かつてセーラー服姿でヤクザの組長を務めた過去を持つ女子高校生が、街にはびこり出した新たな悪と対決すべく、解散した目高組を再開させて巨大な勢力と立ち向かう『セーラー服と機関銃-卒業-』。小さな体に正義感をみなぎらせ、何も恐れずにまっすぐ突き進むヒロイン、星泉を演じたのは橋本環奈。福岡県出身で17歳の現役高校生の彼女は、去年のひと夏を女子高生組長・星泉として過ごした。完成作を見て、「もう本当に感無量そして感謝でした」と橋本さん。「撮影時、ロケ地の群馬県は日本一暑かったんです。暑かったあの高崎市でみんなが全力を注いで作りあげたシーンがつむがれていて。こうやって作品になるんだなと思って、すごく感動しました。多くの方が関わってくださって出来上がった映画なので、すごくありがたいと思いました」。プライベートで映画館に行くのも大好きだという橋本さんだが、自身の主演作をスクリーンで見るのは「全然違いますね」と語る。「今回、最初に見たときの感覚は、様々な思いがこみ上げて何も考えられなかったというのが一番近いのかもしれないです。皆さんに感謝してもし切れない気持ちで一杯になりました。もう言葉が見つからないほど。そんな感覚は初めてでした」。1981年公開の相米慎二監督、薬師丸ひろ子主演の『セーラー服と機関銃』、原田知世や長澤まさみがヒロインを演じたTVドラマ、とこれまで数々の星泉が登場してきたが、橋本さんもまた彼女ならではのオリジナルな星泉としてスクリーンに映し出されている。「撮影の前にリハーサルを2か月間させていただきました。前田弘二監督のもと、組員役の祐次君(大野拓朗)、晴雄君(宇野祥平)やスタッフのみなさんとともに、星泉を作り上げていくことが出来たというのが実感です。泉はすごく正義感が強くて、心の中は愛情深くて。同時にすごく負けたくない気持ちも強いと思うんです。大きな敵が居て圧倒されもするけど、一歩下がるんじゃなくて、もっと前に出てやるぞっていう負けず嫌いな面もあって。遠回りしていくよりは真っすぐに突き進む気持ちも強いと思います。どんな大人に対しても態度を変えることなく、真っすぐに気持ちをぶつけることは意識していました」。共演者はほぼ男性ばかり、それもかなり年上のベテランぞろいという状況だが、撮影現場の雰囲気は「すごく楽しくて」と言う。月永を演じた長谷川博己には「今の高校生ってどういう感じなの?」と質問をされたり、いろいろな映画のお話をしたりとか。「『映画って、時間をかけて撮れるからいいよね』『みんなが最高を求めるからこそいい作品ができる』と仰っていたのが印象的でした」。そんな和やかな雰囲気もカメラが回り始めれば一転して緊張感あふれるものになる。「リハーサルの最後に、監督が『これまでの2か月のこと忘れてください』と仰ったんです。その言葉の意味が映画の撮影中にすごくよくわかりました。セットが完成して、キャストも全員そろうと、動きも変わってきますし、そこで生まれる生のものを大事にしたいという監督の思いをあらためて強く感じました。リハーサルでやったことを忘れたからこそ、新鮮な気持ちでできた面もあります」。例えば、街を乗っ取ろうとする黒幕の安井(安藤政信)のいるナイトクラブに泉たちが乗り込むシーンでは、安藤さんがアドリブを連発した。「私の真後ろでミラーボールを叩いたり、ボイスレコーダーを灰皿に叩きつけて壊したり、全部アドリブだったんです。ものすごい迫力に圧倒されましたが、泉は負けずに前に出るんだと思って」と動じず、女優魂を見せた。撮影が始まって最初に撮ったシーンも印象深いという。月永の背後に敵が迫るのに気づいた泉が危険を知らせる場面で、橋本さんの口からは台本に書かれていたのとは違う台詞が飛び出した。「監督は即座に『OKです』と仰ってくださって。『本当に危ないと思って出たものなら、それが一番近い言葉だよ』と。台本には書かれていなかったけれど、それが正解だったということですよね。あらためて奥が深いなと学ばせていただきました」。星泉を演じたことで自分自身の中から何か現れた、引き出されたような感覚は「実は撮影中にはあまり感じることはなかったんです」と言う。「何かが変わったのかなっていう、ぼやっとしたものもあったのですけれど。泉のすごく負けず嫌いなところも、もともとの私に似ていますし(笑)。私自身、何事にも全力でいきたいといつも思っていますが、そういう面も泉に通じていたのかなって思います」。小学校3年生から芸能活動をしている橋本さんは「事務所に入ったときは、純粋にスクリーンに映りたいとかテレビに出たいという気持ちがきっかけだったのですが、オーディションを受けてお仕事をしていくうちに楽しくなっていって」と振り返る。「小学校の卒業文集にも『女優になりたい』って書いているんです」。それからわずか数年で、映画に初主演という形で夢の第一歩は実現した。「後から聞いた話ですが、(目高組若頭・土井役の)武田鉄矢さんも監督も『映画を好きになってほしかった』と仰ってくださっていたようで。その言葉のとおり、映画がもっと好きになりました。演じることには正解がないからこそ、いろいろな面――私自身もまだ知らない新しい面を見出していけたら嬉しいなって思いますし、もっともっとっていう欲が出てきました。いろんな役に挑戦して、いろんな色に変われる。でも、やっぱり根底に強さや愛情を持ち合わせている、芯のある女優さんになっていけたらなと思います」。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月02日森本梢子の人気コミックを原作に、綾瀬はるか、斎藤工、水原希子など人気の俳優陣で贈る『高台家の人々』。この度新たなキャストに、連続テレビ小説「マッサン」で主演を務めたシャーロット・ケイト・フォックスが、イギリス出身の高台アン役に抜擢、また夏帆、坂口健太郎らも出演することが分かった。人一倍口下手で、不器用なOL・平野木絵(綾瀬はるか)。「特技:妄想」「趣味:妄想」。ある日務める会社に、元華族で不動産や保険会社等を持つ名家・高台家の長男、高台光正(斎藤工)がニューヨーク支社から転勤してくる。長身でイケメン、さらに祖母がイギリス人という見た目もさることながら、東大卒、オックスフォードに留学経験もあるという完璧すぎるプロフィールをもつ光正と、接点があるはずもない木絵。しかし、そんな光正がいきなり食事に誘ってきた。木絵は何故気に入られたのか分からぬまま仲を深めていくが、光正の笑うタイミングを見ていると、どうも自分の馬鹿馬鹿しい妄想を覗かれているような気がしてならない。そう、実は光正には人には言えない秘密、“テレパシー能力”があった。楽しくて・面白くて・馬鹿馬鹿しくも思える妄想をする木絵と過ごす時間は、癒しの時間。何より木絵の純粋な心の中に惹かれていく光正。順調な関係を続ける木絵と光正だったが、木絵に立ちはだかる名家“高台家”。二人の関係を許さない光正の母、光正を想い続ける女性、そして何よりも“釣り合わない恋”が木絵を不安にさせていく――。原作は、2012年より「YOU」(集英社)にて現在連載中の同名コミック。「ごくせん」「デカワンコ」など数々のヒット作・映像化作品を誇る森本氏が今回描いたのは、口下手な “妄想女子”と人の心が読める悩み多き“テレパス王子”の不器用だけど、可笑しくて、愛おしい恋の物語。キャストには、今年映画賞の主演女優賞を総舐めにしている綾瀬さんが主人公・木絵を演じ、その相手・光正役には斎藤さん、そして水原さん、間宮祥太朗、大地真央、市村正親という超豪華俳優陣が集結している。今回新たに発表されたキャストは、光正の祖母にあたるイギリス出身の高台アン役のシャーロット。朝ドラ「マッサン」のヒロインで注目を集めた彼女が演じるのは、人の心を読めるテレパシー能力を持ちながら、国境を越えた大恋愛の末、名家高台家の出身高台茂正と結婚するという役どころ。本作が邦画初出演となるシャーロットは「とてもスウィートでハッピーなお話だと思いました。邦画での出演は初めてでしたが、とても貴重な良い経験をさせていただきました。監督をはじめ、素敵で親切な方ばかりでした。とても幸せな現場でした」と喜びを語り、また本作では、20代の恋する乙女から、70代の孫を持つ祖母まで幅広い年齢の役柄を演じるというシャーロット。「特殊メイクとそのメイク落としは少し大変でした。それでも、寒い撮影の中でともに年老いた役を演じ、乗り切ってくれた大野さんとの現場は楽しかったです。共演した綾瀬さんは妖精の様に美しく、とてもスウィートな方でした。英語で沢山話しかけてくれて、『お食事へ行こう!』と誘っていただき、とても嬉しかったです」と共演の綾瀬さんについても語った。そしてその夫役には期待の新星・大野拓朗が抜擢。2016年上半期の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」への出演も決定している大野さんは妻役のシャーロットについて「とてもお茶目な方でした。彼女は雪が降っていた日の空き時間に、ボブという名の雪だるまをはしゃぎながら作っていたのですが、その口と鼻が取れてしまい『ボーブ!』と悲しそうに叫んでいたのがとても可愛らしかったです(笑)」と語り、自身の役どころについては「高台茂正は、イギリスに留学し、そこでシャーロットさん演じるテレパシー能力を持つアンと出会い恋に落ちるという役柄です。イギリス英会話というものをやったことがなかったので、一から勉強してイギリス英語特有のしゃべり方も身に着けられるように心がけました」と役作りについてコメント。さらに10年も光正に片思いし続ける獣医・斉藤純役に夏帆さん、茂子が思いを寄せる大学生・岸本浩平役に坂口健太郎、出世欲の強い木絵の上司・脇田実課長に塚地武雅といったバラエティ豊かなキャストも新たに決定。人気コミックを豪華キャストで映画化した本作。朝ドラ出演の2人がどういった夫婦になるのか、初の邦画出演で幅広い年齢の役柄を好演するシャーロットがどんな演技をみせるのか楽しみにしていて。『高台家の人々』は6月4日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月11日映画『9つの窓』の初日舞台あいさつが6日、都内で行われ、出演者でAKB48グループメンバーの横山由依、入山杏奈、木崎ゆりあ、茂木忍、中西智代梨が出席した。全国公開中の本作は、AKB48グループと『国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジア』がコラボレーションしたオムニバス作品。コメディーやサスペンスなど短編ストーリー9本で構成されており、9人のメンバーがそれぞれの作品で主演を務めている。グループ総監督の横山は、「チームAの初日公演も迎えるので、初日続きでうれしい。これからのAKB48は新しい時代に入っていくので、この作品がヒットすればノリに乗って行けるんじゃないかと思います。みなさんの力を貸してください!」と笑顔であいさつ。また、入山は、「劇場公演の初日とは違った緊張感があります」と心境を語り、茂木は、「今日は、私にとって女優デビューの日。新しい記念日が増えました」と晴れやかな表情を見せた。イベントには、共演者の相島一之、松山優太、大沼遼平、杉浦大介、谷内里早も出席。NGT48キャプテンの北原里英と共演した相島は、開口一番、「撮影でも1回も会ってないんだけど……。総監督、どういうこと?」とこぼし、横山は、「すみません! 今日は新潟に行ってまして。私たちで我慢して頂けませんか?」と平身低頭。相島は、終始ボヤきながらも、「北原さんは"画面の中"で可愛かったです」とアピールして笑いを誘っていた。続く共演者トークは、「大沼さんにすごく甘えちゃうんで、ファンの方が嫉妬してしまうかも」(木崎)、「入山さんの美しさが引き起こす事件を堪能してほしい。目力がすごくて引き込まれます」(松山)と大盛り上がり。そんな中、大野拓朗と"初恋"エピソードを演じた横山は、「私も大野さんとしゃべりたかったな……」と寂しそうにポツリ。入山に、「大野さんと何かあるんですか?」と突っ込まれ、「違う! 違う! 違いますよ~! 変な風に書かないでくださいね」と赤面しながら大慌てしていた。
2016年02月06日「AKB48」のメンバー9人が主演を務めるオムニバス映画『9つの窓』が2月6日(土)に公開を迎え、メンバーの横山由依、入山杏奈、木崎ゆりあ、中西智代梨、茂木忍、共演の相島一之、松田優太、大沼遼平、杉浦大介、谷内里早が舞台挨拶に登壇した。横山さんは公開を迎え「みなさんが見に来てくださってこその初日です!ありがとうございます」と満面の笑みで喜びを語る。入山さんは「普段の劇場公演の初日ではみなさんの目の前で見ていただきますが、映画ではスクリーンに映し出されるということで、違った緊張感があります」とドキドキ。茂木さんは「本格的に演技したことはなくて主演は初めて。これが女優デビューの日ということで、人生の記念すべき日を迎えました!」と語り、会場は祝福の温かい拍手に包まれた。各エピソードの共演陣も登壇したが、北原里英(NGT48)主演「お電話ありがとうございます」に出演している相島さんは、撮影時も含め、これまで一度も北原さんと顔を合わせていないという。この日も、北原さんは欠席で対面ならず!相島さんは「総監督!これはどういうことですか?」と2代目総監督を務める横山さんの“監督不行き届き”を追求!横山さんは「すみません。北原は新潟でイベントがありまして、キャプテンとして行っておりますので私たちで我慢してください!厳しく注意しておきますので(笑)」と北原さんに代わって陳謝し笑いを誘う。相島さんは「相島より新潟ですか…。そもそも、なぜ僕はここで真ん中に立ってるのか?なぜ僕の相方は新潟にいるのか?いろんなことが分かんない(笑)!」と首を傾げていた。また、入山さんと「先客あり」で共演した松田さんは、実は本作以前にも入山さんとは共演経験があるが「僕はそれを存じ上げてましたが、入山さんは知らなかった(笑)」と暴露!入山さんは「見たことあるなと思ってたんですが(苦笑)」と釈明し、会場は再び笑いに包まれた。「candy」主演の木崎さんは、共演の大沼さんについて「同い年くらいかと思ってたら、Wikiで調べたら30歳で、私より10歳上でした(笑)」と衝撃を告白!そんな大沼さんに劇中では甘えるシーンも多いそうで「普段は男勝りですが、映画の中では一転して、大沼さんといろんなことしちゃいます!(ファンは)嫉妬しちゃうかも」と煽った。なお、本作の公開に際し、全国各地の劇場の支配人の投票で、9エピソードの中の1位を決定するという企画も!横山さんは「AKBはいつも戦うところにいるんだなと思います…」とあきらめの表情(?)。この日、横山さんと共演の大野拓朗は登壇しなかったが、横山さんは「1位になれば(大野さんに)いい報告ができるかな」と語ったが、入山さんはこの発言に対し「え?大野さんと何かあるの?」と横山さんと大野さんから“みなさまへのご報告”があるのかと勘違い!横山さんは慌てて否定し、報道陣に「変な書き方しないでくださいね(苦笑)」とお願い。会場は爆笑に包まれた。『9つの窓』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月06日映画『セーラー服と機関銃―卒業―』の完成披露試写会が3日、都内で行われ、キャストの橋本環奈(Rev.from DVL)、長谷川博己、武田鉄矢、大野拓朗、宇野祥平と前田弘二監督が出席した。3月5日に全国公開する本作は、赤川次郎の小説を実写化したアクション・ドラマ。組員4人の弱小ヤクザ・目高組の組長だった高校3年生の星泉(橋本)。普通の女子高校生として過ごす泉は、街を乗っ取ろうとしている勢力に気づき、立ち向かっていく――というストーリーで、主題歌も橋本が担当している。1981年公開の映画『セーラー服と機関銃』をはじめ、薬師丸ひろ子、原田知世、長澤まさみが熱演した泉役を演じた橋本は、本作が映画初主演。「俳優部のみなさんの圧がすごかった。ウッと負けそうになったけど、泉らしく真正面から立ち向かっていけたかなと思う」とプレッシャーもあった撮影を振り返り、「この映画に関わったみなさんへの感謝の気持ちしかない。私の両親や家族も応援して支えてくれた。ありがとうございます」と感謝の気持ちを述べた。そんな橋本に対し、「組長っぷりがすごかった。スタッフ全員の名前を覚えてちょっかいを出したり。組長として座長として、現場を盛り上げてくれました」(大野)、「『助けて支えてあげたい』という気持ちがあったけど…、現場では組長に怒られないようにしてました」(宇野)と2人の"舎弟"は大絶賛。一方、初のヤクザ役を演じた長谷川は、「堅苦しい役ばかり続いていたので、暴力と暴言がすごく楽しかった。僕の良いアクションシーンもあったのに、カットされてましたが」と打ち明けて笑いを誘った。また、イベント当日は橋本の17歳の誕生日。機関銃があしらわれたバースデーケーキでお祝いされると、「今まで生きてきた中で、こんなに多くの方に祝ってもらったのは初めて。本当にありがとうございます!」と大感激で、「この映画を機に、芯があって色んな役ができる女優になりたい。演技も歌も頑張っていきたい」と力強い抱負を。武田から、「王に向かって進んでいく"環"の名に恥じないよう、17歳のスタートを切って」と"金八節"で祝福されると、「私の先生は一生、武田さんです!」と笑顔をこぼしていた。
2016年02月04日“奇跡の1枚”と言われる写真がネット上で話題を呼んだアイドル橋本環奈が2月3日(水)、初主演映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』の完成披露試写会に出席。この日が17歳の誕生日ということで特製ケーキで祝福され、共演の武田鉄矢からも祝いの言葉を贈られた。原作は赤川次郎の小説。過去に薬師丸ひろ子、原田知世、長澤まさみという錚々たる女優が演じてきた女子高生組長・星泉役に橋本さんが挑んだ。この日は、橋本さん、武田さんに加え、共演の長谷川博己、大野拓朗、宇野祥平、前田弘二監督も舞台挨拶に登壇した。橋本さんは、大先輩の俳優に囲まれての映画初主演となったが「今日、一番びっくりしたのは、武田さんと50歳離れてるってこと!素晴らしい俳優のみなさんが前にいるだけで“圧”がすごかったです。ここにはいないですが、伊武雅刀さんがお肉を食べているだけで迫力がありました!負けそうになりましたが、泉らしく真正面から立ち向かって行けたかなと思います」と語る。舞台挨拶中、“舎弟”の大野さんと宇野さんが「おれの方が(組の中での立場は)上なのにいつも僕が運転してた」(大野さん)、「僕は武田さんが演じた土井さんの舎弟のつもりだから」(宇野さん)などと、舎弟同士で言い合いを始めると、橋本さんはすかさず「その前に私が組長だから!」と一喝!舞台挨拶でも大野さんや宇野さんから「組長」と呼ばれ、「現場でスタッフさん全員の名前をすぐに憶えていた」(大野さん)など、大器の片鱗を見せつける。武田さんは、そんな橋本さんを常にフォローしていたとのことだが「私も27歳のとき、47歳の高倉健という俳優の映画でデビューして、高倉健さんはすごく気を遣ってくださいました。恩返しで渡していかないと、健さんに申し訳ない」と語る。橋本さんの誕生日のために「ケーキ屋を脅して作らせた(笑)」(大野さん)という機関銃が設置された特製ケーキが運び込まれると、武田さんは“先生”の口調で橋本さんの名前の「環」の字の意味を説きつつ、祝福した。橋本さんは「武田さんは、映画の打ち上げでも『贈る言葉』を歌ってくださりました。一生、私の先生です」と感激の面持ち。そして「芯のある、いろんな役のできる女優になりたい。演技も歌ももっと頑張ります!」と抱負を口にした。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は3月5日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日「嵐」の大野智が、自身初のラブコメ作品で主演に挑戦することが話題の日本テレビ系4月期放送の連続ドラマ「世界一難しい恋」。この度、大野さんの相手役に、連続テレビ小説「あさが来た」でヒロインを務める女優・波瑠が決定。大野さん同様、初のラブコメに挑戦するという。大野さん演じる主人公・鮫島零治は、彼は老舗旅館の跡継ぎで、複数の一流ホテルを経営する若き社長。ホテル業界の寵児と呼ばれ、見た目も一応カッコよく、仕事もバリバリこなし、何でも持っていると思われている。女に苦労はしないはすず。しかし…「客を満足させる才能は天才的であるが、女性を喜ばせる才能は1ミリもない」。何も知らない者から見れば引く手あまたの彼ではあるが、その内面はとてつもなく上から目線でKYで子どもっぽく、女性と接点ができても向こうから静かに去られ、もっと悪いことに、それがなぜかに気付いていない…そう、彼はいまだ恋というものを経験したことがないのであった。ヒロインに選ばれた波瑠さんは、『アゲイン 28年目の甲子園』『グラスホッパー』など数々の映画に出演。現在は連続テレビ小説「あさが来た」にてヒロインを熱演中。本作では、ホテルに中途入社し、若社長に一目ぼれされる恋の相手役を演じる。櫨山裕子プロデューサーは、波瑠さんの起用について「圧倒的な清冽さを持ちながらどこか神秘的な波瑠さんのたたずまいは、今回の主人公の恋の相手のキャラクターにどんぴしゃだと確信しております」と自信を覗かせ、「朝ドラとは一味違う、彼女が本来持っている女優としての特質を、このドラマでは全開にして思い切り主人公を翻弄していただきたい」と期待を寄せた。波瑠さんは、本作について「ラブも初めてですし、コメディも初めてなので、あまりよく分かってないので、体当たりで頑張りたいです。私自身、話しのテンポがあまり良くないので、面白いテンポを芝居で作り出せるのか、そこが不安なところです」と述べつつも、「ただ、ラブコメで私がお相手役ということは、お客さんが私になって観れるストーリーになったらより面白いと思うので、そういうことを意識してお芝居したい」と意気込みを語った。共演の大野さんについては「テレビで拝見した印象は、とってもアートな方という印象。歌って、踊って、とっても多彩な方というイメージです」。ラブコメ初挑戦の大野さんと波瑠さんが見せる掛け合いに注目したい。「世界一難しい恋」は、4月より毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月01日オムニバス映画『9つの窓』の先行上映舞台あいさつが30日、神奈川・横浜市のブリリアショートショートシアターで行われ、出演者でAKB48グループメンバーの横山由依、北原里英、宮澤佐江、入山杏奈、木﨑ゆりあ、茂木忍、中西智代梨、江籠裕奈が出席した。2月6日から全国公開する本作は、『国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジア』とAKB48グループがコラボレーションしたオムニバス作品。コメディーやサスペンス、ブラックユーモアなど9作品で構成されており、作品ごとにメンバー1人が出演している。グループ総監督の横山は、「他の作品を知らなかったので、1つになってすごくうれしい。メンバーの新しい面を見て、AKB48のことをもっと好きになってくれると思う」と仕上がりに自信たっぷり。1作品10分というショートストーリーだが、「10分の作品だけど、1日かけて色んな想いを込めて撮影した。みなさんの心に残る作品になれば」(宮澤)、「日常だとあっという間に過ぎる時間だけど、この作品で10分間を大切に過ごしてもらえれば」(入山)とそれぞれアピールした。また、舞台あいさつには、出演者で俳優の大野拓朗、小池亮介、主題歌を担当したロックバンドのThinking Dogsも登壇。横山の“初恋相手”を演じた大野は、「久しぶりに会ったけど、ますますお綺麗になった。“初恋相手”がテレビで活躍しているのを見て、自分のことのようにうれしい」と面と向かってベタ褒め。「恥ずかしい……。私もテレビで大野さんを見てます」と頬を赤らめる横山に、他メンバーは、「初恋っぽい!」、「キュンキュンする!」と歓声を上げていた。そんなやり取りにちなみ、"初恋相手"に再会したら?という話題になると、北原は、「大野さんみたいに素敵に成長していたらうれしいけど、大体は『アレ~!?』って思うことが多いですよね」とキッパリ。「私だったら、『好きだったよ』って告白する」(宮澤)、「どうもしない。何も思わない」(入山)と明かす中、最年少で15歳の江籠は、「まだ初恋がピンと来ない。恥ずかしくて会話できないと思う」とつぶやき、会場からは、「可愛い~!」と声が飛んでいた。
2016年01月31日1月1日21時より日本テレビ系にて放送された「嵐にしやがれ 嵐旅館スペシャル」の中で、「嵐」の大野智が4月期放送の連続ドラマの主演を務めることが明らかとなった。同番組にて、大野さんは「大野智のジャニーズ匠の会」というコーナーを担当。ゲストには、2015年にデビュー20周年を迎え、大人気番組「学校へ行こう!」が一夜限りの復活を果たすなど大活躍だった「V6」の長野博や、「NEWS」のメンバーにして作家活動も行い、処女作の映画化『ピンクとグレー』の公開やドラマ化「傘をもたない蟻たちは」の放送が控える加藤シゲアキ、そして、2015年に初の「24時間テレビ」メインパーソナリティーを務め、年末には初の単独カウントダウンコンサートを京セラドームにて開催した「Hey!Say!JUMP」のメンバー・伊野尾慧が出演。同じ事務所の中でも一芸に秀でたメンバーたちと共にコーナーを進める中で、「今年の抱負」についての話に。すると突如、番組ディレクターが大野さんの春ドラマ主演について言及!大野さんは「それ言っちゃダメなやつでしょ」と驚きの表情をみせるが、ディレクターはさらに“老舗旅館の二代目”という役どころでラブコメに挑戦することまで明かした。大野さんはゲストに3人から「『ラブコメやりたい、やりたい!』って言ったの?」と茶化されながらも「俺が言うわけ無いでしょ!」「ラブコメ初挑戦!みんな観てね!」と照れながらドラマの宣伝を行った。今回の件について「嵐にしやがれ」のチーフプロデューサーと、ドラマプロデューサーからコメントが届いた。■「嵐にしやがれ」チーフプロデューサー田中宏史2016年元日に放送した「嵐にしやがれ」の中で、番組チーフプロデューサーとして何か新しい事を発表したいと思っていたので、うれしいです。急遽ではありますが、通常では考えられないタイミングでの情報解禁を関係各所お許し頂き、本当に感謝しております。「嵐にしやがれ」では今後も大野さん主演ドラマに関して様々なコラボを行わせて頂ければと思っております。■ドラマプロデューサー櫨山裕子いままで「嵐にしやがれ」さんには番宣などでたいへんお世話になっておりますが日本テレビの2016年社運を賭けた大切な大切な大野さん主演ドラマの初出し発表を寒風吹きすさぶ雪原でこんな形で、しかも元旦に…新しいことを発表したいにもほどがある…。この貸しはきっと返してもらいますから!大野さん主演ドラマは2016年4月期放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年01月05日1982年に一大ブームを巻き起こし、邦画興収第1位を記録した角川映画の代表作『セーラー服と機関銃』。伝説的シリーズの最新作に橋本環奈を主演に迎え『セーラー服と機関銃 -卒業-』として公開することで注目されている本作だが、今回主人公・星泉が、劇場での鑑賞マナーを諭す特別動画が解禁された。18歳、高校三年生の星泉には、組員わずか4名の弱小ヤクザ・目高組の組長という驚きの過去があった。伯父を殺した敵を機関銃で襲撃する大事件を起こしたあと、組は解散。いまは、シャッター商店街の中で「メダカカフェ」を経営し、「組長」あらため「店長」として活躍する日々。卒業を間近に、普通の女子高生としての日常を取り戻していた。そんなある日、ニセモデル詐欺に巻き込まれた友達の相談から、泉の周辺には、ふたたび危ない影が忍び寄ってきて…。原作は、シリーズ累計260万部を超える赤川次郎のメガヒット長編小説。映画化した後に、その後2度もTVドラマ化されるなど、角川映画40周年の歴史が誇る伝説的シリーズだ。また、トップスター女優の登竜門とも言える本作の主人公・星泉を演じるのは「1000年に一人の逸材」「天使すぎる!」と話題沸騰中の橋本さん。本作で映画初主演を果たし、主題歌「セーラー服と機関銃」でソロデビューする事も決定している。ほかにも、長谷川博己、安藤政信、伊武雅刀、大野拓朗、宇野祥平、武田鉄矢など俳優陣が出演する。今回解禁された映像は、劇場で流れるマナーCM。橋本さん演じる星泉が登場し、曲がったことが大嫌いな彼女が、ルールを守らない輩に目を光らせる映像。長谷川さん、武田さん、伊武さんが演じているクセのあるヤクザ達のお行儀に、劇場マナー的視点から「映画館では禁煙」「携帯はオフに」など、ズバっと注意し、諭している。大人にも負けない気の強い女子高生組長ならではの内容だが、最後は自ら愛用している機関銃を引っ張り出し、“危険物の持ち込みは厳禁”というメッセージを投げかけている。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は2016年3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月18日“1000年に一人の逸材”と話題の橋本環奈が映画初主演を務めることでも注目を集める『セーラー服と機関銃 -卒業-』からこの度、最新予告編が公開。併せて橋本さんが歌う主題歌「セーラー服と機関銃」がお披露目された。18歳、高校三年生の星泉には、組員わずか4名の弱小ヤクザ・目高組の組長という驚きの過去があった。伯父を殺した敵を機関銃で襲撃する大事件を起こしたあと、組は解散。いまは、シャッター商店街の中で「メダカカフェ」を経営し、「組長」あらため「店長」として活躍する日々。卒業を間近に、普通の女子高生としての日常を取り戻していた。そんなある日、ニセモデル詐欺に巻き込まれた友達の相談から、泉の周辺には、ふたたび危ない影が忍び寄ってきて…。本作の監督を務めるのは『婚前特急』、『夫婦フーフー日記』を手掛けた若き才能・前田弘二。主人公・星泉には、アイドルグループ「Rev. from DVL」に所属しながらも『暗殺教室』や「水球ヤンキース」(フジテレビ)など女優業にも力を入れる橋本さん。また星泉が憧れる年上男性・月永役に長谷川博己、組織の男・安井役に安藤政信、目高組の若頭に武田鉄矢、組員に大野拓朗、宇野祥平らも集結している。今回公開された予告編は、橋本さん演じる星泉のナレーションと共に、店長をする“メダカカフェ”に登場するシーンから始まる。本シリーズの名シーン機関銃乱射はもちろん、激しいバットアクションに挑む長谷川さん、危険な雰囲気全開の安藤さん、女子高生組長に頭が上がらない武田さんの姿も公開し、ラストの「絶対気に入らない!」と叫び、機関銃を乱射する名シーンには往年のシリーズファンだけでなく、星泉と同世代のファンもテンションがあがること間違いなしの映像となっている。本映像では、橋本さんが歌い上げる名曲「セーラー服と機関銃」が初披露。橋本さんは本楽曲がソロデビューとなった。また、予告編と同時に公開された新ポスターは、堂々とした姿勢で機関銃を片手に立ち尽くす星泉の姿が。橋本さんの凛とした表情で、女子高生ながら大人に頼らない強い意思を感じさせる一枚だ。まずはこちらの予告編から橋本さん演じる新・星泉をご覧あれ。『セーラー服と機関銃-卒業-』は2016年3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月08日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、競馬がテーマのラブコメディ『馬子先輩の言う通り』(フジテレビ)で主演を務めている大野いとさん。撮影で馬に接する機会も多く、その魅力にハマっているとか。「『仲良くしたい』という気持ちで接すると、ちゃんと返してくれるんです。ドラマにも登場するウオッカという馬のファン。メスなのに強くて、走っている姿がかわいいんです!」。女優業に邁進する一方で、こんなかわいい夢も。「パン屋さんに憧れています。この前、酵母からパン・ド・カンパーニュを作ったら、感動的なおいしさでした!」◇おおの・いと1995年生まれ。公開中の映画『忘れ雪』、来年公開の『雨にゆれる女』に出演。3月公演の『ライ王のテラス』で舞台に初挑戦。インスタグラム(@ohno_ito)もチェック。◇最近食べて感動したのは…。「友達のお母さんの手作りグラタン!ほっとする“母の味”でした」◇パンが大好き!今のお気に入りはこれ。「あま~い生地をのせた帽子型のパン、シャポーにハマっています」◇かわいいかわいいおともだち!「馬の優しいまなざしがたまりません。乗馬にも挑戦してみたいなあ」※『anan』2015年12月2日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年11月26日「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」岩田剛典との共演で話題の『植物図鑑』にて主演を務めるなど、注目を集める若手女優・高畑充希がヒロインを演じる平成28年度前期連続テレビ小説「とと姉ちゃん」。この度、豪華共演者が発表され、「純情きらり」以来2度目の連ドラ出演となる西島秀俊や、本作が連続テレビ小説初出演となる坂口健太郎らが名を連ねた。1932年。戦前の静岡県遠州。繊維のまちで育った主人公・小橋常子。三人姉妹の長女として、子ども思いの父と優しい母とともに、2人の妹の面倒をみるしっかりものの娘だった。ある日、父・竹蔵が結核にかかったことで生活は一変。死の間際、竹蔵は常子に「ととのいないあとは、常子がととになって、家族を守ってくれ」と遺言。常子はその言葉を胸に、2人の幼い妹と母を守って生きていこうと、胸に誓う――。こうして「とと姉ちゃん」となった常子は、恋も休みもそっちのけで家族のために奮闘する。だが生活が立ち行かなくなり、母・君子は、仲違いしている東京・深川の母を頼って一家で上京することに。その後常子は女学校を卒業、小さな新聞社に入り編集作業を学ぶ。そして昭和20年、終戦。東京は焼け野が原になり、常子は戦争で犠牲になるしかなかった子どもたちや女性たちに思いをはせる。「女のひとたちが幸せな暮らしを送れなかったら、そんな世の中は駄目だ。私に唯一できること、妹たちと雑誌をつくって、事業を起こそう」と、常子は2人の妹たちと1冊の雑誌をつくることを決意する。だが、素人の彼女たちは具体的に何をどうやって雑誌をつくっていくのか全くわからない。そんなとき、常子たちの前にひとりの男が現れる。名は花山伊佐次。小橋三姉妹と天才編集者・花山伊佐次、その出会いは戦後一世を風靡する生活総合月刊誌「あなたの暮し」誕生の瞬間であった…。主人公・小橋常子を演じるのは、連続テレビ小説「ごちそうさん」に希子役として出演し、高い演技力と歌唱力をもつ女優として一躍脚光を浴びた高畑さん。その歌唱力を活かしディズニー実写映画『シンデレラ』では日本語吹き替え版キャストを務めた、蜷川幸雄演出の音楽劇「青い種子は太陽のなかにある」にも出演した。そして、高畑さん演じる常子をとりまく登場人物たちのキャストが決定。浜松の染物工場の営業部長で仕事熱心であるが、同時に家庭を深く愛し、眠る時間を削ってでも仕事も家庭も大切にする良き父・小橋竹蔵には、『劇場版 MOZU』の西島秀俊。そして、竹蔵との結婚をめぐって実母・滝子と絶縁した母・君子に、女優の木村多江。次女・鞠子には、超若手女優・相楽樹。三女・美子は、『思い出のマーニー』声優や『トイレのピエタ』のヒロインに抜擢された杉咲花が務める。杉咲さんは本作が連続テレビ小説初出演となる。そのほかのキャスト陣にも、本作で“連続テレビ小説”デビューを飾る若手俳優がずらり。『ヒロイン失格』『俺物語!!』と立て続けに話題作に出演し“塩顔男子”としていま最も注目を集める若手俳優・坂口さん。本作では、青春時代の常子を支える青年を演じる。そして、映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』で俳優デビューを果たした大野拓朗が、上京した常子が出会う深川の家の跡取り養子を担当。さらに、「AKB48」の元メンバーにして、ドラマ「ごめんね青春!」出演など女優としての活動を本格化した川栄李奈も出演決定。物語の鍵を握る人物であろう花山伊佐次などの配役はいまだ発表されておらず、今後の続報にも期待したい。以下、キャストコメント■高畑充希(ヒロイン・小橋常子役)キャスト表を先日いただいた時に、開いた瞬間、すごくわくわくしました。さきほど木村多江さんに運命感じてるって言われて、ちょっと舞い上がってます。放送はまだ先ですが、そろそろ撮影も始まるので、ちょっと気合い入れて、でもなにより楽しんで、みんなで肩組んで楽しく長丁場をやり抜きたいと思います。■木村多江(小橋君子役)今年に入ってから、テレビで高畑さんを見る機会があり、なぜか彼女の事が気になっていたのですが、今回お仕事をさせていただくと伺って、「あっ、私は彼女ともう通じあっていたのか!」と勝手に思い込んでいました。「とと姉ちゃん」は、とても温かくて、今の時代にちょっと忘れかけている、本当に日常のささいな事を大切に生きている人たちの話です。現場でもあたたかい空気でやっていけば、きっと映像を通して皆さんに伝わるんじゃないかと思い、頑張っていきたいと思います。■相楽樹(小橋鞠子役)私はこの役のオーディションを受けましたが、本当に私も小さい頃に両親のことを、“とと”と、“かか”と呼んでいたことがあったので、この作品に運命を感じていました。この役が出来ると決まってすごくうれしいです。家族の大切なお話なので、家族の雰囲気を大事に丁寧に演じていけたらと思っています。■杉咲花(小橋美子役)私は登場が9週目からなのでまだ先なのですが、撮影がすごく楽しみです。今日初めてキャストの皆さまにお会いして、私もこの方々と一緒に「とと姉ちゃん」という作品に関わらせていただくのかと思うと、すごくうれしくなりました。頑張ります。■向井理(小橋鉄郎役)最初は戦争だったり、戦後の高度経済成長だったり、今回いろいろな激動の時代を駆け抜けることになると思いますが、この時代の中でもしっかり生きていた人たちのヒューマンドラマを、ちゃんと描いていけたらと思います。個人的には久しぶりの連続テレビ小説の出演なのでワクワクしておりますが、今思い出すと大変なことばっかりだったので、それをいかに楽しく過ごせるかというのがポイントかなと思います。役柄はわりと自由奔放な役ですが、男手がいなくなった小橋家に、1人だけ親戚という形で携わっていくという面でもそうですし、実際に撮影でも座長をしっかり支えていけるように頑張りたいと思います。■大地真央(青柳滝子役)宝塚時代に、余興でおじいさんの役はやったことがあるんですけれども、今回初めておばあさんの役を演じます。やる以上は徹底して、滝子おばあちゃんをやりたいと意気込んでおります。ちょっと厳しい滝子ではありますが、その奥にある愛情を、厳しさの中に表現できればと思っております。■片岡鶴太郎(隈井栄太郎役)私は「青柳商店」の筆頭の番頭という役で、生っ粋の江戸っ子という役です。私自身が江戸っ子ですので、いわゆる東京弁、江戸弁をいかんなく発揮できるかなと思っております。かなり喜怒哀楽の豊かな男でありますので、明るい朝になるよう演じていきたいと思っています。■大野拓朗(青柳清 役)今回出演が決まった時に、祖母はじめ家族のみんながものすごく喜んでくれて、親孝行できたことがすごくうれしく思います。そして現在、大河ドラマ「花燃ゆ」に出させていただいていますが、その「花燃ゆ」メンバーも「とと姉ちゃん」に出ると決まった時に、自分のことのように喜んでくれて、連続テレビ小説に出るっていうことがすごいことだと、改めて実感しています。役柄としては、脚本家の西田さん節さく裂のコメディー担当という風に聞いています。お茶の間の皆さんが清を見た時に、「うわ、清また出たよ!」って楽しみながら思ってもらえるように演じていきたいと思います。■秋野暢子(森田まつ役)私も今回初めて、おばあちゃま役をやらせていただきます。厳格で、息子には厳しく、嫁には優しい、そして小橋常子さんが雑誌を出す時には、食に関して、おばあちゃんの知恵袋のようなものを授けていけるような役にしていきたいと思っています。森田家は一癖も二癖もある人ばかりそろっておりますので、出てくると楽しい家族だなっていうのを、みんなで協力して作って行きたいと思っております。■ピエール瀧(森田宗吉役)単細胞な仕出し屋の主人の役で、とても楽しそうです。戦前の昭和の初期のころ、活気があった時代を担当するのが、森田家だと思います。そのころの元気があった日本の職人の感じとか、家の感じを楽しくやっていけたらなと思います。■平岩紙(森田照代役)森田家は、裏表の無いさっぱり、すっきりした、元気な、はつらつとした家族だと思いますので、そこに嫁いだ嫁として、そこに動じず、ただ自然に生えた草のように、朗らかに演じられたらなと思っています。この時代の日本の丁寧で心豊かな生活を、今の日本の若い方たちにぜひご覧いただき、いろんなことを感じていただけたらなと思っております。■川栄李奈(森田富江役)皆さんすごくお優しい方だと思うので、皆さんから何かを学びつつ、一生懸命頑張りたいと思います。■坂口健太郎(星野武蔵役)今回、星野は不思議なキャラクターで、学者肌で植物が大好きな青年ですが、星野に愛情がもうすでに出てきてるくらいです。ゆったりとこの役に溶け込みながら、すごく愛していただけるキャラクターにできるように頑張りたいと思います。■阿部純子(中田綾役)皆さんと一緒に、誰かの日々のささやかな幸せにつながるような作品が作れたらいいなと思っています。中田綾は強くて、しんが通ってる女性です。でもちょっとだけ、かわいらしい部分もあって、私はこの役を演じることで、自分には無い女らしさをおすそ分けいただくような気持ちでドキドキしています。■片桐はいり(東堂チヨ役)この役は、主人公の小橋常子さんと鞠子さんの先生役ということ、後に雑誌を作るようになるきっかけになる役という風に聞いております。それなりに影響力の大きい役なので緊張致しますが、その時代の型破りを目指したいと思います。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」は、2016年4月4日(月)より全156回にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年11月09日「ショートショート フィルムフェスティバル&アジアシネマミュージアム『漁船の光』トークイベント」が15日、東京・上野の東京都美術館で行われ、AKB48の横山由依、大野拓朗、廣瀬陽監督が出席した。横山由依が初主演を果たした本作は、国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル&アジアとAKB48がコラボした企画『AKB ShortShortS』で製作された9作品の1つ。『漁船の光』など全9作品の短編映画が、『AKB ShortShortS』として2016年1月30日より横浜みなとみらいのショートフィルム専門映画館、ブリリアショートショートシアターで先行公開されるほか、2月6日より全国で順次公開される。試写会が行われたこの日は、試写後に横山らが登場してトークショー。初めての主演に横山は「すごく緊張したんですけど、ショートフィルムということで10分間の内に伝えなくてはいけなかったので難しいと思いましたが、大野さんが2人の関係性について話してくれたりとリラックスして撮影することができました」と共演した大野に感謝の言葉。劇中では、大野扮する幼なじみの男性から劇中で手紙を渡される人妻役を演じたが「ラブストーリーも初めてで緊張というか、男の人を見る恥ずかしさがありましたね。でも途中から(ロケ地の)愛媛の景色に助けられて詩織になれたと思います」とやり切った様子だった。初めてのラブストーリーには「AKB48にいる間に出来るとは思いませんでしたよ。恋愛経験もあまりないので出来るのか心配でした」と本音をのぞかせるも「自分なりに精一杯やったつもりではいるので、新しい一面をお見せできるかと思います」と自信。また、今後の女優業にも「今一番お芝居に興味があるタイミングでこの作品に出られて嬉しかったです。機会があれば、長い映画とかにも出演してみたいですね。総監督になって2016年は自分にとってもAKB48にとっても大事な年。2016年の間に映画に出演し、3年後に主演できるように頑張りたいです!」と決意を新たにしていた。
2015年10月16日「AKB48」の横山由依と俳優の大野拓朗が10月15日(木)、東京都美術館でオムニバスショートフィルム「漁船の光」のトークイベントを行った。国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジアと「AKB48」がコラボした、「AKB」グループ主演で10分の短編映画を9作品制作する「AKB ShortShorts」プロジェクトの中の一作。計9作合計90分のオムニバス映画「9つの窓」として、来年1月30日より全国順次公開を予定している。短編映画初主演でラブストーリー初挑戦の横山さんは「『AKB48』にいる間にラブストーリーが出来るとは思っていなかったし、主演という事で嬉しかった」と初体験に喜びつつ「恋愛経験もないし、男の人の顔を見るのも恥ずかしい思いがあって、出来るのかな?と不安だったけれど、自分なりに精一杯やりました。新しい一面が見られるはず」と手応えを明かした。横山さんの初恋相手を務めた大野さんは「横山さんの人妻ぶりは素晴らしい。恋愛経験がない事ゆえの透明感があった」と大絶賛。横山さんから「来年中には長編映画に出演したい。そして3年後に映画主演が出来るように頑張りたいと思います。今回のようなラブストーリーに憧れがあるので、大野さんもぜひ」とラブコールを受けると「光栄です。プライベートでは出来ないもんねぇ」と快く再びの相手役を受け入れていた。劇中では愛する夫に手作り弁当を届ける場面があるが、横山さんは「作る相手がいないので、作るタイミングがない」とボヤキ節ながらも「船にいる旦那さんにお弁当を届けるというのは素敵だし、憧れのシチュエーション」とうっとり。高校時代は自分で弁当を作っていたそうだが「ほとんど冷凍食品ですけど」と照れ笑いだった。(text:cinemacafe.net)
2015年10月15日アイドルグループ・Rev.from DVLの橋本環奈が映画初主演を務める『セーラー服と機関銃 -卒業-』(2016年3月5日公開)のポスタービジュアルと特報映像が14日、公開された。小説家・赤川次郎氏によるシリーズ累計260万部突破の原作をもとに、1982年に邦画興収第1位となる47億円を記録した薬師丸ひろ子主演『セーラー服と機関銃』。本作はその後を描いた物語で、『婚前特急』(2011年)、『夫婦フーフー日記』(2015年)を手がけた前田弘二監督がメガホンを取り、『そこのみにて光輝く』(2014年)で第88回キネマ旬報日本映画脚本賞を受けた高田亮氏が脚本を務める。ポスタービジュアルで大写しにされているのは、橋本演じる主役・目高組4代目組長の星泉の姿。トレードマークといえるロングヘアを30cmカットし、セーラー服姿で堂々とした風格を見せる。「1000年に1人の逸材」「天使すぎる!」と評されている橋本だが、ポスターでは、力強い眼力で迫力満点の機関銃を担ぎ、新たな星泉像を体現している。同時に公開された特報映像では、夕暮れの通学路らしき風景をバックに、制服姿の星が映される。それもつかの間、次の瞬間には、機関銃に弾を込め、そのままぶっ放す衝撃的な展開に。「目高組四代目組長、星泉です!」と宣言したかと思えば、無邪気に居眠りする様子や夏祭りの浴衣姿など、普通の高校生活を送るカットも収録。タイトルコールの後には、「カ・イ・カ・ン」の名セリフも挿入されている。そのほか、追加キャストも発表。星が憧れる年上の男性・月永役に長谷川博己、2人に立ちはだかる組織の男・安井役に安藤政信、目高組の若頭に武田鉄矢、組員には大野拓朗や宇野祥平らが出演する。(C)2016「セーラー服と機関銃・その後 -卒業-」製作委員会
2015年09月16日“天使すぎる”と話題の橋本環奈が映画初主演を果たす、角川映画40周年記念作品『セーラー服と機関銃 -卒業-』。本作から、初お披露目となる機関銃を抱えたセーラー服姿の橋本さんが眩しいポスタービジュアルと、主人公・星泉のあの名セリフが盛り込まれた特報が解禁。さらに、長谷川博己、安藤政信、武田鉄矢ら豪華共演陣が明らかとなった。シリーズ累計260万部超という赤川次郎のメガヒット原作をもとに、1982 年に一大ブームを巻き起こした、相米慎二監督、薬師丸ひろ子主演の角川映画の代表作『セーラー服と機関銃』。本作は、その伝説的タイトルの最新作となる。初の映像素材となった特報では、橋本さんが主人公の高校生・星泉(ほしいずみ)を爽やかに等身大で演じる…かと思いきや、突如、機関銃に弾を込め、ぶっ放すという衝撃の映像が登場する。「目高組四代目組長、星泉です!」と高らかに宣言するものの、無邪気に居眠りしたり、夏祭りの浴衣姿を披露したりと、ごく普通の高校生活を送る星泉の姿もお披露目。そして、タイトルコールに続いて、「カ・イ・カ・ン」というあの名セリフも登場する。また、ポスタービジュアルでは、橋本さん演じる主役・目高組4代目組長・星泉の姿が!トレードマークともいえるロングヘアを30cmもばっさりカットし、セーラー服姿で堂々たる風格を見せつけている。「四代目組長、はじめます!!」のキャッチコピーととともに、力強い目力、そしてド迫力の機関銃を担ぎ、全く新しい“星泉像”を体現。歴史あるタイトルの歴史ある役に「プレッシャーも感じる」と製作会見で語っていた橋本さんだが、撮影が始まると役に入りきり、大役を演じ切っているという。さらに、併せて、豪華な共演者もカ・イ・キ・ン!星泉が憧れる年上の男性・月永役には長谷川博己、彼らに立ちはだかる組織の男・安井役に安藤政信、そして星泉が束ねる目高組の若頭に武田鉄矢、組員として大野拓朗、宇野祥平らが集結。監督は『婚前特急』『夫婦フーフー日記』などを手掛けてきた若き才能・前田弘二。脚本は『そこのみにて光輝く』で第88回キネマ旬報「日本映画脚本賞」を受賞した高田亮。“現代日本映画界の俊英たち”が紡ぎだす、新時代の『セーラー服と機関銃』にますます期待が高まるばかりだ。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は2016年3月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月14日AKB48グループと、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」のコラボレーション企画から生まれた映画『9つの窓』。AKB48グループメンバーが1作品ずつ主演となり、全9作のショートムービーが制作中だが、この度、次期「AKB48」総監督に任命された横山由依の主演作『漁船の光』が8月より新たにクランクイン!主演の横山さんと相手役の大野拓朗から撮影報告コメントが届いた。6月に発表された「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」とAKB48グループによるコラボ企画「AKBショートショート」。本企画では、1作10分という物語を全9作品、計90分の映画『9つの窓』として制作。2016年早春に「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」と連動した横浜みなとみらいのショートフィルム専門映画館「ブリリア ショートショート シアター」をメイン館に全国にて順次公開される予定だ。既に、9作品の内4作品が撮影済み。「NGT48」キャプテンを務める北原里英主演のコメディ『お電話ありがとうございます』。「AKB48」茂木忍主演の青春ムービー『赤い糸』。「SNH48」「SKE48」兼任の宮澤佐江が主演のファンタジー作『回想電車』。「AKB48」中西智代梨主演のサスペンス『さおり』など、ハートフルな内容からサスペンスまで様々なストーリーと様々監督や脚本家が集結している。今回発表された横山さんの主演作は、廣瀬陽監督の『漁船の光』。漁師のもとに嫁いだ女性が再び再会した初恋の相手と出会い、心が揺れ動く物語を描く。横山さん演じる主人公の女性の初恋の相手役には、現在、大河ドラマ「花燃ゆ」のメインキャストのひとり、幕末の志士・野村靖を好演中の大野さん。「三匹のおっさん」や「LOVE理論」での好演も記憶に新しい、注目の若手俳優だ。撮影は愛媛県松山市と県内の島で敢行。雄大な海と山の景観に囲まれた中での撮影について横山さんは、「愛媛県の興居島にある恋人峠という場所でロケをさせていただいたのですが、この景色での撮影は何物にも変えられないと思いました。実に開放感があり、リラックスの出来る環境で撮影が出来ました」とふり返る。また、本作が初共演となる2人だが、大野さんは「10分というショートムービーの中にどれだけの思いが込められるか、と思いえがいて演じました。横山さんとは初めてお会いしましたが、演じるにあたり2人の関係や馴初め、裏設定などについて話しました」と話し合いを重ねたことを明かした。5作品の撮影が行われ、残す4作品の撮影も順次行われているそう。次回の作品では誰が主演を務めるのか?気になる続報を待ちたい。『9つの窓』は2016年早春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日「嵐」の櫻井翔と大野智、「NEWS」の加藤シゲアキという、ほかではなかなか見られない豪華スリーショットで、アイドルの“いま”、そして“これから”を語った番組が、日本テレビ夜のニュース番組「ZERO」カルチャーのスピンオフとして放送されることが分かった。今回、番組に登場する3人は、いずれもアイドルでありながら“自分”の世界を持ち、世の中に発信しているメンバー。従来のアイドルの枠を飛び出し、新しいアイドルの形を模索する彼らの対談に、どんな化学変化が起きるのか期待が高まる。メンバーのひとり、「嵐」の櫻井さんは2006年から「ZERO」の月曜ニュースキャスターとして活躍。海外でのレポートや各界の有名人・著名人へのインタビューなどをこなし、気になるニュースを分かりやすく3分でまとめた「櫻井翔 イチメン!」という自身のコーナーまで担当している。同じく「嵐」の大野さんは、2013年「24時間テレビ」のチャリTシャツの制作にて、世界的アーティスト草間彌生とコラボレーション。草間氏も認めるデザインを生み出し、アーティストとしての存在感を示した。日本国内での個展も開催し、2015年には上海でも個展を開催した。そして「NEWS」の加藤さんは、2012年、「ピンクとグレー」で作家デビュー。処女作にして20万部を記録し、今年の6月1日には早くも4作目となる「傘をもたない蟻たちは」を発表し、今後の作家活動にも期待が高まる。収録は、3人が普段よりリラックスした衣装に身を包み、海が見えるホテルの一室での対談形式でスタート。普段はアイドルとして舞台に立つ彼らの「オフ」空間で語られる“等身大かつリアル”な話や、アイドル活動とは別の「オン」=仕事についてのやりがいや苦悩について赤裸々に語った話は、ファンならずと必聴な貴重な内容だ。本番組の収録を終えた感想がそれぞれから届いた。大野智今回、翔ちゃん、シゲと僕で対談をさせて頂きました。グループで活動しているときとは違った姿をみられて、とても新鮮でした!翔ちゃんの報道番組への向き合い方は、15 年以上一緒にいますが、ここまで深く聞いたことがなかったし、シゲもとても悩んでいたことを改めて聞けて刺激的な時間となりました。これから「NEWS ZERO」を観るときは、もっと櫻井キャスターに注目します!そして普段あまり本を読みませんが、シゲの最新作を読もうと思います(笑)。普段なかなか話すことのないテーマだったので、是非観てもらえたら嬉しいです!櫻井翔加藤はもちろんのこと。嵐のメンバーである大野からも初めて聞く話が沢山あり、収録があっという間に感じました。30分の放送時間では収まらないのではないかと思うほどの濃密な時間でした。遅い時間の放送ですが、是非ご覧頂きたいと思います。加藤シゲアキこの度、尊敬する先輩方との鼎談をさせていただきました。他では聞けない話が満載で、ぶっちゃけた内容も多々あり、一後輩として大変刺激になりました。視聴者の方々にも、この番組が何かいい刺激になればと思います。新しい“アイドル”像を切り開くパイオニアたちに迫った本番組で、3人が明かしたアイドルの“いま”と“これから”をぜひその目で耳で確かめてほしい。「ZERO」カルチャースピンオフは7月30日(木)24時59分~25時29分まで、関東ローカルにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月22日嵐のリーダー、大野智さんの2度目となる個展「大野智作品展 FREESTYLEII」が7月24日から東京で開かれる。それに先立つ7月9日から29日まで、中国の上海で初めてとなる海外個展が開かれる。内容は7年前の個展「FREESTYLE」と同様のものではあるが、この個展に対し、中国の嵐ファンたちはどんな反応を見せているのだろうか。○中国全土から上海に大野ファン集う個展のサイトで大野さん自身は「上海の方々が自分の作品を見て、何を思うんだろう? 」コメントしているが、とんでもない! 大野さんの作品を見にやってくるのは、上海のファンだけではない。中国全土のファンたちだ。中国版ツイッターである「ウェイボー」には、「青島から大野くんの個展に行く人はいませんか? 一緒に行きましょう! 」「個展の会場近くにいいホテルはありませんか? 」という地方から上海に向かう人の声が見られる。○開催の前に土日分チケットは売り切れ個展は会期中の10時から18時まで開かれ、1時間ごとに200人、1日1,600人限定となる。6月5日に個展の予約がスタートすると、早い段階で土日のチケットが売り切れてしまった。「もっとチケット売って! 全然足りない! 」「開催者の方、日本の方に話をつけてチケットを増やすか、展覧会を延長してもらえないですか? 」「1回じゃ足りない。2回分買わないと」などというコメントがネット上にあふれていた。中でも初日は特に人気がある。オフィシャルでは何も言われていないが、「初日には大野くんが来てくれるといいな」と期待している人もいるようだ。○「そろそろアジアツアー、来るんじゃない?」この個展に先立ち、6月27、28日には「嵐のワクワク学校2015 ライブビューイング」が上海で開催される。次々開催される嵐のイベントに、中国のファンたちの期待はいやがおうにも高まっている。「大野くんの個展もやるし、ライブビューイングもやるし、きっと2年のうちにはアジアツアーがあるんじゃないの!? 」「うれしい! 大野くん、上海の個展頑張って! 開催の時には来てね! きっと来てね! 私もきっと行くから。アジアツアーも間もなくだよね? 私はもう、大野くんを迎える準備ができてるよ! 」。嵐は2008年に2度目となるアジアツアーを実施している。その3度目の開催を待ちわびるファンが中国にもたくさんいることがうかがえた。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年06月12日女優の大野いと、韓流アイドルグループ・2PMのチャンソンが22日、都内で行われた、映画『忘れ雪』の撮影に参加した。本作は、新堂冬樹の同名小説(角川書店刊)を実写化した純愛ラブストーリー。両親を亡くした深雪(大野)は、ある日傷ついた子犬を見つけ、韓国からの留学生で5つ年上のテオ(チャンソン)に助けられる。7年後に結婚しようと約束して、離れ離れになった2人は、偶然の再会を果たすが――というストーリーで、映画は今秋、全国公開予定。クランクアップのこの日は、大野がチャンソンの胸で泣きじゃくる切ないシーンに挑戦。報道陣の取材に応じた大野は、「(原作者の)新堂さんが、『深雪にピッタリ』と言って下さって、心強かった。演じてみて、気持ちが分かるな~という部分もあった」と撮影を振り返り、「深雪とテオはひっついたり、離れたり。すごい面白いラストになっています」と自信を持ってアピール。一方、日本映画初出演となったチャンソンも、「監督が韓国人なので、思ったよりも緊張しなかった。会えない間に、お互いに愛しく思ったりするところが見どころかな」と笑顔を見せた。また、お互いの印象について、「初めて見た時から深雪だったので、感情移入しやすかった」(チャンソン)、「私も会った時にテオだと思った。優しい雰囲気がピッタリ」(大野)と微笑み合った2人。撮影中のエピソードを聞かれたチャンソンが、「ちょっと暇な時間があって、いとさんを見たら寝ていて可愛かった」と暴露すると、大野が、「寝てたんですかね?考えてたんだと思います」と照れ笑いする場面も。撮影前はマネージャーを含めた食事会を開いたと言い、大野は、「CDとかお菓子をもらったので、私もカレンダーと小さい手紙をあげました。でも、名前を間違えて"チャンサン"って書いちゃった」と話して笑いを誘っていた。
2015年03月23日人気グループ「嵐」の大野智が1月26日(月)、都内で行われた久光製薬「アレグラFX」の新CM発表会に出席。3年連続でメインキャラクター“アレグラ人”に扮することになり、「地球に来てかれこれ3年。年に一度の恒例行事になりました」と意気込んだ。アレグラ人とは、花粉に苦しむ地球人を救うため、100万光年彼方のアレグラ星からやって来た異星人。アレグラ人のリーダーである“サトシーラ”役の大野さんは、紫頭に裃(かもしも)の獅子姿という純和風なCM衣装で会見に臨み、「これがアレグラ星の正装です。裃?アレグラ星ではカミーシモーって言うんです」とすっかりなりきり!ただ、フサフサの紫頭は「1~2キロある」(大野さん)と言い、体勢を保つのも一苦労の様子だった。今回、製作されたのは富士山を背景に、ハイキング中にくしゃみした登山者にアレグラを勧める「ニッポンのアレグラ篇」(1月27日から放送)、マスクをし観劇中のOL二人の前に裃姿のアレグラ人が登場する「平成アレグラ座篇」(2月15日から放送)の2パターン。大野さんに加えて、格闘家の桜庭和志とモデルの奈緒がアレグラ人を演じるほか、登山者役で女優の片桐はいりが出演している。会見では受験シーズン到来を前に、花粉に苦しむ受験生を応援したいという大野さんが、「アレグラ星からもってきた」と言う合格祈願の巨大傘をお披露目する場面も。「この時期、受験生の皆さんにとって大切なのは、集中力を持続させること。僕らが24時間体制で応援するので、ラストスパート頑張ってください。眠気に負けるな、集中だ!」とエールを送っていた。(text:cinemacafe.net)
2015年01月26日小田急電鉄は8日、相模大野駅直結の大型ショッピングセンター「小田急相模大野ステーションスクエア」B館4階のライフスタイルフロアをリニューアルオープンする。既存店舗を改装したほか、店舗構成の見直しにより、バラエティ雑貨やレディスシューズ、輸入食品などを扱う5店舗が新たに出店。既存店舗と合わせて計11店舗が入るフロアとなり、A館・B館全体での回遊性も向上するという。10月8~13日の5日間は、リニューアルオープン記念として、B館4階フロア各店で特典が用意される。今回のリニューアルに続き、11月下旬にはA・B館7階のビューティー&レストランフロアで、開業以来となる全面リニューアルを行う予定だ。
2014年10月03日俳優の水嶋ヒロが1月9日(木)、主演作『黒執事』のジャパンプレミアに出席。約3年ぶりの俳優復帰作だが、当初は本作への参加を固辞しており「いま思うとバカだった」と反省しきり。「間違いなく一番思い入れが強い作品。この勝負に勝ちたいです」と宣言した。知識・教養・品位・料理・武術・容姿、すべてにおいてパーフェクトな完全無欠の“悪魔の執事”セバスチャン(水嶋さん)と、魂の契約を交わした少女・幻蜂汐璃。汐璃はある復讐のために、セバスチャンは彼女の魂を喰らうために、2人は女王から命じられた巨大な謎の解決に挑んでいく。枢やな氏の人気コミックをオリジナルストーリーで実写映画化した。東京・渋谷公会堂で行われたジャパンプレミアには水嶋さんを始め、幻蜂汐璃を演じる剛力彩芽、優香、山本美月、丸山智己、大野拓朗、栗原類、伊武雅刀、大谷健太郎監督が集結!さらに来日中の英国人歌手ガブリエル・アプリンによる主題歌“Through the ages”の生披露もあり、観客2,000人のボルテージは早くも最高潮に。水嶋さんは主演に留まらず、共同プロデューサーとして企画段階から参加しており「作品のために多くの時間を費やした。俳優として、そしてクリエーターとしてできる精一杯の努力を重ねたつもり。すでに映画をご覧になった方から、涙が出そうなほど嬉しい言葉もいただき、僕にとっては大切な作品」と感慨しきりだった。一方、剛力さんは男装の令嬢という役どころで「初めての経験で、難しいこともたくさんあった」と述懐。それでも「水嶋さん演じるセバスチャンのおかげで、私も汐璃と向き合うことができた。現場でも水嶋さんは、先頭に立って、引っ張ってくださり、支えてくれた」と“座長”に対し最敬礼だった。伊武さんからは「本当に面白い作品。これは絶対に続編ができる」と絶賛の声があがり、大谷監督も「ぶっちゃけ、続編が撮りたい」と早くも意欲満々。これには水嶋さんも大感激の様子で「今年の目標ですか?僕にはこの映画をヒットさせることしかないです」と力強くアピールしていた。『黒執事』は1月18日(土)新宿ピカデリーほか全国にて公開。(内田涼(cinema名義))■関連作品:黒執事 2014年1月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 枢やな/スクウェアエニックス(C) 2014 映画「黒執事」製作委員会
2014年01月09日“ネガティブすぎる”モデルとして知られる栗原類が、枢やなの同名のベストセラー・コミックを原作にした実写映画『黒執事』に出演することが発表された。栗原さんが演じるのは、原作をベースにしたオリジナル・キャラクターである謎の葬儀屋・ジェイ。事件の発端となった大使館員の遺体を運ぶジェイは、闇社会に生きる年齢不詳の浮世離れした人物だ。先日「お芝居をメインにやって行くと決意しました」と俳優業への意気込みを発表したばかりの栗原さん。本作のオファーを受けたときの気分は嬉しさと不安が入り交じっていたと言い、「水嶋ヒロさんの3年ぶりの俳優復帰作に出演できて嬉しいですが、僕は芝居経験がほとんどないので、お力になれるかどうか不安でした」と相変わらずのネガティブ発言で当時をふり返る。「役づくりはいろいろと考えてきましたが、現場に入ると、子どもの夢みたいな、まるでティム・バートンの映画のような世界観だったので、感じたことを自由に演じさせていただきました」と語る栗原さん。そんな彼について大谷健太郎監督も「とにかく怪しく謎めいたジェイのキャラクターが、栗原さんに思い切りハマりました」と太鼓判を押している。演技プランを栗原の方から提案することもあったそうで「ジェイの大好物であるクッキーの食べ方や、お金に執着する演技など、彼のアイデアが満載で、本当に面白いシーンができました」とそのこだわり方にも大絶賛。そして、ジェイのキャラクターを決定付けているのはその奇抜なファッション。共同監督を務めるさとうけいいちが「今回のコスチュームは、さとうもノリノリでデザインさせていただきました」というだけあって、エナメルのロングコートにレオパードのジレ、機械的装飾のハットというコーディネートは、個性的の一言。「登場時もかなりイケてる霊柩車に乗っております。こんな怪しいキャラクターを熟す栗原類さん!美しくも奇怪!という言葉が当てはまります。とにかく怪しすぎますから!」というさとう監督のコメントからも、早くもその登場に期待が大きく膨らむ。栗原さん自身もかなりお気に入りの様子で、「今回の衣装、好きです。特に帽子がトップハットなのに、いろいろ付いていて、珍しくて素敵です。衣装、全てまるごと頂きたいですが、お値段がいくらになるか分からないので…」と本音を漏らしていた。完全オリジナルストーリーで展開される本作。原作は19世紀のイギリスを舞台としているが、実写版では2020年の、西洋文化と東洋文化が入り乱れたアジアの都市を舞台に描かれる。公開は2014年新春。セバスチャン・ミカエリスを演じる水嶋ヒロをはじめ、剛力彩芽、優香、山本美月、大野拓朗、海東健、ホラン千秋、丸山智己、城田優、安田顕、橋本さとし、志垣太郎、伊武雅刀、岸谷五朗らそうそうたる豪華キャストの競演にも期待がかかる。『黒執事』は2014年新春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:黒執事 2014年、全国にて公開© 2014 枢やな/スクウェアエニックス© 2014 映画「黒執事」製作委員会
2013年07月09日初の映画『YOSHII CINEMAS』の公開を記念して、吉井和哉が1月11日(金)に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台挨拶を行う事が決定した。『YOSHII CINEMAS』は3部形式で構成されている作品で、ひとつは内田けんじ監督、吉井和哉・主演、相武紗季、豊原功補ら出演による話題の「予告編の形をとった超短編」作品『点描のしくみ Queen of Hearts』予告編。ひとつは最新ツアー「YOSHII KAZUYA .HEARTS TOUR 2012」の一部をスピード公開。あとひとつは山本透監督が過去のドキュメンタリー映像を再編集し、品川徹・大野拓朗出演による新たな撮り下ろし映像を加えて完成させた『LOST -誰が彼を殺したか-』の3作品からなる。『YOSHII CINEMAS』は1月11日(金)より全国の映画館で公開。公開初日に吉井が行う舞台挨拶はMCを交え、30分程度のトークショーを予定。なお、チケットぴあではこちらの舞台挨拶付き前売りチケットの先行抽選プレリザーブを実施中。受付期間は12月24日(月・祝)午後11時59分まで。■「YOSHII CINEMAS」舞台挨拶日時:2013年1月11日(金)19:00(トークショーは30分を予定しております)劇場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都)登壇メンバー:吉井和哉料金:全席指定2500円(税込)※劇場特典付き
2012年12月19日現在帝国劇場で上演されているミュージカル『エリザベート』、そして7月に上演されるミュージカル『ルドルフ』。ともに栄華を誇ったオーストリア・ハプスブルク家の晩期を舞台にした作品であり、『ルドルフ』の主役である皇太子ルドルフは、『エリザベート』では主人公エリザベートの息子として登場している。今年、この2作品が連続上演されるにあたり、6月20日、同所にて「“ルドルフ”集合スペシャルイベント」と題したイベントが行われた。登場したのは、『ルドルフ』からは主演の井上芳雄、『エリザベート』からはルドルフをトリプルキャストで演じている大野拓朗、平方元基、古川雄大。『ルドルフ』チケット情報イベントでは、まず井上が『ルドルフ』の魅力をアピール。2008年に日本で初演、その時も井上が主演しているが、今回は演出が一新されることから「再演ですが中身はまったくの新作。台本も変わりましたし、話がもっとわかりやすくなっている。(演出の)デヴィッド・ルヴォーが言うには今回のテーマはセクシャリティで、そこも前回と大きく違います。僕もそろそろ色気を出してもいいかなと思っていて(笑)、それが日々引き出されています」と話した。また劇中のアイススケートのシーンに苦労している話などを笑いを交えて話し、客席からも大きな笑い声が起こっていた。その後、『エリザベート』でルドルフを演じている3名が登場。井上も同役でデビューしていることから、オーディション時の思い出や、舞台での失敗談などに花が咲く。平方が自分は暑がりだと言い、稽古場でも大汗をかいていたら「芳雄さんよりは大丈夫だよ」と言われたという話などが飛び出し、和気藹々と充実したトークを展開した。最後に「毎日、観客の皆さまのパワーでここまで走ってこれた。1回1回確実に成長できるよう、一秒たりとも気を抜かず頑張りたい」(大野)、「帝国劇場でいっぱいパワーを蓄えて、博多・名古屋・大阪と走り抜けたい」(平方)、「もっと掘り下げて、どんどんルドルフに近づけていけたら」(古川)、と挨拶。そして井上が「3人がそれぞれ必死に『エリザベート』という作品のルドルフをやっているんだなと思って、僕も嬉しい。僕たちもルヴォーのもと、僕のミュージカル観が全部変わるような衝撃的な稽古をやっています。皆さんが今まで観たものとは全然違うミュージカルを来月、お見せできると思います。今は『エリザベート』を通して、来月は僕たちの『ルドルフ』で、彼について一緒に体験しに来ていただければ」と話した。『ルドルフ』は7月5日(木)から29日(日)まで、東京・帝国劇場にて上演。チケットは発売中。『エリザベート』は6月27日(水)まで同所にて東京公演を行ったのち、7月5日(木)から26日(木)に福岡・博多座、8月3日(金)から26日(日)に愛知・中日劇場、9月1日(土)から28日(金)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールで上演される。
2012年06月21日住友生命は22日、世界を舞台に活躍する指揮者大野和士さんが主催するボランティアコンサート「こころふれあいコンサート」に協賛すると発表した。現在フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者を努めている大野和士さんは、普段コンサートを聴きに行くことが体力的に難しい人たちに、気軽に音楽と触れ合う機会を提供したいという思いから、2008年より全国の病院・高齢者施設等でボランティアコンサート「こころふれあいコンサート」を開催している。今年も昨年に引き続き、東日本大震災で被災された人々へ音楽を届けるべく、被災地近郊にて開催することが決定した。同社は、社会福祉・文化両面に亘る地域社会への貢献から「こころふれあいコンサート」の趣旨に賛同し、2008年の開始初年より協賛しているが、今年も引き続き協賛することとした。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日俳優として活躍する傍ら、ミュージシャンとしてもキャリアを重ねる古川雄大。多数の映画出演と並行して、舞台経験もミュージカル『ファントム』『深説・八犬伝~村雨恋奇譚~』他と豊富だ。その彼が初めて出演したミュージカルは『テニスの王子様』。それまでもダンサーとしての舞台出演はあったが、「テニミュがほぼデビュー。(この人気作への出演は)恵まれたデビューでした」と語る。その彼が今年、ウィーン初演から20年目を迎える『エリザベート』の皇太子ルドルフ役に挑む。“大ヒットミュージカル”という共通点はあるとはいえ、今度は歴史あるグランドミュージカル。「プレッシャーは、あります。プレッシャーだらけです」。そう語る横顔は、整った顔立ちにクールな雰囲気と、すでに“孤高の王子様”の趣きだ。『エリザベート』チケット情報はこちら作品は、落日のオーストリア・ハプスブルク家の皇后エリザベートが窮屈な宮廷生活の中、葛藤しながらも自由を求めて生きていく物語。今回の公演期間中に、上演回数1000回を迎えるほどの人気作だ。古川も、以前から『エリザベート』という作品の存在はもちろん知っていた。「作品のパワーが強い、という印象です。時代の最先端で、社会に囚われず生きた女性。そこに登場人物が巻き込まれていく。ナンバーも素晴らしくて、魅力がいっぱいです」。その彼が演じるのは、主人公エリザベートの息子、ルドルフ。皇太子でありながら父である皇帝と政治的に対立し、革命運動に身を投じ、破れていく。その崇高さと悲劇性でとても人気の高いキャラクターだ。日本初演では井上芳雄がこの役でデビューし、ほかにも浦井健治、伊礼彼方らこの役を演じた俳優たちはその後日本ミュージカル界の重要な位置を占めている。いわば“ミュージカル・スターの登竜門”。だが、その注目度、人気と相反し、ルドルフの出演時間は20分弱と意外にも短い。「出番は短いんですが、その中にドラマが凝縮されていて、それをきちんと伝えなければいけない。難しいです。でもルドルフって強い男だと思うんですよ。心も強いですし、行動力もあるし。自分とは……追い込まれて追い込まれて、それでも歩く一歩が似ています。僕も、もがきながら進むんです」。言葉を選びながら、真摯に語る。控えめだがきちんと前を見据える視線は、確かに自らの信じる道を進んだルドルフに似合っている。「言葉で着飾っても、自分は全然、未熟なんです。だから、今回はすべてにおいて挑戦です。プレッシャーはもちろんありますが、プレッシャーを受けられる立場に自分がいることを幸せに思わなくちゃいけないですし、プレッシャーに強くなりたい」。そう話す古川に好きなナンバーを訊いた。「全部好きなんですが…『僕はママの鏡だから』が好き、かな。母であるエリザベートとの関係性がわかるし、悲しいけれど、優しさがある曲だと思うので」。そのセレクトにも古川らしさが見てとれた。公演は5月9日(水)から6月27日(水)まで東京・帝国劇場にて。チケットは発売中。その後福岡、愛知、大阪でも上演される。なおルドルフ役は古川のほか、大野拓朗、平方元基のトリプルキャスト。
2012年03月28日今まで数多のスターを生んでいることから“ミュージカル・スターの登竜門”と言われる役がある。『エリザベート』のルドルフ役がそれだ。今年、新たにルドルフに挑む平方元基はしかし、ひと足先に“ミュージカルの新星”と呼ぶにふさわしい登場の仕方でミュージカル界に現れた。昨年の『ロミオ&ジュリエット』のティボルト役だ。初ミュージカル出演だったが、華やかな舞台姿で大ナンバーをこなし、観客に大きなインパクトを与えた。「すごく素敵な経験でした。でも今度は、何だかわからないけれど一生懸命、では許されないし、次のステップに進んでると自分でも確信したい」。そう語る瞳には、2作目の出演ならではの明確な課題が映っている。『エリザベート』チケット情報はこちら『エリザベート』はハプスブルク家の最後の皇后の生涯を綴った大ヒットミュージカル。平方が演じるルドルフは、主人公エリザベートの息子だ。「皇太子ですので、品のよさや出で立ちが、ティボルトとはまた違う。立ち居振る舞いは普段の生活が出ると思うので、気にかけるようにしています。それにきちんとミュージカルとして、歌詞をセリフとして伝える歌い方をしたい。前回に比べて少しでも、音の厚みとか雰囲気を感じ取ってちゃんと歌える役者でありたいんです」。まだ本格的な稽古が始る前だというが、次々と自らへの課題を口にする。入念な準備をするタイプなのかと訊いたところ、しかし「稽古前に固めてしまうことはしたくない」という返事。「最初から“こうしてきました!”というのは、それしか持てなくなりそうで。でも色んなものを読んだりして、選べる用意はしておきたい。何か言われたときにパッと取れるように」。そんな平方は、オーディションで演出の小池修一郎に「お前の思い描くルドルフは何色だ」と訊かれ、反射的に「紫」と答えたそうだ。「その時は何でそう言ったかわからなかったけれど……。まずは(メインビジュアルでもある)水色の軍服を着ている印象が強くて。でもその爽やかな水色すらも、彼の心のうちや死ぬまでの人生にある“闇”とあいまって、紫に見えたんだと思います」とルドルフの孤独に思いを馳せる。とはいえ、「一般的に儚いイメージがありますが、ただただ切ない、愛くるしいルドルフにはしたくない。志高く、皇太子として国を守りたいという強さから始まり、色んなものの影響を受けて、最後は自分を死へと追いやってしまった。ちゃんと道筋を描いて壊れていきたい」。きちんと一生を生きたいんです、と力を込めて話す。『ロミオ&ジュリエット』、『エリザベート』と、今や日本ミュージカル界の中心人物、小池演出作品へ2作連続出演となった平方。それを幸運だったと話すが、ファンならずとも今後のミュージカル界での活躍を期待せずにはいられない。ミュージカル・スターへの道を目指しますか、と訊いたら「…なっちゃって、いいですか!(笑)」。最後に爽やかな笑顔を見せてくれた。公演は5月9日(水)から6月27日(水)まで東京・帝国劇場にて。その後福岡、愛知、大阪でも上演される。なお、ルドルフ役は平方のほか、大野拓朗、古川雄大のトリプルキャスト。
2012年03月27日