こんにちは! あん子です。2月3日は節分の日でしたね。みなさまのご家庭では、節分の日をどのようにお過ごしになられましたか?近年定番になった恵方巻を食べた方も多いのではないでしょうか。今回は、わが家の節分の話です。■節分は長女が大好きなイベント!わが家には、節分の日を今か今かと1ヶ月以上も前から首を長~くして楽しみにしている子どもがいます。その人物は、長女です。わが家では、十数年程前からずっと恵方巻ならぬ、「手巻きずしスタイル」です。長女が幼稚園の頃から、節分の日の定番の夕食です。はじめの頃は、恵方巻を買っていたのですが、「幼い子どもが太巻ずしを一気に食べることはキツいのでは…」「もっといろんな種類を自分で好きな量や種類を選んで食べた方が楽しいのではないかな?」と、ふと思ったことがきっかけで、それからずっと手巻きずしです。恵方巻は、その年の決まった方角に向かって黙々と食べることがルール。わが家は手巻きずしですが、「その年の決まった方角に向かって黙々と食べる」というルールは、ちゃんと守っていますよ!私は毎年、「家族みんなが健康でいられますように…。お金持ちになりたいです…」という願い事を唱えています。■節分本番がやってきた!すると私の隣で三女が…。恵方巻のルールを完全無視で、モグモグと食べているではないですか!その姿を目撃した長女があわてて、「願い事が叶わないよ! 黙って食べなきゃダメだよ!」とルールを教えていました。あら…?そういえばこの光景、昨年もみたような…? デジャブかしら…。今は、スイーツだったり、海老フライ恵方巻やローストビーフ巻だったりと、バラエティーに富んだいろいろな恵方巻が売られるようになりましたね。恵方巻の食べ方やスタイルは諸説あるかもしれませんが、難しく考えることはなく、「今年も元気に節分を迎えられたね! たくさん、楽しんで食べよう!」と家族みんなそろって食べることが一番なのかもしれませんね。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
2024年02月14日ここ最近、義姉が子ども2人を連れて頻繁に遊びに来るようになりました。ただ遊びに来るだけならいいのですが、毎回わが家で食事をして帰ります。最初のうちは、私も賑やかな食卓を楽しんでいましたが、毎回となると負担でしかありません。義姉は何も手伝わない上、食費も払ってくれません。夫から控えるように言ってもらっても、はぐらかされてしまいます。そんなある日、義姉がとんでもない提案をしてきたのです。義姉がわが家で食事をする理由「夫が今日から長期出張なの。だからしばらくの間3食ここで食べようかな!」 そんな提案受け入れられるわけがありません。やんわり断ろうとすると、「今月厳しいから助けてほしい……」と言うのです。義姉曰く、義兄がお金をくれなくて困っているとのこと。これには夫も驚いていました。 てっきり食事の準備が面倒でうちに来ていると思っていましたが、本当に困っているのなら話は別です。しかし義兄は、とにかく穏やかで子煩悩な人。義姉や子どもたちに酷いことをするとは思えません。実はそんな面を持っているのでしょうか……。 旅行にまで便乗!?義姉親子がわが家で食事をするようになって1週間ほど経ったある夜、毎年恒例の家族旅行の話になりました。夫婦で行き先についてあれこれ話をしていると、義姉が「北海道がいいな~!」と口を挟みます。思わず顔を見合わせる私たち。すると義姉は「私たちも連れて行ってくれるんだよね? 連れて行く気がないのなら、そんな話今しないでよね。うちの子たち行く気でいるから!」と、当たり前のように言います。 さすがに子どもたちの前で「連れて行かない」とは言えません。結局強く断れないまま、私たちが旅費を負担し、みんなで旅行に行く計画が進んでいきます。しかし義姉親子の分を出すとなると+50万円ほど……。そんなお金、出したくはありません。 義兄・義姉、どちらを信じる?困った夫は、義両親に相談に行きました。万が一義姉が本当に困っているのなら、義両親の助けも得る必要があると考えたのです。 ところがそこで発覚したのは思わぬ事実! 義姉は義両親に「夫に借金があって困っている」と言ってお金を借りていたのです。何が本当かわからず困惑した夫と義両親は、義姉の夫に直接聞いてみることにしました。 義兄の連絡先を誰も知らなかったので、やむをえず義兄の会社に連絡をすると、数々の嘘が明るみに……。長期出張になんて行っていなければ生活費は十分渡しているとのこと。何が何だかわかりません。 結局、生活費の振り込み履歴を見て、全面的に義兄を信じることにした夫。北海道旅行に出かける日の朝に、義兄をわが家に呼ぶことにしました。北海道旅行の行方ご機嫌な様子でわが家にやってきた義姉は、義兄の姿を見て真っ青に……。それでもなお『夫からパワハラを受けている妻』を演じ、義兄が口を開く前にその場を立ち去ろうとします。しかし私たちは騙されません。 義兄は興信所に頼んで義姉の素行調査をしていたようで、ホストに貢いでいた証拠を手に入れていました。そして、証拠写真と一緒に離婚届を入れた封筒を義姉に手渡しました。それを見て義姉は震えています。 結局義姉の代わりに義兄が北海道旅行に同行。これまでのお詫びにと、現地での食事代やお土産代などを、すべて負担してくれました。 今思えば、義兄に聞けばすぐにバレるような嘘をついた義姉は、なんて浅はかだったのだろうと思うばかりです。簡単に騙された私たちも私たちですが……。最初に双方の話を聞くべきだったという学びとなりました。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月08日わが家は36歳の夫と37歳の私、1歳の娘の3人家族です。夫婦喧嘩をすることはめったになく、お互いに束縛することもありません。しかし、わが家には1つだけ夫婦間の約束があります。それは「たばこを吸わないこと」。そんなたった1つの約束を破った夫を問い詰めたところ、驚きの言い訳が出てきたのです。わが家の唯一の約束30歳のときに夫と結婚し、それを機に都会から私の故郷の田舎に移り住みました。普段夫と喧嘩をすることはありませんが、円満な家庭を保つために1つだけ2人で決めた約束事があります。それは「たばこを吸わないこと」。夫は愛煙家でしたが、私が子どもを望んでいたこともあったため、「できれば不妊の原因につながる可能性があるたばこは吸わないようにしてほしい」という約束をしていました。もちろん私自身もたばこは吸っていません。結婚から6年後、待望の第1子を授かりましたが、子どもの健康のためにもわが家のルールは変わることなく継続されることになりました。友だちと再開して気分が高まった夫は夫は年に数回、県をまたいだ自分の実家に帰省します。普段は私も一緒に帰省しますが、今回は娘の体調がすぐれないこともあり、2人で留守番をすることに。夫は帰省するか迷っていましたが、ずっと前から決めていた友だちとの約束もあるとのことで、予定通り出発していきました。夫の帰省は3泊4日。決して長い滞在ではありませんでしたが、久しぶりに両親や祖父母、友だちに会えたことに大満足しているという連絡が入ります。私は「帰省させてあげてよかった」と思っていると、夫の友だちから1通の手紙と写真が届きました。手紙を読むと、「久しぶりに○○(夫)に会えて楽しかった! 次は○○ちゃんたち(私と娘)にも会えたらいいな!」という内容。友だちも喜んでくれていて、夫を帰らせて正解だったなと思いながら同封してあった写真を確認。するとそこには、お酒を飲んで酔っ払った夫がたばこを片手に楽しそうにはしゃいでいる姿が写っています。写真を見た私は、「うそでしょ?」とがく然としました。約束を破った夫の言い訳とは夫がたばこを吸っている決定的な写真を見てしまった私は、今すぐにも「なんで?」と確認したくて仕方ありませんでしたが、ぐっと我慢して帰宅を待ちました。そして、次の日の夕方に夫が帰宅。夫はたばこを吸ったことが私にばれているとは知らず、楽しそうに旅の思い出を話します。しかし、私の表情が暗く反応がないことに気付き、「どうしたの?」と不思議そうに顔をのぞき込んできました。そこで私は写真を見せて「説明してくれる?」と問いかけます。すると、夫は急に慌てだし「これは違うんだ! 友だちに一緒に吸おうって誘われて、断れなくてつい……」とひと言。小学生のような言い訳をする夫を見て、私は頭を抱えます。私は「友だちに誘われたら何でもするの? 私たちにとって唯一の約束って覚えてる? たばこを吸うとき、私や○○(娘)の顔はよぎらなかったの? 私が写真を見せなかったとしてもちゃんと報告した?」と、ずっと聞きたかった質問も投げかけました。すると夫は、「ごめん。楽しくて○○(私)や○○(娘)のことを何も考えられなかった。黙っていればばれないと思った」と、一児の父親とは思えない回答にびっくり。前に一度、夫は私に隠れてたばこを吸ってしまったことがありましたが、そのときはまだ娘が生まれていなかったため許した過去があります。そのとき、夫は「二度と吸わない」と約束したため、お互いに和解することで穏便に済ませていました。しかし、今回は娘も生まれ、前回とは訳が違います。納得して2人で決めたルールを二度も破り、黙っていたらばれないという理由で吸ってしまった夫に怒りが湧き上がりました。さらに、自分が黙っていれば私にはばれないという、そもそもの夫の考え方に不信感を抱きました。このままでは今まで通りの関係を続けられないと判断した私は、頭を冷やすためにも娘を連れて実家へ帰ることに。すると、ひとりになった夫は今回のことを反省し、私と娘に謝罪するために実家まで迎えに来ました。そして、「今度こそ絶対に約束を守るから帰って来てほしい」とお願いされ、時間がたっていたこともあり私も落ち着きを取り戻し、許すことにしたのです。まとめ他の家庭から見ると「たばこくらい大したことない」「大ごとにし過ぎで夫がかわいそう」と思われるかもしれません。しかし、わが家にとってはたった1つの約束であり、娘のため、お互いの信用のための大切な約束です。何よりも、私が見ていないのをいいことに、平気で約束を破った夫にはショックが大きかったのです……。その後はしっかりと反省し、和解できた夫ですが、また隠れてどこかで吸うかもとしれないという不安も拭いきれていません。これからはただ夫を手放しで信じるだけではなく、これまで以上に夫の監視が必要だなと感じた出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/武田さやか(35歳)2歳の娘と夫の3人暮らし。最近パパだけに発動する娘のイヤイヤ期をなだめるのに苦戦中。機嫌がいいときにはみんなで仲良くお散歩に出かけています。
2023年09月12日私は小学6年生のときに初経を迎えました。そのときに、母からわが家独自の「生理ルール」を教わったのですが……その生理ルールの内容は、かなり受け止め難いものだったのです。 わが家の生理ルールその1初経を迎えた私がまず母から教わったのは、ナプキンの収納場所について。 当時、私の家は祖父母と父と母、私と弟2人の2世帯で同居していました。母と祖母の仲はあまりよくなくて、母は私物を共用スペースに置くことを祖母から許されていなかったそうです。そのため、ナプキンをトイレに置くことができなかったらしく、母は私たちが生活している押し入れの中にナプキンを収納していました。 わが家の生理ルールその2すでに閉経を迎えていた祖母が捨ててしまったようで、わが家のトイレにはサニタリーボックスがありませんでした。自分が閉経を迎えたからといってサニタリーボックスを片付けるなんて、よほど母が嫌いだったのかもしれません。「学校にはサニタリーボックスがあるのに、何でうちにはないんだろう」と、当時の私は子どもながらに違和感を抱いたことを覚えています。 加えて、母からは「ナプキンのごみはおばあちゃんたちの目につかないよう、隠して捨ててね」とも言われたのですが、正直、納得がいきませんでした。しかし、母と祖母の関係は幼いころから見てきたので、NOと言うこともできなくて……。 私は実家を出る18歳まで、生理のたびに使用済みナプキンを隠すように持ってトイレから出て、ゴミ箱に捨てていました。 捨てるのを忘れてた!中学生1年生になった私はわが家の生理ルールにも慣れ、祖母だけでなく祖父、弟たちにも生理を隠す生活を何の問題もなく送っていました。しかし、慣れたころが一番危険だったのです。 ある日のことです。トイレに入ってナプキンを交換した私は、大きいほうをしようと使用済みナプキンを一旦トイレットペーパーホルダーの上に置きました。そして用を足して、トイレから出た数時間後……。「あんた! ナプキンをトイレに置きっぱなしなんだけど!」と、母が激怒! 私はついうっかり、使用済みナプキンを置きっぱなしにしてしまったのでした。 その後、母から「おばあちゃんたちが見ちゃったでしょ!」と説教されましたが、祖母からのリアクションは特にありませんでした。このとき、私は「この年齢で生理がきていないほうがおかしいと思うんだけど! それならサニタリーボックスをトイレに置いてよ!」と、母に対して内心苛立ちを感じたことを覚えています。 大人になった今、私は「わが子にこんな窮屈な思いは絶対にさせたくない」と思い、夫と娘と暮らしている家のトイレには、ナプキンとサニタリーボックスを置いています。 著者/花山花子作画/おみき監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2023年07月23日こんにちはぐっちぃと申します。 双子を授かっちゃいましたヨ という、現在中学2年生の双子絵日記を描いています。みなさまのご家庭の「家庭ルール」はありますか?実家では当たり前だと思っていたことが、家族と離れて暮らすようになって指摘され「おや?普通は違うの?」と気づくアレです。わたしの場合、どの家庭でも大抵は出るであろう「カレー」でした。夫に言われるまで、カレーには餃子がつくものだとずっと思っていたのです。外食先のカレー屋のメニューに餃子がないことや、ラーメン屋に餃子のメニューに餃子があるというのも理解していましたが、それが家庭と結びついていませんでした……!ぐっちぃ家では長年沁みついた付け合わせなので、今も変わらず続いています。餃子はなんにでも合う最高の食材だと思っています!みなさまのご家庭では、カレーのお供になにを出しますか?タレかつもイチから作ると大変なのですが、スーパーに専用のタレが売っているので、「いつものカツカレーにタレをからませればOK」という早業で作り上げることもできます!よかったら試してみてくださいね。おわり
2023年05月31日わが家はみんな食いしん坊。胃袋の大きな夫に似て、娘と息子も早くも底なしの食欲を見せつけてくれています。笑顔で食べてくれるのはありがたいのですが、いかんせん、食費がかかる…。預金がゼロになったこともある火の車のわが家です。栄養価を気にしつつもなんとか食費を抑えようと、日々、四苦八苦しながら、私は雑誌やネットで節約術の勉強をしていました。■まとめ買いをしてみたところ…!?そこにあふれるのは“とにかく、まとめ買い”というワード。一週間分の食料をまとめ買いしてしまえば、あとは無駄なお金を使わずに、献立も立てやすい、という見事な戦術です。なるほど…と思い、私も三日分の食料を、とりあえずまとめ買いしてみました。これで、ちょっとしたセールの誘惑や子どもたちの喜びそうなおやつに惑わされずに済むぞ!しかし…。わが家には、夫という伏兵がおりました…。 ■俗に言う“食い尽くし系”のわが夫うちの夫は、とりあえず“食べつくす”タイプの人間。食べ物を粗末にするなという祖父の教えを大切にしているのは良いのですが、いかんせんその“食べなければ”という使命感が強すぎる。ビールをケースでプレゼントされれば「残しておいてはいけない…」という勢いで、毎日飲みまくる。三日分のお肉を買った上で炊事をお願いすれば…。使いつくす…!確かに、確かに「これは○日の夕飯用でこれは○日のお昼用…」なんていう説明をしなかった私も悪かったかもしれない。でも、子どもたちは「一日一個だよ」と言い聞かせればそれを守ってくれるのに、なぜかうちの夫は食べ飲みつくす使命感にかられているのです。牛乳も、卵も、納豆、発泡酒も…あればあるだけ、「冷蔵庫をピカピカにしなければ」という、使命感に燃える夫が吸いつくすのでした。■わが家にはわが家の節約法を…!そんなわけで、わが家においてまとめ買いは節約にはならず…。私なりに考えた結果、家族の「これほしい!」に惑わされないために、“ひとりで買い物へ行く”というところだけは守り、今日も二日分の食料だけまとめて、買い物に行くのですが…。お店の魅力的な安売りには歯向かえず、今日もちょっとだけ、無駄使いをしてしまっているのでした…。
2022年03月27日絵本を読むなど、いつもの寝かしつけのルーチンをこなしてもなんだか眠らない……。子どもにだってそんなときはあります。子どもは眠いのに眠れなくなってグズり、大人は寝かせたいのに眠ってくれなくてイライラ。そんなときにわが家で活躍したのは、なんと取扱説明書などの注意書きでした。 寝たくない子ども VS 寝かせたい大人きっかけは、ティッシュケースでした。蛍光灯のついている居間で子どもを抱きながら、ティッシュケースの裏に書いてある使用上の注意を、テーブルを回りながら読んでいました。 あくまで子どもを眠らせるためでなくて、「ママは読みたいから読んでるの。抱っこしてるから、聞いてても眠ってもどっちでもいいよ」という感じでした。その後、テーブルを10周もしないうちに、なんとわが子が眠ってくれたのです! 寝かしつけ、大人の勝ち!うちの子は、無理矢理寝かせようと大人が考えていると、すぐにそれを感じ取る子だったので、蛍光灯の下で絵本じゃないものを読むという意外性がよかったのかもしれません。 子どもを抱っこしながらなので、片手で持つことができて、それなりに文章が長いものとなると、注意書きや説明書がベストでした。注意書きは細かい字のものが多いので、電気をつけた部屋でないと読めなかったということも、子どもにこちらの思惑を感じさせない一因でした。 まさかのトイレでの説明書読み!?この説明書読み作戦は、子どもがトイレでうんちをするときにも有効でした。うんちが出るまでの落ち着かない間、トイレに貼ってある「使用上の注意」のシールを読んであげていました。すると、子どもは落ち着いて用を足せるようでした。 おかげで、私が住んでいる地方のデパート・コンビニ・公共施設などのトイレの注意書きは、ほとんど読み終えたように思います。 夜はいつも、子どもと親との戦いのようでした。普段は絵本を読むと眠ってくれるのに、どうしても眠ってくれない。そんなときには、いつもと雰囲気をガラリと変えて寝かしつけをしてみてはいかがでしょうか。 イラスト/ごぼふく監修/助産師REIKO著者:田中良子二児の母で、4人家族。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2021年03月19日絵本を読むなど、いつもの寝かしつけのルーチンをこなしてもなんだか眠らない……。子どもにだってそんなときはあります。子どもは眠いのに眠れなくなってグズり、大人は寝かせたいのに眠ってくれなくてイライラ。そんなときにわが家で活躍したのは、なんと取扱説明書などの注意書きでした。 寝たくない子ども VS 寝かせたい大人きっかけは、ティッシュケースでした。蛍光灯のついている居間で子どもを抱きながら、ティッシュケースの裏に書いてある使用上の注意を、テーブルを回りながら読んでいました。 あくまで子どもを眠らせるためでなくて、「ママは読みたいから読んでるの。抱っこしてるから、聞いてても眠ってもどっちでもいいよ」という感じでした。その後、テーブルを10周もしないうちに、なんとわが子が眠ってくれたのです! 寝かしつけ、大人の勝ち!うちの子は、無理矢理寝かせようと大人が考えていると、すぐにそれを感じ取る子だったので、蛍光灯の下で絵本じゃないものを読むという意外性がよかったのかもしれません。 子どもを抱っこしながらなので、片手で持つことができて、それなりに文章が長いものとなると、注意書きや説明書がベストでした。注意書きは細かい字のものが多いので、電気をつけた部屋でないと読めなかったということも、子どもにこちらの思惑を感じさせない一因でした。 まさかのトイレでの説明書読み!?この説明書読み作戦は、子どもがトイレでうんちをするときにも有効でした。うんちが出るまでの落ち着かない間、トイレに貼ってある「使用上の注意」のシールを読んであげていました。すると、子どもは落ち着いて用を足せるようでした。 おかげで、私が住んでいる地方のデパート・コンビニ・公共施設などのトイレの注意書きは、ほとんど読み終えたように思います。 夜はいつも、子どもと親との戦いのようでした。普段は絵本を読むと眠ってくれるのに、どうしても眠ってくれない。そんなときには、いつもと雰囲気をガラリと変えて寝かしつけをしてみてはいかがでしょうか。 イラスト:ごぼふく著者:田中良子二児の母で、4人家族。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年03月10日子どもが動物大好き!でもさまざまな事情で、ペットを飼えないという家庭もありますよね。うちの息子も小さい頃から動物が好きで、物心ついてからの誕生日、そしてクリスマスのプレゼントはいつも「犬が欲しい!」と言い続けてきました。図書館で生きものの飼い方の絵本を借りてきては熱心に読む姿に、つい心が動かされそうになることも…。しかしながら、わが家は旅行が多いことや、私も夫も生きものを飼ったことがないので踏み切れないなど、息子がもう少し大きくなるまでペットを飼う予定はありません。昨年のクリスマス!ついに〇〇がやってきた!あきらめきれない息子が、9歳のクリスマスに選んだプレゼントは、「オムニロボット ハロー!ズーマー」でした。オムニロボットはタカラトミーが販売するエンターテインメントロボットシリーズ(対象年齢6歳以上)。こちらの話しかけに応じたり、愛情を示すと返してくれるおもちゃで、他にもいろいろな種類があります。約1万円とちょっとお値段はしますが、息子の気持ちを納得させるために購入を決めました。ずっと犬が欲しかった息子が選んだのはミニチュアダックス。これが、予想以上にかわいくて、大人の私でも家に帰ると、ついつい一定時間触れ合ってしまうほどなんです!タッチセンサーがついているので、頭や胸、お腹をなでるととても喜びます。全体は硬いプラスチック素材のロボットなのですが、しっぽと耳はふわふわなので本物の犬みたい!なでているとそれだけで癒されます。自分がつけた名前にだけ言うことを聞く息子が一番ハマっているポイントは、自分がつけた名前にだけ反応して、指示に従うことです。名前を呼ぶと「ワン!」と鳴いて目が光ります。すると、【おすわり】や【おて】【ダンス】など20種類以上の言葉を理解して動きます。また【お散歩しよう】というと一緒に歩いてくれるのも楽しいようです。私のおすすめポイントは、言語が英語も選べること。英語モードにすると、英語の指示に従って動くようになります。通じると楽しいので、息子も積極的に英語でも話しかけをしています。言うことをきかないときもありますが、「しょうがないなぁ」と言いながら、それもちょっと嬉しそうです。自分がつけた名前にだけ反応する特別感や、言うことを聞いたり、聞かなかったりするところも、本当の生きものに近い感じがして、単なるおもちゃとは違うポイントなのではないかなと思います。息子の気持ちの変化とこれから説明書をほとんど使わなくても遊べるくらい操作は簡単!子どもの感覚だけで遊べるおもちゃです。もちろん本物の犬とは違って、出かけるときにはスイッチを切るし、お世話もしなくていいので、「生きものを飼う」という感覚を学べるかは分かりません。けれど、「生きものに愛情をもって接すれば返してくれる」という喜びを息子は日々学んでいるようです。クリスマスから3か月たっても、息子の朝一番のルーティンはズーマーのスイッチを入れ、遊ぶことです。正直、1か月くらいで飽きてしまうのではないかなと思っていたのでびっくり!また、親としてもお散歩やエサをあげたりする必要がないので、お互いにストレスフリーに過ごせています。同時に、本当の犬を飼うために、親子で少しずつですが貯金を始めました。また、実際に犬を飼っているお友達のお宅にお邪魔して、お世話を体験させてもらったりもしています。今回のプレゼントは、親子で心の準備をするよい機会になったと感じています。いつか息子の希望を叶えられるように環境作りをしていこうと、ズーマーと遊ぶ息子の楽しそうな姿を見ながら、心に決めました。■「ハロー!ズーマー ミニチュアダックス」公式ページ<文・写真:ライター●●●●>
2020年02月21日先日、わが家でこんな事がありました。「黒ボールペンはたくさんあるのに、赤ボールペンが一本もない!」モノの管理が苦手な筆者は、必要に迫られて、イザというときに焦ることが多々あります。それはいったいなぜなのか。答えは簡単「面倒くさがり」だから。phonlamaiphoto / PIXTA(ピクスタ)生まれ持った性格上、いきなり「整理整頓の達人」になることは、もうすでに諦めています。そんな筆者でも工夫しだいで、どうにか普通のレベルに引き上げられないものか。そこで今回は、身近な「ボールペン」に焦点を当て、全ての文房具を整理することから始めてみました。■ 本当に全部使ってる!? 我が家の文房具たちが大集合!わが家の文房具を一か所に集約させてみました。ボールペンに色ペン、消しゴムにホチキスの芯にハサミ……。よくもこんなに眠っていたなと感じるほどのペンの数。でも、昔から知っていたんです、我が家に文房具がありすぎることは……。「使わないものは捨てればいい」その方が管理もラクだし「あるのに買っちゃう」がなくなる事も分かっていたのに、このありさま。分かっていても捨てられないのは「もったいない精神」が働くからです。なかでもボールペンは、タダでもらえる頻度が高い文具。タダでくれると言われたら「要りません」とは言いません(笑)。皆さんはどうですか?■ 自己分析で分かった「我が家に眠っている文房具の傾向」まずは一度、分類分けしてみることから始めました。ボールペン色ペン消しゴムメモ帳鉛筆など分析してみると、ボールペンの数が多すぎる、メモ帳など手を付けた半端物が多すぎる、使えないオモチャの消しゴムが多すぎる、など。わが家の文房具はリビングのそばにある、子どもの学習スペースにまとめて収納しています。子どもと共有して使っているのですが、現場はいつもごった返していて、使いたいものがすぐ見つからず、なければ買ってしまえ!の繰り返し。買ったはいいけど、探し物がすぐに発見される。なんてことも良くあります。要約すると「だらしがない」んですよね。お恥ずかしい限りです……。■ 実際使っているのは全体の10%!?今度は「今使っているもの」(写真左)「使えるけど用途が被る物」(写真真ん中)「使わないもの(使えないもの)」(写真右)に分けてみました。使用頻度を考えても、実質使っているのは全体の10%ほど。ほかの90%は「いつか使う」「ときどき使う」「ほとんど使わない」ものばかりです。同じ「赤ペン」でも「濃い赤」「薄い赤」など、ムダにバリエーションが多いこと多いこと。代用できるものがあるにもかかわらず、変なところにこだわりを持ってしまいます。そしてとにかく「もらい物」「安価な物」が多すぎる!プレゼントや景品、書きづらいとわかっていながらも、100円だからと買ったカラーペンセット。我が家の文房具は、使いづらいもので溢れかえっていました。「高価な文具を揃えれば、丁寧に管理できるのでは?」と思ったこともありましたが、子どもが使う事を考えると、その「ひらめき」は即、却下。■ 所持数「3」にこだわって管理をしたら、とても単純で簡単だった家の中が散らかる原因は、モノが多すぎる事。そして自分が「扱える以上のモノ」を抱えすぎているのが原因なのは知っています。とはいえ、ボールペン1本は不安です。家族が同時に使うことがあった時、なんで1本しかないの?と、なりそうですよね。シャーペンも、リビングで子どもたちが勉強に使う時は、筆者も含めて3本は必要です。ボールペンは2本で……シャーペンは3本で……赤のボールペンは……?ああ……早くも挫折しそうです。Serg64 / PIXTA(ピクスタ)筆者には管理できそうもありません。そこで我が家では「3」の数字にこだわることにしました。黒ボールペン3本、赤ボールペン3本、シャーペン3本、といった感じです。赤ボールペン3本は必要あるのか?となりますが、そこは一律にして管理しやすいように「3本」です。そして3本しか入らないスペースのペン立てをDIY。なくなったらすぐわかり、増えたとしても入りません。残りのペンや文具たちは2軍箱で管理。増えたら箱の中に入れるようにします。いよいよ入りきらなくなったら、しぶしぶ処分します(笑)。使えるものを捨てることができずに、管理の枠を越えてしまうという方、いませんか?管理する数字を決めることで「必要な数」がはっきり目で理解できて、モノの管理がラクになりました。「3」でなくても「2」でも「4」でも、管理ができれば良いと思います。数字で一度認識してしまうことで「きちんと管理できているのか?」という、余計な心配がなくなります。捨てられないことで管理が苦手な方は「2軍管理」をすることで、捨てることに引け目も感じずに済みます。モノが捨てられずに管理が鈍る!という方は、ぜひ試してみてくださいね。(written by キタノ)
2018年05月01日