ジュリエット・ビノシュやブノワ・マジメルらフランスの名優たちを迎え、第76回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞した名匠トラン・アン・ユンが描く『ポトフ 美食家と料理人』。この度、ビノシュの持つ内なる強さが説得力を与えた、プロフェッショナルな天才料理人・ウージェニーの自由を尊ぶ生き方に迫った。美食家・ドダン(ブノワ・マジメル)が考えた極上のメニューを完璧に再現していく天才料理人・ウージェニー。その評判はヨーロッパ各国まで広がり、晩餐会に参加する友人たちからはいつも惜しみない賞賛と尊敬が送られていた。彼女が大活躍するキッチンには様々な調理器具やスパイスなどの調味料がアートのように並ぶ。19世紀末のフランスでは料理人はほとんど女性だったそうで、ウージェニーの元にもヴィオレットとその姪のポーリーヌ、2人の少女が見習いとして一緒に料理を作り数々のレシピを学んでいる。そして、ドダンとは互いに〈食〉に対する情熱を通して深い絆で結ばれながらも、プロフェッショナルとして自立心の強いウージェニーは、長年にわたりプロポーズを断り続けていた。何年経っても彼女に心を奪われたままのドダンと、結婚という形式にはこだわらないウージェニー。「人生の爛熟期」を迎えた2人の関係性をフランスの名優たちは細かい表現を持って演じきった。特にビノシュが演じたウージェニーは、ドダンとの関係に「結婚」という形式は望まず、当時は女性が主流であったプロフェッショナルな料理人として自立心を持ち、19世紀末の物語に登場する人物にしては現代的な考えを持つ女性として描かれている。本作は婚姻・夫婦関係を模索する機会でもあったというトラン・アン・ユン監督は「ビノシュ本人が現代的な考えを持ち、内なる強さを秘めている人。だからこそウージェニーの生き方に説得力が生まれた」とふり返っている。『ポトフ美食家と料理人』は12月15日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月02日ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)は、日本1号店となる「ブノワ・ニアン 銀座」を2023年9月16日(土)に東京・銀座にオープンする。ブノワ・ニアン日本初店舗が銀座にベルギー出身のカカオ職人が立ち上げたチョコレートブランド、ブノワ・ニアンは、「単一農園」「単一品種」のカカオを用いたシングルオリジンが特徴。焙炒から、製品としてのチョコレートまで、一貫して自らの工房で生産している。そんなブノワ・ニアンが、日本初の旗艦店をオープンへ。これまで、オンラインやバレンタイン催事などのみで販売してきたブノワ・ニアンのチョコレートを、常設店でチェックすることができる。チョコレートや限定焼き菓子、併設カフェでパフェも提供店内には、タブレットチョコレート、ボンボンの他、日本限定の焼き菓子やチョコレート菓子、生ケーキが勢揃い。また、オープン記念セットとして、ボンボンアソートやガナッシュサンドクッキー、フィナンシェ、ガレット ブルトンヌを詰め合わせたアソートメントも販売する。また、B1Fには予約制のカフェを併設し、イートインメニューも販売。旗艦店でしか味わえない「日本限定パフェ」をドリンクとともに提供する他、紅茶やコーヒーとボンボンを味わえるドリンクセットも用意する。【詳細】ブノワ・ニアン 銀座オープン日:2023年9月16日(土)住所:東京都中央区銀座 4-6-18 ギンザアクトビル1F、B1※B1Fはイートイン。営業時間:11:00~21:00定休日:なし(年末年始休)※休業日・営業時間が変更になる場合あり。■オープン記念セット 5,400円内容:ボンボンアソート 6粒入り、ガナッシュサンドクッキー4個入り(マヤン レッド、バニラ、シトロン&バジル、ラムレーズン)、フィナンシェ ビターチョコレート 1個、フィナンシェミルクチョコレート 1個、ガレット ブルトンヌ プレーン 1個、ガレット ブルトンヌ チョコレート 1個■その他商品例・ボンボン ベスト コレクション 1,836円・タブレット 各種 1枚 2,376円・サントノーレ 864円・ミル フランボワ 907円・オランジュリー 907円・ガトーショコラ 788円・クッキー缶 1,750円・ガレット ブルトンヌ 5個入り(プレーン3・チョコ2) 1,890円・ガナッシュサンドクッキー 4個入り(マヤン レッド、バニラ、シトロン&バジル、ラムレーズン) 2,160円■イートインメニュー・ドリンクセット(紅茶orコーヒー+ボンボン2個) 1,980円・ショコラ パフェセット(紅茶orコーヒー) 4,378円
2023年09月10日ベルギー発のチョコレート専門店「ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)」から2023年バレンタイン限定チョコレートが登場。2023年1月18日(水)より、全国の百貨店31店舗ほかにて発売される。“レアチョコ”「ブノワ・ニアン」バレンタイン2023ブノワ・ニアンから、“旅”をテーマにしたバレンタイン限定チョコレートが到着。日本に店舗がないため、国内では期間限定ショップやバレンタイン催事でのみ手に入れることが可能。この機会にぜひチェックしてみて。“旅”がテーマのボンボンアソートボックス日本の“抹茶×柚子”のチョコレート「コレクション ヴォヤージュ(Collection Voyage)」は、飛行船に乗ってカカオを探す旅をイメージした限定アソート。日本の抹茶×柚子を合わせたアーモンド型のボンボンショコラなど、4種を詰め合わせた。インカ帝国イメージのショコラ「インカ コレクション(Inca Collection)」にはインカ帝国から着想したチョコレートをセット。鮮やかな黄色いボックスには、ペルーの伝統的なデザートをイメージしたショコラなどが入っている。他にも、フルーツやピスタチオを組み合わせた「フランボワイヤン コレクション(FLAMBOYANT Collection)」や、色とりどりのキュートな“ハート”を再現した「ブルー&ピンク&レッド&マゼンタ ローズ」などのアソートボックスを用意する。濃厚チョコレートの焼き菓子また、ブノワ・ニアンのシングルオリジンのチョコレートを練りこみ香ばしく焼き上げた焼き菓子も要チェック。5種の産地別チョコレート×北海道産発酵バターが濃厚な味わいを醸す「フィナンシェ アソーティモン(Financier Assortiment)」などがラインナップする。日本初登場のタブレット「オコ カリーブ 73%」さらに、国内最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2023」限定で、日本初登場のタブレット「オコ カリーブ 73%(Öko-Caribe)」を展開する。ハチミツ、イチゴ、チェリーの香りの中に、食べ進めていくうちに酸味やスパイシーな風味が感じられるチョコレートで、バレンタインギフトはもちろん、自分へのご褒美としてもオススメだ。【詳細】ブノワ・ニアン バレンタイン2023メニュー例:・「コレクション ヴォヤージュ」4種4粒入り 2,160円・「フランボワイヤン コレクション」4種4粒入り 2,160円 ※三越伊勢丹グループ限定・「インカ コレクション」4種4粒入り 2,160円・「ブルー&ピンク&レッド&マゼンタ ローズ」6種(6粒入り) 3,402円 ※公式オンライン限定・「フィナンシェ アソーティモン」5種5個入り 2,376円・「オコ カリーブ 73%」2,376円 ※三越伊勢丹「サロン・デュ・ショコラ」限定・数量限定■販売スケジュール(全国31店舗予定)<三越伊勢丹>ジェイアール京都伊勢丹 1月18日(水)~伊勢丹新宿店 1月19日(木)~銀座三越 1月25日(水)~新潟伊勢丹 1月26日(木)~岩田屋本店 1月26日(木)~丸井今井札幌本店 1月27日(金)~広島三越 1月27日(金)~仙台三越 1月28日(土)~日本橋三越本店 2月1日(水)~<髙島屋>ジェイア一ル名古屋タカシマヤ「アムール・デュ・ショコラ」1月19日(木)~京都タカシマヤ 1月20日(金)~日本橋高島屋 S.C. 1月25日(水)~新宿高島屋 1月25日(水)~横浜高島屋 1月25日(水)~高崎タカシマヤ 2月1日(水)~<西武・そごう>西武池袋本店 1月20日(金)~そごう広島店 1月24日(火)~そごう千葉店 1月30日(月)~西武渋谷店 2月1日(水)~<大丸松坂屋百貨店>大丸札幌店 1月25日(水)~大丸神戸店 1月25日(水)~松坂屋静岡店 1月25日(水)~大丸東京店 1月26日(木)~大丸心斎橋店 2月1日(水)~<阪急阪神百貨店>阪急うめだ本店 1月20日(金)~<ジェイアール東日本商業開発>グランデュオ立川 1月27日(土)~エキュート上野 2月6日(月)~<東急百貨店>ながの東急百貨店 1月27日(金)~<京王百貨店>京王百貨店 新宿店 1月31日(火)~<その他>丸ビル マルキューブ 2月3日(金)~明治屋広尾ストアー 2月8日(水)~※公式オンラインショップでも取り扱い。
2022年12月02日フランスを代表する名女優カトリーヌ・ドヌーヴと、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞した演技派ブノワ・マジメルが共演した映画『愛する人に伝える言葉』が10月7日より公開された。この度、ドヌーヴが本作について語るインタビュー映像が公開となった。ガンを宣告された主人公とその母親が、限られた時間のなか「人生のデスクの整理」をしながら、穏やかに死と対峙していく過程を感動的に描く本作。誰にでも平等に訪れる死、もし、ある日、余命を宣告されたら、誰に何を伝え、人生をどう整理して幸せな最後を迎えるのか。死を語ることで逆説的に生を描き、その尊さを見つめる感動作となっている。監督は、『太陽のめざめ』でカンヌ国際映画祭のオープニングを飾ったエマニュエル・ベルコ。主人公を献身的に看病し、愛情を寄せる看護婦役には、『モンテーニュ通りのカフェ』などで知られるセシル・ド・フランス、そして主治医のドクター・エデ役には、実際に現役のガン専門医であるガブリエル・サラが扮しているのも話題となっている。この度、公開されたのは、最愛の息子がガンを患うという、人生における最大の悲しみを受けた母を演じたドヌーヴのインタビュー映像。ドヌーヴは、患者には嘘をつかないという自身のやり方を本作に反映したエデ医師について、「重症患者に独特な態度で接しています」と表現した。「死期を伝えるのは確かにひどいと思われるかもしれません。アメリカでは違うかも。医師が余命をはっきり伝えることが多いですから。ヨーロッパとは大きな違いがある」と語った。本作で惹かれたものとは?という問いにドヌーブは、「演じるというだけでなく、この脚本の映画化に参加するということです。物語も人物もすばらしかった。とても難しくはありました。息子役のブノワにはもっと難しかったかも。すごく力強くて特別な物語でした。話し方や動き方も含め、よくある描き方とは、別のアプローチで人生を終える人々―確実に“最期が近い”人々を描いています」と答え、映画の企画に賛同し、母親役という枠に収まらず、映画の制作にも多大なる力を注いだことを明かした。「ブノワのことは以前から知っていますから、彼に再会して一緒に撮影に挑むとつながりを感じます。撮影以外で会うことはありませんけど、でも彼に再会すると、久しぶりだとは思えません。」と日に日にやつれ、朦朧としていく様を、心身ともに見事に表現したマジメルに対する想いを語ったドヌーブ。病室のベッドで風前の灯のなか、もはや解脱したかのように点を見つめるシーンについて、「彼を腕に抱いて、私が持ち上げると大きな体がすごく軽くなってる。エマニュエル(監督)がこだわっていたのがこのイメージです。ほとんど宗教画のような光景です。母の腕に抱かれる息絶えつつある息子の絵です」と話した。『愛する人に伝える言葉』公開中
2022年10月07日フランスを代表する名女優カトリーヌ・ドヌーヴと、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞した演技派ブノワ・マジメルの共演作『愛する人に伝える言葉』より、ブノワ・マジメルのインタビュー映像と本編映像が解禁された。この度解禁されたインタビュー映像は「脚本を読んでこんなに感動したのは初めて」と語るブノワ・マジメルから始まる。マジメルは、ガンを宣告された主人公バンジャマンという一筋縄ではいかない役どころに対し「バンジャマンを演じるにはどうすればいいのか。こういう物語に1年も取り組めるか?」と、役を引き受けた際の逡巡した気持ちを回想。そして「この役を自分のほうへ引き寄せて一体になる。真っ向勝負ですよ」とコメントしており、演じる上での覚悟が伝わってくる。また病に倒れたバンジャマンという役を理解するにあたり、「すい臓がんは自分に原因がありませんから、まずは怒りがある」と感じたという。「不当だという怒り」を持ちながら「避けられない運命と闘う力が自分にあるのか」を考え続けたマジメルを助けたのは、コロナ禍での製作の中断。1年がかりで撮影を行うことになり、結果的に「主人公に残された時間と同じくらい」の時間で撮影が進行したのだ。「(1年という時間は)皆が彼を見守り、見送るまでの時間です。僕も同じ道をたどることができた」と語るマジメル。バンジャマンという人物が体験したことを自分の中で受け入れ、憑依したかのような演技が実現した秘密を明かしている。「残された時間を使うこと。最期まで必死に生きること。愛する人と残された時間を分かち合うこと。これは愛を語る映画です」全身全霊でバンジャマンという役を生きた、ブノワ・マジメルの姿を是非劇場で観てほしい。『愛する人に伝える言葉』は10月7日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛する人に伝える言葉 2022年10月7日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© Photo 2021 : Laurent CHAMPOUSSIN - LES FILMS DU KIOSQUE
2022年09月26日フランスを代表する名女優カトリーヌ・ドヌーヴと、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞したブノワ・マジメルが共演した映画『愛する人に伝える言葉』の予告編が公開。フリーアナウンサー・笠井信輔がナレーションを務めた。予告編では、ブノワ演じる膵臓癌を宣告されるバンジャマンが、主治医から余命を告知され、カトリーヌ演じる母クリスタルの悲しみに暮れる姿が映し出される。バンジャマンは、名医ドクター・エデから「一緒に進みましょう」と声をかけられ、様々な葛藤に苛まれながらも、死と対峙していく。今回が初の映画予告編のナレーションだったという笠井さんは、「これは、末期がんを悲しむ映画ではありません。人生の終点までどう生きればいいのか?そして、どう見送ってあげればいいのかを優しく教えてくれるのです。がんサバイバーの私も希望と気づきを頂きました」とコメント。監督のエマニュエル・ベルコは「この映画は人生の讃歌だ」と語っている通り、本作は死を語ることで逆説的に生を描き、その尊さを見つめる作品となっている。『愛する人に伝える言葉』は10月7日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:愛する人に伝える言葉 2022年10月7日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© Photo 2021 : Laurent CHAMPOUSSIN - LES FILMS DU KIOSQUE
2022年07月15日フランスを代表する名女優カトリーヌ・ドヌーヴと、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞した演技派ブノワ・マジメルの共演で魅せる感動作『愛する人に伝える言葉』。このたび、フリーアナウンサーの笠井信輔がナレーションを務めた予告編が公開された。フランスを代表する名女優カトリーヌ・ドヌーヴと、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞した演技派、ブノワ・マジメルの共演によるこの物語は、癌を宣告された主人公とその母親が、限られた時間のなか「人生のデスクの整理」をしながら、穏やかに死と対峙していく過程を感動的に描く。監督は、『太陽のめざめ』でカンヌ国際映画祭のオープニングを飾ったエマニュエル・ベルコ。主人公を献身的に看病し、愛情を寄せる看護婦役には、『モンテーニュ通りのカフェ』などで知られるセシル・ド・フランス、そして主治医のドクター・エデ役には、実際に現役の癌専門医であるガブリエル・サラが扮している。笠井信輔がナレーションを務める予告編は、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞したブノワ・マジメル演じるバンジャマンが、主治医から余命「半年から一年」と告知され、カトリーヌ・ドヌーヴ演じる母のクリスタルの、悲しみに暮れる姿が心を打つシーンから始まる。人生半ばで膵臓癌を宣告されたバンジャマンは、名医として知られるドクター・エデから「一緒に進みましょう」と声をかけられ、教師として、母の愛を受ける子供として、そして父親として、様々な葛藤に苛まれながらも、死と対峙していく過程が穏やかに描かれてゆく。映画予告編のナレーションは初めてという笠井。自身も悪性リンパ腫という重篤な病にかかり、4か月半の入院経験を持つ。本作については「これは、末期がんを悲しむ映画ではありません。人生の終点までどう生きればいいのか?そして、どう見送ってあげればいいのかを優しく教えてくれるのです。がんサバイバーの私も希望と気づきを頂きました」とコメントを寄せる。「この映画は人生の讃歌だ」と監督エマニュエル・ベルコが語るように、本作は死を語ることで逆説的に生を描き、その尊さを見つめる感動作となっている。なお、ムビチケは本日、7月15日(金)より発売開始。『愛する人に伝える言葉』10月7日(金)より公開
2022年07月15日カトリーヌ・ドヌーヴとブノワ・マジメルの共演で大きな話題となった『De son vivant (原題)』が、邦題『愛する人に伝える言葉』として、10月7日(金)より全国にて公開されることが決定した。人生半ばで膵臓癌を宣告されたバンジャマンは、母のクリスタルとともに、業界でも名医として知られるドクター・エデを訪れる。ふたりは彼に一縷の希望を託すも、エデはステージ4の膵臓癌は治せないと宣告。そしてショックのあまり自暴自棄になるバンジャマンに、エデは病状を緩和し生活の質を維持するための化学療法を提案。またクリスタルは、ドクター・エデの助けを借りて息子の最期を出来る限り気丈に見守ることを心に決めるのだが…。主人公バンジャマンを演じるのは、『ピアニスト』でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞したブノワ・マジメル。バンジャマンの母親役には、フランスを代表する名女優で是枝裕和監督の『真実』にも出演したカトリーヌ・ドヌーヴ。主人公を献身的に看病し、愛情を寄せる看護婦役には、『モンテーニュ通りのカフェ』などで知られるセシル・ド・フランス、そして主治医のドクター・エデには、実際に現役の癌専門医であるガブリエル・サラが扮している。監督は、『太陽のめざめ』でカンヌ国際映画祭のオープニングを飾ったエマニュエル・ベルコ。監督が「この映画は人生の讃歌だ」とコメントするように、フランスを代表する名優の共演で、癌を宣告された主人公と母親が死と対峙していく過程を描く感動作となっている。『愛する人に伝える言葉』は10月7日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年05月31日ベルギー発のチョコレート専門店「ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)」から日本初&日本限定のチョコレートやスイーツが登場。2022年4月6日(水)から4月12日(火)まで、東京・伊勢丹新宿店で期間限定発売する。ブノワ・ニアン「日本初&日本限定」チョコスイーツ「ブノワ・ニアン」は、カカオ豆のセレクトからショコラ製造まで、そのすべてを自家製で手掛けるこだわりのチョコレートショップだ。小さな工房で一つ一つ丁寧に作られたチョコレートは、“一度食べたら忘れられない”と称されるほど、カカオ本来の豊かな味わいを楽しむことができる。また、日本国内に常設店を現在設けていないため、チョコレートの祭典「サロン・ドゥ・ショコラ」をはじめ、バレンタインイベントの出店や期間限定ショップなどでは、チョコレートファンの中でも大きな注目を集めている。日本初登場のチョコエクレア&ムースそんな「ブノワ・ニアン」から、日本限定のチョコレートなどが登場。中でも注目は、日本初登場となるチョコレートエクレアやチョコレートムースだ。コク深い味わいが魅力の「マヤン レッド」と、甘いバニラのような風味の「ノワール オ レ」と品種の異なるチョコレートを使用した2種のフレーバーを用意する。エクレアは、サクサクとしたクッキー生地に香り高いチョコレートを練り込んだカスタードクリームをたっぷりと詰めた。一方ムースは、カカオの風味がしっかりと感じられるチョコレートにメレンゲを混ぜ合わせることで、軽やかな食感に仕上げている。日本限定"ボンボンショコラ"のアソート日本限定のボンボンショコラのアソート「スプリングコレクション」も注目。上品なローズが香る「ローズコネクション」や、ほろ苦いコーヒーと濃厚なチョコレートがマッチした「カフェ&アニスエトワール」、芳醇なキャラメルガナッシュに大粒の塩を練り込んだ「キャラメルサレ」などバラエティ豊かな5種のフレーバーを取り揃える。他にも、個性豊かなフレーバーを楽しめるボンボンショコラの詰め合わせや、様々な味わいを堪能できる8種のタブレットチョコレート、ミニガトーショコラなどを取り揃えている。なお、これらのチョコレートは東京・伊勢丹新宿店の期間限定ストアにて発売される。【詳細】「ブノワ・ニアン」チョコレート&スイーツ商品例:「スプリングコレクション」2,970円(5種6個入り)「エクレア マヤン レッド」702円「エクレア ノワール オ レ」702円「ムース ショコラ マヤン レッド」702円「ムース ショコラ ノワール オ レ」702円「フレーバー コレクション」3,888円(8種8粒入り)■期間限定ストア開催期間:2022年4月6日(水)~4月12日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館地下1階 トレンドスイーツ住所:東京都新宿区新宿3-14-1時間:10:00~20:00TEL:03-3352-1111(代表)
2022年04月03日ベルギーのチョコレート専門店「ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)」から、2022年のバレンタインコレクションが登場。2022年1月中旬より、全国に計30店舗展開される期間限定ショップにて、順次発売される。“レアチョコ”「ブノワ・ニアン」の2022年バレンタインブノワ・ニアンは、ひとつのカカオ畑で、その土地に最も適した品種のカカオだけを栽培する「シングルオリジン」にこだわり、かつ自ブランドの工房で手作りしたチョコレート生地のみを使用するといった特徴をもつチョコレートブランド。日本に店舗を持っていないため、国内では期間限定ショップなどでのみ手に入れることができる“レアチョコ”だ。様々なフレーバーを一箱に日本で初めて販売されるバレンタイン限定の「インカ コレクション(Inca Collection)」は、その名の通りインカ帝国があったペルー産の素材を使用。ピンクベリーやヘーゼルナッツ、パッションフルーツなど、バリエーション豊かなフレーバーを詰めたコレクションだ。ブルーのハート形チョコ鮮やかなブルーが映える「ブルー デ トワ(Bleu de toi)」は、"あなたに夢中"という情熱的なテーマを込めた一品。ドミニカ産のカカオをふんだんに使った3種類のチョコレートが並ぶ。バラやラベンダーが香るチョコレート「ハート コレクション(Heart Collection)」は、花をイメージしたアソートボックス。ドミニカ産カカオの生地にバラの花びらのエキスを加えたガナッシュや、ラベンダーが香るビターチョコレートなどを揃えている。タブレットチョコレートも新作のタブレットチョコレートも登場。「マダガスカル 100%(Madagascar 100%)」は、砂糖をあえて使用しておらず、マダガスカル産カカオの苦みをダイレクトに感じることができる。【詳細】ブノワ・ニアン 2022年バレンタインコレクション販売期間:2022年1月中旬より期間限定取扱店舗:・阪急うめだ本店 1月19日(水)~・伊勢丹新宿店サロン・デュ・ショコラ 1月19日(水)~・ジェイアール名古屋タカシマヤ 1月20日(木)~・銀座三越 1月26日(水)~・横浜高島屋 1月26日(水)~・日本橋三越本店 2月2日(水)~メニュー例:・「インカ コレクション」6,480円 ※三越伊勢丹グループ限定・「ブルー デ トワ」3,564円 ※阪急、西武池袋本店、小田急新宿、そごう千葉店、大丸、グランディオ立川、ながの東急百貨店 限定・「ハート コレクション」4,320円 ※髙島屋グループ限定・「マダガスカル 100%」2,376円
2021年12月01日ベルギーのチョコレート専門店「ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)」が、東京・伊勢丹新宿店に2021年7月6日(火)まで期間限定ショップをオープン。国内常設店のない“レアチョコ”ブランド「ブノワ・ニアン」「ブノワ・ニアン」は、ベルギー国内に5つの店舗を構えるチョコレート専門店。チョコレートの祭典「サロン・ドゥ・ショコラ」や百貨店でのバレンタイン催事などに出店しているものの、日本国内に常設店を現在設けていないため、その希少性からチョコレートファンの中でも大きな注目を集めている。伊勢丹新宿に“ハート型”チョコなど新作が集結そんな「ブノワ・ニアン」が伊勢丹新宿店の本館地下1階に、期間限定ショップをオープン。店頭では、“ハート型”のチョコレートを詰め合わせたアソート「ピンク&レッド」や、ブラジルやグァテマラなど産地別の希少なカカオ5種を楽しめる「カカオコレクション」など、6月の新商品「サマーバレンタイン」のボンボンショコラアソートボックスを豊富なラインナップで展開する。「クッキーガルニ」も“初登場”さらに、ベルギー本国の人気商品「クッキーガルニ」も初お目見え。店内で焼き上げた“出来たて”のクッキーに自家製のガナッシュをトッピングした味わい豊かなスイーツだ。フレーバーは、ヘーゼルナッツ味・ピスタチオ味・黒ゴマ味の3種類からセレクトできる。6月27日(日)までの数量限定販売となるので、気になる人は早めに訪れた方が良さそうだ。【詳細】「ブノワ・ニアン」期間限定ショップ開催期間:2021年6月23日(水)~7月6日(火)営業時間:10:00~20:00※営業時間変更の可能性がある場所:伊勢丹新宿店・本館地下1階 トレンドスイーツ住所:東京都新宿区新宿3-14-1メニュー例:・「ピンク&レッド」3,780円・「カカオコレクション」2,160円・「クッキーガルニ」864円(税込)※6月27日(日)まで数量限定販売。一日限定各10個(3種類)※一部新商品は公式サイトでも6月23日(水)頃から順次販売を予定
2021年06月28日ブノワ 京都(BENOIT KYOTO)に、2021年7月1日(木)より“ブノワ初”のアフタヌーンティーが登場する。“ブノワ初”のアフタヌーンティー「ブノワ」は、1912年にフランス・パリにオープンして以来、100年以上続く老舗フランス料理店。2005年よりアラン・デュカスが設立したデュカス・パリが受け継ぎ、2020年3月には、東京・青山の店舗に続き日本で2店舗目となる「ブノワ 京都」が、ラグジュアリーホテル「ザ・ホテル青龍 京都清水(The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu)」の敷地内別棟にオープンした。今回「ブノワ 京都」で展開されるのは、“ブノワ初”となるアフタヌーンティーだ。中でも注目したいスイーツは、ブノワで人気の「サヴァラン・アルマニャック・シャンティ」。華やかな香りが特徴のブランデー“アルマニャック”を贅沢に使用した大人のデザートを、アフタヌーンティーで堪能できる。ル・ショコラ・アラン・デュカスのショコラ入りスイーツさらに、ル・ショコラ・アラン・デュカス(Le Chocolat Alain Ducasse)のショコラを使用した「ゴマとショコラのビスケット」や「ショコラブラウニー」、甘酸っぱくフレッシュな「レモンタルト」なども用意。セイボリーは、フランス料理の高級食材・オマール海老やフォアグラを取り入れたフィンガーフードをはじめ、お好み焼きから着想を得た「シュリンプトースト」など、個性溢れるメニューが揃う。詳細「ブノワ 京都」アフタヌーンティー発売日:2021年7月1日(木)会場:ブノワ 京都(「ザ・ホテル青龍 京都清水」内)住所:京都府京都市東山区清水2丁目204-2TEL:075-541-0208営業時間:アフタヌーンティー 13:30~16:30(15:30 L.O.)価格:1名 6,050円(サービス料別)要予約■メニュー<焼き菓子6種>・ヘーゼルナッツのフィナンシェ・ストロベリーブラウニー・ゴマとショコラのビスケット・レモンタルト・抹茶のシュー・ショコラブラウニー<スイーツ>・サヴァラン・アルマニャック・シャンティ・スコーン4個・クロティッドクリーム・ジャム2種(マーマレード、ラズベリー)<セイボリー >・ロブスターロール・シュリンプトースト・フォアグラトーストメルバ<飲み物>※飲み物変更可、お代わり自由・コーヒー・カフェラテ・カプチーノ・エスプレッソ・紅茶(アッサム)・ハーブティー(ミント、カモミール、ヴェルヴェーヌ)
2021年06月24日ベルギー発ショコラティエ「ブノワ・ニアン(Benoit Nihant)」の期間限定ストアが、2021年6月22日(火)まで東京・西武池袋本店 地下1階 ギフトゾーンにオープンする。ベルギー発の“レアチョコ”、「ブノワ・ニアン」が西武池袋本店に「ブノワ・ニアン」は、カカオ豆のセレクトからショコラ製造まで、そのすべてを自家製で手掛けるチョコレートブランド。日本国内に常設店はなく(2021年6月現在)、チョコレートの祭典「サロン・ドゥ・ショコラ」や百貨店での催事、バレンタインイベントなど、一部の限定された場所でしか手に入らない希少性から、チョコレートファンの中でも大きな注目を集めている。一つのカカオ畑から、その畑に最も適した一品種のカカオだけを栽培する「単一畑・単一品種」にこだわったチョコレートは、徹底した品質管理から引き出された、カカオの純粋な香りと繊細な味わいが魅力だ。14粒入り「ドメーヌ14」など定番チョコレート&焼き菓子今回オープンする期間限定ストアでは、産地の異なるカカオやフルーツ、キャラメルなど様々なフレーバーが楽しめる14粒入りのボックス「ドメーヌ14」や、大人のエレガンスを感じさせるビタータイプのボンボン6粒を詰め合わせた「ドメーヌB」など、定番のチョコレートと焼き菓子が用意されている。店舗情報「ブノワ・ニアン(Benoit Nihant)」西武池袋本店 期間限定ストアオープン期間:2021年6月9日(水)~6月22日(火)営業時間:平日 10:00~20:00、土日 10:00〜19:30※営業時間変更の可能性あり。商品例:・「ドメーヌ14」14粒入り 6,264円・「ドメーヌS」6粒入り 2,970円・「ドメーヌB」6粒入り 2,970円
2021年06月14日ベルギーのチョコレート専門店「ブノワ・ニアン」が、東京・日本橋高島屋S.C本館に2021年6月8日(火)まで期間限定ショップをオープン。国内店舗が無い“レアチョコ”「ブノワ・ニアン」ブノワ・ニアンは、日本国内に常設店を現在設けていないため、“レアチョコレート”として知られるチョコレート専門店。チョコレートの祭典「サロン・ドゥ・ショコラ」をはじめ、バレンタインイベントの出店や期間限定ショップがオープンすると、ショコラファンが集う人気店だ。ブノワ・ニアンのチョコレートは、カカオ農園から独自調達したカカオ豆を素材にしており、小さな工房で一つ一つ丁寧に作られている。ボンボンショコラやタブレットショコラは、“一度食べたら忘れられない”ほど、カカオの香りや複雑な味わいを楽しむことができる。そんなブノワ・ニアンが期間限定で東京・日本橋高島屋S.C本館に登場。店頭では、定番のチョコレートをはじめ、焼き菓子など人気スイーツを用意する。普段なかなか出会えないレアチョコレートなので、ぜひこの機会にトライしてみて。【詳細】ブノワ・ニアン期間限定ショップ期間:2021年5月26日(水)~6月8日(火)会場:日本橋高島屋S.C本館 地下1階住所:東京都中央区日本橋2-4-1営業時間:10:30~19:30※時間変更の可能性あり■購入者プレゼント店舗で8,100円円(税込)以上購入すると、焼菓子をプレゼント。※なくなり次第終了。<アイテム例>・ビスキュイ ロン ラジェド ド オウロ 1,296円(税込)・BARACOA74% 2,376円(税込)
2021年06月04日ベルギーのチョコレート専門店「ブノワ・ニアン」の2021年のバレンタインに向けたチョコレートコレクションが登場。2021年1月16日(土)の西武池袋本店を皮切りに、順次全国百貨店バレンタイン催事にて販売される。ブノワ・ニアンとはブノワ・ニアンは、チョコレートの祭典「サロン・ドゥ・ショコラ」などで注目を集めるチョコレートブランド。カカオ農園から独自調達したカカオ豆を素材にしたチョコレートは、小さな工房で一つ一つ丁寧に作られており、“一度食べたら忘れられない”カカオの香りや複雑な味わいを楽しむことが出来る。日本に店舗がないため、国内では期間限定ショップやバレンタイン催事でのみ手に入れることが可能。2020年12月に伊勢丹新宿店&西武池袋本店オープンした期間限定ショップも好評を博した。ブノワ・ニアンのバレンタイン2021そんなブノワ・ニアンが贈る2021年のバレンタインチョコレートは、過去に人気を博したものから日本新発売のものまで個性豊かなラインナップを展開。2粒入りの小さなボックスから14粒入りの大きなボックスまで、一度に様々な味を楽しめるアソートセットで登場する。なお、サロン・デュ・ショコラおよび阪急うめだ本店では限定のアソートセットも用意する新作チョコレートをピックアップレッド コネクション「レッド コネクション」は、パッションフルーツ入りのなめらかな触感が特徴のダークチョコレートガナッシュ。赤いハート型の見た目もポイントだ。フルール ド オランジェ&ミエルドミニカ産カカオ豆とはちみつ、オレンジ、イタリア産レモンの果汁を詰め込んだ「フルール ド オランジェ&ミエル」。一口頬張ればフルーティーな味わいが口いっぱいに広がる一粒だ。ラム&ピモン ド ジャマイク「ラム&ピモン ド ジャマイク」は、カリブ諸島で育った“ジャマイカペッパー”、砂糖を加えずに製造した“キューバラム酒”、まろやかでミルキーな“ドミニカ産カカオ豆”をミックス。各々の素材が織りなす絶妙なハーモニーを楽しめる。【詳細】ブノワ・ニアン バレンタイン2021商品例:「ドメーヌ 2」2粒入(ラジェド ド オウロ/バニユ)、「ドメーヌ 3」3粒入(ラジェド ド オウロ/バニユ/ピンク コネクション)、「ドメーヌ S」6粒入(バニユ/ピンク コネクション/キャラメル サレなど)、「ドメーヌ B」6粒入(ラジェド ド オウロ/マント/ロザセアなど)、「ドメーヌ C」5粒(ラジェド ド オウロ/マヤン レッドなど)+タブレット5枚、「ドメーヌ 14」14粒入(ラジェド ド オウロ/バニユ/テ&シトロン/バラコア/フルール ド オランジェ&ミエルなど)■販売スケジュール・新宿 サロン・デュ・ショコラ販売期間:2021年1月21日(木)~1月25日(月)<北海道・東北地区>・丸井今井札幌本店販売期間:2月1日(月)~2月14日(日)・仙台三越販売期間:1月29日(金)~2月14日(日)<関東・北陸・甲信越地区>・新潟伊勢丹販売期間:1月20日(水)~2月16日(火)・西武池袋本店販売期間:1月16日(土)~2月14日(日)・小田急百貨店新宿店販売期間:1月23日(土)~2月14日(日)・伊勢丹立川、銀座三越、日本橋高島屋、新宿タカシマヤ、ながの東急百貨店販売期間:1月27日(水)~2月14日(日)・大丸東京店販売期間:1月28日(水)~2月14日(日)・日本橋三越本店販売期間:2月2日(火)~2月14日(日)・伊勢丹浦和店販売期間:2月3日(水)~2月14日(日)<東海地区>・静岡伊勢丹販売期間:1月27日(水)~2月14日(日)・名古屋栄三越販売期間:2月3日(水)~2月14日(日)<関西地区>・阪急うめだ本店販売期間:1月20日(水)~2月14日(日)・ジェイアール京都伊勢丹販売期間:1月20日(水)~2月14日(日)<中国地区>・高島屋岡山店販売期間:1月20日(水)~2月14日(日)・高松三越販売期間:1月27日(水)~2月14日(日)・広島三越販売期間:1月29日(金)~2月14日(日)<九州地区>・岩田屋本店販売期間:1月27日(水)~2月14日(日)
2021年01月18日チョコレートブランド、ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)は、2020年バレンタインコレクションを全国の三越伊勢丹、高島屋、渋谷ヒカリエ、新宿小田急、ちばそごう、大阪・梅田の阪急百貨店にて1月16日(木)より順次販売する。産地や品種をブレンドせずに単一農園、単一品種のカカオ豆でつくるシングルオリジンのオリジナルチョコレートで人気を博すブノワ・ニアン。2020年のバレンタインコレクションでは、日本限定のチョコレートを販売する。中でも注目は、ストロベリーゼリーと華北山椒を使用したチョコレートガナッシュ「フレーズ&ポワーブル・デ・セシュアン」。2つのレシピを別々に作って一つに合わせたチョコレートのため、上下半分で味が異なるのが特徴だ。また、フレッシュミントの葉を使用したダークチョコレートガナッシュ「マント」は、朝の市場で入手したフレッシュなミントを使用しているため、ミントの新鮮さをそのまま味わうことができる。他にも、ラベンダーの花を使用したミルクチョコレートガナッシュ「プロヴァンス」や、紅茶とレモンを使用したダークチョコレートガナッシュの「テ・シトロン」など、計12種類の日本限定チョコレートが揃う。そして、これらチョコレートは全てセットとして販売され、「ドメーヌ」は3、6、10個セットの計11種類。また、「アミュザン」は、3個のセットを2種類、5個のセットを2種類で展開する。【詳細】ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT) 2020年バレンタインコレクション販売期間:2020年1月16日(木)以降順次販売場所:全国の三越伊勢丹、高島屋、渋谷ヒカリエ、新宿小田急、ちばそごう、大阪・梅田の阪急百貨店■価格例・ドメーヌ3a 1,566円(税込)内容:フィグ&フランボワーズ、ピンク・コネクション、カフェ&アニス・エトワレ・ドメーヌ6b 2,970円(税込)内容:バニユ、フレーズ&ポワーブル・デ・セシュアン、マント、フィグ&フランボワーズ、ピンク・コネクション、テ・シトロン・ドメーヌ6f 2,970円(税込)内容:フレーズ&ポワーブル・デ・セシュアン、ロザセア、フィグ&フランボワーズ、ハシェンダ・ビクトリア、シトロン・ヴェール・バジリック、カフェ&アニス・エトワレ・ドメーヌ10b 4,428円(税込)内容:バニユ、フレーズ&ポワーブル・デ・セシュアン、マント、プロヴァンス、フィグ&フランボワーズ、ペア&カルダモン、ハシェンダ・ビクトリア、シトロン・ヴェール・バジリック、カフェ&アニス・エトワレ、テ・シトロン・アミュザン3a 1,566円(税込)内容:ハシェンダ・ビクトリア、ピンク・コネクション、シトロン・ヴェール・バジリック・アミュザン5a 2,430円(税込)内容:バニユ、ロザセア、ピンク・コネクション、カフェ&アニス・エトワレ、テ・シトロン
2019年12月09日「SUPERGIRL/スーパーガール」のメリッサ・ブノワが、過去親密だったパートナーからDV被害を受けていたことを明らかにした。インスタグラムに投稿された14分強の動画で、メリッサはまず「こういうことはめったにしないんだけど、みんなと共有したいことがあって、文章にしてみた。口に出して読むね。すごく緊張してるけど、我慢して」と語り始めた。動画の中で明かされたのは、メリッサがかなり長い間交際した、自分より年下の男性から暴力を受けていたこと。ただし、交際当初から暴力を受けていたわけではなく、最初はメリッサのスマホをチェックしたり、デートの際にメリッサが着ている服を自分好みのものに着替えさせたり、共演者にケチをつける程度だったという。こういった行動は「いまふり返れば、暴力につながる危険信号だった」とのこと。暴力への移行はあっという間で、メリッサ自身「どのように対応していいかわからなかった」そうだ。繰り返し押さえつけられ、叩かれ、強く殴られ、引きずられ、皮膚が裂けるほどつねられ…といった暴力を受けた。するといつしか自身もやり返すようになり、「暴力は暴力を生む」ということを実感したという。ある日、彼がメリッサに投げつけたスマホが顔面を直撃し、鼻が折れ、唇がはれ上がり、危うく眼球を破裂するという大けがを負った。この事件をきっかけに、「もしかして暴力を受けているんじゃない?」と友人に聞かれたメリッサは、人に頼れるようになり、DVを脱することができたそうだ。メリッサは、「一生をかけてこの経験から立ち直っていく」と宣言している。また、インスタグラムに文章で「自身の体験談を語ることによって、ほかの被害者が助けを求めたり、暴力的な関係から抜け出せる後押しができれば幸いです」と綴り、DV相談窓口の電話番号やホームページの情報も掲載し、被害者に声を上げるよう促している。(Hiromi Kaku)
2019年11月29日ベルギーのショコラティエ「ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)」が、バレンタインシーズン限定で日本販売を実施。2019年1月下旬より全国有名百貨店にて順次販売される。前回のバレンタインシーズンで完売した日本限定の人気ボックスが、リニュアールして登場。マダガスカルやキューバなど5つの産地のカカオをそれぞれタブレットとボンボンで食べ比べできるスペシャルなアソートだ。中でもバナナやキャラメルを思わせるようなミルキーでクリーミーな風味が特徴のグアテマラ産のショコラは、日本初登場のフレーバーだ。ブノワ・ニアンの自家製のオートクチュールショコラをセットにした「オートクチュールショコラコレクション」も登場。ボックスには、バレンタインにちなみハート型をしたショコラが入っている。新作のモーヴピンクのハート型ショコラは、ローストしたココナッツをプラリネに。サクサクとした食感が楽しい1品だ。その他にも、タブレットのコレクションも登場。華やかなアプリコットを合わせた女性に人気のフルーティな1枚から、塩味を感じさせるグルメなもの、そしてキャラメルやドライプラムを混ぜた奥行き深い風味のものまで、個性豊かなタブレットが揃う。是非、お気に入りの1枚を見つけて見ては。【詳細】ブノワ・ニアン 日本限定発売販売時期:2019年1月上旬〜 (バレンタインシーズン限定)展開場所:全国有名百貨店■アイテム例・日本限定ボックス カカオセレクション 10個入 3,300円+税・オートクチュールショコラ 3個入 1,250円+税 / 6個入 2,400円+税 / 10個入 3,700円+税・デリショコラセレクション 2箱入 3,200円+税・マヤン・レッド73% 2,200円+税・サマナ・ベイ73% 2,200円+税
2019年01月19日カカオ豆のセレクトからショコラ製造まで、自家製で全てを手掛けるベルギーのショコラティエ「ブノワ・ニアン」から、同産地のミニタブレット&ボンボンショコラを食べ比べできる、欲張り「カカオセレクション」(10粒入り、3,564円)が新登場。2017年のバレンタインに、カカオの味わいで世界を旅したかのような気分に浸れる、トレンディなカカオの産地別食べ比べアソートを楽しみたい人へはおすすめのブランドだ。「ブノワ・ニアン」は、ベルギーのワロン地方に生まれ、幼少期からチョコレート作りに興味を持っていたというブノワ・ニアン氏が立ち上げたショコラティエブランド。ベルギーに6店舗、オランダに1店舗の計7店舗のブティックを構える。ブノワ氏が独立当初からこだわっていたのは、カカオ豆からのチョコレート作り。カカオ農園を訪れ、生産者と信頼関係を深めながらチョコレート作りを行う。「ブノワ・ニアン」のアイテムは、日本ではバレンタインシーズンのみ限定販売が行われ、1月下旬より有名百貨店にて取り扱いがスタートする。目印は、パッケージの中央に配された華やかなシルバーの花のデザイン。実はカカオの断面図のようなデザインが隠されていて、ブノワ氏のカカオへの想いをパッケージで大胆に表現したものとなっている。「カカオセレクション」は、同産地のミニタブレットとボンボンショコラをひと箱で同時に楽しめるアイテムで、カカオ豆からタブレット、ボンボンショコラまで全てブノワ氏自身が手掛けている。同産地のカカオでも、厚さ5ミリのミニタブレットと、ガナッシュで味わえるボンボンショコラでは、まったく異なる風味に仕上がる。ショコラマニアにとっても興味深いアイテムだ。バレンタイン期間中に発売される商品には、ほかにも「ブノワ・ニアン」の代表的な3つのショコラを詰め合わせた「オートクチュールショコラ3個入り」(1,350円)や産地厳選5粒の詰め合わせ「グランクリュ」(5個入り、1,998円)、ベルギーで人気のブリトルシリーズ「デリショコラセレクション」(2箱入り、3,456円)など多彩なバリエーションが揃う。Bean to Bar コレクションのタブレット(1,944円~)も豊富にラインナップ。産地だけでなく農園まで厳選されたこだわりのアイテムは、生産者へのリスペクトから、ほかの産地のカカオと混ぜることはしないなど、ブノワ氏のカカオへの情熱が惜しみなく注がれている。さまざまなチョコレートが楽しめるバレンタインシーズン。奥深いカカオの世界へと踏み込めるチョコレートを選んで試してみてはいかが?(text:cinemacafe.net)
2017年01月27日ベルギー発ショコラティエ「ブノワ・ニアン(Benoit Nihant)」の2017年バレンタインチョコレートが、2017年1月下旬よりサロン・デュ・ショコラなどの催事や百貨店にて販売される。「ブノワ・ニアン」は、ベルギーのカカオ職人ブノワ・ニアンが、カカオ豆のセレクトからショコラ製造まで、すべて自家製で手掛けるチョコレートブランド。日本での展開はバレンタイン期間だけだ。カカオセレクションおすすめは、2017年初登場となるアソートボックス「カカオセレクション」。ベネズエラやエクアドルなど5か所のカカオ農園から採れた豆が、それぞれ、味わいそのままのミニタブレットと、ガナッシュに仕立てたボンボンショコラの形でアソートされている。同産地の豆を異なった形で味わえるのは、カカオを他のカカオとブレンドをせず、ビーン トゥ ショコラを実践するブノワ・ニアンならでは。オートクチュールコレクションボンボンショコラの製造まで自家製で行うブノワ・ニアンが、オートクチュールと呼ぶショコラの詰め合わせとして「オートクチュールコレクション」が展開される。キャラメル、ガナッシュ、プラリネといった、ブランドの代表的なボンボンショコラが詰め合わされた、3粒セットと6粒セットの2種類での販売。Bean to Barコレクション他のカカオ豆と混ぜないシングルオリジンカカオへのこだわりがつまったチョコレートタブレットは豊富なラインナップ。ジンジャーブレッドのようにスパイシーなフレーバーや、アプリコットのように華やかなフレーバーなど、それぞれのチョコレートの個性を感じて食べ比べてみるのもよさそうだ。【詳細】ブノワ・ニアン 2017年バレンタイン販売期間:2017年1月下旬~バレンタイン期間のみ取扱場所:サロン・デュ・ショコラ、新宿伊勢丹、銀座三越、日本橋三越、東京大丸、新宿髙島屋、ヒカリエ、日本橋髙島屋、小田急新宿、玉川高島屋、小田急町田、横浜そごう、横浜髙島屋、大阪高島屋、梅田阪急、京都伊勢丹、神戸大丸、新潟伊勢丹、静岡伊勢丹、名古屋松坂屋、名古屋栄三越
2017年01月15日フランスでも“ゆとり”世代が現れた?今年2月、セザール賞授賞式の中継で、新人賞にあたる有望男優賞に輝いたロッド・パラドの受賞スピーチを聞いた第一印象だ。初めての映画出演で、生涯一度しか機会のない賞を受賞した喜びを、うれし涙をこらえて声をつまらせながら、「すっげえ感謝します」みたいな口調で語る。子どもの頃から賢そうな話し方を心得ている国の人にはめずらしい、素直な感情のほとばしりを会場は温かく見守った。これまでのセザールで見たことのない新鮮な光景だった。『太陽のめざめ』で彼が演じたのは非行少年、マロニー。奔放で無責任な母親のもとで愛に餓えて育ち、暴行や無免許運転などトラブルを起こしてばかりの少年が裁判所の判事と保護司の尽力を受け、本当の愛を見つけて更生の道を歩んでいく。寂しさを暴力という形でしか表現できず、荒れ狂う少年を全力で演じたロッドは、アラン・ドロンやリヴァー・フェニックスの再来と評される期待の新人。6月にフランス映画祭2016での作品上映に合わせて来日した。リセ在学中、休み時間にたまたまオーディション担当のスタッフに勧められたのをきっかけに、その後30回近いテストを重ねて役を勝ち取った。だが、最初は軽い気持ちで受けたのかというと、「最初から本気だった。受かるわけないって気もしていたけど、やれるだけのことはやろうと、全力で挑戦した」と言う。もともと演技に興味はあったが、経験はゼロ。「学校の劇に出たこともなかった。映画は普通に好きだったけど、俳優になるなんて想像もしてなかった。ただ小さい頃から、みんなを笑わせるのは得意だったんだ。人を楽しませることができるのは自覚していたけど、仕事にするなんて考えたこともなかった」。マロニーを幼い頃から知り、更生させようと寄り添う判事を演じるのはカトリーヌ・ドヌーヴ。そこにいるだけで凄まじいスター・オーラを放つ大女優に気後れはしなかったのか。「全然しなかった。撮影チーム全体が家族みたいな雰囲気だったから」とケロッとしているが、それにしても相手はドヌーヴ。「そうなんだけど」と笑いながら、「すぐに打ち解けられたよ」と言う。最初の対面はカメラテストのときだった。「『あなたいくつ?』と聞かれたので、『18歳です』と答えて、『あなたは?』と返したら、ちゃんと教えてくれたよ。お母さんみたいな雰囲気でいてくれたから、緊張せずにいられたんだと思う」。保護司を演じるのは、本作でセザール賞最優秀助演男優賞を受賞したブノワ・マジメル。「彼とはオーディションのときから会っていたし、友だちみたいな関係。というか本当に友だちになって、いまでも時々会ってるよ」。演技未経験者が映画の主演に抜擢されるのは、素のままでカメラの前に立つことを求められての場合が多い。だが、ロッドは最初から“演じる”ことを求められ、それに見事応えている。そこに到るまでは厳しい道のりだった。まずは2か月半、演技コーチと一緒に脚本を読み込んだ。「ストーリーについて、マロニーの感情について。どうしてそうなるのか?を徹底的に考えて、台詞も頭に叩き込んだ。撮影に入ってからは、エマニュエル・ベルコ監督の望むものを演じられるように全力で食らいついていった」。マロニーについては「愛情深い少年。特に母親に対して」」と分析する。「同時に、愛の欠如に苦しんでいて、だから激しい怒りにかられているんだ」。ロッドはパリ郊外のサン・ドゥニに生まれ育った。やや治安の悪い地域もあり、「マロニーみたいな少年たちは僕の住んでいる界隈にもいる」と言う。ロケで訪れたリヨンの少年院では強烈な体験もした。「本物の施設だから、撮影時にも実際に収容されている少年たちがいて、罵詈雑言を浴びたこともあった。『お前は映画で再現してるだけで、俺らにとってはこれが現実だから』と言われたよ。でも、その経験も糧になった」。暴力的な行動に潜む、怒りだけではない感情。不器用な愛。これだけ複雑な役を迫真の演技で表現しきった。そこには、彼と同じように十代で映画主演デビューを飾ったブノワ・マジメルとの、劇中の関係と重なる交流があった。「撮影中もいろいろアドバイスしてくれた。『集中して、マロニーになり切って、しっかり聴け』って。演じるとき、共演者の言葉を聴くことはとても重要なんだ。台詞を忘れたとしても、相手の言葉に耳を傾けていれば、何を言うべきかが分かる。すると、作られたものじゃなくて自然な流れができて、より真実味が増すんだ」。そして「好きな言葉があるんだ」とスマートフォンを取り出す。「アルバン・ルノワールという俳優のSNSの自己紹介文で“自分じゃない者として生きたい男”とあるんだけど。俳優ってそういうものだと僕は思う」。仕事の本質を理解し、的確なアドバイスをすぐに実践する順応性と、プレッシャーに動じない度胸も備わっている。俳優は天職なのかも、と伝えると「ありがとう」と照れ笑いをしながら、「この仕事、本当に好きなんだ」と言う。「ただ、もて囃されるのはちょっと苦手かな。レッドカーペットでキャーキャー言われて、写真を撮られたりするのは、本当はストレスなんだ。自分のことは、その辺を歩いてる普通の人間だと思ってるから、急にこんなことになっちゃって…」。スターになっても家族は以前と変わらずに接してくれるが、「友だちは2人しかいないことが分かった」と言う。「いや、僕には友だちはいない。友だちっていうのはあいさつするだけの関係で、毎日一緒にいるのが親友。僕には2人いる。彼らとの関係も全然変わらない。彼らにとって僕はただのロッドなんだ。映画祭とか華やかな場所にも行くけど、僕は自分が何者なのか、どこから来ているのかはちゃんと分かってる。それが大切なことだと思う」。素顔のロッドは人懐こく、初めて会った相手にも友だちのように接する。本人も自認しているが、自然と人を喜ばせることのできる真のエンターテイナーであり、警戒心むき出しのマロニーとはかなり違う。「自分でも全然似てないと思う。マロニーと近い点があるとすれば、ちょっと神経質なところかな。気が短いんだ。僕はとても社交的だけど、一方で些細なことですぐイライラする。たとえば、昨日このホテルに着いたとき、これが…」と窓辺のブラインドを指差す。「部屋に着いたら、カーテンが閉まっていて、それは簡単に開けられたけど、ブラインドが全然上がらなくて。1人でイラついてたよ」と身ぶりをまじえて再現する。このサービス精神はまさにマロニーと正反対。「そう。全然違う。でも愛については似ているかな。本当の共通点は…愛情深いところなんじゃないかな」。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月05日女優カトリーヌ・ドヌーヴの主演映画『Standing tall』(原題)が、『太陽のめざめ』の邦題で8月に日本公開されることがこのほど、明らかになった。本作は、ネグレクトにより心に傷を負い、非行を繰り返す少年マロリーを助けるために奮闘する大人たちの姿を描く感動の物語。第68回カンヌ国際映画祭オープニング作品を飾り、最優秀女優賞を獲得したエマニュエル・ベルコ監督最新作で、女性監督の作品が同映画祭の開幕を飾るのは、1987年以来28年ぶりで史上2度目の快挙となっていた。また、カトリーヌの主演映画が日本公開されるのは『しあわせの雨傘』(10年)以来、6年ぶりとなる。カトリーヌが演じるのは、少年に手を差し伸べる、愛のある家庭裁判所の判事。マロニー役は、演技未経験にも関わらずエマニュエル監督にスカウトされ、本作が映画初出演となるロッド・パラドが務める。少年の繊細さと危うさを演じ、フランス国内で権威ある二大映画賞のリュミエール賞とセザール賞で有望新人賞を受賞。『プレミエール』などの現地メディアからも「フランス映画界に風穴を開けたロッド・パラドに注目を。彼は今年最大のハート泥棒だ!」といった評価を受けている。さらに、元不良という過去をもつ教育係に、『ピアニスト』(02年)のブノワ・マジメル。彼もセザール賞の助演男優賞を受けた。このほか、『ゲンズブールと女たち』(11年)のサラ・フォレスティエ、ラリー・クラーク監督の新作『The smell of us』(原題)に出演したディアーヌ・ルーセルらが登場する。(C)2015 LES FILMS DU KIOSQUE - FRANCE 2 CINEMA - WILD BUNCH - RHONE ALPES CINEMA – PICTANOVO
2016年04月08日女優の層は厚いのに、若手男優の層がちょっと寂しいフランス映画界。美形にしろ、個性派にしろ、大物感を漂わせる次世代俳優がなかなか登場しないのが個人的に気になるところです。現在、六本木エリアで開催中のフランス映画祭でも、作品、来日ゲストともに、どことなく女優たちの活躍の方が目立つ気が…。でも、ちょっと心もとない次世代を支えるかのように、がっちりと地盤を固めているのが、アラフォー世代の俳優たち。フランス映画祭で来日中のマチュー・アマルリック、シャルロット・ゲンズブールの夫で監督でもあるイヴァン・アタル、監督業にも進出したブノワ・マジメルら、容姿、特徴も多彩な人々が、この世代ならすぐに思い浮かびます。中でも個人的に注目しているのは、ロマン・デュリス。個性的な風貌と強い目ヂカラを持ち、セドリック・クラピッシュ、トニー・ガトリフ、ジャック・オディアール、パトリス・シェローら名監督たちに愛されている演技派。最近では、『ルパン』や『真夜中のピアニスト』で、繊細さやいい男ぶりも披露し、幅の広い演技力と魅力を感じさせました。そんな彼が今回挑んだのは“喜劇の神様”モリエール。映画『モリエール恋こそ喜劇』は、貧乏な劇団の俳優として、「もっと魂を追及できる真面目な作品に取り組みたい」と考えていた若き日のモリエールが、笑いの中に人間の本質を描き出す名作づくりへとどのように辿り着いたのかを描いたドラマ。製作者たちは、モリエールの人生の中で、空白となっている22歳当時の数ヶ月に着目し、どんな出会いがあり、どんなものを見て、聞いたのかを想像しながら、モリエールの内面に迫っていきます。ちょっと乱暴に言うなら、フランス・モリエール版『恋に落ちたシェイクスピア』という感じでしょうか。とはいえ、ロマンの存在がこの作品をフランス映画らしい、良い意味での“ひと癖”を生み出しています。何せ、ロマンスも含まれる物語の主役なのに、髪型は似合っているのか似合っていないのか、容易には判断できないほどに微妙な感じの長髪。でも、かっこいいのか、悪いのかなんてどうでもいいと感じさせるほどのインパクトが、やっぱりロマンらしいのです。以前、インタビューで会った際、何の前触れもなく、いきなりスキンヘッドで登場してきて驚かされたことがありましたっけ。インタビューの直前に見た作品とはあまりに違う印象だったので、「あっ、髪型が…」と言うと、「へへへ」といたずらっ子のように笑っていました。最初は、「うっ、くりくり坊主だ。いままで見てきた彼とイメージが違う」と違和感を覚えて戸惑っていたのですが、いつしか髪形なんてどうでもよくなり、彼らしい愛嬌と絶妙の話術に引き込まれてしまいました。彼の場合、似合う、似合わないということなど別次元のことにしてしまい、すべて自分のものにしてしまう力がお見事。そほれほどまでに、人間として、役者として個性的なパワーに満ちているということなのでしょう。今回、実在した喜劇の神様を演じるロマンですが、彼の演技はいたってシリアス。彼自身がコミカルな演技をする場面は、意外なほどに少しです。でも、コメディの達人たちが持つ、登場するだけで、ちょっと動いただけで何だか可笑しいという雰囲気を上手くかもし出しています。特に楽しいのは、馬になりきる演技をする場面。本人(モリエールですが)は真剣に馬になりきっているのですが、あまりに馬に似すぎていて怖い…。それが何ともおかしいのです。さらには、共演者たちとのちょっととぼけた演技、やりとりの間合いも絶妙で、まさにこの作品自体がモリエールの喜劇のよう。モリエールを良く知る人は、細部に登場するちょっとした仕掛けにも思わずにんまりさせられるのではないでしょうか?ロマンが魅力的に演じてくれたおかげで、もっと知りたくなったモリエール。「町人貴族」、「人間嫌い」、「タルチュフ」、「スカパンの悪だくみ」…、いろいろ調べてみようかな。そして、再度『モリエール恋こそ喜劇』を観たら、さらに面白く感じられるはずですから。(text:June Makiguchi)フランス映画祭2010開催期間:3月22日(月・祝)まで開催中会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ公式サイト:■関連作品:モリエール恋こそ喜劇 2010年3月6日よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開© 2006 FIDELITE FILMS-VIRTUAL FILMS-WILD BUNCH‐FRANCE 3 CINEMA-FRANCE 2 CINEMA
2010年03月19日