熟年のお父さんのムードが漂う「晩酌(ばんしゃく)」という言葉の響き。でも、一日の疲れを流し去るおいしいお酒とのひと時は、独身男性をもトリコにしているようです。“中食”ブームも手伝って、いわゆる“家飲み”“一人飲み”が人気を集める中、自由な晩酌スタイルを楽しむ方も増えているのではないでしょうか?人によってはこだわりの晩酌スタイルもあるでしょう。特に気になる働き盛りの独身男性の晩酌スタイルはどんなものなのか。ちょっと覗いてみたくなり、マイナビニュース会員30代独身男性に「晩酌事情」について聞いてみました。■晩酌をするのは週末が多い?Q.あなたは普段、「晩酌」をしていますか?晩酌を「している」と回答した人が31.6%(73名)、「していない」と回答した人が68.4%(158名)という結果になりました。「している」人が約3分の1です。近年、“アルコール離れ”と言われていますが、それが結果にも現れているようです。Q.「晩酌」の頻度について教えてください。・週末…………43.8%(32名)・毎日…………35.6%(26名)・月に10回未満…………13.7%(10名)・平日…………6.8%(5名)回答では「週末」と回答した方が多いようです。お酒を片手に、時間を気にせず、ゆっくりくつろぐ様子が伝わってきます。さらに「毎日」という、晩酌ヘビーユーザーに対して、「月に数回」とピンポイントで楽しむ方もいて、たしなみ方は様々でした。■やっぱり人気はビールと意外なワインQ.普段どのようなお酒を飲みますか?(複数回答可)・ビール:79.5%(58名)・ワイン:30.1%(22名)・焼酎:24.7%(18名)・リキュール:13.7%(10名)・ウイスキー:13.7%(10名)・日本酒:11.0%(8名)・その他:5.5%(4名)やはりビールが圧倒的な一番人気となりました。続いてワイン。健康志向とともに、手頃な価格で手に入るようになったことも背景にあるのかもしれません。ワインについては次の質問でもう少しくわしく聞いてみました。Q.あなたの自宅には、ワインセラーを備えていますか?普段ワインを良く飲むという22名にワインセラーの有無を聞いたところ、「備えていない」20名でしたが、「小規模な設備を備えている」という方が2名存在するという結果になりました。30代独身男性のなかには、やはりこだわりがある方もいるようです。Q.あなたの自宅にある冷蔵庫には、予備のビールが常備されていますか?「常に予備が常備されている」は41.4%(24名)、ですが、「無くなったら買いに行く」22.4%(13名)も常備組と考えられるでしょう。また、「予備は常備していない」25.9%(15名)という方々は、「毎日購入する」10.3% (6名)というタイプと購入姿勢が似ているようです。“常備する・しない”の割合は、約半々で、これは日頃の買い物スタイルにも共通していそうです。Q.晩酌をする際に、最もよく食べるおつまみは何ですか?・一品料理:46.6%(34名)・お菓子:27.4%(20名)・何も食べない:9.6%(7名)・スイーツ:5.5%(4名)・麺類:2.7%(2名)・その他:8.2%(6名)晩酌を彩る“おつまみ”。やはり軽いものが人気のようです。しかし、「麺類」(2名)というガッツリ派も見逃せません。働き盛りはエネルギーの摂取が必須ということの表れでしょうか。しかし反面、「何も食べない」という方も約1割を占めています。30代独身男性の晩酌事情はいかがでしたでしょうか?皆さんそれぞれ、晩酌スタイルを楽しんでいるようですね。心と体を癒やす、ささやかなるプチ行事。どうぞ今夜もいいお酒を。(文・エスタイル)調査時期: 2013年3月15日~4月3日調査対象: マイナビニュース会員(30代未婚男性限定)調査対象数: 231名調査方法: 回答者限定ログイン式アンケート
2013年06月07日銘柄を伏せたワインを口に含み味わって、その銘柄を当てる。あるいは味を評価する。ブラインド・テイスティングといいますが、これはどれほど当たるものなのでしょうか。漫画やドラマには「年」までピタリと当てる「神のような舌」を持つ人物が登場します。本当にそんなに当たるものなんでしょうか。筆者などは疑い深い懐疑的な人間ですので「そんなもの分かるもんか」などと思うわけですが。「おいしいワイン」なら確実に分かるのでしょうか。■阿鼻(あび)叫喚の1976年「パリ決戦」!ワイン好きの間では有名な話ですが、かつてフランス産ワインとカリフォルニア産ワインがブラインド・テイスティングで激突したことがありました。当時はアメリカ独立200周年。その記念イベントとして「最近なかなか頑張ってるらしいカリフォルニアワインというのを味見してあげようじゃないか」みたいな趣旨だったのです(ちょっとうがち過ぎかも)。●赤白10本を、カリフォルニアワイン、フランスワインから出して、審査員にブラインド・テイスティングさせる。その上で20点法で評価させる。●カリフォルニアワインは赤白とも6本ずつ。フランスワインは4本ずつ。●ブドウの品種をそろえる。赤はカベルネ・ソーヴィニヨン。白はシャルドネ。審査員がまた権威のある人ばかりでした。著名レストランのオーナー、ワイン雑誌の編集長、著名ワイナリーのオーナーなど9人。錚々(そうそう)たるメンバーです。なにせ、あの有名レストラン『タイユヴァン』のオーナー、AOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)の統括検査員まで含まれていたのです。傑作なのは、このイベントのパブリシティーをフランスの有力マスコミが拒否したことです。つまり「圧勝に決まっているので取材するようなニュースバリューはない」ってわけです。そして……!結果は赤白ともカリフォルニアワインの圧勝だったのです!!赤ワイン第1位(米)スタッグス・リープ・ワインセラーズ1973第2位(仏)シャトー・ムートン・ロートシルト1970第3位(仏)シャトー・オー・ブリオン1970第4位(米)シャトー・モンローズ1970第5位(米)リッジ・モンテベッロ1971白ワイン部門第1位(米)シャトー・モンテリーナ1973第2位(仏)ムルソー・シャルム1973/ドメーヌ・ルーロ第3位(米)シャローン1973第4位(米)スプリング・マウンテン1973第5位(仏)ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ/J・ドルーアン当時カリフォルニアワインは、フランスワインの1/4の価格で取引されるような状況でした。しかし、この結果で「権威」は木っ端みじんに打ち砕かれたのです。審査員の中には、自分の採点表を取り返そうとする者、点数を書き変えようとする者まで出ました。その上、フランスワインがその価値を発揮するには「熟成期間」が必要だなどといい出す始末。往生際が悪いというか大爆笑です。そこで10年後の「1986年に再戦だ!」ということになりました。■抱腹絶倒の1986年「ニューヨーク決戦」!結論からいえば、1986年のニューヨーク決戦でもフランスは赤っ恥をかきました。審査員はフランス人ばかり。その上、ルールもフランス人が決めた「前回と同じ銘柄の同ヴィンテージに限定。そして赤ワインのみで勝負」というもの。フランスの赤ワインは「10年間の熟成を経ればカリフォルニアワインなどとは比べ物にならない」というわけです。ところが結果は、米国産カリフォルニアワインのワンツーフィニッシュでした。●リターンマッチ採点結果第1位(米)クロ・デュ・ヴァル1972第2位(米)リッジ・モンテベッロ1971第3位(仏)シャトー・モンローズ1970第4位(仏)レオヴィル・ラスカーズ1971第5位(仏)ムートン1970第6位(米)スタッグス・リープ・ワインセラーズ1973第7位(米)ハイツワインセラーズ・マーサズヴィンヤード1970第8位(米)マヤカマス1971(仏)オー・ブリオン「大笑い」です。……実は2006年に30年アニバーサリーの第3回決戦があったのです。■諦観続出の第3回大会3回目はイギリスのロンドンとアメリカのナパバレー(カリフォルニアのワインの産地として有名)に分かれて行われました。結論だけ書きますが、3回目も「フランス勢はガッカリ」でした。なんと赤ワインは、第1位から第5位までカリフォルニアワインが占める結果となったのです。第1位(米)リッジ・モンテベッロ1971第2位(米)スタッグス・リープ・ワインセラーズ1973第3位(米)ハイツワインセラーズ・マーサズヴィンヤード1970第4位(米)マヤカマス1971第5位(米)クロ・デュ・ヴァル1972■ブラインド・テイスティングはおそろしい!ことほどさように、ワインのブラインド・テイスティングというのは分からないものなのです。特に銘柄や権威から「素晴らしい」とされているものが本当に「おいしい」かどうかは怪しいものです。ちなみに、目隠しをされると、赤ワインと白ワインを区別することすら難しいんだとか。カリフォルニア大学デービス校の実験では「間違える被験者が続出した」そうです。というわけで、ワインのソムリエというのは大変な職業ではないでしょうか。ブラインド・テイスティングを迫られたらどうするのでしょうね。(高橋モータース@dcp)
2013年03月02日営業の現場では、よく「営業トークと気付かれない営業トークが大事」とされます。営業だと分かった瞬間、相手は身構えるんですね。例えば、あなたが不動産屋さんの営業だったとします。「○○不動産でーす。本日は投資物件のご案……」くらいで電話は切られると思います。しかし、飲み会で「みんな、どうして不動産やんないのか意味が分からない。寝かしてるお金があれば、銀行に預けるよりよほど利息が高いし、土地は安全性も高いのに」などと雑談として話せば「え?くわしく」と聞いてもらえそうじゃないですか。そこで、マグナム山田は考えました。女子を家に呼びたい。同士諸君もお心当たりのあることであります。しかし「ウチこない?」では「バレバレの営業トーク」と同じで、女子は身構えてしまいます。そこで、仮にゲームの話で盛り上がったとしたなら……「オレ、家に初代ファミコンのスーパーマリオあるぜ!」いや、家でなくていいんです。世の中にはさまざまな事情があって、自宅はマズイ人も多いでしょう。そんなときは……「すっごく夜景がきれいな公園があるんだよ」ドライブなら、あまり人がいないパーキングエリアの前で、「ちょっと疲れた。休憩したいな」そこで党則です!党則12:男たるもの、常に2人きりになれる口実を探せ!仮にあなたが1人暮らし、または自宅にだれかを連れ込んでもいい環境にあるとしましょう。プロジェクター、ワインセラー、ダーツ、旧ファミコン(もしくはWii)、スモークする器械などなど、女子の皆さまがちょっと家に来てみたくなるもの、そろえてみませんか?プロジェクターなど、中古で4万~5万円も出せば、性能がいいものが買えますよ。白い壁があれば、じゅうぶん大迫力。女子が好きそうな映画を何本か用意しておき、プロジェクターの話をし「家で見ない?」。ワインセラーも楽天で3万円程度。数千円のビンテージものを用意し「ウチ、ワインセラーあるんだよ。ビンテージものとかどう?」ダーツは楽天で1万円ちょい。旧ファミコンも秋葉原でソフト含め1万円ちょい。もっと言うと、『Wii』はオタクっぽさがないから女子を誘いやすいですよ。最後、マニアックなのは「スモークする器械」。ベーコン、チーズ、サーモンなどをベランダでスモークすると、それはそれはおいしいのです。経験上、そのうまさをじっくり語ると、ほとんどの女子が「食べたい!」と言ってくださいます。食材、スモークするための木材、スモークの器械、合わせて1万ちょい。これも楽天余裕です。おお!全部買っても10万円ちょいじゃないですか!Wiiやソフトを買っても15万円ちょい!諸君、ムダな合コン「ムダ合」をくり返すより、絶対によい投資になります。普通に楽しいし、家のプロジェクターをスピーカーにつなぎ、でっかい画面で映画を見ると、思いっきり死語ですが、ハイソなヤンエグにでもなった気分です。なんだか、楽天の回し者のような演説になってしまいましたが、違います。(文/マグナム山田)【関連リンク】【コラム】モテ部屋への改造プラン3ステップテクを紹介!【コラム】女子が好きな男の部屋って!?女子の意見を一挙公開!【コラム】恋の達人。パリジェンヌに教わる甘い恋が長続きする方法とは?
2011年10月01日