創業130周年を迎える伊勢丹と伊勢丹を愛してやまないシンガーソングライターの矢野顕子のコラボレーションによるポップアップショップ「YANOTAN」が、11月30日から12月6日まで伊勢丹新宿店本館2階のセンターパーク/TOKYO解放区にオープンする同ポップアップショップでは、ミナ ペルホネン(mina perhonen)やクローカ(KLOKA)などの伊勢丹にゆかりのあるブランドが、これまでに矢野が発表してきた楽曲や、矢野のライフスタイルには欠かせないものなどをモチーフに製作したアイテムの数々を展開。矢野が手掛けた伊勢丹のオフィシャルソング「ISETAN-TAN-TAN」をはじめ、矢野の代表曲である「ひとつだけ」や「春咲小紅」、「ラーメンたべたい」などの曲名、矢野の愛する猫、宇宙、香り、ワインなどが、それぞれクッションやトートバッグ、ハンカチ、マグカップなどに昇華された。また、店内では矢野のソロデビュー40周年を記念したライブの限定グッズも展開。クリアファイルや手ぬぐい、ポーチ、ラーメンどんぶりなどのアイテムが取りそろえられた。さらに、会期中に同ポップアップショップで商品を購入すると、未発売の「ISETAN-TAN-TAN (English ver.)」のハイレゾ音源をダウンロードできるスペシャル特典も用意されている。同ポップアップショップについて矢野は、「伊勢丹といえば“あっこちゃん”だった。貧乏学生だった父に買う予定だったシャツはわたしへのぬいぐるみに化けた、と母は言った。高校生/ミュージシャンになったわたしは、自分で稼いだお金でバッグを買った。矢野顕子になった“あっこちゃん”は、なんと伊勢丹の歌をつくる誉れをもらい、店内にも店外にも聞こえるようになった。そして、今日ここで、小さいお店“YANOTAN”を開かせてもらうことになりました。みなさん、会いに来てください。“あっこちゃん”に」と語っている。
2016年11月19日ミナ ペルホネン(minä perhonen)とマルニ木工のコラボーレーションチェアが、伊勢丹新宿店 本館1階=ザ・ステージにて展示・販売される。期間は、2016年11月9日(水)から11月15日(火) まで。店頭に並ぶ椅子の数々は、マルニ木工が2013年から伊勢丹新宿店とミナ ペルホネンとともに取り組んできた特別企画「ふしとカケラ」第3回目の商品。「ふしとカケラ」では、大量生産社会で手間がかかることを理由にはじかれてしまうクセのある素材に着目しアイテムを制作。ほとんど使われてこなかった特徴的な木目“ふし”のあるマルニ木工の「HIROSHIMAアームチェア」と、ミナ ペルホネン オリジナルテキスタイルの余り布「カケラ」のパッチワークによって、個性的なチェアを展開してきた。第3弾では、「Barabara Lovers.」のテーマにちなんで、バラの花をモチーフにパッチワークした生地を、座面に施した。さらに、ミナ ペルホネンデザイナー・皆川 明プロデュースによる限定カラーバージョンも発売される。他にも、日本のプロダクトデザイナー深澤 直人デザインによるラウンディッシュ(Roundish)ソファに、クヴァドラ(Kvadrat)社の新作テキスタイル「Akira Minagawa for Kvadrat」コレクションをパッチワークしたアイテムも同時に発表。店内で、家具の温もりと、美しいテキスタイルが醸し出す魅力をぜひ感じてほしい。【詳細】Barabara Lovers. MARUNI COLLECTION with minä perhonen会期:2016年11月9日(水)~11月15日(火)会場:伊勢丹新宿店本館1階= ザ・ステージ住所:東京都新宿区3-14-1TEL:03-3352-1111(大代表)【アイテム】■ふしとカケラ素材:オーク、ウォルナット(ふしあり)パッチワーク:オーク 2パターン、ウォルナット 2パターン(minä perhonen)価格:オーク 148,000円+税、ウォルナット 161,000円+税限定:オーク 各35脚×2パターン、ウォルナット 各15脚×2パターン <100脚限定>■ふしとカケラカラーバージョンカラー: ブルー、ライトグリーン、モスグリーン、グレー、ブラウン素材:ビーチ(ふしあり)パッチワーク:4パターン(minä perhonen)価格:134,000円+税限定:各色 10脚 50脚※ 期間限定(受注生産)■Roundish ソファ パッチワークシリーズ素材:ビーチパッチワーク:Akira Minagawa for Kvadrat コレクション価格:・シングルーシートソファ 315,000円+税・ツーシーターソファ 490,000円+税・スリーシーターソファ 580,000円+税・オットマン 82,000円+税※ 期間限定(受注生産)■kakera bagHIROSHIMA/Roundish:各2パターン数量限定
2016年11月11日ミナ ペルホネン(mina perhonen)と広島の家具メーカー・マルニ木工による伊勢丹新宿店の特別展「ふしとカケラ」の第3弾として、「Barabara Lovers. MARUNI COLLECTION with mina perhonen」が11月9日から15日まで伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにて開催される。2013年、2015年と開催されてきた伊勢丹新宿店での特別企画「ふしとカケラ」では、均一した仕上がりが求められる大量生産社会の中で、これまでほとんど使われてこなかった特徴的な木目や端材に再注目。それらの素材を“個性的な美しさ”ととらえ、ふしのある「HIROSHIMA」アームチェアの座面に、ミナ ペルホネンのパッチワークを施した座面を組み合わせたスペシャルなアイテムを発表してきた。第3弾となる今回は、皆川 明プロデュースによる「HIROSHIMA」アームチェアのオーク素材と、ウォルナット素材で作られた「ふしとカケラ」に加え、ブルー、ライトグリーン、モスグリーン、グレー、ブラウンの全5色で展開される「ふしとカケラ カラーバージョン」、今年のミラノサローネにてデンマークのテキスタイルブランド・クヴァドラ(Kvadrat)から発表されたテキスタイル「Akira Minagawa for Kvadrat」の新作コレクションを、深澤直人デザインによる「Roundish」ソファにパッチワークしたアイテムなどが展開される。今回のタイトルにある“Barabara Lovers.”へ、「様々な異なる要素が集まることで愛着を生む存在になる。バラバラは自分たちが愛すべき個性。暮らしの中に愛着のあるものをひとつずつ増やしていく豊かさ、愛着のあるものが溢れるインテリアには、そこに暮らす人それぞれの個性が宿り、日々の生活をますます楽しく、豊かに彩ってくれるはず」という想いを込めた皆川 明。ミナ ペルホネンのカケラは、“Barabara”に因んでバラの花をモチーフにしたパッチワークになっている。【イベント情報】「Barabara Lovers. MARUNI COLLECTION with mina perhonen」会期:2016年11月9日~15日会場:伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ7777777777777777777
2016年10月31日10月8日(土)から16日(日)まで、南青山にあるスパイラルガーデン(スパイラル1F)にて、アルテックのネクストアイコンともいわれるドムス チェアの展覧会「the chair ≠ a chair(ザ チェア イズ ノット ア チェア)」が行なわれます。それに伴い、大人気ファッション&テキスタイルブランド「ミナ ペルホネン」の生地を纏ったドムス チェアが70脚限定で販売決定!他にも限定アイテムやワークショップなど、盛りだくさんな内容になっています!ドムス チェアとミナ ペルホネン、夢のコラボレーションが実現!チャーミングな佇まいと快適な座り心地が魅力のドムス チェア。フィンランドデザイン界の隠れた巨匠、イルマリ・タピオヴァーラが、1946年にヘルシンキの学生寮「ドムス アカデミカ」のためにこの椅子をデザインしてから70年の時を経ても、今なお愛され続けている。タピオヴァーラがデザインへの情熱を詰め込んだドムス チェア。10月8日(土)〜16日(日)に開催される展覧会「the chair ≠ a chair」では、一脚の椅子が育む暮らしの物語を、クリエイティブスタジオ「MUSUTA(ムスタ)」による映像やインスタレーションを使って表現する。展覧会も限定販売も見逃したくない!限定チェアを手に入れようそしてヘルシンキで生まれた北欧ブランド「アルテック」は、ドムス チェア70周年を祝う展覧会と連動して、唯一無二の詩的なテキスタイルを作り続けるファッション&テキスタイルブランドの「ミナ ペルホネン」の生地を施した特別なドムス チェアを作った。ミナ ペルホネンがこのコラボレーションのために用意した生地は8種類。どのデザインもインテリアに取り入れたいものばかり。こちらは展覧会より一日早い10月7日(金)から、会場1階のショップ「MINA-TO」のアルテック特別コーナーにて受注販売が行われる。ドムス チェア70周年を記念したキャンペーンの対象商品でもあるこの特別チェアを購入すると、ミナ ペルホネンのデザイナー、皆川 明氏が描いた「ドムス チェア70周年アニバーサリーポスター」をゲットすることができる。この特別なドムス チェアは限定70脚。確実に手に入れたい方は早めに購入しよう。チェア以外のコラボアイテムも要チェック!限定アイテムはドムス チェアだけではない。会場1階にあるショップ「MINA-TO」のアルテック特別コーナーでは、ドムス チェアや同じく代表作であるスツール 60をかたどったマスキングテープやアイロンパッチなどが販売される。アイロンパッチは今回のキャンペーンポスターに使われている、皆川 明氏が描いたドムス チェア。コラボアイテムがどうしてもほしい!という方は、こちらもチェックしてみよう。また、2015年にアルテック80周年を記念して作られたトートバッグの限定販売や、アルテックの暮らしを彩るブランド「abcコレクション」など、ファンにはたまらないラインナップ。この機会に是非手に入れたい。北欧を肌で感じるワークショップも参加したい!また、北欧の暮らしを体感できるようなワークショップも開催される。まず、3回に分けて北欧の食を楽しめるワークショプは、北欧ジャーナリストとして活躍中の堀紋子さんによる、フィンランドの朝食レシピ&北欧の知恵を学べる講座。レシピだけでなく、テーブルセッティングや器のチョイスなど、北欧のアイデアやコツも学べるワークショップになっている。詳細は以下のとおり。◆第1回「Very Berryな朝ごはん」・10月10日(祝・月) 9:00〜10:30(受付8:45)・メニュー:ベリーとクリーム添えケーキ、ベリーサラダ、コーヒー・参加費:¥2,500◆第2回「フィンランドソウルフード朝ごはん」・10月14日(金) 9:00〜10:30(受付8:45)・メニュー:カレリアパイ、茹で卵入りほうれん草のスープ、コーヒー・参加費:¥2,500<※定員に達したため予約受付終了>◆第3回「北欧の定番、オープンサンド朝ごはん」・10月16日(日) 9:00〜10:30(受付8:45)・メニュー:エビとサーモンのオープンサンド、りんごのコンポート、コーヒー・参加費:¥2,500これらは各回12名までを定員とし、予約が必要。 press@artek.fl 宛てに<名前、人数、メールアドレス、電話番号>を記載して予約しよう。他にも北欧映画を楽しむことができる「フィンランドムービーレイトショー」や、期間限定でカフェに登場するフィンランドのブルーベリーパイなど、北欧文化をめいいっぱい楽しむことができるものばかり。「北欧っていま流行っているけど、どんなものなのかよく分からない……」という方にこそ体験してほしい。インスタグラムでドムス チェアが手に入る!? キャンペーンも実施中また、展覧会期間中にインスタグラム上にてフォトコンテストが行われる。展覧会で気に入ったドムス チェアや自宅にあるドムス チェアを撮影した写真を、ハッシュタグ「#thechairisnotachair」をつけてインスタグラムにアップすると、いいね数を参考に上位3名が選出される。上位3名へ送られる景品も豪華!1位はなんとドムス チェア1脚が、2位は皆川氏が手がけたアニバーサリーポスター、3位は今回の展覧会で販売される特別商品セットが贈られる。みんなから「いいね」をもらって景品ゲットに挑戦しよう!【フォトコンテスト概要】◆参加方法/1.インスタグラムで @artekglobal をフォロー2.展覧会場やショップMINATOで一番お気に入りのドムス チェアを撮影し、ハッシュタグ「 #thechairisnotachair 」を付けて自分のアカウントから投稿◆投稿期間/2016年10月7日(金)〜10月17日(月)20:00◆当落発表/ @artekglobal のインスタグラムアカウントと Artek Japan Facebook上で発表し、上位3名の当選者には個別にダイレクトメールを送信、景品を発送◆応募条件/日本在住者に限る◆景品/ 1位ドムス チェア2位ドムス チェアアニバーサリーポスター(非売品)3位特別商品セット+++++アルテックのドムス チェアとミナ ペルホネンのファブリック。北欧家具が好きなら一度は必ず耳にしたことのある二つのブランドがコラボするなんて、チェックしないわけがない!ミナ ペルホネンの唯一無二な生地を纏ったチェアを、自分の部屋に取り入れるのもよし、展覧会でうっとり見るのもよし、撮影してフォトコンテストに挑むのもよし。さまざまな楽しみ方ができるこの機会を見逃さないようにしよう。【イベント(展覧会)概要】◆名前/ "the chair ≠ a chair"(ザ チェア イズ ノット ア チェア)◆期間/2016年10月8日(土)〜16日(日)◆会場/スパイラルガーデン(スパイラル1F)東京都港区南青山5-6-23◆営業時間/11:00-20:00皆川 明が描いた限定ポスターも!北欧インテリアブランド・アルテックが「ドムスチェア」の70年記念キャンペーンを開催「アルテック ジャパン」の公式Facebookへ
2016年10月07日今年70周年を迎えるフィンランドのインテリアブランド、アルテックの「ドムスチェア」にミナ ペルホネン(mina perhonen)の生地を張った特別なチェアが、10月7日から16日まで東京・青山のスパイラル1階のショップ・MINA-TOのアルテック特別コーナーにて70脚限定で受注販売される。1946年にフィンランド・ヘルシンキにある学生寮、ドムスアカデミカのためにつくられ、その快適な座り心地と使い勝手の良さから今や世界中の暮らしに広く普及しているドムスチェア。今回は同チェアの70周年に合わせて開催される、アルテック ドムスチェア展覧会“the chair ≠ a chair” と連動して、ミナ ペルホネンがオリジナルファブリックから8種類の生地と生地に合うドムスチェア本体を厳選。本体の座面と背面に選び抜いたファブリックをあしらい、背もたれのパイピングにはレザーを施した特別なモデルが販売される。なお、同ドムスチェアの購入者を対象に、ミナ ペルホネンのデザイナーである皆川明が描いた「ドムスチェア70周年アニバーサリーポスター」をプレゼントするキャンペーンも2016年年末まで実施されている。また、MINA-TOのアルテック特別コーナーでは同チェアの他、アルテックとミナペ ルホネンによるドムスチェアやスツール 60を象ったマスキングテープ、ドムスチェアのアイロンパッチ、昨年アルテック80周年を記念して作られたトートバッグなども展開される。【イベント情報】「アルテック ドムスチェア展覧会 “the chair ≠ a chair”」会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)住所:東京都港区南青山5-6-23会期:10月8日~16日(*特別チェアの発売は10月7日~16日)時間:11:00~20:00
2016年09月26日ミナ ペルホネン(minä perhonen)とアルテック(Artek)の椅子ドムスチェアがコラボレーション。2016年10月7日(金)から16日(日)までの期間、青山・スパイラル1F「MINA-TO」のアルテック特別コーナーにて70脚限定で受注販売が行われる。ヘルシンキの学生寮ドムスアカデミカのためにつくられた「ドムスチェア」は、その快適な座り心地と使い勝手の良さから世界中に広く普及している椅子。骨太で丈夫な作りをしており、それでいて素朴で暖かい印象を持っている。そしてアルテックはドムスチェア70周年の記念と、10月8日(土)から16日(日)まで青山・スパイラル1F「スパイラルガーデン」で開催される、アルテック ドムスチェア展覧会“the chair ≠ a chair” との連動企画として、今回、ミナ ペルホネンの生地を座面と背面に施したスペシャルドムスチェアを製作。オリジナルファブリックから8種類の生地と、生地に合うドムスチェア本体の仕様を選び、背もたれのパイピングにはレザーをあしらったこの機会にふさわしい特別な椅子が仕上がった。さらに、コラボレーションで製作されたドムスチェアやアルテックの定番であるスツール 60を象ったマスキングテープやアイロンパッチ、2015年にアルテック80周年を記念して作られたトートバッグも販売を行う。【詳細】ミナ ペルホネン×アルテック ドムスチェア70脚限定販売期間:2016年10月7日(金)〜16日(日)会場:MINA-TO住所:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F営業時間:11:00〜20:00アイテム(一部):■ドムスチェア・fogland 112,700円+税・slow dance 109,100円+税・land puzzle 101,100円+税・woolly ball 112,700円+税・kaleidoscope 118,800円+税・centofiori 112,700円+税・dop-tambourine 113,100円+税・dop-choucho 106,600円+税■特別商品・マスキングテープ Domus Chair 750円+税、Stool 60 420円+税、SILMÄNISKU 350円+税・アイロンパッチ hot pit 700円+税・アルテック80周年トートバッグ 2,000円+税問い合わせ先:MINA-TOTEL:03-3498-4015【展覧会概要】 アルテック ドムス チェア展覧会“the chair ≠ a chair” (ザ チェア イズ ノット ア チェア)期間:2016年10月8日(土)~16日(日)会場:スパイラルガーデン営業時間:11:00~20:00主催:アルテック問い合わせ先:・スパイラル TEL:03-3498-1171・アルテック TEL:03-6447-4981
2016年09月23日ミナ ペルホネン(minä perhonen)の2016-17年秋冬コレクションを紹介する。ミナ ペルホネンは21年目を迎えた。今季のテーマは「21年目の 特別な 日々の服」。ギャザーを寄せたワンピース、ショルダーラインをドロップドさせたコート、ふわりと舞うフレアスカート。シーズンの中心にいるのは、ミナ ペルホネンのファンが愛する日常着である。時の重なりが可能にしたユーモアと繊細な技を交差させて、新たなステージの幕開けに相応しい特別な衣服を形作る。「フォレスト リング」という名のテキスタイルは、ドーナツ状の丸とそれよりも一回り小さい円を連続的に並べることで生まれたヘリンボーン柄。ネイビーの上にイエローが重なり合い、それを囲むようにグリーンやブラウンが存在する。森の木々のように、一つひとつのモチーフが肩を並べひしめき合う姿は、ぬくもりがあり心を安心させてくれる。また、イタリア語で庭を意味する「ジャルディーノ」と名付けられたテキスタイルは、すくすくと成長した花を連続的にあしらったもの。中綿入りのコートやコットンベルベットドレスなど、様々なアイテムで顔を出しているが、特筆したいのは、花を囲む空気までも刺繍で表現したブラウスやドレスだ。驚くほど密に刺繍が施され、立体的に仕上がっている。先に示した‟ユーモア”は、初登場となったスタジャンに投影されている。バックスタイルにオオカミと並んで刺繍された「WOLF&REWOLF」の文字。「REWOLF」は逆さに読むと‟FLOWER”になるという仕掛けが施されていて、オオカミのような強さと花のような繊細さが描かれている。
2016年08月24日2017年1月はじまりの「ほぼ日手帳 2017」が9月1日、全79種類のラインアップで発売される。2016年版では過去最高となる61万部を販売し、ロフトの手帳売上ランキングでは12年連続1位に輝いた「ほぼ日手帳」。国内販売の好調に加え、海外からの注文も年々増加しており、海外への出荷数は2014年版から2016年版の2年で9.7倍となっている。今年はアートディレクターでアーティストの増田セバスチャンと制作したオリジナル、カズン、weeksサイズの手帳の他、アウトドアブランド・スノーピーク(Snow Peak)による文房具や身の回りのものをひとまとめに収納できるスペースたっぷりのカバー、デザイナー中島トキコによるポッテンバーントーキー(POTTENBURN TOHKII)の特殊なメッシュのファブリックを使った手帳カバーなどが登場。版画家・望月計男の代表作「シロクマ」をモチーフとした絵画を持ち歩くような感覚の手帳や、アートディレクターの平林奈緒美と作った革のカバー、ファッションブランドのニュアンス(niuhans)とコラボレーションしたインディゴブルーの手帳、発売当時のスーパーファミコン版のパッケージをあしらった柄など3種で展開される「MOTHER2」なども販売される。大人気のミナ ペルホネン(mina perhonen)、カクマ(CACUMA)も装い新たに今年も登場。ミナ ペルホネンからは、「ミナが始まったころからある大切な柄」とデザイナー皆川 明が大事にしているふたつのテキスタイルを用いたカバーが登場。ひとつは2000年の発表以降、洋服やバッグなど様々なアイテムに使われてきた「bird」、もうひとつが手帳カバーとしても過去2度登場したことのある「tambourine」。これに加えてミナ ペルホネンのアトリエで出たあまり布を使って作られる抽選販売の「piece,」が4種で展開される。キギ(KIGI)の渡邉良重がデザインするブランド・カクマからは、一筆書きのようにチェーンステッチでローズ、チューリップ、パンジー、タンポポを描いたカバーが登場する。
2016年08月23日ミナ ペルホネン(minä perhonen)の新ストア「call」が2016年7月15日(金)、東京・南青山にオープンする。店内では、生活にあると心地よいと思うものを数多くセレクト。ヴェネツィアにしかない眼鏡店が1点ずつ手作りする眼鏡や、トスカーナからオリーブの木を切り出し作られたカッティングボード、熟練の職人が1点ずつ絵付けを施したリチャード ジノリの器、さらにアンティークなどもラインナップする。また大人の服と子供服、そしてインテリアファブリックも取り揃え、シンプルな子供服のパターンも用意される。さらに、店の一角には「家と庭」と名付けられたカフェもオープン。心地よい風の抜けるテラスデッキと隣接し、日替わりのスープをはじめとする食事やコーヒー、お茶、お酒などを楽しめる空間となっている。20代から80代まで、様々な世代のスタッフが集まっているのも面白い点だ。彼らとの会話を通して、新しい発見があるかもしれない。【詳細】ミナ ペルホネン「call」オープン日:2016年7月15日(金)場所:SPIRAL 5階住所:東京都港区南青山5-6-23営業時間:11:00〜20:00(カフェL.O. 19:30)TEL:03-6825-3733(7月15日より開通)無休(年内は8/15・16・17のみ休業)
2016年06月30日ミナ ペルホネン(mina perhonen)が7月15日、南青山の複合文化施設スパイラル5階に新店舗をオープンする。店名は「コール(call)」。この名前には、「呼び寄せるように集めてきたものをご紹介する場所、そして、これまでに出会うことができたたくさんの仲間達と一緒にものを作り、ご紹介する場所 = creation-all」という2つの意味が込められている。“呼び集められた”ものでは、日本各地や海外、新旧問わず、“ミナ ペルホネンが今、私たちの生活にあると心地よいと思うもの”。海外からは、ヴェネツィアにしかない眼鏡店が一点ずつ手作りする眼鏡、トスカーナからはオリーブの木を切り出して作られたカッティングボードや熟練の職人が一点ずつ絵付けをほどこしたリチャード・ジノリの器。さらに、ドイツのポツダムからは伝統的な製法で作られている木製のカヌーも並ぶという。日本国内からでは、三谷龍二によるアートと暮らしのための道具、辻和美のガラスのシャンデリアなどが並ぶようだ。ミナ ペルホネンからは大人の服と子供の服、インテリアファブリックのほか、シンプルなパターンの子供服も用意するという。店舗の一角には、小さなカフェ「家と庭」もオープン。16席ほどになるスペースでは心地よい風が抜けるテラスデッキを併設し、“誰かのためを想ってつくる料理”をコンセプトに、日替わりのスープなどをはじめとする食事やコーヒー、お茶、お酒が提供される。お店の営業時間は11時から20時。(カフェのラストオーダーは19時30分)
2016年06月27日伊勢丹新宿店では、12月2日から8日までミナ ペルホネン(mina perhonen)のギフトアイテムや限定コレクションを紹介するイベントを同店本館3階ウエストパーク/プロモーションで開催する。同イベントでは、今年でブランド20周年を迎えたミナ ペルホネンと、来年20周年を迎える同店本館3階リスタイル(ReStyle)がコラボレーションした同店限定アイテムを紹介。イベントテーマは「ハーフ アンド ライフ(half & life)」。これは「ハーフ=半分であることに幸せや豊かさを感じられるデザイン」という世界観がベースにあり、アイテムは、表と裏で異なるファブリックを掛け合わせたエッグバッグ(1万3,000円)や、roofというテキスタイルを背面に落とし込んだソックス(3,600円)などがラインアップする。ミナペルホネンとピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)がコラボレーションした6個入りのマカロンセット(2,500円)も、ミナペルホネンのデザイナーである皆川明が手掛けたリボン付きの特別パッケージにて販売される。
2015年12月01日ミナ ペルホネン(mina perhonen)とアトリエシムラの着物のコラボレーションによる展示会「シムラの着物ミナの帯」が、11月20日から23日まで東京・南青山のTOBICHIにて開催される。同展では、人間国宝である染織家の志村ふくみと、その長女である志村洋子の監修による6点の着物を出展。今回の着物は、工房で染められた糸で織られたものとなっている。合わせて、ミナ ペルホネンのデザイナーである皆川 明が用意した多数のテキスタイルデザインの中からアトリエシムラが厳選した5点のテキスタイルで仕立てた帯も展示販売される。なお、価格は、着物が45万円から、帯が10万円から。その他、メイン会場の3軒隣にあるTOBICHIの常設ショップ内では11月20日の15時から17時、及び11月21日から23日の11時から12時、16時から17時まで、アトリエシムラによる「仮仕立てライブ」を開催。糸が染められ裂(きれ)になり、着物のかたちになっていく様をじっくりと観覧することが出来る。また、アトリエシムラのコーナーも設けられ、手織りストールや小裂(こぎれ)の額装、書籍、ポストカードなどが販売される。なお、11月20日の12時から13時、21日の10時から11時、18時から19時、22日の10時から11時、18時から19時に実施されるアトリエのスタッフによる着物の見立てサービスと、20日18時の、志村ふくみ、志村洋子、糸井重里によるトークショー、23日19時の糸井重里と皆川明によるトークショーは満員につき申込受付は終了している。【イベント情報】「シムラの着物ミナの帯」会場:TOBICHI 2住所:東京都港区南青山4-28-26会期:11月20日~23日時間:11:00~18:00(20日は13:00~17:00)
2015年11月18日ノルウェー生まれの大人気ベビーブランド「ストッケ」。なかでも子どもの成長に合わせて座面と足のせ板を調整できる「トリップ トラップ」は1972年に登場して以来、世界中で愛用されているベストセラー商品だ。発売して40年以上たつ今も、子どもがいる多くの家庭でこのトリップ トラップを使用する姿を目にする。昨年はなんと総売上900万台を突破したというから人気ぶりはとどまることを知らない。そんな大人気チェアが、なんと日本を代表する「ミナ ペルホネン」とコラボレーションを果たしたことで、多くのママ達から「うれしい!」「待ってました!」の声が続々。今回のコラボレーションは「長く人々に愛されるものをつくりたい」という共通のものづくりへの思いから実現。何度も打ち合わせを重ねて、ミナ ペルホネンの代表的なテキスタイル「hana hane」を採用し、トリップ トラップの豊富なカラーバリエーションとの組み合わせを考慮して配色が決定した。ミナ ペルホネンの子ども服デザイナーである白藤有香さんは「ストッケは個人的にも昔から知っているブランドでしたし、私自身、憧れのブランドでもありましたので、コラボレーションというお話を伺ったときはとても光栄に思いました。さらに、ストッケが他のブランドとコラボレーションをするのは初めてと知り、ブランドの長い歴史のなかで私達を最初に選んでくださったことをさらに嬉しく思いました。私自身、ミナ ペルホネンの子ども服を担当しながら二児の母でもあるので、日々親の目線でもデザインしているのですが、今回はインテリアの一部であることを優先的に考えました。部屋で子どもの気持ちや生活に寄り添い、生活が豊かに、楽しくなるようなテキスタイルという点を大切に考えて『hana hane』というテキスタイルに決めました。『hana hane』は視覚的にも非常にリズミカルで、楽しい柄です。配色も多色にせず、あえて2色使いにして、シンプルですが控えめな主張があることを考慮しました。私も1歳半の子どもと毎日一緒に食事をしていますがどれだけ汚すかをリアルに体験していますので(笑)、汚れが目立ちにくい色、ということも重視しました。男の子でも、女の子でも使いやすい色、柄になったのでは、と思っています。カラー展開が豊富なトリップ トラップとの組み合わせも楽しんでほしいですね」と語っている。一般発売は11月1日より。トリップ トラップ クッション“hana hane”YellowとNavyの2色展開。
2015年10月03日東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で、ミナ ペルホネン(mina perhonen)の夏休み特別企画「ホホホの住む森」が、8月20日から9月4日まで開催される。オリジナルの生地からの服づくりにこだわり、流行に左右されず長く愛される製品で人気を集めているミナ ペルホネン。初日の20日には、キッズ・ワークショップとして、ブランドのオリジナル生地のはぎれやボタン、リボンなどを使ってぬいぐるみを制作。そして21日からはものづくり体験ができる、参加型の期間限定ショップがオープン。オリジナル生地のはぎれセットを購入し、ギャラリー内に設けた制作スペースで自分だけのミナ ペルホネンのアイテムを作るはぎれのものづくりが体験できる。また、この限定ショップでは既存商品の一部を販売。会期中のギャラリーは森をイメージした空間に様変わり。初日のワークショップで作られたぬいぐるみは、会期終了までディスプレイ。更に会場では、ミナ ペルホネンのグラフィックツールであるインビテーションやカタログなどのアーカイブも展示される。【イベント情報】「ホホホの住む森」会場:クリエイションギャラリー G8住所:東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1階会期:8月20日~9月4日時間:11:00~19:00料金:無料休館日:会期中無休
2015年08月20日14年6月、羽田空港ターミナルにオープンした「イセタン羽田ストア(メンズ)ターミナル2」と、同年7月にオープンした「イセタン羽田ストア(レディス)ターミナル1」が、それぞれストア1周年を記念し、ストア限定アイテムを発売する。(※メンズの限定アイテムは発売中。レディスは7月29日から発売予定)「イセタン羽田ストア(メンズ)ターミナル2」では、ニューヨークを拠点に日本のものづくりを発信する「ヴイルーム(V::room)」の三越伊勢丹限定ラインとなる「ヴイルーム ネイビー(V::room NAVY)」がバイカラーのパーカーを限定発売する他、ジュエリーブランド「サトゥルノ(SATURNO)」からは、現代の飛行機の原型といわれる機種がモチーフとなったシルバーピンなど、羽田らしいアイテムを揃え展開している。「イセタン羽田ストア(レディス)ターミナル1」では、デイリーウェアを扱う「アメリカーナ(AMERICANA)」が、飛行機がモチーフのパーカーやデニムパンツのディティールが活かされたユニークなポーチを発売。このほか、「リタジーンズトーキョー(RITA JEANS TOKYO)」のTシャツ、天然ゴムを使用した「サラクス(SALACS)」のビーチサンダルも限定発売される。雑貨アイテムでは、昨年のオープン時に大好評だったという「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」の限定サーモマグから新色が登場するほか、「ボビーダズラー(Bobby Dazzler)」のパイロットの手作りぬいぐるみ、コスメブランド「コレス(KORRES)」、「オブ・コスメティックス(Of cosmetics)」のスキンケアセットなども展開する。フードアイテムでは、ジュースバー「スカイハイ・フライ・バイ(Sky High Fly by)」の1/2DAYジュースクレンズと保冷バッグのセット、オーガニックカフェ「ローズベーカリー(Rose Bakery)」のトラベリングペストリーボックス、シカゴ発のポップコーンショップ「ギャレット ポップコーン(GARRETT POPCORN)」など、同ストア限定アイテムが揃う。
2015年07月23日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)が6月22日に開催するチャリティーイベント『マカロンデー』のアンバサダーに、「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」のデザイナーの皆川明氏が就任。6月22日まで、両ブランドがコラボレーションした限定マカロンギフトが発売されている。10年前よりフランスで毎年開催されている『マカロンデー』は、ピエール・エルメが難病とたたかう子どもたちのための寄付金集めを目的として、自身のブティックでささやかに始めたもの。現在では洋菓子職人協会のルレ・デセール会員や様々な団体が参加する大々的なチャリティーイベントとなった。日本では夏至の日を『マカロンデー』と定め、集まった寄付金等を「認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワーク」に、子どもたちの医療と福祉向上のための費用として寄付している。これまでアンバサダーには、着せ替え人形「リカちゃん」や、ロンドンオリンピックの競泳背泳ぎメダリストの入江陵介選手、「ハローキティ」が任命されてきた。皆川明氏がアンバサダーを務める今年は、ミナ ペルホネンのデザインによる限定パッケージのマカロンギフト(2,500円)を発売。「ヴァニーユ エ フレーズ」、「モザイク」、「アンフィニマン シトロン」、「イスパハン」、「アンフィニマン ピスターシュ」、「プレジール シュクレ」といった色とりどりの6つのマカロンを詰め合わせた同ギフトボックスは、残数わずかとなっている。(現在は青山店のみ。6月22日まで)また、『マカロンデー』当日の6月22日には、ピエール・エルメ・パリ 青山をはじめ、各直営ブティックにてマカロンの無料配布が行われる。
2015年06月20日ミナ ペルホネン(mina perhonen)のブランド立ち上げ20周年を記念した展覧会「1∞ミナカケル」が、6月7日まで南青山のスパイラルガーデンにて開催中だ。スパイラルで行われる大規模なミナ ペルホネンの展覧会としては、今回で3回目。ミナ ペルホネンのこれまでの活動とともに、ファッションの領域を越えて様々なフィールドで挑戦を続けるブランドの標榜する未来が表現される。タイトルには、“駆ける、掛ける、描ける、翔る、駈ける、架ける”など多くの意味を含む語である「カケル」が用いられた。紙の上に描かれたパターンから、生地が生まれ、空気を含み、袖を通される1 着のドレスのように、様々な要素が掛け合わされ、ひとつひとつの形が生み出される。そんなミナ ペルホネンのものづくりにかける思いを体感することが出来る。会場構成を手掛けたのは、建築家の田根剛。今年30周年を迎えるスパイラルを舞台に、ミナ ペルホネンが向かう未来を予感させるような展覧会となっている。会期中は1階のショウケースやエントランス、スパイラルマーケットの一部にて、限定アイテムを発売。アーカイブのテキスタイルを用いたバッグやブローチなどの小物から、今回のための特別なドレスなど、展示作品と連動した様々なアイテムが並ぶ。【イベント情報】展覧会「1∞ミナカケル」会場:スパイラルガーデン住所:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1階会期:5月20日~6月7日時間:11:00~20:00入場無料
2015年06月03日無印良品の新しい魅力を紹介する「発見祭」が5月8日から21日まで、全国の大型店11店舗で開催される。「発見祭」では、無印良品が14年から始めた取り組み「POOL」を紹介し、数量限定商品を販売する。これまで製品のサービスだけでなく、生活や社会の中の様々な問題をデザインで解決する活動を行ってきた無印良品。POOLでは、流通の過程で傷や汚れなどがついてしまい販売出来なくなった商品や、生産の際に発生した端切れ、端材などにデザインの力で新たな価値を付加し、新たなアイテムを生み出している。今回の「発見祭」では、POOLからシートクッションカバーが限定発売される。同アイテムは「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」を始め、日本の布の産地である福岡の久留米、山梨の富士吉田産地で排出されたハギレを用いて制作されたもの。全6種類展開で、無印良品の「ウレタンフォーム低反発モールドシートクッション」(税込5,000円)とセットで販売する。取り扱い店舗は無印良品有楽町店、池袋西武店、渋谷西武店、丸井吉祥寺店、テラスモール湘南店、グランフロント大阪店、難波店、イオンモールKYOTO、MUJIキャナルシティ博多店、天神大名店、名古屋名鉄百貨店の11店。
2015年05月12日ミッドセンチュリーデザインの名作チェア「セブンチェア」が、「ミナ・ペルホネン(mina perhonen)」の新素材ファブリック「dop」とのコラボアイテムを先行発売する。期間は4月15日から5月10日までで、場所は伊勢丹新宿店本館5階のリビングデコール。スタッキングが可能なセブンチェアは、北欧のシンプルデザインの先駆者ともいえるアルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)がデザインしたもの。そのヤコブセンが所属する「フリッツ・ハンセン(Fritz Hansen)」が手掛けた家具は、ニューヨークのMoMA、石川県・金沢市の21世紀美術館、東京・六本木の国立美術館などでも使われている。一方、ミナ・ペルホネンの「dop」は肌触りが滑らかな両面モールスキン。表裏が異なる配色となっており、使い込むことにより表の糸が擦り減ると、裏の色が現れるというユーモアなデザインが特徴だ。繊細に起毛されたなめらかな触感で、スツールやソファなどの張り地、クッション、バッグなどのファブリックとして適している。今回のコラボ作品「セブンチェア in dop」では、dopをフルパディング、フロントパディングの2パターンに加工。裏面も含み9色のdopをパッチワークしたフルパディングモデル(16万5,000円)では、シートシェルの背面に特別にデザインしたボタンがあしらわれた。一方、ミナ ペルホネンを代表する“choucho”や“tambourine”などの刺繍を施したフロントパディングモデル(12万円から15万円)は、それぞれの生地にマッチしたウッドシェルを使用。シートシェルには今回のためにデザインしたプレートを配置した。カラーパレットはヤコブセンがセブンチェアのために選んだ8色の中から、ミナ ペルホネンのデザイナーの皆川明が選んだ6色の展開となっている。
2015年04月03日エイベックスが3年半の開発期間を経て開発した大麻布「麻世妙 majotae(まよたえ)」を使ったアイテムが3月25日から伊勢丹新宿店本館・メンズ館各階で展開される。「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」「マメ(mame)」「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」「ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)」らが、日本古来の布の魅力を活かした限定アイテムで表現する。ヨウジヤマモトは、女性らしいシルエットのロング丈ブラウス(5万6,000円)のパターンを新たに引いた。同アイテムはフロントタックに麻世妙を使用し、その素材感を際立たせている。メンズアイテムとしては、1987年のコレクションで好評を得たパネルデザインのモノトーンジャケット(12万円)を、麻世妙でリバイバルさせた。同ジャケットに数シーズン前から人気の高いサルエルパンツ(6万円)をスタイリングすることで、麻世妙を軸に過去と未来を繋げるルックに仕上げている。デザイナーの山本耀司も「伝統を未来に繋げる」という麻世妙のコンセプトに共感し、今回の限定品製作に至ったという。マメは、麻ならではの透け感を活かしたチュニック(7万1,000円)、トップス(3万8,000円)、ワンピース(7万5,000円)の3アイテムを製作。ワンピースの前面には、14-15AWコレクションにも採用されたスズランモチーフの刺繍が施されている。デザイナーの黒河内真衣子は、日本各地の伝統的な技法にインスピレーションを受けたコレクションを発表しており、今回のコラボレーションが実現した。ケイタマルヤマは、麻世妙でドレス2型(8万5,000円から)とスカーフ1型(3万3,000円)を製作。デザイナーの丸山敬太は「麻は保温性もある一方、涼感も与えてくれる素材。環境に寄り添う素材を活かすため、着る人の肌に近いアイテムを作りたいと思い、着るごとに肌になじむようなシルエットのシャツワンピースをデザインした」と同店の公式動画内でコメントする。ミナ ペルホネンは、麻世妙を使った新生児のためのおくるみ(2万円)と帽子(1万5,000円)をデザイン。ミナ ペルホネンを代表する鳥や草花のモチーフが連なる「forest parade」のレースが施されている。いずれも肌触りのよい麻世妙を赤ちゃんの肌に触れる内布に、外布にはオーガニックコットンを採用している。また、同モチーフのレディスアイテムとして、ドレス(6万5,000円)とブラウス(3万8,000円)の2型も製作した。4月1日から6日には、同店本館7階催物場で「麻世妙~日本人が忘れていた布」が開催される。同展示では、麻世妙が持つ魅力と未来への可能性について、貴重な自然布コレクションやファッションアイテム、インスタレーションアート作品などを通じて伝えていく。
2015年03月25日バンダイが展開する完成品トイ「METAL BUILD」シリーズより、2015年6月に発売される『METAL BUILD ガンダムアストレイゴールドフレーム天ミナ -天空の宣言-』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は23,760円(税込)。「METAL BUILD」は、「GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE」シリーズで培われた開発ノウハウを惜しみなく投入し、作品のデザイン性や世代に応じた商品デザインアレンジで立体化した、最高のクオリティのロボット完成品トイ。ロボットの魅力を、質感に至るまで追求し再現したシリーズで、関節部を中心に強度と重量感を生み出すために金属素材を採用し、その他全身にわたり硬質プラスチックで構成することで、シャープでソリッドなメカの質感・密度を表現している。これまでに「ダブルオーガンダムセブンソード」「ダブルオーライザー」「フリーダムガンダム」「デスティニーガンダム」「ガンダムエクシア」「レーバテイン」といったロボットが立体化されている。「ガンダムアストレイゴールドフレーム天ミナ」は、TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』の外伝作品『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』シリーズに登場するモビルスーツ(MS)。「アストレイ レッドフレーム」らとの戦闘で損傷した「ゴールドフレーム天」を、オーブ管轄の宇宙ステーション「アメノミハシラ」にて改造した機体。改修された機体は、前出の改造前の"天"と区別する意味もあり、搭乗者であるロンド・ミナ・サハクの名からそう呼称されている。『METAL BUILD ガンダムアストレイゴールドフレーム天ミナ -天空の宣言-』では、オリジナルデザイナー阿久津潤一氏(株式会社アストレイズ)が新たに描き起こした「METAL BUILD」用の造形でアレンジ。金色のダイキャストには電解メッキを採用し、通常のプラメッキとは異なる金属の輝きを再現している。また、特徴的な漆黒の装甲は、「METAL BUILD」では初採用素材のポリカーボネートにより光沢ある質感に仕上がっている。造形・可動は、阿久津氏による「METAL BUILD」オリジナルアレンジにより、シャープな造形と可動を両立。さまざまな武装が付属し、初の商品化となる「オキツノカガミ」も標準装備され、強烈なアレンジが加えられているという。セット内容は本体に加え、マガノイクタチ(バックパック)、交換用左手首2種、交換用右手首3種、オキツノカガミ(槍)、ツムハノタチ(爪)、トリケロス改(右腕武器)、トツカノツルギ(腰剣)×2、マガノシラホコ用ワイヤーユニット×2、専用台座一式。なお「魂ウェブ」では、本商品のスペシャルページも公開されている。(C)創通・サンライズ
2015年02月14日東北復興支援として、デザイナー・芦田多恵が南三陸の縫製技術者とコラボレーションして生み出すアイテム「ミナ・タン チャーム(MINA-TAN CHARM)」にバレンタイン、ホワイトデーに最適な新作「メッセージベア」が加わった。メッセージベアはテディベアタイプ。デニムに刺繍が施されたエレガントな男の子とヘッドアクセサリーと首飾りがアクセントの女の子の2 種類が登場。いずれもハート型のポケットにメッセージカードが入る。価格は1万6,000円。ブティック アシダ 代官山本店、ブティック アシダ 銀座、ブティック アシダ 御堂筋、三越日本橋本店タエ アシダコーナーにて販売中。3月12日から18日まで東急百貨店渋谷本店3階にポップアップショップがオープンする。ミナ・タン チャームは被災地の手作り品ではなく、イタリア製テキスタイルや付属品を用いた被災地からの“高品質な商品”を追求。売り上げから販売経費を除いた金額が製作に携わった人達に支払われる。
2015年02月11日デザイナー・芦田多恵は、宮城県南三陸町の復興支援の一環として、南三陸の仮設住宅に入居する縫製技術者とコラボレーションし、マスコット付きキーホルダー「ミナ・タン チャーム(MINA-TAN CHARM)」を12月10日から、伊勢丹新宿店と日本橋三越本店で販売する。今回で2度目の販売となるミナ・タン チャームは、ウマのキーラ(1万5,000円)、ペガサスのリア(1万8,000円)、ネコのミナ(1万5,000円)、キリンのサン(1万3,000円)、イヌのリック(1万4,000円)に加え、初登場のヒツジのエリザベス(1万5,000円)、ジョージ(マフラー付き/1万4,000円)、セーラ(1万2,000円)の合計6種類が全てハンドメイドで販売される。伊勢丹新宿では、伊勢丹のタータン柄(マクミランイセタン)のオリジナルのパッケージに入り販売される。このチャーム販売を通じた復興プロジェクトは、2013年7月、南三陸町の長期的な復興支援を目的として、株式会社ジュン アシダが“Support Tohoku Eternal Project(S.T.E.P)”を発足。同社は芦田多恵によるデザイン及び技術指導、商品を制作する工程で生まれる高級輸入生地の残布や半端なパーツを提供し、プロジェクトをサポートする。チャームの売上金額から販売経費を除く金額が、工賃として縫製技術者に支払われるという。ミナ・タン チャーム(MINA-TAN CHARM)の“MINA”は南三陸、“TAN”は「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」ブランドの「TA」に由来するほか、千利休の孫である「宗旦(そうたん)」の“TAN”でもあるという。この宗旦には逸話が残されている。ある寺の住職が庭に咲いた一輪の白玉椿を宗旦に見せようと思い小僧に届けさせるが、小僧は途中で転び、せっかくの花びらは飛び散ってしまった。しかし、宗旦は花を失った枝や花びらを生かし、花のない枝を茶室の床の間に生け、花びらを巻き散らすことで、茶室には宗旦特有の風情が生み出されたという。このように、同復興プロジェクトには、「いっときは美しく栄えていたものが価値を失ってしまっても、人のまごころを吹き込むことでふたたび輝きを取り戻させ、かかわるすべてのものを生かすことができる」という想いがある。洋服の生地やパーツとして価値のあったものが、洋服を制作した結果として残布や半端なパーツになってしまっても、今ふたたび“ミナ・タン チャーム”として生まれ変わってほしいという願いが込められているという。このミナ・タン チャームは、伊勢丹新宿店では本館4階「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」ショップ横(12月25日まで)、日本橋三越では本館3階ライトウェル(12月16日まで)で販売される。
2014年12月09日三越伊勢丹の基幹3店(伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越)で、「三越伊勢丹デザインウィーク2013(ISETAN MITSUKOSHI DESIGN WEEK 2013)」が23日よりスタートした。注目は、伊勢丹新宿店のメイン企画で、「マルニ木工」と「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」の初コラボレーションとなる「ふしとカケラ」(本館1階ザ・ステージ)。深澤直人がデザインしたマルニ木工のアームチェア「HIROSHIMA」に、ミネ ペルホネンの余り布でパッチワークした生地や、使い込む内に擦れたところから別の色が現れ経年変化が楽しめる新作ファブリックを使用したオリジナルチェアが登場。100脚限定生産とレアな逸品を目掛けて開店前より行列ができていた。イベントでは「HIROSHIMA」の座面の形をしたミナ ペルホネンの限定バッグも3種用意。会期は29日まで。本館5階リビングフロアでは、「マリメッコ(Marimekko)」の限定品や廃盤になったファブリック、食器、ステーショナリーなどがそろうマーケット「マリカウッパ(MARIKAUPPA)」がオープン。新作「ウエザー・ダイアリー(Weather Diary)」の食器を始め、人気のプケッティ柄を使用した伊勢丹限定カラーアイテムが数量限定で登場。会期前より問い合わせが殺到しているという。その他、北欧デンマーク家具の代名詞ともいえる「フリッツ・ハンセン(Fritz Hansen)」のセブンチェアに英国ファブリックブランド「デザイナーズギルド(DESIGNERS GUILD)」の生地を張ったコラボチェアや、家具デザイナー・尾方新一の「ビーン・スツール(BEAN STOOL)」、陶芸家ルーシー・リーに影響を受けた若手陶芸家(青木良太、田村一、竹村良訓、田中信彦)をフィーチャーした「ライフ・イズ・アート(LIFE is ART)」、漫画『へうげもの』とコラボし茶道具を集めた「Chanoyu Oribe-tique」など多彩なイベントが開催されている。また、日本橋三越本店では、絵本作家・いちかわともこが手書きで描いた限定のマトリョーシカが29日まで展開。銀座三越ではifs未来研究所所長・川島蓉子による空想デパート「川島屋未来百貨店」がオープンしている。三越伊勢丹では「HAND MADE BY/FOR ME(私による私のためのハンドメイド)」をテーマに、11月5日までの会期中、全30を超えるイベントが予定されている。
2013年10月23日ファッションブランド「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」のデザイナー・皆川明氏による手書きのイラストがプリントされた「minä perhonen×PASS THE BATON remake tableware」に新デザイン“リトルトリップ”が登場。2013年3月1日(金)より、丸の内、表参道、阪急うめだ、オンラインSHOPのPASS THE BATON全店で発売となる。前回の“咲いてる花にただ笑ふ。”シリーズと同様、製造される工程でちょっとしたB品によりはじかれてしまった白い業務用食器に、minä perhonen デザイナー・皆川氏による手描きのイラストでリメイクされたアイテムは、独特の世界観を持つ、可愛らしくもユニークなものに仕上がった。皆川氏は、今回の食器に込めた想いを次のように語った。「この‘“リトルトリップシリーズ”は、食器を一つのランドスケープとして見立てました。食事やお茶の時間が、旅する時間のように楽しんでもらえたらと思います。それぞれの景色にはその場所で暮らしている動物や花が描かれています。今回は前回のシリーズと表情を変えてみたくて繊細なタッチで絵を描いてみました」。何気ない食卓の風景や昼下がりのお茶の時間を、心華やぐ瞬間へ変えてくれる。そんなユーモラスにリデザインされたテーブルウェアをぜひ手に取ってみて。■minä perhonen ミナ ペルホネン1995 年にデザイナー・皆川明により「minä」として設立されたファッションブランド(2003 年minä perhonen に改名)。「minä」は「私」、「perhonen」は「ちょうちょ」を意味する言葉。蝶の美しい羽のような図案を軽やかに作っていきたいという願いを込めている。詩情を込めたデザインと手作業で描く図案をテキスタイルとして表現する姿勢から、国内外の美術館で展覧会への招聘も多い。Deep Plate価格:2,520円Morning Cup価格:1,680円Plate価格:2,310円※食器、デザインバリエーションは全3種類。(text:Miwa Ogata)
2013年02月27日現在、伊勢丹新宿店で大規模な個展を開催中の陶芸作家リサ・ラーソンと、夫で画家のグンナル・ラーソン。2人のスウェーデンを代表するアーティストによる展示「Lisa Larson, Gunnar Larson Exhibition」が、「ミナ ペルホネン京都店」で開催される。 愛らしい動物の陶器で知られるリサ・ラーソンはもちろん、画家として、88歳になる現在もスウェーデン国内で個展やリサとの2人展をたびたび行うなど、精力的に活動を続けるグンナル・ラーソンを、アーティストとして尊敬して止まないという「minä perhonen」のデザイナー皆川明さん。そんな皆川さんの発案により実現した。 この展示では、リサが自宅のアトリエで日々創作するユニークピースが中心。彼女自身の手で作られた、ほかでは目にすることができない1点ものの作品が並ぶ。また肖像画や風景画など、美しい色彩で描くグンナルは、今回はリトグラフ作品を中心に展示販売する。photo:Norio Kidera アーティスト同士である2人。無意識のうちに作品も影響し合っているのだとか。「同じアートといっても私は陶芸家といってもデザイナーで、絵を描くのとは全く違う作業。今回の展示は大冒険に行くような気持ちですごく楽しみにしています。まさか2人で展示ができるとは思っていなかったのですが、それができるのも皆川さんのアートとデザインに対する、幅広い理解力のおかげだと思います」とリサ。 会場では、スウェーデンの自然と共に暮らす2人の生活の様子や、それぞれのアートピースが生み出される工房など、写真家の木寺紀雄さんが撮影した2人の素顔が垣間みられる写真集も販売される。 なお、この展示は12月1日から大阪の「dieci 208」に巡回するそう。リサ・ラーソンのあまり知られていない作品、また偉大なアーティストであるグンナル・ラーソンの作品を見られる、日本では初めての貴重な機会をぜひお見逃しなく。Lisa Larson / Gunnar Larson Exhibition会期:2012年10月26日(金)〜11月4日(日) ※会期中無休 12:00〜20:00会場:ミナ ペルホネン京都店 1階 3階 4階 京都府京都市下京区河原町通り四条下ル市之町251-2 寿ビルデイング 取材/赤木真弓
2012年10月26日「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」のデザイナー皆川明さんと、陶芸家の安藤雅信さんによる「はねの器 ハナの器」展が、西麻布のギャラリー「le bain(ル・ベイン)」にて開催されている。安藤雅信さんは岐阜県多治見市に「ギャルリ百草(ももぐさ)」を構え、活動する陶作家。皆川明さんとのコラボレーションによる器づくりは、2年前よりスタート。安藤さんの定番の器に、「minä perhonen」ならではの蝶々がスタンプされたものは、人気の高い作品となっている。今年は新たに、羽の形をした器が登場。日常で使いやすい器をテーマに作られた“はねシリーズ”は、2つ並べると蝶々のようになり、模様を描くように盛りつけが楽しめる。絶妙な色合いの器は重ねて使っても。またデザインから2人で考え、皆川さんが自ら絵付けした花や蝶の模様の器やカップなど、さまざまな種類が並ぶ。なかには、家のお守りにもなるなべ敷き「Roomori(ルーモリー)」や、見ると元気になれる愛らしい人形「Hope(ホペ)」といったユニークなものもあり、選ぶのに悩んでしまいそうだ。上下を変えると、顔の表情が変わる「Roomori(ルーモリー)」。向かいにあるギャラリー「MITATE(ミタテ)」では、「minä perhonen」による「BLUE ときどき YELLOW」展を同時開催。青と黄色をテーマにセレクトされた、ハンカチやバッグ、コースター、バッジ、カップなどのオリジナル商品を販売している。オーガニックコットンとリネンのタオルは、今回初登場。ハンカチ、タオルなどがある。ブルーと黄色で揃えられた、スタッキングできるカップ「pudding/」さらに併設の和菓子店「ori HIGASHIYA(オリ ヒガシヤ)」は、会期中、「minä café」に変身。皆川さんによるレシピで作られたカレーやサンドイッチを今回発表の器で食べられるという、とても贅沢なカフェ。アイス最中やかき氷などの甘味、ドリンクも自家製ジンジャーエール、コーヒーや煎茶のほか、シードルや自家製サングリア、ワインなども揃っている。玄米ごはんのカレー(¥1,000)と、今回のために考案されたアボカドとベーコン、マスカルポーネとナッツの2種が愉しめる「minäサンド」(¥800)。初日にはオープン前から行列ができるほどの人気。充実した展示となっているので、ご興味のある方はぜひお早めに。皆川明+安藤雅信「はねの器 ハナの器」展minä perhonen「BLUE ときどき YELLOW」展※同時開催「minä café」会期:開催中~7月18日(水)営業:11:00~19:00 月曜日定休場所:ギャラリーle bain/ギャラリーMITATE/ori HIGASHIYA 東京都港区西麻布3-16-28お問い合わせ:03-3479-3842 取材/赤木真弓
2012年07月10日毎年恒例のデザインイベント『DESIGNTIDE TOKYO 2011』(デザインタイド トーキョー)が11月2日からスタートする。今回のテーマは「LOVE COMMUNICATION(ラブコミュニケイション)」。伊勢丹新宿店では今年もスペシャルなプロダクト販売や、見逃せないイベントが目白押しだ。なかでも、「リチャード ジノリ」と「ミナ ペルホネン」のコラボ企画は必見。photo:Satoshi YamaguchiStyling:Fumiko Sakuhara今年は、昨年のパオラ・ナヴォーネ氏によるCIAO CIAOコレクションに共感した「ミナ ペルホネン」とのコラボレーション企画が実現した。今回のコラボレイションでパオラ・ナヴォーネがイメージしたのは「あらたな出会い」の創造。6つのシリーズからなる本コレクションは、最初にミナ ペルホネンが「LOVE COMMUNICATION」をテーマに沸き上がったインスピレーションを、パオラ・ナヴォーネ氏にリレーし、そのアイデアを彼女が作品に落とし込んだ。こうして生み出されたスペシャルエディションは伊勢丹新宿店でしか手に入らない限定商品だ。RICHARD GINORILOVE COMMUNICATION paola navone & minä perhonen会期:2011年11月2日~11月8日会場:伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージその他、10月26日~11月8日の期間、伊勢丹新宿店 本館5階ではさまざまなプロダクトが展示・販売される。編集部おすすめのプロダクトやフェアをご紹介しよう。LOVE CHAIR COLLECTION with HARAMEKI Design×Finland クリエイターとのコラボレーションで作り上げられる伊勢丹オリジナルコレクション。今回は家族や恋人、仲間同士が語らうために欠かせないリビングツールとして椅子をクローズアップ。Le cadeau(ル・カドゥ) –PASS THE BATON×ISETAN LIVING 「人と人を結びつけるもの。贈ることで伝える想い」をテーマに「Le cadeau(ル・ガドゥ)=贈り物」と題してプレゼントにぴったりのギフトを提案する。LOVE! FINLAND Lapuan Kankurit Fair ~フィンランドの冬支度~「LOVE CHAIR COLLECTION with HARAMEKI」と連動して、フィンランドのテキスタイルブランド「Lapuan Kankurit(ラプアン・カンクリ)」とコラボレーションし、リビングやベッドルームでくつろげる暖かいアイテムが揃う。Candle JUNE presents CANDLE NIGHT GIFT STATIONCandle JUNE プロデュースにより伊勢丹リビングフロアに『キャンドルナイトギフトステーション』が登場。大小さまざまな色のハンドメイドキャンドルから自分の好みの2つを選び、詰め合わせるパッケージギフト「CANDLE BAR」など会場限定のスペシャルアイテムをご紹介。日本の食生活にぴったりな器 min 小泉誠とつくるテーブルウェア デザイナー小泉誠と老舗食器メーカー、ニッコー株式会社そして伊勢丹の3者が今の日本の食卓について真剣に考え、本当に役立つ器をテーマにオリジナルのテーブルウェアシリーズを開発。オーブン、レンジ、食器洗浄機にも使用できる日本の食生活にぴったりの器が豊富に揃う。宮崎椅子製作所のものづくり LOVEプロダクト&ユース 作り手と使い手のコミュニケーション6色の木材と6色の貼生地を組み合わせた伊勢丹オリジナルや、グッドデザイン賞受賞の椅子を一同に展示販売する。デザインだけではなく、使い勝手、使い心地にこだわったプロダクトが数多く集まるこのイベント、是非一度足を運んでみてはいかがだろうか。ISETAN LIVING DESIGNTIDE TOKYO 2011 LOVE COMMUNICATION会期:10月26日~11月8日会場:伊勢丹新宿店 期間限定! 「パオラ・ナヴォーネ×ミナ ペルフォネン」待ち受け画像 プレゼント中!≫ (iPhone、Android用もあり) お問い合わせ: 伊勢丹新宿店 取材/おうちスタイル編集部
2011年10月24日現在ベルリンを拠点に、ファッションブランド『ミナ ペルホネン』でデザイナー/プレスとして活動する長江 青(ながえ・あおい)さんが、初めて手がけた絵本『ぐるぐるちゃん』を上梓。この秋、福音館書店から刊行される。子りすのぐるぐるちゃんを主人公に、やさしくのびやかなタッチで綴られる本書は、紙に絵の具でモチーフを描いてからちぎり絵にするという独特の手法で描かれている。これはもともと、長江さんが『ミナ ペルホネン』でスカーフの図案を起こす時に慣れ親しんでいた“自作色紙”での貼り絵から発展したもの。色むらや刷毛あとから成る微妙な色合いの変化が、絵に大胆で活き活きとした表情や手触り感のある温もりを生んでいる。 「絵本のための絵を描くことが、とても楽しかった」と語る長江さん。文章は極力短くシンプルにすることで、子どもが理解しやすい展開を心がけたという。「短く、わかりやすく」絵と文章を構成する作業は、絵本づくりにおいて要となる部分であると同時に、想像以上の労力が必要とされる。編集者と、構成を担当したアートディレクターの菊地敦己(きくち・あつき)さんと何度も話しあい推敲を重ねたという本書は、実に5年以上もの年月をかけて完成した。2010年に自身も長男を出産。子どもの反応や成長はクリエイションの過程で、随所に影響しているという。「1歳2歳のごくごく小さな子どもの心を想像しながらつくりました。子どもが絵本を見た時に、楽しい、わくわく、嬉しい、というような気持ちになって安心して楽しんでくれたらなによりです」(長江さん)。愛らしいりすのぐるぐるちゃんとお母さんりすの穏やかな日常を描いたストーリーは、のびのびと描かれた絵とともに、子どもたちの澄んだ感性にやさしく語りかける。そして、大人である私たちにおいてはどこか懐かしく、幼い頃の純粋で清らかな心象風景を思い起こしているかのような、そんな不思議な感覚に浸らせてくれる。本書は、2011年9月10日(土)に全国書店にて刊行予定。発売に合わせて、9月8日(木)〜 原画を中心としたエキシビションが青山のブックショップ『ユトレヒト』内のギャラリー『NOW IDeA』で開催される。『ぐるぐるちゃん』(福音館書店 刊/あかちゃんの絵本シリーズ)文・絵:長江 青構成:菊地敦己発売日:9月10日サイズ:19×19cm 24ページ 価格:¥800(税抜き)対象年齢:10ヶ月から『ぐるぐるちゃん』エキシビション会期:2011年9月8日(木)~9月19日(月) 12:00~20:00会場: NOW IDeA(ブックショップ・ユトレヒト内) 東京都港区南青山5-3-8 パレスミユキ 2F取材/松浦明
2011年09月05日韓国人女優、シン・ミナが2月21日(火)、東京・スペースFS汐留で行われた「真!韓国映画祭」に出品されている主演映画『今、このままがいい』試写会で舞台挨拶に立ち、韓国インディペンデント映画を熱烈PRした。同作は対照的な性格の異父姉妹が、妹(ミナ)の父親を探す旅を通じ心を通わせていく姿を描くロードムービー。女流監督プ・ジヨンが長編デビューを飾っている。同日朝、来日したミナは「韓国映画と言えば、予算の大きい派手な大作か韓流スターが主演の作品ばかり紹介されることが多く残念です。日本もそうだと思いますが、小さい作品にもいいものがたくさんあり、今回のように紹介されることになって良かった!関心を持ってもらいたいです。この作品は韓国ではあまりたくさんの人に観られていませんが、観た方はきっと深い感動を覚える作品です」と熱のこもったメッセージ。身長1メートル68、体重46キロの抜群のプロポーションを誇り、モデルとして現在Calvin Klein Jeansの広報キャラクターも務めるミナはこの日、舞台挨拶で淡い緑の膝上20センチほどのワンピース、囲み取材時には真っ赤なショートジャケットに黒のショートパンツ姿と2変化。いずれも個性的なデザインのハイヒール靴を履きこなしたスーパー美脚で観客と取材陣を悩殺。ファッションについては「今日の靴はミュウミュウです。服はいつもシンプルなものをと心がけています」と明かした。2001年にファッション雑誌の専属モデルとしてデビューし、女優業にも進出。『火山高』などで日本を始め、国境を越えた人気を獲得してきたキャリアを築き現在、26歳。「若い頃にデビューしましたが、最近やっと認められてきたと思う。これから女優としての欲求がもっと広がっていくと思うので、新しい私をお見せしていきたい」と抱負を語った。一方、同日発表された第60回ベルリン国際映画祭の受賞結果でコンペティション部門出品作『CATERPILLAR キャタピラー』(若松孝二監督)の主演女優、寺島しのぶが最優秀女優賞を受賞したが、取材陣から寺島さんを知っている?と聞かれ「ごめんなさい、わかりません」と恐縮しきりで答える一幕もあった。同映画祭は、ローバジェットながら斬新で作家性豊かな良作を多数輩出する韓国映画の新潮流を紹介する狙いで今年からスタート。韓国の映画会社キノアイ、名古屋のミニシアター、シネマスコーレ、名古屋発の映画祭シネマコリアが配給委員会を結成し主催している。ミナの同作は出品作全4作のうちの1本。「真!韓国映画祭」は2月27日(土)よりポレポレ東中野ほか全国にて順次開催。(photo/text:Yoko Saito)「真!韓国映画祭」公式サイト■関連作品:今、このままがいいCATERPILLARキャタピラー© 若松プロダクション
2010年02月21日