第84回米アカデミー賞の長編アニメ賞にノミネートされている『長ぐつをはいたネコ』の公開記念イベントが26日に都内で行われ、本作の応援隊長を務める人気子役の本田望結ちゃんが出席した。ダンスユニット“長ぐつ隊”のリーダーとして、かわいらしい“長ネコダンス”を披露し「最初は緊張したけど、元気に踊ったら楽しかった」とニッコリ。振付を担当した人気振付師の香瑠鼓(かおるこ)も「プロですね。スパッとすぐに振付を覚えるし、想像力も豊か」と望結ちゃんのダンスに太鼓判を押した。その他の写真「ネコちゃんになった気分。フワフワ、キラキラしているところもかわいい」という特製のコスチュームに身を包んだ望結ちゃんは、レディー・ガガが歌う劇中歌『アメリカーノ』に乗せて、元気にダンス。踊るポイントは「ネコの気持ちになって、楽しく踊ること」だといい、「朝起きて『今日も楽しい1日になりそう。何しようかな』って考えている」と“ネコの気持ち”を代弁した。フィギュアスケートも得意なだけに、「最初は難しいかなって思ったけど、練習は1~2 回でした」と運動神経の良さも見せた。大ヒットアニメ『シュレック』シリーズの人気キャラクター“長ぐつをはいたネコ”ことプスが本作では主人公として大活躍。孤児院で一緒に育った不思議な卵のハンプティ・ダンプティら仲間との冒険と友情が3Dで描かれる。「プス君がかっこよくて楽しい映画。ケンカしても、本当の友だちならまた仲良くなれるんだと思った」と望結ちゃん。「(3D)メガネをかけるのを忘れないでくださいね」とアピールも忘れなかった。ちなみに日本語吹替版では竹中直人、勝俣州和がボイスキャストを務めており、望結ちゃんも「声優ですか?いつかやってみたいなって思います」と意欲満々。演じたいのは動物だといい「ネコとか、イヌとか…。でもキリンはしゃべっているところを見たことがないので難しそう」と笑顔で語っていた。『長ぐつをはいたネコ』3月17日(土) 3Dロードショー(一部劇場をのぞく)
2012年02月27日オスカー俳優ベニチオ・デル・トロが主演するサスペンス・ホラー映画『ウルフマン』の日本公開を記念したイベント「“ウルフマン”は誰だ!? クイズキャンペーン」の応募状況の途中経過が配給側から発表された。“ウルフマン変身後”の写真はこちら!今回のキャンペーンは、公式サイトの特設ページに掲載された“ウルフマン変身後”の有名芸能人の写真・動画を見て、その正体を応募するもの。10日から写真と動画が公開され、多くの応募が寄せられている。プロの特殊メイク・チームが“変身”させただけあり、応募開始時は不正解の割合が多かったが、ヒントや追加動画が公開されるにつれて正解率は少しずつアップしている模様。配給側は「大物俳優の北大路欣也さんからプロレスラー、野球選手、ブサイク芸人のほんこんさん、フットボールアワーの岩尾望さんまで幅広く解答が寄せられています。お笑い芸人さんの名前を挙げる方が多いです」とコメント。他にもバナナマンの日村勇紀や、元格闘家の高田延彦、俳優の阿藤快などの名前も挙がっているという。正解は、19日(月)に開催されるイベント試写会で明かされる。映画『ウルフマン』は、19世紀末の英国を舞台に、兄を殺した犯人を追う過程で、恐るべき怪物ウルフマンの襲撃を受け、自身も満月の夜におぞましい姿に変身する宿命を負ってしまった主人公(デル・トロ)の姿を描いた作品。1941年製作の古典的名作『狼男』を現代によみがえらせるべく、デル・トロは主演だけでなく、製作も担当。先ごろ来日した際には「オリジナルにオマージュをささげつつ現代風にした。若い人にも観てもらいたい」とメッセージを送っている。「“ウルフマン”は誰だ!? クイズキャンペーン」応募期間:4月19日(月)12時まで応募方法:映画『ウルフマン』公式サイト内のキャンペーンページから応募『ウルフマン』4月23日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2010年04月16日ラジオを通じて、それぞれに悩みや決意を抱えた人々が、心の中にしまったままになっていた想い、大切な人への愛を伝えようとするドラマを描いた『引き出しの中のラブレター』。本作の製作発表記者会見が行われ、主演の常盤貴子を始め林遣都、八千草薫、中島知子、岩尾望(フットボールアワー)、豊原功補、三城真一監督が出席した。一同は浴衣姿で登場。主人公のラジオパーソナリティ・真生(まい)を演じた常盤さんは「ラジオは元々大好きで、車の中で聞いてることが多いです。TVとはまた違った独特のメディアで、声を聞いているだけなのに笑ったり、号泣したり、心の中に入ってくるものがあります」と熱く語った。また、タイトルの通り、ラジオと並んで手紙の存在も重要な鍵を握るが、これについても「本当に大切なこと、ちゃんと伝えたいことはいまでも手紙で書きます。ファンの方々からいただくお手紙も、封筒やペンを時間をかけて選んでくださったりという手間がすごく嬉しいです」と笑顔を見せた。さらに、七夕が近いとあって、出席者に願いや伝えたい思いを短冊に書いてもらったが、常盤さんは、先日急逝したマイケル・ジャクソンに向けて「夢をありがとう」という言葉を贈った。シングルマザーになることを決意する由梨役の中島さんは、手紙にまつわる思い出を尋ねられ「小学校の頃、みんなにサイン帳を配って書いてもらいました。気になる男の子が自分のことをどう思ってるのかな?と思ったら、返事にはアントニオ猪木とジャイアント馬場の絵しか描いてありませんでした…」とやや残念なエピソードを披露。中島さんの短冊には「これ以上、増えませんように」との言葉が。どういう意味か?と色めきだつ報道陣に対し、中島さんは「うちの実家の畑を荒らす猿や猪が、です」とニッコリ。由梨の母・晶子を演じた八千草さんも「電話よりも手紙が好きです。自分を見つめ直すことができますし、電話では伝えられないことが書けると思います」と優しい笑みを浮かべながら映画に対する共感を語った。「ぼくは、ラブレターという文化がないところで育ちまして」と苦笑気味に語るのは、慣れない東京でタクシー運転手として生きる太郎に扮した岩尾さん。「今日も車で来ましたが、慣れない東京の道を走るのは地のままです。ランジェリー・ショップのウィンドウをのぞいて店員に気持ち悪がられる、というシーンがありますが、そこも地のままでいけました」と笑いを誘った。「浴衣を着るのは生まれて初めてです。“着せられた”感がないか心配ですが、大好きな俳優さんたちや監督に囲まれてこの場にいれて幸せです」と語るのは、函館に住む高校生・直樹を演じた林さん。劇中、直樹が手紙を書くシーンについて「撮影前に、その手紙を自分で書かせてもらいました。自分で書くことで直樹の気持ちに入り込めました」と明かした。林さんは短冊には「遣都という名前をつけてくれてありがとう」と両親への感謝の思いをしたためた。直樹の父・健一役の豊原さんは「一人暮らしをしていた頃、母が荷物などと一緒に送ってくれた手紙を、何気なく引き出しにしまっておいたんですが、後になって再び読んで、何とも言えない気持ちになりました」と手紙にまつわる思い出をふり返った。三城監督は「ラジオと手紙、公衆電話用のテレフォンカードは、僕らの若い頃の三種の神器でした。夜、手紙を書いたものの朝になって読み返してみると恥ずかしくなったり…。そんな風に見つめ直すことができるのも手紙の特徴ですね」と思い出を交えつつ、映画に込めた思いを明かした。ちなみに監督は今年、銅婚式(結婚20周年)を迎えるそうだが、奥様にラブレターを書いたことは?という質問に「書きました…若い頃」と顔を赤らめながら明かした。『引き出しの中のラブレター』は10月、全国にて公開。■関連作品:引き出しの中のラブレター 2009年10月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2009『引き出しの中のラブレター』製作委員
2009年07月06日