2年間の契約が必須で、更新時期に解約しないと自動で契約が更新される、いわゆる“2年縛り”と呼ばれる料金プランについて、総務省が見直しを求める方向で進めている。これに対しKDDIでは、どう対応するのか。7日に都内で開催された第1四半期決算発表会に登壇したKDDIの田中孝司社長は「新プランを検討している」などと、本件についてコメントした。記者から「総務省が見直しを求める方向で進めている、2年縛りについての提言。KDDIに受け入れる余地はあるか」と問われた田中社長は、「お客様に理解いただけるよう、自主的にも改善に取り組んでいる。例えばauの料金プランやコンテンツサービスであれば、メールなどで案内している。新しいプランも検討中。2年間の定期契約がすんだ後は、縛りをなくして料金を変える、などのプランも検討している」と回答した。ちなみに、先日行われたNTTドコモの決算発表会で同社の加藤薫社長は「お客様にわかりやすく、納得していただけるような新しい案を検討している。方向性はまだ決まっていないが、今年度内には意思を決めたい」と回答。同様に、ソフトバンクグループの決算説明会に登壇した孫正義代表は「2年縛りは他社さんが始めた制度。新しいルールになるなら、ソフトバンクもルールに従う」とコメントしている。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの大手通信事業者では、2年間継続して利用することを条件に、月額料金を割り引く料金プランを提供している。更新時期は2年ごとに訪れるが、期間を過ぎると自動で契約が更新される仕組みで、更新時期に解約しないと違約金がかかる。こうした、いわゆる「2年縛り」と呼ばれる料金プランが「不当に顧客を縛っている」として、総務省では見直しを求める方向で調整している。
2015年08月08日契約が2年ごとに自動更新される、いわゆる"2年しばり"と呼ばれる料金プランについて、総務省が見直しを求める方向で進めているが、NTTドコモはどう対応するのか。29日に都内で開催された第1四半期決算発表会で加藤薫社長が本件について回答した。今秋の発売が期待される新iPhoneの販売戦略、赤字の続くNOTTVなどについてのコメントも併せて紹介する。総務省が見直しを求める方向で進めている、いわゆる"2年しばり"について、加藤社長は「新しい案を検討している。お客様にわかりやすく、納得していただくためにはどうしたら良いか。できるだけ努力して、喜んでいただけるものにしたい。方向性はまだ決まっていないが、今年度内には意思を決めたい」と回答した。また、「契約期間の見直しのほか、解約金のあり方でも議論されている。現在、ご不便を感じていないお客さんもいる。一方で、解約しようと思っていたのに新たに2年契約が始まっちゃった、というお客さんもいる。SIMロックの解除の義務化が検討されたときも、ドコモではガイドラインに従って対応させていただいてきた。2年しばりの問題は、事業のあり方、競争のあり方の根幹の部分と認識している。お客様にとって何が良いのか、という観点で今後とも検討を進めていきたい」とコメントした。アップルが今秋に新しいiPhoneを出すと噂されているが、どのような販売戦略を行う予定か、と聞かれると「端末の魅力や、世間の注目度合いにもよる。ただ、他社とお金で叩き合うこと(いわゆるキャッシュバック)は慎みたい。ドコモのiPhoneを使いたい、というお客様のご期待に応えるため、どのような案があるか考えているところ。消耗戦にしたくはない」との考えを示した。ドコモでは、スマートフォンの販売数が増えているという。これに関連し、今後の推移について聞かれると「一時ほどは伸びないだろうが、スマホの出荷は今後ともなだらかに増えるのではないか。今後はタブレットの比重も高くなると見ている」と回答。また、Windows 10の配布があったがドコモで取り扱う予定は、との質問には「いまのところいつとは言えないが、引き続いて検討している」と回答した。赤字を出しているNOTTVを止められない理由は、と聞かれると「スマホやタブレットなど、新しい画面を手に入れたお客様が楽しんで見られるテレビ放送、という側面がある。まだ続けていく方針。従来は私たちだけだったが、最近では他の放送局さんも参画してきている。大幅に収益が増える状況ではないかも知れないが、今後とも慎重に進めていきたい」と回答した。
2015年07月29日増え続けるMVNO(仮想移動体通信事業者)。継続的なサービスの提供が事業者に求められるが、回線を貸し出すNTTドコモは事業者の選定を行っているのだろうか。NTTドコモの加藤薫社長は29日、都内で開催した第1四半期決算発表会で、MVNOの選定について触れた。記者から「格安SIMサービスの流行にともない、MVNOの数も増えてきた。この先、怪しいMVNOと契約して被害を被る利用者が出るかも知れない。それは仕方ないことと諦めているのか」と問われると、MVNOにネットワーク回線を貸す立場にあるドコモの加藤薫社長は「これは微妙で難しい問題。ドコモでは接続義務を負っている。しかし、実はMVNOの会社さんは、ドコモ側で審査させていただいている。失礼ながら、ビジネスでお付き合いするにあたって、これは必要な審査。過去にはお断りした例もある」と回答した。審査で落とした理由を問われると「資金力、あるいは過去の信用力など。別の事業をされていて、その分野で問題を起こした会社さんがあった。どこの会社ということは申せませんが、お断りした」と回答した。MVNOの対応策について聞かれると「MVNOに、ドコモの純増を支えていただいている側面もある。しかし、MNPでドコモからMVNOに転出されるお客さんもいる。“ないまぜ”の状況。しかし、単に競争相手としてだけではなく、今後は連携のありかたも含めて検討していきたい。MVNOのご意向を伺い、そのなかでドコモが役に立てるものがあるならば提供したい」との考えを示した。今期の純増数は94万契約で、前年同期比で約2倍の伸びを記録した。この94万という数は、MVNOの契約者数も含んだ数となる。これについて、記者から「ドコモの契約者数とMVNOの契約者数の比率について教えて欲しい」と質問があがったが、加藤社長は「言えない」と回答した。MVNOの収益の状況について聞かれると「ドコモ側では10Mbpsの帯域幅をいくらで貸している、ということしかわからない。MVNOさんの収益などはまったくわからない」と回答した。
2015年07月29日スマホの機能を搭載するガラケー、いわゆる"ガラホ"が注目を集めている。2015年夏モデルとしてNTTドコモでは2機種、KDDI(au)では春モデルの後継機となる1機種のガラホを提供する予定だ。そこで本稿では、この計4機種のガラホを「機能」「通信」「料金プラン」といった面から比較してみたい。現在、各社が提供しているガラホは次の通り。ドコモは「AQUOSケータイ SH-06G」(シャープ製)と「ARROWSケータイ F-05G」(富士通モバイルコミュニケーションズ製)、auは2015年春モデルとして発表した「AQUOS K SHF31」(シャープ製)と、その後継機となる「AQUOS K SHF32」(シャープ製)。いずれの機種も10キーを備えた折りたたみタイプで、従来型の携帯電話の外観だ。さて、まずは4機種に共通する機能から紹介していこう。OSにはAndroidを採用。ワンセグや赤外線通信、防水、Bluetoothに対応しており、フルブラウザによるWebサイトの閲覧や「LINE」の利用が可能となっている。4機種ともGoogle Playストアには対応していないが、ドコモの2機種はdマーケットから特定のアプリを、auのAQUOS Kではauスマートパスから好きなアプリをインストールできる。4機種の機能面での特徴は次の通り。カメラの有効画素数はドコモのAQUOSケータイが約810万画素、ARROWSケータイが約500万画素だが、auのAQUOS K新旧モデルはともに約1310万画素。おサイフケータイは、ドコモの2機種は非対応だがauのAQUOS K新旧モデルでは利用できる。対応する通信ネットワークは次の通り。ドコモの2機種はLTEに対応しておらず、データ通信はFOMAハイスピード(下り最大14.4Mbps/ 上り最大5.76Mbps)のみとなる。Wi-Fiも利用できない。これに対し、auのAQUOS K新旧モデルはau 4G LTEに対応しており、Wi-Fiも利用可能。ドコモの2機種では利用できないテザリングも、auのAQUOS K新旧モデルなら利用できる。このほか、auのAQUOS K SHF32ではVoLTEも利用可能だ。続いて、料金プランについてもチェックしていく。まず4機種すべてで、通話し放題の新料金プランが利用できる。新料金プランを利用しない場合、ドコモとauでは適用できる料金プランが大きく異なる。ドコモの2機種は、従来のFOMA向け料金プランを適用できる。音声通話に関しては「タイプSS バリュー/ タイプS バリュー/ タイプM バリュー/ タイプL バリュー/ タイプLL バリュー」、無料通話のない「タイプシンプル バリュー」から選べる仕様。データ通信に関しては「パケホーダイシンプル/ パケホーダイダブル」の2つのプランから選択できる。詳細は以下の表を参照してほしい(料金は税抜、以下同)。これに対して、auでは"ガラホ専用プラン"を用意。音声通話に関しては「VKプラン/ VKプランS/ VKプランM」の3つを提供する。データ通信に関しては「ダブル定額(VK)」を提供する。ちにみに、春モデルとして発売されたAQUOS K SHF31は、当初スマホ向け料金プランが適用されていたが、夏モデルAQUOS K SHF32と同じガラホ向け料金プランが適用できるように改善されている。詳細は以下の表の通り。では標準的なプランを選択して、ごく標準的な使い方をした場合、どの程度の違いが生じるのだろうか。料金の差が最も顕著になるのが、データ通信に関する部分と言えそうだ。例えばドコモのパケ・ホーダイ ダブルを選択したとしよう。このプランでは、4650パケット(約0.5MB)までは372円、52500パケット(約6.4MB)以降は4,200円という仕様になっている。この約0.5MBというデータ容量、例えば約200KBの写真を月に3枚送受信しただけで突破してしまう。SNSやLINEで友人とやりとりしたり、フルブラウザでサイトの閲覧をしたりしていれば、上限の約6.4MBというデータ容量もあっという間に超えてしまうことだろう。一方で、auのダブル定額(VK)プランは10MBまでは500円、190MB以降は4,200円という仕様。先の例で言うなら、10MBは約200KBの写真を月に約50枚送受信できる容量だ。LINEやWEBの閲覧をLTE通信で行うようなライトユースなら、充分に耐えられる設計となっている。***本稿では、ドコモとauのガラホを「機能」「通信」「料金プラン」といった面から比較した。auのAQUOS K SHF31、AQUOS K SHF32は、機能面ではおサイフケータイに対応、カメラの画素数も高い。通信面ではLTE/ Wi-Fiに対応しており、SHF32はVoLTEも利用できる。auのガラホは完成度が高く、料金プランの面でも使いやすさが追求されている。一方、ドコモの2機種はガラケーに近い作り。ガラホというよりは、LINEができるガラケーと考えるほうがよいだろう。料金プランについては、従来のガラケー向けのプランをそのまま適用したために、すぐにデータ通信容量の上限に達してしまう。利用の際には注意が必要だ。2015年夏モデル発表会において、KDDIの田中孝司社長はAQUOS K SHF32のネットワークの広さ、データ通信速度の速さについて力説していた。ガラケーとスマートフォンの融合を目指す、同社の意欲的な姿勢が感じられた次第だ。一方で、NTTドコモでは同時期に開催された発表会で、製品の詳細を紹介しなかった。注目したいのは、囲み取材でNTTドコモの加藤薫社長が口にした「フィーチャーフォンを提供し続けたいが、搭載されるSymbianなどのOSに対応する部品が今後、不足してくる可能性がある」といった趣旨の発言。つまり同社では、旧来のガラケーを作り続ける手段としてAndroid OSを採用したと言えそうだ。現在、NTTドコモとauが提供している4機種のガラホ。同じガラホだが、比較してみると開発の構想がまるで違うということに気付かされる。契約の際には、そのガラホでは何ができて何ができないか、あらためて再確認する必要があるだろう。
2015年06月19日NTTドコモは5月26日、生体認証を使ったオンライン認証の標準化団体「FIDO Alliance」のボードメンバーとして加入したと発表した。対応端末として、「Galaxy S6/S6 edge」などを4機種を用意しており、今後FIDOの普及促進や発展、対応端末・サービスの拡充などを図っていく計画だ。FIDO(Fast IDentity Online)は、指紋認証などの生体認証と公開鍵暗号を組み合わせ、オンラインサービスの認証を安全に行うためのプロトコル仕様。2014年12月にFIDO 1.0仕様が策定された。生体認証の情報を端末内のセキュアな領域(Trusted Execution Environment)に格納し、この領域内で認証情報を秘密鍵で暗号化する。このセキュア領域はOSから隔離されており、TPM(Trusted Platform Modules)やセキュアエレメントと同様の仕組みで安全性を確保する。暗号化された認証情報はトークンとしてインターネット経由でオンラインサービスに送信され、FIDOに対応したサービスは、トークンを公開鍵で復号化し、認証を行う。ユーザーはIDやパスワードを入力する必要がなく、端末の生体認証でサービスの認証も行えるため利便性が向上するとともに、フィッシングサイトなどにアクセスしてパスワードを盗まれる、といった心配もなくなる。端末、サービス側ともにFIDOの仕様に準拠する必要があり、ボードメンバーとしてはGoogle、Microsoft、Samsung、Qualcomm、PayPal、VISA、MasterCard、Alibabaなどが参加。スポンサーメンバーも200社に及び、国内からはヤフージャパンも参加している。FIDOはオープンな仕様であり、FIDO Allianceでは認証プログラムによって相互運用性を確保していく。今回、ドコモは「Galaxy S6 edge SC-04G」「Galaxy S6 SC-05G」「ARROWS NX F-04G」「AQUOS ZETA SH-03G」の4製品でFIDOに対応。ドコモサービスとしてdゲーム、dミュージック、dアニメストアなどdocomo IDでログインできる複数のサービスでFIDOに対応しており、27日からサービスを開始する。また、携帯料金とまとめて支払いができるケータイ払いにも対応しており、dゲームやdミュージックなどでは、支払時に暗証番号の代わりに生体認証で支払いを行える。ドコモのプロダクト部長の丸山 誠治氏は、サイトにアクセスしたユーザーの動向を分析すると、パスワード入力の画面でつまっている人が多く、そうしたユーザーでも簡単にアクセスできるため、ユーザーにとってもサービス事業者にとってもメリットがあると指摘する。ドコモでは、今後対応端末を順次拡大し、ドコモサービスでの対応をさらに進めていく。ドコモ自身は約100サービスを提供しているが、現在はブラウザベースの利用のみに対応しているため、アプリベースのサービスでもログインなどに利用できるように対応を拡大。docomo IDとspモードパスワードに加え、ネットワーク暗証番号でも利用できるように拡張していく。また、ドコモはspモード向けサービスを提供する多くのベンダーと付き合いがあり、こうしたサードパーティでのFIDO対応も推進していきたい考えだ。FIDO AllianceのVice PresidentであるRamesh Kesanupalli氏は、FIDOの開発にあたって使いやすく、異なる複数の環境にも対応できるような認証システムを目指したとしており、生体認証情報を端末内に保持して送信しないためプライバシーも保護でき、フィッシングサイトなどでのパスワード盗難、パスワード使い回しによる不正ログインといった問題にも対処できるセキュアな方式だとアピールする。Kesanupalli氏は、ドコモのボードメンバー加入は「マイルストーン」と強調。世界で初めての携帯事業者の参加であり、指紋認証と虹彩認証という複数の生体認証方式に対応し、複数の端末をそろえたことも初めてということで、今後、こうした経験を元に対応製品・サービスの拡大に繋げていきたい考え。ボードメンバーとして参加するMicrosoftは、次期OSのWindows 10でFIDOをサポート。Googleは2要素認証の方式としてFIDOをサポートすることを発表しており、Qualcommも自社チップセットの指紋認証でFIDOに対応するなど、今後さらなる拡大が期待できる。FIDO AllianceのExcective DirectorであるBrett McDowell氏は、ここにドコモが参加することで、世界の携帯事業者へ波及することも期待する。ドコモは、5月7日の決算説明会で新たなブランドスローガンとして「いつか、あたりまえになることを。」を掲げており、加藤薫社長は新しい技術や仕組みをユーザーが意識しなくても簡単に使えるようになることを目指すとしていた。今回のFIDOに対する取り組みはその一環で、丸山氏は「パスワードのいらない世界」を目指し、今後も取り組みを継続していく考えだ。
2015年05月26日NTTドコモは5月13日、新サービス・新商品発表会を開催し、Facebookとの機能連携を強化していることを明らかにした。今夏以降、dマーケットをはじめとしたドコモの各種サービスと、Facebookの機能がより便利に連携できるようになる見込みだ。○dヒッツとFacebookの連携利用が可能に機能連携の第1弾として、音楽サービス「dヒッツ powerd by レコチョク」との連携が発表された。これはお気に入りの楽曲をFacebookに投稿すれば、友達がニュースフィード上でその楽曲を視聴できるようになるというもの。こうした機能を実装するのは、今回が日本初だという(2015年4月30日Facebook調べ)。利用料金は無料。現在の仕様では、お気に入りの楽曲をFacebookでシェアしても、友達のニュースフィードには楽曲の情報だけが表示される。実際にその楽曲を視聴するには、貼られたリンクから別サイトに遷移する必要があるわけだ。しかし今夏から提供予定の本機能を利用すれば、自分の好きな楽曲を容易に友達とシェアできるようになる。同様に、友達が薦める楽曲も簡単に視聴できるようになる。その楽曲が気に入れば、ワンタップでdヒッツ/ dミュージックのサイトに飛んで視聴/ 購入することが可能だ。dヒッツから楽曲を投稿する場合は、ドコモ回線の契約の有無に関わらず、dヒッツの契約者であれば利用できる予定。またFacebookでの閲覧・視聴は、ドコモ回線契約の有無に関わらず、本機能に対応するFacebookアプリをインストールしていれば利用できるようになるとのこと。ちなみにdヒッツ、dミュージックは他キャリアの利用者でも、docomo IDを取得していれば利用できるサービスとなっている。なお同日、Facebookとdアニメストアとの連携も発表された。発表会に登壇した同社 代表取締役社長の加藤薫氏は「dヒッツとの連携によって、幅広いお客様に音楽を楽しんでいただける。Facebookとドコモの各種サービスとの連携は、これからもどんどん進めていきたい。今後の展開にご期待いただければ」と意欲的に語っていた。○新人アーティストの活動支援「Eggsプロジェクト」も提供へこのほか、ドコモの新たな音楽の取り組みとして「Eggsプロジェクト」が紹介された。これはドコモがタワーレコード、レコチョクと共同で進めているもので、インディーズおよび新人アーティストの活動を支援するサービスになっている。2015年5月20日よりウェブ版を、今夏にはアプリ版を提供開始する予定だ。加藤社長は、同プロジェクトについて「アーティストとファンをつなぐ、コミュニケーションのプラットフォーム」と説明。ファンが新人アーティストを支援できるサービスに育てていきたい考えだ。アーティストは自分の楽曲を自由に公表できる場として、ファンは公開された楽曲を自由に聞ける場としての利用を期待している。CDのリリースはタワーレコードが、楽曲の配信はNTTドコモとレコチョクが担当する予定で、バックアップ態勢も整っている。加藤社長は「ドコモでは、音楽に情熱を傾ける若い方々の夢を応援したい。音楽の市場が元気に、活性化していくと良い」と抱負を語った。
2015年05月14日●スローガンは「いつか、あたりまえになることを。」既報の通りNTTドコモは13日、新商品・新サービス発表会を開催した。2015年夏モデルとして投入されるのはスマートフォン・タブレット8機種、ドコモケータイ2機種の計10機種。虹彩認証に対応したスマートフォン、Androidを採用したフィーチャーフォンなど、意欲的な製品を揃えた。また、ローソンとの提携をはじめとする新たな事業展開についても紹介された。新商品・新サービス発表会には、NTTドコモ代表取締役社長の加藤薫氏が登壇。冒頭に、NTTドコモが掲げるスローガン「いつか、あたりまえになることを。」を紹介した。これは、スマートイノベーションが未来に実現するであろう日常生活をイメージしたものだという。加藤社長は「ドコモでは新しい未来の技術を、簡単で親しみやすいサービスとしてお客様に提供していきたい。それがイノベーションの本質だと思っている。未来の技術を当たり前に生活の中で利用する、そんな世の中になるように、ドコモはこれからも商品開発を進めていきたい」と語った。同社ではパートナー企業との連携も深めていく方針。それを契機に、12月1日からサービスブランドの統一をはかる。dポイント、dカード、dアカウントなど、各サービスの頭文字にdをつけるのが特徴となっている。例えばドコモポイントは、12月1日からdポイントとして生まれ変わる。ドコモでは同日より「dポイントカード」、およびクレジットカード付きの「dカード」を発行する予定。これに伴い、ポイント利用の対象も拡大する。その最も大きなトピックスになるのは、全国約1万1000店舗を運営するローソンとの業務提携だろう。ローソンとの業務提携により、dポイントとPontaポイントの相互交換が可能となる。dポイントは1ポイント=1円に換算可能。例えば、携帯電話の利用料金の支払いで貯めたdポイントをPontaに交換してPonta提携店で物を買ったり、Ponta提携店で貯めたPontaをdポイントに交換して携帯電話の利用料金の支払いに利用したり、といった使い方ができる。ローソンでは、ドコモと取り組むことでローソンへの来客誘引を期待している。発表会に招かれ挨拶したローソン 代表取締役社長の玉塚元一氏は「ヘルスケア、店舗連携、商品開発、共同販促など様々な分野で連携することで、相互送客できる」と話し、ドコモとの提携を歓迎していた。●2015夏モデル全12機種をチェックNTTドコモが投入する2015夏モデルは、全12機種。そのうちの4機種のスマートフォン「ARROWS NX F-04G」「Galaxy S6 edge SC-04G」「Galaxy S6 SC-05G」「AQUOS ZETA SH-03G」では、生体認証に対応した。中でもARROWS NXは、世界で初めて(2015年3月31日時点、富士通調べ)虹彩認証システム「Iris Passport」に対応したモデル。端末のロック解除、Webサイトやアプリへのログイン、パスワード認証など幅広い用途に利用できる。これら生体認証システムは5月下旬より順次、ドコモの提供するサービスにも利用できるようになる見込みだ。通信面では、スマートフォン5機種・タブレット2機種がLTE-Advancedの「PREMIUM 4G」に対応。30都道府県128都市で受信最大225Mbpsの高速通信が利用できる。コンパクトモデルとして訴求するのは「AQUOS EVER SH-04G」「Xperia A4 SO-04G」。このほか、若い女性を中心に根強い人気のあるディズニー・モバイルの新機種「Disney Mobile on docomo DM-01G」を用意、OSにAndroidを採用した折りたたみ型のフィーチャーフォンライクな「ARROWS ケータイ F-05G」「AQUOS ケータイ SH-06G」も投入する。●新サービスも続々と登場今月以降、新サービスも続々と開始される予定だ。例えば月額400円の「dグルメ」として、ABCクッキングスタジオ、クックパッド、食べログが利用できるサービスを展開する。提供開始は5月28日。ABCクッキングスタジオでは自宅に居ながらにして料理のレッスンを受けることが可能。クックパッド、食べログでは有料のサービスやお得なクーポンなどが利用できるという。また、今春から提供を開始している「家のあんしんパートナー」には、新たに留守中の部屋みまもり機能、在宅確認サポート、健康相談ダイヤルなどを追加。月額使用料は450円のまま据え置きとなる。このほか「フォトコレクションプラス」として、月額280円で毎月フォトブックが届くサービスを開始。また、ひかりTVとの連携によりドコモ向けひかりTVチューナーでdTVが視聴できるようになる(提供は今夏を予定)。録画した番組を外出先で楽しむ機能も利用できる。加藤社長は「ドコモでは、新しくて難しい技術をみんなが当たり前に使えるようになる日を目指している。その日に向かって、ドコモでは全力で取り組んでいきたい」と結んだ。
2015年05月13日28日に行われたNTTドコモの決算報告会にて、代表取締役社長の加藤薫氏は「お客様にとってのフィーチャーフォンはずっと続けていきたい」と発言したが、この発言についてTwitter上では、「docomoさんありがとう! ガラケーがある限りついていきます!」などドコモに感謝する旨が多数ツイートされている。加藤社長は、決算報告会の質疑応答にて一部報道があった「フィーチャーフォンの製造終了」について言及し、「お客様にとってのフィーチャーフォンはずっと続けていきたい」と述べた。また、フィーチャーフォンの部品供給が難しい時期があるとし、操作性やサービスは維持しながらも、Androidなどこれまでのフィーチャーフォンとは異なるOSを搭載した端末となると説明している。これに対し、Twitter上では「ドコモだけはガラケーを続けるみたいでよかった」、「今はスマホだけどまたガラケーに戻るかもしれないから、嬉しい限り」、「ありがたやー」、「さすがドコモ! ガラケーがあるかぎりついていきます(嬉泣)」、「今までこんなにドコモに感謝したことないよ」など、ドコモがフィーチャーフォンの取り扱いを続けることに感謝するツイートが多数見られる。一方で、「国内メーカーが撤収するのに、誰が作るの?」、「信じていいのか?」、「Androidを搭載することで料金が変わってしまうなら意味ない」など懐疑的なツイートもあった。
2015年04月30日現在当媒体で連載中の兼業作家・カレー沢薫氏が、日常と創作にまつわるエピソードをつづるコラム「兼業まんがクリエイター・カレー沢薫の日常と退廃」。このコラムの挿絵にも使われている漫画制作ソフト「ComicStudio」の販売終了が発表され、デジタル漫画制作に関わるクリエイターたちの間で大きな話題となっている。そこで今回は同コラムの番外編として、カレー沢氏にこの知らせを受けた所感を率直に語っていただいた。○ノストラダムスとコミックスタジオ現在漫画制作に使っているソフト「ComicStudio」(以下、コミスタ)の販売が、ついに2015年6月30日をもって終了することになってしまった。※編集注:カレー沢氏の漫画制作については、コラム「兼業まんがクリエイター・カレー沢薫の日常と退廃」第4回を参照のこと。前々からコミスタが終了することはわかっていたのだし、それまでに後継ソフトである「CLIP STUDIO PAINT」(以下、クリスタ)に移行すべきだとは思っていたが、今でも私は完全にコミスタしか使っていない。そういう状況の作家は私だけではないだろう。1999年地球が滅亡する、とあれだけ予言されていたにも関わらず、結局みんな地球に住み続けていたのと同じように、みんなコミスタも何だかんだで終わらないんじゃないかと思っていたのではないだろうか。しかし、地球は木っ端みじんにならなかったが、コミスタは予定通り終わってしまった。もちろん終わったのは販売だけで、6月30日になった途端、コミスタが入っているパソコンが爆発するというわけではない。未だにGペンとインクで漫画を描いている作家が存在するように、コミスタで漫画を描き続けることも可能だが、これ以上コミスタが進化することもないし、サポートだっていつまで続くかはわからない。しかし、セルシスだって、コミスタ終了で悶え苦しみ地面をのたうち回る漫画家を笑いたくて、コミスタを終了させたわけではないはずだ(確かに私が泣き叫ぶ顔は面白いが)。後身であるクリスタで、すでにコミスタと同じか、それ以上の働きができると判断して、コミスタを終了させたのであろう。○クリスタ移行への苦難と障壁実は、私のパソコンにもクリスタ自体は入っている。コミスタが近々終了との報を受けて、一応、クリスタに移行しようとしたことはあるのだ。しかし、コミスタとクリスタ、大体同じようなものだろうと思ったら大分勝手が違う。まず、最初の原稿用紙サイズや枚数の設定の仕方がわからない、同じ「Gペン」という機能でも、コミスタのような線が描けずガタガタしてしまう。トーンはどう貼るのか、集中線は…などわからないことだらけなのだ。しかし上記のことはクリスタの機能が悪いわけではなく、私が使い方を理解していないのが悪いのだろう。ダブルクリックのスピードが遅すぎて、シングルクリックになってしまっているジジイと同じく、「おい、これ壊れてるぞ!」と憤慨しているようなものだ。しかし、コミスタだってイチから使い出したのだし、マニュアルをそんなに読んだ記憶もない。よって、描いていく内にクリスタだって使いこなせるはずなのである。○どんなソフトも●●へと変える魔法だが私がクリスタ移行を諦めて、依然コミスタを使っていた理由は機能の問題ではない。単純にクリスタが「重い」のである。「重い」というのは、クリスタのみならず、どんなに優れたパソコンツールをもクソへと変える魔法である。同じパソコンでも、コミスタは滑らかに描けるが、クリスタだと「おや 線画 遅れて 画面に表示されるよ」と、誰も覚えてなさそうなギャグを言ってしまうほど、動作が緩慢なのだ。これではいくら機能が優れていてもダメだ。普通のエロ動画と、超ドエロだが3秒に1回止まる動画があったら、とりあえず普通のエロ動画で事をすませるだろう。このように、漫画家の作業とは、夜の一人遊びと同じぐらい、迅速に滑らかにテンポよくやりたいものなのである。しかし、上記の問題は私のパソコンが低スペックすぎるせいでもある。何せ電気店で「一番安いのをくれ」と言って買ってきたノートパソコンだ。仮にも絵を生業としている者がふざけているにもほどがある。これを機にクリスタが滑らかに使えるデスクトップパソコンを購入すべきなのかもしれないが、机自体が小さく、さらに液晶ペンタブレットが場所をとるので、ノートパソコン以外は置くことすらできないのだ。ならば、パソコンと同時に机も新調すれば良いと思われるかもしれないが、仕事部屋がせまいので、でかい机は入らない。つまり、自分がクリスタに移行しようと思ったら、家を改築するか、ツルハシで部屋の入り口をぶっ壊して広げるしかないのである。以上の設備投資費と労力を考えると「まだコミスタでいいや」という結論に達してしまうことも致し方なしと言えるだろう。○カレー沢氏からセルシスへの提案それに加えて、動作環境を整えられたとしても、今度はまた「使いこなすことができない」という問題がやってくる。コミスタを使い始めたのは20代半ばだったが、今は30代。年々新しいことを覚えることが出来なくなっている。もはや、最新エロ動画を面倒くさい手順でダウンロードするより、使い古したカピカピのエロ本を使い続けることの方が楽と感じる年である。しかし、私はとにかく楽をしたい作家だ。終了してしまうコミスタを使い続けるより、これから進化するクリスタを使った方が、もっと楽をできるようになるはずである。よってセルシスは、新しいことについていけない中高年作家を対象に、クリスタ講座を開設すれば一儲けできるのではないだろうか。しかし相手はなまじ長年にわたってコミスタを使ってきた人間である。ことあるごとに「コミスタではこうだった」と言い続けるだろうが、それこそ高齢者が戦争体験を繰り返し話すのと同じだと思って聞き流してほしい。カレー沢薫漫画家・コラムニスト。1982年生まれ。会社員として働きながら二足のわらじで執筆活動を行う。デビュー作「クレムリン」(2009年)以降、「国家の猫ムラヤマ」、「バイトのコーメイくん」、「アンモラル・カスタマイズZ」(いずれも2012年)、「ニコニコはんしょくアクマ」(2013年)、「負ける技術」(2014年)など切れ味鋭い作品を次々と生み出す。2015年2月下旬に最新作「やわらかい。課長起田総司」単行本第1巻が発売され、全国の書店およびWebストアにて展開されている。
2015年04月28日●契約したいと思う理由は?3月1日よりNTTドコモ、ソフトバンクは光回線と携帯電話回線をセットで契約すると割安になる光セット割(ドコモは「ドコモ光パック」、ソフトバンクは「スマート値引き」)を提供開始する。これによりすでに「auスマートバリュー」を提供しているKDDIと合わせ大手3キャリアから光セット割が出揃った。そんな光セット割はユーザーの目にどう映っているのだろうか。マイナビニュース会員500人を対象に、光セット割を契約したいと思うかアンケート調査を行った。○約4割の人が「契約したい」と回答まず、光セット割を契約したいと思うか質問した。結果は、「はい」(契約したい)と回答した人が500人中42.0%となる210人、「いいえ」(契約したくない」と回答した人が58.0%となる290人だった。なお、すでに光セット割を契約している人も「はい」に含まれている。「いいえ」と回答した人の方が多かったものの、約4割の人が「契約したい」と回答した。○一番人気は「ドコモ光パック」次に「契約したい」と回答した人にどのサービスを契約したいか聞いてみた。結果は、210人中45.2%となる95人が回答したドコモの「ドコモ光パック」が最も多く、2番目は39.0%となる82人が回答したKDDIの「auスマートバリュー」、続いて15.7%となる33人が回答したソフトバンクの「スマート値引き」だった。そのサービスを選択した理由を聞くと、「ドコモ光パック」を回答した人の意見では、「ドコモユーザーだから」、「ずっとドコモを使っているから」、「家族がみんなドコモ使っているから」など、現在利用しているキャリアから「ドコモ光パック」を選択した人が多いようだった。そのほか、「回線が安定してそう」、「現在はソフトバンクを利用しているけれど、価格と性能がドコモの方が良さそう」など、ドコモのブランド力に魅力を感じる意見も散見された。「auスマートバリュー」を選択した人の意見では、「すでに契約している」という人を除くと「携帯がauだから」という意見のほか、「一番始めに提供を開始したのはauだし、信頼感がある」、「CMが好き」、といった意見が見られた。「スマート値引き」については、他2キャリア同様「現在使っている携帯がソフトバンクだから」という意見が最も多かった。他の意見としては「ソフトバンクが好き」、「人気があるから」、「利用しやすそう」といった意見があった。どのサービスも共通して、現在契約しているキャリアからサービスを利用しようと思っている人が多いようだった。●契約したくない人たちの理由は?○認知度はまだ低い光セット割一方、「いいえ」(契約したくない)と回答した人は、なぜそのように思っているのだろうか。理由を聞いてみた。最も多かったのは、「まだよくわからない」、「メリットが理解できていない」、「どの程度安くなるのかわからない」、「本当に得なのかわからない」など、光セット割自体をよくわかっていないという意見だった。また「めんどくさそう」、「勧誘が激しそう」、「手続きに手間がかかりそう」、「家族に説明するのが手間」という意見も多かった。加えて、「固定回線を引く必要がない」、「マンションで決められたプロバイダしか契約できない」、「パソコンを持っていない」といった光回線自体が必要ないという意見や、「電話番号が変わるとしたら嫌だ」、「まだ様子をみていたい」、「プランが複雑でわかりにくい」などサービスに不安を感じる意見も散見された。そのほか、「ドコモの携帯を長い間利用しているが、新規ユーザー向けのプランが多く、既存客に対するお得感が全く感じられない。光セットの前に月額の携帯料金を割り引いて欲しい」、「外出先で利用することを考えたら、固定回線ではなくモバイルルーターの方が便利」、「スマホがそもそも高いからセット割と言われてもお得感がない」などの意見も見られた。ドコモの加藤薫社長は、光セット割についてモバイルから固定回線まで、問い合わせやアフターケアをワンストップで提供できるため、安心して利用できるようになるとアピールしているが、サービスの認知度などを考えると、光セット割が普及するにはもう少し時間がかかるかもしれない。調査時期:2015年2月10日~2015年2月12日調査対象:マイナビニュース会員調査数:500件調査方法:インターネットログイン式アンケート(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月01日人気TVシリーズの待望の劇場版となる『深夜食堂』が1月31日(土)に公開を迎え、主演の小林薫を始め、高岡早紀、柄本時生、多部未華子、筒井道隆、菊池亜希子、オダギリジョー、松岡錠司監督が初回上映後の舞台挨拶に臨んだ。安倍夜郎の人気漫画を原作に2009年より連続ドラマとしてスタートしシリーズを重ねてきた人気作の映画化。深夜にひっそりと営業する食堂のマスターと、そこに集う個性的な客たちの人間模様を描き出す。“深夜”食堂ながら、朝8:45開始の初回上映は満席で松岡監督は「朝早くに起きて、午前中に観るために駆け付けてくださったみなさんに深く感謝します」と頭を下げる。小林さんは「監督が舞台そでで目頭を押さえていました(笑)」と暴露したが、これに対し松岡監督は「僕は目頭を熱くしてたかもしれないけど、トイレで号泣していたのは小林さん」とうそか真実かは不明だが(※小林さんは『なんで泣かないといけないの?』と否定)、いいトシの大人たちの暴露合戦の様相を呈し、会場は笑いに包まれる。小林さんは映画公開初日を迎え「今日がお正月のようなもの。こんなにたくさんの方に来ていただいて、“大吉”を引き当てた気分です」と笑顔を見せた。高岡さんは『バタ足金魚』以来となる実に二十数年ぶりの松岡監督の作品への出演。「感慨深かったです。(『バタ足金魚』での演技の)どこが悪かったのか…?呼んでくれなかったので(苦笑)」と苦情を言いたて、今回の現場についても「私には文句ばかり言うんです!」と語り、これには松岡監督も「小林さんといい、僕のことイジリに来たの…(苦笑)?」と困惑していた。TVシリーズから出演のオダギリさんは松岡監督について「普段から仲良くしていて、家族というと言い過ぎですが、親戚のおじちゃんのようなもの」と語り、本作に関しても「飲みながら『次はどうやろう?』という話をしていた」と明かす。「そうした過程を踏みながらこうして初日を迎えて、あのダラダラ飲んでた時間が少しは作品のためになったのならよかった。感慨深いです」と笑顔を見せた。映画にちなんで忘れられない一品について話を尋ねると、小林さんは一時期、納豆とネバネバ系の食べ物を混ぜて作る“五色納豆”に凝っていたことを告白。普段、納豆が食べられない友人も小林さんの作った五色納豆なら食べられたとのことだが、その友人の妻がそれで気分を害してしまったそうで、それが原因かは不明だが「しばらくしてその方は離婚しまして…(苦笑)」と申し訳なさそうに明かし、会場は爆笑!さらに「いまは別の方と再婚されて幸せになったんですが…」と近況まで明かし、自身の料理が引き起こした…かもしれない数奇な運命に首をひねっていた。『深夜食堂』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年01月31日安倍夜郎の人気コミックを映画化する『深夜食堂』のキャストと監督による初日舞台あいさつ1月31日(土)に丸の内TOEIで開催される。当日は、小林薫らキャスト7名と松岡錠司監督が登壇する。その他の写真本作は、ビッグコミックオリジナルで連載中の安倍夜郎の人気コミックをドラマ化に続いて映画化するもの。繁華街の路地裏にある小さな“めしや”にやってくるさまざまな客たちの人生模様を描く。ドラマ版に引き続き“めしや”のマスターを小林薫が演じ、愛人を亡くしたばかりの三十路女を高岡早紀、風采が上がらず安月給の平凡なサラリーマンを柄本時生、無銭飲食をしたことを機に、マスターの手伝いを兼ねて住み込みで働くことになったみちる役を多部未華子が演じる。丸の内TOEIで行われる初日舞台あいさつには、小林、高岡、柄本、多部、筒井道隆、菊池亜希子、オダギリジョー、松岡監督が登壇する。チケットは、いち早プレリザーブが受付中。プレリザーブ(先行抽選)は、21日(水)より受付を開始し、一般発売は、24日(土)午前10時よりスタートする。『深夜食堂』初日舞台あいさつ1月31日(土)会場:丸の内TOEI (東京都)開場8:25/開映8:45 上映後舞台あいさつ登壇者(予定):小林薫、高岡早紀、柄本時生、多部未華子、筒井道隆、菊池亜希子、オダギリジョー、松岡錠司監督料金:大人 2000円、大学・高校生 1700円※当日要学生証、3歳~中学生 1200円、シニア 1300円※60歳以上、障がい者手帳お持ちの方 1200円※当日要障がい者手帳いち早プレリザーブ:受付中~1月21日(水)11:00AMまでプレリザーブ:1月21日(水)11:00AMより~23日(金)11:00AMまでチケット発売:1月24日(土)10:00AMより
2015年01月19日ライカギャラリー京都は、小山薫堂とアレックス・ムートン(Alex Mouton)による写真展「KYOTO KOTOKOTO TOKOTOKO」を開催する。期間は2015年1月10日から3月29日まで。小山薫堂は「料理の達人」などを手掛けた放送作家で、人気キャラクター「くまモン」の作者としても有名。現在は料亭「下鴨茶寮」の主人や、アンテナショップ「京都館」の館長を務めている。一方、アレックス・ムートンは写真を愛する旅人で、先日にはパリを訪問したくまモンを撮影したことで話題となった。なお、今回の展覧会は京都市が提唱する“歩くまち・京都”憲章に則り、京都市内を散策中に2人が見つけた魅力的な景色を展示。それぞれの生まれ年に製造されたアンティークレンズを用いて、古都京都の雰囲気が伝わるような作品が撮影された。【イベント情報】KYOTO KOTOKOTO TOKOTOKO会場:ライカギャラリー京都住所:京都市東山区祇園町南側570-120ライカ京都店2階期間: 2015年1月10日から3月29日時間:11:00から19:00休廊日:月曜日入場無料
2014年12月19日NTTドコモが31日に都内で開催した2015年3月期第2四半期決算発表会で、同社の加藤薫社長は、下り最大225Mbpsの「LTE-Advanced」について触れ、「今年度末の提供を予定している」とコメントした。LTE基地局数についても年間目標に向け順調に増えているという。「LTE-Advanced」は、複数の周波数帯を束ねる「キャリアアグリゲーション」に対応することで、下り最大225Mbpsを実現する通信規格。ドコモは、1.7GHz帯、1.5GHz帯、800MHz帯、2GHz帯という4つの周波数帯を持っているが、それらを環境や利用状況に応じて組み合わせ、225Mbpsを実現していく。同社は4月、2014年度中に「LTE-Advanced」を提供すると発表していたが、加藤社長はこの日「今年度末の提供を予定している」とコメントした。また、同社のLTE基地局数は、2014年度第1四半期では66,300局であったが、第2四半期では79,000局に増大。そのうち、下り最大100Mbps以上に対応した基地局数は、10,900局から20,600局と約2倍に増えている。加藤薫社長は、「年間目標の95,300局達成に向けて順調な推移となっている」と話した。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月01日NTTドコモが31日に公表した2015年3月期第2四半期決算は、音声通話定額の新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」が原因で業績が大幅ダウンしたが、同様のプランを出したKDDIはどうだったのか。KDDIの田中孝司社長は同日、2015年3月期第2四半期の決算発表会で同社の現況について触れた。同日、早い時間に行われたNTTドコモの決算発表会では、同社の加藤薫社長が音声通話し放題の新料金プラン「カケホーダイ」について"人気が出過ぎたため"に減収になったと報告している。1000万契約を達成した一方で、音声通話による収入が前年同期と比べ542億円減少し、通期でも当初予想よりも1,200億円のマイナスが見込まれている。これについて記者団からコメントを求められると、田中社長は「ドコモさんの利用者は、(よく電話をして)データ通信はあまり利用しないという人が多かったのかな? 他社さんのことなので、よく分からないけれど」と答えた。KDDIでは、新料金プラン導入による影響は限定的だという。ARPU(1契約者あたりの利用料)も順調に伸びているとのことだ。KDDIの場合、MNP市場が縮小したことで収益に影響が出た。田中社長は「今年は、契約者があまり動かなくなっている。競争力は3社の間で変わっていない。うちの方が競争力があるので、MNP市場が盛り上がってくれたら、もっとお客さんが来てくれるのに」とコメントした。今年はタブレットの出荷が好調で、純増数としては増加傾向を維持しているという。KDDIでは今後、どのような戦略で契約者を獲得してゆく考えだろうか。田中社長は「新規契約者はレイトマジョリティに移りつつある。通信会社を変更せず、ステイするお客さんの方が多くなる。最近は、提供する端末にも差がなくなってきた。我々としては、サービスやネットワークなどで差をつけたい。お客さんに刺さるようなサービスを提供していかなければ。そういう意味で、まだ努力が足らない」とコメント。「なんやこれ、というサービスを開始していきたい」と話し、年末に投入を予定しているFirefox OSを採用したスマートフォンにも期待を寄せた。
2014年10月31日NTTドコモの新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」が契約者数を大きく伸ばしている一方で、同社の業績を大きく下げているようだ。同社は31日、都内で2015年3月期第2四半期決算発表会を行い、2014年度の営業利益予想を7,500億円から6,300億円に下方修正した。同社の加藤薫社長は、「下方修正することを、大変申し訳なく思っている」とコメント。また、減収減益の理由として、「カケホーダイ&パケあえる」の契約者数が想定以上に多かったことを挙げている。「カケホーダイ&パケあえる」は、音声通話定額の「カケホーダイ」が特長のドコモの新料金プラン。月額税別2,700円で通話し放題というプランだ。この新料金プランは、6月のサービス開始から、およそ4カ月で1,000万契約を突破している。ユーザーには好評だが、一方で同社の業績を大きく下げる一因に。前年同期と比べ音声通話による収入が542億円減少した。通期でも当初の予想よりも1,200億円のマイナスが見込まれている。ただし、回復傾向にはあるようで、加藤社長は「新料金プランの収支影響は、徐々に緩和してきており、2015年度には黒字化する見通し」と明かした。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月31日NTTドコモは31日、NTT東西の光回線を利用した「ドコモ光」を来年2月より開始すると発表した。合わせて携帯電話回線とセットにした割引サービス「ドコモ光パック」も2015年2月より提供する。「ドコモ光」は、NTT東西の光回線を利用して提供するブロードバンドサービス。下り最大1Gbpsで、多様なISPが選択できる一体型料金を提供する。ドコモの携帯電話回線とセットでの割引サービス「ドコモ光パック」も合わせて用意する。具体的な料金については発表されなかったが、携帯電話の新料金プランの毎月の通信容量が多い上位プランほど、安く利用できる料金体系になる。同社の加藤薫社長は、「簡単・便利でリーズナブルな価格で使える、インターネット環境を提供したい。料金体系については、携帯電話の上位プランほどお得に使えることで、お客さまのメリットを高めていきたい」と話した。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月31日小さなめし屋で繰り広げられるユーモラスで、時に切なくなる人間模様を描き、人気を博してきた小林薫主演のドラマの映画化作品『深夜食堂』。このほど、炊きたてご飯や煮込みカレーなど美味そうな“めし”も収められた予告編が到着した。ネオン煌めく繁華街の路地裏にある小さな食堂。夜も更けた頃に「めしや」と書かれた提灯に明かりが灯ることから、人は「深夜食堂」と呼ぶ。メニューは酒と豚汁定食だけだが、頼めば大抵の物なら作ってくれる。そんなマスターが出す懐かしい味を前に、客たちの悲喜こもごもな人生模様が交差する。春夏秋冬、ちょっとワケありな客たちが現れては、マスターの作る懐かしい味に心の重荷を下ろし、胃袋を満たしては新しい明日への一歩を踏み出していく――。今回公開されたのは、深夜食堂ファンおなじみの「赤いウインナー」から始まる予告編。小林さんが焼く卵焼きの音や、炊きたてご飯の土鍋をあけた瞬間の湯気、じっくりとカレーを煮込む音、見ているだけでお腹が空いてきそうな映像だ。そんな美味しい食べ物の中に描かれるのは、登場人物の人生。もちろんカナ・ミキ・ルミの“お茶漬けシスターズ”や常連客の姿も映し出されている。また、「めしや」の二階で煙草を燻らせるマスターや、昼間の路地にいるマスターなど、日常の姿も垣間見え、映画でしか観ることのできないマスターの日常の様子はファン必見!「できるもんならなんでも作るよ」というお決まりのセリフも健在だ。「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の安倍夜郎の大ヒット漫画を原作に描かれる本作。キャストには、マスターの小林さんを始め、ドラマ版でもおなじみの常連客に、綾田俊樹、不破万作、松重豊、安藤玉恵、山中崇、宇野祥平、光石研はもちろん、オダギリジョーも前作までとは一変、新たなキャラクターとして登場。さらに、疲れた顔で誰しもがなじみのあるカレーを頬張る謙三役の筒井道隆、至福のときを味わうかのような笑顔でとろろご飯を見つめるみちる役・多部未華子、一見楽しげだが真の心は隠したままのミステリアスに微笑むたまこ役・高岡早紀など大切なメニューとともにそれぞれの人間ドラマを温かく描いていく。『深夜食堂』は2015年1月31日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日シリーズ累計230万部発行、国民的“食”コミックがTVドラマに続き、遂に映画化される『深夜食堂』。ドラマ1、2に引き続き、小林薫を主演に、「めしや」の一年間の日々を春夏秋冬、季節感たっぷりに描かれる本作からポスタービジュアルが公開された。ネオンきらめく繁華街の路地裏にある小さな食堂。夜も更けた頃に「めしや」と書かれた提灯に明かりが灯ることから、人は「深夜食堂」と呼ぶ。メニューは酒と豚汁定食だけだが、頼めば大抵の物なら作ってくれる。そんなマスターが出す懐かしい味を前に、客たちの悲喜こもごもな人生模様が交差する――。本作は、「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の安倍夜郎の大ヒット漫画を原作に、『東京タワーオカンとボクと、時々、オトン』で日本アカデミー賞を受賞し、ドラマシリーズ「深夜食堂」も手がける松岡錠司がメガホンを取る。今回公開されたビジュアルには、自身が切り盛りする、“めしや”のトレードマーク、暖簾と提灯の前で仁王立ちする小林さんの姿が。一定の距離を保ったまま店へと迎え入れるマスターの器の大きさを表したかのようなビジュアルだ。また、ポスターの下方には今回の映画での「客」となる人々が集結!疲れた顔で誰しもがなじみのあるカレーを頬張る謙三役の筒井道隆、至福のときを味わうかのような笑顔でとろろご飯を見つめるみちる役・多部未華子、一見楽しげだが真の心は隠したままのミステリアスに微笑むたまこ役・高岡早紀などの姿が映し出されている。ほかにもドラマシリーズの風貌とは一変した警察官の恰好をしたオダギリジョーや、田中裕子、余貴美子など実力派のキャストが顔を揃える。映画『深夜食堂』は2015年1月31日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月11日加藤ミリヤが2015年3月20日(金)千葉・市原市市民会館より過去最大規模の全国ツアーを開催する事が決定した。同ツアーは、加藤ミリヤが今年デビュー10周年を迎えた事を記念して開催。6月21日(日)神奈川・横浜アリーナまで、27公演が予定されている。また、同ツアーに先立って、10月29日(水)に10周年記念アルバム『MUSE』を発売。同作には『YOU... feat. 仲宗根泉(HY)』、中島美嘉×加藤ミリヤでリリースされた『Fighter / Gift』のシングル曲のほか、AI、青山テルマ、JASMINE、SUGAR SOULとの共演楽曲が収められている。なお、チケットの一般発売に先がけて、モバイル会員限定先行を実施中。受付は10月7日(火) 午後11時59分まで。■加藤ミリヤ 10th Anniversary "A MUSE" Tour 20153月20日(金)市原市市民会館大ホール(千葉県)3月27日(金)オリックス劇場(大阪府)3月28日(土)オリックス劇場(大阪府)4月4日(土)長良川国際会議場メインホール(岐阜県)4月5日(日)四日市市文化会館(三重県)4月18日(土)ホクト文化ホール大ホール(長野県)4月21日(火)渋谷公会堂(東京都)4月22日(水)渋谷公会堂(東京都)4月28日(火)名古屋国際会議場センチュリーホール(愛知県)4月30日(木)アクトシティ浜松大ホール(静岡県)5月1日(金)神戸国際会館こくさいホール(兵庫県)5月5日(火・祝)島根県民会館大ホール(島根県)5月6日(水・祝)倉敷市民会館(岡山県)5月8日(金)広島文化学園HBGホール(広島県)5月10日(日)アルファあなぶきホール大ホール(香川県)5月16日(土)旭川市民文化会館大ホール(北海道)5月17日(日)ニトリ文化ホール(北海道)5月19日(火)リンクステーションホール青森(青森県)5月21日(木)仙台サンプラザホール(宮城県)5月22日(金)郡山市民文化センター大ホール(福島県)5月27日(水)本多の森ホール(石川県)5月29日(金)新潟県民会館(新潟県)6月9日(火)鹿児島市民文化ホール第一(鹿児島県)6月10日(水)宮崎市民文化ホール(宮崎県)6月12日(金)福岡サンパレス(福岡県)6月13日(土)福岡サンパレス(福岡県)6月21日(日)横浜アリーナ(神奈川県)
2014年10月02日NTTドコモは9月30日、2014~2015年冬春モデルの新製品・新サービスを発表した。本稿では、今回の目玉のひとつである新サービス「Runtastic for docomo」および機能素材「hitoe」を採用したトレーニングウェアについて解説する。Runtasticは、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンアプリとして提供されているトレーニング支援アプリ・サービス。これまで、有料サービスとして提供されていた同サービスを、ドコモが「Runtastic for docomo」として、同社ユーザー向けに提供する。利用料は月額350円で12月より提供を開始する。同サービスでは、提供されるアプリで取得した運動時間や距離、ペース、消費カロリー、移動経路などの情報を分析したり、コーチングを受けたりできる。友人などと活動記録を共有することも可能だ。提供されるアプリは計6種類。まずランニング/ウォーキング向け「Runtastic」、サイクリング向け「Runtastic Road Bike」。このほか、「Runtastic Squats」「Runtastic Push-Ups」「Runtastic Pull-Ups」「Runtastic Sit-Ups」を提供する。アプリ内には30種類のトレーニングプランも内蔵しており、効果的なトレーニングができる。また、運動量に応じてドコモポイントが貯まる仕組みも用意した。なお「Runtastic for docomo」では、既にRuntasticのゴールドサービス(有料サービス)を利用していた人はデータをそのまま移行できるとのこと。月額料金も月額500円から同350円に下がるため、よりお得になる。加えて、docomo IDがあれば、他キャリアのユーザーも利用することができる。このほか、東レやNTTが開発した機能素材「hitoe」を組み込んだトレーニングウェア「C3fit IN-pulse」との連携機能も利用できる。C3fit IN-pulseは、着用するだけで心拍数を測定できるトレーニングウェア。hitoeの部分を除けば一般的なウェアのため、デモブースの説明員によると、「伸縮性があって動きやすい。hitoeの部分も違和感はない」という。同製品は、ゴールドウインの直営7店舗でまずは販売を開始し、順次販路を拡大するとのことだ。なおC3fit IN-pulseで測定した心拍数は、別売の「hitoeトランスミッター 01」でスマートフォンに転送し、Runtastic上で管理することができる。ドコモの加藤薫社長によれば、国内で週1回以上ランニングする人は570万人、サイクリングは290万人とされており、こうしたユーザーからの要望を受けての新サービスの提供だという。C3fitは、「着るだけで正確な測定ができる」(加藤社長)ことから、今後はより動きのあるサッカーなどのスポーツにも拡大していきたい考え。ドコモでは、ドコモ・ヘルスケアによる健康管理サービスも提供しているが、基本的な健康管理分野に加えて、Runtaticのような健康増進のためのサービスを提供することで、「トータルで健康分野におけるスマートライフ、健康管理を進めていきたい」という。「人間の基本的な関心事は健康」と加藤社長。それをドコモの目指す「スマートライフ」としてサポートしていくのが目標で、今後も関連サービスを強化していく考えだ。(執筆:三谷真)
2014年09月30日NTTドコモは9月30日、2014~2015年冬春モデルの新製品・新サービスを発表した。料金・デバイス・ネットワーク・サービスという4つの柱で他社との差別化を図り、「スマートライフの実現を目指す」(NTTドコモ 加藤薫社長)のが目標。それに向けて、16機種の新製品と、トレーニングサービスなどの新サービスを投入する意向だ。本稿では、加藤社長のプレゼンテーションを紹介しながら、ドコモのサービス面での取り組みを紹介していきたい。発表会に登壇した加藤社長は、まずドコモの料金プランについて解説。ドコモでは他社に先駆けて「カケホーダイ&パケあえる」を発表し、9月19日からは「データLパック」、10月1日からは「パケット繰り越し」「追加購入データ量の利用期間延長」を提供する予定だ。加藤社長はこれらの取り組みに対し、長期利用者や若者向けの割引サービスなども「大変好評」と評価。新料金プランは9月29日の時点で937万契約に達したことをアピールした。なおカケホーダイ&パケあえるについては、先日販売を開始したiPhone 6/6 Plusの発売セレモニーでも話題となっている。同セレモニーにおいて、加藤社長はカケホーダイ&パケあえるを「サービスのひとつの重要な軸」と評し、「新しい料金は長く使っていただくとおトクだと感じる」とコメントしている。このほか、国内で初めて提供を開始した「VoLTE」についても言及があった。VoLTEは、ドコモのLTE「Xi」ネットワークを利用した音声通話サービスで、Xiエリア内であれば、VoLTE対応端末同士で高音質な音声通話が可能。従来の3G音声通話と比較し、幅広い音域に対応したことで、音声をクリアに伝えられるのが特長。今回の新端末では、スマートフォンは全機種でVoLTEをサポートする。「高品質なテレコミニュケーションが可能な、まさに通信会社ならではのサービス」と加藤社長は強調。さらにユーザー層を拡大したい考えだ。加藤社長はこのほか、自身がVoLTEによる会話について「本当に臨場感があり、新しい料金にぴったり」と見知らぬ方から伝えられたというエピソードを明かし、こう感じるユーザーが増えるようにしていきたいと語った。ちなみに、VoLTE対応機種では、通話だけでなく、発信時に聞こえる呼び出し音も高品質になるなどの機能向上も図られているそうだ。囲み取材では、iPhone 6/6 Plusの在庫に関するコメントもあった。「iPhoneとAndroidではお客さまの興味が違う」という理由から、iPhone 6/6 Plusを提供することで、選択肢を広げたと話す。在庫についても「前回の反省を生かし」入荷数を増やしたという。「好評で販売も伸びている」とアピールする。* * *今回の発表会において加藤社長は、「少し先の未来に近づいている、そんなスマートライフの実現に向けて、新しい価値創造に向けて全力で取り組んでいく」と強調。そのベースとなるネットワークが1.7GHz・1.5GHz・800MHz・2GHzの各帯域でLTEを提供する「フルLTE」だ。この「フルLTE」を、加藤社長は「ドコモが持つ無線帯域の100%全部をLTEで使用するフルレーン」と説明。現在、1.7/1.5GHz帯、それぞれ20MHz幅と15MHz幅はすべてLTEとして使われており、それに加えて800MHz帯の10MHz幅、2GHz帯の15MHz幅をLTEに振り分けている。合計の帯域幅は60MHzとなり、これによってより快適な通信環境を実現していく考えだ。今回の新端末では、この「フルLTE」を利用できるため、「快適に利用できる」とアピールする。加藤社長は、「調査機関からも、Tiffany&Co.と並んでドコモショップが『おもてなし魅力度第1位』を獲得している」と、長期利用者をはじめとするユーザーとの接点を重要視していることに言及。「ドコモのチャレンジはまだ道半ばだが、これからも期待と想像を上回るようなスマートライフの世界をスピーディに実現していきたい」と意気込んでいる。(執筆:三谷真)
2014年09月30日JALは5月より国際線の機内販売にて、同社の新商品・サービス総合アドバイザーである脚本家・小山薫堂との特別企画「JAL スカイ ビスポーク」を開始した。その第1弾として、英高級靴ブランド「ジョンロブ(JOHN LOBB)」の「バッフィンググローブ」を6月まで販売する。価格は1万4,000円。「JAL スカイ ビスポーク」は、伝統あるブランドの高い技術を持つ職人によるアイテムを、JALオリジナル商品として販売するというもの。2015年4月まで、2か月ごとに全6回に渡り新製品を提供していく。「バッフィンググローブ」は靴の表面を磨くためのミトンのこと。表面に貼られたムートンの天然オイルによって、革に傷をつけることなく艶が出せる。クリームなどを必要としないため、旅先に持ち歩けば気軽に靴を磨くことが可能。ジョンロブでは全7色のグローブをラインアップするが、今回はJALオリジナルカラーとしてコーポレートカラーの赤を使った商品となっている。
2014年05月10日八千草薫を主演に迎え、今年101歳で亡くなった詩人・柴田トヨの半生を描く映画『くじけないで』。11月12日(火)に皇后美智子さまが行啓され、本作の試写会が開かれ、八千草さんを始め、共演の武田鉄矢、監督の深川栄洋と共に作品をご鑑賞された。本作は90歳を超えてベストセラー詩人となったトヨさんが、詩を書き始めるきっかけとなったエピソードや、詩集の背景となった家族のドラマなど、明治から平成までを生き抜いた100年の歴史をトヨさんの詩にのせて丁寧に描く感動のヒューマンドラマ。この日の試写会後に、報道陣の取材に応えた八千草さんは、美智子さまから「観終わってすぐに、『とても良いものを見させていただいた』と仰っていました」と嬉しそうにコメント。さらに映画鑑賞前にもお話しましたといい、「『(武田さんが演じた)健一さんと武田さん(ご自身)はよく似ていますか?』と聞かれたので、とても良く似ていますとお話しました。『どのようなところですか?』と聞かれたので、ダメなところが…(笑)、とお話しした後、健一さんのシーンで3、4回笑ってくださっていて感動しました」と楽しそうに明かしてくれた。また、八千草さんは82歳、美智子さまは79歳とあって、同世代の女性として皇后陛下が仰ったお言葉で心に残っていることは?と八千草さんに向けて質問が飛んだが、何故か武田さんが「オレが代わりに答えます」と一歩前へ。「八千草さんのことを『いつまでもお美しい』と仰っていました。作品に関しては、『誰もが憧れるおばあさまが描かれていました』と仰っていました」(武田さん)。これを受けて、八千草さんは恐縮しながらも「皇后陛下は、心からの美しさがあり、本当に優しさが滲み出ていらっしゃいました」と語っていた。『くじけないで』は11月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くじけないで 2013年11月16日より全国にて公開(C) 2013「くじけないで」製作委員会
2013年11月13日ライフネット生命は5月31日に開設した、放送作家で脚本家である小山薫堂氏とコラボレーションしたウェブサイト「いのちのかぞえかた(URL:)」において、オリジナルのデジタル絵本の作成やアワードへの応募ができる「かぞえかたアワード」を7月30日より開始している。「かぞえかた」アワードコーナーでは、「いのちのかぞえかた」のストーリーをユーザーが自由に作ることが可能で、大切な誰かをイメージし、メッセージを書き込んでいくだけでオリジナルのデジタル絵本ができ上がる。アワードへはFacebookやTwitterアカウントがあれば誰でも応募することができ、優秀者には「いのちのかぞえかた」のイラストレーター、セルジュ・ブロック氏が応募作品を1枚の絵に書き下ろしたものや、小山薫堂氏が作品にある言葉を一筆箋(額装)にしたためたものなどのプレゼントが用意されている。その他にも、年齢を入力し、質問に答えると、大切な誰かの「いのちのかぞえかた」ムービーがスタートする「今日のかぞえかた」も同時に提供。絵本「いのちのかぞえかた」にも登場しない新しいストーリーが、セルジュ・ブロック氏の書き下ろし作品とともに綴られている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日加藤ミリヤ新曲「AIAIAI」着うた(R)スタート。新曲にちなんだ「愛の十戒」企画も実施!6月6日にリリースとなる加藤ミリヤの新曲「AIAIAI」の着うた(R)先行配信がスタートした。海外ドラマ『ザ・ファーム 法律事務所』のエンディング・テーマ曲ともなっている今回の新曲は、ミリヤ節炸裂の意欲作となっており、<ふたつ返事でやさしい声でいつも話しかけて><他の誰かと比べないで>と、1~10までミリヤ流の十戎を展開。<その気になればいつでも貴方を手放せるんだから>と言いながらも<男なら泪見せないで 君の代わりに泣くから><私が最後に愛する人は君だけ>と、時に揺れ動く、飾りのない女心を赤裸々に綴った楽曲になっている。この楽曲のテーマに沿って、オフィシャルホームページ特設サイトでは、「彼にしてほしいこと」「彼にしてほしくないこと」をTwitterで募集。集まったファンのつぶやきは特設サイト内で常時表示される他、ウーマンエキサイトにて記事になることも決定している。また、レコチョクでは「恋人同士のルール」を募集。特に応募が多かったものや印象に残った10つのルールを「恋人同士の10カ条」として、通常は楽曲のキャッチコピーが表示されるレコチョクフルのTOPページにて日替わりで掲載される。楽曲とともに、こちらの企画もぜひチェックしていただきたい。リリース情報New Single『AIAIAI』2012.06.06リリース※5/16~着うた(R)配信スタート【初回生産限定盤】CD+DVDSRCL-7984~5/¥1,575(税込)【通常盤】CDSRCL-7986 /¥1,223(税込)・ 加藤ミリヤ オフィシャルサイト ・ 加藤ミリヤ シングル『AIAIAI』特設サイト
2012年05月17日今年3月と12月に上演され、大きな反響を呼んだ『柳家三三で北村薫。-<円紫師匠と私>シリーズより』の第2弾となる『柳家三三で北村薫。2012』の公演が決定した。5月から7月に東京・草月ホールにて公演が行われる。「柳家三三で北村薫。2012」チケット情報柳家三三本人の発案でスタートした本企画は、直木賞作家・北村薫の記念すべきデビュー作である<円紫師匠と私>シリーズを、落語家自身が以前から愛読していたことがきっかけで実現した。原作の構成・文体を忠実に生かし、舞台上には演者である三三がたったひとりいるだけのスタイルで口演する。今回はシリーズの中から第2短編集「夜の蝉」全3作品を、短編集に掲載されているそのままの順序で、1か月に1作品ずつ3か月連続で上演する前代未聞の試みとなる。上演について三三と北村からコメントが寄せられた。「三月二十六日、まだ東日本大震災の余震が続く中、ぎりぎりまで話し合った末『柳家三三で北村薫。』は開催されました。あの状況で会を行うことには、相当なためらいがあったのも事実です。でもあの日、僕は舞台の上で確かに「空飛ぶ馬」の世界を“私”や“円紫さん”とともに生きたのだと思います。北村薫先生の人を見つめる厳しさと、それをも包み込む優しさにあふれた物語を皆さんと共有できたのではないでしょうか。そして今度は「夜の蝉」の中を歩かせていただける……、こんな幸せなことはありません。」(三三)「三月の末、今、《日常》をお届けするのが、わたしたちの役目ではないのか。そういう思いで『柳家三三で北村薫。』の会が開かれました。福島からのお客様が、“これだけは、どうしても来たかったんです”といってくださり、ああ、大きなものをいただいた……と思いました。そして今度は新たに、三三さん演じる『夜の蝉』中の3作を聴けることになりました。登場人物たちに会えるのも嬉しいし、作中の落語も大ネタばかり。前回以上に充実した会になるだろうと、まことに楽しみです。」(北村)公演は5月19日(土)に「朧夜の底~『夜の蝉』より」+「山崎屋」、6月30日(土)に「六月の花嫁~『夜の蝉』より」+「鰍沢」、7月21(土)に「夜の蝉~『夜の蝉』より」+「つるつる」をそれぞれ上演。会場はいずれも同劇場。チケットは3月3日より発売。
2011年12月16日アーティスト加藤ミリヤの世界観を体感できるセレクト『M SELECT』が、ソフトバンクモバイルの「スマセレ」に登場。(スマセレ=スマートセレクト。スマートフォンを簡単操作で、自分好みにカスタマイズできるサービス。)『M SELECT』では、特別に撮りおろした加藤ミリヤのビジュアルを背景に設定することができる。また、加藤ミリヤのスマートフォンサイトにすぐにアクセスできるブックマークアプリの他、音楽やおしゃれが大好きな女の子の生活にハッピーを提供してくれるアプリがたくさん。加藤ミリヤは、現在全国ツアー『KAWI JAMELE presents 加藤ミリヤ MBEST TOUR 2011』を開催中。また、2011年12月14日に待望のニュー・シングル『ROMAN』をリリースするので、合わせてチェック。
2011年11月22日加藤清史郎が主演を、三池崇史氏が監督を務める映画『忍たま乱太郎』が23日(土)から全国公開されるのを記念して、以前より“大の阪神ファン”を公言していた加藤が、13日に兵庫県にある阪神甲子園球場で始球式を行った。その他の写真憧れのタイガースの本拠地・甲子園で人生初の始球式に挑んだ加藤は、猛練習を重ね、当日も室内練習場で本番直前までピッチング練習を行った。本番前にはバックヤードで阪神の桧山進次郎選手から激励を受け、加藤の緊張は最高潮に。しかし、“忍たま”姿でマウンドにあがった加藤は、18メートル先のバッターボックスに向けて見事な投球を披露し、集まった約4万人の観衆をわかせた。始球式後に加藤は、「すごく楽しかったです。マウンドからキャッチャーまでが思った以上に遠くて緊張しました」と述べ、当日の投球については「98点!ストライクをとるために力を抜きすぎで、少しワンバウンドになってしまったのでマイナス2点です」と採点。好きな阪神の選手について質問されると「みんなすごい選手だから全員好きです」と回答した。『忍たま乱太郎』は、忍術学園に通う少年・乱太郎(加藤)が、教師・山田伝蔵(寺島進)らの指導を受けながら仲間たちと修行を積み、エリート忍者を目指す姿を描く。『忍たま乱太郎』7月23日(土) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
2011年07月14日