素材や縫製などこだわり満載の新作やほっこり猫アクセサリーなど注目のアイテムが続々登場。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします。個性がにじみ出た風合いで愛着がわいてくる猫リング。動物をモチーフにした陶器アクセサリーブランドが、人気の猫だけを集めたフェアを1月12日より開催。手描きの素朴な表情にキュンとなる。各¥10,000(ナッシュ/ゴールディアッシュ・ペー・フランスTEL:03・5778・2022)肌に直接触れるランジェリーは染料にまでこだわりを。オーガニックコットンのランジェリーなどを展開する『スキンアウェア』の限定色。朱色のような赤は、茜の根から抽出した自然染料ならではの風合い。ブラ¥6,400ショーツ¥4,700(スキンアウェアTEL:03・6434・9005)象徴的なダブルスラッシュを掲げてスポーツ×ファッションを提案。スニーカーブランド『パトリック』がアパレルライン『パトリック ダブルスラッシュ』を開始。厚手でしっかりとした作り。¥10,500(パトリック ダブルスラッシュ/三井物産アイ・ファッションTEL:03・5467・6047)大人気の厚手キャンバストートは環境にも配慮した一品。人気を博したトートが色・数量ともに限定で登場。エスプレッソの抽出カスで染めた深みのある色合いが目を引く。W40×H33.5×マチ10cm¥4,800(メゾン キツネ/メゾン キツネ カスタマーセンターTEL:0120・667・588)※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・中根美和子ヘア&メイク・長澤 葵モデル・高橋佳子
2018年01月08日今季もスポーツ&アウトドアミックスは人気継続中!軽いのに暖かい、動きやすいといった機能性にとどまらず、ファッション性も兼ね備えたアイテムをご紹介。都会的なディテールだからレディなスタイルも楽しめる。人間工学に基づいて作られた、体にフィットするフーディー。エアリーなトップスを合わせて抜け感のあるスタイリングに。¥14,000(ナイキ スポーツウェア/ナイキ カスタマーサービスTEL:0120・6453・77)トップス¥12,500スカート¥13,889(共にコス/コス青山店)防寒と今っぽさを叶えるこれぞCity Sportsルック。防風、軽量、撥水加工、ストレッチ素材とアウトドアブランドならではの機能性。細身のシルエットのセットアップでトレンド感もキープ。中綿プルオーバー¥16,000中綿スカート¥16,000(共にスノーピークTEL:0120・010・660)シャツ¥8,241(コス/コス青山店TEL:03・5413・7121)パンプス¥25,000(ファビオルスコーニ/ハイブリッジ インターナショナルTEL:03・3486・8847)ピアス¥8,000(ペンタ/アイコアンドコー東京TEL:03・6450・8682)コーディネートの主役にビビッドなダウンを投入。鮮やかなオレンジがインパクトたっぷりのアウターには、ロング丈のドレスを合わせてアウトドア×モードなスタイルに挑戦。ダウンジャケット¥38,000(ホグロフス/アシックスジャパン ホグロフス事業部TEL:03・6369・8885)ニット¥30,000(ジョン スメドレー/リーミルズエージェンシーTEL:03・3473・7007)ドレス¥73,000(ザディグ エ ヴォルテールTEL:03・6427・4348)ショートブーツ¥33,000(ファビオ ルスコーニ/ファビオ ルスコーニ 六本木店TEL:03・3408・8682)履きやすさはもちろん、個性抜群なデザインに注目。人気シリーズ『247』の快適さはそのままに、流行カラーのサンドカーキやショート丈ソックスがドッキングしたようなデザインなど人と差がつく一足。スニーカー¥13,800(ニューバランス/ニューバランス ジャパンお客様相談室TEL:0120・85・0997)※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・中根美和子ヘア&メイク・長澤 葵モデル・高橋佳子
2018年01月08日クリスマス、お正月、バレンタイン……etc。冬は、カップルで楽しめるビッグイベントが目白押し。二人の幸せを後押しする、頼れるデートアイテムをご紹介。バッグにこっそり、香りを忍ばせて。持ち運びに最適なコンパクトサイズのトワレ。写真の「ロゼクレール」は、ベルガモットをベースにした、透明感ある香りが洗練された趣。パリの調香師さんが作り出す香りは、全3種。15ml¥1,200(メゾン オルネ ド フォイユTEL:03・3499・0140)潤いを保って、爪の先までうっとり。合成香料&着色料やシリコンを使わず、100%天然由来の成分で作られたネイルバームは、ナチュラル志向の女子にもうれしい逸品。ヒノキのエッセンシャルオイル配合で、美しい爪をキープ!各¥1,800(Relaxin’/アクタスTEL:03・5269・3207)心のこもった手紙が、恋の火付け役に…。こっくりとした深い赤が、大人の女性の品を醸し出す。ゴールドのリンゴも、さりげないワンポイントに。デートの当日はもちろん、デートの後にお礼を伝えるときにも。レターセット¥450(スミス 渋谷ヒカリエシンクスTEL:03・6427・2330)世界中のプロに愛される、信頼のブラシ。ファッションリーダーやヘアスタイリストからのラブコールが絶えない優秀品。硬めの丈夫な猪毛ブラシが髪を守り、理想のツヤを叶えてくれる。専用の袋付き。「ACCA KAPPA Pocket Brush」¥3,000(ザ・コンランショップTEL:0120・04・1660)※『anan』2017年12月27日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・西森 萌(by anan編集部)
2017年12月25日色、モチーフ、シルエットやサイズ感など、一つでオリジナリティを発揮するアイテムに注目。今週の気になるものと、最新ニュースをお届けします!インナースリーブ付きでソックスのようなフィット感。同系色の濃淡&異素材でコントラストをつけたデザインが技あり。ソールに深い溝が施され、自然かつ快適な動きをサポート。スニーカー¥14,000(ナイキ スポーツウェア/ナイキ カスタマーサービスTEL:0120・6453・77)コーディネートに華を添える鮮やかなイエローが鍵。大きなリボンベルトが主張するサロペット風スカートは、ワントーンのイエローが新鮮。冬はニットと、春先はカットソーやシャツと組み合わせるなど、大活躍の予感。¥31,000(G.V.G.V./k3 OFFICETEL:03・3464・5357)『ハイク』のミリタリーアイテムにゆったりとしたジレが登場。これまで多くのミリタリーアイテムが登場し、人気を博してきた『ハイク』。新作のジレは、ビッグサイズやハイネック風になる衿、ウエストのブラウジングなど、こだわりが満載。¥35,000(ボウルズTEL:03・3719・1239)黒地に赤の花刺繍でビタースイートな印象に。コンパクトな衿元や、小さく並んだボタンが上品さを演出。絶妙なロング丈のシャツは、太ベルトで遊んだり、ワイドパンツと合わせるのが今の気分。¥6,472(ザラ/ザラ・ジャパン カスタマーサービスTEL:03・6415・8061)※『anan』2017年12月27日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・番場直美(by anan編集部)
2017年12月25日着こなしに物足りなさを感じたり、思い切りおしゃれを楽しみたい時は、ビッグアクセサリーの出番!年末年始のパーティシーンでも、重宝すること間違いナシ。“フキダシ”みたいなファニーな形に視線集中!大きさ、ギザギザの形、ラインストーンの輝き。どこをとってもキャッチー。プレイフルなアイテムなので、装いのハズシ役に取り入れたい!イヤリング¥11,000(ディス×ブイジー ビジュー/UTS PR TEL:03・6427・1030)遊び心がありながらクラシカルなムードも。特大コットンパールが目を引くネックレスは、ブレスレットとしても使えるのが嬉しい。クリスマス限定アイテム。¥26,000(プティローブノアー TEL:03・6662・5436)ブラウス¥13,800(ビームス ボーイ/ビームス ボーイ 原宿 TEL:03・5770・5550)ゆらゆら揺れる様子がなんともチャーミング。レザーの葉っぱが連なるイヤリングは、シックな色みが幅広い装いにマッチ。¥18,000(ザ ダラス/シック TEL:03・5464・9321)ニット¥14,000(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL:03・5786・0555)メタリックカラーでとことん派手に。着こなしの印象を変えるほどのインパクトを放つリング。さりげなく施されたダイヤチェックの模様が繊細なニュアンスをON。手頃なので重ね着けもおすすめ。各¥3,000(レイ ビームス/レイ ビームス 原宿 TEL:03・3478・5886)※『anan』2017年12月20日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・番場直美ヘア&メイク・岩田美香(mod’s hair)モデル・エモン久瑠美(eva)文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年12月19日寒さはこれからが本番だけど、ショップを覗けば春まで使えそうな軽やかな印象のアイテムが続々。袖を通せば、こだわりを実感!大人顔のスウェットパーカ。試作を繰り返したハリのあるオリジナル生地が、シルエットの立体感をアシスト。ゆったりしたサイジングながらもカジュアルさは抑えめで、品よく着られる。¥26,000(オーラリー TEL:03・6427・7141)シンプルなラインのワンピースに上品な遊び心を漂わせて。ケープのような首元の折り返しデザインと、袖のボーダーラインに個性が宿る。ニットファクトリーが展開するハイクオリティなブランド。ニットワンピース¥29,000(ラッピンノット/UTS PR TEL:03・6427・1030)ギンガムチェックの愛らしさと仕立ての良さを堪能。かわいらしくも落ち着いた表情のチェック柄ジャケット。素材はリネン混コットンで、さらりとした質感も心惹かれるポイント。¥77,000(サイ/マスターピースショールーム TEL:03・5414・3385)美発色のスリッパシューズで装いに抜け感&彩りをプラス。差し色として活用したいアクアブルーのスエードシューズ。細身のシルエットが女性らしい足元に導く。1月発売。ヒール高2.5cm¥16,000(モリーニ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム TEL:03・3401・5001)※『anan』2017年12月20日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年12月17日寒くて布団から出られない…という方も多いのでは?ビジュアルにもこだわった、あたたかアイテムがあれば、ほっと心は和らいで、24時間ポカポカに過ごせそう!冷たい足元の味方。小動物系な見た目もキュート。ふわふわなエコファーとチョコンとついた丸いしっぽ。うさぎみたいな足元ヒーターは、部屋でぬくぬく使ってもよし、オフィスでこっそり使ってもよし。ギフトとしても喜ばれそう。ふわポカフット¥7,800(ルルド/アテックスTEL:0120・486・505)アルパカニットの極上の柔らかさ。ボリビアにてアルパカの毛をたっぷり使って手編みされたもの。股下部分は補強されていて丁寧な作りも嬉しい。お腹までしっかりあたためたら、寒い夜の寝冷えも怖くない。腹巻き付きレギンス¥26,600(プエンテ/プエンテTEL:086・728・0144)癒される香りを、フットバスやマッサージのお供に。ヒマラヤの森林に自生する植物から抽出したエッセンシャルオイル。香りは全16種類。各5ml。左から、ヒマラヤモミ¥2,700シャクナゲ¥2,700ヨモギ¥2,300(Thousand Snow from Himalaya/Qusuyama LLC.TEL:0558・23・1755)チャーミングな見た目と丁寧な作りに心和む。愛くるしいくまの編みぐるみはスコットランド生まれの伝統あるニットブランドから。アラン糸で編まれた細やかな編み目としっかりした作りが特徴。見ても、触ってもぬくもりを感じられる。¥24,600(インバーアラン/ラカグTEL:03・5227・6977)至福のひとときをもたらしてくれる、滑らかな肌触り。最高品質のオーガニックコットンに、和歌山県の伝統的なシール織を掛け合わせて生まれたブランケット。保温性が高く、ソファでのリラックスタイムにぴったり。ハーフケット、140×100cm¥10,000(テネリータ/テネリータTEL:03・6418・2457)※『anan』2017年12月13日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・野崎未菜美(by anan編集部)
2017年12月11日上品な装いにもカジュアルな装いにも合う、キルティング。見た目のかわいさはもちろんのこと、着たときのあたたかさが嬉しい。今冬のワードローブに加えたくなるアイテムが揃いました。街中でも存在感を放つたっぷりボリューム。シンプルだけど、丸みのあるコクーンシルエットとひざ下まで隠れる長め丈がキュート。異素材との切り替えのおかげで着膨れ知らず。コート¥95,000(ヴィクトリアアンドレヤノヴァ/ジャーナルスタンダード レリューム 表参道店TEL:03・6438・0401)タートルネックニット¥33,000(クローク/デューンTEL:03・5738・0885)パーカ¥24,000(フィル ザ ビル/シックTEL:03・5464・9321)パンツ¥51,000(アキラ ナカ/ハルミショールームTEL:03・6433・5395)ベロアキルティングで足元から女性らしく。デートにぴったりな色合い。ラウンドトゥと程よい高さのヒールが可憐。シューズ、ヒール高4.5cm¥26,000(プリティ・バレリーナ/エフイーエヌTEL:03・3498・1642)カシミアソックス¥7,800(マルコモンドTEL:03・6805・0812)思わず目を奪われる大胆なキルティング使い。カジュアルに決まるセットアップ。表面が軽く起毛しているため、しっとり柔らか。トップス¥22,962 スカート¥24,814(共にワークノットワーク/ワークノットワークアーバンリサーチ キッテ 丸の内店TEL:03・6269・9170)鮮やかな色使いはまるで‘60s。スポーティなラップスカートは、大きなポケットもアクセントに。¥26,000(アストラット/アストラット 新宿店TEL:03・5366・6560)スニーカー¥5,800(コンバース/コンバースインフォメーションセンターTEL:0120・819・217)上品なフラワー柄で女性らしく華やかに。サイドの切り替え部分からは、シックな小花柄がチラリ。ウエストマークできるベルト付き。ジャケット¥59,000(ミュラー オブ ヨシオクボTEL:03・3794・4037)ロンパース¥25,000(アダム エ ロペTEL:0120・298・133)※『anan』2017年12月13日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・Nagisa(W)モデル・花梨(by anan編集部)
2017年12月07日廃材を再利用して新たなカタチを与える“リユース”という考え方がすっかりおなじみに。その物が辿ってきたストーリーを知れば、もっと愛着が湧いてくるはず。Basket:リトアニア出身の兄弟が作る、カラフルな電話線のかご。不要になった電話線を再利用してかごを作るのは、物資が限られていたソビエト時代からの伝統。リトアニアの暮らしの知恵がつまったかごは、ひとつとして同じ色合わせがないのも特徴。大¥5,600小¥3,200(シボネケース TEL:03・5537・3101)Door Stopper:ヴィンテージの趣が味わい深いドアストッパー。実際に使われていた靴の木型を再利用して作られたこちら。裏面に収納された板を引き出すと、ドアを固定するためのストッパーに。玄関に置いておくだけで、独特の存在感を発揮してくれそう。¥2,500(PUEBCO/プエブコ TEL:050・3452・6766)Plate Mirror:独特の感性で選ばれた食器が、おしゃれな壁掛けミラーに。アンティークの食器にハンドカットミラーを取り付けたオブジェは、オーストリア人デザイナー、クリスティーヌ・ヘッティンガーによる作品。大¥10,000小¥5,500(クリスティーヌ ヘッティンガー/ラカグ TEL:03・5227・6977)Tumbler:廃棄されたワインボトルを大胆にカット。一見、普通のグラスかと思いきや、よく見ると底の部分にワインボトルにある特徴的なへこみが。切り口を熱処理で仕上げた際の、独特の歪みも味のひとつ。各¥1,400(ワインプンツ/プレイマウンテン TEL:03・5775・6747)※『anan』2017年12月6日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・野崎未菜美文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2017年11月30日今季の注目素材の一つといえば、ベルベット。主役アイテムに取り入れるのはもちろん、小物にプラスするだけでも、秋冬ムードが急加速。気になるアイテムをピックアップ!ベルベットのぬくもりが女性らしいニュアンス。今年、日本に初上陸した香港のハンドバッグブランド。スクエアタイプのチェーンバッグは、付属のロングベルトをつければショルダーバッグに。W14×H19×マチ8cm ¥49,000(カフネ/ハルミ ショールーム TEL:03・6433・5395)サイドのスリットで程よい抜け感を演出。やわらかな着心地にリラックスムードが漂うロングドレス。深みのあるブルーが大人顔で、目を引く。1枚でさらりと着ればエレガントに、サイドのスリットからパンツを覗かせると、カジュアルな雰囲気に仕上がる。¥63,000(エムダブリュー/レスプラスデザイン TEL:03・3780・1481)パンツ¥24,000(ア ピューピル/アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店)ミュール¥40,000(エリン/アングローバルショップ 表参道 TEL:03・3470・2151)コロンとした2つのボールがなんとも愛らしい。フロッキー加工を施した、ベルベット風のパーツ使いに注目。ヘアに飾ったり、トップスの襟元につけたり、アレンジを楽しんで。色はネイビーとブラックがあり。クリップ¥7,000(プティローブノアー TEL:03・6662・5436)サンダルタイプだから履き心地もラクちん。イエローゴールドのベルベット素材が足元のアクセントに。シューズ、ヒール高3cm¥26,000(エフ・トゥループ/アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店 TEL:03・5366・5425)ソックス¥7,800(マルコモンド TEL:03・6805・0812)※『anan』2017年12月6日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・Nagisa(W)モデル・花梨文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2017年11月29日ホットドリンクにオーブン料理、パーティシーズンも相まって、料理が楽しくなる時期に突入。納得の調理道具や可愛い食器など、心も体も温まるような、キッチンの冬支度をしませんか?素朴な質感の陶器のおひつは、調理もできる優れもの。程よい蒸らし加減で、冷やご飯もそのままのおいしさの、「やまほん陶房」のおひつ。電子レンジで加熱でき、蒸し野菜などの調理も可能。¥4,800しゃくし¥1,200(クラスカ ギャラリー&ショップ“ドー”渋谷ヒカリエ ShinQs店TEL:03・6434・1663)食卓に癒しを届ける、可愛い猫がお目見え。動物モチーフの陶器製雑貨を展開する「Quail Ceramics」のキュートなソルト&ペッパー。すべてハンドペインティングのため、同じ表情がふたつとないところも嬉しい。なんだか食事が楽しくなりそう!¥3,000(CINQTEL:0422・26・8735)機能性抜群の優秀カップで、寒い朝にコーヒーを。陶器製では珍しい、ダブルウォールのコーヒーカップは、重厚感もあって、ギフトにもよさそう。ドリッパーは2穴式で、ふたつのカップに同時に淹れられる。ドリッパー¥6,800カップ¥6,800(Mingleware/ザ テイストメイカーズ アンド コー)ユニークな自然派レストランのリユース提案。狩猟体験などのアクティビティも行っている京都府・美山町の自然派レストラン『田歌舎』。鹿料理の骨を再使用したカトラリーレストは、食育にもつながりそう。各¥1,000(d47 design travel storeTEL:03・6427・2301)カトラリーはスタイリスト私物※『anan』2017年11月29日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・大谷優依
2017年11月27日今季はノーブルな印象のノーカラーコートが続々登場。上品な表情はそのままに、素材や色合いでアップデート!トレンド感たっぷりのアウターで冬の装いを楽しんで。道行く人の目を引く、計算されたガウンコート。人気のガウンタイプはレンガ色をチョイス。袖のタックによる立体的な形や、肩落ち感など、シルエットが絶妙。¥135,000(スタジオ ニコルソン/キーロTEL:03・3710・9696)ニット¥39,000(デミリー/サザビーリーグTEL:03・5412・1937 )パンツ¥31,000(サンスペル/サンスペル 表参道)シューズ¥24,000(マリサ レイ/ジャーナル スタンダード 表参道TEL:03・6418・7958)ストイックかつ上品!一目ぼれしてしまいそう。昔の制服のようなクラシックな雰囲気のコートは、ボタンをきっちり留め、ジャストサイズで着るのが正解。切りっぱなしのようなカッティングなど、ディテールも注目。¥129,000(アプントビー/ビショップTEL:03・5775・3266)着ると背筋が伸びそうなブリティッシュコートが登場。今季のトレンド柄のグレンチェックはスリムな形と長めの丈で、とことんエレガントなものを選びたい。付属の硬めのレザーベルトで、コーディネートがさらに引き締まるのが嬉しい。英国のジェントルマンを彷彿させるアイテム。¥43,000(デ・プレ/デ・プレ 丸の内店TEL:0120・983・533)スカート¥15,600(オアスロウ/ビームス ボーイ 原宿TEL:03・5770・5550)上質な素材と色合いは今季の本命コート候補!ぜいたくなベビーアルパカを使用した生地は、驚くほどやわらかな手ざわり!首もとを衿のように折れば、チェスターコート風に着ることもできる。長めの丈なので、ワイドパンツやロングスカートなどボリューミーなアイテムと好相性。ベーシックな色になりがちな冬のアウターを、シックなダークブルーで大人っぽく着こなすのが、今の気分。¥92,000(オーラリーTEL:03・6427・7141)※『anan』2017年11月29日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・高品逸実ヘア&メイク・福島利紗モデル・田中シェン
2017年11月27日冬の気配が漂い始める今の季節に取り入れたくなるのは、温かさと深みをそなえたバーガンディカラー。肌になじむ大人っぽい色を、ボトムスや小物で楽しんでみて。ぐるぐる巻きが今年風。ニット専門ブランドによる、上質なウールを使った編み目が美しいマフラー。すっぽりと顔を包み込むボリューム感がコーディネートのポイントに。¥12,000(クレプスキュール/オーバーリバー)ボリュームたっぷり!定番のデザインも、バーガンディで洗練。ハンドルの長さや、全体のコンパクトなサイズ感など随所に個性が光る。ショルダーとトートの2WAYで、デイリーに使える。バッグ、W23×H28×マチ10cm¥23,000(RUE DE VERNEUIL/ディプトリクスTEL:03・3409・0089)サイドのスリットでシックな色合いに抜け感をプラス。大きめのポケットやシューレースのようなリボンでスポーティさを演出。深い色みがカジュアルすぎない印象に。スカート¥12,000(シュガーローズ/ドリーム シュガーローズ事業部TEL:06・6943・2541)シューズ¥48,000(ワイエムウォルツ/マービン&ソンズTEL:03・6452・3982)ひとつは持っておきたい着回しできるニット。ほどよく体にフィットする美しいシルエットに注目。短めの丈や、サイドの小さなポケット、ボディと袖部分で太さが異なるリブなど、一見シンプルな印象ながらこだわりが詰まっている。ボリューミーなボトムスとも好相性。カーディガン¥28,000(デミリー/サザビーリーグTEL:03・5412・1937)スカート¥15,600(オアスロウ/ビームス ボーイ 原宿)シューズ¥36,000(リーガル/リーガルコーポレーション 婦人靴お客様相談室窓口TEL:047・304・7265)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2017年11月22日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・高品逸実ヘア&メイク・福島利紗モデル・田中シェン文・重信 綾(by anan編集部)
2017年11月20日『オーシバル』の新色ダッフルから、クリスマスの贈り物にぴったりな『MHL』のソックスまで、今見逃せない4アイテムをご紹介します。美しいフォルムとビビッドカラーに街の視線集中、間違いなし!『オーシバル』の定番ダッフルコートに、鮮やかな新色のオレンジがお目見え。目のはっきりした、きれいな織り地が特徴的で、肉厚でありながら軽い、と着心地は抜群。¥49,000(オーシバル/ビショップTEL:03・5775・3266)足もとをかわいく彩るソックスは自分へのご褒美や、ギフトに活躍。モノトーンの切り替えがポイントのソックスは、『MHL』のクリスマスホリデイシーズンのもの。厚手のウール素材で、寒い冬でもあったか。贈り物としても喜ばれそう。¥3,000(MHL/アングローバルTEL:03・5467・7874)まるで美術作品のような佇まい。繊細なムードに、うっとり。フランスのアーティスト、ステファノ・ポレッティが手がけるガラスを使ったリング。大ぶりで、コーディネートのアクセントにぴったり。¥14,000(STEPFANO POLETTI/アッシュ・ペー・フランスTEL:03・5778・2022)にらみをきかせるトラが、大切なアクセサリーを守ってくれるエッジーなデザインが人気の、ロンドン発のアクセサリーブランドがコラボで手がける小物ケース。インパクト大で、部屋のインテリアとしても活躍!¥5,800(タティ デヴァイン/マッハ55リミテッドTEL:03・5413・5530)※『anan』2017年11月22日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・高品逸実ヘア&メイク・福島利紗モデル・田中シェン文・重信 綾(by anan編集部)
2017年11月20日春夏から注目されていたペールトーンの人気が今季も続行中。シックな色に交ぜるもよし、色の掛け合わせを楽しむもよし。軽やかな色を利かせた、新鮮な秋冬スタイルにトライ!フェミニン&クールの絶妙バランス。ストリートカルチャーをベースにした東京ブランド、『ネオンサイン』が今季よりウィメンズをスタート。Aラインのラップスカートは、ベルトの位置により、さまざまなシルエットに変化。¥42,000(ネオンサインTEL:03・6447・0709)しなやかで美しく、着心地はリラクシー♪ウエストに施したギャザーによる、流れるようなラインと淡いピンクに心惹かれる一着。裾のリボンを絞ればハーレムパンツに早変わり。ジャージー素材で着心地も最高!パンツ¥18,000(フィル ザ ビル/4KTEL:03・5464・9321)モヘアのふわふわ感が色の魅力を引き立てる。目の詰まったモヘアニットのカーディガンは、アウターとしても着られるあたたかさ。カラダを包むゆったり感も、今の気分にマッチ。カーディガン¥54,000(HAKUJI/ブランドニュースTEL:03・3797・3673)ニット¥11,000(アダム エ ロペ)パンツ¥45,000(フィルメランジェTEL:03・6447・1107)ネックレス¥56,000(グーセンス パリ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店TEL:03・5786・0555)スリッポン¥38,000(ピッピシック/アーバンリサーチ表参道ヒルズ店TEL:03・6721・1683)着こなしを一新する軽やかな足元。柔らかなスエードのミュールは、インソールまでライラックカラー!チャンキーヒールで安定感もばっちり。ソックスと合わせても。ヒール高5cm¥35,000(チェンバー/デミルクス ビームス 新宿TEL:03・5339・9070)肌色に馴染みやすいイエローフレームが◎。カラーフレームに遊び心が漂うサングラスは、人気のアイウェアブランドから。シェイプとメタルパーツはクラシカルなムードで、カジュアルからシックな着こなしまで、幅広くはまる。¥17,000(A.D.S.R./4K)※『anan』2017年11月15日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・武政ヘア&メイク・草場妙子モデル・リー・モモカ文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年11月08日落ち着いた色合いながら、モノトーンとはひと味違った魅力を放つネイビーの雑貨。どことなくハンサムな佇まいで、空間をシックに彩ってくれる優秀アイテムをご紹介。飽きのこない、シンプルさが決め手。『IDEE』オリジナルの「TERRE」シリーズのスープ皿は、懐かしさを感じるようなクラシックなデザイン。和洋どちらにも使えて、スタッキングもできるなど、使いやすさも文句なし。¥2,400(イデーショップ ヴァリエテ 渋谷店TEL:03・6434・1641)丸みを帯びたデザインが秀逸。柄の部分に丸みを持たせ、持ったときに手にしっくりなじむ感覚がやみつきに。ネイビーのパーツには、よく見ると白い点がちりばめられ、星空のようにも。スプーン、フォーク、ナイフ各¥540(ピー・エフ・エス パーツセンターTEL:03・3719・8935)いつものストッカーがマンネリになったら…。ハンドソープやルームミストなど、ストッカーの色を変えるだけでも、気分転換になるもの。プラスチック製で軽いから、長めの旅行などにも活躍しそう。ポンプボトル、スプレーボトル各¥400(ピー・エフ・エス パーツセンター)伝統的な織物技術と北欧のデザインの融合。すべてのラグに自然素材を使用し、インドの高い技術での手織りにこだわるデンマークのブランド、FABULA社のラグ。濃淡や柄の幅によって一つずつ表情が違うのもハンドメイドならではの魅力。140×200cm¥59,000(アクタスTEL:03・5269・3207)※『anan』2017年11月8日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・西森 萌(by anan編集部)
2017年11月02日秋冬の定番コートや秋の装いを彩る小物など大人かわいい魅力があふれるアイテムに注目!今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!トラディショナル×ポップ!老舗が手がける主役シューズ。1876年に創業。世界で初めてローファーを作ったことで知られるアメリカのメーカーによる、大胆なスター使いが楽しい一足。ヒール高2cm ¥27,000(ジーエイチ バスアンドコー/シジェーム ギンザ TEL:03・6263・9866)マルチカラーツイードコートで多彩な着こなしを。ピンクやブルー、シルバーの糸やスパンコールが織り込まれた生地が、独特の存在感を放つ。長めの丈に、フェイクパールのボタンやパイピングで、より上品な印象。¥14,806(ザラ/ザラ・ジャパン TEL:03・6415・8061)ベーシックなチノが今年顔に進化。立体的なシルエットを楽しんで。たっぷりとした折り返し幅がインパクト大のワイドチノ。黒のタートルニットなどのシンプルなアイテムを合わせても、ユニークに仕上がるすぐれもの。¥25,000(アストラット/アストラット 青山店 TEL:03・6418・2917)秋のコーデにひと味をプラスするビビッドカラーに視線集中!シーズンごとに、ひとつの国をテーマにし、ソックスから派生するアイテムを提案。今季のテーマであるカナダの厳しい寒さに暖かみを与えるような鮮やかな色合いが印象的。各¥4,200(マルコモンド TEL:03・6805・0812)※『anan』2017年10月11日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)文・重信 綾(by anan編集部)
2017年10月07日今年の秋はいつになくハッピーな色が溢れ、装いも明るく!個性豊かな色やデザインのアイテムが続々お目見え。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!5色の華やかなカゴバッグはスタイルの主役になる存在感。丈夫なラタンのバッグは、ころんとしたフォルムが愛らしい。ファーで覆われた内側も女心をくすぐる鍵。W22×H22×D14.5cm ¥21,000(ビューティフルピープル/ビューティフルピープル 青山店 TEL:03・6447・1869)5色展開の別注ニットは胸元のロゴもポイント!コンパクトなサイズに、オーバー気味のロングスリーブが今の気分!ケーブル編みのざっくり感も鍵。¥16,000(ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン フォー アダム エ ロペ/アダム エ ロペ TEL:0120・298・133)最新コラボスニーカーのスモーキーピンクに一目惚れ!ライトグレーのシューレースや、2色使用のロゴなど、絶妙なカラーバランスに拍手!ブラックソールが全体の引き締め役に。¥11,000(ニュー バランス×ビームス ボーイ/ビームス ウィメン 渋谷 TEL:03・3780・5501)ミニマルなコーディネートの差し色として活躍する予感。こっくりしたパープルのキャップは、上質なピッグスエードを使用。シンプルに生地と色だけで勝負したデザインだから、大人のおしゃれのハズシに最適。¥17,000(マサカ ハット/RHC ロンハーマン TEL:045・319・6700)※『anan』2017年9月27日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)(by anan編集部)
2017年09月24日ブラウスのバリエーションがぐんと増えた今シーズンは、フリルやギャザー、切り替えなど、個性ある袖のデザインが豊富に。ボリューミーなスリーブを武器に、おしゃれ偏差値をアップ!なかなかレアなプリーツデザイン!動く度に揺れる袖口のプリーツデザインが新鮮。女性らしい品のある光沢感や、秋の装いにぴったりのパープルも決め手に。ブラウス¥22,500(ルプコ/シアン PR)スカート¥25,000(キン/マチュピチュ TEL:03・5459・3713)肩や袖口にあしらわれたラッフルがアクセント。色鮮やかなワントーンレッドのブラウスは、さらりとした薄手の生地で肌触りなめらか。ラッフルデザインに加え、共布のボウタイもさらなるエレガントさを後押し。ブラウス¥30,000(G.V.G.V./k3 OFFICE TEL:03・3464・5357)パンツ¥28,000(アツシ ナカシマ/シアン PR TEL:03・6662・5525)ピアス¥30,000(シャルロット・シェネ/トゥモローランド TEL:0120・983・511)シューズ¥78,000(ジル サンダー/ビームスハウス 丸の内 TEL:03・5220・8686)シースルーの生地に立体感ある花柄をオン。軽やかなシースルー素材に咲き誇る花が最大の魅力。総柄でもモノトーンでまとめれば落ち着いた印象に。ラッパ型スリーブにはグログランテープで切り替え加工も。ブラウス¥37,000(ロキト/アルピニスム TEL:03・6416・8845)切り替え部分に装飾のベルトをプラス。『ローズ バッド』から新たなブランドが登場。発色の美しいイエローのブラウスは、袖にタックとベルトがデザインされ、エッジの利いた仕上がりに。前後2wayで着用可能。¥15,000(ミチ/ローズ バッド TEL:03・3797・3290)※『anan』2017年9月27日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・番場直美ヘア&メイク・岩田美香(mod’s hair)モデル・酒井いぶき(by anan編集部)
2017年09月24日秋冬の装いにぴったりな、暖かみのあるコーデュロイ素材。一点投入するだけで、飾らないのにニュアンスのある着こなしに。色やうね幅次第で印象が変わるから、何着でも欲しくなっちゃう!ゆったりとした作りで女性らしさが際立つ。コンサバな印象が強いシャツワンピースも、コーデュロイ生地なら優しい雰囲気に。防寒性に優れているため、中に一枚着れば冬も使える。ダークな色合わせになりがちな秋冬こそ、アイボリーカラーを取り入れて。¥14,800(ビームス ボーイ/ビームス ボーイ 原宿TEL:03・5770・5550)ベルト¥12,000(エムエフ サドラリー/グラストンベリーショールームTEL:03・6231・0213)シューズ¥62,000(アデュー/エドストロームオフィスTEL:03・6427・5901)ソックスはスタイリスト私物深みのある赤が目を引くボタンダウンシャツ。腰まですっぽり隠れる大きめシルエットをさらりと着て、メンズライクなコーディネートに。¥19,000(ニードルズ/ネペンテスTEL:03・3400・7227)パンツ¥25,000(サンスペル/サンスペル 表参道TEL:03・3406・7377)散歩のときに携えたい、大きめサイズ×タフ素材。大人のカジュアルスタイルにぴったりなトートバッグ。ありそうでない深緑色で個性を出して。W45×H39×マチ15cm¥5,900(ザ・ノース・フェイス パープルレーベル/ナナミカ マウンテンTEL:03・5728・3266)程よく色っぽく仕上がる、タイトなシルエット。フロントに入っている大胆なスリットに目を奪われる。色っぽくなりすぎないのは、ナチュラルなコーデュロイ生地だからこそ。グレーがかったブルーは、意外とどんなアイテムとも合わせやすいので重宝する。¥28,000(オーラリーTEL:03・6427・7141)どんな人にも似合う、柔らかブラックハット。つばにワイヤーが入っているため、輪郭やヘアスタイルに合わせて傾きが調整可能。ハット¥8,800(オーシバル/ビショップTEL:03・5775・3266)トップス¥8,000(グラソン/グラストンベリーショールーム)※『anan』2017年9月20日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・高品逸実ヘア&メイク・岩田美香モデル・TSUGUMI(by anan編集部)
2017年09月14日今季のトレンド柄のひとつが、ザ・クラシックなグレンチェック。差し色や幅の違いなど多様に揃ったラインナップを、今っぽいアイテムとのコーディネートで、さらにアップデート!品の良さとインパクト、ダブルで叶える。大きなバラ柄にチェックという、本来ならインパクトが強くなりがちな柄ミックスも、落ち着いたグレーの色合いと厚みのあるウール素材のセットアップで、上品な印象に仕上がる。随所に入ったタックが、絶妙なシルエットを作り出す一着。トップス¥28,000スカート¥44,000(共にディサヤ/H3Oファッションビュロー TEL:03・6712・6180)シューズ¥38,000(エフ・トゥループ/アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店 TEL:03・5366・5425)ソックスはスタイリスト私物秋のレイヤードはビスチエからスタート。コーディネートをグッと今っぽくしてくれるビスチエ。モノトーンに潜む、黄色のラインが嬉しいアクセントに。バックはカシュクールになっていて、後ろ姿を違う表情に見せてくれる。¥19,000ニット¥18,000(共にデ・プレ/デ・プレ 丸の内店 TEL:0120・983・533)特大サイズのリボンがとびきりキュート!シックな足元には大ぶりのリボンで甘さを足して。コーディネートのポイントになる印象的な一足は、シンプルなボトムスと好相性。シューズ¥41,000(ポリー プルム/ジャーナル スタンダード 表参道)ソックスはスタイリスト私物シンプルなトップスに旬をウエストマーク。グレンチェック×太ベルトとトレンド最前線なアイテムが登場。バックはゴム、サイドにファスナーと着脱のしやすさも重要なポイント。¥2,990(AG バイ アクアガール TEL:03・6324・2642)※『anan』2017年9月6日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・草場妙子モデル・モトーラ世理奈(by anan編集部)
2017年09月02日ドライにした生花などを使った、ロマンティックなアイテムがリリース。リアルな質感から生まれる味わいや繊細さに、思わずうっとり。飾ったり、味わったりと日常に取り入れて、乙女心を刺激して。<Dried Flower Vase>ドライフラワーになっていく過程から楽しんで。単に花を生けるのではなく、ドライフラワーになる姿を堪能できる革新的な花瓶。吹きガラスのため、内部が歪んだように見え、花の姿を美しく見せてくれる。フラワーベース“VEIL”¥45,000(DAN TOMIMATSU/ベルジェTEL:03・6438・9338)<Herbarium>みずみずしい花の姿を、手元で愛でて。ドライフラワーを特殊な液体に浸した植物標本は、いつまで眺めていても飽きのこない独特の美しさを放つ。長持ちするため、贈りものにもぴったり。ハーバリウム(左からblue、pink、rose)各¥1,750(バロン/シボネ青山TEL:03・3475・8017)<Chopstick Rest>いつものシンプルな食卓に、優しい彩りを添える。透明度の高いアクリル素材に、メヌエット、ダニー、コマチなどカーネーションの花びらをプリント。ナチュラルで可憐な佇まいで、食卓が華やぐ。押し花箸置き 5個セット(カーネーション)¥3,000(トウメイ/ウニコ 新宿TEL:03・5909・9003)<Candle>ドラマティックな姿と、安らぐ香りに惚れぼれ…。ナチュラルな草花やスパイスを、豊かな香りと一緒に天然ワックスで封じ込めた。すべてハンドメイド。ボタニカルキャンドル ラウンド12.5×H16cm(ビーチデイジー)¥9,000(ロージーリングス/トレード・チャネルズ)<Candy>ルックスも味わいも甘い、宝石みたいな砂糖菓子。花やハーブを閉じ込めた、鉱物標本にも似た佇まいが魅力的。ハーブはお湯を注ぐとハーブティーに。花はそのまま舐めたり、紅茶に入れたりと、楽しみ方はさまざま。herbarium-甘い標本-M(デイジー)¥1,500(cinecainfo@cineca.si)※『anan』2017年8月30日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・野崎未菜美文・重信 綾(by anan編集部)
2017年08月29日人気ブランドの記念アイテムや、コラボものをはじめ、秋の気配を感じさせる大人なカラーが目を惹く品がずらり。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします。シンプルワンピも鮮やかな色使いで一気に主役アイテムに。メイド・イン・イタリーを貫くブランドに『ジャーナル スタンダード』が別注。個性派のプリントは、スカートとブラウスもあり。ワンピース¥38,000(メゾン オルガ/ジャーナル スタンダード 表参道TEL:03・6418・7958)カジュアルなコーディネートがモードな顔つきに変わる一枚。『アストラット』だけのスペシャルアイテムが登場。Tシャツやカットソーの上に重ねると、一瞬で、都会的&ユニークな表情が生まれる。ビスチエ¥29,000(アーロン/アストラット 青山店TEL:03・6418・2917)シンプルな大人顔のブレスレットは色違いの重ねづけも、おすすめ。“無駄のない美しさ”を追求するブランドが、天然石を用いたブレスレットをリリース。手元をさりげなく彩る、華奢なデザインが目を引く。左から¥26,000、¥28,000、¥29,000(イディアリズムサウンドTEL:03・5773・5070)重厚感のあるスペシャルシューズは秋冬シーズンの主役に決まり。人気のオペラシューズに、ハラコ素材のレオパード柄が登場。『レイ ビームス』の別注でベロア素材もあり。ヒール高3.6cm¥63,000(トーガ プルラ×レイ ビームス/ビームスウィメン 渋谷TEL:03・3780・5501)LAのジュエリーブランドからファジーな色のネイルがお目見え。『ジェイ ハンナ』のネイルカラーが初上陸。有害物質を取り除いた優しい成分で、コーディネートの邪魔をしない、絶妙な色みが揃う。各¥2,800(ジェイ ハンナ/ギャルリー・ヴィー 丸の内店TEL:03・5224・8677)※『anan』2017年8月30日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・仮屋薗寛子文・重信 綾(by anan編集部)
2017年08月29日ベルトブームは勢いを増し、今季も存在感を放つデザインが続々と登場。ワイドタイプを中心に、鮮やかな柄や色、モードな雰囲気…と、コーディネートの主役やスパイスに大活躍するアイテムが揃い踏み。差し色としても活躍するブルーが、視線を奪う。ニット×ロングスカートというシックなコーディネートを、ビビッドなブルーのベルトで今年らしく。オレンジとのコントラストも、目を釘付けに。ベルト¥21,000(ビューティフルピープル/ビューティフルピープル 青山店TEL:03・6447・1869)ニット¥15,000(G.V.G.V./k3 OFFICETEL:03・3464・5357)スカート¥13,000(ジャーナル スタンダード/ジャーナル スタンダード 表参道)シューズ¥55,000(ロベール・クレジュリー/トゥモローランド)和服をイメージさせる唯一無二のインパクト派。着物の帯に帯留めをしているような、和の雰囲気とレザーの組み合わせがモダンなデザイン。ネイビーなど深い色のトップスに合わせると美しく映える。ベルト¥24,000(イロアールブリリアント マーケット/ビームス ウィメン渋谷TEL:03・3780・5501)大人っぽいスエードに、リボンで可憐さをプラス。ボリューム感がありながらも、落ち着いた色みの、柔らかな山羊革。柄のボトムスを上品に引き立てる。ベルト¥18,000(カレンテージ/ブランドニュースTEL:03・3797・3673)ブラウス¥59,000(モノグラフィー/ドレステリア 銀座店TEL:03・6274・6217)パンツ¥36,000(チノ/モールドTEL:03・6805・1449)モードなひと味を加える大粒のスタッズに注目。サイドからバックにかけて、シルバーのスタッズがずらり。モードな雰囲気と品の良さの両方をバランスよく備え、カジュアルとエレガント、どちらにもハマる。ベルト¥18,000(マカフィー/トゥモローランドTEL:0120・983・511)シンプルなスタイリングも一気に旬の表情に様変わり。細い5本のベルトをフロントで留めた、コーディネートの主役になるアイテム。レザーの光沢感が美しく、ベーシックな白のシャツワンピースに重ねるだけで、ぐっと今年の装いに。ベルト¥31,000(ザ ダラス/シックTEL:03・5464・9321)ロングシャツ¥27,000(フィーニーTEL:03・6407・8503 )デニムパンツ¥14,000(ジャーナル スタンダード/ジャーナル スタンダード 表参道TEL:03・6418・7958)サンダル¥37,000(カール ドノヒュー/ショールーム セッションTEL:03・5464・9975)※『anan』2017年8月30日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・草場妙子モデル・モトーラ世理奈文・重信 綾(by anan編集部)
2017年08月28日可愛い0歳の姪っこちゃん、抱っこしてた時のこと…Upload By ラム*カナUpload By ラム*カナUpload By ラム*カナUpload By ラム*カナ赤ちゃんを抱っこしている私を優しい眼差しで見つめていた長男。ところが赤ちゃんが泣きながら私の抱っこを拒否。どうやら赤ちゃんに逃げられた私を目の当たりにして、長男はいたたまれなくなったようです。すぐに「良かったらぼくをどうぞ」と言わんばかりに、私の膝に乗ってきてくれました。ADHDのその発想力と瞬発力。その力は、いつも私に温かい気持ちをくれるのです。
2017年06月17日DXアンテナは4日、4K・8Kの衛星放送に対応した分配器、直列ユニット、混合器など32製品を発表した。4月1日より順次発売する。価格は1,300円より(以下、価格はすべて税別)。2018年に実用放送を開始する予定のBS/110°CSの4K・8K放送は、新たな周波数や変調方式で送信される左旋波を使用する。そのため、アンテナ、混合機、ブースター、分配器、分岐器、直列ユニット、同軸ケーブル、TV裏配線機器などを新設・交換する必要がある。分配器は2分配器(1端子通電形)から8分配器(全端子通電形)まで全12機種を用意し、価格は3,800円~19,800円。分岐器は1、2、4分岐器の3機種で、価格は4,000円~6,600円。直列ユニットは小形壁面テレビ端子(通電仕様)や直列ユニット中間用2端子形8(フィルター付)など全16機種で、価格は1,300円~9,000円。屋内用混合機の価格は7,150円。
2016年03月04日●山口県に新たな宇宙電波望遠鏡をつくるKDDIと山口大学は1月26日、KDDI山口衛星通信所にある大型パラボラ・アンテナを、衛星通信用から電波望遠鏡へ改造し、ブラックホールなどの宇宙観測研究に活用すると発表した。KDDIは2001年にも別の大型パラボラ・アンテナを国立天文台に譲渡しており、電波望遠鏡に改造され、現在は山口大学が研究に使用している。同大学では今回借用するアンテナと組み合わせることで「山口干渉計」を構築。日本最大級の電波干渉計として、ブラックホールなどの宇宙観測研究に挑む。今回は同日に行われた記者会見の模様から、KDDI山口衛星通信所の来歴や電波望遠鏡の概要、観測により期待される成果などについて見ていきたい。○見渡す限りのパラボラ・アンテナ、世界の通信を支える西の関門局KDDI山口衛星通信所は山口県山口市仁保中郷という、周囲を山に囲まれた、緑豊かな場所にある。敷地内には大小さまざまなパラボラ・アンテナが立ち並び、これらのアンテナによって、静止通信衛星「インテルサット」や「インマルサット」からの通信を受け止め、通信先へ中継する役割を担っている。KDDIは1963年(当時はKDD)に、茨城県に「茨城衛星通信センター」(当時は茨城衛星通信所)を開所し、日米間の衛星テレビ通信の中継を行っていた。開所直後、米国との衛星通信実験が行われた最中に飛び込んできたのが「ケネディ大統領の暗殺」という衝撃的なニュースだったことは、歴史の教科書に載るほど有名な事件である。しかし、同通信所は主に太平洋を挟んだ米国との通信用に造られたため、日本の西側にある欧州やアフリカなどとの交信はできなかった。そこで山口県に新しい衛星通信基地が造られることになり、1969年5月に開所したのがこのKDDI山口衛星通信センター(当時はKDD山口衛星通信所)である。山口県からであれば太平洋だけでなく、インド洋上空の衛星との通信もでき、また台風や地震などの災害に見舞われる可能性も少ないこと、さらに周囲を山に囲まれていることで通信にとって厄介な雑音も少ないことなどが、この地が選ばれた理由だという。その後、2007年に茨城衛星通信センターは閉所され、同所が担ってきた機能はすべて、この山口衛星通信センターに統合されることになった。現在では日本最大にして、世界でも有数の大きさをもつ衛星通信基地となっている。○衛星通信アンテナから電波望遠鏡へ山口衛星通信センター内には、合計で24基のアンテナが並んでいる。その中でもひときわ目を引くのが、アンテナの直径(口径という)32mと34mの大型パラボラ・アンテナである。32mの「山口第4アンテナ」は1979年に、34mの「山口第2アンテナ」は1980年に建設され、衛星テレビや国際電話、国際データ通信など、さまざまな通信を国内外へ中継し続けてきた。しかし現代では、海底ケーブル網が発達したことや、通信衛星の性能が上がり、より小さなアンテナでも通信ができるようになったことなどを受け、大型アンテナは衛星通信としての役目を終えることになった。しかし、アンテナそのものの役目はそこで終わらなかった。新たに「電波望遠鏡」として、第二の人生を歩み始めることになったのである。「望遠鏡で宇宙を見る」には、大きくふたつのやりかたがある。ひとつは市販の天体望遠鏡や、あるいはハワイにある「すばる」望遠鏡のように、可視光、つまり人間の目に見える光で観測する方法。そしてもうひとつが、赤外線やX線、ガンマ線、電波といった、人間の目には見えない電磁波で観測する方法である。天体はあらゆる電磁波を出しているため、可視光だけでは見えなかったことが、他の電磁波を使うと見えるようになる。電波望遠鏡では宇宙の天体からやってくる電波を捉える必要がある。一方、衛星通信用のアンテナも、宇宙の人工衛星からやってくる電波を捉えるように造られている。両者は受信機器など細かな点は異なるものの、設備をそのまま共有することができる。まず2001年に、山口第4アンテナの運用が終わり、国立天文台へ無償譲渡されることになった。その後、電波望遠鏡にするための改造が行われ、2002年から「第1電波望遠鏡」として運用が始まっている。現在は国立天文台との協定により、山口大学と共同で研究に活用されている。第1電波望遠鏡では、単体での観測はもちろん、国内や中国、韓国、台湾などにある他の望遠鏡との連携による観測も行われており、東アジア地域における観測の中核的な存在にある。これまで星が誕生する様子やブラックホールの観測が行われており、2011年には形成中の星の周囲にあるガスが、回転し、中心の星へ向けて落下している様子を検出することに成功している。そして山口第2アンテナもまた、2015年に運用を終えることになり、「第2電波望遠鏡」として活用されることになった。第2電波望遠鏡は単体でも運用されるほか、隣接する第1電波望遠鏡と連携することで「干渉計」という仕組みを構築でき、単一の望遠鏡では達成できないほどの高い能力で、宇宙を観測できるようになる。●「山口干渉計」の誕生へ○山口第2アンテナも電波望遠鏡に第2電波望遠鏡は1980年に山口第2アンテナとして建設され、インド洋上の静止軌道に配備された通信衛星「インテルサット」との通信で運用が開始された。その後約35年間にわたって、インド洋と太平洋上の静止衛星とを結んだ、国際電話や国際データ通信、国際テレビ伝送などの国際通信サービスで活躍した後、2015年に運用を終了した。そして山口大学の要望に応じ、昨年11月にKDDIと山口大学との間で第2アンテナの賃貸借契約が結ばれた。契約期間は今月から来年3月までの1年3カ月で、その後も必要に応じて更新が行われていく予定になっている。第2電波望遠鏡のアンテナの口径は34mで、これは国内第3位の大きさを誇る。その表面は432枚のアルミ製パネルで構成されている。内部にはセンサーとヒーターが内蔵され、雪などが積もると自動的にヒーターの電源が入り、雪を溶かすようになっている。また熱による膨張や収縮に対応するため、パネル同士の間は若干隙間が開けられている。高さは最大42mで、重量は430トン。電動モーターによって土台を360度回転させることができ、方位を自由に変えることができる。またアンテナの上下の角度(仰角)は0度から90度まで、こちらも自由に変えることができる。もっとも、衛星通信で使われていたころは、静止衛星は上空の一点でほぼ静止しているため、アンテナを頻繁に動かす必要はなかったので、電波望遠鏡になって初めて真価を発揮することになる。同大学の藤沢健太(ふじさわ・けんた)教授は、「ひとつの大学がこれほどの規模の望遠鏡を使えるというのは、あまり例が無いこと」と語る。あまり、というのは、実は茨城大学も、前述の閉鎖されたKDDI茨城衛星通信センターにあった大型パラボラ・アンテナの提供を受け、電波望遠鏡に改造して研究に使用しているためである。したがって山口大学と茨城大学とはお互いに仲間同士であり、またライバル同士でもあるという。今後は実際に電波望遠鏡に改造するために必要な、駆動部や受信機、電波信号分析システムなどの開発が行われることになっている。計画では今年中に工事を終えて観測を開始し、2017年にも何らかの成果を発表したいとしている。○山口干渉計第2電波望遠鏡ができたことによる最大の特長は、隣接する第1電波望遠鏡との共同で、「干渉計」という仕組みを構築することができる点にある。望遠鏡で対象を細かく見ようとすると、口径を大きくする必要がある。たとえば可視光を見る望遠鏡の場合、市販の天体望遠鏡でも高性能なものは筒の部分が太くなっており、ハワイにある世界最高性能の望遠鏡である「すばる」は8.2mもの口径をもっている。電波望遠鏡でも口径が大きいほうが、より遠くの天体を鮮明に見ることができる。では、直径34mの第2電波望遠鏡は、直径8.2mの「すばる」よりもはるかに良く見えるのかといえば、実はそうではない。そこには光と電波の波長の違いがある。電波のほうが波長が1000倍以上も長いため、仮に「すばる」と同じだけ細かく見ようとすると8.2m x 1000 = 8200mという、途方も無い大きさの口径が必要になってしまう。そこで、離れたところに置いた2基以上の望遠鏡を使い、同じ対象を同時に観測する「干渉計」という仕組みを使うことで、単一の望遠鏡では到底実現不可能な大きさの口径を、擬似的に作り出すことができる。山口大学では、第1電波望遠鏡と第2電波望遠鏡で干渉計を構築。「山口干渉計」と名付け、これまで誰も見たことがない宇宙の姿の解明に挑む。もっとも、第1と第2電波望遠鏡の間の距離は110mほどと近いため、角度分解能(どれだけ細かく見られるかを角度で示したもの)は小さい。しかし、周波数に対して連続的に放射強度が変化している「連続波天体」に対する感度はとても高くできるという特長をもっている。おおまかな数字で言うと、第1電波望遠鏡だけで観測したときと比べ、100倍近い感度で観測できるようになるという。藤沢教授はこの性能向上について、「たとえば星が爆発している様子などは、これまで第1電波望遠鏡だけでは見られなかった。それが感度が100倍になることで捉えることができるようになり、またブラックホールなどの観測でも新しいものが見えてくるだろう。また、今まで見られなかった天体も見えるようになる。とにかくいろいろ見えるようになる」と語る。藤沢教授らが着目しているのは、天体の明るさが短時間に大きく変化するような「爆発現象」である。その中でもとくにブラックホールに興味があるという。ブラックホールとは、星が爆発したあとに残される小さいながら重力の大きな天体で、その重力で光をも吸い込んでしまうことから「ブラックホール」と呼ばれており、研究者から大きな注目を集めている。しかしブラックホールは、この天の川銀河の中に100万個から1億個ほどあると考えられているものの、これまで見つかっているのは50個ほどに過ぎない。これを山口干渉計で探査し、より多くのブラックホールが見つけたいという。藤沢教授は「ブラックホール研究に新しい流れを作りたい」と意気込みを語った。ただ「ブラックホール」を見つけたいとは思うものの、最初から狙ってうまくいくかどうかはわからない。そこで手堅い研究対象として、星の表面の爆発現象の観測も行いたいという。例えば、太陽は常に一定の明るさで眩しく光っているように見えるが、実はときどき表面で大爆発が起こることがある。これがなぜ起こるのかは完全にはわかっていないが、近年の研究で、電波を使って観測することでより顕著に見えることがわかっており、山口干渉計でもこの現象に着目し、研究をしていきたいとしている。○KDDI山口衛星通信センターは一般の見学も可能KDDIグローバルネットワーク・オペレーションセンターの河合宣行(かわい・のぶゆき)副センター長は「第1電波望遠鏡と合わせて観測が行われることで、今後の世界的な天文研究へ貢献することができる。また地元山口大学の要望に応えることにより、当社の地元貢献に寄与することもできる。当センターの30m級アンテナは国内でも有数の施設であり、施設見学に来られるお客さまにとっても魅力的な価値の維持、向上につながる」としている。なお、KDDI山口衛星通信センターは一般公開されており、アンテナの近くまでは入れないが、遠目からでもその迫力は十分に伝わる。また、センター内には広報施設「パラボラ館」もあり、KDDIによる衛星通信や海底ケーブル通信への取り組みの歴史や現状、技術の仕組みなどについて学ぶことができるようになっている。牧尾さんは「電波望遠鏡による観測結果や成果についても、パネルなどを置くコーナーを設けることで、子供たちに宇宙のこと、電波のことの関心を高めていただけると期待している」と語った。【参考】・KDDI、衛星通信用のパラボラアンテナを活用して山口大学の宇宙観測研究に協力・KDDIパラボラ館・宇宙電波観測センター > 山口32m電波望遠鏡・2015年度VERAユーザーズ・ミーティング@水沢 山口干渉計 藤沢健太(山口大学)・電波干渉計のしくみ - アルマについて - アルマ望遠鏡 国立天文台●写真集
2016年01月29日マスプロ電工は1月14日、右左旋円偏波信号を同時に受信できるBS/110度CSアンテナを発表した。右旋円偏波で送出されているBSデジタル放送と110度CS放送に加え、左旋円偏波で送出される4K・8K衛星放送を受信できる。総務省が2015年7月に発表したロードマップによると、2017年に110度CS左旋円偏波で4K試験放送、2018年にBS右旋円偏波および110度CS左旋円偏波で4K実用放送、BS左旋円偏波で4K・8Kの実用放送が開始される。このたびマスプロ電工が発表した新製品は、従来のBS/110度CS放送で使用されてきた右旋円偏波信号と、今後4K・8K放送で使用される予定の左旋円偏波信号を同時に受信できるアンテナ。受信周波数は11.7~12.75GHz。受信した信号を1,032~3,224MHzに変換して出力することで、1本の同軸ケーブルで複数の部屋へ配信できる(別途、分配器や直列ユニットといった3,224MHz対応のテレビ受信機器が必要)。アンテナ利得はBSが33.8dB、CSが34.2dBとなる。雑音指数は0.45dB。ただし、スカパー! プレミアムサービスは受信できない。45cmタイプの「BC45RL」、BC45RLにアンテナ取り付け金具などをセットにした「BC45RL-SET」、60cmタイプの「BC60RL」、75cmタイプの「BC75RL」、100cmタイプの「BC100RL」、120cmタイプの「BC120RL」の6製品をラインナップ。1月下旬から順次発売。一般家庭で多く使われる45cmタイプは2月初旬に発売される。45cmタイプの2製品はオープン価格で、推定市場価格はBC45RLが15,000円前後、BC45RL-SETは16,000~17,000円前後。そのほかの希望小売価格はBC60RLが90,000円、BC75RLが118,000円、BC100RLが190,000円、BC120RLが257,000円(いずれも税別)。
2016年01月16日ビートソニックはこのほど、トヨタ自動車の新型「シエンタ」に対応した「ドルフィンラジオアンテナ タイプ9(FDA9T)」を30日に発売すると発表した。新カラー4色を追加発売することで、新型シエンタの全色をラインナップする。同アンテナは車種専用設計となっており、対応車種にジャストフィットする外部突起規制対応のFM/AM用ドルフィンアンテナ。取り付けは、純正ポールアンテナが装着されているアンテナボス部にケーブルを接続し、同アンテナをかぶせて両面テープで止めるだけ。立体駐車場や洗車機でアンテナを外したり、倒したりする必要はない。塗装には、新型シエンタの純正と同色・同等品質の塗料が使用されており、新発売の4色「グリーンマイカメタリック」「ヴィンテージブラウンパール クリスタルシャイン」「エアーイエロー」「レッドマイカメタリック」を含め、新型シエンタに対応する全色が用意されている。仕様としては、FMの受信周波数が76.0MHz~90.0MHz、AMが530KHz~1,710KHz、アンテナ形式はヘリカルアンテナ、外形寸法はW211mm×D99mm×H68mm。価格は1万2,420円(税込)。新型シエンタは、トヨタ自動車が7月9日に発売した"ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン"。従来の四角いハコ型というミニバンの概念を打ち破るスポーティなエクステリアが特徴で、カジュアルな印象の新規開発色「エアーイエロー」を含む全8色のボディカラーを設定している。
2015年08月28日シャープは8月19日、米Kymeta Corporation(カイメタ)と共同で、新たな方式のフラット型衛星アンテナを開発すると発表した。開発するフラット型衛星アンテナは、従来のパラボラアンテナと同等の送受信性能を有しながら、可動部品なしで衛星を追尾でき、信頼性が高く薄型で軽量のため、車や船舶、航空機などの移動体に容易に設置することができる。同アンテナはカイメタが開発したmTenna技術を採用し、衛星との送受信に必要な回路を形成したガラス基板に、もう1枚のガラス基板を重ねた基本構造となっている。液晶ディスプレイの構造に近いため、シャープが保有する液晶用の生産ラインを用いた開発や試作が可能だという。また、民生に向けて培った生産プロセスにより、シャープが見込む同アンテナの旺盛な需要に十分対応できるとしている。
2015年08月19日