アイ・オー・データ機器は1日、3,840×2,160ドット(4K)解像度に対応した液晶ディスプレイとして、40型ワイドモデル「LCD-M4K401XVB」と、28型ワイドモデル「LCD-M4K282XB」を発表した。12月下旬から発売し、価格はオープン。参考価格(税込)は、LCD-M4K401XVBが99,360円、LCD-M4K282XBが64,584円。○LCD-M4K401XVB3,840×2,160ドット(4K)表示が可能な40型ワイド液晶ディスプレイ。直販価格は99,360円。映像入力インタフェースはHDMI×3、D-sub×1、DisplayPort×1で、DisplayPortとHDMIで4Kの60Hz表示が可能。VA方式の液晶パネルを採用した。ブルーライトを低減させる「ブルーリダクション」機能を搭載し、低減率を5段階で調整可能。表示モードも多彩で、子画面を含めた2画面表示が可能な「PIP(Picture In Picture)」や、2画面を等倍表示する「POP(Picture Out Picture)」といったモードを備える。また、3Aまでの給電が可能なUSBポート、ヘッドホンをかけておけるフックを本体に装備し、操作用のリモコンも付属する。主な仕様は、画面サイズが39.5型ワイドの半光沢(ハーフグレア)、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、視野角が上下左右とも178度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が5,000:1、応答速度が8.5ms(GTG)で、オーバードライブ最大時が2.6ms(GTG)。6W+6Wのステレオスピーカーを搭載し、VESAマウントは200mmに対応する。本体サイズはW906×D228×H567mm、重量は約12.4kg。○LCD-M4K282XB3,840×2,160ドット(4K)表示が可能な28型ワイド液晶ディスプレイ。画面サイズ以外の機能や仕様は上記の「LCD-M4K401XVB」に準ずるが、AMD FreeSyncテクノロジーに対応することで、主にゲームプレイ時のティアリングやスタックリングを防止する。スタンドは可動式で、上23度/下5度のチルト、左右320度のスイーベル、130mmの高さ調節に対応し、背面側にはケーブルホルダーも装備する。バックライトのちらつきをなくした「フリッカーレス」設計も採用。リモコンは付属しない。主な仕様は、画面サイズが28型ワイドの非光沢(ノングレア)、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、視野角が上下160度/左右170度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が5ms(GTG)で、オーバードライブ最大時が2.2ms(GTG)。映像入力インタフェースはHDMI×3、D-sub×1、DisplayPort×1。3W+3Wのステレオスピーカーを搭載。VESAマウントは100mmに対応する。本体サイズはW663×D245×H427~557mm、重量は約8.3kg。
2015年12月01日SHARPは11月26日、パソコンやタブレット端末、スマートフォンと簡単にワイヤレス接続できる大画面70V型/60V型のタッチディスプレイ「BIG PAD(PN-L703W/PN-L603W)」を発売すると発表した。同ディスプレイは、マルチOS対応のワイヤレス接続機能を搭載しており、接続用のアプリケーションをインストールした端末内のデータを、配線なしで大画面に映し出せる。インストールレス接続にも対応しており、同梱のアダプター「ワイヤレストークン」をパソコンのUSBポートに挿すことで、接続用アプリケーションをインストールしなくてもワイヤレスで接続できる。また、フルスクリーン表示に加えて、4画面同時表示にも対応しており、円滑なミーティング運営をサポートする。機能面では、ワイヤレス接続中に画面上にペンや指で書き込める「オーバーレイ描画機能」を内蔵し、書き込み後の画面をキャプチャーして接続中のパソコンやUSBメモリーに保存できる。さらに、パソコンと接続しなくても、必要な時にすぐに立ち上げて「書く・消す・保存」ができる簡易ホワイトボード機能も備えている。さらに、さまざまなファイル形式のデータを軽快にタッチ操作できるビューアーアプリケーション「SHARPタッチビューアー」に対応し、異なる形式の複数のファイルを1つの画面上に並べて表示できる。また、Windows上の「ペンデジタイザー」入力にも対応しているため、入力モードを切り替えることなく、ペンによるタッチか指によるタッチかを自動で判別する。2016年2月上旬発売予定の70V型ワイドの「PN-L703W」、2016年3月上旬発売予定の60V型ワイドの「PN-L603W」とも価格はオープン。専用フロアスタンドや壁掛け金具などの周辺機器も別売する。
2015年11月27日米Appleが2018年にも同社iPhoneに有機ELディスプレイ(OLED)技術を採用すべく、複数の部品メーカーらに通達を出したというニュースが話題になっている。実際にiPhoneは既存の液晶ディスプレイ(LCD)からOLEDへと置き換えられていくのだろうか。同件は日本経済新聞が報じている。また、同じ内容で英語版にあたるNikkei Asian Reviewで全文が公開されているので興味ある方は確認してほしい。それによれば、Appleは2018年にも登場するiPhoneにOLEDを採用する計画で、同技術への適合や増産に向けた投資を打診しているという。実際、すでにサプライヤの1社であるLG DisplayがOLED増産に向けた設備投資を表明している。ただし、スマートフォン等で利用される中小型のOLEDパネルは、AMOLED方式を採用するSamsungが圧倒的シェアを獲得しており、同社Galaxyシリーズに全面採用している。一方でLG DisplayのOLED増産はTV向けの大型パネルも含んでいるが、iPhoneを含む世界のスマートフォンでの採用を見込んだ中小型パネルの外販を目指しているとも考えられ、OLED開発競争が加速する可能性がある。現行iPhone向けのLCDパネルサプライヤとしては、上記2社のほか、日本のシャープとジャパンディスプレイ(JDI)の2社がいる。日経新聞の同報道を受け、日本時間で11月26日は売上損失懸念から両社ともに株価が急落している。JDIは、産業革新機構(INCJ)、ソニー、パナソニックの3社とともにJOLED(ジェイオーレッド)というジョイントベンチャーを設立し、2017年以降をめどにOLED製品の開発と量産を発表しているが、現時点ではモニター向けの中型パネルやサイネージなど、すでにスマートフォン向けで大きなシェアを握るSamsungらとは直接競合しにくい領域を選択している。もし今回の報道が事実であり、Apple側の要請を受けてiPhone向けの量産計画を立てるのであれば、その動向が注目される。このiPhoneでのOLED採用については、興味深いレポートをKGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏が、つい2週間ほど前に発表している。Mac Rumorsによれば、同氏はiPhoneでLCD向けバックライトを提供しているミネベアをはじめとするサプライチェーンらの情報を総合し、少なくとも今後3年間はAppleがiPhoneでOLEDを採用することはないと結論付けている。また、iPhone組み立ての主力企業であるFoxconnことHon Hai Precision IndustryがTFT LCDの製造ラインの大規模投資を行っており、この大量生産が2018年にスタートする見込みであることから、3年という期間を超えてもなお、既存のLCD技術をiPhoneで採用し続ける可能性があるとも分析している。2018年という部分が偶然にも一致した2つのレポートだが、その後の展開を巡っては両者の意見は完全に異なっていることになる。実際、2018年というのは年1回新製品がリリースされるiPhoneにおいて3世代先の話であり、どのディスプレイ技術が採用されるかは完全に未知数の世界だ。ただ、Appleの会計年度で2015年度時点ですでにiPhoneの世界販売台数は2億台を突破しており、もし今後も順調に7~10%程度の年率成長を果たしていくのであれば、2018年には2.45~2.66億台の年間販売台数に達する。仮に横ばいで推移したとしても、2億枚のパネル需要をOLEDで満たさねばならず、サプライヤの限られるOLED 1本にディスプレイ技術を絞るのは3年先の話とはいえAppleにとって大きなリスクになると筆者は考える。Appleは「Apple Watch」でOLED技術を採用しているが、未公表ながら必要パネル枚数は数百程度とiPhoneのボリュームに比べても著しく低く、その意味でのリスクはなかった。そのため、仮にOLEDを採用するのであっても、iPhoneのラインナップに応じて同じ世代でディスプレイ技術を使い分ける可能性もあるのではないかと予想する。
2015年11月26日シャープは11月26日、PCやスマートフォンなどとワイヤレス接続できるタッチディスプレイ「BIG PAD」を発表した。発売は70型の「PN-L703W」が2016年2月上旬、60型の「PN-L603W」が2016年3月上旬。本体価格はオープンで、推定市場価格(税別)はPN-L703Wが1,000,000円前後、PN-L603Wが810,000円前後。オフィスの会議室に設置するミーティング用途やホワイトボードの代替、学校の教室といった利用を想定している。BIG PADは、Wi-Fi(IEEE802.11 b/g/n)または有線LAN(100BASE-TX/10BASE-T)経由でPCなどのデバイスと接続し、デバイスの画面をそのまま表示できるタッチディスプレイ。接続中のPCは、BIG PADの画面でタッチ操作が行える。同梱のアダプター「ワイヤレストークン」を、BIG PADと接続したいデバイスのUSBポートで使用すると、接続用アプリケーションをインストールせずにBIG PADとのワイヤレス接続が可能。ワイヤレス接続時に、画面上にペンや指で書き込める「オーバーレイ描画機能」を内蔵。4人までの同時書き込みに対応している。書き込み後の画面はデータとして保存可能だ。ワイヤレス接続時にはフルスクリーン表示のほか、4画面を同時に表示できる。PCレスで書き込みや保存が行える簡易ホワイトボード機能も搭載した。赤外線遮断検出方式タッチパネルを採用し、本体には出力10W×2のステレオスピーカーを内蔵。各種のデータをタッチ操作で参照・比較できるアプリ「SHARPタッチビューアー」に対応している。主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット、液晶パネルがLEDエッジ型、視野角が水平160度/垂直160度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が3,000:1、応答速度が6ms。映像入力インタフェースはHDMI×3、D-sub×2、DisplayPort×1。本体サイズと重量は、70型が約W1,647×D94×H1,010mmで約61kg。60型が約W1,437×D94×H890mmで約48kg。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X v10.9 / 10.10、iOS 7.0以降、Android 4.0以降。
2015年11月26日アイ・オー・データ機器は18日、ブルーライトを低減する「ブルーリダクション機能」を搭載した23.8型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-MF244ED」シリーズを発表した。ホワイトとブラックを用意。12月下旬より発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別23,800円前後。長時間の使用に配慮した、23.8型ワイド液晶ディスプレイ。長時間の連続使用を避けるため、一定時間でアラートメッセージを表示させる「VDTモード」を搭載し、目が疲労しないよう警告を表示する。表示メッセージはカスタマイズも可能。このほか、バックライトのちらつきを低減した「フリッカーレス」設計や、ディスプレイ本体でブルーライトを低減させる「ブルーリダクション」機能を搭載。ブルーライトの低減率は5段階で調整できる。液晶パネルには広視野角のADSパネルを使用し、本体はベゼル幅13.9mmの狭額ベゼル設計。PC電源と連動してディスプレイの電源をオン / オフする「自動電源オフ機能」も搭載する。主な仕様は、画面サイズが23.8型ワイドの非光沢(ノングレア)、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下 / 左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が14ms(GTG)で、オーバードライブ最大時が6.1ms(GTG)。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-Sub×1。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載し、スタンドのチルト角度は上20度 / 下-5度で調整可能。VESAマウントは100mmに対応する。本体サイズはW557×D210×H409mm、重量は約4.2kg。
2015年11月18日米Optinventは、Android OSとARディスプレイを搭載したヘッドホン「ORA-X」を開発した。現在クラウドファンディングサイト「Indiegogo」にて資金援助を募っている。11月13日18時の時点で59,000ドル以上を集めており、目標額の60,000ドルをまもなく達成しそうな勢いだ。ORA-Xは、Google GlassのようなARディスプレイを搭載したBluetoothヘッドホン。15フィート(約4.6m)先に仮想ディスプレイを表示し、音と同時に映像を楽しめる。Android OSを内蔵しており、アプリの利用も可能。IngressやPokemon GO (2016年提供開始予定)のような拡張現実ゲームをサウンドとともに楽しめる。ORA-Xは349ドルの出資で1台入手可能。2016年5月に出荷を予定しており、製品化後の販売予定価格は599ドルとなっている。バッテリー駆動時間は約8時間。Wi-Fi機能により、メールやメッセージの受信もOK。500万画素のカメラを搭載し、写真撮影を行える。
2015年11月13日EIZOは9日、セキュリティ市場に向けた18.5型ワイド液晶ディスプレイ「DuraVision FDWX1905W」を発表した。2016年2月の発売予定で、価格はオープン。セキュリティ市場向けに発売される画面サイズ18.5型ワイドの液晶ディスプレイ。映像入力端子としてHDMIを装備している。EIZO製のセキュリティ向け液晶ディスプレイでHDMI入力を備えたモデルは23型に限定されており、設置スペースに限りのある場所ではHDMI映像出力機器との親和性が低く設置が困難なことが多かった。今回の18.5型ワイドモデル「DuraVision FDWX1905W」は横幅が44cmと、23型ワイドモデルと比較して10cm以上短くなっているため、設置スペースに限りがある場所でも利用できるしている。加えて、19インチラックに取り付けるためのラックマウント金具「AR-05」も現在開発中。こちらも2016年2月の発売予定で、価格はオープンとなっている。
2015年11月09日EIZOは28日、液晶ディスプレイ画面の色合いといった設定値をクラウド上に保存して共有できるサービス「G-Ignition Drive」を発表した。主にゲーミング環境を想定しており、10月28日から開始する。液晶ディスプレイの設定は、ディスプレイ本体かPC上の専用ソフトウェアに設定値を保存するのが一般的だが、このサービスを利用してクラウドに保存して共有することにより、自分の設定値を知人が使用したり、他人の設定を自分のディスプレイに適用したりできる。設定の保存はゲームのタイトルごとに行えるので、ゲームタイトルを選んでインポートすれば瞬時に最適な設定でプレイが楽しめる。日本の「DeToNator」や、スウェーデンの「Ninjas in Pyjamas」などのプロゲームチームも「G-Ignition Drive」で設定を公開中。プロの画面設定がどのようなものなのかを確認したり、プロゲーマーと同じ画面設定でゲームをプレイできる。「G-Ignition Drive」対応液晶ディスプレイは、「FORIS FG2421」、「FORIS FS2434」、「FORIS FS2434-R」など。対応ソフトは「G-Ignition Version 2.0」。
2015年10月28日マウスコンピューターは21日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、業務用となる21.5型タッチ対応モデル「ProLite T2234MC-B1X」を発表した。10月23日から発売する。価格はオープンで、楽天市場の直販ショップにおける参考価格は92,448円(税込)。ProLite T2234MC-B1Xは、投影型静電容量方式の10点マルチタッチに対応した21.5型の液晶ディスプレイ。Windows 7 / 8 / 8.1のOS標準タッチドライバで動作し、Mac OS 9とOS X用のドライバも提供される。Windows 10については、基本的なタッチ操作が可能なことは確認済みだが、すべてを保証するものではないとしている。本体のフロントベゼル正面は、IP65の防塵防滴に適応。常に水がかかる環境を除いて、医療や工場の現場、店舗の操作端末など、さまざまな場所での使用を想定している。主な仕様は、液晶パネルがIPS方式、バックライトがLED、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が250cd/平方メートル(タッチパネル装着時は225cd/平方メートル)、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下左右とも178度、応答速度が14ms(GtoGは8ms)。映像入力インタフェースはDVI-DとD-Subで、そのほかタッチパネル通信用のUSBポートがある。スタンドのチルト角は90度と大きく、画面の縦回転(ピボット)も可能。ネック部分には、各種のケーブルをまとめておくケーブルホール/カバーを設けている。VESAマウントは100mmに対応。消費電力は標準27W、最大30W、パワーマネジメントモードで最大2Wとなっている。本体サイズはW517.5×D219×H351.5mm、重量は7.2kg。
2015年10月21日ラックは10月14日、標的型攻撃の脅威への対策として、企業・組織内のシステムがマルウェアに侵入されたことを想定した耐性検証を行うAPT攻撃耐性診断サービス「APT先制攻撃」の提供を開始した。同社は、標的型攻撃の対策において重要なことは、標的型攻撃により境界防御を破られてマルウェアの侵入を許した場合に、それを既存のセキュリティ対策施策で発見、攻撃の無効化、被害予測を事前に行っておくこと考えており、今回、独自開発した擬似攻撃マルウェアを企業・組織内部に放つことで、企業・組織が標的型攻撃に対してどの程度の耐性があるのかを調べる同サービスを開発した。同サービスは、同社の緊急対応サービスである「サイバー救急センター」が実際に調査した被害実例から、標的型攻撃に見られる攻撃手法や被害発生内容を分析し、この攻撃を再現する無害な擬似攻撃マルウェアを使用し、企業・組織内のシステムに擬似的な攻撃を安全に行う。同サービス向けに開発された擬似攻撃マルウェアは、システムにはダメージを与えずに、マルウェアの感染活動への耐性、権限昇格の耐性、重要情報へのアクセスと窃取に関する耐性に代表される項目の評価を行う。同社のエンジニアは、擬似攻撃マルウェアの実行結果と企業・組織内に残されたログをもとに、標的型攻撃への耐性を評価して具体的な弱点を報告する。診断を受けた企業・組織は、すでに導入されているセキュリティ対策や標的型攻撃対策が有効に機能しているかを評価でき、具体的な弱点への対策を行うことが可能となる。標的型攻撃の脆弱性診断に必要なヒアリングなどの事前準備から、擬似攻撃による診断作業、実施結果の分析を経て報告会まで、約三カ月を必要とする。価格は、診断準備から、診断の実施、分析と報告までを含むパッケージとして600万円からとなっている(税別)。
2015年10月15日ロジテックINAソリューションズは8日、1Uラックマウント型のNAS「LSV-5S4RK1S」シリーズと、「LSV-5S4RK1W」シリーズを発表した。10月下旬より発売する。価格は税別217,000円から。○LSV-5S4RK1Sシリーズ「LSV-5S4RK1S」シリーズは、1Uラックマウントに対応したNAS。4TBと8TBの2モデルを用意。価格は4TBが税別298,000円、8TBが税別317,000円。OSとして、Windows Storage Server 2012 R2 Standerd Editionを搭載。51人以上のユーザで利用する環境に適したモデルで、ActiveDirectoryにも参加可能。HDDとしてウエスタンデジタル製「WD Red」×4台を内蔵する。対応RAIDモードはRAID 0 / 1 / 5。ホットスワップも可能。クライアントPCのブラウザからNASの基本設定が行える「WebUI」を採用し、リモートデスクトップ経由で、直接操作する感覚での設定が可能。障害発生時にビープ音を鳴らしたり、メール通知するといった独自機能を「ロジテックツール」として搭載している。主な仕様は、CPUがIntel Atom D525(1.80GHz)、メモリが4GB。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×2、USB 2.0×6、eSATA×1。冷却用ファンを4基内蔵し、リカバリーメディアが付属する。本体サイズはW432.6×D496×H44mm、重量は約9.5kg。○LSV-5S4RK1Wシリーズ「LSV-5S4RK1W」シリーズは、Windows Storage Server 2012 R2 Workgroup Editionを搭載するモデル。4TBと8TBの2モデルを用意。価格は4TBが税別217,000円、8TBが税別348,000円。50人以下でのユーザで利用することを想定した設計となっており、搭載OS以外の仕様や機能は、LSV-5S4RK1Sシリーズとほぼ共通。
2015年10月08日パイオニアは10月7日、カロッツェリアブランドから2Dメインユニットタイプのディスプレイオーディオ「FH-9200DVD」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は39,800円前後(税込)。FH-9200DVDは、タッチパネル式の7V型(ワイドVGA)ディスプレイを採用。タッチやフリック、スライドなどスマートフォンのような直感的な操作が可能だ。高コントラストでメリハリのある画質を実現する「ブリリアントフィニッシュパネル」の採用により、動画もクリアに表示できるという。高性能なDSPにより、各スピーカーからの音の到達時間をコントロールして音像を定位させる「タイムアライメント」や、13バンドのグラフィックイコライザーも搭載。圧縮音源の補間を行う「アドバンスド・サウンドレトリバー」も搭載した。光学ドライブはDVD。USBデバイスからの音楽・動画再生も可能だ。Bluetooth機能も搭載しており、ペアリングしたスマートフォンにかかってきた電話のハンズフリー通話にも対応する。iPhoneを使用した場合には、Siriによる音声認識操作も可能だ。ドコモ ドライブネットナビ(Android版)の表示と操作に対応する「マップリンク機能」を搭載。ドコモ ドライブネットナビは、NTTドコモとパイオニアが共同開発したアプリで、NTTドコモの端末でのみ使用可能だ。ドコモのスマートフォンをUSB接続することで、ドライブネットナビの画面がメインユニットの画面に表示される。月額使用料は300円だ。○6.2V型モニターを採用する「FH6200DVD」も同時発売6.2V型の「FH-6200DVD」も同時に発売する。推定市場価格は29,800円前後だ(税込)。Bluetoothは非搭載となる。
2015年10月08日ラックは10月6日、ビーコン(BLE:Bluetooth Low Energy)技術を用いてオフライン・プロモーションを可能とするソリューション基盤 「ポトフ」 (POTF: Plural Options of Transfer Facility、情報伝達機能を提供する複数の手段)を開発し、第1弾となるシステムを提供したと発表した。同基盤は、教育施設やアミューズメント施設、商業施設などにおいて、位置情報と連動して関連した情報を提供することにより、来場者の満足度の向上や購買行動の促進を実現し、施設の利用状況の分析などを可能にするというオフライン・プロモーションのソリューション基盤。同基盤の利用により、スマートフォンで動作するアプリケーションの開発はコンテンツの素材を準備するだけで容易に制作できるといい、ビーコン発信機の設定と設置は関連ノウハウと経験があれば設置・調整とも短期間に可能とのこと。同基盤により、オフライン・プロモーション・ソリューションを開発する際の開発コストの低減、短納期の実現、品質の確保が可能になったと同社はいう。同基盤で実現したシステムでは、ビーコン受信機を持つ利用者の行動を情報として収集・蓄積しているとのこと。そのため、リアルタイムまたは事後に訪問者の行動分析を行うなど、マーケティングの基礎情報としても利用できるとしている。同社は2014年12月に東京動物園協会と協力して、葛西臨海水族園においてビーコンとスマートフォンを利用する情報提供サービスの実証実験を行い、1カ月間に1,800名近くの来園者が情報提供サービスを利用し、高い満足度と有益なシステムへのフィードバックがあったという。同基盤を使用して開発した事例の1つに、9月24日に東京動物園協会が発表し、現在開催中のイベントである「都立動物園・水族園クイズラリー『なきまね怪盗現る!? コキャットからの挑戦状 IN TOKYO ZOO』」があるとのこと。同イベントでは、来園者が所有するスマートフォンに専用アプリケーションをダウンロードし、都立動物園または水族園4園(上野動物園・多摩動物公園・葛西臨海水族園・井の頭自然文化園)に来園すると、園内に設置したビーコン発信機の通知を受信してクイズ・ラリーが始まる。園内の動物の鳴き声や各種の興味深い情報を、スマートフォンの表現力で来園者に伝えることで、来園者の興味と関心がより引き出されるとしている。同基盤は教育施設での利用の他、野球場やサッカー場などスポーツ施設での情報提供や、商業施設でのプロモーション、迷子対策への活用など、低コストかつスピーディーにオフライン・プロモーションを始めることが可能になるという。同社は、同基盤を利用するシステムを開発することにより、多くの施設利用者にスマートフォンを利用した便利なサービスを提供していく意向だ。
2015年10月07日シャープは10月6日、フリーフォームディスプレイ(FFD)の進化形として、12.3型FFDの中央部が凸型に湾曲した「曲面型FFD」など新たに4種類のFFDを開発したと発表した。曲面型FFDは、曲面デザインが多い自動車のダッシュボードなどへの搭載を想定して開発されたもので、残りの3種類も円形型ディスプレイの周囲に操作ダイヤルを備えた「ダイヤルUI搭載円形型FFD」、車のバックミラーを想定しFFDの側面にタッチセンサを備えた「エッジUI搭載ミラー型FFD」、そして「台形型FFD」と、自動車への搭載を意識したものとなっている。なお、これらのFFDは10月7日より千葉県・幕張メッセにて開催される「CEATEC JAPAN2015」の同社ブースにて展示される予定だという。
2015年10月06日ジャパンディスプレイ(JDI)は10月1日、放送局や映像制作現場向けに17.3型の8K(7680×4320画素)液晶ディスプレイを開発したと発表した。同ディスプレイは低温poly-Si(LTPS)技術を用いて8K画素(RGBストライプ配列)を実現。精細度は510ppiで、表面輝度は500cd/m2、フレーム周波数は120Hzと、なめらかかつ高精細な画質をIPS液晶の特徴である広視野角、高コントラスト(2000:1)などと組み合わせることで、8K映像を表現することを可能とした。なお、同社では、今後、業務用映像機器をはじめとした幅広い用途に8K技術を提案していきたいとしている。
2015年10月02日センチュリーが運営する「白箱.com」は1日、強化ガラスを採用した液晶ディスプレイ用ガラススタンド「Table GEAR」を発売した。価格は2,980円(税込)。液晶ディスプレイを載せるためのガラススタンド。天板がガラス製で、割れても飛散しにくい厚さ8mmの強化(耐圧)ガラスを使用。脚部は鏡面加工されたスチール製で耐久性に優れ、最大30kgの荷重に耐える。32型ワイドの液晶ディスプレイを設置できる設計。スタンドの高さは120mmあり、下部のスペースにキーボードなどを収納可能。机上スペースの節約にも役立つ。スタンドは工具不要の組み立て式。脚部のはめ込みを緩めることで傾きなどを調整できる。本体サイズはW700×D280×H120mm、重量は約3.4kg、脚部の直径は29mm。
2015年10月01日ロジテックINAソリューションズは25日、19型4Uラックマウントタイプの業務用カスタムコントローラ「LR-45」シリーズを発表した。9月下旬から発売し、価格はオープン。○LR-45N10最大で5ポートのシリアルポートを搭載できるカスタムコントローラ。パラレルポートも搭載するなど、レガシーデバイスをサポートする。PCIスロット×3基を搭載し、過去に使っていた資産も活用できるようになっている。PCI Express x16×1基も装備。拡張ベイは外部5.25インチベイ×1基、内部3.5インチベイ×2基を装備。正面には大型の吸気ファンと3.5インチドライブ専用の吸気ファンを備え、背面には2基の排気ファンを搭載する。正面のカバーは可動式。電源ユニットにはニプロン製「ePCSA-500P-X2S」を標準で装備する。CPUには第3世代Intel Core i3を搭載できるほか、コストパフォーマンスを重視したPentiumも選択可能。OSはWindows 7 Professional for Embedded Systems、もしくはWindows 8.1 Industry Proに対応する。○LR-45R20ニプロン製の電源ユニット「ePCSA-500P-X2S」と、リコー製のマザーボード「FB20」を採用するモデル。PCIスロット×4基、PCI Express x16×1基、PCI Express x4×1基、PCI Express x1×1基を搭載し、デュアルディスプレイ環境にも対応。Gigabit Ethernet対応有線LANポート×2基を備えるほか、シリアルポート×2基の増設にも対応する。奥行きが355mmと短く、「LR-41」シリーズと比較して約30%短縮しながら、最大270mmの拡張カードを装着可能。拡張ベイは外部5.25インチベイ×1基、内部3.5インチベイ×2基を装備。正面には大型の吸気ファンと3.5インチドライブ専用の吸気ファンを備え、背面には2基の排気ファンを搭載する。正面のカバーは可動式。CPUには第4世代Intel Core i7を搭載可能。
2015年09月25日韓国Samsung Electronicsは9月25日(現地時間)、コンシューマー向けのヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」を発表した。今秋に発売し、米国での価格は99ドル。日本での発売については明らかになっていない。Gear VRはSamsung Electronicsと米Oculus VRが共同開発しているVR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイ。4月に国内発表された「Gear VR Innovator Edition」が開発者向けだったのに対し、今回のGear VRは一般消費者向けとなる。対応するスマートフォン・タブレット「Galaxy Note 5」「Galaxy S6 edge+」「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」をGear VRにセットして使用。360度3DでVRコンテンツを楽しめる。「Gear VR Innovator Edition」に比べて22%軽量化したほか、より快適に装着できるよう新たなクッション素材を採用。さらに操作しやすくタッチパッドも改良したという。サイズはW201.9×D116.4×H92.6mm、重量は310g。加速度センサーとジャイロセンサー、近接センサーを搭載。視野角は96度。スマートフォンと接続するためのmicroUSB端子を持つ。カラーはフロストホワイト。
2015年09月25日ラックとITbookは9月15日、ITbookが有するマイナンバー分野でのITコンサルティングの知見と経験と、ラックが有する情報セキュリティ分野での知見と経験を連携させ、自治体が取り組むマイナンバーのセキュリティ対策、特に対策が困難とされる標的型攻撃対策への支援を共同で推進することで基本合意した。今回の合意の下、ITbookが自治体のマイナンバー導入コンサルティングにより得た運用と管理のノウハウを、ラックの自治体の標的型攻撃対策支援ツールの開発に提供する。また、 ラックが持つ標的型攻撃に対する情報と対応策をITbookに提供し、自治体のマイナンバー管理、運用におけるセキュリティ対策を共同で提案する。そのほか、全国の自治体職員への標的型攻撃対策への理解度を深めるため、2社の共同主催によるセミナーや研修会を開催する。
2015年09月16日シャープは東京メトロと共同で、同社が試作したシースルー・ディスプレイを有楽町線豊洲駅の透過型ホームドアに設置し、9月19日から半年程度の予定で実証実験を開始する。設置箇所は同駅4番線(和光市方面行きホーム)の先頭から2両目の透過型ホームドア、駅の案内や広告などの映像コンテンツを表示する。同ディスプレイは、カラーフィルターを使用せず、RGB各色の光源の点灯に合わせて画面を切り替えることで、シースルーのカラー映像を表示するもの。また、IGZO液晶ディスプレイ技術の採用により、画面の高速切り替えによる滑らかな動画表示と透過率の向上を実現した。透過型ホームドアで表現している駅空間の広がりを損なうことなく、駅の案内や広告などの映像コンテンツを表示可能という。実証実験では、地下駅の環境に適した映像や技術的課題などを、半年程度かけて検証するという。なお、国内の鉄道駅にある透過型ホームドアへの設置は、東京メトロによると国内初とのこと。同ディスプレイは、シャープと国立研究開発法人 産業技術総合研究所が国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「クリーンデバイス社会実装推進事業」に申請し、2015年6月に「デザイン多用途型省エネディスプレイ」に採択されたという。
2015年09月15日マウスコンピューターは11日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、AMD FreeSyncテクノロジーに対応した27型2,560×1,440ドットの「ProLite B2783QSU」を発売した。価格はオープンで、楽天市場の直販ショップにおける参考価格は59,800円(税込)。AMD FreeSyncテクノロジーに対応したADM製GPU(APU内蔵グラフィックスを含む)と、同じく対応ディスプレイの通信を制御し、ティアリングなどをおさえた滑らかなゲーム画面の表示を実現する機能。また、ProLite B2783QSUは、LEDバックライトのちらつきを減らすフリッカーフリー技術や、画面から発せられるブルーライト成分を減らすBlue Light Reducer機能を搭載している。主な仕様は、液晶パネルが非光沢(ノングレア)タイプのTN方式、画面サイズが27型、解像度が2,560×1,440ドット、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ACR時12,000,000:1)、視野角が上下160度/左右170度、応答速度が標準で5msおよびGtoGで1msだ。映像入力インタフェースは、DVI、HDMI、DisplayPortの3系統で、2.0W+2.0Wのステレオスピーカーを内蔵、音声入力は3.5mmステレオミニジャック。ヘッドホン出力端子と、USB 3.0×2ポートのUSBハブ機能も内蔵している。スタンド機能は、27度のチルト、90度のスウィーベル、130mmの高さ調節、90度のピボットをサポート。VESA 100mmマウントにも対応する。消費電力は標準で44W、最大で70W、パワーマネジメント時で最大0.5W。本体サイズはW622.5×D230×H400.5~530.5mm、重量は6.1kg。
2015年09月11日グリーンハウスは9日、VESAマウント規格に対応し、4軸の関節を備えたアームによって4画面同時搭載が可能な液晶ディスプレイ用アーム「GH-AMCB1-F」を発表した。発売は9月中旬を予定しており、価格はオープンプライス。VESAマウント75mm/100mm規格に対応した液晶ディスプレイアーム。耐加重はアーム1本につき6.0kgで、4画面合計24.0kg。対応画面サイズは最大23.6インチとなる。C型クランプによりしっかりとデスクなどの天板に固定可能。上20度下25度のチルト調整、左右各25度のパン調節に加え、左右各90度のスイング、360度回転に対応する。取り付けできる天板は、厚さ15~75mmで奥行き90mm以上、幅170mm以上。本体サイズはW580×D242×H888mm、重量は約5.8kg。
2015年09月09日ASUSは2日(ドイツ時間)、ゲーミングブランド「R.O.G」から、IPS液晶パネルを採用するゲーミング液晶ディスプレイとして、34型曲面モデル「ROG Swift PG348Q」と、27型ワイドモデル「ROG Swift PG279Q」を発表した。価格や発売時期などは未定。「ROG Swift PG348Q」は、画面が弓なりに湾曲した34型ワイド液晶ディスプレイ。解像度は3,440×1,440ドット、アスペクト比は21:9(シネスコサイズ)、液晶パネルは広視野角のIPS方式を採用する。リフレッシュレートは最大100Hz駆動で、表示遅延やティアリングを抑えるNVIDIAのディスプレイ表示技術「G-SYNC」に対応する。画面上に照準やタイマーを表示する「ASUS GamePlus」や、プレイするゲームに合わせて色調などを変えられる「GameVisual」機能を搭載。また、チルト角度やスイーベル、高さの調節が可能。「ROG Swift PG279Q」は、IPS液晶を採用する27型ワイド液晶ゲーミングディスプレイ。リフレッシュレートは最大165Hz駆動で、NVIDIA G-SYNCに対応する。
2015年09月04日ソニーモバイルコミュニケーションズは9月2日(ベルリン時間)、Xperia Z4の後継になるフラッグシップスマートフォン「Xperia Z5」、4Kディスプレイを搭載した最上位モデル「Xperia Z5 Premium」、小型モデル「Xperia Z5 Compact」などXperia Z5シリーズを発表した。Z5とZ5 Compactは10月、Z5 Premiumは11月の発売を予定している。Xperia Z5シリーズはアルミフレームを用いた筐体にガラスを組み合わせたデザインを継承し、Xperia Z4と同様にIP65/68相当の防水・防塵性能を備える。3機種ともに新たに指紋センサーが電源ボタンに統合されており、電源ボタンに触れて素早くロックを解除できるようになった。大きな強化ポイントになっているのがカメラだ。Xperia Z1以来となるカメラモジュールの刷新を行っており、背面カメラに1/2.3型と大きな2300万画素のExmor RS for Mobileセンサーを採用し、F2.0のGレンズを組み合わせた。さらに位相差方式とコントラスト方式を併用したハイブリッドオートフォーカスを用いることで最速0.037秒の高速オートフォーカスを実現している。最大ISO12800の静止画と4Kビデオの撮影をサポート。クリアイメージズーム技術によって、5倍ズーム使用時でも画質を維持した鮮明な写真を撮影できる。SteadyShotも向上しており、自転車やスケートボードなどアクション撮影において映像や画像がより安定する。前面カメラは、500万画素のExmor R for Mobileセンサーを備える。オーディオ機能も充実しており、ハイレゾ音源再生に対応、MP3やAACなどの圧縮音源もDSEE HXTMテクノロジによってアップスケールした音質で再生する。またノイズキャンセリング機能を搭載したハイレゾ・オーディオ対応ヘッドセット「MDR-NC750」を用いることで、ノイズキャンセリングしながらハイレゾ音源を楽しめるようになった。プロセッサはQualcomm Snapdragon 810 (MSM8994)でRAMは3GB。フラッシュメモリは最大32GB、microSDカードスロット(最大200GB)を備える。ワイヤレス機能は、Wi-Fi(Z5とZ5 PremiumはMIMO、Z5 CompactはSISO)、Bluetooth 4.1、NFCなど。OSはAndroid 5.1 Lollipopだ。○Xperia Z5 / Xperia Z5 CompactXperia Z5とXperia Z5 Compactには、背面のガラスにつや消し処理を施したフロストガラスが用いられており、シンプルで一体感のあるデザインになっている。Xperia Z5は、5.2インチのフルHD(1920×1080)ディスプレイを搭載する。バッテリー容量は2900mAh。本体サイズは146×72×7.3ミリ、重さは154グラムだ。色は、ホワイト、グラファイトブラック、ゴールド、グリーンの4色。片手で扱いやすいコンパクトサイズのXperia Z5 Compactは、4.6インチの720p HD(1280×720)ディスプレイを搭載し、本体サイズは127×65×8.9 ミリ、重さは138グラムだ。色は、ホワイト、グラファイトブラック、イエロー、コーラルの4色。○Xperia Z5 Premium5.5インチ・ディスプレイのXperia Z5 Premiumは、スマートフォンとして初の4K UHD(3840×2160、806 PPI)液晶を搭載し、撮影した4Kビデオをそのままの解像度で楽しむことが可能。また、フルHD以下のビデオや写真もアップスケール技術によって、4K解像度に相当する画質で表示する。背面のガラスに鏡のようにつやのあるガラスが用いられており、高級感のある仕上がりになっている。本体サイズは154.4×76.0×7.8 ミリ、重さは180グラム。3430mAhの大容量バッテリーを内蔵し、最大2日のバッテリーライフを実現している。色はクローム、ゴールド、ブラックの3色。Xperia Z5シリーズには、各モデルのサイズや色に合わせた「Style Cover Window」ケースが用意される。カバーを閉じたままでも最大5つのウイジェットにアクセスすることが可能だ。
2015年09月03日韓国Samsung Electronicsは8月31日、円形ディスプレイを搭載したスマートウォッチ「Samsung Gear S2」を2モデル発表した。価格や発売時期、提供地域についてはアナウンスしていない。「Samsung Gear S2」は、1.2インチ円形Super AMOLEDディスプレイ搭載のスマートウォッチ。回転式のベゼルとホームボタン、戻るボタンを搭載しており、アプリに迅速にアクセスできるほか、直感的な操作性を実現しているという。そのほか、NFCに対応しており、モバイル決済が利用可能となっている。デザイン面では、スポーティな「Gear S2」と革バンドの「Gear S2 classic」の2モデルをラインナップ。なお、どちらのモデルも機能面では差がなく、デザインのみ異なっている。また、「Gear S2」には単体で3G通信が行えるモデルも用意している。3G通信に対応しない標準モデルの主な仕様は次の通り。OSはTizen OS。CPUは1GHzのデュアルコア。内蔵メモリは512MB。ストレージは4GB。ディスプレイ解像度は360×360ピクセル。サイズ/重量は、「Gear S2」が幅約42.3mm×高さ約49.8mm×厚さ約11.4mm/約47g、「Gear S2 classic」が幅約39.9mm×高さ約43.6mm×厚さ約11.4mm/約42g。バッテリー容量は250mAh。連続駆動時間は2日から3日。IP68に準拠した防水・防塵性能を備える。通信面では。IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1、NFCに対応する。カラーバリエーションは、「Gear S2」がDark GrayとWhiteの2色、「Gear S2 classic」はBlackのみ。3G通信対応「Gear S2」は、サイズ/重量が幅約44.0mm×高さ約51.8mm×厚さ約13.4mm/約51g。バッテリー容量は300mAh。連続駆動時間は約2日。そのほかの仕様は標準モデルと同様。対応周波数やバンドについてはアナウンスされていない。
2015年09月01日EIZOは1日、フレーム幅が1mmの27型ワイド液晶ディスプレイ「FlexScan EV2750」を発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。価格はオープンで、同社の通販サイト「EIZO ダイレクト」での価格は111,024円(税込)。ディスプレイの額縁部分、四辺すべてが1mm以下の27型ワイド液晶ディスプレイ。電源スイッチなどを新規開発することで、フレームレスのフラットデザインを実現した。非表示エリアは左右6.7mm、下部が15.3mm(額縁除く)となっており、マルチディスプレイ環境においても継ぎ目が気にならず、快適に使用できるとしている。画質関連の機能として、紙に似た風合いの「Paperモード」と、周囲の明るさを検知して画面を自動調整する「Auto EcoView」を併用することで、画面から発生するブルーライトを大幅にカット。加えてフリッカーフリーによる「ちらつき削減機能」を搭載するなど、眼精疲労などを極力抑えるように配慮されている。なお、ブルーライトカット機能、ちらつき削減機能については、ドイツ認証機関の認証を取得済み。主な仕様は、液晶パネルが27型ワイドの非光沢(ノングレア)IPS方式、解像度が2,560×1,440ドット、視野角が水平垂直とも178度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が5ms(中間階調域)。映像入力インタフェースは、HDMI×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。2ポートのUSB 3.0ハブポートと、1.0W+1.0Wのスピーカーを搭載する。スタンドのチルト角度は上35度/下5度で、左右344度のスイーベルと、上下155mmの高さ調節、90度ピボットが可能。VESA 100mmマウントにも対応している。本体サイズはW611.6×D245×390.2~545.2mm、重量は約7.9kg。
2015年09月01日ここで紹介するのは、100均のワイヤーラックや無印良品のダンボールファイルボックス、間仕切りをうまく活用したキッチン収納のお手本ともいえる例です。参考にしてみてください。○色使いの統一感が生み出す "スッキリ" とした印象食器は白、収納スペースの整理にはダンボールファイルボックス。たとえモノが多くても、統一感があってスッキリ見える。毎日の "仕事場" であるキッチンは、いつもそんな状態をキープしておきたいもの。カウンターキッチンの台には、使用頻度の高いアイテムをバスケットに収納しています。○お伺いしたお宅は……sally. さん部屋のインテリア実例共有サイト「RoomClip」の人気ユーザー。シンプルな北欧系のインテリアや雑貨が好き。千葉県在住。雑貨屋さんだけではなくホームセンターにもよく行きます。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年08月31日サンコーは17日、メタルラックなどにも設置可能なモニターアーム「4軸式モニターアームポールマウント」を発表した。8月17日より発売する。価格は7,980円。クリップ式のモニターアーム。ポールを別途用意して取り付けるアームのみの製品で、メタルラックなどにも取り付け可能。クリップの内側にはラバーシートが装着されているので、固定する際にポールなどを傷つけにくい。締め付けは付属の六角レンチで行う。クリップできるポールの太さは15mm~30mmまで対応。耐荷重は最大5kgまで。4軸構造を採用しており、最大469mmまで伸ばせる設計。モニター部は上下 / 左右ともに約180度まで可動し、360度の回転機構も備える。ケーブル配線クリップが付属し、アームに沿ってケーブルを配線できる。VESA75mmと100mmの両対応で、重量は2kg。
2015年08月19日トーワ電機は31日、同社が販売する「BOXX」ブランドのプロ向けワークステーション「APEXX5 8901」とEIZO製4Kディスプレイのバンドルモデルに新ラインナップを追加した。「APEXX5 8901」は、Haswell-EPコアのIntel Xeon E5-2600 v3を搭載したハイエンドワークステーション。オプションでNVIDIA Quadro M6000の選択も可能で、3D CGやCAD制作、高解像度の動画編集などに適しているという。今回新たにEIZO製ディスプレイ「ColorEdge CG318-4K」「ColorEdge CG248-4K」の2機種に対して互換性の検証を行い、バンドルモデルに追加したほか、すでに提供中の「FlexScanEV3237」についても互換性の検証を行った。
2015年07月31日NECディスプレイソリューションズは7月29日、4K対応の27型ワイド液晶ディスプレイ「MultiSync LCD-EA275UHD-BK」を発表した。発売は8月6日。価格はオープンで、店頭予想価格は税別90,000円前後だ。企業におけるウェブデザインやカタログ、映像編集などのほか、ハイアマチュア層の映像・画像編集での使用を想定している。LCD-EA275UHD-BKは、4K(3,840×2,160ドット)表示に対応した液晶ディスプレイ。IPSパネルを採用し、広視野角を実現する。DisplayPort端子とHDMI端子からの10bitカラー入力に対応し、約10億6,433万色の表示が可能だ。RGB各色に12bitルックアップテーブルを搭載し、滑らかな階調表示で正確な色再現を行えるとする。ハードウェアキャリブレーションに対応しており、任意に設定した輝度・白色点・ガンマなどの目標値に対して、正確かつ高精度な色調節が可能だ。4K相当にアップスケーリングする機能を搭載。そのほか、HDMIの入力信号(24Hz / 30Hz / 50Hz / 60Hz)、著作権保護技術HDCP2.2に対応。輝度ムラや色ムラを補正できる機能も持つ。主な仕様は、画面サイズが27型、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、視野角が上下/左右ともに178度、最大輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ダイナミックモード時15,000:1)、応答速度が5ms(G to G、RESPONSE IMPROVE ON時)。インタフェースは、HDMI×1、DVI-D×1、DisplayPort×1、USB 3.0(ダウンストリーム×2、アップストリーム×1)、USB 2.0(ダウンストリーム×1)。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載。スタンドのチルト角度は上30度 / 下5度、スイーベル角度は340度。本体サイズはW639.2×D230×H417.9~547.9mm、スタンドを含む重量は約9.1kg。
2015年07月29日