アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)の2017年プレフォールコレクションより新作「ボックスバッグ」が登場。2017年4月20日(木)より順次展開される。「ボックスバッグ」は、アンティークのラゲージバッグやジュエリーボックスから着想を得たデザイン。折り重なった開閉口はボックス型のクリーンなフォルムを形づくり、回して開けるクロージャ―部分はこのバッグのポイントとなっている。サイズはミディアムとスモールの2型。素材とカラーが豊富にラインナップ。素材は、スエードとレザーのツートーンから、クロコの型押しレザー、リアルなクロコダイルやパイソンを使用した贅沢なものまで。そして、ベーシックカラーはもちろんのこと、シーズナルカラーとしてラッカーレッド、ジンジャー、ローレルグリーンが揃う。中にはアイレットやストーンで装飾を施したものも登場する。また、デザインだけでなく機能性にも長けている。内側はブラッシュカラーのスエード風ライニング仕様。メインコンパートメント、ファスナーポケット、レザー製のカード入れが備えられている。取り外し可能なチェーンも付属しており、クロスボディ、ショルダー、クラッチといった多彩なスタイルで、あらゆるシチュエーションで活躍してくれるのも嬉しい。なお、「ボックスバッグ」は発売日同日よりオープンするギンザ シックスの新店舗でも取り扱われる。【詳細】ボックスバッグ発売日:2017年4月20日(木)価格(一例):■ミディアム・グレインゴートスキンレザー 243,000円(税込)・スエードカーフレザー 257,580円(税込)・エンボス加工カーフレザー 243,000円(税込)■スモール・スイートカーフレザー(アイレット) 225,936円(税込)・ゴートスキンレザー 199,800円(税込)・スイートレザー(パイライトストーン) 314,280円(税込)【問い合せ先】アレキサンダー・マックイーンTEL:03-5778-0786
2017年04月23日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)の新ブティックが、ギンザ シックス(GINZA SIX)に2017年4月20日(木)オープン。青山店に次ぐ品揃え、メンズ・ウィメンズを展開する大型店舗「繊細さ」と「強さ」、「伝統性」と「モダニティ」など、相反する二面性の美しさを表現するアレキサンダー・マックイーンの世界。まさにそれを体現するギンザ シックスのブティックは、ウィメンズとメンズ、バッグ、シューズが青山店に次ぐ豊富なラインナップで登場する。オープン時に展開するのは2017年春夏コレクション。ウィメンズでは、職人の技が光るシェットランドレースを主役としたドレス、手つかずの自然を表す、パッチワーク状のニットなどのウェアがラックを飾る。一方メンズは、1960年代のスウィンギング・ロンドンとダスティでエキゾジックな世界を出発点に描いたシーズン。60年代のポストカードからインスパイアされたデザインや、昼と黄昏時の霞がかったインドの風景の中にいるハチドリをモチーフとして落とし込んだ、ジャケットやシャツが展開される。チェーンストラップ付のショルダーバッグやキャンバス製のオープンスカルショッパー、そしてボックスクラッチなど定番バッグも素材・カラーともに豊富に揃っている。限定シューズ発売限定アイテムとして用意されるのは、人気モデル“オーバーサイズ スニーカー”。ボリュームのあるラバーソールが印象的なスニーカーで、カラーはホワイト/ブラック1色のみの展開となる。2017年春夏コレクションからインスパイアされたスタッズをソール、つま先とサイドからヒールにかけてそれぞれライン状に施し、クールなデザインに仕上がった。【店舗詳細】アレキサンダー・マックイーン ギンザ シックスオープン日:2017年4月20日(木)住所:東京都中央区銀座6-10−1営業時間:10:30~20:30■アレキサンダー・マックイーン ギンザ シックス限定スニーカー価格:99,000円+税サイズ:メンズ、ウィメンズともに展開【問い合せ先】アレキサンダー・マックイーンTEL:03-5778-0786
2017年04月08日英国のラグジュアリーファッションブランド、ベルスタッフ(BELSTAFF)が首都圏初の旗艦店を2017年4月20日(木)よりギンザ シックスにオープンする。ベルスタッフは1924年に創業し、スティーブ・マックイーンやレオナルド・ディカプリオ、トム・クルーズなど多くのハリウッドスターが映画の中で着用したことでも知られるイギリスのラグジュアリーファッションブランドだ。首都圏初の旗艦店となるベルスタッフ銀座ストアでは、メンズ・ウィメンズウェア、シューズ、バッグ、サングラスなどのアクセサリー類まで総合的に展開される。店舗の内装は、ロンドン本店の格式あるデザインをベースに、曲線を抑えた直線的な造形のインテリアを多く採用した、伝統的ながらモダンなデザインだ。入口中央にはクラシックバイクを改造したバイク型テーブルを配置し、ブランドのDNAの一つであるモーターサイクルの要素を演出している。オープンを記念して、ベルスタッフ銀座ストア限定アイテムが登場。メンズ・ウィメンズで異なる限定デザインのレザージャケットだ。また、日本の温暖な気候にフィットするように開発された日本限定商品「ギンザ・カプセル」が、全国のベルスタッフストアにて発売される。独自のカラーパレットで彩ったTシャツや、ペイズリー柄のシャツ、スタンドカラーシャツなど、メンズ・ウィメンズ合わせて14型が揃う。【詳細】ベルスタッフ銀座ストアオープン日:2017年4月20日(木)場所:ギンザ シックス 3F住所:東京都中央区銀座6丁目10番1号■オープン記念限定商品・レザージャケット 225,000円■日本限定商品「ギンザ・カプセル」一例<メンズ>・Tシャツ 18,500円・シャツ(ペイズリー柄) 36,500円<ウィメンズ>・Tシャツ 22,000円・シャツ(ペイズリー柄) 40,500円【問い合わせ先】ベルスタッフ・ジャパン カスタマーサービスTEL:03-5537-8214
2017年03月17日出演作『ダークナイト』の公開を前に、28歳で亡くなったヒース・レジャー。テレビ局「Spike」が、5月にヒースをテーマとしたドキュメンタリー「I Am: Heath Ledger」(原題)を放送するという。「People」誌などが報じている。「Spike」はこれまでにもスティーブ・マックイーンやクリス・ファーレイ、ブルース・リーなどの有名人のドキュメンタリーを製作してきた。ヒースは2008年1月22日に複数の薬物を併用して摂取したことが原因となり、この世を去った。故人となってしまったものの、その後、ジョーカーを演じた『ダークナイト』でアカデミー助演男優賞を獲得。2006年にも『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー主演男優賞にノミネートされるなど、今後が期待された俳優だっただけに多くの人が嘆き悲しんだ。ヒースと娘のマチルダちゃん(当時2歳)をもうけたミシェル・ウィリアムズは、ヒースの死から9年経ったいまも、恋人を作ることはあってもシングルマザーを貫いている。ヒースがドキュメンタリーのテーマに取り上げられるのはこれで2回目。2012年にドイツのテレビ番組「Too Young Too Die」が、ヒースの父キムへのインタビューやヒースが『ダークナイト』の撮影中に記録していた日記を引用するなどしてヒースの人生を描いたことがあった。(Hiromi Kaku)
2017年03月16日サラ・バートン(Sarah Burton)によるアレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)が3月6日、パリ・リュクサンブール公園内のオランジュリーを舞台に2017-18秋冬秋冬ウィメンズコレクションショーを開催。今シーズンはコーンウォール地方にイメージを求め、当地に広がる荒野の岩や、ヴィクトリア期にエドワード・バーン=ジョーンズ(Edward Burne-Jones)が描いたシャーロット姫の絵画、エドワード・バーン=ジョーンズとも親交があった写真家、ジュリア・マーガレット・キャメロン(Julia Margaret Cameron)の写真作品などがインスピレーション源となっていた。職人の手によって編み込まれたレースアップのドレスのシリーズでスタート。ハードな印象を与えながらも繊細なクラフト感を漂わせている。色鮮やかなツイードのオーバーサイズジャケットや、ワイドパンツとスニーカーを合わせたレースのドレスはモダンな仕上がり。ハーフステッチ刺繍を施したドレスや、スタッズを打ったドレスが登場しているが、それぞれにハーフステッチ刺繍、スタッズのシューズが合わせられていた。そして多くのアイテムで、糸を垂らしたフリンジの要素が見られたのも今シーズンの特徴。手、ハサミ、鍵などのモチーフを刺繍したレーシーな黒い魔女のドレス、そして羽と羽モチーフ刺繍をまとった白い魔女のドレスでショーを締めくくった。
2017年03月12日アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)は、2017-18年秋冬ウィメンズコレクションをフランス・パリで発表した。今シーズンのインスピレーションとなったのは、イギリスにあるウィッシュ・ツリー(願かけの木)である。日本でいう七夕の短冊のように、人々がカラフルなリボンに願い事を記し木に吊るす。枝には流れるようにカラフルなリボンが結びつけられ、それを見るだけで幸運を授かったような気持ちになる神秘的なものだ。今季はこのアイコンをファブリックや刺繍、そして糸そのもので表現した。ブラックレザーのコートやドレスには、手作業でハトメをつけその間にカラフルなリボンを通した。ニットドレスにはたっぷりフリルをあしらい、加えてリボンディテールを添えて。また、ウィッシュ・ツリーそのものをビーズや糸を使って刺繍で描いたシースルドレスも存在。根が生え太い幹をつけ、大きく枝を張り葉をならす。その木の一生をポエティックに描いた姿は絵画のような迫力がある。また、ラッキーモチーフはこの木だけでなく、動物や植物でも表した。ホワイトデニム地やレース素材の上からは、様々な色彩を用いて世界中から集めたラッキーアイコンを散りばめた。わしやかえる、やぎ、様々なハーブたち、そしてマックイーンのバースデーまでも。やはり刺繍からはカラフルな糸が伸び、あえてアンフィニッシュの自然なままで残している。パンツルックと合わせたテーラードは、ヘムラインで遊びアシンメトリーに仕立てた。ショルダ―部分は膨らませて強さを強調する。身体にフィットしたスリムなシルエットが多いが、シルクプリントのドレスは優雅に風を切って進んでいる。描いたのは教会のモチーフで、アレキサンダー・マックイーンらしく左右対称に綺麗に並んでいるのが特徴である。
2017年03月11日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)が2017年春夏広告キャンペーンを公開した。同広告キャンペーンの舞台となったのは、海に隣接した無限の美しい砂丘。フォトグラファー、ジェイミ・ホークスワース(Jamie Hawkesworth)が、モデルのヴィットリア・チェレッティ(Vittoria Ceretti)が光によって変わりゆく景色に佇む姿を撮影した。夢の中のような官能的かつエフォートレスなシンプルさを感じさせるビジュアルとなっている。
2017年02月06日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)が、2017-18秋冬メンズコレクションを発表した。
2017年01月18日アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)は、2017年春夏コレクションのビジュアルを公開した。スコットランド・シェトランド諸島の手つかずの野生と海岸の風景をインスピレーションソースとした、2017年春夏コレクション。息をのむほどの自然の美しさは、ビジュアルの中でも表現されている。舞台は、海に隣接した美しい砂丘。なんとも珍しいその地域の特性を活かして、ビジュアルは作られている。海風が吹き込んでくるのだろうか。モデルのヴィットリア・ チェレッティのロングヘアがたなびいている。繊細なニットレースドレスもリンクするようにふわりと舞う。ショーの中でも印象的だったレースとレザーの対比は再現され、スタッズを纏ったベアトップがドレスを支えている。フォトグラファーは、ジェイミー・ホークスワースが担当。彼が捉えた一コマ一コマは、日の光が移ろいゆく夢のような景色である。【問い合せ先】アレキサンダー・マックイーンTEL:03-5778-0786
2017年01月17日アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)の2017春夏コレクションから、アイコンバッグ「ヒロイン」の新モデルが登場。アイテムは、2017年2月より店頭にて発売予定だ。今回登場する新作バッグは、「ヒロイン」シリーズを象徴するティアドロップ型のサイド部分や、構築的なシルエットを残しながらも、よりシンプルで、クリーンなデザインに再構築。そして、クオリティと機能性をアップグレードした。金具には艶加工を施し、高級感のある輝きを。そして、開閉口に配された丸みのあるジップは、より高い機能性を持ち、さらに、丸み帯びた立体感のあるバッグのフォルムにも呼応する。内ポケットも装備しているので、コンパクトな見かけに寄らず収納も充実している。無駄のないシンプルなデザインだからこそ、ディテールの上質さが際立ち、さりげなくラグジュアリーさを感じさせる1点だ。サイズは、スモールとミディアムサイズの2種類。カラーはブラックとホワイトの2色展開で、素材はいずれもナチュラルグレインカーフレザーとなっている。【詳細】アレキサンダー・マックイーン 「ヒロイン」発売日:2017年2月発売予定価格:スモールヒロイン 225,000円+税〜ミディアムヒロイン 279,000+税〜【問い合せ先】アレキサンダー・マックイーンTEL:03-5778-0786
2016年12月22日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)が12月、進化したアイコンバッグ「ヒロイン」を公式オンラインストアで先行発売する。12年プレフォールコレクションより登場した「ヒロイン」は、ブランドのキーであり“エンパワメント・構築・ラグジュアリー”に基づきデザインされたバッグ。今回発売される新たな「ヒロイン」は、クオリティーにも重点を置き、よりクリーンかつシンプルなデザインに進化。サイド部分の特徴的なティアドロップのフォルムはそのままに、機能的で丸みのあるジップの開閉口が新しく施された。スモール(22万5,000円)とミディアム(27万9,000円)の2サイズで展開される。12月より公式オンラインストアにて、ブラックのナチュラルグレインカーフレザー、ホワイトのナチュラルグレインカーフレザーのモデルを先行発売。
2016年12月20日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)の2017年リゾートコレクションより、バッグとシューズを紹介。17年リゾートコレクションを象徴するのは、両親から代々受け継がれてきたようなヴィンテージ感のあるインテリアプリントだ。今季のバッグやシューズにも、まるでヨーロッパの古い家具のように、重厚なエレガンスを持ったフローラルプリントやエンブロイダリーを施した。モチーフそれぞれが持つ様々なテイストが複雑に混ざり合い、独創的な世界観を生み出している。「フラワープリントバッグ」は、フランスの宮廷を思わせるような優美な花々を刺繍。デッサンされたようにモノクロームで描かれた取っ手部分のプリントは、よりロマンチックなムードを盛り上げる。サイドを縁取るブラックが、全体のふわりと広がるような柔らかい印象を引き締めている。「サッチェル」は、ブラックの背景に、深紅のバラが滲んでいくようなドラマチックなバッグ。ストラップに使用したチェーンや、真ん中に配したブランドロゴのシルバーが、モダンな印象を添える。装飾的なプリントを配したラグジュアリーなデザインでありながら、コンパクトなフォルムで、カジュアルなデニムスタイルやシックなドレスにも映えるアイテムだ。ブーケを全面的にあしらった「フラワープリントブーツ」も展開。花プリントは、抽象化されいているので日常的なワードローブにアクセントを添えながらも合わせやすい。装飾が持つ重厚感と踵部分に配されたシルバーのスタッズのハードさが相性よくマッチする。つま先を上に突き上げたようなユニークなフォルムも魅力だ。「スリッパ」の刺繍を施したベロア地のアッパーは、ヴィンテージ感あふれる美しさを放つ。かかと部分にのみに使用されたレザー生地が、アンティークのようにロマンチックさをモダンにアップデートする。「サンダル」は、細身のストラップにぶら下がるハートのチャームや華奢なヒール、花々の刺繍がフェミニンな印象。それとコントラストを成すように配された、フロントのヒール部分に埋め込まれたスタッズが、より官能的でゴージャスな女性らしさを強調する。【詳細】アレキサンダー・マックイーン 17年リゾートコレクション バッグ&シューズ※アイテムによって発売時期が異なる。■アイテム例フラワープリントバッグ(マルチ) 223,000円+税フラワープリントブーツ(ブラック/レッド) 187,000円+税サッチェル(ブラック/マルチ) 239,000円+税スリッパ(マルチ/ブラック) 239,000円+税取り扱い店舗:アレキサンダー・マックイーン 青山店他、全国の直営店舗※店舗によって入荷アイテムが異なる。【問い合せ先】アレキサンダー・マックイーンTEL:03-5778-0786
2016年12月16日英国の俳優、エディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)が、2016年12月2日(金)に行われた大英帝国勲章の授賞式にてアレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)を着用した。公開中の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でも主演を務め、世界で最も注目されている俳優の1人である売れっ子、エディ・レッドメイン。ウィンザー城にて行われた授賞式では、彼の出身地である英国のブランド「アレキサンダー・マックイーン」に身を包んだ。ダブルベストにストライプのトラウザー、そしてモーニングコートと、名誉ある授賞式にふさわしい英国紳士らしい出で立ちで登場。コートの立体的で美しいシルエットや、カシミアの上質さが際立つトラウザーの洗練されたデザインに、メゾンの技量を感じる。伝統に忠実なフォーマルさ持ちながらも、彼のチャーミングな魅力を引き立てるような、モダンで上品なスタイルだ。
2016年12月08日トッズ(TOD'S)がプロデュースした書籍『タイムレス アイコンズ』が、来春発売される。それに先駆けたカクテルパーティーが、11月9日に東京・表参道にあるトッズ表参道ビルで開催された。『タイムレス アイコンズ』は、いつまでの色褪せることのないアイコンたちの魅力が詰まった写真集。ブリジット・バルドー、ローレン・ハットン、スティーブ・マックイーン、ショーン・コネリー、 ケイト・ブランシェット、ジゼル・ブンチェン、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットらのプライベートライフがうかがえるイメージの数々が収録された。写真集の発売に先駆けて開催されたカクテルパーティーには、柴咲コウ、平山浩行、斎藤工、滝沢眞規子などがスペシャルゲストとして登場。その他、海外からは、中国の女優のチャン・ツィイーや、香港の俳優のアーロン・クオック、韓国の歌手のクリスタルなど豪華ゲストが来場した。
2016年11月15日伝説のファッションデザイナー、アレキサンダー・マックイーンの伝記映画の主役に、『不屈の男 アンブロークン』『マネーモンスター』のジャック・オコンネルが決まった。その他の情報監督は『さざなみ』のアンドリュー・ヘイ。原作はアンドリュー・ウィルソンによる伝記本で、映画は2009年のショーの準備期間に重点を置くものになるようだ。マックイーンは2010年に40歳で亡くなっている。撮影は来年1月にイギリスでスタート。公開は来年末を予定している。オコンネルは最近『HHhH』を撮り終えたところ。第二次世界大戦時、ナチのリーダーを暗殺すべく、20代の男性ふたりがプラハに送り込まれるという物語。共演はジャック・レイナー、ミア・ワシコウスカ、ロザムンド・パイク、ジェイソン・クラーク。北米公開予定は来年。文:猿渡由紀
2016年10月26日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)が2017年春夏コレクションをフランス・パリで発表した。スコットランド・シェトランド諸島の手つかずの野生と、海岸の風景が今シーズンのソース。息をのむほどの自然の美しさは、これまで幾度となく地元の職人達にインスピレーションを与えてきたという。それは、今シーズンの象徴でもあるシェットランドレースが物語っている。職人たちの精巧な技によるクモの糸のように細やかな模様は、肌に沿えばラグジュアリーに映る。そこに描かれたのは、自然で出会った生命の木、広大な海、そして咲き誇る花々。柔らかな白を基調とした古典的なドレスは、シュミーズのようなものもあればパネル張りの構築的なものもある。一方、真逆のカラーも登場している。官能的な黒だ。肌との重なりによって、レースの柄がより強く感じられ、さらにフリンジを加えることでその表現はまるで自然を生きる動物たちのように自由なものへ。レースの儚さをかき消すようなスタッズ装飾、力強いレザーは相反する強烈な印象を与える。一方で大胆なフリルやラッフル、そして咲き乱れる色とりどりの花々は壮大な大地の誇張表現として役割を担っているように思う。トラッドなフェアアイル柄のニットは、構築的に繋がれて今までとは異なる、ズレから生じる美しさをコレクションに注ぐ。前に述べたレースとは正反対のテクスチャーを織り交ぜて、新感覚のコラージュを生み出している。
2016年10月12日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)がパリで17SSウィメンズコレクションを発表した。
2016年10月09日バーバリー(BURBERRY)が、16年セプテンバー・コレクションをロンドンで発表した。同コレクションは、メンズとウィメンズのコレクションを同時に発表し、ランウェイショー終了直後から店舗及びオンラインでの購入が可能となる初の試みとなるもの。コレクションは、永い歴史の中で様々な人の生活様式や文化、服飾の変遷を見てきた“家”をキーワードに製作され、ランウェイでは女性作家のヴァージニア・ウルフのオーランドやインテリア&ガーデニングデザイナーのナンシー・ランカスターの作風からインスパイヤされたルックの数々が登場した。当日は、イギリスを代表するモデルのカーラ・テルヴィーニュやジョーダン・ダン、アンバー・アンダーソン、エディ・キャンベル、女優のリリー・ジェームズやフェリシティ・ジョーンズの他、ファッションアイコンのアレクサ・チャンやオリヴィア・パレルモ、俳優のニコラス・ホルト、映画監督のスティーブ・マックイーン、フォトグラファーのマリオ・テスティーノなど。様々なジャンルで活躍するセレブリティが駆け付けた。なお、ランウェイは1920年代より文化サロン的な役割も果たしていた書店の跡地である「Maker’s House」を会場に開催された。同会場では9月27日まで、コレクションのインスピレーションや背景を体感できるインスタレーションやデモンストレーションも実際されている。また、コレクションの模様は公式サイトにて視聴が可能だ。
2016年09月25日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)2017年リゾートコレクションは、旅する人々が持つサブカルチャーを空想的に解釈した世界からインスピレーションを得ている。この世界に登場するのは、代々受け継がれている家宝や、両親より譲り受けた洋服、インテリアの装飾品などを集めるコレクターの女性。まるで彼女のワードローブを眺めているような、ヴィンテージ感あふれるコレクションが展開された。ミニ丈のスカートやワンピースが多い本コレクション。特に目を引くのは、段ごとにカラーが変わるフリルのニットドレスだ。フェミニンな雰囲気を作り出すこのフリルの要素は、少しずつ姿を変えて、ペプラムやティアード仕立てとなって、様々なスタイリングに現れた。女性らしさを呼ぶディテールは、柄にもふんだんに表れている。花柄のテーブルクロスプリントのトラペーズドレスは、ヴィンテージのインテリアファブリックをそのまま身に纏ったよう。また、クールな印象のレザードレスは、肩から腰に広がるフラワー刺繍で一気にロマンティックな印象に。贅沢なツイードで織られた千鳥格子柄のコクーンジャケットもまた、素材の風合いやカラーチョイスによってフェミニンさを強調している。スタイリングに合わせたアクセサリー類には重厚感のある装飾が施された。様々なスタイリングに見られたチェルシーブーツには、メタルスタッズでデコレートした厚いトレッドソールを、イヤリングやネックレスなどのジュエリーにはクリスタルをふんだんにあしらいオーバーサイズにデザインした。コレクション後半に差し掛かると、豪華な屋敷の絨毯のような、左右対称の総柄イブニングドレスが登場。これほどゴージャスながらもどこか懐かしさを感じさせる、花やレースや刺繍といった要素のすべてが、旅する者の夏のロマンスを表現している。
2016年08月24日●製作費を「5,000万円以上」に増額した狙いTSUTAYAが主催し、プロ・アマ問わず映画の企画を募るコンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」(以下TCP)が今年も行われる。第1回となる昨年は474作品の企画が集まり、グランプリ・準グランプリ計3作の映像化が決まった。作家・北方謙三が、『週刊新潮』の連載で「よくぞ映画のためにひと肌脱いでくれた」「百倍の賛辞を捧げたい」と絶賛したTCP。他の映画コンテストとの大きな違いは、受賞作にはそれぞれ「最低5,000万円の製作費(※2016年度から)」が保証されること。つまり、選び抜いた作品は責任をもって観客まで届けるという"気概"が、他と一線を画している。このコンテストの発案者が、株式会社TSUTAYA取締役・根本浩史氏。2014年、東京国際映画祭のトークイベントに招かれ、邦画界で悲鳴を上げる作り手たちを目の当たりにする。「映画を作りたい」と願う才能の芽をいかにして救えばいいのか。そこには、宅配レンタルサービス「TSUTAYA DISCAS」を立ち上げた根本氏ならではの、「やりたくてもできない人々」に向ける"優しい眼差し"があった。企画の締め切りとなる6月13日を目前に控え、根本氏のエンターテイメント愛に触れた。○TCP誕生のきっかけはクリエイターの"叫び"――今年で第2回を迎えるTCP。前回は474作品が集まりました。1回目は何も分かりませんでした。果たして、どれだけ集まるんだろうと(笑)。テクノロジーが発達して誰でも手軽に映像が撮れるようになったので、「映画を作りたい」と思っている人は増えているはず。そんな仮説はありましたが……2カ月募集して、1カ月半は全然来ない(笑)。大丈夫か? 世間に伝わっているのか? と不安だらけでしたが、締め切り3日前に一気に集まりました。みなさん、やっぱりクリエイター。ぎりぎりまで時間を掛けて、少しでも良いものにしたいんですね。意外だったのは、思った以上にプロが多かったこと。助監督、CMクリエイター、ゴールデンタイムのテレビ番組のつくり手など、映像業界の第一線で活躍している方がたくさんいらっしゃいました。映画監督になることをずっと目指している人もいれば、それに近いところで働きながら映画への思いを抱いたまま働いている人もいる。前回を通して、映画を作りたい人がそれだけいるということを実感できました。――最終審査のプレゼン用の映像を作るために、数百万円の身銭を切った方もいたと聞きました。すごい熱意ですね。ものすごい人間がたくさん動いています。「すでに映画は完成しているんですか?」と思ってしまうほどのクオリティーの予告編でした。作品を温め続けて来た方が多く、周辺では応募者に共感して「お前のためなら」と協力してくれる人もいたそうです。――人生が懸かった474作品から、3作品の映像化が決まりました。それだけ絞るのは至難の業だと思いますが、「良い作品」「求める作品」の基準とは?本当に大変なことです。映画プロデューサーに審査に入っていただいて、一次審査にはTSUTAYAの編成を担当しているスタッフが100人参加しています。映画界の"川上"にいるプロデューサーさんから、店舗でお客様に映画を届けている"川下"のスタッフまで、全員総出で選んだという点において「TSUTAYAらしい」審査だったと思います。もう1つ。クリエイターを表彰するプログラムはほかにもありますが、「それで終わり」がほとんど。われわれは「製作面でバックアップし、プロモーションした上で、お客様に評価してもらうまで」を一貫して行うプログラム。映画に携わる人とみんなで作り上げたいという思いがありました。以前は映像化となると、パッケージにして店舗に並べなければならなかったのでそれなりのコストがかかりました。時代は変わり、われわれのTSUTAYA DISCASでネットを使って宅配したり、TSUTAYA TVだとデジタル作品をローコストでお届けすることができる。これまでは採算が見込めるものしか対応できなかったものも、環境自体がクリエイティブ方面に変化していることによって実現可能になったのです。――なぜそれが昨年だったのでしょうか。2014年の第27回「東京国際映画祭」のトークイベントで、スピーカーとして呼んでいただたことがありました。「映画が完成したものの」という少しさびしいテーマで(笑)。観客は、「作品を完成させても、それをどこに出せばいいのか分からない」という悩みを抱えた作り手の方々でした。劇場で公開できる作品は限りがあり、大作ばかりなのでハードルが高い。そういう議論の中で、「ネットから発信して、お客さまに評価していただいた上で広めていく作品があってもいいのでは」みたいなことを話しました。最後に質問コーナーが用意されていたのですが、あっという間の1時間半。皆さん、映画に対する思いや情熱はすごいんですが、マーケティングが苦手だったり、資金をなかなか集められなかったりすることが壁となっている方がたくさんいらっしゃいました。自分の作品をDVDに焼いて、ミニシアター系の劇場を回って売り込んでいる方もいて、時には映画館のカウンターにホコリをかぶったDVDが積み上がっていたこともあったそうです。すごくもったいないと思いませんか?その中に ひょっとしたら、映画『セッション』のように、ショートムービーから商業映画化されたような、すばらしい作品が眠っているかもしれない。ただ、最後にある方からこんなことを言われました。「だったら、僕はどうしたらいいんですか?」「僕の作品をTSUTAYAに置いてもらうためには何をすればいいんですか?」。確かに、当時その"道"はなかった。誰でもオリジナル映画を販売できるサービス「TSUTAYA TV INDEPENDENT FILM PROGRAM」は、そういったきっかけもあって生まれたものです。これは作品として形になったものの受け皿ですが、形にすらなっていないものを見つけ出すためにこのTCPを企画しました。――最終審査がプレゼンテーションというのも、映画コンテストでは珍しいですよね。映画に携わっている方はあまりプレゼンテーションをする機会がないと聞いていたので、少しだけ心配だったんですが、みなさんうまい上に、熱量がすごいのでかなり引き込まれました。見ていて楽しかったですし、「TSUTAYAがこれをやるべきだった」と実際に開催してみて再認識しました。――製作費として支援する「5,000万円」。かなり高額ですが、この金額にはどのような意味が?映画は数百万円で面白いものができることもあるし、数億円かけてその逆もある。適正な額かどうかは企画によっても変わりますので一概には言えませんが、TSUTAYAの店頭に並べたり、TSUTAYA TVで配信したりしてお客さまからお金をいただくので、ある程度のクオリティーは求めていました。その"目安"となるのが、5,000万円でした。――映像化が決まった3作品は、どれも映像として観てみたいと思う物語でした。これから撮影に入るそうですが、楽しみですね。そうですね。500近い作品はどれもいいものばかりで。今年は、締め切り間際じゃなくて、できれば満遍なく送ってほしいです(笑)。それから、昨年の製作費は「5,000万円まで」でしたが、今年は「5,000万円から」。――攻めましたね。10億の企画が来たらどうしましょう……(笑)。――可能性ありますよ(笑)。『スター・ウォーズ』のような作品(笑)? 前回送っていただいた作品を見て、やはり「ドラマ」系が多かった。金額に縛られず、自由な発想の企画が増えればと思い、下限を5,000万円とさせていただきました。――作家の北方謙三さんが、『週刊新潮』の連載でTCPを絶賛されていました。やはり反響はありましたか。そうですね。これで作品が完成し、お客様に観ていただいてビジネスとして成立したら、「新しい映画の作り方になる」というご意見は多くの方からいただきました。それから、プレゼンテーションという審査形式を褒めてくださる方もいました。映画化は密室で決まる。そんなイメージありませんか? 漫画の実写化、続編もの。現在のマーケットで回収が見込めるものとなると、そういうところに寄っていってしまう。だからこそ、純粋に「面白いもの」という基準で選び、みんなで作っていくことに意義がある。これを気に「自分も作ってみよう」というクリエイターが一人でも増えればと思います。●映画監督を諦めた過去、DISCAS誕生秘話○刻々と変化する映像業界の今――今の映像業界に対して、何か思うことはありますか?これからはさまざまな形態の作品が増えていくと思います。インターネットができたことでYouTuberといわれる人々が現れた。昔だとクリエイターになれなかった人が、今は簡単にクリエイターになることができます。劇場の回転を考えて映画は1時間半が主流とされていて、ドラマはCMを抜くと40~50分でそれが十数話分。これが映像作品のフォーマットでした。それが今ではYouTubeのほかにもタテ型動画まで登場し、1話15分の海外ドラマが増えたようにデジタルに合わせてコンテンツも変化しています。映像においては、いろいろなコンテンツがこれからも必ず生まれてきますので、映像作りにおけるチャンスは広がり続けると思います。――最近は動画配信サービスも熾烈ですね。TSUTAYAならではの強みがあれば、お聞かせください。TSUTAYAを30年やってきて、当初お店が少なかった時からすべての商品をコンピューターで管理していました。この「単品管理」は、たとえば10枚仕入れたDVDのうち何枚レンタルされたのかがすぐに本部で分かるようなシステムです。わざわざ店舗に足を運んで目的の商品がない場合が一番の機会損失。だから、商品が不足している店にはすぐに補充します。これは目利きのプロがやるわけでもなく、データをもとに動くわけですから誰でもできること。各店舗の品揃えの判断基準にもなります。何事もすべてはデータからです。このほかに映像作品の製作に関わり、版権にも出資する。ニーズを見ながら、廃盤になった作品も復刻させてきました。そういった映像に関するあらゆるデータが30年分蓄積されているので、それを駆使しながらいろいろな提案をさせてもらっているというのがTSUTAYAです。アメリカの大手レンタル店「ブロックバスター」はそれをやってこなかったのが、倒産してしまった原因の1つだと思います。その点、われわれはライフスタイルの提案。映画はデータを使ってマーケティングをし、本や音楽もそろえてお客さまに話していただくためにカフェをやる。データを基盤とし、サードプレイスを提供するのがTSUTAYAの特色だと思います。これからもいろいろなコンテンツが必ず出てくる。だからこそ、スマホを持ったらスマホで観たい、雨が降ったら家で観られるようにしたい。そういったニーズには全部答えていくべきだと思います。映像配信サービスのTSUTAYA TVや宅配レンタルのTSUTAYA DISCASはそのためのもの。今はサービスの過渡期なので、配信で好調のところでもまだまだ新作は少ない。大阪と埼玉の2カ所にあるTSUTAYA DISCAS配送センターには、日本で発売された音楽、映像素材がすべてそろえてあります。アーカイブにストックされていく、国会図書館のようなものだと思います。○宅配サービス誕生秘話――TSUTAYA DISCASがスタートしたのは2002年10月。根本さんが立ち上げに参加されています。店舗経営全盛の時代に、なぜ宅配レンタルをしようと思ったのですか?お店に来られる方の属性を見ていると、35歳ぐらいから少しずつ減っていくのが分かりました。レンタルは店に行って借り、返さないといけない。忙しいビジネスマンの中には、行けない人もいるのではないかと。通勤の導線に店がある人はいいんですけど、郊外になると行けない。たとえば、入院してしまった人も借りることはできません。お子さんが小さくて自由に出られない方もいます。そういう方々に向けてインターネットを使って宅配し、さらにレンタル期限もなくしてしまおうと。だからこそ、品揃えは"国会図書館並"であることが大切だったんです。実際にはじめてみると30~40代を中心に会員が増えていきました。――社内で反発はありませんでしたか? 来店人数が減るので、そういったことを危惧する声もあったのではないかと。確かにありました。やっぱり、新しいことはじめる時はみんな分からないから不安。もちろん、やろうとする時に仮説はありますが、実際のところどうなるのかは誰にも分からない。ところが、スタートしてデータを見てみると、店舗に来ている方の多くがTSUTAYA DISCASに入ったわけではなくて、今までご利用になられていない方が大半でした。それだけ店に来たくても来られない方が潜在的にいたということです。また、店舗に置かれていない商品を取り寄せる役目も果たすので、宅配レンタルは脅威ではなく、「武器」としてお客様により良いサービスを提供することができる。これはイノベーションのジレンマで、どのような業態でも新しいことをやろうとすると、必ずこういったことが生じます。途中でやめることもできるわけですから、まずはやる。そして動向をきちんとチェックし、理解することが大事なんだと思います。○根本氏の映画愛とTSUTAYAとの出会い――なるほど。あえて聞いてみたい質問があるのですが。好きな映画は何ですか? 人生に影響を与えた作品はありませんか。そういう質問、久しぶりです(笑)。一番最初に観てハマったのが、小学校5年生の時に観た『E.T.』でした。劇場に3回くらい行ったなぁ。あの頃の、"王道アメリカ映画"が結構好きなんです。スケールの大きさをスクリーンを通して感じ、以来、日曜洋画劇場などテレビでも映画を観るようになりました。そんな映画好きが周りに3人ぐらいいて、クリント・イーストウッドやスティーブ・マックイーンの話で盛り上がって。『ダーティーハリー』は15回ぐらい観ました(笑)。小学校のころ、ビデオデッキは裕福な家庭にしかなくて、レンタルビデオ店の入会金も数千円だったと思います。中学生ぐらいの時には普及しはじめて、家にビデオデッキが来た時は感動しましたね。好きな時間に、家で映画を観ることができる。テレビだと途中で寝てしまうこともあったので(笑)、レンタルビデオの普及は本当に感動しました。――そこから現在まで映画熱が続いているんですか?大学生の時に一度、映画監督になろうとしたことがありました(笑)。8ミリを回してみたんですが、2日ぐらいで「絶対向いてない」と確信。才能がないのはもちろんなんですが……たとえばビジネスに関する話だと1つずつ話せば周りも分かってくれる。でも、映画の魅力は完成した映像の中にあるものだから、話してみたところで周囲を引っ張っていくことはなかなかできない。自分のイメージを作るために多くの人を動かすことがどれだけ大変なことか。そのためには特殊な能力とか、映画への情熱とか何か抜きん出ているものがないとできないと思いました。だから、8ミリを折りました(笑)。――映画監督を諦めて、次は何をやろうと思ったんですか?京都木屋町出身で、好物はお酒。バイトをして終わったら朝までお酒を飲んで、貯めたお金で世界を放浪するバックパッカーでした。そんな生活だったので、仕事をするなら愛着のあるもの……旅行、酒、映画、この3つの業界に絞ってみましたが、どれもピンと来ないというか決め手に欠けていて。そんな日々の中、CCCというワケの分からない会社の説明会に行って(笑)、増田宗昭(現CCC代表取締役社長兼CEO)という人物の言葉を聞いて「ここに入ろう」と決めました。「レンタルだけをやる会社ではなく、企画会社であって、ライフスタイルの提案をする会社」という説明を受け、他社では聞けない方向性でした。なんか、CCCの宣伝みたいになってますね(笑)。今では珍しくないベンチャー企業ですが、当時は「なんだこの会社!」と衝撃を受けたのを覚えています。――2日で映画監督を諦めた根本さんが、まさかTCPを企画する立場になるとは(笑)。不思議ですね。私としては役割分担と考えています。だからこそ、クリエーターの方々が熱い思いでスピーチされているのを見ると期待すると同時に、責任も感じます。そして、その方々がうまくいくことによって、これからの若い層の刺激にもなる。これからも動画の需要は伸びて行くと思いますが、そこにはやはり良質なコンテンツが必要不可欠です。人の心を引きつける物語に才能豊かなキャストを当てる。そこを追求していくと映画は間違いなく進化しますし、これこそTSUTAYAがやる意義があるのだと思います。――根本"監督"として、TCPでリベンジしてみては?超優秀なスタッフを集めて……あっ……超優秀で優しいスタッフを集めることができたら(笑)。「お前は何も分かってない!」って言われるとすごくヘコんでしまうタイプなので(笑)。優しく褒めながら協力してくれるスタッフがいたら、考えたいと思います。■プロフィール根本浩史(TSUTAYA取締役)1996年4月カルチュア・コンビニエンス・クラブ入社、2006年10月ツタヤ・ディスカス取締役、2008年10月ツタヤオンライン執行役員、2012年4月 カルチュア・コンビニエンス・クラブ執行役員、2016年4月より現職。
2016年06月06日ケリング(Kering)が、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)のCEOにエマニュエル・ギンヅベルジュ(Emmanuel Gintzburger)が5月9日付けで就任したことを発表した。エマニュエル・キンヅベルジュは、フランス国籍の42歳。1997年にダノン(DANNON)に入社し、1998年から02年にルイ・ヴィトン・パシフィック(LOUIS VUITTON PACIFIC)の香港オフィスに移るまでマーケティング・アナリストとして従事。07年にインターナショナル・リテール・ディレクターとしてランバン(LANVIN)に移ったの後、09年にイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)のヨーロッパのリテールディレクターとして入社。11年から16年まで同ブランドのリテール及びホールセールのディレクターを務め、世界の主要マーケットでのビジネスを発展させてきた。一方前任のジョナサン・エイクロイドは、リー・アレキサンダー・マックイーン(Lee Alexander McQueen)の死をはじめ激動ともいえる12年間をCEOとして支えてきた。エマニュエル・ギンヅベルジュは今後その職務を引継ぎ、ブランドのグローバル展開および成長を担っていく。
2016年05月07日アップル社の共同設立者であり、現代のデジタルライフをガラリと変えてしまった最も有名なカリスマを斬新な視点から描く映画『スティーブ・ジョブス』。本作でケイト・ウィンスレットが演じる、「ジョブズに一番上手に立ち向かった社員賞」に選ばれたというジョアンナ・ホフマンの本編映像がシネマカフェに到着した。ジョブズの生涯の最も波乱に満ちた時期の3大製品──1984年のMacintosh、Appleを追われて作った1988年のNeXT Cube、Appleに復帰して発表した1998年のiMacという3つの伝説的プレゼンテーションの“直前40分の舞台裏”にクローズアップし、単なる伝記映画やサクセスストーリーとは一線を画す本作。そのジョブズに唯一、社内で立ち向かうことができたといわれるマーケティング担当のジョアンナ・ホフマンを演じているのがケイトだ。劇中では上司と部下としてのみならず、1人の人間としてジョブズにぶつかり、これまであまり注目されてこなかったカリスマの人間らしい部分を引き出しており、今回到着した本編映像も、そんな2人の特別な関係性が見て取れるものとなっている。成長した娘リサとの関係に問題を抱えるジョブズ(マイケル・ファスベンダー)。リサの母親も絡んだ複雑な関係に葛藤を抱える彼は、相手が娘でも譲歩する姿勢は見せない。そんな彼に対し、ケイト演じるジョアンナは感情を露わにし、「(娘のもとに)行かなきゃ辞める」とまで言い放ち、リサとの和解を求めるのだ。「ただ見ているだけ。私も共犯者よ」と、それまで、近くにいながらも2人の関係を修復できずにいたことへの後悔の念を告白し、彼が作ってきたどんなマシンよりも「父であること、それが最良の成果よ」とジョブズに訴えるジョアンナ。この言葉に、決して人の助言を聞くようなタイプではなかったジョブズも、考え込むような表情を見せている。実は、社内で密かに行なわれていた「ジョブズに一番上手に立ち向かった社員賞」に連続で選ばれたというエピソードも持つ、ジョアンナ。本作において、この重要な役を演じたケイトは、見事ゴールデン・グローブ賞に輝いたほか、アカデミー賞にもノミネートされている。実際に本人に会い、当時の映像を見るチャンスに恵まれたというケイトは、ジョアンナの印象について「身長は160cmぐらいの、肉体的には比較的小柄な人であっても、精神的にはかなり大きな人だったんだと思う。こういう大きなジェスチャーとか、信じられないくらいの温かみと熱血を感じたわ」と語る。さらに、本作でのジョアンナは、ただ単に当時の彼女の姿として描かれたのではなく、アップルで働いていた女性たちの象徴として描かれていると指摘。「本当のところ、強くて有能な女性はたくさんいて、みんな力を合わせてプロとしての役目を果たしていたのであって、アーロンはそういう女性たちの合成という形で、このキャラクターを使ったの」と明かしている。本作のダニー・ボイル監督は、そんなケイトに対し「ジョアンナ・ホフマンはこのありえない人物を立て直そうとする門番的な存在であり、癒しの存在で、ケイトはすべてのディテールにおいてあの役を生きていた。セットにおいても、ストーリーの中においてもね」と絶賛。そして、「スティーブとリサの関係をつなぎとめられなかったことに、最終的には深い悔悟の念を持つんだ。そこがこの脚本の、そしてケイトのすばらしい演技の感動的な部分だね。そのへんの複雑な思いが彼女独自のリアルさで伝わってくる」と語っている。また、ジョブズとジョアンナの特別な関係性は、演じたマイケルも認めるところで、「間違いなくジョブズの中にある人間的部分をすべて引き出せるのは彼女だけで、ケイトの演技はそこをよく掴んでいると思う」と明言する。演技派ケイトが熱演するカリスマを支えた女性の姿を、この映像からも確かめてみて。『スティーブ・ジョブズ』は2月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スティーブ・ジョブズ 2016年2月12日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2016年02月08日スマホ・パソコン・テレビ…。情報を得るためのツールが発達したことにより、私たちの頭は、つねにフル回転している状態といって過言ではありません。考えることが多すぎて、ときどきなにがなんだかわからなくなることも。そんな方にオススメなのが、瞑想です。以前は、「瞑想ってなに? 修行のこと?」ともいわれていた瞑想。スティーブ・ジョブズなどの経営者もやっていたことから、広く知られるようになったそうです。瞑想には、どんな効果があるのでしょうか。■有名企業の社内研修にも用いられているスティーブ・ジョブズのほか、ビル・ゲイツやイチロー、マドンナ、稲盛和夫などの多くの経営者、成功者が瞑想をおこなっています。また、Google社やIntel社など有名な企業も社内研修に取りいれているようです。日々大きな決断をせまられる経営者や世間から注目を浴びている成功者だからこそ、自分の内外を見つめる必要があります。感情や思考の整理をすることで直感力が発揮しやすくなり、すばやい決断につながります。忙しい人物ほど、瞑想の時間はしっかり確保して集中力を高めているようです。■瞑想すると、どうなるの?瞑想は、心身へのいい影響をもたらすといわれています。主な3つの変化を紹介します。・心が強くなる仕事や家庭などで、ストレスを抱えやすい私たちの心。先のことばかりに目を向けて焦る心を「いま」に戻すことができます。「いま」に目を向けることで、心が強くなります。・心身をリラックスさせる瞑想は脳波からアルファ波をだします。アルファ波のCDも売られていますよね。それと同じ効果があります。心身がリラックスでき、集中力が高まります。・頭のなかを整理できる頭のなかはたくさんの情報であふれています。瞑想をおこなうことで頭のなかが整理され、アイデアが湧きやすくなります。■瞑想のやり方瞑想にはさまざまなやり方がありますが、こうしなければいけないという決まりはありません。自分がやりやすい方法で続けるのが一番です。ここでは私が習った2つのやり方を紹介します。・座った状態で目を閉じて呼吸を意識する「ごはんはなにをたべよう」「あれはどうしようかな」など、瞑想をはじめると頭のなかにはいろいろなことが浮かんできます。ここで、頭のなかにゴミ箱をイメージしてください。頭のなかに浮かんできたことをゴミ箱に捨てたら、呼吸に意識を向けていきましょう。・座禅スタイルで瞑想瞑想をすると「いつの間にか寝てしまう」という人にもオススメのやり方です。目を開いたまま、下向きに斜め45度を見つめます。この方法だと途中で寝てしまう心配がありません。それから、吐く息を長めにしましょう。呼吸に意識を向けることで集中しやすくなります。ほかにも音楽を聞きながらおこなうこともあります。CDも売られているので、集中するのがむずかしい人は探してみるのもよいでしょう。自分にあった瞑想法を見つけてみてください。
2016年01月19日実力派俳優マイケル・ファスベンダーが、アップル社の共同設立者であり、現代人のライフスタイルとデジタルテクノロジーの常識を変えたカリスマを演じた『スティーブ・ジョブズ』の日本公開日が、2016年2月12日(金)に決定。併せて、彼が生み出したMacやiPhoneのようにシンプルだが、信念と主張を感じさせるポスタービジュアルが解禁となった。パソコンか携帯電話さえあれば、指1本動かすだけで、いつでもどこでも世界中とつながることができる――。現代では当たり前となったライフスタイルは、この男がいなければ、きっとまだ実現していなかった。そんな世界で最も有名なカリスマ、ジョブズの生涯の最も波乱に満ちた人生を追った本作。これまでの伝記映画とは一線を画すように、ジョブズが生み出した3大製品──1984年のMacintosh、Appleを追われて作った1988年のNeXT Cube、Appleに復帰して発表した1998年のiMacという重要な3つのフェーズで、彼が人々の心を鷲掴みにした伝説のプレゼンテーションの舞台裏を細やかに描き出し、話題を呼んでいる。今回解禁されるポスタービジュアルは、真っ白な背景に、マイケル扮するジョブズが、彼の最もよく知られたスタイルである黒のタートルネック+ジーンズという姿で、顎に手をあて何かを考え込む姿を映し出している。まさに、余計なものを排除した“シンプルさ”こそが最も美しいと考えていたジョブズの理念を、見事に表現したビジュアルだ。そのジョブズの横に添えられているのは、「口先ひとつで、世界を変えた男。」との言葉。これまで、その神がかり的なプレゼンテーションで世に送り出してきた数々の商品が現代人の生活をガラリと変えてしまったように、一貫したメッセージを人々に伝え、言葉で未来を創り、信念を貫いてきた姿を想像できるコピーで、彼のカリスマ性を見事に表現。また、作品タイトル横には、パソコンで文字を打つ際に表示される“キャレット”(カーソルのこと)をイメージしたラインが配置され、デジタル製品の概念を変えた男の物語にぴったりのビジュアルとなっている。『スティーブ・ジョブズ』は2016年2月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スティーブ・ジョブズ 2016年2月12日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2015年11月26日マイケル・ファスベンダーがアップルの創始者の故スティーブ・ジョブズを演じることで話題の映画『スティーブ・ジョブズ』。この度、本作の初映像となるファースト・トレーラーが解禁された。アップル社の共同設立者であり、デジタルテクノロジーの常識を変えた世界でも有名なカリスマ、ジョブズ。パソコンか携帯電話さえあれば、指1本動かすだけで、いつでもどこでも世界中とつながることができる現代のライフスタイルを生み出したと言っても過言ではない彼の、生涯の最も波乱に満ちた時期の3大製品――1984年のMacintosh、Appleを追われて作った1988年のNeXT Cube、Appleに復帰して発表した1998年のiMacという重要な3つのフェーズで、ジョブズが人々の心をわし掴みにした伝説のプレゼンテーション“直前40分の舞台裏”を描き出し、ただ単に人生を追うだけの伝記映画とは一線を画す仕上がりとなっている本作。原案は、ジョブズ本人や家族、関係者への約3年にわたるインタビューなどを基に執筆された唯一無二の記録本であり、ジョブズ自身が伝記作家ウォルター・アイザックソンに頼み込んで完成し、日本でも上下巻合わせ100万部を越えるベストセラーとなった同名著作だ。メガホンを取るのは、『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督。彼が『ソーシャル・ネットワーク』の脚本を手がけたアーロン・ソーキンとタッグを組み、『それでも夜は明ける』の高い演技力が世界中で評価されたマイケル・ファスベンダーがジョブズを熱演。共演には『タイタニック』や公開中の『ダイバージェントNEO』に出演しているケイト・ウィンスレットが名を連ねるなど、アカデミー賞常連の錚々たる面々が一挙集結した。今回解禁された映像は、「もしパソコンが美しく誰もが欲しがったら?そしてもし誰もが手に入れる事が出来たら?」というジョブズの問いから始まる。天才であり、変人であり、そして父親であるジョブズの様々な表情を映し出される。株価4億ドルという大企業のトップであった時代、天才でありながら誰にも理解されなかった時代、アップル社からの解雇、そして復帰…ジョブズの波乱に満ちた時代が次々に展開していくが、その背景に常にあるのは、娘であるリサの存在。時代のカリスマであったジョブズは、いくつの顔を持っていたのか。そしてその素顔とはなんだったのか。印象的でスタイリッシュな音楽と共に、ジョブズの人生がスピーディに描かれている映像となっている。『スティーブ・ジョブズ』は2016年2月より全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:スティーブ・ジョブズ 2016年2月、全国にて公開(C) Universal Pictures
2015年11月06日アップル社の共同設立者、スティーブ・ジョブズの生き様を描いた映画『スティーブ・ジョブズ』の予告編が初公開された。数々のアイテムを世に送り出してきた彼は映像の中で力強く語る。「ガレージで“未来”を発明できた」と。『スティーブ・ジョブズ』予告映像ジョブズは1976年にアップル社を創業し、誰もが持てるパーソナルコンピュータMacintoshを発表。その後も、iMac、iPhoneなど数多くの革新的なアイテムを発売しては人々をわかせ、多くの人のライフスタイルに多大な影響を与えてきた。このほど公開された映像では、ジョブズが強い意思と明確なビジョンをもって会社を拡大し、仲間を増やし、新商品を世に送り出す過程が、多くの人が目撃した“ジョブズのプレゼン”の裏側と共に描かれる。ジョブズ役のマイケル・ファスベンダーは若き日の彼から、晩年のジョブズまでをメイク、服装、喋り方を見事にコントロールして演じていく。熱意、カリスマ性、威圧感……何度も記録映像で観てきたジョブズがスクリーンに甦る。ジョブズは多くの人から賞賛を集める革命児である一方で、“問題児”とも呼ばれてきた。予告編でも彼は株価4億円の大企業のトップでありながら、仲間から非難され、拒否され、会社を追われる場面が描かれる。私生活も順調ではなく、生まれてきた子を自分の娘ではないと叫ぶ場面や、家族と言い争う場面も登場。かつて共に“未来”を追いかけた仲間から裏切られるジョブズの表情は苦悩に満ちている。本作は、『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督、『ソーシャル・ネットワーク』の脚本家アーロン・ソーキンがタッグを組み、栄光、賞賛、裏切り、苦悩が入り混じったジョブズの複雑で波乱に満ちた人生を巧みな構成で描き出す作品で、彼が生涯をかけて追い続けてきた“未来”の姿が垣間見える作品になりそうだ。『スティーブ・ジョブズ』2016年2月公開
2015年11月06日アップル社の共同設立者スティーブ・ジョブズの半生を追った映画『スティーブ・ジョブズ』が2016年2月に公開されることが決定した。『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイルが監督を、『ソーシャル・ネットワーク』の脚本家アーロン・ソーキンが脚色を手掛け、通常の伝記映画とは一線を画す人間ドラマを描き出す。その他の写真本作は、ジョブズ本人、家族、関係者への約3年に渡るインタビュー等を基に執筆されたウォルター・アイザックソンの同名著作をベースに、デジタルテクノロジーの常識を変えた世界的カリスマの姿を描いたドラマ。『それでも夜は明ける』での演技が世界で評価されたマイケル・ファスベンダーがジョブズに扮し、ケイト・ウィンスレット、セス・ローゲン、ジェフ・ダニエルズら豪華キャストが共演する。ジョブズは1976年にアップル社を創業し、企業ではなく個人がコンピュータをもつ“パーソナルコンピュータ”の開発に尽力。彼が生み出したMacintoshは、世界中に衝撃を与え、多くの人々の創作スタイルや人生を変えた。後に彼は自分でつくったアップル社を追われるも、その後に復帰。洗練されたデザインで人々を驚かせたiMacや、コミュニケーションの手段を大きく前進させたiPhoneを発表。一方で、名作を次々に発表するピクサー・アニメーション・スタジオの経営に携わるなど、生涯をかけて“まだ誰も見たことがないビジョン”を追求してきた。映画ではそんなジョブズの生涯を、彼の長い人生の中で、波乱に満ちていた3つの時期に焦点を当て、その時期の製品(1984年のMacintosh、1988年のNeXTCube、1998年のiMac)の新作発表会でジョブズが行った伝説のプレゼンテーション直前の“舞台裏”を描きながら、彼の偉大な足跡をたどっていく。さらに映画では、彼のプライベートにも大胆に切り込み、ジョブズと娘リサとの確執と和解など、これまであまり語られてこなかった彼の“真の人物像”をも描き出していく。脚本を手がけるソーキンは、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』『マネーボール』など実話から“観客の心を掴むドラマ”を描き出すことに長けており、本作でも“天才”、“時代の寵児”と称されたジョブズの知られざる一面にも光があたることになりそうだ。『スティーブ・ジョブズ』2016年2月
2015年10月29日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)は、10月28日から、老舗トラベルケースブランドのグローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)とのコラボレーションで製作した日本限定のスーツケースを伊勢丹新宿メンズ館特設スペースで先行発売する。同スーツケースは、ハンドクラフトと職人技を尊重するブランドとして名高いアレキサンダー・マックイーンとグローブ・トロッターが、英国発祥のハイエンド、及びベストブランドを記念するイベント「英国ショッピングウィーク」に賛同して製作したもの。その特質性から数量限定でしか生産することが出来ず、世界で最もエクスクルーシブなスーツケースとして知られるグローブ・トロッター独自の製造方法が採用された。ヴァルカン・ファイバー・ボードのみで製作することで、強く耐久性を保ちながら、軽量で機能的なスーツケースに仕上げられている。スーツケース全体には、マックイーン独自の特徴であるシルバースタッズやリベットが施された。この象徴的なディティールは、カスタムメイドのシルバーハンドルや、ブラックのレザーストラップにも用いられている。また、レザーストラップには、マックイーンのバッグコレクション特有のスカルパドロック(南京錠)とブリッジが用いられた。その他、ライニングには、象徴的なブラック&ホワイトのスカルプリントを採用。ケース内の中央にはマックイーンの装飾プレートがあしらわれた。パッドロック用の鍵が2セット入ったブラックレザーのクロシェットや、レザーストラップのループには、ブランドロゴも刻まれている。同スーツケースは、「30"エクストラディープスーツケース(Extra Deep Suitcase)」(52万8,000円)と、「21"トローリーケース(Trolly Case)」(38万5,000円)の2サイズ展開。10月28日に伊勢丹新宿メンズ館で先行発売された後、11月11日より一般発売される。(一部、店舗を除く)
2015年10月18日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)と、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)のドキュメンタリーDVDがそれぞれ9月16日に発売される。斬新な発想で多くの人々を魅了してきたファッション界の先駆者、アレキサンダー・マックイーン。今回発売されるDVD「The legacy of Alexander Mc Queen」(3,800円)では、初期の作品から、アレキサンダー・マックイーンの死の直後にパリにて限定のプレスのみで行われた10-11AWコレクションのショーまでを、その都度行われていた本人のインタビューなどを交えて収録。ロボットがモデルの衣装にスプレーを吹き付けた99-00SSの伝説のショーや、06-07AWのケイト・モスのホログラム立体映像、斬新な格子柄が印象的な09-10AWコレクションなどの貴重な映像が収められている。一方、「ジャンポール・ゴルチエ」のドキュメンタリーDVD「JEAN-PAUL GAULTIER AT WORK」(3,800円)では、ジャンポール・ゴルチエ本人が、80年代から現在までの厳選したショーを映像で振り返りながらデザイン手法を解説するという、業界人必見の映像となっている。ファッションショーやテレビ出演よりも、自らの手で服作りをすることを大切にするジャンポール・ゴルチエ。実際にモデルの体に纏わせながらデザインをする様子など、彼の服作りにおける発想から制作までの過程が、実演・再現によって描き出されている。
2015年08月06日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)のシグネチャーであるクラッチバッグ「ナックル ボックス クラッチ」に15SS新作(16×D5.5×H9.5cm/30万円)が登場。今シーズン、桜の花や家紋など、アンティークの着物からインスパイアされており、コレクション全体に“和”の要素が見られる。このクラッチにあしらわれた、まるでオブジェのように存在感大のフラワーの装飾も、どことなく妖艶でジャポニズムを感じさせる。花弁の縁は煌びやかなクリスタルでデコレーションされ、指輪のようにアクセサリー感覚でパーティルックの主役になりそうだ。ボックス部分は艶やかなシルクサテン。ゴールド仕上げの真鍮ハンドルには、その名の通りナックルのフォルムを採用しており、4本の指を通してホールドできる。<問い合わせ先>アレキサンダー・マックイー ンTEL:03-5778-0786
2015年04月26日