ジャパネットたかたでの売れ筋商品を紹介する「ジャパネットランキング」では9月28日現在、炊飯器で三菱電機の「NJ-VW10JT-K」、テレビ・レコーダーでシャープの「LC-46G9」、エアコンで富士通ゼネラルの「AS-Z80E2W」が1位となっている。以下の価格(税別)はすべて9月28日時点のもの。炊飯器の売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:三菱電機 <NJ-VW10JT-K> 下取り後価格49,800円2位:パナソニック <SR-SY105J-RK> 下取り後価格39,800円3位:タイガー魔法瓶 <JKN-R150(K)> 下取り後価格41,800円4位:象印マホービン <NP-WB10-WZ> 下取り後価格59,800円5位:パナソニック <SR-SY185J-RK> 下取り後価格32,800円炊飯器の売れ筋1位になったのは三菱電機の「NJ-VW10JT-K」。純度99.9%の炭でできた内釜「本炭釜」を採用している。炭はIHとの相性が良く、釜全体が発熱して米をしっかり加熱。釜底中央部から大きな泡を発生させて対流を起こし、ふっくら炊きあがるのも特徴だ。テレビ・レコーダーの売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:シャープ <LC-46G9> 84,800円2位:ソニー <KJ-40W700C> 下取り後価格99,800円3位:東芝 <40S10> 159,800円4位:シャープ <LC-50U30> 下取り後価格199,800円5位:ソニー <KJ-43X8500C> 下取り後価格199,800円エアコンの売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:富士通ゼネラル <AS-Z80E2W> 下取り後価格279,800円(取り付け工事費込み)2位:富士通ゼネラル <AS-255TK> 66,800円(取り付け工事費込み)3位:東芝 <RAS-4055PT(W)> 112,800円(取り付け工事費込み)4位:ダイキン工業 <AN22SES-W> 下取り後価格74,800円(取り付け工事費込み)5位:ダイキン工業 <AJT22SES-W> 下取り後価格74,800円(取り付け工事費込み)なお、ジャパネットランキングはリアルタイムで更新されるため、掲載時と変動する場合がある。
2015年09月28日ジャパネットたかたでの売れ筋商品を紹介する「ジャパネットランキング」では9月7日現在、エアコンで日立の「RAS-JG28D(W)」、炊飯器で三菱電機の「NJ-VW10JT-K」、テレビ・レコーダーでシャープの「LC-40W20-B」が1位となっている。以下の価格(税別)はすべて9月7日時点のもの。エアコンの売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:日立 <RAS-JG28D(W)> 下取り後価格109,800円(取り付け工事費込み)2位:三菱電機 <MSZ-AH565S-W-IN> 下取り後価格179,800円(取り付け工事費込み)3位:ダイキン工業 <AJT22SES-W> 下取り後価格74,800円(取り付け工事費込み)4位:ダイキン工業 <AN22SFS-W> 下取り後価格129,800円(取り付け工事費込み)5位:シャープ <AY-E40DX> 119,800円(取り付け工事費込み)エアコンの売れ筋1位になった「RAS-JG28D(W)」は、部屋の状況に合わせて運転モードを制御してくれるルームエアコン。「湿度センサー」「温度センサー」「日射センサー」によって、部屋の状況を細かく検知する。炊飯器の売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:三菱電機 <NJ-VW10JT-K> 下取り後価格49,800円2位:パナソニック <SR-SY105J-RK> 下取り後価格29,800円3位:タイガー魔法瓶 <JKN-R100(K)> 下取り後価格39,800円4位:象印マホービン <NP-WB10-WZ> 下取り後価格59,800円5位:三菱電機 <NJ-VW106-R> 下取り後価格66,000円テレビ・レコーダーの売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:シャープ <LC-40W20-B> 下取り後価格99,800円2位:東芝 <50G9> 99,800円3位:東芝 <40S10> 下取り後価格159,800円4位:シャープ <LC-46G9> 99,800円5位:三菱電機 <LCD-40BW7> 129,800円なお、ジャパネットランキングはリアルタイムで更新されるため、掲載時と変動する場合がある。
2015年09月07日三菱電機は8月25日、世界で初めて(※)左右独立して駆動するファンを搭載したルームエアコン「霧ヶ峰 FZシリーズ」を発表した。同日開催された新製品発表会では、新機能の説明のほか、実際にFZシリーズを使用したデモンストレーションや、体感イベントなどが行われた。※三菱電機調べ。○現在のエアコンの問題点とは発表会の冒頭には、三菱電機 静岡製作所長の松本匡氏が登壇し、現在のエアコンの問題点について語った。松本氏は現在のエアコンについて、2つ「乗り越えなければならない壁がある」とコメント。1つの壁は「暑がりな人と寒がりな人が一つの部屋で快適に共存できる空間作り」。一般的に快適といわれる温度でも、男女差や年齢差、そして個人によっては「暑すぎる」「寒すぎる」と感じることがある。このため、部屋にいる人みんなが快適に感じる空間を作るには、個人に合わせた温度空間が必要になる。もう1つの壁は、省エネ性能の問題。1995年から、エアコンメーカーは各社さまざまな工夫を凝らし、省エネ化を進めてきた。しかし、一定の省エネ化が進んで以降、消費電力量は削減しにくくなってきている。松本氏は、これら2つの壁を打ち砕くには、今までにない革新的な技術改革が必要だと感じ、今回のFZシリーズの開発に至ったと語る。○左右独立駆動するファンで個人に合わせた温度空間次に、三菱電機 静岡製作所 ルームエアコン製造部 技術第一課長の吉川浩司氏が登壇し、FZシリーズの新機能について解説した。FZシリーズでは、まず「体感温度」に注目。三菱電機のルームエアコンは、これまで赤外線センサー「ムーブアイ極」によって、人の表面温度を0.1℃単位でセンシングしていた。しかし、表面温度を測定するだけでは、同じ温度でも暑い・寒いと感じる個人差には対応できなかった。人間は身体の中心部を守るため、「寒い」と感じると血液を身体の中心に集め、末端部分が冷たくなる傾向がある。そこで、FZシリーズでは手先や足先の温度に注目。手足の先の温度をセンシングすることで、個人の温度の感じ方を判断できるようになった。また、手足という細かな部位をセンシングするため、ムーブアイ極の水平方向の解像度を、従来の4倍まで高めている。○独立駆動の2つのファンで2種類の風量コントロールFZシリーズ最大の特徴ともいえるのが、温度の感じ方が異なる人が同一空間に2人いる場合、それぞれにふさわしく空調をコントロールできる点。従来のエアコンは、風の「向き」をルーバーで制御するだけだったが、FZシリーズは左右で独立駆動する2つのファン「パーソナルツインフロー」を採用することで、1台のエアコンから異なる風量の風を送れる。吉川氏によると、現在発売されているエアコンは、一般的に筒状の「ラインフローファン」を使用している。ラインフローファンとは、回転によって幅の広い気流を生み出す筒状のファンだ。ただし、ラインフローファンは横一列に均一な風しか送風できないうえ、風圧も低く、送風方式としては効率が良いものではない。そこで、FZシリーズでは2つのプロペラファンを採用し、室内機上部に並べて配置。左右のファンをそれぞれ回転制御することで「1台のエアコンから、風量の異なる2種類の風」を送ることに成功した。この「パーソナルツインフロー」機能と、「ムーブアイ極」のセンシング機能を利用することで、FZシリーズは冷房時、「暑い人には強い風」「寒い人には弱い風」を送れるようになった。○省エネ性能が飛躍的にアッププロペラファンを採用することで、近年は停滞気味だった「省エネ性能」も向上した。もともとプロペラファンは、従来のラインフローファンよりも効率よく風を起こせる。さらに、プロペラファンを回転させるモーターを高効率化することで、ラインフローファンと比較すると、モーターの消費電力は同一風量時で約31%削減できたという(※)。※風量18m3/min時、従来ラインフローファン搭載のMSZ-ZW565S(47.9W)とMSZ-FZ5616S(32.8W)の消費電力を比較。エアコンは電気で冷却・加熱したスダレ状の熱交換器に、風を通すことで冷風や温風を生み出している。従来のラインフローファンを使用した場合、ファンのまわりを「コ」の字型で囲むように熱交換器を配置する必要があった。しかし、プロペラファンを採用したFZシリーズでは、ファン下部に熱交換器を「W」字状で配置。熱交換器の搭載量を増やすことができ、その結果、効率的に送風温度を制御して省エネ性能がさらにアップした。○デザインにこだわったFLシリーズも発表新製品発表会ではFZシリーズのほか、「霧ヶ峰 FLシリーズ」のコンセプトモデルも発表された。「エアコンひとつでリビングの空気を変える」がコンセプトで、デザイン性の高さが特徴だ。
2015年08月25日三菱電機は8月25日、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新シリーズとして、「FZシリーズ」を発表した。発売は10月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は冷房定格能力によって異なり、税別328,000円前後~458,000円前後だ。FZシリーズは、左右独立で駆動する「パーソナルツインフロー」を搭載するルームエアコン。従来のラインフローファン(円筒状のファン)からプロペラファンを用いるなど室内機の構造を一新した。送風効率を向上させる静翼部(動かない羽根部分)を持つファンを左右に2つ配置することで、左右独立して風を送れる。風量を左右でそれぞれ制御することで、同じ部屋内で最大約3℃の温度差を作り出せるという(暖房時、左右の床温度)。赤外線センサー「ムーブアイ極」はさらに進化。左右方向の解像度を従来の約4倍に向上させ、よりきめ細かく温度変化を測る。ムーブアイ極はそれぞれの人の手先や足先の温度をセンシングし、その人が暑いと感じているのか寒いと感じているのかを判断。パーソナルツインフローで左右に異なる風量の風を送ることで、それぞれの人に合わせた温度の空間を作り出すとしている。プロペラファンを採用したことで、熱交換器の配置も変更した。従来はラインフローファンを囲むように熱交換器が配置されていたが、パーソナルツインフローでは室内機上部にファンを設置した。ラインフローファンを囲むように配置する必要がなくなったため、熱交換器をファンの下にW型にして搭載することで、熱交換器搭載量が22%アップしたとする。推定市場価格は、冷房定格能力4.0kWの「MSZ-FZ4016S-W」が328,000円前後、5.6kWの「MSZ-FZ5616S-W」が358,000円前後、6.3kWの「MSZ-FZ6316S-W」が378,000円前後、7.1kWの「MSZ-FZ7116S-W」が398,000円前後、8.0kWの「MSZ-FZ8016S-W」が428,000円前後、9.0kWの「MSZ-FZ9016S-W」が458,000円前後だ(いずれも税別)。三菱電機は同日、デザイン性を重視した「FLシリーズ」のコンセプトモデルも発表した。「エアコンひとつでリビングの空気を変える」というコンセプトのもとに開発された製品だ。発売の予定や価格については明らかになっていない。
2015年08月25日三菱電機は8月24日、冷凍冷蔵庫「置けるスマート大容量」の新製品として、5ドアで容量455Lの「Bシリーズ MR-B46Z」を発表した。発売は10月9日。価格はオープンで、推定市場価格は税別260,000円前後だ。MR-B46Zは「薄型断熱構造 SMART CUBE(スマートキューブ)」によって、断熱性能を保ったまま扉や壁の薄型化を実現した冷凍冷蔵庫。断熱性能を向上させた真空断熱材を効率的に配置し、ウレタン部分を薄くしたことで設置幅や高さを抑えながら、容量アップと高い省エネ性能を実現したとする。氷点下ストッカールームには、最上位モデル「WXシリーズ」と同様、「氷点下ストッカーD」を搭載。氷点下ストッカーDは、2014年度モデルに搭載された「氷点下ストッカー」をさらに進化させたものだ。食品の内側と外側の温度差を抑えることで過冷却状態を作り出し、氷点下(-3℃~0℃)で食材を凍らせずに保存する氷点下ストッカー機能を継承しつつ、細かく温度制御しながら、冷凍した食材を解凍する機能を追加した。温度を制御しながら低温で解凍することによって、解凍時のドリップの流出を約75%抑制。食材のうまみを逃さず解凍できるとしている。解凍開始から約90分で、包丁で切れるかたさに解凍可能だ。瞬冷凍室には「切れちゃう瞬冷凍」を引き続き搭載。食品全体に一気に氷核を形成して均一に凍結する冷凍技術で、食品の細胞破壊を抑え、食感やうまみ成分を維持できるというものだ。野菜室は、約3℃~4℃の低温を安定して維持し、乾燥を抑える「うるおう野菜」モードも継承している。サイズはW600×D699×H1,821mm。ドア材はガラスを採用。カラーはクリスタルピュアホワイトとクリスタルロゼ。
2015年08月24日三菱電機は8月20日、ルームエアコン「霧ヶ峰 Zシリーズ」の2016年度モデルを発表した。ラインアップは、定格冷房能力2.2kW(6畳用)の「MSZ-ZW2216」から、9.0kW(29畳用)の「MSZ-ZW9016S」までの12機種。価格はオープンで、推定市場価格は218,000円前後~408,000円前後(税別)。霧ヶ峰 Zシリーズは、「ムーブアイ極」と「匠フラップ」を特徴とするルームエアコン。ムーブアイ極は、高解像度のサーモグラフィーにより、人間の手・足・頭などの部位を見分けながら、0.1°C単位で体の表面温度を把握するというもの。匠フラップは、前後・左右への送風を同時に制御し、ピンポイントに風を送るフラップだ。2016年度モデルに搭載されているムーブアイ極は、解像度が従来の4倍に向上。左右方向のセンシングをより細分化したことで、手先や足先など細部の温度変化を判別できるようになった。エアコンの風を直接あてて体感温度を快適にする「風あて」運転と、風を直接あてない「風よけ」運転は2015年度モデルにも採用されていたが、その切り替えはユーザーがリモコンで行う必要があった。2016年モデルでは、「風あて」と「風よけ」の切り替えを自動化。たとえば、部屋にしばらくいて快適な状態の人がいるところに、外出先から戻ってきた人が加わった場合、戻ってきた人にのみ自動で風を当てる。従来モデル同様、定期的にフィルターの自動クリーニングを行える「フィルターおそうじメカ」を搭載。また、室内機の熱交換器やファン、通風路に「ハイブリッドナノコーティング」を施すことで、ホコリなどの付着を抑制する。さらに外装パーツを取り外して掃除できる「はずせるボディ」も採用している。
2015年08月20日●ホース差し込み口が本体上部へ三菱電機は8月6日、キャニスター型のサイクロン式掃除機「風神」の新モデル「TC-ZXE30P」(以下、TC-ZXE30P)を発表。同日、都内で開催された製品発表会では、TC-ZXE30Pの新機能について説明があったほか、開発背景などが明かされた。○生活に合わせた3スタイルの掃除機発表会の冒頭では、三菱電機ホーム機器 代表取締役社長 田代正登氏が登壇し、同社掃除機の展開について語った。田代氏は「三菱電機では、空気清浄機と一体化したスティック型掃除機『iNSTICK』、軽量コンパクトながら吸引力の強い紙パック式の『Be-K』、吸引力が持続するフィルターレスサイクロン式の『風神』という3シリーズを展開。生活やシチュエーションに合わせて掃除機を選べるようになっている。風神シリーズでは、従来から本体の軽さと強い吸引力、きれいな排気、シンプルな使いやすさにこだわっている。新モデルは、これらの基本機能を強化し、さらにまったく新しい掃除のスタイルを提案している」とコメントした。○見た目が大きく変わった続いて、三菱電機ホーム機器 家電製品技術部次長 岩原明弘氏が新製品について説明した。TC-ZXE30Pは、ゴミと空気を遠心分離するサイクロン構造で、フィルターに頼らず99.9%のゴミをダストカップ内に捕集できる。サイクロン構造において、従来モデルから一番変わったのは空気の経路だ。従来モデル「TC-ZXD30P」は、ゴミをサイクロン部で旋回させる都合上、本体ホース差し込み口からサイクロン旋回室までの風路が330mmあった。しかし、新製品のTC-ZXE30Pは、ホース差し込み口を本体上部へ変更し、ゴミを直接サイクロン部へ吸い込む。これによって風路は26mmと、大幅に短縮できた。風路を短縮したことで、本体サイズもよりコンパクトになった。さらに、新しくモーターのフレーム素材にアルミを使用したことで、モーターの重量はTC-ZXD30Pと比較して約15%軽量化。本体質量は約21%軽くなっている。ゴミを遠心分離する「サイクロン部」と、ゴミを溜める「集じん部」を分離させた構造のため、ゴミが溜まっている集じん部には風が通らない。風がゴミをかく拌せず、排気時のニオイを大幅にカットできる。さらに、サイクロン部を通過した排気を、HEPAフィルターとULPAフィルターに通すことで、0.3μm以上の微細なハウスダストを99.999%捕集、きれいな排気を実現するという。●「排気で掃除」という新提案○エアブロー機能で掃除のスタイルを一新TC-ZXE30Pの最大の特徴ともいえるのが「エアブロー」機能だ。これは、ゴミを「吹き飛ばす」ことで掃除をする、ブロワーのようなものだ。三菱電機が「日常で気になる汚れ」に関するアンケートを実施したところ、ベランダや玄関などの汚れが気になるという意見が多数あった。そこで、99.999%の捕集率を実現した排気で、ゴミを吹き飛ばして掃除するエアブロー機能が開発されたという。エアブロー機能を使用すれば、掃除機で吸い込みにくい玄関の落ち葉や砂、窓のサッシレールに入り込んだゴミも吹き飛ばせる。また、テレビの裏や冷蔵庫の横など、掃除機のヘッドが入らない場所の汚れを一度エアブローで吹き飛ばして掃除するといった使い方もできる。ちなみに、従来モデルTC-ZXD30Pの排気風速は5m以下だったが、新モデルのエアブロー機能は風速40m。これは従来、電源コードを冷却するため、2つに分散させていた排気を1本にまとめることで実現した。そのかわり、電源コードの冷却は吸気によって行っているという。また、新製品について解説した岩原氏によれば、「集中排気で強力に風を吹き出すことができるのは、99.999%ゴミを除去したキレイな排気があってこそ」とTC-ZXE30Pの排気性能について再びアピールした。このほか、会場では、丸ごと水洗いが可能なサイクロンボックスや、ブラシの両端部まで強力にゴミを吸う「ワイドクリーン自走パワーブラシ」、ブラシに絡んだ毛を簡単に取れる「毛がらみ除去機能」など、TC-ZXE30Pのさまざまな使いやすい機能について説明とデモンストレーションが行われた。
2015年08月06日三菱電機は8月6日、キャニスター型サイクロン掃除機「風神」の新モデルとして「TC-ZXE30P」を発表した。排気を利用してゴミを吹き飛ばすエアブロー機能を持つ。発売は9月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別80,000円前後だ。TC-ZXE30Pは、本体上部の吸込口から、ゴミを直接サイクロンボックスに吸い込む新構造を採用したキャニスター型サイクロン掃除機。本体ホース差し込み口からサイクロン旋回室までの風路を短縮したことで、本体がよりコンパクトになった。また、新アルミフレームモーターを採用したことによって、本体重量約2.9kgと、従来モデルの「TC-ZXD30P」に比べて約21%の軽量化を実現している。排気にもこだわっており、本体内部にHEPAフィルターとULPAフィルターを搭載。0.3μm以上の微細なゴミを99.999%捕らえる。また、ゴミをためる集じん部とゴミを遠心分離するサイクロン部を別にした独自構造によって、たまったゴミが風の旋回でかく拌・粉砕されるのを抑制し、排気のニオイを低減。従来モデルと比較して、約66%低減できたという。排気のきれいさを活かした「エアブロー機能」を新たに搭載。本体背面に専用のエアブローノズルを装着し、強い勢いの排気を吹き出すことで、玄関に入ってしまった砂や落ち葉、サッシレールに入り込んだ砂などを吹き飛ばす。回転ブラシを引き抜くだけで、絡みついた髪の毛などを除去できる「毛がらみ除去機能」や、メインとサブの2つのグリップを採用した「フィジ軽グリップ」、スマートフォンと連動して消費カロリーなどを確認できる「カロナビ」などの機能を引き続き備える。サイズはW223×D333×H270mm、重量は2.9kg、総重量は4.5kg。ダストカップ容量は0.7L。吸込仕事率は200W~約120W。2WAYロングノズル、ふとんブラシ、エアブローノズル、お手入れブラシが付属する。カラーはシャインホワイト、カッパーオレンジ。三菱電機は同日、エアブロー機能を省略した「TC-ZXE20P」も発表した。発売は9月1日。推定市場価格は税別60,000円前後だ。カラーはビオラレッド。
2015年08月06日三菱電機は7月14日、冷凍冷蔵庫「置けるスマート大容量」シリーズの新製品発表会を開催した。発表されたのは、ドアにガラス材を使用した「WX」シリーズと、ドアに鋼板材を使用した「JX」シリーズ。WXシリーズは475Lから705Lまでの4タイプ、JXシリーズは475Lから605Lまでの3タイプが発売される。○冷蔵庫も「時短」がキーワードに製品発表会では、三菱電機 静岡製作所所長の松本匡氏が登壇し、冷蔵庫のニーズや製品開発の背景について説明した。現在、共働き世帯が増加しており、家事にかけられる時間は減少している。そのため、「時短」に対するニーズが高まっているという。2011年の社会生活基本調査によると、「主婦の一日の家事時間構成」の約6割を「炊事」と「買い物」が占める。この炊事と買い物の時間を減らすため、忙しい共働き世帯では食材のまとめ買いや作り置きをすることが増えている。こうした背景もあり、核家族化により世帯人数は減少傾向にあるものの、冷蔵庫は大容量化が求められているそうだ。また、三菱電機で冷蔵庫の不満に関するアンケートを実施した結果、おもな不満は電気代と、容量、製氷室の衛生面、そしておいしく冷凍できないという点だった。三菱電機では、従来から「置けるスマート大容量」「まるごとクリーン清氷」を採用。そこで、今回の新製品では「おいしく冷凍できない」という不満に注目したほか、コンパクトタイプのラインナップを拡充した。○おいしく冷凍、おいしく解凍三菱電機の冷蔵庫は、「過冷却現象」を利用した冷凍機能を搭載しているのが特徴。これは、氷点下を過ぎても凍らない現象だ。過冷却現象を利用している機能は「氷点下ストッカー」と「切れちゃう瞬冷凍」。氷点下ストッカーは、食材を氷点下(約-3℃から0℃)に冷やしつつも、凍らせずに保存するというもの。切れちゃう瞬冷凍は、冷凍した食材がサクッと切れるというもの。食材全体に一瞬で氷核を形成して均一に冷凍することで細胞破壊を抑え、解凍しても食材の食感やうまみ成分を維持する。氷点下ストッカーよりも低温(約-7℃)で長期保存が可能だ。新製品では、氷点下ストッカーに解凍機能が追加され、「氷点下ストッカーD」として進化した。「D」は「Defrost(解凍)」に由来する。タッチパネルで「氷点下保存・解凍モード」に設定すると、カチコチに冷凍した食材も約90分で包丁が入れられるかたさまで解凍できる。氷点下ストッカーDでは、氷点下で解凍するため、食材からドリップが出にくい。冷蔵室や電子レンジを使った解凍方法よりも、食材のうまみをキープしたまま解凍できるという。また、解凍といっても、氷点下ストッカーDではチルド室よりも低温(-3℃から0℃)で保存するため、そのまま保存しても鮮度が長持ちしやすい。「急な予定で解凍した食材を使わなくなった」あるいは「食材の一部だけ利用したい」といった場合にも役立つ。○大容量でも省スペース「置けるスマート大容量」シリーズの冷蔵庫は、断熱材に独自の「薄型断熱構造 SMART CUBE(スマートキューブ)」を採用することで、大容量をキープしたまま省スペース化を図っている。2014年モデルでは、奥行きサイズが73.8cmと69.9cmの2種類しかなかった。三菱電機の調査によれば、奥行き70cmの冷蔵庫を設置できる家庭は約68%だが、奥行き65cmの冷蔵庫ならば84%と、奥行きを5cm短縮することで、より多くの家庭で設置できるようになるそうだ。特に、マンションなどで見られるシステムキッチンなどは、奥行きが65cmのサイズが多く、奥行きがそれより長い冷蔵庫はキッチンのデザインを損なってしまう。そこで、新製品では、奥行きが65cmタイプの「MR-WX48Z」(容量475L)もラインナップに追加した。MR-WX48Zは、2006年に発売された「MR-G40J」とほぼ同じ奥行き、幅は3.5cmコンパクトになったにもかかわらず、容量は74L増えている。○湿度センサーによる省エネ機能もちろん、冷蔵庫の不満点のトップに挙げられた「電気代」についても改善。従来は温度センサーのみで室温をセンシングしていたが、新製品には湿度センサーも搭載。低湿度時の無駄な発熱を抑制し、結露防止用の冷媒の流し方も効率化できたという。外気の温度と湿度、両方の環境に合わせてコンプレッサーを効率的に運転し、余計な電力を使う必要がなく、省エネ性能をアップさせた。
2015年07月14日三菱電機は7月14日、同社の冷凍冷蔵庫フラッグシップモデルとなる「WXシリーズ」を発表した。8月26日から順次発売する。価格はオープンで、推定市場価格は定格内容積が705Lの「MR-WX71Z」が430,000円前後、605Lの「MR-WX61Z」が380,000円前後、525Lの「MR-WX53Z」が340,000円前後、475Lの「MR-WX48Z」が330,000円前後(いずれも税別)。WXシリーズは、新たに「氷点下ストッカーD」機能を搭載した冷凍冷蔵庫。氷点下ストッカーDは、2014年度モデルに搭載された「氷点下ストッカー」をさらに進化させたもの。食品の内側と外側の温度差を抑えることで過冷却状態を作り出し、氷点下(-3℃~0℃)で食材を凍らせずに保存する氷点下ストッカー機能を継承しながら、このたび、細かく温度制御しながら、冷凍した食材を解凍する機能を追加した。温度を制御しながら低温で解凍することによって、解凍時のドリップの流出を抑制。食材のうまみを逃さず解凍できる。解凍してから約90分で、包丁で切れる硬さに解凍可能だ。断熱材にはさらに薄型化した「薄型断熱構造 SMART CUBE(スマートキューブ)」を採用。これにより、設置幅や高さを抑えながらも、容量アップを実現した。MR-WX48Zは幅65cm×奥行き65cmに設置でき、コンパクトさと定格内容積475Lの大容量を両立したとする。瞬冷凍室では「切れちゃう瞬冷凍」を引き続き搭載。食品全体に一気に氷核を形成して均一に凍結する冷凍技術で、食品の細胞破壊を抑えるというものだ。野菜室は、3℃~4℃の低温を維持して乾燥を抑える「うるおう野菜」モードも継承している。また、三菱電機は同日、氷点下ストッカーDを搭載し、ドア材に鋼板を採用した「JXシリーズ」も発表した。推定市場価格は定格内容積605Lの「MR-JX61Z」が340,000円前後、525Lの「MR-JX53Z」が320,000円前後、475Lの「MR-JX48LZ」が300,000円前後(いずれも税別)。発売はWXシリーズのMR-WX71ZとMR-WX61Z、MR-WX53Zが8月26日、MR-WX48Zが8月30日、JXシリーズのMR-JX61ZとMR-JX53Zが9月15日、MR-JX48LZが9月30日となっている。カラーはWXシリーズがクリスタルホワイト、クリスタルロゼ、クリスタルブラウンの3色、JXシリーズがローズゴールドとロイヤルウッドの2色。
2015年07月14日三菱電機は7月13日、最新のビーム制御技術を採用することで従来機比で板厚12mmの軟鋼加工速度を最大10%、板厚6mmのステンレス加工速度を最大40%向上し、薄板から厚板まで幅広い板厚の加工時間を短縮することを可能にした炭酸ガス二次元レーザ加工機「ML3015SR-32XP」を9月1日より発売すると発表した。同装置は、加工時間の短縮に加え、加工前の準備動作を高速化する独自制御技術により、加工開始までの準備動作時間を従来機比で最大70%短縮したほか、板厚10mmのステンレスの切断面粗さを最大80%低減することが可能だという。また、電力・ガス消費量モニターの搭載による生産現場での省エネを可能としたほか、加工完了後、発振器・冷却装置などを段階的に停止させる「ecoモード」を搭載することで、待機時の消費電力を従来機比で最大93%削減することを可能としたとする。さらに、操作画面上の加工状況に類似した写真を選択するだけで、作業者の熟練度によらず高品位な加工を可能としたほか、加工状態を見ながら、簡単なダイヤル操作で加工条件の補正を実現している。なお、標準価格は9050万円(税別)で、年間70台の生産が計画されているという。
2015年07月13日新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は6月30日、三菱電機が開発した3.3kV/1500A定格のフルSiCパワーモジュールを適用した主変換装置を開発、東海旅客鉄道の東海道新幹線N700系試験車両に搭載し、高速走行に用いると発表した。3.3kV/1500A定格のフルSiCパワーモジュールは小田急電鉄の1000形リニューアル車への採用実績があるものの、新幹線車両での高速走行は世界で初めてとなるという。なおNEDOでは、新幹線車両のみならず、2015年度より新たな応用分野の開拓を目指した研究を進めており、パワーエレクトロニクスの適用範囲拡大による日本の産業競争力の強化を図っていきたいとしている。
2015年06月30日三菱電機(三菱電)は6月23日、高精度GPS移動計測装置であるモービルマッピングシステム(MMS)の新技術として、リアルタイムレーザー点群生成技術を開発したと発表した。MMSは車両にGPSアンテナ・レーザースキャナー・カメラなどの機器を搭載し、走行しながら道路周辺の3次元空間位置データ(レーザー点群)を高精度で取得するシステム。道路の維持管理に必要な道路台帳附図作成業務をはじめとした公共測量や路面調査、トンネルの調査点検などに活用されているが、従来法では取得したデータをGPS位置補正情報と組み合わせる事後処理が必要となり、計測結果がすぐに確認できないという課題があった。同社が開発した新技術では、車で走行しながらリアルタイムに3次元空間位置データを作成することができるため、測量現場での確認が可能となり、測量業務の効率化を図ることができる。また、短時間のデータの差分を抽出することができ、イベント会場などでの不審物の早期発見に活用することもできるという。今後、同技術を従来のMMSが活用されてきた測量分野に加え、災害対策、警備・監視、社会インフラ管理、ITSなどの新たな分野に展開し、顧客ニーズに合わせて今年度から順次製品化する予定だ。
2015年06月24日三菱電機は6月22日、営業運転中の小田急電鉄車両にて直流1500V架線対応の「フルSiC適用VVVFインバーター装置」の省エネ効果の検証結果を発表した。同実験は、小田急電鉄の1000形リニューアル車で、営業運転車両の主回路システム全体での消費電力量および電力回生率を、フルSiC適用のリニューアル車とSi GTO(ゲートターンオフサイリスタ)適用の従来車両で、約4カ月間比較したもの。実験の結果、加速時の力行電力量が約17%減少、電力回生率が従来システムの34.1%から52.1%に向上し、全体として約40%の省エネ効果が得られたという。
2015年06月22日三菱電機は6月12日、電源装置・系統制御システムの増産体制構築に向け、兵庫県の神戸地区構内に制御盤の新工場を建設する計画であることを発表した。新工場は、事業拡大に対応した各種制御盤の生産・試験スペースの拡充や、スマートグリッドや電力制度改革に対応した事業間連携による技術開発の加速化、兵庫県の西神地区に分散していた系統変電部門の神戸地区への集約化などを目的として建設されるもので、投資額は約65億円を予定している。建物は地上6階建ての鉄骨(S)造で、建築面積は4600m2、延床面積は約2万3300m2の予定。2016年6月から順次稼働を開始する予定で、同社では、これにより交通システム分野における列車への電力安定供給や、電力システム分野における風力・太陽光発電等の再生可能エネルギー普及による電力系統安定化とスマートグリッド対応などの需要拡大に対応し、交通システムおよび電力システム事業の拡大を目指すとしている。
2015年06月12日ジャパネットたかたでの売れ筋商品を紹介する「ジャパネットランキング」では6月8日現在、パソコン・タブレットで東芝「PS50-32MNXG」、冷蔵庫で三菱電機「MR-JX56LJY-W」、マッサージでフジ医療器「SKS-70BK」が1位となっている。以下の価格(税別)はすべて6月8日時点のもの。パソコン・タブレットの売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:東芝 <PS50-32MNXG> 下取り+ワイモバイル同時加入で19,980円2位:東芝 <PD31PWT-SHB> 下取り後価格119,800円3位:東芝 <PTX5RWP-SHA> 下取り後価格99,800円4位:東芝 <PTBX-37MSUB> ワイモバイル同時加入で9,800円5位:レノボ・ジャパン <57327507> 69,800円1位となった東芝の10.1型タブレット「dynabook Tab S50/32M」(PS50-32MNXG)は、OSにWindows 8.1 with Bingを搭載している。Microsoft Office Home and Business 2013やスタンドにもなるBluetoothキーボードが付属。冷蔵庫の売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:三菱電機 <MR-JX56LJY-W> 下取り後価格189,800円2位:AQUA <AQR-SD36D> 下取り後価格89,800円3位:東芝 <GR-H43G(NP)> 下取り後価格119,800円4位:シャープ <SJ-XF44A-C> 下取り後価格159,800円5位:東芝 <GR-H51FX(WS)> 下取り後価格154,800円マッサージ機の売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:フジ医療器 <SKS-70BK> 209,800円2位:スライヴ <MD-8500> 24,800円3位:アルインコ <MCR8600T> 7,980円4位:大東電機工業 <MD-8650> 22,800円5位:アルインコ <MCR8313N> 4,980円なお、ジャパネットランキングはリアルタイムで更新されるため、掲載時と変動する場合がある。
2015年06月08日三菱電機は5月28日、IHジャー炊飯器「本炭釜」の10周年記念モデルとして、デザインを一新した「本炭釜 KAMADO NJ-AW106」(以下、NJ-AW106)を発表した。本稿では、同日に開催された製品発表会の様子をレポートする。発表会には三菱電機ホーム機器 取締役社長 田代正登氏が登壇し、製品開発の背景や製品の機能について説明した。○「本炭釜」で高級炊飯器の市場をけん引三菱電機のIH炊飯器「本炭釜」は、2015年で10周年を迎える。田代氏によれば、2006年に初代モデルを発売してからというもの、三菱電機の本炭釜は高価格帯の炊飯器市場形成に貢献してきた。本炭釜シリーズ最大の特徴はなんといっても、炭を削ってできた内釜。職人の手作業によって一つ一つ丁寧に作られており、完成には約100日かかっている。NJ-AW106で採用している本炭釜は純度99.9%の炭からできており、高い遠赤外線効果を持つ。釜の厚さは最大10mm。田代氏いわく、炭はIHとの相性が良い素材で、発熱に必要な磁力線が釜厚全体まで浸透する唯一の素材だそうだ。釜全体が発熱するため、米を効率よく加熱できる。○「かまど炊き」を追求炭を用いた内釜は踏襲しながら、今回の新モデルでは「かまど炊き」のおいしさを追求。かまどのメカニズムを研究し、「羽釜形状」「高断熱」「大火力」という3点が重要だという結論にたどり着いた。そこで、新たに内釜を羽釜形状にしたほか、10mmの断熱材の追加、本炊き時の電力量アップなどの工夫を施した。その結果、粒感がしっかりしていながらも中はみずみずしいご飯を実現。田代氏は「従来の炊飯器では、粒感とみずみずしさは両立するのが難しかった。しかし、NJ-AW106ではかまどで炊いたような食感のご飯を炊ける」と自信を見せた。○おいしさを視覚的に伝える「実りの形」大きく変更されたのは内釜だけではない。デザインも一新され、従来モデル「NJ-XW105」の四角い形状から丸みを帯びた形状になった。断熱材の追加といった、かまど炊き実現のために必然だったデザインの変更だが、機能面だけではなく、おいしさを視覚的に伝える役割も果たしている。手のひらで握ったおにぎりや、旬になって熟れた果実、ふっくらと焼きあがったパンなど「実りの形」というデザインコンセプトのもと、設計された。○「KAMADO」で炊いたご飯を試食発表会参加者には、炊きたてご飯とおにぎりが提供された。いずれも「ひとめぼれ」を、米の銘柄ごとに適した設定で炊いてくれる「銘柄芳潤炊き」で炊いたものだ。つやつやしていて、見た目にもおいしい。実際に頬張ってみると、確かにみずみずしいのにベチャっとしておらず、粒感があるのにカタすぎない、絶妙な食感であった。口に含んだ瞬間に甘みを感じ、鼻に抜ける香りも存分に感じられた。おにぎりはご飯が冷めているにもかかわらず、甘みをキープしていておいしかった。
2015年05月28日三菱電機は5月28日、IHジャー炊飯器「本炭釜」発売10周年モデルとして「本炭釜 KAMADO NJ-AW106」(以下、NJ-AW106)を発表した。新たに羽釜形状の内釜を採用している。発売は6月21日で、価格はオープン。推定市場価格は税別120,000円前後だ。NJ-AW106は、最高3,000℃で焼成した純度99.9%の炭を職人が1つずつ手作業で削り出した内釜「本炭釜」を採用。内釜素材に炭を使用しているため、IH加熱に不可欠な磁力線が釜厚全体に浸透し、最大厚10mmまで発熱する。一気に釜厚全体を発熱することで効率よくご飯を加熱。さらに、内釜下部周辺には10mmの断熱材を追加して高断熱構造を採用した。これにより、熱の拡散を防いで従来比約28%アップの大火力を実現している。内釜の形状は新しく羽釜形状になった。羽部分より下は100℃の高温を維持する加熱空間、羽部分より上は沸騰で生じた泡やおねばを受け止めてうまみを閉じ込める空間になっている。羽より上の空間体積を約63%拡大したことによって、大火力でも吹きこぼれを抑えながらご飯を炊きあげる。羽釜形状の本炭釜と高断熱構造によって、両立が難しいとされる「みずみずしさ(含水率)」と「粒感(かたさ)」のあるご飯を実現。かまど炊きのご飯の味と食感を再現したとしている。炊飯モードには、「おこげ」、「美容玄米」「芳潤炊き(発芽米専用)」を追加。そのほか、銘柄ごとに適した制御を行う「銘柄芳潤炊き」の品種は20種類から23種類に拡大した。デザインは一新され、丸みを帯びた「実りの形」を採用。熟れた果実やおにぎりなどを想起させる形で、おいしさを視覚的に伝える。操作部はバックライト付きの液晶ディスプレイで、文字高7.5mm以上の「デカ文字」によって視認性を高めた。メニュー設定や予約時間を炊飯前に音声で知らせる「音声ナビ」ボタンも持つ。サイズはW285×D320×H249mm、重量は約5.7kg。炊飯容量は0.5合~5.5合(0.09L~1L)。最大消費電力は1,350W。カラーはプレミアムホワイトとプレミアムブラウンの2色。
2015年05月28日三菱電機は5月12日、自動車用パワー半導体モジュール「J1シリーズ」の新製品として、大型EVやハイブリッドバス・トラックなどの大容量モーターを駆動するインバーターに用いる2品種(650V/1000A、1200V/600A)のサンプル提供を10月より順次開始すると発表した。同製品はCSTBT構造を採用した第7世代IGBTの搭載とパッケージ構造の最適化によって、小型パッケージを実現。従来の2in1製品を6台使用した場合に比べ、実装面積を約60%に縮小し、インバーターの小型・軽量化に貢献する。また、第7世代IGBTの搭載により、コレクタ・エミッタ間飽和電圧を従来製品比約10%低減し、インバーターの消費電力を抑えることができる。さらに、高速スイッチングに対応した低インダクタンスパッケージを採用し、従来製品比で内部インダクタンスを約30%低減。加えて冷却フィン一体の直接水冷構造により、従来製品比で放熱特性を約30%向上させ、インバーターの小型化と高信頼性に寄与する。
2015年05月12日ジャパネットたかたでの売れ筋商品を紹介する「ジャパネットランキング」では4月27日現在、冷蔵庫で三菱電機「MR-JX56LX-N」、マッサージでアルインコ「MCR8600T」、パソコン・タブレットで東芝「PS50-32MNXG」が1位となっている。以下の価格(税別)はすべて4月27日時点のもの。冷蔵庫の売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:三菱電機 <MR-JX56LX-N> 下取り後価格159,800円2位:パナソニック <NR-FVF460-W> 下取り後価格129,800円3位:パナソニック <NR-F478TM-N> 下取り後価格138,000円4位:東芝 <GR-H48FX(WS)> 下取り後価格223,000円5位:日立アプライアンス <R-K42E(T)> 下取り後価格193,000円冷蔵庫の売れ筋1位になったのは三菱電機の<MR-JX56LX-N>。より薄く改良された断熱材「薄型断熱構造 SMART CUBE」の採用により、幅68.5cmながら容量555Lを実現した。食材全体を均一かつ瞬時に凍らせて細胞破壊を抑える「切れちゃう瞬冷凍」機能を搭載する。マッサージ機の売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:アルインコ <MCR8600T> 5,980円2位:スライヴ <MD-8500> 24,800円3位:ファミリーイナダ <FMC-J312(B)> 198,000円4位:アルインコ <MCR8313N> 4,980円5位:パナソニック <EV2600P-K> 3,980円パソコン・タブレットの売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:東芝 <PS50-32MNXG> 下取り+ワイモバイル同時加入で4,980円2位:富士通 <FMVA40SBJ> 69,800円3位:東芝 <PTBX-37MSUB> ワイモバイル同時加入で4,800円4位:NEC <PC-NS350AAR-T> 99,800円5位:東芝 <PD21PBT-SHB> 89,800円なお、ジャパネットランキングはリアルタイムで更新されるため、掲載時と変動する場合がある。
2015年04月27日三菱電機は4月23日、家庭用エアコン、洗濯機などの白物家電のインバーターを駆動するパワー半導体モジュールの新製品として、業界最小のパッケージを実現した「SLIMDIP」シリーズを5月11日から順次発売すると発表した。同シリーズは、第7世代IGBTの薄厚構造を用いたRC-IGBTを搭載したことで、従来製品に比べてチップサイズとチップ間の間隔を縮小した。パッケージサイズは従来製品と比べて約30%(約1000cm3)縮小し、1.5kWクラスのモーター駆動用として業界最小のパッケージを実現した。また、保護機能付き制御ICと電流制限抵抗付きBSDを内蔵し、外付け部品数を削減した。さらに、最大保証ケース温度が115℃まで拡大したことで、放熱設計の自由度か向上したほか、温度上昇時に自動的に保護する過熱保護機能に加え、制御IC部の温度をアナログ信号で出力する温度出力機能の搭載により、熱に対する保護設計の自由度も向上した。サンプル価格は冷蔵庫など向けの「SLIMDIP-S」が650円、エアコン、洗濯機など向けの「SLIMDIP-L」が800円(いずれも税抜き)。提供開始日は「SLIMDIP-S」が6月5日、「SLIMDIP-L」が5月11日となっている。
2015年04月23日KDDI研究所や三菱電機、情報通信研究機構、慶應義塾大学、富士通、イクシアコミュニケーションズ、東陽テクニカの7者は4月20日、通信技術や管理手法など、アーキテクチャの異なる複数のネットワークドメインからなる全国規模の光トランスポートネットワークを構築し、SDN(Software Defined Networking)技術を用いて、これらネットワークドメインをまたがるシームレスな通信フローを動的に生成する相互接続実験に成功したと発表した。この技術では、ネットワークサービスとクラウド上の様々なサービスを融合した、世界規模の統合ネットワークサービス構築への応用が期待されている。全国に構築した異なるテクノロジのトランスポートネットワークを、新世代通信網テストベット「JGN-X」などを用いて接続した大規模トランスポートネットワークを構築。各ネットワークドメインに配備したSDNコントローラが連携制御することで、複数のトランスポートネットワークドメインをまたがる通信フローを設定する相互接続実験に成功した。この実験の内容は、4月20日~22日に那覇市で開催される国際会議11th International Conference on IP + Optical Network(iPOP2015)において、相互デモンストレーションとして公開する予定だ。この公開実験では、関東3拠点(小金井、武蔵野、大手町)と沖縄1拠点(iPOP2015会場)に構築したトランスポートネットワークドメインと、国内広域に展開されているRISEテストベッドのネットワークドメイン(RISE沖縄、RISE関東)、さらに、インターネット経由で米国拠点(ISOCORE※7)の計7拠点を接続したトランスポートネットワークを用意。iPOP2015会場に設置したSDN/OpenFlowベースの制御装置から遠隔制御することで、関東の各拠点とiPOP2015会場を接続する複数の通信フローを設定できることをデモンストレーションする。
2015年04月20日三菱電機エンジニアリングは4月20日、心臓疾患などにより体力が低下した患者に向けた運動療法システム「ストレングスエルゴ5」を4月23日に発売すると発表した。心臓疾患などの患者に対して効果的なリハビリテーションを実施するためには、患者に応じた最適な負荷で運動療法を実施することが必要となる。同製品は、このようなニーズに向けて開発されており、心肺運動負荷検査で得られた運動強度をもとに、ペダルを漕ぐ事による運動療法を患者ごとに効果的な負荷で提供する事ができるという。技術的な特長としては、患者の状態をモニターする「サーボ制御技術」が挙げられる。これは、心拍・脈拍、血圧をモニターしながら、ペダルの回転速度と負荷を正確に制御するというもの。また、ペダルなどの機械摩擦による経年変化を検知して回転速度や負荷を自動修正する事も可能だ。運動モードは患者の状態に合わせて「ワット制御(アイソパワー)」「トルク制御(アイソトニック)」「等速制御(アイソキネティック)」「心拍制御」の4つから選択する事ができる。今回発表されたのは乗り降りがより楽になるように回転椅子が設けられた「リカンベントモデル」とエアロバイク型の「アップライトモデル」の2機種。価格は「リカンベントモデル」が248万円で、「アップライトモデル」が148万円(いずれも税抜)となっており、2017年度で300台の販売を目指している。
2015年04月20日三菱電機は4月14日、液晶テレビ「REAL」からBDレコーダー機能を持つ「A-BHR7シリーズ」を発表した。発売は4月下旬。価格はオープンで、50V型の「LCD-A50BHR7」が230,000円前後、40V型の「LCD-A40BHR7」が180,000円前後、32V型の「LCD-A32BHR7」が150,000円前後だ(いずれも税別)。A-BHR7シリーズは、500GBのHDDとBDレコーダーを内蔵した液晶テレビ。地上/BS/110度CSデジタルチューナー×3基を持つ。そのうち1基が視聴用、2基が録画用だ。内蔵HDDには、最長約540時間分の録画を行える(AEモード:2Mbps)。BDドライブは容量100GBのBDXLにも対応。外付けHDDの接続も可能だが、直接録画はできない。パネルはLEDバックライトを採用した「DIAMOND Panel」。光沢コートを施した表面はなめらかで、パネル内部からの光の拡散を低減し、つややかな色再現を実現した。映像エンジンは「DIAMOND Engine」で、コンテンツの特性に合わせた映像処理や明るさ制御が可能だ。画素数はLCD-A50BHR7とLCD-A40BHR7がフルHD(1,920×1,080ドット)、LCD-A32BHR7がワイドXGA(1,366×768ドット)。「アクトビラ」や「TSUTAYA TV」、「ハイブリッドキャスト」などのネットワークサービスに対応。また、DLNAのサーバー機能を搭載しており、A-BHR7シリーズで録画した番組を、DLNAクライアント機能を持った機器から再生できる。HDMI入力は、いずれのモデルも2系統ずつ装備。Bluetoothにも対応し、スマートフォンに保存されている音楽を再生できる。タニタの体組成計や活動量計の測定データをテレビに出力できる機能も持つ。3モデルとも、リモコンからテレビの向きを変えられるオートターン機能を搭載。左右に20°ずつ向きを変えることが可能で、テレビの正面にいなくてもベストポジションで視聴することができる。
2015年04月16日三菱電機は、同社の液晶テレビ「REAL(リアル)」シリーズにおいて受信不具合が発生したことを受けて、不具合を解消するソフトウェア更新を行う。ソフトウェアは自動で更新されるため、ユーザーによる設定や操作は必要はない。このたびのソフトウェア更新は、2010年から2015年3月までに製造されたREALシリーズ120機種で、2015年3月29日0時から12時にかけて発生した不具合を受けて行われるもの。デジタル放送(地上とBS)の電波に含まれる特定の放送データを正常に処理できずに、視聴中または録画中のテレビが電源オン・オフを繰り返すという現象が起きた。対象製品のソフトウェア更新は4月13日から順次行う。自動でソフトウェア更新を行う初期設定になっているため、設定を変更していない場合、ユーザーは特に操作しなくてよい。テレビの電源コードが差し込まれた状態で、テレビを使用していない時にソフトウェア更新が行われる。
2015年04月09日三菱電機は4月8日、第5世代移動通信方式(5G)基地局向けの技術検証として多素子アクティブ・フェーズド・アレイ・アンテナ(APAA)の試作機を開発したと発表した。5Gでは急増する無線トラフィックに対応するため、周波数利用効率を高める必要がある。その実現に向けてカギとなる技術の1つと考えられているのが、多素子アンテナを用いて複数のビームを形成・多重化し、空間の利用効率を高めるマルチビームフォーミング技術である。同試作機は、多素子アンテナを用いた4つのビームによる空間多重を実現したほか、垂直・水平方向の2次元ビーム走査が可能となっている。周波数帯は現在のセルラー移動通信の上限である3.5GHz帯を使用している。なお、同日よりニューヨークで開催される「Brooklyn 5G Summit」においてNokia Networksと共同で同試作機を用いたマルチビームフォーミング技術のデモを実施し、4ビームの特性を確認するとしている。
2015年04月08日ジャパネットたかたでの売れ筋商品を紹介する「ジャパネットランキング」では4月6日現在、パソコン・タブレットでNEC「PC-NS150AAR」、冷蔵庫で三菱電機「MR-JX56LJY-W」、マッサージでフジ医療器「SKS-3100」が1位となっている。以下の価格(税別)はすべて4月6日時点のもの。パソコン・タブレットの売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:NEC <PC-NS150AAW> ワイモバイル同時加入で39,800円2位:富士通 <FMVA40SBJ> 74,800円3位:NEC <PC-HF150AAW> 119,800円4位:NEC <PC-TE510S1L> ワイモバイル同時加入で100円5位:NEC <PC-NS350AAR-T> 下取り+ワイモバイル同時加入で79,800円1位になったのは「PC-NS150AAW」。ポケットルーターやプリンター、セキュリティソフトなどがセットになっている。動画でパソコンの使い方を学べる「パソコンのいろは8」や「Lavie動画なび」など、パソコン初心者にも安心なナビ機能を持つ。冷蔵庫の売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:三菱電機 <MR-JX56LJY-W> 下取り後価格179,800円2位:パナソニック <NR-FVF460-W> 下取り後価格129,800円3位:三菱電機 <MR-JX61X-W> 下取り後価格189,800円4位:東芝 <GR-G48FS(P)> 下取り後価格139,800円5位:シャープ <SJ-PW35A-C> 下取り後価格104,800円マッサージ機の売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:フジ医療器 <SKS-3100> 下取り後価格198,000円2位:アルインコ <MCR8600T> 5,980円3位:フジ医療器 <AS-760(BK)> 168,000円4位:フジ医療器 <SKS-80(BK)> 159,800円5位:大東電機工業 <CHD-5506(K)> 99,800円なお、ジャパネットランキングはリアルタイムで更新されるため、掲載時と変動する場合がある。
2015年04月06日三菱電機は、数値制御装置(CNC)の新製品として、普及性の高いグローバルスタンダードモデル「M800Sシリーズ」「M80シリーズ」を発売した。2014年12月に発売したグローバルフラッグシップモデル「M800Wシリーズ」に続き、製品ラインアップの拡充を通じて、多様化する機械制御ニーズに対応する。M800SシリーズおよびM80シリーズは、独自開発のCNC専用CPUを搭載し処理性能を高め、CNCの基本性能である微小線分処理能力とPLC(プログラマブルロジックコントローラ)演算処理能力を従来比1.6倍に向上した。CNCと駆動系ドライブユニット間の光通信ネットワークを高速化。サーボ指令・制御周期が従来比2倍となり、CNCシステム全体の応答性が改善し、工作機械の生産性を向上する。なお、M800Sシリーズの旋盤向けは最大8系統32軸8主軸の多軸多系統機制御に対応。旋削加工とセンタタップ加工を同時に可能とした「主軸重畳制御」によりアイドルタイムを削減する。ロボットや搬送装置など周辺機器との接続を容易にするフィールドネットワーク(CC-Link、EtherNet/IP、PROFIBUS-DP)に対応し、自動化システム構築を支援する。また、加工状況やアラーム履歴をMESインタフェース機能により上位システムのデータベースへ自動配信。稼働データ管理に基づく生産管理の強化・予防保全を実現する。加えて、表示器・キーボードを一新し、エスカッション(取付け部)では9.5mm(従来約20.0mm)の薄さを実現。10.4型以上の表示器にはタッチパネル方式を標準採用し、スマートフォン感覚の操作が可能となっている。
2015年03月24日三菱電機は3月19日、100Gbps高速光通信用「25Gbps光通信用DFBレーザ―」を開発したと発表した。同社は今回、高速応答性を損なうことなく、発光層に効率良く電流注入できる低容量電流狭窄層を開発。従来製品に比べて発光層への電力注入効率を約12%改善し、高温時(+85℃)でも10mW以上の高い光出力を実現した。高温動作が可能となったためデバイスの冷却が不要となり、光通信機器の低消費電力化につなげることができる。また、合波時に生じる光損失を補うことができる高光出力を実現したことで、異なる4波長の25Gbps DFBレーザー光を合波する100Gbps光通信用集積型TOSAの高性能化に寄与する。この低用量電流狭窄層の開発とDFBレーザー部分を従来比75%縮小したことで、広い動作温度範囲(-20℃~+85℃)で業界トップレベルの高品質な変調波形(マスクマージン20%以上)を実現した。さらに、レーザー駆動回路設計の調節が容易となり、光通信機器の設計をよりシンプルにすることができるようになる。同社は今後、光通信機器の高密度実装化・低消費電力化に対応するため、動作温度範囲のさらなる拡大と、電流から光への変換効率の向上を図っていくとしている。
2015年03月20日三菱電機は3月9日、エアコンなどのインバーターシステムで使用されるパワー半導体を駆動するドライバICの新製品として、3相ブリッジ駆動回路と短絡保護回路を業界最小クラスのパッケージサイズに内蔵した600V耐圧3相ブリッジドライバIC「M81749FP」を発表した。独自の分割RESURF(reduced surface field)構造 により、3相ブリッジ駆動回路と短絡保護回路を24ピンSSOP (Shrink Small Outline Package)に内蔵。これにより、基板実装面積を従来品比約56%縮小し、システムの小型化に貢献する。また、短絡保護回路を内蔵し、パワー半導体の短絡を検知して入力ゲート電圧を遮断することで熱破壊を防止し、 システムの信頼性を向上する。さらに、異常時エラー信号出力回路の内蔵により、短絡や電源電圧低下の異常時にエラー信号をシステムに出力できることで、このエラー信号を用いたシステム設計が可能となっている。エラー信号出力(FO)時間が設定できるFOパルス幅生成タイマー回路(CFO:Capacitor FO)を内蔵することで、システム設定の簡素化を実現する。同製品は4月1日より発売予定で、サンプル価格は250円となっている。
2015年03月10日