河出書房新社は6月24日、プロテインレシピ研究家・山崎志保氏による書籍『プロテイン・ダイエットレシピ』を発売する。プロテインパウダーは、ドラッグストアや量販店、ジムなどで販売されている食品で、美しい体を作るのに欠かせないタンパク質を手軽に摂(と)ることができる。基礎代謝をアップさせる効果があるだけではなく、低脂質の食材なのでダイエットにも適しているという。これまで、プロテインパウダーは水や牛乳とともにかき混ぜてドリンクとして飲むという使い方が一般的だった。しかしたくさん飲むことに苦痛を感じたり、飽きて続かなかったりといった声も多かったという。同書では、飲むだけではなく食事にもプロテインパウダーを取り入れたダイエットレシピを紹介している。紹介するレシピは、小麦粉・バター・生クリームを使わないグラタンやカレーに、プリンやティラミスといったスイーツなど。また、オリジナルのプロテインバーの作り方も公開している。アボカドやささみ、アーモンドを取り入れたものや、焼き菓子のようなチョコバーやチーズケーキバーの作り方も掲載している。価格は1,404円(税込)。
2015年06月16日暑さが厳しい日は、冷たいスイーツが恋しくなるもの。ついアイスクリームに手が伸びてしまいがちですが、脂質や糖分の高さが気になるところ。そこでおすすめなのが、冷凍カットフルーツです。お好みのフルーツを冷凍させておくと、アイスクリーム代わりにヘルシーなおやつとして食べることができます。冷凍カットフルーツの魅力は、ただ冷たくておいしいだけじゃありません。イギリスのチェスター大学が発表した論文によると、果物や野菜を冷凍させることによって、生のものよりも栄養価が上がることが判明したとのこと。研究対象の野菜や果物のうち3分の2に、ビタミンCや抗酸化物質の含有量アップが認められたそうです。バナナやマンゴー、パイナップルなどは、皮をむいて食べやすい大きさにカットしてから冷凍庫へ。手軽に食べられるのでとても便利ですよ。ぶどうやブルーベリーは皮のまま洗って冷凍しておきましょう。ぶどうは冷凍庫から取り出してさっと水洗いをすれば、皮がむきやすくなります。ブルーベリーはヨーグルトのトッピングやスムージー作りに使えば、ポリフェノールをたっぷりとることができます。カットするのが面倒な方は、スーパーで販売されているカット済みのフルーツを使用するのもひとつの手。色とりどりのフルーツを器に盛り付ければ、見た目もキレイな涼感スイーツに変身します。低カロリー・低脂質で栄養豊富なカットフルーツ。夏の定番おやつにしてみてはいかが?
2015年06月09日Infineon Technologiesは、50Hz~20kHzの低スイッチング周波数に特化して最適化された低飽和電圧(VCE(sat))のIGBT「L5」ファミリを発表した。同ファミリは、無停電電源(UPS)の他、太陽光発電システムや溶接システム向けのインバータなどのアプリケーションでの使用が想定されている。薄ウェハ技術「TRENCHSTOP 5」をベースとしており、キャリア分布のさらなる最適化により、導通損失がより削減されている。また、VCE(sat)のTyp.値は25℃で1.05Vと、高水準の効率化を実現しており、従来の「TRENCHSTOP IGBT」の代わりに同ファミリを使用した場合、NPC 1トポロジでは最大0.1%の効率化が、NPC 2トポロジでは最大0.3%の効率化が得られる。これに加え、VCE(sat)は正の温度係数を持っており、高効率性が維持されるとともに、並列接続は簡単で、周波数が20kHz未満のIGBTスイッチングの業界標準となる。そして、「TRENCHSTOP 5」の技術基盤は、低導通損失をもたらすだけでなく、総スイッチング損失も25℃で1.6mJまで抑えられる。これらにより、低スイッチング周波数アプリケーションのシステムで、効率と信頼性が向上し、小型化が実現するという。なお、同ファミリは業界標準の3ピンTO-247パッケージ製品が第1弾として発表される。さらに、広範囲な効率化の要求されるアプリケーションを対象に、4ピンTO-247ケルビンエミッタパッケージも提供される。標準的な3ピンTO-247と4ピンTO-247のスイッチング損失を比較すると、20%低減できる。このため、「L5」と4ピンTO-247パッケージを組み合わせることで、最高水準の低導通損失と低スイッチング損失が得られることになるという。また、シングルIGBTとしての提供と、同社の超高速シリコンダイオードの「Rapid 1」と「Rapid 2」との同梱の形式により、30Aと75Aの電流クラスで提供される。そして、4ピンTO-247ケルビンエミッタパッケージ版は、75Aの電流クラスで提供される。
2015年02月17日紀文食品は3月1日、全国で「おから麺 たらこパスタ風」を新発売、「おから麺 ジャージャー麺風」をリニューアル発売する。○水洗いだけで食べられる、低カロリー・低糖質のパスタ「おから麺」シリーズは、低カロリー・低糖質でありながら、食べごたえのあるモチモチした食感の麺が特徴だという。レタス約3個分の食物繊維が入ったおから入りこんにゃくを使用した麺は、水洗いだけで食べられるため暑い季節や簡単に食事を済ませたい時にも適しているとのこと。「おから麺 たらこパスタ風」は、幅広い年代に支持されるピリ辛のたらこソース付き。冷製パスタとしてはもちろん、麺を軽く温めてもおいしく食べられるという。カロリーは68kcal/パック、糖質量は、5.9g/パック。麺150g・ソース30gで、価格は200円(税別)。「おから麺 ジャージャー麺風」は、たけのこの食感を生かしたジャージャー麺風のたれが特徴。カロリーは70kcal/パック、糖質量は7.9g/パック。麺150g・たれ40gで、価格は200円(税別)。
2015年02月12日ウィズ・アスはこのほど、低GI・低コレステロール・ノンシュガーのベルギー産チョコレートサプリメント「魔法のダイエット」を発売した。同商品は低GIのサプリメント。「ダーク チョコレート サプリメント」のGI値は26、「ミルク チョコレート サプリメント」のGI値は36で、一般のチョコレートのGI値91と比べるとかなり低い(食パンはGI値91、玄米はGI値55)。GI値が低い食品は、吸収がおだやかで腹持ちがよい点が特徴となっている。素材には、世界シェアNo.1のチョコレートブランド企業・バリーカレボー社のベルギー産プレミアムショコラを100%使用した。サプリメントなのに、まるで高級チョコレートのような深い味わいとなっている。砂糖の代わりに天然甘味料のマルチトールを採用し、ノンシュガーも実現した。また、赤ワインの約2倍の抗酸化作用を持つとされるカカオポリフェノールやコラーゲンなど、美容をサポートする成分もプラスしている。食事制限や糖質制限などのダイエットは、継続するのは難しいが、同商品は食事前に2~3粒食べるだけなので簡単に取り入れることができる。ダイエット中に甘いものが食べたい時の間食としてもおすすめとのこと。低コレステロールも実現しているため、糖尿病ならびに糖尿病予備軍のおやつとしても適している。種類は「魔法のダイエット ダーク チョコレート サプリメント」「魔法のダイエット ミルク チョコレート サプリメント」の2種。価格は各1,800円(税別)。同社オンラインショップや美容サロン等で販売している。
2015年02月09日脂質カットで人気のグラノラ低脂肪のフルーツグラノラとして人気のケロッグ「フルーツグラノラ ハーフ」に、2月上旬よりブルーベリーとマンゴーが加わった。食物繊維が多く含まれ、健康効果が期待される食材として注目されている「大麦」を主原料とした「フルーツグラノラ ハーフ」。同社の「厳選素材 フルーツグラノラ」と比較して50%以上カットした「フルーツグラノラ ハーフ」の脂質は、1食あたりわずか0.8g。おいしい上に、脂質を気にせず食べられると好評だ。穀物のエネルギーと6種のビタミン、食物繊維、鉄分なども含み、栄養バランスも満点。美と健康に関心の高い女性たちにとって、朝食の新たな定番となりつつある。リクエストの多かったベリーとマンゴーが仲間入りケロッグがアンケートを実施したところ、「入れて欲しいフルーツ」として甘酸っぱいベリー系やマンゴーの要望が多いことがわかった。その期待に応えようと、今回のリニューアルでは新たにブルーベリーとマンゴーを加えられた。ストロベリー・ブルーベリー・クランベリーの3種のベリーと、レーズン、マンゴーで香ばしいサクサク感はそのままに、更においしく彩りも豊かになった。「フルーツグラノラ ハーフ」は200gと500g(徳用袋)の2サイズが展開。全国のスーパー、ドラッグストア、コンビニエンストア等において順次発売される。(画像はプレスリリースより)【参考】・ケロッグプレスリリース
2015年01月13日「マイクロダイエット」を展開するサニーヘルスは、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート「低体温は肥満の元! 現代人に多い低体温の改善方法」を公開した。現代は低体温の人が昔に比べて増えているという。1日の中で体温は1度ほど前後するが、日本人の平均体温は36.6度と言われており、この程度~37度が、体内酵素が最も活発に働くと考えられているという。一方、低体温とは平熱が35度台のことを指す。これには自覚症状がない人もいるが、風邪をひきやすい、手の指先や足のつま先が冷える、疲れやすい、生理痛が重いなど体に不調が出る人も多いそう。また、体温は体の免疫力に関わる重要な要素で、わずか1度下がるだけで免疫力は30~40%程度低下すると言われている。さらに低体温の悪影響は、太りやすい、むくみやすい、しみ・シワができやすい、くすみが気になるなど美容面での影響も大きいという。低体温の原因として、まず運動・筋力不足があげられる。運動で筋肉を動かすことで代謝が良くなり、熱が産生されやすくなるという。そして体の末端まで血液が循環するため、末端冷え性の人は日常的に体を動かすようにすると良いそう。運動は、大またで早歩きする、エレベーターやエスカレーターをなるべく使わず階段を上る、ストレッチをしながらテレビを見るなど、まずは生活の中でできることからで良いという。次に、栄養の偏りや食生活の乱れも原因に。食事量が少なかったり、不規則な生活で食生活が乱れたりすると、低体温の原因になるばかりか肥満の原因にも。食後に体が温まることは知られているが、これは食べた物を消化する際に熱が発生する「食事誘発性熱産生/DIT」という働きだそう。そして、体を温める作用のある食品や血行を良くする食品を選ぶことを心がけ、特に熱を産生する筋肉を作る元となるタンパク質(魚・肉・卵)や、血液を作る鉄(レバー、赤身肉、貝類、小松菜など)は、毎日適量をとると良いとのこと。また、体温調整には自律神経とホルモンが大きく関わっており、ストレスを抱えているとこのバランスが崩れるという。自律神経には、交感神経と副交感神経があり、前者は日中など活発に活動している時に優位になり、後者は夜やリラックスしている時に働く。強いストレスを受けるとこれらのバランスが崩れ、血流が悪くなったり体内酵素が活発に働かなくなったりし低体温化に。また、睡眠不足や不規則な生活も、自律神経のバランスを崩す原因になるという。最後に、体を冷やさないことも大切とのこと。シャワーだけで済ませずに、温かいお風呂にゆっくりつかり体を芯から温めると、リラックスして副交感神経が高まり体を温めるという。なお、体の内側からも温めることも効果的。食品自体にも体を温めるものと冷やすものがあり、体を冷やすものには、白砂糖、コーヒー、砂糖の入ったジュース、暑い地域が原産の果物や夏野菜などがある。体を温めるためには、白砂糖よりも黒糖やはちみつ、野菜や果物なら秋から冬が旬の物を積極的に取り入れてみると良いとのこと。
2014年12月10日ヨーグルトや牛乳などのパッケージで見かける「低脂肪(ローファット)」の表示。低脂肪のものとそうでないものをコンビニで見かけた場合、どちらの食品を手に取りますか?似たような商品なら、低脂肪のものを選ぶ人が多いのではないでしょうか。なんとなく低脂肪の方がカロリーが低そうに思えるけれど、実はそうとは言い切れません。牛乳と低脂肪乳を比較した米バージニア大学の研究では「低脂肪の牛乳を飲み続けた子どもは、牛乳を飲んでいた子どもに比べて肥満の傾向がみられた」という、衝撃の事実を発表しています。「低脂肪=低カロリー」は間違いだった!低脂肪の飲み物や食品は、ナチュラルなものと比べて味が劣ります。そこで美味しさを補うために、砂糖の量や口当たりをよくするための油分(トランス脂肪酸など)を増やして対応するメーカーも少なくありません。この結果、低脂肪でも普通のものと同等のカロリーになることも!要注意!「トランス脂肪酸」の罠って?バターや生乳などの乳製品や、肉などに含まれる飽和脂肪酸の摂り過ぎは、動脈硬化につながる恐れがあります。そこで脂肪分の代替として普及したのが「トランス脂肪酸」を使った食品です。バターの代わりにマーガリンを積極的に取り入れてきたのも、低脂肪ドリンクやお菓子類、ヨーグルトなどが普及したのも「健康によい」、「減量につながる」と思われていたためです。ところが、近年では「よい」とされてきた低脂肪食品に疑問が投げかけられています。アメリカではマーガリンを始めとしたトランス脂肪酸を含む食品の禁止に向けて動き出しています。国内ではトランス脂肪酸に対する規制がないため、マーガリンだけでなくカップ麺や菓子パンなどを購入する際にも注意が必要です。やっぱり手料理がダイエットへの近道!!効果的に痩せるためにはどうすればよいのでしょうか?答えは意外とシンプルで、できるだけ手料理を食べること。お料理をすることは、ダイエットだけでなく健康になるためにも大切です。自分で作れば、日頃からどんなものを口にしているのかが分かりますよね。また、なるべくコンビニやスーパーの加工食品などに頼りすぎないこと、食品の表示をよく見ることが、ダイエットを成功に導くための近道です(食品添加物の摂取を避ける方法についてはこちらの記事をご覧ください)。「ある食品を食べているだけで、簡単に痩せられる」なんていうことは残念ながらありません。バランスのよい食生活を心がけましょう!※参考: news.verginia.edu、bbcgoodfood.com、foodbeast.comPhoto by Pinterest
2014年11月23日NECは10月15日、低加圧(圧迫)で医療用血圧計と同等な高精度の血圧測定を実現する低負荷血圧測定技術を開発したと発表した。同技術は、脈の波形を解析し、血流変化を推定することで、従来の測定で必須だった最高血圧以上での腕の圧迫が不要となり、圧迫を低減しても高精度な血圧測定を可能にするという。また、血圧測定時に腕を締め付ける腕帯(カフ)を小型化するとともに、従来は別々だったポンプや電源などの装置を全てカフに内蔵し一体化する技術も開発した。これらの技術により、血圧測定時の圧迫や血圧計装着の手間を軽減することで、日常生活下や就寝中など1日を通した血圧データの取得を可能にし、低負荷で無理のない24時間血圧測定の実現に貢献するとしている。
2014年10月20日東京大学は4月3日、運動による脂質代謝改善に関わる新たな分子機構を明らかにしたと発表した。成果は、東大大学院 農学生命科学研究科の佐藤隆一郎教授らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、3月18日付けで「American Journal of Physiology Endocrinology and Metabolism」に掲載された。メタボリックシンドロームの発症には、影響として運動習慣の有無が大きい。特に運動による脂質代謝改善においては、骨格筋で「リポタンパク質リパーゼ(LPL:Lipoprotein lipase)」発現が上昇することが重要だとされる。LPLは運動により発現上昇した後に血中に分泌され、「キロミクロン」や「VLDL」などのリポタンパク質中に含まれる「トリグリセリド」を分解。その後、分解産物である脂肪酸を骨格筋細胞が積極的に取り込むことで脂質代謝が改善する仕組みだ。しかし運動後の骨格筋でなぜLPL発現が上昇するのか、分子レベルで明確にはわかっていなかった。そうした中、近年、運動による代謝改善効果を担う因子として「エネルギーセンサタンパク質(AMPK:AMP-activated protein kinase)」が注目されている。AMPKは運動によって生じる細胞内エネルギー枯渇を感知し、その回復に努める機能分子だ。今回の研究では、AMPKが核内受容体「PPAR(peroxisome proliferator-activated receptor)γ1」の発現亢進を介してLPLの発現上昇を誘導することが新たに見出され、さらにAMPKによるPPARγ1の発現亢進の一部は、mRNAの安定化という一風変わった機構により調節されていることが明らかにされた(画像1・2)。今回の研究では、斜度10°のトレッドミルを用い、マウスに対して毎分15mの速度で30分の走行運動を週5回、4週間にわたる負荷がかけられた。その結果、非運動群のマウスに比べ、運動群マウスでは骨格筋におけるPPARγ1およびLPLのメッセンジャーRNA(mRNA)量が有意に上昇することが認められたという。核内受容体であるPPARファミリーはα、β/δ、γの3種類のサブタイプが存在し、さまざまなエネルギー代謝に関わることが知られている。骨格筋においてはPPARファミリー中のPPARα、およびPPARβ/δが脂肪酸代謝関連遺伝子の発現を調節する機能を持つ。一方、PPARγは脂肪細胞において重要な働きをしているが、骨格筋における発現量は脂肪組織の10%以下であることから、その機能については不明な点が多く残されていた。そこで筋細胞におけるPPARγ1の機能を明らかにするため、培養筋管細胞「C2C12」にPPARγ1を過剰発現させ、種々の遺伝子発現応答の追跡が実施されたのである。その結果、LPL mRNAおよびタンパク質の突出した上昇が確認されたことから、PPARγ1がLPL発現を調節する因子であることが明らかになった。さらに研究チームは、運動時にPPARγ1発現を上昇させる上流因子の同定を試みることにし、そこで着目した因子が運動により活性化するAMPKというわけだ。C2C12をAMPK活性化剤である「AICAR」や「メトフォルミン」、AMPKを間接的に活性化する「H2O2」を含む培地で培養すると、PPARγ1mRNAならびにタンパク質の上昇が確認された。この上昇は、同時にAMPK阻害剤を培地に加えると解除されたことから、AMPK活性化によりPPARγ1mRNAが上昇することが明らかになったのである。さらにマウスに対して3日間にわたるAICARの投与が行われたところ、やはり骨格筋においてPPARγ1、LPL mRNAの有意な上昇が確認された。以上の結果より、運動→AMPK活性化→PPARγ1増加→LPL上昇の分子機構が明らかにされたのである。運動刺激により骨格筋はLPL分泌を上昇させ、エネルギー源となる遊離脂肪酸を細胞内に積極的に取り込む適応をしていると考えることができるという。続いて、AMPK活性化によるPPARγ1発現上昇の分子機構の解析が行われた。その結果として興味深いことに、PPARγ1mRNAは通常およそ4時間の半減期で分解するのに対し、AMPKを活性化することで半減期が12時間程度まで延伸することが判明。ここで見られたmRNA安定化は、AMPK阻害剤により抑制された形だ。PPARγ1mRNAの「3’非翻訳領域」には、半減期の短いmRNAに特徴的な「AU-rich配列」が5カ所存在し、いずれもヒト、マウス、ラットで保存されている。この結果は、AMPKがAU-rich配列を介したmRNAの分解機構を抑制する作用を持つことを示唆しているという。今回の成果により、骨格筋における、運動→AMPK活性化→PPARγ1増加→LPL上昇の分子機構が明らかとなった。AMPKは、運動のみならず食品に含まれる種々のポリフェノールなどによっても活性化されることが知られている。来るべき高齢社会において、運動が十分にできない高齢者の健康維持に、AMPK活性化能を持つ食品が活用されることが期待されるとした。
2014年04月07日平熱が36℃に満たない、いわゆる低体温の女性が増えているといわれています。体の末端が冷える冷え症とちがい、低体温は、体の内部が冷えている状態。放置すると、代謝が落ちて太りやすくなる、疲れやすくなる、などの不調のほか、婦人科系の疾患の原因になり、将来妊娠しにくくなるリスクも。将来の自分の体のためにも、普段の生活の中で無理なく改善していきたいですね。■低体温になる原因とは!?一般的に、日本人の平熱は36℃~37℃。平熱が36℃未満の状態を「低体温」とよびます。手足の先が冷たくなる「冷え性」とは異なり、意外と自覚症状がないのがこの低体温。若い女性をはじめ、最近増えている症状です。低体温は、病気などの明らかな原因がある場合以外は、生活習慣によって引き起こされることがほとんどです。冷暖房の効いた室内で長時間過ごす、露出の多い服装、運動不足やストレスなど、日常生活の中で誰もが思い当たることばかり。普段の生活の中で体を冷やしすぎていないか、一度振り返ってみましょう。■低体温が招くさまざまなデメリット低体温とは、体の内部が冷えているということ。体全体の機能が低下するので、疲れやすい、肩や首のコリがひどくなる、といったデメリットが。免疫力がダウンし、風邪などの感染症にかかりやすくなったり、花粉症などのアレルギー症状が出やすくなったりすることも。また、美容面にも大きな影響が。基礎代謝力が落ちるため、脂肪を燃焼しにくくなり、太りやすくなってしまいます。さらに、細胞の働きが悪くなるため肌のツヤやハリが失われ、早く老ける、という恐ろしい結果に。低体温はホルモンバランスの崩れも引き起こすといわれています。生殖機能のある下半身はとくに冷えやすく、低体温のままでは将来妊娠しにくくなるかもしれない、という大きなリスクも。■低体温を改善するためには低体温になってしまう原因の多くは生活習慣。改善するには、普段の生活の見直しが大切です。日ごろ運動をする機会のない人は、歩く時間を増やすだけでも効果があるといいます。通勤時に一駅手前から歩いてみる、出勤前にウォーキングをするなど、手軽にできる運動を続けてみて。食事は、体を冷やすものをとりすぎないよう注意しましょう。インスタント食品や嗜好品はできるだけ避け、1日3回、規則正しく食事をすることが大切です。体を温める作用のある、かぼちゃやショウガ、発酵食品などを上手にとり入れるようにしてください。また、意外と気づかない原因が下着。きつい下着で体をしめつけると、血流を滞らせ、内臓の働きを低下させてしまいます。下着をはじめ、体型に合わない洋服や靴を身につけるのも避けた方がよいでしょう。
2013年10月16日甘さがお砂糖の1.3倍なのにカロリーは約20%オフ!低カロリー、低GI値の100%天然甘味料「有機ブルーアガベシロップ」が登場。クセのないスッキリとした美味しさ、冷たいものにすぐ溶ける使いやすさ、また、低GI値であることから、健康やダイエットが気になる人も安心して使えると、ただいま人気上昇中だ。原材料は「竜舌蘭」と言われる植物で、これはなんと高級テキーラの原材料としても使われているそう。砂糖が384kcal/100gに対し、これは308kcal/100gなので、砂糖より約20%低カロリーとなる。さらに甘さが砂糖の1.3倍と言うことも考慮して上手に使うと、約30%のカロリーオフが可能に。 パンケーキや、デザートはもちろん玉子焼きや、肉じゃがなどの料理にもお砂糖代わりに使えるよ。お問い合わせ: 有機ブルーアガベシロップ公式サイト
2012年06月16日トヨタ自動車は10日、低燃費・低価格を追求したという新型軽乗用車「ピクシス エポック」を発売した。価格は79万5,000円から122万円。同車は、ダイハツ工業からのOEM供給による新型軽乗用車。日常の足という軽自動車の原点に帰り、軽本来の魅力である低燃費・低価格を追求したという。JC08モード走行燃費は2WD車が30.0km/L、4WD車は27.0km/Lを達成し、停車直前(車速約7km/h)からエンジンを止めるアイドリングストップシステム「eco IDLE」(エコアイドル)も全車に設定しながら、エントリー価格79万5,000円を実現している。また、シンプルなスタイルと全8色のカラーバリエーションを組み合わせ、幅広いユーザーにアピールするデザインを採用。全高を立体駐車場に入庫可能な1,500mmに抑えながら、大人4人が余裕をもって乗車できるという室内長1,920mm・室内幅1,350mmの室内空間を確保。取り回しの良い4.4mの最小回転半径も兼ね備えている。エンジンは660ccの「KF」(水冷直列3気筒12バルブDOHC横置)、トランスミッションはCVTを搭載し、駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意されている。乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日