パイオニアは9月2日、レーザーディスク(LD)プレーヤーの3機種が、国立科学博物館の「重要科学技術資料(未来技術遺産)」に登録されたと発表した。未来技術遺産は、科学技術の発展を示す技術的な資料や、国民生活や社会、文化に大きな影響を与えた科学技術資料の保存と次世代への継承を目的に、2008年に制定された制度。昨年度までに184件が登録されている。今回、未来技術遺産として登録されたのは、世界初の業務用LDプレーヤー「PR-7820」、家庭用のLDプレーヤー「LD-7000」、そして世界初のコンパチプレーヤー(LDのほかにCDの再生も可能)「CLD-9000」だ。レーザーディスクは、パイオニアが開発した光学式ディスクの規格。アナログで記録されている映像と音声を、レーザーピックアップで読み取る方式を採用している。1979年に業務用プレーヤーの「PR-7820」を発売した後、1981年に民生用の国内向けモデル第1号として「LD-1000」を発売。映像を再生できるディスク媒体として一時代を築いた。その後、DVDやBDなどの普及に伴い、2009年にプレーヤーの製造から撤退しているが、レーザーディスクプレーヤーの開発によって培われたピックアップ技術やサーボ技術などは、現在でもさまざまな製品に生かされている。
2015年09月02日ZMPは8月26日、独Ibeo Automotive Systems(IBEO)と自動運転車の共同開発に合意し、IBEOのレーザースキャナを搭載した自動運転車両RoboCarの販売を同日より開始すると発表した。IBEOのレーザスキャナを前後計2個搭載した市販ハイブリッド車ベースのRoboCar HVの価格は2200万円(税別)で、カスタマイズにより最大5個のIBEOレーザースキャナの搭載・統合が可能となっている。今回の協業についてZMPは「世界でもっとも優れたレーザスキャナメーカーの1つであるIBEOとの協業を発表できることにとても興奮しています。IBEOとZMPの組み合わせにより、高効率かつ高性能な自動運転技術の提供が可能となると考えます」とコメントしている。
2015年08月26日キヤノンは25日、A4対応のカラーレーザー複合機「Satera MF726Cdw」「Satera MF722Cdw」「Satera MF628Cw」を発表した。9月10日から発売し、価格はオープン。「キヤノンオンラインショップ」での価格(税別)は、「Satera MF726Cdw」が76,800円、「Satera MF722Cdw」が71,800円、「Satera MF628Cw」が59,800円。○Satera MF726Cdw「Satera MF726Cdw」は、毎分20枚の印刷が可能なA4カラーレーザー複合機。コピー / プリンタ / ファックス / スキャナという4つの機能を内蔵する。3.5型のカラー液晶タッチパネルを備え、フリック操作などによって直感的に操作できるようになっている。ホーム画面には使用頻度の高い定型業務のボタンも作成でき、業務の効率化にも役立つ。IEEE802.11b/g/n対応無線LANを搭載し、シリーズ初となるNFC機能を搭載した。NFC対応のAndroidスマートフォンをかざして印刷が可能。スマートフォンのダイレクト接続もサポートする。PC向けには「MF Scan Utility」ソフトを用意し、スキャンしたデータをEvernoteやDoropboxなどのクラウドストレージにアップロードできる。モバイル機器用アプリ「Canon PRINT Business」も刷新されており、モバイル機器との連携も強化した。スキャン機能の1つ「サーチャブル PDF」では、紙文書をPDFとして保存できる。「Compact PDF」では、画像を文字と写真に分離してそれぞれに適した圧縮をかけることで、サイズの小さいPDFを生成。そのほか主な仕様は、トナー定着方式がオンデマンド定着方式、コピー時解像度が600×600dpi、ウォームアップタイムが23秒以下、リカバリータイムが約8秒、ファーストコピータイムがカラー17秒以下・モノクロ16秒以下。給紙容量は標準カセットに約250枚、手差しトレイに約50枚、オプションの給紙カセットを装着することで最大550枚まで拡張できる。排紙トレイ積載枚数は最大125枚で、両面印刷にも対応。インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズは約W430×D484×H479mm、重量は約31kg。○Satera MF722Cdw「Satera MF722Cdw」は、「Satera MF726Cdw」からファックス機能を省略したモデル。そのほかの仕様はほぼ共通。○Satera MF628Cw「Satera MF628Cw」は、毎分14枚の速度で印刷が可能なモデル。基本仕様は「Satera MF726Cdw」とほぼ共通。主な相違点は両面印刷に対応していないことや、ファーストコピータイムがカラー / モノクロとも19秒以下、給紙容量が標準カセットに約150枚、手差しトレイに1枚であることなど。本体サイズは約W430×D484×H429mm、重量は約26kg。
2015年08月26日キヤノンマーケティングジャパンは23日、プレゼンテーション用のレーザーポインター2機種を発表した。発売日は8月20日。希望小売価格は、グリーンレーザーモデル「PR10-GC」が35,000円、レッドレーザーモデル「PR100-RC」が18,000円(いずれも税別)。カラーは、PR100-RC-BKがブラックのみ、PR100-RCがブラックとホワイトの2色を揃える。PR10-GCとPR100-RCは、PowerPointやKeynoteの使用時に、PCから離れた場所でもワイヤレスでスライド操作できるレーザーポインター。ワイヤレス操作ができる範囲は、PR10-GCでは約30m以内、PR100-RCでは約15m以内だ。両機種ともプレゼンテーションの残り時間をバックライト付き液晶で確認できるタイマー機能や、設定時間に近づくと本体が振動して通知する機能を備えている。PR10-GCでは、波長650nmの一般的なレッドレーザーに比べ、人の目が光の明るさを感じる「比視感度」が約8倍高いというグリーンレーザーを採用。PR100-RCでは、一般的なレッドレーザーに比べ約2倍見やすいという波長635nmのレッドレーザーを採用している。PR10-GCの本体サイズはW33×D136×H26mm、重量は71g(電池含む)、電池寿命は約4.5時間。PR100-RCの本体サイズは、W33×D136×H26mm、重量は66g(電池含む)、電池寿命は約16時間。電源は、どちらのモデルも単4形乾電池×2本を使用。対応OSはWindows Vista/7/8/8.1、およびMac OS X 10.5~10.1
2015年07月24日キヤノンマーケティングジャパンは23日、プレゼンテーション中に役立つバックライト付き液晶タイマーやバイブレーション通知機能を搭載したレーザーポインター2モデルを発表した。8月20日に発売する。価格は、グリーンレーザー採用モデル「PR10-GC」が35,000円、レッドレーザー採用モデル「PR100-RC」が18,000円(いずれも税別)。カラーは、PR100-RC-BKがブラックのみ、PR100-RCがブラックとホワイトの2色を揃える。PR10-GCとPR100-RCは、プレゼンテーションに役立つ機能を複数搭載したレーザーポインター。プレゼンテーションの残り時間をバックライト付き液晶で確認できるタイマー機能や、設定時間に近づくとバイブレーションで知らせる機能を備えている。また、PowerPointやKeynoteに対応し、PCから離れた場所でもワイヤレス操作でスライド送り・戻りなどの操作が行える。ワイヤレス操作できる範囲は、PR10-GCでは約30m、PR100-RCでは約15m。PR10-GCでは、波長650nmの一般的なレッドレーザーに比べ、人の目が光の明るさを感じる「比視感度」が約8倍高いというグリーンレーザーを採用。PR100-RCでは、一般的なレッドレーザーに比べ約2倍見やすいという波長635nmのレッドレーザーを採用している。PR10-GCの本体サイズはW33×D136×H26mm、重量は71g(電池含む)、電池寿命は約4.5時間。PR100-RCの本体サイズは、W33×D136×H26mm、重量は66g(電池含む)、電池寿命は約16時間。電源は、どちらのモデルも単4形乾電池×2本を使用。対応OSはWindows Vista/7/8/8.1、およびMac OS X 10.5~10.10。
2015年07月24日パイオニアは7月21日、体を傷つけることなく、動きながら血流量の測定が可能なウェアラブルタイプの「研究用レーザ血流計」を発売した。同製品は、小型血流センサー素子を内蔵したプローブを、手・脚などに接触させることで血流量の測定ができる。プローブ先端にはクリップが付いており、測定部位に挟み込むことで、指や耳たぶなど突起した部位での測定を容易に行うことが可能。小型なため、持ち運びができ、Bluetoothでのワイヤレス接続またはUSB接続によりデータをPCなどへ転送することができる。また、ケーブルをファイバレスにすることで、測定結果のデータノイズを低減し、動きながらでも安定した血流量計測が可能となっている。計測には本体と専用プローブが必要となり、いずれもオープン価格となっている。なお、同製品は研究用であるため、医療機器として臨床で使用することはできない。
2015年07月21日サンワサプライは14日、レーザーで測定箇所がわかる非接触温度計「CHE-TN430」を発売した。直販サイト「サンワダイレクト」での価格は税込7,980円。CHE-TN430は、測定対象に触れずに-38度から365度までの温度を測定する放射温度計。放射率は、測定対象の素材や表面状態に合わせて2段階から選択できる。測定時に安全基準クラス2のレーザー光を照射させ、測定箇所を明確に表示する。60分間連続で温度計測できる「連続測定モード」のほか、暗所での使用に役立つバックライト機能、電池残量表示機能、オートパワーオフ機能を用意している。本体サイズはW153×D114.3×47.6mmで、重量は177g(電池含む)。
2015年07月14日東京大学(東大)は、ナノワイヤ量子ドットレーザの室温(300K)での動作に成功したと発表した。同成果は、同大ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構の荒川泰彦 教授、舘林潤 特任助教らによるもの。詳細は「Nature Photonics」に掲載された。ナノワイヤレーザは、従来の半導体レーザと同様の動作原理ながら、1万~10万分の1の体積でレーザ発振が可能なほか、出力先の方向・形状を制御しやすいため、次世代半導体技術として期待される光電子融合集積回路へオンチップで実装することが可能だ。これまで、さまざまな材料系でのレーザ発振が報告されてきたが、それらのほとんどがバルク材料の光利得を用いてきたが、今回、研究グループでは、量子ドットを活性層に持つナノワイヤレーザ(ナノ量子ドットレーザ)を作製し、共振器構造の最適化を行うことで室温でのレーザ発振を実現したとする。実際にデバイスの評価を実施した結果、光励起による室温発振を確認。性能の指標となる特性温度は133Kと、従来のナノワイヤレーザに比べても高く、これについて研究グループでは、量子ドット導入によるキャリアの効率的な閉じ込めが起きていることが示唆されると説明する。なお研究グループでは今後、ナノレーザ光源の高性能化や多機能化が見込めることから、成長・プロセス・評価技術のさらなる開発による低しきい値動作化や長波長化、実用化に向けた電流駆動によるレーザ発振動作を目指すとしいている。
2015年06月30日三菱電機(三菱電)は6月23日、高精度GPS移動計測装置であるモービルマッピングシステム(MMS)の新技術として、リアルタイムレーザー点群生成技術を開発したと発表した。MMSは車両にGPSアンテナ・レーザースキャナー・カメラなどの機器を搭載し、走行しながら道路周辺の3次元空間位置データ(レーザー点群)を高精度で取得するシステム。道路の維持管理に必要な道路台帳附図作成業務をはじめとした公共測量や路面調査、トンネルの調査点検などに活用されているが、従来法では取得したデータをGPS位置補正情報と組み合わせる事後処理が必要となり、計測結果がすぐに確認できないという課題があった。同社が開発した新技術では、車で走行しながらリアルタイムに3次元空間位置データを作成することができるため、測量現場での確認が可能となり、測量業務の効率化を図ることができる。また、短時間のデータの差分を抽出することができ、イベント会場などでの不審物の早期発見に活用することもできるという。今後、同技術を従来のMMSが活用されてきた測量分野に加え、災害対策、警備・監視、社会インフラ管理、ITSなどの新たな分野に展開し、顧客ニーズに合わせて今年度から順次製品化する予定だ。
2015年06月24日新潟大学は6月18日、糖尿病治療で使われるインスリンなどの血糖降下薬による低血糖脳症に対し、新たな動物モデルを作成し、用いることで低血糖脳症の治療薬を発見したと発表した。同成果は新潟大学脳研究所神経内科の下畑享良 准教授を中心とする研究グループによるもので、6月18日の国際科学誌「PLOS ONE」に掲載された。低血糖脳症は、糖尿病の治療でインスリン注射や内服の血糖降下薬を用い血糖値を下げたときに、薬が効きすぎることで起きる。糖は脳にとってのエネルギー源であるため、低血糖脳症は重度の脳障害や認知症の原因となる。近年、その数が増えていることが問題となっているが、ブドウ糖注射を除くと治療薬がなく、治療薬の開発が望まれているが、良い動物モデルがないという課題があった。従来の動物モデルは低血糖におる脳のダメージによって呼吸が止まるため、人工呼吸器を使用していたが、難易度が高いという問題があった。今回の研究では、脳波をモニターしながら脳の傷害をチェックする方法を用いることで、人工呼吸器を使用しないで済む動物モデルを確立した。また、このモデルを用いることで、低血糖の治療として行うブドウ糖注射のあとに、脳内にアルデヒドのひとつである4HNEという物質が蓄積し、神経細胞を傷害すること、その障害の程度は低血糖の時間が長いほど高度になることを発見。アルデヒドを分解する酵素を刺激する薬剤「ALDH2 アゴニスト」をブドウ糖と一緒に注射したところ、脳内のアルデヒドが減少し、神経細胞の障害も抑制されることを確認した。このアルデヒド分解酵素刺激薬が実用化されれば、低血糖脳症患者の一部の予後を改善する可能性がある。同研究グループは今後、今回開発した動物モデルを用いて、さらに低血糖脳症の治療薬候補の同定を進め、最も効果が期待される治療薬を用いた治療の実用化を目指すとしている。
2015年06月18日浜松ホトニクス(浜ホト)は4月15日、高出力半導体レーザー(LD)スタック2個を、ストライプミラーと単一面型VBG(Volume Bragg Grating)を用いて同時に波長制御することで、2個のLDスタックのスペクトル幅を2.59nmから0.31nm以下(8分の1以下)へと狭くし、高効率で高強度を実現したレーザー共振器を開発したと発表した。同成果の詳細は応用物理学会誌「Applied Physics Express (APEX) Online 5月号」に掲載予定で、4月14日付で電子版に掲載されたほか、4月23日にパシフィコ横浜・会議センターで開催される、レーザーに関する国際会議「OPIC(OPTICS & PHOTONICS International Congress)2015」にて口頭発表される予定だという。同技術を活用すると、全固体レーザーをはじめアルカリ蒸気レーザーなどのガスレーザーの励起用LD光源の高効率化と高性能化による大出力化が期待できるようになると同社では説明している。また今後は、発振波長885nm帯のLDスタックを開発することで個体レーザーの高効率化と高性能化を図り、大出力レーザーの開発を目指すとしている。
2015年04月15日ファナックと古河電気工業(古河電工)は4月14日、産業用光ファイバーレーザーの基幹部品である高出力レーザー・ダイオード・モジュール(LDM)の開発・製造・販売を行う新会社FFレーザを設立すると発表した。2015年度上期中の設立、2016年4月の営業開始を予定しており、両社が50%ずつ出資する。資本金などの詳細は今後協議の上、決定していくという。ファイバーレーザーは切断や溶接用途として金属加工分野で用いられており、炭酸ガスレーザーに比べて吸収率が高く、薄い板金切断で高速に加工ができる、消費電力が低いなどのメリットがある。
2015年04月15日キーサイト・テクノロジーは4月7日、ライトウェーブ・メジャメント・システム「8164B」の新モジュールとして波長可変レーザ光源「81606A」を発表した。同モジュールは新たなキャビティとレーザ・モジュール設計により、信号パワーの増加と自然放射の抑制を可能とし、15dBを超えるダイナミックレンジを実現したほか、新たな波長基準ユニットにより、リアルタイムトラッキング速度と分解能を向上させ、絶対確度を4倍改善した。また、フィードバック制御と駆動方法の最適化により、仕様値のダイナミック確度に影響を与えることなく、掃引速度を40倍高速化したという。それらの新技術の活用により、フルスピード、双方向掃引時においても、1pm以下の波長再現性と最高クラスの波長確度を実現可能となるほか、波長選択デバイスの自動調整にかかる時間も短縮できるため、テストエンジニアがより効率よくデバイスを検証できるようになると同社では説明している。なお、同モジュールはすでに販売を開始しており、価格は約780万円~(税別)となっている。
2015年04月08日結婚、出産の高齢化が進み、不妊治療を望むカップルが増えています。そこでネックになるのが、高額な治療費。子どもを授かるまで治療を続けたくても、治療費が捻出できず諦めるケースも多いようです。ですが、一定の要件に当てはまれば、「特定不妊治療」という国の助成制度を利用することができます。○平成26年度に変更になった「特定不妊治療」不妊治療には、いくつかのステージがあります。まずは排卵日を予測して自然妊娠を目指す「タイミング法」。次にチューブで精子を子宮に送る「人工授精」となり、最後のステップとして、体外で受精させた受精卵を子宮へ戻す「体外受精」「顕微授精」があります。タイミング法は数千円、人工授精で1万円~2万円程度ですが、体外受精になると、1回30万円~50万円程度の負担になり、資金面で治療の継続が難しくなってきます。治療の負担を軽くするために使えるのが、体外受精と顕微授精を対象にした「特定不妊治療」という国の助成制度ですが、助成を受けるにはいくつかの条件があります。対象者は、特定不妊治療以外の方法で妊娠の見込みが無い、または極めて少ないという医師の診断を受けた夫婦で、戸籍上の夫婦に限られます。また、夫婦合算の所得が730万円以内という所得制限が設けられています。助成制度を実施するのは、各都道府県、指定都市、中核市なので、利用の際は、住所地の自治体に申請をします。また、特定不妊治療ができるのは、各自治体が指定した指定医療機関に限られるので、事前に確認をしておきましょう。この特定不妊治療、平成26年度から制度が変更され、少々ややこしくなっているので注意が必要です。従来は年齢に関係なく、初年度3回、通算5年度で最大10回まで助成が受けられましたが、平成26年度以降、39歳までの女性は通算最大6回までと回数が減りました。40歳以上の女性は、平成27年度までに申請すれば、従来通り通算10回の助成が受けられるのですが、平成28年度以降の申請では、40歳~42歳が通算3回まで、43歳以上になると、制度の対象外となります。年齢が上がると体外受精や顕微授精の成功率が下がり、妊娠、出産のリスクが高まることから、このような見直しがなされたようです。助成額は、A~Fまでの治療ステージによって変わり、治療1回につき最大7万5,000円~25万円です。特定不妊治療は国の制度のため、どの都道府県でも同様の助成となりますが、自治体ごとに、独自の不妊治療支援を実施している場合もあります。例えば、東京都港区では年30万円・通算5年間の助成制度があります。独自の助成制度の有無で、東京都港区の場合では費用負担が150万円も変わってきます。不妊治療に本格的に取り組みたいという夫婦は、各自治体の助成制度について、調べてみるとよいでしょう。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール武田明日香エフピーウーマン所属ファイナンシャル・プランナー南山大学経済学部卒業後、大手印刷会社に入社。2010年に、法人営業の仕事をしながら自己啓発のためにファイナンシャルプランナーの資格を取得。「女性がライフステージで選択を迫られたときに、諦めではなく自ら選択できるための支援がしたい」という想いから、2013年にファイナンシャルプランナーに転身。日本テレビ「ZIP!」やTBSテレビ「あなたの損を取り戻せ 差がつく!トラベル!」、「Saita」「andGIRL」等の雑誌、「webR25」「わたしのマネー術」等のウェブサイトなど幅広いメディアを通じ、お金とキャリアの両面から女性が豊かな人生を送るための知識を伝えている。お金の知識が身につく初心者向けマネーセミナー受付中(受講料無料)
2015年03月10日リコーは18日、A3モノクロレーザープリンタの新製品として、「RICOH SP 6400」シリーズ(4機種7モデル)を発表した。2月25日から発売する。価格(税別)は99,800円から。○RICOH SP 6440 / 6440M2009年12月に発売した「IPSiO SP 6300」シリーズの後継となるA3モノクロレーザープリンタ。価格は148,000円(税別)。自動両面印刷機能を搭載しつつも、本体をコンパクトにまとめている。印刷速度は片面38枚/分で、耐久性も120万ページと高い。独自の重合法による「PxP-MCトナー」を採用することによって、定着部の熱量を抑制し、コントローラーの低消費電力化に成功している。「ECOナイトセンサ」を内蔵し、周囲の明るさを検知して自動的に主電源をオンオフする。復帰時間は10秒以下。給紙容量は、標準トレイに275枚、手差しトレイに100枚。オプションを含めると最大2,025枚までを給紙しておける。操作用として4.3型のカラー液晶タッチパネルを装備。そのほか主な仕様は、印刷方式がLEDアレイ+乾式一成分電子写真方式、印刷解像度が最大1,200×1,200dpi、ウォームアップタイムが19秒、ファーストプリントタイムが6.5秒以下。インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、USB2.0。本体サイズはW475×D392×H416mmmm、重量は19.6kg。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012R、Mac OS X 10.5以降。「RICOH SP 6440M」は、M-PaC保守契約専用モデル。導入の際にM-PaC保守契約を結び、トナー・定期交換部品の供給、定期保守サービスを実施する。○RICOH SP 6430 / 6430M「RICOH SP 6430」は、給紙容量が550枚に拡張されているモデル。価格は158,000円(税別)。最大給紙容量は2,300枚となっており、内蔵HDDはオプション。液晶は4行LCDに変更されている。本体サイズはW459×D392×H348mm、重量は20.4kg。そのほかの仕様は「RICOH SP 6440」とほぼ共通。「RICOH SP 6430M」は、M-PaC保守契約専用モデル。○RICOH SP 6420 / 6420M「RICOH SP 6420」は、給紙容量が275枚のモデル。価格は118,000円(税別)。最大給紙容量は2,025枚となっており、内蔵HDDはオプション。液晶は4行LCDに変更されている。本体サイズはW459×D392×H286mm、重量は19.1kg。そのほかの仕様は「RICOH SP 6440」とほぼ共通。「RICOH SP 6420M」は、M-PaC保守契約専用モデル。○RICOH SP 6410「RICOH SP 6410」は、印刷速度が32枚/分のエントリモデル。価格は99,800円(税別)。製品寿命が60万ページとなっているほかは、「RICOH SP 6440」とほぼ共通の仕様。
2015年02月18日NECディスプレイソリューションズは19日、レーザー光源を採用したDLPプロジェクタ「NP-PX602UL-WHJD」と「NP-PX602WL-WHJD」を発表した。2月下旬の発売を予定する。価格はオープン。○NP-PX602UL-WHJD「NP-PX602UL-WHJD」は、解像度が1,920×1,200ドットで、明るさが6,000ルーメンのDLPプロジェクタ。4,096x2,160ドット(24/30Hz)入力に対応した独自開発の新規ASICを搭載し、独自の解像度変換技術「アドバンスド・アキュブレンド」と「3rd SweetVision」により、映像の境界部分のコントラスト感を高め、メリハリのある映像を出力する。光源寿命約20,000時間のレーザー光源を採用。光源寿命が長くメンテナンスフリーなことから、コストを低く抑えられる。また光源パワーを調整することで輝度を20%~100%の範囲で設定できるほか、「輝度一定モード」では本体の内部センサーで輝度を検出し、設定しておいた輝度を長期に渡って維持できる。上下360度に設置できる「チルトフリー」に対応し、投写画面を90度傾けた「ポートレート」投写も可能。本体を動かすことなく上下左右の投写位置を調整できる「レンズシフト機構」を採用している。そのほかにも、台形歪み補正(水平 / 垂直ともに最大±40度まで) / 幾何学歪み補正などにも対応する。DisplayPortとHDBaseT端子から入力された映像信号のHDMI出力が可能で、複数台をHDMIケーブルを使ってデジタルデイジーチェーン接続することで、4K映像を投写できる。また、Xpand製3D対応のアクティブシャッター方式の3Dメガネと3Dエミッタを使用することで、3D映像の視聴も可能。主な仕様は、投写方式が単板DLP方式、最大表示解像度が1,920×1,200ドット、明るさが6,000ルーメン、コントラスト比が10,000:1(ダイナミックコントラスト:オン時)、液晶パネルサイズが0.67型、光源がレーザーダイオード、画面サイズが50~300型。映像入力インタフェースはHDMI×1、D-sub×1、DisplayPort×1、HDBaseT×1、BNC×5(ビデオ共用)。映像出力インタフェースはHDMI×1。有線LANポート×1、USB Aポート×1を搭載し、本体サイズはW484×D575×H217mm、重量は約18.5kg。○NP-PX602WL-WHJD「NP-PX602WL-WHJD」は、液晶パネルサイズが0.65型の1,280×800ドットモデル。「アドバンスド・アキュブレンド」により、アナログ入力時の最大表示解像度1,920×1,200ドットに対応する。そのほかの仕様は「NP-PX602UL-WHJD」とほぼ共通。
2015年01月20日コニカミノルタは1月13日、TOF(Time Of Flight)方式で垂直方向に最大24レイヤー、水平画角最大180度の広範囲スキャンが可能なレーザーレーダーを開発したと発表した。同製品は、上記の画角とリアルタイムを両立し、高精細な3D情報の取得が可能。測定距離は車両で100m以上、人で50m以上となっており、外乱光に強いなどの特長を持つ。同社は、自動運転/高度運転支援システムの開発や建物・物流搬送機器・移動ロボットなどさまざまな領域での活用を見据えているとのこと。なお、同製品は1月14日~16日に東京ビッグサイトにて開催される「オートモーティブワールド2015/第3回コネクティッド・カーEXPO」のZMPブースに参考出品される。
2015年01月14日エレコムは13日、ワイヤレスマウス機能やボリューム調整機能、赤色レーザーポインタ機能が一体となった、レーザープレゼンター「ELP-R02BK」を発表した。1月下旬から発売し、価格は13,176円。プレゼンソフト「PowerPoint」において、スライドの「開始」「進む」「戻る」を操作できる専用ボタンや、ボリューム調整ボタンなどを装備。マウスポインタの操作ボタンも付いており、プレゼン中のマウス操作が可能だ。本体と合わせてUSBレシーバーを用いる。レーザーポインタ機能は、一般の赤色レーザー(650nm)より約2倍見やすいという波長(635nm)のレーザーを採用した。レーザーの到達距離も100mと長い。本体の照射ボタンはトリガータイプで、握りこむ自然な動作で操作できるため、安定性が良く疲れにくいとしている。電源は単4形乾電池×2本で、電池寿命はレーザー連続使用で約18時間、マウス連続使用で約60時間。本体サイズ/重量は、レーザープレゼンター本体が約W38.0×D130.0×H28.0mm/約70g、USBレシーバーが約W16.0×D34.5×H7.0mm/約3g。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8 / 8.1、およびMac OS X 10.6~10.6.8 / 10.7~10.7.5 / 10.8~10.8.3 / 10.9 / 10.10となっている。
2015年01月13日エレコムは6日、最新のレーザーセンサーを採用したBluetooth 4.0対応の5ボタン無線マウス「M-BT13BL」シリーズを発表した。ブラック、ブルー、レッドの3色を用意する。1月中旬から発売し、価格は6,696円。一般的な左右ボタンのほか、チルトホイールと「戻る」「進む」の計5ボタンを搭載する。エレコムのWebサイトから無料でダウンロードできるソフト「エレコム マウスアシスタント」を使うことで、各ボタンの機能割り当てをカスタマイズ可能だ。カウント数は800カウントと1,600カウントを切り替えられる。電源には単4形電池×2本(アルカリ乾電池、マンガン乾電池、ニッケル水素充電池)を用い、想定電池寿命は約1年3カ月。対応プロファイルはHOGP(HID Over GATT Profile)で、対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1 / RT 8.1となっている。Windows Vista / 7は、エレコム製のBluetoothアダプタ「LBT-UAN05C2」使用時のみサポート。本体サイズはW52.5×D92×H33.2mm、重量は約52g(電池を含まず)。
2015年01月06日今や国民病といえるがんの診断と治療技術は、日進月歩で進歩しています。最近のがん治療は通院(外来)で行われることが増えてきました。そのため、入院治療主体の従来型のがん保険では、治療実態と乖離(かいり)し、十分な保障が得られない可能性があります。そこで、最近のがん治療や最新のがん保険について考えてみました。国民の約2人に1人はがんにかかる!?がんは国民病といっていいほど、身近な病気になりました。一生涯のうちにがんと診断される人の割合は、男性58.0%、女性43.1%。約2人に1人ががんにかかるのです。そして、がんは昭和56年(1981年)から日本人の死因第1位を占めています。平成25年のがんによる死亡者数は36万5,000人で、全死亡者のうち28.6%でした。がんは30年以上にわたって死因の第1位を占めていますが、医療技術の進歩によって徐々に治る病気になりつつあります。ただ、治療は長期にわたることもあり、公的医療保険が適用される治療だけを受けても、毎月の医療費負担は家計の重荷になります。もし、高額な先進医療の技術を受けることになると、経済的なダメージはさらに大きくなります。また、がんにかかると、通院のために職場の配置転換や離職を余儀なくされることもあり、収入減や収入途絶が追い打ちをかけます。こういった経済的ダメージへの備えとしてがん保険があるわけですが、最近、保障内容に変革が起きています。それは、治療方法が変わってきたからです。では、最近のがん治療はどう変わったのでしょうか。がん治療は「集学的治療」が主流以前のがん治療は、「入院して手術」が主流でした。現在でも、手術はがん治療の有効な治療法ですが、最近はこれに、放射線治療や抗がん剤治療を効果的に組み合わせる治療法が主流となっています。これを「集学的治療」といいます。放射線治療や抗がん剤治療は通院だけで行われることもあり、手術も技術の進歩で日帰りや短期間の入院ですむケースがあります。こういった治療法の進歩で、がん治療は入院から通院にシフトしているのです。下表は、がんの受療率の年次推移ですが、平成17年を境に、通院治療の方が増えています。ところが、入院・手術を前提とした従来型のがん保険では、通院だけの治療では受け取れる給付金はがん診断給付金くらいで、通院については十分な保障が得られるとは言い難いのです。そこで、最近のがん治療に合わせた保障内容を盛り込んだ新しいがん保険が登場してきています。このタイプをここでは新型がん保険と呼ぶことにします。大きく、「通院重視型」と「一時金重視型」に分かれる新型がん保険の傾向をみてみると、通院だけでも給付金が支払われる「通院重視型」と、診断給付金・治療給付金などまとまったお金の給付を重視した「一時金重視型」に大別されます。通院重視型は、文字通り、手術・放射線治療・抗がん剤治療などの治療を受けるために通院すれば、日数分の給付金が支払われます。入院の有無にかかわらず、がんの治療のために通院すれば給付されるのが通院重視型の新型がん保険の特長です(経口投与による治療は対象外になる等、保障内容は保険商品により異なります)。もちろん、入院治療でも給付金は支払われます。一時金重視型は、診断給付金や治療給付金としてまとまったお金を受け取って、自由に治療費、あるいは生活費の補填等にあてられるタイプの保険です。どちらのタイプがいいかは、その人の考え方によります。入院・通院のどちらの治療を受けても日数分の給付金を受け取りたい人は通院重視型、まとまったお金をもらって治療費などにかかる費用を賄う方がいいと考える人は一時金重視型がいいでしょう。新型がん保険を検討する際は、がん診断給付金の内容もチェックしてください。診断給付金はがんと診断されると支払われるがん保険がほとんどで、入院を伴わなくても受け取れます。ただ、最初のがん診断時に1回のみしか受け取れないがん保険と、複数回(2年に1回が限度の商品が多い)受け取れるがん保険があります。がんは再発や転移が心配な病気なので、複数回の方が安心でしょう。ただ、保障が手厚い分、保険料は高くなるので、1回のみしか受け取れないがん保険でもいいと割り切ることも必要かもしれません。先進医療の保障は、どちらのタイプのがん保険にもセットされているか、特約でつけられるようになっています。がんに関する先進医療の技術料は高額なものがあるので、今や必須の保障といっていいでしょう。通算限度額は1,000万円、2,000万円などがあり、2,000万円が主流になりつつあります。これは、1,000万円か2,000万円あればよいでしょう。ただし、現在ご加入の医療保険に先進医療の保障がセットされていたら、がん保険にはなくてもいいでしょう。医療保険の先進医療でがんの先進医療もカバーしているので、両方につけると重複してしまうからです。なお、公的医療保険適用、自由診療(海外では治療に使われているが、日本国内では承認がおりていない抗がん剤を使用する治療などのこと。治療費が公的医療保険対象部分も含めて全額自己負担になる)のどちらの治療を受けても、先進医療の治療費を含めてかかった治療費の全額が支払われるがん保険もあります。5年以上前にがん保険に加入した人は、保障内容は従来型のがん保険のケースが多いので、この機会に見直しをしましょう。コラム執筆者プロフィール 小川 千尋(おがわ ちひろ)ファイナンシャルプランナー/子育て・教育資金アドバイザー/終活カウンセラー/整理収納アドバイザー1994年AFP資格取得。独立系ファイナンシャルプランナーとして、主にマネー誌、一般誌、新聞などのマネー記事の編集・執筆・監修、セミナー講師などで活動。オールアバウト「生命保険」ガイドも務めている。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2014年12月09日東北大学と中央大学、岡山理科大学、名古屋大学は11月24日、有機金属中の電子の動きをレーザ光の照射によって凍結・秩序化することに成功したと発表した。同成果は、東北大学 大学院理学研究科の岩井伸一郎教授、石原純夫教授、中央大学 理工学部の米満賢治教授、岡山理科大学 大学院理学研究科の山本薫准教授、名古屋大学 大学院工学研究科の岸田英夫教授、東北大学 金属材料研究所の佐々木孝彦教授らによるもの。詳細は、英国科学雑誌「Nature Communications」に掲載された。一般に、光の照射は固体物質を加熱する。これは、物質を構成する電子や原子が光から運動エネルギーを得て、動きやすくなるためである。一方、真空中の孤立原子では、レーザ光の照射によって原子が"止まる"という現象(レーザ冷却)が知られている。レーザ冷却は、気相の原子に特有の仕組み(ドップラー冷却)によるものである。このため、光によって固体中の電子の運動を止めるためには全く異なる原理が必要となる。この固体中の電子を"止める"方法は、30年以上前に提案されていた。金属に電場を印加すれば、電子は加速され、電場の向きを反転させれば電子もそれに追随して向きを変える。また、電子が追いつけないほど素早く電場の向きを変え続けると、電子はどちらの方向へ動いたらよいのかわからなくなって、結局止まってしまうと考えられていた。電子の動きが追随できないほど素早く電場の向きを変えるためには、1秒間に百~千兆(1014~1015)回のスイッチングが必要となるが、この周波数はちょうど光の振動数に相当する。つまり、物質に光を照射すれば、電子に高周波数の交流電場をかけることができる。しかし、理論計算によればこうした高周波の電場によって電子を止めるためには、物質の破壊限界をはるかに超える強い光が必要となる。このため、物質を壊さずに電子を止めることは現実的には不可能だった。そこで、研究グループは7フェムト秒(fs)という極めて短いパルス幅の赤外(中心波長1.7μm)レーザ光を開発した。この波長の光において、7fsという時間は電場の振動の1.5周期しか含まない。また、7fsは原子が動く時間スケールよりも短いので、物質が原子の熱振動によって温度が上がったり、原子移動によって物質が壊れる暇もない。この短パルスを用いることによって、試料を壊したり、極端な高温にすることなく10MV/cmの大きな電場を印加することが可能になった。そして、典型的な有機金属の1つであり、BEDT-TTF分子とI3分子が層状に積層した電荷移動錯体である2次元有機金属(α-(BEDT-TTF)2I3)中の電子の動きをこのフェムト秒レーザ光を照射して凍結、秩序化することに成功したという。研究グループでは、より強度が大きく、よりパルス幅の短い光の開発を行っている。この新しい光によって、将来、物質の中の多数の電子を止めるだけでなく、好きな方向に動かしたり、並び方を変えたりすることによって、物質の色、電気抵抗、磁性を瞬時に自在にデザインすることが可能になることが期待できるとコメントしている。
2014年11月26日スペクトリスは、レーザ回折式粒度分布測定装置用、湿式アクセサリ「Hydro Sight」を11月26日に発売すると発表した。「Hydro Sight」は、レーザ回折式粒度分布測定装置のサンプル流路に組み込まれることで、サンプルの分散状態をリアルタイム画像で確認することができるようになる。サンプルがどのような状態で測定されているかを画像で確認することができるため、より適切な分散条件を設定することが可能となり、測定結果の安定性の向上が期待できる。また、予想外の測定結果となった場合にも、サンプルの状態が目視で確認できるため、より正確な原因追究が可能となり、対策検討の時間短縮および的確性の向上につながるという。ピクセルサイズは1.4μm×1.4μmで表示範囲1.4μm×1400μm。測定範囲は9μm~1000μm(サンプルに依存)。同製品は11月26日より東京ビッグサイトで行われる「国際粉体工業展東京2014」にて展示される予定。
2014年11月21日腕、脚、脇、背中、顔・・・・・・気になるムダ毛と産毛。レーザー脱毛をするなら今がベストシーズンってご存知ですか?水着や肌見せファッションに合わせて、夏に脱毛する人がいますが、紫外線が強い時期は深刻な肌ダメージを招くことがあるので要注意!紫外線量と毛の生える周期を考慮した秋冬から始めると、夏にスベスベの肌を目指すことが出来ます。まずは正しい知識と体験方法をしっかりマスターしておきましょう。■施術前の心得電車の中や雑誌で、レーザー脱毛が低価格で体験出来るとか、痛みが少ないという広告を見ると、思わず体験したくなるのが女心。体験前の心得として次のことを覚えておきましょう。クリニックもしくはサロンを決めたら、予約の電話もしくはカウンセリングの時にメモを取ることをお勧めします。●レーザー脱毛のメリットとデメリット。●施術の基本回数、費用について。●レーザーを当てると、肌と毛にどんな影響が出るのか。●施術を受けた後のケアの仕方。他にも、けがをして傷がある、妊娠の可能性がある、服用している薬があるなど、事前に自身の体の状態を伝えることも重要です。■毛の生える周期は、部位で異なる頭髪には「成長期(毛髪が伸びる。約5~6年成長を続ける)、退行期(毛髪が成長をやめる。期間は約2~3週間)、休止期(抜ける準備をする。期間は約2~3ヶ月)」という成長のプロセスがあるように、体毛にもサイクルがあり、部位や性別、季節によってそのスピードは異なります。●脇:頭髪よりも成長スピードがやや遅い。●腕・脚:休止期が長く、毛の伸びるスピードが遅い。冬より夏の方が速く伸びる。一般的にレーザー脱毛の施術は3~5回を基本に、体毛の状態によって追加されることがあります。一回の施術で全身脱毛を体験した場合、身体の部位や季節によって毛の生える速度が異なるので、濃薄の差が出ることは仕方のないことですが、クリニックやサロンによって、毛の濃さや薄さに合わせてレーザーの出力を調整することもあるので、一回の体験で判断するのは禁物です。■約半年かけて経過を見ることが大事私の体験ですが、脇の脱毛は左右で約10分弱(消毒などを含む)で終了。バチッ、バチッと10か所ぐらいレーザーを当てますが、私の場合、思いのほか熱くて痛いと感じました。看護士さんが保冷剤で冷やすとすぐに回復します。施術直後は毛穴が黒い点だらけになりますが、これはカサブタです。自分で無理やり取らないように注意されました。皮膚が内側から押し上げられるとカサブタが自然に取れますが、完全にまっさらなツルツルの状態になるまでには一ヶ月かかります。その頃、二回目の施術に行き、カサブタ→ツルツル、さらに一ヶ月後に三回目の施術、という具合に、皮膚の状態と毛の太さや成長を見ながら脱毛を繰り返します。カサブタが取れるとスベスベになるので、そこで脱毛を辞めてしまう人がいますが、特に年齢が若いと毛が成長して伸びてくるので、特別なことがない限りカウンセリング時に提案された回数を受けるようにしましょう。こちらでは脇の話をしましたが、他の部位も同様。特にすね毛や背中の毛は量も多く、女性でも濃い場合があるので、施術時間と経過も異なることがあります。■保湿を忘れずにレーザーは大げさに言えば毛を焦がすような衝撃なので、皮膚にダメージを与えることがあります。特に、施術後は肌が乾燥することがあるので、入浴後は低刺激タイプの化粧水、もしくは乳液を脱毛した部位にやさしくなじませましょう。せっかく毛がなくなってもお肌がカサカサだったら台無しですから。湯船に入れる入浴剤も、例えばオレンジ、ベルガモット、カミツレのような肌に刺激のある香料が含まれていたら使用を中止しましょう。■さいごに今月は皮膚科やサロン探しに専念して、12月あたりからレーザー脱毛に通うと、来春以降、自慢したくなるスベスベ滑らかボディ肌を叶えることが出来そうです♪(米村亜希子/ハウコレ)
2014年11月21日リンクスインターナショナルは12日、CORSAIR製のゲーミングマウスとして、Avago製「ADNS-9800レーザーセンサー」を搭載したFPS特化型モデル「M65 RGB」を発表した。11月15日より発売する。店頭予想価格は税別10,980円前後。Avago製「ADNS-9800レーザーセンサー」を搭載する、最大解像度8,200dpiのゲーミングマウス。FPSに特化されており、押している間自動でdpiを下げられる「スナイパーボタン」を装備。またマウスを持ち上げる高さにより、センサーのトラッキングを停止できる「リフト検知機能」も搭載する。ボタン数は「8」で、左右のクリックスイッチには2,000万回の耐久性があるオムロン製スイッチを採用。ドライバソフト「Corsair Utility Engine」により、マクロやイルミネーションの設定が行える。dpiは50dpiを下限として1dpi刻みで調節でき、dpiの変更は本体上部にあるボタンで行える。またX軸とY軸のdpiを個別に設定可能。レポートレートは、1,000Hz / 500Hz / 250Hz / 125Hzの4段階で調整できる。インタフェースはUSB 2.0、ケーブル長は1.8m。20gのウエイトシステムにより重量を調整可能。本体サイズはW72×D118×H39mm、重量は約135g(ウエイト含む)。対応OSはWindows Vista / 7 / 8。
2014年11月12日美容外科ガーデンクリニック 池袋院は、切らずに20分で治療が終わる、最新ワキガ・多汗症治療『ビューホット』を、11月より開始いたしました。ガーデンクリニック『ビューホット』 ■『ビューホット』サービス開始背景従来、ワキガ・多汗症を改善する治療法はメスを使用する手術が主流であることから、傷跡が残ったり、一定期間のダウンタイムが必要という問題がありました。また、薬物療法やボトックス法という治療法は効果が永続的でなく、定期的な通院・施術が必要であるため、「手術はしたくない、定期的な通院をせずにワキガ・多汗症を治したい…」という声が多くありました。この声を受け、ガーデンクリニックは、皮膚を切らずに片脇10分・合計20分で治療が終わる最新ワキガ・多汗症治療『ビューホット』を11月より開始いたしました。■『ビューホット』について<極細針で切らない治療法>『ビューホット』は、高周波を発生させる多数の極細針でワキガ・多汗症の原因である汗腺だけを効果的に破壊する最新の治療法です。カートリッジに内蔵されている極細の針を、深さを変えながら汗腺がある層まで到達させ、熱を発する高周波により臭いの元となるアポクリン汗腺、汗の元となるエクリン腺の二つを同時に破壊します。<局所麻酔で痛みにも安心>また、当院では局所麻酔を用いた「完全無痛」の状態で治療を行うため、痛みに不安がある方でも安心して治療いただけます。ダウンタイムもほとんどなく、翌日からシャワーも可能ですぐに日常生活にお戻りいただけます。従来のワキガ・多汗症治療では効果が出なかった方や、気になっているが手術までは踏み出せない方にとって画期的な治療法です。■『ビューホット』治療メニュー<特徴>・高周波を発生させる極細針を装着したカートリッジによる切らない治療法・局所麻酔を用い、冷却システムで冷やしながら行う痛くない治療法・片脇10分・両脇で20分程度の治療時間・治療1~2回で改善率98%の効果が立証済み・圧迫固定なし、翌日からシャワー可能の短いダウンタイム<価格>通常料金:385,000円(税込) → モニター価格:330,000円(税込)※その他各種治療も行っております。詳しくはお問い合わせください。【クリニック概要】美容外科 ガーデンクリニックTEL : 0120-008-219URL : ・池袋院:東京都 豊島区南池袋2丁目26-6 島倉ビル 4階・品川院:東京都 港区高輪4丁目24-58 サマセット品川東京 2階・横浜院:神奈川県 横浜市西区北幸2丁目10-40 横浜西口TYビル 3階・名古屋院:愛知県 名古屋市中区栄3丁目27-18 ブラザー栄ビル 6階・大阪院:大阪府 大阪市北区梅田1丁目11-4 大阪駅前第4ビル 6階・福岡院:福岡県 福岡市中央区大名1丁目15-35 大名247ビル 5階※『ビューホット』の施術は、池袋院のみでご提供致します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2014年11月11日トリア・ビューティ・ジャパンは5日、家庭用レーザー脱毛器「トリア・パーソナルレーザー脱毛器プレジション」の新色モデルとして「ブロッサム」を発売した。価格は税込36,800円となっている。トリア・パーソナルレーザー脱毛器プレジションは、クリニックで用いるレーザー脱毛技術を家庭で手軽に使用できる脱毛器。口周りやワキ、Vライン、指先など細かい箇所の脱毛に適したコンパクトサイズだ。気になる箇所への2週間に1度の照射を3カ月続けると、脱毛が完了する。このたび、既発売の「ダブ」に新カラーとなる「ブロッサム」を追加した。サイズはW38×D40×H170mm、重量は200g。照射面積は直径1cm。出力レベルは3段階で設定可能となっている。
2014年11月05日Thorlabsは、Corningの量子カスケードレーザ(QCL)事業と関連する光半導体技術の研究グループを買収すると発表した。同買収により得られる資産および知的財産権は、米国メリーランド州を拠点とするThorlabsの量子エレクトロニクス(TQE)部門に統合される予定。同部門は、2009年のCovega買収によって設立された半導体製造拠点で、総面積6万ft2の垂直統合生産システムを有する製造施設であり、2012年11月に買収したQCLおよびインターバンドカスケードレーザ(ICL)メーカーであるMaxionの本拠地にもなっているという。なお同社では、今回の買収が光半導体デバイスの生産能力の増強や、防衛/セキュリティ/商用/研究用途での利用を容易にすることにつながるほか、今後の製品開発において半導体レーザのコア技術が拡大することにつながると説明している。
2014年11月05日GEとSynova、牧野フライス製作所(マキノ)は10月29日、レーザマイクロジェット技術を用いたガスタービン部品向け製造装置を発表した。回転機器のホット・ガス・パスと呼ばれる部位に設置されている部品は1300℃を超す高温にさらされるため、耐熱コーティングが施された特殊な素材が必要となる。この特殊な素材に対して、レーザマイクロジェット技術を用いた今回の新しい製造装置は、精密な穴を貫通させることができるため、正確な冷却効果を各部品にもたらすことが可能となる。レーザマイクロジェットは水ジェットとレーザを組み合わせた加工技術であり、光ファイバと同じ原理で、水ジェットにより導かれた高出力レーザが、材料に対する熱影響を最小限に抑制しながら、多孔質または積層素材への穿孔を極めて正確に行う。このような効率的な穿孔加工が、マキノの高精度・精密機器技術と微小な穴を開けるためのGEのソフトウェア技術を組み合わせることで実現したという。これにより、加工時間が飛躍的に短くなるだけでなく、ガスタービンの性能向上に向けた優れた冷却技術の開発や部品の長寿命化に貢献するという。なお、今回の技術はGEの最新鋭ガスタービンの製造や、将来的にはGE製航空機エンジンの製造においても活用される予定。
2014年10月30日三菱重工業(三菱重工)は10月27日、レーザー加工機事業の製品第1弾となる微細レーザー加工機「ABLASER」を開発したと発表した。同加工機は、パルス幅が10ピコ秒以下の短パルスレーザー光を連射するレーザー発振器を採用したほか、精密なレンズやプリズムなどを使ってレーザー光を自由に屈折させたり回したりできる光学系の集光ヘッドを搭載したことなどにより、各種穴あけをはじめとする精密加工を高速・高精度で行うことができる。同社は「ABLASER」について「今年度内に販売活動を始め、さまざまな加工現場へのソリューション提案を通じて幅広い需要を開拓する」としており、まずは10月30日~11月4日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2014 第27回日本国際工作機械見本市」で実機を展示する予定だ。
2014年10月28日東京都練馬区のとしまえんは11月1日~2015年4月5日、「マジカルイルミネーション」を開催する。○レーザーを使用した新エリアも誕生今年のイルミネーションでは、173万球(昨年は165万球)のLEDを園内に設置。さらにレーザーを使用した新エリア「レーザーロード」が登場する。また、LED電飾によるイルミネーションシアターの演目が「くるみ割り人形」から「エルちゃん誕生物語」へとリニューアル。昨年までのその他のエリアも新たな音楽などの演出を加え、新エリアも含め8つのエリアで、光と音楽によるイルミネーションショーが行われる。昨年にも開催されたイルミネーション特別イベントは、イルミネーションに特殊花火と炎の演出を加えたスペシャルショーを展開。イルミネーション開催中は、レストラン・スナックも営業し、あたたかい食べものや飲みものを提供する。イルミネーション特別イベント「特殊花火と炎によるスペシャルショー」は、高さ10mの巨大なイルミネーション"ビッグウォール"のスロットマシーンが輝く前で、音楽に合わせて「特殊花火」「炎(カラーフレーム)」が連動するショー。開催日は11月1日~3日、12月20日~21日、23日~25日、2015年3月21日~22日、28日~29日、4月4日~5日の計14回、1日1回開催。開催時間は11月、12月が19時45分~、3月、4月が20時~。イルミネーション「マジカルイルミネーション」の開催期間は11月1日~12月14日土日祝日、12月19日~12月31日、2015年1月2日~4日、1月10日~3月15日の土日祝日、3月21日~4月5日。開催時間は15時~20時(3月21日~4月5日は21時)。点灯時間は日没後(日没時間によって変動)。入園料は大人・子供共通500円(税込)、ナイトパス(入園+限定14機種乗り放題)大人1,600円(税込)、子供1,300円(税込)。15時より販売。通常営業時(10時~17時)に入園した人は、そのままイルミネーションを観賞できる。
2014年10月25日