“ファイナル・デスティネーション"シリーズの最新作『ファイナル・デッドブリッジ』が現在、日本公開中だが、『リング』や『仄暗い水の底から』など数々のホラー作品を発表している作家の鈴木光司氏から、本作への熱いメッセージがこのほど公開された。その他の写真本シリーズは、“死”に見入られてしまった者たちに次々と想像を絶する恐怖が襲いかかる様を描いたホラー・アクション。最新作はタイトルの通り、巨大な吊り橋の崩落事故で死ぬはずだった主人公サムらが"死”に見入られるも、生き残りをかけて仕掛けられた“死のトラップ”に立ち向かう姿を描く。鈴木氏は、本作について「アトラクションシーンには手に汗握った! これまでの3D映画の中で最も“3D映画たる醍醐味”を感じた作品」と語り、最新作から追加された“新ルール”についても「人の命を奪ってまで、君は生きるに値するか?! と問いかけられているような感じがして、物語にどんどんとのめり込んでしまった」と高評価を与えている。公開前に行われたモニター試写会でも「3D映像によって迫力とグロさが増した」「3D映像と連動した描写で恐さが倍増」「死のルールに新しい設定が追加されたことで、マンネリ化していたシリーズが甦った」「エンディングはこれまでのシリーズを観続けてきた人間にはたまらない映像」などの声が寄せられており、本作は3D映画としても、人気ホラーシリーズの1作としても好評を集めているようだ。『ファイナル・デッドブリッジ』公開中
2011年10月11日一般の人々が有志で映画を上映する“自主上映会”が、全国各地で盛り上がりをみせている。公共施設のホールなどで行われる上映会には多くの観客が集まり、上映終了後は監督や主催者と観客が熱いトークを繰り広げる。そんな自主上映会ブームの背景からは、ソーシャルメディア時代に求められる、映画上映の新しいスタイルが見えてくる。その他の写真自主上映作品として今最も注目を集めているのは、鎌仲ひとみ監督によるドキュメンタリー映画『ミツバチの羽音と世界の回転』だろう。先月、都内で行われた自主上映会&監督トークイベントには平日にも関わらず120人を超える観客が集まった。2010年の公開当時、マスコミにはほとんど取上げられなかったが、インターネットを中心としたクチコミで観客数を増やし、3月11日の震災後にようやく大手新聞各社に取上げられた。「小さな掲載でしたが、反応はすごく大きかった。若い人しか観に来なかったのが、紙媒体の情報のみを受け取る世代の人たちも観てくれるようになった」(鎌仲監督)。現在も週末には全国各地3~6カ所で上映が行われ、2010年6月からの自主上映回数は320回を超える。また、観客側にとっての大きな魅力は、ほとんどの自主上映会で監督や関係者と直接対話できる機会が設けられていることだ。「ひととひとが繋がる場を作りたかったので、始めから自主上映のスタイルにこだわった」と語るのは、遺伝子研究で知られる村上和雄博士のドキュメント『SWITCH…』を手がけた鈴木七沖監督だ。「この15年くらいでコミュニケーションの仕方が大きく変わってきた。バーチャルなコミュニケーションの力がどんどん大きくなると、今度は振り子のように全く反対のアナログのコミュニケーションの力が大きく働くんじゃないかと思う。昔の移動紙芝居のような、リアルな場が復活するのではないか。言葉を音のバイブレーションとして、耳で直接受け取る。そういうのはインターネットでは体感できないですからね」(鈴木監督)。もともと映画館は同じ時空間で同じ体験を共有するリアルな場として機能しているが、自主上映会では映像の作り手である監督や、情報発信者である主催者との縦のつながり、また受け手である観客同士の横の繋がりがよりはっきりと感じられる。すでにDVD発売されている映画の上映会でも観客が集まる理由に、こうしたつながりを求める心理が働いていると言えるのではないだろうか。このようなソーシャルメディア時代にフィットして支持される自主上映会のスタイルが、通常の映画上映の未来にも変化をもたらすことになるかもしれない。『ミツバチの羽音と地球の回転』全国各地の劇場にて上映&上映会実施中『SWITCH 遺伝子が目覚める瞬間』全国各地にて上映会実施中取材・文:渡部真里代
2011年10月11日トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が12月16日(金)から公開になるのを前に、10月6日の"トムの日"に、『M:I』シリーズの主人公であるイーサン・ハントそっくりのスパイが日本に潜入し、渋谷の街を賑わせた。その他の写真6日の18時に、全国の43の街頭ビジョンが一斉ジャックされ、本物のトム・クルーズがイーサン・ハントとなって、「渋谷に潜入しているスパイを探してほしい」とうメッセージ映像が流れたが、実は、イーサン・ハントを名乗る張本人は、クルーズのそっくりさんの琉球トムで、この日、渋谷の駅前で行なわれたイベントに登場したあと、TOHOシネマズ渋谷前で、SPとともに本作の小冊子を配布したり、渋谷TSUTAYAで店員となってパッケージをリニューアルした過去作DVDの宣伝や記念撮影を敢行。さらにはWOWOWの『ザ・プライムショー』に生出演し、その後、センター街付近で本作を宣伝して歩いた。行く先々で記念撮影を求められるなど、盛り上がりを見せたこの日。イーサン・ハントが語る公式ツイッターでも、"スパイ大作戦"なるスパイ探しイベントが行なわれ、ツイッターで琉球トムの居場所を確認したファンがかけつけるなど、盛り上がりを見せた。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明するべく、国や組織の後ろ盾を失った状態で"ゴースト・プロトコル(架空任務)"と名付けられた 史上難関のミッションに挑む姿を描く。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年10月07日本年度モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞した映画『わが母の記』の連動企画として製作されたスペシャルドラマ『初秋』が、明日8日(土)15時からTBS系列で全国放映される。その他の写真『初秋』は、井上靖の小説『凍れる樹』を基に、ひとり娘が嫁いだ後、孤独の中で葛藤するひとりの男の姿をじっくりと描いた人間ドラマ。『わが母の記』にも出演する役所広司が主演を務めるほか、中越典子、でんでん、岩松了、キムラ緑子、藤村志保らが出演する。同じく井上靖の原作を映画化した『わが母の記』が原田眞人監督、役所広司主演で製作されたことから、連動企画として同原作者、監督、主演による映像作品の製作が決定。『わが母…』では“母と息子”の物語が描かれているのと対照的に『初秋』では、役所演じる父と、中越演じる娘の物語が、長野のブドウ畑や、京都市の寺や能楽堂を背景に静謐なタッチで綴られるという。原田監督は、父娘を題材にしたドラマ『初秋』について「惹かれたのは(小津安二郎監督の)『晩春』や『秋刀魚の味』とすごく似ているところで、そのイメージから脚本を書きました。すばらしい小津映画を少しでも継承できたらと…そんな気持ちをドラマにこめています」とコメント。骨太な演出とダイナミックな描写に定評のある原田監督が、小津映画の描いてきた繊細なドラマをいかに現代に継承するのか、映画ファンも気になるドラマになっているのではないだろうか。スペシャルドラマ『初秋』10月8日(土) 15時から16時54分までTBS系全国28局ネットで放映(C)CBC・松竹
2011年10月07日猿が人間を支配する!そんな衝撃的な世界観で知られる往年の名作SF映画の“起源”を描き、いよいよ日本でも公開された『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』。劇中では、突然変異によって進化した猿が物語の中心となるが、現実世界の猿もそれに匹敵するような高い能力を持っているのでは、と思わせる驚きの映像が、無料映像配信サイト“GyaO!”で公開され話題を呼んでいる。その他の写真本作は、斬新な世界観と衝撃的なラストシーンで知られるSF映画の金字塔『猿の惑星』の前日譚を描く作品。つまり、“なぜ猿が人間を支配することになったのか”という、これまで語られることのなかった重要な真相が描かれるのだが、その答えとして登場するのが、突然変異で進化を遂げた猿、シーザーだ。高い知能をもったがゆえに人間の愚かさを痛感したシーザーは、自由を求める闘いを開始。それが『猿の惑星』的支配関係につながっていく。そんな本作に関連して“GyaO!”で公開されているのが、実際に猿がどんな能力をもっているかを解説する映像の数々。そのうちのナショナルジオグラフィックの映像によると、人間と猿のDNAはかなり似通っていて、オランウータンはDNAの96.4%、ゴリラは97.7%、チンパンジーに至っては98.4%が人間と同一、つまり2%も違わないことになるという。また、それを証明するような、猿たちが驚くべき知能を発揮する映像も紹介されている。画面に表示された数字を一瞬で記憶する知能テストでは、人間を大きく上回る記憶力を発揮。さらに、ゲームのコントローラーやナタ、銃などの道具を巧みに使いこなす様子も記録されており、これを観ると今までもっていた猿たちへの印象がガラっと変わるはずだ。このように猿たちが高い能力を既に持っているとなると、SF(サイエンス・フィクション)、つまり“あくまでフィクション”として捉えられていた『猿の惑星』のことも、あながちフィクションと断言しきれなくなってくる。これらの映像をチェックし、「これは絵空事ではない」と思って『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』を観ることで、作品が掲げる“人類への警鐘”というテーマをより深めてみてはいかがだろうか。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』上映中(C) 2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2011年10月07日人気上昇中のイケメン俳優イ・ミンギが主演し、日本でも10月8日(土)より公開される映画『クイック!!』。韓国映画としては珍しいバイク・アクション映画だが、その撮影現場はケガ人続出の非常に危険なものだったという。その他の写真本作の主人公は、暴走族あがりでスピード狂のバイク便ライダー、ハン・キス。何者かによってヘルメットに爆弾を仕掛けられ高性能爆弾の配達を強要された彼は、かつて恋人だった女性をバイクに乗せてソウル中を走り回ることになる。そんな内容だけに映画のほとんどがバイクでのアクションシーンで大規模な爆発シーンも多いため、その撮影はハードのひと言。総製作費は10億円、使われた車両は100台以上で、そのうち50台以上は破壊されるためだけに用意されたというから、まるでハリウッド映画のような豪快さだ。特に、ソウルで最も人が集まる繁華街であるミョンドンの中心部で行われたチェイスシーンは圧巻で、日本ではなかなか実現しにくいようなパワフルなロケが行われている。主要キャストたちはバイクの練習を重ねたうえで撮影に挑んだというが、やはりこれだけの過酷さだけに危険は付きもの。主演のイ・ミンギはインタビューで撮影中に足首を痛め後に手術を受けたことを告白しているが、このように負傷者が後を絶たかなかったらしい。スタントマンの中には大ケガを負って入院した者もおり、エンドロールには出演者たちが病院を訪問する様子も収められている。NGシーンが盛り込まれるくらいならよくあることだが、お見舞いシーンがあるのは前代未聞というほかないだろう。そんな病院送りも辞さない姿勢は、まさに“体を張った”という表現がぴったり。スタッフや出演者たちの映画作りへの熱意がスクリーンから感じられるはずだ。『クイック!!』10月8日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国ロードショー
2011年10月07日全米の興行ランキングで初登場1位を記録し、日本でも10月8日(土)から公開されるホラー映画『ラスト・エクソシズム』。その現在放映中のTVスポットが、複数のTV局の考査でNGとなり修正を受けていたことが分かった。幻の放送NGスポットはこちら本作は、悪魔ばらいのインチキを自ら暴露しようとしていた牧師が、予想外の恐怖現象を体験する様子を描いたドキュメンタリータッチのホラー映画。序盤では純真そのものだった少女が、悪魔に取り憑かれたとおぼしき後半になると、恐ろしい形相に変貌していくのが恐怖のポイントだ。今回のTVスポットで問題となったのがまさにその少女の描写で、スカートに大量の血を付けた彼女が背骨が折れそうなほど体をエビ反りにするカット。当初の映像は少女の全身が見える形だったのだが、「全体的に残虐なシーンが多数見受けられ、放送基準65条に抵触する」「血だらけの女の子のブリッジ映像がインパクト強すぎる」などの理由で不受理となったという。この放送基準65条とは「殺人・拷問・暴行・私刑などの残虐な感じを与える行為、その他、精神的・肉体的苦痛を、誇大または刺激的に表現しない」というもの。件のエビ反りシーンはCG合成などではなく演じる女優本人が体を反らせている苦心のシーンなのだが、刺激的すぎたのが災いしたようだ。この結果を受けて、問題の箇所を少女の顔や上半身にフォーカスする映像に差し替えたところ、再考査にパス。それが現在放映されているTVスポットになるのだが、実はその差は非常にわずかなもの。ホラー映画をめぐる配給会社とTV局の“攻防”の結果を見比べてみてはいかがだろうか。『ラスト・エクソシズム』10月8日(土)全国ロードショー
2011年10月07日ジョニー・デップがカメレオンを演じた映画『ランゴ』が22日(土)に日本公開されるが、本作はCGアニメ作品ながら、全世界で圧倒的な人気を集めた『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキャスト・スタッフが再集結している。その他の写真『ランゴ』は、人間に飼われていたカメレオンのランゴが、導かれるままに訪れた水不足に悩む街で、成り行きで保安官に就任するも、自身を見つめなおし、街の人のために活躍する“真のヒーロー”になるべく奔走する姿を描く。本作を手がけたのはゴア・ヴァービンスキー監督。『パイレーツ』シリーズ前3作を手がけるも、あえて4作目を監督せず、次のプロジェクトに挑んだのが『ランゴ』だ。そもそも、本作のアイデアは『パイレーツ…』に参加前からあったそうで、短い概要まで作り上げていたという。その後、『パイレーツ…』のプロジェクトに参加した監督は、デップや世界最高峰の映像工房ILMもスタッフたちと出会い、評価・興行的な成功が最高潮に達した段階で『ランゴ』の製作に着手した。名キャラクター“ジャック・スパロウ”を生み出したデップとヴァービンスキー監督は本作で、カメレオン“ランゴ”のキャラクターをゼロから創出。さらにそこには、『パイレーツ…』でジャック船長を苦しめたデイヴィ・ジョーンズを演じた名優ビル・ナイの姿も。本作でナイは、ランゴの前に立ちはだかる殺し屋ジェイクを演じており、姿こそ違えど再び、デップとナイがスクリーンで対峙する瞬間が楽しめる。そんな俳優たちの演技を新技術“エモーション・キャプチャ”を用いて、CGキャラクターに投影したのがILMのクリエイターたち。ちなみに彼らは『パイレーツ…』のVFXも手がけ、オスカーの栄冠に輝いている。物語も、登場人物も異なるが、『パイレーツ…』のメンバーが再集結して作り上げた本作も高い評価を得ており、今年のハリウッド映画祭では、常連ピクサーを破って『ランゴ』が見事にアニメーション賞を受賞。パラマウントスタジオ内にアニメ部門が新設されるほどのヒットを記録している。『ランゴ』10月22日(土) 新宿バルト9 ほか全国ロードショー
2011年10月07日細川貂々(てんてん)の人気コミックエッセイを実写映画化した『ツレがうつになりまして。』に出演する宮崎あおいと堺雅人。NHK大河ドラマ『篤姫』に続き夫婦役で再共演するふたりが、夫のうつ病という現実と向き合う姿を軽やかに、そして真摯に演じきった。「堺さんとなら絶対、大丈夫だなって」(宮崎)、「あおいちゃんには、絶大なる安心感がある」(堺)と相思相愛ぶりをアピールするふたりが、作品にこめた想いを語る。その他の写真結婚5年目を迎えた売れない漫画家の妻(宮崎)とうつ病になったサラリーマンの夫(堺)が、病を機に夫婦関係を見つめ直し、手を取り合いながら困難を乗り越えていく。「何日か前に、改めて映画を観直したんです。“そこにいる夫婦”という日常をこんなに自然に表現できたことが、自分にとってはすごく幸せなことだなって思いました」としみじみ語る宮崎。「それは堺さんが隣にいてくれたからなんです」と再共演した喜びを隠さない。堺は当初、今回の再共演を「へー、すごいな」と客観的に捉えていたといい「だって、このふたりで夫婦役ですからね。自分の中で相当にハードルが上がってしまうんじゃないかって」。それでも宮崎との再会には「何の不安もなくて、むしろ『絶対大丈夫、こりゃラクチンだな』って(笑)。変な言い方だけど、達成感もなくて。いいコメントが出せなくてゴメンなさい」とサラリ。そんな二人が出した結論は「自分たちなりの“ツレうつ”を作り上げる」ということ。当事者が書き上げた実話エッセイが原作ではあるが、「僕らがお手本(原作)に近づく必要はないなって」(堺)。うつ病患者という役どころも「形だけ真似れば、うつ病に見えるじゃないかというのは絶対にイヤだった。たとえ実際にうつ病になられた方に、お叱りを受けても、自分なりに病気と向き合いたかった」と気負わず、そしてこだわりを忘れない。夫の闘病と同時に、宮崎演じる妻の成長も描かれる本作。「役柄としては、大雑把な女性なんですね。そういう面は少し意識しましたけど、いざお芝居が始まったら、堺さんをはじめみなさんがすべてを受け止めてくれた感じです」(宮崎)、「むしろ、あおいちゃんの演じる成長物語が、映画の“幹”になってくれるから、僕は安心して“枝葉”になれた」(堺)。やはり俳優として、相性バッチリなのだ。こうなると宮崎&堺のさらなる再共演を期待したくなるもの。堺もすっかり乗り気で「次は敵対する関係もいいかもね。バイキンマンとドキンちゃんじゃないけど、好きなんだけど嫌いみたいね。だって、あおいちゃん、時々“悪い目”してるもん(笑)」。宮崎も「じゃあ、次はドキンちゃん役で(笑)」と再共演に意欲を見せた。『ツレがうつになりまして。』10月8日(土)公開取材・文・写真:内田涼
2011年10月07日12月に世界公開されるトム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の最新ポスター画像がこのほど公開され、「不可能を超えろ」という 大胆なキャッチコピーがデザインされた新作のビジュアルがお披露目された。その他の写真これまでのシリーズでは、恐るべき陰謀に立ち向かうべく“不可能”としか思えないミッションに挑んできた本作の主人公イーサン。シリーズ1作目では移動する超特急ユーロスターの屋根の上でヘリコプター相手に死闘を繰り広げ、第2作では華麗なバイクチェイスとアクロバティックな格闘で危機に立ち向かい、3作目では上海の高層ビル56階から壮絶なダイブに挑んだ。それらはいずれも、他の大作映画でも考えられないほど難易度の高いアクションで、歴代のシリーズのポスターには必ず“不可能を可能にする”というコピーが盛り込まれてきたほどだ。しかし、最新作『…ゴースト・プロトコル』では、史上最難関のミッションが待ちかまえているらしく、先ごろ公開された予告編ではイーサンがドバイのブルジュ・ハリファ(全長828メートルの超高層ビル)から決死のダイブを披露。ハリウッドデビュー30周年を迎えてもなお“スタントなし”でアクションに挑むイーサン役トム・クルーズの覚悟の強さから、本作では「不可能を超えろ」という刺激的なキャッチコピーが選択された。果たして不可能を超えた先には何が待っているのか? 物語は依然、謎に包まれているが、数々の裏切りや罠、予想外の展開が待つという。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明するべく、国や組織の後ろ盾を失った状態で“ゴースト・プロトコル(架空任務)”と名付けられた史上難関のミッションに挑む姿を描く。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年10月07日人気コミック『カイジ』シリーズの実写映画化第2弾『カイジ2 ~人生奪回ゲーム~』の完成披露記者会見が6日に都内で行なわれ、主演の藤原竜也、吉高由里子、伊勢谷友介と佐藤東弥監督、そして本作では脚本も手掛けた原作者の福本伸行氏が登壇した。完成披露の模様映画『カイジ2』は、原作ファンに人気のエピソード“欲望の沼”(『賭博破戒録カイジ』に収録)をベースに、多額の負債を抱えてしまった主人公、伊藤カイジ(藤原)が、ドン底人生からはい上がるために2週間で2億円を手に入れるサバイバル・ゲームに挑む。吉高は2009年に公開された『カイジ ~人生逆転ゲーム~』に引き続いての出演で、伊勢谷は巨大カジノの支配人役として登場する。藤原は「撮影自体は相手の裏を読み細かい駆け引きがある、張り詰めた空気の中でのお芝居だったんですが、現場を離れるとみんなで仲良くやっていた」と話し、初参加となる伊勢谷は「藤原くんを地獄に落とそうとする最大限の悪人をやらせていただいた。生瀬勝久先生、香川照之先生がかなり強烈で、本当に楽しい現場でした」と2か月半の撮影を振り返った。さらに本物の“2億円”が出演者の前に運ばれるとトークはお金のことになり、伊勢谷は「お金というものは僕らがあとから価値を付けただけであって、素材としてはただの紙。原作にはお金に固執した社会になっているというアンチテーゼがあって、先進的な考え方だと思った。お金のありようを考え直す時期にきているのでは」と語ると、藤原は「ドン底に落とされても仲間を信じてのし上がっていくカイジの姿に共感できたし、手応えを感じる作品になった。お金の価値観や仲間に対する思いだけでなく、エンターテインメントとしても優れたものができた」とPRした。『カイジ2~人生奪回ゲーム~』11月5日(土) 全国東宝系にて公開
2011年10月07日トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が12月に全世界公開されるのを前に、“トムの日”である10月6日18時にクルーズが東京・渋谷、六本木を始めとする全国43箇所の街頭ビジョンをジャックし、日本のファンに“ミッション”を発令した。その他の写真当日、街頭ビジョンで流された映像は、クルーズは本作の主人公、イーサン・ハントになりきって日本のファンにミッションを伝える47秒の映像と、新映像を含む特別映像60秒で構成。映像の中でイーサンは「君の助けが必要になった。誰かが我々を罠にはめ、テロの汚名をきせられてしまった。もちろん事実無根だ。この事件の黒幕を探し出すしかない。そこで君に頼みがある。渋谷にスパイが潜伏中だ。事件に関与しているだろう。そいつを探し出してくれ。そしてこのミッションを引き受けてほしい」と語りかけた。これまでもクルーズは大の親日家として知られ、他の国では“不可能”だったキャンペーンや、ファンとの交流の数々を実現してきた。今回の大規模なビジョンジャックもクルーズの快諾があって実現したもので、映像の最後には「また接触を試みる」とコメント。映画公式サイトで展開中の“イーサン・ハントを追え! キャンペーン”では、イーサンの追跡ポイントのひとつに“東京”が含まれており、果たして日本のファンとクルーズが次に接触するタイミングはいつになるのか? そして接触ポイントは日本なのか? 映画公開を間近に控え、さらにクルーズ=イーサンを呼ぶ声が高まりそうだ。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明するべく、国や組織の後ろ盾を失った状態で“ゴースト・プロトコル(架空任務)”と名付けられた史上難関のミッションに挑む姿を描く。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年10月06日現在では主流のデジタルでの撮影、制作された映像作品にいち早くフォーカスしたSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011の開催が近づいた。メインの長編コンペティション部門は81の国と地域から集まった494作品の中から12作品がノミネート。日本勢は俳優の小橋賢児の初監督作品をはじめ将来性豊かな3名の監督が選ばれ、今回各人が取材に応じてくれた。その他の写真まず最初は、『SPINNINGKITE』がノミネートされた加瀬聡監督。フリーの助監督として活躍する一方、自ら映画ワークショップも主催する彼はキャリア豊富な新鋭だ。今回の作品は、まだアクアラインが通る前の木更津を舞台に、人生の岐路に立った若者たちの姿を鮮やかに活写。「千葉と東京の対立構図といった自らが社会に出る前後に抱いていた思いや焦燥感、痛みを1度描きたいと思っていて。その自分の想いをようやく実現できた作品。世界の作品が集まる国際映画祭で自分の作品がどう受けとめられるのか楽しみ」と語る。一方、児童養護施設で育った青年と牧師の娘の心の旅を鋭く描く『チルドレン』を手がけたのはまだ25歳の新鋭、武田真悟監督。すでに幾つかの国内映画祭で受賞を果たしている本作は、先日発表された第33回PFFぴあフィルムフェスティバル2011でも映画ファン賞に輝いた。武田監督は「この作品は高校生の男女が不遇な家庭環境を恨むのではなく、乗り越えていく物語。自身の生い立ちも反映しています。家族が負の連鎖に陥るようなよくある杓子定規なものではなく、新たな家族像を模索する今までにない家族ドラマを創作したかった」とこの作品に込めた想いを語る。また、ドキュメンタリー映画『DON’T STOP!』は、俳優はもちろん、近年はPV監督やDJなど多彩な才能を発揮している小橋賢児の映画監督デビュー作。この作品で彼は、“CAP”の愛称で慕われる車椅子の46歳不良オヤジの米国ルート66を駆け抜ける4200キロの旅に密着した。小橋監督は「作家の高橋歩さんからこの計画を聞いた瞬間、“同行して映画にしたい”衝動に駆られて。その日から実現に向けて動きだしました(笑)。この旅で、人生に絶望していたCAPも変わったし、僕自身も変わった。現在、苦境にいる人が、この作品を通じて、一歩を踏み出すことで新たな世界と可能性が広がることを感じてもらえたらうれしい」と語る。この3作品を含め、今年もデジタルシネマの最前線をいく作品とクリエイターが勢ぞろい。アメリカの映像業界紙『VARIETY』で“世界の見逃せない50の映画祭”に選ばれた本映画祭に期待してほしい。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭201110月8日(土)~10月16日(日)文:水上賢治
2011年10月06日斬新な設定と衝撃的なクライマックスで、今なおSF映画の金字塔として名高い『猿の惑星』。その後、世界的な大ヒットを受けてシリーズ化され、その世界観は拡大した。そして2011年。誰もが知りたかった「いかに猿が人類を支配したのか!?」の謎を明らかにするのが、シリーズ最新作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』だ。その他の写真現代を舞台に、アルツハイマー治療薬の実験台として、遺伝子操作され、高い知能を手にした一匹の猿が仲間を従え、人類に反旗を翻す過程がダイナミックに描かれる本作。全米ではすでにシリーズ最高興収を記録し、批評家のレビューも軒並み高評価。シリーズ最高傑作の呼び声も高い。優れた遺伝子を受け継いだ主人公の猿同様、本作には『猿の惑星』シリーズへのオマージュが満載だ。そこで一説には20を超えるといわれるオマージュの一部を紹介しよう。特に注意深く見てほしいのは、研究所のテレビに映し出されるロケット発射のシーン。このロケットに乗っているのが、他ならぬ第1作『猿の惑星』の主人公であるテイラー(チャールトン・ヘストン)ら3人の宇宙飛行士なのだ。最新作ではロケット発射の数日後に、「宇宙船、行方不明?」の見出しが躍る。ロケットがたどり着いたのが、時空を越えた猿の惑星=地球だったことは言うまでもない。オマージュという意味合いを越えて、最新作と過去シリーズを結びつける重要なリンクとして、見逃せないポイントだ。最新作では違法に監禁された猿たちが、収容所所長の息子であるドッジ(演じるのは『ハリー・ポッター』シリーズのドラコ役でおなじみ、トム・フェルトン)に虐待を受けているという設定。猿たちがホースから激しく水を浴びせられるシーンは、第1作『猿の惑星』にも登場する。もちろん、猿と人間の立場が逆転し、ヘストン演じるテイラーに水がぶちまけられるのだが。また、ドッジは猿に囲まれた環境で「こっちの頭がヘンになる」「その汚い手をどけろ」という台詞を発するが、これも第1作でテイラーが猿たちに言い放つ言葉である。また、主人公の猿であるシーザーという名前は、『猿の惑星 征服』で猿たちの革命を率いたリーダーと同じ。最新作に登場する猿たちの名称は、過去シリーズに登場する猿や俳優に由来している。『…創世記(ジェネシス)』にはこれ以外にも、数多くの旧作オマージュが散りばめられている。コアなファンでも1回見ただけでは、すべてを発見することは難しいはず。一方、『猿の惑星』シリーズを知らない観客には、ぜひ最新作を入り口にループ状に広がる『猿の惑星』ワールドを満喫してほしい。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』10月7日(金)、全国ロードショー文:内田涼
2011年10月06日アジア初のドキュメンタリー映画祭として隔年開催されている山形国際ドキュメンタリー映画祭2011(以下YIDFF)が開幕を迎える。国際的に高い評価を受ける同映画祭は、世界の映画人が集い、参加を最大目標に掲げる海外の映像作家も多い。「東北から世界に向け文化と情報を発信する場」でもあり、今年は震災・復興をテーマにした上映やシンポジウムの開催も予定され、大きな注目を集めそうだ。その他の写真東日本大震災の後、東北全体は厳しい状況下にある。その中で迎えた今年のYIDFFは、特別な意義を持つ開催となりそうだ。開催概要を見ても、例年にも増して充実した多彩なプログラムが組まれていることが伺える。メインとなるインターナショナル・コンペティションは、101カ国、1078本の応募作の中から15作品が選出。『ぼくの好きな先生』など、日本でもよく知られたフランスの名手、ニコラ・フィリベール監督の新作となる、パリ植物園で飼われている人気者のオランウータンを記録した『ネネット』や、現在公開中で大きな話題を呼ぶ平野勝之監督の『監督失格』などがノミネートされている。なお最高賞となるロバート&フランシス・フラハティ賞など各賞を決定する審査員は、『クロエ』が日本公開されたばかりのカナダの鬼才、アトム・エゴヤン監督、『永遠のハバナ』などで世界的に知られるキューバのフェルナンド・ペレス監督らが当たる。一方、“YIDFFの最大の醍醐味”と言うファンも多い特集上映も凝ったラインナップがスタンバイ。中でも、キューバとキューバ映画にスポットを当てた『シマ/島いま―キューバから・が・に・を見る』、日本のテレビドキュメンタリーを大特集する『公開講座:わたしのテレビジョン青春編』で上映される作品は、もう2度と観られないといっても過言ではないものばかりで、貴重な機会となることだろう。さらに『東日本大震災復興支援上映プロジェクト「ともにあるCinema With US」』は3.11と向き合う企画。震災関連の上映はもとより、被災地の活動家らによるシンポジウムや現地活動報告なども行う。また、新たな試みとして、今回は、OurPlanet-TV(アワープラネット・ティービー)とのコラボレーションにより、映画祭の現場からの動画をネット上で配信することが決定。動画配信用のポータルサイトでは、10月6日-13日の8日間、開会式・表彰式を含む注目の会場からライブ配信されるので、現地に駆けつけられない人はこちらをチェックしたい。『ブンミおじさんの森』のアピチャッポン・ウィーラセタクンや、年末『無言歌』が公開されるワン・ビンら現在の世界の最前線をいく映画作家の才能をいち早く紹介したのはYIDFF。今回もドキュメンタリー映画の最先端と歴史を回顧する刺激的な8日間になることは間違いない。山形国際ドキュメンタリー映画祭201110月6日(木)~13日(木)取材・文:水上賢治(C)「監督失格」製作委員会
2011年10月06日全世界で600万本を売り上げたRPGゲーム『Dragon Age』の映画化が決定し、映画『ピンポン』や『あしたのジョー』の曽利文彦氏が監督を務めることが発表された。その他の情報映画『ドラゴンエイジ‐ブラッドメイジの聖戦‐』 は、海外のメジャーゲームアワードにおいて“Game of the Year”を含む50部門で最高ランクを受賞したゲーム『Dragon Age:Origins』の世界観を完全映画化したもので、脚本は原作ゲームのシナリオライターであるジェフリー・スコット氏自らが書き上げている。原作ゲームの販売元であるエレクトロニック・アーツ社から直々に指名を受けたという曽利監督は、映画『タイタニック』のVFXを手がけたこともあり、映画の要となるバトルシーンや血しぶきが最新のCG技術によってリアルに描写されることが期待されている。また、本作のストーリーが、RPGゲーム『Dragon Age』シリーズの第2作となる最新作ゲーム『Doragon AgeII』の前章にもなっており、映画とゲームのストーリーが繋がっている点にも注目したいところだ。『ドラゴンエイジ‐ブラッドメイジの聖戦‐』2012年2月11日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国公開(C)2011 Dragon Age Project. All rights reserved by FUNimation / T.O Entertainment
2011年10月05日韓国で観客動員300万人を超える大ヒットを記録したバイク・アクション映画『クイック!!』。10月8日(土)の公開に先駆けて行われた特別試写会会場とその応募時に行われたアンケート調査で、“タンデム(バイクのふたり乗り)したい女性有名人”第1位に女優の黒木メイサが選ばれた。その他の写真本作は、昨年日本でも公開された『TSUNAMI-ツナミ-』のユン・ジェギン監督がプロデュースし、同作でも共演したイケメン俳優イ・ミンギと女優カン・イェウォンが再び顔を合わせた話題作。今回このふたりが演じるのはスピード狂のバイク便ライダーとそのかつての恋人なのだが、爆弾テロ犯に強要され、“タンデム”状態で韓国中を走りまわるハメになってしまう。そんな本作の内容にちなんで、映画の配給会社では試写会の会場などで“タンデムしたい女性有名人”についてアンケートを実施。その結果、1位に輝いたのは女優の黒木メイサ。映画やTVドラマなど出演作がひっきりなしなだけでなく、最近ではアーティストとしても活躍が目覚しいが、見事に人気を裏付ける形となった。そのクールビューティぶりは確かにバイクが似合いそうなだけに、納得の結果と言えそうだ。続く2位と3位にはアンジェリーナ・ジョリーと藤原紀香がランクイン。前述の黒木メイサも含め、上位はライダースーツがフィットしそうなスレンダー美女たちが占めることとなった。一方、4位・5位・6位・8位には、竹内結子、檀れい、ベッキー、綾瀬はるかと癒し系タイプが入っているが、これはおそらく“バイクを駆る美女”というよりは、“後ろに乗せたい美女”たちと言えるかも。また、『クイック!!』のヒロイン自身であるカン・イェウォン、10月から日本のTVドラマに主演することで話題のキム・テヒら韓国勢も票を集めた。ランキングの結果は以下のとおり。1位黒木メイサ、2位アンジェリーナ・ジョリー、3位藤原紀香、4位竹内結子、5位檀れい、6位ベッキー、7位カン・イェウォン、8位綾瀬はるか、9位キム・テヒ、10位香里奈。『クイック!!』10月8日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国ロードショー(C) 2011 CJ E&M CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED
2011年10月05日マーベル・コミックの伝説的なヒーローを実写映画化した『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の公開記念イベントが5日に都内で行なわれ、“和製キャプテン・アメリカ”として本作の宣伝活動を全国各地で行なっているユージが登場した。その他の写真『キャプテン・アメリカ…』は、第二次世界大戦中に、兵になることを志願するも不適格の烙印をおされた青年スティーブ(クリス・エヴァンス)が、軍の極秘プロジェクト“スーパーソルジャー計画”によって強大な力を手に入れ、レッド・スカル率いるヒドラ党と戦う姿を描いた作品。この日は劇中で行なわれる極秘実験“スーパーソルジャー計画”に被験者として一般男性(29歳)が参加。しかし実験は失敗しキャプテン・アメリカの敵であるレッド・スカルが誕生してしまったが、“和製キャプテン・アメリカ”はシールドを使って、レッド・スカルを倒し任務(?)を遂行した。このレッド・スカルに扮していたのは、モデルや俳優として活躍するJOYで「僕もキャプテン・アメリカをやりたかった、悔しい。僕もシールドを使って女性を守りたい」とコメント。アメリカ生まれで、父親はアメリカ人というユージは「主人公はそこまで特殊能力はなく人間の身体で戦う真のヒーローで、それが今の日本や世界で求められているのではないか。攻めるのではなく、守るためにみんながひとつになることが大事。70年前のストーリーを今の時代にやることにはそういう意味もある」と語った。主演のクリス・エヴァンスから「ユージ、“和製キャプテン・アメリカ”就任おめでとう。PRよろしく頼むね」と映像が公開されると、ユージは「めちゃくちゃうれしい、がんばるしかない!」と感激していた。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』10月14日(金)より丸の内ルーブルほかで全国ロードショー※3D公開(一部地域を除く)
2011年10月05日高倉健の6年ぶりとなる主演映画『あなたへ』の撮影が今月3日と4日に岐阜県の高山で行われ、高倉とビートたけしが27年ぶりに共演を果たした。本作は、15年連れ添った妻の遺骨を散骨するため、富山から九州へと自家製のキャンピングカーで旅をする男の姿と、そこで男が知った“妻の本当の想い”を描き出すロードムービー。『あ・うん』『鉄道員』など数々の傑作で高倉とタッグを組んできた降旗康男が監督を務める。映画では高倉演じる倉島と、旅中で出会うさまざまな人との交流が描かれており、ビートたけしは倉島が最初に出会う人物・杉野輝夫を演じている。ふたりの共演は1985年の映画『夜叉』以来で、ビートたけしは「健さんとは27年ぶりという感じはせず、楽しく話していますが目の前に立たれるとセリフが止まっちゃいますね。おれはセリフが多くて一生懸命言っているのに健さんは「ああ」とか「そうか」とか短いセリフでずるい!(笑)」と話しており、高倉は「たけちゃんが来るのが待ち遠しくて、高山駅まで迎えに行った。彼の出番は少ないが、ぱくっと食っていくおいしい役でたけちゃんにしかできない」と互いについてコメントしている。高山での撮影後は都内や各地でのロケを予定しており、ビートたけしのほか出演者の佐藤浩市、草なぎ剛、綾瀬はるか、田中裕子、浅野忠信などの豪華キャスト陣が撮影に入る予定だ。『あなたへ』2012年秋 全国東宝系にてロードショー
2011年10月05日赤塚不二夫の代表作『ひみつのアッコちゃん』の実写映画化が決定し、主演に綾瀬はるか、初恋の相手役に岡田将生が出演することがわかった。その他の写真本作は、1962年より漫画誌『りぼん』で連載を開始、過去3回TVシリーズが放送された人気作で、小学5年生の主人公・アッコちゃんが鏡の精からもらったコンパクトを片手に「テクマクマヤコン…」と呪文をとなえて変身する設定は、当時社会現象にもなった。アッコちゃんの誕生50周年を記念して映画化される本作は、原作とは全く違ったオリジナルストーリーで、メイクやファッション、初恋、そして魔法によって叶えられる変身願望をテーマにしている。監督は『こち亀 THE MOVIE』の川村泰祐、脚本は『カイジ 人生逆転ゲーム』の大森美香で、メイクやおしゃれが大好きな今どきの小学5年生のアッコちゃんが魔法のコンパクトで22歳の女性(綾瀬)に変身し、運命的に出会ったエリートサラリーマン(岡田)ために買収問題に巻き込まれた化粧品会社の危機に立ち向かう姿を描く。映画では綾瀬がフィギュアスケーター、キャビンアテンダント、OL姿、婦人警官、バイクレーサーなどの姿を披露するようで、七変化も映画の見どころになりそうだ。綾瀬は「魔法使いに憧れていた幼い頃を思い出します。変身願望を叶えてくれる魔法のコンパクト、そして初恋と、胸がときめくような夢のある作品をみなさんにお届けしたいです」とコメントしている。『ひみつのアッコちゃん』2012年9月公開予定
2011年10月05日『東のエデン』や『攻殻機動隊 S.A.C』シリーズの神山健治監督が4日に都内で新作発表会見を行い、2012年秋公開に向けて石ノ森章太郎の傑作漫画を基にした新作『009 RE:CYBORG』を製作中であることを発表した。その他の写真当日は、一般の観客が会場に入場したほか、全国の劇場で生中継、さらにはネット回線を通じた生中継で20万人以上のファンが見守る中で会見が行われた。当日はまず約4分半のフッテージ映像が上映され、「まるで断頭台にあがる気分」と緊張の面持ちで登壇した神山監督から新作のタイトルが明かされた。本作は今から約1年前に着手し、昨年9月に神山監督による脚本が完成。Production I.Gと株式会社三次元の共同製作で、完全3Dで製作が進んでいる。本作の特徴について神山監督は「最初から3Dを前提としてキャラクターをつくり、セル画のルック(見た目)のままでフル3Dでアニメーションを作っています。未知の体験になっているのでトライ&エラーを繰り返している」と述べ、物語については「原作は70年代の冷戦時代を背景にしていましたが、今回は201X年の現代。009は(国籍の違うメンバーが集う)小さな国連軍のようでしたが、国際情勢にも変化がある中で、“攻殻”で扱ったポリティカルなテーマも描きつつ、009ならではの題材を描きたい」とコメント。フッテージ映像では、仲間であるはずの005と009の戦闘シーンも登場したが「あの場面は00同士が闘っているようにも見えますね」とヒントだけを残した。本作が目指すのは、“日本の伝統的なアニメの強み・美学”を踏襲しながら、完全3DCGのアニメーションをつくりあげること。三次元の鈴木氏は「製作の手法はピクサーなどのCGアニメと同じですが、あえてコマを抜いたり、質感を抜いたりすることで、セルアニメに見えるように作っている」と説明。公開されたフッテージでもカメラワークやキャラクターはCGでなければ表現できない内容でありながら、爆発の炎や水、ジェット噴射などはあえて手描きアニメのテイストを残すなど全カットに美学的なこだわりが見られ、石井朋彦プロデューサーは本作のアニメーション表現が「日本が3Dで唯一勝てる道」だと宣言し、これまでの神山作品を多く手がけてきた美術監督の竹田悠介氏は「009は幼少の頃の“原点”と言える作品。これを最新技術で映像化できることに興奮している」と語った。絵コンテの作業も進んでおり、公開は来年秋を予定。最後に神山監督が「1年後にみなさまの期待にそえる作品を持って帰ってきたい」と意気込みを語ると、客席からは大きな拍手があがった。なお、本会見で披露されたフッテージ映像は公式サイトで99時間限定で公開中。『009 RE:CYBORG』2012年秋公開
2011年10月05日1983年に製作され、現在も全世界で圧倒的な人気を誇る傑作映画『スカーフェイス』のブルーレイが、5日(水)に発売されるのを記念して、アル・パチーノ演じるトニー・モンタナが“Fワード”を連呼するその名も、オフィシャル“FUCK’in”トレーラーがこのほど公開された。『スカーフェイス』特別動画『スカーフェイス』は、犯罪映画のクラシックとして知られる『暗黒街の顔役』をブライアン・デ・パルマ監督、オリヴァー・ストーン脚本、パチーノ主演で新生させた作品で、一攫千金を夢見るキューバ難民のトニー・モンタナが黒社会を成りあがり、やがて破滅していく姿を強烈なセリフの応酬とバイオレンス・シーンを交えて描いている。このほど公開された映像は、劇中で発される“Fワード”だけを数珠つなぎした強烈なもの。さらには画面下には丁寧に登場カウンターも表示されている。どんなセリフにも“Fワード”を混ぜまくるモンタナの存在感は20年以上の時を経てもなお強烈で、現在も多くのHIPHOPミュージシャンたちや、若い映画ファンはもちろん、映画に興味のない若者たちにまで、モンタナはひとつのアイコンとして浸透している。このほど発売されるブルーレイは、5.1chDTS MAで音声が収録されており、これまで以上に美しい音声でモンタナの“Fワード”を堪能することができる。Blu-ray『スカーフェイス』 プレミアム・エディション10月5日(水)発売※デジタル・コピーディスク付き本編170分+特典映像142分価格:3990円(税込)発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
2011年10月05日『ジェームズ・ボンド』のダニエル・クレイグと『インディ・ジョーンズ』のハリソン・フォードがタッグを組んだ『カウボーイ&エイリアン』の公開を前に、製作総指揮のスティーブン・スピルバーグ、製作のロン・ハワード、ジョン・ファブロー監督らが本作の見どころを解説したスペシャル動画が到着した。その他の写真動画の中でファブロー監督は主演のふたりについて、「ダニエル・クレイグは知的で才能のある役者で、ハリソン・フォードはジョン・ウェインのような存在だ」と、『勇気ある追跡』などで知られる西部劇の名スター、ジョン・ウェインの名を上げて絶賛。スピルバーグは、「ピラミッドを建てたのは宇宙人だと信じる人は多い。もし古代エジプト人がエイリアンとコンタクトしていたなら、エイリアンはカウボーイと会っていたかも」と語り、『E.T.』や『SUPER8/スーパーエイト』など数々のSF作品を手掛けてきたスピルバーグらしい、エイリアンへのこだわりの強い一面を見せている。さらに今回の動画では、フォード演じる町の支配者・ダラーハイドの息子も、襲来したエイリアンにさらわれたことが明かされている。カウボーイたちは力を合わせてエイリアンを倒し、息子を始めさらわれた人々を助けだすことができるのか、気になる続きはぜひ劇場で確かめてほしい。『カウボーイ&エイリアン』10月22(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2011年10月04日韓国の釜山を舞台に“愛”をテーマに製作されたオムニバス3部作『カメリア』の公開を記念して3日、新宿バルト9で行なわれたイベントに、吉高由里子、ソル・ギョング、行定勲監督が登場した。イベントの模様映画『カメリア』は、“釜山プロジェクト”としてタイ、日本、韓国のアジア3か国が製作した3編からなるラブストーリーで、タイからはウィシット・サーサナティアン監督の『IRON PUSSY』、韓国からはチャン・ジュナン監督の『LOVE FOR SALE』が参加。行定監督は『kamome(カモメ)』で、カメラマン(ギョング)が出会った“カモメ”と名乗る少女(吉高)との物語を描いている。行定監督は「今でもソル・ギョングが(自分の)作品の中にいることが信じられない。ポン・ジュノ監督にお願いしたことから彼の出演が実現した」と経緯を説明。ソル・ギョングは共演の吉高について「最初はあどけない子どものような印象だったが、モニター画面で見ると成熟した女性で驚いた。彼女は現場をかき回すようにみんなの心をつかんで、別れの日はスタッフ全員が名残惜しんで涙を流すような、掃除機のように吸引力のある女優」と絶賛した。吉高は「大人になっていくにつれ時計の秒針に合わせて生きていくようになるけれど、ギョングさんはその秒針を持っていないような、自分だけの時間がある方。心から本能的に引っ張られるような引力があって、近くにいたら安心するような信頼感がある」と笑顔でコメントした。最後にギョングは「『kamome』はラブストーリーであるが、撮影現場から物語が始まる映画の世界での話でもあります。インスタント的だと言われる最近の恋とは違う、失ってしまったものや、失われていくものに対する切なさや名残惜しさなど、さまざまな感情が込められた作品です」とPRした。『カメリア』10月22日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2011年10月04日11月11日(金)に世界同時公開されるギリシャ神話を題材にしたアクション・スペクタクル超大作『インモータルズ -神々の戦い-』の日本語吹替版収録が4日都内のスタジオで行われ、タレントの優木まおみがアフレコ収録を行った。その他の写真映画『インモータルズ -神々の戦い-』は、『300〈スリーハンドレッド〉』の製作スタッフが人類の存亡をかけ“光の神(オリンポスの神々)”と“闇の神(タイタン族)”の戦いを描いた、全く新しい解釈のギリシャ神話の物語。タイトルの“インモータルズ”とは、“不死の存在”=ギリシャ神話に登場する神々のこと。優木は、劇中に登場するオリンポス十二神のひとりで、才色兼備の美しい女神、アテナ役の日本語吹替えを担当する。『名探偵コナン 天空の難破船〈ロスト・シップ〉』以来の声優出演で、ハリウッド実写映画は初挑戦となる優木は、「アテナは人間ではなく神なので、彼女の持つ知的で勇敢な女性像を、神の世界観を壊さないように神々しく演じたい。期待に応える仕事ができたか直接、劇場に行ってお客さんの反応も観てみたい。自分の幅を広げる新しいチャレンジなのでがんばります」と意気込みを語った。『インモータルズ -神々の戦い-』11月11日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2011年10月04日和月伸宏の大人気コミックを佐藤健主演で実写映画化する『るろうに剣心』の新キャストが決まり、吉川晃司、江口洋介、香川照之が主人公・剣心のライバルを演じることが発表された。その他の写真『るろうに剣心』は1994年から5年に渡って週刊少年ジャンプに連載され、コミックの累計発行部数は5000万部を突破、テレビアニメ化もされた大人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見いだして行く姿を描く。佐藤のほかにも、武井咲、蒼井優、青木崇高らが出演し、ドラマ『龍馬伝』を手がけた大友啓史監督が手がける本作。このほど新キャストとして発表された吉川が演じるのは、己の欲望を満たすために金で人斬りを請け負っていた浮浪人斬り・鵜堂刃衛。吉川は「敵味方の分別を忘れただひたすらに斬りまくるは、己に相応しい死に場所を得る為か。そのまとう寂しさに“ゾクッ”とさせられながら演じられる幸せ。奇々怪々です!」とコメント。剣心と対峙する旧幕府軍・新撰組三番隊組長、斉藤一を演じる江口は「今まで経験したことのない大友監督の撮影方法に新たな可能性を感じ、僕自身どう仕上がるのかが今から楽しみでいます。きっと今までにないエンターテイメントをご披露できるのではないかと思います」と意気込みを語り、『龍馬伝』で大友監督作に参加し、本作では新政府にとって代わって自分の帝国を作ろうとする男・武田観柳を演じる香川は「監督からは“新しい悪、ただの悪ではないもの”を目指すと言われて、役作りと同時に、色々な小道具だったり、メイクだったり、髪の毛だったり、衣裳だったり、外見の造作には非常にこだわっています。観柳は自由勝手に生きた人なので、僕も作品の中で自由に振る舞えればいいなと思っています」とコメントを寄せている。三名ともが主演クラスの演技力と存在感、そしてキャリアをもつ名優だけに、佐藤演じる剣心とスクリーンでどのようなかたちで対峙するのか気になるところだ。撮影は現在、関西を中心に行われており、11月に撮了予定、来夏に全国公開される。『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』2012年夏公開
2011年10月04日宮崎あおいと堺雅人主演の映画『ツレがうつになりまして。』のダイジェスト映像が公開された。ダイジェスト動画本作は、細川貂々(ほそかわてんてん)のコミックエッセイを基に、突然、うつ病(心因性うつ病)を発症した生真面目なサラリーマンの夫・幹夫(堺)と、売れない漫画化のハル(宮崎)が共に生きていく姿を笑いを交えながらほのぼのと描いた作品。このほど公開までの期間限定で公開されたダイジェスト動画は、ツレがうつ病かもしれないと気づく場面に始まり、その後のふたりを物語の順に追いかけながら、夫婦をとり囲む人々の登場シーンや、ふたりに訪れる試練の場面がテンポよく編集されている。メガホンを執った佐々部清監督は、『陽はまた昇る』『半落ち』など深い人間描写に定評のある監督で、4年越しで本作を完成させた。佐々部監督は本作について「今、うつ病で苦しんでいる人やその周りで一緒に闘っている人たちはもちろん、多くの人にうつ病を知ってほしい。人はひとりで生きているんじゃないんだという、勇気を与えてくれる映画です」とメッセージをおくっている。『ツレがうつになりまして。』10月8日(土)公開
2011年10月03日「ぴあ映画生活」調査による10月1日公開の映画・満足度ランキングは、小惑星探査機“はやぶさ”の偉業を成功させたプロジェクトチームの姿を描いた『はやぶさ/HAYABUSA』がトップに輝いた。2位に阿部寛主演で沖縄の音楽スタジオにまつわる実話を基にした『天国からのエール』が、3位に実の娘が病と向き合う父親と家族の姿を記録した『エンディングノート』が入った。その他の写真1位の『はやぶさ/HAYABUSA』は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の全面協力のもと“はやぶさ”の帰還までを描いた物語。出口調査では「“はやぶさ君がんばれ!”という気持ちになり、あきらめずに続けることの大切さを感じた」「この映画を観て日本のすごさがわかった。宇宙の映像は素晴らしくて興味を持った」「映画の中での台詞や用語、細かい描写がとてもリアルでドキュメンタリーのようだった」「人生をかけてプロジェクトに取り組む人々の姿に心を打たれた。携わった人たちの気持ちやそれぞれの人生観など、裏側まで知ることができた」など、子どもから70代まで世代を超えて熱い支持を集めた。2位の『天国からのエール』は、沖縄にあるスタジオ“あじさい音楽村”の創設者・仲宗根陽(なかそねひかる)氏をモデルに、余命宣告を受けた主人公と若者の交流を描いた人間ドラマ。アンケート調査では「沖縄の雰囲気は心地よく、阿部寛演じる主人公の一生懸命さが伝わってきて終盤はホロリときた」「仲宗根さんの人柄が素敵。今の若者に必要なメッセージが詰まっている」「こんなに泣いた映画は初めて。沖縄で暮らす若者の環境や地域性が伝わってくる凄くいい映画」「自分のことよりも高校生を応援する主人公の姿に感動。私も夢を叶えたいと思った」など、20代を中心に好評だった。(本ランキングは、2011年10月1日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2011年10月03日トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル』シリーズの最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の劇場鑑賞券第2弾が今月6日(トムの日)に発売される。その他の写真本作は、全世界で累計14億ドル、日本円で1120億円以上の興行成績を記録したシリーズの第4弾で、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るスパイエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自ら潔白を証明するべくシリーズ史上最も不可能なミッションに挑む姿を描く。7月末に発売された劇場鑑賞券第1弾は、公開14週前にも関わらず驚異的なスピードで販売枚数1000枚を突破し、好調な売り上げを見せた。そして10月6日(トムの日)より発売される待望の第2弾の特典は、シリーズ史上初の試みとなる着音付きメンバーズカードで、お馴染みのテーマ曲がダウンロードできるというもの。第1弾と同様、販売店舗ではディスプレイなど、様々な取り組みが行われることが予想される。また、今回ONLINEで解禁された写真には、映画『ハート・ロッカー』でオスカーにノミネートされたジェレミー・レナー、『プレシャス』のポーラ・パットン、そして前作に続きイギリスを代表する俳優サイモン・ペッグらが登場しており、謎に満ちていたイーサンのチームメンバーが一部明らかになった。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー(c)2011 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.
2011年10月03日前作『ベルヴィル・ランデブー』が世界的に高評価を受けたシルヴァン・ショメ監督の最新作『イリュージョニスト』のDVD&ブルーレイが、10月8日(土)に発売されるのを前に、本編映像の一部が公開された。『イリュージョニスト』本編クリップ映像本作は、フランスの喜劇王ジャック・タチが愛娘のために書いた遺稿を、ショメ監督が映画化したもので、50年代のパリを舞台に、時代に取り残されたひとりの老人手品師タチシェフと、彼を“魔法使い”だと慕う少女・アリスの物語を描く。このほど公開された映像は、偶然に出会ったタチシェフとアリスが言葉が通じないながらも、身ぶり手ぶりで交流しながら、少しずつ心の距離を縮めていく過程を描いたもの。短い映像ながら、ショメ監督らしい淡い色彩や、ジャック・タチを思わせるタチシェフの動き、細部まで描きこまれた街の風景を楽しむことができる内容となっている。『イリュージョニスト』10月8日(土)DVD&ブルーレイディスク発売&レンタル開始価格:ブルーレイ 4935円(税込)/DVD 3990円(税込)(C)2010 Django Films Illusionist Ltd/Cine B/France 3 Cinema All Rights Reserved.
2011年10月03日