これからの時代を牽引していく今の10代は、2000年以降に生まれたZ世代。早熟な才能と底知れぬ可能性。そんな次世代の注目株の一人、ジャズピアニストの甲田まひるさんにインタビュー!脚光を浴びるきっかけとなったエピソードとともにご紹介します。「好きなことをしている自分が、一番イキイキしてます」インスタをきっかけにファッショニスタとして脚光を浴び、現在はジャズピアニストとして活躍する甲田まひるさん。「最初は、コードのオシャレな響きや自由さに惹かれたんですけど、本格的に勉強するとコードを数字に置き換えたり、セッションでは、その場でストックしたものから引っ張り出さないといけなかったり、めっちゃ難しい!ゴールが見えないからこそ続けられていますね。2年前の初アルバム制作は、完全に苦でした。オリジナルの2曲は、約1年の制作期間中、作っては『これじゃない』とボツにする繰り返し。追い詰められてやっとレコーディング2日前にできたんです。やりたいことを実現するのって、眠れずおかしくなりそうなくらいツラい…。でも、やっただけ報われるんですよね。完成した作品には100%満足してます」制作中の新作ではボーカルにも挑戦!「これまでインストの曲ばかりやってきたので、自分の言葉が音にのる感覚が新鮮。私には常に“なりたい自分”が手ごわいライバルとして存在してるんです。その自分に辿り着けないのは悔しいから、やるしかない!新しいことを始める時に怖さはないです。できるかどうかなんて、やってみなきゃわからないじゃないですか。やらずに後悔したくはないし、ダサいと思ったことはやりたくない。どんな挑戦であっても、そこだけはブレません。やっぱり、好きなことをしてる自分が一番イキイキしてるから」【発掘秘話】小6からMappy名義でインスタをスタート。ファッションスナップサイトに掲載された初スナップが拡散され、一躍脚光を浴びる。ジャズピアニストとして17歳でメジャーデビュー。9歳からジャズを弾き始める。カフェでの演奏が関係者の目に留まりデビュー。「ジャズの魅力を同世代の子たちにも知ってほしい」演技にも挑戦!新たなフィールドへ。昨年公開された映画『台風家族』で女優初挑戦。「私は新しい刺激がないとダメ。お芝居は、自分と違う人になれるのが楽しいです」こうだ・まひる2001年5月24日生まれ東京都出身5歳でピアノを始める。2018年、ドラムスに石若駿、ベースにKing Gnuの新井和輝を迎えたアルバム『PLANKTON』を発表。翌年、第31回ミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞。※『anan』2020年8月5日号より。写真・小笠原真紀取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年08月06日『真夏の夜のジャズ 4K』が8月21日(金)より順次日本で公開。名作『真夏の夜のジャズ』が4kに1958年に開催された、アメリカ最大級、伝説的な音楽フェスティバル「ニューポート・ジャズ・フェスティバル(Newport Jazz Festival)」を大胆な撮影と、美しいカメラワークで取られた『真夏の夜のジャズ』。このドキュメンタリーが4kになってスクリーンに戻ってくる。ルイ・アームストロングやセロニアス・モンクら登場ジャズの父と呼ばれ、「この素晴らしき世界」の代表曲で知られる、20世紀を代表するジャズ・ミュージシャン、有名なルイ・アームストロング、ジャズ界有数の作曲家として大きな影響を与えた作曲家のセロニアス・モンク、ザ・ビートルズやビーチ・ボーイズなどにカバーされ「ロックの創造者」と呼ばれたチャック・ベリーなど伝説のミュージシャンたちが続々と登場する。なお、映画のポイントの1つとしてファッションにも注目。シーンの約半数をしめるのがフェスを楽しむ観客たちの姿なのだが、その姿は、1958年のトップトレンドでジャズを楽しむ様子だ。『真夏の夜のジャズ』セットリスト・ジミー・ジュフリー・スリー「Train and The River(トレイン・アンド・ザ・リヴァー)」・セロニアス・モンク「Blue Monk(ブルー・モンク)」・ソニー・スティット「Blues(ブルース)」・アニタ・オデイ「Sweet Georgia Brown(スウィート・ジョージア・ブラウン)」「Tea For Two(二人でお茶を)」・ジョージ・シアリング・クインテット「Rondo(ロンド)」・ダイナ・ワシントン「All Of Me(オール・オブ・ミー)」・ジェリー・マリガン・カルテット「As Catch Can(アズ・キャッチ・キャン)」・ビッグ・メイベル・スミス「I Ain’t Mad At You(アイ・エイント・マッド・アット・ユー)」・チャック・ベリー「Sweet Little Sixteen(スウィート・リトル・シックスティーン)」・チコ・ハミルトン・クインテット「Blue Sands(ブルー・サンズ)」・ルイ・アームストロング・オール・スターズ「Lazy River(レイジー・リヴァー)」「Tiger Rag(タイガー・ラグ)」・ルイ・アームストロング&ジャック・ティーガーデン「Rockin’ Chair(ロッキン・チェア)」・ルイ・アームストロング・オール・スターズ「When The Saints Go Marchin’ In(聖者の行進)」・マヘリア・ジャクソン「Shout All Over(神の国を歩もう)」「Didn’t It Rain(雨が降ったよ)」「Lord’s Prayer(主の祈り)」■作品詳細『真夏の夜のジャズ 4K』上映時間:83分公開日:2020年8月21日(金)原題:JAZZ ON A SUMMER’S DAY製作・監督:バート・スターン出演:ルイ・アームストロング、セロニアス・モンク、チャック・ベリー、アニタ・オデイ製作年:1959年(旧作の日本公開:1960年/4K版上映は日本初)
2020年07月24日「THIS IS US」の脚本家の1人、ジャズ・ウォーターズが39歳の若さで亡くなった。同ドラマの脚本家チームのツイッターアカウントが「ジャズ・ウォーターズが亡くなったと知り、#ThisIsUsのファミリーみんながショックを受けています。彼女はショーの全体に渡って足跡を残しました。素晴らしい語り手であり、純粋な人でした。彼女の大切な人たちに心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した。死因については不明。同ドラマのキャストであるマンディ・ムーアは脚本家チームの追悼ツイートに返信する形で「ジャズの家族と大切な人たちに愛と光を送ります」とメッセージを贈った。ジャズは「THIS IS US」シーズン2の全18話にスタッフライターとして参加。その後はジム・キャリー主演ドラマ「Kidding」(原題)に今年まで携わっていた。脚本家として活動し始めた2018年、インタビューで「私は8歳か9歳になる頃には、ロジャー・イーバート(※2013年に死去した有名な辛口映画評論家)みたいな存在だった」、「古くて貧しい家で育った黒人の子どもだった。底辺の生活を知っているし、そういった視点を書き物に活かしたい」などと語ったことがあった。(Hiromi Kaku)
2020年06月11日Netflixで配信中のドラマ『ジ・エディ』は、パリのジャズクラブ「The Eddy」を舞台に繰り広げられる、イカしたギグとディープな人間ドラマ。小刻みにリズムをとる青年が製氷機からロックアイスを取り出して、戻った場所はジャズクラブ。バンドが演奏するステージやバーカウンター、客席、出入り口と流れるように店内を追うカメラはやがて、客席の奥から厳しい目でステージを見つめる黒人男性に向かう。男はクラブのオーナーのエリオットだ。ドラマには珍しい16ミリフィルムによるザラついた感じの映像がドキュメンタリー風味を醸し出す。手持ちカメラを使った臨場感あふれる、即興的な約5分間のオープニングを見るだけでも、既存のドラマとは一味違うという期待が高まる『ジ・エディ』。『ラ・ラ・ランド』で史上最年少のオスカー監督となったデイミアン・チャゼル監督が、自身のルーツでもあるジャズ愛と人生の半分を過ごしたパリ愛を前面に打ち出した音楽ドラマだ!主人公は、元有名ジャズ・ピアニストのエリオット。ある出来事がきっかけで演奏から遠のき、現在はパリで親友ファリドと共同でジャズクラブ「ジ・エディ」を経営中だ。明るく、人好きのするファリドがビジネスを仕切り、エリオットは出演者選択やハウスバンドの特訓といったクリエイティブを担当。しかしファリドがあることに手を出したことから、クラブ経営に暗雲が立ち込め、バンド仲間それぞれが抱える問題も噴出!?しかも最悪のタイミングで元妻と暮らしていた娘ジュリーがニューヨークから到着。仕事はもちろん、疎遠だった娘との関係修復まで加わって、エリオットの人生は想像もしなかった方向へ転がり始める。物語の舞台はパリだが、観光地とは無縁のベルヴィル界隈。住民にはアラブ系や中華系が多く、飛び交う言葉もフランス語だけではない。混沌とした地域だけに犯罪とも無縁ではなく、父娘ドラマとジャズ・バンドの成長ドラマにマフィアが絡む仕掛け。後半は特に、サスペンスフル要素が増え、見ていてハラハラする。主人公エリオットを演じるのは、『ムーンライト』で大人になったケヴィンを演じたアンドレ・ホランド。傷心を癒すはずのパリで様々な問題に直面しながら、仲間とクラブを守ろうと奔走する“パリのアメリカ人”を熱演。彼の娘ジュリーを演じるアマンドラ・ステンバーグは、思春期の少女らしい苦悩を体当たりで表現していて、一服の清涼剤となっている。エリオットと複雑な関係にある歌姫マヤ役で『COLD WAR あの歌、2つの心』のヨアンナ・クーリグが英語劇デビュー。ため息がもれるような歌声が耳に残る。また音楽担当者でもあるランディ・カーバーがピアニスト役で参加しているバンド・メンバーは、全員がプロのミュージシャン。劇中で流れるジャズが最高にクールで、演奏シーンでは思わず指を鳴らしたくなる。登場人物8人に焦点を当てる構成で、アラン・プール、ウーダ・ベニャミナ、ライラ・マラクシへと演出のバトンを繋ぐチャゼルは全体のトーンをきちんと掌握。立派なカルテット・リーダーが手掛けた、斬新な音楽ドラマをお見逃しなく!娘ジュリー(左)はクラリネットを演奏する設定だが、披露するのは父(右)のための歌でした。『ジ・エディ』パリのマルチカルチュラルなジャズクラブ「The Eddy」オーナーのエリオット(アンドレ・ホランド)をとりまくドラマが描かれる。時に軽快で時に物悲しいジャズサウンドにも注目。『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が指揮をとる。Netflixにて配信中(全9話)。※『anan』2020年5月27日号より。文・山縣みどり(by anan編集部)
2020年05月20日セレクトショップ「湯布院 ジャズとようかん」から、苺の羊羹「ストロベリー(strawberry)」と、4種のドライフルーツを使った「アナザースプリング(another spring)」の2種類を詰め合わせた「春の2棹セット」が限定登場。2020年4月1日(水)より大分・湯布院と公式オンラインストアにて販売される。“ピアノ柄”「ジャズ羊羹」の春限定メニュー「湯布院 ジャズとようかん」は、音楽を愛し、音楽のある暮らしを提案するセレクトショップ。ピアノをモチーフにした「ジャズ羊羹」が看板メニューだ。春限定で発売される「春の2棹セット」には、「ジャズ羊羹 ストロベリー」と「ジャズ羊羹 アナザースプリング」を詰め合わせている。苺×白あんの「ストロベリー」アイコニックなピアノの鍵盤デザインが目を惹く「ジャズ羊羹 ストロベリー」は、苺のピューレとドライストロベリーを白餡にたっぷりと練り込んだもの。口の中いっぱいに広がる苺の甘味とほどよい酸味が特徴で、紅茶やシャンパン、白ワインとの相性も良い。4種のドライフルーツを使った「アナザースプリング」もう一つの「ジャズ羊羹 アナザースプリング」には、ストロベリー、クランベリー、ブルーベリー、チェリーといった4種のドライフルーツをたっぷりと使用。「ジャズ羊羹」の象徴であるピアノの鍵盤をあえて取り払い、より自由な発想でメニューを考案する「アナザー」シリーズの春限定商品となっている。羊羹は、下の層に苺ピューレとドライストロベリーを練りこんだストロベリー餡、上の層にクランベリー、ブルーベリー、チェリーの3種類をびっしりと敷き詰めた二層仕立て。ベリーやチェリーの甘酸っぱい風味と美しいビジュアル、豊かな食感を堪能することができる。なお「ジャズ羊羹 ストロベリー」は単品での販売も行う。【詳細】湯布院 ジャズとようかん「春の2棹セット」店頭発売日:2020年4月1日(水) ※店頭予約受付は3月19日(木)から販売場所:湯布院 ジャズとようかん住所:大分県由布市湯布院町川上3015-4TEL:050-5305-8033(9:30~17:30/土日祝休み)営業時間:9:30~17:30 ※不定休価格:・春の2棹セット 5,616円(税込)(ジャズ羊羹 strawberry・ジャズ羊羹 another spring 各1棹入り)・ジャズ羊羹 strawberry 2,646円(税込)■オンライン予約会・優先予約会:3月18日(水) 19:00〜23:59 ※LINE、メルマガ会員限定・一般予約会:3月19日(木) 正午・対象商品:4月1日(水)〜15日(水) 発送商品※優先予約会で完売した場合は一般予約会での販売は行わない。
2020年03月20日映画『ラ・ラ・ランド』のシネマ・コンサート「ラ・ラ・ランド in コンサート 2020」が、2020年5月6日(水・祝)、東京国際フォーラムにて開催される予定だったが延期となった。なお、振替公演を行う予定だが、今後の情勢などによっては中止になる恐れもあり。映画本編の上映とフル・オーケストラによる生演奏を楽しめる人気コンサート「ラ・ラ・ランド in コンサート」。2018年に続いて3回目の開催となる今回は、オーケストラに東京フィルハーモニー交響楽団とジャズ・バンドを迎え、繊細でダイナミックな演奏を届ける。現代のロサンゼルスを舞台に、女優志望のミア(エマ・ストーン)と、ジャズミュージシャンのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)が夢を追い求める姿を描く『ラ・ラ・ランド』。コンサートでは、2人の甘く切ない物語を大スクリーンで再び楽しめるだけでなく、歌声に合わせて奏でられる迫力のある生演奏へと存分に浸ることができる。【詳細】ラ・ラ・ランド in コンサート 2020/LA LA LAND - IN CONCERT 2020 -〈昼夜2回公演〉日程:未定※2020年5月6日(水・祝)で開催予定だったが延期。振替の予定だが、情勢等により中止になる場合あり。時間:昼公演 13:00開場 / 14:00開演、夜公演 17:30開場 / 18:30開演会場:東京国際フォーラム ホールA〈上演情報〉上映作品:『ラ・ラ・ランド』言語:英語上映・日本語字幕付き音楽(作曲):ジャスティン・ハーウィッツ上演時間(予定):155分(途中休憩20分あり)〈コンサート出演〉指揮:栗田博文演奏:東京フィルハーモニー交響楽団+ジャズ・バンド※映画のキャストおよびシンガーは出演しない〈チケット情報〉一般発売日:2020年3月13日(金) 6:00価格:S席 9,800円、A席 7,800円※全席指定・税込、未就学児入場不可※購入の詳細は公式サイトへ〈チケットの払い戻しについて〉振替公演の有無・チケット払い戻しの詳細に関しては、改めてオフィシャルサイトにて案内。手元にある上記の公演チケットは、払い戻し等、今後の手続きに必要となる。La La Land TM & © 2020 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2020年03月16日大分・湯布院に店舗を構えるセレクトショップ「湯布院 ジャズとようかん」より、西武池袋本店にて2020年2月14日(金)まで開催されるバレンタインイベント「チョコレートパラダイス」限定のスイーツが登場する。“ハート”パッケージの「ジャズ羊羹 ショコラ」“ピアノ柄”の見た目が楽しい「ジャズ羊羹」は、「湯布院 ジャズとようかん」の看板メニュー。冬季限定の「ジャズ羊羹 ショコラ(chocolat)」は、白餡にクーベルチュールチョコレートをたっぷりと練り込み、ドライチェリーやいちじくを合わせた贅沢な羊羹だ。今回の「チョコレートパラダイス」では、ハートの箔押しを施したバレンタイン限定パッケージの「ジャズ羊羹 ショコラ」を販売する。ほかにも、濃厚な抹茶餡と深みのあるチョコレート餡、さらに大納言小豆を混ぜ込んだ「ジャズ羊羹 抹茶ショコラ」も販売。こちらは、ピアノを箔押しした通常パッケージでの展開となる。洋風ひとくちもなか「ヤマヴィコ」「ヤマヴィコ(YAMAVICO)」は、コーヒーやワインとの相性にこだわった洋風もなかだ。登場1周年を迎えて、「チョコレートパラダイス」では新メニュー2種を先行販売する。「ヤバヴィコ トリオ “ウィンター/スプリング”(YAMAVICO trio "winter/spring") #1」は、もなか3種の詰め合わせ。白餡ベースのストロベリー餡とチョコレート餡を重ねた「ストロベリーショコラ最中」、濃厚なチョコレート餡にドライフィグを合わせた「ショコラ最中」、そしてエスプレッソ餡とミルク餡をティラミス風に仕上げた「エスプレッソミルク最中」を、1つずつセットにした。一方「ヤバヴィコ トリオ “ウィンター/スプリング” #2」は、抹茶入り白餡とミルク餡の「抹茶ミルク最中」、「ショコラ最中」、そしてオレンジ餡とショコラ餡を包んだ「オレンジショコラ最中」の3種を、1つずつ詰め込んでいる。詳細湯布院 ジャズとようかん 「チョコレートパラダイス」展開スイーツ発売期間:2020年2月1日(土)〜14日(金)取扱店舗:西武池袋本店 7階(南)=催事場住所:東京都豊島区南池袋1-28-1メニュー:・ジャズ羊羹 ショコラ 2,592円〈冬季限定・バレンタイン限定パッケージ〉※限定パッケージは、湯布院本店およびオンラインストアでの取り扱いなし・ジャズ羊羹 抹茶ショコラ 2,646円〈冬季限定〉・ヤバヴィコ トリオ “ウィンター/スプリング” #1 / #2 各972円〈先行発売〉※湯布院本店およびオンラインストアにて、2月下旬より順次取り扱い予定※価格はいずれも税込
2020年02月06日ストーリー性のある演劇的な世界観をジャズダンスとJ-POPで創り上げるエンタテインメント集団「梅棒」による第10回公演『OFF THE WALL』が、2020年2月6日(木)から、こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区)で上演される。【チケット情報はこちら】2001年に日本大学芸術学部のダンスサークル『BAKUの会(現:Dance Company BAKU)』内で、同期の男子6人によって結成された、梅棒。09年にストリートダンス界最大のコンテスト『JAPAN DANCE DELIGHT vol.16』で特別賞を受賞し、12年に国内最大の振付作品コンテスト『Legend Tokyo chapter.2』で最優秀作品賞とオーディエンス賞を同時受賞。以降、活動の中心を劇場公演に移し、18年度は2万5000人超の動員を記録している、いま注目の集団だ。今回の『OFF THE WALL』は、梅棒のメンバー11人のみが出演する完全新作。どんな舞台になるのか、開幕まで約2週間となった1月下旬、都内で行われている稽古を見学させてもらった。すでに建て込み(大道具が設置されている状態)があり、本番の舞台さながらの稽古。この日は、冒頭に迫力満点のダンスナンバーを全員で踊ってから稽古がスタート。稽古場の熱量が一気に高まった。そして、オープニングから順番に、転換のタイミングや動線を入念にチェックしていた。J-POPに合わせたダンスでストーリーを表現する彼らにとって、振付はもちろんだが、同時にこうした地道な確認作業も重要になってくるのだろう。出演者の全員が梅棒のメンバーということもあって、チームワークはばっちり。伊藤今人が総合演出を務めているが、メンバーはいい意味でフラットな関係性で、それぞれへの尊敬の念が感じられる。稽古のテンポも非常によく、無駄な時間がない印象を受けた。今回使用する楽曲は、昭和の名曲から、誰もが一度は聞いたことがあるであろう人気アイドルグループのあの曲など、カーテンコールも含め20曲以上。どんなストーリーが繰り広げられるのか見学をした段階では全貌は分からなかったが、「梅棒メンバーによる最もバカバカしく暑苦しい、原点的革新的エンターテインメント」と掲げている通り、“梅棒らしさ”全開の舞台になることは間違いなさそうだ。公演は2月16日(日)まで。出演は、伊藤今人、梅澤裕介、飯野高拓、鶴野輝一、遠山晶司、遠藤誠、塩野拓矢、櫻井竜彦、楢木和也、天野一輝、野田裕貴。チケット発売中。取材・文:五月女菜穂
2020年01月31日2月22日(土)・23日(日・祝)に、横浜アリーナにおいて開催される日本初上陸のフィルム・コンサート、『美女と野獣』イン・コンサートの全出演アーティストが発表された。既に発表されている、主人公ベル役の上白石萌音、ルミエール役の横山だいすけ、ポット夫人役のクリスタル ケイに加え、野獣役を山崎育三郎、ガストン役を山本耕史、ル・フウ役をチャンカワイ(Wエンジン)が務める。出演決定にあたり、山崎は「『美女と野獣』の世界に再び戻れる喜びを感じています。ベルの大きな愛に触れ、人を愛する気持ちに気付いた時、野獣の中で生まれた心の変化を歌で表現出来たらと思います。アラン・メンケンさんを始め、素晴らしいキャストの皆さんとの共演もとても楽しみにしています。是非、この夢のような時間を一緒に過ごしませんか?」とコメントを寄せた。山本も「誰もが知っているディズニーの名作『美女と野獣』に、ガストン役として携われることをとても嬉しく感じております。本作をスクリーン上で観たことがある方は多くいらっしゃるかと思いますが、今回は舞台上でキャラクターに息を吹き込むことができるので、より臨場感のある作品をお届けできるのではと思っております。多彩な日本人キャストの皆さんとお届けしますので、ぜひご期待ください。」と語り、チャンカワイは「聞こえてきます。「なんでチャンが出とんねん!」という御意見。もちろんチャンも同じです。だって、僕自身も『美女と野獣』の大ファンなもんで。だからこそ、僕とは正反対のガストン様に惹かれて観ておりました。力強くてカッコよくてチャーミングな姿。男として、惚れてまうやろー!よしっ、ル・フウは僕に任せて下さい。」とコメント。映画のセリフや効果音はそのままに、日本の音楽・エンタメシーンで活躍するバラエテイ豊かなアーティストの歌とパフォーマンス、さらには総勢70名を超えるオーケストラの生演奏とともに、映画全編を巨大スクリーンで上映する。また、スペシャル・ゲストとして出演する『美女と野獣』の作曲者であり、ディズニー・レジェンドでもある、アラン・メンケンによるピアノ弾き語りや、ペイジ・オハラ(ベルのオリジナル・ヴォイス・キャスト)とのトーク・セッションは必見。チケットはぴあにて発売中。
2020年01月23日本場ウィーンのニューイヤー・コンサートの雰囲気を日本に居ながらにして楽しみたいとお考えの方にピッタリもコンサートといえば、年明けの恒例「キユーピー スペシャル サントリーホール ニューイヤー・コンサート2020」公演だ(1月1,2,3日)。オペレッタの殿堂として名高いウィーン・フォルクスオーパーの誇るウィーン・フォルクスオーパー交響楽団による本家本元のオペレッタやウィンナ・ワルツの演奏を、華やかなバレエとともに楽しめるこの公演は、なんと30年の歴史を誇る新年の定番。プログラムには、名高い『美しく青きドナウ』などのワルツやオペラッタを凝縮した名曲集などが予定され、新年のスタートを華やかに彩る素敵な時間が過ごせそうだ。今年はさらに、お得な親子ペアシートやファミリーセット券が用意される「キユーピー スペシャル ニューイヤー・ファミリークラシック」公演(1月6日)が開催されるのも嬉しい限り。この公演では、こどもと一緒に楽しめる特別プログラムにも注目したい。なにはともあれ、1年の幕開けを華やかなサントリーホールで過ごす素敵な時間を是非ご堪能あれ。●公演概要・1月1日(水)、2日(木)、3日(金)サントリーホール「キユーピー スペシャル サントリーホール ニューイヤー・コンサート2020」・1月6日(月)サントリーホール「キユーピー スペシャル サントリーホールニューイヤー・ファミリークラシック2020」
2019年12月26日作曲家ジョン・ウィリアムズの作品に特化した吹奏楽コンサート「『ジョン・ウィリアムズ』ウインドオーケストラコンサート 2020」の開催中止が決定。ジョン・ウィリアムズ作品に特化した吹奏楽コンサート『スター・ウォーズ』シリーズをはじめとる、数え切れないほどの名作映画の音楽を生み出した作曲家、ジョン・ウィリアムズ。シリーズ最終章であり、12月20日(金)に日米同時公開を迎える『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の音楽も手がける御歳87歳の同氏はまさに、映画音楽界の“生きる伝説”だ。本公演では、前述の『スター・ウォーズ』シリーズはもちろん、『インディ・ジョーンズ』や『ハリー・ポッター』シリーズなど、同氏が手がけた有名楽曲が多数披露される。指揮を務めるのは、劇団四季ミュージカル『ライオン・キング』では初演から14年にわたって指揮を務めたほか、管弦楽、吹奏楽、合唱、オペラ、バレエと幅広い分野でタクトを振る西村友。演奏は、Osaka Shion Wind Orchestraが兵庫公演を、東京佼成ウインドオーケストラが東京公演をそれぞれ担当する。公演情報<開催中止>「ジョン・ウィリアムズ」ウインドオーケストラコンサート 2020※チケットの払い戻しについては改めて発表。公式ホームページにて確認のこと。■兵庫公演開催日時:2020年5月4日(月・祝) 15:00開演(14:15 開場)会場:兵庫県立芸術文化センター・KOBELCO 大ホール指揮:⻄村友吹奏楽:Osaka Shion Wind Orchestraチケット料金:S席 6,300円/A席 5,300円/B席 4,300円/C席 3,300円※価格は全て税込・全席指定。※未就学児入場不可。チケットは1人1枚必要。問い合わせ先:キョードーインフォメーション 0570-200-888(10:00〜18:00)■東京公演開催日時:2020年8月10日(月・祝) 14:00開演(13:30開場)会場:サントリーホール 大ホール指揮:⻄村友吹奏楽:東京佼成ウインドオーケストラチケット料金:S席 6,300円/A席 5,300円/B席 4,300円※価格は全て税込・全席指定。※未就学児入場不可。チケットは1人1枚必要。問い合わせ先/予約/団体販売(10名以上):キョードー東京 0570-550-799(平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)<兵庫、東京公演共通>※映像による演出はない。※ジョン・ウィリアムズ本人は出演しない。※チケットを紛失した場合、または当日にチケットを所持していない場合はどのような理由でも入場不可。
2019年12月22日大分・湯布院に店を構えるスイーツショップ「ジャズとようかん」から、看板商品「ジャズ羊羹」の新作「ジャズ羊羹 抹茶ショコラ(chocolat)」が登場。湯布院本店で2020年元旦より発売、オンラインストアでは2019年12月12(木)正午より予約受付をスタートする。湯布院発のピアノスイーツ“ジャズ羊羹”大分・湯布院のスイーツショップ「ジャズとようかん」が販売している「ジャズ羊羹」は、文字通りジャズをモチーフにしたオリジナルの羊羹。ジャンルを象徴する楽器の一つであるピアノをモチーフに、「刷り込み」と呼ばわれる和菓子の伝統技法でピアノの鍵盤を羊羹の上で表現した、見た目にも楽しい一品だ。その味わいも“ジャズ”の名にふさわしい大人向け。定番の「クラシック」にはワインに一昼夜漬け込んだ2種類のドライいちじくをミックス。口に入れるとふわっと黒糖の風味とさっぱりとした甘さが広がる、コーヒーやワインとの相性にこだわった和スイーツとなっている。抹茶餡×大納言の新作「抹茶ショコラ」今回は、2020年3月中旬までの冬季限定シリーズとして発売されている「ジャズ羊羹 ショコラ」シリーズの新作として、抹茶餡に大納言を合わせた「抹茶ショコラ」が登場。シリーズすべての商品にドライフルーツが入っている「ジャズ羊羹」だが、本商品にはドライフルーツではなくたっぷりの大納言小豆を練り込むことで、濃厚な抹茶の味わいがより一層引き立つ和の味わいに仕上げている。ショコラ&クラシックとの食べ比べが出来るセットもこの「抹茶ショコラ」単品での販売とは別に、白餡にクーベルチュールチョコレートを合わせた「ショコラ」、あるいは定番の「クラシック」との食べ比べが楽しめる2棹セットも用意されている。商品情報■「ジャズ羊羹 抹茶ショコラ(chocolat)」販売期間:2020年1月1日(水)〜3月中旬※オンラインストアでは2019年12月12(木)正午より予約受付スタート。価格:2,646円(税込)■「ジャズ羊羹」2棹セット販売期間:・湯布院本店 2020年1月1日(水)〜3月中旬・オンラインストア 2020年1月6日(月)〜3月中旬発送価格:・「ショコラと抹茶ショコラの2棹セット」 5,562円(税込)・「クラシックと抹茶ショコラの2棹セット」 5,130円(税込)店頭受取予約:2019年12月16日(月)〜 受付スタート【店舗情報】「ジャズとようかん」住所:大分県由布市湯布院町川上3015−4TEL:0977-84-3838(店舗に関する問い合わせ)TEL:050-5305-8033 (取寄せ・その他に関する問い合わせ)営業時間:9:30〜17:30(季節によって変動あり)定休日:不定休
2019年12月12日映画『ゴッドファーザー』のシネマ・コンサートが、2020年1月12日(日)に東京国際フォーラムにて開催される。映画『ゴッドファーザー』のシネマ・コンサートが再演シネマ・コンサートとは、映画のセリフや効果音はそのままに、音楽パートをフル・オーケストラが大スクリーンでの映画全編上映に合わせて生演奏するという、映画とコンサートが融合したエンターテイメントショウ。これまで様々な名作がフィーチャーされているが、今回は2015年10月以来5年ぶりの再演となる『ゴッドファーザー』の上映が決定した。名優マーロン・ブランド、アル・パチーノらを迎え、フランシス・コッポラ監督作品として1972年3月にアメリカで公開され映画『ゴッドファーザー』は、当時の興行記録を塗り替えるほどの大ヒットを記録したギャング映画。アカデミー賞では10部門にノミネートされ、そのうち作品賞、主演男優賞、脚色賞を受賞している。国内外に多くのファンを持つ本作だが、その代名詞の1つと言えば、映画音楽界の巨匠であるニーノ・ロータによるスコア。メインテーマ「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を始め、全編に渡って響き渡る、切なくメランコリックな音楽。ニューヨークにおけるギャング抗争劇が描かれた同作品を、家族愛をテーマにした名画にまで昇華させたのは、このニーノ・ロータによる音楽の功績も大きいだろう。本イベントでは、そんなニーノ・ロータのスコアを、映画の上映に合わせて国内屈指の名門オーェストラである東京フィルハーモニー交響楽団が生演奏。シネマ・コンサートの醍醐味である大迫力の演奏を堪能しながら、映画『ゴッドファーザー』の世界にどっぷりと没入してみてはいかがだろう。開催概要「ゴッドファーザー シネマ・コンサート」開催日時:2020年1月12日(日) 14:30開場/15:30開演会場:東京国際フォーラムホールAチケット価格(全席指定):S席 9800円(税込) / A席 7800円(税込) ※未就学児入場不可上映作品:ゴッドファーザー/The Godfather(監督:フランシス・フォード・コッポラ/音楽:ニーノ・ロータ/1972年公開)※英語上映・日本語字幕付き演奏:東京フィルハーモニー交響楽団チケット:・一般発売 2019年12月14日(土)・先行受付 2019年11月22日(金)
2019年11月25日ディズニー・アニメーション映画『美女と野獣』のフィルム・コンサート「Disney on CLASSIC Premium『美女と野獣』イン・コンサート」が、2020年2月22日(土)・2月23日(日)に横浜アリーナにて開催される。チケットの一般発売は2019年11月22日(金)から。「Disney on CLASSIC Premium『美女と野獣』イン・コンサート」では、映画のセリフや効果音はそのままに、多彩なアーティストによる生歌とパフォーマンス、総勢70名を超えるオーケストラの生演奏を楽しめる。巨大スクリーンには映画全編を上映し、臨場感あふれる音・空間に囲まれながら『美女と野獣』の世界観を楽しめる。オープニングでは『美女と野獣』の作曲者でありディズニー・レジェンドでもある、アラン・メンケンがピアノの弾き語りを披露。映画で主人公ベルの声優を務めたペイジ・オハラとのトーク・セッションも行われる。ヒロインのベル役は、上白石萌音が務める。上白石は、映画『君の名は。』でヒロインの声優を務め、映画『ちはやふる –結び-』などの映画作品に出演する傍ら、歌手としても活躍。出演に際し、「人生で一番最初に、そして一番多く観たミュージカルが『美女と野獣』」と語り「作品の素晴らしさを全身で味わう時間が楽しみでなりません」と意気込みを見せている。その他、ルミエール役は、幼児番組で“歌のお兄さん”を9年間務めた横山だいすけ、ポット夫人役は、ミュージカル「ピピン」で第27回読売演劇大賞の女優賞にノミネートされたクリスタル ケイが担当する。野獣役やガストン役、ル・フウ役のキャストは後日発表される予定だ。【詳細】Disney on CLASSIC Premium『美女と野獣』イン・コンサート日時:2020年2月22日(土) 14:00開演(13:00開場)、19:00開演(18:00開場)、2月23日(日) 13:00開演(12:00開場)会場:横浜アリーナ住所:神奈川県横浜市港北区新横浜3-10チケット一般発売日:2019年11月22日(金)料金:・スーパーアリーナ席 11,000円/S席 9,500円/A席 7,500円・VIP席 20,000円(オリジナル・グッズ付)・学生席 2,300円(18歳以下の学生を対象に、一般発売日以降に販売予定)上演時間:約2時間40分(休憩20分含)予定言語:日本語上演・日本語歌唱 ※アラン・メンケンは英語でのパフォーマンス出演者:上白石萌音(ベル役)、横山だいすけ(ルミエール役)、クリスタル ケイ(ポット夫人役)、他/THE ORCHESTRA JAPAN(オーケストラ)、ささきフランチェスコ(ナビゲーター)スペシャルゲスト:アラン・メンケン、ペイジ・オハラ※アラン・メンケンスとペイジ・オハラのトークセッションは英語。※横浜のみの開催。※出演者は変更になる場合あり。※3歳以上から入場可能。ひざ上鑑賞不可。子供料金の設定なし。※車椅子席を希望の場合は、S席を購入後、キョードー東京まで問い合わせが必要。キョードー東京 TEL:0570-550-799(平日11:00〜18:00、土日祝10:00〜18:00)【問い合わせ先】ハーモニージャパン/『美女と野獣』イン・コンサート公演事務局TEL:03-3409-3345(平日10:00〜18:00)
2019年11月24日セレクトショップ「湯布院 ジャズとようかん」から、大人のチョコレート羊羹「ジャズ羊羹 ショコラ(chocolat)」が、2019年12月から3月中旬までの冬季限定で登場。湯布院本店では2019年12月1日(日)、オンラインストアでは12月2日(月)より発売する。「ジャズ羊羹」は、旅や音楽など暮らしを豊かにしてくれるモノやコトを提案するセレクトショップ「湯布院 ジャズとようかん」の看板商品。“音楽のある風景”を多くの人に届けたいという想いのもと、2014年に誕生した。和菓子の代名詞とも言える羊羹に、モダンなジャズの要素を掛け合わせた、“ピアノ柄”の見た目も楽しい一品だ。そのなかでも毎年恒例で登場し、多くのファンをもつ「ジャズ羊羹 ショコラ」。白餡にクーベルチュールチョコレートをたっぷりと練り込み、3種のドライフルーツを混ぜ合わせたチョコレート羊羹で、しっとりと滑らかな舌触りと、濃厚でありながらも甘すぎない味わいに仕上げられている。2019年は職人たちの深いこだわりの末、より美味しくなって登場する。また、「ジャズ羊羹 ショコラ」は、珈琲だけでなくお酒との相性が良く、中でもワインとの相性は抜群。そのほかウィスキーやブランデーなど洋酒全般、加えて日本酒ともよくあう。なお、12月には、スペシャルセット「ショコラとストロベリーの2棹セット」も数量限定で販売される。“ショコラ”とともに展開される“ストロベリー”は、苺のピューレとドライストロベリーを白餡にたっぷりと練り込んだいちご羊羹。紅茶はもちろん、シャンパンや白ワインとのマリアージュをおすすめしたい。【詳細】ジャズ羊羹 ショコラ<冬季限定>発売期間:2019年12月1日(日)~3月中旬取り扱い:湯布院本店※オンラインストアでは12月2日(月)~3月中旬発売。オンライン予約は2019年11月14日(木)~受付。価格:2,592円(税込)■12月限定「ショコラとストロベリーの2棹セット発売期間:2019年12月1日(日)~12月31日(火)※オンラインストアでは12月2日(月)~12月26日(木)。オンライン予約は2019年11月14日(木)~受付。価格:5,508円(税込)
2019年11月21日アイルランドのロックミュージシャン、スティーヴ・ウォールが主演し、ジャズの歴史に輝かしい功績を残したチェット・ベイカーの知られざる最期の数日を描く『マイ・フーリッシュ・ハート』。この度、ジャズ界のレジェンドから悲しきジャンキーへと堕ちた孤高の天才の場面写真がシネマカフェに到着した。1950年代のジャズ・シーンに彗星のごとく現れ、唯一無二の魅惑を湛えたトランペットの清冽な音色と中性的な歌声によって“巨人”マイルス・デイヴィスを凌ぐほどの人気を獲得したチェット・ベイカー。ウエストコースト・ジャズのスーパースターから、悲しき孤独なジャンキーへと堕ちていったチェットは、その極端に起伏の激しい人生そのものまで伝説化されてきたが、彼が58歳の時にオランダ・アムステルダムのホテルから転落死した際の真相は、未だベールに包まれている。“ボサ・ノヴァの神様”も惚れ込んだ伝説的ジャズミュージシャンチェットは1952年、当時最高峰のアルト・サックス奏者のひとりであったチャーリー・パーカーに認められ、彼の西海岸ツアーに参加。その後バリトン・サックス奏者ジェリー・マリガンとコンビを組み、楽器編成はバリトン・サックス、トランペット、ベース、ドラムスと、ピアノが参加していない(ピアノレス)ことも当時のジャズ界では異彩を放った。だが、マリガンの薬物トラブルにより、そのバンドは約1年で解散。チェットはピアニストのラス・フリーマンをパートナーに、新バンドを結成する。巨人マイルスを抜き、ジャズ専門誌の人気投票でトップに輝いたのもこの時期。また54年には、初のヴォーカル・アルバム「チェット・ベイカー・シングス」も制作。ライヴ会場は女性客で溢れ、ハンサムな容姿、語りかけるような歌声やトランペットの優しい音色に嬌声があがったという。そのチェットが大きな影響を与えたのが、ボサ・ノヴァを創成したとされ、“ボサ・ノヴァの神様”と称されたジョアン・ジルベルトだ。チェット登場以前の“歌うトランペッター”といえば、ルイ・アームストロングに代表されるように、野太く声量たっぷりに歌い、並はずれた肺活量と唇の強さを誇るかのように高音を吹きまくるスタイルが主だったが、チェットはそれと正反対のアプローチをとった。決して力まず、クールに。そのスタイルはジョアン・ジルベルトのみならず、現在もティル・ブレナーやアンドレア・モティスのパフォーマンスに受け継がれ、マライア・キャリーなど多くの人気アーティストがその音源をサンプリングしている。『マイ・フーリッシュ・ハート』は11月8日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月28日株式会社日本取引所グループ(JPX)によるクラシックコンサート「JPXコンサート2020」が2020年3月25日(水)に東京・オーチャードホールで開催される。【チケット情報はこちら】JPXは東京証券取引所、大阪取引所等を運営しており、このイベントは、取引所利用者への日頃の感謝の気持ちを示すとともに、取引所をより多くの人達にもっと身近に感じてもらいたいという思いから毎年開催。今回は初めてチャリティー形式として実施し、チケットの売上金は、社会貢献活動の支援として寄付される。演目は、第一部がブラームス作曲のヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77。第二部がドヴォルザーク作曲の交響曲第9番 ホ短調「新世界より」作品95。誰もが1度は耳にしたことのある作品で、クラシックに馴染みがなくとも楽しめる選曲となっている。指揮は、2011年から2019 年3月まで名古屋フィル正指揮者をつとめていた円光寺雅彦。東京フィル指揮者、仙台フィル常任指揮者、札幌交響楽団正指揮者を歴任し、国内のほとんどのオーケストラに客演している。海外での実績も多く、プラハ響定期演奏会、BBCウェールズ響、ベルゲン・フィル、フランス・ブルターニュ管弦楽団に客演。深い音楽性と的確な指揮で、多くの聴衆を魅了してきた。ソリストに迎えるのは、ヴァイオリニストの千住真理子。2歳半よりヴァイオリンをはじめ、12歳のときにNHK交響楽団との共演でデビュー。コンサートが開催される2020年は、デビュー45周年となる。2017年にはブラームス没後120年記念「ドラマティック・ブラームス」をリリースし、スーク室内オーケストラと全国ツアーを行って好評を博した。管弦楽を担当するのは、新日本フィルハーモニー交響楽団。『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』などのスタジオジブリ作品でも管弦楽を担当した団体で、今回も壮大かつ繊細なサウンドを奏でる。春の夜、一流の演奏者によるすばらしい音楽に心ゆくまで酔いしれたい。取材・文:MUTA HARUKA
2019年10月10日マンハッタン・ジャズ・クインテット(MJQ)が本日9月17日、ビルボードライブ東京で「結成35周年記念 MJQジャパン・ツアー2019」を行う。MJQはピアニストのデビッド・マシューズを中心に1984年、日本で企画されたジャズバンドである。デビッドはファンクの帝王、ジェームス・ブラウンのアレンジャーとしても活躍し、77歳となる現在までジャズを中心とした演奏を続けている。本日の公演は結成35周年ツアーの一環。グループの特徴である、モダンながらポップなサウンドは今も健在だ。デビッドの円熟したテクニックと音色はもちろん、それぞれのメンバーのソロやアンサンブルにも期待が高まる。サックス、トランペット、ピアノ、ベース、ドラムスの王道編成で繰り広げられるライブは、ジャズの空気感を楽しむのにはもってこい。はじめてジャズクラブに行く、という方に自信を持っておすすめしたい公演だ。■公演情報マンハッタン・ジャズ・クインテット「結成35周年記念 MJQジャパン・ツアー2019」場所:ビルボードライブ東京1stステージ:開場17:30/開演18:302ndステージ:開場20:30/開演21:30MJQメンバー:デビッド・マシューズ / David Matthews (Piano)マイケル・ロドリゲス / Michael Rodriguez (Trumpet)クリス・ハンター / Chris Hunter (Saxophone)リッキー・ロドリゲス / Ricky Rodriguez (Bass)クリフ・アーモンド / Cliff Almond (Drums)
2019年09月17日昨年まで4年間にわたって人気を博してきた“シンフォニック・ジャズ”のコンサート「N響JAZZ at 芸劇」が、今年は装いも新たに「NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇」として登場する。クラシックとジャズを融合させた“シンフォニック・ジャズ”の定番曲、ガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』が初演されてから95年。その後も様々なシンフォニック・ジャズが作られてはきたが、コンサートで紹介される機会は非常に少ない。そこで「ガーシュウィンやバーンスタイン以降の優れた作品を採り上げ、さらに新作も発表するコンサート」として企画されたのが「NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇」だ。コンサート全体の構成を考えプロデュースするのは、ニューヨークを拠点にワールドワイドに活躍するジャズ作・編曲家の挾間美帆。ジャズ界で最も権威のある米・ダウンビート誌が特集した"未来を担う25人のジャズアーティスト"において、アジア人で唯一選出されたジャズ界の逸材だ。タクトを握るのはアメリカのメジャー、シンシナティ交響楽団でアソシエイト・コンダクターを務める原田慶太楼。近年、日本でも多くのオーケストラに客演、進境著しい活躍をみせている。今回の公演では、第一部でシンフォニック・ジャズの偉大な先達ガーシュウィンとバーンスタインの作品、さらにそのふたり以降の重要人物クラウス・オガーマンとヴィンス・メンドーサの作品を採り上げる。そしてこのコンサートに華を添えるのが、昨年ECMからアルバムをリリースしたイスラエル出身でニューヨーク在住の奇才ジャズ・ピアニスト、シャイ・マエストロ。コンサートの第二部は彼がフィーチャーされ、自作曲(挾間美帆の編曲によるオーケストラ版)と、東京芸術劇場が委嘱した挾間美帆の新作ピアノ協奏曲でもソリストを務める(世界初演)。アメリカを拠点に活躍する3人のアーティスト(3人とも30代前半!)が奏でる、新たなるシンフォニック・ジャズ「NEO-SYMPHONIC JAZZ」に期待したい。◆公演概要8月30日(金)東京芸術劇場コンサートホールNEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇●挾間 美帆(構成・作編曲)Miho Hazama●シャイ・マエストロ(ピアノ)Shai Maestro, Piano(C)Gabriel Baharlia昨年、マンフレート・アイヒャーのプロデュースによるECMからの第一弾アルバム『ドリーム・シーフ』をリリースしたシャイ・マエストロ(1987年イスラエル生まれ)は、同世代で最も才能があるジャズ・ピアニストである。5歳でクラシック・ピアノを始め、8歳の時にオスカー・ピーターソンを聴いてジャズに開眼、テルマ・イェリン国立芸術高等学校でジャズとクラシックを学び、その後ボストンのバークリー音楽大学へ入学した。2006年、19歳で世界的なベース奏者アヴィシャイ・コーエンのトリオに抜擢され、ブルーノートへの2作品を含む4作品のアルバム録音に参加。2010年に自身のユニットを結成し、2011年春、トリオのデビュー・アルバム「シャイ・マエストロ・トリオ」をフランスのLaborieからリリースした。また並行してテオ・ブレックマンとのコラボレーション、マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット等でも才能を発揮してきた。現代ミュージック・シーンでひときわ輝きを放つイスラエル・ジャズの中心に立つひとりである。現在は拠点とするNYで業界やメディアから絶大な評価を受けながら、ジャズ・クラブや音楽ホールで著名ジャズ・アーティストとの共演を行う他、クラシック音楽のリサイタルも開くなど積極的な音楽活動を展開している。
2019年08月26日「音楽のまち」を街づくりのテーマに掲げる川崎市。「ジャズは橋を架ける」を合言葉に5回目の開催となる「かわさきジャズ」は、9月から11月にかけて市内全域をステージに行なわれる、有料無料あわせて約50公演を核とする都市型フェスティバルだ。7月8日にミューザ川崎にて、出演者の国府弘子(ピアノ)、文梨衛(ふみなしまもる・サックス)と、顧問の福田紀彦・川崎市長らが出席して概要の発表会見が行われた。【チケット情報はこちら】フェスは3つのミッションを軸とする。「音楽公演」「地域連携」「人材育成」。人気ミュージシャンが名を連ねる音楽公演が音楽の架け橋なら、商店街や企業とのコラボによるさまざまな地域連携企画が街と人に橋をかけ、学校や公共の広場などで行なわれるワークショップやレクチャーは、音楽の未来へ橋をかける人材育成だ。フェスのメインとなるのは11月7日(木)~17日(日)に開かれる9つの音楽公演。公共ホールやライブハウス、ショッピングモール、市内の音楽大学などを会場に、スタンダードからボーカロイドまで、個性的な公演が目白押しだ。今年は若手奏者や女性アーティストが多数出演するのが目を引く特徴で、幅広い世代のファンが楽しめるラインナップとなっている。ミューザ川崎の「佐山雅弘メモリアル・コンサート」(11月16日(土))は、昨年急逝したジャズ・ピアニスト佐山雅弘の追悼コンサート。彼が発掘した若手プレーヤーたちや、特別編成のトリビュート・バンド(ゲスト・ヴォーカル:May J)が集まり、誰からも愛された佐山の人柄を偲ばせる一夜になるにちがいない。かつてミューザで、佐山が仕掛け人となって実現した「ジャズピアノ6連弾」からの4人のメンバー、国府弘子、小原孝、塩谷晢、佐藤允も出演。会見に出席した国府弘子は次のように語った。「なんとも酔狂でゴージャスなコンサートに、佐山アニキに呼んでもらった。その同じステージの上で、4人で6人分の気持ちを込めてプレイしたい」一方、昨年スタートした、冠レース開催とともにジャズ・ライヴが楽しめる「川崎競馬ジャズナイト」(9月6日(金))や、生演奏とともに海から人気の工場夜景を眺める「ジャズクルーズ」、川崎駅周辺の店舗やストリートをまるごとジャズで染める「ジャズ・ジャック・デー!」(11月16日(土))などの好評企画はもちろん今年も。これらの地域連携プロジェクトを盛り上げるのが、「キーアーティスト」に任命されている若手サックス奏者で、会見のもう一人の出席ミュージシャンの文梨衛だ。地元川崎出身。祭りに若い力は欠かせない。街に出ればジャズと出会える。川崎の秋は今年も熱い。取材・文:宮本明
2019年07月16日ベネッセの親子向けコンサート『しまじろうコンサート2019夏とびだせ!ワクワクぼうけんランド』が、全国29都市で開催されている。【チケット情報はこちら】「しまじろうコンサート」は、ベネッセの通信教育講座「こどもちゃれんじ」の人気キャラクターであるしまじろうと、その妹のはなちゃん、しまじろうの仲間たちが登場するコンサートで、夏と冬の2回開催されている。ストーリーは毎回新作となっており、2019年夏のコンサートは、「ぼうけんランド」に遊びに来たしまじろう達が、妹のはなちゃんを助けるために活躍するという冒険ストーリーになっている。「元気」、「勇気」、「優しさ」をテーマに、歌や踊り、クイズなどを散りばめた“観客参加型”の演出で、未就学児でも楽しむことができる。コンサートの登場曲は、『おべんとうばこのうた』、『てのひらをたいように』といった定番の歌のほか、大人気のテーマ曲『せかいはパラダイス』など、お馴染みの手あそび歌や歌いやすい曲がそろう。「しまじろうコンサート」公式サイトではコンサートの概要のほか、練習用の歌・ダンス動画も公開されているので、知らない曲があっても事前に聴いたり踊ったりしてコンサートに備えることも可能だ。公演では観客も一緒に歌って踊り、クイズに答え、さらにしまじろうがピンチになると大声で応援したりできるシーンもある。通常のコンサートとは異なり、“受け身”ではなく、コンサートに参加して主人公たちと同じ冒険を体験するような仕掛けになっている。そのため、「毎年参加することで、コンサートを通じて子どもの成長を感じることができる」として、毎回コンサートに通う家族もいるという。また、小さい子ども連れでも参加しやすいよう、会場にはベビーカー置き場やおむつ替えコーナー、授乳スペースを完備しているほか、子どもの対応にも長けたコンサートスタッフがサポートを行う。会場のロビーには、今回のコンサートにちなんだかわいい「フォトスポット」があり、連日、記念撮影をする親子連れでにぎわっている。また、物販ブースでは「CDつきえほん」や「コンサートDVD」、「ワクワクパズル」など、「しまじろうコンサート」限定グッズが販売されている。会場には、親子連れだけでなく祖父母と一緒に三世代で参加する家族も訪れ、子ども達は「初めてのコンサート」体験を楽しんでいた。公演は9月29日(日)まで全国各所で開催される。チケット発売中。取材・文:相川いずみ
2019年07月01日ニューヨークを拠点に活躍するジャズ作曲家・挾間美帆。権威のある米国のジャズ誌『ダウンビート』の「未来を担う25人」に、アジア人で唯一選ばれた注目のアーティストだ。この夏、新たに始まる「ネオ・シンフォニック・ジャズ at 芸劇」をプロデュースする。【チケットの詳細はこちら】シンフォニック・ジャズとは、ガーシュウィン《ラプソディ・イン・ブルー》(1924年)を発端とする、クラシック音楽のオーケストラ編成によるジャズのこと。「とにかくオーケストラが好きで、エレクトーンでオケの曲ばかり弾いているような子供だったので、今でも頭の中で最初に鳴るのはオケの音なんです」大学まではクラシックの作曲を学んでいた。「音楽のジャンル分け自体がもはやナンセンス」と、クラシックとジャズを分けて考えることはないが、ジャズの特徴に「即興演奏」があることはポイントとして挙げる。「私も作曲科の学生時代、ジャズは敷居が高いというか、音符が書かれていない音楽への恐怖心がありました。実際には即興は努力とトレーニングのたまものなのですが、当時は、天才たちが、降って来たものをそのまま演奏していると思っていたんですね」だからクラシック奏者のための作品では、基本的に即興を用いないし、今回も、通常のクラシック・オーケストラ編成で演奏できる曲だけを集めた。ガーシュウィン、バーンスタインから、シンフォニック・ジャズの「中興の祖」的な重要作曲家クラウス・オガーマン(1930~2016)とヴィンス・メンドーサ(1961~)。そして挾間自身の新作《ピアノ協奏曲第1番》の世界初演。「初演から90年以上。でもいまだに《ラプソディ・イン・ブルー》ばかりが演奏されて、シンフォニック・ジャズの発展はストップしている。『その次』として残せるような、スタンダードとして末長く楽しんでもらえる作品を作りたい」と意気込む。独奏者にはイスラエル出身の世界No.1ジャズ・ピアニスト、シャイ・マエストロを迎え、ピアノのカデンツァ部分は彼の即興に委ねる。「ゆくゆくはクラシックのピアニストでも弾けるように楽譜を書きますけれども、今回はジャズ・ピアニストとクラシック・オーケストラのバランスをうまくとって作曲したいと思っています」クラウス・オガーマンも彼女の「推し」。この取材の数日後にあった関連レクチャーでは、オガーマンの紹介に多くの時間を割いていた。アントニオ・カルロス・ジョビン、ビル・エヴァンスらとの仕事で知られる名アレンジャーであり、クラシカルな現代作品も手がけた作曲家。挾間いわく「オガーマン、マジ良い!」ジャズやクラシックに限らず、あらゆる音楽ファンに入り口のあるコンサートだと語る「ネオ・シンフォニック・ジャズ at 芸劇」は、8月30日(金)、東京芸術劇場で。原田慶太楼指揮・東京フィルのクールなサウンドで、シンフォニック・ジャズの歴史を浴びる一夜。取材・文:宮本明
2019年06月21日『1927-1941レビュー ニッポン・モダン・タイムス』は、日本でのポピュラー音楽の起源をたどるコンサート。昭和のはじめにモダン文化が花開き、ジャズが日本にやってきた頃から昭和16年にジャズが禁止される頃までの歴史が、歌とダンスで綴られる。ステージ上にはスタンドマイクとビッグバンド。まるでタイムトラベル感覚で、当時の音楽と雰囲気に浸れるというからワクワクする。【チケット情報はこちら】出演者の安奈淳は「父がハリー・ジェームスやベリー・グッドマンのレコードをかけていて、そんなジャズとともに育ちました。この時代のジャズはお洒落で実にかっこいい」と、音楽の魅力を語る。中原丈雄は「僕はデューク・エイセスの事務所で勤めたことがあり、彼らが『シング・シング・シング』や『恋人よ我に帰れ』『ビギン・ザ・ビギン』など歌っていたのを思い出しました。名曲ぞろいの時代ですね」と振り返る。予定ナンバーは『ダイナ』『雨に唄えば』『上海リル』『インザムード』『煙が目にしみる』『スイングしなけりゃ意味がないね』『キャリオカ』などなど。 “ジャズ”と言っても、戦前はシャンソンやタンゴなどまでが一括りにされていたため、ラテン音楽やハワイアンまで幅広く含まれているのが興味深い。安奈は『夜も昼も』『ザ・マン・アイ・ラブ(私の彼氏)』『私の青空』を歌う予定。また中原は『私の青空』でウクレレの弾き語りを披露する。その他、20名以上の宝塚歌劇団出身のスターたちが、フレッド・アステアやジンジャー・ロジャースのレビューをイメージしたステージを華やかに彩る。安奈は「『ベルサイユのばら45』でも宝塚の方々と集まりましたが、宝塚にいて良かった!と思いました。みんな家族みたいで、世代が離れていても自然と和気藹々してまとまります。今回も楽しみ」と、このステージが待ち遠しそう。唯一の男性出演者となる中原は「いやぁ、僕は花園に迷い込んだ黒一点ですね」と笑わせた。このショーで観客の皆さまに届けたいものを聞くと、「こんな素敵な歌があったことを知っていただけたら。今も古さを感じさせないし、今の音楽の礎であることを実感できます。初めて聴く歌もたくさんあると思うので、この経験をきっかけに背景などを調べてみて、音楽の世界を広げてみてはいかがでしょうか」(安奈)。「まさに大人の歌を味わえますから、一緒に時間を共有したいですね。日本の音楽史を体験できる舞台は、滅多にありません。懐かしさを楽しむもよし、日本にはこういう音楽があったのだと出会いを楽しむもよし。僕自身、ものすごく楽しみです」(中原)公演は奇しくも昭和の日、平成最後の日、そして新元号の初日に開催される。時代の変わり目に古き良きレビューを味わってほしい。4月29日(月・祝)から5月1日(水・祝)まで、東京・イイノホールにて。チケット好評発売中。取材・文:三浦真紀
2019年04月04日映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』全編をフルオーケストラによる生演奏と共に鑑賞するコンサート「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』in コンサート 2019」が、2019年4月30日(火・祝)に東京・渋谷のNHKホールにて開催される。2015年5月の世界初演後、LA・ハリウッドボール、ロンドン・アルバートホールなど世界中で上演され、日本では東京と大阪で総勢14,000人を動員した「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』in コンサート」が再び日本に上陸。公演当日は、舞台上の大スクリーンで『バック・トゥ・ザ・フューチャー』1作目をノーカットで上映しながら、全編のサウンドトラック部分をオーケストラが生演奏する。本コンサートのため、監督ロバート・ゼメキスの盟友で映画音楽界の巨匠アラン・シルヴェストリが、元々のオーケストラスコアに加えて、新たに約15分のスコアを作曲している。指揮は、「スター・ウォーズ in コンサート」「インディ・ジョーンズ in コンサート」など、数々のシネマオーケストラコンサートを世界中で担当しているニコラス・バック、演奏は、東京フィルハーモニー交響楽団が務める。【開催概要】「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』in コンサート 2019」開催日:2019年4月30日(火・祝)時間:1回目 12:00 開演(11:00 開場)/2回目 17:00 開演(16:00 開場)会場:NHKホール作曲:アラン・シルヴェストリ指揮:ニコラス・バック演奏:東京フィルハーモニー交響楽団TM & © Universal Studios and U-Drive Joint Venture.<チケット情報>先着先行発売:2019年3月5日(火) 12:00一般発売日:4月13日(土) 10:00料金:・大人 S席 9,800円(税込)/小・中人 S席 6,800円(税込)・大人 A席 7,800円(税込)/小・中人 A席 4,800円(税込)※全席指定<予約・問い合わせ先>キョードー東京TEL:0570-550-799(平日 11:00〜18:00/土日祝 10:00〜18:00)
2019年03月08日音楽好きのパパ・ママなら、きっと子どもや赤ちゃんとも一緒にコンサートを楽しみたいはず。最近、託児サービス付きのコンサートも増えてきたが、できたら赤ちゃんをおひざの上にのせて一緒に本格的なオーケストラの演奏会を楽しみたい。「東京交響楽団キッズプログラム ~0歳からのオーケストラ~ズーラシアンブラス meets東京交響楽団」はすべてをかなえる夢みたいなコンサートだ。【チケット情報はこちら】2歳児以下の赤ちゃんはひざ上なら入場無料のこのコンサート、すでに10年以上開催されているだけあって、赤ちゃんとのお出かけに気がかりなあれこれ「授乳室」、「おむつ交換室」、「ベビーカー置き場」が用意されていて安心して出かけることができる。実は会場には小児科医までスタンバイしているほどの手厚さ。2010年には「次世代への音楽文化の伝承に寄与している点」が評価されひまわり褒章を受章している。肝心の音楽も、最近各方面で高い評価を受けている東京交響楽団の演奏はもちろんのこと、おなじみの凄腕アンサンブル、動物たちの金管五重奏「ズーラシアンブラス」とのスーパーアンサンブルはここでしか聴けない逸品。オープニングのオリジナル曲「ストローラーマーチ」からコンサートの世界へ一気に引き込む。その他の曲もクラシックの王道で、チャイコフスキーのスラヴ行進曲やビゼーのカルメン前奏曲など直球勝負。演奏会の中でもフル・オーケストラ、ズーラシアンブラスとのアンサンブルによるスペシャルコーナーなど、場面が変って飽きさせず、全体の時間も休憩なしの約70分と工夫されて見どころがたくさん。指揮を担当する水戸博之は「小さい頃聞いた音楽は、中々忘れる事が出来ません。音楽との出会いは人生を豊かにしてくれると思います。今年もやって来る0歳からのオーケストラ。一体どんな出会いが待っているでしょうか。お楽しみに!」と語る。今年の会場は、2017年秋にオープンした新しいホールのカルッツかわさき。公演も11時と14時半とふたつから選べるのもポイント。さあ、ゴールデン・ウィークは10連休。スタートは「0歳からのオーケストラ」に家族みんなで出かけよう!公演は4月27日(土)神奈川・カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)ホールにて。チケット発売中。
2019年02月28日ソロはもちろん、世界的ミュージシャンとの競演やビッグバンド形式のライブなど幅広く活躍中。ピアニスト・小曽根真が、クラシックやジャズへの想いを語ってくれた。【チケット情報はこちら】クラシックとの出会いは5歳で始めたピアノレッスン。それまでもジャズ音楽家だった父の影響で、家にあるハモンドオルガンには自由に触れていたが、「バイエルが苦手で、クラシックは嫌いになってしまった(笑)」。その後、12歳でジャズピアノを始めてからもクラシックとは遠ざかったまま。再びクラシックと関わり始めたのは1983年のデビュー直前。「作曲の参考に慌ててクラシックを聴き始めたんですけど、その時はまだ自分が演奏するつもりはなくて。2003年に札幌交響楽団の定期演奏会に呼ばれた時が初めてのクラシックコンサートでした。予想外にモーツァルトをと言われて驚いて(笑)。“俺、弾けないよ。キャンセルできない?”なんて話した記憶が(笑)。それで猛勉強して、コンチェルトの9番を弾いて。すごく緊張したんですけど、それ以降いろんな演奏会に呼んでいただけるようになったんです。今では年間の4分の1くらいがクラシックコンサート。弾く音が決まっている分、そのもっと深いところで自分を表現していくことができる楽しさがようやくわかってきた感じかな。音楽の本質を改めて教えて貰ってる感じで、この10数年、すっかりクラシックにはまっています」今回のコンサートでは、世界的トロンボーン奏者・中川英二郎をゲストに迎える。「彼はアンドロイドというあだ名がつくくらい(笑)超絶技巧で吹くんです。ふたりでバッハにも挑戦してみようかと。バッハの音楽って、あまりにも幾何学的で完璧で、どの1音をずらしても辻褄が合わなくなるからと、これまであえて取り上げなかったんです。でも今回は、バッハにお伺いをたてつつ(笑)、どこまでアレンジできるか、あるいは変えずにいくのか…、ふたりで考えながらワクワクしています」コンサート後半はジャズの即興をメインにふたりのオリジナル楽曲が中心となる。「ジャズはアドリブの会話のようなもの。同じ曲でも毎回違うアプローチになります。ただ、慣れてしまってアドリブが“段取り”になってしまうと面白くない。聴く人をハッピーにすることが僕らの喜びだけど、そのためには僕ら自身が楽しんでいないと。ずっと同じことをやっていてもダメ。勉強して練習して新しいことに挑戦して。そんな“怖いところへいく”気持ちで自分自身を刺激し続けることがやっぱり楽しいんですよね。そのエネルギーが必ずお客様へ伝わると思います。福岡シンフォニーホールは世界の中でもかなり好きなホールのひとつ。音の広がりを実感できますし、本当に自分でも楽しみ。コンサートは2時間の運命共同体。ぜひお客様も僕らと一緒に楽しんでいただければ嬉しいですね」11月29日(木)福岡シンフォニーホールにて開催。チケットは発売中。
2018年11月13日「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2019」が、2019年秋に東京・日本橋室町エリアにて開催される。世界3大ジャズフェスティバルの1つであり、50年の歴史を誇るスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバル。その伝統あるジャズフェスと提携し、日本独自のプログラムで刺激的なライブを体感できる都市型音楽フェスティバルとして2015年にスタートした「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン」。これまでの恵比寿・代官山エリカから日本橋室町エリアに会場を移しての開催となる今回も、ジャズのみならずロック界からもアーティストが参戦するなど、人種や国籍、世代、音楽ジャンルを超えたジャズフェスティバルとなる。【開催概要】「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2019」開催時期:2019年秋開催エリア:東京・日本橋室町エリア
2018年11月05日東京・表参道の岡本太郎記念館にて、10月17日から2019年2月24日まで、企画展「瞬間瞬間に生きる -岡本太郎とジャズ-」が開催される。《顔のスピーカー》1971 年岡本太郎は、生前「オレは過去も無視して、未来も無視して生きている。現在この瞬間瞬間に爆発して生きるんだから」と語っていた。そんな過去にすがらず、未来に甘えない、そんな岡本太郎の人生観を体現する音楽がジャズだ。ジャズの本質は即興と対話。ジャズには “いま” しかない。 すぐれたジャズが放射するのは情熱、スリル、そして生命力。 岡本芸術と同じである。同展では、これまでの展示とは趣向を変え、「音」を展示する。 音を媒介にした岡本絵画とジャズの邂逅。 これまでとは一味ちがう体験空間を楽しむことができる。第1展示室では、歌、声、ダンスなど「音」にまつわる絵画を展示。中心にはおよそ半世紀前に岡本太郎が自ら制作した「顔のスピーカー」(1971)が初登場。本展のために修復されたスピーカーから、名曲「枯葉」を唄う岡本の声が聞こえてくる。第2展示室では、大阪万博後の70年代に革命期を迎えた日本のジャズが大音量で流れる「音」の展示。片倉真由子会期中には、第一線で活躍するジャズ ミュージシャンを招いた「スペシャルライブ」も開催。10月25日には片倉真由子(ピアノソロ)、11月16日は市原ひかり(トランペット)&松尾由堂(ギター)のデュオ、12月21日には須川崇志(ベース・チェロ ソロ)、1月25日には井上銘(ギター)& 塩田哲嗣(ベース)のデュオの開催を予定している。各日18時45分開場、19時スタート、要予約。また、各界で活躍するジャズ好きの面々がレコードをかけたり、トークをしたりする「スペシャル “店番”」 も実施。詳しくは記念館公式サイトまで。また、ギャラリートークも開催予定。10月25日、11月15日、12月13日、1月17日、2月21日の各日14時から15分程度、予約不要で参加が可能。【イベント情報】瞬間瞬間に生きる -岡本太郎とジャズ-会期:10月17日〜2019年2月24日会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)料金:一般 620(520)円、小学生 310(210)円 ※()内は 15 人以上の団体料金
2018年09月18日最近、映画及びクラシック音楽ファンの間で話題になっているのが『シネマ・コンサート』。今夏から秋にかけては『スター・ウォーズ in コンサート』、『ニュー・シネマ・パラダイスシネマ・コンサート』の上演が控える。その魅力を、本企画の仕掛人のふたりに直撃。『ラ・ラ・ランド』など数多くのシネマ・コンサートを企画・制作してきた株式会社プロマックスの飯島則充プロデューサーと、数々のシネマコンサートのオーケストラを担当している東京フィルハーモニー交響楽団事業部企画制作課の岩崎井織氏に聞いた。【チケット情報はこちら】ともすると、映画の名場面のダイジェストをバックに、映画音楽を演奏するものと混同されがちだが、実は『シネマ・コンサート』の内容はかなり違う。『シネマ・コンサート』は、映画のセリフや効果音はそのままに、劇中に流れる音楽をフルオーケストラが生演奏するエンターテインメント。つまり大スクリーンでフルで映画を上映をしながら、音楽はフルオーケストラの生演奏という、贅沢な映画上映かつコンサート公演になる。まず、ふたりは『シネマ・コンサート』の魅力をこう語る。「はじめてみたシネマ・コンサートはシカゴでの『ゴッドファーザー』の公演。普通に映画館で映画を観る感覚とはまったく違う感動がありました。例えば、感動的な場面だったら、生演奏ならではの臨場感とスタジオ録音ではない生の音楽が心にダイレクトに伝わってくるようで感動がより深まる。もちろんスクリーンも映画館と遜色ない大スクリーンで映画の醍醐味も味わえる。それですぐに“これを日本でもやりたい”と思ったんです」(飯島)「通常のオーケストラの公演とは違うスタイル。ただ、飯島さんからお話をいただいたとき、私自身はオーケストラの演奏をもっと身近に感じてもらえる、すばらしい機会になるのではないかと思いました。実際、従来のクラシック音楽と映画の双方のファンからご好評をいただいている。また、昔は映画の中から劇伴の音楽だけを抜くのは難しかった。それが映像技術の進歩でたやすくなり、可能になったのが「シネマ・コンサート」。そういう意味で、新しいエンターテインメントといっていい。新しい映画体験、新しい音楽体験をご提供できている手ごたえを感じています」(岩崎)今夏は「スター・ウォーズ」の公演がスタート。こちらはシネマ・コンサート史上、最大規模のジャパン・ツアーで7都市14公演を巡る。「20世紀FOXファンファーレも生演奏。その時点から胸が高鳴ると思います(笑)」(飯島)「ジョン・ウィリアムズの生み出した歴史的音楽を生の演奏でとことん体感しながら、映画を味わう。すばらしいい機会になると思います」(岩崎)「スター・ウォーズ」の公演に続き、世界に先駆けてジュゼッペ・トルナトーレ監督の名作『ニュー・シネマ・パラダイス』の上演。映画ファンもクラシック音楽ファンもきっと新たな感動体験がまっている。未体験の方はぜひ会場へ!
2018年07月23日1953年にアメリカ・メジャー・レーベル・デビューを飾り、1999年には日本人初の「国際ジャズ名声の殿堂」入りを果たすなど、60年以上に渡って世界的に活躍しているジャズ・ピアニストの秋吉敏子。この度、ジャズ・サックス&フルート奏者の巨匠で、彼女の夫君でもあるルー・タバキンとの共演歴が50周年を迎え、その記念公演を「奇跡の音響」と称えられる東京文化会館 小ホールで開く。【チケット情報はこちら】公私共にパートナーであるタバキンとの関係を、秋吉は次のように語る。「彼とはデュオ以外にも、カルテットやビッグ・バンドなど様々な形で数え切れないほど共演してきました。サックスとフルートを同じくらいの高い水準で吹きこなせる奏者は、世界的にも類がないと思います。来年は結婚生活も金婚式ですが、長続きの秘訣は、“お互いに干渉しないこと”。ニューヨークの自宅での生活の大半は、ルーが地下室、私が2階と分かれて練習していて、彼が階段を上がってくるのはお腹が空いた時だけなんですよ(笑)」注目のプログラムは、ふたりのデュオと各々のソロを織り交ぜた多彩な内容。近年の秋吉の公演の慣例通り、『ロング・イエロー・ロード』で幕を開け、『ヒロシマ~そして終焉から』の第3楽章『HOPE』で締め括る流れを予定しているという。「私が渡米した頃は、日本人がジャズをするのはハンディキャップと思われていた時代。そこで単身、差別の中で成功を目指す決意の曲として、1961年に書いたのが『ロング・イエロー・ロード』でした。以来50年以上も弾き続けていますが、その“長い私の道のり”は今も続いています」そしてトリの『HOPE』。この作品にも彼女らしいメッセージが込められている。「親交のある広島のご住職の依頼で作曲し、原爆の3日後に撮影したという女性の写真にインスピレーションを受けました。初演は2001年8月6日(広島市)だったのですが、その直後の9月11日にアメリカで同時多発テロが起こって。以来、私は平和への祈りを込めて、公演の最後に必ずこの作品を演奏するようになりました」プライベートでは著名なワイン・コレクターでもある秋吉&タバキン夫妻。『ロング・イエロー・ロード』のイメージにふさわしい銘柄を尋ねると、さすが納得の答えが。「フランス・ボルドーの『シャトー・オーブリオン』。ボディが厚く、ポテンシャルが十分に発揮されるまでに長い熟成を必要としますから」公演は9月15日(土)東京・東京文化会館小ホールにて。チケットの一般発売に先がけて、現在プリセールを実施中。受付は5月25日(金)午後11時59分まで。取材・文:渡辺謙太郎
2018年05月21日