そごう・西武は、シャネル(CHANEL)・フェンディ(FENDI)を手掛けるカール・ラガーフェルドを迎え、プライベートブランド「リミテッドエディション バイ カール・ラガーフェルド(LIMITED EDITION by KARL LAGERFELD)」をスタートさせる。発売日は2016年9月9日(金)。一般的なプライベートブランドが価格を重視するのに対して、そごう・西武のプライベートブランド「リミテッドエディション」は、価値や品質を重視し、その独自性を大切にしている。そのブランドコンセプトにカール・ラガーフェルドが共鳴し、今回のコラボレーションが実現した。ターゲットは30~40代のキャリアウーマン。彼女たちの仕事服をインスピレーション源に「フォーマル」、「ワーク」、「ビジネストリップ」の3ラインで構成し、上品かつは華やかな婦人服50型、雑貨30型を提案する。「フォーマル」ではスーツ・セットアップを、「ワーク」ではワンピースや上下単品で組み合わせやすいアイテムを、そして「ビジネストリップ」では、機能性や着まわしやすさに優れたスタイルを揃える。【詳細】リミテッドエディション バイ カール・ラガーフェルド展開時期:2016年9月9日(金)取り扱い店舗:西武池袋本店、そごう横浜店などそごう・西武15店舗、ショッピングサイト「e.デパート」価格帯:・ジャケット 23,000円~33,000円・コート24,000円~69,000円・ボトムズ 9,900円~17,000円・ブラウス 9,900円~14,000円・ドレス 19,000円~27,000円・雑貨 3,000円~39,000円
2016年06月03日CHANELの広告塔に抜擢され、主演映画も公開間近の今一番注目株、リリー=ローズ・デップ。デザイナー界の巨匠カール・ラガーフェルドをはじめ、世界 中からラブコールを送られる彼女ですが、その美貌は母親譲りの超がつくほど なビ・ジ・ン!外国人メイクでもフランス的なアンニュイ顔に憧れるなら、 彼女を真似るのがオススメ。華麗なる一族の美娘「リリー=ローズ・デップ」ジョニー・デップを父に持ち、母はフランスを代表する歌手で女優のヴァネッサ・パラディ。誰もが羨むようなサラブレット中のサラブレットな彼女ですが、切望の眼差しは生まれだけではありません。その類まれなる美貌はデビュー前からゴシップ雑誌の常連だったほど。若干16歳ながら大人の女性の雰囲気を醸し出しているのは、フランス人らしいアンニュイな表情とそのメイクに秘密あり。リリー=ローズ・デップのメイク真似セクシーさもありつつ、意志の強さも感じさせつつ、ティーンエイジャーらしいフレッシュオーラを身にまとうリリー=ローズ・デップ。そんな一見混在しない要素がそろうのは、彼女のメイクが成せるワザ。アイメイクとオーバーリップで色っぽく演出して、しっかり眉毛で自己主張のあるフェイスを。そしてツヤ感のある肌作りが若々しい魅力を際立たせています。そんな彼女の真似メイクは、日本人顔をハーフ顔に近づける要素も満載。アジア人顔の筆者でもここまで変わることができるので、あなたもトライしてみては?EYEMAKE鼻筋の直線上に眉頭が来るくらい眉間を狭めて。眉頭から眉山までは一直線に 描きます。正面を向いているときの黒目の外側の上くらいに眉山を持ってきて 、眉尻を小鼻と目尻を結んだ直線上に描きましょう。このときの目尻は、アイ メイク後の目尻のこと! 全体的にしっかりと描き、パウダーよりもペンシル 使いで一本一本眉毛を描き足していく要領で。色気を醸し出すアイメイクは、ベースとして上下アイホール全体に肌なじみの 良いブラウン系のシャドウをブラシでのせて影をつけます。二重まぶたをオー バーするくらいにボルドーシャドウを重ねて、下まぶた中央から目尻にかけてもON。さらに濃いボルドー色を目尻のくの字ラインに入れ、横顔を印象的に 。アイライナーは目尻に従って太くなるように描き、下まぶた目尻にもONして、目力UPを。マスカラは上下たっぷり塗るとフランス顔に近づけますよ。アイメイクの仕上げに眉頭からノーズシャドウを入れて、彫りの深い顔立ちへと変身させましょう。CHEEK&LIP肌はツヤ感の出るリキッドファンデーションやクッションファンデーションなどを使い、パウダーを極力のせないようにして、ハリ感をKEEPします。リリー=ローズ顔は、頬のこけ感がポイントなので、チークは画像のように三角に入れて。口をつぼめて頬をこけさせてから、凹んだ部分にチークをのせるようにすると上手く仕上がります。リップは弾力のある唇を作るために、多少オーバー気味に色をのせるのが正解。アイメイクやチークで色を使っている分、リップはオレンジやベージュ系のなじみカラーを選択すると◎アイブロウメイクやオーバーリップなど、外国人顔に近づく要素も盛々のリリー=ローズメイク。「みんなと同じ」よりも「自分らしさ」が好きなあなたは、この夏、リリー=ローズ風メイクで一味違った自分の魅力に出会ってみては?
2016年06月02日『ナイト ミュージアム』シリーズや『LIFE!』などで活躍するベン・スティラーが監督・製作を務め、15年ぶりに“スーパートップモデル”を演じる“おバカコメディ”『ズーランダー NO.2』が、ブルーレイ&DVD、そしてデジタル配信にて、この夏リリースされることになった。世界的なセレブたちが次々に暗殺される不可解な事件が発生する中、やり手の女インターポール捜査官ヴァレンティーナ・ヴァレンシア(ペネロペ・クルス)は、謎の解明にはかつてのスーパーモデル、デレク・ズーランダー(ベン・スティラー)とハンセル(オーウェン・ウィルソン)の協力が必要と判断。彼女から極秘任務を依頼された2人は、事件解決のためファッション業界に再び舞い戻る。だが、そんな2人の前に悪の首謀者ムガトゥ(ウィル・フェレル)と彼の子分(クリステン・ウィグ)が立ちはだかり…。前作『ズーランダー』(’01)といえば、「サタデー・ナイト・ライブ」出身のスティラーが監督・主演のほかプロデューサー、脚本も兼ねた全編ギャグ満載の“おバカコメディ”。得意の“キメ顔”を放つスーパートップモデルの“ズーランダー”が業界NO.1のデザイナー、ムガトゥによる暗殺計画に巻き込まれるストーリーに、トム・フォードやカール・ラガーフェルド、トミー・ヒルフィガー、さらにヴィクトリア・ベッカム、デヴィッド・ボウイ、果てやドナルド・トランプまで、ファッション界の大物やセレブがこぞって実名でカメオ出演したことも注目を集めた。そして本作でも、“これでもか!”の豪華キャストとカメオ出演が実現。主演のスティラー演じるズーランダーの“相棒”ハンセルにオーウェン・ウィルソン、悪役ムガトゥにウィル・フェレルが続投するほか、ペネロペ・クルス、クリスティン・ウィグに、ベネディクト・カンバーバッチも登場し、ロングヘアに眉を剃った姿でアンドロジナスなモデルを熱演。さらに、“世界中の美しい人たち”として、ジャスティン・ビーバーをはじめ、マイリー・サイラス、アッシャー、ケイティ・ペリー、アリアナ・グランデ、デミ・ロヴァート、ジョー・ジョナス、ファッション界からは「VOGUE」の編集長アナ・ウィンター、マーク・ジェイコブス、トミー・ヒルフィガーなど、超豪華カメオ出演が実現している。また、今回の舞台はローマ。プロモーションツアーも、ローマから始まり、スティラーとウィルソンそれぞれが演じる役のデレク・ズーランダーとハンセルとして、ローマにある「ヴァレンチノ(Valentino)」のブティックに現れ、ヴァレンティノの洋服を着用した2人はマネキンに扮して、店のショーウィンドウをジャックしたことも話題を呼んだ。15年の時を経て再び降臨した、あの“キメ顔”モデルにぜひ注目していて。『ズーランダー NO.2』ブルーレイ+DVDは8月3日(水)よりリリース、7月20日(水)よりデジタルセル先行配信。(text:cinemacafe.net)
2016年05月22日シャネル(CHANEL)が5月3日にキューバ共和国の首都ハバナにあるプラド通りで16-17年クルーズコレクションを発表した。1928年にフランス人造園設計士によって作られ、かつてココ・シャネルも愛したライオンのブロンズ像が立ち並ぶプラド通りで行われた16-17年クルーズコレクションショー。マスキュリンとフェミニンのテイストが交差し、微かにはすっぱな雰囲気を漂わせるルックを着用したモデルがプラド通りの遊歩道を闊歩した。アーティスティックディレクターのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が“Cuban tux(キューバの正装)”と呼ぶ、ポケットと肩章が付いたキューバの伝統的なシャツ“グアヤベラ”が基調になっているのも同コレクションの特徴となっている。ネックラインを強調したジャケットやドレス、チェ ゲバラ風のベレー帽、クラシックカーや南国風の植物柄などのアイテムが、バロック調の外観が象徴的なキューバの旧市街を彷彿とさせるイエロー、ピンク、オレンジ、ターコイズ、ライトグリーンといった鮮やかなカラーに彩られた。なお、会場にはシャネルのアンバサダーであるヴァネッサ パラディ、ジゼル ブンチェン、アリス デラル、ギャスパー ウリエルの他、ティルダ スウィントン、ジェラルディン チャップリン、キャロリーヌ ドゥ メグレ、ラングレー フォックス・ヘミングウェイなどの数々のセレブリティが出席した。
2016年05月09日フェンディ(FENIDI)がブランド第1号店のオープンから90年を迎える7月7日、ローマでファッションショー「オートフリュール(Haute Fourrure)」を開催する。フェンディの誇るふたりのデザイナー、カール・ラガーフェルド(Karl Lagarfeld)とシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)のコラボレーション50周年を祝し、15-16AWシーズンにパリと東京・国立博物館で発表された同コレクション。今回、創業地ローマにある1号店のオープン90周年を記念し、現地で開催されることになったショーについて、フェンディのチェアマンでCEOのピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)は、「ローマでオートフリュールファッションショーを開催すること以上に、フェンディの90周年を祝うにふさわしいことはありません。それは私たちのルーツとDNAを表現しつつ、ファーに発揮される大胆な創造性と職人技を伝えるものだからです。ローマは魅惑的な永遠の都であり、伝統と歴史を守りながらも未来を見据えるという、フェンディの価値観を表しているのです」と語っている。
2016年05月06日パリ8区にあるグラン・パレにて発表されたシャネルの2016年春夏 オートクチュール コレクション。この日のためだけに木製のシンプルな設えの建築が特設され、新緑の芝が生い茂る広い庭をモデルたちが歩く。“ベージュの女王”ガブリエル・シャネルの意志を継いで、エクリュ、アイボリー、生糸色、モカなどベージュを基調にしたカラーパレットがベースになった今季。ナチュラルな色彩にリンクする軽やかな素材、特注の木製ビーズや蜂モチーフの刺繍などを取り入れ、最もラグジュアリーでありながらエコロジックな要素を散りばめた。「シルエットからスタートした」とカール・ラガーフェルドが語るように、オーバル型の大きな袖のショートジャケットにロング丈のペンシルスカートを、また細身のジャケットに足首まで隠れるフルスカートを合わせるなど、ボリューム感のあるコントラストが目立つ。 足元にはコルク製のバイカラーシューズ、 腰にはスマートフォンケースをアクセサリーとして付けたモデルも登場。 会場には女優の中条あやみ、ダイアン・クルーガー、グウィネス・パルトロー、 モニカ・ベルッチ、カーラ・デルヴィーニュ、キャロリーヌ・ドゥ・メグレなど著名人の姿も。動画引用元: (シャネルオフィシャルYouTube:
2016年04月17日フェンディ(FENDI)が、2016年春夏コレクションにて新作スモールレザーグッズのカプセルコレクション「パンカーリト(PUNKARLITO)」を発表。2014-15年秋冬シーズンから登場した「カーリト(KARLITO)」シリーズを、パンクな装いにデザインしたアイテムがラインナップする。ファーおよびレディ・トゥ・ウェア部門デザイナーであるカール・ラガーフェルドに敬意を表して誕生した「カーリト」。カプセルコレクションでは、贅沢にファー、レザー、スタッズを融合させ、エッジの効いたパンクテイストを打ち出した。アイテムは、ユニークなアイフォンケースをはじめ、ウォレット、ポーチ、クラッチバッグといったスモールレザーグッズを展開。アクセントになっているカールのサングラス部分には、ブラックのミンクファーを使用し、遊び心溢れるディテールに。また、ブラックのカラーリングとスタッズがあいまって、クールな印象を与えてくれる。【詳細】パンカーリト(PUNKARLITO)発売日:2016年3月中旬~順次展開発売場所:全国のフェンディ直営店、公式オンラインストアアイテム:・ポシェット 203,040円(税込)・クラッチ:カーフレザー 167,400円(税込)、パイソン 329,400円(税込)・ポーチ 76,680円(税込)・ウォレット:カーフレザー 115,560円(税込)、パイソン 165,240円(税込)・アイフォンケース 76,680円(税込)、全2色・チャーム 139,320円(税込)、全2色※パイソンのみ4月以降発売予定。【問い合わせ先】フェンディ ジャパンTEL:03-3514-6187
2016年04月09日フェンディ(FENDI)が2016春夏コレクションにて、新作スモールレザーグッズカプセルコレクション「パンカーリト(PUNKARLITO)」を発表した。同コレクションでは、2014-15秋冬コレクションで登場した、デザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)をフィーチャーした「カーリト(KARLITO)」シリーズがパンクルックになって登場。キッダシアファーを羽毛飾りにあしらい、ゴールドやシルバーのスタッズで仕上げたファーチャームも展開。サングラス部分にブラックのミンクファーをあしらうことでラグジュアリーなデザインに仕上げられた。アイテムのラインアップは、ポシェット(18万8,000円)、クラッチ(カーフレザー 15万5,000円、パイソン 30万5,000円)、ウォレット(カーフレザー 10万7,000円、パイソン 15万3,000円)、ポーチ(7万1,000円)、iPhoneケース(全2色 7万1,000円)、ファーチャーム(全2色 12万9,000円)。動画引用元: (フェンディオフィシャルYouTube:
2016年04月07日シャネル(CHANEL)の2016-17年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリで発表された。「誰もがフロントローで見られるような趣向にした」という、カール・ラガーフェルドのユーモアあふれる発想から生まれた今季のショー。ずらりと一列に並んだ客席は、ガブリエル シャネルがコレクション発表をしていた当時の様子をも想起させるほど、贅沢な演出だ。ショーピースも、メゾンのヘリテージに寄り添うもので、ミドル丈またはそれより長めのレングスで合わせたツイードスーツが主役に。ピンクやレッド、フューシャなど、色鮮やかなパレットにのせて、異なる模様をランダムにパッチワーク。ボトムスは、フレアなラインを描かせたり、きゅっとペンシルラインに萎めたり。はたまたジャケットも、袖口をバルーン状に仕立てたり、ウエストにベルトを配したり…と遊びを加えながら、シャネルを象徴するコードに、新しい解釈を加えている。モダンな思考は、デニム素材の起用へと発展。ツイード地とミックスして、ボタンラインや袖口などを部分的に彩ったり、トロンプイユのポケット付きの前身頃となったり…と、フレッシュな風を届ける。インナーには、軽やかなフリルブラウスを差して、とことんフェミニンに。小物を使ったスタイリングは、シャネルならではのウィットに富んだアイデアが満載。ロングシルエットの美しいドレスには、猫モチーフのブレスレットや絵文字風モチーフのコスチュームジュエリー、スカーフほどボリュームのある多連ネックレスをマッチさせて。パールのストラップ付きハットを合わせれば、洗練さと比類のない斬新さを持つスタイルが完成する。
2016年04月06日レディー・ガガ(Lady Gaga)が、彼女のスタイリストでファッション・デザイナーとしても活躍中のブランドン・マックスウェル(Brandon Maxwell)とともに、ロサンゼルスで行なわれたファッション賞の授賞式に出席、プレゼンターを務めた。ガガとブランドンは20日(現地時間)にウエストハリウッドのサンセットタワー・ホテルで行なわれた『デイリー・フロント・ロウ(Daily Front Row)』誌主催の「デイリー・フロント・ロウ・ファッション・ロサンゼルス・アワード」に出席。ガガは最優秀デザイナー・デビュー賞を受賞したブランドンのプレゼンターを務めた。2月28日(現地時間)の第88回アカデミー賞で歌曲賞候補曲『Til It Happens to You』のパフォーマンスを披露したときにもブランドンがデザインした白のドレスを着ていたガガ。ブランドンはインスタグラムに「あなたは、夢を持った小さなゲイの少年にとって最高の友人。Instagramの投稿では言い尽くせないほど、深くあなたを愛してます」とガガへの感謝を綴った。ガガ自身も、ファッション誌『V Magazine』でゲスト編集を務めた功績を評価され、編集者賞を受賞。またファッション・アイコン賞を受賞したものの授賞式を欠席したカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)に代わって賞を受け取った。
2016年03月23日歌手のレディー・ガガが、ザ・デイリー主催のファッション・ロサンゼルス・アワードでエディター・オブ・ザ・イヤーを受賞することになった。V誌のゲスト編集者として1月に出版されたプレ・スプリング号の16ページを監修した功績がたたえられたかたちだ。ザ・デイリーのブランデューサ・ニーロ編集長は「レディー・ガガをこの賞でたたえることを心から喜んでいます。彼女は秀でた才能を持つ最も多様性のある驚くべきアーティストの1人です。V誌のあの号にも集約されたガガがもたらす音楽、ファッション、映画、そして文化への大きな貢献と息をのむ誌面の数々をわれわれはたたえたいと思います」とガガを称賛する。ガガが手掛けた特集は、カール・ラガーフェルドや婚約者のテイラー・キニーら、自身の有名人としての生活やファッションに影響を与えたクリエーター、コレクター、コラボレーターたちにささげられたものだそうで、ガガは同号の特集についてこう語っている。「V誌のこの号は、アートとファッションへの情熱を表現するため、そして意思表示をし、物事を変えるために本気で‘そこ’まで行くために集まった全ての人々が中心にあるの。みんなが情熱と創造の人生を生きるための欲求を持っている感じがするのよ…アートとファッションを通して私たちの永続性を見つけ、深いスピリチュアルな部分を共有している感じ…」続けて、「この人たちは、私を生き延びさせたいと思っているからこそ長年にわたって私と一緒にいて守ってきてくれたの…この号にはそんなメッセージも込められているわ。長い月日を通して一緒に歩き、お互いを思いやり、お互いの仕事をたたえなければならないの。ここに挙げた人々が私に与えてくれたもの全てに対してありがとうと感謝するわ…彼らのことを世界にも知ってもらいたいの…守護兵みたいな人たち…私は彼らをファッション・ガードって呼ぶわね」と語った。ファッション・ロサンゼルス・アワードの授賞式は、今月20日にウェスト・ハリウッドのサンセット・タワー・ホテルで開催される予定だ。(C)BANG Media International
2016年03月18日俳優ウィル・スミスの娘ウィロー(15)が、シャネルのアンバサダーに就任した。パリ・コレクションでシャネルの2016年秋のショーを母親のジェイダ・ピンケット=スミスと共にフロントロウから鑑賞していたウィローが、カール・ラガーフェルドによって同ブランドの顔に抜擢された。ウィローはインスタグラムに「カール・ラガーフェルド、そしてシャネルの全チームの皆さん、『美』の見識を広げるために私をシャネルの新アンバサダーに起用してくださって、ありがとうございます。光栄です」と喜びをつづっている。シャネルは以前にジョニー・デップの娘リリー・ローズ・デップを起用したことがあるほか、ブレイク・ライブリーやクリステン・スチュワートもその役を担ったことがある。そんな中、ウィローの兄ジェイデンもファッション界でデビューを飾っており、ルイ・ヴィトンの2016年春のレディースコレクションの広告に登場していた。その際、ウィローはインスタグラムで兄に向けてメッセージ。「生まれたときに、男性と女性はこうあるべきという型にそれぞれはめられるもの。でも成長するにつれて、私たち自身やその人生の精神的で感情的な認識に対してそういう期待が与えるダメージがあることに気がつきはじめるの。私たちはみんな同じであり、同時に全く異なるものだと理解すればするほど、周りからの期待を気にしなくなり始めるし、地球の本質を高め続けるために自由に生き続けていけるのよ」とコメントしていた。(C)BANG Media International
2016年03月11日ディオール オム(DIOR HOMME)が16年フォールコレクションの広告キャンペーンを公開した。同広告キャンペーンのモデルには、12年のフレグランスキャンペーンにも登場したイギリス人俳優のロバート・パティンソンを起用。ディオール オムのレディ トゥ ウェアでハリウッド俳優が登場するのは今回が初となる。カール・ラガーフェルドが手掛けた同ビジュアルは、4月1日より世界中のディオール オムブティックで展開される。
2016年03月03日シャネル(CHANEL)が、2016春夏プレタポルテコレクションの広告キャンペーンを公開した。“シティ・ウェスタン(CITY WESTERN)”がテーマの同広告キャンペーンでは、モデルにリネイスィ・モンテロとミカ・アルガナラスを起用。ニューヨークのサウスブルックリンを舞台に、カール・ラガーフェルドの解釈によるトラベルスタイルの在り方が表現された。同広告キャンペーンのポイントのひとつが、ミスマッチなコーディネート。モデルたちはビジュアルの中で、出発便の案内表示板を思わせるプリントのブラウスやドレスと、暖かみのあるジャケットを合わせたスタイルや、デイタイム用のミニスカートに刺繍入りのイブニングトップを合わせたスタイルなどを披露している。また、ストリートをエネルギッシュに闊歩するその足もとを飾るのは、ウェッジサンダルやオープントゥブーティー。手には「ココ ケース」や、ハンドバッグ「11.12」などのウィークエンドバッグが添えられている。
2016年01月25日シャネル(CHANEL)が2016春夏プレコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。今回モデルに起用したのは、ファッションモデルでデザイナーのイネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)の娘であるヴィオレット・ドゥルソ(Violette d’Urso)。撮影を手掛けたカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が、チェーンバッグやツイードのジャケットといったシャネルのアイコンを身に纏ったヴィオレット・ドゥルソの初々しい魅力を引き出した。なお、シャネルの2016春夏プレコレクションは、1月末からブティックにて展開予定。
2016年01月22日今年も残すところあと2日。2015年を振り返れば、ラグジュアリーブランドを始めとする各社が、奇抜なアイデアとデザインで、クリエーティブかつユニークなキャンペーンを仕掛けた。なかでも話題を集めたニュースをピックアップしてご紹介する。街やデジタル上で目にした、最も印象深いビジュアル&ムービーは?■フレグランスボトルでボーリング!?シャネル「チャンス オー ヴィーヴ」の広告フィルムボーリングの球に見立てた「チャンス オー ヴィーヴ」のボトルを、モデルがレーンへ放つと、ピンに見立てた「チャンス」シリーズの3つのボトル「チャンス」、「チャンス オー フレッシュ」、「チャンス オー タンドゥル」に勢いよくストライクし、見事チャンスを掴み取るというストーリー仕立て。同広告は、長年にわたりアイコニックなフレグランス「チャンス」の広告を担当してきたジャン=ポール・グードが手掛けた。■グッチ、初のイメージムービー。16年クルーズコレクションの世界観を表現同ブランドでは初となるイメージムービーを制作。ニューヨークガレージで発表された16年クルーズコレクションの世界観をストーリー仕立てで表現した。街中を優雅に歩く女性の姿に魅入られた男性が、焦がれるように彼女を追って歩き始めるところから始まり、女性はすぐに自分を見つめる男性の存在に気づくが、笑みを浮かべながら歩みを止めずにどこかへと向かっていく.......。映像冒頭に登場する蜂のロゴは、クリエイティブディレクターにアレッサンドロ・ミケーレが就任して以降、多く用いられるようになったアーカイブロゴ。このロゴは、インビテーションなどにも用いられており、ウェアにも刺繍などでよく登場しているものだ。■異例のコラボ。ドナテラ・ヴェルサーチ出演のジバンシィ15-16AW広告ビジュアル過去にジュリア・ロバーツなど女優や、同ビジュアルのスタイリングも手がけるカリーヌ・ロワトフェルドを起用たジバンシィだが、同シーズンで、ヴェルサーチのクリエイティブディレクター、ドナテラ・ヴェルサーチをアイコンのひとりとして採用。他メゾンのデザイナーを起用した、初めてで異色のコラボレーションは、リカルド ティッシ、写真家マート・アラスとマーカス・ピゴット、M/M Parisなどによるもの。■ジャスティン・ビーバーがカルバン・クラインの顔に。ララ・ストーンと共演カルバン・クラインが、15年春のグローバル広告キャンペーンでジャスティン・ビーバーを起用。ジーンズとアンダーウェアのコレクションで登場し、スーパーモデル ララ・ストーンと共演した。ジャスティンは上半身裸に最新コレクションのジーンズとアンダーウェアスタイルで登場。トップレスのララとの共演カットは、過去にケイト・モスとマーク・ウォールバーグを起用した広告を彷彿とさせるビジュアルに仕上がった。■スティービー・ワンダー、話題のダンサー菅原小春とジャンルを超えたセッションミュージシャンのスティービー・ワンダーと、ダンサーの菅原小春が出演するTDKの新テレビCM「なにかと出会う。なにかが生まれる。」篇が話題となった。CMでは、白い壁のシンプルな空間でスティービー・ワンダーがキーボードを演奏しながら、73年の大ヒット曲「Higher Ground」を歌唱。その演奏と歌声に合わせて、菅原小春がダイナミックなダンスを繰り広げ、ジャンルの異なる2つの才能が“引き寄せ合った”様が収められている。同作について、スティービー・ワンダーは「まるで親戚のような昔からの顔なじみの仲間たちとの再会、そしてそこに加わる新しい家族のような仲間(菅原小春)の発見、この素敵な組み合わせで、最高な気分」とコメントした。■カールのファーチャーム、フェンディ「カーリト」がウェアやスニーカーに。5つのミニビデオ「Where is Karlito?(カーリトはどこ?)」フェンディが、限定カプセルコレクション「カーリト(KARLITO)」の発売を記念し、5本のミニビデオを制作した。各ムービーでは、5人のトップモデル、ジョアン・スモールズ、ナジャ・ベンダー、リリー・ドナルドソン、ケンダル・ジェンナー、ドウツェン・クロースをフィーチャー。それぞれ本コレクションのアイテムを身に着け、ウィットに富んだお茶目な表現で「カーリトはここ......カーリトは私とここにいる!」と主張している。14-15AWコレクションのキャットウォークでデビューしたカーリトは、1965年にフェンディのレディ・トゥ・ウェアとファー部門のデザイナーに就任したカール・ラガーフェルドがモチーフになったファーチャーム。■M/M Parisとサッセンが手掛けるパルコビジュアル14-15AWシーズンからスタートした、クリエーティブディレクターのM/M Parisと、写真家ヴィヴィアン・サッセンによるパルコの広告ビジュアル。「Lily, from Solstice to Solstice」としてFACE1からFACE4までシリーズ化されており、フェイスオブジェ、ゴールデンヘッド、モデルが登場。力強さ、華やかさ、美しさ、そして新しさという4つの要素を表現し、またそれぞれで四季の移ろいを感じられるストーリーになっている。■エールフランスがラブ&ポップな丸ごとフランスCM“France is in the air”と流れる中、飛行機の内部のようなセットを舞台にツールドフランスやクチュール、バレエ、スイーツなど、丸ごとフランスをイメージさせるエッセンスが盛り込まれたエールフランス航空CM。ミュージックビデオのようにモダンでポップ、そしてラブリー!
2015年12月30日シャネル(CHANEL)が、15-16年メティエダールコレクション「パリ イン ローマ」のショー開催に合わせて、ショートフィルム「Once and forever」を制作した。カール・ラガーフェルドが監督を務めた同ショートフィルムは、ガブリエル・シャネルを題材にした架空の伝記映画の舞台裏を描いたもの。若かりし日のガブリエル・シャネル役は、15SSアイウエアコレクションの顔であり、シャネルのミューズとして活躍する女優のクリステン・スチュワートが務める。また1950年代のガブリエルは、今回で4回目の登場となるジェラルディン・チャップリンが演じた。作中の伝記映画の制作には次から次へと難題が降りかかる。当初予定していた監督の起用は頓挫し、クリステン・スチュワートが演じる女優はあれこれと不平不満を並べてばかり……。フィッティングや台本の読み合わせ風景などの舞台裏のシーンが交互に入れ替わり、やがて劇中劇の撮影シーンへと繋がる。また、作中でクリステン・スチュワートとジェラルディン・チャップリンが身にまとっているのは、シャネルのアーカイブに収蔵されている1900年初頭から1960年代にかけてのアイテム。なかでも1919年に制作されたドレスは、当時から残っている唯一のものとなる。カール・ラガーフェルドは「クリステンは、まるでシャネルそのもののよう。それぞれの時代におけるシャネルの人生、そして1950年代のファッション界へのカムバックを伝えたかったのです」とコメントしている。動画引用元: (シャネルオフィシャルYouTube:
2015年12月09日ストレートもカールもサロン仕上がり大人女子であれば、ここぞというシーンで気合いを入れるのがヘアスタイル。トレンドのワンピースや可愛いシューズも良いが、思い通りにセットされた髪は、自分を素敵な女性にみせてくれる最大の武器だ。11月16日、メインラインは、「SALONIA」の人気商品「ダブルイオン ストレートアイロン」より、新色ホワイトを発売すると発表した。同商品は、これ1台でシルクのようなツヤのあるストレートと、上品なカールの2スタイルが簡単に楽しめる。まるでサロンのような仕上がりは、是非体験したい。230度の高温でしっかりクセづけすばやく思い通りのヘアスタイルを実現してくれるヒミツは、チタニウムプレートにある。熱伝導が良く、あっという間に理想的なツヤサラ髪に変身させてくれる。しっかりしたクセづけは、230度の高温設定にお任せ。さらに、ダブルマイナスイオン効果で、熱で傷みがちな髪を優しくケアしてくれる。今回は、クリスマスらしいホワイトカラーが新発売となり、冬のオシャレ気分を盛り上げてくれる。これだけ高性能なのに2,980円(税抜)とお手頃価格であるのも嬉しい。(画像はプレスリリースより)【参考】・メインライン プレスリリース(PR TIMES)
2015年11月18日16年1月に開催される第89回ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO:以下ピッティ・ウオモ)のデザイナープロジェクトとしてアディダス オリジナルス バイ ホワイトマウンテニアリング(adidas Originals by White Mountaineering)が特別イベントとして招待されることが決定した。ホワイトマウンテニアリングはピッティ・ウオモで13年1月に招待デザイナーとして招かれランウェイを発表しており、15年1月にはデザイナーの相澤陽介とバブアー(Barbour)とのコラボレーションラインを同ブースにおいてインスタレーション形式で発表。今回は3年ぶりにショーでの発表が予定されている。今回発表されたアディダスオリジナルスとのコラボレーションラインは16SSよりスタートしており、15-16AWコレクションは今回のピッティ・ウオモが初のお披露目となる。なお今回のピッティ・ウオモではメンズウェアのスペシャルゲストデザイナーとしてパリで活動するジュンジー(Juun.J)が、初の韓国人デザイナーとして招待され、ショー形式でのコレクションを予定。ウィメンズのゲストデザイナーにはフェンディ(FENDI)のメゾンで15年の経験を持ち、現在もフェンディのアクサセリーデザインを手掛けているイタリア人デザイナー、マルコ・デ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)が選ばれた。さらに、インターナショナル・ウールマーク・プライズのメンズ部門のファイナイスと6名のデザイナーがピッティ・ウオモの期間中に発表されることが決定している。同賞のウィメンズはこれまでカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)、イブ・サンローラン(Yves Saint Laurent)などが受賞した歴史を持ち、14年よりメンズウェア部門が新設された。今回の受賞者は、賞金として10万オーストラリアドルが授与され、その作品は、三越伊勢丹を始め香港のジョイス、イタリアのディエチ・コルソ・コモ、米国のサックス・フィフス・アヴェニューなど、世界有数のストアにて販売される。text:野田達哉
2015年10月31日フェンディ(FENDI)が10月22日、新たな本拠としてイタリア文明宮(Palazzo della Civilta’ Italiana)をオープンした。これに際して10月23日から16年3月7日まで、イタリア文明宮2階にて「ウナ・ヌオーヴァ・ローマ、エウル地区とイタリア文明宮」展を開催している。四角いコロッセオとしても知られるローマの歴史的建造物・イタリア文明宮が建立から70年以上を経て初めて一般公開される同展は、ローマ観光省文化遺産管理局の発案・進行によって開催されるもの。オーガナイザーはゼテマ・プロゲット・カルトゥーラが、キュレーターはヴィットリオ・ヴィドットと建築家のカルロ・ロココが務める。会場には、絵画やイメージ、素描、写真、映像などの数々の作品が展示される。中でも注目なのは、カール・ラガーフェルドやガブリエル・バジリコファブリツィオ・フェッリ、フランコ・フォンタナ、アンドレア・ジェモロなどイタリア文明宮とエウル地区を被写体とした写真の巨匠たち。その他、90年代に活躍した偉大なイタリア建築家たちによる設計図や見取り図、スケッチなどを設計対象や歴史的な画像と合わせて展示する。また、ロベルト・ロッセリーニ、フェデリコ・フェリーニ、ヴィットリオ・デ・シーカなどの偉大な映画監督たちによる厳選した映画作品も上映される。イタリア文明宮の公開にあわせて、照明デザイナーのマリオ・ナンニによる常設照明のインスタレーションも行われる。記念碑的建造物を斬新な方法で引き立てる同インスタレーションでは、白いライトでアーケードの円柱をライトアップし、次第に強くなる陰影で光の遠近感を生み出すことでイタリア文明宮の再生を象徴する。また、現地時間10月22日19時45分(日本時間23日2時45分)には、同じくマリオ・ナンニによる「ポエム・オブ・ライト(光の詩情)」がオープンを祝して同館のファサードを照らした。この照明インスタレーションは、fendi.comでもライブ配信された。
2015年10月31日プラスティックシューズという新しいカテゴリーを打ち出して注目を集めたブラジル発のシューズブランド「メリッサ(melissa)」が、2016年春夏のニューヨークコレクションで、人気アメリカ人デザイナーのジェレミー・スコットとのコラボレーションアイテムを発表した。ショー翌日からニューヨーク、ロンドン、サンパウロのGaleria melissaにて販売されており、パリやマイアミなどの世界の有名ショップにも置かれる予定で、日本での販売は未定だが、近日中に発表される予定となっている。ジェレミー・スコットは、エキセントリックなデザインやアイコニックなロゴモチーフを巧みに扱うなど、インパクトの強いアイテムを次々と打ち出す個性派デザイナー。近年は、バッグブランド「ロンシャン」や「アディダス」とのコラボレーションを展開しており、それらのアイテムは常に話題の的になる。「メリッサ」は、今年5月、東京・原宿にオンリーショップを出店し、カラフルで斬新なプラスティックシューズが、日本でも今年、マストハブアイテムのひとつになって注目された。また「メリッサ」はこれまでカール・ラガーフェルドやジェイソン ウー、ヴィヴィアン・ウェストウッドといったビッグネームとのコラボレーションを展開してきた。今回のジェレミー・スコットのコラボレーションでは、ショート丈のブーツとミュールの2タイプを発表。ジェレミー・スコットが「今回初めてプラスティックシューズのデザインを手掛けたけれど、プールで膨らませるオモチャのようなシューズを作りたかった」とコメントしているように、シューズには空気栓がデザインされているなど、ジェレミー・スコットらしい遊び心満載なアイテムに仕上がっている。メリッサのプラスティックシューズは、ミュールであってもショートブーツであっても、雨の日に濡れることを気にせず、レインブーツと同じように履きこなせる点で一点持っていると重宝する。またプラスティックの性質上、型崩れなどもしにくく、耐久性も高い。ファッション性と機能性を両立させたいビジネスパーソンのヘビーユースにも耐えられるタフな一足になること間違いなしだ。ジェレミー・スコットのコラボアイテムとともに、定番アイテムもぜひチェックを。(text:Miwa Ogata)
2015年10月21日シャネル(CHANEL)のクリエイティヴィティの魅力に迫る展覧会「マドモアゼル プリヴェ」が、11月1日までロンドンのサーチギャラリー(Saatchi Gallery)にて開催されている。同エキシビションは、イギリスのランドスケープデザイナーであるハリー&デビッド リッチがマドモアゼル・シャネルの人生へのオマージュとして構想した、ギャラリーの外に広がるイギリス式庭園から始まる。秋らしいゴールド、バーント オーク、シルバー グラナイトなどが用いられた庭園は、マドモアゼル・シャネルの自由への渇望を表現した“リバティ”、彼女の人生を賭けた愛をイメージした“ボーイ カペル”、彼女の星座と強さのシンボルを表した“レオ”の3つのパートで構成されている。庭園を抜けると、マドモアゼル・シャネルのアパルトマンのようなコロマンデル屏風で区切られた空間が現れ、そこからシャネルの神髄に満ちたギャラリーへと続いていく。ギャラリーの1階は5つのスペースで構成されてり、最初の部屋では、マドモアゼル・シャネルが初めてブティックを出したドーヴィルを始めとしたシンボリックな場所を再現。マドモアゼル・シャネルとカール・ラガーフェルドによって生み出されたシャネルのコード、シンボル、アイコンを連想させるアイテムを展開するスペースも登場する。その他、“ダイヤモンド”をテーマにしたスペースや、オートクチュール職人の技を体験出来るスペース、フレグランス「シャネルN°5」のラボラトリーなどで構成される。ギャラリーの2階では、1932年に発表されたハイジュエリーコレクション「Bijoux de Diamants(ダイヤモンド ジュエリー)」の復刻版を、カール・ラガーフェルドが同展のために特別にデザインしたシャネルのオートクチュールのサヴォアフェールと合わせて展示。ジュリアン・ムーアからリリー=ローズ デップまでのシャネルと関係のある女優やモデルのポートレートなどが展示されたゾーンも展開される。エキシビションは、マドモアゼル・シャネルが幼少期を過ごしたオバジーヌの孤児院のステンドグラスの窓にあった“C”からインスピレーションを得たフランス式庭園で幕を閉じる。なお、ギャラリーの3階では、メゾンの職人技とサヴォアフェールにフォーカスした特別なワークショップや様々な年代に向けた教育プログラムなどを行っていく。10月12日に開催されたオープニングには、カール・ラガーフェルドを始め、ジュリアン・ムーア、ヴァネッサ・パラディ、リリー=ローズ デップ、菊地凛子、リタ・オラが出席。セレモニー後には、ギャラリー3階のクラブにて、セイント・ヴィンセントとジェイミー・ボチャートのライブや、リリー・アレン、ジョニー・ウィルクス、ジャーヴィス・コッカーらのパフォーマンスも披露された。【イベント情報】「マドモアゼル プリヴェ」展会場:Gallery Saatchi住所:Duke Of York’s HQ King’s Road London SW3 4RY会期:10月13日~11月1日時間:10:00~18:00(水曜日は22:00まで)入場無料
2015年10月16日シャネル(CHANEL)が16SSプレタポルテコレクションのショーをパリで開催。同コレクションのコンセプトは、“エアライン”。カール・ラガーフェルドによって空港の出発ゲートに姿を変えたグラン・パレにて披露された。
2015年10月16日ユニクロ(UNIQLO)が、元フランス版『ヴォーグ(VOGUE)』の編集長のカリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)とのコラボレーションによる新コレクションを10月29日よりフランス、アメリカ、イギリス、ドイツの4カ国を皮切りに、世界にて順次発売する(日本での発売は10月30日より)。ファッション界に絶大な影響力を誇るカリスマファッションエディターにして、ファッション誌『CR Fashion Book』の発起人でもあるカリーヌ。カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)やトム・フォード(Tom Ford)などの著名デザイナーが“ミューズ”と賞賛するファッションアイコンとして、最新モードファッションを世界に発信し続けている。今回のコラボレーションコレクションでは、女性らしい美しさを引き出すフォルムを追求したアイテムを、着回しがきく豊富なラインアップで展開。メンズライクなテイストの中で優美な曲線が際立ったコートやジャケット、すっきりとしたシルエットに仕上げた上質なカシミヤニットやシルク素材のブラウス、女性の体のラインを美しく見せるシンプルなタイトスカート、パンツなどがラインナップとなる。カジュアルなシーンはもちろん、ディナーやパーティーなどでも映えるよう、フェイクファーを用いたコートや合皮素材のタイトスカート、レオパード柄の比翼ブラウスなど従来のユニクロのアイテムとは一味違ったアイテムの数々が揃えられている。なお、同コレクションのキャンペーンビジュアルの撮影は、ファッションフォトグラファーの巨匠であるスティーヴン・マイゼルが手掛けた。
2015年10月01日自然なカールを実現メイクアップブランド・スージーを展開する株式会社伊勢半は9月25日、キャップにカールアップコームを内蔵した、人気のビューラーレスマスカラ「スージービューラーレス」(全2種)をリニューアルし10月10日より発売すると発表した。同製品は仕上げにキャップ内臓のカールアップコームを使用することで、ビューラーを使わずに上向き美カールを実現するというものだ。ビューラーによるまつ毛の切れ毛・抜け毛がなくなるだけでなく、まつ毛を挟まないためくるっと丸い円を描くようなカールを作ることができる。ケア成分を配合同製品は付属のコームを使って5秒キープすることで、美しいカールを作ることができ、今回のリニューアルでどんな細いまつ毛や短いまつ毛も逃さずキャッチするコームが新たに開発された。また、付属コームにはセパレート面もあり、目頭や目尻まで美しい、ダマのない美しいセパレートまつ毛に整えることも可能だ。お湯で簡単に落とせるフィルムタイプで、まつ毛をいたわるアルギニン・コラーゲン・シルクプロテイン・カミツレエキスの4種のケア成分を配合した。「カール&ボリューム」と「カール&ロング」の2種で、価格は税抜1,300円(税込1,404円)となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】・スージービューラーレスマスカラ特設サイト・株式会社伊勢半のプレスリリース
2015年09月29日フェンディ(FENDI)が、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が撮影を手掛けた2015-16秋冬広告キャンペーンビジュアルを公開した。芸術家のゾフィー・トイバー=アルプ(Sophie Taeuber-Arp)にオマージュを捧げた今回のキャンペーンビジュアルは、その名も「アーティー・パペッツ」。1918年にゾフィー・トイバー=アルプが制作した彫刻やあやつり人形を実物大の3Dで再現したもので、2月に開催されたファッションショーの会場デザインにもインスピレーションを与えている。作品の基となったのは、イ18世紀のタリア人劇作家のカルロ・ゴッツィ(Carlo Gozzi)原作の悲喜劇『鹿の王』。カール・ラガーフェルドは、今回のビジュアルについて「フェンディの2015-16秋冬広告キャンペーンの制作にあたって、誰よりも僕をインスパイアしてくれたのは、あの非凡な才能のスイス人アーティスト、ゾフィー・トイバー=アルプだったんだ。彼女の作品は、すごくモダンでしかもグラフィック。それはまるで、2015-16秋冬コレクションのフェンディと同じだね。最上のラグジュアリーである一方、とてもコンテンポラリーなんだ」とコメントを寄せている。モデルには、ケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)、リリー・ドナルドソン(Lily Donaldson)を起用。3Dで再現したゾフィー・トイバー=アルプの作品と絡み合いながら、誘惑するかのような力強いポーズが収められている。
2015年08月26日photo by pinterestTシャツはあらゆる着こなしを引き立て、時には主役にもなってくれる万能選手。朝、その日の着こなしに迷ったらまず、手にする人も多いのでは。特に夏と秋の間のこの季節は、なんとなくお洒落モチベーションも下がり気味・・・、そんな時こそ参考にしたい、イットガールのTシャツコーデを紹介します♪■アレクサの白Tは70年代風コーデでphoto by pinterestデニムブランド「AG」とのコラボも大好評、イットガールの代名詞であるアレクサ・チャンが着こなす白Tコーデは70年代風。白の無地Tにハイウェストのブルージーンズ、白のスニーカーと、これ以上はないくらいシンプルなもの同士の組み合わせ。しかし、Tシャツの裾をウェストインして、昔のジェーン・バーキンが持っていたようなカゴバッグを加えると見違えるようにトレンド感溢れる着こなしに♪まだまだ暑いけれど、気分的には秋冬のファッションが気になるシーズンには、このくらいサラッとTシャツを着こなすのも良いかも♪■カーラの柄Tはロックな着こなしphoto by pinterest一目見たら忘れられないような太眉の持ち主、カーラ・デルヴィーニュ。シャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドのミューズとしても愛される大人気モデルです。しっかり顏の彼女は私服もロックTなどの骨太なスタイルを愛用している姿を多く見かけます。上の写真は柄Tをパーティ仕様にコーディネートしたスタイル。柄から赤の一色をとり、リップも靴も同色でまとめています。シルクのようなツヤのあるパンツやクラッチを合わせることでTシャツもワンランクアップした雰囲気に。photo by pinterestこちらはストリート系の柄Tコーデ。秋冬のトレンドである「ノージェンダー」な着こなしは、早速取り入れたいスタイル。雲の柄のニットキャップも可愛い♪■テイラーのボーダーはモノトーンスタイルphoto by pinterestブロンドのディーバ、テイラー・スウィフトはモノトーンのボーダーTが好きな様子。白黒のボーダーT姿がたくさんスナップされています。上の、フレンチな香りがするコーディネートはボーダーから一色とった、レトロなショートパンツスタイル。彼女のトレードマークである赤リップがポイントになっています。photo by pinterest白黒のモノトーンに赤をさすのが彼女の好みのよう。こんな長め袖のTシャツにミニフレアを合わせるスタイルは秋口に是非試したいスタイルです♪photo by pinterestこちらもモノトーン。短めのボーダーTにハイウェストのショートパンツ、厚底サンダルのコーデは彼女お得意のレトロスタイル。サングラスまでレトロなシェイプで手を抜かないあたりはさすがですね♪■さいごにいかがでしたか?羽織ものをプラスすれば、シーズンレスで楽しめるTシャツコーデは季節の変わり目のお役立ちスタイルです♪(神田アナ/ライター)
2015年08月26日デザイナー名鑑の決定版『世界ファッション・デザイナー名鑑 FASHION VISIONARIES』(3,800円)が、9月30日に発売される。『ヴォーグ・ファッション100 年史』の編著者であるリンダ・ワトソンが手掛けた同書。1冊で75名のファッションデザイナーを一望出来るデザイナー名鑑の決定版。デザイナーたちが手掛ける各メゾンの代表的なビジュアルや選りすぐりの人気アイテムなどとともに、ブランドのトリビアや転換期、年表、製品へのこだわり、デザイン哲学など、ファッション好きには堪らない情報が収録されている。ラインアップは、ココ・シャネル、クリスチャン・ディオール、サルヴァトーレ・フェラガモ、ロジェ・ヴィヴィエ、エミリオ・プッチ、ジャンヌ・ランバン、クリストバル・バレンシアガ、ジョルジオ・アルマーニ、カール・ラガーフェルド、イヴ・サンローラン、ラルフ・ローレン、ヴィヴィアン・ウエストウッド、カルバン・クライン、ジル・サンダー、山本耀司、三宅一生、山本寛斎、川久保玲、渡辺淳弥、高田賢三、ポール・スミス、ジャンポール・ゴルチエ、マーク・ジェイコブス、マルタン・マルジェラ、ドリス・ヴァン・ノッテン、ドルチェ&ガッバーナ、トム・フォード、スティーブン・ジョーンズ、アレキサンダー・マックイーンなど。【書籍情報】『世界ファッション・デザイナー名鑑 FASHION VISIONARIES』著者:リンダ・ワトソン発行:スペースシャワーネットワーク並製ビニールカバー/312ページ/A5判発売:2015年9月30日価格:3,800円
2015年08月08日創設90年の歴史を持つローマのラグジュアリーブランド、フェンディ(FENDI)が、今年7月、15-16AWパリ・オートクチュールコレクションに初めて参加した。これはフェンディとデザイナー、カール・ラガーフェルドとの50年も続くコラボレーションの歴史にオマージュを捧げたものでもある。晴れの舞台となったのは、シャンゼリゼ劇場。カールが「ファーの中のファー、ファーの王道を見て頂ける機会になるでしょう」とショーの開催に向けて語ったその言葉通り、すごみのあるランウェイを披露した。メゾンにとって節目となった今年、パリで初披露されたコレクションは「オートフルール(Haute Fourrure)」と題された。「フルール」は「毛皮」を意味し、オートクチュールと掛け合わせた造語がオートフルール。ファーをいわゆる“毛皮”としてそのまま使うと言うよりは、ひとつの素材ととらえ、様々な技術を駆使し、従来のファー製品の領域を越えたコレクションに仕上げた。そのデザイン性の高さは、フェンディの最高レベルのクリエイティビティと長年培われたクラフトマンシップの賜物である。オートフルールコレクションで使われたファーはロシアンセイブル、スワカラ、ミンク、チンチラなど。その他フェザー、シルクタフタなど贅沢を極めた素材ばかりが主に使われている。ファーをPVCやシルクタフタと縫い合わせたり、鳥のフェザーの様に見せていたり、メタリックな加工をしたりと自在に加工することで、コンテンポラリーな衣類へと昇華。ファーとしてのリュクス感や風格はそのままに、モダンに見せる様々な技法が用いられている。
2015年08月06日ユニクロ(UNIQLO)とファッションモデルでデザイナーのイネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)とのコラボレーションラインの15AWコレクションが、公式オンラインショップで先行発売される。受付期間は7月24日から8月9日までで、デリバリーは8月22日より順次開始される。1957年に貴族家庭に生まれたイネス・ド・ラ・フレサンジュは、1983年から1990年までシャネル(CHANEL)のスターモデルを務め、カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)のミューズとしても活躍した。1989年にはフランスを象徴する女性像“マリアンヌ”のモデルにも選ばれている。その後は、ファッションデザイナー、ジャーナリスト、ライター、コンサルタントなどの多岐に渡る活動を行い、13年に自身のブランドINES DE LA FRESSANGE PARISを再度立ち上げた。同ラインは、ユニクロの「LifeWear」に共感したイネス・ド・ラ・フレサンジュの提言をもとに、ユニクロのデザインディレクターの滝沢直己がデザインを手掛けている。最新の15AWコレクションは、“ファッションカルチャーに大きな影響を与えたトリュフォーやゴダールの映画のワンシーンを切り取ったかのような、洗練された女性の美しさを引き出すスタイル”をテーマに製作。フランスの自然にインスピレーションを得て、フォレストグリーンやヴァンショーなど深色が印象的なコレクションに仕上げた。ラインアップは、カーディガンのような軽い着心地のリバーシブルジャケットや、女性が求める快適さを追求したアウター、懐かしさを漂わせながらもフレッシュな印象を与えるニット、ハリスツイードのルックスなのに驚くほどやわらかいウールジャケットなど。シーズンを通して全70アイテムが展開される。なお、9月4日に全国のユニクロ店舗にて一般発売を開始する。
2015年07月22日