ママ友たちと子どもを公園のお砂場で遊ばせていると、とあるママ友の子どもが周りの子たちに砂をかけて遊び始めます。しかし、その子の親は叱ることもなく、信じられない対応をしたのです……。 ママ友のありえない対応にドン引き…子どもが2歳後半のころ、ママ友とその子どもたちと一緒に公園へ出かけ、お砂場で遊ばせていたときの話です。みんな仲良く遊んでいる様子でしたが、突然ママ友Aの子どもが周りの子たちに砂をかけて遊び始めます。目に砂が入って痛いと泣いている子もいたのに、あろうことかママ友Aは「叱ってもわからない年齢だし、うちは叱らない方針だから」と注意もせず、そのまま見ているだけでした。 「叱らない育児が良い」という考え方があることは知っていましたが、それでも危ないことをしたり、人に迷惑をかけてしまったりしたときはきちんと注意しないといけないと思っていたので、ママ友Aの対応にはとても驚きました。 叱らない育児が悪いとは言い切れませんが、「言っても分からない」ではなくきちんと言ったほうがいいと思い、私はその子に「そんなことしたらダメだよ。目に砂が入って痛くて泣いてるお友だちもいるよ」と伝えます。泣いていた子のお母さんも「痛くて泣いているから、ごめんなさいしてね」と伝え、その子はきちんと謝ってくれました。 ◇◇◇ よそのお子さんが怪我をするおそれもあったのに、叱らず見ているだけというのは誰でも驚いてしまうのではないでしょうか。教育方針は人それぞれですが、危ないことをしたときはきちんと「いけないこと」だと子どもに教えたいですね。 作画/さくら著者:田中久美子
2024年01月19日前回、「『心を強くする経験』は、これからの子育てを考える時、一番のキーワードになります」と、花まる学習会の高濱正伸さんに教えていただきました。そのためには、「『そういうこともある!』と、『事件にしない』という形で、親が子どもに状況を提示してあげる必要があります」とも。では、最近増えている不登校は、どのように考えればいいですか? 引き続きお話しを伺いました。■不登校と言っても実態はさまざまある――最近、不登校が増えていることについては、どうお考えですか?「不登校」と一言で言っても、その実態はさまざまです。じつは、「学校が『つまらない場所』だから行きたくない」という子も一定数います。そういった子は、大人になって自立さえできれば、不登校でも問題はないと思います。――「不登校だからダメ」と一概には言えない?もちろんです。ただ、長期の引きこもりの人たちの履歴を見ると、不登校からスタートしている場合も多いので、「入口の対応」という意味では「不登校であるという状態」をどう扱うかは大切です。長期化すると、「外に出るのが怖い」とか「朝晩逆転」といったことに繋がることもありますから。――不登校については、何から考え始めたらいいのでしょうか。一言で言えば、愛です。ラポールです。【ラポール】ラポールとは、フランス語で「橋を架ける」という意味。心が通い合い、互いに信頼し合い、相手を受け入れている状態のこと。今の学校の先生の中には、子どもとの信頼関係が築けていない人もいます。そんな先生のことを、子どもはどう見ているのか?「この人は、授業をやらないとお給料がもらえない人。この人が困るから、黙って授業を聞くしかない」といった目で見ている可能性もあります。先生に悪気がないのはわかります。でも、「そこに、【ラポール】~子どもとの信頼関係~があるのか?」という話です。■今の学校は古い⁉――先生と信頼関係が築けないお子さんにはどんな特徴がありますか?知能が高かったり、才能がある子ほど、ラポールに敏感です。今、そういった子たちが、学校の中に居場所を見つけられないという現実があります。――学校に居場所がない子どもはどうすればいいんでしょうか?私は、この現実を受けて、花まるエレメンタリースクールというフリースクールをつくりました。昨年が一年目で、今は二年目なんですが、手ごたえを感じています。――フリースクルーでの手ごたえとは?昨年からいる(1年目からいる)24人が、先輩面するんです。「俺も暴れていたから、わかるよ」みたいなことを言う(笑)。大人に言われるより、「自分もそうだった」という先輩(そう言っても子どもですが…)の言葉を届けることができることが大きいんです。そういった仕組みを作ることが大事だったんです。「現状の学校に収まりきらないタイプの不登校」に対しては、花まるエレメンタリースクールの教育実践を通して、ひとつの答えが出ました。――どんな答えですか?子どもが心から安心できる居場所を作ればいいのです。要は、「仕組み」の問題なんです。この話も何度もしていますが、今の学校がもう古いんです。先生一人一人には、絶対に悪い人はいないんです。■日本の教育は、何が問題か?高濱先生は、いまの日本の教育の問題点として、「粒のそろった兵隊を作る教育」なところと挙げています。そして高濱さんは、「上の言うことを忠実に聞く兵隊を作るのではなく、これからの教育では『自走する人間』を育てていく必要があるんです」と、言います。■居場所を見つけられない子どもに届く言葉とは――居場所に辿り着けてないご家庭は、どうしたらいいでしょうか?「子どもを癒やすのは何か?」という話です。それは、「大丈夫。あなたは、私の子どもなんだから、絶対に大丈夫」という親の言葉です。この言葉が、効きます。私は本当に、たくさんのいろいろなタイプの親子を見てきました。だからこそ、言えるのです。「あなたは、大丈夫。母さんの子どもだから、大丈夫」という言葉が、もっとも子どもの心に響くのです。子どもは親から「大丈夫!」と言われたいし、その言葉を信じたいのです。毎日、家庭でしっかりと愛情を与えていれば、少々、外でつらいこと、嫌なことがあっても耐えることができます。前話の話にも通じますが、多少の試練は、心の免疫をつけるために必要です。親元にいる時に、心の免疫をつけてあげる、と考えてみてはどうでしょうか?■子どもが不登校になったとき母親がしてはいけないこと――お母さん自身が、子どもに対して「あなたは、大丈夫」と言い切れるエネルギーがない場合もあると思うのです。その時は、どうすれば良いですか?そんな時は、お母さんが孤立しているのです。「孤立した母」というのは、現代の社会が抱える問題です。この問題の解決策として言えることは、「繋がりを持ちましょう」ということです。子育てとまったく関係のない、趣味のサークルに入るのでもいいし、パートに出るのでもいいし、大学時代の友達に会うのでもいい…。繋がりをいくつか作ったなかで、誰か一人でいいから、心を開いて話ができる人、居場所を、お母さん自身が確保するのがもっとも大事です。お母さん自身も、正解が欲しいわけではないでしょう? 「うん、うん、そうだよね」と話を聞いてもらって、安心したいのです。――お母さん自身の居場所を、まずは確保するのですねそうです。昔は、隣近所にそういう人がいたかもしれません。けれども、今は「自分で意識して、居場所を確保しないとならない時代なんだ」と、お母さんがしっかりと踏まえておくことが大切です。子どもが不登校の時、「私がちゃんとしなければ!」と、一人で抱え込んでしまう人がいます。大切なのは、一人で頑張ることではありません。人と繋がり、自分自身の居場所をまずは見つけて欲しいです。――キーワードは「繋がり」ですねはい。居場所は、専門的な相談場所でもいいし、気のおけない友だちとカフェで喋るといった時間(心の置き場)でもいいのです。とにかく、誰かと繋がって、孤立をしないようにする。子どもは、そんな母を見て、安心するのです。「お母さん、楽しそう!」と思うと、子どもも、なんとかなりそうな気がしてくるものですよ。――子どもが、「なんとかなりそうな気がしてくる」って大事ですね私の経験から言わせてもらえば、14歳までに自己肯定感に穴ぼこができなければ、大体のことは大丈夫です。14歳は、昔の元服です。人が育つ本質は、そう変わらないのです。不登校で多少、勉強が遅れていたとしても、自己肯定感さえあって、「やっぱり俺、ちゃんとやるわ!」と本人が言い出せば、大丈夫です。――高濱先生に「大丈夫」と言っていただけると、何だか安心します。「あの問題児が!?」と、いい意味で裏切られる子とたくさん出会ってきました。別人になりますからね(笑)。嘆き悩んでいたお母さん方が、「本当に『大丈夫』でした」とおっしゃる例も、たくさん見てきました。大学に入るのが1~2年遅れたとしても、そんなのたいした話ではありません。■高濱先生は三浪四留!?高濱先生は、東京大学に入るまでに三浪していて、大学に入ってからは四回留年しています。二浪した人からは、「自分が、『人生、回り道した』などと言っていて、お恥ずかしい限りです。すいませんでした」と、謝られるとか…。高濱先生のお話を聞いていると、自分の悩みが小さく感じられます……。次回は、編集部に寄せられたお悩み、「わが子が他の子をいじめていた。その時、母親がすべきことは?」について、高濱先生にお話しして頂きます。■今回お話を伺った高濱 正伸先生の著書 『どんな時代でも幸せをつかめる大人にする つぶさない子育て』 高濱 正伸 (著)/ PHP研究所(1,540円(税込))子どもの人生の選択肢を増やしてあげたい。あの時、子どもに「あれをやらせておけばよかった」と後悔したくない。そんな深い親の愛が時に暴走してしまうことがある…。「どうしてできない!?」と子どもを責めたり、「そんな点数じゃ、○○中学なんて入れないぞ!」と脅してしまったり…。それで、子どもがつぶれては本末転倒です。そんなお母さん、お父さんたちに意識して欲しいのが「伸ばすよりも、つぶさない子育て」。子どもとの適切な距離感がわかり、子育て不安が軽くなる1冊です。高濱 正伸(たかはま まさのぶ)先生1959年熊本県生まれ。東京大学農学部卒。花まる学習会代表、NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。算数オリンピック作問委員。日本棋院理事。武蔵野美術大学客員教授。環太平洋大学(IPU)特任教授。
2024年01月16日皆さんは、あらぬ疑いをかけられてしまった経験はありますか?今回は「洋服屋で万引きの疑いをかけられたときの話」とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!万引きの疑いをかけられ…主人公が洋服屋を訪れたときの出来事です。好みの洋服がなく店を出ようとすると、店内にいた女性に呼び止められました。主人公の服を指さして、店に入ったときと服の色が違っていると言い出す女性…。女性はさらに「店に置いていたTシャツに着替えてそのまま出ていこうとしていたでしょ!?」と、とんでもない言いがかりをつけてきました。主人公は慌てて「この服買ったのは近所の衣服店で699円だった」自分のTシャツだと主張します。しかし、騒ぎを聞きつけてやってきた店長にも万引きの疑いをかけられて…。高額なTシャツ代を要求される出典:エトラちゃんは見た!「そのTシャツはレアもので3万円くらいはしたはずだ」と、Tシャツの代金を請求されてしまいました。店長の言葉を聞いた主人公は、3万円という高額な請求に「は?」と驚きます。それもそのはず、実は主人公が着ていたのは、近所で699円で買ったTシャツなのでした。読者の感想何もしていないのに万引きの疑いをかけられるなんて怖すぎます…。こんな経験をしたら、洋服屋に行くのが嫌になってしまいますね。(30代/女性)主人公の洋服なのに店のものだと言われてしまうなんて、恐ろしいですね。主人公の疑いが晴れることを祈っています。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年01月15日皆さんは、万引きをしたぬれ衣を着せられた経験はありますか?今回は「万引き犯にさせられた女性」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:モナ・リザの戯言義母の万引きある日、主人公が昼寝をしていると1本の電話がはいりました。何と、主人公の義母が万引きをして、店から連絡がきたのです。主人公は寝ぼけながらも電話をとり、話を聞いて驚きました。しかし、義母の万引き事件は実はこれが初めてではなく、前にも義母はスーパーで万引きをした経験があり…。そのときは初犯だったこともあり、店側に何とか謝罪して許しをえることができました。ご近所さんから陰口を叩かれ…出典:モナ・リザの戯言後日、主人公が散歩をしているとなぜかご近所さんに「スーパーで万引きしたらしいわよ…?」と陰口を叩かれるようになります。陰口の理由は、主人公が万引きをしたという根も歯もない噂を立てられたことが原因でした。なんと義母は万引きをしたとき、店に名前と住所を書くように言われ主人公の情報を書いていたのです。このことで、まるで主人公が万引きをしたかのように言われてしまい…。何もしていない主人公は万引き犯のぬれ衣を着せられ、復讐を誓うのでした。読者の感想義母が万引きをしたという事実でも許せないのに、主人公の名前を書いたなんて信じられません。嫁とはいえ結婚して家族になった主人公に、罪を着せる義母の行動が想像以上に悪くて驚きました。(30代/女性)一度初犯のときに許されたことで、味をしめてしまったのだと思いました。嫁である主人公の立場を利用するのはやめてほしいです。(20代/女性)
2024年01月06日皆さんは、万引き犯に遭遇した経験はありますか?今回は、スーパーで想定外の商品を万引きした男性のエピソードと読者の感想を紹介します!イラスト:エトラちゃんは見た!万引きが多発スーパーで事務員として働いている主人公。年末年始は高額商品を狙った万引きが多発するため、その対処に大忙しでした。そんなある日、足取りもおぼつかない杖をついた高齢の男性が万引きをして捕まり…。未会計の商品を出してもらう出典:エトラちゃんは見た!店員が「未会計の商品を出してもらえますか?」と言うと「…はい」と素直に応じる男性。しかし男性がカバンから取り出した商品は、半額シールのついたパンと小さな牛乳で合計で100円ほどのものだったのです。予想外の商品に驚いた店員の1人が「これくらいの商品ならなんで普通に買わなかったんです?」と聞くと…。男性は悲しそうな表情で「買えないんです」と答えました。なんと男性が差し出した財布の中には、合計21円しか入っていなかったのです。その想像を絶する理由に店員たちは固まってしまうのでした。読者の感想財布の中に21円しか入っていなかったとは驚きです。総額100円ほどの商品も買えないほど男性がお金に困っていたと考えると、胸が痛みました。(30代/女性)男性の所持金の少なさに主人公や店員が固まってしまった気持ちも分かります。しかし、100円とはいえ万引きにはかわりないので、きちんと対処する必要がありますね。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年01月06日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。万引きを疑われ…これは主人公がとんでもない事件に巻き込まれたときの話です。その頃、変なTシャツを集めていた主人公。ある洋服屋で、見ず知らずの女性から万引きを疑われてしまいます。結局、この女性と店長と3人で店の奥にある部屋で話し合うことになった主人公。そこで女性が嘘をついていて、店主は主人公が万引きしていないことに気づきます。しかし、店主は主人公を“万引き犯”に仕立て上げ、お金を騙し取ろうとしたのです。無罪を主張し続ける主人公でしたが…。お金を騙し取ろうとする店主出典:エトラちゃんは見た!「買取だと、3万円だから…」と、主人公から金を巻き上げようとする店主。Tシャツの本当の価格を知っている主人公は「はぁ!?」とびっくりします。ここでクイズレアもので3万円はするというTシャツの本当の価格は?ヒント!近所の衣料品で買ったTシャツです。激安Tシャツだった出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「主人公が買ったTシャツは699円」でした。699円で買ったTシャツを「3万円で買い取れ」と言われてしまいます。店主の驚きの発言に愕然とした主人公は「警察を呼んでください」と伝え、警察も交えて話をすることになるのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年12月28日ある夜、寝る前にこんな話になりました。出た~! おもちゃ買ってほしいアピール!とはいえ欲しいもの全部を買うわけにはいかない!欲しいもの全部買ってたらお金がなくなるよと伝えたところ、二太郎は「なくならへんやん! お父さんもお母さんも働いてるもん!」と…。な、なるほど。子どもからはそう見えるのか…。ということで、お金について考えていることを伝えてみました。そう、私が働く理由、節約する理由はほぼこれ!子どもたちがやりたいことがあったときに、お金を理由に諦めることはなるべく避けたい!この理由を説明したところ…お金の裏にある愛情を感じたからか、二太郎が泣いちゃった~! なんて美しい涙なの!(親バカ爆発)そしてこの後、続いた言葉が…ズコーーー!!でもまあ小4と小1的にはそうだろうな…。海外も行ったこともないし。とはいえほかにもお金がかかる勉強や体験は山ほどあるので、大事なときに大事なところで使えるように、節約とお仕事がんばります!
2023年12月25日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!万引きをした老人主人公はスーパーの事務所で働く社員です。ある日、万引きをした老人が事務所に連れられてきました。出典:エトラちゃんは見た!杖をついた老人出典:エトラちゃんは見た!何を盗んだのか?出典:エトラちゃんは見た!ここでクイズ老人が盗ったものは何だったでしょうか?ヒント!スーパーの社員一同、盗まれたものを見て「え?」となってしまいます。老人が盗ったもの出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「総額100円程度のあんパンと牛乳」でした。副店長に「盗んだもの出して」と言われ「はい」と素直に答える老人。老人は「すみません、罰当たりなことをしてしまいました」と謝罪し…。半額シールが貼られたアンパンと牛乳パックを差し出してきます。万引きは犯罪行為であり、いかなる場合でも許されないことですが…。老人が出した総額100円ほどの商品を見て、社員一同は「何か事情があるのでは?」と考えてしまったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月22日皆さんは、職場でトラブルに巻き込まれた経験はありますか?今回は「万引き男」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:モナ・リザの戯言『万引き犯を捕まえた結果』靴屋で働いている主人公。ある日、約6万円の靴を熱心に見ている男性がいました。主人公が他の客を対応していると、電話をしながら店を出る男性の姿が見えます。その足元を見ると、なんと商品の靴を履いたままだったのです。慌てた主人公が「ちょっ…お客様!!」と声をかけると、男性は「泥棒扱いするな!名誉毀損だ!」と騒ぎ立てます。騒ぎを聞きつけた店長がやってきて、事情を聞くと…。男性は逆ギレ男性は「俺急いでんだよ!」と言って、逃げようとしたのです。するとそこに、他の店の店員がやってきました。店員は「うちの商品のカバンを万引きするな!」と怒っています。なんと男性は、他の店のカバンも万引きしていたのです。出典:モナ・リザの戯言さらに調べてみると、男性が着ているものがすべて万引きした商品だと判明。その事実にゾッとした主人公。すべての悪事がバレた男性は、警備員に連行されることに。さらにそれだけでは済むかと思いきや、店員はさらなる制裁を下したのでした。読者の感想万引き商品で全身コーデをするとは、驚きですね。堂々としていて逆ギレまでする男性に、唖然としてしまいます。(30代/女性)万引きをしておいて悪びれる様子もない男性に驚いてしまいます。男性の悪事が明らかになり、よかったと思いました。(20代/女性)
2023年12月19日今年もクリスマスが近づいてきました。多くの家庭では子どもにクリスマスプレゼントを用意するのではないでしょうか。今回は小中学生を対象にした「みんなのホンネ調査レポート『クリスマス』」(ニフティキッズ)から、子育て世帯のクリスマスプレゼントの実情をご紹介します。誰からクリスマスプレゼントをもらった?小学生のトップはサンタクロース昨年のクリスマスに誰からクリスマスプレゼントをもらったかについて、小学生においては「サンタクロース」が最も多く72%、ついで「おうちの人」が51%となっています。一方、中学生においては「おうちの人」が最も多く62%、ついで「サンタクロース」が42%となり、小学生とは逆転する結果でした。サンタクロースからプレゼントをもらう場合を小学生と中学生で比べると30ポイントの差があらわれています。いつまで「サンタクロースからのプレゼントがもらえる」のか、多くの親が悩むところだと思いますが、中学生になると減ってくるようですね。約8割の子どもは事前に欲しいものを伝えている次に、プレゼントをもらった子どもを対象に、事前に欲しいものを伝えたかどうかを尋ねた結果を見てみましょう。事前に伝えた子どもが78%と多数にのぼりました。多くの家庭では、子どもの希望を考慮してクリスマスプレゼントを選んでいるといえるでしょう。プレゼントの値段を気にする子どもが4人に1人以上親からすると、子どもの欲しいものをあげたい一方で、現実的には値段も気になるところ。そこで興味深いのが、子ども自身に「欲しいものを伝えるとき、プレゼントの値段は気にする?」と尋ねたときの回答結果です。意外に思う方もいるかもしれませんが、「なるべく安いものを頼むようにしている」という子どもが26%、4人に1人以上いることがわかりました。「何も気にせず欲しいものを伝える」が58%を占めるものの、値段を気にしている子どもも少なくないようです。プレゼントのリクエストは「手紙」が主流多くの子どもが事前に欲しいものを伝えいていますが、その方法はどういったものが多いのでしょうか?小学生、中学生ともに「手紙を書く」が多数派であることがわかりました。小学生で68%、中学生で60%となっています。また、中学生は小学生と比べて「おうちの人にお願いしてもらう」「特にお願いはしない」が多いこともわかりました。今年人気のクリスマスプレゼントに「推しグッズ」「今年1番欲しいクリスマスプレゼント」を聞いた結果、小学生は「自分の携帯電話(スマホ)」が19%でトップ、僅差で「推しグッズ」が17%となりました。一方の中学生は「推しグッズ」が20%でトップ、「まだ決まっていない」が14%で続く結果に。中学生はすでに自分の携帯電話を持っている子どもが増えているのでしょう。いずれにしても、推しグッズが人気といえます。時代を反映している結果ですね。印象に残っているクリスマスの思い出は?最後に、「印象に残っているクリスマスの思い出」をご紹介します。✅1日前に手紙を書いたら、全く違うものが届いたこと✅25日にプレゼントが楽しみで2時に起きた✅3年生ごろからサンタクロースじゃないのに気付いて、でも親はサンタクロース信じていてほしい(?)だろうから信じているふりをしていた✅クッキーを焼いたら食べてくれて紙に英語でお礼を書いてくれてた!!✅友達とクリスマスパーティーでプレゼント交換したことが思い出です。さすがに前日の手紙だと親も対応できませんね。なかにはサンタクロースを信じているふりをしていたという声も。いつから「サンタクロースからのプレゼント」をやめるかは、親としては本当に悩ましいかぎりです。まとめ今回はクリスマスプレゼントに関する小中学生のアンケート結果をご紹介しました。クリスマスプレゼントで欲しいものを伝える子どもが多いですが、4人に1人以上の子どもは値段を気にしてリクエストしていることもわかりました。これはサンタクロースを信じているか、信じていないかによっても変わってくるでしょう。また、いまやクリスマスプレゼントも推しグッズが人気のようです。クリスマスの大きな楽しみといえばプレゼントを開ける瞬間ですから、思い出に残るものにしてあげたいですね。(マイナビ子育て編集部)<調査概要>■みんなのホンネ調査レポート「クリスマス」/ニフティキッズ■アンケート実施期間:2023年9月26日(火)~10月23日(月)■調査機関:自社調査■調査対象:小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者■有効回答数:1261件■調査方法:インターネット調査<関連記事>✅子どもを本好きにするなら小さい頃の働きかけが大事? 読書習慣は家庭の蔵書量や幼少期の読み聞かせと関係する可能性✅小中学生の「ネッ友」事情、相手に教えている自分の情報は「性別」「年齢」「誕生日」✅中学受験を考えていなくても塾には行った方がいい? 通わせるならいつから? 小学生の親が答える今どきの塾事情
2023年12月16日親と子の関係は、家庭によって千差万別です。親と子、それぞれのタイプも違えば、置かれている環境も違います。どの親も「子どもには、生き生きと幸せな人生を送ってほしい……」と考えているのではないでしょうか。しかし、子どもの人生を心配しすぎるあまり、ついあれこれと手出し口出しをしてしまう――そんな親御さんはいませんか?もしかしたら、その手出し口出しが逆効果になるかもしれません。幸せな人生ではなく、子どもが「生きづらさ」を抱えながら生きていくことになってしまうかも……。今回は、子どもに悪影響を与えてしまう親のタイプをまとめました。「生きづらさ」の原因は “幼少期の親子関係” にあり!?幼少期の親子関係はとても大切です。親の関わり方次第で、子どもの考え方や行動が変わってくるでしょう。精神科医の井上智介氏は「小さい頃の親子関係で心に深い傷を負って、大人になってからの考え方や行動パターンにもその影響が残っている人」は多いとし、そのような人は成長後に「生きづらさ」を抱えてしまうと警鐘を鳴らしています。また公認心理師の中野日出美氏も、現代の子育てに見られる「過保護や過干渉、過度の期待」は注意すべきだと述べています。なぜなら、成長とともに子どもに以下のような傾向が出てくるそうなのです。ちょっとしたことで過度に傷つくなかなか立ち直れない自分の心や身体を大切にできない自己肯定感が低く、無意識に自分を傷つけるような人間関係を築く(参考元:nobico|親の過干渉が原因? 現代の子どもが「生きづらさ」を抱える背景)では、具体的にどのような親の行動が、子どもの成長によくない影響を与えてしまうのでしょうか。身近な3つのケースをピックアップして詳しく解説していきます。ケース1:「支配する親」の子どもは決断力がない大人になるまずは「支配する親」について説明しましょう。「支配」と聞くと、子どもの発言はいっさい認めず無理やり親に従わせる姿を想像しますが、必ずしもそうとは限りません。『嫌いな親との離れ方』(すばる舎)著者で、おとなの親子関係相談所代表の川島崇照氏によると、大人としての立場を利用して、子どもの意思や言動を思い通りにコントロールしようとすることも、立派な「支配」です。たとえば、「◯◯ちゃんじゃなくて▲▲ちゃんと仲良くしたら?」と親が子どもの友だちを選ぶことや、子どもが自分で決めた進路について「そこもいいけど、お母さんはあそこの学校がいいと思うよ」などのアドバイスをすることなどが支配にあたります。たとえ理解を示しているような優しい口調であっても、親の思い通りに誘導していることになるのです。そして子どもは、しだいに「親には何を言っても無駄」と諦めるようになります。川島氏は、子どもを支配しようとする親について、「(親自身の)心が自立していない」のだと述べています。親本人の問題なのに子どもを利用して解消しようとしたり、子どもが自分に従う姿を見て「やっぱり私が正しかったんだ」と満足したりと、別人格である親と子の境界線が曖昧になり、子にべったりと依存している状態になるのです。親からコントロールされて自分を否定され続けた子は、諦めが早くなるだけではありません。「新しい行動を起こそうとするときに、幼少の頃から言われ、見続けてきた親の言動が、罪悪感や恐怖心となって降りかかり、行動できなくなる大きな要因となってしまいます」と川島氏が述べるように、行動力や決断力が失われたまま大人になってしまいます。「もしかして私も無意識のうちに子どもをコントロールしているかも……」と思い当たることがあれば、「一歩下がって見守る」ことを意識するようにしましょう。「子育てには“ギアチェンジ”が必要」と明治大学文学部教授の諸富祥彦氏が述べるように、親離れをする時期に差しかかった子には、あれこれ口出しせずに辛抱強く見守ることが、親自身の成長にもつながるのです。ケース2:「不安感が強い親」の子どもは自己主張ができない「子どもについて考えると不安な気持ちでいっぱいになる」そんな親御さんが増えているようです。そのなかには「心に強い不安を抱えて、その不安が『子どもから与えられたもの』だと錯覚している親もいる」と川島氏は指摘します。本当は親自身にコンプレックスがあり、その不安感を子どもにぶつけているだけなのに、「子どもの問題」に置き換えてしまっているとのこと。その結果、子どもの思考や行動を見ては不安を感じ、「なんとかして変えさせなければ」と否定や批判をしたり、さらには強引に自分の価値観や感情を押しつけたりするのです。青山渋谷メディカルクリニック名誉院長の鍋田恭孝氏は、親自身の不安から子どもに手をかけすぎてしまうと、その子どもは「自分の主張がない・自分で選べない人間」になると述べています。不安のあまり、親が先回りしてすべてを用意し続けることで、子どもは自らなにかを主張することなく、親の先回りを受け入れて育ちます。すると、成長後も大事な場面で自己主張ができず、苦しむことになるのです。「子どものため」と先回りしていたけど、本当は自分が不安を感じていただけかもしれない――。そう気づくことができたなら、子どもに任せられることは任せるように意識していきましょう。「何かを決めるにも、子どもは時間がかかってあたりまえ」と鍋田氏が述べるように、ゆったりとした気持ちで子どものペースに合わせることをおすすめします。ケース3:「熱心な親」の子どもは人間関係でつまずきやすい子どもの習い事や受験なのに、本人以上に熱が入ってしまう親は多いものです。しかし、親の期待が大きければ大きいほど子どもにとってはプレッシャーになり、かえって逆効果になるので注意しましょう。前出の井上氏は、「親が子どもを認めるのに条件が必要」という親子関係が増えていると言います。テストの点数が高いから、習い事でレギュラーをとったから、など「目に見える数字や外部からの評価=子どもの価値」だと思い込んでしまうのです。これでは「条件付きの愛」だと言わざるを得ないでしょう。「子どもはちょっと失敗したり、誰かと比べて成績が劣ったりすると、親から認めてもらえないために、自分には価値がないと思い込む」と井上氏が指摘するように、ありのままの自分ではなく特定の条件下の自分にしか価値がないと子どもに思わせてしまうと、自己肯定感はみるみる低下していきます。そしてその自己肯定感の低さゆえに、大人になってからも、仕事や人間関係でつまずきやすくなるのです。つい子どものことに熱心になってしまうのなら、結果ではなくプロセスに目を向けるように努力しましょう。「〇〇ができるからすごい」のではなく、「自分は自分なんだから、自分のままでいい」と思えるのは、「根拠がない自信」がベースにあるから。教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏は、根拠のない自信を育むためには、「子どもの行為のプロセスそのものを認める」ことが大事だと説いています。そして、子どもの言葉を聞き流すのではなく、しっかりと聞いてあげて、「おもしろいところに気づいたね!」など発想そのものを認めてあげることが大切なのだそう。結果や数字にとらわれずに、ありのままの姿を受け止めてあげるだけで、「根拠のない自信」が育まれて、自己肯定感アップにもつながります。***親の振る舞いや育て方ひとつで、子どもの将来に悪影響があるかも……。そう考え始めると不安でたまらなくなるかもしれません。ですが、「焦らず」「心配しすぎず」「先回りせず」に、のんびりと子どもを見守っていきましょう♪(参考)nobico|親の過干渉が原因? 現代の子どもが「生きづらさ」を抱える背景プレジデントオンライン|「精神科医が見ればすぐにわかる」“毒親”ぶりが表れる診察室での“ある様子”東洋経済オンライン|「親といるとなぜか苦しい、イライラする」の正体東洋経済オンライン|「親との関係」悩み続ける人に知ってほしい解決法STUDY HACKERこどもまなび☆ラボ|「過干渉」育児が招く悲しい結果。“見守るだけでは物足りない”親が危険なワケSTUDY HACKERこどもまなび☆ラボ|「不安先取り型」の親が生む、思春期の子どもの問題STUDY HACKERこどもまなび☆ラボ|心が折れて立ち上がれなくなってしまう、自信家なのに自己肯定感が低い人
2023年12月13日今回は、物語を元にしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!父親が万引きした理由結婚を考えている彼女と同棲している主人公。そして両親へ彼女を紹介することにしました。しかし当日、警察から「お父さんが万引きをして逮捕された」と連絡があったのです。母親にそのことを話しても、なぜか父親を迎えにいこうとしません。結局、主人公は彼女と2人で警察署へ向かいました。警察署で久しぶりに顔を合わせた父親は、見る影もなくやつれてしまっていて…。話を聞くと、父親は100円のおにぎりを万引きしようとしたとのこと。取り調べを受けたのち、身元引受人の主人公たちと帰宅した父親。やつれた父親出典:エトラちゃんは見た!しっかりした父親がそんな行動に走ったことを、主人公は信じられずにいます。少し落ち着いた様子の父親に「何があったんだよ…」と聞く主人公。父親は万引きせざるを得ない事情を語り出しました。問題さあ、ここで問題です。どうして万引きをせざるを得なくなったでしょう?ヒント父親に会いたがらない母親が関係しているようです。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:エトラちゃんは見た!正解は「母親に家を追い出されお金をとられたから」でした。父親の定年退職後も浪費をやめず、家計を圧迫し続けていた母親。「2人で慎ましく暮らそう」と提案した結果、父親は家を追い出されてしまったのです。父親からすべてを聞いた主人公は驚愕し、母親への反撃を決意したのでした。家を追い出された父親母親の贅沢な暮らしのために家から追い出されてしまった父親。精神的に追い詰められ、犯罪に手を染めてしまいました。しっかりと罪を償ったのち、家族全員で話し合う必要があるかもしれませんね…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2023年12月07日皆さんは、万引きの瞬間を見た経験はありますか?今回は「子どもを盾にしてやりたい放題する親」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:エトラちゃんは見た!泥棒女が万引きしたものスーパーの水汲みコーナーでボトルを盗まれそうになった主人公。ボトルを盗もうとしたのは子どもを連れたママでした。居合わせた子どもたちとその母親のおかげで、ママが盗もうとしたのが判明。さらに泥棒ママは、主人公を泥棒扱いしてきたのでした。このままでは捕まると思った泥棒ママは逃げ出します。泥棒ママは余罪も見抜かれ、店を出た瞬間警備員に捕まりました。彼女を調べると、万引きした商品が山ほど出て、店員もあまりの多さに驚きを隠せません。警察を呼ぼうとすると…出典:YouTubeその後、駆けつけた警察によって泥棒ママは連行されていきます。助けてくれた子どもたちとその母親に感謝を伝える主人公でした。読者の感想子連れだからと許される問題ではないと思います。万引きをしたのに抵抗し続ける泥棒ママに呆れました。(30代/女性)子連れだからこそ、するべきではなかったと思います。子どものお手本になれるような親であってほしいですね。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年12月04日皆さんは家族の行動に驚いた経験はありますか? 今回は「最低な母に反撃した話」を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!『最低な母に反撃した話』彼女と同棲中の主人公。ある日、警察から「父が万引きで捕まったので署まで来てください」と連絡がきます。慌てて警察署に向かうと、そこには変わり果てた姿の父がいました。父は100円のおにぎりを万引きして、捕まったようで…。しっかり者の父出典:エトラちゃんは見た!「あんなにしっかり者だったのに…どうして…!?」と困惑する主人公。帰宅して父に話を聞くと、母とケンカをして家を追い出されたと言いました。母の散財癖を注意したところ「金がないならもう必要ない!」と言われ、財布もスマホも持たないまま閉め出されたようで…。困り果てた父は主人公と連絡をとるため、わざと万引きをしたと言いました。その話を聞いて激怒した主人公は、母と絶縁。父も離婚して、母との関係を断ったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2023年11月30日「毒親」という言葉が世間一般に知られるようになってきましたが、私の父も祖父母も毒親でした。子どものときは本当につらい思いをし、その毒親ぶりは今でも夢に出てきて夜中に飛び起きてしまうほどです。しかし、捉え方を変えれば彼らは立派な反面教師。今回は毒親育児を反面教師にしている私の経験をお伝えします。祖父母からの言葉がけを反面教師に私は物心ついたときには祖父母に育てられており、実の両親の顔を知りませんでした。今でも、なぜ両親がいなかったのかはわかりませんし、知りたくもありません。それでもやさしい祖父母に育てられて、めでたしめでたしといきたいところでしたが、決してそういうわけにはいかなかったのです。 祖父母はとても恩着せがましく、口癖のように「お前は本当は施設行きだったのに」と言ってきたのです。これは今思い出してもつらい言葉です。そのため、私はわが子には毎日のように「生まれてきてくれてありがとう」と伝えるように心がけています。 お風呂は週1、おかずはスーパーの総菜のみ祖父母は戦争時代を生きた人だったためか、今の人と感覚がズレているところがありました。その最たる例がお風呂に毎日入らないことです。どんなに汗をかいても週1回しかお風呂に入れてくれませんでした。 また、祖父母は2人ともごはんを作ることができないからと毎日スーパーの総菜を与えられました。そのため、私にとってのおふくろの味はスーパーの総菜なのです。 これらの経験から、私はどんなに疲れていてもわが子を毎日丁寧に入浴させ、手作りの料理をおなかいっぱい食べさせるように努めています。 父が帰ってきてからは恐怖政治が始まるそれでも、小学生のときにフラッと父が帰ってきてお風呂などの衛生面は改善されました。ところが、この父親もとんでもない人でした。思い通りにならなければ乱暴な言葉で怒鳴って言うことを聞かせようとするのです。その怒り方は本当に常軌を逸していて、とても恐ろしいものでした。 父はたまに家に立ち寄る程度の存在だったのに、怒鳴り散らすためだけに現れることもあって、父がいると気が休まりませんでした。私はこの父の恐怖政治を反面教師に、むやみに大声を出さず、諭すように叱ることを心がけています。 私自身は毒親にはなるまいと努めてきたためか、わが子はのびのびと育っています。昔のつらい思い出を振り切れる日はなかなかこないと思いますが、子育ての反面教師として毒親との思い出を利用すれば、親としての道を踏みはずすことはないだろうとプラスに考えるようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて専門家や専門機関に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/imasaku著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2023年11月27日皆さんは、思わぬトラブルに巻き込まれた経験はありますか?今回は万引きを疑われた主人公の物語と、感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!万引きを疑われた主人公近所で購入したTシャツを着て、別の洋服屋を訪れた主人公。すると、見知らぬ女性にいきなり万引きを疑われます。女性は「主人公は最初違う服を着ていて、その後売り物のTシャツに着替えた」と主張。反論する主人公ですが、ついには店長まで出てきて…。店長は「ふむ…」と少し考えてから「確かにそれはうちの商品ですね」と衝撃の一言を放ちます。「裏で詳しい話を聞かせてほしい」と言う店長に、主人公は慌てて…。そんなはずはない!出典:エトラちゃんは見た!肯定する女性に、大慌てで否定する主人公。結局、主人公の主張が通ることはなく…。店長と女性と3人で話をすることになったのでした。読者の感想店長の一言は衝撃的ですね…。無事に主人公の疑いが晴れるといいなと思います。(30代/女性)女性だけでなく店長まで主人公の主張を聞いてくれないとは…。一刻も早く疑いが晴れることを願うばかりです。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年11月21日皆さんは、義家族の言動に困ったことはありますか?今回は「万引きを繰り返す義母の話」とその感想を紹介します。イラスト:モナ・リザの戯言万引きを繰り返す義母主人公の義母は、何度も万引きを繰り返しています。万引きをした店から連絡が入り、義母の引き取りまでさせられる主人公。義母は店長に対して「初めてです」と嘘をつき、警察への通報を免れていました。しかも「名前と住所を書いて」と店長に言われ、主人公の名前と住所を書いていたのです。絶対に許さないそのせいで主人公はご近所さんから「スーパーで万引きしたって噂よ」と陰口をたたかれる始末。迷惑ばかりかける義母を「絶対に許さない!」と主人公は誓います。出典:モナ・リザの戯言そして次に義母が万引きをした店から電話がかかってきたときに…。「義父か夫に引き取りをお願いしてほしい」と伝えたのです。義父と夫に万引きがバレたくない義母は大慌て。その後、義母が最も恐れる展開が待ち受けているのでした。読者の感想どんな理由があったとしても万引きは許されません…。義父や夫など万引きがバレたくない相手に叱られたら、義母も心を入れ替えるかもしれないので主人公の対応は正解だったと思います。(30代/女性)濡れ衣を着せられていた主人公が気の毒だなと思いました…。義母の行動は決して許されないので、二度と同じことを繰り返してほしくないですね。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年11月17日皆さんは家族関係の悩みはありますか? 今回は「お金」にまつわる物語を紹介します!イラスト:エトラちゃんは見た!『最低な母親に反撃した話』ある日、警察から連絡がきて驚愕した主人公。なんと父親が100円のおにぎり1個を万引きして、逮捕されていたのです。慌てて警察署に行くと、そこにはやつれて変わり果てた姿の父親がいました。話を聞いてみると、散財癖のある母親を注意したところケンカになってしまったと言います。「普通の生活をすれば2人で暮らしていける貯金はあるんだから」と説得した父親。すると母親に「1人ならもっといい暮らしができる。金がないならもう必要ない!」と言われ…。ひどい扱いをされて…出典:エトラちゃんは見た!スマホも財布も持たず、家を追い出されてしまった父親。困り果て、主人公と連絡をとるために、わざと万引きをしたようでした。その話を聞いて激怒した主人公は、母親と縁を切ることにします。そして父親も母親と離婚し、関係を断ったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年11月08日3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。大量の宿題を前にやる気をなくすイチくんに、オニハハ。さんは宿題をすることが大学進学の後押しになると力説しますが、宿題を終えられないイチくんは「俺、ダメな大人になるよね……」と今にも泣き出しそう。それが「イチが好きなことは?」と聞くとパッと表情が明るくなり、率先して宿題を再開します。そんなイチくんを見たオニハハ。さんは「頑張っているのに私から注意され、自信をなくしている感じがする」と自分を責めてしまいます。そのことを夫に話すと「宿題に必死なお前のことも心配だ。先生に相談してみたら?」と提案され……。オニハハ。さんは先生にすがるような気持ちで、連絡帳に「宿題、終わりませんでした」と書き込んだのです。オニハハ。さんはいつもは何も書かずに提出している連絡帳のメッセージ覧に「宿題、終わりませんでした」と書き込みます。 そして、イチくんが学校から帰宅すると……。 突然、担任の先生がやって来て… ピンポーン 「お世話になっております。イチくんの担任の佐藤です」 「!?」 先生が突然の来訪、イチくんが忘れた宿題のノートを持ってきてくれたのです。 「せんせー、どしたのー?」 イチくんはうれしそうに顔を出しますが、宿題について聞かれると…… 「い……今、やってるぅ〜」 ばつが悪そうに、奥の部屋に逃げてしまいます。 「すみません。最近、全部できてなくて。あの……」 「連絡帳に書いてくれましたよね。そのことで少しお話もしたくて」 先生がわざわざ忘れ物を届けに来てくれたのは、オニハハ。さんが連絡帳に書いた「宿題、終わりませんでした」という一言を気にしてのことだったのです。 「最近も、イチくんはやりたがりませんか……?」 先生はイチくんのことを責めることなく、穏やかな表情で尋ねます。 「イヤイヤですが……でも、毎日頑張ってやっているんです。けど……」 オニハハ。さんはイチくんが頑張っていることも、母親である自分が必死に試行錯誤していることも伝えます。 「もうイチに任せて、ムリにやらせなくてもいいかなって……。毎日頑張って楽しく学校に行ってくれている。私はそれだけで、イチはすごいなと思うんです……」 静かに耳を傾ける先生に、オニハハ。さんは自分の気持ちを一気に伝えたのでした。 急な訪問には驚きますが、オニハハ。さんが自分の気持ちを伝えられたのも、先生が自宅に来てくれたからですよね。 最近は“先生の忙しさ”が話題になることも多く、相談しづらさを感じている人もいるかもしれません。そんなときはオニハハ。さんのように、連絡帳を活用するのも一つの方法。 ちなみに最近は、連絡帳をデジタル化する動きも進んでいるようです。手書きはどうしても時間がかかるため、連絡帳のデジタル化は保護者の負担軽減にもなりますよね。 その一方、デジタルでは「お互いのやり取りが機械的になり、伝えたいことが伝わらないのでは?」という懸念もあるとか。皆さんは連絡帳のデジタル化、どのように受け止めますか?著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年10月28日3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。大量の宿題を前にやる気をなくすイチくんに、オニハハ。さんは宿題をすることが大学進学の後押しになると力説しますが、宿題を終えられないイチくんは「俺、ダメな大人になるよね……」と今にも泣き出しそう。それが「イチが好きなことは?」と聞くとパッと表情が明るくなり、率先して宿題を再開します。そんなイチくんを見たオニハハ。さんは「自分なりに頑張っているのに注意され、そのたびに萎縮しては自信をなくしている感じがする」と気づきます。そして、イチくんが自信を失ってしまうのは「私のせいなのかも……」と自分を責めてしまうのです。「一生懸命な息子の自信を失わせていたのは、自分なのかもしれない……」 オニハハ。さんは自分のことを責めてしまいます。 私が追い詰めていたとしたら… イチくんのためにも、宿題を終わらせることが親の役目だと信じていたオニハハ。さんですが……。 「イチのためになってた?」 「ただ追い詰めていただけだったら……?」 オニハハ。さんは自分を責める気持ちを止められず、涙ながらに夫に訴えます。 「本人が頑張っているなら、私はもう、終わらなくても何も言いたくないよ……」 「そうだな……。俺もお前のメンタルのほうが心配だよ……」 夫は顔を覆いながら話すオニハハ。さんを気遣います。 「イチだけ宿題を少なくするのはムリだろうから、先生に相談してみたら?」 オニハハ。さんと夫が話している間も、イチくんは宿題と格闘中です。 「終わらない……絶対ムリ……眠い……」 「……今日はもう寝よう」 「イチは十分、頑張った」と自分に言い聞かせるオニハハ。さんの頭に、夫が口にした“先生に相談”というフレーズがよぎります。 「忙しい中、時間を取ってもらうのは難しいよね……」 先生に相談したい気持ちを抑えながら、オニハハ。さんは連絡帳に向かいます。 そして、いつもは何も書かずに提出しているメッセージ覧に「宿題、終わりませんでした」とだけ記入……。 無意識ではあったものの、オニハハ。さんはその一言に、先生へのSOSを託したのでした。 夫にメンタルを心配されるほど、自分を責めてしまったオニハハ。さん。先生にすがるような気持ちで連絡帳に向かったのでしょうね。 「宿題はするべきものだから」「これは家庭の問題だから」と抱え込み続けてしまっては、本当に心の調子を崩してしまいかねません。 とはいえ、なかなか相談しづらい場合もありますよね。そんなときのため、厚生労働省では子育て相談の窓口となるLINEアカウント「親子のための相談LINE」を開設しています。すぐに利用するわけではなくても、何か困ったときのお守りとして覚えておくと安心です。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年10月27日米フロリダ州ペンブローク・パインズのゲームショップで、「ポケモンカード」を万引きしようとした男が店員に撃たれて死亡した。地元警察が発表した。17日の午後8時頃、ゲームショップ「Game Stop」にいた客が『ポケモンカードゲーム スカーレット』『同 バイオレット』のパック500ドル相当を手にし、未会計のまま店の出口へと走り出した。店員のデリック・ゲレロ被告(33)が叫びながら腰のベルトに差していた銃を向けると、万引き犯はカードを床に捨てて逃走。ゲレロ被告は発砲し、銃弾は万引き犯の胴体に命中した。万引き犯は病院に搬送されたが、およそ3時間後に死亡が確認された。True Crime Dailyによると、9月に同じ店で強盗事件が起こったことをきっかけにゲレロ被告は銃を購入し、護身のために携帯していたという。死亡したのは21歳のチャドリック・コーツさん。フロリダ・メモリアル大学に在籍する大学生で、祖母は「良い子でした」とNew York Postに語った。ゲレロ被告は故殺罪で逮捕、起訴されたが、保釈金25,000ドルで現在は帰宅している。事件の起こった店舗は19日に閉店したという。ポケモンカードは世界的な人気のため品薄状態が続いている。転売価格は高騰しており、盗難や詐欺が後を絶たない。
2023年10月26日3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。学年が上がるにつれ、宿題は増える一方。3年生になったイチくんは、宿題を終わらせないまま登校します。それでも先生には叱られず、味を占めていたイチくんでしたが、ついに学校から電話が……。オニハハ。さんはイチくんを奮起させるべく、宿題をすることが大学進学の後押しになると力説しますが、当のオニハハ。さん夫婦は高卒。説得もむなしく、イチくんは「お父さんもお母さんも幸せそうだもん!」と笑顔を見せるのです。「お父さんお母さん、勉強しなくても、結婚して子どもがいて仕事もして、今幸せそうだもん!」「俺もそんな家族になりたいから同じが良い」——。 その言葉はうれしいものの、宿題への意欲にはつながらない。どうしたらイチくんをやる気にさせられるのか、オニハハ。さんは頭を抱えてしまいます。 やらなきゃって、わかっているのに… 「俺……ちゃんと宿題もできないで、ダメな大人になるよね……ごめんなさい……」 頭を抱えるオニハハ。さんを見て、イチくんは今にも泣き出しそうな顔で謝ります。 「ダメな大人になるワケないでしょ。イチがすごくやさしいの、お母さん、知ってるよ」 「イチは毎日頑張ってる。すごいんだよ。それにほら!! 宿題も半分は終わってる」 「でも俺、得意なこと何もないし、仕事もできないかも……」 「イチの好きなことは?」 「ゲーム。工作も好き」 「じゃあ、何か作ったりする仕事をすればいいんだよ〜」 すると、泣きそうなほどに曇っていたイチくんの表情がパッと明るくなり、さらには率先して宿題を再開したのです。 「イチは宿題をやらないんじゃなくて、できないのかもしれない」 「は?」 自分の好きなことの話になった途端、表情が明るくなったイチくん。オニハハ。さんは、宿題に必死に向き合ってきた息子の姿を思い返しながら、夫に語りかけます。 「宿題が進まない自分を責めている感じ……。やる気の問題だと思っていたけど、違うのかも」 「本人は一生懸命なんだけど、うまく進めない……みたいな……」 「じゃあ結局、終わらないのも仕方ないってことじゃん」 「ん〜……ただ……」 自分なりに頑張っているのに注意され、そのたびに萎縮しては自信もやる気も失ってしまう。そのことに気づいたオニハハ。さんは…… 「私のせいなのかも……」 イチくんの懸命さを改めて感じ、自分を責めてしまうのでした。 つらそうな子どもの姿を見て、自分のことを責めてしまう……。お子さんの年齢にかかわらず、そうした経験のあるママやパパは少なくないのでないでしょうか?子どもへの愛情があるからこそ、自分を責めてしまうのかもしれません。しかし、自己否定を繰り返すと苦しくなるばかり。心の健康を保つためにも、自分自身へのやさしさや思いやりを忘れずにいてくださいね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年10月26日3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。学年が上がるにつれ、宿題は増える一方。3年生になったイチくんは、宿題を終わらせないまま登校します。それでも先生に叱れることはなく、味を占めたイチくんは無敵状態に。しかし、ついに先生から自宅へ電話がかかってきてしまいます。無理にでも宿題をやらせるべきか否か、オニハハ。さんは悩みますが、夫は「宿題やった覚えねぇし」と言うのです。「でも俺、子どものころに宿題やった覚えねぇし」——。 夫の意外な一言に目からウロコのオニハハさん。は、「宿題をやる意味」について考え始めます。 必死に説明してみたけれど… 「ちゃんと説明できる自信ないな……」 オニハハ。さんは「宿題をする理由」について検索。大量の宿題を前にやる気をなくしそうなイチくん本人にも、同じ質問をします。 「勉強しないとバカになるからでしょ。俺、バカだもん」 「イチはバカじゃないよー!! テストだって、いい点取れてるし!」 オニハハ。さんは沈んだ表情を浮かべるイチくんを目いっぱい励ましながら、宿題をする理由を伝えます。 しかし、イチくんの表情は曇ったまま……。 「わかった、頑張る!!」 オニハハ。さんの必死さに根負けしたのか、一度は机に向かったイチくん。しかし、やる気も長くは続かず、数分後には力尽きてしまいます。 イチくんを奮起させるべく、宿題をする理由について、オニハハ。さんは自身の後悔やイチくんの未来も交えながら説明しますが…… 「お母さんは大学行ったの? じゃあ、俺も行かない」 大学に進学していないオニハハ。さんは、完全なる図星。 それでも宿題をすることの先にあるメリットを語り続けますが…… 「勉強していなくても、お父さんもお母さんも、今、幸せそうだもん!」 オニハハ。さんの頑張りもむなしく、イチくんは満面の笑み。説得するどころか、むしろ複雑な気持ちになってしまうのでした。 宿題をする理由、大人でも戸惑ってしまう質問ですよね。 子どもに宿題をさせることは、大人にとっても大きな苦労。すると、ついつい隣の芝が青く見えそうなものですが、宿題があるのは他国も同様の様子。国際的な学力調査団体によれば、調査に参加した60以上の国と地域のすべてに宿題が課されていたとか。 宿題に取り組ませることへの親の悩みは、もしかすると万国共通なのかもしれません。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年10月25日3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。イチくんの宿題を見るため、オニハハ。さんはフルタイムの会社勤務から在宅仕事へシフト。それでも宿題との格闘に終わりは見えず、イチくんはついに宿題を終わらせられないまま登校します。不安を抱えながらイチくんの帰宅を持つオニハハ。さんでしたが、イチくんは「怒られなかった」と笑顔。それに味を占め、無敵状態になってしまったのです。宿題を終わらせずに登校しても、怒られなかったことに味を占めたイチくん。 以来、宿題を隠したり、終わったとウソをついたり、無敵の状態です。 ついに担任の先生から電話が… 「先週のイチくん、宿題忘れが多かったのですが……」 イチくんの無敵状態が長く続くはずもなく、担任の先生から電話がかかってきてしまいます。 しかし、必死に弁解するオニハハ。さんに、先生はむしろ感謝を伝え、「お母さんが寄り添ってくれるなら安心です」と言うのです。 「もし終わらなくても、学校で先生と一緒にやりますから」 「えっ……いえ、お忙しい中、そんな……。家でやります」 忙しい先生には頼れない。でも、3年生の今つまずいたら、4年生になってから困る——。 先生がくれた言葉に一瞬、安堵するオニハハ。さんでしたが、それ以上に焦燥感が募ります。 「ただ、出された宿題をやる。これがこんなに難しいことだなんて……」 オニハハ。さんは試行錯誤の毎日を振り返ると同時に、イチくんにきつい言葉をかけたことを悔やみます。 「でも、宿題はやらないと……イチが困らないように、イチのために……」 イチくんに無理をさせたくない気持ちと、イチくんが困らないために宿題をさせたい気持ち。悶々と考えていると、そこに仕事を終えた夫が帰宅します。 「励ましても褒めてもダメで、結局は怒っちゃって、泣きながら終えました……」 今日の宿題について聞く夫に対し、オニハハ。さんはヘトヘトの表情で答えます。夫は「お疲れ」と労いますが、オニハハ。さんは言葉が止まりません。 「毎日学校に行って、授業も頑張って、それだけで本当にすごいことなのに。笑顔で帰ってきてくれるだけで十分なのに。なんで毎日、宿題で怒って……」 「俺が言えば泣く泣くやるけど、帰りが遅いから寝るまでに終わらないしな」 悩みに悩むオニハハ。さんとは裏腹に、夫は至って冷静です。そして…… 「でも俺、子どものころに宿題やった覚えねぇし」 「え……」 宿題をするのは当たり前だと思っていたオニハハ。さん。夫の思いもよらぬ一言を聞き、「宿題をする理由」について考えるのでした。 夫の意外な一言から、考える機会を得たオニハハ。さん。宿題をするのが当然だった人も、そうでなかった人も、確かに十人十色なのかもしれません。 ワンオペの育児をしていると、育児に関する考え方も一方向になりがちですよね。悩んだときこそ、まずは誰かに相談! 夫はもちろん、自分ではない誰かの一言が、何かのヒントになるのかもしれません。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年10月24日3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。フルタイムの会社勤めをしながら家事に育児、さらには宿題も見ていたオニハハ。さんですが、イチくんが小学2年生になると、宿題の量がドンと増加。ついには退職を決意し、イチくんの宿題を見ることに決めたのです。これで宿題を見てあげられる——。 会社勤めをやめたオニハハ。さんは、在宅仕事をしながら家事と育児に専念。イチくんの宿題も、その日のうちに終わらせられる日々が続いていました。それなのに……。 ひとりで頑張ることを提案したけど… 「お母さん、今日の宿題なに? ねぇ、お母さん、お母さん」 小学3年生になったイチくんは、何でもかんでもお母さんを頼るようになっていたのです。 「そろそろイチひとりでも、宿題やってみようよ」 見かねたオニハハ。さんは、イチくんに提案します。 それでもお母さんを呼ぶ声はやまず、下の子たちが保育園から帰宅すると、さらに注意散漫に。一緒に遊んでしまい、宿題どころではありません。 「イチッ!!」 2時間、3時間経っても宿題は終わらず、オニハハ。さんは頭を抱えます。 「僕も宿題やりたいんだよ。でも、楽しいものがあると気になっちゃうの」 「じゃぁ、布団しかない寝室でやりなよ」 最初は抵抗するも、イチくんはしぶしぶと寝室に向かいます。 オニハハ。さんが寝室を覗くと、イチくんはすやすやと居眠り。 しかし、仕方なく宿題に付き添うと、ゆっくり時間はかかるものの、イチくんはきちんと集中できるのです。 しかし、宿題は大量です。1つ終わっても先は長く、オニハハ。さんは自身の子ども時代を振り返ります。 「私が自主的に宿題をやっていたのは、こんなに量がなかったからかも……」 困り顔のイチくんを見ていると胸が痛み、「宿題、やらなくていいよ」の一言がこみ上げます。 「イチ、もう寝よう。仕方ないよ」 翌日、宿題を終わらせられないまま、登校したイチくん。オニハハ。さんは学校から帰宅したイチくんを不安の表情で迎えますが……。 「ぜんぜん怒られなかった。宿題やらなくても大丈夫じゃーん」 これに味を占めたのか、その後のイチくんは宿題を隠したり、終わったとウソをついたり。無敵状態になってしまったのでした。 なかなか宿題が終わらない。子どもはもちろん、親もぐったりしますよね。 宿題量の多さも一因なのか、昨今、長期休みのたびに話題になるのが「宿題代行サービス」。賛否のある宿題代行ですが、気になる文科省の見解はNG。インターネット上でやり取りされる宿題代行の売買に対し、禁止を要請しています。 最近ではIT技術の進歩により、AIを活用した宿題の進め方もあるとか……。しかし、そこにはコピペの問題も関わるため、教育機関も頭を悩ませているようです。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年10月23日3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。オニハハ。さんの長男・イチくんは、晴れて小学校に入学。 喜びもつかの間、オニハハ。さんは、自分が子どものころよりも何倍も多い宿題量に驚きます。 大人の私が宿題嫌いに…!? フルタイムの会社勤めをしていたオニハハ。さん。 保育園に通っていたころは何とかなっていたものの、小学1年生のイチくんは気が散りやすく、ママがつきっきりでないと宿題が進みません。 けれど、下の子2人はかまってほしがるし、夕食の準備だってあります。 「一緒じゃなきゃわからないよ〜。ここは!? どうやるの!?」 「ちょっと待って……」 少しでも目を離すと、居眠りを始めてしまうイチくん。どうにか付き添っても、宿題はまだまだ終わりが見えません。 オニハハ。さんは、ついに心の中でつぶやきます。 「ああ……宿題、嫌だなぁ……」 下校から帰宅までの時間を過ごす学童にも宿題の時間はあるものの、あくまでも自由。それでも、どうにかこうにか、宿題を終えることができていました。 しかし、イチくんが小学2年生になると、宿題の量がまたドンと増加——。 下の子の相手をしながら家事をして、さらに宿題を教えるのは明らかに困難。ついつい、イライラが募ります。 「お母さん、忙しいんだから! ちょっとは自分で考えてよっ」 「わあああああ! お母さんが怒った〜」 怒鳴るオニハハ。さんに驚いたイチくんは、泣き出してしまいます。 「怒ったって余計にできなくなるだけなのに、宿題もまともに教えてあげられない……」 そのころ、ちょうどマンガ制作の収入が増えていたオニハハ。さんは勤務先の退職を決意。会社勤めをやめ、「これで宿題を見てあげられる」と安堵したのでした。 オニハハ。さんが驚いたように、近年、子どもの宿題量は増加傾向にあるようです。 その一方、子どもや親御さんだけでなく、先生の負担も考慮し、「宿題廃止」に動き出す学校もあるとか。宿題の有無や量は国ではなく、各学校の判断に委ねられているのです。 もしかすると、昔から大量の宿題を出していた学校もあったのかもしれませんね。皆さんの小学生時代の宿題量はどのくらいでしたか? 日々の宿題が多く、負担に感じた記憶はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年10月22日皆さんは、買い物中にトラブルに巻き込まれた経験はありますか?今回は「万引きの濡れ衣を着せられた話」を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!娘と買い物ある日、娘とショッピングモールに買い物に来た主人公。娘が欲しいという本を買って、フードコートで昼食をとっていると…。突然見知らぬ女性が話しかけてきて「上手くやったわね」とよくわからないことを言います。主人公がその場を離れようとすると、突然大声で「この人万引きしてました!」と叫ぶ女性。「そんなの言いがかり…!」と抵抗する主人公ですが…。連れていかれてしまう出典:エトラちゃんは見た!駆けつけた警備員によって事務所に連れていかれてしまった主人公。しかし警備員が主人公の荷物を確認するも、盗んだ商品は出てきませんでした。そこで主人公は自分の身分証を取り出し、警備員に見せます。そして、さっきの女性を連れてきてもらうようお願いしたのです。実は主人公の職業は警察官でした。最近、近辺で悪質な万引きが多発していることを聞いていた主人公。女性の行動を怪しんで荷物を調べると、なんとたくさんの盗品が出てきたのです。その後、女性は現行犯逮捕となったのでした。あらぬ疑いを…突然あらぬ疑いをかけられてしまった主人公。しかし自身の身分証を掲示したことで、状況が逆転したエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年10月01日皆さんは職場でトラブルに遭遇したことはありますか?今回は「コンビニで万引きを目撃した話」を紹介します。イラスト:進撃のミカ万引き犯を捕まえた主人公のバイト先は不良が集まる治安の悪いコンビニです。ある日、金髪の男性の万引きを見つけ「すみませんがお客様!」と引き止めようとした主人公。すると男性が自転車で逃走しようとしたため、応援団の経験がある主人公はありったけの大声を出すと…。男性は驚いて電柱に激突!そこに警察やコンビニの店長がやってきて、男性の親を呼び出すことになったのですが…。なぜか強気の発言出典:進撃のミカ捕まった男性は強気の発言で、主人公に対して威張っていました。その後、男性の父親が現れたのですが…。男性は父親に土下座をさせられたのです。予想外にも、父親に叱られた男性は呆然。そして豪快な父親にその場にいた主人公たちは圧倒されたのでした…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年09月24日みなさんは、子どものために「貯金」をしてあげていますか?今回は「子どものための貯金をしている?」に関する、皆さんのアンケート結果を紹介します。子どものための貯金をしている?していない?【調査期間】2023年9月5日〜2023年9月19日【調査方法】Grapps編集部によるインターネット調査(アンケート調査)【調査人数】男女計50名※Grapps編集部にて50名男女に調査「している」の皆さんの意見一人っ子なので毎月3万円貯金して結婚するときに渡そうと思っています。(40代/男性)祖父母などから貰ったお年玉や幼稚園や小学校入学のお祝い金のみ貯金しています。金額にして7歳の子で30万円ほどだと思います。まだ小さいのでそれほど大きな金額が必要になることは無いですし、高校や大学費用は将来的には家計の貯蓄から捻出すれば良いと考えています。(35歳/男性)長女には月1万円ずつ貯めており、年で「12万円」ほど。長男には月9000円ずつ貯めており、年で「10万8000円」ほど。子供たちの将来のために少しでも役に立てばと思い、貯金をしています。(30代/男性)「していない」の皆さんの意見今のタイミングでは不要だと考えているため。(40代/女性)今は出費が多く貯金できないので、貯金できる余裕が出来たらしてあげたい。(50代/女性)家庭それぞれのスタイル貯金をしている人の声で「子どもたちの将来のために少しでも役に立てば」という想いが込められていました。していない人のなかにも、状況やタイミング次第でしてあげるといった声も多くあげられました。家庭それぞれのスタイルで、子どもの将来について考えていきましょう。※こちらは実際に募集した50名のアンケート結果をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年09月24日皆さんは咄嗟の出来事に大声を出したことはありますか? 今回は「コンビニで万引きを目撃した話」を紹介します。イラスト:進撃のミカ万引き犯を目撃大学生の主人公はコンビニでアルバイトをしています。アルバイト先のコンビニは治安があまりよくなく、万引きされ放題のコンビニになってしまっていました。ある日、入店してきた不良を見ていると商品をポケットの中に隠す様子を目にします。主人公が声をかけると、不良はお店の外へと走り出し自転車に乗って逃げようとしました。そこで主人公が大声を張り上げると…。驚いて衝突出典:進撃のミカその声に驚いた不良はハンドルを切り損ねガードレールに突っ込み、電柱に激突。不良は鼻血を出して怪我をするのでした。その後、警察がやってきて親が呼び出される事態に発展。不良は「こんな目に遭わせやがって」と喚いていましたが…。不良は到着した親からビンタを受けます。さらに頭を鷲掴みにされ謝罪をさせられるのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年09月21日