オスカー俳優のモーガン・フリーマンや、英国の名優クライヴ・オーウェン、日本からは伊原剛志ら国際色豊かなキャストが集結した紀里谷和明監督の最新作『ラスト・ナイツ』。このほど、世界的大人気バンド「X JAPAN」が実に20年ぶりに発売するニューアルバムの先行シングルを起用した本作のTVCMが完成した。狡猾な政治家が台頭し、戦士たちが追いやられようとしている帝国。ある日、強欲な大臣からの賄賂を断ったバルドーク卿(モーガン・フリーマン)が反逆罪に問われるという事件が起きる。訴えも空しく、バルドーク卿は自身の愛弟子であった騎士ライデン(クライヴ・オーウェン)の手で斬首されてしまう。自らの手で、主君を殺めてしまい自責の念にかられるライデン。そして、その憎しみの炎は堕落した権力者たちへの報復という道につながっていく――。『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞したモーガン・フリーマンと、英国アカデミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経歴を持つクライヴ・オーウェンを主演に迎え、“忠臣蔵”の気高き世界観を時代と国を超越させて築き上げた本作。今回、本作の公開に合わせて全国放送されるTVCMが完成し、そのテーマソングとして、「X JAPAN」が2016年3月11日に20年ぶりに発売するニューアルバムの先行ファーストシングルで、11月6日(金)にリリースされる 「Born To Be Free」が起用されることになった。YOSHIKIが「誰もが自由という名の下に生まれ、無限大の夢に向かって生きることが出来る」と本曲のテーマを語っているように、『ラスト・ナイツ』の中で描かれる“命がけで戦う男たちの生き様”と、日本の映画界からそっぽを向かれ5年の歳月をかけて“命を失っても構わない”との想いで本作を作り上げた紀里谷監督の情熱が共鳴。激動の月日を乗り越え、いよいよ本格的に再始動する「X JAPAN」と、ハリウッド進出を果たし、新たなステージに世界を広げる紀里谷監督との、まさにタイムリーな熱いコラボが実現した格好だ。CMでは「Born To Be Free」のスローなメロディパートを使用。誇りを奪われた騎士たちが最後の戦いに挑む姿や、愛する妻や家族との別れのシーンとの見事な融合を見せている。さらに、YOSHIKIも、「この曲を、世界に挑んだ紀里谷和明と、『ラスト・ナイツ』の誇り高き騎士たちに捧げる」と胸アツのコメント。すでに全30か国以上での公開が決定している快作を、CMでも確かめてみて。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラスト・ナイツ 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Luka Productions
2015年11月06日東京国際映画祭パノラマ部門作品『ラスト・ナイツ』(11月14日公開)の舞台挨拶が28日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、紀里谷和明監督と俳優の伊原剛志が出席した。『CASSHERN』『GOEMON』で知られる紀里谷監督のハリウッド進出作となる本作は、モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンを主演に迎え、不当な死をとげた主君の仇をとるために戦う騎士たちの"サムライ魂"を描いた作品。舞台挨拶で監督は「脚本をいただいたのは6年前。実際に制作にとりかかり完成まで5年かかった」と語り、客席を見渡しながら「この光景を思い浮かべながら、そして、全世界30カ国で公開、日本で11月14日公開というこの日を夢見て頑張って来たと言っても過言ではありません」とあいさつすると、客席から拍手が起こった。また、本作について「ベースは日本の『忠臣蔵』。それをどのようにしてインターナショナルなマーケットで展開するのか考え、黒澤明監督の『乱』がシェイクスピアの『リア王』を戦国時代に置き換えてやってらっしゃったことを思い出し、その逆ができるのではないかと思った」と説明。「もう1つステップを進めようと、ありとあらゆる国籍の方と仕事をしたいと思った」と続け、その理由について「映画の作り方の可能性が広がるのではないかと思った」と語った。そして、映画は「自分の子供」であり、「子供を多くの優秀な方々と作って育てていく作業」と表現し、「今回、3人目の子供。マイナス20度、30度の中で1日12時間、雪の中で一生懸命戦って作り上げた子供です。この子を好きになってもらえればそれに越したことはありません」と切望。さらに、「命をかけてこの映画を作ったつもりです」と並々ならぬ思いを伝え、最後に「日本映画、世界映画が一つになっていけたら」と今後の日本映画の発展を願った。日本人で唯一出演した伊原は、紀里谷監督のことを「現場で戦っている戦士に見えた」と言い、「現場で役者たちとディスカッションもしていましたし、ほかのキャストも監督をリスペクトしていた」と説明。「日本人の監督で世界に出ていろんな役者を使ってできる監督はなかなかいない。紀里谷さんはきっと今後も、いろんな世界で活躍する監督。ぜひついていきたい」と絶賛すると、監督は「ありがたいお言葉」と感激し、「単純にものすごい優秀な方々に囲まれた。自分の力はささいなもので、どれだけ優秀な方に囲まれるかだと思う」と語った。
2015年10月28日紀里谷和明監督がハリウッドで製作した最新作『ラスト・ナイツ』が10月28日(水)、「第28回東京国際映画祭」にて上映され、紀里谷監督と、日本から本作に出演している伊原剛志が舞台挨拶に臨んだ。クライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマンらハリウッドスターが参加した本作は日本の「忠臣蔵」をベースに製作。理不尽に主君を殺された騎士たちが誇りを取り戻すべく戦いに身を投じるさまをスタイリッシュな映像で描き出す。紀里谷監督と伊原さんは劇場の客席通路を歩き、観客に名刺(ビジネスカード)を配布しながら壇上へ。多くの観客で埋まった客席を見渡し、紀里谷監督は「脚本をいただいたのが6年前で、5年をかけて映画を作りましたが、その間、いまのこの光景を思い浮かべてここまで頑張ってきました」と感慨深げ。「忠臣蔵」をベースにしている点について、当初は日本人キャストで作る予定だったと明かし「黒澤明監督の映画で『リア王』をベースにした『乱』という作品がありますが、その逆ができるのではないかと思った」と説明。「架空の国、架空の時代の(設定の)中で、ありとあらゆる国籍、人種の人と仕事をしたかった。これからの映画の可能性が広がると思った」と映画作りの未来をも見据えた決断について語った。完成した映画は自身にとっての「子ども」であると語り「自分ではひいき目に見てしまいますが(笑)、みなさんの目で確かめてほしいと思います。命懸けで作りました!」とこれから初めて映画を鑑賞する観客にゆだねた。伊原さんは11月から1月のチェコでの撮影について「だんだん寒くなっていって大変でした」と述懐。「映画の中の雪も本当の雪です。過酷な状況で、日本人は僕と監督だけで、そんな中でいつも僕に声を掛けてくださる姿は、この映画の中で戦っている戦士たちに見えました。紀里谷さんはいつもキャストやスタッフとディスカッションをしていて、キャスト陣はみんな、監督をリスペクトしていました」と現場の様子を明かし「今後も世界で活躍する監督だと思っていますし、ぜひ付いて行きたい!」と最大限の賛辞と敬意を口にした。また、モーガン・フリーマンやクライヴ・オーウェンといったスターたちとの共演について、伊原さんは「一緒の画面にいて、存在で負けないようにと心がけましたが、(完成したシーンを)見て、大丈夫だな、おれもイケてるんだと(笑)、自画自賛ですが思いました」と自信のコメント。「機会があればもっと海外の作品に出たいと思いました」とさらなる海外挑戦に意欲を燃やしていた。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月28日昨年スマッシュヒットを記録した映画『超高速!参勤交代』の続編タイトルが『超高速! 参勤交代 リターンズ』(2016年公開)に決定し、佐々木蔵之介、深田恭子をはじめ、前作の主要キャストが再集結することが、このほど発表された。本シリーズは、第37回城戸賞を受けた土橋章宏氏の同名脚本を映画化した、歴史エンターテインメント作品。時代劇ながら中高年をはじめ、親子連れ、カップルなど幅広い年齢層の心をつかみ、公開3週で累計興行収入10億円を突破。第57回ブルーリボン賞の作品賞に輝いた。前作では、金山略奪を狙う老中・松平信祝(陣内孝則)によって無理難題を命じられた弱小貧乏藩の湯長谷藩(現:福島県いわき市)が、金も時間も人手もない中、藩主の内藤政醇(佐々木蔵之介)を筆頭に6人で知恵を絞って"参勤"を実現。続編は、行きの"参勤"で金も体力も使い果たした政醇らが帰りの"交代"を始めるも、信祝のある企みを聞きつけ、どうにかピンチを乗り越えていく様を描く。佐々木、深田をはじめ、伊原剛志、市川猿之助、陣内孝則、西村雅彦らが再演する。本作では、前作でかなわなかった、いわき市でのご当地ロケが実現した。本木克英監督の念願であったいわきロケは、清水敏男市長や地元の青年団らも参加。拍手とともに地元市民に熱烈な歓迎を受け、佐々木や深田も感慨深げだった。また本作の代名詞と言える"走り"のシーンは、同市の小浜海水浴場で撮影。クライマックスシーンでは、村人に扮した衣装に身を包んだ総勢150人の地元エキストラも参加し、当地の伝統芸能"じゃんがら念仏踊り"も披露する。この踊りの場面では、政醇や深田演じる姫のお咲が、その様子を眺めながら踊りに加わっていくシーンもあるほか、清水市長も、いわき弁のセリフがある湯長谷の村長役を演じる。佐々木は続編決定時の心境を、「行って帰るのが参勤交代で、帰り(交代)があるのを知らなかった」と告白。「やるの? またやるの? どうせまた走るんでしょ」と笑いながら話し合っていたという。結果的に前作の倍以上、走ることになったことから「前より過酷です」と苦笑しながらも、「前作の仲間たちと出会うことができて、今はとても幸せです」と喜びを見せた。深田も「また皆さまにお会いできることを楽しみにしておりました」と口をそろえる。念願のいわきロケについて、佐々木は「青年団やボランティアの皆さまの踊りを実際に間近で見て、輪に入って、その世界、その時代、その時に連れて行ってもらったような気持ちになりまして、とても力をもらいました」と高揚した様子。さらに、今回の台本で面白いと感じた点については、「前作のイメージもあり、すごく情景が浮かび、それぞれの個性がとてもよく出てくる」と評し「現場の熱は前回よりも断然熱く、作り上がるペースも非常に速い」と現在進行中の製作の裏側も明かす。「特急ひたちで来ましたが、車内販売のおばちゃんがすでになまってまして(笑)、あー来たなあ、交代しにきたなあという実感がありました」という佐々木。「どんなピンチであっても良い感じに温かみがあるのがいわき弁ですね」と早速、当地の空気を味わったようだ。深田も「福島でのロケが実現できたことや、いわき市長さんや皆さんが参加してくださってとてもうれしく思います」と感謝しながら「福島の魅力を全国の皆さんに伝えていけたら」との思いを口にした。本木監督も、「なんといっても福島県でロケができたことがうれしいです」と感激。「前作も福島の多くの皆さまにご覧いただけたので、その期待を超えるような作品にしたいと思っております」と意気込み、「方言もよりパワフルに、リアリティを増していきたい」と語っている。(C)2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2015年09月30日2014年6月に公開され、スマッシュヒットを記録した佐々木蔵之介主演の映画『超高速!参勤交代』の続編が、“超高速”で製作決定。タイトルも『超高速!参勤交代リターンズ』として、深田恭子らおなじみのキャストが再び勢ぞろいし、今度はご当地・いわきでのロケも交えて、故郷までの“帰り”を描くことが明らかとなった。“人なし・金なし・時間なし”で挑んだあの「参勤交代」は、まだ終わっていなかった!金山奪略を狙う老中・松平信祝によって無理難題を吹っ掛けられた弱小の湯長谷藩。金も時間も人手もない中、藩主の内藤政醇(佐々木さん)を筆頭に、精鋭6名で“とんでもない”知恵を使って見事、「参勤」を成し遂げ、藩の取り潰しの危機を免れた前作。行きの「参勤」でお金も体力も使い果たした政醇たちだったが、最後の力を振り絞り「交代」を始めた一行は、その道中、故郷・湯長谷で農民一揆が起きたことを耳にする。政醇たちに打ち負かされ復讐に燃えた老中が、湯長谷藩を壊滅させようと逆襲を始めたのだった。それを阻止するために、さらに“超高速”で走り抜け、なんとか藩に帰るのだが…、なんと城がない!?再び大ピンチに見舞われた湯長谷藩は、今度はいったいどんな奇策を使って、この無理難題に挑むのか!?観る者の度肝を抜く展開と、笑いあり涙ありの新感覚エンターテインメント時代劇が、さらに加速し、今度は“超高速”で故郷の湯長谷藩にリターンするさまを描く本作。佐々木さん、深田さん始め、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey! Say! JUMP) 、陣内孝則、西村雅彦ら前作でおなじみのキャスト陣と、監督の本木克英、脚本の土橋章宏らスタッフが再び勢ぞろいする。しかも今回は、前作では叶わなかった、かつて湯長谷藩があった福島県いわき市でのご当地ロケが実現。監督の念願でもあったいわきでの撮影には、清水敏男いわき市長や地元の青年団らも参加し、佐々木さん、深田さん、監督たちは温かな拍手とともに地元市民に熱烈な歓迎を受けていた。さらに、本作の代名詞ともいえる“走り”のシーンを、いわきの小浜(おばま)海水浴場で撮影。クライマックスシーンでは、県立いわき公園内にある暮らしの伝承郷にて、村人に扮した衣裳に身を包んだ総勢150名の地元エキストラも参加し、いわきの伝統芸能である“じゃんがら念仏踊り”を披露。佐々木さん演じる湯長谷藩・藩主の内藤政醇と深田さん演じる姫のお咲が、その様子を眺めながら踊りに加わっていくというシーンが撮影された。ハマリ役だった“殿”役に再び戻ってきた佐々木さんは、「行って帰るのが参勤交代で、帰り(交代)があるのを知らなかった。話をいただいたときは、やるの?またやるの?どうせまた走るんでしょ(笑)と話していましたが、結局前作の倍以上走ることになりまして、前より過酷です(笑)」と、撮影は様子を明かす。とはいえ、深田さんとの再共演には「あー姫が戻ってきた!と思いました。僕も待っていましたけど、皆が姫を待っていました(笑)」とうれしそうで、深田さんも「(佐々木さんが演じる)内藤様はとても心が温かいお殿様ですので、その側に戻ってくることができてすごく嬉しいです」と、2人の息はぴったり。深田さんは「前作もすごく面白かったですが、今回も台本を読んで皆さんの絵がすぐ浮かんできてとても面白かった。ぜひ楽しみにしていただきたい」と、期待を込めてコメント。佐々木さんも、10月末まで続く残りの撮影に「思いっきりやるだけです!一生懸命頑張っているのが美しく、可笑しくて、愛しい人々なので、ただただそれを演じていきたい」と決意を新たにしていた。『超高速!参勤交代リターンズ』は2016年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:超高速!参勤交代 2014年6月21日より全国にて公開(C) 2014「超高速!参勤交代」製作委員会
2015年09月28日『CASSHERN』『GOEMON』の紀里谷和明監督が名優モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンを主演に迎え、5年の歳月をかけて完成させた、映画『ラスト・ナイツ』。この度、紀里谷監督自ら制作した最新予告編が公開された。戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への不正な賄賂を堂々と断り、刀を向けたバートック卿(モーガン・フリーマン)は反逆罪に問われ、最も残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。隊長であるライデンは酒浸りの日々を過ごし、宿敵の目を欺く。すべては、忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、堕落し、不正がはびこる権力への報復のために。死を覚悟し挑む、気高い騎士達の戦いがはじまる――。今回公開された予告編は、全編に渡りベートーヴェンの名曲「ピアノソナタ第14番『月光』」が使用され、その儚くも美しい旋律が本作のドラマとエモーショナル、そして壮厳かつ重厚な映像世界に寄り添いながら、展開される。アメリカをはじめ世界30か国以上での公開が決定している本作。紀里谷監督にとって初のハリウッド進出作ともあり、今回の予告編も紀里谷監督自ら制作したという。「零下20度に及ぶ極寒の地での非常に困難な撮影を経て『ラスト・ナイツ』は生まれました。この作品を信じ続けてくれたキャストやスタッフの弛まぬ努力に、そして、彼等の想いを代表して、この予告編を皆様に届けさせていただける光栄に心から感謝いたします」。本作には『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞した名優モーガンと、英国アカデミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経歴を持つ『クローサー』『シン・シティ』のクライヴのほかにペイマン・モアディ、アン・ソンギ、アクセル・ヘニー、伊原剛志が出演している。こちらの映像から紀里谷監督がハリウッドで描いた“サムライの魂”をご覧あれ。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月01日俳優のモーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンが主演を務める紀里谷和明監督のハリウッド初進出作『ラスト・ナイツ』(11月14日公開)で、監督自身が制作した日本版予告編が1日、公開された。『CASSHERN』『GOEMON』で知られる紀里谷監督が5年の歳月をかけて完成させた本作は、不当な死をとげた主君の仇をとるために、気高い騎士たちが命をかけて戦う物語。主君のバルトーク卿は、権力欲にとりつかれた非道な大臣への賄賂を断り刀を向けたため、後継者として信頼する愛弟子ライデンによる斬首という残酷な死刑を勧告される。ライデンは拒むも、「騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れ」と主君に諭され、泣く泣く主君の首を落とす。処刑から一年後、騎士たちは刀を捨て身分を隠し、ライデンは酒浸りの日々を過ごして宿敵の目を欺く。そして、主君の仇を討ち、不正がはびこる権力への報復のための戦いに挑む。このたび公開された予告編は、バックミュージックにベートーヴェンの名曲「ピアノソナタ第14番『月光』」が流れ、残酷な処刑の場面や、城が焼き払われ人々が故郷から追い出される場面、最後の騎士"ラスト・ナイツ"たちが難攻不落の要塞へと攻め入り決戦に挑むクライマックスの場面などが、次々と映し出されていく。そして、高潔な心を持つバルトーク卿(モーガン・フリーマン)、彼に忠誠を誓う騎士団の隊長ライデン(クライヴ・オーウェン)、荒廃した世界を見つめる皇帝(ペイマン・モアディ)、皇帝を見守る重臣オーガスト(アン・ソンギ)、不敵な笑みを浮かべる悪徳大臣ギザモット(アクセル・ヘニー)、その護衛官イトー(伊原剛志)ら物語の鍵を握る登場人物たちが、さまざまな表情を見せていく。紀里谷監督は、この日本版予告編の公開にあたり、「零下20度に及ぶ極寒の地での非常に困難な撮影を経て『ラスト・ナイツ』は生まれました。この作品を信じ続けてくれたキャストやスタッフのたゆまぬ努力に、そして、彼らの思いを代表して、この予告編を皆さまに届けさせていただける光栄に心から感謝いたします」とメッセージを寄せている。(C)Luka Productions
2015年09月01日映画監督・紀里谷和明がハリウッドに進出し、5年の歳月をかけて完成させた最新作『ラスト・ナイツ』。本作で主演を務めたクライヴ・オーウェンのインタビューと貴重なメイキング映像を交えた特別映像が、いち早くシネマカフェにて解禁となった。先日、バラエティ番組で自ら明かしたように、紆余曲折を乗り越えた紀里谷監督にとって、初のハリウッド進出作であり、日本人監督としては類のない規模で世界展開される本作。架空の封建国家を舞台に、日本人の心に宿る忠誠心、名誉、正義、尊厳といったテーマを、民族や宗教などの枠にとらわれない設定のもとで追求し、世界中の観客に投げかけるという壮大な試みに挑んでいる。題材となったのは、あの「忠臣蔵」。2人のカナダ人が手がけ、心震える騎士たち(Knights=ナイツ)のドラマが描かれた脚本から製作が始まった。徹底的な時代考証の調査が施され、オリジナルの魂を忠実に受け継いでいたその脚本を読んだ紀里谷監督は、「民族や宗教、国籍や出自に関わらず、誰もが知っているものだと確信しました」と語り、その脚本を世界に向けて映画化することを決意。グローバルなコンセプトに基づいてキャスティングを進め、日本からは伊原剛志が参加するなど、監督の描く独創的なヴィジョンと脚本に魅了された名優たちが集結した。『シン・シティ』『トゥモロー・ワールド』といった話題作の主演を務め、ハードボイルドな男の魅力を匂い立たせてきた英国の名優クライヴ・オーウェンも、監督と同様に、脚本に深く魅了された者の一人。本作で演じるのは、腐敗がはびこる国の未来を憂う、高潔な心を持つ領主バルトーク卿(モーガン・フリーマン)の忠実な部下、騎士団の隊長ライデン。届いた映像の中で、クライヴは「カズ(紀里谷監督)は約束を守ったよ、初めて会ったときに言われたんだ。“国籍を気にせず世界の優れた役者を雇いたい”。“舞台はアジアでも欧米でもない自分の世界を創る”と」。そう監督との最初の出会いをふり返り、国籍や言語や肌の色にとらわれないキャスティングを行うことを考えていた紀里谷監督が描く映画の世界を「独創的な世界」と謳い、「楽しい“人種のるつぼ”だ」と表現する。『CASSHERN』『GOEMON』でも幻想的な架空の世界の全体像をデザインした紀里谷監督は、今回の企画について「過去の作品との違いは、現実に深く根ざしている点です。確かにこれは架空の世界の架空の王国の話であり、皆が異なる言語を話し、異なる肌の色をしています。でも、そこにある感情はリアルなんです。その点は企画が始まった当初から非常に重要でした。それこそがこの映画をつなぎとめる碇となるものでした」と語っている。初のハリウッド作品を手がけることになった紀里谷監督について、クライヴは「彼は求めていることをはっきり伝えてくれる。精神的にとても落ち着いているからいい監督だと思うよ。各シーンに何を求めているかはっきりと言ってくれる。撮影は非常に楽しかったよ」と称賛を贈る。忠誠を誓った主君の不当な死に報いるために、気高い騎士たちが立ち上がるーー。この秋、ついに世界に放たれる本作の神髄をクライヴが語る映像から目撃してみて。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月24日名優モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンが共演する映画『ラスト・ナイツ』が11月に日本公開されることが決定し、特報映像が公開になった。『CASSHERN』『GOEMON』の紀里谷和明監督が5年の歳月を投じて完成させた作品で、すでに世界30か国以上での公開が決定している。『ラスト・ナイツ』特報映像本作の舞台は、戦士の時代が終わりを告げて政治家たちが国を牛耳ろうとしている帝国。権力に取りつかれた非道な大臣からの不正の誘いを断り、刃を向けたバルトーク卿(フリーマン)は反逆罪に問われて処刑される。彼に刃を振り下ろしたのはバルトークの愛弟子で後継者のライデン(オーウェン)だった。ライデンは、その後、刀を捨てて身を隠し、忠誠を誓ったバルトーク卿の仇を討つときが来るのを待ち続け、ついにその時がやってくる。紀里谷監督はハリウッド進出作に日本の『忠臣蔵』を題材にしたストーリーを選択。「とてもエレガントで優れた脚本だった」というオーウェン、「非常に高潔な人物たちを描く、他に類を見ないストーリー。誰もが必ずや共感を得るはずだ」というフリーマンがキャストに加わり、日本からは伊原剛志が参加した。紀里谷監督は「多くの方々に支えていただきながら、5年がかりで作り上げた作品です。まだ、小さな一歩ですが、確実に踏み出した一歩だと思っております。日本での公開は今年の秋ですが、1日も早く皆さまに観ていただきたいという気持ちでいっぱいです。未熟ではありますが、これからも応援して頂ければ幸いです」とコメント。独自の映像美学で知られる紀里谷監督が17か国から集まったスタッフ&キャストとどのような作品を作り上げたのか気になるところだ。『ラスト・ナイツ』11月、TOHOシネマズスカラ座ほかにて全国ロードショー
2015年07月16日俳優のモーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンが主演を務める紀里谷和明監督のハリウッド初進出作『ラスト・ナイツ』(原題:LAST KNIGHTS)が、11月に日本公開されることが決定し、ティザーポスターと特報映像が16日、公開された。『CASSHERN』『GOEMON』で知られる紀里谷監督が5年の歳月をかけて完成させた本作は、2人のカナダ人によって『忠臣蔵』を題材に描かれた脚本をもとにした騎士たちのドラマ。忠誠を誓った主君の不当な死に報いるために、気高い騎士たちは立ち上がる。紀里谷監督は、活動の場を移したハリウッドでこの脚本に出会い、徹底的な時代考証の調査が施され、オリジナルの魂を忠実に受け継いでいたその脚本に感動。「内なる声がシンプルに呼びかける。『これは正しいのか、それとも間違っているのか?』と。その答えは、民族や宗教、国籍や出自に関わらず、誰もが知っているものだ」と感じ、世界に向けて映画化することを決意した。紀里谷監督と同様に、主演俳優の2人も脚本に魅了され、『クローサー』でアカデミー賞にノミネートされたクライヴ・オーウェンは「とてもエレガントで優れた脚本だった」と称賛。『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞したモーガン・フリーマンは「非常に高潔な人物たちを描く、他に類を見ないストーリー。誰もが必ずや共感を得るはずだ」と語る。本作では、総勢17カ国におよぶキャストとスタッフが集結。『硫黄島からの手紙』をはじめ、数々の海外作品にも出演している伊原剛志が、ただ一人日本人俳優として世界の名優たちと肩を並べる。(C)2015 Luka Productions.
2015年07月16日『ダークナイト』シリーズのモーガン・フリーマン、『シンシティ』のクライヴ・オーウェンらが出演する、紀里谷和明監督初のハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』の日本公開がこのほど決定。特報とティザービジュアルが公開となった。戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への不正な賄賂を堂々と断り、刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)は反逆罪に問われ、最も残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。隊長であるライデンは酒浸りの日々を過ごし、宿敵の目を欺く。すべては、忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、堕落し、不正がはびこる権力への報復のために…。『CASSHERN』『GOEMON』と、その独自の映像世界を展開する紀里谷和明監督が、5年の歳月をかけて完成させた本作。出演に、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞した名優モーガン・フリーマンや、『クローサー』でアカデミー賞にノミネートされたクライヴ・オーウェンなど豪華キャストが名を連ね、紀里谷監督初のハリウッド進出作として大きな注目を集めている。今回公開となった特報では、これまでのCGが前面に押し出されていた紀里谷監督作品とは一変、名優たちの凜とした表情と、騎士たちの手に握られた剣が存在感を放つ、力強い映像が展開されている。同じく公開されたティザービジュアルでは、騎士の姿に身を包んだクライヴ・オーウェンと、「紀里谷和明監督最新作」という力強い文字が存在感を発揮している。『ラスト・ナイツ』は、「忠臣蔵」を題材に、二人のカナダ人によって描かれた騎士達のドラマ。徹底した時代考証と、オリジナルの魂を忠実に受け継いだその脚本を読んだ紀里谷監督は、世界に向けて本作の映画化を決意。「内なる声がシンプルに呼びかける。『これは正しいのか、それとも間違っているのか?』と。その答えは、民族や宗教、国籍や出自に関わらず、誰もが知っているものだ」とコメントしている。さらに、主演のクライヴ・オーウェンは「とてもエレガントで優れた脚本だった」とコメントし、モーガン・フリーマンは「非常に高潔な人物たちを描く、ほかに類を見ないストーリー。誰もが必ずや共感を得るはずだ」と語り、脚本への惜しみない賛辞を送っている。総勢17か国に及ぶ一流のキャストとスタッフが結集した本作だが、ただ一人日本人俳優として『硫黄島からの手紙』を始め、数々の海外作品にも出演している伊原剛志が、世界の名優たちと肩を並べている。クライヴ・オーウェン演じる主人公の最大のライバルにして一流の剣士イトーを演じる伊原さんは、「武士道を騎士道に変え、日本の役者として唯一この映画に参加しました。世界の役者達との共演で自分の可能性を確信した作品です」と、本作への手ごたえを語っている。本作は世界30か国以上での上映が決定し、日本人監督としては類をみないワールドワイドに展開をみせる。独自の地平を行く紀里谷監督の新たな一歩を、まずはこの映像から体感してみて。『ラスト・ナイツ』は11月、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月16日いよいよ今週18日(木)に最終回を迎える斎藤工主演のフジテレビ木曜劇場「医師たちの恋愛事情」。先週末クランクアップを迎え、斎藤さんと、ヒロインを務めた石田ゆり子から喜びのコメントが到着した。本作は大学病院を舞台に、医師たちそれぞれが「出世争い・恋愛・不倫・三角関係」などさまざまな“悩み”を抱えながら生きていく「医療ラブストーリー」。最終回では、斎藤さん演じる主人公の守田春樹と石田さん演じる先輩医師の近藤千鶴の恋愛を中心に、河合奈々(相武紗季)と高橋宗太郎(平山浩行)、市川友子(板谷由夏)と仁志祐介(伊原剛志)らの恋愛事情、さらに大学病院の経営本部長・渡辺幹夫(生瀬勝久)が絡んだ出世事情など、それぞれの人生の選択が注目される。出演者たちが続々とクランクアップしていく中、最後に撮影を終えた斎藤さんと石田さん。小雨が振る中での夜間ロケで撮影されたのは、春樹と千鶴が、それぞれの、そして2人の将来などについて話をする、最終回の中でも重要な見どころとなるシーンだ。台本にして4ページを超える2人きりの会話劇を見事に演じきり、クランクアップとなった。田中亮監督から花束、平野眞監督から、ドラマオリジナルの“金メダル”を受け取った斎藤さんは、撮影をふり返り、「私は、これまで“人運”のみでやってきました。主役という“玉”じゃないことは、自分でよく分かっているんですが、今日ここまでやって来られたのは、監督やゆり子さんを始めとした素晴らしいキャストとスタッフのみなさんのおかげです。本当に支えられるということは、こういうことだなと実感しました。情けない主演だったかもしれませんが、みなさんのおかげで務めあげさせていただいたことを感謝します。打ち上げではハメを外したいなと思います(笑)。お疲れ様でした」と感謝の言葉を述べた。そして石田さんは「本当に3か月間、ありがとうございました。本当に楽しかったです。連続ドラマというものは、これだけのたくさんのスタッフのみなさん、キャストのみなさんに支えられて出来上がっているということを、今回あらためて、深く感じました。またお目にかかれますように、わたしも日々精進します。ありがとうございました」と笑顔で語った。「医師たちの恋愛事情」は6月18日(木)22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日現在放送中の斎藤工主演ドラマ「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ)。最終回に向けてストーリーは佳境を迎える本作だが、この度、出演者を激励するため主題歌を担当するシシド・カフカが撮影現場を訪れ、斎藤さんや、ヒロインの石田ゆり子と対面した。「医師たちの恋愛事情」は、大学病院を舞台に医師たちそれぞれが「出世争い・恋愛・不倫・三角関係」などさまざまな「悩み」を抱えながら生きていく「医療ラブストーリー」。斎藤さん演じる主人公の守田春樹と石田さん演じる先輩医師の近藤千鶴の恋愛を中心に、河合奈々(相武紗季)と高橋宗太郎(平山浩行)、市川友子(板谷由夏)と仁志祐介(伊原剛志)らの恋愛事情、さらに大学病院の経営本部長・渡辺幹夫(生瀬勝久)が絡んだ出世事情が見えてくる…。最終回の病院でのシーンの撮影が行われている現場に訪れたシシドさん。主題歌「Don’t be love/feat.斉藤和義」について聞かれると、斎藤さんは「歌が躍動している感じがします。僕たち二人がのんびりした雰囲気なので、そのテンションに“ムチ”打つような感じで、音楽を刻んでいただいています」と語った。またシシドさんと初対面という石田さんは「千鶴の目線で書かれた歌詞に勇気をいただきました。ドラマの撮影当初、役の方向性が、まだつかめない時に、主題歌で方向性が見えた部分もあり、改めて音楽の偉大さを感じました」と感動した様子で語った。シシドさんは「千鶴のことを想像しながら、歌詞を考えました。千鶴の“物腰は柔らかいけど、芯が通っていて熱いものを持っている”という性格ながら“恋から距離がある女性”ということで、イメージの熱をさますのが大変でした」と曲作りのエピソードを披露。さらに、実際に主題歌がドラマ放送時に流れた際には「恥ずかしい感じもしましたが、自分たちが作った音楽が、(ドラマの)世界観に放たれた瞬間だったので、とても興奮したのを覚えています」と明かした。さらに今夜放送の10話について、主演の2人は、「いままでで一番色んなことが一気に動き出すラストスパートの始まりの回だと思います。ただ、1話から共通しているのは、一人の問題が一人ではないというか、誰かと喜びも悲しみも共有しているということだと思います。そんな時間の蓄積によって、春樹の不安も個人のものだけでなく、春樹に突きつけられた問題は、みんながどこか自分の問題のように捉えている気がしているんです。一人じゃない感じがしています。このチームで色んなことを乗り越えるというミッションを視聴者の方も見届けていただきたいと思います」(斎藤さん)、「物語が大きく動き出します。千鶴が封印していたものを解く回でもあるので、ぜひ注目していただきたいと思います」(石田さん)とそれぞれ見どころを語った。「医師たちの恋愛事情」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月11日フジテレビ木曜劇場の新ドラマ「医師たちの恋愛事情」の記者会見が3月30日(月)に行われ、フジの連続ドラマ初主演となる斎藤工を始め、石田ゆり子、相武紗季、平山浩行、三宅弘城、板谷由夏、伊原剛志、生瀬勝久が出席した。大学病院を舞台に、正義感の強い若き外科医と恋をあきらめた年上の女医の恋模様を描き出す本作。斎藤さんらは役柄の衣裳の白衣姿で会見に登場した。“セクシー俳優”と言われる斎藤さんだが、本作では「脱がない斎藤工」が見どころとか…?斎藤さんは「もうどこでも脱ぐ感じですからね…」と苦笑を浮かべつつ、本当に脱がないのか?という質問に「役者ですから台本に『全裸で側転』とあればやります。脱ぐシーンがあればNOとは言えない」と含みを持たせる。そんな斎藤さんを助けるべく(?)、共演陣は一肌脱ぐ覚悟を持っているようで、平山さんが「脱ぐ予定ではあります」と言えば、伊原さんも「脱ぐ気満々です」とニヤリ。果ては女優の板谷さんまで「脱ごうかなと思ってます(笑)!」と宣言。斎藤さんは「ありがとうございます!お願いします!」と周囲の申し出に感謝しつつ「服着てることが不自然なくらいの病院を目指します!医者も患者も(笑)」と語っていた。また、それぞれのプライベートでの“恋愛事情”で譲れない条件を尋ねると、斎藤さんは「味噌事情」と回答。「赤味噌の味噌汁とごはんがあれば満足なんですが、(相手の好みが)白味噌だと難しい問題が…。合わせ味噌に着地できればいいんですが、日本人なので“味噌観”が合う合わないは譲れないところです」と語る。さらに理想の出会いのシチュエーションについての質問では、斎藤さんは「SNS主体の世の中ですが、アナログな出会いがしたい」とも。映画通の斎藤さんらしく、『恋人までの距離』(原題:Before Sunrise)、『ビフォア・サンセット』という好きな映画を挙げ「列車の中での出会いに憧れた。図書館で同じ本を…というのもいまの時代だからこそ、憧れます」と明かした。石田さんは、今回の恋をあきらめた年上の女医という役柄について「企画書に“婚期を逃した”と書いてあってショックでしたが、考えてみれば私そのもの(苦笑)。半分ドキュメンタリーでもあります」と決意表明(?)。恋愛事情における譲れないこととして「ドキドキ感よりもその先の安定観や安心感に惹かれるので、笑うツボが同じとか、そういうことが大事」と語っていた。板谷さんは、現場で恋愛において何を大事にしているかをあぶり出す心理テストをキャスト陣が受けたことを明かし、自身の答えが「セックス」であったことを告白。ちなみに伊原さんによると「斎藤、石田、伊原は(第一に)お金、それからセックスでした」と明かし、会場は笑いに包まれた。「医師たちの恋愛事情」は4月9日(木)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年03月30日俳優の斎藤工が、4月スタートのフジテレビ系ドラマ『医師たちの恋愛事情』(仮)(毎週木曜22:00~22:54)で、主演を務めることが19日、明らかになった。斎藤が同局の連続ドラマで主演を務めるのは、今回が初となる。本作は大学病院を舞台に、それぞれの医師が秘密を抱えながらも、出世争い、恋愛、不倫、三角関係といったさまざまな欲望が渦巻く中で生きていく「医療ラブストーリー」。斎藤工が演じるのは、正義感が強く大学病院に反発する外科医・守田春樹。「恋より仕事」の生活を送ってきた春樹は、外科医の先輩で同じく婚期を逃した近藤千鶴(石田ゆり子)に出会い、徐々に惹かれていく。不倫に溺れる男女を描いた『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(2014年7月~9月)で、上戸彩の相手役を演じたことをきっかけにブレイクした斎藤。本作では白衣に身を包み、『昼顔』のように肉体美を披露することはないが、「木曜10時にこの作品を選んでいただけるよう、この座組みでの特色を色濃く打ち出して行きたい」と意気込んでいる。また、初共演の石田については、「作品の中にいらっしゃるだけで周りの空気や湿度が変わる稀有な女優さん、清らかで知性にあふれた聡明(そうめい)な方」という印象で、「素晴らしい共演者の皆さんと丁寧に時を過ごし、丁寧に視聴者の方々に作品をお届けしたいです」と現場に挑む。一方の相手役を務める石田は、『Dr.コトー診療所』(2003年7月クール)以来、約12年ぶりの医療系連ドラとなる。「お医者さまの役はそれだけで、気が引き締まる思いです」とその心境を伝え、「気を引き締めて、しっかり役を生きたいと思います」と気合十分。斎藤の印象について、「知的で落ち着いた素晴らしい青年というイメージです」と語り、「ご一緒できてうれしいです」とこの機会を喜んでいる。中野利幸プロデューサーは、今回のドラマを、医療ドラマと恋愛ドラマの融合を目指して企画し、「"秘密を抱えた医師"たちのさまざまな欲望をあらわに描きたいと思います」とコメント。注目が集まる斎藤のシーンについては、「最もセクシーな俳優の斎藤工さんを白衣で包みたいと思います。今回は、彼を脱がせません。彼のフェロモンあふれる演技で勝負したいと思います」と宣言した。そのほか、シングルマザーで肉食女子の麻酔科医・河合奈々を相武紗季、女癖が悪く春樹をライバル視している外科医・高橋宗太郎を平山浩行、不妊治療中の内科医・市川友子を板谷由夏、春樹のよき理解者である先輩外科医・仁志祐介を伊原剛志、大学病院の経営本部長・渡辺幹夫を生瀬勝久が演じる。
2015年02月19日「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」での演技が話題となり、いま最もセクシーな俳優として多くの女性を虜にしている俳優・斎藤工が、4月スタートのフジテレビ木曜劇場「医師たちの恋愛事情」(仮)で主演を務めることが分かった。民放の連ドラ出演は、同じ木曜10時枠で放送された「昼顔」以来、約半年ぶりとなる。本作は、大学病院を舞台に、医師それぞれが“秘密”を抱えながらも、出世争い・恋愛・不倫・三角関係など、さまざまな欲望が渦巻く中で生きていく医療ドラマと恋愛ドラマが融合した医療ラブストーリー。斎藤さんが演じるのは、利益と権威を第一とする大学病院の体制に反発する正義感の強い熱血外科医・守田春樹。365日・24時間、患者を救うことだけを考える心優しい性格だが、“恋より仕事”で仕事の忙しさから恋愛の仕方を忘れてしまっている。そんな中、外科医の先輩として登場するのが、近藤千鶴を演じる石田ゆり子だ。仕事に没頭するあまり婚期を逃した女医だが、彼女と出会い、春樹は徐々に惹かれていく。石田さんはフジテレビドラマには、「カエルの王女さま」以来3年ぶり。さらに医療系の連続ドラマは約12年ぶりの出演となる。斎藤さんとは初共演とのことで年下の斎藤さんと年上の石田さんとの“大人の恋愛”にも期待したいところ。そのほか、シングルマザーだが肉食女子の麻酔科医・河合奈々に相武紗季、春樹をライバル視し、恋愛では誰彼構わず手を出す、外科医・高橋宗太郎に平山浩行、不妊治療中の内科医・市川友子に板谷由夏、出世を目指してこびをうり、さまざまな女性にちょっかいを出す外科医・大根良太に三宅弘城、春樹の良き理解者で外科医の仁志祐介に伊原剛志、そして、売り上げ第一主義で、費用効率ばかりを考えているため、春樹と対立していく、大学病院の経営本部長・渡辺幹夫に生瀬勝久と錚々たるメンバーが揃った。フジテレビ連続ドラマでは初主演となる斎藤さんは、「いまはメディアも多くの選択肢にあふれた時代です。その多くの中の選択肢の一つとして木曜10時にこの作品を選んでいただけるよう、この座組みでの特色を色濃く打ち出して行きたいと思います」と真摯にコメント。共演者については「石田さんは、作品の中にいらっしゃるだけで周りの空気や湿度が変わる稀有な女優さん、清らかで知性にあふれた聡明な方の印象です。素晴らしい共演者のみなさんと丁寧に時を過ごし、丁寧に視聴者の方々に作品をお届けしたいです」と意気込みを語った。年上のヒロインを演じる石田さんは「私にとって12年ぶりの医療ドラマです。お医者様の役はそれだけで、気が引き締まる思いです。命をあずかる素晴らしい仕事につく人たちの、ラブストーリーでもあるということで、考えてみればラブストーリーもとても久しぶりだと気がつきました。 気を引き締めて、しっかり役を生きたいと思います」。ドラマや雑誌で肉体を披露する機会も多い斎藤さんだが、今回は白衣に身を包み“脱がない”という。それでもセクシーで魅力あふれる演技は健在とのことなので、本作でも女性たちの熱い視線を集めそうだ。「医師たちの恋愛事情」(仮)は4月より毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日伊勢谷友介、麻生久美子、唐沢寿明ら錚々たるメンバーで描いた『CASSHERN』や江口洋介主演の『GOEMON』などを手がけた紀里谷和明監督の世界進出作品『LAST KNIGHTS/ラスト・ナイツ』(原題)。4月3日に全米公開される本作からこの度、壮大な世界観で製作された予告編が海外にて公開された。PV制作、CMや広告・雑誌のアートディレクションなど新境地に挑み続ける紀里谷監督。昨年には、自身の多様なクリエイティブ経験を生かし、映像製作に取り組む“社会派”プロジェクトを立ち上げるなど活躍の場を広げてきた。今回手がけた『LAST KNIGHTS』には、キャスト陣も豪華な顔ぶれが揃っている。『クローサー』(’04)でアカデミー賞助演男優賞にもノミネートされたクライヴ・オーエンと、これまでに4度のノミネート、『ミリオンダラー・ベイビー』(’04)ではアカデミー賞助演男優賞を受賞した名優モーガン・フリーマンを迎え、全世界から多彩なキャストが集結し、日本からは伊原剛志が出演している。まだ内容が明らかになっていないものの、今回公開されたインターナショナルトレーラーでは、アクションシーンから始まり、その戦いは徐々にヒートアップしていく様子が分かる。紀里谷監督は、「多くの方々に支えていただきながら、5年がかりで作り上げた作品です。まだ、小さな一歩ですが、確実に踏み出した一歩だと思っております」とコメント。さらに「日本での公開は今年の秋ですが、1日も早くみなさまに観ていただきたいという気持ちでいっぱいです。未熟ではありますが、これからも応援して頂ければ幸いです」とメッセージを贈った。『LAST KNIGHTS/ラスト・ナイツ』(原題)は、2015年秋より公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月17日ドラマ・映画・舞台と活動のフィールドを広げる俳優・岡田将生を主演に迎え、『デスノート』『GANTZ』の製作チームが贈る『ストレイヤーズ・クロニクル』。このたび、一度観たら忘れられない(?)本作のTVスポットCMを、12月20日(土)からのオンエアに先駆けシネマカフェが独占入手。気鋭のベストセラー作家・本多孝好による同名小説を、瀬々敬久監督×岡田将生という『アントキノイノチ』コンビが再びタッグを組んで実写化した映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。バブル期に端を発した実験により誕生した2組の異能の若者たちが対立する様を描き、やがてはその戦いが人類の未来をも左右していくという壮大なストーリーだ。今回、シネマカフェが入手したスポットCMでは、岡田さん演じる“最強の男”主人公・昴(スバル)の目にもとまらぬバトルや、染谷将太演じる “殺人集団アゲハ”を率いる車椅子の青年・学(マナブ)の登場シーン、2組の若者たちの幼少時代、そして岡田さんの咆哮など、息を詰めて見守りたくなるようなシーンが連続。その合間に、「ストレイヤーズ・クロニクル」と“イイ声”でタイトルが何度も連呼されている。誰もがどこかで聞いたことのあるはずの“イイ声”、その正体はラジオDJの第一人者として知られ、ナレーターの仕事も数多くこなす小林克也。鮮やかなアクションと漂う緊迫感を満喫できる映像の最後には、「ストクロ!」と締める小林さんの歯切れの良い声が強い印象を残している。主演の岡田さんを始め、染谷さん、成海璃子、松岡茉優、高月彩良、黒島結菜といった若手実力派俳優陣が、対立する異能の若者たちを演じているだけでなく、豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志らベテラン俳優たちが彼らを翻弄する重要な役どころで登場する本作。単行本3巻に及ぶスぺクタル巨編をミックスし、さらに原作とは異なるクライマックスを迎えるという映画の世界を、まずはこちらの“凝縮”映像から覗いてみて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月18日岡田将生が本格アクションに初挑戦し、染谷将太や成海璃子、松岡茉優、高月彩良、黒島結菜、さらに豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志らと共演する次世代アクション超大作『ストレイヤーズ・クロニクル』。『DEATH NOTEデスノート』『GANTZ』の製作チームが再結集し、鮮烈な映像表現と若手からベテランまで超実力派俳優たちが共存する本作から、岡田さん、染谷さんの目力が印象的な、スタイリッシュなティザーポスターが到着した。舞台は、1990年代の始め。バブル経済に踊る日本で秘密裏に行われていた実験。その一つは両親に強いストレスをかけ生まれた子どもに突然変異を促し、極限まで人間の能力を発達させる方法。もう一つは、遺伝子操作によって動物や昆虫の能力を持つ子どもを生み出す方法だった。そして現在、この忌まわしき実験により生まれた二組の若者たちが、20歳になろうとしていた…。今回到着したティザーポスターのビジュアルは、岡田さん演じる昴(スバル)は鮮やかな色、染谷さん演じる学(マナブ)はモノトーンと、完全に対比する形のもの。ふたりを分かつ空間には「僕らは、こんな“能力”望んじゃいなかった。」という、本作を象徴する意味深なコピーが配され、“特殊能力の持ち主”同士でありながら、対抗する両者の構図を描き出している。岡田さんが演じるのは、視覚・視神経・脳伝達速度が高度に発達した、“未来が見える力”を有する昴。相手の動きの先を読み、反応できるため、すべての攻撃をかわし、視覚で得た情報のみですべての体術を駆使できる最強の男だ。その昴の立ち姿が右側に大きく配され、ただならぬ存在感をアピール。そして、その左側には、体内に致死率80%を超えるウィルスを保持し、自身が死ぬとそのウィルスが拡散してしまうという能力を有する、染谷さん演じる学の姿が。昴たちと闘い合う殺戮集団アゲハチームのリーダーである学の顔がアップで配され、インパクトたっぷりにじっと正面を見据えている。その静かな恐ろしさを湛えた眼差しの奥では、いったい何を考えているのか…。岡田さん、染谷さんの目力に思わずくぎ付けとなるこのティザーポスターから、物語の行方を想像してみて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月04日映画、テレビ、舞台と活躍目覚ましい岡田将生が『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督と再びタッグを組み、哀しき宿命を背負いながらも“未来の希望”を信じて闘う特殊能力者として初めての本格アクションに挑戦した『ストレイヤーズ・クロニクル』。このほど、次世代のアクション超大作と呼ぶにふさわしい、迫力の特報映像がついに解禁となった。1990年代始め、極秘機関によって特殊能力をもつ子どもたちを生み出す実験が行われた。二通りの全く違う方法で生み出された子どもたちは成長し、やがて成人しようとしていたが、異常発達した能力の代償として「破綻」と呼ばれる精神崩壊の危険を抱えていた…そんなショッキングな設定を持った本作は、ベストセラー作家・本多孝好氏の小説「ストレイヤーズ・クロニクル」を原作に、鮮烈な映像表現と超実力派俳優たちが高次元の融合を果たした完全実写作品だ。今回公開された映像は、視覚、視神経、脳伝達速度が高度に発達し、視覚で得た情報のみですべての体術を駆使できる特殊能力を持った岡田さん演じる最強の男・昴(スバル)。敵の攻撃を全てかわし、一撃で相手を吹っ飛ばしている迫力満点のアクションシーンが映し出されている。キレのある動きは本格アクション初挑戦というのがうそのような鮮やかさ。さらに映像には、同じ宿命を抱えながらも昴や仲間たちと敵対することになる、殺戮集団“アゲハ”のリーダー・学(マナブ)も登場。最凶のウィルスとその抑制抗体を体内に併せ持つという学を、『寄生獣』の染谷将太が演じる。本作は多くの若手俳優が出演することでも話題になっており、昴の仲間として「仮面ライダーウィザード」で主演を務めた白石隼也や『渇き。』での役柄が印象的な清水尋也、本作で映画デビューを果たす瀬戸利樹が出演。対する“アゲハ”チームには『思い出のマーニー』で主役を演じた高月彩良や『桐島、部活やめるってよ』「あまちゃん」で類まれな才能を発揮している松岡茉優、『クローズ EXPLODE』 でハードなアクションに挑んだ柳俊太郎、「劇団EXILE」の鈴木伸之、そして若き新鋭・黒島結菜が大集結している。重ねて、昴に裏の仕事を依頼する外務大臣・渡瀬役の伊原剛志を筆頭に、対峙する2組の異能者たちに立ちはだかる存在として石橋蓮司、豊原功補などのベテラン俳優が出演し、渋みのあるアクションを披露するというのだから、公開を前にして期待は膨らむばかりだ。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月28日映画『ストレイヤーズ・クロニクル』のクランクアップに伴い、主演の岡田将生を始め、染谷将太、成海璃子ら物語の中心となる若手キャスト陣のコメントが到着した。本多孝好の新感覚アクション小説の実写化で、岡田さんが初めて本格アクションに挑んでいることも話題に。ある実験の下で様々な特殊能力を持って生まれた者たちの運命を描き出す。岡田さんが演じた主人公の昴は、視覚、視神経、脳伝達速度が高度に発達し、相手の動きを読み、その情報を体恤に生かすという、いわば“未来が見える”能力を持つ男。『GANTZ』シリーズのスタントチームの下でかなり激しいアクションも披露しているそうだが、岡田さんは撮影を終え「アクションが初めてで、運動神経がいいわけでもなく、体が硬いのに、なんで僕なんだろう…と最初、葛藤もありましたし、それが一番大変でした。あまりオーバーにしないように心がけました」とふり返る。また肉体だけでなく昴の内面を演じる上でも「序盤から後半にかけての、感情のエネルギーの出し方を、最後にもっていけるよう段階に気をつけてやりました」とも語る。昴の下に集うメンバーの紅一点であり、人並み外れた聴覚能力を誇るさやを演じた成海さんは「(音に)敏感だという感覚になったことがないので、そこを自発的に自分で想像して表現しましたが、時々忘れそうになってしまって…(笑)。撮影中は常に音に反応しなければと自分に言い聞かせてました」と語る。“昴チーム”には岡田さん、成海さんに加え、凄まじい腕力を誇ると同時に無痛という能力を持つ亘役で白石隼也、機械のような精密な記憶力を誇る良介役で『渇き。』でも注目を浴びた清水尋也、超高速移動能力を有する隆二役として瀬戸利樹もいるが、岡田さんは昴チームについて「みんなが僕より若い子たちだったんです。そういう現場もあまりなくて。でも、みんな本当にしっかりしていて毎日癒されて、助けられました。毎日撮影が楽しくて、日々の会話をとても大切にしていました」と語る。成海さんも「撮影中みんなでよく一緒にいました。初日から打ち解ける事ができましたし、兄弟、家族のような関係に近く、絆が深い役なので、私はとにかくみんなのことを愛のある眼差しで見つめていました。とにかく仲良くできて、私は嬉しかったです」と語るが、この関係性がスクリーンにもきっと、反映されているはずだ。一方、敵対する“アゲハチーム”のリーダーで、体内に致死率80%を超えるウィルスを保持し、死ぬとそのウィルスが世界中に拡散してしまうという、まさに人類を滅ぼしうる力を秘めた学を演じた染谷さん。瀬々敬久監督、岡田さんとの仕事は『アントキノイノチ』以来となるが「今回、全然違う方向性の映画で集まれたのが嬉しかったです。瀬々監督は抽象的な言葉で、エネルギッシュに全身で演出して下さります。『アントキノイノチ』のときは『天使になってくれ』と言われ、今回は『悪魔から天使になってくれ』と言われまして。瀬々監督、若干笑いながら言ってきましたが、狙ってるのかな、と(笑)」という言葉からも学という役柄が見えてくる。学は車椅子に乗っているのだが、車椅子での演技は初めての経験。「人に車イスを押されるのですが、自分の足で歩いて芝居をするのとでは感覚が全然違って、それがすごく難しかったです。ただ、逆に面白いこともできました」と手応えを明かす。アゲハの一員で、口の中にセットされた歯の矯正器具から鉄鋲を発射するという恐るべき能力を持つモモ役の松岡茉優は「演じていて楽しかったのは、実はモモという役は『逆手にとると何でもありの役』で、普通の子の役だとこのシーンはこういう表情だと一般的な行動になるんですけど、モモの場合はアゲハという性質だったり、更にアップダウンの激しい子なので、撮影当日、みなさんの演技を見て、今日はどういう風にやろうかと色々考えるのは、その中で何を選択するのかは難しいですけど、その“何でもあり感”は楽しかったです」と充実感あふれるコメント。このほか、キスで毒素を注入し死に至らしめる静を演じる高月沙良、身体の一部を硬化させて戦うヒデを演じる柳俊太郎、敵方の隆二と同じ超高速移動能力を誇る壮役の鈴木伸之(劇団EXILE)とアゲハチームも個性豊かな面々が揃っているが、注目は高周波レーダー機能を持ち、“唯一の希望”とも目される碧(アオイ)を演じた黒島結菜。ドコモのCMや放送中のドラマ「ごめんね青春!」などで注目を集める17歳からは「碧はみんなの希望を背負っていますが、明るい役ではなく、静かな役です。悲しいだけじゃなく、みんなの想いを背負っている、抱えている子だと、そういう風に見えるように意識しました。ほとんどが辛くて重たいシーンでしたけど、ボートに乗って走るシーンは今までそういう体験をしたことがなかったので、そういう意味で体験ができて楽しかったです」というコメントが届いた。昴チーム、アゲハチームそれぞれの個性、彼らの対決も楽しみだが、彼らの能力に付け込もうと暗躍する政治家や大人たちとして伊原剛志、石橋蓮司、豊原功補らも出演。物語はいったい、どのように転がっていくのか?公開が待ち遠しい。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月19日電子書店パピレスが運営する電子貸本サービス「Renta!」は、計8作品の電子書籍が無料で読めるキャンペーンを実施している。キャンペーン期間は11月24日(一部11月26日)まで。作品を読むには会員登録が必要となる。ラインナップは、『JINGI(仁義)』『仁義S(じんぎたち)』『本気!』『本気! II』『本気! Samdhana(サンダーナ)』『椎名くんの鳥獣百科』『堕ちた果実リアルキャバクラストーリー』『妄想スイッチ~ドS教師の放課後実験タイム~』の計8作品。○『JINGI(仁義)』『ヤングチャンピオン』(秋田書店)にて連載されていた立原あゆみによる『JINGI(仁義)』は、元極左テロリストの義郎と、チンピラの仁の出会いから始まる物語。意気投合した義郎と仁は、男たちの世界で頂点に立つことを目指してコンビを組む。そして、息の詰まるような頭脳戦や、激しい流血バトルを繰り広げながら、裏社会を生き抜いていく。1991年に、仁役に伊原剛志、義郎役に竹内力というキャスティングで映画化もされている。
2014年11月16日スタジオジブリ映画『思い出のマーニー』(2014年)で主人公・杏奈の声を演じた女優・高月彩良が映画『ストレイヤーズ・クロニクル』(2015年公開)に出演し、初のキスシーンに挑戦したことが21日、明らかになった。同映画はベストセラー作家・本多孝好による同名の新感覚アクション巨編小説を、映画『アントキノイノチ』(2011年)の瀬々敬久監督が完全実写映画化する作品。生まれながらにして特殊能力をもった若者たちと異能力者の殺戮集団"アゲハ"、暗躍する政治家との戦いが描かれている。岡田将生、染谷将太、成海璃子、白石隼也、清水尋也、栁俊太郎、鈴木伸之、瀬戸利樹、黒島結菜、豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志らが出演する。高月が演じる静(シズカ)は、岡田演じる昴と敵対する殺戮集団"アゲハ"のメンバー。敵を幻惑させて動きを留め、キスで毒素を注入し死に至らしめる特殊な能力を持つ。現役の高校生ながら高校生とは思えない妖艶な女を演じ、これまでにない一面を披露する。高月は2008年にドラマ『TSC東京ガール』で女優デビュー。その後、連続ドラマ『オトメン(乙男)』(2009年)や『GTO』(2012年)などに出演。スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』(2014年)では、300人の中から主人公・杏奈役を射止めた。現在、日本テレビ系『地獄先生ぬ~べ~』に、メイン生徒の1人として出演中。瀬々監督は「長身、スタイルの良さ、大人の仄かなエロティシズム。それらを兼ね備えた女優さんをオーディションで探したのですが、それにピタリと当てはまったのが高月彩良さんでした」と起用理由を明かし、「僕らの望む通り、いやそれ以上に、キスシーンやハードなアクションシーンを演じきってくれました」と絶賛。「撮影を終えた今、彼女にピタリの役はボンド・ガールだと信じています」とその演技を評価している。アクション監督の下村勇二氏は「本人の実年齢よりも大人な女性を演じているので、ちょっとしたアクションの仕草にもクールでセクシーな瞬間が見えるように意識しました」とコメント。企画・プロデュースの佐藤貴博氏も、「初めてのキスシーンに、極度の緊張を見せていましたが、それを感じさせない堂々としたクールな殺しっぷりを魅せてくれました」と演技力を高く評価している。(C)2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2014年10月21日岡田将生が本格アクションに初挑戦するベストセラー作家・本多孝好氏によるアクション巨編小説の実写映画化『ストレイヤーズ・クロニクル』。このほど、本作の追加キャストに、NTTドコモのCMで注目された黒島結菜が決定。メガホンを取った瀬々敬久監督や、これまで戸田恵梨香、吉高由里子ら、映画・ドラマの主演を務める若手女優たちを次々と見出してきた敏腕プロデューサーが、新時代の“ヒロイン” として大抜擢していたことが分かった。1990年代の始め、バブル経済下の日本で秘密裏に行われていた、ある2つの実験。1つは子どもに突然変異を促し、極限まで人間の能力を発達させう1つは、遺伝子操作によって動物や昆虫の能力を持つ子どもを生み出させる群だった。やがて、視力・聴力・筋力などを異常発達させられた昴(岡田将生)ら若者たちは、その力の代償として「破綻」と呼ばれる精神崩壊の危険を抱えるように。その「破綻」解消のカギを握る外務副大臣・渡瀬(伊原剛志)からの裏の仕事を、昴たちはその異能力を活かして渋々解決していた。そんなとき、渡瀬を狙う殺戮集団“アゲハ”が現れる。アゲハもまた異能力者たちだった――。先日、岡田さんを始め、染谷将太や成海璃子といった若手実力派と、白石隼也、清水尋也らフレッシュなキャスト、さらに伊原剛志、石橋蓮司、豊原功補のベテラン勢が対峙することが発表された、本作。黒島さんが演じるのは、染谷さんが車いすのリーダー・学を務める“アゲハ”の碧(アオイ)。岡田さん演じる昴たちと敵対する殺戮グループ“アゲハ”の中では戦闘能力は極めて低いが、ほかのメンバーにはない能力を有する“希望”の存在となる。CMで注目を集めた黒島さんは、いまやネクストブレイク間違いなしとされる17歳。今後、本作と同じく本多氏原作の映画『at home』や、福士蒼汰&有村架純主演『ストロボ・エッジ』、小関裕太とW主演の『あしたになれば。』の公開が控えている。「本多孝好さんの作品は短い期間に2回目で、前回の家族の絆を描いている作品(『at home』)とは全く違う話だったので楽しみにしていました。私の演じる役(碧)は、みんなの希望であり複雑な想いを抱えている子で、感情を台詞ではなく表情で演じるのがすごく難しいので大丈夫かなって不安でした」と明かす。だが、そんな黒島さんを気遣う瀬々監督やほかのキャスト陣の優しさに「私を選んでいただいたことに感謝して、監督が描いているものに応えられるように精一杯頑張っています」と、熱い思いを演技でぶつけたことを語った。瀬々監督は、そんな黒島さんを「アップになると、ある独特のオーラを発します。その強さは相当なものです。黒島さんは良い意味で、久しぶりの映画発信からのアイドルになるのでは」と、大きな期待を寄せている。また、『デスノート』シリーズで戸田恵梨香、『GANTZ』シリーズで夏菜や吉高由里子、『君に届け』の多部未華子、『桐島、部活やめるってよ』では橋本愛ほか山本美月、松岡茉優、清水くるみらを発掘してきた、気鋭のプロデューサー・佐藤貴博氏も「その輝きは間違いなく、この先の日本映画界に光を射す存在」と太鼓判を押す。佐藤氏は、黒島さん演じる碧も含め「“アゲハ”チームは遺伝子操作により、動物や昆虫などの能力を混合された実験体で、長くは生きられず生殖能力も持たない刹那の存在でしたが、碧だけは違って普通の寿命と生殖能力を有していることが分かり、“アゲハ”チームは碧を希望として、自分たちとは離れて、未来を生きることを望みます」と、その役柄を説明する。特殊能力を持ちながらも、哀しい運命を背負った彼らの唯一の“希望”というのは、このためだ。だが、碧を戦いから遠ざけたせいで、彼女は反発、昴チームに身を寄せてしまう。つまり、碧は、同じ異能力者ながら敵対する両チームの若者たちとかかわり、キーパーソンとなるキャラクターなのだ。まさに、フレッシュな魅力で文字どおり本作の希望となる黒島さんの存在に、ぜひ注目していて。映画『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月09日絶海の孤島という超・巨大な“密室”を舞台に、水谷豊&成宮寛貴の3代目“相棒”コンビが重大な謎に挑む、『相棒-劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』の本ポスターが遂に完成した。初登場から14年、連続ドラマのスタートから12年。これまで4本の劇場版が製作され、今秋から放送中の「season12」も高視聴率をキープしている「相棒」シリーズ。警察庁長官官房付の神戸尊(及川光博)は、ある死亡事故の調査のため、特命係の杉下右京(水谷豊)と甲斐享(成宮寛貴)に、太平洋に浮かぶ孤島について“妙な噂”の極秘調査を依頼する。そこは、ある実業家が個人所有している “鳳凰島”。なぜか元自衛隊員たちが、訓練のために共同生活を送っていた。この島で現場を見た右京は、それが事故ではなく、殺人事件であるという確信を持つ。やがて、外界から完全に閉ざされた孤島で捜査を進める2人に、得体の知れない巨大な力が襲いかかる…。特命係の“相棒”コンビ二人がメインキャラクターとして活躍する作品としては、前作『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』以来、実に約3年半ぶりとなる本作。今回、特命係の二人は、絶海に浮かぶ孤島の未開の地のようなジャングルや岩礁、断崖といった過酷な自然の中で捜査に奔走することになる。本ポスターでは、主演の水谷さんと、3代目相棒として劇場版には初登場となる成宮さんの2人が、孤島の密林へと突入する場面を表現。後方の海岸からは水しぶきをあげながら迫り来る謎の隊員たちの姿もあり、緊迫感とともに疾走感にあふれ、これまでの『相棒』とは、一線を画した雰囲気が漂っている。さらに、伊原剛志、釈由美子、宅麻伸のゲスト陣に加え、石坂浩二、2代目相棒の神戸こと及川さんの姿もあり、それぞれが神妙な面持ち。絶海の孤島に潜む「謎」の巨大さを物語っているかのようだ。『相棒-劇場版-III-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』は4月26日(土)より全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:相棒-劇場版Ⅲ- 2014年、全国にて公開(C) 2014「相棒 -劇場版Ⅲ-」パートナーズ
2014年02月15日過激な内容で話題沸騰中の『悪の教典』(公開中)で主演を務める伊藤英明主演の人気シリーズ第4弾、『BRAVE HEARTS 海猿』のブルーレイ&DVDが、来年1月18日(金)に発売になることが決定した。シリーズ最高の観客動員数、575万人突破を記録した2012年最大級のヒット作だ。その他の画像本作では海難救助で最も危険な事案に従事する“特殊救難隊”に志願した主人公・仙崎大輔(伊藤)が、東京湾に不時着するジャンボ旅客機の乗客乗員346名を助け出す任務を負う、シリーズ史上最大規模のスケールとアクションが展開する海洋エンターテインメント。レギュラーメンバーの伊藤、加藤あい、佐藤隆太、三浦翔平、時任三郎に加え、今作では新たに仲里依紗、平山浩行、伊原剛志がシリーズに初参戦。海難現場の最前線というスペクタクルと、“絶対にあきらめない”という感涙のテーマを豪華キャスト勢で映し出す。このほど発売になるタイトルの“プレミアム・エディション”には、シリーズ最長となる特典映像を収録予定。メイキング映像や未公開シーンをはじめ、イベント映像集やキャストインタビュー、そして“海猿”ファンにはおなじみのロールナンバー集やUMIZARU GRAFFITIなど、シリーズの世界観を再現した充実のコンテンツが揃う。また、羽住英一郎監督が使用した台本のレプリカ版も封入され、ファン垂涎のコレクターズ・アイテムも同梱。豪華な特典映像と合わせて、劇場で体験した興奮と感動を今一度味わってみてはどうだろうか。『BRAVE HEARTS 海猿』2013年1月18日(金)発売スタンダード・エディションブルーレイ4935円DVD3990円プレミアム・エディションブルーレイ9135円DVD8190円発売元:フジテレビジョン ROBOT ポニーキャニオン 東宝 小学館 エー・チーム FNS27社販売元:ポニーキャニオン文:鴇田 崇
2012年11月15日伊原剛志を主演に、常盤貴子や余貴美子ら日本人キャストが地球の裏側・ブラジルに渡り、ブラジル人監督&現地スタッフと共に作り上げた『汚れた心』が7月21日(土)より公開となる。これに先駆けて、7月18日(水)、汐留にてジャパン・プレミアが開催され、伊原さんを始め、共演の常盤さんと奥田瑛二が登壇し、3か月にも及ぶ現地での撮影の思い出を明かした。第二次世界大戦後のブラジル。終戦後もなおブラジルに住む日系移民の大半は日本が戦争に勝ったと信じていた。その最中、日系人コミュニティの指導者である元日本帝国陸軍の大佐・ワタナベが裏切り者の粛清に乗り出したのをきっかけに、写真館の店主・タカハシは日本人同士の抗争へと巻き込まれていく――。日本人のほとんどが知らない、ブラジルで実際に起きた一連の事件を題材にした本作。昨年出品されたモントリオール世界映画祭でも絶賛を浴びるなど作品のもつ重厚なメッセージが伝えられてきたが、この日の上映後の客席は若干緊張したムードに。そのムードを払拭するように「『汚(よご)れた心』に出演のみなさまです」とMCに紹介されたキャスト陣は、登壇するやいなや「『汚(けが)れた心』です!」と一同ツッコミを入れるなど、会場を一気に笑いで包んだ。本作で事件に巻き込まれていく主人公・タカハシを演じた伊原さんは、題材となった実話について「この作品のお話をいただくまで、僕も知らなかった」。「オウム真理教の事件や、会社の中にだってある“人間の弱さ”という普遍的なテーマを描いています」と映画をアピールした。伊原さんと夫婦を演じた常盤さんも、映画のオファーがあるまでこの事件を知らなかったというが、「日本人移民が世界で一番多い国で起こった出来事なのに、ほとんどの人が知らないと思います。この作品を知って“恐怖”を凄く感じました。特に報道規制への恐怖が強かったです」と、人々を扇動する戦時の報道規制の恐ろしさを口にした。また、常盤さんは今回の撮影現場で“キエモノ”と呼ばれる撮影に使われる料理を初めて自ら手作りでふるまったそうで、「みんなの結束があってできた映画です」と充実した表情。本作が公開を迎えられることに「奇跡的に嬉しい!」と喜びを露にした。過激な愛国主義者で元帝国陸軍のワタナベを演じたのが、奥田さん。本作には俳優として参加したものの、撮影現場ではいつの間にかアソシエイト・プロデューサーまで兼任していたそう。「現地には日系3世の方が多く役者として活躍してくれたんですが、彼らを徹底的に日本軍人にするために“奥田塾”というものを作って、毎日『気をつけ!』、『休め!』みたいなことを叩き込みました。でも、ノーギャラです(笑)」と国境を越えてもベテラン俳優の威厳を発揮していたようだ。さらに、役づくりには「ずっと森の中でオフの日も過ごしてた」と3か月にも及ぶジャングル生活を明かし、観客を驚かせた。「この2人(伊原さん&常盤さん)なんかはオフの日はリオデジャネイロに行ったりしてて、本当に羨ましかった…。唯一の楽しみが家に住み着いた2匹のヤモリに“黒ちゃん”、“花ちゃん”と名前をつけて、喋りかけることぐらいだった。あと、アルパカと…。つらかった(笑)」と険しい表情でかわいい思い出を明かしていた。最後に伊原さんは、「世界の裏側でなんちゃって日本人のストーリーにならないように、魂を込めてみんなで作りました」と真剣な表情で挨拶。さらに奥田さんからは「なかなかいまの日本映画では表現できない、知性とエンターテインメント、人間のアイデンティティと業、それら全てを詰め込んだ作品に仕上がったと思います」と生粋の日本映画人らしい挨拶をすると、会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こった。『汚れた心』は7月21日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。■関連作品:汚れた心 2012年7月21日よりユーロスペースほか全国にて順次公開© 2011 Mixer All Rights Reserved.
2012年07月18日ファン待望の復活を果たした人気シリーズ最新作『BRAVE HEARTS海猿』がついに完成!6月19日(火)、東京国際フォーラムで完成披露試写会が開催され、主人公・仙崎大輔を演じる伊藤英明を始め、加藤あい、佐藤隆太、仲里依紗、三浦翔平、平山浩行、伊原剛志、時任三郎、羽住英一郎監督がブルーカーペットに颯爽と登場し、駆けつけたファン4,000人を熱狂させた。2010年に公開され、興行収入80億円突破という同年の実写日本映画トップの成績を収めた前作『THE LAST MESSAGE海猿』から2年。当初は同作で完結する予定だったが、その後も新作を求めるファンの声は後を絶たず、一方の羽住監督や伊藤さんらも更なる“ステージ”を模索。そこで選ばれたのは、原作コミックの最終話であるシリーズ最大の海難事故“ジャンボジェット機の海上着水”だ。伊藤さんは会場に駆けつけたファン4,000人の大歓声に思わず言葉を失い、しばらく挨拶ができない状態。それでも力を振り絞り「待っていてくれて、ありがとうございます!」と頭を下げ、ファンに感謝の意を表した。「これだけ愛される作品にめぐり会うことは滅多にない」と伊藤さん。シリーズとして、初めて夏休みの公開となったが「夏休み映画という“大役”にプレッシャーもあったが、みなさんの声援を聞くと、間違いなく成功すると確信した」と自信を深めていた。その後は緊張が解けたのか、後輩“バディ”を演じる佐藤さんや三浦さんにムチャぶりし、先輩風を吹かせる場面も。三浦さんは“金八先生”のモノマネをやらされるハメになり「今日は偉い人たちもたくさん来ているのに…。怒られないかな」と戦々恐々としていた。伊藤さん演じる仙崎&佐藤さん演じる吉岡の“名コンビ”は本作で、海上保安官の中でもわずか36名しか所属できない特殊救助隊で活躍するという設定。吉岡の恋人・美香(仲さん)がキャビンアテンダントとして搭乗するジャンボジェットのエンジンが炎上し、東京湾に緊急着水することに…。しかし乗客乗員346人全員を助け出すために与えられた時間は、わずか20分間だった。仙崎の妻・環菜を演じた加藤さんは「本当に愛されている作品なんだと改めて実感しています」と涙ながらに挨拶。佐藤さんにとっては、久しぶりの“現場復帰”で「みなさんの後押しがあって、この作品を作ることができた。前作で“最後”と言っていたので、不安に思う方もいるかもしれませんが、ファンのみなさんに納得してもらえる作品になりました!」と胸を張っていた。『BRAVE HEARTS海猿』は7月13日(金)より全国東宝系にて公開。■関連作品:BRAVE HEARTS海猿 2012年7月13日より全国東宝系にて公開© 2012 F/R/P/T/S/A/FNS
2012年06月19日海上保安官たちが直面する海難事故の現場をダイナミックに描いたシリーズ第4弾『BRAVE HEARTS 海猿』の完成披露試写会が19日、都内で開催され、主演を務める伊藤英明をはじめ、加藤あい、佐藤隆太、仲里依紗、三浦翔平、平山浩行、伊原剛志、時任三郎、羽住英一郎監督が出席した。会場には約4000人のファンが駆けつけ、ブルーカーペットを闊歩する伊藤らに大興奮。伊藤も「待っていてくれて、ありがとうございます」と感無量だった。その他の写真映画やドラマなどで支持を得た人気シリーズ『海猿』。2010年9月に公開された『THE LAST MESSAGE 海猿』で完結したが、復活を望む多くのファンの声もあり第4弾として続編が制作された。本作では、海上保安庁のエリート集団「特殊救難隊」に配属された仙崎(伊藤)と長年のバディ・吉岡(佐藤)らが、東京湾に緊急着水したジャンボジェット機事故の人命救出にあたり活躍する姿が描かれる。伊藤は「ようやく海上保安庁の“最後の砦”である特殊救難隊のユニフォームに袖を通すことができた。これだけ愛される作品にめぐり会えるのは、めったにないことだし、皆さんのおかげです」とシリーズ続行を後押ししたファンに感謝しきり。『海猿』シリーズとしては初めての夏休み公開で「夏休み映画という大役に、何が何でも成功させなければとプレッシャーもあったが、今日皆さんの声援を聞いて間違いなく成功すると確信した」と武者震いしている様子だった。伊藤演じる仙崎の妻・環菜役の加藤は「本当に愛されている作品だと改めて感じています。今までありがとうございますと言いたいし、皆さんのおかげで4作目を迎えることができました」と涙ながらにあいさつ。佐藤も「ファンの皆さんに納得していただける作品になった」と自信満々。映画では久しぶりに伊藤との “バディ”関係が復活し、ステージ上でもふたりで丁々発止のやり取りを披露していた。三浦は「事務所より先に、英明さんから『また“海猿”やるぞ』と連絡があった」と裏話を披露。一方、仲、伊原らシリーズ初参戦組は現場のハードさに「苦労した」と口を揃えた。シリーズ全作のメガホンを執る羽住監督は「全力を出しきり、今までで最高の『海猿』に仕上がった」と胸を張っていた。『BRAVE HEARTS 海猿』7月13日(金)全国ロードショー
2012年06月19日三池崇史監督が妻夫木聡と武井咲をキャストに迎えた映画『愛と誠』が第65回カンヌ映画祭で上映された際に、現地で観客が爆笑したシーンを集めた特別動画がこのたび公開された。『愛と誠』動画本作は、梶原一騎・ながやす巧の名作コミックを原作に、超不良の大賀誠(妻夫木)と生粋のお嬢様・早乙女愛(武井)の純愛を描いた作品。強烈なキャラクターと、アクション、歌、ダンスが融合した異色エンターテインメントに仕上がっているという。動画には、武井演じるヒロインの愛、伊原剛志演じる“おっさん顔”の不良高校生・権太、斎藤工演じる岩清水の3人が登場し、それぞれのキャラクターを解説しながら、カンヌで笑いを得たシーンを紹介。権太がどうしても高校生に見えないことを悩み、「俺は、おっさんにしか見えない病気ちゃうんか」とつぶやく場面や、「君のためなら死ねる!」と、ヒロインの愛に異常なほど想いを寄せる岩清水が、スリッパでスコーンと何度も叩かれる場面など、予告編では公開されていないシーンが盛り込まれている。現地を訪れていた山崎美春プロデューサーが「世界でも評価を頂ける作品だと手ごたえを感じることができた」と話すとおり、上映中は笑いが絶えなかったようで、本作の笑いを誘うシーンが世界でも受け入れられたことで、さらに期待が高まる。本作は16日(土)より公開。『愛と誠』6月16日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年06月11日