■前回のあらすじ破水の感覚があり病院へ。助産師さんに車椅子で迎えられ、陣痛室に向かうも破水じゃなかった…。病院の会計が高くて「マジかーっ」とさらに追い討ちをかけられた気分に…。夫に送った「破水かも!」「やっぱ勘違いだった~っ」という一連のメッセージも、早朝だからどっちも未読で、ここでも独り相撲とりまくってました。どすこいどすこい。この時点で、まだ家の布団の中にいるという事実に絶望。気持ちは陣痛室なのに…。もう、十分痛いのにこれ以上痛くなるなんて拷問や…と夫にメッセージを送信していた記録があります。次回に続く本記事はあくまで筆者の体験談で、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年03月14日■ 前回 のあらすじ いよいよ痛みは本格的に。旦那に支えられながら行った、陣痛真っ只中のウォーキングでお産が急速に進んで…吐き気が突き上げてきて汗が全身からドバドバ出て、分娩着がびしょ濡れに…。そして痛みはMAXに…!大騒ぎしちゃっていますが、私的には「どちらかといえば安産」だったお産です…。2人目で、分娩時間(=苦しむ時間)は1人目より短かったのです。それはまぁ楽…とは思わなかったけど助かったのも事実。とは言え、MAX時の痛みは同じなんだなぁ…。次回に続く本記事はあくまで筆者の体験談で、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 あん太くん出産レポ この連載の全話を見る >> 4人目と5人目の話 この連載の全話を見る >>
2021年01月23日■ 前回 のあらすじ 病院につくと、初産の時との違いにびっくり。すでに子宮口も5cmで、「このままスルッと産めちゃう!?」と思ったけれど…だんだん辛くなってきたぞ…。痛みはひかないけれど、旦那登場でものすごく安心したのを覚えています。旦那のこと、結構心の中で頼りにしてたんだな…と実感した瞬間でした。いやぁ…、「陣痛中、助産師さんから笑顔で『歩いてきて』と言われた」という話は聞いたことありましたが…。「マジかーーー!!!!!」と思いましたね。陣痛来てますから…。ものすごくゆっくりしか歩けなくて、自分一人では立てなくて(一人じゃ転倒すると思う)。こんなウォーキングとも言えないような歩みで効果あるのか!?と思いましたがこの後めっちゃ効果ありました。次回に続く本記事はあくまで筆者の体験談で、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 あん太くん出産レポ この連載の全話を見る >> 4人目と5人目の話 この連載の全話を見る >> いいから黙ってだいてくれ! この連載の全話を見る >>
2021年01月22日■ 前回 のあらすじ 吐き気と腹痛を伴う5日間の前駆陣痛。実母や旦那もそわそわする日々を送って…そして…前駆陣痛に5日も振り回されていたので、これが本陣痛なのか前駆陣痛なのかよくわからなくなっていました…。それと1度出産を経験し「陣痛はこんなもんじゃない…」みたいな覚悟?でいたので、ちょっと病院へ出発するの遅かったかもしれない…。次回に続く本記事はあくまで筆者の体験談で、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 あん太くん出産レポ この連載の全話を見る >> 4人目と5人目の話 この連載の全話を見る >>
2021年01月20日こんにちは! くりこです。2014年生まれの長女ひな、2018年生まれの次女あおいを、デレデレしながら子育てしています。今回は、5日間の前駆陣痛に始まり、波乱の連続だった「第2子あおいの出産レポ」をご紹介します。実際に出産した5日前から いわゆる「前駆陣痛」が始まっていました。これがけ…っこう痛くて…!!眠れないまま朝を迎えることもあり、寝不足に。私もちょっと辛かったですが旦那や、出産時にお手伝いに来てくれることになっていた実母もそわそわして…、気が気じゃなかったようです…。次回に続く本記事はあくまで筆者の体験談で、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 あん太くん出産レポ この連載の全話を見る >> 4人目と5人目の話 この連載の全話を見る >>
2021年01月19日■ 前回 のあらすじまだ子宮口は6センチなのにいきみたい感覚が。今いきんだら裂けてしまうのでは…!?MAXで陣痛きてる時に力入れない…だ……と…?4話目参考: 子宮口は4センチ、噂の「内診ぐりぐり」をされる! 参考サイト: 日本ソフロロジー法研究会 助産師の友人なっちゃんからの提案「いきまないで産む」。あの時は、「いきまないで産むってどゆこと!?」と思っていましたが、調べるにつれ、それはソフロロジー法なのではという結論にたどり着きました。(私個人の見解です)そして、今がまさにチャレンジするとき…!次回に続く本記事はあくまで筆者の体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。 【同じテーマの連載はこちら】 湯本もゆのオドオド手探り育児 この連載の全話を見る >> 産後の話 この連載の全話を見る >>
2021年01月09日■前回のあらすじ12月1日の朝、私は何度も便意で目を覚ましました。その感覚は約4分。念のため調べてみると…オタッキーはシャワー浴びんでいいっっ!!顔と歯磨きのみ許可するっっ!!瞬時に終わらせるようにっっ!!次回へ続く 【同じテーマの連載はこちら】 湯本もゆのオドオド手探り育児 この連載の全話を見る >> 産後の話 この連載の全話を見る >>
2021年01月01日生理は病気ではないとわかっていても、毎月の生理のたびに寝込んでしまうほどつらい生理痛を抱えている私。出産を2回経験していても、涙が出てしまう痛みと現在も付き合いながら生活をしている私が、どのように生理を乗り切っているのかをお話しします。 陣痛を彷彿させるほどの生理痛私は10代のころから生理痛が重かったため、当時からピルを服用していました。薬を飲んでいる間はかなり症状は緩和されていたのですが、問題は結婚をした20歳のころからのこと。妊活のためにピルをやめた途端、再び重い生理痛が襲ってくるようになったのです。そして、子育て中の現在も、再び重い生理痛に悩まされています。 その痛みは、つらかった10代のころの生理痛よりさらに重くなり、私にとって人生最大の痛み、「陣痛」を彷彿させるほど。授乳が終わった現在は鎮痛剤を飲んでいますが、市販のものでは効かず、処方された薬ですら3時間ももたないため、寝込んでしまうのです。そのたびに出産のときの陣痛の痛みを思い出し、耐えています。 痛みだけではなく、別の症状も…下腹部が痛くなるというイメージが強い生理痛ですが、私の場合、他にも症状があります。それは、トイレに立つのもやっとなくらいのひどい腰痛。そして、あまりの痛みに耐えられず、気分が悪くなって嘔吐してしまうこともしばしばなのです。 生理については、ただでさえ周りに言いづらい話ですから、このような症状も夫以外には誰にも言えず、つらい時期もありました。 自分の生理痛と付き合っていくために生理が来るたびに日常生活がままならず、仕事や家事、育児ができなくなるのは困るので、2人目の授乳が終わってから産婦人科を受診しました。 3人目が欲しいという気持ちもあるため、ピル以外の治療として提案された漢方薬と鎮痛剤を服用することに。あわせて冷え対策や適度な運動、基本的生活習慣の改善で健康な体作りもおこなって、痛みの頻度、強さが和らぎました。 それでもまだどうしてもつらいときもあり、そんなときは家族に家事や育児を協力してもらったり、生理が来たらファミリーサポートに依頼するなど、外部のサービスを利用しています。こうやって試行錯誤しながら、現在も自分の生理痛となんとか付き合っています。 たかが生理痛と思われることもあるかもしれませんが、重い生理痛を抱える私にとっては、本当に毎月が壮絶な戦いといった感じだったのです。自分の痛みですから、ずっと付き合っていくしかありませんが、私は自身の経験を通して、無理せず、自分に合った方法で生理痛と付き合っていくことが大切だと実感しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO文/堀なぎさ
2020年12月26日出産体験談第1話。陣痛が始まり、産院に到着しました。でも子宮口はまだ3センチ……! 院内で陣痛に耐えている間、あいさんを精神的に苦しめたものとは?Instagramで人気のあいさん(@yui_dondon)の出産エピソードをご紹介します。Instagramで人気のあいさん(@yui_dondon)の出産エピソード第1話。陣痛が始まり、産院に到着しました。でも子宮口はまだ3センチ……! 院内で陣痛に耐えている間、あいさんを精神的に苦しめたものとは? 入院中10何時間、ずっと尿漏れで恥ずかしい思いをしていたのですが、経産婦の友だちに話しても「私はそんなことなかったなー」という子ばかり。肝心の陣痛は進まないし、なんとも恥ずかしい体験でした……。あいさんの出産、育児エピソードはInstagramから更新されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター あい2018年5月生まれの長女ゆいどんの母。ゆいどんに振り回され毎日ドタバタな日常を送る新米ママデザイナー。育児の大変なことも笑い変えて前向きに!をモットーに、ブログやInstagramで妊娠・出産・子育ての体験記を更新している。
2020年12月20日Instagramで大人気のニシカタさんの出産エピソードをご紹介します。 妊娠39週、妊婦健診当日におしるし、陣痛が開始しそのまま入院することに。陣痛MAX中、夫が聞いた表彰しちゃいたくなるレベルの一言とは……!? 出産ビデオを事前に見ておいたおかげだと思います!この気の利かせ方はすごく助かりました~! いろんなことを考え巡らせたうえで、イエスかノーかで答えられる的確な質問。旦那さん、すてきー! このほかにも、ニシカタさんのInstagramでは育児エピソードが更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ この投稿をInstagramで見る ニシカタさん(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2018年 6月月12日午後2時22分PDT 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター ニシカタ2018年1月、長女を出産。インスタで出産、産後、育児レポートマンガを更新し、人気に。ゲームと海外ドラマとデパ地下が好き。
2020年12月03日出産のときに痛い思いをするのは陣痛だけだと思っていた私。産後はかわいいわが子と対面し、穏やかに過ごすことを夢見ていました。しかし実際には、いつまでこんな痛みが続くんだ!?と泣きながら乗り越えた後陣痛の体験談をご紹介します。 陣痛の痛みから緊急帝王切開へ出産予定日よりずっと早く、妊娠33週4日で来てしまった陣痛。破水もしておらず心の準備はできていませんでしたが、いざ始まってしまったらやるしかない!という思いで陣痛の痛みに耐えていました。痛み逃しがうまくできずに吐いてしまったり、かなりつらかったのを覚えています。 いよいよ子宮口も全開大に近づいてきたときに、いきなり感染症の疑いがあるとのことで緊急帝王切開へ。出産後の検査で感染症ではないとわかったのですが、このときはこの陣痛の痛みから逃げられるならなんでもいい! 早くおなかを切ってくれ! なんて思っていました。 緊急帝王切開後に予想外の痛みが…緊急帝王切開後は、終わった……!という達成感と陣痛から逃げられた安心感しかありませんでした。「術後は少し痛むからね」という助産師さんからの話も、あの陣痛を耐えられたんだから大丈夫かなと呑気に考えていた私。しかし、麻酔が切れてくると、おなかを切った痛みとは別の痛みも襲ってきて困惑していました。 どんどん強まる痛み麻酔が完全に切れてどんどん強まる痛み。後陣痛について、妊娠が進むにつれて大きくなった子宮が妊娠前の大きさに戻るために収縮することで痛みが来ると助産師さんからは聞いていたものの、ここまで痛いとは予想外でした。痛み止めを打ってもらいましたが、次に痛み止めを打てる時間前には、また強い痛みが……。 この痛みが3日は続き、少し弱まってきたものの6日目まで続きました。母乳をあげるときは、子宮が収縮するからなのか耐えがたい痛みが襲ってきましたが、かわいい赤ちゃんを見てなんとか耐えた!という感じでした。 出産回数を重ねるにつれて1人目の出産でもとても痛かった後陣痛。しかし1人目の後陣痛なんてまだまだだったと思い知ったのは、2人目の出産時でした。3人目になるとそれより遥かに痛みが強く、よく助産師さんに弱音をはいていました。 とはいえ2人目、3人目ともなると痛み止めの効き方や時間もわかっていたので、なんとか後陣痛の痛みを耐えられた気がします。 出産に対する勉強不足だったこともあり、知らなかった後陣痛。帝王切開後の傷の痛みもあったため、壮絶な痛みを体験しました。出産時や産後の痛みに耐えて、なんとなく母は強しという言葉に近づけたかな?と思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:三上美咲3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。
2020年11月22日私の場合、1人目も2人目も陣痛が始まってから4時間以内のスピード出産でした。「早いとラクでいいね!」と言われますが、2人目以降は臨月になると病院への移動などが間に合わなかったらどうしようといつも不安でした。今回は3人目の出産エピソードをお伝えします。 前駆陣痛から本格的な陣痛へ3人目の出産は夜中の前駆陣痛から始まりました。はじめはいつものおなかの張りかな?と思い、そのまま寝ようとしていました。しかし、何かおなかの張り方がいつもと違う感覚がして気になったので、数分後におなかの張りの間隔をカウントをしてみました。 すると、すでに4〜5分間隔! すぐに病院へ電話して向かいました。病院へ到着したときには本格的な陣痛が来ていて、痛みが収まっているタイミングで病院内に入っていきました。 慌ただしい出産助産師さんに迎えられて、車椅子で陣痛室へ行くと、すでに子宮口は全開大でした。すぐに「分娩室に移動しようか」と言われ、分娩台に上がり、次の陣痛を待ちました。私は横向きが楽なので横向きになるとすぐに破水し、その2秒後にはポーンと一度も止まらずに生まれてきてくれました。 先生や助産師さんもあまりにもスムーズな出産で「すごく早かったね!!」と、とても驚き、慌てていました。 スピード出産にも危険が? 無事に出産しましたが、「勢いよく出てきたから出血が多いね。多めに点滴を打ってゆっくりしようね」と先生に言われ、産後は5時間ほど、分娩室でのんびりと過ごしました。あとから助産師さんに、通常の2倍の量の出血があったと聞き、スピード出産もいいことばかりではないことを実感しました。あのまま陣痛だと気付かずに寝ていたらと思うと怖くなりました。前駆陣痛か陣痛かわからなくて困ったとき、間違っているかもしれないと思うと、電話しにくい場合もありますよね。病院へ着くまでに赤ちゃんが生まれてしまっては大変なので、遠慮せずに医療機関へ電話することをおすすめします。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー イラスト/おんたま監修/助産師REIKO著者:新山紗季6歳、4歳、1歳の三児の母。現在は医療機関で働くかたわら、記事執筆をおこなう。不妊治療や妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年11月16日私は里帰り出産をしたのですが、実家には車がなく、臨月に入ってから陣痛タクシーに登録しました。出産するときには陣痛タクシーを使うことはなく、退院する際に利用しようとしたところ、トラブルが起きてしまいました……。 里帰り出産に備え、陣痛タクシーに登録私は第1子を出産するにあたり、妊娠34週ごろから実家に戻って出産に備えていました。実家には車がなく、私は実家に帰ってからママサポートタクシーという、いわゆる陣痛タクシーを数社調べ、一社登録することに。 私が登録したタクシー会社は、妊婦健診、出産時の入院・退院、買い物など、登録しておけばいつでも利用できるようになっていました。 陣痛タクシーは出産後まで出番なし私の実家から病院までは歩いて30分ほどの距離です。運動不足を解消するため、妊婦健診には歩いて行っていました。出産のときも、出産予定日前日に破水したのですが、車を持っている夫が出産に備えて実家へ来ていたため、陣痛タクシーを使うことはありませんでした。 初めて陣痛タクシーを利用したのは、無事出産し、私と赤ちゃんが退院する日となったのです。 陣痛タクシーが来ない!?私と赤ちゃんは病院の入院計画通り、出産後6日で退院することになりました。夫は仕事のため自宅に帰っており、このとき初めて陣痛タクシーを利用することに。退院の準備ができて陣痛タクシーを呼ぶと、すぐ来るとのこと。 しかし、病院入り口で20分ほど待っても到着したとの連絡はありません。その日は私が住んでいる地域ではめったにない猛暑日。私は赤ちゃんと自分の体調が心配になり、タクシー会社に電話をしました。 タクシーが来ない原因は…電話した結果、陣痛タクシーは実家に着いていました。どうやら、私が電話したとき、「(実家の住所)の(私の名前)さんですね?」と言われたので「はい。出産して退院するので陣痛タクシーをお願いしたいのですが」と言ったのですが、聞き間違って実家に行ってしまったようです。 あらためて陣痛タクシーが来たのは、そこから約10分後。ようやく帰宅したものの、クーラーがない実家は蒸し風呂状態に。暑いのかおなかが空いたのか赤ちゃんはギャン泣き。気が動転してしまった私はしばらく水分も摂らず、へとへとになりながら授乳をし、熱中症になってしまいました。 私は授乳に慣れていないのもあり、「私がもし入院してしまったらもう授乳はできなくなるかもしれない」と思い、体調不良を無視していました。しかしそのまま体調が良くならなかったので、3日後に深夜外来にお世話になることに……。トラブルが重なったこともあり、陣痛タクシーがトラウマになってしまいました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:桜場紫0歳女児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する記事を執筆しています。趣味は読書、夫と週替わりで選ぶ映画の鑑賞。
2020年08月17日初めての出産、切迫早産で自宅安静の日々を経てやっと訪れた出産予定日。しかし、それから数日過ぎても陣痛が訪れないので、ついに陣痛促進剤の使用が決定! 思いがけないことが気になった私の出産話を聞いてください。 出産予定日+6日で陣痛促進剤決定切迫早産で約1カ月間自宅安静をしていましたが、出産予定日に近づいてもう大丈夫! ……となったのになかなか陣痛が来ない……。歩いても階段を昇降しても少し張るだけのおなかに、妊娠41週0日での誘発分娩が決まりました。 入院の流れを説明されたあとは「いよいよこの日に生まれるのか、日にちが前もってわかるなんて不思議!」くらいの気持ちでした。 陣痛促進剤投与当日、朝9時ごろから陣痛促進剤の点滴を打ち始めました。まずは少ない量から徐々に増やしていくようで、テレビを見ながら夫と助産師さんと談笑しながら何ともなく午前中が過ぎていきました。 昼食を食べて薬の量が増えていっても特におなかに痛みはなかったので、夫は昼食を摂りに一旦外へ出ていきました。午後1時を過ぎたころ、なんだか便意を感じて1回目のトイレに行かせてもらったところ、ゆるめの便が……。産院着でおなかが冷えたのかな?と思いながらまた分娩室に戻りました。 いよいよ陣痛が! この痛みは何?その後、徐々におなかの張りが強くなっていき、助産師さんも「これで陣痛が乗ればいいですね!」と小まめに確認してくれました。それでも便意は続き、2回、3回とトイレに立たせてもらう状態の私に、「陣痛促進剤で少し緩くなっているのかもね」と助産師さんが声をかけてくれました。外出していた夫が午後2時ごろ戻ったときには、おなかの痛みが陣痛なのか腹痛なのか、とうとう区別がつかなくなっていました。 このころ、かなり陣痛は強くなっていたようで、もうトイレには立たせてもらえなかったのですが、相変わらず便意を感じていた私は、「ここで漏らすのは絶対に嫌だ!」と、ただただそれだけを考えていました。 出産は便意との闘い いよいよ喋れないくらい陣痛が強くなってきたときも、助産師さんからは「まだいきんではダメ! 逃してね」と言われていましたが、私にとってはいきんだら便が出てしまうという感覚だったので、必死にこらえていました。しかし、「もういいよ! いきんで!」の合図でおなかに力を入れるときには、痛みが最高潮で便意がどうとか考える余裕もなく、早くこの痛みをどうにかしたい! という一心でいきみました。陣痛の合間にずっと気になっていた便意を伝えると、「あぁ、ちょっと出てるね。でも大丈夫! このままいきんで!」と回答がありました。もうろうとしている頭ではもう恥ずかしいという感情は湧きませんでした。直後に破水し羊水も一気に出たので、もうとにかく全部出してやる!といきみ続け、無事に出産することができました。 私は陣痛の痛みについて聞かれると、「おなかをこわしたときの痛み × 数十倍」と答えます。今でもあの分娩室で、必死に便意と戦った記憶は鮮明に覚えています。産院のみなさんは、おそらく慣れていらっしゃるでしょうからそこまで気にすることはないのかもしれませんが、願わくば次の出産時には、便意と直結しない陣痛を感じたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー イラスト:(c)chicchimama著者:歌 啓子1歳男児の母、転勤族の妻。子育てはフランス流を実践、夫は息子の爪切り以外はすべてこなせる育メン。2018年9月より在宅勤務にて復職し、転居先の地で友達作りに勤しんでいる。
2020年08月07日■前回のあらすじついに正産期に入ったので、気持ちも緩みのんびり過ごしていると、突然の破水! 親切な陣痛タクシーのおかげで無事に病院に到着したのでした。■徐々に苦しくなる陣痛優しい助産師さんに連れられ陣痛室へ。始めのうちはワクワクしていましたが、時間が経つにつれて痛みが増し、気付けば恐怖心の方が勝っていました…■なかなか産まれてこない…痛みと疲れがピークに意識が朦朧としながらもやっと分娩室へ。それでもなかなか産まれず疲れはピークを越え、助産師さんの励ましも素直に聞く余裕がありませんでした…。次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 湯本もゆのオドオド手探り育児 この連載の全話を見る >>
2020年08月01日ベビーカレンダーご覧のみなさん、こんにちは!2019年8月に女の子を出産し、はじめての育児に日々奮闘中のかめこです。 第32話は、臨月に入り出産も間近に迫ってきたある日、突然下腹部に強い痛みが走ったときのお話です。 妊娠38週のある日、突然胎動のたび下腹部がズキズキと痛み始めました!たまに胎動が強くて痛みを感じることもあったのですが、今回はいつもと違いかなり痛く感じました。ぐりぐりと強く押される感じで……。ですが、我慢できない痛みではなかったのと、20~30分でおさまったので、どうやら前駆陣痛だったようです!もう赤ちゃん生まれるんじゃないかと思った……。本格的な陣痛はもっと痛いのだろうなと思うと少し怖くなりました。 著者:イラストレーター かめこ2019年8月に女の子を出産し、家族が増えて一層賑やかになりました。はじめての育児は分からないことだらけで日々奮闘中です!赤ちゃんが産まれるまでの家族とほのぼの妊娠ライフをブログにて更新しています。
2020年07月08日突然の破水、そばにいるのは夫のみ。夫に病院のスタッフに知らせてほしいけど私は声が出せない状態でした。 「いやいや、しゃべれないなんて大袈裟な」……そう思われる方もいると思います。私も陣痛前はそう思っていました。でも私の場合、本格的な陣痛が始まってからは、本当に一言もしゃべれなかったんです。この時は自分の全身全霊を注ぎ込む感じで、夫に伝えました。すごく小さくてかすれた声だったけど、夫が聞き取って理解してくれて、本当に助かりました。 長かったお産はついに最終段階に突入します。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年06月27日陣痛がきたときに備えて準備しておきたいこと夫や祖父母など家族に協力してもらう陣痛がくると、ひとりでは冷静に行動できないことがあります。夫や祖父母など、頼れる人にサポートをお願いしましょう。可能であれば、さまざまなケースに備えて複数の人にお願いしておくと良いですよ。協力が必要なのは、以下のようなものです。・病院までの送迎・周囲への連絡・(上の子がいる場合)子どものお世話とくに病院への移動手段は重要なので、早い段階でお願いしておきましょう。タクシーを利用する陣痛が始まったら、自分で車を運転するのはNGです。自転車や徒歩も避け、なるべく送迎してもらいましょう。送迎してもらえる相手がいない場合は、タクシーがおすすめです。タクシー会社によっては、妊娠中のママを優先的に手配するサービスなどがあります。タクシー会社の連絡先やサービス内容を事前にしっかり調べておくことが大切ですよ。陣痛タクシーを予約しておく「送迎予定の夫が仕事中」「移動をお願いしていた人が急病」など、万が一のときに役立つのが「陣痛タクシー」です。事前に出産日や自宅の住所、産院を登録しておくと、陣痛時にタクシーを手配してもらえるサービスの総称です。365日24時間対応ですし、道案内も必要ないので安心して任せられます。もちろん、必要なかった場合は利用しなくてもデメリットはありません。便利なサービスですが、事前登録が必要なのでご注意くださいね。さまざまな会社が陣痛タクシーを提供しているので、料金などを調べて登録しておきましょう。【7つの体験談】陣痛から病院へ行くまで家族の手助けがあった・産院が近かった上の子が気がかりだった二人目の出産のときです。陣痛が来てから夫が自家用車で病院まで連れていってくれましたが、夜中の2時を超えていました。上の子が寝ているとはいえ家に残して行くわけにもいかず、夫に抱っこしてもらい車に乗せて病院まで行きました。病院へ着いてからは私ひとりで院内へ行きました。初めて上の子と離ればなれになり、自分のお産より上の子が気がかりで不安だったのを覚えています。家族がいる時間で良かった陣痛が来たときに夫の運転で自家用車で向かいました。自宅から車で30分ほどだったのですが、車に乗っているうちに徐々に痛くなり、車の揺れがダイレクトに響いて耐え難い痛みを感じました。陣痛がきたのが家族がいる夜中の時間で良かったと感じています。タイミングがわからなかった陣痛が来てから病院までは旦那の車で行きました。初産だったため、いつのタイミングで病院に行ったら良いかわからず病院に着いたころには陣痛が五分間隔になっていました。幸い家から病院までの距離が近いため間に合いました。夫やパートナーに病院まで送ってもらったというケースが多いようです。パパなら夜中であっても、気兼ねなく送迎をお願いできますね。陣痛が始まる前に、入院中に必要なものやお産の流れをじっくり話し合っておきましょう。大きく揺れないように、冷静かつ丁寧な運転を心がけてもらいましょうね。出産に備えた・ちょっとしたトラブルがあった三日間も陣痛が続いた里帰り出産をしていたので、陣痛が来たときに実母に車で病院へ連れて行ってもらいました。赤ちゃんに会えるという喜び、出産への不安、陣痛の痛さの恐怖でいっぱいでした。夫は夜勤だったので朝までに生まれたら会えないかもしれないと心のどこかで心配しました。まさかの三日陣痛が続き壮絶でしたが、夫も出産に立ち会うことができて良かったっです。出産に備えてカロリー摂取両親の車で病院に向かいました。車で約10分間。陣痛の間隔が10分切ってから、病院に来てくださいねーとのことだったので、出産に備えてカロリー摂取しなくては!と思い、チョコレートを食べた後、ついでにシャワーも!両親に本当に陣痛きてるの?と疑われましたが、病院で確認したら、しっかり陣痛はきてました。本陣痛に気づかなかった前駆陣痛から本陣痛に移行したことに気がつかず、子宮口が7センチ開くまで我慢しました。里帰りで両親が休みの日に産気づいたので、車で産婦人科まで送ってもらいました。陣痛がつらくて、道の段差(ガタガタ)をゆっくり走ってもらいながら、産婦人科へ行きました。いつもの道が通行止めに里帰り出産だったので、実家の父親の車で病院に向かいました。いつも送ってもらっている道でしたが、陣痛が始まった日にたまたまマラソン大会があり、病院までの道が通行止めに。迂回しなくてはならず、とてもあせりました。お産には間に合いましたが、一刻を争う状況だったらと思うとゾッとします。実家の両親に、送迎をお願いしているママもいます。実家であればリラックスできますし、時間が取りやすいかもしれません。里帰り出産の場合は、陣痛前に産院への道のりを何度か確かめておくと良いですよ。陣痛がきたときに注意しておくこと早めに産婦人科に連絡をする「これは陣痛かな」と感じたら、まずは産婦人科に連絡しておきましょう。破水かどうか、自分で判断できない場合も連絡が必要です。初産の場合は、一般的に陣痛の間隔が10分程度になったら産院に連絡するのが良いとされていますが、経産婦ママの場合は一気に子宮口が広がる可能性もあります。早めに連絡しておけば、病院側も受け入れる用意がしやすいですよ。入院準備の荷物をまとめておく臨月に入る前に、入院に必要なものは準備しておきましょう。母子手帳、健康保険証、診察券はすぐに取り出せるように小さめのバッグに入れておくと良いですよ。陣痛が長引いたときのために、リラックスグッズなども用意しておくと安心です。陣痛が始まったら、あらためて荷物を確認し、玄関などすぐに運べるところに置いておきましょう。万が一破水などでママが運べなくても、パパや親族がわかる位置にまとめておくと良いですよ。病院へ行く方法を何通りか決めておく陣痛のタイミングは、誰にもわかりません。深夜の可能性もありますし、外出中かもしれないのです。病院への移動手段がひとつだと、あてが外れたときにパニックになってしまいます。まずは、2パターンの方法を考えておきましょう。・そばに連れて行ってくれる人がいる場合・そばに連れて行ってくれる人がいない場合そのうえで、時間帯や体調なども考慮した移動手段を決めておくと良いですね。万全の準備で陣痛に備えよう陣痛が起こった後のシミュレーションを何通りかしておくと、不測の事態にも冷静に対処できます。まずは、病院までの交通手段を確保しておきましょう。夫や祖父母にお願いするだけではなく、誰もいなかったときのために陣痛タクシーに登録しておくと良いですよ。どうして良いかわからないときは、妊婦健診の際に医師や助産師に尋ねても良いでしょう。不安を解消して、リラックスしてお産に備えてくださいね。※この記事は2020年6月時点の情報をもとに作成しています。
2020年06月05日出産予定日を過ぎても陣痛がこないことで、焦ってしまう妊婦さんもいると思います。周りの家族もソワソワしてしまい、それをプレッシャー感じてしまう方もいるようです。出産を待つママに、助産師として試してほしいことをお話しします。 出産予定日とは?妊娠週数とは、最終月経の始まる初日を0週0日として、7日で1週と数えたものです。出産予定日は、妊娠0週0日から数えて280日後(40週0日)のことをいいます。予定日はあくまで目安で、妊娠37週0日からは正期産といわれていつ生まれても良い時期ですが、初産婦さんは予定日を過ぎて生まれることが多いです。正期産の範囲は妊娠41週6日までで、妊娠42週0日からは過期産と言われています。赤ちゃんへの栄養を支えている胎盤の機能が、出産予定日を境に徐々にですが低下していきます。産院では、赤ちゃんへのリスクを考えて、予定日を1週間程度過ぎると自然の陣痛を待たずに入院管理をして、分娩促進剤などを使用して出産にもっていくことがあります。しかし、どの時期を目安にするのかは、産院によって方針は違います。 陣痛、前駆陣痛ってなに?陣痛とは、痛みを伴う定期的な子宮の収縮です。10分毎か1時間に6回以上見られた場合、その時間から分娩開始時間として計算します。出産までの時間は、初産で12時間、経産婦で6〜8時間といわれていますが、個人差はあります。前駆陣痛は、痛みを伴う不定期な子宮の収縮で、陣痛よりも軽い痛みのことが多いです。時間の間隔もバラバラで、そのまま規則的な強い痛みの陣痛に移行していくこともありますが、消失していくこともあります。前駆陣痛が夜中きても、そのまま朝には眠れて痛みがおさまってしまったということはよくあり、一度退院する産婦さんもいます。出産の数日前から夜中に何回か起こることもあります。 出産予定日を過ぎたママに試してほしいこと予定日を過ぎると、医師より「運動をしましょう」といわれることがあります。運動をすることで、陣痛がきやすくなるかという医学的根拠はあまりないと言われていますが、適度な運動はリラックスや出産時に必要な筋力の強化になります。出産に向けて準備していきましょう。運動中に強いおなかの痛み、出血、胎動の減少などがみられた場合は中止して安静にし、症状が続く場合は受診するようにしましょう。 【予定日を過ぎたママに試してほしいこと】・ウォーキング(少し息があがる中等度で60分以内)・階段の昇降をする(手すりにつかまり転倒に注意)・スクワット(安定した壁や手すりに手をおいてバランス注意)・ヨガやストレッチ・乳首のマッサージをする・家事をする(床拭きなどの拭き掃除)・足浴や入浴(ぬるめのお湯でゆっくり) 陣痛に関しては、色々なジンクスがあります。助産師の間で昔から言われているのは、満月や潮の満ち引き、台風などの気圧の変化など有名ですが、どれもはっきりとした科学的根拠はありません。赤ちゃんが生まれてくるのを心待ちにしながら、いつお産が始まってもいいように体調を整えて、ストレスをためずにゆったりとした気持ちでいたいですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2020年05月21日ベビーカレンダーをご覧の皆様、こんにちは。 産院に到着すると、すぐに分娩室(LDR)に通され、助産師さんが対応してくれました。私は本当に陣痛が来ているのか半信半疑だったので、「なんか大袈裟な感じになっちゃったな〜」「夜なのに申し訳ないな〜」と思っていました。 きっと一度家に帰される……そう思っていたら、「子宮口はまだ1~2センチだけど、陣痛きてますね」と言われてびっくり!私はそのまま入院することになり、夫だけ家に帰されました。 そして私は思ってしまったのです、「陣痛って、こんなもんなのか」「これなら耐えられそう」「私って痛みに強いタイプなのかも」などと。翌朝からレベルの違う痛みが始まることになるとは知らずに……。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年05月14日3人の子どもを出産し、それぞれ異なる陣痛を経験しました。私は2人目が5年ぶり、3人目が7年ぶりと、それぞれ出産の間隔が空いていたせいもあるのかも知れません。ですが、やはり出産というのは毎回異なるものなのだと実感しました。 朝起きたらおなかがキューっと第一子のときの陣痛は、妊娠40週の朝に始まりました。前日まで何ともなかったのですが、朝起きると下したような痛みを感じました。「まさか?」と思っていると、徐々にキューっとおなかがしめつけられるような痛みに変わっていきました。 午前中は痛みが来るのが20分間隔になったり、10分間隔になったりと不規則でした。また、痛みも我慢できる程度でしたが、夕方になると10分ごと規則的に来るようになり、同時に会話もできないほどに。そのまま間隔が狭くなり、夕方6時に病院へ行き、夜8時に出産となりました。 前駆陣痛が2週間もダラダラと第一子の出産から、5年ぶりの出産となった第二子の出産。第二子のときの陣痛は、妊娠38週の夜に始まりました。妊娠36週に入ると、毎晩のように前駆陣痛がありました。妊娠時から切迫早産の診断を受けていたため、おなかが張りやすいこともあったのかも知れません。 夜になると弱いおなかの張りがあり、20分間隔から15分間隔になるものの、眠気とともに遠のいてしまう日々が2週間も続きました。毎日の前駆陣痛がさすがに嫌になり、妊娠38週の夜に「今日産む!」と宣言し、前駆陣痛が始まった夜10時のタイミングでスクワットを開始して、夜中2時に本格的な陣痛に変わり病院へ。そのまま陣痛が進み、朝5時半に出産となりました。 前駆陣痛、微弱陣痛からの本格的な陣痛へ第二子の出産から、さらに7年あいた第三子の出産。第三子のときの陣痛は、妊娠39週の夜中に始まりました。2、3日前から夜に前駆陣痛があり、15分間隔にまでなるものの、遠のいてしまい朝を迎えていました。 そして出産当日の午前0時過ぎ、また前駆陣痛かと思っていたら、おなかの張りが10分間隔まで狭まり、「これは!」と思い病院へ連絡。病院へ着くとすぐ陣痛室へ入り、助産師さんたちがお産の準備をしてくれていました。ところが5分間隔にまでなったものの、張りが弱くなってしまい、一旦病室へ戻ることに。ベッドで弱い陣痛を感じながらもウトウトしていると、朝7時ごろに陣痛が強まりだしました。再度陣痛室へ移動し、そのまま出産となりました。 「出産は毎回違う」と耳にしたことがありましたが、実際に自分が経験してみて、本当にそうなのだと感じました。一度経験しているから……と思っていましたが、始まり方、痛みの感じ方、陣痛の時間など、すべてが異なっていたので驚きました。経産婦だと陣痛の痛みを知っているため、2回目、3回目の陣痛、出産には恐怖がありました。でも反対に、お産の流れや痛みへの覚悟があるため、心強い部分もありました。これから第四子の出産を控えていますが、また頑張りたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー イラスト:manami.koiso著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2020年05月08日ベビーカレンダーをご覧の皆様、こんにちは。 陣痛かどうかわからないまま、とりあえず産院に電話して聞いてみたところ、ズバーンとしたお返事をいただきました。ズバーンとした回答って何?って感じですが、「う〜ん、ちょっと様子みてみますか〜」とか、「こうなったら、こうしてみてもいいかもしれませんね〜」みたいな曖昧な回答ではなく、「とりあえず来い」みたいな回答だったのです。 陣痛の間隔ってどこからどこまでなのか……。すみません、ちゃんとわかっていませんでした。きっと痛みがおさまったところから次の痛みが始まるところまでだろう、と勝手に思い込んでいたんです。きちんとした測り方をすれば、間隔はもっと長かったに違いありません。 それなのに、産院の方に「10分間隔です」と言い切ってしまった私。勘違いしたまま、産院へ向かう支度を始めたのでした。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年05月07日上2人はスピード出産すぎたため陣痛がどのようなものなのかわからず、心の準備をする時間もバースプランの出番もなし。何が何だかわからないまま出産し、気付けばわが子は私の胸の上でした。今回3人目にして初めて「出産ってこうやって進んでいくのか」「陣痛なう!」ってこんな感じなのか、と実感しました。 そして、したかったことが全部叶った!と思えた出産のお話です。スピード出産すぎて陣痛がわからない1人目、2人目の出産時のことです。私はなんだかおかしい?と思い産院に行き、着いてから1人目は30分後、2人目は10分後に出産しました。到着時には子宮口全開、いきなり痛みMAXだったので、10分間隔、5分間隔のような「陣痛なう」というものを味わった経験がありませんでした。 母子健康手帳に記載されている分娩所要時間も1時間弱。雑誌で見る平均的なお産の進み方とはまったく異なり、「これから産むんだ!」という心の準備ができなかったこと、会陰切開の痛みやおっぱいトラブル、マタニティブルーなどの産後の体の変化についていけず、1人目のときは産後うつにもなりました。 3人目にして陣痛のイメトレ助産師さんと今回のバースプランを話していたとき、上2人の出産時間を伝えると顔色が激変!! 「陣痛何分間隔ではなく、少しでもおかしいと思ったら連絡してきてね」と言われ、改めて陣痛とはどんな感じなのかを経産婦のママたちに聞いたり、雑誌を見たりしながらイメージトレーニングしました。妊娠38週ころから恥骨痛も限界に達し、出産予定日1週間前の夜中2時前、その“おかしい感じ”がついにやってきました。 これが「陣痛なう」!?おなかに違和感を覚え、間隔を計ると2分間隔。痛みはないものの、トイレに行くとおりものに血が混じっていたので、2人目の幼稚園のお弁当を念のために作ってから産院に連絡。「今までのことがあるから念のためにきてね」と言われ、家族を起こしてみんなで出発しました。産院に着いて内診すると、子宮口が5cm開いているとのことで入院となり、その後破水。1人目・2人目のときと変わらず痛くもないし「生まれるのかな~?」と話していると、徐々に痛みが強くなり「これが陣痛なう?」と私は感動! 助産師さんは、私の「陣痛なう」発言に大笑いしていました。 次は「出産なう」! 「陣痛なう」発言からしばらくすると、どんどん痛みが強くなり、いよいよいきみ開始。分娩室は和室で、時代劇で見るような綱がぶら下がっていました。この綱につかまることで力が入りやすくなります。いきむタイミングで綱を引き、赤ちゃんの頭が出てくる感覚や痛み、「産んでいる」ということを3人目にして初めて実感しました。そして、上の子どもたちも含めた家族に見守られて無事長女が誕生しました。性別を聞いていなかったので、女の子とわかった瞬間みんなで大喜び!! 初めての「陣痛なう!」を経験し、3人目にしてこうして陣痛が進み、出産が始まっていくんだと実感。そして家族みんなに立ち会ってもらい、バースプラン通りの理想の出産を体験することができました。心の準備をしながら出産に臨めたので気持ちも穏やか、心身ともに産後の回復が一番よかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO ◆関連動画出産ドキュメンタリー 原案/石井けいこ作画/やましたともこ
2020年04月26日ベビーカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。 出産に関して、私が心配していたのは「陣痛」でした。と言っても、心配していたのは痛さではありません。古今東西、みんな痛いと言っているんだから、痛いのは間違いないんだろうと。それより、「陣痛がいつ・どんな感じで始まるのか」を気にしていた気がします。 タクシー会社や産院の電話番号を控える、散歩はするけど遠くには行かない、生理用ナプキンを持ち歩く、入院準備をしておく、等それなりにできることはやっていました。が、思いの他ささやかなおなかの痛みがやってきたときは「これは陣痛なのか?陣痛はこんなものじゃないはずだ。じゃあ、どうしよう?」と悩んでしまいました。 次回、迷いながらも私たちがとった行動をお伝えしたいと思います。 著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年04月23日私は初めての出産のときに、緊張と陣痛の痛さでまったく食べられなくなってしまいました。けれど分娩時間が27時間と長くかかり、何も食べられなかったことで出産の途中で体力が持たず、エネルギー切れになってしまったのです。 あのとき、あのタイミングで食べておけばよかったな……と出産後に後悔したので、その体験談をご紹介します。 緊張で食欲が出なかったその日、夜中2時ごろから定期的なおなかの張りと痛みが始まり、朝6時には10分間隔になったので、産院へ向かうことにしました。自宅で朝食を少しでも食べておこうと思い、やっと食べられたのがロールパン1個。痛みよりも、緊張のせいでそれ以上は食べられませんでした。 もっと普通に食べられると思っていたので、自分でも驚きました。想像以上に初めての出産に対して緊張していたようです。しかし、このときにもっと食べておけばよかったと今なら思います。なぜなら、陣痛が強くなってからの食事はもっと大変だったからです。 陣痛の合間に食べることはとても大変!入院し、強い陣痛が8分間隔になっても子宮口が開かず、分娩がなかなか進みませんでした。「長丁場になるから食事をしっかり食べてね」と助産師さんから言われましたが、痛みで思うように食事が摂れなくて困りました。 出産までの間に昼・夜・翌日の朝と3回食事が出ましたが、食べられたのはパン・ご飯を数口とフルーツを少しだけ。痛みで吐き気がする……、それでも食べなければ体力がもたないと思い、持参したゼリー飲料などを無理して食べました。 「何でもいいから食べて」と言われるたびに憂うつで、あれほど苦痛に感じた食事は生まれて初めてでした。入院の前にもっと食べておいたらよかったなと後悔しました。 出産が終わるころには体力も限界27時間かかって無事出産を終えました。出産時は気も張っていて頑張れましたが、最後は体力の限界。水分もあまり摂れず、食事も出産後すぐには食べられそうにない私の状況を見て、出産後も追加して1リットルの点滴をしてもらいました。 私はぐったりして動けず、産後も数日しんどくて完全にエネルギー切れな状態でした。3日くらいして食事をしっかり摂れるようになったら、やっと元気になりました。 出産翌日の朝に体重を測ってみたら、妊娠前から6kg増えていたはずの体重が妊娠前の体重からさらに3kg減っていて、どれだけ出産で体力を消耗するのか身をもって体感し、食事を摂ることの大切さを感じました。 陣痛が始まると、食事を摂ることすら大変です。私は分娩時間が長かったので、特に食事を摂ってエネルギーを補給しておくことの重要さが身に染みました。私の場合は入院前の朝食が、出産に向けたエネルギー補給をしっかりできる最後のタイミングだったな、と思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:山下 ひいこ一児の母。看護師・鍼灸師の資格を持ち、逆子治療やマタニティケアなどを行っている。自身の経験を生かし、不妊や妊娠・育児に関する体験談を中心に執筆活動を行う。
2020年04月20日初めての出産にあたり、一番気になっていたのが“陣痛”でした。出産を終えて振り返ってみたとき、「本格的な陣痛の始まりはあのときだったのか!」と理解しました。今回は、私の初めての陣痛体験談を紹介します。 これが陣痛!? とドキドキの日々インターネットでいろいろな情報を得られても、出産がどのように始まるのか、陣痛がどのくらい痛いものなのかなど、特に初産であれば体験してみないとわからないものですよね。私もその1人で、出産予定日が近付くにつれて、おなかが張ったり痛みが現れたりするたびに「これが陣痛!?」と、ドキドキしていました。 破水したものの陣痛は来ず、就寝…私は14時に破水してすぐに入院となりました。その後、20時にモニターを付けて、おなかの張りの間隔を計測。その結果、助産師さんに「今日は陣痛が来ないようなので、ゆっくり寝てください」と言われ、就寝することになりました。 就寝してから30分後、おなかを下したときのような痛みがやってきました。トイレに駆け込み、ベッドに戻るという流れを10回ほど繰り返したとき、私は気付きました。「あ! これは便意ではない!」と。 陣痛の始まりは「便意」の感覚!私の感じた陣痛の始まりは「便意」だったのです。そして、あとから思い返してわかったのは、前駆陣痛と本格的な陣痛の違いです。いつもおなかが張る感覚はありましたが、陣痛のおなかの張りは、パンパンになってはじけるのではないかと思うほどでした。また、おなかが張るときと張らないときの間隔もはっきりとわかりました。前駆陣痛のときには我慢できた張りや痛みも、陣痛のときには我慢できないほどの強い張りや痛みに変化していきました。 「陣痛」と聞くと、どのくらいの痛みなのか考えてしまうものですよね。体験してわかった痛みも陣痛の流れも実際には人それぞれ。できるだけリラックスして気負いすぎずに出産に臨みたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト:sawawa著者:今井さくら一児(女の子)の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年04月13日上の子は妊娠38週ちょうどで生まれたので、下の子も同じくらいで生まれるかもしれないと思っていたら、妊娠36週でおしるしがありました。妊娠37週の健診で子宮口が4cm開いているので、いつ陣痛がきてもおかしくないと医師に言われましたが、おしるしと前駆陣痛はあるものの、なかなか陣痛に繋がらず……。 なかなか生まれない…周りからは「生まれた?」の言葉が増えていき、プレッシャーを感じる日々。陣痛ジンクスやあらゆる方法を試してみましたが、妊娠38週、39週過ぎても、やっぱり生まれない……。 経産婦はお産の進みも早いと聞いていたので、いつ生まれるのかという緊張感で、若干ノイローゼ気味になりかけましたが、「もう赤ちゃんのタイミングに任せよう」と開き直って妊娠39週の健診に向かいました。 妊娠39週の健診で急遽入院することに!病院の駐車場から病院までの距離を歩いていくうちに、なんとなくおなかの痛みを感じました。また前駆陣痛かな? いつもより痛みが強いなぁと思っていたところ、内診をしてみたら子宮口が6cmに! 急きょ、そのまま入院することになりました。 まさかのスピード出産入院とはいえ、前駆陣痛で遠のくだろうと思いきや、そのまま真っ直ぐ陣痛室へ。いやいや、昼間に出産はないだろうと思っていたら、なんと、子宮口8cmに! このとき初めて「あ、生まれるの?」と思った私。たまたま実習に来ていた看護学生に見守られつつ、あっという間に出産。健診のつもりで病院に着いてから2時間半でのスピード出産でした。 約1カ月も続いたおしるしと前駆陣痛で、本格的な陣痛が来ても疑心暗鬼になってしまい、遠のくだろう、日中に出産はないだろうと思っていましたが、まさかの健診ついでの出産に! 助産師さんからも「こんなことは初めて」とびっくりされました。経産婦のため、夜間の慌ただしい出産になるのでは、という心配も何のその、まさかの日中での出産。それも平日だったからか、費用も想定していたよりかからず、親孝行な子だなぁと感じた出産でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 著者:伊藤 綾6歳、0歳の二児の母。甲状腺疾患のため、二人目を諦めていたところ、血液検査の数値が正常値になったことを機に妊活再開して半年後に妊娠判明。ワンオペ育児に奮闘中。
2020年04月12日登場人物ママ/なつみ:とにかく面倒くさがり屋のB型パパ/ゆたか:女子力高い雑学王な子煩悩がすぎるパパさっちゃん:2017年7月生まれ。お歌大好き元気で明るい気分屋さんれーちゃん:2018年11月生まれ。お姉ちゃん大好きパパっ子。お姉ちゃんに冷たくされると大泣きなちょっと大袈裟さん妊娠と育児の狭間で2歳と1歳の年子姉妹を育てているアラサーママです。いよいよ出産!ちょっとした身体の変化にドキドキする毎日です。今回はれーちゃん(第二子)出産時のエピソードをお届けします。れーちゃんを妊娠し、出産が近付くにつれて、「下の子を産むときに、上の子の対応はどうしたらいいんだろう?」という疑問を持つようになりました。臨月のころから、赤ちゃん返りが始まったさっちゃん。何をするにも「ママ!ママ!」後追いも激しく、無事に下の子を産むことができるのか、全く想像できませんでした。さっちゃんを出産したときは39週で前駆陣痛の後、破水があり、出産まで4時間の安産でした。「ふたり目も同じくらいの週数かなぁ」と考えていましたが、実際は予定日を過ぎても陣痛は来ず。お腹の中の居心地がよかったのでしょうか。わたしとしては精神的にも体力的にもいっぱいだったので「早く出ておいで!」と毎日お腹の中のれーちゃんに語りかけていました。何よりも心配だったのは、陣痛や破水がさっちゃんとふたりきりのときに始まってしまうことでした。自分のことで精一杯になってしまいそうで、さっちゃんを気にかけてあげられるかわからず不安な気持ちを抱えていました。しかし、幸運なことに陣痛の始まりは、パパが家にいる夜中のことでした。腹痛で目が覚め、トイレに行くとおしるしが。それから様子をみていると陣痛の間隔が5分ほどになってきました。実家の母を呼び、寝ているさっちゃんの子守をお願いしました。産院に連絡すると、「家で1時間ほど様子を見てください」とのことでしたが、痛がるわたしを見て夫が「産院の駐車場に移動しておこう」と判断しました。これが英断!産院に着くと痛みは増しており、急遽内診してもらうと子宮口が8センチも開いていたのです。「1時間後には生まれるよ!」と助産師さんに言われ、バタバタと出産準備が始まりました。さっちゃんが目を覚ましてママもパパもいなかったら不安になるんじゃないか、ますます泣いてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしながら陣痛に耐えました。そして助産師さんの予想通り1時間後に無事出産。夜中に腹痛を感じてから3時間のスピード出産でした。実母に連絡を取ると、「その間、さっちゃん爆睡だったよ~」とのこと。わたしはさっちゃんの夜泣きが心配でたまらなかったので、お産がスムーズだったことに安堵したのを今でも覚えています。今回はどんなお産になるか、ドキドキ・ハラハラしていますが、冷静に対応したいと思います。次回の連載が、出産報告になるかも…?!妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!過去のエピソード著者情報
2020年04月09日初めての妊娠・出産で、陣痛がどんなに痛いのか未知の世界でした。先輩ママたちに聞いても出産は十人十色。赤ちゃんの大きさ、ママの状況や気持ちでも変わってくるので、痛みもそれぞれ。私は生理痛が酷かったので、痛みには強いと思っていたのですが……。初めての陣痛に向き合った体験を紹介します。 あれ? これはいつもの痛みと違う切迫早産気味だった私はおなかが張ることがよくあったのですが、出産予定日より13 日早い妊娠38週1日に痛みを伴うおなかの張りがあり出血もしていたので、病院に行きました。「このまま入院かな?」と思っていたのですが、母体は特に問題はなく、子宮口が開いていないため、自然に陣痛が来るまで自宅で様子を見ることになりました。 そのまま2日間何もなく、妊娠38週3日の早朝にいつもとは違う痛みで起きました。確実にいつも感じている痛みではなく、強く深い痛みで前駆陣痛だとわかりました。そして、痛みの間隔が1時間から30分、15分と短くなり、13時ごろに10分間隔になったので病院に電話し、入院グッズを持って病院に向かいました。 いよいよ! 強い気力で向き合った陣痛病院に着いたときには痛みの間隔が10分を切っていて、子宮口が3cm開いていました。先生からは、「出産は早くて今晩、このまま陣痛が引いちゃうと明日」と言われました。この時点でかなり痛かったので、この痛みは明日に持ち越したくない! 絶対に今日産みたい! と密かに心に決めていました。 そんななか、深呼吸を意識しながら陣痛に耐えていたら、急に寒気と吐き気がしてきて、嘔吐しました。びっくりしてナースコールをしたら、「陣痛中つわりのような気持ち悪さが出て吐くことがある」とのこと。そこからベッドで横にならず、立ったまま痛みに耐えていました。 やっと会える! でも本番はここから18時ごろ、子宮口はもう9cm開いていましたが、破水はまだしていなかったので助産師さんが人工破膜をしてくれました。そこから分娩台に歩いていくのが大変で……。やっと分娩台に上がれたと思えば、母親学級で教わったいきみ方を忘れるくらいの興奮と痛みでした。しかし、立ち会い出産で隣に夫がいてくれて、お茶を飲ませてくれたり、いきむときに上体を起こして体勢を整えてくれたので、比較的落ち着いて出産に臨めました。 5回くらいいきんだところで、助産師さんから「頭が見えた!」と教えてくれました。私は「これ以上いきんでも出てこないから早く会陰切開をしてくれ!」と思っていたところ、先生が他の方の分娩に立ち会っていたので、すぐ切れず……。 先生が来るまで3回いきみました。そして会陰切開をした途端、無事長男が生まれました! あんなに痛かったのに、息子に会えたこと、元気に生まれてきてくれたことに感動して痛みも忘れて号泣しました。 振り返れば、陣痛をしっかり感じ、命がけの出産ができたことにとても感謝しています。そして、私が陣痛から出産までの間、一貫して常に意識していたことは深呼吸です。赤ちゃんが苦しまないよう、赤ちゃんに向けて空気を送るためにしていたので、自分自身冷静でいられました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 著者:松丸りん0歳男児の母。陽気な夫と3人で田舎暮らし。出産、育児、子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年04月06日初めての妊娠はわからないことだらけです。妊娠判明から常にネット検索ばかりで、不安でいっぱいでした。あれ?と思った陣痛中も、変わらずネットで調べてばかり。これは陣痛なのか、前駆陣痛なのか……。痛みのなかでもお金のことを考え、前駆陣痛だったら余計な病院代がかかってしまうと、ひとり深夜に病院へ連絡するかどうか悩んでいました。 あれ?と思った深夜の陣痛深夜12時ごろ、帰りの遅い夫が夕食を食べていました。なんだかおなかの痛みがいつもと違うような感じがしたので、私はアプリで陣痛のような痛みの間隔を計り始めたのです。夫は次の日も仕事なので先に寝室へ。もし陣痛じゃなかったらと思い、おなかの痛みのことは伝えませんでした。でもだんだんと痛みの間隔が短くなり、気付いたら5分間隔に。そんなとき、私が寝室にこないのが気になって夫が起きてきました。経緯を伝えると、「とりあえず病院に電話しなさい」と言われ、病院に電話することを決心したのです。初めてのことでも陣痛の始まりってわかるんだなと、今となっては思います。 病院への電話病院に電話してみると、初産で家が近く、声が元気という理由で、1時間後に痛みが続いていたらまたかけ直すよう言われました。やはりこれは前駆陣痛なのかと思い始め、陣痛の間隔を計りながら、携帯で調べていました。1時間経っても痛みは続いており、3分間隔になっていたのです。このぐらいからどんどん不安になり、前駆陣痛でもとりあえず見てもらおうという気持ちになりました。再度病院に電話をし、間隔を伝えたら「きてください」とのことでした。 病院に着いてから病院に着いたのは朝の5時ごろです。着いたら分娩室に案内されました。病院の館内見学の際に、陣痛室と分娩室が分かれているのを聞いていたので、もう生まれるのかと一気に恐怖心が襲ってきたのを覚えています。分娩台に横になり、子宮口の開き具合と分娩監視装置で陣痛の間隔を見てもらうと、やはり前駆陣痛ではなく陣痛でした。痛くて、「まだ? いつ生まれるの?」と先生に尋ねていたのを覚えています。先生は「お昼の12時ごろには生まれると思いますよ」とやさしく教えてくれました。結果、生まれたのは、朝の7時49分。初産なのにすごく早く生まれたのです。「もし2人目を妊娠して出産するときは、もう少し早く病院にきてください」と助産師さんに言われました。 初めての陣痛で、前駆陣痛なのか判断に迷いましたが、夫の言葉で病院に電話してよかったです。我慢していたらどんどん増す痛みに動けなくなっていたかもしれません。不安があったらお金の心配などはせず、すぐ病院に行こうということを学びました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:仙頭 遥奈1歳男児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年03月31日