2010年7月からテレビ東京系で放送された森山未來主演のドラマ『モテキ』の映画版の公開を記念し、映像配信サイトのGyaO!がドラマ全12話を無料で配信する。その他の情報ドラマ『モテキ』は、もうすぐ30歳をむかえる冴えない幸世(森山)に突然訪れた“モテ期”を描いたもので、深夜ドラマにもかかわらず高視聴率を記録し、第48回ギャラクシー賞選奨を受賞した。映画版は原作者の久保ミツロウ自らTVシリーズ終了から1年後の設定で、オリジナルストーリーを書き下ろしたもの。第2の“モテ期”を迎えた幸世が新たなヒロインの長澤まさみ、麻生久美子、仲 里依紗、真木よう子と恋愛模様を繰り広げる。映画が9月23日(金)に公開されるのを前に、GyaO!では8月31日(水)に1日限定でドラマ全12話を無料で配信し、サイト内で特集ページを公開する。GyaO!が民放ドラマの無料映像配信を行うのは初の試みで、今回は映画、テレビ、インターネットという異なるメディアの相互作用によって『モテキ』の魅力や認知度をより高めるために、配信を決定したという。●ドラマ『モテキ』全12話 無料配信配信期間:2011年8月31日0時~23時59分 1日限定対象デバイス:PC版GyaO!およびスマートフォン版GyaO!(iPhone、iPad、Android端末)『モテキ』9月23日(金)公開(C)「モテキ」久保ミツロウ/講談社(C)「モテキ」製作委員会
2011年08月25日1983年に製作され、現在も全世界で圧倒的な人気を誇る傑作映画『スカーフェイス』がこのたび初ブルーレイ化されることを記念して、現地時間23日にLAで発売記念イベントが行われ、主演のアル・パチーノ、スティーブン・バウアー、ロバート・ロッジアら出演者と本作を愛する豪華ゲスト陣が登場した。発売記念イベントの写真『スカーフェイス』は、犯罪映画のクラシックとして知られる『暗黒街の顔役』をブライアン・デ・パルマ監督、オリヴァー・ストーン脚本、パチーノ主演で新生させた作品で、一攫千金を夢見るキューバ難民のトニー・モンタナ(パチーノ)が黒社会を成りあがり、やがて破滅していく姿を強烈なセリフの応酬とバイオレンス・シーンを交えて描いている。会場に姿を見せたパチーノは「あの作品を撮っていた頃、あるオフのときにガールフレンドとデートしてたんだ。ふたりで散歩してると、犬が僕に向かって、かなり激しく吠えたんだけど、その時、犬に向かって、とっさにファイティングポーズをしちゃったよ。その瞬間、まさにあの短気で喧嘩早いトニー・モンタナが乗り移ってたね」と笑顔で当時を振り返り、「28年前にこの映画が公開されて、僕たちがまさに“ギャング映画の歴史”を変えたと言っても過言じゃないと思う。それぐらい、この映画は映画界に一石を投じたと信じている」とコメント。公開当時はその過激な内容から本作への批判もあったが、出演者のマーリー・エイブラハムが「公開後すぐに母親から『なんなのあの酷い言葉づかいは!』と大興奮で電話がかかってきた。母親は(パチーノ同様)イタリア人なんだけど、『イタリア人は、あんな言葉づかいはしません。アル・パチーノ君に、ちゃんと言っておきなさい。あんな映画は、二度と出ちゃだめよ!』て言われたよ」と振り返ると場内は大爆笑に。会場にはKISSのジーン・シモンズや、HIPHOPミュージシャンで俳優のリュダクリス、『ホットファズ』のエドガー・ライト監督などのセレブたちが姿を見せるなど、公開から28年の時を経て本作が“歴史に残る傑作”になったことを改めて証明する一夜となった。ブルーレイ『スカーフェイス』プレミアム・エディションは、本編と未公開シーンやドキュメント『トニー・モンタナの世界』などの映像特典142分を収録した内容で、10月5日(水)にリリースされる。ブルーレイ『スカーフェイス』プレミアム・エディション10月5日(水)リリース※デジタル・コピーディスク付き本編170分+特典映像142分価格:3990円(税込)発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
2011年08月24日『.hack』(ドットハック)シリーズ最新作となる、劇場用3Dアニメ『ドットハック』の制作発表会が、8月23日に東京・秋葉原UDXシアターで行われ、メインキャストに起用された若手俳優の桜庭ななみ、松坂桃李、田中圭らが出席した。【制作発表会の写真/『ドットハック』作品画像を見る】『.hack』は、シリーズ累計300万本以上を記録する大ヒットRPG。アニメ・書籍・コミックなどと連動し、多くのファンに支持されている。全ての作品が、今からそう遠くない未来、世界最大の会員数を誇るネットワークゲーム“THE WORLD”(ザ・ワールド)を共通の舞台とする。最新作は、株式会社バンダイナムコゲームスが手がける劇場用3Dアニメの第2弾。2024年、日本の地方都市。中学2年生の“有城そら(ユウキソラ)”は、友人に誘われ“THE WORLD”に参加し、仮想世界での冒険に夢中になる。しかし“THE WORLD”で発生した異変が現実を侵食していく。現実とゲーム空間、2つの世界が交差するスペクタクル・アクセス(接続)・ストーリーを、最先端の3DCG技術で描く。主人公を演じた桜庭は「アニメのアフレコは何度挑戦しても難しい。でもキャラクター設定が、好きな色やよく行く店など自分とよく似ていて、演じていて楽しかった」と振り返った。“そら”をサポートする同級生の“田中翔(タナカカケル)”を演じた松坂と、“そら”と幼馴染でクラスの人気者“岡野智彦(オカノトモヒコ)”を演じた田中は、ともにアフレコ初体験。松坂は「映像に感情を乗せにくくて、生身で演じるときとは違ったアプローチをするのが難しくもあり面白かった。翔はもの静かで、ぼそぼそ喋る点が自分と似ている。いつもは現場で“もっとテンションあげて”と言われるのに、“元気がありすぎる”と言われて新鮮だった(笑)」と語った。田中は「お芝居と違って気持ちが届いているのか最初は不安だったけど、貴重な経験だった。自分ができないことを映像がやってくれるのが楽しかった。僕は普段からテンションが高いので智彦はやりやすかった、中学生なので意識してかわい子ぶった(笑)」と語った。互いの印象について、桜庭が「田中さんとは以前共演したので、緊張せず楽しくやれた。松坂さんは初めて会った気がしない、いとこみたいな感じ」と笑顔を見せた。松坂が「2人は共演しているので絆があって入りにくいかと思った」と言うと、すかさず「絆なんてありましたっけ?」と返した桜庭に、田中が「そこは“ある”でいいじゃない!」と突っ込んで盛り上げた。最後に桜庭が「3D映像は迫力があり、ゲームに入ったような気持ちになれた。ゲームをやったことがない方でも楽しめる作品。沢山の人に見て欲しい」、松坂は「現実とゲームの世界は違っても、自分は同じ。でもゲームの世界では疑似体験ができたり願望が表現できる。そういう点にも注目して見て欲しい」、田中は「“THE WORLD”の映像は想像を超える迫力で圧倒される。こんなゲームをやってみたいと思えるはず。CGアニメの良さを感じられる作品」と力を込めた。『ドットハック』は2012年1月より全国公開。
2011年08月24日ジョニー・デップが主人公を演じたCGアニメーション映画『ランゴ』と、人気のTシャツブランド“graniph(グラニフ)”のコラボレーションTシャツが製作され、10月1日(土)から全国発売されることが決定した。コラボレーションTシャツ『ランゴ』は、人間に飼われていたカメレオンのランゴが、導かれるままに訪れた水不足に悩む街で、成り行きで保安官に就任し、真のヒーローになるべく奔走する姿を描く。このたび製作されたコラボTシャツは全7種類。ピンク地に黒でランゴの顔がプリントされた“Sketch Rango”や、映画のキャラクターたちが集結した“Rango&Friends”、着るだけでランゴ同様の保安官気分が楽しめる“Fake Waistcoat”など、映画のビジュアルを巧みに活かしたデザインがそろった。それぞれSS/S/M/Lとキッズ4サイズが発売される。本作に登場するキャラクターはカメレオンや巨大なヘビ、フクロウなどクセのある生き物たちばかりだが、それぞれが個性豊かにデフォルメされており、最初は少しだけとっつきにくくはあるものの、観れば観るほどクセになり、いつしか愛着がわく“キモ可愛い”キャラばかり。かつて、デップの朋友であるティム・バートン氏が手がけたアニメ『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』は、ダークトーンに統一された奇怪でおどろおどろしいキャラクターに衆目が集まったが、現在では定番の人気キャラクターとして定着。アニメやデザインの多様性・先鋭性に敏感な日本では『ナイトメア…』の独自グッズが数多く開発されたという歴史があり、デップが演じた“ランゴ”も日本の観客に愛されるのかどうか注目したいところだ。『ランゴ』10月22日(土) 新宿バルト9 ほか全国ロードショー
2011年08月24日公開中の『イースターラビットのキャンディ工場』で日本語吹替えを務めたシークレット声優が発表され、23日にTOHOシネマズ 日劇で行なわれた舞台あいさつに登場した。舞台あいさつの模様本キャンペーンは、主人公・キャンディ国の王子イービーを守る3匹のうさぎ“ピンク・ベレー”の中の、おっちょこちょいでドジな女の子を演じたボイスキャストを当てるというもので、ヒントは日本語吹替え版主題歌を歌うAKB48のユニットNot yetのメンバー(大島優子、指原莉乃、北原里英、横山由依)のひとりだということまでが明かされていた。アフレコの模様が流されると「正解は私です」とウサギの耳を着けた指原が登場。自分のアフレコ姿を観ながら「もともと苦手な分野なので声優は難しかった。でもクシャミはほぼ一発OKで、ほめられました。(声優の)話がきたときは『なんで私なんだろう?』と思ったけれど、Not yetのメンバーの中で一番おっちょこちょいなので私が選ばれたのかも」と分析し、「声優をやって気付いたことは、タイミングを合わせる難しさ。でもピッタリ合うと気持ちがいいので、機会があればNot yetのメンバー4人でやってみたい。北原里英はアンジェリーナ・ジョリーと唇が似ているので、Not yetメンバー4人で共演してみたい。サスペンスが好きなので、ラブストーリーもあって、最後に感動するというようなラブ・サスペンスに出たい」と豊富を語った。映画『イースターラビットのキャンディ工場』は、夢を叶えるために、イースター島を飛び出したウサギのイービーと、ひょんなことからイービーを助けることになった人間のフレッドとの珍騒動を描いた物語。『イースターラビットのキャンディ工場』公開中
2011年08月24日『レッドクリフ』2部作など、大ヒット作を手がけるジョン・ウー監督が、台湾の気鋭監督スー・チャオピンと共同監督を務めた『レイン・オブ・アサシン』が8月27日(土)から公開されるにあたり、ジョン・ウー監督とスー・チャオピン監督が来日し、インタビューに応じた。その他の画像本作は、ミシェル・ヨー、チョン・ウソン、バービー・スーら、中国、韓国、台湾、香港のスター俳優を集めて撮りあげた武侠アクション大作。『HERO』『孫文の義士団』のアクション監督スティーブン・トン、『男たちの挽歌』の撮影監督ホーレス・ウォンら、一流スタッフが集結しているのも注目を集めている。プロデューサー兼監督を務めたウー監督は、この映画に関わった理由を「スー監督の脚本を読んで、いままでの武侠映画やアクション映画とは違うものを感じた」と明かし、「人間の愛情が描かれているだけでなく、サスペンスの要素がある。そして、リアルな生活感やオリジナリティのあるアクションがある。人間性を深く描いている点にも興味をそそられた」とコメント。また主演のミッシェル・ヨーについて、スー監督は「非常に自立心が強くて、自分に要求の高い人。プロフェッショナルな女優さん」と語り、ウー監督は「アクションシーンの95%、いや98%かな? 自分でやるんですよ。本当に映画が必要とすることであれば、できる限り自分でやるという姿勢はすごいと思います」と話してくれた。最後にウー監督は、「スー監督は、“愛”や美しいアクション、登場人物の魅力を描ききっているだけでなく、何を犠牲にしても恐れることなく、新しい人生をやり直す強さをも描いている。スー監督の脚本と演出方法が実現した映画」と本作への自信を覗かせる笑顔を見せた。『レイン・オブ・アサシン』8月27日(土)、新宿武蔵野館ほか全国公開
2011年08月23日製作期間6年、撮影日数3000日、総製作費35億円をかけたネイチャードキュメンタリー映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』が、特製グッズが当たるTwitterキャンペーンを行っている。その他の写真映画は、従来のネイチャードキュメンタリー作品では見ることのできなかった自然の美しさや“動物たちの目線”を最新のカメラ技術で捉え、世界18か国、24か所を股にかけ全15シーンに及ぶ史上初の決定的瞬間と、あらゆる動物の20を超えるエピソードで生命の強さと美しさを描いたもの。今月19日(金)より始まったTwitterキャンペーンでは、映画に関連した“いのち”をテーマに、「あなたにとって“生きる”とは何か?」という質問への回答を募集。投稿者の中から抽選で10名に映画オリジナルグッズの詰め合わせが当たるという。Twitterをやっていない人でも投稿することができ、投稿されたツイートは映画の公式サイト内で見ることができる。投稿された回答には「生きるって、大切な人を守り続けること」や「毎日、一日一秒を大切に生きること」などメッセージ性の強い内容が多く、一般人からの投稿のほかに、作詞家の秋元康やタレントのベッキーら著名人の“生きるとは?”の回答も公開している。本キャンペーンは9月5日(月)まで実施、映画は9月1日(木)より全国300館以上で公開される。『ライフ -いのちをつなぐ物語-』9月1日(木)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー(C)BBC EARTH PRODUCTIONS (LIFE) LIMITED MMXI. ALL RIGHTS RESERVED
2011年08月23日ウォルト・ディズニー生誕110周年を記念して製作された映画『くまのプーさん』の公開を記念して、本日(23日)から28日の6日間、汐留にある日テレホールで“くまのプーさん展”を開催している。絵コンテも展示!映画が9月3日(土)に公開されるのを前に開かれた本展では、映画の絵コンテやキャラクター図鑑などイラストの数々を展示。“100エーカーの森”をイメージした広場では、ほんのりハチミツの香りがする中でキャラクターたちと写真撮影ができるほか、様々な仕掛けもある。中でも注目なのが、映画にも登場した“クリストファー・ロビンの部屋”。なんとアメリカにあるウォルト・ディズニーの本社から部屋自体をほぼそのまま日本へ持ってきて、映画の世界を忠実に再現したという。まさにここでしか見ることができない貴重な展示物。来場者には数量限定でポストカードのプレゼントもあるので、映画公開前に足を運んでみては。物語は“100エーカーの森”を舞台に、ハチミツが大好きな“プーさん”とその仲間たちが、“謎の怪物”にさらわれてしまったクリストファー・ロビンを救出しようと冒険を繰り広げる。「くまのプーさん展」8月23日(火)~8月28日(日) 10:00~18:00汐留・日本テレビ2階日テレホールCにて開催中※入場無料『くまのプーさん』9月3日(土)ロードショー(C)Disney Enterprises,Inc.All Rights Reserved.
2011年08月23日JJYジュンスの双子の兄JUNOが、BeeTV恋愛体感ドラマ『快感ストロベリー ~秘蜜の花園~』に本人役で出演することが決定した。その他の写真JUNOは、2010年に中国で正式にデビューし、187センチの長身と男性的な筋肉美、そして高い歌唱力が高評価を獲得。日本でも31日(水)のデビュー前から、写真集が発売されるなど注目を集めている。そんな彼が出演するドラマ『快感ストロベリー』は、主人公の目線でドラマを疑似体験することで、日常には体験できない夢見心地の世界を体験し、妄想の狭間を埋めるドラマティックラブコメディー。主人公をお嬢様ダッコするなど、ファンの妄想心をかき立てるシーンに挑戦したというJUNOは「ウキウキしました。日本語のセリフはちょっと難しかったけど、演じてみてとっても楽しかった」と満足気に振り返った。また本ドラマの主題歌『believe…~君を信じて~』もJUNOが手がけており、「メロディーも歌詞も大好きでとても気に入っています。一番好きな歌詞は“君を(今)信じて”。(歌詞の内容に)ぐっときました。恋をしたくなったときにぜひ聴いてほしいです」とコメントしている。ドラマの配信は9月1日(木)から毎週月・木曜日に、全17話を配信。主題歌の『believe…~君を信じて~』は、9月21日(水)より着うた・着うたフルで配信予定。恋愛体感ドラマ『快感ストロベリー~秘蜜の花園~』9月1日(木)から、毎週月・木曜日配信全17話※JUNOは第8話に出演JUNO『believe...~君を信じて~』9月21日(水) 着うた・着うたフル配信開始レーベル:rhythmzone
2011年08月23日日本でも2007年春に公開され好評を得たアカデミー受賞アニメ『ハッピーフィート』の続編『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』の最新予告編がこのほど公開された。予告編はこちら『ハッピーフィート』は、“心の歌”を歌うことが重要視される社会の中で、歌が歌えないペンギンのマンブルが、自らの足で繰り出す軽快なリズムとダンスで仲間の心を動かし、自らの進む道を見出していく姿を描いた作品。続編では、踊る理由を見つけられずにいたマンブルの息子エリックが、空飛ぶペンギンのマイティ・スベンと出会い、自らも「空を飛びたい」と奔走する物語を主軸に、家族やペンギン国を守るためにガッツを見せるマンブルの活躍や前作を上回るスケールのミュージカルシーンを描く。本作の最大の魅力は華麗なミュージカル・シーンと、アニメーションとは思えないほど個性とクセのあるキャラクターたち。“子ども向け”に作られたステレオタイプなキャラクターとは異なり『ハッピーフィート』シリーズに登場する仲間たちは、コンプレックスに悩む主人公や、迷信を武器に富と地位をほしいままにしている少し間の抜けた預言者、情熱的なダンスを武器に手あたり次第にストリート(?)で女の子に声をかけまくるペンギンなど、型やぶりで愛すべき者たちばかり。このほど公開された予告編でも、小さいながら自分の進むべき道を探して右往左往する子ペンギンのエリックや、前作以上の軽快さと“チャラさ”で場をかき回すラモンなど、個性豊かなペンギンたちが次々と登場している。『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』11月26日(土) 3D/2D同時公開※特典付き前売り券発売中。一般券には「エリックミニタオル」小人券には「踊るペンギンシール」親子ペア券には両方の特典をプレゼント
2011年08月23日製作期間6年、撮影日数3000日、総製作費35億円をかけたネイチャードキュメンタリー映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』のトークショー付き試写会が21日(日)に都内で行われ、上野動物園の前園長・小宮輝之氏が登壇した。その他の写真映画は、従来のネイチャードキュメンタリー作品では見ることのできなかった自然の美しさや“動物たちの目線”を最新のカメラ技術で捉え、世界18か国、24か所を股にかけ全15シーンに及ぶ史上初の決定的瞬間と、あらゆる動物の20を超えるエピソードで生命の強さと美しさを描いている。当日は、今年の7月までの約7年間上野動物園の園長を務め、動物関連の書籍を多数監修している小宮氏が登壇し「動物たちの一番良い姿が集められている、とても贅沢な作品。この映画を観ると、素晴らしい動物たちが見られるような世界や環境にしたいと思えます」と本作を絶賛し、「40年以上動物たちと触れあってきた私でさえ、初めて観るような映像もあったので驚いた。“コイシガエル”と呼ばれるカエルは初めて知り、なぜ“コイシガエル”と呼ばれるのか、びっくりするので観て確かめてほしい」とPRした。本作は9月1日(木)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国で公開される。『ライフ -いのちをつなぐ物語-』9月1日(木)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー(C)BBC EARTH PRODUCTIONS (LIFE) LIMITED MMXI. ALL RIGHTS RESERVED
2011年08月23日「ぴあ映画生活」調査による8月19日、20日公開の映画・満足度ランキングは、ドリームワークスアニメーションの新作『カンフー・パンダ2』がトップに輝いた。2位にウサギのイービーが珍騒動を巻き起こすファミリー映画『イースターラビットのキャンディ工場』が、3位に宇仁田ゆみの人気コミックを実写映画化した『うさぎドロップ』が入った。その他の写真1位の『カンフー・パンダ2』は、前作で“龍の戦士”となった主人公ポーが仲間たちと壮大なカンフーバトルを繰り広げる3D作品。出口調査では「『2』のほうが笑えた。細かい表情やカンフーの動きは本物みたいでカッコイイ」「ポーがすごく可愛かった」「お師匠様がカッコイイ」など、子どもたちから人気を集める一方で、大人からも「迫力があってワクワクした。親子の絆、愛情に感動」「子どもと一緒になって大人もクスリと笑える場面が多く、トラウマを乗り越えて敵と戦うシーンに感動した」「前作よりもユーモアがあって、パンダのキャラが最高!彼女と観に来たがふたりとも楽しめた」など好評で、前作『カンフー・パンダ』の満足度(89.6点)を上回る92.0点を記録した。2位の『イースターラビット…』は、夢を叶えるためにイースター島を飛び出したイービーの珍騒動を描き、全米で大ヒットを記録したアニメーション。アンケート調査では「イービーが世界をハッピーにしていくところがいい!」「ドラムが上手で音楽の才能があるイービーが好き」「イービーのいる世界に行ってみたい」など、小学生の女の子を中心に人気が高く、大人からは「映像がカラフルで優しい雰囲気があって子どもと一緒に楽しめた」「夢のある映画で、あきらめない主人公の姿を子どもに見せられてよかった」などの声が上がっていた。(本ランキングは、2011年8月19日(金)、20日(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2011年08月22日全米・全英で大ヒットを記録したホラー映画『インシディアス』の日本公開を前に22日、都内で納涼試写会が行なわれ、岡本夏生がゲストとして登場した。夏生さん、早朝から全開です!本作は、『ソウ』シリーズの生みの親であるジェームズ・ワン監督と脚本・出演のリー・ワネルが、『パラノーマル・アクティビティ』のオーレン・ペリ率いるスタッフと製作したホラー作品で、一軒家に引っ越してきた家族に襲い掛かる恐怖を描き、全米・全英で10週連続TOP10入りを記録した話題作。「もぅ命がけです」と際どいスーパー・クールビズ・スタイルで登場した岡本は、「映画は好きでよく六本木ヒルズの水曜レディースディで、1日4本くらいは観ていたんですが、突然のブレイクで今は観る機会が無くなって、お仕事として観られるなんて贅沢」と笑顔で話し、「でも久しぶりに観る映画が感動ものやラブストーリーじゃなくてホラーなんて…私の人生そのもの!」と嘆きつつも、「ホラー映画は大好きで、子どもの頃に観た『シャイニング』や『オーメン』は、40年経って大人になっても忘れないもの。『ソウ』シリーズも偶然、全部観ていたのよ。女性の方は目をつぶってしまうらしいけれど、私はホラー映画で目をふさいだことはないの!」と語り、「最後までガチンコで103分、のめり込みたいと思います」と意気込みを語った。当日は、公開生実験と題して会場に暗視カメラとサーモグラフィが用意され、岡本が鑑賞後にどのくらい体温が下がったかを実験する。『インシディアス』8月27日(土) シネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー
2011年08月22日9月9日(金)に映画『スマーフ』も日本公開される小さな青い妖精“スマーフ”が弊社を訪問。あいさつだけでなく、業務の“お手伝い”までしてくれた。その他の写真遠い森で暮らす青い妖精スマーフは、自分たちでつくったキノコのお家で仲良く暮らしているが、映画版では、悪い魔法使いによって現代のNYに迷い込んでしまい、森へ帰るため大冒険を繰り広げる。そこで映画公開の前に緊急来日し、弊社を訪れた。今回、訪問してくださったのはおっちょこちょいのクラムジーさんと、546歳の村のリーダー、パパ・スマーフさん、そして村で唯一の女の子スマーフェットさん。3人は弊社の受付で来客を出迎え、さらにはデスクで日常業務のお手伝いもしてくれた。ちなみに今回は弊社担当が“妖精の手も借りたい”忙しさのため、訪問いただいた上にお手伝いまでお願いしたが、実は“スマーフ”は世界の大スター。これまでに全世界で5億個以上のフィギュア、1000万個以上のぬいぐるみ、60億個以上のお菓子(グミ)を売り上げ、スクリーンデビューを果たした映画『スマーフ』は公開直後の全米ボックスオフィスでは1位と僅差で2位を獲得している。しかし、“家族は互いに助け合う”を合言葉に仲良く暮らしている心優しい妖精だけに、笑顔でお手伝いをこなし、遠い森へと帰っていった。『スマーフ』9月9日(金)TOHOシネマズ有楽町ほか、全国ロードショー
2011年08月22日2009年に放映され、人気を集めた深夜ドラマ『深夜食堂』が2年ぶりに復活し、10月から放映されることが決定した。その他の情報『深夜食堂2』は、前シリーズの主要スタッフとキャストが続投し、安倍夜郎の人気コミックを基に繁華街の片隅で深夜にだけお店を開く“めしや”を舞台に、マスター(小林薫)と店に集う個性豊かな人々の姿を描く。前シリーズは『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の松岡錠司、『マイ・バック・ページ』の山下敦弘らが監督を務め、フードスタイリストに『かもめ食堂』の飯島奈美、ゲストに田畑智子、オダギリジョー、あがた森魚らを迎え、毎話こだわり抜いた作品作りを行い、深夜ながら熱狂的なファンを生み出しただけでなく、優秀な放送番組に贈られるギャラクシー賞でテレビ部門選奨(第47回)を受賞するなど、人気・評価の両面で成功をおさめた。マスター役の小林は、本作の魅力について「個性的なキャスティングと、グルメとは180度違った、とはいえB級グルメなるものとは一味違った、あのなつかしい料理の数々じゃないでしょうか」と述べ、「予算が無い、ゆえに不便な場所へのスタジオ通い。無い無い尽くしの番組ではありますが、松岡、山下監督らがいなければあのテーストは実現しなかったでしょう。今回は前回にも増して、(監督の)小林聖太郎さん、(脚本の)荒井晴彦さんらが加わり、大変パワーアップしており楽しみです」と続編への意気込みを語っている。『深夜食堂2』(全10話)TBS・MBSにて10月より深夜放送(曜日・時間未定)(C)2011安倍夜郎・小学館/「深夜食堂」製作委員会
2011年08月22日『スーパーマン』や『バットマン』を生み出してきたDCコミックの人気作を実写映画化した大作『グリーン・ランタン』の本編映像の一部がこのほど公開され、主人公ハル・ジョーダンと彼の幼なじみのキャロル・フェリスの登場シーンが紹介されている。その他の写真『グリーン・ランタン』は、平凡な地球人であるハル・ジョーダンが、全宇宙の平和と正義を守る宇宙警察機構、通称“グリーン・ランタン”のメンバーに選出され、想像したものをすべてカタチにできる最強パワーをもつリングを武器に、壮大な戦いに身を投じる姿を描く。このほど公開されたのは、恐れない者のみを選ぶランタンによって強大な力を持つリングを託されるも、恐怖から逃れることができない“普通の地球人”ハルと、彼を幼少期から知っているがゆえに彼の心の奥に眠っている“勇気”を見出そうとするキャロルが語り合う場面。キャロルを演じたのは、ドラマ『ゴシップガール』に主演し、女性から圧倒的な支持を得たブレイク・ライブリー。彼女は『旅するジーンズと16歳の夏』や『ザ・タウン』など映画にも多く出演し、オリバー・ストーン監督の新作への出演も決定している人気女優だ。これまでアメリカのヒーローものに登場するヒロインは、ヒーローに“守られる”ために存在するお姫様役か、先天的に超人パワーを持ち、地球を“守る”スーパー・ウーマンが多かった。しかし、本作に登場するキャロルは、主人公ハルの幼なじみであるだけでなく、彼女自身もテストパイロットの資格を持つ“仲間”で、スーパー・パワーはないものの、ハルを励まし、彼自身が気づかなかった内なる力を見出す“最大の理解者”として物語上、重要な役割を果たしており、これまでヒーロー映画になじみの薄かった女性客からも支持を集めそうだ。『グリーン・ランタン』9月10日(土)より丸の内ピカデリーほか 3D/2D 全国ロードショー(C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. TM& (C) DC COMICS.
2011年08月19日ドリームワークスアニメーションの新作『カンフー・パンダ2』が8月19日、全国で封切られ、日本語吹替え版で主人公ポーを演じる山口達也(TOKIO)をはじめ、共演するMEGUMIと笹野高史が東京・新宿ピカデリーで初日舞台挨拶を行った。その他の写真前作でカンフーを取得し“龍の戦士”となったパンダのポーと仲間たち“マスター5”が、中国を制圧するべく現われた孔雀のシェン大老たちと壮大なカンフーバトルを展開。全国約300館で公開され、うち9割のスクリーンで日本語吹替え版が上映される。山口は「前回と違って、不安もなく思いっきりできた」と続投したポー役に手応え十分。今回は謎に包まれていたポーのルーツも描かれており「ポーの生い立ちや自分探しの旅に注目してほしい」とアピールした。4月には米カリフォルニアのドリームワークスで開催されたプレス向けのPRイベントにも出席。オリジナルキャストのジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリーと対面し「ジャックからは『お前らしいポーを演じろ』ってアドバイスをもらった。アンジーは僕より年下ですが、とてもセクシーだった」と振り返った。マスター5の一員であるマスター・ヘビを演じるMEGUMIは「普段は抑揚のないしゃべり方なので、弾けた感じを意識した。強さの中にある優しさが表現できていれば」。笹野はポーの師匠シーフーを演じ「役作りのために近所の多摩動物園に行きました……というのはウソですけど(笑)。続きがあるなら、ぜひまた選んでほしい」とラブコール。山口同様、二人とも前作からの続投で、キャラクターに対する愛着も人一倍だ。今月3日には、3人揃って東北キャンペーンを敢行し、ワーナー・マイカル・シネマズ福島とMOVIX仙台で舞台挨拶に立った。「みなさんいい笑顔だった」(山口)、「喜んでくださって、私のほうが元気をもらった」(MEGUMI)、「福島のお子さんたちにも楽しんでもらえたようで、元気もらえた」(笹野)と笑顔を見せていた。『カンフー・パンダ2』公開中
2011年08月19日渡辺謙、ジョン・キューザックら豪華な顔ぶれが揃う米中合作映画『シャンハイ』が20日(土)から公開になるにあたり、チョウ・ユンファの妻役を演じたコン・リーがインタビューに応じた。その他の写真映画『シャンハイ』は、太平洋戦争前夜にあたる1941年の上海を舞台に、親友の死の真相を探るべく上海を訪れた米国諜報員の男(キューザック)が、中国・アメリカ・日本を巡る巨大な陰謀に巻き込まれながら、運命の愛に出会い、激動の時代を生き抜いていく姿を描いたサスペンス・ドラマ。「脚本も、監督も、外国人。客観的な視点でこの時代を語ることができるから」と、本作への出演を決めた理由を明かしたコン・リーは、演じたアンナ役について「彼女には信じるものがある。どんな時代に生きていても、何かを信じていることは大切。彼女にとっては、自分自身よりも自分の国が大切だから闘うの。女性は、みんな戦士であるべきよ。私たちもそんなふうに生きなくちゃ」とコメント。ミカエル・ハフストローム監督については「あまり多くを語らない人だけど、俳優たちとのコラボレーションにはとてもオープン。俳優たちになるべく自由にやらせてくれて、その上で何か思うことがあれば、正直に言ってくれる。豊かにキャラクターを表現できるから、すばらしいことだわ」と語ってくれた。また本作について「あの時代のアジアを、外の視点という、より良い方向から見た映画。とても良い映画で、私自身も気に入ってます」とPRした。『シャンハイ』8月20日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2011年08月19日『赤ずきん』や『クロエ』など公開作の続くアマンダ・セイフライド(サイフリッド)と、『G.I.ジョー』のチャニング・テイタムが主演する恋愛映画『親愛なるきみへ』が9月23日(金・祝)から日本公開される前に、本作の原作小説が緊急再出版されることが決定した。その他の写真『親愛なるきみへ』は、休暇で帰郷した軍人青年ジョン(テイタム)と、女子大生のサヴァナの“はなればなれ”の恋の行方を、『ショコラ』『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』の名匠ラッセ・ハルストレム監督が描くラブ・ストーリー。本作の原作は、『メッセージ・イン・ア・ボトル』『きみに読む物語』も映画化されたニコラス・スパークスの小説で、以前に『きみを想う夜空に』のタイトルで出版されていたが、出版権が任期満了になったために入手が困難になっていた。しかし配給会社は「本作と原作の関係性は切っても切り離せないほど親密なもの。原作では主人公ふたりの別々の視点から語られる構成となっているが、映画では“手紙”を軸にふたりの物語が綴られているので、その違いを楽しんでもらうこともでき、原作が観客・読者の両方から強い支持を得られるという自信があった」という想いから、原作の再出版を目指して交渉を開始。「公開までの日数を考えると諦めざるをえないかと考えた時もあったが、スパークス作品をいくつか手掛けるソフトバンク クリエイティブさんにアプローチし、映画が素晴らしいこと、そして何よりもこのタイミングで世に出すことで多くの方に原作を読んでもらえると説明した結果、映画公開前に再出版する方向でまとめていただいた」という。通常は原作のある映画が公開される場合、書店の展開も視野に入れたプロモーション計画が立てられるが、今回は“出版権の満了”という予想外の事態が発生したために、「前代未聞のスケジュール感」(配給担当)での再出版計画が進められたようだ。ちなみに原作は、パークス氏の著作の中で最もヒットした作品で、2006年に“世界で最も読まれたラブ・ストーリー”に選ばれた(publishersweekly調べ)小説だけに、今回の再出版で多くの読者が改めて本書を手にすることになりそうだ。タイトルを『親愛なるきみへ』に改めた本書は、9月下旬にソフトバンク クリエイティブ社から発売される。『親愛なるきみへ』9月23日(金・祝)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2011年08月19日米の人気ヒーロー“スーパーマン”を新生させる2013年公開の映画『マン・オブ・スティール(原題)』の最新画像がこのほど公開され、さらなる“進化”を遂げた新スーパーマンの姿が披露された。『マン・オブ・スティール(原題)』は、これまで数々の映画作品を生み出してきたスーパーマンを、これまでになかった視点と最新の映像技術を駆使して新生させるもの。このほど公開された画像も、“鮮やかな青の全身タイツ”というこれまでのコスチュームとは異なり、ダークブルーに彩られたプロテクターのような装備にお馴染みの“S”のロゴがデザインされたコスチュームを着たスーパーマンが登場。主演に抜擢されたヘンリー・カヴィルの精悍な姿も印象的な1枚に仕上がっている。本作は、『ダークナイト』三部作で“バットマン”を新生させたクリストファー・ノーラン氏が製作とストーリーを手がけ、アラン・ムーアの傑作コミック『ウォッチメン』を実写化したザック・スナイダー氏が監督を務める。ふたりとも、原作コミックのテイストを脚本やデザイン、豪快なアクションシーンに巧みに取り込み、従来のファンを満足させつつ、善悪の境界が曖昧になってしまった現代社会の中で“ヒーローが存在することの意義”を問いかける作品で高い評価を得ているだけに、2013年の観客にどのような“スーパーマン像”が提示されるのか気になるところだ。『マン・オブ・スティール(原題)』には新鋭カヴィルの他にも、ロイス・レイン役をエイミー・アダムス、スーパーマンに戦いを挑むゾッド将軍役をマイケル・シャノンが演じ、ラッセル・クロウ、ダイアン・レイン、ケビン・コスナー、ローレンス・フィッシュバーンらが出演。撮影はすでに始まっており、2013年に全世界で公開される。『マン・オブ・スティール(原題)』2013年公開
2011年08月19日宮崎あおいと堺雅人主演が『篤姫』以来の“夫婦役”を演じた映画『ツレがうつになりまして。』の予告編がこのほど公開された。『ツレがうつになりまして。』予告編本作は、細川貂々(ほそかわてんてん)のコミックエッセイを基に、突然、うつ病(心因性うつ病)を発症した生真面目なサラリーマンの夫・幹夫(堺)と、売れない漫画化のハル(宮崎)が共に生きていく姿を笑いを交えながらほのぼのと描いた作品。『陽はまた昇る』『半落ち』など確かな演出力と人物描写で定評のある佐々部清氏が監督を務めている。このほど公開された予告編では、結婚5年目の夫婦に突然訪れた“夫のうつ病発症”という変化を、時に笑い、怒り、泣きながらも乗り越えようとする夫婦の姿をテンポよく紹介。先日行われた会見で堺は「うつ病と言っても十人いれば十人のうつの症状があり、十組あれば十組の夫婦の形があるはず。これは“特別な夫婦の話”ではないんだというメッセージを伝えたい」と語っていたが、予告編に登場するふたりも、ごく平凡な夫婦として描写されており、どこにでもいる夫婦に訪れた“小さなつまずき”をどう解決してゆくのかに注目したい。『ツレがうつになりまして。』10月8日(土)公開
2011年08月19日ドリームワークスアニメーションの新作『カンフー・パンダ2』が19日(金)から日本公開される前に、日本語吹替え版で主人公ポーの師匠シーフーを演じた笹野高史がインタビューに応じた。その他の写真『カンフー・パンダ2』は、前作でカンフーを取得し“龍の戦士”となったパンダのポーと仲間たち“マスター5”が、中国を制圧するべく現われた孔雀のシェン大老たちと壮大なカンフーバトルを展開。さらにガチョウのお父さんに育てられたパンダのポーの出生に隠された謎が描かれる。前作では食いしん坊でぐうたらなポーをイチから…どころかマイナスの段階から鍛えてきた厳しくも心優しい師匠シーフー。声を演じた笹野も前作からの続投となる。「声だけで演じるのは本当にハードルが高いんです。でも、オリジナルの(シーフーの)声をダスティン・ホフマンがやっているのは力になりますし、彼の声を聞くと勇気づけられますよね。彼の演じている声を聞くと気持ちの流れや感情が読み取れますから、手本にしながら『ここは日本語で言うのだから違ったものを』というものがあれば、演出家と相談しながら演じていきました」。ちなみに、笹野は表に出ない役のデティールまでしっかり作りこむ細やかさで、多くの映画監督、映画ファンから厚い信頼を得ているだけあり「この映画で感心したのは、動物の生態を毛並みから動きまでしっかり調べていること。研究し尽くした細やかさがさすがなんです」と語る。本作でシーフーは、ポーにカンフーの真髄である“心の平和”を見出すことを命ずる。それは本作の最大のテーマである“ポーの出生の秘密”と大きく関連しながら物語の根幹を成していく。笹野は「時代が変わっても子に対する親の感情は同じなんですよね。心配するし、情もあるしね。男と女、そして親と子の話はシェイクスピアや鶴屋南北の時代から描かれているわけだから、永遠のテーマなんでしょうね」と分析しながらも「この映画はデフォルメはされていますけど、親子の感情が繊細に描けているから、泣けちゃうんですよね」と照れ笑いする。実生活では4人の子の父でもある笹野は、親子で映画館に行くことも多いそうだ。「子どもたちが小さいころはドラえもんとか、クレヨンしんちゃんとか観に行きましたけど、やっぱ泣いちゃいますよね。“子ども向け”というけど、よく出来ているし、子どもって大人より空想が好きでしょ? 誰もが一度は『僕はどこから来たんだろう?この家の子じゃないんじゃないか?』って空想するわけだから、この映画も小さな子どもでも絶対楽しめると思います」。『カンフー・パンダ2』8月19日(金) 新宿ピカデリーほか全国3Dロードショー
2011年08月19日東直己の探偵小説を映画化した『探偵はBARにいる』の完成披露試写会が17日に都内で行なわれ、主演の大泉洋、松田龍平、小雪と橋本一監督が舞台あいさつに立った。その他の写真本作は、北海道を舞台にした東直己(あずまなおみ)の小説『バーにかかってきた電話』を映画化したもの。札幌市の歓楽街ススキノで何でも屋として働く私立探偵(大泉)が、“コンドウキョウコ”と名乗る謎の女性から仕事を依頼されたことで、相棒(松田)と共に事件に巻き込まれていくハードボイルド。小雪は曰くのありそうな高級クラブの美人ママとして登場している。北海道で絶大な人気と知名度を誇り、現在も活動の拠点を北海道に置いている大泉は「北海道で産声を上げた僕が探偵というキャラクターで帰ってきたことに感無量です。現場での小雪さんはオーラがすごすぎて! 主演俳優とヒロインに見られているかな、大丈夫かな、僕、司会者に見えてない?」と語りかけ、小雪は「お人柄がにじみ出ている温かい現場で幸せな時間でした。アクション、笑い、ストーリーにホロッとするいろんな要素が詰まった作品です」とコメント。ほとんどのアクションシーンをスタント無しでこなしたことについて松田が「アクションを練習する時間がなく、雪の中での撮影だったので、滑ってケガをしないようにと大変だった」と振り返ると、大泉はすかさず「続編はいっさい僕はアクションをしていない、オールスタントで!」と提案し、観客の笑いを誘った。舞台あいさつの最後には、“冬のススキノ”をイメージし、会場に雪が降り、それを登壇者が巨大なうちわで扇ぐというパフォーマンスが行われ、集まった客席からは大きな歓声があがった。『探偵はBARにいる』9月10日(土)全国ロードショー
2011年08月18日『スパイダーマン』や『アイアンマン』を輩出してきたマーベル・コミックの伝説的なヒーローを実写映画化した『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』がすでにアメリカなどで大ヒットを記録しているが、本作で名優ヒューゴ・ウィーヴィングが主人公を苦しめる“レッドスカル”役を怪演している。その他の写真『キャプテン・アメリカ…』は、1941年に登場し、現在までアメリカを代表するヒーローであり、米ヒーローすべての“原点”として愛されてきた人気コミックを基に描くアクション超大作。第二次世界大戦中に、兵になることを志願するも不適格の烙印をおされた青年スティーヴが、軍の極秘プロジェクト“スーパーソルジャー計画”によって強大な力を手に入れ、レッド・スカル率いるヒドラ党と戦う姿を描く。ウィーヴィングは、ナイジェリア生まれのオーストラリア人俳優で、映画『マトリックス』で黒のスーツにサングラスをかけた不気味にして最強の敵“エージェント・スミス”を演じ注目を集め、『トランスフォーマー』シリーズでは悪のトランスフォーマーの首領メガトロンの声を演じるなど、数々のヒーローたちを苦しめる“名悪役”として知られている。そんなウィーヴィングが『キャプテン・アメリカ』で演じたヨハン・シュミット=レッドスカルは、ナチスの科学部門“ヒドラ”の首領でありながら、自国の利益よりさらに大きな野望のために、恐るべき計画を推進している男だ。と同時に、彼も“スーパーソルジャー計画”によって強大な力を手に入れた男であり、悪役でありながら“ヒーローの影の側面”も担う重要な役どころになっている。ちなみに本作は世界的に有名なコミックが原作だが、ウィーヴィングは原作を読んだことがなかったそうで「キャプテン・アメリカのストーリーをまったく知らず、スーパーヒーローに関する知識もわずかしかありませんでした。ヨハン・シュミットは地上の権力を超える力に関心を持っているドイツ人将校ですが、“権力への関心”が彼のキャラクターを興味深いものにしていると思います」と分析。コミック原作の実写化は、ときに“コミックのモノマネ”に終わってしまうケースがあるが、本作のレッドスカルは、脚本を基にじっくりと役作りが行われたようだ。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』10月14日(金)より丸の内ルーブルほかで全国ロードショー※3D公開(一部地域を除く)(C)2010 MVLFFLLC. TM & (C) 2010 Marvel Entertainment, LLC and its subsidiaries. All rights reserved.
2011年08月18日ジョニー・デップが主人公を演じたCGアニメーション映画『ランゴ』の特別映像がこのほど公開され、カメレオンのランゴを“演じた”デップの姿と、本作の製作過程が紹介されている。『ランゴ』特別映像『ランゴ』は、人間に飼われていたカメレオンのランゴが、導かれるままに訪れた水不足に悩む街で、成り行きで保安官に就任し、真のヒーローになるべく奔走する姿を描く。『パイレーツ・オブ・カリビアン』の初期三部作でデップとタッグを組んだゴア・ヴァービンスキー監督が長年アイデアをあたためていたという本作でデップは、アクシデントから街の人々に祭り上げられて保安官になってしまったカメレオンのランゴを演じている。しかし、本作にデップの姿は一度も出てこない。このほど公開された特別映像でも紹介されているが、スタッフたちは俳優陣の声だけをアフレコしたのではなく、人間の表情や動きをキャラクター表現に活かす技術“エモーション・キャプチャー”を採用。デップやビル・ナイら俳優たちが実際にカメラの前で役を演じ、その動きや表情を基にキャラクターたちの動きや表情が製作された。また、実際に撮影を行うことで、これまでのCGアニメではどこか不自然なことが多かったカメラの動きや画角を見事に表現。さらに『愛を読むひと』や『トゥルー・グリット』などを手がけた名撮影監督ロジャー・ディーキンスを“ビジュアル・コンサルタント”に招いてCG表現を追求したことで、全編がCGアニメでありながら“本当にカメラで撮影したかのような映像”を実現しており、『ランゴ』は一見、これまで観てきたような作品でありながら“まだ誰も観たことのないCGアニメ”に仕上がっている。『ランゴ』10月22日(土) 新宿バルト9 ほか全国ロードショー
2011年08月17日渡辺謙、ジョン・キューザック、チョウ・ユンファらが出演する米中合作映画『シャンハイ』の特別試写会が16日に丸の内ピカデリーで行なわれ、渡辺、菊地凛子とミカエル・ハフストローム監督が舞台あいさつに立った。その他の写真映画『シャンハイ』は、太平洋戦争前夜にあたる1941年の上海を舞台に、親友の死の真相を探るべく上海を訪れた米国諜報員の男(キューザック)が、中国・アメリカ・日本を巡る巨大な陰謀に巻き込まれながら、運命の愛に出会い、激動の時代を生き抜いていく姿を描いたサスペンス・ドラマ。渡辺は「日本映画と違って歴史的な作品をハリウッドで作ると、世界中に配信されるので、その国が持っているバックグラウンドにどういうふうにマッチしていくかということがあきらかに違う。本作は中国や韓国では既に公開されているんですが、自分の役は果たしてどう受け入れられるのだろうかというある種の怖さと興味がある」と言い、渡辺と初共演の菊地は「謙さんのいろんな方向からいろいろなアイディアを持って挑戦する姿勢は勉強になったし、後の作品に活かされている」とコメント。ハフストローム監督は「1941年の上海という歴史的な背景はあるが、ストーリーには人間同士の普遍性があり、登場人物が抱える野心や想いはどの人にも伝わるものがある」とPRした。最後に渡辺は「70年前の太平洋戦争の直前の歴史的な背景もありますが、ここで描かれているのは男と女が必死で愛を紡ぎ、困難な状況でも命を繋いでいこうとしたドラマだと思っています。今年は非常に日本全体が揺らいでいて、社会情勢や価値観など、いろいろな変化を余儀なくされているときですが、困難なときに何かを乗り越え、生きていこうとするときにつながる映画だと思います」と力強く語りかけた。『シャンハイ』8月20日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2011年08月17日19日(金)から日本公開される映画『カンフー・パンダ2』のモニター試写会が先日行われ、親子連れはもちろん、単身での来場者からも「この映画は親子で観たい!」という声が多く寄せられた。その他の写真『カンフー・パンダ2』は、前作でカンフーを取得し“龍の戦士”となったパンダのポーと仲間たち“マスター5”が、中国を制圧するべく現われた孔雀のシェン大老たちと壮大なカンフーバトルを展開する物語。前作ではぐうたらなパンダがカンフーマスターへと成長していく過程がコミカルに描かれたが、本作では“ポーの出生の秘密”が物語の重要なカギとなる。パンダのポーの父がなぜガチョウなのか? ポーはどこで生まれ、どのようにしてガチョウのピンさんの息子になったのか? 映画はそれらの謎を解きながら、普遍的な“親と子の絆”の物語を描いていく。それだけにモニター試写会でも、「こんな映画を子供に見せたかった」「親子の絆や仲間の絆、嫌なことがあっても前向きに進もうというメッセージが子どもに良い」「家族でみたら良いと思った」など、親子のドラマに関する感想が多く寄せられ、20歳以上の参加者のうち、97.4%が「子供と一緒に観たい」と回答。また、参加した子どもたちからも好評だという。毎年サマーシーズンは、超大作や、子どもたちをターゲットにした作品が次々と公開されるが、親子が揃って楽しめる作品は少ないため、多くの親子客が“夏休みの最後のお出かけ”として『カンフー・パンダ2』の劇場を訪れることが予想される。『カンフー・パンダ2』8月19日(金) 新宿ピカデリーほか全国デジタル3Dロードショー
2011年08月17日8月19日(金)に公開されるユニバーサル・スタジオ 映画最新作『イースターラビットのキャンディ工場』の日本語吹替版 舞台挨拶付上映が8月23日(火)に東京・TOHOシネマズ日劇で開催されることが決定した。この舞台挨拶で、ピンク・ベレーの声を担当したNot yet のメンバーが発表される。『イースターラビットのキャンディ工場』は、イースター島からミュージシャンになるという夢をかなえるため、ハリウッドへやって来たウサギのイービーと、ひょんなことからイービーを助けることになった人間のフレッドとの珍騒動を描いた物語。AKB48のユニット Not yet (大島優子・北原里英・指原莉乃・横山由依)は日本語版主題歌を担当し、更にメンバーのひとりが吹き替えに挑戦。主人公の王子イービーを守る3匹のキュートなうさぎ“ピンク・ベレー”の中のおっちょこちょいでドジな女の子を演じたが、そのメンバーが誰なのか、舞台挨拶まで明かされない事でも話題となっている。注目の『イースターラビットのキャンディ工場』日本語吹替版 舞台挨拶は、TOHOシネマズ日劇で、8月23日(火)の15:30回に行われる。チケットは、チケットぴあで8月17日(水)10:00より発売開始。尚、公式ホームページでは、吹き替えに挑戦したメンバーを当てるキャンペーンを8月19日(金)から8月22日(月)まで実施する。
2011年08月16日ベルギー生まれの漫画キャラクターで、アメリカでアニメ化もされ人気を博した青色の妖精たち“スマーフ“。彼らを実写と最新のアニメーション技術を駆使して3D映画化した『スマーフ』の予告編がこのほど公開された。予告編はこちら本作は、悪い魔法使いによって村を追い出されてしまったスマーフたちが、突然現代のNYに迷い込んでしまうも村に戻るために6人で力をあわせて大冒険を繰り広げる物語。本国アメリカではすでに7月末に公開され、公開1週目にして1館あたり1万489ドル(約83万9120円)の興行収入を記録し、公開直後の全米ボックスオフィスでは1位と僅差で2位を獲得した。このほど公開された予告編は、平和な村に魔法使いのガーガメルが侵入したところから始まり、スマーフたちが大都会NYでの大冒険を息つく暇もなしにテンポ良く見せている。りんご3個分という小さな体で地下鉄やスーパーを駆け回ったり、居候先の人間夫婦・パトリックとグレースの家で大暴れするシーンでは見事実写にスマーフが溶け込んでおり、CGとは思えない自然な映像に仕上がっている。また、日本語吹替版の主題歌“Magic Power”を歌うのはジャニーズの人気グループ“Hey!Say!JUMP”で、メンバーの山田涼介と知念侑李は本作で声優にも初挑戦。山田はおっちょこちょいな“クラムジー”、知念は大きなメガネが特徴の“ブレイニー”役で出演している。『スマーフ』9月9日(金)TOHOシネマズ有楽町ほか、全国ロードショー
2011年08月16日「ぴあ映画生活」調査による8月12日、13日公開の映画・満足度ランキングは、スペイン内戦直後のマドリードを舞台にした人間ドラマ『ペーパーバード 幸せは翼にのって』がトップに輝いた。2位に今年のアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞で外国語映画賞に輝いたスサンネ・ビア監督の『未来を生きる君たちへ』が、3位に未公開映像や未発表音源と共にジョンの後半生描いたドキュメンタリー作品『ジョン・レノン,ニューヨーク』が入った。1位の『ペーパーバード…』は、内戦によって家族を失った喜劇役者とその相方、同じ境遇の子どもが家族のような絆を育んでいく様を描いたヒューマンドラマ。出口調査では「個人的なことにスポットを当て、一方で国の情勢を反映している良く出来た映画」「全編を通して心の機微がきちんと描かれている」「ラスト10分が特に感動的で涙が止まらなかった」など、女性を中心に高い満足度を集め、公開初日の銀座テアトルシネマでは満席の回が続出した。2位の『未来を生きる君たちへ』は、ある二組の家族を通して“復讐”と“赦し”をテーマに複雑な社会情勢を描いた作品。アンケート調査では「子どもに正義の何たるかを身をもって示す父親の姿が印象的だった」「難しいテーマを掲げているが脚本がわかりやすく楽しめた」「“争いは解決を生まない”ということを、世界の大人たちがどうやって子どもたちに伝えるのかと考えさせられた」など、作品のテーマについて深くコメントする観客が多く見られた。(本ランキングは、2011年8月12日(金)、13日(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2011年08月15日