「ジャルジャル」について知りたいことや今話題の「ジャルジャル」についての記事をチェック! (1/3)
お笑いコンビ、ジャルジャルの後藤が13日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「最高」「面白い!」ファン大絶賛!ジャルジャル 後藤 淳平 ライブツアーのお知らせ!「弾丸→」と綴り、イタリアにあるオペラ座「Teatrodell’Operadi Roma」やエッフェル塔、凱旋門など、20枚の写真をアップ。投稿された写真にはエッフェル塔と後藤の写真が実に9枚を占める。「最後の写真はエッフェル塔とのツーショットのつもりで撮ったのに、全然そうなってなかったやつです」と続け、まるで男性とツーショットを撮ったかのような写真が投稿し、笑いを誘った。ジャルジャルは、「―2024秋冬のジャルジャル― ぴんときちゃん」にて12月8日まで単独ライブを開催していた。 この投稿をInstagramで見る ジャルジャル後藤淳平 ごとうじゅんぺい(@jarujaru_jjg)がシェアした投稿 この投稿にファンからは、「同じような写真何枚撮んねん!」というツッコミや、「全部素敵な写真ですね✨」「めっちゃ写真あってうれしい」など歓喜の声も寄せられている。
2025年01月13日お笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平が3日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】お笑い芸人 ジャルジャル 後藤淳平 新ネタコントライブの告知!「【ぴんときちゃん】名古屋公演無事終了!」と綴り、1枚の写真をアップ。単独ライブツアー『―2024秋冬のジャルジャル― ぴんときちゃん』を開催中のジャルジャル。3日は愛知県のNiterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで公演を行った。会場に訪れたファンは元気が良かったとのことで、「こっちまで元気元気っきになりました!」と綴った。 この投稿をInstagramで見る ジャルジャル 後藤 淳平 ごとうじゅんぺい(@jarujaru_jjg)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「いろんな種類のハートがあってかわいいね」「ふくとくさんがいっぱい!」といったコメントが寄せられている。
2024年12月04日お笑い芸人のやす子が26日、自身のXを更新した。【画像】やす子「悔しいっす〜」自腹でまさかの借金⁈「ジャルジャルさんのYouTube見てたらやす子のグッズTシャツ着てくださってる…!?!?!?」と驚きの言葉を綴った。そして「本当に本当にありがとうございます嬉しすぎます〜!!!!!!」と喜びを爆発させている。ジャルジャルさんのYouTube見てたらやす子のグッズTシャツ着てくださってる…!?!?!?本当に本当にありがとうございます嬉しすぎます〜!!!!!! #チャラ男番長 #ジャルジャルアイランド pic.twitter.com/0mq7zsCyRx — やす子 (@yasuko_sma) October 26, 2024 この投稿にファンたちからは「素敵ジャルジャルさんも私と同じようにやす子ちゃんのコト大好きなんだね」「おお!!みんなに人気ものどす!!」などといったコメントが寄せられた。
2024年10月27日お笑い芸人ジャルジャルの後藤淳平が21日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】ジャルジャル 後藤 自身が出演のプリキュア映画を絶賛!「いいー映画です」「東京公演完走!!Go to 大阪!!」と綴り、1枚の写真を投稿した。東京公演をやり切った達成感が伝わってくるような写真だ。テンションが上がり切っている様子が伝わる。 この投稿をInstagramで見る ジャルジャル 後藤 淳平 ごとうじゅんぺい(@jarujaru_jjg)がシェアした投稿 この投稿には「お疲れ様でした!!!最高でした!」などの賞賛のコメントが寄せられている。
2024年10月22日お笑い芸人ジャルジャルの後藤淳平が20日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「懲りない奴。笑」ジャルジャルの人気企画が帰ってきた!!「2024秋冬のジャルジャル-【ぴんときちゃん】全25公演うぃぃぃぃーーーーーーー!!!!!!新ネタコントライブーーーーー!!!完売してしまっている公演もありますが、是非きてほしいです」と綴り、1枚の写真をアップした。キングオブコント2020王者のジャルジャルが見せる新コントとは・・・楽しみだ。 この投稿をInstagramで見る ジャルジャル 後藤 淳平 ごとうじゅんぺい(@jarujaru_jjg)がシェアした投稿 この投稿には「名古屋取れんかったんで大阪に行きまうすたのしみー!!!!!」などのコメントが寄せられている。
2024年09月21日ジャルジャル 福徳秀介の恋愛⼩説を主演・萩原利久、ヒロイン・河合優実で実写映画化。映画『今⽇の空が⼀番好き、とまだ⾔えない僕は』が、2025年4月25日(金)より全国公開される。ジャルジャル 福徳秀介原作『今⽇の空が⼀番好き、とまだ⾔えない僕は』2020年に出版された恋愛⼩説「今⽇の空が⼀番好き、とまだ⾔えない僕は」は、お笑いコンビ ジャルジャル 福徳秀介の⼩説デビュー作。冴えない大学生活を送っていた主人公・⼩⻄徹が、大学の教室で見かけたお団⼦頭の孤高な女子生徒・桜⽥花に惹かれていくところからストーリーが展開され、思いがけない出会いから始まった2人のラブストーリーを描いている。主演・萩原利久&ヒロイン・河合優実実写映画『今⽇の空が⼀番好き、とまだ⾔えない僕は』で主演を務めるのは、『劇場版 美しい彼〜eternal〜』や『朽ちないサクラ』などの出演で知られる萩原利久。ヒロインは、ドラマ「不適切にもほどがある︕」出演のほか、『ナミビアの砂漠』では主演、『ルックバック』では声優を務めるなど、多彩な活動を見せる河合優実が演じる。劇中では、電⾞内で⾒つめ合う小西と桜田の姿や、互いに別れ惜しそうにするデートの終わりなど、⽢酸っぱい場面も。しかし、楽しい日々は長くも続かず……?そして、映画のクライマックスを彩る楽曲には、スピッツの「初恋クレイジー」が使⽤されていることも明らかに。小西と桜田の恋の⾏⽅をぜひ劇場で見届けてほしい。『今⽇の空が⼀番好き、とまだ⾔えない僕は』登場人物/キャスト主人公・⼩⻄徹…萩原利久銭湯掃除のバイトと孤独な大学生活、思い描いていた理想とは程遠い冴えないキャンパスライフを送る。ある日、教室で見かけた桜田花の凛とした姿に惹かれ、恋に落ちる。思い切って声をかけると、奇跡的に意気投合。2人は仲を深めていくが、そんな矢先、運命を変える衝撃の出来事が起きてしまう……。ヒロイン・桜田花…河合優実徹が恋に落ちる大学の同級生。お団子頭が印象的。学生たちの輪に興味がない、孤高な性格。さっちゃん…伊東蒼徹の銭湯のバイト仲間。⼭根…黒崎煌代徹の大学で唯⼀の友⼈。マスター…安齋肇小西と桜田がよく訪れるカフェのマスター。徐々に距離を縮めるふたりのことを見守っていく。さっちゃんの父親…浅香航大夏歩…松本穂香小西とさっちゃんを優しく見守るお姉さん的存在。佐々木…古田新太小西とさっちゃんのバイト先である銭湯の店主。小西とさっちゃんを本当の家族のように支える。監督 大九明子、男性主⼈公のラブストーリーに初挑戦監督は、『勝⼿にふるえてろ』や『私をくいとめて』を手掛けた大九明子。これまで個性的な⼥性主⼈公の恋を多く映してきた大九が、恋愛映画としては初めて、男性が主⼈公の物語でメガホンを取る。なお、大九と萩原は『美⼈が婚活してみたら』以来3度目、大九と河合はドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」に続いて2度目のタッグとなる。『今⽇の空が⼀番好き、とまだ⾔えない僕は』あらすじ思い描いていた⼤学⽣活とはほど遠い、冴えない毎⽇を送る⼩⻄。学内唯⼀の友⼈・⼭根や銭湯のバイト仲間・さっちゃんとは、他愛もないことでふざけあう⽇々。ある⽇の授業終わり、お団⼦頭の桜⽥の凛々しい姿に⽬を奪われた。思い切って声をかけると、拍⼦抜けするほど偶然が重なり急速に意気投合する。会話が尽きない中、「毎⽇楽しいって思いたい。今⽇の空が⼀番好き、って思いたい」と桜⽥が何気なく⼝にした⾔葉が胸に刺さる。その⾔葉は、奇しくも、半年前に亡くなった⼤好きな祖⺟の⾔葉と同じで、桜⽥と出会えた喜びにひとり震える。ようやく⾃分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった⽮先、運命を変える衝撃の出来事が2⼈を襲う。【作品詳細】映画『今⽇の空が⼀番好き、とまだ⾔えない僕は』公開日:2025年4月25日(金)監督・脚本:大九明子出演:萩原利久、河合優実、伊東蒼、黒崎煌代、安齋肇、浅香航大、松本穂香、古田新太原作︓福徳秀介「今⽇の空が⼀番好き、とまだ⾔えない僕は」(⼩学館刊)
2024年09月21日正月の元日から3日までの『三が日』は、新しい年がよい1年になることを祈り、多くの人が初詣に行きます。初詣で参拝した後は、おみくじを引くのもまた、楽しみの1つ。おみくじは、その年の運勢が書いてあるので、開ける時にはドキドキしますよね。2024年1月3日、お笑いコンビ『ジャルジャル』の後藤淳平さんが、Instagramを更新。初詣で引いた、おみくじに書かれている内容が話題を集めています。※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る ジャルジャル 後藤 淳平 ごとうじゅんぺい(@jarujaru_jjg)がシェアした投稿 見事に大吉を引き当てた後藤さん。おみくじには、「災自ずから去り福徳集まり…」と記されており、相方である福徳秀介さんの苗字と被っていたのです!『福徳』とは、「財産や幸せに恵まれる」という意味があり、縁起のいい言葉です。しかし、後藤さんは「福徳は一人でじゅうぶんです」とツッコミを入れていました。後藤さんのおみくじに、ファンからは、このような反響が寄せられていました。・本当に縁起のよすぎる苗字ですよね。・福徳さんが集まることを想像したら笑ってしまった。・今年も『福徳』をたくさん集めて人々を笑かしてください!・私も大吉でした!『福徳』を集められるといいですね。後藤さんの『福徳』被りに対する見事なツッコミは、新年早々に笑いを届けてくれました。相方の名前が書いてある、おみくじからは、2人の運命を感じさせますね![文・構成/grape編集部]
2024年01月05日9月26日(火) 、THE BAWDIESとジャルジャルによる異色の対バンツアー『LAUGH ’n’ ROLL TOUR ~ロックンロールとコント混ぜる奴~』の東京公演が開催された。ここではそのレポートをお届けする。エンターテインメントという言葉が大袈裟に聞こえるなら、パーティー……いや、THE BAWDIESが普段、言っているようにお祭りと言い換えてもいい。とまれ、それを何と呼ぶかはさておき、同じものを愛する者達が一堂に会して、声を出したり、踊ったり、笑ったりしながら楽しむ。3年ぶりに開催されたTHE BAWDIESと盟友のお笑いコンビ、ジャルジャルの異色タイバンが改めて我々に見せつけたのは、そんな至福の時間と空間を作ることに対するTHE BAWDIESとジャルジャルの飽くなき情熱だった。2017年、2020年に続いて、3回目となる今回は『LAUGH ’n’ ROLL TOUR ~ロックンロールとコント混ぜる奴~』とタイトルでも謳っているとおり、東京、大阪、名古屋を回るツアーにスケールアップ。その初日となった9月26日の東京・渋谷CLUB QUATTRO公演は、満員の観客の大歓声が迎える中、THE BAWDIESにロン毛にサングラスのボーカリストと金髪のギタリストの2人組、サンチョーズを加えた6人による「IT’S TOO LATE」から始まった。サンチョーズを演じるのは、もちろんジャルジャルの後藤淳平と福徳秀介。一気に白熱していった演奏に観客全員が一斉にワイプで応え、スタンディングのフロアの盛り上がりはいきなり最高潮に!しかし、そこに笑い声が混じるところがいつもとは違う。なぜ笑い声が混じるのかと言えば、THE BAWDIESのメンバーと背中合わせにギターを弾いている福徳演じる金髪ギタリストは明らかにメンバーの背中に自分の背中をこすりつけているからだ。「今日はいろいろなゲストが入れ代わり立ち代わり入ってくるので、もうフェスだと思って、楽しんでいただければと思います!」ステージからハケるサンチョーズを見送りながら、これからどんなライブになるのか説明したROY(Vo / B)が「みなさん、準備はよろしいですか?飛びあがれますか!?声も出せますか!?」と声を上げ、バンドの演奏は、とびきりポップなTHE BAWDIESのロックンロール「SKIPPIN’ STONES」になだれこむ。ミラーボールが七色の光を放つ中、TAXMAN(G / Vo)がワウを踏んだファンキーなカッティングを閃かせ、JIM(G / Cho)がフリーキーなスライドソロをキメると、演奏がテンポアップ。そして、「飛び上がれますか!?行くぞ!」というROYのシャウトを合図に観客がジャンプ!「飛んでもらったんで、次は歌ってもらってもいいですか?初めての人も安心してください。俺らの曲は1番聴いたら、2番3番歌える仕組みになってます」とROYが観客に語りかけてから演奏した「LET’S GO BACK」はMARCY(Dr / Cho)のドラムが跳ねるブリティッシュ・ビート・ナンバー。ROYの「1-2-3-Go!」を合図に観客がサビをシンガロング。フロアがさらに盛り上がったところで、「最初のゲストを呼びたいと思います」とROYが呼び込み、ステージに出てきたのが、福徳演じるリーゼントに革ジャンのギタリスト。代表曲の「もう何も言わないで」をTHE BAWDIESの演奏で歌うのかと思いきや、結局、音色がキラキラとしたインストナンバーだったというオチのコントだったのだが、「ベテランから新人まで、新旧織りまぜたたくさんのゲストが出てきます。俺らも新旧織りまぜていろいろな曲をやりたいと思います」とROYが言ったとおり、そこからさまざまなゲストに扮したジャルジャルがTHE BAWDIESと入れ代わりに登場して、コントを繰り広げていく。いつもは路上ライブで主にカバー曲を歌っているというフォークデュオは曲も曲間のエピソードトークもうろ覚えで、1曲も完奏できずにROYを驚かせたり、福徳演じるシンガーソングライターは客席から「バックコーラスをやらせてください。THE BAWDIESの曲も全曲、コーラスを付けることができました」と飛び入りしてきた後藤演じる漁師の「もっとちょうだいよ!」というコーラスに代表曲の「君と見た道」の見せ場を奪われてしまったり──。ジャルジャルが確実に観客を笑わせていくその一方で、THE BAWDIESは音源のフィーチャリングゲスト、オカモトショウの代わりにTAXMANがROYと掛け合いで歌った最新曲の「GIMME GIMME」、メロディー作りのセンスが光るバラード「LEMONADE」他、新旧のレパートリーをエネルギッシュに繋げていった。そして、明らかに前述のコントを意識したROYが「もっとちょうだいよ!」と言いながら、観客とのコール&レスポンスでぐっと盛り上げた「T.Y.I.A.」から、MARCYのドラムで「JUST BE COOL」に繋げると、「お祭りですよ。お祭りに打ち上げ花火は欠かせません。みなさん、1人1人が打ち上げ花火になってください!」というROYの言葉に応え、再び観客がジャンプ!この日一番の盛り上がりを作りあげたところに突然、福徳演じる女流映画監督と後藤演じる主演俳優が乱入してきて、探偵映画の真犯人役のオーディションという設定の下、「(MARCYに)ネクタイを(シャツから)出しなさい。(演奏に邪魔なら)外しなさい。(JIMに)あなた、汗かきすぎ。(TAXMANに)あなたはもっと汗をかきなさい」とアドリブでメンバーをイジりなら、THE BAWDIESの4人をコントに巻き込んでいく。「誰から行く?」と女流監督がTHE BAWDIESの4人に尋ねると、客席から「MARCY!」「MARCY!」という声が飛び、それならと手を挙げたROY、完全にやる気のないMARCY、「映画に出られるんですよね」と色気を見せるTAXMAN、そしてMARCY同様、やる気がないと思わせ、実はやる気満々のJIMの順番で挑んだ4人それぞれの演技とジャルジャルらしいシュールな展開に観客は爆笑とともに大歓び。なるほど、THE BAWDIESとジャルジャルの異色タイバンは、ロックンロールとコントを交互に見せるだけに止まらないわけだ。そして、再びサンチョーズの2人を迎え、ライブはいよいよ佳曲に突入する。オープニング同様、後藤による「みなさん、遅れないようについてきてください!遅れるとこうなりますよ!」というTHE BAWDIESファンにはお馴染みの前フリから6人は「IT’S TOO LATE」をリプリーズ。福徳はここでも自分の背中を、メンバー4人の背中にこすりつけたのだが、山で背中が何かにかぶれ、痒くてしかたないというその理由がここでようやく明かされ、観客全員がスッキリした……に違いない。THE BAWDIESの演奏でサンチョーズがバラードの「木漏れ日登山道」を歌って、本編は終了したが、アンコールにはさらなる見どころが待っていた。「HOT DOG」を演奏する前にTHE BAWDIESがいつもやっている「HOT DOG劇場」──パンとソーセージが出会い、ホットドッグになる顛末をさまざまなストーリーで見せる寸劇を、自分の拙い台本でプロであるジャルジャルに演じてもらうのは申し訳ない。だから即興でやってほしいというROYの無茶ぶりにジャルジャルが芸人の意地とコント作りのセンスを見せつけるように見事に応え、「HOT DOG」に繋げると、THE BAWDIESのエネルギッシュな演奏が今一度炸裂!そして、最後はジャルジャルのM-1グランプリネタ「国名分けっこ」で締めくくると思わせ、福徳と後藤が国名を連呼する最後のくだりにTHE BAWDIESがファンキーな演奏を重ね、ある意味、リズムネタ、あるいはちょっとしたコラボソングに仕上げる展開に観客の拍手喝采が止まらなかった。前述した真犯人役のオーディションと並ぶ、今回の異色タイバンのハイライトになったことは言うまでもない。最後は、TAXMANによる恒例の「わっしょい!」で、さまざまな化学反応を起こしたTHE BAWDIESとジャルジャルによる異色タイバンは大団円を迎えたのだったが、筆者の前にいた女の子2人の「音楽も良かったね」「うん」という会話もまた、そんな化学反応の1つなのだと思う。来年、結成20周年、およびデビュー15周年を迎えるTHE BAWDIESは、来年1月14日と21日、それぞれ大阪と東京のBillboard LiveでROY曰く「今日とはちょっと違う(笑)」ゲストを呼んで、特別なライブ『20TH BIRTHDAY BASH』を行うことが決まっている。そこでは今日とはまた違う化学反応が起こるに違いない。大いに期待している。文=山口智男撮影:山川哲矢<公演情報>THE BAWDIES『20TH BIRTHDAY BASH』THE BAWDIES『20TH BIRTHDAY BASH』告知画像2024年1月14日(日) Billboard Live OSAKA1st:OPEN14:00 / START15:002nd:OPEN17:00 / START18:002024年1月21日(日) Billboard Live TOKYO1st:OPEN14:00 / START15:002nd:OPEN17:00 / START18:00【Guest Musician】Guitar:NAOKI(from LOVE PSYCHEDELICO)Bass:ナガイケジョー(from SCOOBIE DO)Keyboards:別所和洋(from パジャマで海なんかいかない)and more……【チケット情報】サービスエリア:8,200円カジュアルエリア:7,700円(1ドリンク付)※別途指定料が必要な席種がございます。■THE BAWDIES CLUBチケット最速先行受付期間:10月9日(月・祝) 23:59まで特設サイト:関連リンクオフィシャルサイト:::::
2023年09月29日お笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平と福徳秀介が19日、都内で行われたコントシネマ『サンチョー』の初日舞台挨拶に、メガホンをとった倉本美津留監督とともに登壇した。『キングオブコント2020』で13代目王者に輝き、その後もYouTubeチャンネルに毎日ネタを更新し続け登録者総数163万人を突破した人気芸人のジャルジャルと、そんな2人と幾度となくタッグを組んできた放送作家の倉本美津留監督が、コントが生むエンタメ性と長編映画の物語性を掛け合わせた新たな映像ジャンルを“コントシネマ”と名付け、これまでにない新たな表現方法に挑戦した本作。そんな本作がついに劇場公開され、全国で見られている心境を尋ねられると、後藤は「言ってしまうと、このアホらしい内容をこの巨大スクリーンで見るということ自体、コントだと思っていただいて」と観客に投げかけ、「僕は映画館の巨大スクリーンでいろんな映画を見させてもらっていますけど、これほど巨大スクリーンで見る映像で、オナラの音が流れる映画というのはないんじゃないかなと思いますね。このアホらしい作品を大きな画面で見るという体験を味わっていただきたいなと思います」とアピール。一方、会場に来る際に迷ってしまい、同舞台挨拶に参加している2人組の観客に案内してもらったという福徳は「ありがとうございました。無事に到着してここに立つことができました」と感謝しつつ、本作については「もともと単独ライブがありまして、それはみなさんに笑ってほしかったんですけど、この映画では、芸人としての下心もありますのでもちろん笑ってほしいんですけど、不思議な世界を見るという感じで、映画なのかコントなのかコントシネマなのかよくわからない100分だと思うんですけど、僕らも自己満足にならないようにしないといけないなと思いながら撮りましたので、見てくれるお客様が楽しんでいただければなと思っております」と語った。また、登場人物ほぼすべての役を演じ切ったジャルジャルの2人だが、気をつけた点やこだわったところを聞かれると、後藤は「僕ら2人しか出ていないので、なんとか別人に見えないとあかんなというところで、“こいつ誰だったっけ”ってならないように気をつけましたね」と明かし、福徳は「(2人で)11役やっているんですけど、顔が一緒というのが最大の弱点で、油断して見ていたら“こいつ誰や?”ってなってくると思うんです。なので、しっかり“メガネのやつ”ってインプットしながら見ないと。ややこしい話、とあるキャラが途中で髪を切るんですよ。髪切ってまたややこしくなるんですよ(笑)。そこで服装が大事になってきたりするので、覚えておいてください」と鑑賞する上でのポイントを観客に教授した。これに、倉本監督は「2人は演じているからそういう風に言うんですけど、客観的に撮りながら見ていたら同じに見えないですよ。ジャルジャルのすごさはそこだと思うんですけど、特殊メイクもほとんどしてなくて、ちょっとした服装とメイクと髪型だけで憑依して、僕は最初からゴチャゴチャしないと確信がありました」と仕上がりに自信を覗かせた。さらに、演じていて好きなキャラクターを尋ねられると、福徳は「僕は女性役をしているんですけど、ワンピースを着て外を歩くと気持ちいっすよね。撮影が6月くらいで気持ちよくて最高でしたね」と何かに目覚めた様子で、「口紅をつけてマスクをしたんですけど、(マスクに口紅が)付くので、女性ってこんなに大変なんだって。こんなにメイクのことを気にしてマスクをして、撮ったときに(口紅が)ハゲるから、嫌なんだろうなっていろんなこと考えましたわ」と女性の気持ちを理解していた。対して、後藤は「(ポスターになっている)この人ですね。果たしていい人なのか、悪い人なのか、僕でもわからないんですよね。えげつないことをサラッと言ったりしますし」と答え、倉本監督は「人間らしいよな。人間はいろんな面があるし、出会う人によっていろいろキャラが変わるほうがリアルなんですよ。それを端的にやっている気がします。コイツのラストシーン、めっちゃ面白いですよ。よく見ておいてください」とオススメした。
2021年11月20日●“コントシネマ”で感じた舞台と映像の相乗効果お笑いコンビ・ジャルジャル(後藤淳平、福徳秀介)が手がけたコントシネマ『サンチョー』が、11月19日より全国15都市の映画館で順次公開される。公開に先立って話を聞くと、2人はそろって「コントしかできない」「コントしかない」と連呼し、コント漬けの日々を語った。『サンチョー』は、ジャルジャルの2人がほぼ全ての役(11役)を演じ分けた群像劇スタイルの長編ストーリーだ。製作経緯について後藤は「去年単独ライブができなくて、『用意していたネタを映像にしようか』とクラウドファンディングを通じて、映像化を実現しました。そのとき『ええな~』となり、本作につながりました。舞台でネタをやるのとは違う良さが出せます。複数のネタが展開されますが登場人物がつながって出たりして、全体に一本で見える感じにしました」と解説する。福徳はまた「環境的には映画製作に近いですけど、撮影しているときはまさか映画館で上映するなんて想像すらしていなかったです。ただただ勢いでやり出しただけ。映画館でやるのはカッコ良くてうれしいです」とほほ笑んだ。笑える映像コントとも、長編ドラマとも捉えることができる新しい映像ジャンルとして、ジャルジャルの2人は“コントシネマ”と呼ぶ。「楽しいですね。芸人になる前は、テレビでコントやっているのを見て『面白いな』と思っていました。実際芸人になりましたが、スタジオでコントをやる機会がなかなかなく、舞台でネタやることが多いです。でも自分たちのネタをこうやって本当のロケーションで映像化できるのは、ちょっと『夢叶う』みたいなニュアンスはありました」(後藤)本作は、舞台『JARUJARU TOWER 2021─ジャルってんじゃねえよ─』(2021年春公演)とのクロスメディア企画。同じネタを舞台と映像で行った。福徳は相乗効果があったと話す。「例えば美容室のコントで、実際に美容室で撮影し、舞台では仮の簡易的なセットで美容室を再現します。気持ちとしては本物の美容室で一度やっているのでイメージしやすくて、舞台でもリアリティーが出せますね」(福徳)やや気が早いが、続編製作の意欲を問うと後藤は「2は作りたいです」という。「『これは続けたい』と思いました。もっともっと、他に映像でしかできない見せ方があるんじゃないかと。次まだ分かりませんが、ハマりましたね」と手応えを感じている様子。福徳も「この作品は単独ライブをただただ映像化したというものではありません。僕らのネタを単独ライブ版、映画版と二刀流でずっとやり続けられたらいいですね」と願望を語った。●目標は海外でコント「通用するのかチャレンジしたい」先日行われた『キングオブコント』では、お笑いコンビ・空気階段が王者に輝いた。そのちょうど1年前に『キングオブコント』を制したジャルジャルは、これまでどのような時間を過ごしたのか。福徳が「ゆとりができましたね。『決勝で戦えるネタを作る!』みたいな『キングオブコント』前の特有のピリピリ感もないですし。今後は自分たちがやりたいネタをやれるようになったのはデカいですね」と言えば、後藤も「マイペースを守りやすくなりました。今回のコントシネマもそうですけど、『キングオブコント』に優勝したことで僕らがやることに説得力が1つ乗っかりました。堂々とできますね」と話した。公式YouTubeチャンネル「ジャルジャルタワー JARUJARU TOWER」は、今や登録者数が124万人以上。コント動画を量産し続けている。コントを生み出し続ける現状について福徳は「“コント大好き”というわけではありません。“コントしかできない”という感じですね」と表現する。「実は、優勝前より今のほうがたくさんネタ作っています。本当に、それしかできないというのが大きいです。僕らはコントしかできないんで。この1年、マジでコントしかやってないですね」(福徳)後藤も「単独ライブやって、映像つくって、その合間で毎日コントをYouTubeにアップする。そんなこと続けていると、自ずとコントしかやってない1年になりますよね」と笑う。ゆうに8000本を超えると言われるジャルジャルのコント数。それほどコント尽くしの生活で、コントに飽きないのか。そんな問いに福徳はあっけらかんと「とっくに飽きてます。でも、やっていることに対しては『おもろい』という感情が続いています。まぁ、僕らはコントしかやることがないんですよ」と答える。2021年の年の瀬が迫る今、2022年の目標をたずねても福徳は「2022年も、ほんとうにコントだけ(笑)。まずコントやれればうれしいです。他にやりたいことは特にないです」と早くもコント漬けを宣言。後藤も福徳に賛同しつつ、「海外の方にも見てもらえる機会を作りたいです」と話す。「海外の方にどれだけウケるのか知りたいです。僕らがアメリカとかどこかの国に行くのか分からないですけど、言葉が通じない、僕らのことを一切通じない相手に、僕らが面白いと思っていることがどれだけ通用するのかチャレンジしたいです」とにかく話題はコント、コント、コント。2人とも語り口はあっさりしているが、コントへの底知れぬ執念すら感じる。コント漬けの日々を送るジャルジャルは、コント師としてさらなる高みを目指し、そして世間にコントの新境地を見せてくれそうだ。■ジャルジャル高校時代からの友人同士である後藤淳平と福徳秀介によるお笑いコンビ。2003年4月にコンビ結成。『めちゃ×2イケてるッ!』のレギュラーメンバーとして活躍。『キングオブコント2020』で13度目の挑戦にして悲願の優勝を果たした。YouTubeにも力を入れており、「JARUJARU TOWER」「JARUJARU ISLAND」「JaruJaru Japanese Comedy - EN. Channel」の3チャンネルを更新中。
2021年11月18日お笑いコンビのジャルジャル(後藤淳平、福徳秀介)が出演する、NTTドコモ「5G」サービスのWebCM第2弾「ドコモの社会科見学」編が6日に公開された。3月に公開された「密着! 5Gエリアプランナー」編に続くコント仕立てのCM第2弾。「ドコモの社会科見学」編は、オペレーションセンターで働く福徳扮する5G担当者「ゴジさん」のもとに、後藤扮する先生が子どもたちを連れて社会科見学に訪れるところからスタートする。福徳が子どもたちに復唱させるキャッチコピーに後藤が何度もツッコむも、徐々に発言はエスカレート。笑いあり、涙ありのアップテンポなやり取りと、その勢いにたじろぐ後藤の様子はまさにジャルジャルワールド全開だ。子どもたちの熱演にも注目のCMとなっている。ジャルジャルの公式YouTubeチャンネル『ジャルジャルタワー』にも登場する「浮きヘル」のネタをヒントに生まれたという「ゴジさん」。撮影に入る前には福徳自らヘルメットの高さを念入りにチェックしていた。カメラが回っていないときには、ゴジさんに向かって子どもたちからあれこれ質問が。何を聞かれても、すべて「ゴジ」とボケて答える福徳に、子どもたちは大爆笑。子どもたちは真剣な表情をしなくてはいけない場面でも思わずニコニコしてしまうほど、ゴジさんにメロメロの様子だった。収録後のインタビューでは、普段どのような動画を見るのかという質問に「本当に気持ち悪いかもしれないですけど、自分たちの動画見て、うへへって笑いますね」と後藤。福徳も「僕もまったく一緒ですね。映画とかドラマとか。お笑いやと自分らのしか見ないですね。恥ずかしながら。ほんとにすいません。ほんとに」と続けた。そしてファンへ向けて後藤は「ちょっとクスっと笑える、おもしろおかしいVTR動画になっていますので、何回でも見ていただけたらうれしいなと思います」と、福徳は「本来、商品説明とかを重視しなければならないのに、そこはだいぶ怠りながら、贅沢に楽しくやらせていただきました。僕らの違った一面のコントをよかったら楽しんでください!」と呼びかけた。
2021年08月06日●KOC優勝で得た心のゆとりと良いプレッシャー昨年『キングオブコント』で悲願の優勝を果たしたお笑いコンビ・ジャルジャル(後藤淳平、福徳秀介)。近年はYouTubeチャンネルへの毎日の動画投稿が人気だ。昨年末には「100万人行くまでコントし続ける奴」を生配信し、チャンネル登録者数が95万人から5万増の100万人に到達するまで約3時間半コントを続け、話題となった。そんな彼らが“本業”と言い切るのが単独ライブ。昨年は新型コロナウイルスの影響で単独ツアーが全公演中止となり、今年2年ぶりとなる「JARUJARU TOWER 2021-ジャルってんじゃねぇよ-」を開催。すでに東京・福岡公演は成功を収め、7月26日から8月1日には大阪公演を開催する。その直前の彼らにインタビューし、ライブやYouTubeへの思い、今後の野望を聞いた。――『キングオブコント』優勝から半年以上経ちましたが、それ以前との変化を改めてお聞かせください。後藤:『キングオブコント』の時期が近づいても「今年どのネタにするか」と考えなくて済むようになり、解放されました。福徳:心持ちは変わりました。チャンピオンという称号なので「なれたぞ」と、そういう自信はあります。また、今年『キングオブコント』に挑戦しなくてもいいので、そういう心のゆとりもあります。本当に好きなネタを、ネタ時間を気にせずやれることは、ええなあと思いますね。――『キングオブコント』に対し、今どんな思いですか?後藤:僕らはかなりの回数を挑戦させてもらったので、十分やらせてもらったという達成感があります。福徳:僕も達成感はあります。終わったなあという感じですね。完走したなあと。――優勝してよかったなと思う瞬間は?後藤:劇場に出る時などは、チャンピオンなのでしっかりとお客さんを満足させられるようなネタをしなければいけないぞと、いい意味でのプレッシャーはあります。しっかりやるぞという前向きなプレッシャーです。福徳:僕らは自分たちのYouTubeでロケをさせてもらうこともあるのですが、その時に『キングオブコント』で優勝したコンビやからと、ネームバリューのおかげでいろいろなロケ場所を貸してもらえたり、ありがたいですね。やっぱり違いますね。●YouTubeは「素の僕らをそのまま出している」――YouTubeでの活動も顕著です。昨年末はYouTubeチャンネル「JARU JARU TOWER」で「100万人行くまでコントし続ける奴」を配信し、約3時間半で登録者数100万人突破しました。大台突破した心境はいかがでしたか?後藤:当初は数日かかるだろうと考えていたので、早く終われてうれしかったですね(笑)。覚悟していた分、ちょっと拍子抜けな感じも。3日間くらいスケジュール取っていたんです。初日は深夜までやり、途中で寝るコントを挟み、次の日の朝、コント途中から始める、みたいな構成も考えていたんですけど、初日で達成できて、うれしさ・拍子抜け・ありがたさ、を感じましたね。福徳:こんなにたくさん登録してくれるのかと、うれしかったです。でも100万人超えた後、しょうもないコントをウィニングラン的にやったせいで登録者数が減っちゃって(笑)。やばいやばいと。100万人切るところだったので、急きょ止めて。いい思い出です(笑)。――さかのぼって2020年9月には新チャンネル「ジャルジャルアイランド(JARUJARU ISLAND)」も開設されました。複数チャンネルにしてよかったことは何ですか?後藤:もともとやっている「JARU JARU TOWER」は1日でまとめて撮りますが、新しいアイランドのほうはちょいちょいロケをして撮る感じのものです。リアルシチュエーションでやるもので、コントによってかなり変わってくるので、両方見て楽しんでいただけると思います。福徳:もちろん、僕らはいいと思うことしかやっていかないので、そのスタイルで今後も続けていきます。あとは見てくださる人がどう思うかですが。――YouTubeの動画に対する反響やコメントも参考にしているそうですが、そういう意味でもYouTubeは大事ですか?後藤:僕らよりも見ている人のほうが、僕らのネタに詳しかったりするんです。数が多すぎて覚えていられないので(笑)福徳:でも実はYouTubeのほうが周りに左右されないんですよ。人の意見を聞き入れずに、好きなことができている。逆に周りの意見を聞いてネタ作るのが舞台の方だと思うので、どちらかと言うとYouTubeのほうがありのまま、素の僕らをそのまま出している感じですね。きっと見ている人もありのままの僕らを出してほしいと思っているはずです。●YouTubeでストレス解消「学生に戻れる感覚」――改めて、YouTubeはおふたりにとってどういうものですか?福徳:同じネタという意味で考えると、テレビの場合、ネタで失敗したら番組側に迷惑がかかる。YouTubeは僕らがスベろうが、見ている人が真顔で見ようが、特に問題はなく、僕らも気にせずできる。言い方は悪いかもですが、テレビの時はプロの心意気でやり、YouTubeの時はアマチュアの感覚でやっています。どっちが楽しいか言ったらYouTubeのほうが楽しいですが、それぞれにいいところがあるなと思います。後藤:僕はストレス解消ですね(笑)。なかなかあんなに好き放題、あの数のネタはYouTubeがないとできないので、かなりストレス解消になる。YouTubeでネタをやらないとストレスがたまって「やばい!」ということではなく、潜在的なものの発散になっています。たとえばテレビでは誰かが考えた企画があり、キャスティングされ、その意図に沿ってやる。YouTubeはそういうものがないので、のびのびできる気持ちよさがあります。福徳:僕らは高校の同級生で、高校の時に毎日遊んでいて、こんなに楽しいならこれがそのまま仕事になったらどれだけ幸せなことかと思ってお笑いを始めたんですけど、テレビとかが増えるとその感覚が薄まっていって仕事感覚になる。これがYouTubeになると、最低限のモラルは必要ですが、責任感は減るので一気に学生に戻れる感覚があります。後藤:今思うと(プロになって番組などで)自分でコントロールできる部分が少なくなったことは、ちょっとつらかったんだと思います。どうしても趣旨があって、それに沿ってということになるので、そういうものにあまり向いてなかったのかなと思います。――YouTube生配信でファンから寄せられたコントタイトルで即興コントをやったり、ファンを巻き込んだ新たな挑戦もされている印象ですが、生配信の面白さや魅力はどう感じていますか?後藤:僕らは昔からニコ生やLINEライブなどで生配信はけっこうしていて、その面白さはわかっていたんです。目の前にお客さんはいませんが、生配信というだけで緊張感があります。リアルタイムでチャットが来るので楽しいです。福徳:見ている人がそれぞれ、電車の中にいたり、部屋にいたり、家族とご飯を食べていたり、いろいろなところで見ていると想像すると楽しいです。劇場ではお客さんが目の間に座っているわけですが、それとは違った感じがします。●“おもしろ寿命”を延ばしてやり続けたい――そして単独ライブも大事にされている印象ですが、昨年コロナでツアーが中止になり2年ぶり。東京公演はすでに終わりましたが、いかがでしたか?後藤:2時間くらいのコントですが、体力を使う系の単独ライブだと実際にやってみて思いました。ハードでした。大阪の9ステージがこなせるか震えています(笑)。福徳:単独ライブ自体は、毎回ハードなんです。でも、ありがたいことにたくさんのお客さんの前で久々にできたので、興奮しました。――やはり観客の生の反応はたまらない?後藤:そうですね。僕らは単独ライブが「本業です!」という言い方をしているので、全部そこに集約していきたいという思いがあります。公演数も動員数も増やしていけたらいいなという話はしています。福徳:動画も配信もゴールは単独ライブに来てもらうためなんです。初めて単独ライブをした時に、これはええなと。どんな仕事よりもやりがいがあって楽しいです。後藤:全部自分たちでゼロからチームで作り、それを披露して、その上でお客さんが笑ってくれる気持ちよさだと思うのですが、単独ライブはネタだけでなく、一個の単独ライブというパッケージを作る楽しさもあり、それを見て笑ってくれる楽しさもあります。――今回のツアーの見どころやこだわっている点はどこでしょうか?福徳:最近街を歩いても「YouTube見てます!」とめちゃくちゃ声をかけてもらえているのですが、YouTubeは“ネタのタネ”と言ってワンアイデアでやらせてもらっていて、単独ライブに関しては3~4カ月かけて作っているものなので、けっこうおもろいぞ! という感じです。YouTubeはおもろいぞ! と胸を張って言えないですが(笑)、これに関しては自信があるので来てほしいです!後藤:1回見てもらったら次も見てみようと思ってもらえる自信はあるので、ぜひ見てもらいたいです!福徳:YouTubeは1秒見逃しても10秒早送りしても問題ないけれど、単独ライブは1秒ずつしっかり観てほしいです。――最後になりますが、今後の目標をお願いします!福徳:ずっとネタは続けていきたいです。そして、長生きしたいのは当然なんですけど、健康寿命が短いと大変なのと一緒で、長生きかつおもしろ寿命も長くせなあかんなと。ただただ続けていてもしょうがないので、ちゃんとおもろいのが80歳になってもできているようになっていかなあかんなと思っています。後藤:日々やるしかないですよね。師匠方を見ていても、あの年齢で舞台でウケているのは毎日舞台に立っているからだと思うので、僕らも単独ライブを定期的に続けていけるように、心身ともに健康でいたいです。■ジャルジャル高校時代からの友人同士である後藤淳平と福徳秀介によるお笑いコンビ。2003年4月にコンビ結成。『めちゃ×2イケてるッ!』のレギュラーメンバーとして活躍。『キングオブコント2020』で13度目の挑戦にして悲願の優勝を果たした。YouTubeにも力を入れており、「JARUJARU TOWER」と「JARUJARU ISLAND」の2チャンネルを更新中。
2021年07月23日ホスト時代に数々の伝説を残し、『現代ホスト界の帝王』とも呼ばれている実業家のROLANDさん。金髪のロングヘアーという、派手なビジュアルが特徴的ですよね。ROLAND、『角刈り風ヘアー』が話題にお笑いコンビ『ジャルジャル』の後藤淳平さんがInstagramで公開した写真に「衝撃」「面白すぎる」といった声が寄せられ、話題になっています。公開したのは、ROLANDさんが『ジャルジャル』のコントに挑戦した時の様子。コントは『角刈りのくせに合コン開く奴』というもので、後藤さんの友人役として角刈り風のカツラをかぶったROLANDさんが登場。ネット上で話題をさらった、角刈り風のROLANDさんがこちらです! この投稿をInstagramで見る ジャルジャル 後藤 淳平 ごとうじゅんぺい(@junpei_jg)がシェアした投稿 学ランに角刈り風のカツラという、古風な衣装を身にまとい、普段のきらびやかな様子とはまったく違います…!しかし、さすがはROLANDさん。カツラをかぶっていても顔立ちのよさは変わりません。コントでも存在感を見せ、後藤さんとともに絶妙なボケを連発しファンを沸かせました。ネット上では、角刈り風のROLANDさんに対し、このような声が上がっています。・まさかローランドさんだったとは…!これは神回決定ですね。・オーラが隠しきれてない…。角刈り界のエースになれそう。・3人のやりとりに大笑いしました!ローランドさんノリがよくて好き。多くの人がROLANDさんの風貌に衝撃を受けたようです。見ればみるほど、普段とのギャップにじわじわと笑いがこみあげてきますね![文・構成/grape編集部]
2021年06月17日ズッカ(ZUCCa)から、後藤淳平と福徳秀介によるお笑いコンビ「ジャルジャル」とのコラボレーションコレクションが登場。2021年7月9日(金)より数量限定で発売される。ズッカ×ジャルジャルのコラボコレクション公式YouTubeチャンネル「ジャルジャルタワー」で毎日1ネタを配信、累計再生回数が6億回を突破するなど、世界一のコメディアンという目標に向けて日々躍進する「ジャルジャル」。常に新しい試みにチャレンジし続ける2人が今回挑戦したのは、お笑いとファッションの融合だ。黒とベージュを基本とするジャルジャルカラーを基本に、「ジャルジャル」の日常コントで使われるような衣装を掛け合わせてファッションに昇華させたアイテムが展開される。学ラン風ジャケット例えば、学ラン風のジャケットは、ドロップショルダーにすることで程よいリラックス感と洗練されたシルエットを演出。象徴的な詰め襟には同色の刺繍を施すことで、存在感ある一着に仕上げている。白衣風ショップコートやドッキングTシャツなど多彩なアイテムこのほか、ワークウェアをイメージしたカッティングの白衣風ショップコート、すっきりとしたバンドカラーとルーズなシルエットを組み合わせたロングシャツ、ジャルジャルカラーに仕上げた定番スニーカー、ソフトな肌触りのコットン天竺Tシャツのフロントにニットベスト調のパーツを配したドッキングTシャツなど、観るものを不思議な空間へと引き込むシュールな世界観を落とし込んだアイテムの数々が用意されている。商品情報ジャルジャル × ズッカ発売日:2021年7月9日(金)取扱店舗:カバン ド ズッカ渋谷パルコ、パルコオンラインストア
2021年06月13日お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が先月31日、公式YouTubeチャンネル『中田敦彦のトーク - NAKATA TALKS』に出演。動画「お笑い第6世代のスゴイ芸人は?」内で、同世代の芸人たちについて語った。動画冒頭、「同じ時代を生きたものとして絶対に才能あったなって人たちは結局出てくるから」と語り始める中田。“売れるため”には「才能」だけでなく「熱狂」が必要だと言い、「魂が弱いと才能があってもパキッと折れちゃうんですよ。どんな風に吹かれても熱量があれば、もう1回吹き返してくるから」と、ジャルジャルと狩野英孝の名前を挙げた。そして「第6世代でスゴかった列伝」と題し、自身が憧れた同世代の芸人たちを明かしていく。まず挙げたのは、先ほども名前が出たジャルジャル。TBS系のお笑いオーディションバラエティ番組『ゲンセキ』で見た際に「スゴい」と思ったそうで、「まずネタがスゴい。こんなクオリティのコントをこんな風に作れないなと思って、一切コントっていうものをやろうと思わなくなっちゃったかな。それくらいセンスがスゴかった。コントやって勝てる気がしないなって」と称えた。そのあと、狩野英孝、渡辺直美、チョコレートプラネット、ピースと、それぞれに感じた芸人としての強みを語り、「漫才でマジでスゴいと思ったのは、プラスマイナスさん!」と、さらに熱が入る中田。「俺は正直ね、プラスマイナスさんがM−1をとってないのはスゴく悔しいんですよ」と残念がりながら、「関西の喋りのグルーブって、黒人の人がラップやるくらいナチュラルボーンでリズムがあるんですよ。それを2人とも持ってる」と解説する。そして「一番全盛期の人気ある時の武勇伝で、ネタバトルやって負けましたからね。それくらい馬力があった」と舌を巻き、「僕は本当に尊敬してましたね、プラスマイナスさんの漫才」と称賛した。
2021年06月02日「ABEMA」の恋愛番組の中で20代・30代女性から最も見られた人気番組となった(※)「恋愛ドラマな恋がしたい」。その最新シーズン「恋愛ドラマな恋がしたい~KISS or kiss~」が放送中だ。今回のポイントは、毎話キスシーンのある恋愛ドラマの原案を一般の方から募集したこと。よりリアルに、よりロマンティックに、演技と本気のボーダーを行き来するシチュエーションで恋愛ドラマが展開している。※「ABEMA」調べ、前シーズン「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~」の視聴者数より算出。キスは主役を勝ち取ったカップルだけ「恋愛ドラマな恋がしたい」とは?期待の若手俳優が毎話キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追う本作。でも、恋愛ドラマで主役を演じられるのは、選ばれた男女1組だけ。その主役の座を勝ち取るために、相手役と稽古を重ねながら台本に用意されている様々なキスシーンを演じていく。演技なのか、恋なのか、彼らの揺れ動く気持ちや、一線をこえていくキスシーン、舞台裏での恋愛模様が反響を呼んでいる。新シーズンでは、シリーズ史上初の取り組みとして、恋愛ドラマの原案を一般募集。大賞に選ばれ、ドラマ化されることになった原案は、日常の中でありそうでなかった、でも一度は憧れたことのあるシチュエーションがリアルに描かれていく。また、前シーズンから引き続き若手俳優たちが共同生活を行い、オーディション前夜には選ばれたペアが“同棲ハウス”で2人きりの秘密のキスシーン稽古を行うことができる。俳優たちがドラマを演じていく中で生まれる葛藤や嫉妬、恋の駆け引き、そしてドラマとその舞台裏で巻き起こる“複雑なキス”…。主役をつかみ取るために本気で演技に挑む姿もあり、さまざまな人間ドラマが見どころとなっている。元「AKB48」メンバー、「ウルトラマン」ヒロインなど多彩なメンバーが出演新シーズンの出演者には、元「AKB48」メンバーや「ウルトラマン」シリーズのヒロイン、演技未経験者から映画主演歴のある実力派俳優など、今後の活躍が期待される注目俳優陣が勢ぞろい。飯野雅(いいのみやび)東京都出身23歳元「AKB48」メンバーで2018年1月卒業。舞台で主演を務め、テレビやラジオなどでもマルチに活躍。樫尾篤紀(かしおあつき)高知県出身24歳ホリプロスカウトキャラバンを経て俳優デビュー。映画『花束みたいな恋をした』やドラマ「グランメゾン東京」など話題作に出演。木田佳介(きだけいすけ)埼玉県出身 28歳元Jリーグユース。映画『ヒットマン』で主演を経験、『孤狼の血LEVEL2』にも出演する最年長。京典和玖(きょうてんわく)山口県出身 20歳2015年に「Be the next FOR☆STARオーディション」にて準グランプリ受賞、数々の映画やドラマに出演する最年少。久保乃々花(くぼののか)岡山県出身22歳雑誌「JELLY」にて「JELLYsis」として活動。モデルとして雑誌やMVに多数出演、「ドラ恋」で演技に初挑戦。谷本琳音(たにもとりおん)愛知県出身23歳4歳でモデルデビュー。CM出演ほか、「ウルトラマンタイガ」「教場ll」などドラマ、映画『藍に響け』にも出演。藤林泰也(ふじばやしやすなり)京都府(ハワイ)出身 22歳ハワイ育ちの帰国子女で、第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストファイナリスト。今年2.5次元ダンスライブ「VAZZROCK STAGE」に出演が決定。吉永アユリ(よしながあゆり)千葉県出身24歳「ウルトラマンタイガ」でヒロイン役を務め、デビュー時の小学生から話題作に多数出演。演技歴はメンバー最長の12年。なお、第1話から第3話までの新スタジオメンバーとして、恋愛番組初挑戦となるお笑いタレント「ハリセンボン」の近藤春菜、ABEMAオリジナルドラマ「ブラックシンデレラ」に出演中の鈴木愛理が参加。前シーズンに引き続き、「Perfume」のあ~ちゃん、「ジャルジャル」の福徳秀介、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の小森隼と計5名がスタジオから若手俳優の恋愛模様を見守る。演じる恋愛ドラマとともに交差する恋の矢印…登場するキスシーンにも注目ドラマ第1話「一口ちょうだい?」初回に挑戦するドラマ「一口ちょうだい?」は、アパートの隣同士に住む年下男子と、帰ってこない彼氏を待ちわびる女性の不思議な関係を描いたストーリー。女性メンバーが相手役を指名し、第一希望の男性メンバーとペアが組めた女性メンバーが多い中、ののかだけは第一印象で指名していたやすとのペア結成ならず、最年少のわくとペアを組むことに。ところが、これが功を奏した。演技初挑戦となった不安いっぱいなののかを年下のわくがリードし、支える構図がドラマの内容とも重なり、熱演が生まれた。ののかは緊張もあって号泣するシーンでなかなか涙を流せずにいたが、わくは優しく傍らで見守り続ける。演じる前も「ののかはやすを芝居の相手に選んで、被ったからこっちに来たのかなと思った」と言いながらも、「一番好意があるのはののかだし、作品を通して確信に変わったら好きって伝えたいと思う」と語っていたわく。ドラマの後半では、ののか演じる彼氏から別れを告げられ号泣する女性を、わく演じる年下男子が優しく後ろから抱きしめ「あんなやつのために泣かないで」と秘めていた好意を告白。そして「ねぇ、一口ちょうだい」と甘いキスを交わす…。年下のわくが醸し出す色気、2人の情熱的なケミストリーにスタジオも視聴者も騒然となる中、意気投合した2人は、次のドラマでも引き続きカップルとなる。ドラマ第2話「カーテンベール」2回目のドラマは、売れっ子恋愛漫画家の男性と、そのアシスタントになった大学生のキスシーンのアイデア出しから始まる恋物語。漫画家に採用された彼女のアイデアは、白のレースカーテンにくるまれながらキスを交わすという、まさに少女漫画の1シーンのようなロマンチックで初々しいシチュエーション。2回目のドラマは男性メンバーからの指名となったが、なんとわくだけでなく、ケイスケとあつきも、ののかを指名するという事態が発生。最終的なペア決めはじゃんけんで行われ、わくがののかとのペアを勝ち取り、あつきはりおんと、ケイスケはみやびとペアを組んだ。そしてオーディションで選ばれたのは、2人きりで一夜を過ごせる“同棲ハウス”の権利を勝ち取ったあつきとりおんのペア。りおんはあつきに好意を寄せているが、彼は若干、塩対応で…。一晩一緒に過ごして、りおんはあつきの気持ちが自分に向いていないのではないかと、「結構頑張っていると思うんですけどね…」と不安なまま撮影本番へ。その前に、あつきを呼び寄せたりおんは、「一緒にペア組めて、本当に嬉しかった。主演取れたのは、あっくんのおかげだから」と感謝を口にする。続けて「このシーンは、本気で好きになるから、本気で好きになってください」と懇願するように気持ちを伝えると、その後、2人はロマンチックな展開のドラマとキスシーンを見事に演じきった。だが、あつきは「芝居をしている瞬間は、素敵だなっていう感情も生まれました。でも、恋愛感情は生まれてないですね」と演技後の正直な気持ちを告白。そして一方のりおんも、しっかりと演技を終えた達成感をにじませながら、「ちょっと気持ちに一区切りがついている自分がいます」とあつきへの恋心に整理をつけ、視野を広げようと語る。「(あつきの)キスシーンが見たくなかったら自分が、主演を取ればいい」と気丈に話すりおんの次の恋の行方はどうなる?また、お互いに好意を寄せるわくとののか、ケイスケが気になっているアユリ、そして密かにやすに想いを寄せるみやび、それぞれの恋模様は今後のドラマの稽古を重ねるごとに変化していくに違いない。「恋愛ドラマな恋がしたい~KISS or kiss~」次回act.4は5月22日(土)23時~配信。(text:cinemacafe.net)
2021年05月22日●2人の子供とは「友達のような関係になれたら」「きかんしゃトーマス」シリーズの劇場版最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ! 未来の発明ショー!』で、声優初挑戦を果たしたお笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平。悪だくみに巻き込まれてしまう機関車・サニーの葛藤を、見事に演じている。2児の父親でもある後藤だが、本シリーズは「親子2世代にわたって観ている」そうで、「子供たちが喜ぶ仕事ができるのは、うれしいですね」とにっこり。「子供が生まれてからは特に、妻に感謝することばかり」という彼が、子育てのモットーを語った。■「子供たちが喜ぶ仕事ができるのは幸せ」未来の発明ショーのために、世界中の発明家たちがソドー島に大集合。トーマスがショーを盛り上げようと奮闘する中、思わぬ大騒動が巻き起こる様を描く本作。後藤は、発明品を盗み出そうとする2人組バズ&バーニーに連れられて、ソドー島にやってきた機関車・サニーを演じている。初声優のオファーを受けて、後藤は「僕も幼い頃は、学校行く前によく『きかんしゃトーマス』を観ていました。今回のお話をいただいて『ヨッシャー!』と思いながら、なんで僕を選んでくれたんやろうと意外にも感じました」と驚きもあった様子。「うちの子も観ていて、僕が『きかんしゃトーマス』の映画に出ることを話したら、ものすごく喜んでくれました。そういう仕事ができるのは、幸せですね。家には、トーマスのプラレールもありますよ! おもちゃ箱に入れておいたら、スイッチを切り忘れていたプラレールから、夜中に急に汽笛が鳴ってびっくりしたりして」と目尻を下げる。サニーは、悪だくみに巻き込まれながらも、本当は誰かの役に立ちたいと葛藤している機関車。後藤は「人間味があるなと思いました」とサニーの印象を吐露する。「サニーは“役に立ちたい、信頼してほしい”と思っているのに、その思いが先走ってしまって、逆に信用を失ってしまうようなところもあって。“自分のやっていることがうまく伝わらない”というもどかしさって、きっと誰もが経験しているものだと思います」と語り、「僕も芸人としてデビューして間もない頃は、なかなか結果を出せなくて。“こんなに面白いことをやっているのに、どうして気づいてくれないんだろう。なんで売れないんだろう”と、もどかしく思っていました。そういった気持ちとサニーの思いは、少し重なる部分があるなと思いました」と共感しきり。「僕の場合は、誰かと比べないことが大事なんだなと気づいてから、そのモヤモヤが少し晴れてきたような気がします。あとは、どんなに“しょうもない”と思えることでも、やり続けていたら、いつか形になるものなのかなと思っています」と継続の重みを噛み締める。■「子供がすくすくと育っているのは妻のおかげ」父親目線で観ると、改めて本シリーズの魅力を実感することもあったという。後藤は「“なにかを勉強しよう”と思わぬうちに、自然といろいろなことが学べるのが『トーマス』のいいところだと思います。子供と一緒に観るには、最高やなと思います」とコメント。「たとえば本作では、サニーが仲間の機関車を助ける場面があります。あそこは僕もすごく感動しました。また、悪いことをしてしまったら、きちんと謝る機関車もいる。普遍的なことや、大事にしたいことがたくさん描かれているなと思いました」としみじみと語る。2人の男の子の父親である後藤にとって、子育てのモットーにしていることはどんなことだろうか。すると、「2人とも男の子なので、友達のような関係になれたらいいなと思っています。威厳のある父親というよりは、同じ目線で話せる関係でいたいなと。次男はまだ5歳ですが、僕のことを『淳平』って呼ぶんですよ(笑)。僕も『今日は仕事行くの、面倒くさいな』とか、あえてダメな部分も見せるようにしています。そうすることで、思春期や反抗期になっても、なんでも相談してくれる関係になれたらいいなと思っています」と理想は“友達のような関係”だという。「僕も含めて、家に3人の男の子がいる感じかもしれないですね」とも明かし、「叱るときには、妻がきちんと子供を叱ってくれる。僕が友達のような立場でいられるのも、完全に妻のおかげですし、2人がすくすくと育っているのは、すべて妻のおかげ。家族にとって、絶対的な存在です。なかなか口に出して感謝を伝えられていないので、もっと『ありがとう』と言わないとダメですね」と照れくさそうに話す。●子供が誕生したタイミングで働き方を実行■「一つ一つのクオリティは確実に上がった」彼らにしかない独創的な発想力と世界観で、観客を魅了し続けているジャルジャル。子供が生まれた時期と同じくして、働き方にも変化があったという。「子供が生まれたからというわけでもないんですが、ちょうど同じくらいのタイミングで、健康的なスケジュールで働くことを心がけるようになりました。忙しくてバタバタしているよりも、なるべく夜中までは働かないようにして、休みもきちんと取る。相方の福徳(秀介)も同じ考え方なんですよ」。さらに「25、6歳くらいまでは、めちゃくちゃ忙しかった」と述懐。「1日を乗り越えるのがやっとというような、スケジュールで働いていましたね。明日のスケジュールもわからないような状態で、そうすると心の余裕もなくなってしまう。でもそういった経験があったからこそ、“これはちょっと考え方を変えなければいかんな”と気づくことができた。きちんと休みを取るようになってからは、もっとネタの細かいところまでこだわるようになったと思いますし、一つ一つのクオリティは確実に上がったような気がしています」と働き方改革をしたことで、「今すごく楽しいし、充実しています」と笑顔を見せる。演じたサニーは「誰かの役に立ちたい」と奮闘するが、後藤もお笑い道を邁進することで「いつの間にか誰かの役に立っていた」と思える瞬間があると、うれしそうに話す。「基本的には、“福徳と2人でなにかやる”ということが楽しくてやっているんですが、その結果、『YouTubeの配信、いつも楽しみにしています』とか、『これがあるから、毎日頑張れます』とコメントしてくれる方もいます。『ジャルジャルさんを知って、ライブに行ったことで救われた』というお手紙をもらったこともあります。めちゃくちゃうれしかったですし、本当にやっててよかったなと思いました」と“笑いの力”を実感し、「これから年齢を重ねても、“その年齢だからこそできるネタ”というのがあると思います。笑ってくれる人たちがいるということもやりがいに、これからも楽しんでいきたいです」と力強く語っていた。『映画 きかんしゃトーマス おいでよ! 未来の発明ショー!』は3月26日より公開。■後藤淳平1984 年3月20日生まれ、大阪府出身。2003年にお笑いコンビ・ジャルジャルを結成。2007年「NHK 新人演芸大賞演芸部門」大賞。2013年「ABC お笑いグランプリ」優勝、2020 年「キングオブコント2020」優勝。三谷幸喜監督の『記憶にございません』(19)に出演するなど、俳優としても活躍している。
2021年03月27日オムニバス映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』(2月26日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が15日に都内で行われ、豆原一成(JO1)、白石聖、後藤淳平&福徳秀介(ジャルジャル)、山内大典監督が登場した。同作は、新型コロナウイルスの影響でたくさんの作品が公開延期となり、撮影も中止が続くなど大きな打撃を受けた映画界に対して、こんな環境だからこそ「前向きで、世の中に元気を届ける」ために「エンタメの炎を絶やさない」という想いのもと企画されたオムニバス映画。8組24名のキャスト、クリエイターが集結し、各話ごとに2人の主人公が出演、近距離での“心の濃厚接触”を描く、各話約10分のショートストーリーを結集した。オムニバスの1本『本日は、お日柄もよく』で初の映画出演となった豆原は、映画の舞台挨拶も初めて。「めちゃくちゃ緊張します。ファンの皆さんに会うのがファンミーティング以来で、1年ぶりなので、ものすごい緊張してます」とはにかむ。一方、山内監督は「初めてと思えないくらい堂々とされてて、初めてというのが嘘なんじゃないかと今でも思っています」と豆原を絶賛。豆原は「撮影に入る前に打ち合わせを一緒にしたんですけど、『僕(豆原)の弘樹を見たい』と言ってくださって、嬉しかったですし、自分もやりやすかったなと思います」と振り返る。山内監督は「撮影前に1回、他のJO1の方と一緒にやらせてもらったんですけど、皆さん打てば響く。『こういうニュアンス』でと言ったらすぐ返ってくるので、初とは思えない。本番でも期待以上のものが出てきて本当にびっくりしました」と続けて称賛した。同作では岡村隆史と組んだ芝居が繰り広げられ、豆原は「オーディション、デビューしてからもたくさんの番組で一緒だったんですが、僕は人見知りで岡村さんとがっつり話すことはできなかったんですけど、メイク中だったりそれ以外の所でもJO1の活動を聞いてくださったので、優しい方ですごく嬉しかったです」と撮影について語る。「『JO1、どう?』みたいな感じで、『11人いて、毎日楽しいです』と言ったら笑ってくれた」と感謝した。山内監督から見ても「岡村さんがお兄さんというかお父さんというか。豆原さんが緊張してるのがわかって、撮影に集中した方がいいときは見守り、ほぐれた方がいいなと言うときは岡村さんが話しかけていた」と、関係は伝わっていた様子。監督は「良い雰囲気の2人だなと思って見ていました」と明かした。岡村との芝居について、豆原は改めて「しゃべりながら動作するとか、岡村さんが歩いて行くのを追いかけながら台詞を言うとか、そういうのが人生の中にほとんどなくて。豆原一成としてしか生きたことがなかったので、不思議な感覚」と心境を吐露。「練習をけっこうしてきたんですけど、それでやるしかないという感じでした。リーダーの與那城奨という人がいるんですけど、その人と一緒に、リーダーの部屋で、台本の岡村さんのところを読んでもらって、練習してました」と秘話を明かすと、客席も驚く。「けっこうガチでやってました。岡村さんの役が関西弁だったんですけど、奨くんがゴリゴリの関西弁でやってくれて、良かったな」と語った。客席については、「こんなに僕の名前を持ってくれてる方がたくさんいてくれるのが本当に嬉しいです」と喜んでいた豆原。今後の役者の仕事については「やりたいですね」と意欲を示し、今日の舞台挨拶についても「ジャルジャルさんが好きなメンバーがすごく多くて、今日、会うとJO1に言ったら、皆『いいなあ、会いたい』と言ってたので、それだけはお伝えしたかった」と笑顔に。ジャルジャルの2人も「よろしくお伝えください」(後藤)、「どうも、ジャルオーワンです」(福徳)と応えていた。
2021年03月15日原作出版75周年を迎えた「きかんしゃトーマス」シリーズの劇場版最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ! 未来の発明ショー!』の読み聞かせイベントが8日、都内で開催され、賀来賢人と後藤淳平(ジャルジャル)が出席。2児の父でもある賀来が「いま寝る前は絵本を3つ、読む習慣がある。冒険ものやワクワクしたものが好きみたいです」と子どもとのコミュニケーションについて語った。未来の発明ショーのために、世界中の発明家たちがソドー島に大集合。トーマスがショーを盛り上げようと奮闘する中、思わぬ大騒動が巻き起こる様を描く。賀来が、日本から来た世界最速の超特急・ケンジ役を。後藤が、悪だくみに巻き込まれながらも本当はみんなの役に立ちたいと願う機関車・サニー役を演じている。賀来は「ケンジというキャラクターは、嫌なところがない。『明るくてポジティブで嫌味のない男を演じてほしい』という指示があった。曇りのないような好青年を意識して演じました」と役作りについて語り、「今まで演じた中で、一番の好青年です」と胸を張っていた。一方の後藤は「サニーは純粋で、周りに流されやすい。頑張ろうと思った結果、迷惑をかけてしまうことがある。まっさらな気持ち、声で演じました」と演じたキャラクターに愛情をにじませていた。この日は、2人がオンライン招待された親子連れに向けて『映画きかんしゃトーマス』の絵本の読み聞かせを披露することに。賀来、後藤も「緊張します」と固くなりながらも、優しく温かな語り口で子どもたちに物語を届け、子どもたちからも「2人の声がよかったです」「楽しかった」と感想が上がっていた。賀来は「うれしい」と目尻を下げ、「最初は緊張していましたが、読んでいるうちにリズムができて、世界観に入れた。楽しかったです」と喜びつつ、「想像力豊かな時間を作ることができる」と読み聞かせ習慣のメリットを語っていた。また親子からのQ&Aに答える一幕も。母親からの悩みとして「絵本を読むときに、噛んでしまいます。滑舌をよく読むため気をつけていることは?」との質問が上がると、賀来は「ゆっくり読むといいのかな。焦りすぎちゃうと、どんどん口が回らなくなってしまう。セリフの部分に関しては、本意気でやること。照れずに」、後藤は「噛んでしまうのは別に悪いことではないと思う。すごく感情的に読んでいるフリをしながら、噛んでいる部分をごまかせたら(いい)。気持ちが大事です!」とアドバイスしていた。『映画 きかんしゃトーマス おいでよ! 未来の発明ショー!』は3月26日より公開。
2021年03月08日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉が、28日に放送されるテレビ朝日のバラエティ番組『サンパチスター』(25:25~ ※関東ローカル)に出演し、新コーナーを担当する。「声優が演じるキャラクターに芸人がネタを書き下ろす」という二次元漫才師プロジェクト番組『サンパチスター』。昨年秋に2週連続で放送されたが、今回は反響を受けての第2弾となる。前回同様、ジャニーズ屈指のアニメ愛の持ち主・宮田が出演し、番組のMCは霜降り明星の粗品とせいやが務める。二次元が大好きな粗品は、番組の世界観やキャラクター設定、声優のキャスティングまでこだわり抜き、オープニングとエンディングテーマの作詞作曲も担当するブレーン的存在だ。前回に続き、粗品、ジャルジャル、インパルス・板倉俊之たちがネタを提供し、古川慎、内田雄馬、杉田智和、斉藤壮馬、増田俊樹、小林大紀、伊東健人という声優たちが漫才師「ルージュブル」「カフェラテ」「オープンラスト」「繊細とい」をそれぞれ熱演。よりアニメらしい表現を取り入れたり、人気アニメのパロディーが挿入されたりと、ネタも演技もさらに進化を遂げている。さらに、新キャラクターとしてピン芸人の墨乃白紙(すみの はくし)が登場し、ベテラン声優・森久保祥太郎が声を担当。「一度見たら忘れられない唯一無二の芸風を持ち、見た目は明るいのにどこか影のあるキャラクター」という設定だが、せいやが提供したネタを見終わった後、粗品と宮田は絶句する。また、宮田プレゼンツの新コーナーが誕生。宮田が厳選した「ぜひ知ってほしい声優ソング」を紹介していく。現在、昨年秋の第1弾を配信している動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」ではレコーディング風景や、地上波では出し切れなかった熱演の様子を収めた『メイキング・オブ・サンパチスター』を独占配信することが決定。収録後の声優陣インタビューや粗品×杉田による“いろいろな意味”で地上波では流せない2ショットトークも配信する。出演者のコメントは以下の通り。■宮田俊哉第2弾が実現して、めちゃめちゃうれしかったですね。グループの仕事じゃなくて、ボク個人が最初から参加している番組が続くのは初めての経験かもしれません。この番組への愛はものすごくあるので、とにかくすごくうれしくて、「目指せ、レギュラー化!」で頑張りたいと思います。今回も、ものすごく面白かったです! 新キャラクターが増えてとにかく素敵でしたし、ネタが面白いのでシンプルに笑っちゃいました。声優さんの技術や声の表現と、芸人さんの考えるネタの化学反応が面白いので、そこが一番の見どころだと思います。そして僕もついにコーナーを任されたので、それも楽しみにしていただけたらうれしいですね。次回は僕も声優さんと一緒に漫才ネタに挑戦したいと思っているので、ぜひ第3弾もお願いします!■粗品いやぁ、面白かったですね! 今回はネタが一層パワーアップしていますし、前回にない新キャラクターが出てきます。ネタはもちろんなんですけど、それ以外に宮田さんのコーナーも良かったですねぇ。声優さんソングを紹介してくださいますが、僕もホンマに「楽曲推してる派」なのでめちゃくちゃ興味深かったです! ぜひみなさんオンエアをチェックしてください!■せいや今回、僕が書いたネタを森久保祥太郎さんが演じてくださったのですが、シカマル(※『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のキャラクター・奈良シカマル)や茂野吾郎(※『メジャー』の主人公)と一緒に仕事ができたみたいな感覚で……夢がかなってめっちゃうれしかったですね。どんな新キャラになっているのか、ぜひお楽しみに! あとはやっぱり宮田さんのアニメ愛、スゴイですね。宮田さんの知識を学べるのも楽しくて、すごくいいアニメを紹介していただいて勉強になりましたし、ホンマに見ようと思います。この番組のおかげで、どんどんアニメが好きになっています!
2021年02月27日オムニバス映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』の1篇で、グローバルボーイズグループ「JO1」の豆原一成が映画初出演する『本日は、お日柄もよく』に、同じく「JO1」の川尻蓮、川西拓実、木全翔也が出演していることが分かった。岡村隆史(ナインティナイン)と豆原さんほか、海宝直人×亜生(ミキ)、倉科カナ×徳井義実(チュートリアル)、小池徹平×じろう(シソンヌ)、白石聖×後藤淳平(ジャルジャル)、般若×秋山竜次(ロバート)、松井玲奈×山崎静代(南海キャンディーズ)、水川あさみ×近藤春菜(ハリセンボン)というキャストが出演。脚本家には、上田誠(ヨーロッパ企画)、丑尾健太郎(日曜劇場「半沢直樹」)、品川ヒロシ、粗品(霜降り明星)、高須光聖、福田麻貴(3時のヒロイン)、福徳秀介(ジャルジャル)、又吉直樹(ピース)というクリエイター陣が集結(いずれも50音順)し、8組24名の人気俳優、吉本タレント、クリエイターがタッグを組み、各話約10分のショートストーリーを紡ぐ本作。その中で脚本家に丑尾氏を迎えた『本日は、お日柄もよく』は、岡村さん演じる中年サラリーマンと豆原さん演じる男子学生の物語。2人の会話から親子なのか他人なのかわからないまま進んでいく。そんな本作に「JO1」のパフォーマンスリーダー(ダンスリーダー)である川尻蓮、「PRODUCE 101 JAPAN」のビジュアルセンターにも選ばれた川西拓実、メンバーの中で唯一全てのバトルでベネフィット(順位に応じた加点)を獲得した木全翔也も映画初出演が決定、2人の物語に彩りを与える。「本当に初のお芝居だったので、ドキドキしながら現場に行きました」という豆原さんは、「『JO1』メンバーの川尻蓮、川西拓実、木全翔也も出演していますので、ぜひ劇場でご覧ください」とアピールしている。『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』は2月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:半径1メートルの君~上を向いて歩こう~ 2021年2月26日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」製作委員会
2021年02月25日俳優の賀来賢人とお笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平が8日、都内で行われた『映画 きかんしゃトーマス おいでよ! 未来の発明ショー!』(3月26日公開)の公開アフレコイベントに出席した。「きかんしゃトーマス」シリーズの劇場版最新作となる本作。賀来は、新登場のキャラクターである日本からきた世界最速の超特急・ケンジの声を、後藤は、2人組バズ&バズーの悪だくみの仲間ながらも本当はみんなの役に立ちたいと願う機関車・サニーの声を演じた。賀来は「小さい頃から『トーマス』を見て育ちましたし、子供ができてまた『トーマス』を見る機会があって、その矢先にオファーをいただいて、ケンジの顔が僕に似ているなと。見れば見るほど運命なんじゃないかと思い、オファーを受けさせていただきました。ケンジにすごい親近感があって」とオファーを受けた心境を告白。後藤も「『トーマス』は僕も通ってきていますし、子供も通ってきて、親子2世代でお世話になっているので、アフレコに参加させていただけるというのは本当に幸せなことです。ありがとうございます」と本作参加の喜びを語った。賀来と後藤はこの日が初対面となったが、賀来は「テレビで活躍されていて、番組も見ていたので、初めましてな感じがしない。勝手に会ったことあるくらいな」と親近感を語ると、後藤は「うれしい」とにっこり。そして、後藤が「僕もドラマや映画で見させてもらっていて、息子も大ファンなので、僕が『トーマス』に出ることと同じくらい、賀来さんとパパが一緒に仕事するということで子供はテンション上がっていました。『今日から俺は!!』は全部見て、映画も見て」と明かすと、賀来は「ありがたいです」と喜んでいた。
2021年02月08日俳優の賀来賢人が8日、都内で行われた『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』(3月26日公開)の公開アフレコイベントに出席した。先日、妻で女優の榮倉奈々が第2子出産を報告したばかり。司会者から祝福されると笑顔を見せた。本作で、新キャラクターである世界最速の超特急・ケンジの声を担当する賀来。司会から祝福されると「ありがとうございます」と笑顔を見せ、『トーマス』出演が子供へのプレゼントになりますねと言われると「そうですね」と返した。今月4日に榮倉が公式サイトで「先日、無事に第二子が誕生いたしました。既に賑やかさが増した我が家をとても愛おしく思います」と報告。「出産まで支えてくれた家族、友人、先生方へ感謝の気持ちでいっぱいです。一度しかない全ての瞬間を大切にできるよう、心穏やかに、家族仲良く過ごしていけるよう、努めたいと思っております」とつづっていた。イベントには、機関車・サニーの声を演じるお笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平も出席した。
2021年02月08日お笑いコンビ・ジャルジャルがきょう27日19時より、YouTube公式チャンネル「JARUJARU TOWER」にて、前人未踏のチャレンジ企画「チャンネル登録100万人超えるまでコントし続ける奴」を生配信する。『キングオブコント2020』で悲願の優勝を果たしただけでなく、後藤淳平が映画『ロックンロール・ストリップ』で初主演、福徳秀介が『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』で小説家デビューを果たすなど、各々でもクリエイターとして多彩な活躍を見せるジャルジャル。昨年2019年の大みそかには、約9時間かけて除夜の鐘の数と同じ“108本”のネタを披露し続けたジャルジャルが、今年の年末も大胆な企画に挑戦する。YouTube公式チャンネル「JARUJARU TOWER」の登録者数は、27日16時30分現在、約95万1000人。この登録者数が100万人を達成するまでひたすらコントを披露し続ける。後藤淳平は「今年中に100万人登録いきたいんです! 僕らはコントすることかできないんです! だからやるしかないんです! 皆さんお付き合いお願いします!!!」、福徳秀介は「登録者数100万人に到達す瞬間は、コント中!? ってことは、その瞬間を見られない!? ガビーン!!!!! でも楽しそうじゃん 皆様、ヘルプジャル! ヘルプジャル! ヘルプジャル」と呼びかけている。吉本興業は今年4月より、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の拡大を受けて、自宅からスマートフォンやパソコンなどで手軽にコンテンツが楽しめるプロジェクト「#吉本自宅劇場」を展開中。年末年始も「新春! 吉本自宅劇場」と題してさまざまなラインナップを予定しており、ジャルジャルのチャレンジ企画もその一つだ。そのほかの企画は「#吉本自宅劇場」公式サイトを参照。
2020年12月27日ジャルジャルやNMB46など、吉本興業のコントやバラエティがマルチアングルから視聴できるオリジナルコンテンツが17日から、auスマートパスプレミアムで配信スタートした。「新たなエンタメ体験」の創出に向けた吉本興業とKDDIの取り組みで、17日からの初配信は、ジャルジャルによる「別々でコントして合流する奴~東京ポートシティ竹芝物語~おる奴いく奴」や、NMB48・横野すみれ、梅山恋和と、スマイル・ウーイェイよしたか、藤崎マーケット・トキ、祇園・櫻井健一朗ら芸人6組が参加するカードゲーム「丸見え心理戦!」、手品芸人と戦う「マジック見破り! 見取り図」、ギャロップなどが出演する「フリースタイルギャグバトル」、そしてアキナがMCを務め、西川かの子や宇都宮まき、紅しょうががお題で出された同じ料理をクッキングする「愛のクッキング~♪」、若手コント師が珠玉のコントを披露する「参観コント」の全6作。マルチアングル映像配信により4画面のうち好きな画面を選択できるので、出演者をフォーカスして見たり、マジック見破りに挑戦したり、料理の過程を詳しく見たりと、自分好みの楽しみ方ができる新感覚動画となっている。今後もコンテンツは順次追加される予定だ。
2020年12月18日テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA(アベマ)」にて配信中の恋愛リアリティーショー「恋愛ドラマな恋がしたい」。最新シーズン「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~」が12月12日(土)、ついに最終回を迎えた。そこで今回は、現在「ABEMAプレミアム」にて公開中の「恋愛ドラマな恋がしたい」全6シーズンをご紹介!「恋愛ドラマな恋がしたい」シリーズとは?「恋愛ドラマな恋がしたい」シリーズは、若手俳優が毎話キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追いかける「ABEMA」オリジナル恋愛リアリティーショー。番組内の恋愛ドラマで主役を演じられるのは、選ばれた男女1組だけ。若手俳優たちがキスシーンのあるドラマを演じる中で生まれる葛藤、嫉妬、駆け引きなどむき出しになるリアルな感情も大きな見どころとなっている。「恋愛ドラマな恋がしたい」(2018年5月配信:全12回)記念すべき初回シーズンとなる「恋愛ドラマな恋がしたい」は、ネクストブレイクを期待される若手俳優の男女8名が出演。MCを務める渡辺直美は、エピソード3のテジュと米山穂香によるドラマ撮影中でのキスを大絶賛しており、「うまい!」「2人ともリズム感がピッタリ!」と称賛の声を上げている。俳優たちが2人きりでの稽古やデート、さらには夏合宿を通して加速させていく恋愛模様には、配信当初から多くの注目が集まった。【スタジオMC】渡辺直美大野拓朗福徳秀介(ジャルジャル)谷まりあ【「恋愛ドラマな恋がしたい」出演者】縣豪紀岡田龍太郎川村海乃テジュ橋本裕太姫野佐和子三秋里歩米山穂香※50音順「恋愛ドラマな恋がしたい2」(2018年12月配信:全12回)「恋愛ドラマな恋がしたい2」は、「同棲を始めたばかりの2人と、突如現れた元カレの3人」「露天風呂で鉢合わせになった男女が湯けむりの中でキスをする」など前シーズンに比べ、より過激になったテーマの恋愛ドラマに挑戦している。また、第5話に行われた「45分緊急拡大スペシャル」のスペシャルゲストにはGENERATIONS from EXILE TRIBEの小森隼が出演し、MCの渡辺直美さんから「男の人って年上の女性に魅力を感じるんですか?」と尋ねられた際に「ある」と返答しつつ、「僕は甘えたいです」と自身の恋愛観を告白するなど、豪華なMC陣が自身の恋愛観と重ねながら応援する姿にも注目が集まった。【スタジオMC】渡辺直美前野朋哉福徳秀介(ジャルジャル)谷まりあ第5話特別ゲスト:小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)【「恋愛ドラマな恋がしたい2」出演者】花音熊木陸斗佐藤ミケーラ佐分利眞由奈七瀬公兵頭功海聖貴山崎萌香(「崎」は正しくは「たつさき」)※50音順「恋愛ドラマな恋がしたい3」(2019年5月配信:全12回)「恋愛ドラマな恋がしたい3」は、これまでの男性4名・女性4名というメンバー構成に加えて、男性メンバーの人数がひとり増加。また、新たに設けられた女性指名のペア決めで誰からも指名されなかった男性は、オーディションを受けることすらできないというシビアなルールは、メンバーのみならずMCたちをも驚愕させた。そして、シーズン3のMCには、新メンバーとして前シーズンにゲスト出演した小森さんが加わり、普段中々語られることのない小森さんの恋愛観や素のリアクション姿が視聴者から多くの関心を集めた。【スタジオMC】渡辺直美大野拓朗福徳秀介(ジャルジャル)小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)谷まりあ【「恋愛ドラマな恋がしたい3」出演者】麻木玲那井上雄太岩永達也川津明日香近藤廉さいとうなり平井亜門前田悠雅山口葵※50音順「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss to survive~」(2019年8月配信:全12回)「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss to survive~」は、女性メンバーにタレントとして活躍している西野未姫が参加。第5話で人生初キスシーンの相手となった俳優の山口大地へ恋心を抱くものの、中間告白ではあえなく失恋…。しかし、バラエティ番組でタレントとして活躍しているなか、女優として番組に出演することを決めた西野さんが、その後もムードメーカーとして場を盛り上げる様子を見て、演技指導の澤田育子先生は、最終回で「番組のルールや、なかなか思い通りにいかないメンバーの選択などと対峙しながら、でも本当にあなたが戦っていたのは、バラエティの世界で作ってきた自分自身のイメージ、あなた自身だったのではないでしょうか。過去の自分を壊すことで人は成長していくのだとしたら、あなたは20歳というその若さで急激に成長し続ける才能です。これからも頑張ってください。期待してます」と核心をついた内容で西野さん宛の手紙を朗読。西野さんの目から涙がこぼれた一幕は、多くの話題を呼んだ。【スタジオMC】渡辺直美矢野聖人福徳秀介(ジャルジャル)小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)谷まりあ【「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss to survive~」出演者】小泉遥後藤郁詩島萌々(※出演時 現在は「しとうもも」)高崎凌西川俊介西野未姫藤田富溝口恵山口大地(50音順)「恋愛ドラマな恋がしたい~Bang Ban Love~」(2020年1月配信:全12回)「恋愛ドラマな恋がしたい~Bang Ban Love~」は、物語の初めから終わりまで、1人の俳優が主演を務める通常のドラマとは違い、主役の「神谷大樹」役と「神谷恵子」役を、若手俳優8名の中から、各話ごとのオーディションで選ばれたペアが演じていくという前代未聞の“主演が毎回変わる連続ドラマ”、「BANG BAN LOVE」に初挑戦。「血の繋がらない兄妹たちの禁断の愛」をテーマにした、これまでにない過激でディープな世界観となる恋愛ドラマと、若手俳優たちの素の姿や、激動の展開が繰り広げられた。また、スタジオMCには、新たに自身もドラ恋ファンとして公表しており、「ABEMA」レギュラー番組初MCとなるPerfumeのあ~ちゃんも参加し、メンバーたちの心情を代弁するかのような鋭いコメントは、多くの視聴者から共感や称賛の声が寄せられた。【スタジオMC】渡辺直美あ~ちゃん(Perfume)福徳秀介(ジャルジャル)小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)谷まりあ【「恋愛ドラマな恋がしたい~Bang Ban Love~」出演者】井上佑木村葉月千綿勇平根岸拓哉日比美思平田梨奈南北斗若菜※50音順「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~」(2020 年9月26日~12月12日配信:全12回)「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~」は、「ベッドの上で起こる男女の恋物語」というテーマ設定で、シリーズ初の試みである“全話ベッドシーン”という恋愛ドラマに挑戦。また、今回は若手俳優たちが共同生活を行い、主役のペアを決定するオーディションの前日に、選ばれた1組のみが「同棲ハウス」にて役作りのために一晩を共にする新ルールが追加。2人だけの“秘密の稽古”や密接なコミュニケーションを通し、恋と演技の一線を越える瞬間や、複雑に絡み合う人間模様に注目が集まった。若手俳優たちが“演技”と“恋”の間で激しく揺れ動く“リアル”な裏側に、注目だ。※配信期間終了後は「ABEMAプレミアム」限定公開【スタジオMC】渡辺直美あ~ちゃん(Perfume)福徳秀介(ジャルジャル)小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)谷まりあ【「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~」出演者】糸原美波江野沢愛美坂口風詩新田さちか才川コージ北條慶森田桐矢若林拓也(50音順)撮影期間で繰り広げられる様々なキスシーンやレッスンの中で生まれる恋愛感情や交差する恋愛模様、そして俳優として主役をとるための相手役を選ぶのか、恋を優先するのかといった心情の変化も、様々な年代の方から高い人気を博した。各話の主役を演じられるのは、選ばれた男女一組。役を勝ち取るべく稽古を重ねるうちに、果たして恋愛は生まれるのか…?(text:cinemacafe.net)
2020年12月14日俳優、吉本タレント、クリエイターという8組24名が参加するオムニバス映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』の公開が決定。各話ごとに2人の主人公が登場し、近距離での“心の濃厚接触”を描くショートストーリーを結集した、面白くハートフルで感動的、そして前向きな映画となっている。こんな時だからこそエンタメの力で人々の心を元気にしたい、笑顔で上を見上げることができる前向きな気持ちを届けたい、そんな思いから急遽、製作を開始した本作。企画には、岡村隆史(ナインティナイン)×豆原一成(JO1)、海宝直人×亜生(ミキ)、倉科カナ×徳井義実(チュートリアル)、小池徹平×じろう(シソンヌ)、白石聖×後藤淳平(ジャルジャル)、般若×秋山竜次(ロバート)、松井玲奈×山崎静代(南海キャンディーズ)、水川あさみ×近藤春菜(ハリセンボン)がそれぞれの作品に出演。また脚本は、ヨーロッパ企画の上田誠や、「半沢直樹」の丑尾健太郎、品川ヒロシ、粗品(霜降り明星)、高須光聖、福田麻貴(3時のヒロイン)、福徳秀介(ジャルジャル)、又吉直樹(ピース)がそれぞれ担当。監督は品川さんや粗品さん、「世にも奇妙な物語」など数多くのドラマを手掛けてきた山内大典監督と紙谷楓監督はそれぞれ3本のストーリーを務める。なお、各話のタイトルは発表されているものの、内容についてはまだ明かされていない。<『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』作品一覧>■『本日は、お日柄もよく』<出演>岡村隆史×豆原一成<脚本>丑尾健太郎<監督>山内大典■『同度のカノン』<出演>海宝直人×亜生<脚本・監督>粗品■『やさしい人』<出演>倉科カナ×徳井義実<脚本>高須光聖<監督>山内大典■『真夜中』<出演>小池徹平×じろう<脚本>又吉直樹<監督>紙谷楓■『まわりくどい二人のまわりくどい気持ちの伝え方は大胆でむしろまわりくどい』<出演>白石聖×後藤淳平<脚本>福徳秀介<監督>山内大典■『戦湯~SENTO~』<出演>般若×秋山竜次<脚本・監督>品川ヒロシ■『とある家のこと』<出演>松井玲奈×山崎静代<脚本>福田麻貴<監督>紙谷楓■『バックヤードにて』<出演>水川あさみ×近藤春菜<脚本>上田誠<監督>紙谷楓『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』は2021年2月26日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年12月10日8組24名の人気俳優、吉本タレント、クリエイターによるオムニバス映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』(2021年2月26日公開)が公開されることが10日に明らかになった。同作は、新型コロナウイルスの影響でたくさんの作品が公開延期となり、撮影も中止が続くなど大きな打撃を受けた映画界に対して、こんな環境だからこそ「前向きで、世の中に元気を届ける」ために「エンタメの炎を絶やさない」という想いのもと企画されたオムニバス映画。8組24名のキャスト、クリエイターが集結し、各話ごとに2人の主人公が出演、近距離での“心の濃厚接触”を描く、各話約10分のショートストーリーを結集した。「笑顔で上を見上げることができる前向きな気持ちを届けたい」という想いから急きょ制作を開始、スピード撮影で公開を決めたという同作。「エンタメは不要不急ではない、必要至急で作るのだ。人と人の距離をとらなければならないのなら、『心の濃厚接触』を描きたい。そこには心のマスクを脱いだ瞬間がある」という思いが示され、「映画館で人が映画を見るときは自然と『上を向いて笑っている』。どんなことがあっても笑うことをやめない、そのための映画をお届けいたします」と企画意図が語られた。企画では、岡村隆史(ナインティナイン)×豆原一成(JO1)、海宝直人×亜生(ミキ)、倉科カナ×徳井義実(チュートリアル)、小池徹平×じろう(シソンヌ)、白石聖×後藤淳平(ジャルジャル)、般若×秋山竜次(ロバート)、松井玲奈×山崎静代(南海キャンディーズ)、水川あさみ×近藤春菜(ハリセンボン)(50音順)という豪華キャストが賛同し、集結。JO1の豆原は映画初出演となる。そして脚本家には、上田誠(ヨーロッパ企画)、丑尾健太郎(日曜劇場『半沢直樹』)、品川ヒロシ、粗品(霜降り明星)、高須光聖、福田麻貴(3時のヒロイン)、福徳秀介(ジャルジャル)、又吉直樹(ピース)(50音順)という豪華クリエイター陣が集結した。品川と粗品は自ら監督も担当、そして粗品は映画初脚本&初監督、福徳秀介と福田麻貴は映画初脚本となる。また『世にも奇妙な物語』など数多くのドラマを手掛けてきた山内大典監督と紙谷楓監督がそれぞれ3本のストーリーの監督を務める。○作品一覧・『本日は、お日柄もよく』出演:岡村隆史(ナインティナイン)×豆原一成(JO1)×脚本:丑尾健太郎監督:山内大典・『同度のカノン』出演:海宝直人×亜生(ミキ)×脚本・監督:粗品(霜降り明星)・『やさしい人』出演:倉科カナ×徳井義実(チュートリアル)×脚本:高須光聖監督:山内大典・『真夜中』出演:小池徹平×じろう(シソンヌ)×脚本:又吉直樹(ピース)監督:紙谷楓・『まわりくどい二人のまわりくどい気持ちの伝え方は大胆でむしろまわりくどい』出演:白石聖×後藤淳平(ジャルジャル)×脚本:福徳秀介(ジャルジャル)監督:山内大典・『戦湯~SENTO〜』出演:般若×秋山竜次(ロバート)×:脚本・監督:品川ヒロシ・『とある家のこと』出演:松井玲奈×山崎静代(南海キャンディーズ)×脚本:福田麻貴(3時のヒロイン)監督:紙谷楓・『バックヤードにて』出演:水川あさみ×近藤春菜(ハリセンボン)×脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)監督:紙谷楓(C)「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」製作委員会
2020年12月10日●改稿を重ねて4年かけて完成「全然違うストーリーに」今年9月に一般女性と結婚、同月に『キングオブコント2020』で悲願の初優勝を成し遂げ、幸せなニュースが続いているお笑いコンビ・ジャルジャルの福徳秀介。“日本一のコント師”としてさらなる活躍に期待が集まる中、11月11日に初の書き下ろし小説『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』を刊行し、小説家デビューを果たした。本人にインタビューし、執筆の経緯や制作の裏話、また、『キングオブコント』優勝後の変化など、話を聞いた。同著は、冴えない毎日を送っている大学2年生の主人公が、ある日、大教室で学生の輪を嫌うように席を立つ凜とした女子に出会い、次第に彼女に惹かれていく様を描いた恋愛小説。すべてが福徳の実体験に基づいているかのように情景や心情がリアルで、物語の中に引き込まれる。吉本興業が刊行していた情報誌『マンスリーよしもと』で連載「恋愛文」を持っていた福徳。その文章を見た人からの「小説を書いてみたらいいのでは?」という声を人づてに聞き、「書いてみよう」と思ったのが小説執筆のはじまり。書き始めたのは約4年前で、「3カ月くらいで書き終え、そこから改稿を繰り返し、2年くらい経って『何のためにしているんやろう?』となりかけたときに出版につながり、そこからプロの編集の方を交えて2年間かけて仕上げました」と経緯を説明する。3カ月で一度書き終えるも、「原型は5%くらいしか残っていない」とのこと。「最初は、冴えない大学生が気になる女の子にアタックするかしないか、という話でしたが、4年間改稿を重ねていたら、全然違うストーリーに。1か所変えると、どんどん変わっていきました」大きくストーリーが変わったのは、「ここはなくてもいいと思うのですが……」という編集担当者の提案で全体の半分となる約6万字をカットしてから。「そこから新たに展開をつけたら、話がガラッと変わった感じがしました。ヒロインの女の子との待ち合わせのところで違った設定に変えて書き進めたら、あっという間に6万字復活しました」と、設定を変えてからアイデアがどんどん浮かんだようだ。どれも福徳の実体験ではないかと思うくらい人と人とのやりとりがリアルに描かれているが、実体験の部分はないという。「登場人物の言葉も、僕が実際にかけられた言葉はひとつもなく、この状況でこの登場人物を救える言葉はなんやろうと考えた言葉です」主人公との共通点も「大学をそんなに満喫できていなかったことくらい」で、頭の中で0から作り上げたキャラクター。「自分なりに主人公のキャラを決め、この子はどういう女の子を好きになるのか考えたら、ああいう女の子を好きになるなと。この冴えない大学生はどこでバイトをしているか? 銭湯でバイトしているのかな。その銭湯にはどんな子がいるかな? という感じで主人公を軸に考えていきました」と明かす。●「ウルフルズさんでいこう!」直球的でオリジナルな言葉を意識文章のスタイルは、『マンスリーよしもと』での連載時に見出していった。福徳の連載は、いまや芥川賞作家として注目されるピース・又吉直樹の連載の対向ページに掲載されることが多く、当時から又吉の才能をひしひしと感じたという。「圧倒的な才能を見せられ、これは『マンスリーよしもと』のレベルじゃないやろって。見開きで僕が左で、右が又吉さん。それが嫌で嫌で。僕が1ページで、又吉さんが1ページの半分のときもあって、又吉さんは短い文章なのに美しく、僕は1ページとっているのに、のっぺらぼうみたいな文章で、どうにかしないといけないなと。比べるものになったらあかん。全然違うものにせなあかんという気持ちがメラメラ湧きました」そして、又吉とは違った文章を目指すことに。「又吉さんの文章はあまりにも美しいので、僕は文章で人を惹きつけようなんて思わんとこうと。単純なまっすぐな言葉で伝えていきたいなと。表現としては間違っているかもしれせんが、ウルフルズさんみたいにいこうと思ったんです。『ガッツだぜ パワフル魂……』。直球的ですが、『パワフル魂』という言葉はないですし、『バカサバイバー』という言葉もない。単純だけど見たことない言葉を使われている。僕もストレートに。ウルフルズさんでいこう! と思いました」本作に書かれている言葉で、自身がウルフルズ流だと感じているものは、タイトルにも用いられている「今日の空が一番好き」。「『今日の空が一番好き』ってあまりにも単純で、小学1年生でもわかる言葉。思いついたときに、これはさすがにいろんな人が言ってそうだなと思ってネットで検索したら誰も言っていなくて、こんな単純な言葉の組み合わせなのに誰も言ってないんだと思って、これええわ! と。ちょっとウルフルズさんに近づけたかもって思いました」とうれしそうに話す。さらに、「今日の空が一番好き」という言葉がどう生まれたのか聞くと、「単純に、主人公が幼少期に感銘を受ける言葉ってなんやろうと考えたときに思い浮かびました。子供なので天気にまつわることやろうし、単純な言葉やろうし」と明かした。執筆にはスマートフォンとタブレットを使用。「電車の中とかはスマホで、喫茶店で書くときはタブレットで。好きな子にメールしてご飯を誘うくらいの感覚。メール感覚で書きました」話すよりも書くほうが自分自身をさらけ出せるという。「僕はエピソードトークをするのが苦手で、芸人がたくさんいる状況で、これ言ったほうがいいとか、これ言ったらあかんとか、そういう空気を読む力がなく、書くほうが1人の世界で自由に書けるので楽しいなと感じますし、書いているときは自分をさらけ出すことができます」書くほうが得意というのは昔から。「作文や、中学のときにあった、その日のことを書く生活帳などは、ふざけられたんです。しゃべるときはつっかえたりするけど、文字にするとどんどん書くことができて、さらけ出せるなという気持ちがありました」と明かす。●芸人と小説家の二刀流「お互いがフリになっていい」芸人だけど話すのは苦手、だけどネタを作ることは大好き。「芸人になったきっかけは、まぎれもなくネタを作るのが好きやったからです。ネタをいろんな人に見てもらいたいから芸人になりました。そこは1回もぶれてないです」と胸を張る。いまではトーク中心の番組にはあまり出演せず、ネタにすべてを注いでいるジャルジャル。「以前は、苦手だからといってトーク番組に出ないのは逃げているだけなので、成長してうまくなるかもしれないと思って頑張って出ていました。だけど、一向にトークがうまくならないし、一向に空気読まれへんから、向いてないとはっきりわかって、ジャルジャルはネタだけでいくことに。初心に返って、俺らはネタしたいからこの世界に入ったやん! って」。そう腹をくくったのは5年前くらい前とのこと。ネタだけで勝負すると覚悟を決めた後、2018年2月からYouTubeでコント動画を毎日投稿。コント師としての力を存分に発揮し、人気コンテンツとなっている。その実力は周知の事実だが、『キングオブコント』でキングの称号を手に入れ、実力を改めて証明。この優勝により、世間の目が少し変わったと感じているという。「僕らジャルジャルは尖っていて、変なコントをしているというイメージがありましたが、『キングオブコント』に1年目から出続け、13回目で優勝。ふたを開けたら誰よりも尖ってなかったんちゃうかって。本当に尖っていたら、一度落ちたらそれ以降受けないだろうし、ボロボロになりながら挑戦し続けて、世間の目がちょっとだけ優しくなった気がします。こいつらほんまにコント好きなんやな、尖ってないんやなって、世間の目が変わった気がします」このたび小説家としての顔も加わった福徳。「こんな真面目な本を書いたやつがコントでふざけてたら、それはフリになっておもろいと思うし、コント中にふざけまくっているやつが、こんな真面目な本を書いているとなると、それもフリになる。お互いがフリになっていいなと思います」と二刀流のメリットを語る。小説執筆とコント作りに関しても、お互いに刺激があるのだろうと思ったが、「それはあんまり感じてない」という。「ネタはジャルジャルとして2人で作りますし、そのときはジャルジャル脳。小説を書くときは福徳秀介の脳。全然違うと思っています」福徳にとって大きな人生の転機となるであろう2020年。思い描く将来像を尋ねると、「芸人としてはコントをやり続けていくというのが最大の目標です」とブレない。小説に関しては何か野望があるのか。「何かを狙うとかそんなことはおこがましいです。ただ、自分の本が誰かの思い出になる一冊になってくれたらうれしいなと願っています」と答えた。早くも小説第2弾を期待してしまうが、まだ白紙だという。「書けるであればまた書きたいですけど、アマチュア作家なので、まぎれもなく時間をかけなあかんと思っています。改稿を重ねて丁寧に丁寧に時間をかけて仕上げていくタイプ。今回4年で書きましたけど、下手したら次は6年くらいかかるんちゃうかなという気がしています」と笑った。コント師としての福徳の活躍を追いかけつつ、気長に次回作を待ちたい。■福徳秀介1983年10月5日生まれ、兵庫県出身。関西大学文学部卒。同じ高校のラグビー部だった後藤淳平と2003年にお笑いコンビ・ジャルジャルを結成。テレビ、ラジオ、舞台、YouTubeなどで活躍中。『キングオブコント』に第1回から出場し、13回目の挑戦となった2020年大会で悲願の優勝を達成した。一方で、絵本『まくらのまーくん』は第14回タリーズブックアワード大賞を受賞するなど、著作活動も。近著に絵本『なかよしっぱな』がある。そして、11月11日に初の書き下ろし小説『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』を刊行した。
2020年11月22日音楽ストリーミングサービス「スポティファイ(Spotify)」にて、新たなオリジナル・ポッドキャスト番組「ロバートpresents聴くコント番組〜秋山第一ビルヂング〜」が、10月12日より配信される。国内では初となる本格的なコメディ分野のスポティファイオリジナル・ポッドキャスト番組がスタート!今回新たにスタートする「ロバートpresents聴くコント番組~秋山第一ビルヂング~」は、吉本興業所属の人気お笑いトリオ「ロバート」がホストを務め、スポティファイ限定で配信されるポッドキャスト番組だ。架空の雑居ビル「秋山第一ビルヂング」のオーナー・秋山、隣のビルのオーナー・馬場、テナントのカフェ経営者・山本の3人が繰り広げていく本番組。気になるコントは、毎回ゲストとして登場する芸人たちがビル内で繰り広げるいざこざにこっそり聞き耳を立てるという形式で進行される。10月12日公開の記念すべき第一回目のエピソードには、人気芸人のシソンヌ、ニューヨークがゲストで登場。今後のゲストもジャルジャル、かまいたち、ライス、空気階段、チョコレートプラネット、ゆりやんレトリィバァ、しずる、相席スタート、佐久間一行、もう中学生、アイロンヘッド、蛙亭など、コント師日本一を決める大会「キングオブコント」の優勝者や上位入賞者の出演が目白押しなので、要チェック!>>その他のSpotifyの記事はこちらから
2020年10月07日