俳優・山崎賢人と広瀬アリスが映画『氷菓』(2017年公開)でW主演をつとめることが22日、わかった。同作は小説家・米澤穂信のデビュー作を実写化。シリーズ累計は205万部を突破し、コミックス、アニメなどのメディアミックス化も行われている。"省エネ主義"の高校一年生・折木奉太郎(山崎)が、姉の命令で入部した古典部で出会った美少女・千反田える(広瀬)と学園の謎を解き明かしていく。山崎は「とても素敵な作品なので参加できて嬉しいです」と喜びを表した。「無駄なことが嫌いな省エネ主義者」という設定に、山崎は「感情や動きに無駄が無いように気をつけました」と役作りを語った。また、広瀬は「アニメや漫画で有名な作品で聞いたことはありました」と、オファー時の印象を語る。改めて原作に触れた広瀬は「簡単な謎解きではなくもっと複雑で読む手が止まらなかったです」と楽しんだ様子を見せつつ「クランクインする前に何度も何度もリハを重ねて、監督とも、"千反田える"という女の子について話し合いました」と、綿密な役作りについて明かした。作中の舞台となり、ファンからは"聖地"と呼ばれている飛騨高山でも撮影を行った。広瀬は「実際に描かれている場所だからこそ出せる雰囲気もしっかりとありました」と振り返った。原作の米澤は、完成した作品について「若い頃に書いたものですから、台詞のひとつひとつに照れてしまい、ややいたたまれない気にもなりました」と率直に心情を吐露した。さらに「本題たる三十三年前の謎に入ると演出の一層の冴えに引き込まれ、我知らず見入って、『氷菓』とはなるほどこういう話であったかと深く感じ入りました」と称賛をおくった。原作を読んだときから実写化を考えていたというKADOKAWA 小林剛プロデューサーは「"集団に押しつぶされる個"という、まさしく現代の日本社会にこそ突きつけたいテーマが内包されている」とコメント。「脚本段階から米澤さんとのやりとりを繰り返した」と、原作を大事にした作品作りの経緯を明かした。(C)2017「氷菓」製作委員会
2016年11月22日2013年に公開された桜庭ななみ主演映画から始まった「人狼ゲーム」の実写化。この度、新たに主演に古畑星夏を迎え、『人狼ゲーム ラヴァーズ』として来年1月28日(土)より公開されることが決定した。「皆さんにはこれから人狼ゲームをプレイして頂きます。この中には2人の人狼役がまぎれこんでいます。それ以外は村人役。毎日二十時に、住人は自分が人狼だと思う相手に投票してください。最も多くの票を集めた住人が死亡します。人狼は零時から二時までの間に部屋を出て、村人の中から一人を選んで殺害してください」――。今回の参加者は、全員が過去にも同じような殺戮ゲームを勝ち上がった経験者らしい。高野蘭子も同じ。家族を借金から救うために、もう一度このゲームに勝たないといけない。新しく追加された「キューピッド」と「恋人」のルールで混迷する状況の中、「人狼」に加えて「恋人」の役職を得た蘭子は、見え隠れするゲーム運営側の気配を感じつつ完全勝利を目指す――。原作小説&コミカライズが、シリーズ累計70万部突破、アプリゲームもスマッシュヒットとなっている「人狼ゲーム」。実写映画化も桜庭さん主演『人狼ゲーム』(2013年)、土屋太鳳主演『人狼ゲーム ビーストサイド』(2014年)、高月彩良主演 『人狼ゲーム クレイジーフォックス』(2015年)、小島梨里杏主演『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(2016年)と公開されれきた。そして今回は、これに続く第5弾『人狼ゲーム ラヴァーズ』が公開となる。メガホンを取るのは『人狼ゲーム』シリーズ第3・4弾に続き、鬼才・園子温作品の助監督として活躍する綾部真弥監督。監督は「蘭子を取り巻く人間関係は、シリーズの中でも特に濃密な関係を強いられる。ゲームとしての高度な駆け引きや、捨てきれない感情のうねりが、勝つこと、イコール生きることとして蘭子に迫る」と本作についてコメントを寄せている。そして、今回本作で主人公・高野蘭子を演じるのは、雑誌「Seventeen」専属モデルで女優としても活動する古畑さん。近年『近キョリ恋愛』や「時をかける少女」など話題作に出演し、さらに、実写化プロジェクトとしてドラマと映画が放送&公開予定の「咲-Saki-」や『一週間フレンズ。』にも出演が決定しており、これからの活躍が期待されている人物。今回映画初主演となる古畑さんは、「ものすごく嬉しかったです!不安…というよりも楽しみのほうがはるかに上でした!」と頼もしいコメント。また今回演じる蘭子については「外からみたらとても強い女の子ですが、実は人一倍辛い現実を背負っている子」と説明し、ストーリーについては「みなさんが思っている人狼ゲームは、ゲームに勝って生き残る非現実的な世界だと思っている方が大半だと思いますが、この『人狼ゲーム ラヴァーズ』は、登場人物それぞれが家族、恋人、愛など、様々な事情を抱えていて、リアル世界での問題がぎゅっと濃縮されている作品です」と話した。さらに、共演には「海賊戦隊ゴーカイジャー」や『ライチ☆光クラブ』の池田純矢、来年秋公開予定の『トリガール!』の出演も控える佐生雪、「ZIP!」で流行ニュースBOOMERS担当の平田雄也、モデルで女優の溝口恵、お笑いコンビ「まえだまえだ」の前田航基、「烈車戦隊トッキュウジャー」の森高愛ら、それぞれの分野で抜群の存在感を示す若手俳優たちが集結。今回の映画について、「バイオレンス描写や、映画的に派手な画作りもとても見応えがありますが、本質は若い役者の、いまこの瞬間でしか現れないだろう圧倒的熱量の芝居部分が見どころ」(池田さん)、「見どころは、まさにタイトルの『ラヴァーズ』にあると思います。様々なラヴァーズが作品内を包んでいます」(平田さん)、「見どころは大袈裟ではなく、みんなが魂を削って作り上げた空気が詰まった、濃密な時間が流れているところ」(前田さん)とそれぞれ語る。いま、最もフレッシュなキャストが集結した“極限のデスゲーム・ムービー”。ハードな役どころに挑戦する古畑さんの演技に注目だ。『人狼ゲーム ラヴァーズ』は2017年1月28日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月19日映画『破裏拳ポリマー』が、2017年5月13日(土)に新宿バルト9ほか全国の劇場で公開される。原作は、1974年に放送されたSFアクションヒーローアニメ「破裏拳ポリマー」。「ガッチャマン」「キャシャーン」「タイムボカン」シリーズなどタツノコプロが生み出した数多くの人気キャラクターのなかでも、カンフーなど格闘技の要素を大胆に取り入れた肉弾アクションが話題を呼び、独特な存在感から異端のヒーローとして熱狂的なファンを有する作品だ。破裏拳ポリマーのあらずじ過激化する組織犯罪に対抗するため、警視庁と防衛省は極秘裏に提携し、重火器の無効化という防御能力と、単体で軍をも破壊できる絶大な攻撃力・機動力を持つ特殊装甲スーツ「ポリマースーツ」を開発していた。しかし、身につけたものが最強の力を手にいれられることに危険性を感じた当時の警視総監は、開発を中止。ポリマースーツは日の目を見ないはずだった…。月日が経ち、新たに就任した警視総監の指示により警視庁は、ポリマースーツの開発を再開。しかし、テスト版ポリマースーツのうち、3体が盗まれてしまい、犯罪に使われ出してしまう。ポリマースーツを取り戻すため残されたのは、オリジナル版「ポリマースーツ」1体。しかし、このポリマースーツを起動させるためには、ある男の「声」でダイアローグコードを発する必要があった。その男とは、破裏拳流奥義を身につけ海外を転々とわたり歩く「鎧武士」ただ一人である…。主人公・鎧武士を演じるのは溝端淳平元ストリートファイターにして、探偵、そして奥義“破裏拳(はりけん)”を操る拳法の達人という主人公・鎧武士(よろい たけし)を演じるのは、溝端淳平。本作主演のために4ヶ月前からトレーニングを重ね、自身初となるアクションに挑戦する。共演は、謎の美女・稗田玲役に原幹恵、鎧武士と共に事件解決を目指す警視庁の刑事・来間譲一役に山田裕貴、武士の助手・南波テル役に柳ゆり菜らが名を連ねる。グッドモーニングアメリカ「悲しみ無き世界へ」が主題歌主題歌はグッドモーニングアメリカの新曲「悲しみ無き世界へ」(配信リリースは2017年4月21日)。実際に映画を見て曲を制作したそうで、破裏拳ポリマーの良さである昭和的な雰囲気、そしてアクションシーンなども考慮。コミカルかつ、未来への希望を表現した。そして、少年たちの心を燃えさせた原作アニメの設定を活かしながらアクションワールドを炸裂させるのは、「仮面ライダーW」「仮面ライダーフォーゼ」などの人気作品を手掛ける坂本浩一監督。アクション監督としての経験も持つ坂本監督自ら、破裏拳ポリマーの必殺技である奥義“破裏拳”をリアルな拳法として再現させているのも見所だ。作品情報映画『破裏拳ポリマー』公開時期:2017年5月13日(土) 新宿バルト9ほか全国ロードショーキャスト」溝端淳平、山田裕貴、原幹恵、柳ゆり菜原作:タツノコプロ監督:坂本浩一脚本:大西信介©2017「破裏拳ポリマー」製作委員会©タツノコプロ
2016年11月18日誕生から30年を迎える人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部“ダイヤモンドは砕けない”を実写化する『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』。この度、本作の超特報映像が解禁された。東宝株式会社とワーナー ブラザース ジャパン合同会社が初めて共同製作・配給する今回のビッグプロジェクト。原作「ジョジョの奇妙な冒険」は、シリーズ117巻で累計売上9,000万部を記録し、文化庁が主催する日本のメディア芸術100選マンガ部門では第2位にランキング。また、ルーブル美術館で作品が展示され、グッチとのコラボレーションが話題になるなど、海外でも高く評価されている。さらには、“人生のバイブル”に選ぶ著名なクリエイターや起業家が後を絶たないことから、作者の荒木飛呂彦が「日経ビジネス」の“次代を創る100人”にマンガ家として唯一選出されるなど、多方面で注目されている。キャストには、主人公・東方仗助役に山崎賢人、仗助の同級生・広瀬康一役を神木隆之介、同じく同級生の山岸由花子役を小松菜奈、仗助と対立する虹村形兆役を岡田将生、形兆の弟・虹村億泰役を真剣佑。そのほか、観月ありさ、國村隼、山田孝之、伊勢谷友介と、最旬の若手俳優だけでなく、ベテラン俳優陣ら豪華俳優陣が集結している。そして今回解禁された映像では、業界史上初となる東宝株式会社とワーナー ブラザース ジャパン合同会社のロゴが並び、先立って行われた会見の様子が映し出される。映像からは、邦画界や洋画界を牽引してきた2社の、新たな挑戦への決意をひしひしと感じることが出来るはず。現在スペイン・シッチェスでの撮影も佳境に入った三池崇史監督は、「日本だけでなく、世界中から“杜王町”を探すことから始めた。スペインのバルセロナから1時間程離れたところにシッチェスという町がある。イメージに近い場所を見つけた」と語り、「デジタル技術も進んでいるので、基本的にはキャラクターや衣装の作り込み、背景なども原作を踏襲した表現をしようと思っています」と意気込み。これから控える日本での撮影にさらなる期待が高まるようだ。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は2017年夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年11月18日俳優・山崎賢人主演で実写化される映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017年夏公開)の特報が18日、公開された。東宝とワーナー ブラザース ジャパン(以下ワーナー)の合同会社による初の共同製作・配給となる本作。今回公開された映像の冒頭では、東宝に続いてワーナーのロゴが映し出され、先日行われた会見の模様と共に、「驚愕」「未知の領域へ」「実写映像化決定」のコピーが躍る。肝心の実写映像が収められていないのは、現在も撮影真っ只中であるため。スペインロケをほぼ終え、これから日本での撮影に入るという。メガホンを取る三池崇史監督は「日本だけでなく、世界中から"杜王町"を探すことから始めた。スペインのバルセロナから1時間程離れたところにシッチェスという町がある。イメージに近い場所を見つけた」「デジタル技術も進んでいるので、基本的にはキャラクターや衣装の作り込み、背景なども原作を踏襲した表現をしようと思っています」とコメントを寄せている。今回実写化されるのはPart4(第4部)「ダイヤモンドは砕けない」。山崎賢人演じる主人公・東方仗助が杜王町に潜むスタンド使いと戦いを繰り広げる。山崎のほか、広瀬康一を神木隆之介、山岸由花子を小松菜奈、虹村形兆を岡田将生、虹村億泰を真剣佑、片桐安十郎を山田孝之、空条承太郎を伊勢谷友介、仗助の祖父・東方良平を國村隼、仗助の母・東方朋子を観月ありさが演じる。(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2016年11月18日俳優・池松壮亮が、テレビ東京系土曜ドラマ24『銀と金』(2017年1月スタート 毎週土曜24:20~24:50)に主演することが17日、わかった。同作は『カイジ』『アカギ』などのギャンブル漫画でカリスマ的人気を誇る漫画家・福本伸行の同名コミックを実写化。福本ファンの間では最高傑作と謳われており、一文無しの主人公・森田鉄雄(池松)が大物フィクサー・平井銀二に出会い、「銀を超える金と呼ばれる人間になりたい」と裏社会に足を踏み入れていく。連続ドラマ初主演となる池松は「原作のもつパワーに圧倒され、この度、連続ドラマ初主演という大役を務めさせて頂くことになってしまいました」と主演の感想を述べる。「”ちょうど良さ”が主流となってしまったこの時代に逆らって、勝つか負けるか、1ヶ月半このチームで突っ走ってみようと思います」と意気込みを語った。原作者の福本は「『銀と金』は、麻雀漫画以外で、僕が初めて評価を得た漫画です。僕の漫画の中で、『銀と金が、一番好きだ』と言うファンの方によく会います」と、作品への思い入れを示した。「今回、森田鉄雄役を池松壮亮さん。(映画『紙の月』観てました!)また、平井銀二役を、とあるいぶし銀俳優!(僕が是非に…と、推薦しました!)この素晴らしい2人のタッグで、テレビドラマ化!」と未発表の俳優も匂わせつつ、「僕の人生に、またひとつ、僥倖が舞い降りました」とドラマへ期待を寄せた。編成局ドラマ制作部 松本拓プロデューサーも「15年前、この原作に出会った時、高校生だった私は、凄まじい衝撃を受け、夜通しで読破したことをよく覚えています」と、作品への思い入れはたっぷり。「もはや、未だかつてない面白いドラマが出来上がることは確実。テレビ東京の深夜ドラマに、また一つ、革命を起こします」と、力強く宣言した。同作のドラマ化はSNSでも大きく反響を呼び、Twitterでは「ざわ…」「ざわ、、、ざわ、、、」「ざわ…ざわ……」という声にあふれていた。
2016年11月17日トム フォード(Tom Ford)のデザイナーであるトム・フォードが監督を務める映画『ノクターナル・アニマルズ(Nocturnal Animals)』の日本公開が決定。2017年11月3日(金・祝)より、TOHO シネマズ シャンテほか全国の劇場で上映される。デザイナー トム・フォード7年ぶりの新作ファッションデザイナーのトム・フォードが『シングルマン』(2009)以来、7年ぶりに監督を務めた『ノクターナル・アニマルズ』は、1993年に出版されたオースティン・ライトの小説「ノクターナル・アニマルズ」の実写化作品だ。愛と残酷さ、復讐と償いのきわどい境界線を揺れ動く心を描きだした、恋愛ミステリー映画となっている。小説・過去・現在が交差する物語アートギャラリーのオーナーであるスーザン(エイミー・アダムス)は夫とともに経済的には恵まれながらも心は満たされない生活を送っていた。ある週末、20年前に別れた元夫のエドワード(ジェイク・ギレンホール)から小説原稿「夜の獣たち(Noctural animals)」が届く。彼女に捧げられたその小説は、暴力的で衝撃的な内容だった。それを読み進めていくうちに感銘を受けたスーザンは、エドワードと過ごした日々を思い出す。自分が送ろうとしていた生活、エドワードにした仕打ち、現在の心を失う時間…。彼はなぜ小説を送ってきたのか、エドワードの真意にスーザンは迫っていく。ジェイク・ギレンホール×エイミー・アダムススーザン・モロー(エイミー・アダムス)エイミー・アダムス演じるスーザンは、エドワードとニューヨークで再会したころにはアーティストになる夢をあきらめ、美術史を学ぶ学生。エドワードは兄の友達で、恋心を抱いていたものの、それを口にせぬまま時は過ぎた。小説家になる夢を持ち、スーザンを評価してくれるエドワードと再会し、恋に落ちる。裕福な親は結婚に大反対だったが、それを押してエドワードと暮らし始める。小説もいまいちで、豊かではないエドワードとの生活に徐々に違和感を感じ始める。そして、エドワードを切り捨て、現在の夫となったハットンと再婚。映画の主軸となる現代では、スーザンはアートギャラリーのオーナーとして活躍するお金持ち。恵まれた生活ではあるが、夫ハットンには満たされていなかった。元夫エドワードから送られてきた小説を読み進めることで抱く「どうして彼を手放してしまったのだろうか…」という気持ちを抱いていく。過去、エドワードに対して「ひどい仕打ちをした」というが、それは一体どんな出来事だったのか…。エドワード・シェフィールド(ジェイク・ギレンホール)ジェイク・ギレンホールが演じるエドワードは、テキサスでスーザンたち家族の近くに暮らしていた。スーザンと同じく、エドワードも、彼女に惹かれていた。小説家志望とアーティスト志望の男女が故郷を遠く離れたニューヨークで再会。二人はすぐに距離を縮めていった。「彼だけはダメ。脆く、財力もない」と反対するスーザンの母。「エドワードの美点である繊細さをあなたはきっと憎むようになる」と呪文めいた言葉さえ投げかける。その言葉は真実となり、ぱっとしないエドワードへの気持ちは離れていく。「一度愛したら、簡単に手放してはいけない。努力をしていかないと」エドワードの言葉も虚しく、スーザンはある決定的な方法でエドワードを切り捨てるのだった…。離婚後、両者は合わなかったのだが、エドワードの書いた小説がスーザンの元に送られてくる。それが「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」という小説だった。キャスト&トム フォード監督が語る『ノクターナル・アニマルズ』ジェイク・ギレンホール(エドワード役)、そしてエイミー・アダムス(スーザン役)のほか、『キック・アス』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のアーロン・テイラー=ジョンソン、『ソーシャル・ネットワーク』のアーミー・ハマー、そしてマイケル・シャノンといった豪華メンバーが名を連ねる。エイミー・アダムスとジェイク・ギレンホール、そして監督のトム・フォードが『ノクターナル・アニマルズ』のあらすじやテーマについて語った。ジェイク・ギレンホールは作品のテーマについて「この映画は報われない愛について描いている。自分の心に従わないと大きな犠牲を払うということもね」とコメント。また、トム・フォードは「絆と誠実さがこの映画のメッセージ。大事な人がいるなら、手放すべきではないということを伝えたかった。この作品を見た観客に、人生で下した選択や周囲の人の大切さについて考えてもらいたい。人にとって最も大事なものは人間関係だからだ」と語っている。賞レースを席巻2017年1月8日に発表されたゴールデン・グローブ賞では、助演男優賞を受賞。受賞したアーロン・テイラー=ジョンソンは、劇中でエイミー・アダムス演じる主人公が読む小説に登場し、その狂った言動で主人公の心をかき乱していく男を怪演している。『キック・アス』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』などの過去出演作とは一線を画す変幻自在な演技に高い評価が集まった。さらに、第89回アカデミー賞助演男優部門に、マイケル・シャノンがノミネート。劇中でジェイク・ギレンホールが演じる男を手助けする寡黙ながらも熱のある警察官役の演技が評価された。2008年に公開されたレオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット出演の『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』の演技も高く評価され、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされており、本作が2度目のアカデミー賞助演男優賞候補となる。音楽を担当するのは気鋭アベル・コジェニオウスキトム・フォードの監督デビュー作『シングルマン』を手掛けたポーランド出身の気鋭音楽家アベル・コジェニオウスキが引き続き音楽を担当。オーケストラが奏でる甘美で危険が漂う旋律で、観客を濃厚な物語の世界へと誘う。作品詳細『ノクターナル・アニマルズ』公開時期:2017年11月3日(金・祝) TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー脚本・監督:トム・フォード出演:エイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホール、マイケル・シャノン、アーロン・テイラー=ジョンソン、アイラ・フィッシャー、アーミー・ハマー、ローラ・リニー原作:「ノクターナル・アニマルズ」(オースティン・ ライト著)原題:『Nocturnal Animals』■サウンドトラック情報ノクターナル・アニマルズアーティスト:アベル・コジェニオウスキ発売予定日:2017年10月11日(水)品番:RBCP-3215JAN:4545933132153価格:2,400円(税抜)《TRACKLIST》1.WAYWARD SISTER2.EXHIBITION3.RESTLESS4.A SOLITARY WOMAN5.OFF THE ROAD 6.REVENGE7.THE FIELD8.CROSSROADS9.MOTHERS10.CITY LIGHTS11.TABLE FOR TWO12.THE FIELD (ALT. VERSION)13.FAIRY TALE (BONUS TRACK)(c)Universal Pictures
2016年11月17日俳優・菅田将暉が映画『帝一の國』(2017年4月29日公開)に主演することが16日に明かされ、そのキャスト陣に”豪華すぎ”の声が相次いでいる。同作は古屋兎丸による同名コミックを実写化。生徒会長を勤めれば将来の内閣入りが確約されるという日本一の名門校を舞台に、菅田演じる1年生・赤場帝一が生徒会長選に挑む。個性的なエリート男性キャラクターが集まり、2014年には舞台化も話題となった。他キャストも野村周平(東郷菊馬役)、竹内涼真(大鷹弾役)、間宮祥太朗(氷室ローランド役)、志尊淳(榊原光明役)、千葉雄大(森園億人役)と、ドラマや映画で見ない時はないほど旬の俳優たちが集結。SNSでは「豪華すぎて震える」「イケメンしか出ない」「イケメンすぎて逆に不安」と、多くの反響を呼んでいる。「もともと古屋先生の描く世界観が大好き」という菅田は「『これは自分のためにあるんじゃないか」と勝手に思っていました』と告白。原作で有名な、学園祭の開会式で生徒がフンドシ姿で太鼓を打ち鳴らすシーンに触れ、「何よりの楽しみはみんなのフンドシ姿が観られるところ」とアピールした。そして「僕も、本気のフンドシは初めてなので、禊のような気持ちで全身の毛を剃って、撮影に挑みます!」と意気込んだ。野村と間宮は、映画『ライチ☆光クラブ』に続き、古屋原作の映画に出演することになる。野村は「兎丸先生の作品にまたださせていただけるのは誠に光栄です」、間宮は「若き男達が熱き青春の血潮を滾らせる汗臭い物語に興奮を覚えました」とコメント。また、主役の菅田が『仮面ライダーW』出演経験があることに加え、竹内は『仮面ライダードライブ』、志尊は『烈車戦隊トッキュウジャー』、千葉は『天装戦隊ゴセイジャー』と、特撮作品出演経験があることもキャストの特徴。竹内は「僕が演じる大鷹弾は、周りに影響されない立ち位置や、少しピントがズレているところなど自分と共通する部分があり、親近感を覚えています」と役柄について語った。同作にはほか、永野芽郁(白鳥美美子役)、吉田鋼太郎(赤場譲介役)が出演する。
2016年11月17日神木隆之介演じる桐山零のビジュアルが解禁されるや、その原作再現度の高さが話題を呼び、大いに期待が高まっている『3月のライオン』。東京・千駄ヶ谷にある将棋会館での撮影の模様が公開され、大友啓史監督、谷島正之プロデューサーが手応え、キャスティングについて語った。『ハチミツとクローバー』の羽海野チカの人気漫画の実写化で、先日、最新12巻が発売されたばかり。中学生にしてプロ棋士となり“将棋の子”として生きる桐山が、苦悩しながらも周囲の人々との出会いや対局を通じて成長していくさまを描く。この日、取材陣に公開されたのは、将棋会館での対局のシーンで、神木さん演じる桐山、そして、伊藤英明演じる後藤がそれぞれの対戦相手と対局を行なうシーンの撮影が行われた。実際、撮影が行われているのは、普段からプロ棋士たちが対局を繰り広げる広間で、床の間には「平常心是道」という掛軸も!勝負師たちの戦いの場は静寂に包まれており、駒を打つ音が心地よく響き渡る。つい先日、アマチュア初段を授与された神木さんだが、腕前に加えて、駒を持つ手つきや所作は、プロ棋士も驚くほどのものだという。撮影前から、プロ棋士が俳優陣の指導に当たってきたが、撮影の現場にも同様にプロ棋士たちが控えており、棋士役の俳優の動きをチェックし、指導を行っている。その中には、原作ファンにはおなじみ、原作漫画の将棋監修を務め、単行本の軽妙なコラムも人気の先崎学九段の姿も見られた。撮影の合間に取材に応じた大友監督。神木さんとは『るろうに剣心 京都大火編』『伝説の最期編』以来のタッグとなるが、主人公で“神童”“天才”と称され、中学生にしてプロの道に進んだ桐山について「神木くんのキャリアと重なる」と語る。「僕自身『プロフェショナルとはどういうこと?』という部分に興味があるけど、彼は中学前からプロの俳優で、キャリアと出会いを積み重ねて、いい俳優になっている。桐山は自分の意志で決める前に『これしかない』とプロ棋士の道を選択してる。神木くんがどういうモチベーションで俳優の道に進んだかは知りませんが、重なるところがあると思う」とうなずく。大友監督にとって、俳優・神木隆之介は「いい意味で、フィクションの申し子」とのこと。「呼吸をするように演じているし、どこか“祈り”に近いような…演じることで救われてきたんじゃないか?と思う瞬間がありました。そんな彼が、この桐山役をやることで、フィクションの申し子の実の顔がどこかでのぞくんじゃないか?と思っています」と期待を口にする。また、この日、撮影に参加した伊藤さん演じる後藤は、桐山にとって因縁の相手ともいえる存在。大友監督は伊藤さんの起用について「これまで豪快な役が多く、肉体派のイメージがあるかもしれないけど、ドラマなどで見ていて、実は繊細だなと感じる部分があった。後藤も、裏表がいろいろと要求される役柄。勝負師の顔、弱さを隠してる部分など、強弱が必要とされる」と語り、手応えを口にしていた。この2人のほか、島田八九段役の佐々木蔵之介、桐山と深い関わりを持つ川本家の三姉妹の長女・あかり役の倉科カナ、将棋界の“神”宗谷名人役の加瀬亮など、映画完成前から、キャスティングが大きな話題となっている。谷島プロデューサーは「普段、主役をやっている俳優が10人以上もズラリと揃い、いままで演じたことのない役柄に全員が挑戦しています。かつてない贅沢な映画ですよ」とニヤリ。個々のキャスティングについても「原作ファンの声を意識した部分はある」と語り、「原作者の羽海野先生も、もともと、島田八段について、佐々木蔵之介を意識した部分があるということを聞いたことがあり、ファンの声も含め、佐々木蔵之介は外せない!」と当然のキャスティングだったと強調。さらに「あかりに関しても、連載が続いているいま、ファンの要望が多かったし、映画独自の意向とも上手くマッチしたのが倉科カナだった」と。最も難しかったとされるのが宗谷役。加瀬亮の起用は「最後の最後でお会いして決定しました」とキャスティングの経緯について明かした。「宗谷は将棋の神であり、幻であり、彼岸に立つ人であり、(モデルとなっていると言われるのは)羽生(善治/三冠)さんですからね。ファンタジー(※神、亡霊)で行くのか?それともリアルでいくのか?と考えたとき、いざ、実写で映すとなったら、雰囲気やイメージでは弱い。リアリティのある演技力で、キッチリと人間の重さを持って、駒を打てる人がよかった。加瀬さんに会って、大友監督も稲妻に打たれたんだと思います」と。ファンの要望=映画実写化の正解とは限らないが、少なくとも本作に集結した俳優陣が、実力派であることは間違いのない事実。大友監督の下で、どんなドラマを見せてくれるのか? いまだ発表されていない、重要キャラクターのキャスティングも含め、公開まで目が離せない。『3月のライオン』は「前編」2017年3月18日(土)より、「後編」4月22日(土)より全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月17日「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で実写映画化される『鋼の錬金術師』。このほど、公式サイトでのカウントダウンも話題となっていた本作から、待望の初映像が解禁!山田さん演じる主人公エドワード・エルリックに加え、原作ファン待望の弟アルフォンスの姿が明らかになった。幼き日に最愛の母親を亡くしたエドワードとアルフォンスの兄弟。幼い2人は母親を生き返らせるために“錬金術”の最大のタブー、“人体錬成”を行うが、失敗する。その代償としてエドワードは肉体の一部を、アルフォンスは肉体すべてを失い、魂を鎧に定着させた姿になってしまう。やがて、エドワードは国家錬金術師となり“鋼”の二つ名を授かる。兄弟は、失ったすべてを取り戻すため、絶大な力を秘める“賢者の石”を探す旅に出るが…。本作は、日本を代表する伝説的人気コミックを、山田さんをはじめ、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子、本郷奏多、大泉洋といった日本を代表する俳優陣で映画化。錬金術が存在する壮大でファンタジーな世界観は、日本での映像化は不可能といわれ、ハリウッドでの映画化もうわさされていたが、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGを手掛けた映像のスペシャリスト、曽利文彦監督の手により、錬金術を駆使したアクションシーンの完全映像化が実現することになった。8月下旬にクランクアップを迎えた本作は、現在、精密なCG映像を制作中。2000年以降、日本のVFX技術の進歩は目覚ましいものがあり、2002年公開の曽利監督の『ピンポン』が日本映画の新たな可能性を拓き、今年は『シン・ゴジラ』に登場するゴジラ、『デスノート Light up the NEW world』の死神リュークなど、フルCGで制作されたリアルなキャラクターたちが、日本映画界においても、映像化困難といわれた世界観の可能性を広げている。まさに「時は、来た」――そんないまだからこそ、実現したともいえる本作。今回、公式サイトで初解禁された30秒の超特報では、イタリアロケで撮影された、エルリック兄弟の生まれ故郷を思わせる牧歌的な美しい風景や、山田さんが熱演する主人公の“鋼の錬金術師”エドワードに加え、鎧姿のアルフォンスの姿が!本作に登場するアルフォンスは、日本映画では不可能とされていた最先端の技術で、全編フルCGの“リアリティあふれる”姿が表現されるという。さらに、錬金術によって生み出された何かがエドに襲い掛かる映像も収められており、山田さん演じる、熱血で一本気な兄・エドと、優しく穏やかな弟・アルの波乱に満ちた旅の始まりに期待が高まる映像となっている。『鋼の錬金術師』は2017年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月16日漫画「咲-Saki-」が、実写ドラマ・映画化プロジェクトを発表。2016年12月よりMBS・TBSのドラマイズム枠にて全4話と年明け1月放送の特別編を合わせた計5話のTVドラマシリーズの放送がスタート、2017年2月3日(金)に映画版が公開される。2006年から現在までヤングガンガンにて連載中の「咲-Saki-」は、麻雀競技人口が1億人を超える世界を舞台に、女子高生たちが全国大会を目指し麻雀に打ち込むという青春スポ根作品だ。主人公・宮永咲の誕生日である10月27日には、咲役・浜辺美波をはじめ、SUPER☆GiRLSの浅川梨奈、私立恵比寿中学の廣田あいか、古畑星夏、山田杏奈、永尾まりや、モデル・武田玲奈、岡本夏美、ゆるめるモ!のあのなど、全国高校麻雀県大会で対戦する「龍門渕高校・鶴賀学園・風越女子高校」総勢20名のキャストが発表された。また、本作のオープニングテーマには、『清澄高校麻雀部』が歌う「きみにワルツ」が起用されることが決定。楽曲はアニメ主題歌を数多く担当するみみめめMIMIが書き下ろしたもので、咲・和・優希・久・まこの5名がドラマ・映画限定のスペシャルユニット『清澄高校麻雀部』として、フレッシュで瑞々しい歌声で作品を盛り上げる。なお12月10日(土)からは、映画版の前売り券が発売開始となる。「清澄高校・龍門渕高校・風越女子高校・鶴賀学園」全国高校麻雀県大会対戦校4校それぞれのビジュアルから作られた4種類のムビチケには、第1弾特典として、全21種類のブロマイドからムビチケカード1枚購入ごとにランダム2枚組がプレゼントされる特典が付属。そして年明けの1月7日(土)からは第2弾特典として、クリアファイルがプレゼントされる。【概要】「咲-Saki-」実写ドラマ・映画化プロジェクトキャスト:浜辺美波(宮永 咲)、浅川梨奈(原村 和)、廣田あいか(片岡優希)、古畑星夏(竹井 久)、山田杏奈(染谷まこ)原作:小林 立(掲載「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊)監督:小沼雄一脚本:森ハヤシ音楽:T$UYO$HI(The BONEZ)オープニングテーマ:「きみにワルツ」清澄高校麻雀部(Astro Voice)/エンディングテーマ:「ハローグッバイ」フレデリック(A-Sketch)©小林 立/SQUARE ENIX・「咲」プロジェクト■TVドラマ版放送日:・ドラマ「咲-Saki-」MBS 12月4日(日) スタート 毎週日曜深夜24時50分TBS 12月6日(火) スタート 毎週火曜深夜25時28分・ドラマ「咲-Saki-」特別編MBS 1月8日(日) 深夜25時05分TBS 1月10日(火) 深夜25時43分※放送時間は予定につき、変更となる場合あり。■映画版公開時期:2017年2月3日(金) 全国ロードショー
2016年11月15日士郎正宗・原作の「攻殻機動隊」をハリウッドが実写映画化する『GHOST IN THE SHELL ゴースト・イン・ザ・シェル』。そのエクスクルーシブ・イベントが11月13日(日)、東京都内にて行われ、主演のスカーレット・ヨハンソンをはじめ、共演のビートたけし、ルパート・サンダース監督らが出席。2分超えの予告編映像もお披露目された。近未来を舞台に、エリート捜査組織公安9課と、ハンカ・ロボティックスによるテクノロジーを狙うサイバーテロ組織との戦いを描くSFアクションとなる本作。スカーレットが演じるのは、原作の草薙素子にあたる、脳以外は全身が義体の主人公・少佐、そして、たけしさんは公安9課の創設者である荒巻大輔役。さらに、桃井かおり、福島リラなども出演する。今回のエクスクルーシブ・イベントには、LEDライトの閃光が駆け抜ける中、撮影で実際に使われたコスチュームやコンセプトアートなどファン垂涎ものの展示がずらり、作品の世界観が細部まで表現された会場に、世界中からファンたちが大集結した。日本発の全世界向けローンチイベントだけあって、会場全体が期待感と緊張感が入り混じる中、押井守監督『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』に続き、本作でも音楽を担当する川井憲次によるライブアクトによりイベントが幕開け!「攻殻機動隊」の世界観らしい近未来感と、和太鼓など日本の伝統楽器をハイブリッドさせた圧巻のパフォーマンスに、会場は大熱狂の渦に包まれた。そんな中、本作でメガホンをとるサンダース監督が大歓声で迎えられながら登壇。この一大シリーズを生み出した日本へのリスペクトを込めて、「まず何よりこの作品が生まれた日本に来たかった。日本のクリエイターたちが始めたもので、私たちが次のチャプターを開く役目だから、彼らに誇りをもって自分たちの作品を紹介したいと思ったんだ」とコメントし、本作を「リメイクではなく、リイマジニング」と紹介した。さらに、「クレイジーで極端な近未来を描いているけど、1人のキャラクターが自身を発見する旅なんだ。人間の脳が組み込まれたアンドロイドである主人公が、自分が誰であるのかを探そうとしている。サイバーパンクの世界観はキープしつつ、主人公の内面を描いたよ。実写化にあたって、トーン、調子にこだわったんだ。マンガ、アニメを実写化するのはトリッキーで難しい部分があるものなんだけど、非常に原作に強さがあるし、キャスティング、ロケーション、デザインを一から作り上げて、違和感なく信じられるようにしたんだ」と、見どころに言及した。今回は、スカーレットやたけしさんら、錚々たる面々が顔をそろえたキャスティングも話題を呼んでいるが、「スカーレットは女優として20年の経験があるし、サイバーパンクの世界観にもぴったりな容姿を持ち合わせている。キャリアを見ても、彼女の姿勢とタフさは素晴らしいし、人間の思考を持つアンドロイドという、機械を通す細かいニュアンスもしっかり表現できる類まれな役者だ。自身が誰なのか、善なのか悪なのか、葛藤をきっちり体現してくれた」とべた褒め。「ビートたけしという俳優も、もともと知っていたんだ。『HANABI』『ソナチネ』『アウトレイジ』ももちろんね。私のフィルムメイカーとしての成長にそれらの作品は欠かせないし、この作品へのアプローチとして荒巻役には彼以外考えられなかった。世界中おいかけて、やっと捕まえることができたんだ(笑)。素晴らしい演技をしてくれて、この作品が日本から発信したということにおいても強みになってくれた」と語り、「2人をはじめスタッフみんなは、地球の反対の小さな島で絆を固くして戦った戦友さ。素晴らしい撮影が出来たよ」と称賛しきり。そんな監督の言葉に会場も一段と熱くなる中、本編中の出演シーンがスクリーンに映し出されながら、荒巻役のたけしさんが登壇し、「こんにちは。渡辺謙です(笑)」とおどけて挨拶。会場をさらに沸かせた。たけしさんは、「昔はアニメというものをバカにしていました。AIの存在感が突出していく割に刀で切ったりとか不思議なことも多かったんですが、この作品はようやく、いまの時代らしく、違和感なくはまっていると思います」とコメント。「英語は嫌だと言ったら日本語で良いとなり、セリフ覚えが悪いとか字が読めないとかいろいろと難癖をつけていて(笑)、しまいには、スカーレット・ヨハンソンが俺のカンペを持っていた(笑)。あれを写真に撮りたかった!」と、驚きのエピソードも披露してくれた。続いて、こちらも出演シーンの一部がスクリーンに映し出されながら、正真正銘のハリウッドNo.1女優スカーレット・ヨハンソンが満を持して姿を現すと、会場の興奮はMAXに!出演映画では14年ぶりの来日となったスカーレットは、日本への愛着を語り「本当に日本が大好きよ。前回は17歳のときだけど、馴染みを感じられたわ」と声を弾ませた。本作には並々ならぬ想いを持って臨んだようで、「(少佐役は)いまの自分のなかに影=GHOSTを感じている人だから、多くの側面を演じられることが魅力的だったの。演じるために肉体的にもたくさんトレーニングしたわ。マーベル作品をやっている経験も役に立ったし、武器の使い方も覚えたのよ」と語る。さらに、「たけしさんとも仕事をすることになって、これだけ偉大な方と仕事をするときは一歩下がって彼の仕事を観察していたわ。日本語と英語という差があっても、演技というのは”人間”であることなの。内面が大事だし、感情のつながりなのよね。荒巻の存在感を感じたし、言葉は違っても多くの感情をわかちあって、同じ映画言語で、つまり同じ言葉で話している気持ちだったのよ。とても感動的な体験だったわ」と、たけしさんとの共演を感慨を込めてふり返った。最後に、たけしさんは「映像がかなりすごいです。悔しいくらいにお金がかかってます(笑)。私の映画だと100本出来そうなくらいで、これこそがハリウッドということ。デザイナーをはじめスタッフの凄さに、改めて総合芸術だと感じましたし、参加できたことが本当に光栄です」とコメント。スカーレットも世界中のファンに向けて、「特別な想いを込めた作品よ。非日常で独特な素晴らしい世界の設定で、視覚的にもアクション満載で圧倒されるし、生まれ変われる成長の物語でもあるの。私が主人公に強く共感を得たように、みなさんにも世界に入り込んで共感して欲しいと思っているわ」と呼びかけた。この日、お披露目された予告編では、圧倒的な肉体美でバトルを繰り広げるスカーレットの姿や、銃をぶっ放すたけしさん、オウレイ博士役のジュリエット・ビノシュ、バトー役のピルー・アスベックらの姿も確認でき、さらに期待が高まる映像となっている。『GHOST IN THE SHELL ゴースト・イン・ザ・シェル』は2017年4月、全国にて公開予定。2017年3月31日、全米公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月14日映画『無限の住人』が、2017年4月29日(土・祝)に公開される。主題歌はMIYAVIによる「Live to Die Another Day - 存在証明 -」。原作「無限の住人」(沙村広明著)は、1993年から2012年に「月刊アフタヌーン」で連載され、圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により話題を呼び、累計発行部数750万部突破を誇る人気漫画。『無限の住人』のキャスト“無限に生きる”用心棒であり、かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り万次役を演じるのは、木村拓哉。斬られた傷は、勝手に再生し、死にたくても死ねない無限の体で壮絶な戦いに身を投じる万次役に、規格外のアクションと共に挑む。だが、初めから万次役は不死身の体だったわけではない。万次役は、愛する妹・町を賞金稼ぎに殺され、後に“100人斬り”と呼ばれる復讐をはたすのだが、致命傷を負い瀕死の状態に。しかしそこに謎の老婆・八百比丘尼(やおびくに)が現れ、不死身の体にされてしまうのだ。ヒロインの杉咲花は、『無限の住人』で妹・町と、万次が命を懸けて守る少女・浅野凜役を演じる。浅野凜は、江戸最強と謳われる“無天一流(むてんいちりゅう)”を受け継ぐ浅野道場の一人娘。しかし、統主・天津影久(あのつかげひさ)率いる謎の剣客集団・逸刀流(いっとうりゅう)が道場破りに現れ、両親を殺されてしまう。自身の命を懸けて仇討ちすることを決意した凜は、不死身の体を持つ男・万次に用心棒を依頼。妹・町が死んでから50年後、瓜二つな顔をした凜と出会った万次。用心棒となり凜を守るため、逸刀流への復讐に挑む。また、凜が復讐を誓う、強敵・天津を演じる福士蒼汰は、本作で初の悪役を務めることになる。万次との鬼気迫る決闘シーンは本作のみどころの一つとなりそうだ。さらに、逸刀流を狙う集団「無骸流」(むがいりゅう)に所属し、天津を倒すべく万次に共闘を持ちかける尸良(しら)役に市原隼人、天津がもっとも信頼を寄せる最強の女剣士・乙橘槇絵(おとのたちばなまきえ)役に戸田恵梨香、不死身の万次を窮地に追い込むほどの力を持つ逸刀流の刺客・閑馬永空(しずまえいくう)役に、市川海老蔵と豪華キャストが集結している。主題歌はMIYAVIによる「live yo Die Another Day -存在証明-」に決定した。MIYAVI初となる邦画書き下ろしの主題歌は、三池監督の「主題歌は世界的に通用する日本人アーティストにしたい」との希望から実現したもの。万次の葛藤や強さが時に激しく、時に切なく表現されている。ストーリー・あらすじ無限の命を持つ男・万次。その命、誰のために使う?かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り万次。罠にはめられ妹を失い<生きる意味>を失った時、謎の老婆に無理やり<永遠の命>を与えられてしまう。斬られた傷は、勝手に再生し、死にたくても死ねない<無限の体>になってしまった。生きるには十分すぎる時間は、剣術の腕も鈍らせ、永遠の時をただ孤独に生き続けるだけだった。ある日、親を殺され、仇討ちの助っ人の依頼をしたいと現れた少女。どこか妹に似ているその姿に、無限の命を使い、用心棒として少女を守ると決めた。だがそれは、不死身の万次をも追い込む、凄絶な戦いの始まりだった。作品情報映画『無限の住人』公開日:2017年4月29日(土・祝)キャスト:木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、満島真之介、金子賢、山本陽子、市川海老蔵、田中泯、山﨑努監督:三池崇史脚本:大石哲也音楽:遠藤浩二原作: 沙村広明「無限の住人」(講談社『アフタヌーン』所載)(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会
2016年11月10日猫を観察して楽しむ人気ゲームアプリ「ねこあつめ」が、俳優・伊藤淳史(32)の主演で実写映画化されることが8日、発表された。タイトルは『ねこあつめの家』。2017年に全国公開される。「ねこあつめ」は2014年10月にリリースされたスマートフォン向けゲームアプリ。庭先に訪れる猫たちを眺めて楽しむもので、"猫あるある"を盛り込んだ内容にファンが急増。1,900万ダウンロードを記録し、CNNで特集されるなど世界規模で反響が広がっている。伊藤が演じるのは、スランプ中の小説家・佐久本勝。心機一転、のどかな土地に移住するも筆が進まず、そんな彼のもとに1匹の猫がやってくる。メガホンを取るのは、『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(11年)の蔵方政俊監督。劇中には、ベテランから新人まで18匹ほどの"スター猫"が登場するという。ちなみに、主人公の前に最初に現れるのは、チョーヤ梅酒「うめほのり」のCMでも話題になったシナモン。伊藤は、「現場で猫と触れ合い、とても癒され、元気をもらいました!」と撮影を振り返り、「命ある存在は、やはり不思議な力を持っていて、希望を与えてくれると、心から感じました」と感慨深げに語っている。(C)2017 Hit-Point/『映画ねこあつめ』製作委員会
2016年11月08日累計ダウンロード数1,900万突破の大人気アプリ「ねこあつめ」が、まさかの実写化。主演に伊藤淳史を迎え、『ねこあつめの家』として2017年、公開されることが決定した。若くして新人賞を取り、ベストセラー作家になった小説家、佐久本勝(伊藤淳史)。だが最近、まったく小説が書けなくなってしまっている。心機一転、のどかな土地に移住するも、調子は上がらない。ある日、途方に暮れて縁側で庭を眺めていると1匹の猫がやってくる。話しかけると、ぷいっと行ってしまう猫。「猫にまで見放されたよ」と落ち込む佐久本。その晩、ドライフードを庭の隅に置いて眠りについた。翌朝見ると、エサがなくなっている!がぜん興味が湧いてくる佐久本。こうして若き小説家の「ねこあつめ」が始まった――。2014年10月のリリース以来、驚異の1,900万ダウンロードを突破、世界中から注目を浴びるスマートフォン向けゲームアプリ「ねこあつめ」。庭先に訪れる猫たちを眺めて楽しむゲームながら、“猫あるある”を盛り込んだ内容にファンが急増、あの「CNN」でも特集されるまでになった。このたびの実写映画化で、主人公となるのはスランプ中の小説家、佐久本勝。心機一転、のどかな土地に移住した彼のもとに、1匹の猫がやってくるところから物語は始まる。佐久本勝を演じるのは、『ビリギャル』で第39回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の水田正平役や、「チーム・バチスタ」シリーズの主人公・田口役などシリアスからコメディまで幅広くこなす演技派の伊藤さん。佐久本の前に最初に現れる猫は、チョーヤ梅酒「うめほのり」CMなどに出演してきたスター猫・シナモン。2ショットの場面写真も到着している。監督は、映画『世界の中心で愛をさけぶ』『舞妓 Haaaan!!!』『なくもんか』など数々の話題作で助監督を務め、長編監督デビュー作『RAILWAYS愛を伝えられない大人たちへ』で笑いあり涙ありの心温まるエンターテインメントを作り上げた蔵方政俊。さらに、映画にはベテランから新人までたくさんの“スター猫たち”が登場!まさに猫が集まり、猫まみれになる本作で、胸キュンなしぐさや表情をたくさん見せてくれそうだ。伊藤さんは「悩み、苦しみ、自信をなくしているところに、猫と出会い、人生が変わっていくという役柄です。猫が、佐久本を変え、大切な人を大切だと気付かせてくれて、未来を感じられる作品になっていると思います」とコメント。「僕自身、現場で猫と触れ合い、とても癒され、元気をもらいました!命ある存在は、やはり不思議な力を持っていて、希望を与えてくれると、心から感じました」と自身もほっこりと癒された様子。また、蔵方監督は「小説を書くことに行き詰まってしまった主人公が猫を眺める物語です。ですので、大きな事件は起こりませんが、猫たちと過ごす何げない時間の中で、主人公の心の中には色々な変化が生まれます。その気持ちの移ろいを丁寧に描きました」と作品へのこだわりを語りながらも、「主人公と一緒に、ゆったりとした気分で猫たちを眺めていただけますと幸いです」とコメントを寄せている。『ねこあつめの家』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月08日1991年に公開され、全世界で愛され続けているディズニー・アニメーションの名作を実写化する『美女と野獣』の新画像が公開になった。エマ・ワトソン演じるベルと、父親モーリスが登場するシーンの画像だ。その他の画像本作は、知性にあふれ、心が美しい女性ベルと、恐ろしい見た目の野獣が出会うことから始まるラブストーリー。本作は、ディズニーが傑作アニメーションの世界観やドラマ、魅力を活かしながら実写化するもので、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンが主演を務め、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンスらが出演する。公開された画像の机の上に置かれているのは、発明家の父モーリスが開発したもので、彼は村では“変わり者”といわれているらしい。しかし、娘のベルは周囲の声に惑わされることなく、父を愛し、誇りに思っている。主演を務めるワトソンが「ベルは、自分の考えをはっきりと話す活発な女の子」と分析する通り、彼女は愛らしいルックスだけでなく、どんな状況でも相手をより深く見て、自分の考えで行動できるところに最大の魅力がある。その結果、彼女は恐ろしい見た目の野獣の“内面”をまっすぐに見つめることになる。『美女と野獣』2017年4月21日(金) 全国公開
2016年11月08日俳優・吉沢亮が、実写ドラマ&映画化が決定している「トモダチゲーム」にて、主演を務めることが明らかになった。吉沢さんは、「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン」で受賞し、「仮面ライダーフォーゼ」の朔田流星/仮面ライダーメテオ(声)役で注目を集め、近年では『カノジョは嘘を愛しすぎてる』『アオハライド』『オオカミ少女と黒王子』など少女漫画原作の映画に出演。また、9月に公開された『サマーソング』では主演を務め、そして来年には『銀魂』の公開も控えるなど、いま話題の若手俳優。今回本作では、主人公の片切友一役を務める。原作は2014年より連載開始され、現在も「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載中の同名人気コミック(原作・山口ミコト、漫画・佐藤友生)。主人公の高校生片切友一は、ある日突然、仲の良い友達と共に大金のかかったゲームに挑戦することになった。ゲームはどれも思わず“友人を疑ってしまう”ような内容になっており、頭脳をフル活用しないとクリアできない。ゲームクリアのコツは“友達を疑わないこと”だが、果たして片切と友人たちは“金”より“友”を選べるのか?といったストーリーだ。なお、今回の実写版「トモダチゲーム」は、ドラマ&映画2作品で全3部作にて展開され、来年放送&公開となる予定だ。ドラマ・映画「トモダチゲーム」は2017年、放送&公開予定。(cinemacafe.net)
2016年11月04日映画『不能犯』が、2018年2月1日(木)に全国の劇場で公開される。「グランドジャンプ」にて連載中の同名漫画を原作に、主演に松坂桃李、ヒロインに沢尻エリカを迎え実写化。原作の『不能犯』は、他人を殺害する目的で事件を起こしても誰もその犯行方法を立証出来ない、通称“不能犯”のプロフェッショナルである宇相吹正(うそぶきただし)の、驚異の手口と壮大な目的が描かれる新感覚サスペンス・エンタテイメントだ。主人公は松坂桃李生まれも経歴も不詳、常にスタイリッシュなワインレッドのシャツに黒スーツをまとい、ある特別な能力で人の心を操る主人公・宇相吹正を演じるのが、若手演技派の旗手・松坂桃李。都会のど真ん中で次々と起きる変死事件の犯人であり、とある場所の電話ボックスに殺してほしい理由と連絡先を書いた紙を貼ると必ず引き受けてくれるという、妖艶なダークヒーロー役に挑戦する。ヒロインは沢尻エリカ一方、宇相吹正と対決する正義に熱い女刑事のヒロイン・多田友子役には沢尻エリカ。原作では男性だが、主人公の妖艶な魅力を引き立てるために女性へ変更されたという複雑な役を、持ち前の姉御肌をもってイメージそのままに演じ切る。嘘と曲がったことが嫌い。口は悪いけども部下や改心した前科者に優しいところも。沢尻がアクションに初挑戦するという姿にも期待が高まる。新田真剣佑が新人刑事・百々瀬麻雄ハリウッド映画『パシフィックリム』の続編や『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』にも出演した実力を持つ若手俳優新田真剣佑が新人刑事・百々瀬麻雄を演じる。新田真剣佑が演じるのは多田に(沢尻エリカ)名前すら呼んでもらえない新人刑事・百々瀬麻雄。要領よく無駄のない動きをする多田には、「おい、新人!」と男前に呼びつけられてしまう。また、壮絶な変死体を見て「うわ!」と飛び上がる初々しい百々瀬と多田とのやりとは微笑ましくもある。その関係性はストーリーが進むにつれて変わっていく。間宮祥太朗など豪華キャストが集結『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』、『帝一の國』での存在感と振り切った演技が高く評価された間宮祥太朗が沢尻エリカが更生させた少年・川端タケルを演じる。また、真野恵里菜、忍成修吾、今野浩喜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍など豪華キャストの出演が続々決定しており、登場人物それぞれに思わず注目したくなってしまう配役となっている。作品情報映画『不能犯』公開時期:2018年2月1日(木)出演:松坂桃李、沢尻エリカ、新田真剣佑、間宮祥太朗、テット・ワダ、菅谷哲也、岡崎紗絵、真野恵里菜、忍成修吾、水上剣星、水上京香、今野浩喜、堀田茜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍原作:『不能犯』(集英社「グランドジャンプ」連載)原作:宮月新/画:神崎裕也)監督:白石晃士脚本:山岡潤平、白石晃士主題歌:GLIM SPANKY「愚か者たち」(c)宮月新・神崎裕也/集英社 2018「不能犯」製作委員会ストーリー都会で次々と起きる変死事件。いずれの被害者も、検死をしても、何一つとして証拠が出てこない不可解な状況で、唯一の共通点は事件現場で必ず目撃される黒スーツの男。その名は宇相吹正(松坂桃李)。彼こそがSNSで噂の〈電話ボックスの男〉だった。とある電話ボックスに、殺人の依頼を残しておくと、どこからともなく彼が現れ、ターゲットを確実に死に至らしめるという。その死因はどれも病死や自殺に事故――宇相吹の犯行は、すべて立件不可能な犯罪、〈不能犯〉だった。今日も、愛憎や嫉妬、欲望に塗れた人々が彼のもとにやってくる。そんな中、警察はようやく宇相吹の身柄を確保し、任意で取り調べを始める。多田(沢尻エリカ)と部下の百々瀬(新田真剣佑)が見守る中、宇相吹を前に上司の夜目(矢田亜希子)が取り調べを始めるが、次第に夜目の様子がおかしくなり、最終的に宇相吹は解放される。彼の正体とは一体―。そして、真の目的とは―。
2016年11月03日ディズニーの長編アニメ映画1作目の『白雪姫』が実写化されると「The Hollywood Reporter」が報じた。脚本は『セクレタリー』や『クロエ』のエリカ・クレシダ・ウィルソンに依頼する意向で、現在交渉中だという。実写化に当たって新しい歌も取り入れることが決定しており、今年各国の映画祭で話題を呼んだミュージカル映画『La La Land』(原題)の音楽を手掛けたベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが担当する。現在ディズニーが製作中の新『メリー・ポピンズ』、『Mary Poppins Returns』(原題)のプロデューサーを務めるマーク・プラットが本作の製作を行う。オリジナルのアニメ映画『白雪姫』は1937年に製作され、第11回アカデミー賞の特別賞を受賞。80年を経ても色あせることなく、近年はジュリア・ロバーツとリリー・コリンズ出演の『白雪姫と鏡の女王』(2012)やクリステン・スチュワートとシャーリーズ・セロンが出演した『スノーホワイト』(2012)など白雪姫をモチーフとした映画が注目を浴びた。テレビドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」にも、キャラクターの1人として白雪姫が登場する。『美女と野獣』、『ムーラン』、『アラジン』、『ライオンキング』と立て続けにアニメの実写化に力を入れているディズニー。2017年、2018年はこれらの実写映画が次々と公開される。(Hiromi Kaku)
2016年11月01日『デスノート Light up the NEW world』では死神の声を演じている松坂桃李が、初めてのダークヒーロー役に挑戦。人気漫画「不能犯」の実写映画化で、セクシーで謎多き主人公を演じることが分かった。都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒スーツの男の姿が目撃される。男の名は宇相吹(うそぶき)正、彼こそがSNSでうわさの“電話ボックスの男”だった。とある場所の電話ボックスに、殺してほしい理由と連絡先を書いた紙を貼ると、必ずその“殺し”を引き受けてくれるというのだ。ターゲットは確実に死に至るが、その死因は病死や自殺に事故ばかり。そう、宇相吹のすべての犯行は、実証することが困難な不能犯だった。今日も、愛と欲望、嫉妬と憎しみを抱えた依頼人が、電話ボックスにやってくる。宇相吹の真の目的は、ほかにあるとも知らずに――。集英社「グランドジャンプ」にて連載中の宮月新・原作、神崎裕也・作画の同名大人気漫画を、若手演技派として幅広い作品に引っ張りだこの松坂さんを主演に実写映画化する本作。監督は、国内外で話題を呼んだ『貞子VS伽椰子』や、小栗旬主演『ミュージアム』のアナザーストーリー「ミュージアム-序章-」などを手がける白石晃士が務める。“呪い”や“洗脳”など、常識的に考えて実証が不可能な行為で犯罪を実行し、たとえ相手が死んでも罪には問われない。そんな“不能犯”のプロフェッショナル、宇相吹正を演じるのが、松坂さんだ。松坂さんといえば、戦隊ヒーロー「侍戦隊シンケンジャー」のレッドを演じて注目を集め、『今日、恋をはじめます』の恋多きイケメン、『日本のいちばん長い日』のクーデターに走った若き軍人、『ピース オブ ケイク』の心優しいゲイ、『劇場版MOZU』の残虐なテロリスト、TVドラマ「ゆとりですがなにか」のゆとり世代の教師、『真田十勇士』の伝説の忍者のワケありヒッチハイカーなど、過去に演じた役柄の幅の広さと豊かさは、若手俳優の中でも群を抜く。そんな彼がキャリアの中で初めて、善と悪を超越した危険で魅惑的なダークヒーローに挑む。宇相吹という男は、生まれも経歴も不詳、常にスタイリッシュなワインレッドのシャツに、黒スーツをまとい、ある特別な能力で人の心を操る。時おり赤く光る瞳と、人の裏の裏まで見透かしたような不敵な微笑が、妖しくセクシー。そんな彼が死に追いやる相手は、社会の悪や人間らしい心を失くした者たち。観る者はいつの間にかアウトローの宇相吹を応援し、「愚かだね…人間は──」という彼のキメ台詞にカタルシスを覚えてしまう…という。その驚異の手口と壮大な真の目的は、これまでにない新感覚サスペンス・エンタテインメントとなりそうだ。<以下、コメント>■松坂桃李「不能犯」の作画の神崎先生の「ウロボロス-警察ヲ裁クハ我ニアリ-」も読んでいて、好きなタッチ、テイストで、もともと気になっていた原作でしたので、今回主人公・宇相吹を演じることになり、とても嬉しかったです。この作品は、現代版「笑ゥせぇるすまん」のような世界観で、宇相吹という役は、完全な悪者ということではなく、人の欲望や欲求を叶えたりはするけれど、そこに対して何かを問いかけていく。欲望を満たすことで、その人間にとって本当にそれでいいのかという救いも差し伸べていたりもします。えぐい描写もありますが、原作の良さを残しつつ、よりスタイリッシュで、かつリアリティを追求し、エンターテイメント性を打ち出した作品になっていると思います。宇相吹は、年齢不詳で謎が多く、不気味さがあるが、世の中に対して疑問を持っていて、どこか共感を得るような人物です。僕自身、ヒーローも悪役も演じたことはありますが、その両方の要素を持った宇相吹のようなダークヒーローは初めてなので、未知数なぶん、ワクワクしています。原作「不能犯」の魅力を引き継ぎつつ、いい意味でもうひとつの「不能犯」としてお送りできたらと思っています。是非楽しみにしていてください。■原作:宮月新実写映画化、とても興奮しています。松坂桃李さんの演じる妖艶な宇相吹正、今から本当に楽しみです!■作画:神崎裕也「不能犯」実写化すごく嬉しいです!実写の宇相吹がどんな思い込みを仕掛けてくれるのか僕も楽しみでいまからザワァッとしてます!■監督:白石晃士原作漫画の持つ邪悪で悪魔的な魅力を実写映画の魔力に置き換えてドス黒く輝かせつつ、実は物語の中心にある希望への信頼を、娯楽映画として結実させようと奮闘しています。また主人公である宇相吹正のサディスティックでセクシーなたたずまいを楽しんでもらえるような作品を目指しています。松坂さんはそれはもう大変な好青年です。しかし、ひとたび宇相吹を演じれば、その目つきや発語や仕草にゾッとし、何とも底知れない領域を持っている人なのだと感じさせます。きっと、松坂さんの演じる宇相吹に魅了されウットリする人々が続出することでしょう。『不能犯』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月31日宮月新原作、神崎裕也漫画の『不能犯』が、松坂桃李主演で映画化されることが決定した。『貞子VS伽椰子』の白石晃士が監督を務め、2018年に公開される。『不能犯』/その他の情報本作の主人公は、呪いや洗脳など実証が不可能な犯罪で相手を殺す“不能犯”の宇相吹正(うそぶきただし)。黒いスーツに身を包んだこの男は、想像を絶する手口で相手を葬るダークヒーローだ。「この作品は、現代版『笑ゥせぇるすまん』のような世界観で、宇相吹という役は、完全な悪者ということではなく、人の欲望や欲求を叶えたりはするけれど、そこに対して何かを問いかけていく。欲望を満たすことで、その人間にとって本当にそれでいいのかという救いも差し伸べていたりもします」と分析する松坂は、「原作『不能犯』の魅力を引き継ぎつつ、いい意味でもうひとつの『不能犯』としてお送りできたらと思っています」とコメント。緊迫感のある描写と観客を翻弄する語り口が人気の白石監督は「原作漫画の持つ邪悪で悪魔的な魅力を実写映画の魔力に置き換えてドス黒く輝かせつつ、実は物語の中心にある希望への信頼を、娯楽映画として結実させようと奮闘しています」と語っている。撮影はすでに終了しており、編集、仕上げを経て2018年に公開される予定。『不能犯』2018年公開
2016年10月31日麻雀漫画としては異例の大ヒットを記録した大人気コミック「咲-Saki-」の実写ドラマ&映画化が先日発表されたが、この度、本作の主演に若手女優の浜辺美波が務めることが明らかになった。なお、浜辺さんの連続ドラマ主演は本作が初となる。原作は、2006年から現在も「ヤングガンガン」(スクウェア・エニックス)にて連載中の小林立による同名コミック。物語は、麻雀競技人口が1億人を超え、日本でも大規模な大会が開催されている世界を舞台に、女子高生たちが全国大会を目指し麻雀に打ち込むという全く新しい青春スポ根作品。今回の実写プロジェクトは、12月よりMBS・TBSのドラマイズム枠にて全4話と特別編を合わせた計5話のテレビドラマシリーズが放送。さらに、映画版が来年2月に公開されるというもの。監督には、『童貞放浪記』『結び目』『nude』の小沼雄一が務め、『ゴッドタン キス我慢選手権THE MOVIE2サイキック・ラブ』『神様はバリにいる』など、多数の映画やドラマを手掛けてきた森ハヤシが脚本を担当する。主人公の奇跡的な麻雀の腕を持つ美少女・宮永咲役を演じるのは、ドラマ実写版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の本間芽衣子(めんま)役で注目を集め、「無痛~診える眼~」では初金髪姿を披露した浜辺さん。さらに人気シリーズ『妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』や主演作『君の膵臓をたべたい』の公開も控える、いま人気急上昇の若手女優だ。浜辺さんは「初めて連続ドラマの主演が決まり、その役が大人気麻雀マンガ『咲-Saki-』の宮永咲さんと聞いてびっくりしました」と話し、「ドラマだけでなく、映画でもそのまま咲を演じられて、すごく嬉しいです!」と喜びを露に。また、麻雀は今回初めてということで、「1か月以上かけて、麻雀の先生に来て頂き、打ち方、牌の持ち方、和了役など勉強しました」と苦労も明かしつつ、「ドラマ撮影で同世代の女の子たちだけで長い時間を過ごすことがないので、撮影現場は新鮮でしたし、原作と同じように、清澄高校の麻雀部の仲間と合宿したことで、絆が本当に強くなり、大切な夏の思い出になりました」と撮影をふり返った。同時に解禁された写真では、麻雀牌を持ちセーラー服にボブカット姿の浜辺さんがお披露目。原作のキャラクターをなるべく表現すべく、衣装や髪型なども拘って作られているそうだ。ドラマ「咲-Saki-」は12月4日(日)深夜0時50分~MBSにて、12月6日(火)深夜1時28分~TBSにて放送。ドラマ「咲-Saki-」特別編は2017年1月8日(日)深夜0時50分~MBSにて、1月10日(火)深夜1時28分~TBSにて放送。映画『咲-Saki-』は2017年2月、TOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年10月27日生田斗真と広瀬すずの共演で、河原和音の人気コミック『先生!』が実写映画化されることが発表になった。先生と生徒役で初共演するふたりは「生田、久々に恋愛映画やるってよ。キュンキュンを超えて、ギュンギュンする映画を作ります」(生田)、「私自身、ここまで王道なラブストーリーの作品は初めてなのでどんな世界でどんな感情に出会うのかな、と思うと、ただただ楽しみです」(広瀬)とコメントを寄せている。その他の情報1996年から2003年まで別冊マーガレットで連載され、累計発行部数570万部を突破する人気作を実写化するのは、三木孝浩監督(『僕等がいた』)と、脚本家の岡田麿里(『劇場版あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』)。本作のテーマは、教師と生徒の“純愛”で、大人と子供、教師と生徒、本音と建前、さまざまな思いが交錯する中、不器用で純粋すぎるふたりの“じれったい恋”が描かれるという。恋愛映画への出演は『僕等がいた』以来5年ぶりになる生田は、「久しぶりに王道ラブストーリー作品に呼んで頂きました。三木監督の描く、青春時代の一瞬の煌めき、キラキラと輝く眩しい世界観の中で、大人の男を精一杯演じたいと思っています」といい、「脚本の岡田麿里さんは以前から御一緒してみたい方でした。岡田さんが書いて下さる、繊細で心が温かくなる言葉の数々に、丁寧に息を吹き込みたいです」とコメント。本作では、周りのことに無頓着だが、生徒には真摯な態度で接する、まじめな教師・伊藤貢作を演じる。そんな伊藤先生に初めて恋をする高校生・響を演じる広瀬は、「少し恥ずかしい気持ちもありますが、伊藤先生への気持ちを大切に、先生の事を大好きになりたいと思います。少しでも、響の切ない心、嬉しい心をたくさん感じれるように頑張りたいと思います」と意気込みをコメント。「生田くんとまたラブストーリーをやろうねと約束してから早5年。再びタッグを組めることを本当に嬉しく思います!」と話す三木監督は、「年齢を重ねた今だからこそ演じることのできる生田斗真の“伊藤先生”。そして今10代で最も眩しい輝きの中にいる女優広瀬すずが演じる“島田響”。このふたりが、どんな風に奮え、想いを響かせ合うのか。現場でのふたりの化学反応が本当に楽しみで仕方がありません」と語っている。実写映画化に際し、原作者の河原は「自分にとっても懐かしい作品です。若い読者の皆さんだと、お母さんが知ってるかも! どんな映画になるか楽しみです。内容は、年の差先生ラブなのですが、きっと素敵な映画になると思うので観てほしいです」と期待を寄せている。本作は、11月から撮影を開始し、来年3月に完成する。『先生!』2017年秋 全国ロードショー
2016年10月27日タレントのマツコ・デラックスが、26日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『マツコ&有吉の怒り新党』(毎週水曜23:15~24:15)で、漫画やアニメの実写化を批判する声について、「今、文句言う人はちょっとダサいよね」と発言した。今回、視聴者から「漫画やアニメが実写化されたときに憤慨する人には腹が立ちます。私は原作にない部分が映像化され楽しめるタイプなのですが、周りの友人たちは何かと文句をつけてきます。お二人はどう思いますか?」という意見が寄せられた。これについて、有吉は「われわれはそんなことで憤慨することはない」とコメント。「よく言うのは、『見なきゃいいんじゃないか』っていう…」と話すと、マツコが「それを言うと大変なことになる」と言い、有吉は「そうなんだよね。だから、優しく気を遣って聞くだけ」と提案した。そして、マツコはアニメ原作の実写化作品が多いことに触れ、「もうさ、今、文句言う人はちょっとダサいよね」と発言。「こんなにいっぱいやってるんだから、小説と変わらないじゃんって。それくらいアニメや漫画の地位が上がったんだよって。だからカリカリしないでよって」と諭すように話した。また、自分が実写化されるならだれに演じてほしいかという話題になると、マツコは「やってもらうんだったら絶対、男の人にやってもらいたい。男の人が女装してやってほしい」と話し、「松村(邦洋)さんかな」とポツリ。有吉は「えなり(かずき)君くらいに頼もうかな」と笑った。
2016年10月27日河原和音の人気コミック「先生!」が、2017年秋に実写映画化されることが決定。生田斗真と広瀬すずが「先生」と「生徒」で初共演を果たすことも分かった。“教師と生徒”の純愛を描く本作。一見生真面目でとっつきにくいが、根はやさしく教師愛に溢れる世界史の教師・伊藤貢作と、その優しさに触れ、一途に伊藤を想う恋愛初心者の島田響。子どもがゆえに自分の気持ちを素直に伊藤にぶつける響と、“先生”という立場からいつしか、素直になれず自分の気持ちに気づきながらも大人として接してしまう伊藤。大人と子ども、教師と生徒、本音と建前、様々な思いが交錯する中、不器用で純粋すぎる2人の“じれったい恋”が始まる――。原作は、『青空エール』や『俺物語!!』など続々と実写化される人気漫画家・河原氏の同名コミック。1996年から2003年まで「別冊マーガレット」(集英社)にて連載され、当時の別冊マーガレットを代表する作品の1つと言われるほどの人気を誇り、現在までに累計発行部数570万部を突破する大ヒット作となっている。監督には、『アオハライド』『青空エール』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など数々の青春恋愛映画を手掛ける三木孝浩。また、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」『心が叫びたがってるんだ。』などで熱狂的ファンを生み出した岡田麿里が脚本を担当する。主人公の教師・伊藤貢作を演じるのは、今冬に続編も決定している『土竜の唄』シリーズでは、“体当たり”の演技を見せ、来年にはトランスジェンダーの役を演じる『彼らが本気で編むときは、』の公開を控えるなど、幅広い役柄に挑戦し続ける生田さん。そして伊藤に人生初めての恋をしてしまう女子高生・島田響役には、今年だけでも『ちはやふる』『四月は君の嘘』『怒り』と4本の映画に出演し、来春には主演作『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』が控えているいまひっぱりだこの広瀬さんが務める。三木監督作品は、『僕等がいた』以来2度目のとなる生田さんは、「久しぶりに王道ラブストーリー作品に呼んで頂きました。三木監督の描く、青春時代の一瞬の煌めき、キラキラと輝く眩しい世界観の中で、大人の男を精一杯演じたいと思っています」と意気込み。また、生田さんは、三木監督とのタッグのほか脚本の岡田さんのファンだったということも今回出演を決めた理由の一つだという。「脚本の岡田麿里さんは以前から御一緒してみたい方でした。岡田さんが書いて下さる、繊細で心が温かくなる言葉の数々に、丁寧に息を吹き込みたいです」とコメント。ここまで王道なラブストーリーの作品は初めてだと話す広瀬さんは「どんな世界でどんな感情に出会うのかな、と思うと、ただただ楽しみです。少し恥ずかしい気持ちもありますが、伊藤先生への気持ちを大切に、先生のことを大好きになりたいと思います」と語った。さらに三木監督はキャスト2人について、「生田くんとまたラブストーリーをやろうねと約束してから早5年。再びタッグを組めることを本当に嬉しく思います!年齢を重ねたいまだからこそ演じることのできる生田斗真の“伊藤先生”。そしていま10代で最も眩しい輝きの中にいる女優広瀬すずが演じる“島田響”。この2人が、どんな風に奮え、想いを響かせ合うのか。現場での2人の化学反応が本当に楽しみで仕方がありません」とこれから始まる撮影を心待ちにしていると話した。『先生!』は2017年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年10月27日ソニー・ピクチャーズが『ムーラン』の実写映画化するようだ。病を患う父親の代わりに軍隊を率いる中国人の少女ファ・ムーランを描くこの作品に向けて、同スタジオは『ゲーム・オブ・スローンズ』『Homeland』『シェイムレス 俺たちに恥はない』など人気ドラマのエピソードで監督を務めたことがあるアレックス・グレイヴスを監督に抜てきした。ヒロインのムーラン役を演じる中国人女優はまだ決定していないが、ジェイソン・ケラーがすでに脚本を執筆中で、資金出資にも参加する2.0エンターテイメント社のダグ・ベルグラッドがプロデューサーに就任している。一方で、ディズニーも『ムーラン』の実写化を進めていることが先日明らかになっていた。ディズニーはミン・ナが主役ムーラン、エディ・マーフィーが赤竜のムーシューの声を務めた1998年のアニメ版を原作とした実写版を製作中で、2018年11月2日の公開に向けて急ピッチで進めているものの、ソニー作品同様、主役の中国人女優を探しているところだ。(C)BANG Media International
2016年10月19日エマ・ワトソンを主演に迎え、ディズニー・アニメーションの代表作を実写映画化する『美女と野獣』。このほど、待望の日本公開日が、アニメーション公開から25周年目という節目の年、2017年4月21日(金)に決定した。「白雪姫」から始まり、「シンデレラ」や「眠れる森の美女」など、今日に至るまでさまざまな“女性像”を題材にした物語を描き、観客に“あらゆる愛のあり方”を提示してきたディズニー。どの作品も、年月が経とうとも色褪せることなく、いまもなお愛され続けている。そんな数ある名作の中でもディズニー代表作品といえるのが、「美女と野獣」だ。アニメーション映画史上初のアカデミー賞作品賞ノミネートという快挙を成し遂げ、また作曲賞と歌曲賞をW受賞し、ストーリー、音楽、芸術性と映画として高い評価を得ている。また、魅力のもう一つが、主人公が近代的な女性として描かれている点。そのヒロイン像は根強い人気を誇っており、実写化の発表がされると、すぐに主人公ベル役のキャスティングの動向に世界中の注目が集まった。そして、見事に役を射止めたのが、『ハリー・ポッター』シリーズ以降も、『ブリングリング』『ウォールフラワー』『コロニア』など、幅広い役柄に果敢に挑み続けているエマ・ワトソン。知性にあふれ、心美しいベルをどのように演じきるのか、また、その歌声にも期待が高まっている。そして、野獣役には人気海外ドラマ「ダウントン・アビー」で一躍注目されることになったブルーアイズの英国美男ダン・スティーヴンス、ガストン役には『ガール・オン・ザ・トレイン』が控えるルーク・エヴァンス。さらに、エマ・トンプソン、ユアン・マクレガー、イアン・マッケラン、スタンリー・トゥッチ、『エクス・マキナ』『ハートビート』の日系女優ソノヤ・ミズノら豪華キャストが集結。監督を務めるのは、アカデミー賞をはじめ、数々の映画賞に輝くミュージカル『ドリームガールズ』や『シカゴ』を手掛けたビル・コンドン。本作の最大の魅力である音楽やミュージカルパートの演出がどのように実写化されるのか、いまからも楽しみだ。今回、日本公開日とともに解禁となったファーストビジュアルでは、雪が舞う中、霜が降りたガラスケースの中に、ひときわ美しい一輪の深紅のバラが咲いている。「白雪姫」の“真っ赤なリンゴ”、「シンデレラ」の“ガラスの靴”のように、本作を象徴し、また物語の重要なアイテムとなるのが、この“一輪の深紅のバラ”。寒々しく儚さも感じられるこのビジュアル、一輪のバラがどのようにストーリーに関わってくるのだろうか。まだ謎の多い本作だが、日本のみならず世界中から熱い視線が注がれている。『美女と野獣』は2017年4月21日(金)より全国にて公開(全米公開は2017年3月17日)。(text:cinemacafe.net)
2016年10月18日ガイ・リッチーが、『アラジン』の実写化の監督に向けて交渉中のようだ。『シャーロック・ホームズ』や『スナッチ』などで知られるリッチーが、ディズニーによる1992年の同名人気アニメの実写化に向けて監督候補に挙がっているという。『チャーリーとチョコレート工場』を手がけたジョン・オーガストによる脚本では、オリジナル作品のミュージカル要素の大半を残しながらも、リッチーの『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のような初期作品に通じるような入り組んだ構成の描写となるようだ。リッチーとは『シャーロック・ホームズ』でタッグを組んでいるダン・リンが、すでにプロデューサーに就任している。ディズニーのオリジナル映画『アラジン』は、中東の説話集『千夜一夜物語』の『アラジンと魔法のランプ』を基に、貧しい少年がワナの仕掛けられた洞穴から魔法のランプを取ってくることに成功し、ランプから現れた魔人ジーニーにより3つの願いをかなえてもらえる姿を描く作品となっている。アニメ版ではロビン・ウィリアムズがジーニーの声を務め、アカデミー賞では作曲賞と主題歌『ア・ホール・ニュー・ワールド』で歌曲賞を受賞した。『アラジン』はディズニー作品の中でも世界中で5億400万ドル(約520億円)以上の収益を上げる大ヒット作となっているほか、登場キャラクターたちはディズニーランドでも人気を誇っており、舞台作品としても世界中で公演されている。(C)BANG Media International
2016年10月12日読売テレビ・日本テレビ系でアニメ版が放送された人気漫画『シティーハンター』が、中国で実写映画化されることが11日、明らかになった。同日、エグゼクティブプロデューサーや主演俳優らが、現地で記者会見に出席して発表。2018年12月以降に、中国全土で公開される予定だ。○脚本作りに原作・北条司氏がアドバイス『シティーハンター』は北条司氏の原作で、東京・新宿を舞台に、殺し屋からボディーガードまでを請け負うスイーパー(始末屋)・冴羽リョウらの活躍を描くもの。1985年に「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載を開始し、87年からアニメ版を放送。全世界での累計発行部数は5,000万部を超えている。人気は中国でも高く、現地の制作会社の間で映像化へ争奪戦の状態。そんな中、日本でアニメを制作・放送し、原作側の信頼も厚い読売テレビが、マーケットの大きい中国での実写化を目指して、上海のエージェント「上海海日宸宇形象創意発展有限公司」と、制作プロダクション「海華厳文化芸術有限公司」と手を組み、『シティーハンター』の著作権を管理するノース・スターズ・ピクチャーズと交渉。その結果、今回、映画制作の準備に入ることになった。エグゼクティブプロデューサー・製作総指揮に『ポリス・ストーリー3』などの作品で知られる唐季礼(スタンリー・トン)を迎え、脚本は、原作のファンで、デビュー作『DETECTIVE CHINATOWN』が中国で爆発的にヒットしたという気鋭の程佳客(チェン・ジアカ)。そして主演は、中国を代表する人気俳優・黄暁明(ホァン・シャオミン)という、現地の一流スタッフ・キャスト陣が集結した超大作となる予定だ。『シティーハンター』と言えば、腕は立つけど無類の女好き・冴羽リョウが、美人依頼人に"もっこり"して、パートナー・香に巨大ハンマーで殴られながら仕事を果たしていくアクションコメディ。今作では、原作の北条司氏のアドバイスを受けて、このテイストを守りながら脚本を作り上げ、舞台を中国に移して、現地の人たちに受け入れられる要素も盛り込んでいくことになるという。有名漫画作品の海外での実写化と言えば、かつて『ドラゴンボール』がハリウッドで映画化されたが、原作の鳥山明氏が「『たぶんダメだろうな』と予想していたら本当にダメだった」と失敗を認めたこともあった。それと比較して、今作の調整にあたってきた読売テレビ編成局コンテンツビジネスセンターの多賀規恵氏は「有名だから実写化したいというよりは、『シティーハンター』が本当に好きで、北条先生をリスペクトしているというスタッフが集まっています」と胸を張る。○日本での公開も視野プロジェクトの立ち上げから、今回の発表までに約1年半の年月を要したが、中国とのビジネスとなると商習慣も違うことから、苦労も多かったそう。多賀氏は「大きなタイトルで、多くの期待がかかった作品でもあるので、原作側の思いと、中国側が実現したいものとの間に入るのは、とてもやりがいがあります」と語る。同局はこれまでも『名探偵コナン』『犬夜叉』『逆転裁判』といったアニメを中国に販売してきた実績はあるものの、現地版の制作に携わるという取り組みは、今回が初のケースになるそうだ。『シティーハンター』は、93年にジャッキー・チェン主演で香港で映画化され、2011年には韓国でドラマ化。パラレルワールドを描いた派生作品の『エンジェル・ハート』は昨年、日本テレビ系で連ドラ化されたものの、本作の実写化が日本よりもアジアで先行するのはなせか。多賀氏は「この作品の世界観を実写化するには、ドラマより制作費をかける映画。さらに映画であれば、勢いがあり、市場規模も大きな中国での実現を図りたいと考えました」とその理由を明かす。もちろん、今作は日本での公開も視野にある。また、ジャッキー・チェン版のヒロインには、日本から後藤久美子が起用されていたが、多賀氏は「何らかの形で原作の漫画やアニメなどを見てきてくださったファンの方たちが、『おっ!』と思えるようなことも、北条先生や中国サイドのスタッフと一緒に実現させたい」と、期待を膨らませている。Original Manga「CITY HUNTER」(C)1985 by Tsukasa Hojo/North Stars Pictures, Inc. All Rights Reserved.
2016年10月11日ディズニーは、実写版『ムーラン』が2018年に公開されることを発表した。ヒロインのファ・ムーランをミン・ナが、赤竜のムーシューをエディ・マーフィがそれぞれ担当した1998年作が、より特別な意味合いを持った精巧なストーリーで生まれ変わるようだ。2018年11月2日の公開を視野に急ピッチで製作が進められており、ディズニーはムーランを演じる中国人女優を探しているところだという。『ムーラン』は、年老いた父親の代わりに少年の格好をして軍隊に入り、友達で守り神でもある竜のムーシューと共に戦争に参加する姿が描かれた作品。ディズニーは同作の版権を昨年に獲得しており、リック・ジャッファとアマンダ・シルヴァーのコンビが脚本を執筆する予定になっている。ディズニーはつい先日、1994年作『ライオン・キング』をジョンファヴロー監督のもとで実写化することを発表していたばかり。今年公開された『ジャングル・ブック』のメガホンを取ったファヴローは、その名作の実写化を楽しみにしていると発表していた。(C)BANG Media International
2016年10月06日