女優の藤野涼子が4月11日(土)、役名デビューを果たした主演作『ソロモンの偽証後編・裁判』の初日舞台挨拶に登壇。成島出監督から卒業証書を受け取り、「たくさん成長させていただいた。これからも藤野涼子として頑張っていこうと思います」と決意表明した。宮部みゆきが作家生活25年の集大成として執筆に9年をかけた超大作を2部作で実写映画化。ある男子生徒の転落死をきっかけに、保身に走る大人たちや無責任なマスコミに反旗を翻し、14歳の中学生たちが“校内裁判”を開くという前代未聞のミステリーが、『後編』でついに“閉廷”する。藤野さんは「前編でモヤモヤさせてしまった分、今日はスッキリしていただけましたか?これで終わってしまうのは、さみしい気持ちもある」と瞳を潤ませ、心境を語った。東京・新宿ピカデリーで行われた初日舞台挨拶には藤野さんと成島監督に加えて、共演する板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、佐々木蔵之介、夏川結衣が出席。この日の卒業証書授与式はサプライズだったため、“生徒たち”の感動もひとしおの様子だった。主人公・涼子の両親を演じた佐々木さんと夏川さんは、藤野さんに花束を手渡し「親子として会うのは今日が最後だけど、今後も“涼子”と呼べるのは嬉しいし、同じ俳優同士として仕事できるのを楽しみにしている。実際、涼子が現場を引っ張り、僕ら大人たちが支えられた。誇りに思っている」(佐々木さん)、「涼子はもちろん、ここにいるみんなが本当によく頑張りました。今日はみんなの緊張が、こちらにも乗り移っちゃって…」(夏川さん)と“親心”を見せていた。『ソロモンの偽証前編・事件』『ソロモンの偽証後編・裁判』は全国で公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソロモンの偽証前篇・事件 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会ソロモンの偽証後篇・裁判 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会
2015年04月11日ベストセラー作家・宮部みゆきの最高傑作と謳われている長編推理小説を「前篇・事件」「後篇・裁判」2部作で映画化した『ソロモンの偽証』。現在『前篇・事件』が公開されている本作から『後篇・裁判』の予告編が公開された。宮部みゆきの原作を基に『八日目の蝉』の成島出が監督を務める本作。中学生キャストには、役柄と同名の藤野涼子を主演に、板垣瑞生、「E-girls」のメンバー・石井杏奈、清水尋也、富田望生、「まえだまえだ」の前田航基、望月歩らが好演。その脇を固める大人キャストに佐々木蔵之介、永作博美、尾野真千子、黒木華ら実力派俳優陣が集結している。前代未聞の生徒だけの校内裁判、遂に開廷。被告は、告発状によってクラスメート殺害の嫌疑がかけられた問題児。校内裁判の提案者である藤野涼子は検事として、彼の有罪を立証しようとする。対するは、他校生ながら裁判に参加する神原和彦。さまざまな思惑が絡み合う中、真相を究明しようと彼らは奔走する。そして、裁判は思いもよらぬ人物の偽証で幕を閉じる。偽証の果てに、彼らが見たものとは―――。今回公開された予告編では、真実を暴くために立ち上がる姿を描かれていた『前篇・事件』から一変、『後篇・裁判』では「何があっても、最後までやり抜くって決めたから」と強い決心を胸に、傷つきながらも嘘に隠された衝撃の真実を追い求める涼子たち姿が映し出される。子どもたちが自らの手で執り行うこととなった学校内裁判で明らかになる真実とは?後篇への期待感をさらに高める予告編をこちらからご覧あれ。『ソロモンの偽証』<前篇・事件>は公開中、<後篇・裁判>は4月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソロモンの偽証前篇・事件 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会ソロモンの偽証後篇・裁判 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会
2015年03月13日映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』が3月7日(土)に公開を迎え、キャスト陣と成島出監督らが舞台挨拶に登壇。本作で女優デビューを果たし役名を女優名として襲名した主演の藤野涼子が、佐々木蔵之介、夏川結衣、小日向文世らの称賛に、壇上で思わず涙を流した。宮部みゆきの長編サスペンスを前後篇二部作で映画化。中学生の生徒がある雪の日に、遺体で発見される。クラスの生徒たちは事件の真相を解き明かすべく前代未聞の学校内の裁判を開廷する。藤野さんをはじめ、中学生役を演じた板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩は劇中衣裳の制服姿で登壇。藤野さんにとっては生まれて初めての映画公開初日の舞台挨拶となった「どれくらいお客さんがいるのか?壇上に上がるまで不安でしたが、こんなにたくさんの方が来てくださって嬉しく思っています」と満員の客席を見渡し、ホッとした表情を見せた。藤野さんら学生役の俳優は、1万人の応募があったオーディションで33名に絞り込まれた、いわば“選ばれし精鋭”だが、尋常でないプレッシャーを背負い、ものすごい量の稽古を重ね、昨夏の暑さの中で、体育館での撮影に冬服で挑んだ。主人公・涼子の父親を演じた佐々木さんは「1万人から選ばれたと言われますが、、1万人を背負って立っている“覚悟”があった。毎日、全身全霊で芝居をぶつけてくるのに心打たれていました」と若きキャストたちを称賛。特に“愛娘”藤野さんの成長について「普通に一緒にお弁当を食べるところから始まって(笑)、出来上がった映画の試写を見て『こんな風に変わったのか!』『うちの娘がこんなに立派になった』という思い。娘のおかげでお父さん役をやらせてもらいました」と藤野さんへの感謝さえ口にする。母親役の夏川さんも同じ思いのようで「最初は心配でしたが、進むうちに『この子なら大丈夫』と思えるようになりました。(夏川さんが)無言で『大丈夫!』と伝えたときに、(藤野さんが)ニコッと笑うのを見て『娘がいたらこんな感じかな』と思いました。母になれてよかったです」と嬉しそうに語る。校長役の小日向さんは、最初に監督や藤野さんと顔を合わせたときは、裁判シーンなどの難易度の高さに「この映画は成立するのか?」と不安を覚えたそうだが、実際の撮影現場では「見事に変身していた」と藤野さんの成長を絶賛。「役者として演じること、役を作ることについて考えさせられました。監督の粘り強さもありますが、(生徒たちが)一緒に進んだ結果だと思います」と語った。舞台中央で、佐々木さん、夏川さん、小日向さんの言葉に耳を傾けていた藤野さんは、途中から堪えきれず、大粒の涙を頬につたわせた。最後に、もう一度マイクを握った藤野さんは改めて、成島監督、佐々木さん、夏川さん、小日向さん、そしてこの日は登壇できなかった面々も含めた32人の仲間たちへの感謝を口にし、声を震わせながら「きょうは本当にありがとうございました」と客席に向けて深々と頭を下げた。『ソロモンの偽証 前編・事件』は全国にて公開中、『後篇・裁判』は4月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソロモンの偽証前篇・事件 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会ソロモンの偽証後篇・裁判 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会
2015年03月08日宮部みゆきのミステリー巨編を映画化した『ソロモンの偽証 前篇・事件』(成島出監督)の初日舞台あいさつが3月7日に都内で行われ、本作に大抜てきされ役名で女優デビューを飾る藤野涼子が登壇。「演技をするのも初めてだった私が、(演じた)涼子と一緒に成長できた。今日は不安な気持ちもあったが、こんなにたくさんのお客様に観ていただけたなんて…」と感激の涙を流した。『ソロモンの偽証』舞台挨拶その他の写真舞台あいさつには藤野をはじめ、成島監督、生徒役の板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、共演する佐々木蔵之介、夏川結衣、小日向文世が出席。クリスマスに起こったひとりの生徒の死をきっかけに、ヒロイン・涼子の呼びかけで、生徒たち自らが“校内裁判”を開廷し、悲劇に隠された真実を紡ぎ出していく。本作に続き、4月11日には『ソロモンの偽証 後篇・裁判』の公開が控えており、成島監督は「前篇はこんな終わり方をしてしまい、まずはお詫びします。後篇には奇跡的な救済が待っているので、あと1カ月待っていただき、子どもたちがたどり着いた真実を見守ってください」と呼びかけた。涼子の父親で刑事という役どころに挑んだ佐々木は、「子どもたちが全身全霊で芝居にぶつかる姿に心を打たれました。映画を観て“うちの娘”がこんなに立派になったと誇らしく思うと同時に、娘のおかげで自分がお父さん役をやらせてもらったと実感した」と藤野ら生徒役キャストの奮闘と成長に感激しきり。涼子の母親を演じた夏川も「初めて会ったときは、とってもあどけなかった涼子ちゃんが、悩み戸惑いながら、自分で壁を乗り越える姿は心強かった」と目を細めていた。『ソロモンの偽証前篇・事件』公開中『ソロモンの偽証後篇・裁判』4月11日(土)公開取材・文・写真:内田 涼
2015年03月07日お笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅が23日、自身が出演する映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』(3月7日公開)の完成披露試写イベントに出席し、娘役の富田望生(とみたみう)から手紙をもらっていたことを明らかにした。イベントには主演の藤野涼子のほか、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、佐々木蔵之介、夏川結衣、黒木華、田畑智子、塚地武雅、松重豊、小日向文世、尾野真千子、成島出監督らが登壇した。作品の内容にちなんで、撮影中「これは有罪だな!」と思ったエピソードについて聞かれると塚地は、「本編に悲しいシーンがあるんです。涙ながらのシーンの撮影の前に両親に対して松子(富田)が手紙を書いてくれて、それを読んでくれるんです。それは『泣けるわ!』と思いましたよ。罪ですね」と明かした。生徒を演じた若手俳優たちのあいさつを受けて、佐々木は「子どもたちの立派なあいさつで現場を思い出してしまいました。本当に彼らはまっすぐにひたむきで、きれいな心で芝居をしていました。それに比べるわけでもないですが、僕たちも全身全霊でやらせていただきました」と振り返る。夏川も、「この映画では子どもたちが本当に成長して、見習わなくちゃと思うところもあり、刺激を受けました」と絶賛。映画に関連して、今までついた「大きなウソ」を聞かれ、藤野は「母親が食器を集めるのが趣味なんですけど、コップを壊してしまって、父親のせいにしてしまいました。まだ言っていないので、帰ってから怖いですね」と捨て身のエピソードを披露すると、尾野も「東京に出てきてあまりお仕事が無いときに実家に帰って、スケジュールは入っていなかったのに3日間くらいで、仕事が2件入っているからって言って帰ってきたことですね」と、下積み時代を語った。物語は、クリスマスの朝に起きた男子生徒の謎の事件に始まる。警察は自殺と判断したが、殺人の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。告発された容疑者はクラスメートだった。マスコミ報道が過熱する中、学校と親は何もできずにいた。そんな中、新たな殺人計画が明らかになり、さらなる犠牲者が出る。もう、大人たちに任せておけない。隠された真実を暴くため、子どもたちが立ち上がり、学校内裁判が開廷される。本作は、ミステリーの名手・宮部みゆきの同名小説を、『八日目の蟬』(2012年)で第35回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した成島監督が映画化。続編の『ソロモンの偽証後篇・裁判』は、4月11日に公開される。
2015年02月25日俳優の佐々木蔵之介が2月23日(月)、出演作『ソロモンの偽証』の完成披露試写会に出席し、「雪が積もったクリスマスのシーンを撮ったのは、去年の夏。ものすごく暑かったし、雪も綿で作られていた」と撮影現場の“ウソ”を暴露していた。都内で開催され、約5,000人が来場した完成披露試写会には佐々木さんをはじめ、藤野涼子、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、夏川結衣、黒木華、田畑智子、塚地武雅、松重豊、小日向文世、尾野真千子、成島出監督がズラリ“出廷”。完成したばかりの本作をアピールしていた。本作で本格的な演技に初挑戦し、役名で女優デビューを飾ることになった15歳の藤野さんは、来場者の多さに少々緊張した面持ち。それでも「お母さんが大切にしていたコップを割ってしまって…。兄弟姉妹もいないので、誰のせいにもできず、お父さんに罪をなすりつけてしまった」と自らの“偽証”を告白。なんと、この日まで内緒にしていたそうで「今日、家に帰るのが怖い…」と苦笑いだった。一方、大人に成長した涼子を演じた尾野さんは、「売れない時代、実家に帰っても『仕事があるから、そろそろ帰る』ってウソをついた。心配かけたくなくて…」と下積み時代の“偽証”を明かしていた。ベストセラー作家・宮部みゆきの作家生活25年の集大成にして、最高傑作の誕生と謳われるミステリー巨編を2部作で映画化した本作。クリスマスの朝に起こった同級生の転落事故をきっかけに、目撃者を名乗る匿名の告発状、新たな殺人計画、マスコミの過剰報道が巻き起こるなか、ヒロイン・藤野涼子は隠された真実を暴くため、学校内裁判が開廷させる。『ソロモンの偽証』前篇・事件は3月7日(土)、後篇・裁判は4月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月24日直木賞作家・宮部みゆきのミステリー大作を映画化した『ソロモンの偽証 前篇・事件』の完成披露試写会が2月23日に都内で行われ、本作に大抜てきされ役名で女優デビューを飾る藤野涼子をはじめ、佐々木蔵之介、尾野真千子、成島出監督ら総勢16名のスタッフ、キャストが駆けつけた観客5000人の前に“出廷”した。その他の写真現在15歳の藤野は、「何が真実で、何がウソなのか。この映画を見て深く考えてもらえれば」と緊張した面持ちであいさつ。それでも、今まで経験した“偽証”を問われると、「お母さんが大事にしていたコップを割ってしまい、その罪をお父さんになすりつけてしまって…。今日、この場で初めて告白したので、家に帰るのが怖いです」とティーンらしい初々しさを披露した。一方、涼子の父親を演じる佐々木は、「真冬のシーンを真夏に撮ったので、雪も綿なんですよ」と撮影現場の“ウソ”を暴露。23年後の成長した涼子役の尾野は、「まだ売れていないとき、心配かけたくないので、実家に帰っても『仕事があるから、戻るね』ってウソをついた」と苦労話を語った。作家生活25年を迎える宮部が構想15年、執筆に9年以上をかけた同名小説を、2部作で映画化。映画は、クリスマスに起こったひとりの生徒の死をきっかけに、ヒロイン・涼子の呼びかけで、生徒たち自らが“校内裁判”を開廷し、悲劇に隠された真実を紡ぎ出していく様を描く。成島監督は「ここにいる子どもたちが、毎日泣いたり笑ったりしながら、一丸になって完成させた」と感激しきり。完成披露試写会には板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、夏川結衣、黒木華、田畑智子、塚地武雅、松重豊、小日向文世が同席した。『ソロモンの偽証前篇・事件』3月7日(土)公開『ソロモンの偽証後篇・裁判』4月11日(土)公開取材・文・写真:内田 涼
2015年02月23日宮部みゆきのミステリー巨編を映画化する『ソロモンの偽証』の最新映像が公開になった。本作は『前篇・事件』と『後篇・裁判』の2部作で公開され、3月1日(日)には前篇の公開に先がけて前後篇を一挙上映するプレミア上映会も開催される。最新映像映画は、中学校の校庭に転落した男子生徒の死を巡り、生徒たち自らが“校内裁判”を開廷し、その死に隠された真実を紡ぎ出していく様を『八日目の蝉』の成島出監督が描くミステリー大作。主演を務める藤野涼子を含めた生徒33人がオーディションで選ばれ、彼らを取り囲む保護者や教師たちを佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子らが演じる。このほど公開された予告編は、同級生が遺体となって大雪が降ったクリスマスの朝に校庭で発見されるという痛ましい出来事からはじまる。警察は生徒の死を自殺と判断するが、目撃者だと名乗る人物の告発によって、ひとりの生徒の死は、学校に関わるすべての人を巻き込む大きな事件へと姿を変えていく。ひとつの“謎”をきっかけに“真実”をつきとめようと動き出す生徒たち。彼らの前にはさまざまな“偽証”が立ちはだかり彼らは疑心暗鬼になっていく。予告編映像に登場する“心を震わす衝撃の真実”とは何か? “謎”に関わる生徒や大人たちが流す涙の裏には何が隠されているのか? 映像の最後に登場する“多くのこの嘘に、涙する”という一文が想像をより掻き立てる内容になっている。プレミア上映会は全国25館で開催され、新宿ピカデリー、MOVIXさいたまではキャストと監督による舞台あいさつが実施される。プレミア上映会のチケットは、いち早プレリザーブ(最速抽選)が2月6日(金)より、プレリザーブ(先行抽選)が8日(日)よりそれぞれ受付を開始する。一般発売は、14日(土)よりスタートする。その他、詳細は映画公式サイトまで。『ソロモンの偽証』前後篇でイッキに魅せます1日限りのプレミア上映会3月1日(日)新宿ピカデリー、MOVIXさいたま ほか全25館舞台あいさつ登壇者:藤野涼子、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、成島出監督料金:全席指定 2400円『ソロモンの偽証前篇・事件』3月7日(土)公開『ソロモンの偽証後篇・裁判』4月11日(土)公開
2015年02月05日2015年3月7日公開の映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』のクリスマス先行試写会が25日、東京・有楽町のピカデリー3で行われ、主演の藤野涼子をはじめ、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、西畑澪花、若林時英、西村成忠、加藤幹夫、石井新太、成島出監督が出席した。本作は、ベストセラー作家、宮部みゆき原作の『ソロモンの偽証』を、『八日目の蝉』で主要映画賞を総なめにした成島出監督が映画化。中学校を舞台に、同級生の死体が発見される事件からスタートする本作で生徒たちを演じるのが約1万人の候補者から選び抜かれた新鋭たちで、主演の藤野涼子が本作で初めての演技に挑戦しており、役名で芸能界デビューする。事件が23年前のクリスマスに起きたということで、この日はクリスマス試写会を実施。クリスマスということで、前日のイブに何をしたのかと問われた主演の藤野は「昨日はケーキを作りました。ケーキを作るのは初めてで、私は今日試写会があるので食べずにお父さんとお母さんに感想を言ってもらいましたよ。失敗した部分があったのでケーキの本体が固いと言われました(笑)」と苦笑いを浮かべるも「次回は本体の部分を柔らかくしたいと思います」と意欲。観客には「私たちソロモンがとびきりの謎をプレゼントしたいと思います!」と自信を見せれば、樹理役の石井杏奈は「本編では松子(富田望生)と樹理の関係性を自分なりに表現したので、ぜひ見てください!」とアピールしていた。そんな生徒たちを成島出監督は「去年の11月から彼らのオーディションを始め、プロ・アマ問わず1万人の中から選ばれし12人が今日ここに立っています。長いトレーニングをしながら2次、3次、4次と人生の中できつい道のりを歩いてきて、今年の夏にようやくクランクインをしました。本当に彼らの素晴らしい演技をスクリーンで楽しんでいただければ嬉しいです」と観客に語りかけて舞台あいさつを終えた。映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』は、2015年3月7日より、『ソロモンの偽証 後篇・裁判』は4月11日より全国公開。
2014年12月26日宮部みゆきのベストセラーを完全映画化した『ソロモンの偽証』の試写会が、物語の設定に合わせて12月25日(木)のクリスマスに開催され、主演の藤野涼子を始め、学生を演じたメインキャストの12名と成島出監督が上映前の舞台挨拶に揃って登壇した。クリスマスの朝、発見された転落死したひとりの男子生徒の遺体。警察は自殺と断定するも、殺人の目撃者を名乗る告発状が届く。容疑者はクラスメイトたち…。大人たちにこれ以上任せていられないと生徒たちは校内裁判を開廷するのだが…。主人公・藤野涼子を演じ、その役名をそのまま女優名として本作でデビューを果たした藤野涼子を始め、この日は板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、西畑澪花、若林時英、西村成忠、加藤幹夫、石川新太という、物語の中核を担う生徒たち12名を演じた若手俳優陣が初めて、揃って舞台挨拶に登壇した。藤野さんは「みなさん、もうクリスマスプレゼントはもらいましたか?『ソロモン』からはとびきりの“謎”をプレゼントしたいと思っています」と静かな笑みを浮かべつつ、これから映画を鑑賞する観客を前に宣戦布告する。藤野さん自身は昨日のクリスマスイブをどのように過ごしたのかを問われると「ケーキを作りました。初めてだったんですが…」と告白。作ったケーキは自分では食べずに両親に食べてもらったそうだが「『固い』と言われました。次回は気を付けようと思います…」と苦笑交じりに明かし、会場は笑いに包まれた。成島出監督は「去年の11月からオーディションを始めて、プロアマ、経験者、未経験者を問わず1万人の中から選ばれし12名がここに立っています。長いワークショップをしながら、2次、3次、4次ときつく長い道のりを歩いて来て、夏にようやくクランクインしました。素晴らしい演技…というか、もう本人になっていると思います」と若き俳優陣の成長を称え、胸を張る。ちなみに、事件の始まりである望月さん演じる柏木卓也の遺体が発見されたのは、1991年のクリスマスということで、この日はちょうど23年目にあたる。成島監督は「こんな日にこんなに大勢の方に観ていただけるのが嬉しいです」と笑顔を見せた。この日、12名の俳優陣は役の衣裳で登壇したが、単に衣裳を着ているだけでなく、髪型や着こなしに関しても役柄そのもの。不良少年を演じた清水さん、その取り巻きの加藤さんと石川さんは制服のボタンを外しており、清水さんは裾を短くカットした“短ラン”で上履きもカカトの部分を潰して履くという徹底ぶり!一方で久々の再会ということで、12名は和気あいあいとした雰囲気で舞台挨拶を通じてチームワークの良さをうかがわせていた。『ソロモンの偽証 前篇:事件』は2015年3月7日(土)、『後篇・裁判』は4月11日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月26日2015年3月7日(前編・事件)と4月11日公開(後編・裁判)の映画『ソロモンの偽証』の製作報告会見が12日、都内で行われ、藤野涼子、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、尾野真千子、成島出監督、原作者の宮部みゆきが出席した。ベストセラー作家・宮部みゆきの最高傑作『ソロモンの偽証』を、『八日目の蝉』で主要映画賞を総なめした成島出監督チームが完全映画化。約1万人の候補者から選び抜かれた中学生役の新鋭たちが、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子ら豪華俳優陣と共演し、役名でデビューした藤野涼子が主演を務める。中学校を舞台に、男子生徒の謎の転落死をきっかけに、次々と不可解な事件が巻き起こる。この日は熾烈なオーディションを経てメインキャストの座を掴み取った7名の中学生キャストがお披露目。主演の藤野は「受かった知らせを聞いた時は、喜びという感情よりも緊張という感情に包まれました。こんな大役を自分ができるのかという不安、演技経験がない私が選ばれた疑問でいっぱいでした」と告白し、「涼子は人のことをよく考えて行動するタイプなので、私も考えながら行動することを心掛けました」と初演技を振り返った。その藤野は本作の役名で芸能界デビューするが、それについては「自分の中で『ソロモンの偽証』に出て藤野涼子という役をいただいたので、その感情を忘れたくないという思いで役名をいただきました」と説明。そんな藤野に対して母親役の夏川は「初めはとてもあどけなくて素朴で本当に普通の中学生でした。撮影中も迷って俯いている姿を見て、自分の新人時代を思い出して『頑張れ! 乗り切れ!』と思っていました。久しぶりに会うと、急に大人びていましたよ。成長してましたね」と母親目線で語った。劇中では共演していないが、この日は藤野が劇中で23年後の自分を演じた尾野真千子と初対面。藤野が「とても鋭くきれいな瞳だと思いました。私も20年後は真千子さんのような格好良い女性になりたいです!」と目を輝かせ、尾野は「リハーサルの時に見せてもらいましたが、まあすごくて。本当に心から全身全霊で嘘をつく事なく真っ直ぐに芝居に向き合っていました。私の生半可な気持ちでできないと思いましたね」と神妙な面持ちだった。映画『ソロモンの偽証』は、2015年3月7日より〈前編・事件〉、4月11日より〈後編・裁判〉の二部作で公開。
2014年11月13日作家の宮部みゆきが11月12日に都内で行われた原作映画『ソロモンの偽証前篇・事件』『ソロモンの偽証後篇・裁判』の製作報告会見に出席し、オーディションで抜てきされた主演女優が役名“藤野涼子”でデビューすることについて、「作家冥利に尽きる。ふたつ返事でぜひ使ってくださいと伝えた。完成に10年かかったが、書いてよかった」と感激した表情だった。作家生活25年を迎える宮部が構想15年、執筆に9年以上をかけた同名小説を、2部作で映画化。会見には宮部をはじめ、主演の14歳・藤野涼子、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩らオーディションを勝ち抜いた新鋭キャスト、共演する佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、尾野真千子と成島出監督が出席した。その他の写真「藤野涼子を演じる藤野涼子です」と緊張した表情にあいさつした藤野は、“役名デビュー”の思いを聞かれ、「大役が務まるかという不安で、喜びよりも緊張に見舞われた。今回、役をいただいたこの感情を忘れたくないという気持ちで、名前をいただいた。まだ、経験は少ないですが、今後『こんな女優になりたい』という目標を見つけていきたい」と抱負を語った。映画は、クリスマスに起こったひとりの生徒の死をきっかけに、ヒロイン・涼子の呼びかけで、生徒たち自らが“校内裁判”を開廷し、悲劇に隠された真実を紡ぎ出していく様を描くミステリー大作。映画化のきっかけは、成島監督が宮部に送った手紙だといい「書店で出会って運命を感じた」(成島監督)、「監督の作品は以前から観ていたので、ぜひお預けしようと思った」(宮部)。中学生を演じるキャスト陣は、ほぼ演技未経験者。成島監督は「彼らの痛々しいほどの純粋さに、映画のすべてをかけようと思った」と明かした。『ソロモンの偽証 <前篇・事件>』2015年3月7日(土)公開『ソロモンの偽証 <後篇・裁判>』2015年4月11日(土)公開取材・文・写真:内田 涼
2014年11月12日ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ)の次女役を演じて人気を呼んだ子役の本田望結(みゆ)が、映画『長ぐつをはいたネコ』のためにダンスユニット“長ぐつ隊”を結成。2月26日(日)に、これまで練習してきた「長ネコダンス」を初めて披露した。人気シリーズ『シュレック』に登場する“長ぐつをはいたネコ”ことプスを主人公にした本作。シュレックと出会う以前のプスの冒険、なぜ彼が長ぐつを履くようになったかといった秘密が明らかになる。望結ちゃんは、小名和弥と宮崎厚輔を従えて登場。劇中でも使用されるレディ・ガガの「アメリカーノ」に乗せて、猫の1日を表現しているというキュートなダンスを披露した。踊り終えた望結ちゃんは「たくさんの方がいるので緊張するかなと思ったけど、楽しかったです」と満面の笑み。猫をイメージしたフワフワの衣裳にピンクの長ぐつ姿で「ネコちゃんになった気分です」と嬉しそうに語った。振り付けを担当したのは、「ポッキー」のCMなど数々の振り付けを手がけてきた香瑠鼓(かおるこ)。望結ちゃんについて「プロですね。想像力が素晴らしい」と絶賛した。この日は以前に行われた本作のヒット祈願イベントにも登場した猫のプスプスくんとご対面。マントと長ぐつを身に着けたプスプスくんを抱き上げ「かわいい」と微笑んだ。元々、猫が大好きという望結ちゃんだが、家ではすでに犬を飼っているとのこと。お母さんに猫を飼うようにお願いしても「『犬だけで十分』って言われます…」とちょっぴり残念そう。現在、小学校1年生だがドラマのおかげで学校でも有名人のようで「みんなに(『家政婦のミタ』で演じた)希衣ちゃんって呼ばれて嬉しいです」とニッコリ。声優にも興味があるようで「動物の役をやってみたいです」と意欲を見せていた。なお、望結ちゃんらは本作の公開初日の舞台挨拶で、声優を務めた竹中直人、勝俣州和と共にこの日披露した「長ネコダンス」を踊る予定。『長ぐつをはいたネコ』は3月17日(土)より全国にて公開。■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年3月17日より全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:猫ひろし、猫神社での映画ヒット祈願に猫を抱いて登場するも実は猫アレルギー!A・バンデラス、サルマ・ハエックとの相思相愛明かす『長ぐつをはいたネコ』の裏話ネコ史上最大の大冒険!『長ぐつをはいたネコ』独占試写会に20組40名様ご招待人間以上にバトル過熱化?巨匠&名優が擁立する、アカデミー賞級の“犬”たち竹中&勝俣、「家政婦のミタ」次女との共演にノリノリ!
2012年02月27日第84回米アカデミー賞の長編アニメ賞にノミネートされている『長ぐつをはいたネコ』の公開記念イベントが26日に都内で行われ、本作の応援隊長を務める人気子役の本田望結ちゃんが出席した。ダンスユニット“長ぐつ隊”のリーダーとして、かわいらしい“長ネコダンス”を披露し「最初は緊張したけど、元気に踊ったら楽しかった」とニッコリ。振付を担当した人気振付師の香瑠鼓(かおるこ)も「プロですね。スパッとすぐに振付を覚えるし、想像力も豊か」と望結ちゃんのダンスに太鼓判を押した。その他の写真「ネコちゃんになった気分。フワフワ、キラキラしているところもかわいい」という特製のコスチュームに身を包んだ望結ちゃんは、レディー・ガガが歌う劇中歌『アメリカーノ』に乗せて、元気にダンス。踊るポイントは「ネコの気持ちになって、楽しく踊ること」だといい、「朝起きて『今日も楽しい1日になりそう。何しようかな』って考えている」と“ネコの気持ち”を代弁した。フィギュアスケートも得意なだけに、「最初は難しいかなって思ったけど、練習は1~2 回でした」と運動神経の良さも見せた。大ヒットアニメ『シュレック』シリーズの人気キャラクター“長ぐつをはいたネコ”ことプスが本作では主人公として大活躍。孤児院で一緒に育った不思議な卵のハンプティ・ダンプティら仲間との冒険と友情が3Dで描かれる。「プス君がかっこよくて楽しい映画。ケンカしても、本当の友だちならまた仲良くなれるんだと思った」と望結ちゃん。「(3D)メガネをかけるのを忘れないでくださいね」とアピールも忘れなかった。ちなみに日本語吹替版では竹中直人、勝俣州和がボイスキャストを務めており、望結ちゃんも「声優ですか?いつかやってみたいなって思います」と意欲満々。演じたいのは動物だといい「ネコとか、イヌとか…。でもキリンはしゃべっているところを見たことがないので難しそう」と笑顔で語っていた。『長ぐつをはいたネコ』3月17日(土) 3Dロードショー(一部劇場をのぞく)
2012年02月27日仕事帰りの一杯!「生ビール」が堂々の1位生卵、生野菜、生ビール、生ハム、生中継……。普段何気なく使っていますが、考えてみると身の回りにいろいろな“生”がありますよね。“生”の持つイメージも、新鮮さや柔らかさ、高級感、臨場感など、モノによってかなり違います。今回は20代男性209名に、好きな“生”のものとその理由を聞いてみました。>>女性編も見るQ. あなたの好きな“生”のものを教えてください(複数回答)1位生ビール40.7%2位生チョコ31.6%3位生ハム23.0%4位生クリーム20.6%5位生演奏13.9%■生ビールと答えた人は……・「最初の一杯が特においしい」(27歳/IT/SE)・「仕事終わりのこれが最高」(28歳/金融/金融専門職)・「宴会や打ち上げの生ビールは格別においしいから」(26歳/学校/その他)・「とりあえず『生ビール』。毎週飲みに行っているような気がするから」(26歳/商社/営業)・「仕事終わりの一杯はおいしい」(27歳/医薬品/その他)■生チョコと答えた人は……・「いくつ食べても飽きないから」(26歳/卸/総務)・「食感が良くて仕事で疲れたときに食べると疲れが癒えます」(29歳/IT/SE)・「とろける感じがおいしくて好きだから」(28歳/医薬品/研究開発)■生ハムと答えた人は……・「生ハムとワインが、ちょっと頑張った自分へのご褒美な感じがする」(28歳/マスコミ/システム)・「めちゃくちゃおいしいから」(28歳/教育関連/営業)・「先輩に連れて行ってもらったお店の生ハムのおいしさが忘れられないから。自分ではちょっとまだ手が出ません」(27歳/繊維/研究開発)■生クリームと答えた人は……・「生クリームオンリーでも食べたい」(28歳/ソフトウェア/プログラマー)・「これだけでも生きていけそうな気がします!」(26歳/繊維/営業)・「甘いもの大好き」(24歳/小売/販売)■生演奏と答えた人は……・「音楽が、直接、心臓に届く気がするから」(23歳/学校/その他)・「ミュージシャンのライブに行くのが好きで、CDで聴くのとは異なり、プロの演奏を聴くと非常に気分が盛り上がる」(28歳/精密機器/営業)・「音源で聞くよりも多くのものを感じられる」(23歳/ガス/営業)総評1位は「生ビール」。季節・場所に関係なく、お酒を飲みに行ったらまずはこれですよね。休日に友だちや恋人とゆっくり飲むのもいいものですが、仕事帰りの一杯はまた格別です。そんな魅力は女性からも寄せられたものの、「生ビール」は女性編のランクには入っていませんでした。2位は「生チョコ」がランクインし、「至高の食べ物」と表現する甘党男性も。引かれるポイントとして挙がったのは第一に食感ですが、口溶けの良さを評価する人も少なくありません。一方、同じように口溶けが良いスイーツで、女性編にはランクインしている「生キャラメル」は、男性編ではランク外。チョコとキャラメルの微妙な食感の違いが支持を分けたのかも知れません。調査時期:2010年10月21日~11月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性209名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】居酒屋でつい頼んでしまう食べ物【ランキング男性編】大人になっておいしいと思えるようになった珍味【ランキング男性編】好きなチョコレート菓子完全版(画像などあり)を見る
2010年12月21日