天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは12月1日に18歳の誕生日を迎えられる。報道各社が実施した最新の世論調査では、女性天皇を認めることに賛成との回答は、軒並み7~8割台の高水準。「愛子さまを天皇に」という期待の声も少なくない。一方で現在の皇室典範では、女性皇族は結婚と同時に皇籍を離脱することになっている。愛子さまは天皇になられるどころか、数年以内に皇室を離れてしまう可能性もあったのだが――。《「女性宮家」、政府に容認論》即位パレード「祝賀御列の儀」が執り行われた11月10日の朝、時事通信はそう報じた。政府内で「女性宮家」創設を容認する案が浮上しているというのだ。皇室ジャーナリストも驚いた様子で話す。「女性宮家は、女性皇族が宮家の当主となることを認め、結婚後も皇室に残れるようにする制度です。かねて安倍首相は、強硬な”男系維持派”として知られていました。女性宮家創設についても、『女性天皇容認につながるのでは』といった懸念から、これまでは極めて消極的だったのです」歴史学者で静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは、女性宮家の創設は今後の皇室のために必要不可欠だと考えているという。「皇室には、天皇の国事行為以外にも多くの公的な行いがあります。そうした行いによって、皇室と国民の絆が強められるのです。それゆえ皇室には、天皇皇后だけではなく、ご公務を分担できる皇族の存在が不可欠です。愛子内親王をはじめとする女性皇族に、女性宮家の当主としてご結婚後も皇室にとどまっていただくことが、皇室の安定にとってたいへん重要なのです」政治部記者は、安倍政権も皇族数の減少に深刻な危機感を抱いていると語る。「もし女性宮家を認めなければ、次世代の皇室は悠仁さまお一人になってしまう可能性もあります。安倍政権としては“皇室の存亡を危うくさせた”という汚名だけは避けたいのです。女性・女系天皇の是非は先送りしつつも、女性宮家は容認せざるをえないとの意見は政権内部にも少なくないようです」ようやく女性宮家容認の動きが見えはじめたものの、宮内庁関係者は声を潜めて言う。「安倍政権は、皇位継承問題についての議論の開始を来年4月以降に先送りする方針です。女性天皇容認に賛成する野党との対立だけでなく、自民党内部でさえ意見集約ができていないことも課題となっています。このままでは女性宮家が制度化される前に、また女性皇族の方々が結婚し、皇室を離れてしまわれるのではないでしょうか」また11月16日付の『読売新聞』は、「女性皇族の方々は女性宮家創設には否定的だ」との政府筋の証言を掲載している。皇室に近い人物はこう語る。「眞子さまと佳子さまは、皇室に残って女性宮家の当主になろうというお気持ちはないと思われます。お二人ともご幼少のころから、結婚後は一般人として暮らすとお考えになってきたのです。秋篠宮さまや紀子さまも、そのように教え、お育てになってきました。眞子さまはできるだけ早く小室圭さんと結婚したいとお考えでしょう。佳子さまも、お忍びでのダンス発表会出演などプライベートでの活動が注目を集めています。皇族であるがゆえの制約から解き放たれたいとの思いは姉妹そろってお強いのです」現在の皇室には、未婚の内親王・女王は6方いらっしゃる。しかし、愛子さま以外はすでに20~30代。いつ結婚され、皇室を離れられることになってもおかしくない。さらに、前出の宮内庁関係者は言う。「かつて野田内閣で論点整理がなされた際に、女性宮家創設の対象は内親王に限られ、女王は対象外とされました。女性宮家が制度化されたとしても、当主となれるのは内親王に限られ、さらに眞子さまと佳子さまが拒否されれば、残るのは愛子さまだけです。悠仁さまとお二人だけで次世代の皇室を背負うことになる可能性も小さくありません」18歳となられる愛子さまの人生は、時の政権の皇位継承案に翻弄され続けるのだろうか――。前出の宮内庁関係者は、孤独を深める愛子さまの思いを推し量る。「愛子さまは最近も、両陛下とイギリスのアン王女夫妻のご懇談に同席され、英語で質問もなさったといいます。両陛下のご公務を間近でご覧になるだけではなく、ご自身も積極的に国際親善に関わられているのです。ご両親が新たな御代の天皇皇后として脚光を浴びるなか、愛子さまも皇族として、そして両陛下の一人娘としての自覚を強められています。計り知れないほどの重圧をお感じになりながらも”皇室に残る”という決意を固められているようです」
2019年11月28日皇居前広場で11月9日に開かれた、天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」。天皇皇后両陛下は笑顔で祝福に応えられたが、長女の愛子さまもお忍びでいらっしゃっていたという。奉祝曲「Ray of Water」の演奏と嵐による歌唱に、雅子さまが涙を浮かべられる場面もあったこの日の国民祭典。皇居の正門付近から一部始終を見守っていたという愛子さまにとっても、忘れられない1日となったことだろう。この前週となる11月3日・4日には、愛子さまにとって高校最後の文化祭となる、学習院女子中・高等科「八重桜祭」が開催されていた。両陛下もいらっしゃったという。「3日の午後1時半ごろ、両陛下はいらっしゃいました。この日は午前中に皇居で文化勲章の親授式もあり、パレードや大嘗祭の準備などご多忙な中ですが、学校関係者と1時間以上もお話しになられていました。そのあと2時間ほど会場を回られ、家庭科教室では愛子さまの手芸作品をご覧になっていました」(学習院関係者)愛子さまはこの日、同級生の応援に使われたキラキラしたモールをつけた団扇を手にされて、にこやかにおしゃべりを楽しまれていたという。さらに4日も愛子さまはダンスを披露され、両陛下もご覧になったという。昨年の八重桜祭では同級生数人とダンスチームを結成され、初めてダンスを披露された。あまりの“愛子さま人気”に開演が30分遅れるほどのパニックとなったが、今年も会場は凄まじい熱気となった。「愛子さまのチーム『BLOOM』は、体育館のステージでの“大トリ”を務められました。在校生はもとより、保護者の人気もすごく、体育館の入口がごった返して収拾がつかないほどでした。メンバーとおそろいの衣装で登場された愛子さまは、洋楽の曲を3曲、Jポップを2曲の合計5曲でチアダンスを披露。両陛下もほほ笑みながら見守られていました」(前出・学習院関係者)愛子さまは出演者としてだけでなく、裏方としても文化祭に関わられていたという。「3日は作品展の受付係をされました。また、両日ともに美化委員としてゴミの分別回収なども担当されています」(宮内庁関係者)
2019年11月13日「今の愛子さまだよね!?めっちゃラッキーなんだけど!」若い女性の声が上がる。その視線先にあるバスの車窓からは、愛子さまがほほ笑んでいた。夏休みも終盤の『那須どうぶつ王国』園内で思いがけず天皇ご一家の姿を目にした人々は、興奮した様子を隠さなかった。ご静養のために8月19~28日の間、栃木県の那須御用邸に滞在された天皇ご一家。8月26日、同王国に足を運ばれた。あいにく小雨混じりの空模様だったが、愛子さまのお友だち5人とその保護者が合流して動物たちとの触れ合いを楽しまれたのだ。“プライベート”なお出かけにもかかわらず、愛子さまは王国内を歩きながら居合わせた人々に笑顔でお手振りされる“神対応”。80代の男性は愛子さまと握手をしたという。「緊張して何も話せませんでしたが、かわいらしく、とても賢そうなお顔をされていました」同王国の目玉イベントである「バードパフォーマンスショー」は、みんなで並んで観覧。上空から観覧席すれすれにワシやタカ、インコやミミズクが飛んでくると、愛子さまたちは「わー!」「すごく近い!」と歓声を上げて大喜び。そのままぶつかってきそうな迫力に、陛下と愛子さまがそろって頭を抱えられる場面もあった。客席から指名された小3の男の子の腕にタカをとまらせるパフォーマンスでは「これから〇〇くんの腕にタカの爪が食い込んでいくからね~」という司会の男性のブラックジョークに、愛子さまとご友人ばかりか、陛下と雅子さまからも笑い声が漏れた。こうして愛子さまは、高校最後となる夏休みをご友人たちと一緒に満喫されたのだった。
2019年09月06日「海で日焼けして、もう、一皮むけちゃったんです」歓迎する人々の間から「暑くて日焼けしますね」の声がかかると、愛子さまが明るくそうお答えになって、栃木県の那須塩原駅前には笑顔があふれた。天皇皇后両陛下と愛子さまが、ご静養のため那須御用邸に向かわれた8月19日のこと。愛子さまにとっては高校生活最後の夏休みだ。お迎えに来ていた高校3年生の高根沢ミクさんは、同級生同士の会話で盛り上がったと大感激。「陛下に『何年生ですか?』と声をかけていただき、『高3の受験生です』とお答えしたら、後ろにいらした愛子さまを『(学年が)一緒だよ』と呼んでくださったんです」すると愛子さまも「あっ、同級生」と歩み寄られて、試験の話題なども語り合われた。高根沢さんが「大学は社会学部を目指しています」と言うと、隣の雅子さまが愛子さまに「受験はないけどテストは近いわね」とおっしゃったという。「愛子さまはとても話しやすい方で、『私も8科目くらいテストがあります。お互い頑張りましょうね』と励ましてくださいました」8月22日には国立公園・那須平成の森をご一家で訪れ、2時間ほど散策されるなど、夏休みを満喫されている愛子さま。気になるその進路について、皇室担当記者が明かす。「これまで愛子さまは、陛下と同じ学習院大学文学部史学科への内部進学が有力とみられていましたが、実は、現在志望されているのは国際社会科学部のようなのです。4週間以上の海外研修への参加が卒業の条件になっており、英語教育にも力を入れている学部です。愛子さまの志望を知った同級生が殺到して、国際社会科学部の希望者が多くなっているといいます。愛子さまは、皇后となられてからの雅子さまの目覚ましいご活躍を間近でご覧になって、その姿に憧れ、皇室外交への意欲を抱かれているのかもしれません」
2019年08月29日展覧会「時を超える:美の基準」が、京都の世界遺産・元離宮⼆条城 ⼆の丸御殿台所、御清所にて、2019年8月31日(土)から9月3日(火)まで開催される。「時を超える:美の基準」は、世界のアートシーン第一線で活躍する南條史⽣と名和晃平をアドバイザーに迎えて開催する、⽇本の現代美術の展覧会。名和晃平をはじめ、デジタルアートを発信し続けるチームラボ、ガラスで粘菌やバクテリアを作る⻘⽊美歌、本物と見紛う草花を⽊彫で表現する須⽥悦弘、⾊を何層も重ねたミニマルな絵画を発表する向⼭喜章といった作家が参加。中には、新作や未発表作品も出品される。また、会場には、細見美術館の強力により、京都にも縁の深い伊藤若冲の《鶏図押絵貼屏⾵》の高精製複製(レプリカ)が登場。さらに、同じく《鶏図押絵貼屏⾵》と、「初⾳ミク」を融合させた⾁筆絵画も出品。過去から現代へと継承され、発展していく日本文化を象徴する、新たな表現を提示する。展示会場は、歴史ある二条城。通常非公開となっている、⼆の丸御殿台所と重要文化財にも指定されている御清所を舞台に、多彩な作品群を通じて日本文化の「美の基準」を紐解いていく。【詳細】ICOM京都⼤会2019開催記念 / ⼆条城・世界遺産登録25周年記念 「時を超える:美の基準」会期:2019年8月31日(土)~9月3日(火)入場時間:2019年8月31日(土) 9:00~17:45、9月1日(日)~3日(火) 9:00~16:45※⼆条城入城時間 2019年8月31日(土) 8:00~17:00(閉城 18:00)、9月1日(日)~3日(火) 8:00~16:00(閉城 17:00)会場:世界遺産 元離宮⼆条城 ⼆の丸御殿台所、御清所住所:京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541観覧料:無料(ただし⼆条城への入城料が必要)参加作家:青木美歌、小林且典、須⽥悦弘、チームラボ、名和晃平、西川勝人、ミヤケマイ、宮永愛子、向山喜章 ほか※⻘⽊美歌、須⽥悦弘、名和晃平、向⼭喜章は新作および未発表作品を展⽰予定。
2019年08月10日「愛子さまが通われている学習院女子高等科では、約3割の生徒が学習院以外の大学を受験します。夏休み前に“外部受験”希望者のための説明会があったのですが、愛子さまは出席されていなかったのです」そう語る学習院関係者。すなわち、愛子さまは学習院大学に内部進学されることが確実になったのだ。「愛子さまがこれからの皇室で重要な役割を担われることは、間違いありません。そんな中で雅子さまは、愛子さまに『陛下と同じ経験を』と願われたのではないでしょうか」(宮内庁関係者)天皇陛下は学習院高等科を卒業後、学習院大学文学部史学科に進学された。皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんはこう語る。「愛子さまは、初等科のころから歴史について深いご関心がおありです。藤原道長をテーマにした詳細なレポートを書かれたこともありました。尊敬されているお父さまと同じ史学科への進学も検討されているのかもしれませんね」(前出・皇室担当記者)陛下はさらに学習院大学大学院に進学、そしてイギリスのオックスフォード大学に留学されている。初めて学生寮で生活された陛下は、洗濯機に下着を詰め込みすぎて水を溢れさせたことも。イギリス伝統の酒場・パブにも通い、現地の人々と交流された。のちに陛下はこの留学を振り返り《自分でものを考え、決定し、そしてそれを行動に移すことができるようになったのではないか》と語られている。イギリスで自由で自立した生活を送られたことが、陛下にとって貴重な経験となったのだ。「両陛下とも長期海外留学の経験をお持ちです。最近でも国賓をもてなされた際に、語学力だけではなく他国の文化に精通されていることも、海外で好意的に報じられました。愛子さまが天皇陛下をお手本に2年ほどイギリスへ留学されれば、皇族としても、おひとりの女性としても、かけがえのない経験になると思います」(前出・渡邉さん)天皇陛下が卒業された学習院大、そしてイギリス留学へ……。雅子さまが願われた「陛下と同じ進路」をたどり、愛子さまは一段と成長されるはずだ――。
2019年08月02日現在、高校3年生の愛子さま。5月の御代替わりで“天皇の娘”となられたことは、学校生活にも影響を及ぼしているという。「5月以降は警備の人数も増えて、愛子さまは少し窮屈そうにされていると聞きます。休日には同級生とお出かけされることもあるそうですが、ご友人が愛子さまをお誘いする際には、警備態勢の準備のため、これまでより早く事前にお約束しないといけなくなったそうです」(学習院の保護者)愛子さまは2年生から文系の特別進学クラスに在籍されている。卒業後の進路にも注目が集まっているが、夏休み前、その進路が明らかとなる場面があったという。「学習院女子高等科では、約3割の生徒が学習院以外の大学を受験します。夏休み前に“外部受験”希望者のための説明会があったのですが、愛子さまは出席されていなかったのです」(学習院関係者)すなわち、愛子さまは学習院大へ進学される意志を最終的に固められたのだという。愛子さまの進学先候補としては、これまで東京大学、一橋大学、上智大学などが報じられてきた。また、秋篠宮家の眞子さまと佳子さまは国際基督教大学(ICU)に進学されており、近年は皇族であっても学習院大以外を選ぶケースは少なくない。「愛子さまは女子高等科の特別進学クラスにおいても優秀な成績を修められています。東大を狙うことも十分可能だとの評判で、難関私立大学への推薦を勝ち取ることもたやすいはず。内部進学ではもったいないという声も聞こえてくるほどです」(前出・学習院関係者)なぜ、東大などへの他大学への進学という選択肢を捨てて学習院大を選ぶ決断をされたのだろうか。前出の宮内庁関係者は言う。「偏差値で学校を選ぶよりも、落ち着いた環境で学問に取り組んでほしい――。そんな雅子さまのご希望があったのではないでしょうか」天皇陛下の即位直後の5月に報道各社が実施した世論調査では、女性天皇への賛成がいずれも8割近い割合となっている。「愛子さまを天皇に」と待望する国民の声は、高まる一方だ。11月の大嘗祭が終わり次第、国会での議論も本格化するとみられている。「雅子さまには、愛子さまの自由な進路選択を尊重されたいお気持ちもあったことでしょう。ただ、皇位継承の議論に皇族が加わることはできません。国会での議論と、国民の総意に委ねるしかないのです。しかし愛子さまがこれからの皇室で重要な役割を担われることは、間違いありません。そんな中で雅子さまは、愛子さまに『陛下と同じ経験を』と願われたのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)
2019年08月02日愛子さまの通う学習院女子高等科が夏休みに入って間もない、7月23日。ペルー、ボリビアご訪問から帰国されたばかりの眞子さまが、天皇皇后両陛下へのご挨拶のために赤坂御所を訪れた。宮内庁関係者は語る。「眞子さまは、両国の大統領から預かったメッセージを、両陛下にお伝えするために赤坂御所に来られました。異例のことですが、実はその場には愛子さまもいらっしゃいました。20分ほどかけて、眞子さまは南米での出来事をお話しになったそうです」愛子さまはちょうど夏休み前の地理の授業で、南米について学んでいたという。「眞子さまが語る現地でのエピソードに、愛子さまはたいへん興味を持たれていたと伺っています。侍従職は宮内記者たちには、愛子さまがいらした理由を『時間が合ったから』と説明していましたが、雅子さまが同席を提案されたのではないでしょうか。愛子さまも近い将来、同じように公務で海外訪問をされることになります。5回目の海外公式訪問を終えた眞子さまからの“特別レッスン”は、貴重な勉強の機会になったことでしょう」(宮内庁関係者)
2019年08月01日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はシンガーソングライター山出愛子さんです。女の子に「わかる!!」と共感してもらえる歌を届けたい。キッズモデルを経て、成長期限定ユニット「さくら学院」のリーダーを経験。「正直プレッシャーに悩んだこともありました。でも、どうやって人をまとめていくか10代にして考えられたことは、貴重な経験だったと思います」。現在はアーティストとして活躍中。「詞って、自分をさらけだすようなもの。人に共感してもらえた時の嬉しさがたまらないから、恥ずかしいのをこらえて頑張って作詞しています(笑)。これからは恋愛ソングにも挑戦したい。好きな人を作るところから始めないと、ですけど!」ワードローブはボーダー率高め。幅によって雰囲気が変わるからいろいろ欲しくなる。これはほんの一部。ベイマックスが好きすぎて!これは日々持ち歩いている子たち。ぬいぐるみもたくさん持っています。髪を切ってから帽子にハマってます。帽子を使ったスタイルを考えるのが楽しい。お気に入りは『New Era』。やまいで・あいこ2002年生まれ。’18年3月にさくら学院を卒業し、ソロ活動開始。シングル『Choice』を12月にリリースしたばかり。※『anan』2019年1月2・9日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2019年01月08日「愛子さまは、11月13日から17日にかけて奈良・京都をお訪ねになりました。学習院女子高等科2年生の修学旅行だったのです。数々の寺院や皇室の施設である京都御所などを見学されて、歴史に思いを馳せられたようです」(学習院関係者)自由行動では祇園などの古い街並みをご友人と一緒に見て回られたという。「宿泊先でも大部屋でお友達と布団を並べてお休みになりました。4泊5日の行程を、とても楽しそうに過ごされました」(前出・学習院関係者)12月1日に17歳の誕生日を迎えられた愛子さま。学習院の保護者はうれしそうにこう明かす。「最近、愛子さまがたいへん社交的になられたと保護者の間でも評判なのです。高等科に進学した直後は、学校をお休みになる日も少なくありませんでした。急激に痩せられたり、一気にふっくらされたりと、思春期特有のこととはいえ体重の増減も心配になるほどでした。ところが、ここ数カ月は学校でもいつも笑顔。ご友人にも積極的にご自分から話しかけられているとうかがっています」8月には、須崎御用邸と那須御用邸で皇太子ご夫妻と一緒に、はつらつとしたご表情で取材にも対応されていた。東宮家に詳しい皇室ジャーナリストも愛子さまの才能を語る。「もともと愛子さまは、学業、芸術、スポーツ、いずれにも秀でた才能をお持ちの“スーパープリンセス”だったのです。東宮御所を訪れた外国の王族と通訳を介さずに英語で懇談されるほど、秀でた語学力をお持ちです。文系の特別進学クラスにご在籍で、成績も学年トップ級。初等科から続けていらっしゃるチェロでは、皇太子さまと一緒にオーケストラにも参加されています。学芸会では演劇用に楽曲の編曲をされるほど、音楽にも精通されているのです」皇室ジャーナリストによると、愛子さまは運動神経も抜群だという。「愛子さまは赤坂御用地内で宮内庁職員とバドミントンやキャッチボールをなさることも多いのですが、ソフトボール経験者の雅子さまも驚かれるほどのスピードボールをお投げになるそうです。それでいて初等科の運動会で組体操の下段を務められたように、幼いときからチームワークの大切さもご存じでいらっしゃいました」しかし愛子さまに関しては、これまでは登校不安や“激やせ”ばかりが取りざたされ、その魅力が十分に伝わってこなかった。「愛子さまご自身が積極的になられたことで、親しみやすいお人柄と多才な魅力が知れわたるようになりました。学習院の学内でもファンが急増しているそうです」(前出・皇室ジャーナリスト)
2018年12月01日皇太子ご夫妻の長女・愛子さまは、12月1日に17歳の誕生日を迎えられた。10月には映画『旅猫リポート』のチャリティー試写会にお出ましになり、主演の福士蒼汰(25)と並んで大人びたドレス姿も披露されたのも記憶に新しい。愛子さまは今まさに“大人への階段”を登られているところだ。学習院の学内でもファンが急増中だという愛子さま。その人気が爆発してしまう事件が起こった。11月3日、学習院女子中・高等科の学園祭『八重桜祭』での一幕だ。「愛子さまがダンスデビューされると聞いた生徒が殺到して、開演が30分も遅れてしまったのです」学習院女子高等科在学生の保護者が興奮気味に語る。「愛子さまは同級生たちと『BLOOM』というダンスチームを結成されています。昨年は司会だけのご担当でしたが、今年は司会に加えて、ご自身も2曲踊られました。それが事前に知れわたり、女子生徒だけではなく男子部の生徒たちもどんどん会場に集まってきて、開演が遅れるほどのパニックになってしまったのです。ポンポンを手に、元気いっぱいのチアダンスを披露。運動神経抜群の愛子さまは踊りもばっちりでした。会場はその日一番の盛り上がりとなって『愛ちゃーん』という黄色い声援が四方八方から飛んでいました」学習院関係者は、今の愛子さまの人気ぶりはもはや“佳子さま超え”なのだと話す。「もちろん高等科時代の佳子さまも可愛らしくてご活発で、学内でとても人気がありました。ただ、愛子さまの場合はその人気が“人望”といったレベルになっているのです。特に下級生からの支持が圧倒的です」愛子さまは今年7月22日から8月9日までの日程で、英国の名門イートン校のサマースクールに参加された。はじめて雅子さまと離れ離れになって、3週間ほど海外生活をされたのだ。これが愛子さまの転機になったはずだと語るのは皇室担当記者。「学業に意識の高い同級生と過ごす中でお感じになるものがあったのかもしれません。ストーンヘンジ、大英博物館などロンドンの名所を巡られ、生徒たちだけで行動される場面もありました。その経験から視野が広がり、自信も生まれたのでしょう」自分の可能性を広げたい――。そんな思いからなのか、愛子さまは秋から猛勉強を始められたのだという。「放課後にダンスの練習を終えてからも机に向かわれるので、その熱心さに周囲の人たちからは心配の声も上がるほど。文系の特別進学クラスに在籍されていて学年トップ級の成績ですから、本気で目指されるのなら東大合格も決して夢ではないでしょう」(前出・皇室担当記者)来年5月に皇太子さまが即位されれば“天皇の娘”に。そのご自覚も深められていることだろう。17歳を迎える愛子さまは、晴れやかなプリンセスロードを突き進んでいかれる――。
2018年12月01日瀬戸内海の島々を舞台に、現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭 2019」が、2019年4月26日から5月26日、7月19日から8月25日、9月28日から11月4日の総計107日間に渡り開催される。本年11月7日にはその企画概要が発表された。第1回の開催当初から掲げてきた目的である「海の復権」をテーマに、次回で4度目の開催を迎える瀬戸内国際芸術祭。有史以来、瀬戸内海の島々には、様々な人々が行き交い、常に新しい文化や様式を伝えてきた。しかしながら近年は、人口減少や高齢化など地域の活力低下により島の固有性は失われつつある。そんな状況にあるなかでも、瀬戸内の美しい景観と自然の恵みは在り続けてている。かつて、この美しい自然と人々が交錯してきたように、活力を取り戻したこの瀬戸内の島々と瀬戸内海が地球上のすべての地域の“希望”となることを目指している。Photo:Osamu Nakamura会期は、前回に引き続き春・夏・秋の3期で構成される。春期が2019年4月26日から5月26日まで、夏期が7月19日から8月25日まで、秋期が9月28日から11月4日までの総計107日間。直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春)、本島(秋)、高見島(秋)、粟島(秋)、伊吹島(秋)、高松港周辺、宇野港周辺を会場に行われる。草間彌生「赤かぼちゃ」2006年 直島・宮浦港緑地 / Photo:Daisuke Aochi注目されるのが、建築家の田根剛と、2010年から参加をする現代アーティストの塩田千春のコラボレーション。現在、豊島にある木製のトンネル状の塩田の作品「遠い記憶」が撤去され、そこへ新たに田根剛との作品が生み出される。女木島では、レアンドロ・エルリッヒ(Leandro Erlich)や宮永愛子、KOURYOUなどが参加する「小さなお店プロジェクト(仮称)」を計画。2010年にこの島で「不在の存在」を制作したエルリッヒは、コインランドリーの開店を予定するなど島民にとって便利で、他所からの来訪者にとってはユニークなスポットとなるような“小さなお店”の作品が集結する。宮永愛子は、瀬戸内国際芸術祭の会期中に高松市美術館で企画展の開催を予定している。そのほかにも重点プロジェクトとして、瀬戸内の特産品や農水産物等に焦点を当てた「瀬戸内の資源 × アーティスト」、アジアの国々のアーティストと瀬戸内の島々が連携するプロジェクト「アジアの各地域 × 瀬戸内の島々」、瀬戸内の島々に残る伝統的な食をアーティストが掘り起こしアップデートする「島の『食』 × アーティスト」を実施。また、芝居や舞踏といったイベント・パフォーマンスも多く企画されている。オランダのアーティスト、クリスティアン・バスティアンス(Christiaan Bastiaans)が、大島のハンセン病をテーマにした「貴重な荷物」をインスタレーション化するとともに、世界的大女優リブ・ウルマン(Liv Ullmann)や笈田ヨシ、大野慶人、石橋静河が出演する公演が大島、高松港周辺で行われる予定。淀川テクニック「宇野のチヌ」 / Photo:Osamu Nakamura【イベント情報】瀬戸内国際芸術祭 2019会期:春(ふれあう春)2019年4月26日〜5月26日、夏(あつまる夏)7月19日〜8月25日、秋(ひろがる秋)9月28日〜11月4日会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春)、本島(秋)、高見島(秋)、粟島(秋)、伊吹島(秋)、高松港周辺、宇野港周辺料金:3シーズンパスポート 4,800円(前売り特別価格 3,800円)※16歳〜18歳は身分証の提示により3,000円(当日現地販売のみ)、前売り期間は2018年11月8日~2019年4月25日会期限定パスポート(春用・夏用・秋用)各4,000円※各16歳〜18歳は身分証の提示により2,500円(当日現地販売のみ)。春用は2019年4月26日から、夏・秋用は直前の会期の終了後に販売を開始。
2018年11月30日人気のエリア清澄白河を、アートとともに満喫できるイベント『MOTサテライト 2018秋うごきだす物語』。江戸風情や水辺の風景など、情緒溢れる清澄白河には、古くは松尾芭蕉も居を構え、最近ではコーヒー・ロースタリーやカフェ、ギャラリーが続々登場中。今も昔もクリエイティブな風が吹くこのエリアで、地域の人とアーティストが関わりながら街&アートを再発見するプロジェクト「MOTサテライト」が始まった。最初にこのイベントが行われたのは2017年春。2019年3月末までの東京都現代美術館(MOT)改修休館中でもその活動を止めることなく、「美術館が地域に出かけていき、新たな対話を始めたい」と始まったこのプロジェクト。「アート初心者にも親しみやすい」「知らなかった地元の歴史を作品で知った」と回を重ねるごとに好評を得ている。3回目となる今回のテーマは“うごきだす物語”。例えばヂョン・ヨンドゥ作《古典と新作》は一人の長老の幼少期の思い出から誕生した作品。現在の子供たちの生き生きとした姿に、時代を経ても変わらないものと、様変わりしたものを映し出し、さらに同じ思い出を基にした落語を地元在住の落語家が演じた映像が交錯する、なんとも下町・清澄白河らしいもの。一人の思い出が2次元、3次元となって動きだす。そんな期待感をどの作品からもきっと感じ取れるはずだ。また今回は地域とも連携を深め、トークショーやワークショップなど関連プログラムも充実。展示会場は工場跡地の他、カフェや商店街などにも点在するから街歩き気分で出かけてみて。【1】宮永愛子《手紙》(部分)2013写真:木奥恵三©MIYANAGA AikoCourtesy Mizuma Art Gallery参考図版宮永愛子の作品はかつて製本工場だった場所の痕跡を象徴する、立体作品&インスタレーション。【2】鈴木のぞみ《Other Days, Other Eyes:柿の木荘2階東の窓》2016‐2017写真:木暮伸也Courtesy rin art association参考図版美術館周辺の被写体に残る記憶の痕跡を、窓などの日常品に落とし込んだ鈴木のぞみの作品。【3】ひがし ちか《ペーパーパレット》2018参考図版本シリーズのメインイメージを描いてきたひがしちかの作品。今回は屋外で街を色鮮やかに描き出す。【4】のらもじ発見プロジェクト2013写真:池田陽美参考図版古い町並みや看板に残る味のある文字「のらもじ」を採集しフォント化するプロジェクトも。【5】鉄割アルバトロスケット写真:沼田学参考図版寸劇、音楽、踊りなどを織り込んだパフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」の新作公演も。『MOTサテライト 2018秋うごきだす物語』清澄白河エリアの各所(案内所:東京都江東区三好3‐8‐5深川資料館通り商店街協同組合事務所1F)10月20日(土)~11月18日(日)金・土・日・祝日の11:00~18:00観覧無料TEL:03・5777・8600(ハローダイヤル)※『anan』2018年10月17日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2018年10月13日俳優・金山一彦(51)の妻で弁護士の大渕愛子氏(41)が19日、第3子となる女児を出産した。同日、自身のブログで発表した。大渕弁護士は「出産のご報告」と題して更新し、「本日、9時19分、2572gの女の子を無事に出産いたしました。母子ともに健康です!」と報告。「私の体調が優れず、若干の不安もありましたが、手術はスムーズに進み、術後の経過も順調とのことです」とつづった。そして、「私の胸でスヤスヤ寝ている娘」と愛娘の写真を添えて、「とても小さく、とても愛おしいです。目が少し開きました」とコメント。「元気に産まれてきてくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びをつづった。2人は2014年8月に結婚。2015年3月に第1子となる長男、16年12月に第2子となる次男が誕生した。
2018年09月20日世界の現代アートを牽引するアーティストから注目の若手、金沢ゆかりのアーティストが参加する「東アジア文化都市2018金沢 変容する家」が、金沢21世紀美術館や金沢市内の3つのエリアを会場に、9月15日から11月4日まで開催。[参考画像]ハン・ソクヒョン《Super-Natural》(部分)2011/2016Installation view of the exhibition "Megacities Asia" at the Museum of Fine Arts, Boston.Courtesy of the artist我々の生きる現代では「家」は一つの社会システムとして構造化されている。建築的・物理的な 「家」は一般化しやすいが、表面化しない感情、慣習や文化全般に融解している「家」は、多角的に考察されなければ、その意味を捉えることは困難だ。とりわけ、グローバル化によって移動が常態化した今日において、人々の「家」はどこにでも、いくつもあるのか、あるいはどこにもないのか。この問いを起点に、金沢の街なかに存在する使われていない日常空間を探し出し、現代美術作家が「家」をテーマに作品を発表する。出品作家は、川俣正、ス・ドホ、オーギカナエ、ギムホンソック、ソン・ドン、山本基、ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホ、チウ・ジージエ、ミヤケマイ、伊能一三、宮永愛子、ハン・ソクヒョン、呉夏枝、さわひらき、チェン・ウェイ、風景と食設計室 ホー、魚住哲宏+魚住紀代美、ヤン・ヨンリャン、リ・ビンユアン、村上慧、イ・ハンソル、グゥ・ユルーの計22組。現代アートシーンで存在感を増す東アジア諸国の中でも、さまざまな国際舞台で作品を発表してきた日本・中国・韓国を代表するアーティストが金沢に集結する。また金沢ゆかりのアーティストや、注目の若手アーティストまで幅広く紹介する。[参考画像]川俣正 《「工事中」再開》 2017アートフロントギャラリーでのインスタレーション(東京、代官山)撮影:井上玄© Tadashi Kawamata本展は、金沢21世紀美術館を飛び出して、市街地でも作品を展示。金沢市内の広坂、石引、寺町・野町・泉の3つのエリアにある民家やビルなどを会場に、本展のための新作も多数発表される予定。これらのエリアは、古くは藩政期、金沢城のお膝元として、あるいは加賀藩主前田家ゆかりの寺院群が置かれるなど、いずれも藩政の要所とされてきた地であり、現在は官庁街や文教地区、観光地として多くの人に親しまれる一方、地元の人々の生活が息づく地域でもある。金沢21世紀美術館のミッションである「まちに活き、市民とつくる、参画交流型の美術館」をさらに展開し、地域との交流を進めながら実施する。金沢21世紀美術館のある広坂エリアには2会場が設けられ、同館の芝生広場のほか、近隣のビルをまるごと使ったダイナミックな展示が行われる。石引エリアは、石引商店街周辺の6会場に、まちの人々の日々の生活に寄り添うような作品を紹介。そして寺町・野町・泉エリアは、元工場や寺院、町家など10会場に、それぞれの物語や特徴ある空間を生かした展示が登場する。それぞれのエリアは、広坂エリアを中心に、徒歩やバスで移動が可能。一日ゆっくりと散歩しながら、東アジアのアーティスト22組が考える「家」を訪ね、作品とまちの魅力を発見できる。日本・中国・韓国の3ヶ国において文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市において現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベント等を実施する「東アジア文化都市」の、2018年のコア事業として開催される本展。金沢のまちを舞台とした大規模な現代アートのまちなか展覧会で、日中韓のアートに出会ってみては。【展覧会情報】東アジア文化都市2018金沢 変容する家会期:9月15日~11月4日会場:金沢市内(広坂エリア、石引エリア、寺町・野町・泉エリア)時間:10:00~17:00 ※会場により異なる場合あり休場日:毎週月曜日(ただし、9月17日、24日、10月8日は開場)、9月18日、25日、10月9日※会場により異なる場合あり入場無料
2018年08月16日登校時刻のベルが鳴る5分前。学習院女子高等科への通学路を歩く生徒もまばらになってきたころ、乱れる髪も気にされず愛子さまは校門へと全力ダッシュ!付き添いの東宮侍従も、息を切らして追いかける。すでに気温は上がり始めていたが、夏服姿の愛子さまは涼しげなご表情だった――。 5月31日、愛子さまが今年の夏休みにイギリスへ短期留学されることが明らかになった。学習院女子高等科の保護者は愛子さまが参加される「イートンサマースクール」についてこう語る。 「イギリス・ロンドンにあるイートン校に3週間滞在し、寮生活を送りながら英会話やイギリス文化を学びます。高等科の2年生と3年生の中から40人が参加するのですが、毎年希望者が殺到します。このプログラムに参加したくて学習院女子に入った生徒もいるほどの人気です。学習院では国際教育に力を入れており、多くの生徒が留学を目指し英語を猛勉強しているのです」 そんな友人たちからの触発もあったのか、愛子さまは昨年4月に高等科に進学されてから、海外への関心を強められてきた。 「昨年、東宮御所にデンマーク皇太子ご夫妻やスウェーデン皇太子が招かれたとき、愛子さまも同席されて英語で懇談されたのです。皇太子さまは、愛子さまの語学力はご自分以上だと話されているそうです」(宮内庁関係者) しかし、前出の保護者はこう付け加えた。 「愛子さまは英語の成績もトップクラスなので、語学力については心配無用でしょう。ただ、このプログラムを乗り切るには体力と精神力も必要なのです」 愛子さまは3週間のイギリス滞在をどのように過ごされるのだろうか。学習院関係者が語る。 「イートン校は約600年の歴史を持つイギリス屈指の名門男子校です。ウィリアム王子やヘンリー王子も卒業生で、制服である黒の燕尾服がトレードマーク。王室の子息が通うだけあって校風は非常に厳格です。愛子さまが受けられる授業も、イートン校の先生や卒業生が担当します。毎朝8時半から始まる授業はもちろん、世界遺産のストーンヘンジや大英博物館を訪ねる校外学習の際も日本語は禁止。さらには、日本の友人や親と電話やメールをするのも厳禁です。身も心もイギリス文化に浸かる、濃密な3週間を過ごすのです」 イギリスでは東宮侍従や護衛も付き添わず、愛子さまの頼りはご友人との絆と語学力だけ。雅子さまと3週間も離れ離れになるのも今までにない経験だ。 初めての単独海外ご訪問となるイギリス留学で、愛子さまは一回り大きく成長されるはずだ――。
2018年06月05日新学期を迎えてすぐの4月12日のこと。学習院女子中・高等科の通学路には、新緑まぶしい木々が風に揺れていた。その下を愛子さまが、ご友人とガールズトークに花を咲かせながら、笑顔で校舎に向かわれた。学習院女子高等科の保護者はこう語る。 「春休み期間中に、愛子さまは、お友達とご一緒に学習院高等科野球部の試合を観戦され、別の日には、カラオケやボウリングも楽しまれたようです。最近は、こうしたお出かけに、愛子さまのほうからお友だちを誘われることもあるようですね」 この春は愛子さまのはつらつとしたお姿を多くお見受けしている。しかし、女子高等科2年に進級された愛子さまにとって、大きな転機があったようだと、学習院関係者が語る。 「高2からは5クラスのうち2クラスに、他大学への受験を希望する生徒が振り分けられるのですが、愛子さまはその2クラスに入らなかったそうです。つまり、これまで報道の報道で名前の挙がっていた、雅子さまの母校である東大、上智、ICU(国際基督教大学)などの受験をやめて、学習院大学への内部進学を決められた可能性が高いのです」 学習院女子高等科では、約7割の生徒が内部進学で学習院大学に進み、外部の大学を受験するのは3割程度。中等科のときから愛子さまと仲のよかったお友達の多くは、医学部や獣医学部を目指す“受験組”だという。それでも愛子さまが、「外部受験をやめる」と決意された背景には、何があったのだろうか。 皇室ジャーナリストは、「眞子さまのご結婚延期が、影響している部分もあるのでは」と見る。 「眞子さまも小室圭さんとICUのキャンパスで出会われましたが、自由に外出することも難しい皇族方にとっては、大学がご結婚相手を見つける貴重な“出会いの場”でもあるのです。学習院は皇族のための学校でした。かつては旧皇族や旧華族の家の方達の多くも、学習院で学んでいます。皇族方を支えたいと考えているOB、OGの人脈も残っています。小室圭さんの借金トラブルが報じられ、眞子さまのご結婚が延期になった今、関係者の間では『学習院で将来のお相手をお選びになれば安心だ』という声が日に日に大きくなっていたのです」 前出の学習院女子高等科の保護者は、喜びを隠さない。 「愛子さまに、学習院大学に進学していただけるのであれば、これほどうれしいことはありません。眞子さまの後を追って佳子さまも、学習院大学を中退してまでICUに行かれてしまいました。悠仁さまは、幼稚園からお茶の水女子大附属ですし……」 来年5月には皇太子さまが新天皇に即位され、愛子さまにも大きな注目が集まるようになる。 「雅子さまとしては、むしろ皇族の受入れ態勢がしっかりしている学習院のほうが、愛子さまがと学生生活を送れるとお考えになったのでしょう。愛子さまも、昨年は外国の要人と英語で懇談されるなど、皇族としてのご活動にもやりがいを見出されているように感じられます。愛子さまが大学生になられる’20年には、東京オリンピックが開催されます。世界中の王族や要人も東京に集まりますから、皇太子さまや雅子さまと一緒に、愛子さまもご接遇のため、お出ましになるに違いありません。“新天皇の娘”として、私に何ができるのか――。お代替わりが近づくにつれ“受験よりよりも大切なことがある”と、愛子さまはお考えになったのでしょう」(宮内庁関係者) この春、人生の転機となる決断をされた愛子さま。1年後の新体制に向けて、皇族としてのご自覚を、日々強められていく――。
2018年04月20日寒さも厳しくなってきた11月下旬、愛子さまの足取りは軽やかだった。背負われていたのは、ご自分の背丈ほどもあるチェロのケース。風も冷たかったが、愛子さまは気にされるご様子も見せず、元気よく校門に向かっていかれたーー。 「学習院で近いうちに開かれる音楽会に参加されるのかもしれませんね。ご友人といっしょに練習するために楽器を持ち込まれたのでしょう」(学習院女子高等科の保護者) 学習院女子高等科入学から7カ月、最初のころはお休みも多かった愛子さまも、すっかり学校生活に慣れていらっしゃるという。 「10月下旬に開催された八重桜祭(文化祭)では、体育館のステージでナレーターを務める愛子さまをお見かけしました。愛子さまはあるダンスチームについて、大勢のお客さんを前に説明されたのです。愛子さまの口調はとてもハキハキされていて、メンバーの紹介もとてもお上手でした」(別の保護者) 張り切っていらっしゃるのも、当然なことかもしれない。愛子さまは12月1日に16歳の誕生日を迎えられるのだから……。 本誌が取材した宮内庁関係者も感慨深げだった。 「愛子さまのご誕生に日本中が喜んでいたのも、つい昨日のことのように思われます。ただ愛子さまのご成長を嬉しく思ういっぽうで、皇室の未来に、一抹の危惧を感じているのも事実です」 菅義偉官房長官が臨時の記者会見で、「皇室会議」を12月1日に開くと発表したのは、11月22日のこと。皇室会議とは、皇位継承順位の変更や皇族の身分の離脱など、皇室に関する重要事項を審議するために設置されている国の機関である。前出の宮内庁関係者が続ける。 「24年ぶりとなる会議の議題は、天皇陛下の譲位日程です。この重大な会議をなぜわざわざ同じ日に開催するのか不思議でしたが、愛子さまのお誕生日であることも認識していなかったのかもしれません。そもそも政府は、19年元日に元号を改めることを検討していましたが、12月31日から1月1日にかけては、大切な祭祀もあり、物理的にも難しい。“皇室の事情”をまったく理解していなかったとしか思えません」 政府の思惑はともかくとして、今年の12月1日が愛子さまの人生にとって特別な日となることは間違いない。 「同じ内親王というお立場でも、“天皇の長女”と“皇太子の長女”では、大きな差があります。おそらくかつての紀宮さま(黒田清子さん)のように、愛子さまには専従の女官や侍従がつくようになるかと思います」(前出・宮内庁関係者) もちろん愛子さまに訪れる変化は、待遇ばかりではない。眞子さまのご結婚、両陛下のご退位などで公務を担われる皇族は減少していく。愛子さまの役割分担や責任も、次第に増していくと皇室担当記者は言う。 「秋篠宮家の長女眞子さまが、初めて単独でご公務に臨まれたのは16歳のときでした。08年4月に上野公園で行われた『子ども動物園60周年記念・野間馬贈呈式』へのご臨席です。愛子さまは昨年、10回も皇太子ご夫妻のご公務に同行されています。愛子さまの単独ご公務デビューも近いとみていいでしょう」 チェロケースを持って登校されていた愛子さま。小さなお背中に大きな試練も背負い、大人への階段を昇られる。
2017年11月29日京都の二条城と京都芸術センターで開催中の「アジア回廊現代美術展」では、8月19日から10月15日の日程で、日中韓のアーティスト25組、約33点の展示が行われている。歴史的建造物×東アジア現代美術が織り成す、幻想的な展示の見どころをお届けしよう。「アジア回廊 現代美術展」は、毎年、日本・中国・韓国の各国政府から一都市が選定され、文化の力で東アジアの相互理解を促進し、開催都市のさらなる発展を目指すプロジェクトのメインプログラムで、2017年は京都市で8月から11月にかけて現代美術の展示の他、舞台、音楽、マンガやアニメなど多様な展示やイベントが催される。二条城の会場で最初に目に飛び込んでくるのは、ソウル在住のアーティスト、チェ・ジョンファの「フルーツの木」。「台所」の前庭に展示されているこの巨大なバルーンは、フルーツや野菜がたわわに実った木で“異次元の憩いの空間を提供する”意図が込められているのだそう。チェ・ジョンファ《フルーツの木》(2015)ほの暗い「台所」に足を踏み入れると、チェ・ジョンファによる2点の作品が出迎えてくれる。普段は非公開となっている「台所」の、高い天井と風通しよく設計された建築に感動しつつ、プラスチック製のボウルを組み合わせてクリスタルのオブジェのように設えた「アルケミー(錬金術)」と、入口の背後に横たわる巨大な大根のバルーン「涅槃」に目を奪われることだろう。「涅槃」は、チェ氏が敬愛する伊藤若冲の「果蔬涅槃図」に描かれている大根をモチーフにしているのだという。チェ・ジョンファ《涅槃》(2017)続いて、草間彌生の「無限の網のうちに消滅するミロのヴィーナス」と、一筋の糸にさまざまな海の水から育てられた塩の結晶が結ばれた、宮永愛子の「結〈二条城〉」。隣の展示室には、キム・スージャによる鏡張りの作品「遭遇 ー 鏡の女」が展示されている。草間彌生《無限の網のうちに消滅するミロのビーナス》(1998)日中韓の3人のアーティストグループ西京人が架空の国「西京」について語る映像作品「第4章:アイラブ西京ー西京国大統領の日常」、台所から望む中庭に展示されているツァイ・グオチャンの「盆栽の舟:東アジア文化都市2017京都のためのプロジェクト」も必見だ。「盆栽の舟」は、東アジア文化都市2016奈良市で、東大寺の境内の池に設置していた木造船を移築したもので、この展覧会のテーマである“東アジアの国々の文化の相互存続”を象徴する作品といえるだろう。ツァイ・グオチャン《盆栽の舟》2017東アジア文化都市2017京都のためのプロジェクト広大な二の丸庭園と本丸庭園を抜けた先にある、お堀の池に展示されている三嶋りつ惠の「光はいつでもそこにある」も印象的な作品だ。水面に浮かぶ約600個のヴェネツィアンガラスがきらきらと輝く様を眺めていると、遥か昔の時代へタイムスリップしたような気分に浸れる。世界遺産「元離宮二条城」の敷地内に忽然と現れた現代美術の展示は、重厚な雰囲気の会場とのコントラストが鮮やかで、忘れ難いアート体験をもたらしてくれることだろう。屋外展示が多く、写真撮影可能な作品も多数あるため、散策しながら“東アジアのアート回廊”を歩く楽しみを満喫してほしい。また、登録有形文化財でもある元小学校をリノベーションしたアート施設「京都芸術センター」にも多数の作品が展示されている。三嶋りつ惠《光はいつでもそこにある》(2017)【イベント情報】「東アジア文化都市 2017京都 アジア回廊 現代美術展」■元離宮二条城会期:8月19日~10月15日住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541時間:8:45~17:00(最終入城16:00)なお二の丸御殿台所・東南隅櫓は9:00~16:45入場料:現代美術展600円(別途二条城の入場料が必要)■京都芸術センター会期:8月19日~10月15日住所:京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2時間:10:00〜20:00入場料:無料
2017年09月07日昨年16歳にしてリオ五輪代表に選出され、女子団体総合で48年ぶりの4位に輝いた体操の杉原愛子選手。E難度の新技「I字2回ターン」が新技として国際体操連盟に申請されるなど大活躍中!そんな女子体操競技界のホープにお話を伺いました。「できない」なんて思ったことがない子供でした。リオ五輪の日本代表メンバーとして活躍する日本の女子体操競技界のホープ、杉原選手。「体操を始めたのは4歳で、お姉ちゃんの体操教室についていったのがきっかけ。オリンピックを意識したのは、小3の時でした。北京オリンピックで冨田(洋之)選手や内村(航平)選手の演技をテレビで見て、私もあそこで演技がしたいって思ったんです」負けず嫌いの性格から、どんな技でも「できないとは思わなかった」そう。翌年の全日本ジュニアでは、個人優勝を果たした。「技を覚えたり、うまくなると嬉しくて楽しくて。この頃は週に4~5日、学校が終わると片道1時間かかる練習場まで通い、夜まで3~4時間練習していました。挫折したことはないけど、高1の12月に右膝の手術をして、思うように練習ができなかった時期があって。その翌年にはリオ五輪の選考会があったし、周りの選手はどんどんうまくなっていくし…。それでもリハビリをここでちゃんとやっておかないと後が大変だから、焦って練習したい気持ちをグッと我慢して、病院でひたすら技のイメトレをして乗り越えました。イメージするのは結構得意で、練習でも常に試合を想定しています。例えばいつもの練習場でも試合会場の代々木第一体育館にいるつもりで、本番の緊張感を自分で作り出す。それを続けていたら、リオで初めて、特別な〝ゾーン〞に入る経験をしたんです。試合中、雑音が一切聞こえなくなり、見えるのは自分と平均台だけ。ノーミスで演技できました。あの集中力は我ながら凄かった! 昔から、一日中体操のことしか考えてないし、友達と遊ぶよりも今はオリンピック優先。だって体操人生の方が短いし、今は選手として一番いい時期だから、全てを練習に費やしたいんです」昨年の豊田国際体操では、平均台で“I字2回ターン”を成功させ、新技申請中だ。「もし新技が認められたら、技の名前は名字をつけるかな。でも本当は愛子からとって“ラブ子ターン”にしたいんだけど(笑)」すぎはら・あいこ1999年9月19日生まれ、大阪府出身。2015年の第54回NHK杯体操選手権で、笹田夏実、寺本明日香の実力派を抑えて初優勝したことで話題に。同年のアジア体操競技選手権では、団体総合と個人総合でも優勝、初の国際タイトルを掴んだ。昨年は、体操女子日本代表として、リオ五輪に出場を果たした。※『anan』2017年9月6日号より。写真・土佐麻理子取材、文・若山あや(by anan編集部)
2017年09月01日資生堂ギャラリーにて6月2日から8月20日まで、第11回 shiseido art egg展が開催する。2007年にスタートしたシセイドウアートエッグ(shiseido art egg)は、新進アーティストの活動を応援する公募展。11回目を迎える今回は、全国各地から279件もの応募があった。選考によって入選したのは吉田志穂、沖潤子、菅亮平の3名のアーティストとなる。写真家の吉田は、自らが撮影した写真とWEB上に存在するさまざまなイメージを取り混ぜながら、新たな写真表現の次元に迫るという、写真の可能性を自在に探求するインスタレーションを制作。刺繍アーティストの沖は、古布に自己流で始めた繊細な刺繍を施し、布が経てきた時間とその記憶に針目を重ね合わせる、まるで古布に新たな生が与えているかのようなオブジェを制作する。菅は、美術館やギャラリーに特有の展示スペースである“ホワイトキューブ”をモチーフとし、実在する展示スペースの中に迷路のような錯覚を出現させ、見る人の視覚体験を揺さぶる作品を制作。3名の個展がそれぞれ21日間開催される。各個展終了後には、「美術手帖」編集長の岩渕貞哉、美術家の宮永愛子、建築家の中村竜治の3名の審査員がshiseido art egg賞を選出。受賞者は9月下旬にウェブサイトで発表される予定だ。【イベント情報】「第11回shiseido art egg展」会期:吉田志穂展は6月2日~25日/沖潤子展は6月30日~7月23日/菅亮平展は7月28日~8月20日会場:資生堂ギャラリー住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階時間:平日11:00~19:00、日曜祝日11:00~18:00休館日:月曜日入場無料
2017年05月31日俳優の金山一彦が3日、自身のブログを更新。妻の大渕愛子弁護士が依頼人から着手金を不当に受け取ったとして東京弁護士会から業務停止1カ月の懲戒処分を受けたことについて謝罪した。金山は「この度の報道について」というタイトルで更新し、「この度は、妻の事でお騒がせ致しまして大変申し訳ありません」と謝罪。「今回処分が下された事を、夫婦共々真摯に受け止めております」とつづった。そして、「依頼者の方、関係スタッフの皆様、並びに関係出演者の皆様、そして応援して下さってる皆様に大変なご迷惑とご心配をお掛けしました事を、心よりお詫び申し上げます」と再び謝罪の言葉を述べ、「今後とも、どうぞ宜しくお願い致します」と結んだ。日本テレビ系『行列のできる法律相談所』などテレビ番組でも活躍している大渕弁護士。2日に緊急会見を開き、事実を認めて謝罪し、タレント活動も1カ月自粛すると伝えた。
2016年08月03日東京都・新宿の東京オペラシティ アートギャラリーは、精神科医・高橋龍太郎氏の収集による1990年代以降の現代アートコレクション「高橋コレクション展ミラー・ニューロン」を開催する。会期は6月28日まで(月曜休館、5月4日は開館)。開館時間は11:00~19:00(金土は11:00~20:00)。入場料は一般1,200円、大学・高校生800円、中学生以下無料。同展は、高橋氏が日本のアートと文化を考えるためのキーワードとして提案する「ミラー・ニューロン」をタイトルに掲げ、草間彌生、舟越桂、Chim↑Pom、名和晃平ら52作家、約140点の作品を通し、日本の現代アートの流れを読み解くもの。高橋氏は1990年代に収集を本格化させ、奈良美智、村上隆、会田誠、ヤノベケンジといった、現在日本を代表する作家たちにごく早い時期から注目し、彼らの重要作品を次々と収集することで、現代アートのコレクターとして名を馳せてきた。同氏収集の「高橋コレクション」は1990年代以降の日本のアートシーンを俯瞰するうえで欠かせない存在として、高い評価を得ている。同展の開催に際し、高橋氏は以下のように語っている。「ミラーニューロンは、1996年発見された神経細胞である。実験者がエサを拾い上げたときに、それを見ていただけのマカクザルが、エサを取るときと同じ脳の部位が活動したことに由来する。このように他者の行動を自分もやったかのように映すニューロンは、人間にも存在することが確かめられている。人間はこのミラーニューロンによってもたらされる模倣行動によって、他者の行動を理解し共感する。1980年代以降現代アートは模倣と引用によるシミュレーショニズムの影響なくしては語れない。しかしシミュレーションといえば、日本には本歌取り、見立て、やつし等、千年の歴史がある。とするなら日本の現代アートシーンは、正面に西欧のアートミラーがあり、背後に千年の伝統ミラーを見据える合わせ鏡の只中にあることになるのだ。」また、関連イベントとして、高橋氏と出品作家が展示室の作品を前にしてギャラリートークを行う「コレクターVSアーティスト」が開催される。開催日時は5月24日の16:00~17:00。5月24日には鴻池朋子、近藤亜樹、松井えり菜、宮永愛子などが出演予定となっている。予約不要、参加費無料だが、参加に際しては当日の展覧会入場券が必要となる。そのほか、美術ジャーナリスト・編集者の鈴木芳雄と出品作家の名和晃平がアートをめぐり語り合う「名和晃平VS鈴木芳雄」が、東京オペラシティビル7階第一会議室にて開催される。開催日時は5月16日14:00~15:00。参加費無料。参加に際しては、当日11:00よりアートギャラリー受付にて配布される整理券が必要となるということだ。
2015年04月28日「ディオール(Dior)」は、東京・銀座にて大規模展覧会「エスプリ ディオール-ディオールの世界」を10月30日から開催する。28日に内容が公開された。本展は地下1階から地上3階まで4層にわたり、ドレス、アクセサリー、フレグランス、写真やデザイン画などディオールの膨大な資料を通じて、1947年より始まったクリスチャン・ディオールの時代から、現代の後継者であるラフ・シモンズまでメゾンの軌跡を辿る。1階から2階は「ディオールと日本」「ディオールと芸術家たち」など12セクションに沿って歴史を綴る。メゾンを象徴する“バー(Bar)スーツ”を始めとし、1945SSに発表された花の刺繍のイブニングドレス“ミス ディオール”などの他、ディオールのビジュアルイメージを創出した伝説的アーティスト、ルネ・グリュオー(Rene Gruau)のイラストや、ディオールを長年撮り続けているパトリック・デマルシェリエの写真、映像などが披露される。3階には1995年に誕生したメゾンのアイコンバック「レディ ディオール」の物語を世界の様々な都市を舞台に制作した作品を展示。日本人からも、彫刻家の名和晃平、フラワー アーティストの東信、現代美術家の宮永愛子など様々なアーティストが独自のスタイルでディオールへオマージュを捧げている。写真集など関連書籍も販売する。地下1階「ディオールのアトリエ」セクションでは、伝統技術と最新技術を組み合わせ、美が生み出される製作過程にフィーチャー。フロアの一部にはアトリエを再現し、期間中週代わりで実際にパリのアトリエで働いている職人達が来日。クチュールの縫製技術や、香水瓶を一つひとつ仕上げていく細やかな手仕事を間近で見ることが出来る。職人と対話することも可能だ。また、スマートフォン用無料アプリ「Esprit Dior Tokyo」を配信。展覧会概要、写真、インタビューなどを閲覧することが可能だ。会場はWi-Fiがつながる。【イベント情報】エスプリ ディオール-ディオールの世界会場:玉屋ASビル地下1階から3階住所:東京都中央区銀座3-5-8会期:10月30日から2015年1月4日(12月11日、1月1日は休館)時間:10:30から20:00(最終入場時刻 19:30)入場無料※日程によりイベント準備のため、18:00(17:30最終入場)もしくは19:00(18:30最終入場)に閉館する場合あり。
2014年10月29日イラストレーター・布川愛子の個展「パレード(Parade)」が、代官山の「ギャラリー スピーク フォー(GALLERY SPEAK FOR)」で10月24日より開催される。近年の多彩な仕事や創作の機会に生まれた着想を、「パレード」というタイトルに重ね一堂に自由に表現。描き下ろし新作の他、塗り絵ブック原画、オーストラリアで販売中の壁紙を作品化したものなど、代表的アーカイブも織り交ぜた大小約50点の作品を展示・販売する。絵付けした一点物の食器やタイル、刺繍小物やエコバッグ、自らデザインする紙ものブランド「ai」の新作ペーパーアイテムも紹介・販売。作家在廊時には原画購入者に動物の似顔絵、食器購入者に外箱に絵を描いてプレゼントする。布川は2005年に東京芸術大学美術学部デザイン科を卒業し、広告や書籍・雑誌、絵本、ステーショナリーの絵から海外のクライアントワークなどを手掛ける。江國香織『真昼なのに昏い部屋』、恩田陸『私の家では何も起こらない』の装画、伊勢丹新宿店サロンド・ショコラ(2011年)やビューティーアポセカリー、アトレ上野の広告などを担当。国内外での展示活動も活発で、2013年にギャラリー スピーク フォーで個展「ビューポイント(VIEW POINT)」を開催した。【イベント情報】布川愛子「パレード」会場:ギャラリー スピーク フォー住所:東京都渋谷区猿楽町28-2 スピークフォー2階会期:2014年10月24日から11月5日時間:11:00から19:00休廊微:木曜、年末年始
2014年09月30日7年務めた「めざまし」から卒業人気キャスターとして活躍する皆藤愛子が7年間出演したフジテレビ系朝の情報番組「めざましテレビ」を、3月いっぱいをもって卒業することが明らかとなった。後任は山崎夕貴アナとなるそうだ。2005年にお天気キャスターとしてデビューして以来、毎朝の顔として活躍してきた彼女。今後は「めざましどようび」のメインキャスターに専念することとなるそうで、平日朝からは卒業となるが、土曜日の朝には、またあの愛らしいスマイルが見られるだろう。彼女以外の入れ替えも多数、フルリニューアルの様相「めざましテレビ」としては、遠藤玲子アナが出産をもって卒業、三田由梨佳アナの新加入も発表されており、こちらも新しい朝の顔となる。ほんわかとしたキャラクターで人気を集めてきている三田アナだけに、新人だが注目度は高い。さらに、休養中の大塚範一キャスターに代わって、三宅正治アナがメイン司会就任となることも、先日発表されたため、春からの「めざましテレビ」はフルリニューアルの様相だ。フジテレビによれば、他のコーナーでも続々フレッシュな顔触れでキャスティングを進めているという。朝一番の元気とニュース、エンタメに美容情報など、さまざまなコンテンツを楽しく届けてくれる「めざましテレビ」は、今後もパワーアップを続ける。元の記事を読む
2012年03月06日東北支援ボランティアを積極展開山野愛子美容専門学校の校長で、タレント品川祐の従兄弟としても知られる、山野愛子ジェーン氏が、自身のブログで、東日本大震災の被災地となった東北地方に入り、ボランティアイベントに参加したことを報告している。以前から美容福祉の実践に力を入れている同氏は、今回、福島県いわき市の「ハワイアンリゾート」で開催されたKONISHIKI主催の子供向けボランティアイベントに参加したのだとか。そこで、彼女が理事を務める山野学苑として「七五三の着付けフォトブース」を特別展開したそうだ。美容界からも希望をスタッフ一同でボランティア活動に臨み、この着付けフォトブースでは、19日に2時間で42人、20日には53人の子供たちに753のヘアメイクや着付けを施したそうだ。ホテルの宴会場を利用して行われたこのイベント、綺麗に着付けをした姿での子どもたちの記念写真撮影も行い、それぞれの思い出に残るものとしたようだ。まだまだ基本的な生活にも不便を感じることの多いであろう地だが、美容界からも、少しでも希望の光となるようなアクションの輪が広がり、継続されることを願いたい。元の記事を読む
2011年11月27日