10月11日に都内で行われた映画『窓辺にて』完成報告イベントに、稲垣吾郎、中村ゆり、玉城ティナ、今泉力哉監督が出席した。本作は『愛がなんだ』や『街の上で』などを手掛けてきた今泉力哉監督による完全オリジナル作品。彼の17作目にして、稲垣が今泉組に初参加となる。今泉ワールドの特徴でもある等身大の恋愛模様に加え、これまで以上に「好きという感情そのもの」について深く掘り下げた、美しくも少し可笑しい大人のラブストーリーだ。キャストには、妻についてある悩みを持つ主人公のフリーライター・市川茂巳を稲垣、市川の妻・紗衣役に儚げな存在感で観客を魅了し続け『母性』の公開が控える中村ゆり、高校生作家・久保留亜役に『ホリック xxxHOLiC』など多数の話題作に引っ張りだこの玉城ティナ。さらに市川の友人でプロスポーツ選手の有坂正嗣役に今泉監督作の常連で『街の上で』で主演を務めた若葉竜也、有坂の妻・ゆきの役に幅広い役柄でキャラクターを演じ分ける志田未来、そして紗衣と浮気する売れっ子小説家・荒川円役に今後が期待される若手俳優・佐々木詩音らが集った。今年の「東京国際映画祭(以下、TIFF)」コンペティション部門への出品が決定している本作。実は稲垣主演の『半世界』と今泉監督作品の『愛がなんだ』がともにコンペティション部門に出品された2018年の「TIFF」が稲垣と今泉監督の出会いだったという。完成報告イベントで、まず稲垣は「俳優として初めてレッドカーペットに立ちました。それまでは、メンバーが出演する映画を観たり、取材をする立場での参加だったので、すごく印象に残っています」と当時を回想。稲垣との思い出を聞かれた今泉監督は、雑誌での対談に触れ「リモートでの対談でしたが、きちんとお話しするのはその時が初めて。途中で電波が悪くなってしまい、僕が(電波がよく届く場所を探しながら)公園まで移動したりして(笑)。10分以上お待たせしたのですが、ずっと笑顔で待ってくれました」と明かすと、稲垣が「監督の後ろに公園の噴水や遊ぶ子どもたちの姿が映っていましたよね」と嬉しそうに話していた。対談では稲垣から「僕を主演にするならどんな映画にしますか?」と質問が飛んだそうが、その時には既に今泉監督は本作の準備を進めていたという。それについて今泉監督は「準備中です!とは言えないので、なんかちょっとズレが対談をした気がします」とはにかむ。主人公・市川は喜怒哀楽が明確に出るタイプではなく、理解できない人にはまったく理解されない、さらに恋愛感情が乏しいというキャラクター。今泉監督は説明も演じるのも難しいと思ったが、衣装合わせで稲垣から「『知ってる感情です。わかりますよ』と言っていただき、すごく安心したことを覚えています」と安堵したという。本作の役と稲垣のイメージとのギャップがあまりないという声は確かに多い。この反響に稲垣は「今泉監督がある程度僕をイメージして(脚本を)書かれたと思います。『なぜ、こんなにも僕のことをわかっているんだろう』って思うくらいスピリチュアルな体験でした(笑)。僕のパブリックイメージとは違う、(本当の僕の)心の内側まで分かっている気がしました」と話した。一方で今泉監督は「(本当の稲垣さんのことは)分かっていないと思います」と恐縮しながら、「多分、分かっていないけれど、写真集やこれまでのインタビューなどを拝見して、稲垣さんはこういう人と想像してみました」とキャラクターの誕生秘話を披露。この話を聞いた稲垣は「自分はこういうイメージでしょ?と自分で勝手に決めつけている部分があって。でも役には素の自分って溢れてしまうんだなと思いました。それを上手に今泉監督が汲み取ってくれた気がします。真に迫ったというのかな。多分、今泉監督は僕のことが好きなんだと思います」と分析した。稲垣演じる市川の妻、紗衣を演じた中村は稲垣の印象について「ほとんど話す機会はないままクランクインしたのですが、対峙した時に『こんなにも心でお芝居してくださるんだ』と感じました。妻としても私自身としても同じような感覚になり、いろいろな感情を湧き上がらせていただいた印象があります」とコメント。さらに「本来、自分が台本で気づかなければいけないのですが(笑)、稲垣さんと(芝居を)やってから気づく感情が多かったです。とても新鮮な体験でした」と続けた。これを受けて稲垣は「一緒の撮影は3日間。だけど演じるのは長年連れ添っている夫婦。そういうことをするのが僕たちの仕事の面白いところです」と笑顔。中村が「稲垣さんは(今のように)マイクがあったら喋ってくれるけれど、マイクがないと……」と話す場面では、稲垣が「話さないからね、シャイなので」と返答する。さらに「でも(あまり話さなかったからこその)緊張感があって、シリアスなシーンも多かったけれど、中村さんによって引き出されたものも多かったです」と感謝を伝えた。そしてイベントは今泉監督の「長回し」が何度も話題に。中村はクライマックスのシーンの撮影を振り返り「現場では『長くないですか?できません!』とブーブーでしたが(笑)、出来上がったものを観たら『これが今泉監督の狙いだったのか』と納得しました」と振り返る。長回しにした理由について今泉監督は「(長回しは)芝居が成り立たなければ無理なのですが、稲垣さんと中村さん、ふたりの演技を見て決めました」と説明。この言葉に稲垣は「役者としては最高に嬉しい言葉です」と満面の笑み。ただ、ワンカットで撮る予告がなかったので「いつになったら、カメラの位置が切り替わるんだろう」と考えながら芝居をしていたという。結果、8分のシーンが12分になったことについて今泉監督は「この4分はふたりが生み出した感情です」と自身ありげ。稲垣は、この言葉に感激した様子で「嬉しいですね。でも、いつカメラの位置が切り替わるのか気にしていたのに『ハイカット、撤収!』と言われて、中村さんと『え?終わり?』と目があったのを覚えています」と笑った。稲垣演じる市川との絡みが多い、高校生作家の留亜を演じた玉城は「撮影当時は24歳で。実年齢と離れた高校生役を演じるのは難しいかなと思っていましたが、脚本を読んでいると私自身が10代に感じたことのある、どこか知っている感情が描かれていたので、好き勝手やらせてもらった印象があります。それを稲垣さんが受け止めてくださった」と語る。稲垣は「楽しかったですよね?こちらも長いシーンが多かったけれど……俳優にとっては挑戦」としみじみ。また長回しについて玉城が「緊張感はあるけれど、自分で緩めることもできる。自分で調整できるのが面白い」と話すと、稲垣も「舞台の用な感じだよね?ぶつ切りじゃなく、ずーっとやれるというのは面白いかった」とした。また今泉監督特有の印象に残るセリフや言い回しがたくさん登場する本作。これについて稲垣は「映画や文学で見たことのないセリフが登場します。喜怒哀楽だけでは表せないような心の機微が繊細に描かれています」と丁寧に解説。その中でも特に「理解なんてされない方がいいよ」というセリフが印象に残っているそうで「こういう仕事をしていると理解されることは嬉しいけれど、同時にプレッシャーにもなるから、そういうところは共感できると」と明かした。他にも中村は「悩んでいるくらいなら体を動かしなよ」というセリフを挙げ「(普段)ヨガをしている時に雑念しかないから、ものすごく分かるなと思いました(笑)」と照れながら述べると、稲垣が「無心になるのってなかなか難しいよね」と頷きながら同調する。玉城は「人生には手に入れ、手放すことしかない」という表現を挙げ「17歳の留亜が言っていることも良く分かります」と自身の役柄の説得力についても言及。さらに恋愛観に関しての質問が飛ぶ場面も。稲垣は「自然な成り行きに任せるというのが基本。湧き出る感情を拒まない、迷わないことが大事。意外と本能系なのかもしれません。恋愛については無邪気かも。でも今年49歳になるから無邪気というのもちょっと……」と考える仕草を見せ、「そろそろ最後の恋を。いや、それも違うな」と呟いた。しばらく考えた後、今泉監督のフォローもあり「毎回最後の恋だと思うけれど、また次の恋がやってくることもある、みたいなことかな」とまとめた。「恋愛観って難しい」と口にした中村が「好きって理屈じゃないと思うんです。歯ブラシもタオルも共有できるくらいの……」と語ったところで、稲垣と今泉監督は「歯ブラシはちょっと」と苦笑いのひと幕も。そこに玉城が「分からなくもないけど、共有しなくてもいいかな」と割り込むと、中村は「愛が足りない」と跳ね除け、自身の恋愛観を貫き通して笑いを誘う。最後に稲垣が「色々な登場人物がいて、言葉にできないいろいろな感情が溢れている映画です。自分が共感できる感情を汲み上げ、映画からの思いを受け取ってください」と呼びかけて、イベントを締めくくった。『窓辺にて』11月4日(金)公開
2022年10月12日アンリアレイジ(ANREALAGE)・森永邦彦とオンワード樫山の協業による「アンエバー(ANEVER)」から、建築家・隈研吾とコラボレーションした花器「つみ花」が登場。2022年8月25日(木)より、アンリアレイジ 渋谷パルコなどで予約販売を開始する。隈研吾とコラボ“積み重ねて”形を作る花器バッグ・アクセサリーを主軸とする「アンエバー」から、隈研吾とコラボレーションした新プロダクト「つみ花」が登場。大小さまざまな大きさの花びら型プレートを、好きな順番に“積み重ねる”ことで、自分だけの形状を生み出すことができるフラワーベースだ。ドライフラワー入りプレートを積み重ねてプレートは、職人の手で一つひとつ丁寧に摘んだドライフラワーを、アクリル樹脂に閉じ込めたロマンティックな仕上がり。積み重ねると自由に回転し、花器の形状が無限に変化する。花を「摘む」と「積み」重ねるの意を掛け合わせ、隈研吾建築都市設計事務所が「つみ花」と名付けた。サイズは、SとLの2種類から選ぶことができる。ビジュアルに平手友梨奈を起用なお、「つみ花」のビジュアルモデルには、「アンエバー」創設時からのミューズ・平手友梨奈が起用されている。【詳細】アンエバー 花器「つみ花」予約販売開始日:2022年8月25日(木)販売店舗:アンリアレイジ 渋谷パルコ、アンリアレイジ公式オンラインショップ、アンエバーZOZO TOWN、ONWARD CROSSET・つみ花 S 59,400円サイズ:H13×底W8.8cm・つみ花 L 89,100円サイズ:H24×底W8.8cm
2022年08月28日有村架純主演、今泉力哉監督による、Netflixとアスミック・エースが共同製作したNetflix映画『ちひろさん』が2023年2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&劇場公開されることが決定。劇中映像と場面写真が解禁された。物語は、元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの人々の生き方に影響を与えていく、という内容。原作漫画「ちひろさん」は、「凪のお暇」などを連載している月刊漫画誌「Eleganceイブ」(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第一部が連載された傑作漫画。元風俗嬢のお弁当屋さん・ちひろの言動が女性を中心とした読者に強く支持され、ちひろの発する名言は共感を呼び、WEB・SNSでも話題に。著名人にも原作ファンが多く、有村さん出演で映画化された「ナラタージュ」などで知られる人気作家・島本理生が、TBS「王様のブランチ」の中で“元気が出るおススメの本”として「ちひろさん」を紹介。「完璧になんて、なろうとしなくていい」と優しく訴えかけ、各方面から熱狂的な支持を得ている。WEB上のレビューでは、「この漫画に救われた」「こんな風に生きていきたい」といった声や、「まるで絵のある哲学書」「読む者の自意識が問われる極めて恐ろしい書物」といった形容もされ、熱烈に支持されている。有村架純主人公「ちひろ」を演じるのは、昨年大ヒットした『花束みたいな恋をした』や今年公開した『前科者』に続く主演映画作品となり、ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」に出演中、Netflix作品には今回が初出演となる有村架純。「温かくて厳しくて、近いようで遠くて、大人なようで少女のようで、妖艶で勇敢で。見たことのない有村さんがこの映画には存在し、そしてその姿は今、世の中が最も欲している魅力的なヒロイン像なのでは、と思わせてくれました」とエグゼクティブプロデューサー:岡野真紀子(Netflix)が、その役柄を演じ切った有村さんを称える。監督は、『愛がなんだ』『his』『アイネクライネナハトムジーク』など数々の話題作を手掛け、昨年スマッシュヒットを飛ばした『街の上で』、2022年11月に公開を予定している『窓辺にて』など、いま若者を中心に熱狂的な支持を集め、最も影響力のある映画監督のひとりである今泉力哉。「彼の描くちひろさんにどうしても会ってみたいという一心で企画を進め、Netflixさんとご一緒に実現することが出来ました」と、プロデューサーの山野晃(アスミック・エース)は明かしている。今泉力哉監督原作漫画を読んで、「ああ、この寂しさを知っている。なんだろう、この懐かしい気持ちは」と感じたという恋愛映画の名手が、“恋愛を必要としない主人公”を描き出す。有村架純、今泉監督、原作者からコメント到着●有村架純(ちひろ 役)「各々呼吸のしやすい場所で好きに生きていい」原作の漫画と脚本を読んだ時、純粋に面白いと感じました。息詰まった何かを優しく掬い取ってくれる、じんわりじんわり染み渡るお話で、まるで“ちひろさん”のドキュメンタリーを見ているかのような感覚になり、新しい視点で物語に参加することができました。とはいえ、自分がちひろさんを演じさせていただいたわけですが、撮影が終わるまで“ちひろ”と呼ぶことができず、“ちひろさん”がしっくりくる役どころで、それがどうしてなのかは、物語をご覧になっていただけると嬉しいです。永遠にちひろさんの背中を追いかける、初めての経験でした。今泉さんとは「有村架純の撮休」以来となりましたが、印象変わらず非常に穏やかな撮影現場でした。1カット1カットをストイックに、モニターでチェックするだけでなく時に現場で芝居を目視しながら、最後まで丁寧に切り取って下さいました。今泉監督の戦い方が、この作品にとても合っているように思いました。この世界には、一人漂うように生きることを愛する方もいます。この作品はまさに、一人を愛する人間を主人公に迎えた物語です。誰にも、何にも邪魔されない、干渉しない、影響を受けない、ただただ思うままに生きることを選べたら。そんな生き方が出来たらどれだけ楽だろうか。しかしながら、生きるそばには必ず誰かがいるのも事実です。一人の時間を大切にする日常の根底には人の温もりがあるということに、改めて気づける作品でもあるのではないかと思います。各々呼吸のしやすい場所で好きに生きていいじゃないの、と認め合える世界がたくさんありますように。“ちひろさん”という新しい物語を是非、楽しんで頂けたら嬉しいです。●監督:今泉力哉「生きるのがあまりうまくない、そんな誰かに届いたら」漫画「ちひろさん」にはじめて触れた時、この人物を生み出した作者に会いたいと強く思い、プロデューサーに頼んで安田さんと会わせていただきました。その場では、映画化に向けての話し合いというよりも、なんだか人生相談のような、また、ちひろをはじめとする登場人物たちの寂しさや生きづらさ、しあわせのかたちはひとつじゃないこと、変わった大人に出会うことの意義などについて、たくさん話し合ったことを憶えています。有村さん演じるちひろの寂しさはとても美しいです。私は生きるのがあまりうまくないのですが、そんな誰かに届いたら嬉しいです。●原作:安田弘之「目の奥に読み切れない静けさを持つ女優の有村架純さん」この作品が大好きだ!という制作の方々からの依頼。巷にいるなんでもない人たちを見つめる目線が大好きな今泉力哉監督。目の奥に読み切れない静けさを持つ女優の有村架純さん。『ちひろさん』がとうとう実写化されました。海辺の街の撮影現場に一度だけお邪魔した時に感じた(あ。これはいい作品になるな)という手ごたえ。完成品はまだ観ていませんがそうなっているはずです。Netflix映画『ちひろさん』は2023年2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて劇場公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年08月10日有村架純主演、今泉力哉監督のNetflix映画『ちひろさん』が2023年2月23日(木・祝)からNetflixにて全世界配信&劇場公開されることが決定した。それに伴い、キャストとスタッフのコメント、特別映像が公開された。原作は、月刊誌「Eleganceイブ」(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第1部が連載された同名マンガ。元風俗嬢のお弁当屋さん・ちひろの常識にとらわれない言動が女性を中心とした読者に支持され、劇中の名言がWEBやSNSで話題にもなった。WEB上のレビューでは「このマンガに救われた」、「こんな風に生きていきたい」といった声や「まるで絵のある哲学書」、「読む者の自意識が問われる極めて恐ろしい書物」といった形容もされている。著名人にも原作ファンが多い。例えば人気作家・島本理生(『ナラタージュ』等)も、TBS王様のブランチの中で“元気が出るおススメの本”として紹介。「完璧になんて、なろうとしなくていい」と優しく訴えかけたことも記憶に新しい。物語は、元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流。彼女の言葉や行動がそれぞれの人々の生き方に影響を与える、という内容だ。急スピードで変わり続ける時代の中で何が正しくて、何が間違っているのか。のびのびと心のままに孤独を謳歌する、ちひろの姿は新たな時代を生きるヒントとなるだろう。主人公・ちひろを演じるのは、Netflix作品初出演となる有村架純。昨年ヒットした『花束みたいな恋をした』や『前科者』に続く主演映画で「元・風俗嬢」という、これまでのイメージを覆す役柄を演じる。監督は『愛がなんだ』や『his』、『アイネクライネナハトムジーク』など数々の話題作を手掛け、昨年スマッシュヒットを飛ばした『街の上で』、11月に公開を予定している『窓辺にて』など、若者を中心に熱狂的な支持を集め、最も影響力のある映画監督のひとりである今泉力哉。原作を読んで「ああ、この寂しさを知っている。なんだろう、この懐かしい気持ちは」と感じたという恋愛映画の名手が“恋愛を必要としない主人公”を全身全霊で描き出す。コロナ禍を経て世界がいまだかつてないスピードで変わり続ける中で、心のままに生きることの大切さ、孤独と向き合うことの尊さを描く本作。心が浄化される様な、小さな奇跡の物語に期待しよう。有村架純、スタッフコメント<有村架純(ちひろさん役)・コメント>原作のマンガと脚本を読んだ時、純粋に面白いと感じました。息詰まった何かを優しく掬い取ってくれる、じんわりじんわり染み渡るお話で、まるで“ちひろさん”のドキュメンタリーを見ているかのような感覚になり、新しい視点で物語に参加することができました。とはいえ、自分がちひろさんを演じさせていただいたわけですが、撮影が終わるまで“ちひろ”と呼ぶことができず、“ちひろさん”がしっくりくる役どころで、それがどうしてなのかは、物語をご覧になっていただけると嬉しいです。永遠にちひろさんの背中を追いかける、初めての経験でした。今泉さんとは「有村架純の撮休」以来となりましたが、印象変わらず非常に穏やかな撮影現場でした。1カット1カットをストイックに、モニターでチェックするだけでなく時に現場で芝居を目視しながら、最後まで丁寧に切り取って下さいました。今泉監督の戦い方が、この作品にとても合っているように思いました。この世界には、ひとり漂うように生きることを愛する方もいます。この作品はまさに、ひとりを愛する人間を主人公に迎えた物語です。誰にも、何にも邪魔されない、干渉しない、影響を受けない、ただただ思うままに生きることを選べたら。そんな生き方が出来たらどれだけ楽だろうか。しかしながら、生きるそばには必ず誰かがいるのも事実です。ひとりの時間を大切にする日常の根底には人の温もりがあるということに、改めて気づける作品でもあるのではないかと思います。各々呼吸のしやすい場所で好きに生きていいじゃないの、と認め合える世界がたくさんありますように。“ちひろさん”という新しい物語を是非、楽しんで頂けたら嬉しいです。<今泉力哉(監督)・コメント>マンガ『ちひろさん』にはじめて触れた時、この人物を生み出した作者に会いたいと強く思い、プロデューサーに頼んで安田さんと会わせていただきました。その場では、映画化に向けての話し合いというよりも、なんだか人生相談のような、また、ちひろをはじめとする登場人物たちの寂しさや生きづらさ、しあわせのかたちはひとつじゃないこと、変わった大人に出会うことの意義などについて、たくさん話し合ったことを憶えています。有村さん演じるちひろの寂しさはとても美しいです。私は生きるのがあまりうまくないのですが、そんな誰かに届いたら嬉しいです。<安田弘之(原作)・コメント>この作品が大好きだ!という制作の方々からの依頼。巷にいるなんでもない人たちを見つめる目線が大好きな今泉力哉監督。目の奥に読み切れない静けさを持つ女優の有村架純さん。『ちひろさん』がとうとう実写化されました。海辺の街の撮影現場に一度だけお邪魔した時に感じた(あ。これはいい作品になるな)という手ごたえ。完成品はまだ観ていませんがそうなっているはずです。<山野晃(アスミック・エース / プロデューサー)・コメント>マンガ『ちひろさん』を最初に読んだ時のことは、忘れられません。ちひろという人物が、笑ったり、怒ったり、涙を流したりしながら、作品の中でまるで本当に息をして生きているような感じがしたのです。今泉監督で映画化というアイデアを中里プロデューサーからお聞きし、このちひろという女性を表現できるのは今泉さんしかいない、彼の描くちひろさんにどうしても会ってみたいという一心で企画を進め、Netflixさんとご一緒に実現することが出来ました。そして、主人公・ちひろを体現していただいた有村架純さん。繊細で豊かな表現力と、揺るぎない人間的な魅力。撮影中、ちひろとして‟生きて”いた有村さんの姿一つ一つが、今も目に焼き付いて離れません。作品はまだ完成前ですが、心の中の喜びも痛みもそっとなぞってくれるような、見終わった後、世界が少し広がって見えるような、そんな作品になりそうです。ちひろさんとの出会いを、ぜひ楽しみにお待ちください!<岡野真紀子(Netflix / エグゼクティブプロデューサー)・コメント>有村架純さんは今までもあらゆるお芝居や豊かな表情で人々を魅了してきた女優さんです。その中でも今回の『ちひろさん』は、新たな発見と驚きでいっぱいでした。温かくて厳しくて、近いようで遠くて、大人なようで少女のようで、妖艶で勇敢で。見たことのない有村さんがこの映画には存在し、そしてその姿は今、世の中が最も欲している魅力的なヒロイン像なのでは、と思わせてくれました。私もコロナ禍において、原作「ちひろさん」に心を救われたひとりです。そして、今泉監督が丁寧に愛情を注ぎ続けて創り上げたこの映画を通して、ひとりでも多くの方に前を向いて生きていくことの美しさを感じていただきたいです。『ちひろさん』2023年2月23日(木・祝)Netflix全世界配信&新宿武蔵野館にて劇場公開
2022年08月10日写真文化首都北海道「写真の町」東川町は、建築家隈研吾氏とともに実施する第2回『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』の表彰式を、6月26日(日)北海道東川町にて開催します。最優秀賞となる隈研吾賞をはじめ各賞を発表し表彰します。581件から優秀作品を表彰。今年は「椅子」がテーマのミニライブも実施KAGUのある豊かな(丁寧な)暮らしを育み、建築と家具が育む新たなライフスタイルの発信を目指し、世界中の30歳以下の学生を対象に実施する『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』。昨年に続き第2回目の開催となる今回は、「自由なテーブル」をテーマに昨年10月1日より作品を募集した結果、23国地域より581件(エントリー:37国地域より1,588件)の作品提出をいただき、本年5月16日に入選10作品を発表しました。最優秀賞となる隈研吾賞をはじめ各賞は、6月26日(日)に北海道東川町にて審査員が集い最終審査(非公開)にて入選10作作品の中から決定します。同日東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠにて開催する表彰式には、隈研吾審査委員長を筆頭とする審査員をはじめ、海外を含む入選作品提出者全員(日本、韓国、台湾、スウェーデン、ブラジル)が参加を予定しています。また、開会前には、オープニングアクトとしてミニライブを実施。シンガーソングライターである笹川美和さんによる、東川町の家具にインスピレーションを得た『僕は椅子』を披露いただきます。今回笹川さんは、大好きな北海道をめぐる中、木のぬくもりを大切にする東川の家具に出会い、そこから着想を得て『僕は椅子』を作詞・作曲されました。表彰式はどなたでもご観覧いただけます。多くの皆様のご来場をお待ちしております。※新型コロナウイルス感染症の影響等により事業の中止や開催方式を変更する場合があります。笹川美和さんプロフィール1983年2月23日生まれ、新潟県出身。シンガーソングライター。学生時代から地元・新潟を拠点に音楽活動を始め、2003年にavex traxよりシングル「笑」でメジャーデビュー。その独創的な世界と歌声が話題を集め、数々のCMやドラマ、舞台の主題歌に起用される。2003年のデビュー以降、言葉を紡ぎ出すストーリーテラーな面と経験を歌に昇華することから、エッセイスト的シンガーソングライターとして唯一無二の楽曲を生み出している。笹川美和さんコメント音楽がご縁をよび、東川町と出会うことができ、そこで人生を豊かにしてくれる出会いがありました。出会ったものたち。それはこの東川町が持つ、人柄、土地柄、文化、歴史、そして誇りです。これらの出会いがなければ生まれなかった曲、それが『僕は椅子』です。〝出会う〟と云うことの奇跡を改めて教えてくれた場所、それが東川町です。昨年度の表彰式様子「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペ表彰式開催概要日時2022年6月26日(日) 14時15分~16時00分※どなたでもご観覧いただけます(無料・ご来場多数の場合は入場を制限する場合があります)場所東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠ講堂(北海道上川郡東川町北町1丁目1番1号)主な内容・スケジュール14:15頃シンガーソングライター笹川美和さんによる歌のプレゼント14:50頃各賞発表及び授与隈研吾賞(最優秀賞):1点50万円/優秀賞:3点10万円/佳作:6点15:10頃隈研吾賞(最優秀賞)受賞者スピーチ15:25頃隈研吾審査委員長による講評15:30頃各審査員からのメッセージ(終了後15:50頃より報道取材対応を予定)主な参加者(予定)入選者(10作品)・宍戸宏誠(日本)・小西なずな(日本)・ワン・ピンホワイ、ディン・イージン(台湾)・幾本聖申(日本)・リチャード・ヒロユキ・マキノ(ブラジル)・トビーアス・ポールソン(スウェーデン)・金子照由(日本)・渡部ありさ(日本)・チョン・スンヒョン、イ・チャンフィ(韓国)・チョン・ミヌ(韓国)審査員隈 研吾 氏(建築家、東京大学特別教授・名誉教授)太刀川英輔 氏(デザインストラテジスト、進化思考家、NOSIGNER代表)野老朝雄 氏(美術家)原田真宏 氏(建築家、芝浦工業大学教授)日比野克彦 氏(アーチスト、東京藝術大学学長)藤原徹平 氏(建築家、横浜国立大学准教授)織田憲嗣 氏(椅子研究家、東川町デザインアドバイザー)※都合により欠席中村拓志 氏(建築家、NAP建築設計事務所)受賞作品.pdf : メディア・報道のみなさま | 本件に関するお問い合わせ隈研吾&東川町KAGUデザインコンペ実行委員会事務局(北海道東川町文化交流課)担当:藤井、岡本℡0166-82-2111(代表)Mail: official@kagu-higashikawa.jp ぜひ取材のご協力をお願いできればと思います。※テレビカメラ等でPA音源が必要な場合、6月24日までに上記実行委員会事務局まで事前にお知らせいただけるようお願いいたします。当日の音源対応は受付いたしかねます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月14日映画『窓辺にて』が、2022年11月4日(金)に全国公開。主演は稲垣吾郎、監督は今泉力哉。今泉力哉による完全オリジナル脚本、大人のラブストーリー『愛がなんだ』『街の上で』『猫は逃げた』など、次々と話題作を世に送り出してきた映画監督の今泉力哉。一筋縄ではいかない、繊細な恋人たちの心の機微の表現や恋愛観が支持を集めてきた。中でも特に、今泉力哉の描くオリジナルラブストーリーには定評がある。映画『窓辺にて』は、今泉力哉が大人のラブストーリーを描く、17作目の完全オリジナル作品だ。今泉ワールドの特徴でもある“等身大の恋愛模様”に加え、これまで以上に「好きという感情そのもの」について深く掘り下げて描写している。台本を読んだ俳優やスタッフたちからはフランス映画のような珠玉のラブストーリーだと絶賛されたという。撮影は、映画『ドライブ・マイ・カー』のスタッフを迎え、2021年7月に都内近郊で行われた。稲垣吾郎が主演、妻について「ある悩み」を持つ主人公に■主人公・市川茂巳...稲垣吾郎妻について「ある悩み」を持つフリーライター。主演を務めるのは、稲垣吾郎。『半世界』『クソ野郎と美しき世界』など次々と斬新な役柄に挑み、唯一無二の存在感を放つ稲垣吾郎が、今泉力哉の監督作品に初参加する。ふと生まれた感情を表す繊細な演技と、ただそこにいるだけで漂う稲垣吾郎の華やかな存在感によって、美しくも儚い世界観を表現した。■ 紗衣...中村ゆり市川の妻。■久保留亜役...玉城ティナ高校生作家。■有坂正嗣役...若葉竜也市川の友人でプロスポーツ選手。■ゆきの役...志田未来有坂の妻。■荒川円役...佐々木詩音紗衣と浮気している売れっ子小説家。主題歌はスカート主題歌は、澤部渡のソロプロジェクト・スカートが担当。どこかノスタルジックなポップスが、物語に温かな彩りを添える。劇伴は、 抒情派エレクトロ・ダブ・バンド「あらかじめ決められた恋人たちへ」の池永正二が担当した。〈映画『窓辺にて』あらすじ〉フリーライターの市川茂巳(稲垣吾郎)は、編集者である妻・紗衣が担当している売れっ子小説家と浮気しているのを知っている。しかし、それを妻には言えずにいた。また、浮気を知った時に自分の中に芽生えたある感情についても悩んでいた。ある日、とある文学賞の授賞式で出会った女子高生作家・久保留亜の受賞作「ラ・フランス」の内容に惹かれた市川は、久保にその小説にはモデルがいるのかと尋ねる。いるのであれば会わせてほしい、と…。【詳細】映画『窓辺にて』公開日:2022年11月4日(金) 全国ロードショー出演:稲垣吾郎、中村ゆり、玉城ティナ、若葉竜也、志田未来、倉悠貴、穂志もえか、佐々木詩音、斉藤陽一郎、松金よね子監督・脚本:今泉力哉
2022年06月09日写真文化首都北海道「写真の町」東川町が、建築家隈研吾氏とともに実施する第2回『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』の入選作品が決定しました。6月26日(日)に北海道東川町にて各賞を決定のうえ表彰式を開催します。『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』は、建築家 隈研吾氏と東川町が連携し、KAGUのある豊かな(丁寧な)暮らしを育み、建築と家具が育む新たなライフスタイルの発信を目指し、「KAGU」を人間と世界の間をつなぐものの総称で、従来の家具という概念を拡張したものと定義し、①未来に羽ばたく若者を育む、②豊かな(丁寧な)暮らしを育む、③地域を育む の3つの視点のもと実施しています。昨年に続き第2回目の開催となる今回は、世界中の30歳以下の学生を対象に、「自由なテーブル」をテーマに昨年10月1日より作品を募集した結果、37の国地域から1,588件のエントリーをいただき、最終的には23の国地域から581件の作品提出をいただきました。(3月31日作品提出締切)入選された10作品は、6月26日(日)に東川町にて審査会を実施のうえ各賞を決定、同日に表彰式を執り行う予定です。当初は入選作品提出者による公開プレゼンテーションを予定していましたが、社会情勢から、入選者の来町及び事業への参加に不確定要素が伴うことから、事前に入選者より提出いただく動画により、審査員のみによる審査会にて各賞を決定する予定です。なお、表彰式は、国内外を含め当日参加可能な入選者が参加のうえ実施を予定しています。※新型コロナウイルス感染症の影響により事業の中止や開催方式を変更する場合があります「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペ入選作品の概要◆募集テーマ「自由なテーブル」のデザイン◆対象世界中の30歳以下の学生◆募集期間2021年10月 1日募集開始2022年 2月28日事前登録(エントリー)締切2022年 3月31日作品提出締切◆応募数事前登録件数1,588件(37国地域)作品提出件数 581件(23国地域)◆入選者(10作品)・22-0111宍戸宏誠(日本)・22-0243小西なずな(日本)・22-0600ワン・ピンホワイ、ディン・イージン(台湾)・22-0696幾本聖申(日本)・22-0745リチャード・ヒロユキ・マキノ(ブラジル)・22-0754トビーアス・ポールソン(スウェーデン)・22-0930金子照由(日本)・22-1023渡部ありさ(日本)・22-1027チョン・スンヒョン、イ・チャンフィ(韓国)・22-1441チョン・ミヌ(韓国)隈研吾氏からのコメント昨年の第1回コンペに比べ、さらに完成度の高い作品が増えた気がします。参加された皆さんが第1回コンペの提出作品からつかみ取ったものを活かしてくれたのだと感じています。この10作品のプレゼンテーションを非常に楽しみにしています。「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ審査委員長隈研吾入選作品一覧.pdf : 「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペ開催概要【北海道 東川町】 テーマは「自由なテーブル」。第2回となる「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペの募集開始 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月16日『愛なのに』と『猫は逃げた』の公開を記念して、今泉力哉監督の過去作品を上映する“特集上映”が、今年オープンした東京都・世田谷区にあるシモキターエキマエ-シネマ「K2」(ケーツー)にて開催中。今回の特集上映では、人気作家・伊坂幸太郎の初にして唯一の恋愛小説集を、三浦春馬主演で映画化した『アイネクライネナハトムジーク』や、田中圭主演で様々な片想いが描かれる恋愛群像エンターテインメント『mellow』をはじめ、深川麻衣映画初出演&初主演作『パンとバスと2度目のハツコイ』、松坂桃李主演のハロプロ愛あふれる映画『あの頃。』。満席・立ち見も続いた岸井ゆきの主演『愛がなんだ』、古着屋と古本屋と自主映画と恋人と友達についてを描く下北沢が舞台の『街の上で』、福島と東京を舞台にした群像劇『退屈な日々にさようならを』、韓国のアイドルグループが出演する『知らない、ふたり』。ほかにも『サッドティー』、『his』がラインアップ。下北沢に縁が深く、演劇と映画の枠を超えて活動する今泉監督。リアルで自然な恋愛模様が描かれているのも特徴のひとつとなっており、日常的な瞬間がドラマチックに感じる映画体験ができる。今泉監督は「下北沢に新しく生まれた映画館での特集上映。とても嬉しいです」と開催にあたって喜びのコメントも寄せている。上映会場は、今年1月、下北沢の商業施設シモキタエキウエ直結となる「(tefu) lounge」(テフ ラウンジ)にオープンしたミニシアター「K2」。スクリーン数は1つのみで、下北沢という文化の坩堝のような街を背景に、様々な文化と接合し時代を超える価値を街に発信していく映画館だ。なお、最新作である城定秀夫監督とのコラボ作品『愛なのに』と『猫は逃げた』は、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開中。今泉監督は、『愛なのに』で脚本を、『猫は逃げた』で監督を務めている。(cinemacafe.net)■関連作品:アイネクライネナハトムジーク 2019年9月20日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会his 2020年1月24日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2020映画「his」製作委員会街の上で 2021年4月9日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国順次公開©「街の上で」フィルムパートナーズmellow 2020年1月17日より新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開©2020「mellow」製作委員会あの頃。 2021年2月19日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020『あの頃。』製作委員会愛なのに 2022年2⽉25⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C)2021『愛なのに』フィルムパートナーズ猫は逃げた 2022年3⽉18⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
2022年04月09日『愛がなんだ』『街の上で』今泉力哉監督と、『アルプススタンドのはしの方』城定秀夫監督がお互いの脚本を提供し合い制作したR15+のラブストーリー『愛なのに』と『猫は逃げた』。「猫の日」に合わせ、2作品両方に出演する“カンタ”を含む猫たちと瀬戸康史、毎熊克哉ら主要キャストの共演ショットが解禁となった。今回、2022年2月22日=今世紀最大の猫の日に解禁となったのは、『愛なのに』では瀬戸さん扮する多田が営む古本屋の常連猫であり、『猫は逃げた』では山本奈衣瑠と毎熊さん演じる離婚寸前の夫婦の愛猫でもあるカンタ。さらに、愛らしい写真と共に、カンタと恋仲になる“ご近所さん”のミミや子猫たちの可愛らしい写真も解禁。『猫は逃げた』で監督を担当した今泉監督は、カンタ役の猫オセロの起用について「一番は特徴的な模様。そしてあまり活発に動き回らないあの雰囲気に惹かれました」とコメント。「途中でカメラのレンズを気に入ってしまった時期があり、そのモードに入ると、カメラ目線になって、カメラに向かって突進してきてしまって、ボケちゃって撮れませんでした。とてもかわいい猫でした」と撮影中のエピソードを明かし、「おっとりしてたなあ」と言う。「オセロはZOOプロという動物プロダクションに所属している猫で、一般の猫よりはとても賢いとは思うのですが、そこはやっぱり猫なので(笑)気まぐれでもありそこそこ大変でした。でもそれが猫の魅力ですし、映画を見てもらえばわかる通りたくさんいいお芝居をしてくれました」と語っている。『愛なのに』は2月25日(金)より、『猫は逃げた』は3月18日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛なのに 2022年2⽉25⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C)2021『愛なのに』フィルムパートナーズ猫は逃げた 2022年3⽉18⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
2022年02月22日2021年に公開された今泉力哉監督作品『かそけきサンカヨウ』のBlu-ray&DVDが、4月27日(水)に発売されることが決定。それを記念して、主要キャストである志田彩良、井浦新、鈴鹿央士のコメント&スポットが、公式YouTubeで公開された。原作は、窪美澄が2014年に発表した短編集の中の一篇。その映画化を『愛がなんだ』(2019年)のヒット以降、数々の良作を手掛けている今泉力哉監督が切望し、メガホンをとった。幼い頃に母と別れ、早くに大人にならざるを得なかった少女・陽の成長を、父や新しい家族との間に生まれる確執と交流、そして同級生・陸との“淡い恋愛感情”を交えながら、やさしい物語として織り上げている。陽を演じるのは、今泉監督とは映画作品では3度目の顔合わせとなった志田彩良。時には対等に、時にはやさしく娘を見守る父・直を演じるのは、日本映画界に欠かせない俳優・井浦新。陽が恋心を抱く陸に、『ドラゴン桜』で志田と共演した経験もある鈴鹿央士。さらに陽の産みの親役に石田ひかり、父の再婚相手で陽の新しい母親役に菊池亜希子、陸の母役を西田尚美、祖母役を梅沢昌代と、実力派俳優が脇を固めている。公開された映像は、2021年9月27日の映画完成報告会にて収録されたもの。作品と同様に、3人の間の優しく温かい空気が感じられる。Blu-ray豪華版の特典DISCには、完成報告会、公開記念舞台挨拶、メイキングを収録。発売と同日、4月27日からは、DVDレンタルもスタートする。 ■リリース情報 『かそけきサンカヨウ』 4月27日(水)発売 <Blu-ray豪華版(2枚組:本編Blu-ray1枚+特典DVD1枚)> 価格:6,380円(税込) 【特典DISC収録内容(予定)】 完成報告会、公開記念舞台挨拶、メイキング <Blu-ray通常版> 価格:5,280円(税込)<DVD> 価格:4,180円(税込)
2022年01月28日今泉力哉監督×城定秀夫脚本のタッグで贈る、離婚直前の夫婦とそれぞれの恋人を描く恋愛狂騒劇『猫は逃げた』より、予告編とキャラクターそれぞれの表情を捉えた新スチールが到着した。予告編では、レディコミ漫画家の亜子(山本奈衣瑠)と離婚間際の夫・広重(毎熊克哉)が、愛猫カンタをどちらが引き取るか話し合う場面や、それぞれの恋人とのシーンも映し出される。そして、カンタの失踪をきっかけに、この4人の本当の気持ちが交錯し、やがて揉め事へと発展していく。また映像では、本作の主題歌となる「LIGHTERS」による「don’t cry」の音源の一部もweb初公開されている。『猫は逃げた』予告編さらに、「オズワルド」の伊藤俊介が映画監督を、今泉組常連の芹澤興人が、広重が務める週刊誌編集部の上司をそれぞれ演じていることも発表された。『猫は逃げた』は2022年3月18日(金)、『愛なのに』は2022年2月25日(金)新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:猫は逃げた 2022年3⽉18⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
2021年12月14日京都人が考えるスモールラグジュアリーホテル『東山 四季花木』は、「日本料理 研野」とコラボレーションした宿泊プラン「クリスマスの朝ごはん」を2021年12月24日に提供いたします。日本料理研野 ※朝食イメージ写真1【日本料理 研野×東山 四季花木】「クリスマスの朝ごはん」ホテル「東山 四季花木」の上質なおもてなしと、「日本料理 研野」の酒井研野が丹精を込めてつくる、朝ごはん。通常は夜のみ営業されているため、今回初の企画となりまさに【幻の朝ごはん】。炊きたてのお米の香りとともに、身も心もあたたまるひとときをご提供いたします。日時 :12月24日 1泊2日朝食付各回定員:8名様(1) 7:00(2) 9:00(3) 11:00料金 :・26~28平米スーペリアツイン1泊2日 2名様利用 59,000円(朝食付き) お一人 29,500円・33平米 ジュニアスイート1泊2日 2名様利用 65,000円/1室(朝食付き) お一人 32,500円・54平米エグゼクティブスイート1泊2日 2名様利用 97,000円/1室(朝食付き) お一人 48,500円1泊2日 3名様利用 122,000円/室(朝食付き) お一人 40,667円1泊2日 4名様利用 147,000円/室(朝食付き) お一人 36,750円・51平米エグゼクティブスイート1泊2日 2名様利用 101,000円/1室(朝食付き) お一人 50,500円1泊2日 3名様利用 126,000円/室(朝食付き) お一人 42,000円1泊2日 4名様利用 151,000円/室(朝食付き) お一人 37,750円内容 :土鍋で炊いたご飯、クリスマス仕立ての粕汁、西京焼きと野菜のおかず、ごはんのおとも、デザート、珈琲【東山 四季花木から徒歩10分程のところにある「日本料理 研野」】「菊乃井」、ニューヨークの「Shoji at 69 Leonard Street」、「LURRA°」、「京、静華」と異ジャンルでの経験を生かしながら2021年にオーナーシェフとして「日本料理 研野」を京都でオープン。予約開始日には数分で完売するほどの人気店。【日本料理 研野】 ホテルに直接、お電話(tel:075-744-6654)またはメール(Mail: info@shikikaboku.jp )でお問い合わせくださいませ。予約締切:12月20日(月)12:00※お席に限りがありますので、お時間帯のご希望に添えないことがあります。【東山 四季花木】京都府京都市東山区三条通白川橋西入今小路町85-1アクセス: 地下鉄東西線「東山」駅下車 徒歩1分URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月13日株式会社シソン(所在地:東京都渋谷区)は、12月3日より、長年にわたり花園をモチーフに絵画作品を制作する今泉 敦子(いまいずみ あつこ)の個展「gateway~帰る道~」を、代官山の古民家ギャラリーSISON GALLERyにて、12月18日まで開催いたします。No.1 「帰る道」 油彩「帰る道与えられた命を生き切り、“向こう側”へ帰るとき、旅路の最後はどんな景色だろう。旅の最終盤に歩く道について想像を巡らすことは、私にとって現(うつつ)が限りのある特別な時間であることを確認する作業になっている。同時に、現に疲れたときに避難する休憩場所でもある。長さではなく質として十分に歩いたと思える旅路の果てに、ゴール(あるいは向こう側への玄関口)にいざなってくれる“案内人”がいたらなおいい。」シソンギャラリーでは、12月3日よりアーティストの今泉敦子の個展を開催いたします。今泉は、20年以上にわたり、独学にて油彩とアクリル、ドローイング、生地のコラージュなどのミクストメディアでの絵画を制作しています。21年はコロナ禍においても、ファッションブランドとのコラボレーションで刺繍によるドローイングを提供するなど、活動の幅を広げています。今展では、実際にある花園をモチーフにしつつも、観る者はどこか幻想的な夢の中に誘われるような絵画の新作に加えて、今回初の展示となる刺繍ドローイング作品など、20作品ほどを展示販売いたします。また、シソンギャラリーの新たな試みとして、ギャラリー2階の事務所スペースにも作品を配し、実際の生活空間における作品をイメージして頂けるような展示もいたします。■今泉 敦子(いまいずみ あつこ)プロフィール独学で絵を学ぶ。2000年の初個展以降、1~2年に1回のペースで個展を開催。近年は、“旅の最後に歩く道”をテーマに作品を制作。6年前に出会って以来、毎年通っている北海道東部の山中にある花園にこのテーマに通じる風景を見出し、モチーフとして取り入れている。油彩を中心に、最近は、“糸でドローイングする”というコンセプトで刺繍作品も制作している。東京在住。Instagram:@atsukoimaizumi28<主な個展>2018 『passage』Wada Fine Arts(東京)2015 『departure』Wada Fine Arts(東京)2014 『Travelers』 Wada Fine Arts(東京)2013 『voyage』 Wada Fine Arts(東京)2011 『Atsuko Imaizumi』 Y++Gallery Triwizard(北京)2010 『Viva Felina!』 Wada Fine Arts(東京)2009 『Listening』 Wada Fine Arts(東京)2008 『Monologue』 Wada Fine Arts(東京)2007 『Women』 Wada Fine Arts(東京)2000,02,03,04 『Atsuko Imaizumi』 Gallery Iseyoshi(東京)<主なグループ展>2021 『COVID-19』Wada Fine Arts(東京)2020 『鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?Vol.2』Wada Fine Arts(東京)2016 『鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?Vol.1』Wada Fine Arts(東京)2008 『WONDERLAND Japanese Contemporary Art』Opera Gallery Hong Kong(香港)2001 『Compilation Vol.2』 Gallery Iseyoshi(東京)■今泉 敦子(いまいずみ あつこ)作品展「gateway~帰る道~」会期 : 2021年12月3日(金)~18日(土) *月・火休時間 : 12:00~18:00会場 : シソンギャラリー所在地 : 東京都渋谷区猿楽町3-18問い合わせ: 03-6886-8048E-mail : info@sison.tokyo URL : Instagram : ■SISON GALLERy:築約100年の日本家屋をリノベーションした渋谷エリアには珍しい古民家ギャラリー。2017年オープン。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月22日元欅坂46で女優の今泉佑唯が19日、都内で実施された主演舞台『修羅雪姫』の公開ゲネプロおよび舞台挨拶に出席。約1年ぶりの女優復帰となる今作にかける意気込みや、復帰に至るまでの心境を語った。昨年10月に芸能活動を休止し、今年6月に第一子となる女児を出産して以来、初の舞台出演を迎えた今泉。家庭に考慮しながらも、約40日の稽古に欠かさず参加し、約700手の殺陣を覚えたという。今泉本人は「殺陣の稽古のとき、体力を戻すために、精一杯やらせていました」と言い、3キロ痩せたと明かした。公開ゲネプロの出来栄えは「30点」と低めに採点するも、共演陣からストイックな姿勢を賞賛されて「こんなに褒められちゃうと、次の本番、油断しちゃうかもしれない。勘弁してください」と無邪気な笑顔をこぼした。女優復帰について「こんな私が復帰させていただけたのは、(構成・演出の)岡村さんが復帰できる場を設けてくださり、この作品にたずさわってくださる皆さんのおかげ。1年ぶりに復帰させていただけました」と報告。「これに甘んじず、当たり前だと思わずこれから精一杯がんばっていければ」と述べた。一方、復帰までの道のりを振り返って「私自身、この1年くらい、『生きていることがつらいな』と感じる日々もすごくあった。生きていることを否定される気持ちになることもすごい多かった」と本音を吐露する場面も。自身に重ね合わせて「この作品に出会えたことで、生きていて価値のない人なんていないんだな、とか生きていることに何かしらの意味がある、と勇気をもらえた。日常生活で生きていることがつらい気持ちになっている方に見てほしい」と今作をアピールした。『修羅雪姫』は、1972年に週刊プレイボーイで漫画連載され、梶芽衣子主演で映画化もされたアクションスリラー。主演の今泉は、“修羅雪”と自称する復讐にとりつかれた鹿島雪を演じる。11月19日から21日まで、「CBGKシブゲキ!!」にて3日間5ステージ(完売済み)実施される。公開ゲネプロおよび舞台挨拶には、高橋龍輝、細貝圭、大西桃香(AKB48)、安田愛里(ラストアイドル)、岡村俊一も出席した。
2021年11月19日今泉力哉監督が窪美澄の短編集から自ら映画化を希望し、ドラマ『ドラゴン桜』でも話題となった志田彩良が主演を務める映画『かそけきサンカヨウ』が10月15日(金)より公開となる。この度、今泉監督のオフィシャルインタビューが到着した。映画は、家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれている。主人公・国木田陽を志田が、陽をやさしく見守る父親・直を井浦新、陸を「ドラゴン桜」でも志田と共演した鈴鹿央士が演じている。監督は作品に流れる空気感やリアリティが高い評価を受け、『愛がなんだ』のヒット以降、『アイネクライネナハトムジーク』、『mellow』、『his』と作品を作り続け、今年は『あの頃。』『街の上で』と既に2本の作品が公開され、城定秀夫監督とのコラボ映画が来春公開を控える今泉。主人公・陽が家族について悩みながら成長していく姿を丁寧に映像化した。本作の原作である窪美澄の短編集「水やりはいつも深夜だけど」の魅力を「人によっては囚われてしまうような“家族”を、みんな絶対的にいいものとして言葉にすることについて前々から疑問を持っていて。でもこの短編集は“歪みのある家族”について描いていた。その点に惹かれました」と語り、なかでも、幼い頃に母親が家を出て以来、父とふたり暮らしをしてきた少女・陽の葛藤と成長を描いた一篇「かそけきサンカヨウ」に引き付けられたという。「出て行った生みの母との関係も、普通ならもっと憎しみの率を高くして書きそうなところを、陽は画家である母に対してある種の憧れを持っていたりする。新しくできた妹に対しても、もっと憎しみや嫉妬があってもおかしくないのに、そうは書いていない。“普通はここに葛藤を作る”というところ以外にさまざまな溜め込みがあり、しかもその描き方が丁寧。作り物ではない本当の悩みって感じがしたんです」と原作の感想を語った。映画には父・直と陽の10分弱の長回しシーンがあるが、本番前に父親の台詞を足してもっと説明した方がいいとなり、直の台詞を増やしたバージョンでテストした際、陽役の志田が“足された父の台詞”を飛ばして、その後の自分の台詞を言う、ということがあった。それを「あれは志田さんのミスではなく、そういう役者の生理だったんだと思います」と、改めて直役の井浦と志田で話し合い、直の台詞は足さずに本番を撮影することに。「こういうことが現場で起こると、作り物ですが、どんどん本物に近付くと思えるんです。もちろんフィクションはある種の嘘をつくことで面白くなることもあるとわかっています。でも、やっぱり好みなんでしょうね。自分は嘘の許容範囲がすごく狭い。物語のためにキャラクターが存在したり、動いたりする、というようなことは自分が映画を作る時はできるだけなくしようと思っているんです」と印象深いシーンの撮影裏を明かした。「言葉にするなら、ある家族の再生の物語、とかなのかもしれませんが、言葉では説明できない細微な感情をめいっぱい詰めこんで映画にしました」と監督自身が語る本作。ぜひその得も言われぬ感覚を劇場で味わっていただきたい。『かそけきサンカヨウ』10月15日(金)公開
2021年10月05日写真文化首都 北海道「写真の町」東川町は、9月20日(月・祝)、建築家 隈研吾氏とともに実施する『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』の表彰式及び、隈研吾審査委員長をはじめとする審査員によるパネルディスカッションを東川町複合交流施設せんとぴゅあにて開催いたします。『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』は、建築家 隈研吾氏と東川町が連携し、KAGUのある豊かな(丁寧な)暮らしを育み、建築と家具が育む新たなライフスタイルの発信を目指し、今回初めて開催しました。「KAGU」とは人間と世界の間をつなぐものの総称で、従来の家具という概念を拡張したものと定義し、①未来に羽ばたく若者を育む、②豊かな(丁寧な)暮らしを育む、③地域を育む の3つの視点のもと、世界中の30歳以下の学生を対象に、「木の椅子のデザイン」をテーマに作品を募集した結果、41の国地域から1,876件のエントリーをいただき、最終的には36の国地域から提出のあった834件の作品より、6月28日に各賞を発表したところです。表彰式は、国内受賞者と隈研吾審査委員長をはじめとする審査員をお招きし、9月20(月・祝)に北海道東川町にて開催いたします。また併せて隈研吾審査委員長をはじめとする審査員によるパネルディスカッションを開催いたします。なお、開催にあたっては、受賞者、審査員のほか、事前に案内する関係者に限定し、感染防止対策を徹底のうえ、実施いたします。ぜひご報道賜りたくお願いいたします。「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペ表彰式の開催概要日時2021年9月20日(月・祝)13時30分~15時00分場所東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠ講堂(北海道上川郡東川町北町1丁目1番1号)参加者受賞者隈研吾賞(最優秀賞)杉原有香様優秀賞柳澤星良様佳作柏木航様、廣瀬萌音様佳作黒瀬光彦様佳作坂口葉月様審査員審査委員長隈研吾様(建築家、東京大学特別教授・名誉教授)審査員太刀川英輔様(デザインステラジスト、進化思考家、NOSIGNER代表)野老朝雄様(美術家)中村拓志様(建築家、NAP建築設計事務所)原田真宏様(建築家、芝浦工業大学教授)日比野克彦様(アーチスト、東京芸術大学教授)織田憲嗣様(椅子研究家、東川町デザインアドバイザー)※その他北海道上川総合振興局長様、東川町長様、東川町議会議長様、東川町議会議員様、東川町内家具クラフト事業者の皆さま、「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペ実行委員会委員の参加を予定(最大70名程度を予定)※事前に案内する関係者のみによる実施となります(一般参加は予定していません)※海外の受賞者は次回大会にゲストとして招へいを予定しています。取材申し込み(事前お申し込みをお願いいたします)ご取材を希望される報道機関等の方は、9月16日(木)までに別添取材連絡票により下記まで事前連絡を頂戴したくお願い申し上げます。また、感染防止対策のため、緊急事態宣言又は、まん延防止法対象地域からご来町の場合は、事前のPCR検査等の実施についてご協力をお願い申し上げます。[取材連絡票送付先]メール official@kagu-higashikawa.jp FAX0166-82-5111パネルディスカッション「KAGUが創る未来」の開催概要『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』開催を記念し、審査委員長を務める隈研吾氏と審査員の皆様により『KAGUが創る未来』をテーマに、これからの世界の中でのKAGUや建築が果たす役割・可能性について皆様とともに考えていきます。日時2021年9月20日(月・祝)15時30分~17時30分場所東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠ講堂(北海道上川郡東川町北町1丁目1番1号)テーマ「KAGUが創る未来」モデレーター隈研吾様(建築家、東京大学特別教授・名誉教授)パネリスト太刀川英輔様(デザインステラジスト、進化思考家、NOSIGNER代表)野老朝雄様(美術家)中村拓志様(建築家、NAP建築設計事務所)原田真宏様(建築家、芝浦工業大学教授)日比野克彦様(アーチスト、東京芸術大学教授)織田憲嗣様(椅子研究家、東川町デザインアドバイザー)※本パネルディスカッションは事前に案内する関係者のみによる開催となります(一般参加は予定していません)取材申し込み(事前お申し込みをお願いいたします)ご取材を希望される報道機関等の方は、9月16日(木)までに別添取材連絡票により下記まで事前連絡を頂戴したくお願い申し上げます。また、感染防止対策のため、緊急事態宣言又は、まん延防止法対象地域からご来町の場合は、事前のPCR検査等の実施についてご協力をお願い申し上げます。[取材連絡票送付先]メール official@kagu-higashikawa.jp FAX0166-82-5111取材連絡票(取材のお申込みはこちらの内容をご確認ください)210907_03_取材連絡票2190902.pdf : 「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペの概要・詳細(過去リリースより)【北海道 東川町】「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ、36の国地域・834件からついに隈研吾賞(最優秀賞)を決定 : 210907_02_プレスリリース別添(受賞作品).pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月07日『愛がなんだ』『his』『街の上で』の今泉力哉監督と『性の劇薬』『アルプススタンドのはしの方』の城定秀夫監督が互いに脚本を提供しあってR15+のラブストーリーを2作、製作するプログラムピクチャー「L/R15」。この度、城定秀夫監督×今泉力哉脚本による『愛なのに』の豪華キャストが解禁となり、コメントとポスタービジュアルが到着した。「L/R15」のL=『愛なのに』は、古本屋の店主と、店主にプロポーズする女子高生、店主の憧れの女性など、一方通行の恋愛が交差し二転三転する先の読めないラブコメディ。一方、監督・今泉力哉、脚本・城定秀夫によるL/R15のR=『猫は逃げた』は、飼い猫“カンタ”をどちらが引き取るかで揉める離婚直前の夫婦とそれぞれの恋人の話で、1匹の猫と愚かで不器用な4人の男女によって繰り広げる異色の恋愛狂騒劇となっている。今回の『愛なのに』で古本屋の店主・多田浩司を演じるのは、映画『ルパンの娘』、WOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」、ミュージカル「日本の歴史」など、映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍中の瀬戸康史。多田の憧れの女性・一花には、ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のドラマーで、最近は『窮鼠はチーズの夢を見る』、Netflix映画『彼女』主演など、俳優としても活躍するさとうほなみ。多田に突然求婚する女子高生・岬役は『佐々木、イン、マイマイン』『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』など話題作に出演する河合優実。そのほか、中島歩、向里祐香、丈太郎が名を連ねる。瀬戸康史「台本から醸し出される独特な空気にそのまま呑まれようと」『愛なのに』、もっと何か言いたげな雰囲気がこのタイトルからは漂っている気がします。そんな、どうにもはっきりしない人たちの物語です。今泉さんの生み出した素敵な世界観の脚本です。僕演じる多田浩司もそのひとりで、感情をあまり表に出さない人物。演じる上で、この台本から醸し出される独特な空気にそのまま呑まれようと思いました。城定監督は自由に演じさせてくれましたし、監督ベースからよく現場に来て僕らやスタッフさんと他愛のない話をしたり、小道具を納得いく角度まで何度も動かしてみたり、本当に現場が好きなのだなという印象です。そんな映画への愛がある皆さんと作品作りが出来て本当に良かったです。『愛なのに』その後に続く言葉を、観た方がどう想像するのか、とても楽しみです。さとうほなみ「何故か漂う危険な香り」城定監督×今泉監督のコラボレーション。最初にこの情報を知った時は「!!??」と、なにか言葉にならない感情でした。絶対に面白いのが分かっていながら何故か漂う危険な香り。未だとても惹かれております。城定監督が、シーンにおいての空気感や雰囲気などをしっかりと作ってくださるので純粋に楽しませていただきました。是非お楽しみに、お待ちいただければと思います。河合優実「恋愛をしている人間の愚かさがかわいく情けなく可笑しく」脚本を大変面白く読ませて頂き、物語の中でぽつんと異質に映る矢野岬を演じられる事にずっとワクワクしていました。城定監督が本読みの段階からお芝居を面白がって下さったので、撮影でも今泉力哉さんの台詞を伸び伸び楽しませて頂きました。恋愛をしている人間の愚かさがかわいく情けなく可笑しく描かれている映画だと思います。沢山の人に映画館でご覧頂ける事を願っています。中島歩「皆様がどう反応されるのか楽しみ」城定監督の大きな懐で思う存分やらせてもらいました。僕の変なアイデアも面白がって取り入れてくれたものです。僕の役は、この現代社会ではとても褒められた人間じゃありません。だからこそ皆様がどう反応されるのか楽しみでなりません。お楽しみに。ふふふ。向里祐香「クスクス笑ってくれたら良いな」熊本美樹役の向里祐香です。ご覧の通り世の中はめちゃくちゃです。嫌だ嫌だ。と、ため息をつく代わりに全身の力を抜いて「愛なのに」を見てクスクス笑ってくれたら良いなと思います。城定監督の役者を信じ委ねてくれているような現場の空気感の元、私自身も楽しんで美樹役を演じました。ラブでコメディ。他の登場人物に負けじとパンチの効いたキャラクターですので、お楽しみに。愛愛愛愛、、、愛なのに丈太郎「皆さんの共感を得るような作品になった」本作のお話を頂いた時、これは自分にしか演じることのできない役だと感じました高校生ならではの言葉にならない感情や好きな子へのちょっと異常な思いをリアルに伝えたく、全力で撮影に臨みました。「愛」を題材にした作品は沢山ありますが、その中でも皆さんの共感を得るような作品になったと思います。是非1人でも多くの方に見てもらいたいです。『愛なのに』は2022年初春、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛なのに
2021年08月12日6日にTwitterで第1子出産を報告した元欅坂46で女優の今泉佑唯(22)。新たな門出を発表した彼女に応援の声が集まっている。’21年1月に、元YouTuberの「ワタナベマホト」こと渡辺摩萌挟氏(28)と結婚することを発表した今泉。同時に第1子の妊娠も明かしていた。しかしその後、渡辺氏が’20年11月ごろから女子高生にわいせつ画像を要求していたことが発覚。’21年3月には渡辺氏が児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕され、その翌月に略式起訴される事態に。結婚発表から災難に見舞われることになった今泉。7月4日には6月30日付けで所属事務所との契約終了も発表された。苦難の続く今泉だが、6日、約9ヶ月ぶりにTwitterを更新し、《先日、第一子を無事に出産いたしました》と出産を報告。そして、こう意気込みを綴っていた。《出産までの10カ月間を通して、母として小さな命を守り抜く責任と、妊娠出産は当たり前ではないということ、命を授かるって本当に奇跡なんだなと身をもって感じました。どんな状況でも懸命に生きようと頑張ってくれている小さな命の心から感謝の気持ちでいっぱいです。自分の人生をかけて、この先もずっとずっと守り続けていきます。子どもにたくさんの愛情を注いで最高の母になります!》この今泉の“決意表明“には、お笑いコンビ・よゐこの有野晋哉(49)はTwitterで《がんばれー》と反応。今泉が出演した映画『転がるビー玉』の監督・宇賀那健一(37)も、今泉に《また映画作ろ!》と呼びかけていた。ファンからもSNS上で、今泉を応援する声がみられた。《母は強い。今泉佑唯ちゃん頑張ってね》《今泉さんの覚悟凄いよなあほんとに赤ちゃん含めて頑張って欲しい》
2021年07月08日元欅坂46で女優・今泉佑唯(22)が所属事務所との専属契約が6月30日付で終了したと、7月4日に公式サイトで発表された。契約終了と同時に、オフィシャルファンクラブ「ずみちゃんはうす」も全サービスが終了している。「スポニチアネックス」によると今泉は「仕事上の諸問題」で事務所と話し合いを続けてきたといい、契約途中での退所となったという。独立後はアイドル時代の仲間や家族のサポートを受けながら、個人で活動を続けていくと伝えられている。今年1月、元YouTuber「ワタナベマホト」こと渡辺摩萌峡氏(28)と結婚することを発表した今泉。同時に妊娠中であることも明かし、《出産は暖かい時期を予定しております》と報告していた。ところが3月に渡辺氏が児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕され、その翌月に略式起訴された。ショッキングな事件が今泉を襲ったが、第1子を無事に出産したことが6月下旬に報じられたのだった。「渡辺氏の逮捕当時、婚姻届は提出されていないと報じられました。今泉さんはシングルマザーの選択肢もありましたが、渡辺氏と結婚する意思は揺らがなかったようです。彼が逮捕された時も、今泉さんは面会に通うなど献身的でした。一部では渡辺氏は、YouTube界で裏方として働いているとも報じられています。今泉さんは『彼を支えたい』『子供には父親が必要』と考えているようで、この先も彼と人生を歩んでいくつもりだといいます」(スポーツ紙記者)しかし現在のタイミングで独立したとなれば、今泉の負荷は大きくなるのではないだろうか。あるプロダクション関係者は、“茨の道”の可能性を懸念する。「昨今、芸能人の独立が相次いでいますが、経理といった事務処理やスケジュール管理など慣れない業務で苦労している人も多いと聞きます。ましてや今泉さんの場合は、生まれたての赤ん坊を育てながら個人活動も進めていくことになるので、相当な労力がかかるでしょう。もう一つ不安要素を挙げるとすれば、『事件を引き起こした夫の妻』というイメージが付き纏うリスクも否めません。結婚の決断は、今泉さんの活動に少なからず影響を及ぼすのではないでしょうか」今後、SNSを通じて活動を再開させると伝えられている今泉だが、現在はTwitterアカウントが非公開となっている。ファンからは《心配でしかない》や《大丈夫かな》など、再び今泉を心配する声が広がっている。果たして今泉の下した決断は、吉と出るのだろうか。
2021年07月05日書籍『隈研吾 はじまりの物語ゆすはらが教えてくれたこと』が、2021年6月下旬に発売される。隈研吾の梼原町での歩みをたどる『隈研吾 はじまりの物語ゆすはらが教えてくれたこと』は、現代日本を代表する建築家のひとり、隈研吾の原点と呼べる町・高知県梼原(ゆすはら)町での足跡をたどる写真文集だ。隈自身による語りに加え、写真家・瀧本幹也が捉えた梼原の隈建築群の写真を収め、30年にわたるその活動を紹介する。2000年以降、木材は隈建築において主要な素材となっており、柱や梁といった構造ばかりでなく、装飾にも用いるなど、多彩な使い方がなされている。そのように木材を使用する契機となったのが、梼原町との出会いであった。1980年代のバブル経済がはじけ、東京での仕事がすべてキャンセルされたとき、隈は梼原と出会い、町からのリクエストに応えるかたちで木材を使い始めたのだ。本書では、隈が初めて木造を用いた建築「雲の上のホテル」を筆頭に、「梼原町総合庁舎」「雲の上のギャラリー」「まちの駅『ゆすはら』」「雲の上の図書館/ YURURI ゆすはら」の、梼原にある5つの隈建築を年代順に紹介。木の質感を見事に捉えた瀧本幹也の写真とともに、隈が続けてきた木材の試みとその展開を探る。詳細書籍『隈研吾 はじまりの物語ゆすはらが教えてくれたこと』発売日:2021年6月下旬※東京国立近代美術館の企画展「隈研吾展新しい公共性をつくるためのネコの5原則」(会期:2021年6月18日(金)〜9月26日(日))会場にて先行販売価格:1,980円語り:隈研吾写真:瀧本幹也造本設計:町口覚判型:A5変形/上製本総頁:80頁発行:株式会社青幻舎
2021年06月28日日本を代表する建築家のひとり、隈研吾。彼のこれまでの活動を「公共性」を軸に振り返る展覧会、『隈研吾展新しい公共性をつくるためのネコの5原則』が、東京国立近代美術館で9月26日(日)まで開催されている。これまでにない大規模な個展だ。隈研吾は1954年生まれ。1964年開催の東京オリンピックの際に見た丹下健三の国立屋内総合競技場(現・国立代々木競技場)に衝撃を受け、幼少期より建築家を志した。コロンビア大学客員教授を経て、90年に隈研吾建築都市設計事務所を設立した後は、20か国を超す国々でその土地の環境や文化に溶け込む建築を手掛けている。国立競技場の設計への参画はもちろんのこと、根津美術館やサントリー美術館、角川武蔵野ミュージアムに富山市ガラス美術館など数多くの美術館建築を手掛けていることから、美術ファンにも知られた存在だ。本展は、彼の手掛けた建築の「公共性」という部分に着目。隈自身がピックアップした建築と映像作品、前庭に展示されるトレーラーハウスを合わせ、合計74件を5つのキーワードで読み解いていく。第一会場エントランス本展は、有料の第1会場と入場無料の第2会場からなる2部構成。第1会場では、序論として、隈も参画した国立競技場のディテール模型が並ぶ。国立競技場ディテール模型国立競技場ディテール模型以降は彼が手掛けた68件の建築が怒涛のように並んだ展示が続く。本展は、時系列ではなく、自身が考える建築の5つの原則「孔」「粒子」「斜め」「やわらかい」「時間」で分類され、構成されている。「孔」のセクションで紹介されている「V&Aダンディー」は、日本の鳥居に着想を得て、街と川をつなぐ孔を作っている。スコットランド《V&Aダンディー》2018年の模型栃木県に建設された《那珂町馬頭広重美術館》は、建物内にトンネル状の孔を明けて、街と建物の背後にある里山をつなげようとしている。《那珂町馬頭広重美術館》2000年の模型《那珂町馬頭広重美術館》2000年の模型「粒子」の項目では、細かいパーツを組み合わせて全体を形作る建築物を紹介している。国立競技場はこの粒子の概念を象徴した建物だ。青山《サニーヒルズジャパン》部分 2013年代々木《国立競技場》2019年の模型このほか、「斜め」や「やわらかい」、「時間」のカテゴリーで隈研吾の建築が語られている。キャプションに添えられた作品解説も隈本人によるものだ。なお、展覧会のタイトルにちなみ、会場内にはネコが時々出現しているのでお見のがしなく。浅草《浅草文化観光センター》2012年の模型よく見ると…浅草《浅草文化観光センター》2012年の模型(部分)かわいいネコがいる注意書きにもネコ第2会場では、人間ではなく、「ネコ」の視点から都市のあり方を見直すリサーチプロジェクト《東京計画2020(ニャンニャン)ネコちゃん建築の5656(ゴロゴロ)原則》(Takramとの協働)とVR展示が行われている。ネコにGPSをつけた記録や、ネコの習性、生態を取り入れた新しい都市の考え方だ。国内外に数多くの建築物を残してきた隈研吾。彼の建物の魅力と本質に迫ることができる重厚な内容の展覧会だ。『隈研吾展新しい公共性をつくるためのネコの5原則』6月18日(金)~9月26日(日)、東京国立近代美術館にて開催取材・文:浦島茂世
2021年06月22日建築家・隈研吾と中川政七商店(Nakagawa Masashichi Shoten)がコラボレーションし、「くまとしか(Kuma to Shika)」プロジェクトを発表。暮らしの道具全10種を2021年6月18日(金)より、中川政七商店直営店と、東京国立近代美術館で開催の「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」にて数量限定発売する。「くまとしか」プロジェクト、建築×"暮らしの道具"新国立競技場などの設計を手掛け、日本を代表する建築家である隈研吾。生活雑貨を中心に展開する中川政七商店とのコラボレーションプロジェクト「くまとしか」では、建築の発想や素材を"暮らしの道具"に取り入れ、工芸の新しい姿を提案する。建築技法を用いた「組み木の飾り棚」日本の木造建築で用いられる"組み木"の技法を、住宅のスケール感に溶け込むよう巧みに設計された「組み木の飾り棚」。シンプルな台形のパーツを組み合わせると、幾何学的なシルエットの棚が現れる。付属のフックで壁に取り付けることも可能だ。建築素材を用いた「飛散防止シートのバッグ」大胆なプリーツが印象的な台形型のトートバッグには、実は建築現場で建物の養生に使われる飛散防止用のメッシュシートが用いられている。丈夫さと、折りたためる直線的で使いやすいデザインが魅力的。同素材のフラットポーチも用意する。【詳細】隈研吾×中川政七商店「くまとしか」発売日:2021年6月18日(金)発売場所:中川政七商店直営店、中川政七商店オンラインショップ、東京国立近代美術館「隈研吾展」■商品例組木の飾り棚 8,800円和紙の折りタペストリー 55,000円銅のはつり折敷 17,600円飛散防止シートのバッグ(中) 6.380円飛散防止シートのバッグ(大) 7,700円(各グレー・ホワイト)飛散防止シートのフラットポーチ(A4) 2,750円飛散防止シートのフラットポーチ(A3) 3,300円(各グレー・ホワイト)タイルのマグネット 1,650円植物で染めた花ふきん(クマザサ・スギ) 各1,320円かや織ガーゼハンカチ(クマザサ・スギ) 各1,320円※店舗により商品の取扱が異なる。※なくなり次第終了。【問い合わせ先】中川政七商店 渋谷店TEL:03-6712-6148
2021年06月20日『mellow』『街の上で』の今泉力哉監督と、Vシネマ・ピンク映画界のトップランナーである城定秀夫監督が、お互いの脚本を提供しあい、R15+のラブストーリー2本を製作した。異色のコラボレーションによる、新たなプログラムピクチャーは、「L/R15」(えるあーるじゅうご)と題され、1本目、L/R15のL=『愛なのに』は、<監督:城定秀夫、脚本:今泉力哉>で、古本屋の店主と店主にプロポーズする女子高生、店主の憧れの女性など、一方通行の恋愛が交差し、二転三転する先の読めないラブコメディ。L/R15のR=『猫は逃げた』は、<監督:今泉力哉、脚本:城定秀夫>で、飼い猫・カンタをどちらが引き取るかで揉める離婚直前の夫婦と、それぞれの恋人の話を描く、異色の恋愛狂騒劇を製作。この2作品のビジュアルも合わせて公開され、『愛なのに』のビジュアルは、舞台である古本屋の入口と、店主に想いを寄せる女子高生がちらりと写し出され、『猫は逃げた』はヒロインの部屋でカンタが座る様子がとらえられている。先日、撮影を終えたばかりだという本作。城定監督は「いまや日本を代表する天才映画監督、今泉力哉氏とのコラボ!……って、こんなヤバい企画誰が考えたのでしょう?プレッシャーで吐きそうになりつつ、自分らしい映画を撮るしかないと思い至ったわけですが、油断すると、自分らしい映画ってなんだ?自分とはいったい何者だ?なぜ自分は自分なんだ?映画ってなんだ?という無限問答に陥り、また吐きそうになります」と相当な重圧があった様子。一方、「城定監督と一緒になにかやりませんか?と言われて、ぜひ、と即答しました」と語った今泉監督もまたとてもプレッシャーを感じていたそう。作品については「城定さんが書いてくれた脚本には猫が出てきます。猫!撮影、大変だ!と思いながらも猫とたくさん向き合いました。そしてその物語には、どこか懐かしさをおぼえるとともに、城定作品に滲む人間の優しさや愚かしさなどがあちこちに垣間見えて、とても惹かれました。ご一緒してみたかったキャストやスタッフとの撮影を無事に終えて、今は仕上げの真っ最中です。楽しい映画になりそうです」と話している。(cinemacafe.net)
2021年06月18日現在放送中のTVドラマ「ドラゴン桜」に出演する志田彩良が主演し、その父親を井浦新が演じる、今泉力哉監督映画『かそけきサンカヨウ』の公開が決定。家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長を描く。本作は、2017年に発売され、日々悩みながらも前を向いて賢明に生きようとする人たちの姿を描いた、作家・窪美澄の短編集「水やりはいつも深夜だけど」(角川文庫刊)所収の同名作品が原作。『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』『mellow』『あの頃。』などを手掛けた今泉監督が、自ら映画化を希望し、主人公が家族について悩みながら成長していく姿を丁寧に映像化する。主人公・国木田陽を演じるのは、現在「ドラゴン桜」「ゆるキャン△2」に出演中の志田さん。今泉監督作品には、『パンとバスと2度目のハツコイ』『mellow』に続き映画では3作目の出演。『ひかりのたび』以来の映画主演となる志田さんは「誰かの言葉や存在で少しだけ心が軽くなる。自分よがりでない相手を思う気持ちの大切さに改めて気づかされました。戸惑いながらも前に進んでいく陽の強さも弱さも全部が愛おしくて、大好きな今泉組で陽として過ごした時間は大切な宝物です」とふり返り、「密かに目標の一つとしていた今泉組での主演が、まさか本当に、そしてこんなにも早く叶う日が来るとは想像もしていなくて嬉しさと有難い気持ちでいっぱいです」と喜びを明かす。そして「大変な状況下ではありますが少しでも多くの方に届く事を祈っています。そして、この作品が誰かの救いとなりますように」と願いを込めた。また原作者の窪さんは「親子、恋愛、友情、この映画にはさまざまなことが描かれていますが、人と人との縁の不思議さ、淡く行き来する感情のようなものを今泉監督は原作のなかから丁寧に掬いあげてくださいました。やさしさ、誠実さ……、雑多な日常のなかでそういうものを私たちは忘れてしまいがちですが、この映画を見終わったあとには、自分のなかのそういう光の部分をもう一度大切にしてあげようと思えます。ぜひ、たくさんの方に見ていただければ、原作者としてこれほどうれしいことはありません」と語り、今泉監督は「言葉では説明できない細微な感情をめいっぱい詰めこんで映画にしました。何度もご一緒して絶対的な信頼を置いている志田さん、いち映画ファンとして憧れでもあった井浦新さん、また、スタッフに支えられて生まれたこの映画を見た誰かの体温を少しだけあげることができたら」とコメントしている。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年05月05日芸能事務所の研音が24日、公式サイトを通じ、俳優の竜星涼が新型コロナウイルスに感染したことを公表した。同社は、「当社所属の竜星涼が新型コロナウイルスに感染したことが確認されましたのでご報告申し上げます」と発表。撮影のため、22日にPCR検査を受けたところ、23日に感染が判明したという。「症状などは全く出ておらず、平熱を保ち体調を崩すなどの症状もありませんが、保健所と専門家の指示に従い、慎重に対応しております」と体調は安定していることを伝え、「保健所からは、今回の件に関する濃厚接触者はいないと連絡を受けております」と報告。「関係者の皆様、応援してくださっているファンの皆様へご心配とご迷惑をお掛けしていることを、心よりお詫び申し上げます。当社におきましては、所属者並びに社員、関係者の皆様への感染防止と安全確保を第一に、引き続き対策を徹底し業務を行ってまいります」と記している。
2021年04月24日《けんちゃんこんな写真見つかった!台湾ロケの時だよ。若いねー。私も。この笑顔のけんちゃん忘れません》Instagramにこうつづったのは研ナオコ(67)だ。3月29日、志村けんさん(享年70)が新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなってから1年。冒頭のように投稿した彼女は、さらに志村さんと互いに笑顔を交わす写真もアップしている。『8時だョ!全員集合』(TBS系)や『志村けんのだいじょうぶだぁ』(フジテレビ系)など数々のコント番組で、志村さんとの共演を重ねてきた研。さらに音楽ユニット「けん♀♂けん」を結成し、01年12月にCDもリリースした。そんな研は昨年4月、本誌で志村さんとの思い出を回想している。2人が初めて出会ったのは『8時だョ!全員集合』の楽屋だったという。彼女はこう続けている。「『全員集合』の本番前、私はドリフのメンバーがいる楽屋に、よく遊びに行っていました。そのとき、志村さんはまだいかりや長介さんの付き人をやっていたころだったかな。楽屋にいた志村さんとしゃべっていたら、とにかく笑いが止まらなくて。だから私は『なんだ、メンバーより面白いじゃん!ねぇ長さん、この子ドリフのメンバーに入れたらどう?』って、いかりやさんに言ったことがあるんです(笑)」当初から志村さんの才能を見抜いていた研。それから約50年にわたり、公私ともに2人は交友関係を築いてきた。「研さんにとって、志村さんは“気遣いのできるひと”。研さんはコント出演のたびに緊張していたそうですが、志村さんはフォローしてくれたといいます。お互いにシャイで好き嫌いも似ていたため、研さんは『一緒に仕事がやりやすかった』とも話していました。またプライベートでは研さんの家族や共通の友人を交え、たびたび食事をしていたそうです」(スポーツ紙記者)■「またいつか会えるような気がする」しかし、彼女にはある心配事があったという。「『けんちゃんはお母さんに孫を見せてあげてほしい』と研さんはずっと考えていました。ですが、志村さんの交際する女性は『結婚に向いていない子ばかりだった』といいます。そのため、“もったいない”と感じていたそうです」(前出・スポーツ紙記者)それほど志村さんを想っていた研は訃報の当時、《けんちゃん、駄目だった(涙)》とツイートしていた。50年来の友人を亡くした心痛は計り知れない。「新型コロナが感染拡大するなか、研さんはアマビエのコスプレをSNSで披露しました。それは志村さんが“コロナで入院した”という知らせが耳に入ってきたためです。アマビエのコスプレは『私がやらなきゃだめだ!』と、必死の願いを込めたものだったといいます。しかし、志村さんは亡くなりました。当時は頭が真っ白になったそうです。しかし次第に受け止められるようになり、今では『けんちゃんの笑顔を思い出すたびに、またいつか会えるような気がする』と語るようになりました」(前出・スポーツ紙記者)訃報から1年。志村さんの笑顔とともに、研は歩みを進めていく。
2021年04月01日2021年3月30日、タレントの研ナオコさんがTwitterを更新。突如公開された1枚の写真に、人々がざわついています。研ナオコ「クルエラのコスプレしてみました」同日、研さんが公開したのは、ディズニー映画『101匹わんちゃん』に登場するキャラクター『クルエラ』に扮したコスプレ。あまりにも完成度が高すぎるため、人々をギョッとさせているようです。「もはや本人」「パーフェクトな実写」といった声が上がる、その姿をご覧ください。クルエラのコスプレしてみました♀️ pic.twitter.com/6gs8IaIGfX — 研ナオコ (@naokoken77) March 30, 2021 作品から飛び出してきたようなクオリティ…!!!ツートンカラーの髪やふわふわな毛皮、赤い手袋など、細かいところまで忠実に再現されています!特に驚くべきなのは、研さんの顔です。痩せこけた頬や特徴的な眉毛、大きな口をメイクで施しています。歯を見せて笑う表情やポージングまで、すべてがクルエラそのもの…。研究され尽くした研さんのコスプレからは、キャラクターへの愛と本気を感じます!投稿はまたたく間に拡散され、5万件以上の『いいね』を集めています。・とっても素敵。アニメで見るクルエラとまったく同じですね!・本格的!すごく似合ってます。・違和感がまったくない…。参りました!邦画で『101匹わんちゃん』の実写化が決まった際は、研さんに出演依頼があるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年03月30日2011年3月11日に、東北地方を中心に大きな被害をもたらした東日本大震災。地震にともない発生した大きな津波は住宅地をのみ込み、多くの死者や行方不明者を出しました。震災当時は学校に通いながら、通信教育の『進研ゼミ』をしていたという、逹己(@tatsuki_)さん。地震による津波で、自宅の1階が浸水し、進研ゼミの教材が流されてしまったといいます。逹己さんは、震災から3週間が経った頃、進研ゼミに連絡し、次のような質問をしました。「津波で流されてしまった4月号の教材を、新しくもらうことはできますか?」すると、電話を受けたスタッフの女性は、涙声でこうつぶやいたのです。「…!生きて…らっしゃったんですねぇ…!」この日になると毎年思い出すんですが震災時学生でワイ宅1階浸かったんだけど当時進研ゼミやってて津波で流されたから4月号って新しく貰えますかって電話したら「…!生きて…らっしゃったんですねェ゛…!」って電話口のお姉さんが涙声で対応してくれたのを思い出すんですよね— 逹己/アルゴナビスをよろしく (@tatsuki_) March 11, 2021 その後、泣きながら「すぐにお送りいたします」と答えたスタッフ。すぐさま手配してくれた結果、後日きれいな状態の教材が届いたそうです。当時電話で対応したスタッフは、亡くなった被災者の遺族などから、退会の連絡を受け続けていたのかもしれません。当時の状況を物語るエピソードに、ネット上ではさまざまな声が寄せられています。・素敵な話に胸が熱くなりました。・ボロ泣きしてしまいました。人の命の尊さを、改めて実感させられます。・電話を受けたスタッフは相当嬉しかったのでしょうね。生きていてくれて本当にありがとうございます。逹己さんは、3月11日が訪れるたびに、この出来事を思い出すのだそうです。東日本大震災は、私たちの心に大きな傷を与えました。実際に被災地で傷付き苦しんだ人々はもちろん、遠く離れた土地で被災者の安否を確認できず、無事を祈ることしかできなかった人にとっても、不安な日々だったはずです。人と人のつながりを感じさせるエピソードに、胸が熱くなりますね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月12日YouTubeで女性を中心に人気を博し、一大ジャンルとなっている、メイク動画。タレントやメイク愛好家が自分でメイクを施しながら、愛用の化粧品やメイクのコツを紹介する…という内容です。研ナオコの『メイク動画』に反響2021年2月23日、タレントの研ナオコさんが自身のYouTubeチャンネルを更新。同年1月に投稿したメイク動画で「もっとゆっくりメイクしているところを見たい!」といった好評を受け、さらに詳細が分かるバージョンを公開しました。動画のサムネイルには、すっぴんの姿とメイク後の姿が横並びになっていますが、その変わりように驚いてしまいます!すっぴんからメイク完了まで、すべての工程を動画でこと細かに紹介した研さん。高価な化粧品と併せて『KATE』や『ヒロインメイク』といった、いわゆる『プチプライス(通称:プチプラ)』の化粧品も使用しているようです。あまりブランドにこだわりがないのか、何度も撮影スタッフにブランド名を教えてもらい、「そうなの?」と返す場面もありました。2021年2月現在、研さんは67歳。年齢を感じさせない美しさは、努力のたまものだということが伝わってきます。動画は公開からたったの2日でおよそ50万回再生され、多くの人から反響が上がりました。・こんなにも大御所のタレントなのに、本当のすっぴんを公開するなんてすごい。飾らないところがかっこいい。・セレブなのにプチプラを使っていて親近感がある!コメントにもとても共感しました。・もちろんいい意味で、すっぴんとの差がすごい!そしてお肌がきれいだなあ。研さんのメイク動画には、男性からも驚く声が続出。「メイクってすごい」「いつも、こんなに大変なことをしているのか」といった反響が上がりました。また、「ウソだろ!?と思って動画を見たら、本当に同一人物だった」という声も。メイクをしない人にとっては、魔法のように感じるようです。[文・構成/grape編集部]
2021年02月25日21日に、YouTuber・ワタナベマホト(28)との結婚を発表した元欅坂46で女優の今泉佑唯(22)。また今泉は現在妊娠中で、初夏に出産予定だという。今泉は公式サイトで「彼と一緒に過ごしていく中で信念を持ち、真摯にお仕事と向き合う姿に惹かれました」としたうえで、「どんなときも優しく包み込んでくれる彼とこの先もずっと一緒にいたいと、心からそう思いました」とコメントを発表。ワタナベも同日、自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿。結婚を報告し、「今泉さんには僕の過去も、すべてお話しその上で一緒にいてくれると言って下さいました」と今泉との絆を明かした。報道によると、昨春から交際をスタートしたという2人。実は昨年9月、今泉はInstagramストーリーズでファンの質問に答える企画を実施。そのなかで《結婚願望はありますか?》という質問にたいして《あるよ~いずれ結婚したい》と答えるなど、結婚を意識しながら交際していたことが伺い知れる。そんな今泉だが、交際相手に求める“条件”が一風変わっているという。19年5月に出演したバラエティ番組『金曜日のどっち!?』(テレビ朝日系)で、「これって私だけ!?」というトークテーマに対して「急に変顔を送ってくる男性にキュンとする」と熱弁した今泉。続けて「男性って顔を崩さないじゃないですか。常にかっこいい状態でいたいのかなと思うので。そんな人が急に全力の変顔を送ってきたら、ちょっと好きになっちゃいます」と語っていた。そんな“条件”と見事、合致したのがワタナベだ。‘18年にワタナベは『オレより変顔のレパートリーあるヤツいるの?』というタイトルの動画を投稿。そのなかで次々と変顔を披露し、その数は30以上にのぼっていた。相性抜群な2人の家庭は笑顔の絶えないものになりそうだ――。
2021年01月21日