応じて、ようやく「帰国者・接触者外来」で検査を受けられるという流れなのだが……。「じつは“37.5度”も“4日間”というのも、何ら医学的根拠のない数字。厚労省が定めた日本でしか通用しない基準です。実際に中国では、症状が軽く軽い風邪だと誤認して外出した人からウイルスが広がったり、無症状の人が感染源になったりした可能性が報告されています」すでに日本でも、新型コロナウイルスに感染したまま、通勤をしたり、出張にいったりした人の存在が明らかになっている。「こうした“元気な患者さん”が、広範囲に感染を広げてしまう。感染者が繁華街を歩いていたり、通勤電車に乗りあわせたりしていることを想定する必要がある。すでに国内に万単位の感染者がいる可能性も高いのです。実際に、私が診察を行っている都内のクリニックには、ここ最近、原因不明の風邪のような症状を訴える若い患者さんが増えています。しかし検査条件に該当しないため、人との接触を避けるようにアドバイスするしかありません」ようやく政府は2月18日、国立感染症研究所や一部の民間研究機関に依頼をして、1日に最大3,800人の検査ができる体制を整備したと発表した。「この数では少なすぎる。1日20万件以上も検査できる能力を持つ民間企業もあるのにも関わらず、厚労省は検査数を絞っているように見えます。いま明らかになっている感染者は氷山の一角でしょう。自覚のないままに感染した人が相当数いると考えるのが妥当です。“疑わしい人”や希望者全員の検査が必要なんです」その背景には、自らの管理下で検査を行うことで影響力を維持したい厚労省の政治的思惑や、予算の問題がからんでいるという。感染者がクリニックに殺到したら、クリニックを舞台に感染が拡大するという懸念もあるが……。「検体採取キットを送り、患者から検査会社に郵送してもらえばいい。結果は、メールや郵送で伝えることができます。中国では実際に遠隔診断が行われています」だが、こうした提言に日本政府は頑なに耳を閉ざしたままだ。
2020年02月24日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は、今年1月原宿駅前にオープンし、連日女子たちでにぎわっている、というアットコスメの旗艦店に行ってきました。■「アットコスメトーキョー」東京都渋谷区神宮前1-14-27店内に入ると、過去のベストコスメ大賞受賞商品が並べられた棚がドドーンと出迎えてくれます。さすが、アットコスメさま。それぞれ、受賞の理由も書いてあり、ファンデーション1位は、圧倒的なカバー力が売りだそう。シミを隠したいから買っちゃおうかな。と早くも購買意欲をそそられました。奥へ進むとさまざまなブランドの化粧品たちが、まるでテーマパークのように、かわいく楽しく陳列されていて、あっちも見たいし、こっちもよさそう、と大興奮。洗顔から美容液、ファンデーションからリップまで、お店にあるものは、ほぼ全てお試しできちゃうのもうれしいかぎり!外国人も好きそうな和コスメコーナーがあったり、ヤーマンの美顔器や肌診断の機器を試せたりと、ビューティは完全網羅できます。なかでもよかったのが、アットコスメウィークリーランキングのコーナー。スキンケアはもちろん、リップやハンドクリームの現在1〜5位の商品が並んでいるので、いま人気のものが一目瞭然。試してみると、これは間違いない、という使用感。楽しみすぎて気がついたら2時間半がたっていました。今度は半日くらいかけてじっくり見て回ろうかしら、なんて乙女の夢は広がるばかり。「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月24日大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(72)が、読者からの相談に答える!【Q】「5歳年下の部下と長年不倫していましたが、先日、別れを切り出したら『奥さんにすべて関係をばらして、会社もやめさせてやる』と大泣きされました。どうすればいいですか?」(ストークさん・45・会社員・愛知県)【A】「不倫は、倫理的にどうかではなく金銭的に損をするからオレはしない」(蛭子能収)大変ですね、ウフフ……。その女性との交際を続けるか、お金を払って解決するしかありませんね。オレは不倫をしたことがありません。それは外でエッチするより家なら女房とタダでできるからです。それに、たとえ見つからなくても不倫は、誰が考えても損をするものだからです。東出(昌大)さんが不倫をして話題になっていますが、倫理的にどうだとか、奥さんの杏さんがかわいそうとか関係ありません。テレビやCMに出られなくなって収入が減ることが大問題です。わざわざ割の合わないほうを選ぶ、それなりの覚悟があればいいけど、想像力がなく、金銭的にも損失を被る腹づもりがないのなら、浮気なんかしなければいいだけの話。オレは損しない道を歩いてきました。でも競艇は別です。大穴狙いがやめられません。本命ばかり狙っていれば、ここまで負け続いていなかったと思います。でも当たれば、その分喜びも大きい大穴狙いは、損だとわかっていてもやめられません。どうすればいいですか?「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月24日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、SNSで大人気のマンガ『100日後に死ぬワニ』をご紹介します。■『100日後に死ぬワニ』マンガ家でイラストレーターのきくちゆうきさんがTwitterとインスタグラムにて連載中昨年の12月12日にTwitterでスタートし、初日で1万リツイートを記録、今では作者のフォロワー数が80万超えとなる大ヒットになっています。タイトルを見て「100日後にどうして死んじゃうの?重い内容なのかも」と少し気構えて読んでみたら、テレビを見て笑っているだけだったり、バイト先の先輩に片思いしていたり、とそこにはワニくんの何げない日常が。ですが、1年後に届く通販商品やいつ公開するかわからない映画の続編を楽しみにしている姿に、胸がキュンとなります。マンガの読者たちも「いまこうして生きている日常が大切に思えてくる」「会えていない友達には早く会っておこう」「いつ死ぬかわかっていたら、日々の行動に勢いがつくのかな」とさまざまな思いをツイートしています。最近は突然発生したウイルスによって日々死亡者が増え続ける、という信じがたい状況だし……。はじめはワニくんが死んでしまう理由ばかり気にしていましたが、いつの間にか今日も楽しく生きていてくれた、と安心する気持ちに変わっていました。100日後は3月20日に掲載予定。ラストは知りたいような知りたくないような複雑な気持ちですが、ワニくん、最後まで元気に頑張って!「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月24日19年10月に東京国税局から所得隠しと申告漏れを指摘され、同月26日から芸能活動を自粛していたお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(44)。約4カ月に及ぶ謹慎生活を経て、2月24日から正式に活動再開すると発表された。一時は、レギュラー番組を10本近く抱えるほど人気者だった徳井。活動自粛に伴って、出演番組やCMは全て打ち切りとなった。またNHK大河ドラマ『いだてん』も、出演シーンの編集カットを余儀なくされた。余波が大きかっただけに、徳井の“スピード復帰”は広く反響を呼んでいる。《嫌いじゃないし戻って欲しいとは思うけどやっぱり早過ぎ感は否めない…》《チュートリアルの徳井さんが復帰されるみたいだけれど、前みたいに笑えるかな。お金がチラついちゃいそう》難色を示す声もあるいっぽう、徳井へのエールも広がっている。《確かに許されることじゃないけれど、これから頑張って信頼を取り戻してまた笑わせて欲しいな~》《徳井さん復帰するのは、楽しみ!これからは、気をつけて申告漏れしないよう頑張って下さいね!》徳井が所属する吉本興業は、同日に自社のニュースサイト『ラフ&ピースニュースマガジン』でこう報告した。「徳井義実は活動自粛後、今回の件を重大な問題として捉え、猛省し、関係各位の協力、指導のもとにすべての納税手続きを完了いたしました」続けて「専門家の指導のもとで税務や保険手続きに関する理解を深め、今後同様の手続き漏れがないよう意識向上を図るとともに、より日常的に緊密なコミュニケーションが取れる体制とすべく、東京在住の税理士と新たに顧問契約をいたしました」と説明した。また活動再開に際して、徳井は会見を行わないという。いっぽうで、吉本興業は同サイトで徳井が受けたインタビュー記事を案内している。記事によると、徳井は復帰への思いをこう語っている。「『徳井は信用してない、嫌いだ』と思われても仕方がないと思っています。開き直りではなく、全てを受け入れないといけないと思っています」そんな反省の姿勢を示す徳井。また今後の活動について、こう決意表明している。「『こんな徳井でも使ってやろう』と思ってくださる方がいらっしゃったら、その仕事を一生懸命、全力でやる。あと、相方の生活を一刻も早く元通りにする。それをしていくしかないと思います」
2020年02月24日俳優の窪田正孝(31)が2月23日放送の日本テレビ系『行列のできる法律相談所』に出演。妻で女優の水川あさみ(36)と結婚後、食生活に変化があったと明かした。窪田と水川は、’17年放送のフジテレビ系ドラマ『僕たちがやりました』での共演をきっかけに交際をスタート。約2年間の交際期間を経て、昨年9月に結婚した。この日は、番組MCを務めるアンジャッシュ・渡部建(47)から「どうですか?ちょっと生活変わったりとか?」と話題を振られ、窪田は「やっぱ、お家でご飯とか食べる楽しみがすごく増えました」と結婚生活について明かした。食生活にも変化があったそうで「肉がすごく好きだったんですけど、だいぶ体のことを考えるようになって、お肉の代わりに大豆ミートを最近食べています」とこだわりを語った。窪田が体脂肪率5%だと明かすと、スタジオからは「一流アスリート並み!」と驚きの声があがった。窪田を“おうちごはん”好きにさせた水川の料理の腕前は、以前から知られている。’17年放送に放送されたフジテレビ系ドラマ『人は見た目が100パーセント』では、共演者におにぎりを握ったり、ネコ型に焼いたトーストを差し入れ。同作で共演した桐谷美玲(30)も、自身のSNSで「あさみねーさんが朝食おにぎりをにぎにぎしてきてくれた(中略)ステキ女子すぎるやろ」と絶賛している。さらに、水川は今年1月28日も自身のインスタグラムに「あたいのかわいいかわいいおみそ」とラベルを張った瓶の写真を投稿。「初の味噌仕込み。愛でて愛でて出来上がりを楽しみに待ちます」と調味料からこだわっているようだ。結婚生活を語った窪田にファンからは《幸せそうでよかった》《かわいすぎよな、このふたり》《家で食べるのが楽しいはいちばんの誉め言葉だと思う》といった反応が寄せられている。
2020年02月24日元プロレスラー・長州力(68)のTwitterが面白いと話題だ。長州は2019年12月25日にTwitterを開始。約2か月で23万フォロワーを超える人気ぶりを見せている。人気の理由は、ツッコミどころ満載の文面。開設当初は《なんだ、長い文章は書けないのか?こいつは不便ですね!》とTwitterの様式に困惑していたが、そのうち《慎太郎いますか?連絡ください!?》《栗ちゃん、少しおくれるかもわかんない!!先にいってうまくアゴまわしといてください!すみませんね》など、個人的な呼びかけを始めるように。フォロワーからは《慎太郎って誰?》《栗ちゃんが見るかどうかは賭けですな》《長州さん、Twitterを伝言板みたいに使ってるのほんと面白い》など、ツッコミの声があふれた。最も反響が大きかったのが、2月22日の投稿。《Flowerの人たちに聞きたいんだけど………!!人はどこからやってきて、なぜつぶやくのかな!?》というツイートは、過去最高の2.5万リツイート、7.8万いいねを獲得した。リプライ欄には《フラワーは草。いや花。》《フラワーの私から言わせてみると、そこにTwitterがあるから呟く感じですね》《なんか無駄に深いです。いろいろ笑わせないで下さい》などのコメントが並んだ。この独特な言語感覚がクセになっている人は多いようで、21日に長州が《ところで…ブログとTwitterの違いがわからなくなっている自分がいますね!?もうやめちゃうかもわかんない!!》と投稿した際は、《元気もらってるんで辞められたら困ります》《やめないでください!!私の楽しみ&癒しが………》と、「やめないで」の声が殺到した。「全ての投稿が面白い」という、芸人でも難しいことをやってみせる長州力。ぜひ今後もTwitterをやめることなく、楽しませてほしいものだ。
2020年02月24日95歳でも元気だった母が、突然変わってしまった――。女優・松島トモ子さん(75)の母・志奈枝さん(99)は、ある日突然、認知症を発症。4歳でデビューしてからマネージャーとして24時間ともに過ごしてきた母子に、想定外の展開が降りかかった。一度は倒れて親子心中も考えたが、松島さんは、自宅で母の面倒を見る道を選んだ。壮絶な母子の老老介護の現場を語る。「母の親しいお友達を招いて、都内の中華料理店で95歳の誕生会を開いていました。でも、母の様子が明らかにおかしい。いつもは、好奇心旺盛な母が、人の話を聞こうともせずガツガツと料理を食べ続けていたんです。私は、母に合図を送るつもりでテーブルの下から母のヒザに手をやりました。そしたら、母が失禁していた。もうあのときは、頭が真っ白になってしまって。この場から、消えて無くなりたいとさえ思いました」いつもきれいでレディだった母が、180度変わってしまった。それが何よりも辛かったと、松島さんは語る。「母は、本当にずっと元気で、86歳で運転免許を自主返納するまで、私の歌の稽古や買い物など、車で送り迎えしてくれました。発症する直前に、親子で『徹子の部屋』に出演した時も、『私はトモ子の立派なお葬式を出してから死にます』なんて言ってね(笑)。完璧な母でした」だからこそ、“予兆”があっても気づかなかった。認知症を発症する少し前から、手首の怪我を守るギプスを繰り返し切ってしまうなど、母には異変があったのだ。それから今まで自宅介護を続けている松島さんだが、最初から腹をくくっていたわけではないという。「このままじゃ親子心中するしかないと思って、何度、施設に預けようとしたかわかりません。母は、私の姿が見えないと暴れだす。かといって、私がそばにいたらモノを投げつけて暴れる。お風呂に入れると、気持ちがいいのか、まもなくウンチがプカプカ浮いてくる。ときには、包丁を持ち出してきて『トモ子ちゃん、一緒に死にましょう!』。そんな母を受け入れられなくて、夜中、母が眠ったあと、お酒におぼれたこともありました」志奈枝さんが“レビー小体型認知症”と診断されたのは、発症から約半年後。最初に紹介された医師から、認知症専門医に替えたら、やっと診断がついた。これにより、要介護度1から4に上がった。「レビー小体型認知症の特徴は、幻視に苦しめられ、凶暴性を伴うこと。病名がわかって、正直ホッとしました。あぁ、母は病気だからこうなったんだ、と納得できた。信頼しているケアマネージャーさんからは、『親子共依存になっているから離れたほうがいい』と言われたこともあります。でも、なかなか決心がつかなかった」母にとっては、この家がいちばんだから――。母の介護をすることで、松島さん自身の“老い”に対する考えも変わったという。「娘バカなんですけど、95歳までの元気な母を見ていたときは、“老い”なんてちっとも恐ろしくなかったんですね。でも、とんでもないところを見せられちゃって。いやいや、生きるって、大変なんだな、って。でも、だからこそ、母と過ごすなんでもない平凡な一日が幸せ。私たちの親子関係は普通じゃないですよね。でも、“普通の家庭”なんてきっとないと思うんです。母と私は成功例とはいえないけど、まあこれもありだなと」今は、母の希望で母と一緒のベッドで眠ることもあるという松島さん。介護でみえた母娘の形を通し、最後にこう語った。「なにより、戦時中の幻覚を見ながら戦っている母の姿を見ていたら、こうやってずっと私を守り続けてくれたんだ、と思ってね。(介護で)少しは親孝行できてるんじゃないかって。父の元に母をお返しするその日まで一日でも長く、ニコニコしながら自宅で最後を迎えてもらうことが私の最大のミッションなんです」「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月24日「母の認知症の症状は、突然出たんです。だから最初の1年は、私自身、どう過ごしていたか、よく覚えていない。記憶が飛んでいるっていうかね、それほど混乱していましたね」女優・松島トモ子さん(74)は母・志奈枝さん(99)が突然、認知症を発症した日から始まった介護の日々を一気に振り返る。「母の親しいお友達を招いて、都内の中華料理店で95歳の誕生会を開いていました。でも、母の様子が明らかにおかしい。いつもは、好奇心旺盛な母が、人の話を聞こうともせずガツガツと料理を食べ続けていたんです。私は、母に合図を送るつもりでテーブルの下から母のヒザに手をやりました。そしたら、母が失禁していた。もうあのときは、頭が真っ白になってしまって」帰宅してからが地獄でした。ふだんから私とも敬語で話していた母が、罵詈雑言の嵐。『年寄りを虐待してアンタは楽しいのか!なんて言っては、周りのものを手当たり次第投げつけてくる。いつも綺麗でレディだった母が、180度変わってしまった。「真夜中になると、『トモ子に殺される!』と大声で叫びながら外に飛び出すんです。母は短距離の選手でしたから、徘徊というより、まるで“遁走”。速い、速い。とても追いつけません。だから私、夜は母の部屋の前に布団を敷いて、洋服を着たまま寝ていました」それでも、松島さんは自宅介護を続けた。そこには、ずっと松島さんを守り、4歳でデビューしてからもつきっきりでマネージャーを務めてくれた母への思いがあったからだという。松島さんは、45年に旧満州の奉天(現在の中国・瀋陽市)に生まれた。「奉天は、三井物産の商社マンだった父の赴任先でした。母も、三井物産の社員の娘で、幼い頃は香港のイギリス系女子校で学んだお嬢さま」そんな両親の元に生まれた松島さんは、なに不自由ない生活を送るはずだった。しかし、45年4月。父に召集令状が届く。松島さんが誕生する、わずか2カ月前のことだった。「父は、私が生まれるのを心待ちにして、戦地から何通も母にはがきを送っていたそうです。最後に届いたはがきには、〈待っていてくれ!必ず無事でいてくれ〉と書かれていました」父が出征してから3カ月後、日本は敗戦――。「ソ連が進駐してくるなか、母は生後1カ月の私を必死で守ったそうです。でも、待てど暮らせど父は帰ってこなかった。翌46年5月、突然決まった引き上げ。母は私を抱きかかえて、ぎゅうぎゅう詰めの屋根のない“無蓋列車”で奉天を出発。その後、引揚船で命からがら帰国しました。『赤ん坊を船に乗せたら死んでしまう。(中国に)置いていけ』と何度も言われたそうですが、母は、『この子を無事に連れて帰れたら、もう一生、自分自身の望みごとはしません』と神様に祈って、決心を変えなかった。同じ船で生き残った乳飲み子は、私を含め2人だけでした」その後、父はシベリアで亡くなったことが判明する。親子の長い旅路が始まった。それからも、松島さんと志奈枝さんは、常に一緒だった。「(認知症が)発症して1カ月後、とうとう私は慣れない介護の疲れとストレスで倒れてしまった。診断はストレス障害。体重も40キロから33キロになって。周りからは『共倒れになるから介護施設に入れたほうがいい』と言われました。でも母は昔、旧満州から幼い私を抱えて命がけで日本に戻ってきてくれた。それを思うと、今度は私が恩返しをする番じゃないかって。でも、何がいいかは、ご家庭で違います。施設に預けたほうがいいこともありますからね」大変な日々が続くからこそ、母と過ごすなんでもない平凡な1日が幸せ、と思うようになった、と語った松島さん。完璧な母親のまま亡くなっていたらきっと立ち直ることができなかった、と言葉を続けた。二人で暮らすことが、いつだって守ってくれた母への恩返しだ――。「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月24日95歳でも元気だった母が、突然変わってしまった――。女優・松島トモ子さん(75)の母・志奈枝さん(99)は、ある日突然、認知症を発症。4歳でデビューしてからマネージャーとして24時間ともに過ごしてきた母子に、想定外の展開が降りかかった。一度は倒れて親子心中も考えたが、松島さんは、自宅で母の面倒を見る道を選んだ。壮絶な母子の老老介護の現場の中で、支えになったのは仕事だった――。「母の親しいお友達を招いて、都内の中華料理店で95歳の誕生会を開いていました。でも、母の様子が明らかにおかしい。私は、母に合図を送るつもりでテーブルの下から母のヒザに手をやりました。そしたら、母が失禁していた。もうあのときは、頭が真っ白になってしまって。この場から、消えて無くなりたいとさえ思いました」母に病名がついたのは、発症から約半年後。レビー小体型認知症という、幻視に苦しめられ、凶暴性を伴う病気だった。それでも、自宅介護を選んだ松島さん。そこには、4歳で仕事を始めて以来築かれた母娘の絆があった――。「祖母は大反対でした。いまと違って、役者は堅気の人間がすることじゃない、という時代です」きっかけは、当時の時代劇スター・阪東妻三郎のスカウト。母・志奈枝さんは引き受けた。「今でもそうだけど、子供と一緒に行ける職場って少ないわよね。親子が離れずにできる仕事が子役だったから、母は引き受けたんです。常に人目があって、母と2人きりで話すらできませんでした。だから母は、私が中学生になったとき運転免許を取ってくれたんです。まだ女性ドライバーが珍しい時代でした。そうすれば、移動中のクルマは母と2人きりで話せますからね。車中は、母を独り占めできる応接室だったわね」高校を卒業する頃、松島さんは留学を決意。仕事と学校と家庭を行き来するだけの毎日に疑問を感じたからだという。渡米から2年半後、帰国した松島さんに、再び映画や舞台など、たくさんオファーが舞い込んだ。しかし、相変わらず“かわいいトモ子ちゃん”を要求される日々に、やりたい仕事とのギャップを感じてうつ病のようになってしまった。そんな中、活路を見出したのが、語学力を生かした海外レポーターの仕事だった。「ベトナム反戦運動家のキム・フックさん、元ソ連大統領のゴルバチョフさんなどインタビューさせていただいて。父も祖父も海外を飛び回っていた人ですから、母も私の活躍を喜んだみたいですよ」しかし、再び松島さんを大きなアクシデントが襲う。「(仕事で)ケニアに行ったんです。そうしたら、ライオンに襲い掛かられて。3日で退院したら、今度はヒョウに突然背後から襲われて。首の骨が“ガリッ”っというのが聞こえた時は、あぁもうだめだ、と……。ライオンに襲われた時は、日本で報道される前に母に伝えないと心配すると思ってね。母は取り乱したりせずに冷静に受け止めてくれましたね」あと一ミリずれていたら、半身不随になっていたかもしれない。そう医師から伝えられたこともあった。しかし今、松島さんは、仕事を辞めなくてよかったと語る。「介護は先が長いから、仕事を辞めたら逃げ場がなくなるわよ、とケアマネージャーさんに止められたんです。仕事で留守にする時は、ショートステイに母を預けて仕事を続けました。辞めなくて本当に良かった……」180度変わってしまった母に戸惑いながら、徘徊や排泄の世話をしていた松島さん。最近は、看取りについてもより深く考えるようになったという。「私、4歳からずっと、“役者は親の死に目に会えない”と聞かされてきたでしょ。いま、もし母の死に目に会えなかったらと考えると(仕事を)引き受けるのを迷いますね。完璧な母のまま亡くなっていたら、きっと私、立ち直ることができなかった。でも、これだけさんざんやられますとね。少しは親孝行できてるんじゃないかって」戦時中に亡くなった父の元に母を返す日まで、松島さんは、母と共にいることを決めていた。「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月24日ジャニーズ事務所からの退所を発表した中居正広(47)に、SMAP時代の同志である木村拓哉(47)がコメントを発表した。その絆にネットが湧いている。21日に会見を開き、「3月いっぱいをもって、退社・退所することになりました」と発表した中居。SMAPの元メンバー4人に、会見前日に退所を報告したことを明かしていた。さらに木村について「歌も芝居も自分の好きなことができているんじゃないかなと思います」と発言し、リスペクトを感じさせていた。すると22日、木村はコメントを発表した。各メディアによると「それぞれが決めたこれからの人生、お互いに前に進もう」と述べたという。28年もの間、SMAPのメンバーとして活動した2人。ネットでは木村のコメントを喜ぶ声が上がっている。《戦友ですね!言葉交わさずともお互いを理解し合っている》《これ男のが刺さるコメントだよな ある程度年齢いくと男ってベタベタしなくなって相手のガチ決断尊重したりするようなるし》《近すぎず遠すぎず2人の距離感は素敵だと思う。お互いにトップクラスで長い間やってるわけだしね。この2人が同じグループにいたというのが奇跡だと思う》また中居の退所については21日、「新しい地図」の稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(43)も「一緒に頑張ってきた中居くんの新しいスタートにエールを送りたいと思います」とのメッセージを送っていた。解散から3年。今も続くSMAPの絆に感動する声も上がっている。《地図3人のコメントも、木村さんのコメントもあっさりしてんのが、逆にじわじわくる》《木村くんのコメント。新しい地図の3人からのエール。たとえグループが解散しても、どこにいてもメンバーの関係性というものは何も変わってないんだろうなって思える。それがうれしい》
2020年02月24日「題材はヘビーですけど、それをコミカルにかわいらしく、原作の漫画が持つ柔らかさのようなものがうまく表現された映画だと思います。人間関係で悩んでいる方に、この作品が何かのきっかけになったらうれしいです」松本穂香(23)が映画『酔うと化け物になる父がつらい』(3月6日全国ロードショー)で演じたのは主人公のサキ。父・トシフミ(渋川清彦)はアルコールに溺れる日々を送り、母・サエコ(ともさかりえ)は新興宗教の信者で勤行に励んでいる。そんな両親を持ったためか、いつしか心を閉ざし、感情を表に出さなくなる娘という役柄だ。「自分の気持ちにふたをすれば楽になるというサキの気持ちはわかります。ストレスに目を向けていたらやっていられないから我慢する、という瞬間はみんなにもあると思うんです。サキはその塊ですけど。私もサキのようにモヤモヤを抱えている人にどちらかというと共感できます。率先してリーダーシップを取ったりするタイプではないので」アルコールに依存する父と、振り回される娘。良好とは言えない親子関係だけに、撮影現場でも父親役の渋川とはほとんど口を利かなかったのだとか。「サキとお父さんは全然コミュニケーションを取らないので、お互い何を思っているかわからない。なので現場でも自然とそうなりました。むしろこういう取材日とかで、本当に最近、渋川さんとお話しするようになりました。『あのときはお互いしゃべらなかったよね』って(笑)」「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月24日「サキとお父さんは全然コミュニケーションを取らないので、お互い何を思っているかわからない。なので現場でも自然とそうなりました。むしろこういう取材日とかで、本当に最近、渋川さんとお話しするようになりました。『あのときはお互いしゃべらなかったよね』って(笑)」松本穂香(23)が映画『酔うと化け物になる父がつらい』(3月6日全国ロードショー)で演じたのは主人公のサキ。父・トシフミ(渋川清彦)はアルコールに溺れる日々を送り、母・サエコ(ともさかりえ)は新興宗教の信者で勤行に励んでいる。そんな両親を持ったためか、いつしか心を閉ざし、感情を表に出さなくなる娘という役柄だ。「題材はヘビーですけど、それをコミカルにかわいらしく、原作の漫画が持つ柔らかさのようなものがうまく表現された映画だと思います。人間関係で悩んでいる方に、この作品が何かのきっかけになったらうれしいです」そう話す松本だが、ドラマや映画で出演作が続き、着実にステップアップしている印象だ。「急成長はできないので、1年前と比べて少し変われたって思えたらいいなって。スタッフさんが大変なスケジュールのなかで頑張っている姿を見ていると、私も頑張ろうと力をもらえるので、一生懸命やるだけです。仕事は楽しいときもあるし、しんどいときもあります(笑)」今後演じたい役を聞くと、ドラマや映画の現場の「スタッフさん」という意外な返事が。「助監督や演出さんとか。ずっと間近で見ていると、忙しそうではあるのですが、すごく楽しそうなんです。実際やるのは難しいので役で演じたいなと」本作のラストシーンの撮影では、松本の迫真の演技にカメラマンが涙していたそう。劇場でそのシーンを確かめてほしい。「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月24日中居正広(47)が2月21日、会見を開きジャニーズ事務所からの退所を発表した。中居の決断に、著名人から続々とエールが寄せられている。ロンドンブーツ1号2号・田村淳(46)は21日、Twitterで《『所属』中居くん…応援してます》と顔文字付きで投稿した。各メディアによると純烈・酒井一圭(44)は同日、イベントに登壇した際に「僕らはSMAPを見て育った世代。もともと同じ6人組グループだったという親近感もある」とコメント。「新たな道をどんな形で示してくれるのか楽しみでしようがない」と語ったという。また、会見で中居が見せた“ユーモア”についても注目が集まっている。東山紀之(53)や滝沢秀明(37)には退所を伝えたが、城島茂(49)のことは失念していたと会見で明かした中居。そして「忘れてた!ヒガシ君の事でいっぱいでした。やっべえどうしよう。城島君ごめん」と冗談めかして謝罪する一幕が。22日、自身がキャスターを務める『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)で中居の“謝罪シーン”を鑑賞した城島は「完全にネタですよね!今日扱うって分かってて、わざと忘れたって言った」と応酬。「彼とは事務所の寮でずっと一緒だったので分かるんです。本当に気遣いの人、気配りの人」「ネタにしてくれてありがとう」と話した。テレビ界からは、こうした中居のユーモアに対する反応が相次いだ。『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)でチーフプロデューサーを務めた角田陽一郎氏は21日、会見について《彼の人柄と苦悩と楽しさとおかしさと実直さと才能がすごくあらわれてて素晴らしい方なんだと改めて感じました》《あの頃みたくくだらなくておもしろいことまたやりたいなー》とツイート。また22日放送の『めざましどようび』(フジテレビ系)で佐野瑞樹アナ(46)は会見に触れ、中居について「瞬間の判断力がすごい」と評した。すると西山喜久恵アナ(50)も「MCもアイドルなのに、この人に任せておけば大丈夫みたいな安定感があって。何を振っても何をやっても大丈夫でした」と讃えた。多くの人たちに見守られながら、中居は新たな道を進むーー。
2020年02月23日広がりつづける新型コロナウイルスに世界中が不安を抱いているなか、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(82)の発言が物議を醸している。森会長は2月21日に、日本選手団が着用するオフィシャルスポーツウエアの発表会に出席。各メディアによると、森会長は壇上で、「早くコロナウイルスどこかに消し飛んで欲しいなと神にも祈るような毎日」とコメントした。さらに、「私はマスクをしないで最後まで頑張ろうと思っている」とマスク姿の関係者や報道陣に冗談めかして発言したという。確かに、“マスクの着用だけでは感染を防げる保証はない”と語る専門家は多い。実際、厚生労働省はマスクの使い方について、こう注意喚起している。「予防用にマスクを買われている方が多いですが、感染症の拡大の効果的な予防には、風邪や感染症の疑いがある人たちに使ってもらうことが何より重要」しかし東京マラソンの一般参加が中止や就活イベントの開催取りやめなど、新型コロナウイルスの影響は広がるいっぽう、東京五輪・パラリンピックの開催も不安視されるなか、森氏の“精神論発言”には厳しい声が上がっている。《そんな話を公共の場ですんなよ。 日本人の危機意識を誤解されるだろ》《一番アカンタイプの精神論。根性でコロナウィルスは防げない》《もう頑張らんでもいい 「口は災いの元」 森喜朗会長には使い捨てのマスクではなく…お口に頑丈なチャックをお勧め致します》13日には国際オリンピック委員会(IOC)と、東京五輪の準備状況を確認する意見交換会が行われた。そこで森会長は新型肺炎について、こう強調したという「東京大会の中止や延期は検討していない。政府と連携し、冷静に対応してまいりたい」2020年東京五輪・パラリンピック競技大会まであと5カ月。刻一刻と開催が迫るなか、発言にも冷静さが求められている。
2020年02月23日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(28)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【悪霊に手を合わせるのは逆効果です】今回は、読者の方からいただいた心霊相談にお答えします。「家族に悪いことが続いたので、知り合いに霊視をお願いしたところ『戦国時代に死んだ人の霊が家に取り憑いているから、命日に手を合わせてあげるといい』と言われました。ここ数年、それを実践しているのですが、状況はまったく好転しません。年に1度の命日だけでなく、月命日にも拝んであげたほうがいいのでしょうか」僕、そんなに昔からこの世にとどまっている霊をほとんど見たことないんですよね。幽霊でいるのって孤独だし退屈だから、みんなさっさと成仏しちゃうみたいで。でももし、本当にそういう霊が憑いてるとして、命日に手を合わせてあげるのは、たぶん逆効果だと思います。自分のことを思い出してくれる人がいるってことは、幽霊がこの世にとどまる理由になりますから。僕が死んで悪霊になったら、拝んでくれる人のところにずっと居着いちゃいますもん。いちばんの解決策は、近所のお寺や神社を定期的にお参りすること。通りかかるたびに挨拶して行けば、神様も気にかけてくれるようになるでしょうし。霊にまつわる問題は、これでほとんどの場合解決するはずですよ。【お知らせ】はやともさんへのファンレター・心霊相談は、〒112-8011東京都文京区音羽1-16-6光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月23日“長年連れ添った妻を捨てて年の離れた女性と再婚なんて!”、と怒りの声もあれば、“年齢を重ねてから新パートナーを見つけられるのはうらやましい”なんて羨望の声もあるはず。ビートたけし73歳で18歳年下女性と再婚の衝撃!「私は結婚は3ステージに分かれると考えています」そう話すのは家族問題評論家の池内ひろ美さん。「第1ステージは一人前になった証しに両親を安心させるための結婚。第2ステージは、子育てのための結婚。第3ステージは子どもが育って手が離れたあとに自分の幸せのためにする結婚。今度のたけしさんの再婚は、第3ステージの結婚。親のためでも子どものためでもなく、自分の人生の最後のパートナーとして相手を選んだのだと思います」たけしは再婚発表時、“所ジョージ夫妻が理想”と語っていたが……。「所さんのように、1から3のステージを同じ人と歩んでいけることは理想的ですが、いまは人生100年時代。子育てが終わってもまだまだ皆さんお若いです。昔は子だくさんで育児も大変、孫が見られたらラッキーなくらいでしたが、今は少子化のうえ寿命も延びているのでひ孫まで見られるくらいの時代。子育てを終えた男女が、本当のつながりを求めるようになったんですね」高齢婚になると、パートナーとの年齢が離れるケースも多い。「たとえばふたまわりくらい離れていると、両親と同世代だったりします。そうすると両親と価値観を共有しているために、意外と話があったりするんです。それに結婚してしまえば本人たちは年の差が気にならなくなります。そして結婚後、子どもができた場合には、より気にならなくなるようです。女性は母親になると精神年齢が上がりますが、男性はいつまでも少年のような心を持っていますから(笑)」「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月23日「前田さんは同年代らしき女性と一緒で、お子さんと旦那さんはいませんでした。生活雑貨や育児グッズコーナーで足を止めて、離乳食を入れるケースやシールブックなどを買い込んでいましたよ。“あっちゃんも100円ショップで買い物するんだ!”と驚きましたね」(目撃した女性)2月上旬、東京都・墨田区にあるショッピングモールを訪れていたのは前田敦子(28)。13年にAKB48を卒業し、18年に俳優の勝地涼(33)と結婚。昨年3月には第一子となる男児を出産した。前田は、放送中のドラマ『伝説のお母さん』(NHK)では、ワンオペ育児と冒険の両立に悪戦苦闘するお母さん・メイを好演。出産後初となるドラマに精力的に取り組むなか、この日、前田が自宅から離れた下町のショッピングモールまで出向いたのには理由があった。「ここの100円ショップは都内最大級の売り場面積を誇り、ママたちの間では“なんでも揃う!”と評判なんです。また別の階には超大型のベビー用品店も入っていて、“ママの聖地”と有名なショッピングスポットなんです」(地元住民)育児のために“遠征”をするなど、工夫を見せる前田。夫の勝地と二人三脚で、育児との仕事の両立に奮闘しているようだ。「前田さんは産後にかなり太ってしまったそうですが、復帰に向けて10キロのダイエットに成功したそうです。昨年9月に出演したバラエティ番組では、『1日2時間は歩くのを徹底している』とストイックな生活ぶりを明かしていました。そんな前田さんを勝地さんも応援していて、前田さんが忙しいときには積極的に育児や家事に参加しているそうです。前田さんも今回のドラマの会見で、勝地さんへの感謝を語っていました」(芸能関係者)前田は子どもとの日々について、昨年9月『Ray』のインタビューでこう明かしている。《子育ては実際にやってみると楽しいことばかりです。外でいい子にしているとその反動で、その日の夜はグズグズして寝ないこともあるんです。それが可愛くて!最近は寝返りを打てるようになって、起きたときにウッウ~って訴えかけてくるとキュンとします(中略)やっぱり息子のうれしそうな顔を見ると幸せですから》多忙でも、前向きに子育てと向き合う前田。“伝説のママタレ”になる日も近いかも!?
2020年02月22日1月19日にスタートしたNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」。初回は平均視聴率19.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)の好スタートを切ったものの、回を重ねるごとに数字がダウンしている。「当初は沢尻エリカさん(33)がキャスティングされていましたが、薬物事件で逮捕されたことで川口春奈(25)を代役に立てて撮り直し。スタートが2週間遅れたことで世間の関心も高まり、初回は高視聴率を記録しました。しかし今月16日放送の第5話は13.2%で、初回からすでに約6ポイントダウン。近年の大河に比べても下がるペースが速すぎるとして、心配の声が上がっています」(放送担当記者)長谷川博己(42)が演じる主人公・明智光秀は「本能寺の変」で、主君・織田信長を自害に追い込んだことで知られている。もともとそれ以外についてはあまり知られていなかったこともあってか、放送後の盛り上がりはいまいちだという。「大河に関してはいつも関連書籍が出て、それなりに売れます。しかしもともと資料がなかったせいもあってか、今回はあまり出版物が出ていません。売り上げも好調とは言えない状態です。世間の人々は、光秀自体にあまり関心がないようです」(書店関係者)現時点ですでに主要キャストは発表済み。今後も新キャストが発表されることになりそうだが、そこまでPR効果があるかは微妙なところだ。「NHKの大河は、主人公の人生を描くのが“お決まり”です。しかし光秀に関しては『本能寺の変』の直前からスタートし、『山崎の戦い』で豊臣秀吉に敗れて自害するまでを描いたほうが視聴者の関心も高かったはず。視聴率が完全に下がり切る前に、山場を持ってきたいところですが……」(民放キー局のドラマスタッフ)スタート前から苦難の連続だった「麒麟がくる」。今後、巻き返すことができるのだろうか。
2020年02月22日2月22日に72歳の誕生日を迎える都はるみ。都といえば、15年11月の全国ツアーの最終公演で「来年、コンサートを休ませてもらいます。一生懸命、充電します」と休業を宣言した。当初はテレビ番組やイベントに出演予定だったというが、16年2月、TBSラジオの番組「大沢悠里のゆうゆうワイド」にゲスト出演した際、「自分のジャンルじゃないCDを買ったり、他人の歌を聴いたりしています。家で時々、他人の歌を歌ったり」する生活を送っていると告白。また14年に発売した『冬の海峡』の曲紹介では「この歌でもういいかなと思うこともある。いい詞に出会えばいいけど、なかなか巡り会わない」とコメントを出しているが、3年以上、公の舞台に出ることはなかった。彼女は今、どうしているのか――。「今は友達とゴルフをしたり、悠々自適な毎日を送っているそうです」(知人)実は72歳の誕生日当日に都はるみをリスペクトするアーティスト9組が集まり、ミリオンセラー6曲の代表曲を含むトリビュートアルバム『都はるみを好きになった人~Tribute to Harumi Miyako!~』が発売される。一青窈(43)が『好きになった人』、UA(47)が『北の宿から』、高橋洋子(53)は『アンコ椿は恋の花』、水谷千重子&Chage(62)は『浪花恋しぐれ』を歌っている。そのなかで、『千年の古都』を歌う大竹しのぶ(62)は、こんなコメントを寄せている。「オファーを頂いた時は、まさか都はるみさんの作品を私が歌えるとは思っていなかったので、すごく驚きました。そしてはるみさんがあらゆる分野の曲を歌ってらっしゃるんだなということを知り、改めてすごい方だと思いました。一度引退され、また復帰なさいましたが、いつまでも歌い続けて欲しいと思います」日本歌謡界のレジェンド・都はるみ。その歌声をまた聴きたいのは、ファンだけではないのだ。
2020年02月22日「あのCMに僕が出演しているの、なんでだって感じですよね(笑)」そう話すのは、イケメン俳優ぞろいの「アタックZERO」“#洗濯愛してる会”のシリーズCMに入会希望者として登場し、お茶の間をざわつかせた坂口涼太郎。映画やドラマで独自の存在感を放っている29歳だ。出演はオーディションで決まったそう。「オーディションに白い服で行ったんですが、シミがついていたのに後で気が付いて。“洗剤のCMなのに!落ちた”と思ったんですけど(笑)」CMの制作担当者によると“イケメンたちのなかに入っても負けない強烈な個性”が抜擢理由だったよう。「松坂桃李さん(31)とは初共演でしたが、ほかの皆さんとは過去に共演させていただいたことがあって。すんなりと現場に入れましたね」本誌取材時には特技のダンスを生かして、瞬時にポーズを。ピアノの弾き語りも動画配信しており、作詞作曲は自分で手掛けているなど、多才。「できないこと?たくさんあります。ダンスはできますけどスポーツはできません。球技が全然ダメで、ボールをキャッチできないんですよ」ドラマに映画に、今後この姿を目にする機会は多くなりそうな予感。「映画でも音楽でも演劇でもなんでもいいんですけど、自分の体を使うことでお役に立てるなら!世界中の素敵だなと思える方たちと、面白いものをつくり続けられたらいいなって思っています!」「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月22日ジャニーズ事務所を3月いっぱいで退所すると発表した中居正広(47)。SMAP解散から約3年2カ月。会見で中居は多くの時間を過ごしたグループについてもしっかりと語った。会見序盤で、退所を考え始めた時期やきっかけについて語った中居。立ち上げた新会社の名前が「のんびりな会」であることを明かし、会場は笑いに包まれるなど会見は終始穏やかなムードで進んでいく。そんななか、次第に質問はSMAPの話題へ。入所から今までで一番印象に残っていることを聞かれると、「もう選べないですよ。SMAP一色だったのは間違いないですから」と回答。会見前日の20日に元メンバーへ退所報告をしていたことを、こう明かしていた。「昨日4人にはメールでお伝えしました。返事が遅くてまだ来ていないメンバーもいれば、のんきな感じの返事もあって。それぞれでした」そして、SMAPの再結成について尋ねられると、真剣な眼差しで「1%から99%の中にあると思いますよ」と答えた中居。「ゼロではないし、100%ないとは言えないと思いますよ」と続け、決して可能性を否定しなかった。この他にも、代表曲「世界に一つだけの花」について「恐れ多くて一人で歌えない」と語るなど、最後までSMAP関連の質問に誠実に答え続けた中居。会見直後から、Twitterでは「#SMAP」がたちまちトレンド入り。中居の“SMAP愛”を称賛する声が溢れている。《中居くんの独立会見、SMAP愛に溢れてるしジャニーズ愛も溢れてるしで素敵な会見!》《会見を見て改めて中居くん、本当に素晴らしい方だと思いました。 小さい頃からSMAPが当たり前にいてくれた世代の自分には 今回の中居くんの独立ではマイナスなイメージの退社ではなくむしろSMAP再結成するんじゃないかなって気がしました》《やっぱ中居正広ってカッコイイ… あれだけの年数リーダーとして皆を引っ張って来ただけの事はあると今回の会見で更に感じた。やっぱりSMAPってカッコイイわ》「SMAPは今でも好きですか?」という質問に対して、中居はこう答えていた。「昨日も家電量販店にいたんですけど、『SMAPの中居くんですか』って今でも言われます。まだしばらくSMAPの中居くんなのかなと思います」果たして、また“SMAPの中居くん”が見られる日はくるのだろうかーー。
2020年02月22日34年にわたり所属していたジャニーズ事務所からの退所を発表していた中居正広(47)。そしてSMAP時代の仲間であり、現在は「新しい地図」として活動する稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(43)の3人が中居にエールを送った。その交流にネットが湧いている。中居は2月21日、会見を開き「3月いっぱいをもって、退社・退所することになりました」と発表。そして「4月以降も、これまで通り、できる限りやりたいなと思っております」と芸能活動を続けることを明かしていた。そんななか、中居にエールを送ったのが「新しい地図」の3人だ。各メディアによると会見の直後、3人は連名で「一緒に頑張ってきた中居くんの新しいスタートにエールを送りたいと思います」とのコメントを発表したという。会見で「新しい地図」との共演について、中居は「可能性は0と100の間ではなく、1%と99%の間にあるのは間違いないと思います」と言及。昨年11月放送の『中居くん決めて!』(TBS系)では「俺、“古い地図”じゃないんだよ!」と発言するなど“絆”を感じさせていた中居だけに、ネットでは「新しい地図」との交流を喜ぶ声が上がっている。《嬉しいね、こういうコメントは。何十年も一緒にいたもんね》《こんな日が来るとは。ずっと繋がっているんだなと、熱く込み上げるものがありました》《3人に刺激されて、中居くんのモチベーション、新しいことへの挑戦意欲が上がると良いですね》《ぜひ四人が共演している姿を見たいです》
2020年02月22日「彼にとって、その動機は普通のことなんです。だから妻子を殺してしまう瞬間にも、感情の爆発がなかったりする。自分が演じるうえでも、変な理由づけはせず、フラットでいることを心がけていました」妻子を殺した動機は「本の置き場所が欲しかったから」。松坂桃李(31)がドラマスペシャル『微笑む人』(テレビ朝日系にて3月1日21時〜)で演じるのは、そんな美しくも恐ろしい殺人犯だ。一見、異常な殺人鬼のように思える今回の役柄だが、松坂は「あまり嫌な感じは抱かなかった」と語る。「この人は異常なんだ、自分とはかけ離れているんだって思うのは簡単なんですよ。でも実は、自分もそうなってしまう可能性があるというか。自分にとって普通のことが、他者にとってはそうじゃない、ときには危ないところまで行ってしまうこともある。人って本当に多面的だから、自分の抱く印象だけにとらわれずに、いろんな考え方や解釈を持たないといけないなと、改めて感じました」たしかに、他者から抱かれているイメージと、自分の本質がかけ離れているように感じることはある。とくに芸能人となると、世間に勘違いされていると思うことも多そうだが、松坂自身はどうなのだろうか。「勘違いされていることですか?そんなのたくさんありますよ!僕の本性が知りたかったら、事務所の携帯サイトに登録してください(笑)。そうしたら1割くらいはわかってもらえるかも。月額330円です(笑)」そんな松坂は以前、本誌取材に「いちばんの関心事は健康」と答えていたが、最近もそれは変わらないそう。「健康診断もしっかり受けてます。あと、毎晩お風呂上りに柔軟をやってます。背中と腰がこりやすくなってきたのでそこを重点的に。疲れにくい体になるかなって。あ、『女性自身』さんにもそういう情報載ってるんですか?それはチェックさせてもらいます(笑)」「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月22日中居正広(47)が2月21日、ジャニーズ事務所を退所すると発表した。会見は始終和やかなムードで行われたが、そこで見せた“中居節”にネットが湧いている。自ら「フラッシュの点滅にご注意ください」と書かれたプラカードを持って登場するなど、会見は中居らしいユーモア溢れる内容だった。しかし「退所を後悔しないのか?」との質問に対し、中居はこう答えた。「間違った判断をしてしまうことはあると思いますし……。でも後悔する決断があってもいいんじゃないかな。時として、後悔とわかっていても飛び込まなくてはいけない瞬間っていうのは人生において一度や二度あってもいいんじゃないかなって」さらに「新しい地図と共演の可能性は?」と問われると、こう話した。「30年間、エンターテインメントの恵まれたど真ん中でやらせてもらいましたが、1%から99%の中で模索している。99%ダメかもしれないけど1%やったら何かがあるんじゃないか。1%あるかもしれないから、そこにかけてみようと」またSMAPメンバーとの不仲報道について訊ねられると、笑いながらもこう返した。「不仲でいいんじゃないですか(笑)。別にいいんですよ。本人たちが分かっていれば。恋人、家族でもそうでしょ?自分たちが分かっていればいいことであって」「後悔する決断があってもいいんじゃないか」と力強く語った中居。さらにエンターテイメントや人間関係への考えも、会見ではうかがえた。ネットではそんな含蓄に富んだ“中居節”を讃える声が上がっている。《中居くん、毎度毎度の…名言です》《中居くんはすごいなぁ 名言たくさん……やっぱり尊敬する人》《中居正広には、「歩く名言集」、いや、「超踊れる名言集」という別名をつけていいと思う》《名言だらけの会見やー。さすが中居正広。好き!》
2020年02月21日元プロレスラーのアントニオ猪木が、2月20日に喜寿の77歳を迎えた。同日に都内で猪木の祝賀会が開催され、長州力(68)や藤波辰爾(66)、天龍源一郎(70)らが駆け付けた。各スポーツ紙によると、猪木は昨年8月に他界した妻・田鶴子さん(享年62)に黙とうを捧げ、「今日からまた新しいスタート」と心機一転を表明したという。98年4月に現役レスラーを引退した猪木。その後も格闘技界を盛り上げ、政治家としても活躍した。17年10月には「生前葬」と銘打ったイベントを実施するも、「葬式なんかオレには似合わない」と一蹴したという。いっぽうで、18年に腰を手術した猪木。同年9月には、北朝鮮の建国70周年式典に出席した。手術直後だったため、車いすで移動する姿は世間に衝撃を与えた。それでも、「元気ですか!」と人々に元気を与え続ける猪木。そんな猪木を現在も支えているのは、田鶴子さんの存在だろう。「田鶴子さんは、公私ともに猪木さんのパートナーでした。猪木さんを元気に見せるため、スーツにマフラーというコーディネートを発案。田鶴子さんは生前、『私に万が一のことがあっても、仕事の予定は変更しないで』とお願いしていたと聞きました。田鶴子さんが亡くなった翌日も、猪木さんはテレビ番組の収録に挑みました。猪木さんは田鶴子さんが『自分の命を縮めて、私の寿命を延ばしてくれたのかもしれない』と感謝していました」(プロレス関係者)祝賀会同日にはYouTubeに公式チャンネル『最後の闘魂』を開設し、YouTuberデビューも果たした猪木。ファンからは歓喜の声が寄せられている。《いや、びっくり。待ってました!元気があれば何でも出来る!元気貰います!》《やばい 涙が… 速攻登録!ダー!!》《猪木さんお誕生日おめでとうございます!!チャンネル登録しました!》猪木の“闘魂”はまだまだ燃えている――。
2020年02月21日韓国映画101年の歴史上初であると同時に、非英語映画の作品としては初めての快挙だった映画『パラサイト半地下の家族』(以下『パラサイト』)の米アカデミー賞4部門受賞。『パラサイト』の主人公は、“半地下住宅”に住み、しがない内職で生活をつなぐキム家の4人。彼らが、巧みな手を使って裕福な家庭・パク家の家庭教師や運転手、家政婦につくことで、彼らに“寄生”していく様子を描いている。韓国国内には、実際におよそ86万人が半地下・地下住宅に住んでいると言われている。『パラサイト』は「韓国における経済格差をリアルに切り取った映画だ」という意見も多い。20日、文在寅大統領はポン・ジュノ監督ら制作陣や出演者たちを大統領官邸・青瓦台(チョンワデ)に招待し、昼食を共にした。文大統領は「映画産業の隆盛をしっかり支援する」としながらも、「不平等の解消を最高の国政目標にしているが、反対も多く、すっきりとすぐに成果が現れない」とポン・ジュノ監督に語った。「物語終盤、キム家とパク家の間に“大事件”が起きることでクライマックスを迎えます。監督は、このまま貧富の差が広がれば、やがて“事件”が起こることを危惧しているのではないでしょうか。文政権下で不景気にあえぐ韓国社会に対する不満や富裕層への怨恨は、爆発寸前まで来ていることを映画で伝えたかったのかも知れません」そう語るのは韓国人の作家・ルポライターの柳在順(ユ・ジェスン)さん。映画にこめられたメッセージについて解説しながらも、「貧困層の『希望』を描いてもいる」と付け加える。「富裕層を代表するパク家の主人はIT社長という設定でした。しかし、彼の両親については一切語られないこと、さらには財閥系ではない会社の社長であることから、“パク家の主人は富裕層に成り上がったタイプなのではないか”と韓国の人は感じています。韓国国内の大企業は財閥系であることがほとんどで、“半地下”の家庭に生まれた子どもは彼らのようなトップにはなれない。これが現在の経済格差の原因であることは韓国国民もわかっていますが、起業してIT社長になれば、富裕層になれるかもしれない──と考えている人は少なくありません」パク家主人の過去は、もう一つのシーンを見ても推察できるという。「パク家夫婦が、“チャパグリ”が好物だということを語るシーンがあります。これは韓国国内で実際に売られている『チャパゲッティ』『ノグリ』という2種類のインスタント麺を混ぜて作る手軽な料理で、いわゆる“庶民の味”。しかも、そんな庶民の食事に牛肉を加えるのがパク家の好み。富の象徴ともいえる牛肉をわざわざ足していることから、パク家主人は“半地下からの成金”なのではないかと、観る人に印象を与えているのです」運転手や家政婦を雇い高台の豪邸で暮らしていたが、ひとつのことがきっかけでトラブルの渦へと巻き込まれていったパク家の人物たち。あなたの目には、この主人はどのように映っただろうか。
2020年02月21日オーストラリアのブリスベンに住む女性がFacebookに投稿した動画が様々な反響を呼んでいる。投稿したのはヤラカ・ベイルさん。9歳の息子クエイデンくんを学校に迎えに行くと、クエイデンくんは車に乗るや激しく泣き始めた。「今すぐ死にたい……ナイフをちょうだい、自殺するから!ロープでもいい。誰か僕を殺してよ……僕はもう死にたい」SKY NEWSの報道によると、クエイデンくんは小人症と軟骨発育不全症を抱えている。見た目の“違い”のために、学校でひどいいじめを受けているのだ。ヤラカさんは泣きじゃくる息子の様子を録画。「世の親御さん、教育者の皆さん、先生方に知っていただきたいのです。これが、いじめの影響です。これが、いじめなのです」とメッセージを載せて発信した。この動画は1,400万回以上再生され、世界中の人々の心を動かしたようだ。オーストラリア出身の俳優、ヒュー・ジャックマン(51)はクエイデンくんに宛ててメッセージビデオをTwitterに投稿。「クエイデン、君はクラスメイトより強い。もう僕らは友達だよ。みんな、お互いを思いやろう。いじめはダメだ。人生は辛いものだ。だから、思い出してほしい。僕らの前にいる人々は、みなそれぞれがある種の闘いに身を置いているのだということを。だからこそ、優しくなろう」『ウォーキング・デッド』で知られる俳優のジェフリー・ディーン・モーガン(53)も「世界にはまだ会っていない友達が大勢いるんだ。僕らが君を支えている。きっとうまくいく。頑張れ!DMくれよ!」とTwitter経由でメッセージを送った。複数メディアの報道によると、ラグビーチーム「The Indigenous All Stars」はクエイデンくんを試合に招待。クエイデンくんをディズニーランドに連れて行こうというクラウドファンディングも立ち上がり、12万ドル以上が寄付されるなど、クエイデンくんを支えようとする善意の輪は拡がり続けている。
2020年02月21日