アイドルグループ・V6の井ノ原快彦が主演を務める、映画『461個のおべんとう』(2020年秋公開予定)場面写真が19日、公開された。同作はヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)の映画化作品。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も怒涛のお弁当作りをする。今回公開されたのは、父と子の絆が垣間見える場面写真。井ノ原演じる一樹が、ライブやレコーディングで多忙なミュージシャンでありながら、息子のために毎日欠かさずキッチンに立ち続けるひとコマを収めたものとなっている。一方、道枝演じる虹輝の写真は、1人で父親が作ったお弁当を食べる姿。一度受験に失敗した虹輝は、入学当初1歳下のクラスメートに囲まれて孤立していたが、父の弁当を食べて笑みを浮かべた。
2020年05月19日アイドルグループ・V6の井ノ原快彦が主演を務める、映画『461個のおべんとう』(2020年秋公開予定)の追加キャストが17日、明らかになった。同作はヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)の映画化作品。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も怒涛のお弁当作りをする。学校で孤立する虹輝を何かと気にかけ、お弁当をきっかけとして仲を深めていく同級生・仁科ひろみ役に映画『天気の子』で声優としてヒロイン役、映画『ラストレター』では主題歌で歌手デビューも果たした森七菜、同じく同級生の田辺章雄役に子役時代から蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』に出演し若手実力派俳優として注目の若林時英が決定。バンドのレコーディングスタッフとして一樹に思いを寄せる女性・矢島真香役の阿部純子、虹輝を優しく支える母親・浅井周子役の映美くらら、一樹が所属するバンドのマネージャー・徳永保役の野間口徹が出演。さらに、一樹のバンドメンバー・古市栄太役をKREVA、河上利也役をやついいちろうが好演している。また、一樹の姉・遠藤咲江役には坂井真紀、母親・鈴本奈津子役には倍賞千恵子と名女優が揃った。
2020年04月17日《無題》 2020 年撮影:畠山直哉金沢21世紀美術館で、美術家 内藤礼による大規模展「うつしあう創造」が、5月2日から8月23日まで開催する。小さなひとが立ち、水が落ちるところに大地が広がり、糸やリボンが揺れるときに風が生まれ、ビーズやガラスが光をまねき入れるーー内藤礼は、空間と対話しながら自然のエレメントや繊細なモチーフを組み合わせ、またカンヴァス上に淡い色彩を重ねることで、根源的な生の光景を出現させてきた。《精霊》2009 年神奈川県立近代美術館 鎌倉「内藤礼 すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」撮影:畠山直哉これまで自然の内にあるものに気づき、受け取ることで作品を作り続けてきた内藤礼が、そこに確かにある「創造」と向き合い、人と自然、人と作品、生と死、そして何より作家と見る人の「創造」が「うつしあう」ところに生まれる生気や慈悲を、本展覧会を通じて見出していく。会場となるのは、大小さまざまな展示室や光庭、それをつなぐ通路によって構成される約2,000平方メートルの空間を利用した展示スペース。日中は天候や時間によって変化する自然光がその空間を満たし、夕刻になると明かりが灯る。スケールの大きな空間作品を予定しており、これまで開催されてきた内藤礼の展覧会において、最大規模のものとなる。《このことを》2001年家プロジェクト「きんざ」、直島、香川ベネッセアートサイト直島撮影:畠山直哉なお、本展では日時指定入場制を導入。ゆったりと流れる時間の中で、内藤礼の世界を堪能することができる。また、金曜と土曜日は夜間開館により夜8時まで展覧会場をオープンする。【イベント情報】内藤礼 うつしあう創造会期:5月2日~8月23日会場:金沢21世紀美術館 展示室7〜12・14、光庭2・3住所:石川県金沢市広坂1-2-1時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00)料金:大人 1,600円(2,000円)、大学生 1,100円(1,400円)、小中高生 600円(700円)、65歳以上 1,600円(1,600円)※( )内は当日券(若干枚数)の料金※本展覧会は日時指定入場制休場日:毎週月曜日(ただし、5月4日、8月10日は開場)、5月7日、8月11日【入場チケットについて】■入場時間枠について(1) 10:00 ~ 11:30、(2)11:30 ~ 13:00、(3)13:00 ~ 14:30、(4)14:30 ~ 16:00、(5) 16:00 ~ 17:30、(6)17:30 ~ 19:30 ※(6)は金・土曜日のみ※指定した入場時間枠内での入場とする※入場後の退出時間は自由、再入場は不可■予約券の購入・入場予約券 購入期間:4月1日 10:00~展覧会鑑賞日の前日23:59予約券 購入先:
2020年03月16日展覧会「内藤礼うつしあう創造」が、石川の金沢21世紀美術館にて、2020年6月27日(土)から8月23日(日)まで開催される。なお、当初の2020年5月2日(土)の開幕から延期となった。創造の瞬間を“うつしあい”に捉えて小さなひとが立ち、水が落ちるところに大地が広がり、糸やリボンが揺れるときに風が生まれ、ビーズやガラスが光をまねき入れる──作家・内藤礼は、空間と対話しながら自然のエレメントや繊細なモチーフを組み合わせ、またカンヴァスの上に淡い色彩を重ねることで、“根源的な生の光景”を表現する作品を制作してきた。内藤はこれまで『「人(わたし)が作る」を超えること』を問い続けてきたが、過去最大規模の個展となる今回の「内藤礼うつしあう創造」では初めて「創造」をテーマに作品を制作・展示。「創造」を人が自らを主体であると認め、人になろうとする行為だと定義づけ、自然や空間、人との絶えざる対話、すなわち「うつしあい」のただ中に、内藤は「創造」の瞬間を捉えようとする。人と自然、わたしとあなた、生と死、内と外、そして人と作品のあいだに生じる移し、写し、映し、遷し。両者のあいだに顕われる生気、慈悲などの一体感のうちに、生へと向かおうとする瞬間に「創造」を見出していく。展覧会の会場は、館内の大小さまざまな展示室やそれらをつなぐ通路により構成。加えて、日中は折々に移ろう自然光のみの下での展示となり、夕刻になると明かりが灯る。繊細に組み立てられた空間の中で、通路と展示室、生の内と外を行き来し、見ることと見られることを繰り返しながら、作家・内藤の手による「創造」の瞬間と共鳴する鑑賞経験を楽しめるだろう。展覧会概要展覧会「内藤礼うつしあう創造」会期:2020年6月27日(土)〜8月23日(日)※当初、2020年5月2日(土)〜8月23日(日)の会期を予定していたが、延期しての開幕会場:金沢21世紀美術館住所:石川県金沢市広坂1-2-1時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)休館日: 月曜日(5月4日(月)、8月10日(月)は開館)、8月11日(火)料金:一般 1,600円(2,000円)、大学生 1,100円(1,400円)、小中高生 600円(700円)、65歳以上 1,600円(1,600円)※( )内は当日券料金※日時指定入場制:事前にウェブサイトにて希望の入場時間枠の予約券を購入予約券購入期間:2020年4月1日(水) 10:00〜展覧会鑑賞日の前日 23:59〈2020年5月28日現在休止中〉入場時間枠:(1) 10:00〜11:30 (2) 11:30〜13:00 (3) 13:00〜14:30 (4) 14:30〜16:00 (5) 16:00〜17:30 (6)17:30〜19:30※(6)は金・土曜日のみ※日時指定の展覧会鑑賞チケットの前売り発売日等の詳細は、決まり次第公式ウェブサイトで発表※展覧会終了の期日など、予定は変更となる場合あり■払い戻しに関して延期対象期間中の日時指定の展覧会予約券購入者には、予約券購入の際にWebketで登録したメールアドレスに後日美術館から、払い戻し方法について連絡。なお、払い戻し期間は6月26日(金)まで。【問い合わせ先】金沢21世紀美術館TEL:076-220-2800
2020年03月05日ニューヨーク在住の写真家・内藤カツの個展「Once in Harlem」を、伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ内のギャラリースペース「ART UP/アートアップ」にて、12月11日から31日まで開催する。「Professor Williams on 116th street」(11×14インチ 額装込み6万円)内藤カツは1983年に渡米し、より刺激を求めて訪れたハーレムに魅了され、1988年から約5年半の間ハーレムに居住している。恐怖や緊張感と隣合わせの生活の中で、2年ほどかけて徐々にハーレムに住む人々や街に受け入れられ、1990年代はじめから中頃にかけて当時のハーレムそのものを撮影した写真集『Once in Harlem』を発売している。「Harlem Tree」(11×14インチ 額装込み6万円)本展では、『Once in Harlem』の中から「Twin in Morning Side Park」、「Harlem Tree」、「Professor Williams on 116th street」など9枚の写真をセレクトし、ネガフィルムで保管されたものを現像・焼き付けした写真作品に加え、写真集を展示・販売。また、セレクト写真をシルクスクリーンプリントしたカットソーも登場する。写真作品は、11×14インチの額装込みで6万円。受注生産のため、2020年2月中旬頃の引き渡しとなる。同じコミュニティーの中で生活を共にした内藤カツだからこそ捉えられた“当時のハーレムそのもの”を感じられる、特別な機会となっている。また、イセタンメンズの公式メディア「IMn」では、内藤カツのインタビューを12月16日に公開予定。【イベント情報】内藤カツ 個展「Once in Harlem」会期:12月11日〜12月31日場所:伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ内「ART UP/アートアップ」時間:10:00〜20:00(12月31日は17:00閉店)
2019年12月09日定番の味からユニークな味まで、さまざまな美味しさのかりんとうを製造・販売している三幸製菓株式会社では、かりんとうの魅力を“すきなカレ”になぞらえたプロモーションムービー「#こんなカレがすき 黒糖かりんとう篇」を公開している。恋バナかと思ったら、まさかの展開に!?だんだん話が噛み合わなくなる会話劇風ムービー 三幸製菓は、「#こんなカレがすき」をテーマにした特別ムービーを制作。内容はカフェで「恋バナ」をしている様子の2人の女性を描いたものだ。しかしよくよく話を聞くと、“恋のハナシ”ではなく“かりんとうの話”であったことがわかる。「恋バナ」かと思いきや、だんだん噛み合わなくなっていく女性たちの会話劇をぜひ楽しんでほしい。古風な雰囲気、美しく繊細、おしゃれ…あなたの“すきなタイプ”はどのかりんとう?三幸製菓では定番の黒糖かりんとうから、「かりかりツイスト キャラメル」、「かりかり ツイストチーズ」、「雪の宿ミルクかりんとう」、「ミックスかりんとう」、「2種の芋かりんとう」まで、さまざまな種類の商品を展開している。昔ながらの「三幸の黒糖かりんとう」は、「ドッシリと構えていて、古風な雰囲気のカレ」。同じかりんとうでありながら、商品によって持ち味はバラバラで、どの商品にもそれぞれ違った魅力がある。ぜひあなたのお気に入り商品を見つけてほしい。【参考】※三幸製菓公式サイト※「#こんなカレがすき 黒糖かりんとう篇」
2019年11月29日2020年6月で開館100周年を迎える新宿武蔵野館に注目。武蔵野館100周年記念企画として、12月は新宿のブランド野菜「内藤とうがらし」とのコラボ企画「スパイスはいかが~新宿名物!内藤とうがらしとバスクを巡る旅」を開催中です。新宿の街と共に歩んで100年。武蔵野館の歴史に思いを馳せて。大小さまざまな映画館が集まる新宿の中でもファンが多い新宿武蔵野館が、2020年6月で開館100周年を迎える。これに際し、毎月テーマを設けた記念上映が開催中だ。大正9年に新宿の発展を祈念し、商店街の有志によって立ち上げられた同館。関東大震災や第二次大戦を乗り越え、現在では、同じく新宿にある姉妹館シネマカリテと共に、新宿の映画文化を支えている。100周年期間中は、月替わりで人気作や名作を上映する。12月は、新宿のブランド野菜「内藤とうがらし」とのコラボ企画。江戸時代の新宿で名物だったとうがらし栽培を復活させ、再び広めようと活動しているプロジェクトメンバーが、バスク地方のエスプレット村へ視察に行くのを記念した特別企画で、バスクにちなんだ6作品が上映される。ラインナップは、バスク語作品では初めて、アカデミー賞外国語映画賞スペイン代表に選ばれたヒューマンドラマ『フラワーズ』(‘14)や、内戦直後のスペインを舞台に、少女の妄想と現実が交錯する様を描くファンタジー『ミツバチのささやき』(‘73)、バスク出身のアレックス・デ・ラ・イグレシア監督のホラー作品など、ジャンルも時代もさまざま。1月以降も「笑う門には福来る!」「君のヒーロー、君のヒロイン」「心にしみる珠玉の名作」など個性的なテーマが控える。新宿の街で、いまだ観ぬ映画に出合えるチャンスだ。新宿武蔵野館武蔵野館100周年記念企画12月「スパイスはいかが~新宿名物!内藤とうがらしとバスクを巡る旅」東京都新宿区新宿3-27-10武蔵野ビル3F/新宿シネマカリテ東京都新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビルB1開催中~2020年6月月替わりのテーマや上映プログラム、そのほかTシャツやパスポートといった記念グッズなどの詳細は、新宿武蔵野館100周年記念特設サイトをチェック。『スガラムルディの魔女』宝飾店に押し入った強盗団は逃走中に道に迷い、魔女狩り伝説が残るスガラムルディ村に辿り着く。村には人肉に飢えた魔女たちがいて…。監督/アレックス・デ・ラ・イグレシア©2013 ENRIQUE CEREZO P.C., S.A.- LA FERME PRODUCTIONS-ARTE FRANC ECINEMA※『anan』2019年12月4日号より。(by anan編集部)
2019年11月26日歌手でタレントの道重さゆみ(30)が11月22日、愛知県・岡崎市美術博物館で開催される「Roots of Kawaii 内藤ルネ展~夢見ること、それが私の人生~」の内覧会に参加した。本誌のインタビューの際にも愛用のルネグッズを並べ、内藤ルネさん(享年74)の魅力について存分に語ってくれた道重。再び生“Roots of Kawaii”に触れ、感動の様子だ。今月23日から20年1月13日まで開催される同展は、ルネさんの生誕地・岡崎市で初めて行われるというスペシャルなもの。さらに初出展作品含む約400点もの作品が展示される大規模な回顧展でもある。ルネさんの大ファンで、自身のライフプロジェクト「SAYUMINGLANDOLL」でもルネさんとのコラボ作品を制作した道重。ルネさんの魅力について訊ねられると「一言でいうとカワイイにつきます!」と語り、こう続けた。「そのカワイイにも、古風なカワイイやちょっとロリータっぽいカワイイ、かっこよさの中にあるカワイイなど、いろんな種類のカワイイがあって。とっても刺激を受け、勉強になります。何度見ても改めてここもカワイイという新しいカワイイポイントが見つかるところが魅力です」さらに「ルネさんは生前、自分のふるさとで展覧会を開きたいとおっしゃっていたと聞いて、亡くなった後に夢が叶うってすごいことだと感動しながら見ていました」と興奮冷めやらぬ様子。「ルネさんのカワイイは時代を超えても色あせることなく、いつまでもカワイイです。中でも、私はシールが大好きなのでアクセサリーシールがたくさん並べてあるのは夢みたいでした。その前で写真も撮れて幸せです」と語った。たまたま開催されていた内藤ルネ展を観に行ったことがキッカケで、ルネさんのことが大好きになったという道重。「ルネさんの作品はどれもかわいくて、例えば1つ、ピンクを使っているといってもそのピンクの具合がとてもカワイイです。これは言葉では説明できないので、ぜひ実物を目で見て、色使いなど細かいカワイイポイントを楽しんでいただければと思います」と呼びかけた。「SAYUMINGLANDOLL」の衣装も展示している同展。道重はイベント終了後、Twitterを更新し《展示数がとっても多く、そのどれもが可愛くて、、、わくわくがとまらなかったです》《グッズもいっぱい買っちゃった!》とその喜びをつづっている。
2019年11月23日俳優としても活躍する「V6」井ノ原快彦と、「なにわ男子」(関西ジャニーズJr.)の道枝駿佑が共演する映画『461個のおべんとう』が来年秋に公開決定。父子の愛情に笑い、涙する、愛情たっぷりのお弁当映画が誕生する。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹。父を選んでくれた息子・虹輝が15歳と多感な時期を迎えていただけに、一樹は虹輝に対する罪悪感に苛まれていた。そんなとき、重なるようにして虹輝が高校受験に失敗。これまで自由に生きてきた一樹は、虹輝に対し“学校だけがすべてではない。自由に好きなように育ってくれたらそれでいい”と思っていたが、虹輝の出した答えは「高校へ行きたい」だった。そして翌年の春、見事に高校に合格。一樹は「学校の昼食なんだけど虹輝はどっちがいいの?お金渡して自分で買うのと、父さんが作るお弁当」と質問すると、「父さんのお弁当がいい」と。この瞬間「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という“大切な約束”が生まれた――。本作は、「TOKYO No.1 SOUL SET」の渡辺俊美のエッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」の映画化。高校生の息子のために毎日お弁当を作り続け、その記録をSNSで発信してきた渡辺氏。お弁当のクオリティの高さもさることながら、親と子の交流が温かく描かれた笑いあり涙ありのエピソードが話題となり、書籍化された。「早海さんと呼ばれる日」「特捜9」など俳優としても活躍する井ノ原さんが演じるのは、ミュージシャンでありながら、毎日息子のためにお弁当を作る主人公・鈴本一樹。井ノ原さんは「息子役の道枝くんとは、撮影中は毎日2人でお弁当を食べたり、撮影がないときでも他愛のないメールをして仲良くしてもらっています。本当に息子でもおかしくない歳の差ですが、2人で話しているときは楽しくて、僕の知らないゲームや音楽を教えてくれたり、なんだか新しい友達が出来たような気持ちです」と楽しそうな撮影の様子を明かす。またお弁当を作るシーンが多い本作。自宅で料理の勉強をしているそうで「特に、卵焼きは1日3個は作るようにしています。お弁当といえば、学生時代に母が作ってくれたお弁当を思いだします。ある日開けてみたらうさぎ型のリンゴが入っていました。思春期の僕にはそれがなんだか恥ずかしくて、隠しながら素早く食べたことがありました。誰も僕のことなんか気にしていないのに、必死にうさぎのリンゴを隠している自分。今考えると愛おしい思い出です」とお弁当エピソードを披露した。そして一樹の息子・虹輝役を演じるのは、「母になる」で話題となった関西ジャニーズJr.で人気沸騰中のユニット「なにわ男子」に所属する道枝さん。「クランクインする1ヶ月くらい前までは、不安な気持ちでしたが、メインの役どころで映画に出演するのが初めてだったので、楽しみもありつつ不安もありつつといった両方の感情が一気に押し寄せています」と心境を明かした道枝さん。「今回この役を頂いて、井ノ原さんの方から連絡をくださった時に『親子だから、敬語じゃなくてタメ口でいいよ。怒らないから大丈夫だよ。』と言ってくださったので、敬語を使わずにお話しています。ちょっと気を遣うところもありますし、探り探りなところもありますが…。僕がスタッフさんにお芝居を確認したい時、井ノ原さんは(自分の演技とは)関係ないのに、いつも段取りに付き合って下さったり、いつも笑顔ですごい優しい方だなという印象です」と井ノ原さんとの共演を語っている。なお、10月1日にクランクインした本作は現在撮影中。『キセキ -あの日のソビト-』の兼重淳が監督を務め、原作者・渡辺氏が自ら音楽も手掛ける。『461個のおべんとう』は2020年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年10月21日アイドルグループ・V6の井ノ原快彦と、なにわ男子/ジャニーズJr.の道枝駿佑が、映画『461個のおべんとう』(2020年秋公開予定)に出演することが21日、明らかになった。同作はヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)の映画化作品。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も怒涛のお弁当作りをする。実際に、高校生の息子のために毎日お弁当を作り続け、その記録をSNSで発信してきた渡辺。弁当のクオリティの高さもさることながら、親と子の交流が温かく描かれた笑いあり涙ありのエピソードが話題を呼んでいた。 『キセキ -あの日のソビト-』(2017)、『泣くな赤鬼』(2019) など、心温まる話題作を撮り続ける兼重淳がメガホンを取り、原作者の渡辺が自ら音楽も手掛ける。10月1日にクランクインし、現在撮影中となっている。○井ノ原快彦 コメント高校生の息子を育てる父親を演じます。息子役の道枝くんとは、撮影中は毎日2人でお弁当を食べたり、撮影がないときでも他愛のないメールをして仲良くしてもらっています。本当に息子でもおかしくない歳の差ですが、2人で話しているときは楽しくて、僕の知らないゲームや音楽を教えてくれたり、なんだか新しい友達が出来たような気持ちです。この作品はお弁当を作るシーンも多いので自宅で料理の勉強をしています。特に、卵焼きは1日3個は作るようにしています。お弁当といえば、学生時代に母が作ってくれたお弁当を思いだします。ある日開けてみたらうさぎ型のリンゴが入っていました。思春期の僕にはそれがなんだか恥ずかしくて、隠しながら素早く食べたことがありました。誰も僕のことなんか気にしていないのに、必死にうさぎのリンゴを隠している自分。今考えると愛おしい思い出です。撮影はスタッフ、出演者一同和気あいあいと順調に進めています。お弁当、音楽、青春と恋愛、そして親子の物語です。来年の公開をお楽しみに!○道枝駿佑 コメントクランクインする1カ月くらい前までは、不安な気持ちでしたが、メインの役どころで映画に出演するのが初めてだったので、楽しみもありつつ不安もありつつといった両方の感情が一気に押し寄せています。原作を読んで、(自身が演じる)虹輝の様々なシーンでの表情や、親子の掛け合い、普段の私生活の掛け合いをシミュレーションしていました。普段は歌って踊っているので、やはりお芝居とは違いを感じます。歌はリズムに乗せて、ダンスは曲に合わせて身体を動かしますが、お芝居は役になりきって「この役だったらどうするか」という動きを探りながら、研究しながら一つの作品を作り上げていくことだと僕は思っているので、そこはすごい違うところかなと思います。今回この役を頂いて、井ノ原さんの方から連絡をくださった時に「親子だから、敬語じゃなくてタメ口でいいよ。怒らないから大丈夫だよ。」と言ってくださったので、敬語を使わずにお話しています。ちょっと気を遣うところもありますし、探り探りなところもありますが……。僕がスタッフさんにお芝居を確認したい時、井ノ原さんは(自分の演技とは)関係ないのに、いつも段取りに付き合って下さったり、いつも笑顔ですごい優しい方だなという印象です。今作のキーアイテムのお弁当の思い出ですが、小学生の時は給食で、お弁当は遠足の時や修学旅行の時しかなかったのですが、何故かお弁当箱がすごく小さく、手のひらより一回りくらい大きいサイズでした。そして何故か毎回白ご飯ではなくておにぎりが3つくらい詰められていたので、白ご飯にして欲しいなとは思っていました(笑)。でも親には言えなかったんですけど。この映画は、親子の絆を描いたほっこりする物語なので、是非皆さん期待していて下さい。宜しくお願いします。○兼重淳監督 コメント近すぎると見えないもの、愛情ってそんなものだと思う。私自身、高校を卒業し上京してやっと親のありがたみを実感した。愛情ってそんなものじゃないかな。渡辺俊美さんが書かれたエッセイ集「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」を映像化させてもらえる事になった。『親子の愛』『友情』『音楽』『恋愛』『料理』のお話。親子の約束「おべんとう」は、親父から息子へ向けた形を変えたラブレターだ。その恋文をキレイにたいらげて返す息子。そんな親子の3年間の文通の物語。「この脚本良いよね。だって誰も傷つけてないでしょ。僕の書いた本をどういう風に脚色して頂いても良いですけど、誰も傷つかない お話にしてくださいね」と渡辺俊美さんに言われた。嬉しかった。なんにも事件は起きない。ただただこの親子の日常を描こう。クランクインして3週間経った。今まで見たこともない井ノ原快彦さんのナチュラルなお芝居、今でしか撮れない道枝駿佑さんの透明感を収められている。手応え充分だ。でも...井ノ原さんは「イノッチって呼んでくださいよ」と言ってくれるが、未だに「井ノ原さん」だ。道枝さんは「ミッチー」と呼べるようになった。 アップまでに井ノ原さんを「イノッチ」と呼べたら良いな。○渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET) コメント去年ぐらいに映画化のお話が来まして、即答で「いいですよ」と答えました。それからだいぶ時間が経ちましたが、監督やスタッフの方と話したり、息子にインタビューしていただいたりして、とても素晴らしい脚本が出来ました。映画を観に来る人は、全員家族がいると思うんです。で、家族の接し方が、友達とか他人とか色んな社会よりもシンプルだけど複雑なようで、一番難しいと僕は感じてるんですよね。でもこの映画を観て「あぁ家族っていいな」とか「親子っていいな」とかいうものを感じ取っていただいて、「ありがとう」 という言葉が出たりすると、とても嬉しいです。
2019年10月21日赤ちゃん連れの外出は、ときに途方にくれるサバイバルに出かけたような気分にさせられることもしばしば。「おむつが汚れた」「お腹が空いた」と泣きわめく赤ちゃんを抱えて、おむつ替えや授乳ができるスペースを探して奔走することもあれば、子連れでの外食は「何が食べたい」より「どこでなら食べられるのか」が判断基準。しかも全国で最も人口が集中する東京都内での子育ては、人混みも多く、常に忙しい空気感が漂うなかで、ママ・パパ自身が周りへの過度な気遣いを抱えながら外出を強いられることもあります。そんな「不便」を大前提とした赤ちゃん連れでの外出を快適にサポートしてくれるのが、東京都が子育て支援の一つとして推進している 『子育て応援とうきょうパスポート』 です。今回は、本事業の担当者である東京都福祉保健局 少子社会対策部の桑田さんと加藤さんに、実施に至るまでの経緯や現在抱える課題をはじめ、今後東京都が目指す子育ての未来像についてもお話をお伺いしました。『子育て応援とうきょうパスポート』とは?企業・店舗等が、善意により、都内在住の18歳未満のお子様がいる子育て世帯や妊娠中の方がいる世帯に対して、おむつ替え・授乳スペースや割引サービスなどを提供する仕組みです。本事業に協賛する企業や協賛ステッカーを掲示している協賛店でサービスを受けられます。景品の提供、ポイントの付与及び商品の割引等のサービスを利用する際など、協賛店等からパスポートの提示を求められた場合に、アプリなどで取得できる「デジタルパスポート」をスマートフォンで表示するか、区市町村庁舎などで交付される「紙パスポート」を提示します。「サービスの利用方法」や「パスポート入手方法」は コチラ ■実施までの経緯は?課題解決に邁進する日々ーーまずは『子育て応援とうきょうパスポート』実施に至った経緯を教えていただけますか?桑田さん(以下、桑田):これまで東京都内では、区市町村が主体となって子育て世帯向けの優待事業は実施しており、東京都はあくまで財政的に支援するという形をとってきました。しかし、平成27年5月に内閣府の旗振りで、協賛店舗や企業が子育て世帯対象に優待サービスや外出支援・応援サービスを行う「子育て支援パスポート事業」を全国共通展開する施策が打ち出されたことで、状況が変わりました。各自治体が実施している事業を県をまたいでも使えるようにするには、実施主体が都道府県でないといけないという縛りができたのです。そこで東京都としても、「子育て支援パスポート事業」を立ち上げ、『子育て応援とうきょうパスポート』として展開することになりました。ただ東京都では、おむつ替えや授乳スペースなどを提供する 『赤ちゃん・ふらっと』 という事業を平成20年から推進していますので、このような既存の事業といかに整合性を取りながら事業を進めていくかが課題となり、実施の決断までには時間を要しました。ーー現在4,675店舗(2019年9月2日時点)が協賛店舗として参加されていますが、協賛店舗を広げていくにあたり、ご苦労や現状の課題などはありますか?桑田: 『子育て応援とうきょうパスポート』事業自体、補助金は出ないため、例えばおむつ替えスペースをこれから作るとなったとしても、すべて事業者側の自己負担となります。東京都は、何か事業を進めたいと思ったとき、比較的補助金を出すケースが多いため、誤解が生じないよう事業者の方には補助金が出ないということを慎重に説明する必要がありました。また、最近の課題となっているのが、おむつ替えスペースなどの設備はあるけれど割引サービスがないという店舗についてです。協賛店になることで、割引サービスがないということへのクレームを受けるのでは…という懸念を感じ、協賛店になることに二の足を踏んでしまうということがありました。今後は、そういった面をどうバランスをとっていくのが課題なのかなと思っています。■多くの人に知ってもらいたい!情報発信に込めた工夫桑田: 現在、区市町村にご協力いただいて妊娠届けを提出した際に母子手帳と一緒に受け取る「母と子の保健バッグ」の中に、『子育て応援とうきょうパスポート』のチラシと「紙パスポート」を入れて周知を行なっています。平成30年度以降に妊娠された方については全員にチラシが行き届いている形にはなっていますが、事業自体がまだ若いというのもあり、まだまだ知名度が低い状況です。また、『子育て応援とうきょうパスポート』は高校生まで使えるサービスではあるものの、中高生のお子さんを子育て中の方への周知や情報発信がまだまだ弱いという側面もあります。ーーやはり知名度は一番の課題ですか?そうですね。都庁のなかでも協力してもらえそうな局に声をかけて、人目につきやすそうなところにポスターを貼ってもらうという周知活動も行っています。それ以外にも 『とうきょう子育て応援ブック』 という冊子のなかで『子育て応援とうきょうパスポート』についてご紹介しています。『とうきょう子育て応援ブック』は、東京都が実施している子育て支援のサービスを網羅的に紹介している冊子です。2年前からは、東京都内の国公立小学校で配られていて、小学校1年生の2学期になると必ず受け取れるようになっています。もともとこの冊子は、東京都がやっている色々な子育て支援サービスの情報が本当に助けが必要な家庭に届いていないという課題のなかで、学校から配られるプリントなら保護者も目にするという調査結果が出たことで、学校にお願いをして配らせていただけることになったのです。■『子育て応援とうきょうパスポート』が担う本当の目的ーー『子育て応援とうきょうパスポート』のサービスを開始後、周囲の反応はどのようなものがありましたか?加藤さん(以下、加藤):平成30年2月からアプリの配信を開始したことで、普段スマートフォンで使っているクーポンと同じ感覚で使用できるようになり、周りからも「使っているよ」と声をかけてもらうことが増えました。子連れで外出するとなるととにかく荷物が多いので、スマホでパッとパスポートを出せると使い勝手がいいなというのは私自身も子どもと外出の際に使っていて思いますし、周りからも使いやすいという声が多く届いています。ーー現在、アプリのダウンロード数はどのくらいですか?桑田: 2019年7月31日時点で4万9,505件です。やはり利用規模が大きければ大きいほど、協賛店にも魅力を感じてもらいやすいというメリットがあります。ただ、東京都としてはこのパスポート事業は、単にお子さんや子育て世帯がちょっとお得なことができるというだけでなくて、このステッカーを掲示している店舗や施設が増えることで、「子育てを地域と社会で見守っているよ」というサインになるようにやっていきたいと思っています。サービスの中身だけでなく、そういった子育てへの肯定的な意思表示みたいなものを大事にしていきたいと思っているので、その部分を今後しっかり啓発していきたいなと考えています。■東京都が目指す未来の子育てとは?ーー東京都ではさまざまな取り組みを行っているということですが、現在力を入れている子育て支援事業を教えていただけますか?桑田: まずはパスポートの関連事業としてご紹介させていただきたいのが 『子育て応援とうきょう会議』 です。さまざまな分野の関係機関・団体が連携しながら、社会全体ですべての子どもと子育て家庭を支援できる環境を作ることを目的に設置されたものです。「子育て応援とうきょう会議」では、子育て応援のポータルサイト 『とうきょう子育てスイッチ』 も開設し、様々な子育て情報を発信しています。民間団体や企業に協働会員になっていただくことで、ここをプラットフォームにして情報発信をすることができます。協働会員は現在600団体ほどで、民間の色々な取り組みを東京都として支援するということを行っています。また2019年8月1日からは、児童虐待を防止するためのLINE相談 『子ゴコロ・親ゴコロ相談@東京』 を通年で本格実施することになりました。電話相談は昔からありますし、児童相談センターや子ども家庭支援センターのように、行って相談する窓口もかなり整備されてはいます。しかし、若いお父さん、お母さんや中高生のお子さんのコミュニケーション手段がSNSがメインになってなっているなかで、相談するハードルが低いツールを使って悩み事が深刻になる前にSOSの声を上げていただきたいので、こういった取り組みも合わせて進めています。ーー今後子育て世代を取り巻く環境、少子化など色々問題はありますがこんな未来像があったらいいなというものはありますか?桑田: 知事も再三申し上げていることかと思いますが、「子どもを産み育てたい」という希望を持つ人たちが安心して子どもを産んで育てられる東京の実現というのが一番の目標です。社会全体が子育てをしていない人も含めて、子どもと子育て家庭を「応援」とまで言わなくても、「見守る」くらいから始めて、そういうやさしい気持ちになってくれるような色々な取り組みを進めていきたいなと思います。加藤:今、自分が子育ての当事者として様々なことをリアルタイムで感じていますが、その中にはいいこともあれば、ネガティブなこともあると思います。いいことはもちろん次の世代にも引き継いでいきたいと思っていますし、ネガティブなことは自分の代でおしまいにしたいという気持ちで今後も事業に取り組んでいきたいと思っています。
2019年09月09日個性豊かな飲食店が幻の伝統江戸野菜「内藤とうがらし」を味わう街バルイベント「バル辛フェスタ2019」は、10月5日(土)~10月9日(水)の5日間、高田馬場で開催します。伝統ある江戸野菜の1つ「内藤とうがらし」は、江戸時代に江戸(現在の東京)周辺で栽培されていた大人気のとうがらしで江戸野菜(江戸東京野菜)の1つに挙げられています。明治以降は、東京の都市化など時代と伴い栽培されなくなりましたが、2010年から復活プロジェクトを始まり再び注目を集めています。地元飲食店がオリジナルメニューを提供バル辛フェスタ2019では、新宿区高田馬場エリアで和食や洋食、エスニックなどの飲食店約25店が参加します。加店舗ごとに内藤とうがらしの特別メニューを開発・提供されます。イベントのチケットは、1シート4枚綴りで、前売り3000円(当日3500円)販売されており、1シートで、1フード1ドリンクが楽しめます。辛いのにうまいと味わえるメニューが多数、また辛いのが苦手な方もおいしく頂けるメニューも提供されるので是非、食べてみてください。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社手塚プロダクションのプレスリリース
2019年08月27日飼い主がいない間のペットたちの“秘密の生活”を描いた大人気シリーズ最新作『ペット2』の吹き替えキャストに内藤剛志と伊藤沙莉が加わることが決定。併せて、日本オリジナル本ポスターと本予告映像が解禁となった。これまでにも数多く吹き替え作品に出演し、無類の動物好きで知られる俳優・内藤剛志さん。イルミネーション作品初参加となる本作では、ケイティ一家が訪れる牧場の農場犬のリーダーで、のちにマックスの成長のカギを握る“ルースター”を演じる。元気でパワフルなお馴染みのペットたちとはひと味違い、堂々と威厳のあるルークス。本国ではハリソン・フォードが初めて吹き替えを務めることでも話題となっているが、内藤さんの落ち着いた渋い声で、どのように息吹が吹き込まれるのか要注目だ。そして、立て続けに話題作へ出演し、本作が念願の吹き替え初挑戦となる若手大注目女優・伊藤沙莉さんが演じるのは、悪徳サーカス団のセルゲイが狙うホワイトタイガーを救うべく、正義のヒーローに転じたキャプテン・スノーボールに助けを求めるキュートなシーズーの“デイジー”。見た目のカワイさだけでなく、内面に正義感とたくましさが詰まった魅力的なキャラクターを、個性的なハスキーボイスを巧みに活かしながら演じる。配給の東宝東和は、2人の起用について「本国のイルミネーション・エンターテイメントから満場一致で承認を得ることができ、お二人ならペットたちのさらなる成長物語が描かれる最新作に新たな風を吹かせてくれると確信しています」と、自信たっぷりのコメントを寄せている。またこの度、内藤さん、伊藤さんを含む豪華日本語吹き替えキャスト陣の声が一堂に揃った本予告が解禁。ユルくて陽気な大騒動を描いた前作から一皮むけ、勇気を持って困難に立ち向かうペットたちのようすが確認できる。飼い主ケイティのもとにリアムという名の新たな家族が誕生し、穏やかな生活に異変が起きるマックス。リフレッシュのために旅行へ出た田舎町では、ニューヨークの街並みと異なる世界が広がり動揺を覚えるマックスだが、農場犬のリーダーのルースターに出会うことによって、ある一歩を踏み出すことに。一方、ヒーローへと姿を変えたキャプテン・スノーボールは、デイジーとともにホワイトタイガーを救う極秘のミッションを遂行、猫と化したギジェットは本物の“ネコ軍団”を引き連れ、凛々しい表情でどこかへ向かおうとしていたりと、何かに挑戦するために立ち上がるペットたちの姿が垣間見える本予告となっている。本予告と同時に日本オリジナルの本ポスターも解禁。整列したペットたちが上から見た構図で描かれてており、こちらに目線を送るキャラクターもいれば、まっすぐと前を向いたキャラクターもおり、それぞれの性格が表れたデザインになっている。■日本語吹き替え版キャストコメント内藤剛志(ルースター役)ペット飼い主目線で見た本作の魅力について、内藤さんは「なんといっても、『飼い主ではなく動物の方が主役だ』と言う点だと思います。むしろ彼らを中心に世界が動く。『飼い主がペットを支配するのではなく、共に生きていく』それを感じさせるのが本作の魅力だと思います」とコメント。自身が演じたルースターの印象については、「男らしく、無口で、力も強く、優しく、自分のルールを持って生きている。そして少しセンチメンタル。最高にかっこいいキャラクターです。かなり照れましたが、その気になって楽しくやらせていただきました」と語っている。また、楽しみにしている観客に向けて「動物好きの方々の最大の夢は『彼らと話がしたい!』と言うことではないでしょうか。この作品はその夢を少し叶えてくれます。彼らの話すことに耳を傾け、彼らと一緒に素晴らしい冒険に出かけましょう!!」とメッセージを送った。伊藤沙莉(デイジー役)今回のオファーが来た時の心境について、伊藤さんは「声のお仕事をするのが夢の1つで、それが叶うだけでなくお客さんとして観ていた大好きな作品で実現したんだ、と本当に幸せでした」と明かし、「初めてのアニメーションがデイジーで本当に良かったと心から言えます。本当に楽しかったです。見た目があまりに可愛いので最初はちょっと、、大丈夫かな、、この声だしな、、っていうのが正直あったのですが。笑そんなの気にしてられないくらい逞しくてカッコいい子でした。ギャップ女子の極みです。笑」と自身が演じたデイジーの印象についても語っている。また、楽しみにしている観客に向けて「たくさん笑えてグッとくる本当にあったかいお話だと思います。老若男女問わず楽しめる素敵な作品です。是非、劇場で驚かされ、癒されてください」とメッセージを送った。最新作のペットたちには一体、どのような試練が待ち受けているのか?そして、マックス、スノーボール、ギジェットをはじめとするペットの仲間たちは、無事その試練を乗り越えることができるのか!?結末は是非劇場で見届けて。『ペット2』は7月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ペット2 2019年7月26日より全国にて公開(C)Universal Studios.
2019年06月06日新日本プロレスの内藤哲也が5日、東京・テレビ朝日で行われた同団体のイベント「WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム」の記者会見に出席した。王者クリス・ジェリコと内藤哲也のIWGPインターコンチネンタル選手権試合に加え、オカダ・カズチカとジェイ・ホワイトによるスペシャルシングルマッチなど、新たな対戦カードも発表された。会見に登場した内藤は、王者ジェリコがフライトの関係で会見に出席できない旨が通達されると、「なぜこの場にクリス・ジェリコがいないのか!?」と憤慨した。「ジェリコのスケジュールを抑えるべきでしょ」と述べ、「なんか、最近の新日本プロレスはその辺すごく雑ですよね」と非難した。続けて「彼には今日この場に来てもらって、彼の言葉で彼の意志を聞きたかったですね。残念ですわ」と語った内藤は、「大ウソつき野郎クリス・ジェリコもいないことですし、俺も帰りますわ…」と言い、最後に「2019年1月4日、東京ドーム、クリス・ジェリコを沈めてやるぜ! アディオス!」と宣言。質疑応答に応じることのないまま会見場を後にした。また会見には、オカダ・カズチカとジェイ・ホワイトも登場。ホワイトが「もうお前の手元から金の雨が降ることはない。雨を降らせるのは俺であり、新時代を築くのは俺だ」と挑発するも、オカダは「率直に、このカードが東京ドームで良いのかな? と思いました」と一蹴し、「ジェイが『いつでもどこでも(試合をして)いい』と言っていたので、今ここでやってもいい」と余裕の態度を見せていた。
2018年11月06日話題のスポットに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は「BENTOおべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」に行ってきました!誰もが持っているお弁当の思い出。それだけ私たちの生活とお弁当は密接な関係にあります。果たしてどんな内容なのか……。■「BENTO おべんとう展-食べる・集う・つながるデザイン」上野・東京都美術館にて10月8日まで開催中本展は全3章で構成されています。第1章は、江戸時代から現代までのお弁当箱などが出展。ひょうたん形のユニークなものから楼閣をかたどった豪華なものまで、日本のお弁当文化の歴史を堪能できます。その昔、ハレの日は派手なお弁当箱でお祝いをしていたのかも!?なんて想像しながら眺めました。「さわって楽しむお弁当」コーナーでは、日本のお弁当箱や世界のお弁当箱にさわることができます。「これ、どうなっているの?」と開けたり閉じたりを数回。展示品に触れる貴重な体験でした。第2章は空間を利用した大きなインスタレーションが2つ。その1つの「FRAGMENTS PASSAGE―おすそわけ横丁」という作品は、インドネシア・バリ島のパサール(市場)のような雰囲気。眺めているだけで楽しくなってくる空間でした。第3章は、お弁当の蓋を開けるとショートムービーが見られるという凝った演出が。しかもムービーを制作したのは中学生とのこと。すごい!お弁当をテーマに、見て触って体験できる遊び心にあふれた内容。家族が作るお弁当が恋しくなる、お得感満載の展示会でした!
2018年09月17日これからの行楽シーズンに欠かせない “お弁当”。そのさまざまな魅力を体感できる参加型の展覧会『BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン』が現在、上野の東京都美術館で開かれています。インスタでもちょっと話題になっている展覧会、その様子を取材してきました!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 124『BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン』では、おなじみの “お弁当” をコミュニケーション・デザインの視点からとらえ、写真や映像、参加型のインスタレーション作品などで紹介。歴史や食文化など、知っているようで知らないお弁当の魅力を、見て感じて再発見できる楽しい展覧会です。まずはお弁当箱!最初の展示室でまず目に入るのが、江戸時代など昔のお弁当箱。インパクトが強めのものも並んでいます!例えばこちらは、個人蔵の《楼閣型弁当》。沈金(ちんきん)という技法を使って、楼閣の広間などが描かれています。このお弁当箱、いったいどんな構造になっているのか、どこにおかずを詰めるのか気になりませんか? 会場では分解された写真も一緒に展示されているので、ぜひ確認してみてください。さらに、手袋をつけて触れるお弁当箱もあります。実際手にしてみると、質感や温もりなどが感じられて楽しいです!お弁当の精霊がかわいい~!次の章では、現代作家2名によるインスタレーション作品が展示されています。まず、オランダで活動されているイーティング・デザイナー、マライエ・フォーゲルサングさんの作品《intangible bento》(2018)から体験。体験前に、係の人から音声ガイドのような機械「精霊フォン」を借りてください。これで精霊の声を聞きながら、リボンで囲まれたbentoの世界に入っていきます。作品を上から見ると、こんな感じ。ひとつひとつがお弁当箱のようになっています。このリボン空間の中に何が入っているのかというと……例えばこんな感じのかわいい精霊に会えたりします! 精霊は全部で10種類いて、ふだんは見えないお弁当のさまざまな側面について、語ってくれます。“おすそわけ” を楽しむ!続いて上の階に行くと、展示室内に市場のような空間が広がっています。これは、北澤潤さんのインスタレーション作品《FRAGMENTS PASSAGE ―おすそわけ横丁》(2018)。 “おすそわけ” しながら人とつながっていくお弁当のマインドを空間で表現したもので、アジアの屋台風の場所に雑貨や服、本、玩具など、さまざまなおすそわけ品が並んでいます。そして、ここでは来場者も “おすそわけ” に参加できるんです! 家におすそわけしたい品がある人は、まずスタッフの方に声をかけてください。そして専用ボックスを預かります。なぜおすそわけしたいのか、そのストーリーもぜひ考えてみてください。あとは品物を持ってくればOK。再訪の際、このボックスを入口で見せると、2回目の入場料は無料になります。ちなみに…、もしおすそわけしてもらいたいモノがあった場合は、スタッフの方に相談してみてくださいね。来場者のおすそわけ品で、展示風景も変わっていきます。美術館での貴重なおすそわけ体験、参加して知らない誰かとつながってみるのも楽しいですよ。父娘のお弁当にほっこり最後の章では「お弁当から考えるコミュニケーション・デザイン」と題して、森内康博さんの《Making of BENTO》(2018)と小山田徹さんの《お父ちゃん弁当》(2017)の写真や映像などが展示されています。小山田さんは、幼稚園に通う息子さんのためのお弁当を、小学生の娘さんが描く指示書に従って作っています。その記録がパネルになっているのですが、これが本当におもしろい。娘さんが出すテーマは動物や植物などシンプルなものから「光合成」や「傾斜地層」など学校で習ったことまでバラエティに富んでいます。どんなテーマでも、お父ちゃんはおいしそうなお弁当に仕上げています。父娘が小さな弟に喜んでもらおうと作業している姿が目に浮かび、なんとも言えずほほえましい気持ちになります。時には「おじさん犬弁当」など無茶振りされても見事に完成させるお父ちゃん、かっこいいです!すべての展示を見終わると、改めて “お弁当” という食文化の奥深さに気づきます。大切な誰かのためにつくるのも、また誰かにつくってもらうのもうれしいお弁当。人と人をつなぐ最強ツールの新たな魅力を会場で発見してみませんか?Information会期:~10月8日(月・祝)時間:9:30~17:30*金曜日は20時まで開室。入室は開室の30分前まで。休室:月曜日。9月18日(火)、25日(火)。ただし9月17日(月・祝)、24日(月・休)、10月1日(月)、8日(月・祝)は開室。料金:一般¥800/大学生・専門学校生¥400/65歳以上¥500/高校生以下無料*10月1日(月)は「都民の日」によりどなたでも無料
2018年09月14日7月21日から東京都美術館にて、『BENTO おべんとう展――食べる・集う・つながるデザイン』が開催されます。例えば今日、日本中の人が食べている手作りのお弁当には一つとして同じものはないはず。なぜならそれは食べる人を思い、作られるものだから。「お弁当を作る時には体調、食事時の環境など、食べる側の状況に思いを巡らせますよね。だから何をどう詰めるかということだけにとどまらず、自然にお弁当の時間や場をデザインすることにつながるのです」と東京都美術館学芸員の熊谷香寿美さん。“BENTO”は世界にも類を見ないコミュニケーション・デザインの場なのだとか。本展のみどころは弁当をテーマにしたさまざまな試み。料理家が読者の依頼に応え、「あの人に食べさせたい」お弁当を作る誌上企画や、黙々と“お弁当を食べる人”を撮影したポートレートなど、ユニークなプロジェクトを紹介。また、お弁当にまつわる記憶、文化などをテーマにした参加型の展示も。部屋全体をお弁当箱に見立てたインスタレーションや、アジアの市場のような異空間「おすそわけ横丁」が出現。実際におすそわけがもらえるそう。本誌連載でもおなじみ“チオベン”こと山本千織さんをはじめ参加作家によるワークショップも多数開催。お弁当を巡る忙しい一日になりそう。あゆみ食堂のお弁当webマガジン「&w」の人気連載から。応援や感謝の気持ちを表した相手に寄り添う贈り物のような佇まいにため息。《あゆみ食堂のお弁当》2017年料理:大塩あゆ美、写真:平野太呂ひるけ“お弁当ハンター”こと阿部了のポートレートシリーズ。全国を回り手作り弁当と食べる人をテーマに。本展に合わせ写真集も発売。阿部了《ひるけ》2018年お父ちゃん弁当写真左は小学生の姉が弟の弁当のために書いた指示書。美術家の父はそれに従って制作する。蛇行する川、三日月湖は本や散歩から着想。小山田徹《お父ちゃん弁当》2017年個性あふれるワークショップも注目!阿部了氏による対談形式レクチャーを8月10日、本展で新作アニメーション《おべんとうDAYS》を披露する発酵デザイナー・小倉ヒラク氏によるダンスワークショップを7月29日に開催予定。そのほかデザイナーのマライエ・フォーゲルサング氏によるレクチャー(7月21日)、山本千織氏によるお弁当ワークショップ(7月27日)、美術家・小山田徹氏によるワークショップ(9月16日)も。東京都美術館東京都台東区上野公園8‐367月21日(土)~10月8日(月)9:30~17:30(7/27、8月の金曜は~21:00。7/13・20、9・10月の金曜は~20:00。入室は閉室の30分前まで)月曜、9月18・25日休(8/13、9/17・24、10/1・8は開室)一般800円ほかTEL:03・3823・6921※『anan』2018年7月18日号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2018年07月12日現代美術家・内藤礼による、自然光での展覧会『内藤 礼―明るい地上には あなたの姿が見える』が7月28日から10月8日まで、水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催される。《無題》2009年(2008年−)神奈川県立近代美術館 鎌倉、神奈川 撮影:畠山直哉「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに制作する内藤は、光・空気・風・水・重力など無尽蔵な自然と、それらがもたらす色彩や音を受け取る地上の生を、ひそやかでありながら確かな希望を放つ形に昇華させた空間作品で国内外より高い評価を得ている。内藤はこれまで、きんざ《このことを》(直島、2001年)、《母型》(豊島美術館、2010年)のような自然や建築空間と呼応するパーマネント作品を手がけた他、フランクフルトのカルメル会修道院や東京都庭園美術館など、歴史的な場所で展示を開催してきた。国内において2014年以来の個展、かつ過去最大規模となる本展では、光を自身の作品における根源の一つとしてきた内藤が、初めて自然光のみによる光と生命と芸術が決して分別されることのない「地上の生の光景」を見つめる空間を生み出す。《無題(母型)》2008年 三渓園 横笛庵、神奈川[横浜トリエンナーレ2008] 撮影:畠山直哉内藤はある時、「地上の生の内にいる者(私)が生の外に出て他者の眼差しを持ち、生の内を眼差す無意識の働き」に気づき、「私たちは遠くから眼差され、慈悲を受け取っているのではないか」と感じるようになったという。本展は、一日を通して移り変わる豊かな自然光のもと、地上に生きる私たちと死者、生まれ来る者、動植物、精霊との交歓の場として、また永続する自然の動きと私たちとを貫く連続性を可感化する空間として立ち現れる。タイトルの「明るい地上には あなたの姿が見える」をもとに、内藤が水戸芸術館現代美術の空間と向き合う本展。新作を中心として、ギャラリー全8室が絵画や彫刻といった様々なメディアで構成され、一つの作品として立ち上がる。鑑賞者は全室を巡ることで、新たな内藤の作品世界と出会うことができる。《タマ/アニマ(わたしに息を吹きかけてください)》2005年 アサヒビール大山崎山荘美術館、京都 撮影:森川昇内藤は、日中の太陽の光が自室に注ぎ込む間のみ制作を行う。今回は、内藤が制作する光の環境に近い条件での作品鑑賞となる。とりわけ、絵画作品《color beginning》においては、人工照明では見ることのできない繊細で神秘的な色彩が立ち現れ、移りかわる光景を目にすることになる。関連プログラムとして、企画担当学芸員が展示について話すキュレータートークも開催される。【イベント情報】内藤 礼―明るい地上には あなたの姿が見える会期:7月28日〜10月8日会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8 時間:9:30〜18:00(7月28日〜8月31日、入場時間は17:30まで)、9:30〜17:00(9月1日〜10月8日、入場時間は16:30まで)休館日:月曜日、9月18日、25日(9月17日、9月24日は開館)入場料:一般900円、前売・団体(20 名以上)700円、高校生以下・70 歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名 無料キュレータートーク会期:8月25日、9月15日会場:現代美術ギャラリー時間:14:00〜15:00 料金:無料(展覧会入場料に含まれる)
2018年07月05日上野の東京都美術館では、「おべんとう」をコミュニケーション・デザインの視点から捉えた参加体験型の企画展「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」を、7月21日から10月8日まで開催する。私たちの生活の中に深く根付いているお弁当。行楽弁当など誰かと一緒に食べる共食(きょうしょく)のお弁当は、地域の共同体を維持し、そのつながりを深めるソーシャル・ツールとして、日本古来、農耕社会のハレの場などにおいても重要な役割を果たしてきた。誰かが誰かのために作るひとり用のお弁当は、その一つひとつに作る人と食べる人をつなぐ物語があり、作る人から食べる人への贈りものともいえる。同展では、日本独自の食文化であり、人と人をつなぐ「おべんとう」をコミュニケーション・デザインの視点から捉え、その魅力を来場者自身が体験しながら発見できる空間を展開。「おべんとう」から見えてくるコミュニケーション・デザインをテーマに、遊び心のある江戸時代のユニークなデザインのお弁当箱や、現代の作家たちのインスタレーション、参加型の作品などを展示する。《あゆみ食堂のお弁当》2017年 料理:大塩あゆ美、写真:平野太呂見どころの一つ、“発酵デザイナー”小倉ヒラクによる新作のアニメーション作品は、口ずさみやすいメロディと歌詞、振り付けで、歌って踊ると自然とお弁当のことがよくわかる。親しみやすいキャラクターが登場し、男女年齢問わず来場者にお弁当のことを思い起こさせる。「おべんとう」が生み出すコミュニケーションに注目した作品も登場。読者からの「誰々にこんなお弁当を作ってあげたい」という便りに応えて、大塩あゆ美がお弁当を作り、平野太呂が撮影、読者にレシピとお弁当箱が届けられるプロジェクト「あゆみ食堂のお弁当」や、お弁当を黙々と食べる姿から、食べている人とお弁当を作った人との関係性にまで想いが馳せられるような、NHK番組「サラメシ」でも有名な“お弁当ハンター”、写真家・阿部了の作品『ひるけ』を紹介する。小山田徹《お父ちゃん弁当》2017年小山田徹は自身が日々実践する家族とのお弁当づくりのアーカイブ『お父ちゃん弁当』を展示。保育園に通う弟のために、小学生の姉がお弁当の指示書を書き、父親である小山田がそれを作る。その指示書に描かれた桜島の噴火や蛇行する川と三日月湖といったテーマは、夜寝る前に読んだ本や散歩のときに見つけた植物や虫から着想されることも。森内康博は、中学生が親の手を借りず自分でお弁当を作る様子を子どもたち自身がドキュメンタリー映像にするワークショップを行い、そのプロジェクトを映像作品として展示する。マライエ・フォーゲルサング《intangible bento》イメージスケッチ私たちの慣れ親しんだお弁当を、普段とは違う視点で捉える参加型作品も紹介。この分野の第一人者でもあるオランダ在住のイーティング・デザイナー、マライエ・フォーゲルサングは、お弁当の「触ることや見ることができない」側面、例えば人と人とのつながりや記憶、その未来像などを、生き生きとした物語として表現し、その物語に来館者を誘う。北澤潤は、お弁当を「箱」と「布」によって自由にコミュニケーション空間を創出するツールとして捉え、美術館の中に、お弁当の「おすそわけ」マインドを考える『おすそわけ横丁』という異空間を作り出す。来館者自身が、よくみて、考え、お弁当を再発見することができる実験室のような空間が出現する。北澤潤《FRAGMENTS PASSAGE -おすそわけ横丁》イメージスケッチ 2018年この他、宴などの共食の場で使われたユニークなデザインが施された江戸時代のお弁当箱や、食べる状況に応じてデザインされたひとり分のお弁当箱、そして世界のお弁当箱を展示。目的に合わせてデザインされたプロダクトとしてのお弁当箱に注目する。関連イベントとして、こどもたちのために閉室日を特別にオープンし、親子でゆったり楽しめる「キッズデー」や、アーティストと一緒に同展を楽しむプログラムも開催される。大人もファミリーも楽しい、見る・聞く・触れる、参加体験型の展覧会で、「おべんとう」が生み出す人との繋がりを感じてみては。【展覧会情報】BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン会期:7月21日~10月8日会場:東京都美術館 ギャラリーA・B・C時間:9:30〜17:30、金曜日9:30~20:00(ただし7月27日、8月3日、10日、17日、24日、31日はサマーナイトミュージアムにより21:00まで)※入室は閉室の30分前まで料金:一般800円 大学生・専門学校生400円 65歳以上500円 団体(20名以上)600円 高校生以下無料 ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料、この他割引の詳細は特設サイト(bento.tobikan.jp)にて休室日:月曜日(ただし8月13日、9月17日、24日、10月1日、8日は開室)、9月18日、25日
2018年07月04日「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」が、2018年7月21日(土)から10月8日(月・祝)まで、東京都美術館 ギャラリーA・B・Cにて開催される。お弁当を通じてコミュニケーションを考える「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」展は、日本独自の食文化であり、人と人とをつなぐ役割を果たしてきた「おべんとう」をコミュニケーション・デザインの視点から捉えた展覧会だ。会場には現代の作家たちによるインスタレーション、来場者自身が見る・聞く・触れることができる参加体験型のコンテンツ、江戸時代の遊び心溢れるデザインのお弁当箱などが用意される。展覧会のみどころアニメーションでお弁当の世界へ展覧会は、発酵デザイナー・小倉ヒラクのお弁当をテーマとした新作アニメーションからスタート。親しみやすいキャラクター、口ずさみやすいメロディ、歌詞、振り付けが、観る者をお弁当の世界へと誘ってくれる。お弁当から垣間見える人と人とのつながり続くのは、お弁当を通じて人と人とのコミュニケーションを再考させられるような作品群。たとえば朝日新聞デジタル&Wで2年間連載された《あゆみ食堂のお弁当》を紹介する。「誰々にこんなお弁当を作ってあげたい」という読者のリクエストに応えて、大塩あゆ美がお弁当を創作、平野太呂が撮影し、依頼主にレシピとお弁当箱を届けるというプロジェクトだ。また、NHKのテレビ番組「サラメシ」で有名な“お弁当ハンター”の写真家・阿部了がお弁当を黙々と食べる人の姿を映した《ひるけ》は、お弁当を食べる人と作った人との関係性に想いを巡らせたくなる作品に仕上がっている。美術家・小山田徹は自身が家族と一緒に実践しているお弁当づくりのアーカイブ《お父ちゃん弁当》を展示。保育園に通う弟のために、小学生の姉がお弁当の指示書を書き、父親である小山田がその通りにおかずを調理し弁当箱に詰める。弁当にアートのように描かれた桜島の噴火、蛇行する川、三日月湖といったモチーフは、夜寝る前に読んだ本や散歩の時に見つけた植物や虫にインスピレーションを得たというものも。森内康博は、過去に開催したワークショップの様子を映像作品として上映。中学生が親に手伝ってもらうことなく自分でお弁当を作る姿を子供たち自身がドキュメンタリー映像にするという内容だ。体験型コンテンツも来場者が実際に参加することができる作品も展示。食べることをデザインするイーティング・デザイナーのマライエ・フォーゲルサングは、お弁当の「触ることや見ることができない」側面、たとえば人と人とのつながりや記憶、未来像といったストーリー性を生き生きと表現し、来場者をその物語の中へと導くような体験型インスタレーションを展開する。お弁当を「箱」と「布」によって自由にコミュニケーション空間を生み出せるツールだと考える北澤潤は、美術館の中にお弁当の「おすそわけ」マインドを考える《おすそわけ横丁》を創り上げる。江戸時代や世界各国の弁当箱さらに、時代や国境を越えた様々なお弁当箱を通じて、食べる目的や状況に合わせてデザインされた"プロダクト"としてのお弁当箱に注目するといった企画も。宴など誰かと一緒に食べる共食の場で使われた江戸時代のお弁当箱から、現代日本のひとり分のお弁当箱、そしてアジア、アフリカ、ヨーロッパなど世界のお弁当箱などが並べられる。ワークショップも「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」に出品するアーティストや、東京・代々木上原の弁当販売店チオベン(chioben)の山本千織らが参加するワークショップ・プログラムも開催される予定だ。【詳細】BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン会期:2018年7月21日(土)~10月8日(月・祝)休室日:月曜日、9月18日(火)、9月25日(火)※ただし8月13日(月)、9月17日(月・祝)、24日(月・休)、10月1日(月)、8日(月・祝)は開室。時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)、金曜日は20:00まで※ただし7月27日(金)、8月3日(金)、10日(金)、17日(金)、24日(金)、31日(金)はサマーナイトミュージアムのため21:00まで。会場:東京都美術館 ギャラリーA・B・C住所:東京都台東区上野公園8-36TEL:03-3823-6921観覧料:一般800円/大学生・専門学校生400円/65歳以上500円/団体(20名以上)600円※高校生以下は無料。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳持参者とその付添い1名まで無料。※毎月第3土曜日と翌日曜日は「家族ふれあいの日」により、18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住、2名まで)は、一般当日料金の半額。8月15日(水)、9月19日(水)はシルバーデーにより、65歳以上は無料。いずれも証明できるものを持参。※10月1日(月)は「都民の日」により誰でも無料。■サマーナイトミュージアム割引7月27日(金)、8月3日(金)、10日(金)、17日(金)、24日(金)、31日(金)の17:00以降は、一般600円、大学生・専門学校生無料(証明できるものを持参)。■相互割引特別展「没後50年藤田嗣治展」の観覧券(半券可)を本展会場入口で提示すると一般料金から300円引き(1枚につき1名1回限り)。「おべんとう展」の観覧券(半券可)を館内のチケットカウンターで提示すると、「没後50年藤田嗣治展」の当日券が100円引き(1枚につき1名1回限り)。
2018年03月31日創業当時から変わらない趣のある店構えの老舗店「ゆしま花月」は、東京・湯島にあるかりんとうが自慢の菓子店。昔ながらの店構えは、その昔に駄菓子屋をやっていた当時のまま、現在も変わらない姿で営業しています。お店のシンボルとも言えるのがお菓子を詰めるスケールの丸缶。その丸缶の大きいオブジェが軒先に置かれており、一目で「ゆしま花月」の店舗だと分かります。昔ながらの味を大切にしている、老舗のお店です。お店のはじまりは子ども相手の小さな駄菓子屋「ゆしま花月」のはじまりは、昭和20年代初頭、先々代のおかみが子ども相手に始めた小さな駄菓子屋でした。元々湯島は花柳界で賑わっていた街。料亭なども多く、お客さんの手土産にとスケールの丸缶に詰めたかりんとうを渡していました。それが評判を呼び、現在まで長く愛されているのです。昔と変わらない場所で、昔と変わらない味を守り続けています。艶やかな姿形が美しい昔ながらのかりんとうお店の看板商品であり、人気を呼ぶきっかけになった「かりんとう単衣(90g入り)」(540円)は、まるでガラス細工のような艶やかな形状が特徴。三度揚げをした生地に飴を絡めることで独特の食感を生み出しています。実はこのかりんとう、元々は失敗作なのです。職人が砂糖を煮詰めすぎてしまい、もったいないとそのまま作ったところ、非常にきれいでおいしいかりんとうができたのでした。「ゆしま花月」に訪れた際には、必ず食べたい逸品です。老舗店自慢の製法でつくられたこだわりのお菓子「かさねうめ単衣(60g入り)」(432円)は、塩味のあられ、梅の彩りを添えた甘酢っぱいあられの2種類が一度に味わえる贅沢な商品です。湯島天満宮にある2種類の色の花を咲かせる「思いのまま」という梅の木をイメージして作られました。「いわおと単衣(90g入り)」(540円)は、米の甘みが豊かに広がるしょうゆ味の堅揚げせんべいです。5日間天日干しをすることでしっかり水分を飛ばし、米本来の甘みと旨みが感じられるお店自慢の商品!「ゆしま花月」がずっと親しまれている理由東京の手土産として親しまれている「ゆしま花月」は、昔ながらの味や製法を守りながらも、定番商品のほかに新商品の開発や期間限定のパッケージなど、お客さんを常に楽しませるお店づくりをしています。昔からずっと変わらない伝統の味と、手土産としてお客さんに喜ばれるように考えられた創意工夫が、このお店が長く親しまれ続けている理由です。「ゆしま花月」は、東京メトロ千代田線「湯島駅」から徒歩3分、またはJR山手線・京浜東北線「御徒町駅」から徒歩5分の場所にあります。ガラスのように艶々な絶品のかりんとうをぜひご賞味ください。スポット情報スポット名:ゆしま花月住所:東京都文京区湯島3-39-6電話番号:03-3831-9762
2018年01月02日「Kawaii文化の生みの親」(Roots of Kawaii)と称される・クリエーター内藤ルネの展覧会「Roots of Kawaii 内藤ルネ展 ~たくさんの愛と夢をこめて~」が大阪・大丸梅田店にて開催される。会期は2018年1月10日(水)から1月21日(日)まで。1950年代から60年代にかけて、日本の少女文化をリードしたマルチクリエイター内藤ルネ。今回の展覧会では、未公開作品「復刻原画」などを含める約100点が出展される。ヴィヴィッドな少女画やルネパンダ古い美少女観を覆した、ヴィヴィッドな色彩の少女たちが時代を超えて復活。可憐に彩られた「ルネガール」たちの微笑みが、乙女心を魅了する。代表的な少女画の他にも、野菜やフルーツなど、あらゆるものの中に“カワイイの芽”を見出し、命を吹き込み、世の中に送り出してきた。1960年代以降に手掛けたファンシーグッズの中でも大ヒットした「ルネパンダ」は、貯金箱で登場。また、2017年に没後10年を迎えた内藤ルネが残した貴重なメッセージも紹介される。スマホケースなどのグッズ販売もその他にも「Kawaiiルネグッズ」の販売や、内藤ルネとのコラボレーションによりデビューした山地まりのミニライブを実施する。【開催情報】Roots of Kawaii 内藤ルネ展 ~たくさんの愛と夢をこめて~会期:2018年1月10日(水)〜1月21日(日)会場:大丸ミュージアム<梅田>大丸梅田店15階住所:大阪市北区梅田3-1-1時間:10:00~19:30(20:00閉場) ※最終日は17:30まで(18:00時閉場)料金:一般800円、高大生600円、中学生以下無料 ※価格は税込
2017年12月18日麻布十番商店街のかりんとう専門店様々な味をかりんとうで表現し、話題を呼んだ「麻布かりんと」は、東京・麻布十番にあります。異国情緒溢れる麻布十番商店街と、昔懐かしいかりんとうとのコラボを面白いと感じたオーナーが2009年9月、麻布十番にお店をオープンしました。朱色の日除けのれんが目を引く、これまでになかった新感覚のお店は瞬く間に話題となり、連日多くの人で賑わいをみせています。ポップなパッケージで満たされた可愛い店内店舗面積10坪ほどの店内には、可愛くパッケージされた「かりんとう」が50種類以上並んでおり、ひとつひとつが小さくリーズナブルなため、つい何種類も買いたくなってしまいます。試食もできるため、味を確認してから気に入ったものを購入できるのも人気理由の1つです。みんなが大好き!黒蜜味のかりんとう誰もが一度は食べたことのある黒蜜を使用したかりんとうはお店と同じ名前「麻布かりんと」として売られており、お店の人気No.1の商品。国内産の黒糖を使用し黒ごまと合わせたことで、さらに香ばしく美味しくなったかりんとうに手が止まらなくなります。迷ったらこれ!5種類の野菜を味わえる5種類の野菜(さつまいも、ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、たまねぎ)の風味を楽しむことができる「野菜ミックス かりんとう」はもおすすめ商品の1つ。どれもしっかりと野菜の味がする新感覚の「野菜ミックス かりんとう」は、お土産にぴったりな一品です。他にも、ドーナツのような食感のやわらかい「蜜ん棒」や店内で揚げたてを販売する「こがし黒蜜 かりんとまん」など、食感のイメージを覆す様々なかりんとうを購入することができます。お気に入りの「かりんとう」を見つけよう!奇抜なアイデアで色んな味を楽しめる「麻布かりんと」は、自宅用としてだけでなくお土産にも利用でき「かりんとう」のイメージを大きく変えるお店となりました。週末には行列ができることもある「かりんとうの専門店」は東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線「麻布十番駅」徒歩2分。麻布十番商店街のメインストリートの角にあります。東京観光へ来た際や新感覚のお菓子を食べたくなった時には「麻布かりんと」へ足を運んでみてください。あなたにぴったりなかりんとうがきっと見つかりますよ。スポット情報スポット名:麻布かりんと住所:東京都港区麻布十番1-7-9電話番号:03-5785-5388
2017年12月08日「東京タラレバ娘」や4月スタートの「恋がヘタでも生きてます」など、出演ドラマが続く田中圭が、内藤剛志が主演を務める人気ミステリー「警視庁・捜査一課長」の第2弾に参戦。若手刑事として“捜査一課長”の内藤さんとコンビを組むことになった。本作は、2012年7月、「土曜ワイド劇場」からスタートし、2016年4月クールの「木曜ミステリー」枠で連続ドラマに、最終回2時間スペシャルでは12.3%の高視聴率を獲得するなど、大好評を博した人気ミステリードラマ。今回、新メンバーに田中さんを迎え、一段とパワーアップして1年ぶりに帰ってくる。物語の舞台は、警視庁の花形部署、捜査一課。400名超の精鋭刑事を統率する捜査一課長は、いわゆるキャリアが占めるほかの警察要職とは異なり、ヒラ刑事からはい上がってきた“叩き上げ”が務める特殊なポスト。都内で起きるすべての凶悪事件に臨場し、いくつもの捜査本部を同時に指揮しながら捜査方針を決め、重大な局面では自ら捜査に乗り出すなど、極めて重い責務を担っている。しかし、本作の主人公の一課長・大岩純一(内藤さん)は、決してスーパーマンなどではなく、苦悩の中、重責を乗り越え、部下を導いていく姿はまさに“等身大のヒーロー”であり、“理想の上司”。演じる内藤さんは、1980年の映画デビューから長い下積み時代を経て主演俳優に上り詰めた、一課長の生き様を地で行く“叩き上げ”の役者。“連ドラの鉄人”である内藤さんが、シーズン2でも“熱き魂を持つ男”に挑む。また、実力派人気俳優・田中さんが、大岩捜査一課長の側近中の側近である運転担当刑事・刑部公平(ぎょうぶ・こうへい)として新たに参加。指揮官として重圧と闘いながら決断を下していく大岩の葛藤を間近で感じることによって、刑事として、人間として大きく成長していく姿を追っていく。本作で田中さんと5度目の共演という内藤さんは、「“この人に勝ちたい!”…そう感じさせるぐらいのお芝居をする、素晴らしい俳優さん」とその印象を語り、「ライバルのつもりで挑みます!ガツガツ行きますよ!」と、笑顔で宣戦布告!? とはいえ、「刑部は大岩の世代からは理解しがたいところもある、“規格外”ともいうべきキャラクター。普通の上司と部下ではなく、“こんな関係性があってもいいな”と思わせるような、“いまだかつて誰も見たことがないようなコンビ像”を目指したいですね!」と抱負を語っている。一方の田中さんは「内藤さんのことが大好きなので、今回、がっつり絡むのがとても楽しみです。内藤さんの熱い想いに乗って、チームの輪に入って頑張りたい」と、撮影開始を心待ちにしている様子だ。「内藤さんとは心と心で通い合えること、どんな芝居でも受け止めてくれることがわかっているので、それがこのシーズンから参加する僕の“光”となっています」と明かす。また、「僕が演じる刑部は、一課長に憧れていて、ゆくゆくは自分が後を継ぎたいと考えている男。イマドキの若者という一面もあるかもしれませんが、自分なりに“楽しいヤツ”として役を形成していきたいと思っています。内藤さんと僕は世代も離れているし、演じるキャラクターもまったく異なりますが、“この2人だからこそできるコンビ”、“違うのになぜかまとまっている2人”になるのが、理想ですね」と、田中さんも内藤さんとのコンビに期待を寄せている。もちろん、これまでのシリーズを支えてきた “大福”のニックネームを持つ平井真琴(斉藤由貴)や、“見つけのヤマさん”こと小山田管理官(金田明夫)ら、個性的な面々も再び集結。彼らのセリフの応酬も、刑部の加入によってさらにパワーアップ!新たなチームワークを武器に、熱き人間ドラマが展開されていくという。シーズン2は、スリリングな事件展開はいうまでもなく、前作でも好評を博した“知って得する東京最新情報”や“東京の知られざる新名所”などをストーリーに織り込み、2020年の東京オリンピックに向けて急速な変化を遂げつつある“東京のいまの姿”を描いていく。さらに、妻・小春(床嶋佳子)や愛猫・ビビとの日常生活から大岩が事件のヒントを見つけ出していくお馴染みの展開もありつつ、クライマックスで大岩一課長が発する“捜査員への大号令”、刑事たちが総出で繰り広げる“東京一斉大捜査”など、本作らしい魅力も満載となりそうだ。「警視庁・捜査一課長」season2は4月、毎週木曜20時~テレビ朝日系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日主婦の友社はこのほど、『糖質オフのやせぐせべんとう222』(680円・税別)を発売した。「糖質オフダイエット」は健康にやせられると注目されているダイエット方法だが、「昼食」で挫折する人も少なくないという。働いている人の多くが昼食をコンビニもしくは外食で摂取しているが、外食はごはんやめん、パンの主食をメニューが多く、コンビニでも毎日低糖質のものを選ぶことは難しいとのこと。同書は糖質オフダイエットに取り組む人に向けた糖質オフのべんとうレシピを222品紹介している。通常の手作りべんとうの糖質はおよそ70~80gだが、同書では減量効果が期待できるといわれる20g以下になるようなレシピを紹介。さらに、全部食べても5g以下におさまる「スーパー糖質オフべんとう」も紹介している。「忙しいし、朝時間がない」という人に向けた、朝つめるだけの糖質オフの「作りおき」おかずレシピも数多く掲載した。「きのこハンバーグ(2個分)」は冷蔵で5日保存可能で、糖質は3.6g。「サーモンとほうれんそうの豆乳フリッタータ」は冷蔵で4日保存でき、糖質は糖質0.8gだという。また、糖質オフ中でも炭水化物を食べたいという人に向け、見た目も味わいも本物そっくりの炭水化物風レシピも紹介。油揚げをパンのかわりに使用した糖質オフサンドイッチは糖質1.4g。タイの定番めん料理をこんにゃくめんで代用した「パッタイ風」の糖質は4.3gであるという。巻頭インタビューには、学生時代から20kg以上も体重が増えた大村和規医師が登場。大村先生は糖尿病専門医で患者に生活習慣を指導する立場でありながら、不規則な食生活やストレス、運動不足が重なり、体重が増加したという。一念発起して糖質オフダイエットを始めたところ、1年で25kgの減量に成功したとのこと。インタビューでは、大村先生が実践した日々の食事の紹介や、成功の秘訣を掲載している。
2017年02月25日『5時に夢中!』のアシスタントとして絶大な人気を誇る、内藤聡子さんの新連載「フリーキャスター内藤聡子、仕事を辞めて留学しました」が始まりました。第1回目となる今回は、「私がハワイに旅立つまでのお話」です。***anan読者の皆さまとは、「初めまして」の方が多いでしょうか。私、フリーキャスターの内藤聡子と申します。今年の3月までMXTV夕方5時からの情報バラエティ番組『5時に夢中!』でアシスタントを務めておりましたので、番組をご覧になったことのある方には「あ~、あの人ね!」と思い出していただけるかな?一部ネット上では、「内藤聡子は番組を卒業して、どこで何をしているんだ…」とご心配いただいているようですが、実は私は今、ハワイで学生をしております。四十路の独身女性が、仕事を休んで、海外に行くってどういうこと!?それを決断するまでの心境、出国するまでの手続き、そして実際に移住してからのことなどを、数回に分けてお話ししていきたいと思います。皆さんも「私、このままでいいのかな」なんて悩むこと、ありますよね!?きっとひとつやふたつ、共感してもらえるところがあると思いますので、よろしければお付き合いくださいね。仕事を始めたのは大学4年生の時、かれこれ20年前のこと。ひょんなことから「女子大生お天気お姉さん」となり、若さゆえに、強気で、おバカで、怖いものなし!の時期を過ごしたこともありましたが、そんなものは長く続かないですよね。それは、いわゆる「女子アナ」の世界も然り。オーディションに行くたび「自分はなんて空っぽなんだ」と思い知らされ、あっという間にどん底を味わいました。「ウリのない自分」に嫌気が差し一念発起、そこで元々興味のあった気象予報士の資格を1年半かけて取得します。その後は、縁あって、気象キャスターや前述の情報番組など、長年に亘って帯番組(月~金曜日)の生放送に携わることができました。仕事にも仲間にも恵まれ、毎日を楽しく過ごしているうちに、月日は驚くほどの速さで流れ去り、友人たちは次々と結婚、出産。そのたび「私はどうする?」と思い悩み…とはいえ、なかなか決心がつかないうちに、この歳になってしまった感じ(そこを詳しく話し始めると、違う方向に行ってしまうので、今回は置いておいて(笑))。仕事をするって、性別や年齢問わず大変なこと。さらに、お世辞にも若いとは言えない独身女性が、正社員ではない立場で働いて、自立するのはなかなかキツくてツラいもの。私が夏休みを取って番組をお休みしても、番組は滞りなく進んでいくわけで、そのたびに「自分の代わりはいくらでもいるなぁ」と思い知らされ…。「だからお前は結婚できないんだ」とも、「いや~ね、お局さんて」なんて目線でも見られたくない。自然と私は番組の外でも中でも「物分かりの良い、自分で言うのも何だけど気が利く優しい、時には毒も吐く姉さん!」的なキャラになりました。それでも既婚の同世代からは「いいよね~。自分にお金と時間をたっぷり使える人は」と苦労知らずなお気楽オンナ、扱いされちゃったりして。でも、「私の人生、私のために生きて何が悪い?」です。負け犬の遠吠えと言われても、「守るべきモノ」のために生きていく!という大義名分がない私には、強い柔軟性がないとやっていられなかった。番組では、視聴者の皆様に楽しんでいただけることを第一に考えていましたが、「内藤さんの笑顔に癒されます」「声を聞くと安心します」というお声が届くのは本当に嬉しいことでした。自分の仕事を通じて、誰かが幸せを感じるのは、この上ないやりがいでした。10年以上、「毎日絶対同じ時間にスタジオにいる」という生活を送っていると、無い物ねだりで外の世界も見たくなってきます。日々生放送の緊張感は感じつつも、同じような経験しか積んでいない私が『5時に夢中!』の「特殊な人生経験の塊」のような面々と渡り合うのは到底無理な話で、小手先のテクニックばかり増えていきました。でもそれでは、自分自身の人間としての幅や深みが増すことはなく、今ある引き出しから無理矢理絞り出しているだけ。女子大生の頃に感じた「空っぽな自分」に戻ってしまうのではないかという不安が徐々に膨らみ、いつからか「一度、仕事と日本から離れてみたい」と考えるようになりました。それでも、毎年番組の更新の時期になると、「あと一年やってみようか」という決断をする年が続きました。新たな一年が始まれば、ほどよい刺激の心地よさや、自分の居場所がある安心感、仲間と過ごす楽しい時間にどっぷりと浸り、あっという間に一年が過ぎる、その繰り返し。変えたいのに変われない。勇気が持てなかったんでしょうね。でも遅ればせながら「自分も40歳を越えたし、親もいい年。これ以上先延ばしにしたら、日本を長期間離れる機会なんてないかも」と自分に言い聞かせ、休業することを決心しました。海外に行ったからって何が見つかるわけではないとも思いつつ、でもやらずに後悔するよりは、とりあえずチャレンジだ~!と踏ん切りをつけたものの、四十路の留学への道のりはなかなか険しいものでした。(続く)◇ないとう・さとこフリーキャスター、気象予報士。‘74年生まれ。大学在学時にお天気キャスターとしてキャリアをスタート。その後、報道、情報番組はじめ数々の番組でキャスターや気象予報士として活動。‘10年からはTOKYO MX『5時に夢中!』のアシスタントとして絶大な人気を誇る。‘16年3月に番組を卒業、充電期間に。◇初めての朝、窓一面の虹が!!迎え入れられた気がして「良いことありそう!」と気持ちが少し楽に。※『anan』2016年11月2日号より。文・内藤聡子
2016年10月26日10月19日(水)にBlu-ray&DVDでリリースとなった映画『サウスポー』を、第36代WBC世界フライ級王者の内藤大助が鑑賞。作品に感動した内藤さんの応援コメント動画が届いた。劇場公開時に大きな感動を誘った映画『サウスポー』は、全てを失くしたボクシングの元世界チャンピオンが、亡き妻と最愛のひとり娘のために自分を変え、再びリングに上るまでを描いた感動作だ。今回、初めて映画『サウスポー』を観たという内藤さんは、「全てを失った主人公が、そこから這い上がろうとする姿に、自分が奮闘していた日々を思い出しました」と自身のキャリアと重ね合わせて大感動したそうで、応援コメントを快諾。実は内藤さん自身も強い自分に変わりたくてボクシングを始め、プロになった後も愛する家族のために世界チャンピオンを目指した過去があるため、ジェイク・ギレンホール演じる主人公ビリー・ホープに感情移入したとか。「僕自身が変わったので、変われないことはないと言い切れます!誰かのために戦うことで、人はとてつもないパワーを出すんです!」と熱弁! 「まるで自分のことのようでした」と映画『サウスポー』を受け止めた。これは、ある父親が、ひたむきに自分と向き合うことで成長を遂げ、家族との絆を取り戻そうとする姿に多くの観客が涙した感動の人間ドラマ。内藤さんも、「人は、ひとりでは生きてはいけないということが痛いほどわかる映画だと思いました。『サウスポー』、ひとりでも多くの人に観てほしいです!」と、熱く太鼓判を押す超感動作を、BD&DVDで見届けて。『サウスポー』Blu-ray&DVDは10月19日(水)よりリリース。<『サウスポー』リリース情報>『サウスポー』コレクターズ・エディション価格:5,800円(本体+税)『サウスポー』BD価格:4,700円(本体+税)『サウスポー』DVD価格:3,800円(本体+税)発売日:10月19日(水)※レンタル同時スタート発売元・販売元:ポニーキャニオン(C) 2015 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年10月19日女優の内藤理沙が、7月22日スタートのテレビ朝日系ドラマ『グ・ラ・メ! ~総理の料理番~』(毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域は異なる)で見せる、人生初という"ゴスロリ"姿を披露した。このドラマは、数々のグルメ漫画を手がけてきた西村ミツルの『グ・ラ・メ! ~大宰相の料理人~』を初めて映像化するもの。吉田茂政権以来、70年ぶりとなる「官邸料理人」に抜てきされた、主演の剛力彩芽演じる天才シェフ・一木くるみが、その腕一本で数々の要人・政治家たちを虜にしていく姿を描く。内藤が演じるのは、総理大臣・阿藤一郎(小日向文世)のひとり娘・理子。両輪の離婚以来、ファーストレディ的な立場で父親をサポートしてきたが、ゴスロリ(ゴシック・アンド・ロリータ)という趣味を持ち、家の内外問わず、そのファッションに身を包んで生活しているという役柄だ。人生初のゴスロリ姿という内藤は「まさか27歳にして、ゴスロリを着ることになるとは思わなかった」と驚きながらも、「衣装合わせでいろいろなパターンのお洋服を着させていただいて、とても楽しんでしまいました(笑)」「今日はこのまま原宿に出掛けてみようかな(笑)」とご満悦。その上で、「違和感なく、ちゃんと着こなせるように頑張りたいです!」と意気込みを示した。剛力とは、4月クールの『ドクターカー』(読売テレビ・日本テレビ系)に続いての共演だが、「いつも現場では他愛もない話をしながら、楽しく過ごしています」と、すっかり仲良しの様子。父親役の小日向については「(大河ドラマ)『真田丸』を見ていたので『秀吉だー! 本物だ!』って(笑)。そんな方がお父さん役なんてすごい!」と感動を語っている。
2016年06月24日俳優の内藤剛志が27日、テレビ朝日系主演ドラマ『警視庁・捜査一課長』(毎週木曜20:00~20:54)の撮影が行われている東京・大泉の東映東京撮影所で61歳の誕生日を迎え、スタッフからお祝いを受けた。同撮影所は、内藤が初めてセリフをもらった同局系ドラマ『特捜最前線』を撮影した思い出の場所。その後も『ホテルウーマン』『味いちもんめ』『検事・朝日奈耀子』など、自身の代表的な作品を撮ってきたスタジオで61歳の誕生日が迎えられたことに「本当に幸せなことだと思います」と感慨の様子で、「来年も62歳の誕生日を、ぜひここで迎えたいと思います!」と高らかに宣言した。共演する同年代の金田明夫は「60過ぎのおっさんが頑張っておりますので、世のお父さん、頑張ろう!」と元気よくエールを送り、内藤も「ドラマを通して、年を取ることは楽しいぞということを伝えたいですね」と、充実の60代のスタートが切れたことをアピールした。実際の捜査一課長は普通50代が務め、61歳は定年退職を過ぎている年齢だが、内藤は「見た目が許されるうちはやっていきたい」と意欲。同作について、常々「ライフワークにしたい」と話しており、「先(のシリーズ)があると僕は信じているので、チャンスをいただけるのであれば、もっともっと面白いものを作らせていただきたいと思っています」と続編への期待をにじませた。運び込まれた誕生日ケーキには、ドラマに登場する愛猫のビビちゃんが飴細工で描かれており、実際に猫好きの内藤は、それを確認してご満悦。スタッフから、楽屋用のサンダルとクッションのプレゼントを受け取り、連ドラ終盤の撮影に向けて気持ちを新たにしていた。
2016年05月27日14日の熊本地震発生で初回放送が中断した、内藤剛志主演のテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長』(毎週木曜20:00~20:54)の振替放送が、関東地区では18日(14:04~15:55)に決まった。同ドラマは、14日20時から初回2時間スペシャルを放送していたが、同日21時26分の地震発生を受けて中断し、緊急報道特番に切り替えられた。このため、関東地区では16日(14:30~16:30)にあらためて放送する予定だったが、その後の地震発生・被害拡大のため、再度報道特番が放送され、この振替放送が延期されることになっていた。ほかの主な地域では、ABCテレビが21日(14:00~15:51)、九州朝日放送が21日(14:02~15:51)、北海道放送が21日(14:00~15:55)に放送。なお、メ~テレは17日に放送された。
2016年04月17日