エーアイは6月9日、東京都北区議会議員の斉藤りえ氏が、同社の提供する音声読み上げソフト「AITalk 3 声の職人」を採用したと発表した。斉藤氏は聴覚に障害を持ち、常のコミュニケーションや、議員としての活動、議会発言の際の音声として、同製品を利用。 筆談を生かした接客で「筆談ホステス」として話題を呼び、セミナー講師や執筆活動を行うなか、現在は東京都北区議会議員として、バリアフリー社会の実現を目指す取り組みを行っている。同氏は、6月24日から行われる聴覚障害者向けのITコミュニケーションツールを導入した東京都北区議会の第2回定例会にて、「AITalk 3 声の職人」を利用した一般質問を行う予定となっている。
2015年06月10日TVアニメ『生徒会の一存』の紅葉知弦役などで知られる声優の斉藤佑圭(28)が20日、自身のブログを更新し、『SLAM DUNK』の桜木花道や『ドラゴンボール』シリーズのトランクスなどを演じた声優の草尾毅(49)と入籍したことを報告した。斉藤は、20日付のエントリーで「皆様へ」と題して「私事で恐縮なのですが、お世話になっている皆様へご報告いたします」と投稿。続けて、「私、斉藤佑圭は先日、同じ事務所の草尾毅さんと入籍いたしました」と報告した。さらにファンに向けて、「驚いた方もたくさんいらっしゃると思いますが、私自身もこの素敵な御縁に驚いております。人生何が起こるかわかりませんね」と心境をつづりながら、「皆様にこうしてお伝えすること、家と家がつながるということ、とにかく初めてのことばかりで、不安なこともたくさんあります」と素直な気持ちを吐露している。斉藤と草尾は、ともに大手声優プロダクションの青二プロダクション所属。年齢も20歳ほど離れているが、「優しくてお茶目な彼の人柄と、広く大きな心に何度も助けられ、そのたびに自分がまだまだ未熟な人間であることに気付かされました。役者として、人として、本当に尊敬できる方です」と、その年上ゆえの余裕にも惹かれたようだ。そして斉藤は、「そんな方と人生を共に歩み、側で支えていけるというのは、本当に本当に幸せなことだと思います」と喜びを語った。今後については、「お仕事は変わらず続けていきますので、あたたかく見守っていただけると幸いです」と、声優として活動を続けることを名言。「なんだか長々と硬い文章になってしまいましたが! 最後までお読みいただきありがとうございました」と結んでいる。ブログにコメント欄は設けてないものの、ブログのURLが貼られた公式Twitterの投稿は6,000件以上もリツイートされ、多くの祝福メッセージが贈られた。斉藤も、20日15時頃の投稿でこれに応え、「たくさんのお祝いメッセージありがとうございます。直接連絡をくださった方もいたりして、私は本当にあたたかい皆さんに支えられているなぁと嬉しくなってしまいますね。関係者の皆様もお忙しい中ありがとうございます」と感謝を述べた。報告を受け、同じく青二プロダクション所属の声優・永島由子は「ビックリしたー!おめでとう(≧∇≦)お幸せに(^^)」と投稿。声優の佐藤聡美は「わー!!お二人共おめでとうございます(^o^)ゆかちゃん、お幸せにね!!」とコメントするなど、声優仲間たちから驚きと祝福の声が寄せられている。
2015年05月20日4月19日(日)大阪・ROCKTOWN、5月4日(月・祝)東京・CLUB QUATTROでライブを開催する俳優・歌手の斉藤秀翼がぴあのインタビューに答えた。【チケット情報はこちら】斉藤秀翼はテレビ朝日スーパー戦隊シリーズ『獣電戦隊キョウリュウジャー』でのキョウリュウブラック/イアン・ヨークランド役などで知られる。そうした俳優活動の傍ら、今年の2月にミニアルバム『PARTY!』でCDデビュー。「音楽活動は念願だったので、凄く嬉しかったです。色々な巡り合わせが良い方向に重なった結果ですね。自分の性格的に長期的な計算とかができるタイプではないので、その場その場で人との縁というのを大切にしているんですが、それが様々な方が参加してくれたこの作品に出ているかなと思います」と話した。リリースして1か月経った同作の印象について聞くと「CDを出すというのが初めてだったので、何もかも勉強になりました。その点は次の作品に活かそうと考えています。この作品を出して何度かライブをやったのですが、そこで気づいたのは“自分はライブをやりたかったんだ!”ということ。戦隊のショーをやっている時も思っていたのですが、その空間はその時しか感じられないものだし、そこに来て下さるお客さんと共有できるのが楽しい。今の時代にCDを出せるという喜びはもちろん噛みしめつつ、ライブは1回1回大事にしていきたいし、これからもっと上手くなりたいですね」と語った。今後については「芸能活動をはじめてすぐ位の話なんですけど、僕の叔父がボソッと僕に“今は自分で自分を作っていく時期だ。ある程度まで行ったらそこからは周りが作って行ってくれるから”って言ってくれたのが印象に残っていて。ファンの方や多くのスタッフの方の力をお借りしたという意味で、今回の音楽活動はまさにそれだなって。ただそこに甘えず、例えばCDについては作曲であったり、プロデュースであったりとかもっと自分の占める割合を増やせていければと思っています。あと、東京以外でライブをやるのは4月の大阪が初めてになるので、これから先はもっと違う地域にもライブをやりにいけたらなって思います」と意気込んだ。斉藤秀翼のライブは4月19日(日)大阪・ROCKTOWN、5月4日(月・祝)東京・CLUB QUATTROで開催。チケットは発売中。
2015年03月23日ひと昔前に女性が働くと言えば、オフィスでのコピーやお茶くみといった時代もありました。その後、だんだん女性が社会進出を果たしてきたわけですが、最近になってさらに女性が社会で果たす役割は大きくなっているようです。これまで男性社会と言われていた分野での女性の活躍が目立ってきたこともそのひとつ。例えば、電車の運転士や車掌、警察官や自衛官、運送業などで、女性が活躍しているのだとか。その中で、同じように男性社会だと思われていた建設業でも、女性のクラフトマンは育ち始めているようなのです。そもそも若い人たちで建設に携わる技術・技能者になろうという人は少なくなってきているのだとか。けれども、男女問わず若い技能者が必要だと考えるケイアイスター不動産は、2012年4月から 「社員クラフトマン制度」 を用意しているそう。その背景には、体も頭も使える若者が技術・技能者を目指さないと将来の業界全体の活力が落ちる、ひいては業界全体の消滅に関わるとの考えがあるようです。若い技術・技能者を育てることで、これまで伝えられてきた匠の技を伝え、それが建設業界の発展につながるのだとか。ケイアイスター不動産では、屋根工事、内装工事、基礎工事、大工工事などの各工種ごとにクラフトマンを社員として育成し、建設プロセスを全て内製化し、自社で行う組織作りに取り組んでいるそう。社内で技術を蓄積し、一貫施工することで、高品質で低価格な商品を提供できることを目指しているのです。その中でも、女性技能者がイキイキと働ける環境づくりにケイアイスター不動産は力を入れているそう。女性の持つ“細やかさ”や“丁寧さ”、“美しさ”といった特性を発揮できる環境があれば、建築技能者志望の女性も活躍していけると考えているのだとか。女性の活躍する分野は建設業まで広がっているのですね。実際、2013年に入社した初の女性正社員も、女性ということで何社も断られたところ、ケイアイスター不動産が受け入れてくれたのだとか。女性も積極的に取り入れようという柔軟な考えがあるおかげで、持ち前のやる気で前向きにプロフェッショナルな大工を目指しているそう。研修では、現場での心得や建築の基本的な知識を講義で、実践的なことを現場で学ぶのだとか。実際の現場にいる職人さんからも技術を学びながら作業を進めるので、着実に技術が受け継がれていくのですね。研修生は寮生活を送るため、プライベートスペースである研修室はもちろん、食堂やランドリールームなども完備。さらに、敷地内に3棟のモデルハウスがあり、大工工事、内装工事の作業工程の実習などもピンポイントでできるのだとか。また、実際に構造を学んだり実技を行ったりできる施設でもあるので、技術を学ぶのにふさわしい環境が用意されているようですね。ここから、女性を含むすばらしいクラフトマンが育ち、現場で活躍していくのでしょう。ケイアイスター不動産のこの取り組みが、日本の建設業の将来をより明るいものにしていくのかもしれません。・ケイアイスター不動産 公式サイト
2013年08月29日昨年、日本国内で劇場公開された洋画は358本(※)。単純計算で毎月30本!人気テレビドラマの作品公開数も増えており、外国語の映像作品に接する機会は増えています。そこで欠かせないのが「翻訳」。翻訳してもらって初めて、海外の作品が楽しめるのです。かく言うわたしもその恩恵を受けているひとり。最近はもっぱら「GOSSIP GIRL」にハマり中。ところで、映画やドラマの日本語吹替版って、どう制作されているのでしょうか。翻訳スクール「フェロー・アカデミー」の映像翻訳の講座に潜入して、プロの声優さんによるアフレコ授業を体験してきました!※一般社団法人 日本映画製作者連盟「2011年(平成23年)全国映画概況」(2012.01)より。■台本を元に、セリフに命が吹き込まれる。教室では、事前に受講生が作成してきた日本語台本が全員に配られ、アフレコ演習が始まりました。今回は、声優の斉藤くみさんと岩崎学さんが、映像に合わせて、ライブでセリフを読み上げていきます。課題は『そりゃないぜ!?フレイジャー』というアメリカのコメディドラマ。コメディだと気が利いたセリフやダジャレを考えなくてはいけないので、大変だそうです。講師は本作品の翻訳も担当されている峯間貴子先生。アカデミー作品賞映画『恋に落ちたシェイクスピア』の翻訳もされた現役の翻訳家です。台本を手に声優さんがしゃべり始めたとたん、空気が一変。さすがプロ。ものすごい臨場感です。一通り終わると、声優さんから、「ここは読みにくい」、「ここの尺はちょっと長い」と反省会。声優さんからのコメントで多かったのが「尺の長さ」に対する指摘。尺が長すぎてもダメ、短すぎてもダメ。映像とうまくリンクするセリフを考えなくてはいけません。実際の収録現場で尺が合わない場合、翻訳家がその場でセリフを調整する、という作業も発生するとのこと。また、しゃべりづらい単語に対する指摘もありました。例えば「上司との顔合わせ」は発音しづらいので、「上司とのミーティング」にしたほうがいい、など、しゃべる吹替ならではの意見が飛び交っていました。■吹替翻訳の肝は、セリフの「尺」と「言葉選び」。ひとくちに翻訳といっても、字幕と吹替ではルールが違うもの。字幕の場合は、セリフ1秒に対して字幕は4文字。人物が3秒間しゃべっていれば、字幕はだいたい12文字にまとめます。一方、吹替の場合は1秒に対する文字数は決まっておらず、その代わりに原音の長さにぴったり合ったセリフを考えなくてはいけません。また「日本語版台本」は、声優さんにとって、もっとも大切なもの。翻訳者は声優さんが演技しやすいように、チャイムの音や足音、効果音など、セリフの合間に入る音も、すべて聞き取って、台本に書き込まなくてはいけません。●セリフ中につける記号例(息)……息継ぎ以外で息が音として出ていることを示す。(笑)……笑い声を示す。その他、(咳)(咳払い)(舌打ち)(ため息)(キス)などがあります。●効果音を表す記号(ガヤ)……人ごみのシーンなど、大勢のざわめきを示す。(M)……音楽が流れていることを示す。その他、(拍手)(電話)(ノック)などがあります。■セリフひとつが登場人物のキャラクターを左右する。あと、翻訳をする上で大切なのが、キャラクターに合った言葉を選ぶこと。几帳面、皮肉屋、せっかち……その人物の性格に合ったセリフや“間”を考えなくてはいけません。確かにセリフひとつで、登場人物のキャラクターイメージは変わります。例えば『刑事コロンボ』。彼の口癖である「My wife」は、直訳すると「ぼくの妻が……」ですが、そこを「うちのかみさんがね……」という言葉を選んだことでコロンボ刑事の飄々とした性格がとてもよく表されています。■市場が拡大し、需要も増え続けている「映像翻訳」。講座終了後、講師の峯間先生にお話をお伺いしました。――吹替翻訳原稿をつくるのに、どれくらいの時間がかかりますか?「1週間くらいでしょうか。30分ドラマでも60分ドラマでも納期はだいたい1週間くらいです。シリーズ作品の場合、キャラクターを掴むまでが一番時間がかかりますね」――吹替翻訳原稿はどうやって作るのですか?「まずは映像を見て、スクリプトを読んで、どんなシーンなのか、何を伝えるべきなのかを理解してから言葉を考えます。セリフは視聴者が耳で聞いて意味が取りやすいように、聞き取りづらい言葉や同音異義語は避けて、なるべくわかりやすくしますね。一行セリフを作ったら声に出してみて、長さを調整します」――翻訳セリフをつくる上でポイントになることは?「いきいきしたしゃべり言葉にすることですね。ビジネス文書や小説とは違って、完全な話し言葉にしなくてはいけません。英語自体はそれほど難しくなくても、ブレスや長さ、キャラクターを考慮してセリフを考えるのは難しい。でも、それがやりがいでもあります」――英語力に加えて、センスも必要っていうことですね。そのセンスを磨くために、個人的にできることなどはありますか?「自分が好きなドラマや、好きな翻訳者のドラマを見ることは、やはり勉強になります。気に入ったセリフをノートにメモしておいて、考える時の参考にしてみるとか。一人で考え続けると行き詰まってしまいますが、新しい風を頭に吹き込むことで、いい表現が浮かんだりします」――コメディ作品で笑わせるセリフを考えるにはどうしたら?「もうひたすら考えるしかないですね(笑)。原文にある笑いのツボを理解し、それを日本人でも笑えるような表現に置き換えていく。ひとりよがりにならないように、誰かに聞いてもらっておもしろいかどうか判断してもらうこともありますね。家族でもいいし、翻訳学校のクラスメイトでも」――映像翻訳家の方は、それぞれ専門をもっているのですか?「得意分野はあると思いますが、専門は特にないですね。そこは、ミステリーや法律など、専門がはっきりした出版翻訳や実務翻訳と違いますね」――海外の映像作品を観る機会が増えていますが、映像翻訳家の需要は増えてきているのでしょうか?「多チャンネル化やネット配信など、媒体自体が増えているので、吹替も字幕も、翻訳家の需要は増えていると思います。ただし、実力重視の世界なのでそんなに甘くはありませんが」――ありがとうございました。「夢をあきらめずに辛抱強く取り組むことが大切。努力が実を結ぶ、そんな経験ができる職業」と語る峯間先生。翻訳家の需要が増えている今、モノ作りやエンターテインメントの世界で活躍したい方は、可能性に挑戦してみてはいかがでしょうか。(マイナビニュース編集部)
2012年03月19日伊坂幸太郎の人気小説を映画化した『ゴールデンスランバー』で、斉藤和義が自身初の映画音楽監督を務め、主題歌であり物語の鍵を握るビートルズの名曲「Golden Slumbers」を自らカバーすることが発表された。原作は2007年に発表され、翌年の「本屋大賞」および「山本周五郎賞」を受賞したサスペンス。堺雅人、竹内結子をキャストに迎え、首相暗殺の濡れ衣を着せられた一般市民の男の逃亡劇を描く。斉藤さんは音楽監督という立場で、主題歌、エンディングテーマだけでなく劇中の全ての音楽を担当しているが、エンディングテーマの「幸福な朝食、退屈な夕食」を巡っては、伊坂さんとの“奇縁”が明らかに。伊坂さんはこの曲を聴いて、会社勤めを辞めて作家一本でやっていく決意を固めたということで、斉藤さんのファンであることを公言している。ちなみに、斉藤さんは、本作と同じく伊坂さん×中村義洋監督のコンビによる『フィッシュストーリー』でも、劇中のパンクバンドが演奏する楽曲をプロデュースしており、伊坂作品で音楽に携わるのはこれが2度目。斉藤さんは今回の音楽監督という仕事について「映画の規模も大きいと聞いてたし、出演者のみなさんも豪華だし、責任重大だって感じましたね。サントラってずっとやってみたいと思ってたことだから、声を掛けてもらったときは『いいんですか!?』って思ったけど、ぜひぜひってことでやらせていただきました。まだラフの段階の映像を見ながら、監督とイメージのすり合わせをしてスタジオに入り、一人でやってみたりバンドを集めてジャムってみたり。監督もレコーディングに立ち会ってくれて、その場でどんどん決まっていく感じですごくやりやすかったですね。なんせ、映像を見ながら演奏するってのも初めてだったので、おもしろかったっす」とコメント。主演の堺さんは「ビートルズの原盤『アビー・ロード』では、メドレーのなかの橋わたしのようなつかわれ方をしているこの曲ですが、斉藤さんの歌をきいて、独立した曲として人を感動させる力をもっているのだなとおもいました」と“斉藤版”「Golden Slumbers」の感想を語ってくれた。「黄金のまどろみ」と直訳されるこの「Golden Slumbers」、原作小説の中で描かれるスリルや郷愁といった様々な要素を見事に彩り、重要な役割を果たしているが、映画では、観客の心にどのように響きわたるのか?『ゴールデンスランバー』は1月30日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会■関連記事:堺雅人&竹内結子、『ジェネラル・ルージュ』の次は伊坂作品で恋人役!
2009年11月11日