男性が体験できない「出産」に、夫としてどう向き合うべきか。夫婦の数だけさまざまな意見があるだろう。マイナビニュース会員で子持ちの既婚者191人(男性: 126人、女性: 65人)を対象にした調査では、「立ち会い出産をした」と答えた人は46.1%、「立ち会い出産をしなかった」と答えた人は53.9%だった。その中で、「立会い出産」を決めた理由とは何だったのだろうか? それぞれの意見をまとめてみた。Q.「立ち会い出産」をしましたか?はい 46.1%いいえ 53.9%Q.夫の意見 - 「立ち会い出産」にした理由はなんですか?「立ち会い出産」をした夫の理由を見てみると、「家族だから苦しみや喜びを一緒に感じたい」が30%、「妻が希望した」が20%、「当たり前だと思った」が15%、「早く会いたい・瞬間に立ち会いたい」が15%、「妻・子どもが心配」が7%、「仕事の休みがとれた」が6%となった(それ以外は、その他)。■家族だから苦しみや喜びを一緒に感じたい・「妻の手を握ったりして、夫婦での共同作業であることをお互いに自覚したかった。また、やはり生命が生まれてくる現場を見ることで、より生まれてきた子どもに愛着が持てたと思う」(41歳男性/精密機器/技能工・運輸・設備関連)・「夫婦で感動を分かち合いたかったから」(31歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/メカトロ関連技術職)・「家族なので、少しでも妻が安心してくれればいいと思い」(55歳男性/設計/建築・土木関連技術職)・「なかなか経験できることではないし、少しでも妻を勇気づけられればいいと思ったので」(34歳男性/ソフトウェア・情報処理/営業関連)■妻が希望した・「妻が望んだから」(49歳男性/その他/クリエイティブ関連)・「妻の希望と私も経験したかったから」(49歳男性/サービス/販売・サービス関連)■当たり前だと思った・「義務だと感じた」(33歳男性/銀行/専門職関連)・「当然だと思うので理由はない」(46歳男性/通信関連/IT関連技術職)・「一生の間でも外してはいけない時だと思ったから」(41歳男性/フィットネスクラブ/クリエイティブ関連)・「深い理由はないがそうするとは漠然と決めていた」(46歳男性/サービス/販売・サービス関連)■早く会いたい・瞬間に立ち会いたい・「断る理由がなかった。子どもにすぐに会いたかった」(47歳男性/コンピューター機器/IT関連技術職)・「誕生の瞬間を見たかったから」(45歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)■妻・子どもが心配・「初めての子どもの際に、妻が少しでも安心できるように立会い出産をした」(38歳男性/官公庁/公共サービス関連)・「家内の状態が心配だった。病院に勧められたし、記念の撮影もしたかった」(50歳男性/ソフトウェア・情報処理/クリエイティブ関連)・「子どもを授かるのに10年かかり、やっとできた子だったので」(46歳男性/輸送用機器/事務・企画・経営関連)■仕事の休みがとれた・「休みがとれたから」(61歳男性/農林・水産/営業関連)・「たまたま休みの日だったので」(39歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)・「仕事が休みでタイミングがあったから」(29歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)■その他・「一緒にいたら、逃げられなくなったので」(42歳男性/その他電気・電子関連/営業関連)・「その場の流れで」(45歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)・「働いている病院だったから」(38歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)○総評妻が「立ち会い出産」を希望した理由としては、「感動を分かち合いたい」や「出産の大変さを理解してもらうため」というコメントが多く見られたが、夫が「立ち会い出産」を希望した理由でも、「感動を分かち合いたい」が一番多い結果となった。男性は自分が妊娠・出産を経験できないからこそ、我が子が誕生する瞬間に立ち会い、改めて"家族になった"という感覚を得たい気持ちが強いのかもしれない。一方、「妻を安心させたい」や「妻や子どもが心配」という声には、子どもを産む側ではない男性が持つ、出産に対する強い不安が現れているように思われた。今回の調査で「立ち会い出産」を経験した人のうち、「立ち会い出産をして良かった」と答えた人は95.5%にのぼった。特に夫はほぼ100%が「立ち会い出産をして良かった」と答え、「父親になった自覚持てた」「奥さんの大変さが分かった」「頑張った妻も子供も今まで以上に愛おしくなった」などという意見が見受けられた。調査時期: 2016年2月23日~2016年3月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男女合計191人(男性: 126人、女性: 65人)調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2016年03月14日「妊娠・出産でもらえるお金、基本ポイント」 では、制度を利用するための基本を押さえた。では、出産する時、実際にかかるお金はいくら? どんな時にかかる?引き続き、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんにお話を伺いました。妊婦健診費は公費助成が拡充中 最新情報を要チェック!妊娠は病気ではないので、経過が順調であれば、健康保険が使えない。妊娠期間を通じて、15~16程度の妊婦健診を受ける必要があるが、この費用も健康保険の適用外。1回あたり3,000円~5,000円、検査が多い時では1万円を超える額となることもあるので、負担感が強かったが、近年、この健診費用の助成は拡充傾向にあり、現在はすべての自治体で14回以上の助成を行っている。中には、無制限で助成する自治体も出て来ている。一般的な助成の方法は、「妊婦健診受診票(券)」と呼ばれるものに助成の対象となるものが明記され、記載のない検査をする場合にはその分の費用を払うというもの。ただし、自治体によって体制はまちまちで、窓口ではいったん全額を払い、手続きをすれば産後に助成分が戻ってくるケースや、一定額までは無料とするケースなどもある。自治体によって助成の内容は違うので、自分が住んでいる地域の最新の情報をチェックしておこう。 ★出産までに健診に行った回数:平均14.04回 分娩・入院費の相場主な内訳は分娩費と入院費のほかに、差額ベッド料、検査や処置料、投薬料、新生児管理料、おむつやミルクの費用、文書料などがかかる。これらを総括すると、平均で40万円前後のまとまった金額が必要という結果に。経過が順調であれば、健康保険は適用されないが、多くの場合、加入している健康保険から出産育児一時金として基本額42万円が給付される。最近では、事前に手続きをしておくことで、出産育児一時金を医療機関が直接受け取る制度が基本のため、多額な分娩・入院費を一時的に立て替える必要もなくなっている。ただし、産院によっては、平均額を大きく上回る分娩・入院費が必要なところもあるので、自分のニーズ、予算に合った産院を選ぶことが大切だ。 ★分娩・入院費用:トータル 平均42万744円 マタニティ用品の相場着用する時期は短いのに、意外と値が張り、割高感があるのがマタニティウェア。普段のファッションに合わせて、「ウエスト回りだけ調整できるマタニティパンツを選んだ」「部屋着はパパの服を代用した」という声も。もちろん「産後も使えそうなものを選ぶ」という視点は大切だが、妊娠期限定で必要な肌着などもあり、節約は、安全・衛生・健康管理を考慮した上で考えたいもの。初産のママの多くが経験するのが、「ベビー用品」の無駄買い。まずは、おむつ、肌着、授乳関連用品など、赤ちゃんが生後1~2ヵ月を過ごすのに必要なものと、寝具や赤ちゃんの移動手段(チャイルドシート・抱っこひも)をセレクトしておけば充分なのでは? あとは産後に、「赤ちゃんの成長に合わせて買い足していく」くらいの気持ちで大丈夫。 ★出産準備用品:トータル 約9万6,650円 出産内祝いの相場親族や友達などから贈られる「出産祝い」。最近は現金や商品券なども増えているそう。何かとお金がかかる出産直後には、ありがたい臨時収入(!?)だが、お返し=「内祝い」は忘れずに! お返しの金額の目安は、もらった金額の3分の1~2分の1程度。ちなみに、出産祝いでもらった平均額は約33万4,000円となっており、これは内祝いに使った平均額の3倍になることから、「お返しの額の目安は、もらった金額の3分の1~2分の1」というのは信ぴょう性が高そうだ。内祝いは、もらってから3週間~1ヵ月以内を目処にお返ししたいもの。職場の同僚がお金を出し合って送ってくれたお祝いに対しては、相当の人数で分けられるお菓子などをお礼にしては? ★内祝いにかけた金額:平均 約9万8,200円 次回は、産休中の生活をサポートする、出産手当金について整理します。(記事中の「★」のついたデータはいずれも『赤ちゃんができたら考えるお金の本(2016年度新制度対応版)』より抜粋)<参考図書>妊娠・出産・育児で「かかる&もらえるお金」の、詳しい内容がすぐわかる!『 赤ちゃんができたら考えるお金の本(2016年度新制度対応版) 』定価:本体648円(税別)
2015年12月14日35歳以上での出産である「高齢出産」。妊娠、分べん時においてリスクがあるとされているが、女性の高学歴化、晩婚化により、年々高齢出産の傾向にある。様々な覚悟をしながらも、実際に高齢出産に挑み、育児を続ける女性たちに、高齢出産ならではの苦労や感じることをたずねてみた。まずは実際に妊娠・分べん時にリスクを乗り越えたと答えた人の経験談から。「妊娠糖尿病になりかけたり、分べん時間が異常に長かったりと、高齢出産じゃなかったらこんなに苦労しなかったのかなと思った」(36歳会社員 0歳女児)。「2人目が39歳で高齢出産。28週で前期破水で入院し、34週での出産となった上に、陣痛中に逆子になるなどトラブルが続いた。産んだ後も身体が大変。1人目は何の問題もなかったので、明らかに年齢の差を感じた」(45歳パート 15歳女児・6歳男児)。一方、妊娠・分べん時は問題なく過ごせたものの、その後の育児では肉体的な困難を挙げる人がほとんどだった。「生後2カ月くらいの時に、抱っこによるけんしょう炎と腰痛に悩まされ、もっと若かったらこんなことで悩まなかったろうに……と思った」(39歳会社員 0歳男児)。「33歳と37歳で出産したが、男児のパワーについていくことに体力不足を感じたり、2人目の妊娠中はぜん息気味になり、1人目の時にはない衰えを感じた。年齢的にも体力的にも3人目はないと思った」(38歳主婦 5歳男児・1歳女児)。○日常生活でも感じる"年齢の差"やはり高齢での妊娠・出産は可能ではあっても、子育てには相応の体力が必要で、覚悟がいるようだ。また、日々の行動などで高齢出産を実感するという声もあった。「ベビーカーを乳母車と言ってしまうとき、年齢を感じる」(38歳会社員 1歳女児)。「自分自身は高齢出産ではなかったが、高齢出産の人はママ友に溶けこむのも大変そうだなと思うことがある。妙に距離を置かれて、"さん"付けで呼ばれていたり……」(37歳主婦 7歳・3歳男児)。確かに、子供が保育園や幼稚園、学校へ通って社会生活を送るようになると、保護者の年齢層の幅の広さに驚き、年齢を意識せざるを得ない機会が多くなる。高齢出産は無事に産んでからも闘い。その後も続く葛藤は年齢には関係ないものだが、子宝という恵みを噛みしめながら苦難を乗り切っていきたいものである。
2014年01月07日ミキティが男児を出産。2012年3月27日午前7時3分、第1子となる3065グラムの男児を、庄司智春の妻、藤本美貴が出産した。出産前日に沖縄・宜野湾を中心に開催中の『第4回沖縄国際映画祭』に参加していた庄司智春は立会いにも間に合ったそうだ。所属事務所からは「大切な小さな命。本当にかけがえのない天使のような我が子を、これから私たちらしく二人で大切に育てていきます」というコメントが出産当日にすでに送られている。幸せいっぱいのパパとママ。藤本美貴のオフィシャルブログでは、すでに「ベビティ」の写真がアップされ、かけがえのない天使と幸せいっぱいのコメントが載せてある。初産にしては6時間と安産だったようだ。藤本は今月の21日まで新番組の制作発表会見に出席するなど、ぎりぎりまで仕事をしていた。「我が子を家族のように楽しみにしてくれていた皆さんに心から感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の言葉も添えている。元の記事を読む
2012年03月28日松山ケンイチ立ち合いの元に小雪が男児を無事出産1月5日、女優の小雪が、第1子となる男児を出産したことを所属事務所からマスコミに向けたファクスで8日、発表した。小雪は「おかげさまで母子ともに元気で過ごしております。これからは仕事と育児と頑張ってまいりますので今後とも温かく見守っていただけますよう、よろしくお願い申し上げます」とコメントしており、一方出産に立ち会った夫の松山は「改めて私たち家族をよろしくお願いいたします」とコメントし、一児の父となった重みを噛みしめている。松山、新年の挨拶松山の公式サイトによると、1月8日にNHK大河ドラマ「平清盛」がスタートする事に触れ「皆様の前へ進んで行く気持ちをバックアップ出きる大河ドラマに出来あがった。」と公私ともに充実した1年を迎えている。元の記事を読む
2012年01月09日