アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)のポップアップショップが4月1日、伊勢丹新宿店にオープンした。7日まで。会場は同店本館3階センターパーク/ザ・ステージ#3。限定アイテムとして同ブランドのアイコンバッグの一つ、スカルのパドロック(南京錠)が付いた「パドロック(Padlock)」 シリーズから、SMALL PADLOCK(18万5,000円)、MINI PADLOCK(17万7,000円)がラインアップ。華やかなグリッター使いが目を惹くバッグだ。また伊勢丹新宿店で先行販売されるのは、スカルと花柄がプリントされたホワイトとグレーベースのブルーム スカル オーバー Tシャツ(共に3万5,000円)、イエローのスカルが描かれたローズカラーのスカーフ(3万2,000円)、江戸時代の女性の髪型をしたピンクのスカルがプリントされたスカーフ(3万5,000円)など。同ブランド15SSテーマは、“マックイーン流ジャポニズム”で、和を強く意識したコレクションだ。会場でもそれが色濃く反映され、アンティーク着物からインスピレーションを得たジャポニズムなアイテムが紹介されている。家紋を思わせるようなデザインが施されたドレスや、芸者ピンクと呼ばれる妖艶なピンクの桜の花びら、胸元の開き部分が鎧のようにスクエアに施されたTシャツなどが並ぶ。この他会場では、日本では同店のみの展示となる貴重な15SSコレクションピースも3スタイル展示されている。同店担当バイヤーは「“海外ブランドから見るジャパン”という視点をもって、日本人である私たちが改めて和を見つめ直せば、別のジャパンの面白さが見えてくるかもしれない。会場の外壁もコレクションを想わせるように桜をイメージした装飾にした。このイベントを通じて新しいジャパンを発信できれば」とコメントする。
2015年04月01日イギリス・ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で開催中の「アレキンダー・マックイーン:サヴェージビューティ」展が大人気の中、リー・マックイーンを題材とした舞台劇「マックイーン」が5月12日から上演される。劇はリー・マックイーン宅の庭に生える樹齢600年の楡の木に住む少女が、ある夜、マックイーン宅に入り込むところから始まる。少女はリー・マックイーンとともにロンドンを巡り、最終的には彼の心の中を旅する物語になるという。リー・マックイーン役は英国俳優のスティーブン・ウエイト、相手役はテレビシリーズ「グリー」で人気のハリウッド女優ダイアナ・アグロンで、アグロンはロンドンの舞台デビューとなる。
2015年04月01日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)が、3月14日よりロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館にて開催されている展覧会「Alexander McQueen:Savage Beauty」を記念したスペシャルスカーフコレクションを発売した。アイテムラインアップは5種類。10SS「Plato’s Atlantis」のアルマジロシューズや、99SS「No. 13」のスプレーペイントドレスなど、ブランドの印象深いコレクションピースがプリントされている。各限定100枚。素材はシルク100%。6万9,000円。ロンドンのフラッグシップストアと公式オンラインストアで販売。
2015年03月18日マイケル・ファスベンダーが、アップルの創業者の故スティーブ・ジョブズを演じることが正式に決定した。マイケルが主演するのは、ウォルター・アイザックソンが2011年に発表した伝記本「スティーブ・ジョブズ」を映画化する『Steve Jobs』(原題)で、『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキンが脚本、ダニー・ボイルが監督を務める。映画化が決定した際、まずはレオナルド・ディカプリオにオファーしたが、監督の予定だったデヴィッド・フィンチャーの降板を受けてレオが出演を辞退。マット・デイモン、ベン・アフレック、ブラッドリー・クーパーが候補に上がり、昨年10月にはクリスチャン・ベイルの起用が発表されたが、わずか数日で降板が発表された。ほかにはアップルの共同設立者のスティーブ・ウォズニアックをセス・ローゲン、マッキントッシュの元マーケティング担当のジョアンナ・ホフマンをケイト・ウィンスレット、アップル社の元CEOのジョン・スカリーをジェフ・ダニエルズが演じる。ジョブズの最初の妻・クリスアン役はイギリス出身のキャサリン・ウォーターストーン、マッキントッシュOSの開発にあたったプログラマーのアンディ・ハーツフェルド役はマイケル・スタールバーグ。撮影はすでにサンフランシスコで始まっている。映画の公開は2016年の予定。(text:Yuki Tominaga)
2015年01月30日マイケル・ファスベンダーが、スティーブ・ジョブスの伝記映画への出演を交渉している。一度はクリスチャン・ベールに決まったと報道されたが、まもなくベールが辞退して、ソニー・ピクチャーズは次の候補を探していた。その他の情報原作は、ウォルター・アイザックが書いたベストセラー本『スティーブ・ジョブス』。アップルの共同創設者スティーブ・ウォズニアック役には、セス・ローゲンが決まっている。監督はダニー・ボイルで、脚色はアーロン・ソーキン。ファスベンダーは今年、『X-MEN:フューチャー&パスト』『FRANK -フランク-』に出演。来年北米公開の『Macbeth(原題)』では、主役マクベスを演じる。共演はマリオン・コティヤール。文:猿渡由紀
2014年11月06日「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」は9月30日、15SSコレクションを発表した。クリエーティブディレクターのサラ・バートンがインスパイアされたのはアンティークの着物。東京・青山の旗艦店で開かれたパーティーに来日したこともあってか、日本的要素を取り入れている。サラはリーのアシスタントの頃から日本に通っていたという。桜のアップリケをパイソンに施したアウター、家紋のような意匠を施した生地のジャケット、桜のプリントに桜をかたどった刺繍で装飾されたラッフルドレス、袖が和服のように広がったワンピース、帯のように太くウエストを切り替えたドレスなどインスピレーションソースが分かりやすい。柄合わせは切り替えやプリーツでも完璧になされており、ブランドの技術力を示している。直線的な切り替えやプリーツ、陣羽織のようなラペルは甲冑を思わせる。胸元の開きもスクエアにカットした。アイコンのスカルは鯉をまとったもの、芸者風に日本髪を結ったのものが登場し、楽しい。キーカラーは桜のようなピンクにブラック、ホワイトとで妖艶な芸者のようだ。現代美術家、マーク・クインの蘭の彫刻、漆塗りの床面がランウエイに花を添えた。
2014年10月02日ロンドン、ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)は、2011年にニューヨーク、メトロポリタン美術館で開催された「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQUEEN)」の回顧展「アレキサンダー・マックイーン:サヴァージビューティ」展を来年3月14日から開催することを4月24日に発表、翌25日には早くも前売り券の発売を開始した。昨年V&Aで開催されたデビッド・ボウイ展を始め、前売り券なしでは入場できない人気展覧会が続く中、ロンドン出身の天才デザイナーの回顧展だけに異例の措置が取られたようだ。展覧会では、1992年のセントマーチン美術大学MA(修士)卒業作品から、マックイーンの死によって未完となった2010年秋冬コレクションまで、マックイーンの足跡と華麗でシアトリカルなショーを振り返るものとなる。【イベント情報】アレキサンダー・マックイーン:サヴァージビューティ会場:ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)場所:Cromwell Road, London SW7 2RL会期:2015年3月14日から7月19日まで
2014年05月08日苦痛に堪えながら、苦悶を飲み込みながら、ただ自由となることを渇望し続けた男がいる。彼は12年間を奴隷として過ごした。そしてその当時も、今現在に至ってなお、ただ自由であることを切に望みながら苦痛に耐える人々が数多く存在する。そんな彼ら黒人奴隷という歴史の闇を克明に描き出した、映画『それでも夜は明ける』。本年度アカデミー賞で「作品賞」「助演女優賞」(ルピタ・ニョンゴ)に輝き、その壇上で監督のスティーブ・マックイーンは、「いま尚2,100万人の人々が奴隷生活を送っている、彼らにこの賞を捧げます」とトロフィーを掲げた。決して能天気に観れる作品ではない。前述してその描写を「克明」と記したが、これは大仰な言葉ではなく紛れもない真実。1853年に発表された本作の主人公で実在した人物ソロモン・ノーサップの「Twelve Years a Slave」を原作に映画化されたものだ。白人社会の中で理不尽に虐げられ、背中をムチで打たれ、抗う心に目を背け、怯えながらその日を生き抜く…そんな目を伏せたくなるシーンも登場する。この重厚なテーマを扱う本作のメッセージに賛同し、ハリウッドきっての豪華な俳優陣が体当たりで役に身を投じている。中でも実在の人物で本作の主人公となる、ソロモン・ノーサップを演じたキウェテル・イジョフォーの迫真の演技は鬼気迫るものがある。Twitter上では、「理不尽な状況に怒りを抱えながらも、感情を押し殺して必死に耐える引き算の演技が秀逸」「絶望から希望まで入り混じった演技は息が詰まりそうでした」との声が挙がっている。そんな彼が12年間の間の奴隷生活をする中で、主となるのがベネディクト・カンバーバッチにマイケル・ファスベンダー。ベネディクト演じる良心をもった主・フォードとマイケル演じる奴隷を“所有物として飼う”横暴な主・エップス。一見すると正反対のキャラクターだが、奴隷を買う白人という点に違いはない。ベネディクトに「一見すると人類皆平等な人当たりの良い傑物なように見えて、その実は根っからの南部の白人たらしめた役を見事に体現!特に、ラストの台詞を真顔で言い放つ姿で、彼の差別主義の源流のような本質が垣間見えて恐怖すら覚えた」とコメントする人がいれば、マイケルに「あんな醜悪で残虐な役なのに、完全な悪じゃなく、もがき苦しむような役を演じられる人なんて中々いないと思う」「オスカー取っても良かったと思う」と狂気の演技で多くの人々から支持を得る。そして彼ら2人を比較してこんなツイートも。「B・カンバーバッチの演技を見た後だと、M・ファスベンダーが冷徹な仕打ちをする極悪主人と謳われていても、人を愛する事には真っ直ぐで、そういう時代故に彼自身も翻弄されていた悲劇の人として、凄く人間臭く映って見えたから、可哀想な人、という印象が残る」。一方、新人ながらアカデミー賞で「助演女優賞」を獲得し、本作が女優としての転機となったであろうルピタ・ニョンゴには、「受賞に恥じない真に迫る演技」とやはり絶賛の声。さらに、ブラッド・ピットにはキャストとしては勿論だが、作品の秀逸さからプロデューサーとの手腕に賛辞を贈る声が目立った。「キャストの演技も良く、奴隷の労働歌が悲哀がありとても深い。製作のブラッド・ピットは良い仕事をした。映画としては問題作・秀作と言える」。さらに作品自体にはこんなツイートも。「正直観る前までは、『どうせ良い映画なんでしょー。アカデミーは当たり障りのないの選ぶよねー。』くらいのテンションでした…。いや、本当すいません!まぎれもなく最高傑作です!」「傑作か駄作か、好きか嫌いかといった議論が何ら意味を持たず、とにかく打ちのめされるという意味で『圧巻』という言葉が相応しい一作」「『映画を観て泣いた』、実はこの言葉一番嫌いなんだけど、今しっくりくる表現がこれしかない」とその感動に胸を鷲掴みにされた人も続々と出てきている様子。1863年にアメリカ合衆国大統領リンカーンが奴隷解放宣言を発し、2009年にはバラク・オバマが黒人初の大統領となり、近年映画界でも本作を始め“黒人差別”や“奴隷”を扱った作品が多く作られている。本作は楽しむためのエンターテイメント作品ではなく、観ること・知ることで“意味をもつ”作品だ。長きにわたる歴史を経て、ようやく世界が闇を見つめる覚悟ができたのではないだろうか?『それでも夜は明ける』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2014年03月17日「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」は、イギリスを代表する現代美術家ダミアン・ハースト(Damien Hirst)とのコラボレーションによる限定のスカーフコレクションを発売した。同コレクションは、03SSに登場して以来ブランドを象徴するアイテムとなったスカルスカーフの10周年を記念したもので、マックイーンが他のアーティストとデザインで協業するのは今回が初めての試み。イギリス・ロンドンを拠点に、元々スカルや自然界から強く影響を受けた作品を発表してきた、ハーストとマックイーンの美学的観点に共通点が多く存在していたことから実現したという。スカーフには、ハーストの作品を代表する「エントモロジー(昆虫学)」シリーズから、蝶、クモ、セミ、セミの幼虫、玉虫、クワガタなどのさまざまな昆虫たちが、リアルな描写で万華鏡のように幾何学的に表現されている。その蝶の身体や羽根の模様など、必ずどこかにマックイーンのスカルモチーフが落とし込まれているのが特徴。また、それぞれのデザインには「パーフェクト・モーメント・スカ ル」など、メッセージ性の強い名前が付けられた。30種のデザインを各1色ずつそろえている。素材はシフォン、ポンジー、ツイル、ウールの4種類で、サイズは90cm×90cm、133cm×133cm、140cm×140cmの3タイプ。価格は5万9,850円から13万7,550円。アレキサンダー・マックイーンワールドワイドストアとオンラインのスカーフブティックで取扱い、日本では、マックイーンの世界初のアクセサリーストアとして今春オープンした六本木ヒルズ店と、オンラインのみで購入できる。また、フォトグラファーのソルヴァ・スンツボ(Solve Sundsbo)が作成したキャンペーン画像とショートフィルムも公開されている。
2013年11月16日アップルコンピューター創業者の人生を追った映画『スティーブ・ジョブズ』の来日ジャパンプレミアが29日、東京都内劇場で行われ、本作で長編映画監督デビューを果たしたジョシュア・マイケル・スターン監督、ジョブズ氏のファンという音楽プロデューサーの小室哲哉らが来場した。スターン監督はジョブズ氏を「複雑で色々な側面を持つ人だったけれど、明確なビジョンを持っていた。周囲の批判を恐れることなく、自分の人生を自らの手で築いていった」と分析しながら「テクノロジーがない時代に様々なものを考え、それが実現しないことに対して大きなフラストレーションを感じていた。それに若い頃は誰かに電話しても、コールバックがまったくなかった時もあったんだ」と不遇時代のエピソードを紹介した。同作は、2011年10月に56歳の若さで亡くなったアップルコンピューターの創業者スティーブ・ジョブズの、これまで語られることのなかった波乱万丈の人生を没後初めて描いた伝記ドラマ。1976年に自分とよく似たはみ出し者の友人たちと自宅ガレージにてアップルコンピューターを創立したジョブズ(アシュトン・カッチャー)は、次々とヒット商品を生み出し、莫大な富と名誉を手にするが、同時にその激しい性格から多くの敵を作ってしまう。本作でジョブズ氏を演じたアシュトンもアップル製品を愛用しているようで「ジョブズ氏が亡くなった時、彼はマックブックやiphoneを使って如何に自分が悲しいかを伝えていたよ」とスターン監督。劇中では、ジョブズ氏の頑固な性格が祟って敵を生んでしまう構図も描いている。スターン監督は「彼はセンチメンタルとは程遠い人であり、人間関係の築き方には疑問もある。けれどジョブズ氏は自分の製品を通じて、人類への愛を表していたのではないだろうか?」と天才ゆえの不器用さを代弁していた。一方、アップル製品の愛用者でジョブズ氏をリスペクトしているという小室は、この日iMacとアップルのディスプレイ、キーボードを使用してglobe の「DEPARTURES」、イーグルスの「ならず者」を生演奏。小室は「ジョブズ氏はクリエイターでもありながら、ロックミュージシャンにも近いと思った。形は違うけれど、ひたすら自分の頭に描いたものを貫き通すところは共感できますね。彼の作ったデバイスは僕の音楽には切っても切り離せないものだし、ジョブズ氏は音楽業界の常識を一人で覆したんです」とその偉業を語っていた。映画『スティーブ・ジョブズ』は11月1日より全国公開 公式サイト
2013年11月01日大ヒット商品を次々に生み出したアップル創業者スティーブ・ジョブズの知られざる半生を描いた話題の映画『スティーブ・ジョブズ』が、11月より公開される。本作では、“天才”と言われ次々と夢を実現していった男が、実はビジネス以外のプライベート、特に恋愛に関しては、まるで天才とはほど遠い状態だったことが明らかにされている。2011年、56歳の若さでこの世を去ったスティーブ・ジョブズ。21歳で自宅のガレージに「アップルコンピュータ」を設立。わずか4年で株式を上場させ、富と名声を手にするが、ワガママで傲慢、絶対に自分の考えを曲げない彼の激しい性格は、多くの敵をつくったことは有名な話。恋愛においても、決して穏やかとはいかなかったようだ。アシュトン・カッチャー演じるジョブズは、実際に若かりしころも長身で甘いマスクのイケメン。彼女がいるにも関わらず、ほかの女性に手を出すプレイボーイだった。髪はボサボサ、裸足で歩くなど何を考えているのかよく分からない所がありながら、自分の興味があることだけに反応する自由奔放な姿は、“ほっとけない”女子心を知らずと刺激していたらしい。25歳のときには、当時の彼女のお腹にいた娘“リサ“を自分の子ではないと、認知を拒否。彼女とは未婚であり、若いジョブズはその事実を受け入れられなかったのかもしれない。しかし、ジョブズ自身も将来有望とされた大学生カップルの未婚の子で、そのために養子に出された生い立ちの持ち主。不思議なことに実親と同じ過ちを犯してしまうのだが、その後、開発に没頭したコンピュータに“Lisa(リサ)”と名付けるなど、娘への愛がまったくなかったわけではないのだ。やがて、ジョブズは幸せな結婚をし、3人の子を授かった。家族の大切さを改めて実感したのか、ジョブズと実の娘・リサとの確執は少しずつ改善されていき、思春期時代には彼女を家庭に受け入れ、大学入学まで一緒に暮らしたと言われている。劇中には、実の娘を上手くあしらうことができないエピソードも登場し、うろたえがちなひとりの父親の姿をうかがい知ることもできる。恋愛では“天才”とはいかず、苦労もあったジョブズ。本作は、世界で最も成功した男の“心の光と影”、そしてひとりの人間としての人生をも垣間見させてくれるだろう。『スティーブ・ジョブズ』は11月1日(金)、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(松雪範子(cinema名義))■関連作品:スティーブ・ジョブズ 2013年11月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開(C) 2013 The Jobs Film,LLC.
2013年10月25日クリス・ヘムズワースに豪華な新作2本の企画が飛び込んできた。まずクリスが出演を決めた新作クライム・ドラマ『Candy Store』(原題)は、ブラッド・ピット、クリストフ・ヴァルツ、デンゼル・ワシントン、ジェイミー・フォックス、クリスチャン・ベール、マット・デイモン、ベン・アフレックと全員主役級の豪華スター共演の話題作だ。『Candy Store』(原題)は、全てを失ったおとり捜査官が、パトロール巡査として再起をかけるものの、その巡回地区にはかつて自身が撲滅に全力をかけていた国際犯罪組織の闇が巣食っていることが判明するというスリラー作品だ。一方で、今回クリスに舞い込んできた2本目の作品は、スティーブ・マックイーンの伝記映画『Triumph AKA 40 Summers Ago』(原題)で、クリスは既に弟のリアム・へムズワースの出演が決まっている本作への出演も検討中だという。本作は、スティーブとそのスタントマンを務めたバッド・エルキンスとの関係に焦点を当てた作品になるという。クリスは現在、昨年公開され人気を博した『マイティ・ソー』のシリーズ第2弾『Thor:The Dark World』(原題)の撮影中だ。■関連作品:マイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Marvel © 2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年11月16日エリザベス・テイラーが、マイケル・ジャクソンを抜いて亡くなったセレブの長者番付で1位に君臨した。米「Forbes」誌が恒例の長者番付を発表し、2011年10月からの1年間で、テイラーは生前に所有していた宝石や衣装、美術品など1,800点がオークションで完売し、1億8,400万ドル(約147億2,000万円)を稼ぎ出したことで合計収入が2億1,000万ドル(約168億円)となり、2年連続で首位を守ってきたマイケルを抜いた形となった。中でもゴッホの1889年の絵画がオークションで1,600万ドル(約12億8,000万円)と最高金額で落札され、ほかにもテイラーの香水「ホワイトダイヤモンド」が2011年だけで7,500万ドル(約60億円)の売り上げを記録したという。さらに同誌によれば、テイラーは不動産の売却益だけでなく、1963年の大作『クレオパトラ』に出演以降、2011年に79歳で亡くなるまで自身が出演した映画からそれぞれ10%のロイヤリティーを受けていることなども今回1位に輝くことに貢献したという。テイラーに続いて、マイケル・ジャクソンが1億4,500万ドル(約116億円)で2位、エルヴィス・プレスリーが5,500万ドル(約44億円)で3位と続いた。マイケルは、シルク・ドゥ・ソレイユの公演「マイケル・ジャクソン:ジ・イモータル・ワールド・ツアー」からの収入や、「ザ・ビートルズ」やレディー・ガガ、テイラー・スウィフトなどを抱える音楽出版会社のソニー/ATVミュージックパブリッシングで50%の株を所有していることによる収入などがある。さらに、スヌーピーが登場する人気コミック「ピーナッツ」でお馴染みの漫画家チャールズ・M・シュルツが3,700万ドル(約29億6,000万円)で4位、ボブ・マーリーが1,700万ドル(約13億6,000万円)で5位、ジョン・レノンが1,200万ドル(約9億6,000万円)で6位、マリリン・モンローが1,000万ドル(約8億円)で7位と続き、スティーブ・マックイーンが800万ドル(6億4,000万円)で10位に食い込んでいる。Forbes誌「亡くなったセレブ長者番付」トップ131位 エリザベス・テイラー:2億1,000万ドル(約168億円)2位 マイケル・ジャクソン:1億4,500万ドル(約116億円)3位 エルヴィス・プレスリー:5,500万ドル(約44億円)4位 チャールズ・M・シュルツ:3,700万ドル(約29億6,000万円)5位 ボブ・マーリー:1,700万ドル(約13億6,000万円)6位 ジョン・レノン:1,200万ドル(約9億6,000万円)7位 マリリン・モンロー:1,000万ドル(約8億円)7位 アルベルト・アインシュタイン:1,000万ドル(約8億円)9位 ドクター・スース:900万ドル(約7億2,000万円)10位 スティーブ・マックイーン:800万ドル(約6億4,000万円)10位 ベティ・ペイジ:800万ドル(約6億4,000万円)12位 リチャード・ロジャース:600万ドル(約4億8,000万円)13位 ジョージ・ハリスン:550万ドル(約4億4,000万円)
2012年10月26日海外ドラマの世界で目にする“男たちのコンビ愛”をクローズアップ!3組目のコンビとして注目したいのは、新作ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト」のリース&フィンチです。監視システムがキャッチした情報を頼りに、2人の男が“これから起こる事件”を未然に防ごうとする「パーソン・オブ・インタレスト」。『ダークナイト』シリーズの脚本家ジョナサン・ノーランが海外ドラマ界のヒットメイカー、J.J.エイブラムスの元にアイデアを持ち込み、企画が発進した本作は、その興味深い世界観とスリリングなストーリー展開で、たちまち人気ドラマの仲間入りを果たしました。中でも特に注目を集めているのが、犯罪を防ぐべく奔走する主人公2人のカップリング。巨大監視システムを発明した後、犯罪阻止の正義に目覚めるフィンチを「LOST」のマイケル・エマーソンが、そのフィンチにスカウトされ、事件を実際に阻止すべく様々な手段を講じる“現場要員”を『パッション』のジム・カヴィーゼルが演じています。莫大な財力を誇る大富豪のフィンチとかつてはCIAエージェントだったリースの過去が徐々に明かされていく展開も気になるところですが、キャラの全く異なる2人が力を合わせ、ナイス・コンビネーションを見せていく過程こそが物語の魅力。自らの感情を極力抑えながら冷静沈着に物事を進めようとするフィンチと、少々の(?)Sっ気とエージェントとしての自信&スキルを武器に奮闘するリースの凸凹コンビ感、さらにはどこか微笑ましい会話のやりとりにほっこりさせられることもしばしばです。そんな2人のコンビネーションについて、製作総指揮のJ.J.エイブラムスに語っていただきました。「意外な組み合わせの2人が一緒になって犯罪に立ち向かうドラマは過去にもあるけれど、リース&フィンチの場合はキャラクターが相当具体的に描き込まれていて、それぞれ謎に満ちた過去を持っているのが見どころだと思う。2人がどんな経緯を経て現在に至ったのか、時間をかけてじっくり紐解かれていくからね。それに、2人のキャラクターが対照的なのも魅力。一方のフィンチは完全に頭脳派で、人を助けるマシーンを作り出したものの、自分の持っている情報を肉体的にも精神的にも上手く使いこなせないでいる。一方で、リースは勇敢でスキルもあり、それを復讐のため、人から情報を引き出すため、人を思うように動かすことができる。フィンチはリースに、自分のスキルを活かす場を与えたということだね。2人は全く対照的でありながらも、互いを必要としている。そんな彼らが時折喧嘩しながらも、少しずつ互いを知ろうとしていくのが面白いんじゃないかな」。さらに、J.J.は脚本を手がけるジョナサンの代表作になぞらえ、「リース&フィンチはマントなしのスーパーヒーロー。ジョナサンはこのドラマにバットマン的なカラーをもたらしている」とも。「アクションにおいても、リースを演じるジム・カヴィーゼルは本当に素晴らしい。スティーブ・マックイーンやクリント・イーストウッドがかつて演じていたような、クラシックなタフガイを演じてくれているからね。そんな彼の隣には、仮に料理の本を朗読していたとしても永遠に耳を傾けていたいと思わせられるような、驚くべき語り口で物語を語るマイケル・エマーソンがいる。リース&フィンチを演じる上で、彼ら以上の俳優は思いつかないよ」。次回は、男たちの“コンビ愛”はまだまだ留まるところを知らない!?さらなる注目コンビをピックアップしていきます。(text:Hikaru Watanabe)「パーソン・オブ・インタレスト<ファースト・シーズン>」Vol.1価格:980円(税込)発売中※レンタル中「パーソン・オブ・インタレスト<ファースト・シーズン>」コンプリート・ボックス[DVD]価格:15,000円(税込)「パーソン・オブ・インタレスト<ファースト・シーズン>」コンプリート・ボックス[Blu-ray]価格:17,000円(税込)発売元/販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト:© 2012 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.■関連作品:パーソン・オブ・インタレスト犯罪予知ユニット
2012年10月18日ブラッド・ピット主演の最新作『World War Z』が、今年末から来年夏に北米公開が延期になった。作品の出来が問題のようで、映画をめぐって、ピットとマーク・フォースター監督の関係が相当険悪になってきているようだ。ピットはこの映画でプロデューサーも兼任。ベストセラー小説にもとづくこのゾンビ映画は、ピットが情熱をかけている作品。撮影は昨年夏に始まり、すでに終了しているが、映画の出来は満足のいくものではなく、現在、新しい脚本家を雇い入れて、脚本の書き直しをさせている状態。新しい脚本にもとづいて、3週間ほどの追加撮影が予定されているという。映画の出来をめぐって、ピットとフォースターは、最近では口もきかない状態になっているようで、何か伝えることがある時は、間に人を介して伝えているらしい。このような状態になった今、再撮影をフォースター自身が監督するのか、あるいはピットが別の監督を連れてくるのかも微妙になっているとのこと。もともとフォースターを監督に推したのはピットだっただけに、皮肉な展開に。ピットの次回作は、今年のカンヌ映画祭で上映されたアンドリュー・ドミニク監督の『Killing Them Softly』。そして、スティーブ・マックイーン監督、マイケル・ファスベンダー主演の『Twelve Years a Slave』に出演する。文:猿渡由紀
2012年07月24日マット・デイモンが、リメイク版『荒野の七人』への出演契約を結んだと報じられている。ジョン・スタージェスが手がけたオリジナル版『荒野の七人』のリメイクとなる本作で、マットはスティーブ・マックイーンが演じた早撃ちの達人・ヴィン役を演じる予定だという。さらに先日、トム・クルーズも同作への出演が決定しており、今回マットのほかにモーガン・フリーマンとケビン・コスナーも本作への出演を交渉中のようだ。ある関係者は「製作のMGM側はこの作品に巨額の資金を投資しているので、それに見合った大スターを探しているようです。トムとマットが出演すればこれ以上の豪華な競演はないでしょう」と語っている。■関連作品:荒野の七人 1961年5月より公開幸せへのキセキ 2012年6月8日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年06月12日セックス依存症の兄と、恋愛依存症の妹の欲望と孤独を赤裸々に綴ったR-18作品『SHAME−シェイム−』。数々の賞レースで、主演のマイケル・ファスベンダーが喝采を浴びていたにも関わらず、先日行われたアカデミー賞ではノミネートすらされず、同賞の保守的な傾向が取り沙汰された問題作がいよいよ3月10日(土)より公開となる。これを記念して、シネマカフェに本作のキーポイントとなる本編の一部が到着した。主人公は、N.Y.に住むエリート独身サラリーマンのブランドン(マイケル・ファスベンダー)。仕事以外のすべての時間をセックスに注ぎ込むことで生活のバランスを保っていた彼の元に、妹・シシー(キャリー・マリガン)がある日転がり込んでくる。彼女もまた、他者の愛を渇望し依存する、激情の塊として生きていた。今回届いた映像は、キャリー・マリガン扮する妹・シシーがバーで「ニューヨーク・ニューヨーク」を歌うシーン。マーティン・スコセッシ監督の『ニューヨーク・ニューヨーク』(’77)でライザ・ミネリが歌い有名になったこの曲。渋々来店してきた兄の前で、シシーは募る想いを込めるように歌い上げる。スティーブ・マックイーン監督は、この曲を選んだ理由を「歌詞がまるでシシーとブランドンの人生を表しているように思えたから」と語る。さらに、「成功したいと願っているけど、まだ到達していない人たちの歌をキャリーは桁外れに素晴らしく歌い上げた」と賛辞も惜しまない。N.Y.マンハッタンという都会を舞台に、混沌とした現代社会の誘惑と欲望を描ききった本作。こちらのシーンに映し出されるシシーとブランドンの切ない表情からは、そこに内包する孤独が読み取れる。また、先日行われた女性限定試写会では、8割以上が「共感できる」との回答を寄せていたという。あなたは、一見異常とも思えるこの兄妹の姿を通して、何を感じる?『SHAME−シェイム−』は3月10日(土)よりシネクイント、シネマスクエアとうきゅうほか全国にて順次公開。■関連作品:SHAME−シェイム− 2012年3月10日よりシネクイント、シネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開© 2011 New Amsterdam Film Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute■関連記事:くらたまと岩井志麻子が過激なSEX談義!セックスレス、処女童貞を全肯定2012年、最も挑発的な衝撃作『SHAME−シェイム−』試写会に10組20名様をご招待英国アカデミー賞『アーティスト』最多候補。D・ラドクリフはG・オールドマンを応援J・クルーニー、レオ、ブラピの3大スター対決!ゴールデン・グローブ賞候補が発表
2012年03月07日今回の記事は、COBS ONLINEの姉妹サイト「マイコミジャーナル」から寄稿いただきました。スティーブ・ジョブズ氏の死去が公表され、米カリフォルニア州クパチーノにあるApple本社には同氏を偲び献花に訪れる人たちが集まっている。5日の夕刻、Apple本社(Infinite Loop)に半旗が掲揚された。Infinite Loop 6の横に芝生が広がるスペースがある。そこに置かれたベンチが自然と献花台になり、瞬く間に数多くの花やメッセージで埋め尽くされた。(Yoichi Yamashita)【関連リンク】写真が全部入った完全版の記事を見る【ニュース】Apple創業者スティーブ・ジョブズ氏が死去【ニュース】Google、検索画面でスティーブ・ジョブズ氏を追悼
2011年10月06日まもなく公開となるパニックアクション映画『ピラニア 3D』。本作で、往年の名優スティーヴ・マックイーンの実の孫であるスティーヴン・R・マックイーンが銀幕デビューを果たしていることが話題を呼んでいる。すでに海外ドラマなどに出演し人気上昇中の孫のスティーヴン。祖父を彷彿とさせる顔立ちで今後、日本でのブレイクの可能性も?映画は、地殻変動の影響で古代の凶暴なピラニア数万匹が湖底より次々と解き放たれ、湖でバカンスを楽しむ若者たちを恐怖に陥れるというパニックムービー。スティーヴンが演じるのは、女保安官・シェリーの息子で17歳のジェイク。湖で新作のネット配信用のビデオを撮影するというポルノビデオ監督の案内役として湖へ。片想いの少女・ケリーが座礁したクルーザーの船室に閉じ込められ、彼女を助けるべく水中に身を投じる!本作で最も出演時間が長く、実質的な主演と言える役柄である。スティーヴンは1988年生まれで23歳になったばかり。ハリウッドの歴史に名を残す大スター、スティーヴ・マックイーンを祖父に、女優のニール・アダムスを祖母に、同じく俳優であるチャド・マックイーンとステイシー・トーテンを両親に持ち、いわば俳優一家のサラブレッドとして生まれた。2005年から2006年にかけて放送された「エバーウッド 遥かなるコロラド」の第4シーズンに準レギュラーで出演したほか、「タイムマシン大作戦」、「NUMBERS 〜天才数学者の事件ファイル」、「CSI:マイアミ」などTVシリーズに次々と出演してきた。最近では、「スーパーナチュラル」、「ゴシップガール」を抜いて、アメリカCWでNo.1の視聴率を獲得した人気ドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」に出演。ヴァンパイアと人間の少女の美しくも禁断の恋を描いた本作で、主人公・エレバの弟であるジェレミーを好演している。姉と同様に、両親を失った悲しみを抱え、酒やドラッグに手を出し、自滅的な生活を送るジェレミーが母性本能をくすぐるのか、全米での彼の人気は急上昇中!口許が祖父を彷彿とさせるスティーヴンだが、本作『ピラニア3D』では鍛えられた美しい肉体も披露しており血なまぐさいパニックアクションで、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」とはまた違った魅力を存分に見せてくれる。日本でもブレイク必至?あどけなさの残る将来のスター候補を早めにチェック!『ピラニア3D』は8月27日(土)より全国にて公開。■関連作品:ピラニア3D 2011年8月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 THE WEINSTEIN COMPANY LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2011年08月11日