■前回のあらすじ正也は妻の奈美に対して人前で悪く言ったり、手をつなぐのを拒んだり、自分の犬の介護を押し付けたりなどして気持ちを無視し続けていた。奈美が話し合いたいと訴えても応えず、一方で同僚女性と飲みに行っていたことを知った奈美は離婚を決意する。しかし正也は急に腰の痛みを覚え、奈美に貼ってほしいと湿布を手渡した。正也に触るのも無理だと感じた奈美はその場で離婚を申し出る。正也は動揺し、自分なりに家族を大切にしていたと訴えるが、奈美は正也の愛し方が好きじゃないと伝え離婚の決意は揺るがない。 >>1話目を見る 実家に戻ることに不安はありましたが、正也に離婚届を突き付けたことに後悔はありませんでした。私はずっと正也から離れたかったんだな…と、妙に清々しい気持ちになりました。正也は「もう一度チャンスをください」と未練がましいことを言ってきましたが…。何かを買えば許してもらえると思っていることも的外れだし、その程度の薄っぺらな反省ならそもそもいらないです。もう手遅れなんです。なんでわかってくれないのかって?それは私がずっと思ってきたことです。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全20話)毎日更新!
2024年02月24日■前回のあらすじ何度も喧嘩しては夫が一時的に反省し、しばらくするとまた元に戻ることを繰り返していた奈美と正也の夫婦。正也への愛情が削られていった奈美は、夫婦で会議する時間を儲けようとするが、それすらも正也に拒まれてしまう。しかしその後友人から正也が女性と楽しそうに飲んでいるのを見たと聞く。妻と話し合いする時間はないと言うのによその女性と話す時間がある夫に愛想が尽きた奈美は離婚を決意する。その時夫に呼び止められる。プチぎっくり腰になったと言うのだ。 >>1話目を見る 正也はちっとも私に優しくないのに、どうして私だけ夫に優しくしないといけないの…?私が何かを頼んだときは面倒そうな顔をするのに、やってもらう時は当然という顔をする正也。プチぎっくり腰と聞いても心配する気にもなれません。たかが湿布を貼るだけのことが、私にはもう無理でした。しかし…本当にこれでいいのでしょうか。蓮はまだこんなに小さいのに。正也はきっと「離婚したくない」と引き留めるはず。私だって、できればずっと仲良く家族で暮らしていきたかった。私たち夫婦はもう…なす術がないのでしょうか?私はどうしたらいい…?
2024年02月23日■前回のあらすじ産後クライシスまっただなかの奈美と正也夫妻。幾度とない喧嘩と仲直りを繰り返し、妻の奈美は夫婦会議の時間を儲けようとするが、夫の正也は危機意識が薄く、解決しない。その状態にも関わらず同僚とは遊びに行っていたと知った奈美は離婚を決意する。とうとう準備のため立ち去ろうとしたまさにその時、夫に声をかけられた。夫は腰を痛がりながら湿布を貼ってほしいと頼むのだが、奈美はもう夫に触れることもできず、離婚を切り出す。 >>1話目を見る 離婚を口にすると正也は泣き出し、必死に私を止めようとしてきましたが…そのタイミングで蓮が起きました。蓮が正也に甘えている様子を見て、胸が痛み…。私にとってはいい夫ではなくても、息子にとっては「大好きなパパ」なのだと思い知らされました。正也から「蓮が寝たらちゃんと話したい」と言われ、悶々と考えながらいつも通りの時間を過ごすことになったのですがー。もう一度夫婦を「頑張る」か「頑張らない」か。どちらを選択するかで頭の中の2人の自分が争っているかのように、私の気持ちは揺れるのでした。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全20話)毎日更新!
2024年02月23日■前回のあらすじ喧嘩をしては一時的に修復し、なんとか続けてきた奈美と正也。幾度となく正也に失望してきた奈美だったが、このままでは息子のためによくないと考え話し合いを提案する。しかし夫は自分は悩んでいないからと提案にのらなかった。一方で、同僚の女性とは楽しく飲んでいたらしく、奈美の正也への気持ちは完全に消失した。しかしその時夫が腰の痛みを訴え、湿布を貼ってほしいと頼む。どうしても気持ち悪くてできない奈美。もう夫に触ることもできないのだと気づき、別れを切り出す。 >>1話目を見る 私に離婚を切り出され、正也は寝耳に水とばかりに驚いていました。私は夫婦関係がうまくいっていないことをずっと悩んでいたのに、正也にはそうした自覚すらなかったのでしょうね。私以外の女性と飲み歩いていることについてもっともらしい言い訳をしていましたが、正也の優先順位は常に家庭の外にあることがよくわかりました。「家族を大事にしているつもり」「奈美をちゃんと愛してる」今さら言われても、私の冷え切った心には…もはやまったく響きませんでした。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全20話)毎日更新!
2024年02月23日■前回のあらすじ妻の気持ちを思いやらず、苦労を強いる正也。妻の奈美に叱られるたび気持ちを入れ替えるもののすぐにもとに戻ってしまう。奈美の気持ちは冷めきり、言い合いが絶えない。その様子に気付いた奈美の母親が正也と話し合うように伝える。しかし正也は話し合いすら拒否。奈美は正也に期待するのをやめて、家族ではなく「同居人」と思うようにした。そんな話を友人にしたところ、友人から正也が女性と新橋で飲んでいたのを見たと聞かされる。 >>1話目を見る 私とは話す時間もないのに、他の女性とは楽しそうに過ごしていたという正也…。怒りよりも、呆れてしまいました。その女性と正也がどういう関係なのか、そんなことはもうどうでもいいです。夫婦としてやっていくのは決定的に無理、限界だと思いました。帰宅後、何ごともなかったかのように笑って正也と会話をしましたが、心は完全に離婚へと傾いていました。家族でいることがこんなにもつらいなんて…、別れる準備を進めようと決めました。そんな私の気持ちにまったく気づいていない夫から、頼みごとをされ…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月22日■前回のあらすじたくさんの夫婦問題を抱えた正也と奈美。奈美の苦労を思いやることもなく負担を押し付ける正也に対し、奈美の気持ちはどんどん冷めていく。奈美が復職し息子の蓮が保育園に行くようになると夫婦仲はますます険悪に。これから夫婦仲はどうなっていくのか、息子のために一緒にい続けるべきなのか悩む奈美。悩んでいる奈美に気付いた母の勧めで、奈美は正也に「家族会議」を提案する。 >>1話目を見る 私の実家では、毎週末に家族会議をやっていました。どんなに忙しくても顔を合わせて話し合う時間を持っていたことで、父と母は良好な関係を築いていたと思います。なので、私も正也との関係修復のために家族会議を提案したのですが…。正也は「それ意味ある?」と話し合うことすら拒否。私がどれだけ歩み寄ろうとしても、正也にそのつもりがないのなら仕方がありません。もう正也には何も期待しない…。蓮のための家族だと割り切ることにも疲れました…。そんななか、友人から思いがけない事実を告げられたのです。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月21日■前回のあらすじ夫婦円満とは言い難い正也と奈美。正也は奈美の気持ちを無視して自分の意見を通そうとするところがあり、実家の犬が病気になった時も強引に家に連れてきた。犬の介護と子育てで疲れ切った奈美は、正也に対する嫌悪感を募らせる。親戚の結婚のため行った沖縄で会った夫の弟夫婦は仲睦まじく、「ありがとう」と「ごめん」を大事にしていた。いっぽう正也はみんなの前で奈美を落として話題にする始末。どうしてこんなに差が出てしまったのか。 >>1話目を見る 蓮が生まれたばかりのころは、あれだけ育児に熱心だったのに…。保育園に入った蓮がママっ子になった途端、正也の育児熱は冷めていきました。たまに子どもを見てとお願いしても、ずっと動画を見せているだけ…。仕事が忙しく、なかなか子どもとの時間が取れないのもわかります。でも、私だって仕事をしながらワンオペで育児をしているんです。それを訴えても「要領が悪い」と言われるばかり…私が我慢するしかないのでしょうか。母に相談してみたところ、家族会議をしてみてはどうかと言われました。お互いのことをゆっくり話す時間がないからすれ違っているのかも…と。でも、正也は気乗りしない様子で…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月20日■前回のあらすじ奈美と正也は仲の良いカップルだったが、入籍後から正也が奈美を気遣わなくなり、すれ違うようになっていった。叱られた後はしばらくは努力するものの、すぐに気遣いのない言動に戻ってしまう正也。正也の頼みで義実家の飼い犬の介護をした時は、育児との同時進行で奈美が疲れ切り産後クライシスに。正也のことが生理的にも無理だと感じるようになっていく。そんなモヤモヤを抱えたまま1年が過ぎ、夫のいとこの結婚式に参加するため沖縄へ行くことになった。 >>1話目を見る 正也の弟夫婦は沖縄に移住しているため、会うのは久しぶりでした。相変わらずの仲良し夫婦で、美穂さんのお腹にはふたり目のお子さんもいるそうです。ずっとモヤモヤした日々を過ごしていた私に取っては、羨ましい限りでした。それに比べて、うちは…。親戚の前で私へのダメ出しをし続ける正也。今その話題を出す意味があるのかと、思いやりのない言葉にイラッとしました。「よそはよそ、うちはうち」と割り切れたら楽なんでしょうが、弟夫婦の仲睦まじい様子を目の当たりにして、比べずにはいられませんでした…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月19日■前回のあらすじ山積みの夫婦問題を抱える奈美と正也。妻の奈美に無神経な態度をとる正也は、喧嘩の後はしばらくは心を入れ替えるのだがすぐもとに戻ってしまう。奈美の出産後しばらくは正也も努力し、夫婦仲もよくなるかに思えた。しかしある日正也が実家から病気の愛犬を引き取る。面倒を見ると言った正也は何もせず、奈美は育児と介護を同時進行する羽目に。愛犬を看取った奈美に労りもお礼の言葉もない正也に対して、将来実家の介護もこうやって押し付けてくるのかと思うと人として無理だと思い始めた。ある晩正也が突然求めてきて…? >>1話目を見る 愛が冷めているのに夫婦生活なんて…無理に決まっています。反射的に断ってしまった私に正也は舌打ちをしていましたが…、そういう態度を含めて、もう何もかもが生理的に受け付けないのです。蓮はパパのことが好きなのはわかってるけど…ママは、パパとうまくやっていく自信がないよ…。子どもがいて幸せなはずなのに、どこかずっとモヤモヤする。そんな夫婦関係のやり直し方がわからないまま、月日は流れ…。蓮が1歳のとき、正也のいとこの結婚式に出席するため、家族で沖縄へ行くことになりました。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月18日■前回のあらすじ夫婦になったとたん妻のために何もしなくなった夫・正也。妻の奈美が怒るとしばらくは改心するのだが、その効果もすぐに薄れてしまう。ふたりに息子が産まれてからしばらくは正也はよい父になり積極的に育児してくれたが、そんなある日、正也の実家の飼い犬が余命3ヶ月と言われ、家で預かりたいと言い出す。正也が世話をするという約束で預かったが、結局正也はリモートワークの日でも様子を見に来ることもなく、息子の世話も犬の介護も奈美がひとりですることになってしまう。 >>1話目を見る 正也は、私が怒るとそのときだけ反省した様子を見せておしまい。本質的には何も変わらないし、変えようともしていないのだと思います。私にとっては、蓮もマロンも同じ重さの大切な命です。手を抜かずに愛情を込めて、虹の橋を渡るその日までお世話を続けました。お義母さんからはお礼と労いの言葉をかけてもらいましたが、正也からはひと言もありませんでした。この先もきっとこうして私に丸投げしていくのでしょう。正也のこと、人として…もう無理かも…。急速に夫への気持ちが冷めていくなか、ベッドで正也に触れられて…鳥肌が立ちました。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月17日■前回のあらすじ優しかったのに、家族になったら奈美を思いやってくれなくなった夫の正也。毎度奈美がキレるまでちゃんとせず、妊活中も、奈美のつわりや出産中もどこか他人事な態度だった。しかし子どもが産まれてからの正也は驚くほど献身的に奈美を支え子どもをかわいがった。このままうまくいくかと思っていた矢先、正也は実家で飼っている犬が病気になったため家で面倒を見たいと頼んできたのだった。正也がちゃんと面倒をみるなら、と奈美は了承するのだが… >>1話目を見る 正也の実家から預かることになったマロンは高齢犬ということもあり、トイレを失敗することがありました。急に環境が変わって戸惑っているのかもしれません。マナーウェアやフードにかかるお金は、義実家に請求してもいいですよね…?正也は自分が世話をすると言っていたのに、ほぼノータッチ。動物病院へも私がひとりで連れて行くことになって…。ワンオペでの育児と老犬の介護に、ほとほと疲れてしまいました。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月16日■前回のあらすじ交際中は尽くすタイプだった正也だが、夫婦になったとたん妻の奈美を思いやらなくなってしまった。大喧嘩して奈美がキレた後しばらく優しくなったが、すぐに元に戻ってしまう。里帰り中陣痛が来た奈美は正也に「来てほしい」と頼むが、正也は「こっから長いんでしょ」とまた他人事。奈美がキレるとやっと来た。何ごとも奈美がキレるまでちゃんとしない正也に失望したものの、子どもが産まれた奈美はこれから3人で頑張ろうと気合いを入れなおすのだった。 >>1話目を見る 3人の生活が始まりました。正也が育児にちゃんと関わってくれるのか、子どもが生まれるまでは心配でしたが、人が変わったように積極的に動いてくれるようになりました。デレデレになって子どもをかわいがっている正也の姿に、初めての育児に不安になっていた私の気持ちもずいぶんと和らいでいたのですが…。安心したのもつかの間。正也の実家から、老犬のマロンを預かることになりました。もちろん、私もマロンのことは心配です。でも、蓮の育児と両立できるのか、それが気がかりでした。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月15日■前回のあらすじ昔は尽くしてくれたのに、結婚後はまるで奈美を思いやってくれなくなった夫・正也。妊活に非協力的なことを奈美が怒ってから一時改心したものの、すぐ身勝手な夫に戻ってしまう。出産すると夫婦の時間が持てなくなるため、誕生日にいいレストランで食事したいと奈美が頼むが、正也は「自分で予約して」とそっけない。当日、奈美が手をつなごうとしても恥ずかしいからと拒否する。奈美もまた、正也と会話しようとしても料理のことしか話がないことに気付く。これから夫婦がどうなるか不安が募るのだった。 >>1話目を見る 私に陣痛が来ても、正也はのんきなものでした。実家は近かったためすぐに来れる距離なのに、それでも来ないって…どこまで他人事なの?初めての出産で心細い気持ちになるなか、夫にも頼れないのかと思ったらモヤモヤが爆発し、思わずブチギレてしまいました。妊活から妊娠、出産まで、何もかもが思い描いていたものと違うことに一抹の不安はありましたが…、ここからです。ここから3人で家族を築いていかないと。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月14日■前回のあらすじ交際中は誕生日に旅行をプレゼントし驚かせてくれたり、風邪の奈美を見舞ったりしてくれた正也。しかし結婚するなり家事をしなくなり、子作りにも非協力的だ。正也が妊娠の確率を下げると言われていた薬を隠れて飲んでいたことを知ってしまった奈美は激怒。数日たっても奈美の怒りは収まらず、正也はとうとう謝った。しかし夫が改心したのも束の間。妊娠しつわりで苦しむ奈美を置いて飲み会に行ったり、子どもの名前を勝手に決めたりなど、正也はまた奈美を思いやらない行動に出る。このままでは正也を嫌いになってしまう…。 >>1話目を見る 里帰り出産の予定だった私。子どもが生まれたらふたりの時間もなくなるし、高級なレストランにもしばらくは行けなくなると思い、誕生日のディナーを提案しました。でも正也は「自分で予約すれば?」と突き放してくるだけ…。サプライズしてくれた、優しい夫はどこにいったのでしょう?そして…まさかの、手を繋ぐの拒否!?結構ショックなんですけど…。誕生日に自分で予約したレストラン、自分で手配したプレート。お料理はとてもおいしかったけれど、全然楽しくありませんでした。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月13日■前回のあらすじ家事に非協力的な夫を持つ奈美は、1歳児の面倒に追われながら不満を溜めていた。結婚する前、夫の正也は記念日を大事にし奈美の体調も気遣ってくれたのに、結婚後に変わってしまったのだ。子どもができないことを悩む奈美にも冷たい態度。治療を頑張る奈美がある日見たのは、夫が医者から妊活中の服用を止められている薬を飲むところだった。怒った奈美は1週間夫と口をきかなかった。1週間後謝罪した夫は心を入れ替えることを約束。やがて奈美は妊娠したのだが… >>1話目を見る 子どもの誕生を楽しみにしながら、これでようやく家族を作っていける。そう思っていたのですが…、正也が変わることはありませんでした。私がつわりで寝込んでいても、夜遅くにお酒の臭いをさせて帰宅。私の体調を気遣うそぶりもありません。この人に何かを期待しても苦しくなるだけ…。妊娠中のホルモンの乱れもあるのか、私は夜涙があふれて止まりませんでした。さらには急に父親顔をして子どもの名前を決めようとする正也。どうしてそんなに勝手なの? どうして、ふたりのこどもなのに相談もしてくれないの?この子が生まれるまでの十月十日、ふたりで相談し合って、助け合っていきたいのに…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月12日■前回のあらすじ1歳の息子がいる正也と奈美の夫婦。正也は家事育児に非協力的で、奈美は不満でいっぱいだった。結婚する前のふたりは仲が良く、正也も尽くす男だった。しかし結婚すると一変、奈美が風邪をひいても冷たく、子どもができず不妊治療を始めようとする奈美に対しても他人事な態度をとる。人工授精が始まってもやはり非協力的な正也。奈美が気持ちをぶつけても「男の俺に気持ちをわかるのは無理」「わかってくれそうな人に話して要領よくストレス発散しな」と突き放す。そんなある日、生理が来て落ち込む奈美が見たのは…? >>1話目を見る かかっている病院にもよりますが、私の通っている病院からは育毛剤の使用は控えるように言われていました。なのに、私に隠れて育毛薬を飲んでいたなんて…。裏切られたと思いましたし、何より失望しました。私の努力を平気で無駄にする正也。夫としても、父になろうとしている身としても、あまりにも自覚が足りなすぎます。しばらくは口もききたくありませんでしたが…何度も必死に謝ってくる正也を見ていたら、もう一度ふたりで頑張ってみようと思えるようになりました。そしてついに、念願だった子どもを授かることができたのですが…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月11日■前回のあらすじ土曜の朝、妻が早朝から子どもの世話に追われているにも関わらず起きてこない正也。起きてきてもいら立ちを隠さず妻に協力することもない。もともと仲良かったのになぜこんなことになってしまったのか…。交際中の正也は記念日を大事にし、体調不良の奈美を気遣ってくれるなど、優しかった。だが夫婦となったとたんに変わってしまった。1年妊活しても子どもができなかった奈美は不妊治療を開始。しかし正也は非協力的で、タイミング法に付き合えないからと人工授精を希望した。 >>1話目を見る 不妊治療をしてでも子どもがほしい。それは、ふたりできちんと話し合って決めたこと。それなのに、正也はどうしてこんなにも他人事なの…?薬のせいなのか、ちょっとしたことでもイラッとしてしまい、夫婦仲がどんどん悪化している気がしていました。もう傷つきたくない私は、人工授精することに。せめて当日だけでも一緒に病院に来てもらえないかと頼んでみたのですが…、当然のように拒否されました。しかも、生理が来てしまったことを告げようとしたとき、正也が何かを飲んでいるのを見てしまい…。私はその正体に愕然としました。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月10日■前回のあらすじ「これは私たちの愛が削られていく話」…休日の朝、家事育児に奮闘する奈美だったが、夫の正也はゆっくりと寝ている。起きてきてももう少し寝かせてほしいと機嫌悪く、奈美を手伝おうとはしない。もともと正也は結婚する前は誕生日にサプライズしてくれたり風邪の時に差し入れしてくれたりと尽くすタイプだった。しかし結婚すると豹変し、記念日の約束をすっぽかし、奈美が風邪をひいても冷たい態度をとるようになった。 >>1話目を見る 私は子どもが欲しく、正也も同じ気持ちだったため妊活に取り組んでいたのですが、1年経っても兆候はなく…私たちは不妊治療を始めることにしました。こういうことは夫婦で同じ方向を向いて乗り越えていくとばかり思っていましたが、正也はまるで他人事。こちらが必死で治療や準備をしているのに、「疲れた」の1点張りで…。「人工授精」という言葉が簡単に出てきたことにも愕然としました。子どもは欲しい。でも、こんな状態で不妊治療を続けていいのでしょうか…?※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く! 毎日更新!
2024年02月09日■前回のあらすじ土曜日の朝。6時から妻の奈美は1歳の息子の世話と家事に追われてバタバタしているが、夫は9時になってもまだ寝ている。やっと起きて来たかと思うと「仕事が忙しくて4時間睡眠で疲れて寝てる俺をもう少し寝かせてあげようって気持ちはないの?」とイライラ。息子が食べ物をこぼしても、拭くのも子どもをあやすのも一切手伝わずソファに横になっている。自分も疲れているのに、と奈美は不満を募らせるのだった。 >>1話目を見る 会社の同期で気が合った私たち。付き合っているときは誕生日にサプライズしてくれたり、風邪をひくと差し入れを持ってきてくれたり、大事にされている実感がありました。やさしくて、思いやりがあって、こういう人と結婚したら幸せになれる。あのころのわたしは、そう信じていたのです。でも、結婚してからの正也は…まるで別人のよう。体調が悪くても労ってくれることもなく、思いやりを感じられない…。結婚って、こういうものなのでしょうか?でも、子どもは欲しいし…。仲良くしたほうがいいんですよね…?※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月08日本作品はエンディングが選べるストーリーです。17話目の最後に選択肢が登場します。変化のあるストーリーをお楽しみください!朝6時に起きて、部屋を片付けて洗濯をして、朝ごはんの支度をして、蓮の世話を焼いて…。育児中は時間がどれだけあっても足りません。それなのに、もう9時過ぎだというのに正也はまだ起きてこない。子育てって、夫婦ふたりでするものじゃないの?起きたら起きたでイライラしているし…。昔はこんな感じじゃなかったのに。これは、そんなわたしたちの愛が削がれていくお話です―…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く!毎日更新!
2024年02月07日■これまでのあらすじ食の好みにうるさく濃い味が好きな英樹は、いつも良美の作る料理に文句を言い、味オンチと決めつけていた。疲れ果てた良美はついに夫のご飯をつくるのをやめてしまう。反省した英樹は文句を言うのをやめると言い、なんとか良美に再び料理を作ってもらえることに。久しぶりの良美の料理は夫の好みにぴったり合っており、驚いた夫はその秘訣を聞いたのだが、実は良美は夫が毛嫌いしていたコンビニのお惣菜と合わせ調味料を使っていたのだっが。動揺する夫に、妻は料理への文句だけではなく、感謝と思いやりのない人と家族としてやっていくのは難しいと言うのだった。どれだけ謝られても、私はもう夫のご飯を作る気はありませんでした。それだけ私は傷ついていたし、本気で離婚を考えていたから。でもそれから夫は…自分で料理をし始めました。ぎこちないけれど、自分の分だけではなく家族の分や離乳食まで作るように。それによって、自分の今の味覚は一般的でないと気付いたようです。さらに、料理の苦労も痛感したようで…夫はひたすら自分の行いを恥じ、謝っていました。こちらの都合や事情をまったく考えられず、自分の考えだけを押し付け続けた夫。その思いやりのなさは、きっと今後の夫婦生活でもぶつかる問題だと思いました。夫が改善する努力をしてくれたことでなんとか危機を回避できましたが…家族であっても思いやりと感謝を忘れずにいようと誓った出来事でした。※この漫画は実話を元に編集しています原案・脚本:ウーマンエキサイト編集部/イラスト・胃腹ぺこ(監修: インクルーズ )こちらもおすすめ!家族のことなど考えない…全部ひったくる…それが「KUITSUKUSHI」…!そう、それは何気ない毎日に襲ってくるのです…。何度話し合っても繰り返される「食い尽くし」に…ついに妻は大爆発! 「食い尽くし系夫」1話目はこちら>>
2024年02月06日■これまでのあらすじ自分の舌が肥えていると思っている英樹は、毎日妻・良美の料理に「アドバイス」をしていた。しかし毎度良美は細かすぎる英樹の要求と、ひどすぎる態度に嫌気がさしていた。度の過ぎた「アドバイス」を続ける英樹に、良美はとうとう夫のために料理するのをやめる。英樹は初めて妻に謝罪する。味付けに口出しされるのが良美のストレスになっていたと知った英樹は何も口を出さないことを約束。そして久しぶりに食べた良美の料理は口に合い、やっと妻が自分の好きな味付けをわかってくれたのかと喜んだのだが、良美はその料理は合わせ調味料とコンビニ弁当を使っていると明かしたのだった。 夫が嫌がっていたコンビニのお惣菜や合わせ調味料。でも結局これが、英樹が一番美味しいと言ったものだったのです。手間暇をかけること、手料理がうまくなる(夫の好みになる)ことが私のためになると、夫は本気で思っていたようです。でもそんなの余計なお世話。先人たちの知恵で作られた手軽で美味しいものを使って何が悪いのでしょう。夫自慢の味のこだわりが、彼自身が思っているようなものではないというのはわかりました。でもそもそも、私はその人間性が嫌になっていました。自分の考えを押し付けるところ。人にしてもらったことに感謝も思いやりもない態度、言葉。これは食事だけの問題ではありません。これから先、一緒に生きていけるのか。私たちは離婚の危機にいました。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全7話)毎日更新!
2024年02月05日■これまでのあらすじ良美は自称グルメな夫・英樹に毎日料理のダメ出しをされ、疲れ切っていた。食に妥協できない英樹は食べたいものを指定して来てはいつも「味が薄い」などと文句を言う。グルメと言うわりには居酒屋メシのようなしょっぱい味付けを好んでいる夫に疑問を感じていた矢先、英樹は「味オンチ」「料理が下手」と言って、せっかく作った料理と食べたくないと言い出した。キレた良美はもう英樹のために料理することをやめた。しばらく夫の分の料理をしないでいると、英樹は「料理がそんなにストレスだったなんて」と言ってきて…。夫は惣菜やコンビニ飯に否定的でした。料理の工程についても「アドバイス」と称した指定もあったこともあり、美味しいお店の料理ばかり食べてきたのだから舌が肥えているのだし当たり前だよね…と思い、私自身も使おうとはしてきませんでした。だけど前から思っていたのです。夫の好みって、そっち系なのではと。そのため、こっそりと合わせ調味料を使った料理とコンビニのお弁当をお皿に盛り付けて出しました。すると夫は「うまい!」と言いながらニコニコで食べたのです。あんなに毛嫌いしていたのに…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全7話)毎日更新!
2024年02月04日■これまでのあらすじ夫の食のこだわりが夫婦問題になっている良美と英樹。他にもある家事と育児の合間に料理するだけでも大変なのに、毎度メニューや味付けに注文をつけてくる夫に疲れ果てていた。さらに英樹は毎日自分が食べたいものをメッセすると言い出し、良美の料理の腕が上がるよう教えてあげるなどと言いだす。一応英樹の言う通りにした良美だが、英樹が好むのはただ濃いだけの味付けのような気がし始めていた。そんなある日、英樹が食事中に「これもういらない」などと言いだして…。味オンチ、料理が下手と言われた途端…私の中で何かが切れました。私なりに、夫の好みの味に近づけるように努力はしたつもりです。でも、自分の好みよりとても濃い目に作っても夫からはダメ出しばかり。慣れない育児をしながら、毎日夫の希望メニューに応えることがどれだけ大変か…彼にはわからないのでしょうね。それから私は夫の食事は一切作りませんでした。だって文句つけられますし。今まで応えていただけでもすごいなと自分で思います。夫は何度も謝ってきましたが、なぜここまで怒っているのかはわかっていないようで…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全7話)毎日更新!
2024年02月03日■これまでのあらすじ夫の英樹は、結婚する前から料理のおいしい店を開拓するのが趣味。結婚しても外食ばかりの夫婦だったが、子どもができたことで家で食事を取るようになると、夫は妻・良美の料理に文句ばかり言うようになった。良美はもともとあまり食へのこだわりがないながらも、英樹の水準に合わせようと育児をしながら奮闘していた。しかし夫は「栄養バランスを考えたうえで前日とかぶらないメニューを作れ」と要求してきて…。さらに毎度味付けを「調整する」と言って醤油やソースをドバドバとかける英樹に、良美は嫌気がさしてしまう。そして次の日、工夫して作った料理に夫は…。煮物の次の日に煮込んだ料理は嫌だと言うから作ったアジフライ。それなのに「気分じゃない」?ランチで夫が何食べたかなんて、知るわけありません。しかし夫は「当たり前だろ」とでも言うように、作った料理を否定してきたのです。もうそんな文句言われるぐらいならと、夫に外食をすすめてみたのですが…夫的には息子といられる時間を減らしたくはないようで、家で夕食は食べたいと言うのです。息子のことが大好きなのは普段の生活からも伝わってくるし、それ自体は嬉しいのだけれど…。喧嘩するのも面倒で一旦受け入れたものの、私のそれからの日々はツラいものとなりました。産後でメンタルが落ちていたのか、育児で疲れていたのか、正直反抗する気力もなくただ夫の指示に従って料理していたのです…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全7話)毎日更新!
2024年02月02日■これまでのあらすじ良美は息子と夫との3人暮らし。その日も離乳食を兼ねて鮭のムニエルと混ぜご飯を作ったのだが、夫の英樹は「全然味しない、味薄すぎ」と文句ばかり。夫の言い分では味が薄くても食べられるのは高級食材を使った場合のみで、普通のスーパーの食材を使う場合はもっと手間暇かけないといけないのだと言う。良美はいつも文句ばかりの英樹に苛立ちながらも、息子の前でケンカしたくないため感情を抑えていた。そして英樹は「自分で味を調える」と言ってマヨネーズや醤油を大量にかけ始めて…。結婚前も夫は料理やお店選びにはうるさかったように思います。そこまでこだわりがない私は夫が連れて行ってくれる店に行くばかりで、いつも楽しく外食していました。美味しい料理を食べて一緒におしゃべりする時間が楽しくて、結婚してもこんな風に楽しく暮らしていけたらいいなと思っていたのですが…子どもが生まれて私が家にいるようになり、家で料理をするようになってから、夫は機嫌が悪くなっていきました。そしてしばらくして、夫は私の料理や献立への文句を言うように。それもかなり上から目線で…。たしかに美味しいお店にたくさん行っている夫からしたら、私の料理は口に合わないのかもしれません。でも、頑張って作ったのに…と、文句を言い始めた当初はとても傷ついていました。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全7話)毎日更新!
2024年02月01日息子の離乳食をつくり始めてから、夫とは家で食事をする機会が増えました。すると夫はだんだんと私の料理に文句をつけるようになってきました。私はそこまで料理が得意ではないけれど、育児の合間に頑張って作っているのに…。自称「味にうるさい」という夫は、私の料理にアドバイスという名の文句ばかり。そして、自分で調整すると言って醤油やマヨネーズをドバドバとかけるのです。私はその度、悲しい気持ちになっていました。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全7話)毎日更新!
2024年01月31日結婚前も、結婚後も週1~2回でお互いに満足していた夫婦生活でした。一緒の部屋で寝ていてタイミングを気にすることもなく、求められれば応じていました。積極的に2人とも楽しんでいたのですが、変わったのは子どもが生まれてから。夜中は子どもが気になって無理。朝なんて時間がなくて無理。本当に子どもがぐっすり寝たタイミングに流れ作業みたいになっていました。そして、拒否し続けると夫の機嫌が悪くなり……。出産後、求められるのが面倒になり…寝室が別に!難しい夫婦生活夫40歳、私34歳のときに子どもが2人になって家が手狭になり、引っ越してからは夫と寝室を別にしました。私と子どもが一緒に寝て、朝早く仕事に向かう夫は1人で寝るスタイルに。子どもが生まれ、育休から仕事に復帰すると日々の生活でいっぱいいっぱいになり、夜はとにかく眠りたい! 暇な時間は横になりたい私と、子どもたちが寝たら夫婦の時間が欲しい夫との間で違いが生じてきたのです。夫は本来はスキンシップ大好き、誰かとくっついていたいタイプで、そこから夫婦生活になだれ込みたい人。私はとにかく子どもが気になるし、集中できない状態でしたくないのです。するならちゃんとしたいし、子どもを気にしながらしたくない!拒否し続けると夫の機嫌が悪くなり、これも困ったものなのでなんとか応じるようにします。そうなると、夫だけが満足して、私はただ終わるのを待つだけなので、正直ぜんぜん楽しくないし、したくない。本当にただするだけ。数分。これなら本当にアダルトグッズでも買ってあげたほうが良いんじゃないかな、とか思っていました。夫婦生活に対する考えの差が開く40歳を過ぎて、月1回もしなくていい私と、週1回はしたい夫。子どもの送り迎え、家事、時間のすれ違いを考えると、2人っきりの空間なんて皆無ではないでしょうか。そのうち、求められるのが面倒になってきた私は家で暇な時間を作らない作戦に出てしまいました。暇でゴロゴロするところを見られるから「する?」と言われるので、常に忙しくし、隙を与えず迫られるのを回避する! という行動に出ました。今考えると申し訳ないのですが、仕事も家事も子育てもと、もう満杯なところに2人の時間を作ると言われても無理! 最初はそうでもなくても、あからさまに時間を作っていないので、夫もだんだん不機嫌になってきます。週1回を希望の男性が月1回もあるかないかとなると、夫もつらかったんだろうなと考えられるようになったのは本当に最近です。そして、自分自身もどうしたいのかをちゃんと考えていかないと、今後の夫婦仲に影響するし、離婚の原因になってしまうと思い、ちゃんと話をすることにしました。私だってしたくないわけじゃない。でも夫の希望だけを通して「ただするだけ」が続いたら私はしなくてもいい、だからちゃんと決めようということにしたのです。2人の時間をつくる努力奇跡的に子どもたちの習い事が重なって、子どもたちがいなかった日に、ハイボールとレモンサワーを飲みながらそれぞれの希望を出し合いました。まず、月2~3回はするようにするため、そのために2人の時間を作ることを考えました。子どもが「完全に」(ここ大事です!完全に寝てくれないと!)寝静まった後に夫の部屋に私が行くようにする。または習い事でいない日にその時間を作るようにする。でも、絶対! と決めてしまわないで、空いた時間とタイミングでできるときにするように努力する……という結論になりました。どうせなら2人とも楽しくないと続きません。正直、私はしばらく「あー早く終わってくれー」としか思っていませんでした! 夫は夫でさっさと終わることに不満足で、もっとちゃんとしたいと考えていたこともわかりました。時間を取って、肌を触れ合わせて、お互いを感じることは、いくつになってもすごく大事なことだと、この年になってようやく実感できました。まとめ月に2~3回はする、などの決まり事を作ったものの、実はなかなか思い通りにはいきません。お互いに若くないので夜起きていられなかったり、子どもが思いの外、寝付かなかったりします。そんなにうまくいくなら世の中セックスレスの人がこんなに多いわけないなあと身に染みて実感する日々でした。ちゃんと夫婦生活があると夫の機嫌が良いので、それだけでも効果あり! 夫婦はお互いに優先順位がいろいろ違うし、子ども優先の私だと夫婦生活がおざなりになりやすいことがわかっているので、夫のこともちゃんと優先して考えてあげないとなあと思わされたのでした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/きびのあやとら著者/まさみ(45歳)中学生と小学生の男の子を持ちフルタイムで働いている。昨年化粧品メーカーを辞め、別の業種に。慣れない仕事と化粧品業界のときと変わらない「女同士の上辺の関係」を生暖かく苦しみながら見つめる日々。帰れば子どもの送り迎えと家事に追われ、趣味だったスキンケアもできずカサカサな肌となる。
2024年01月12日妻以外の誰かに、セックスレスについて相談したことはありますか「妻に拒否される」「自分が衰えた」など、男性側から見たレスの原因やそれに伴う悩みは人それぞれということがわかりました。だからこそ、妻以外の第三者に話を聞いてもらいたいと思うこともあるかもしれません。友人や同僚など、誰かに夫婦生活について相談したことはあるか、また具体的な相談内容について、パパたち231人に聞いてみました。アンケートの結果は、同じ内容で女性に聞いた場合とほぼ同様となり、「ある」は4.5%、「誰かに相談したいが、したことはない」が15.2%、「相談の必要性を感じない」が80.5%という結果に。女性に比べ、「相談したいがして(できて)いない」の回答が少しだけ多くなりました。セックスレスについて相談した相手は?続いて「レスについて妻以外に相談したことがある」と答えた男性に、誰にどんな内容を相談したのか尋ねてみました。同性の友達や同僚に相談●親友に話しましたが、「楽しめないなら別れた方がいい」と言われてしまいました。(40代/妻40代、長女16歳/結婚して20年以上)●仲の良い同性に相談したが、(彼も)似たような境遇であまり良い結論は得られなかった。(40代/妻40代、長女20歳、長男17歳、次男16歳/結婚して16~20年)●会社の同僚に、レスになった時の原因とかについて話しました。理由は大事かと思います。(40代/妻30代、長男8歳/結婚して6~10年)男性が「実際に相談した」という数少ない相手は、やはり同性の友人や職場の同僚といった気の置けない関係の方のようでした。ただし、一般的に女性よりも“共感力”に欠けるとされる男性同士の相談では、あまり良い結果は得られなかったという意見が目立ちました。相談できない理由次に、冒頭のアンケートで「誰かに相談したいが、したことはない」と回答した男性に、相談するとしたら誰にしたいか、また相談したいと思っているのにこれまでできなかった理由について尋ねました。カウンセラーなどの専門家に聞いてみたいけど……●専門家に相談したいと思いますが、どこに行けば専門家がいるのか、どういった相談をしたら良いのかわからない。(40代/妻30代、長女6歳/結婚して6~10年)●カウンセラーに相談したいが、回答が出る事で追い詰められそうな気がするのでしていない。(40代/妻30代、長男6歳、長女1歳/結婚して6~10年)●夫婦カウンセリングそのものを、妻にどう話せば良いのかがわからない。(30代/妻30代、長女3歳/結婚して2~5年)特に多く見られたのが、「カウンセラーなどの専門家に相談したい」という意見です。結論が出ない仲間内での相談よりも、建設的なアドバイスがもらえそうなカウンセリングなどを好む男性が多いようですが、「相談することでかえって追い詰められそう」と感じてしまう方も。またそもそもどこに行けば専門家がいるのか、どうやって妻に切り出すかなど、スタートからつまずいてしまいがちな実情も浮き彫りになりました。相談をためらう理由は、さまざま●同じ悩みを持っている人に相談したいが、今の夫婦関係を変えようとして悪化してしまうのかもしれないと、心配になります。(40代/妻40代、長男12歳/結婚して11~15年)●どうやって行為に誘えばいいか友人に相談したいが、どこも円満そうに見えるので切り出しにくい。(30代/妻30代、長男5歳、長女2歳/結婚して6~10年)●「こんなプレイがしたい」とか「あんな事がしたい」とか話してみたくなるが、夫婦のプライバシーを誰かに話すのは、マナー違反だと思う。(30代/妻30代、長男7歳/結婚して6~10年)「誰かに相談することで、今の夫婦関係がさらにこじれないか」と心配する人。「友人に聞きたいけど、レスなのは我が家だけなのでは」とためらう人。「そもそも夫婦の性生活について、他人に話すのはマナー違反」だと感じる人……。本当にさまざまな理由から、パパたちが相談を諦めている様子が伺えます。まとめ男同士の飲みの席で、ともすれば性の話題で盛り上がったのも若かりし頃の話。子どもがいるパパたちは、おいそれとレスの相談などできない環境にあるようです。これまで複数回にわたって、「夫婦のセックスレス」に関する調査の結果をご報告してきました。あなた自身の夫婦関係について、参考になれば幸いです。マイナビ子育て調べ調査日時:2023年4月28日~5月11日調査人数:231人(20~40代のパパ)(マイナビ子育て編集部)
2024年01月08日現在、夫婦の寝室は同じですか?子どもが生まれると必然的に生活環境が変わります。夫婦2人だけのときと同じように過ごすわけにはいきませんよね。今回は「夫婦だけの寝室で寝ているか」あるいは「夫婦と子どもが一緒に寝ているか」をたしかめた上で、さらにそれぞれ一緒の布団やベッドに寝ているか別々なのかを聞きました。「夫婦で別の寝室」が最多調査の結果、「夫婦それぞれ別の部屋で寝ている」が27.6%と最多でした。次いで「夫婦と子どもが一緒の部屋で、別々の布団やベッドで寝ている」が21.1%、「夫婦と子どもが一緒の部屋で、同じ布団やベッドで寝ている」が20.2%となりほぼ同数。「夫婦だけの寝室で寝ている」人は、寝具を別にしている場合は17.5%、ダブルベッドなど同じ寝具で寝ている場合は13.7%となりました。子どもと一緒だから……子どもが小さいうちは、個人差はありますが夜泣きもあります。男性育休が普及し始めましたが、共働き家庭の場合、保育園に入るまでママが長期で育休を取りパパの育休は短期間であることも多く、翌日の仕事のことを考えてママが赤ちゃんと寝て、パパが別室で寝るというケースも少なくありません。「寝室を分けるのは子どもが小さいうちだけ」と思っていても、仕事で遅く帰ってくるパパと子どもたちの睡眠リズムが合わず、そのまま夫婦別室で寝る習慣が定着したというケースもあるでしょう。また、海外では月齢が小さいうちから子どもは子ども部屋で1人寝の習慣をつけさせる文化もありますが、日本では住宅事情も関係して「親子一緒に寝る」という文化が根強いものです。さらに、蒸し暑い日本の夏はエアコンなしで眠ることは難しく、電気代を節約するために家族一緒の部屋で寝るという方も多いのではないでしょうか。まとめ夫婦の寝室に関するアンケートの結果からは、産後はそれぞれ別の部屋で寝ている夫婦が一定数いることがわかりました。しかしながら、寝具が一緒かどうかを問わないとすれば、夫婦ふたりきりで毎日寝ているという夫婦が3割近くにのぼるという事実も見逃せません。次回からは、妻・夫それぞれに産後の性生活について聞いた調査結果を公開していきます。マイナビ子育て調べ調査日時:2023年4月28日~5月11日調査人数:475人(20~40代のパパ・ママ)(マイナビ子育て編集部)
2023年12月19日