年に一度の香りの祭典2016年も残り少なくなってきたが、今年も恒例の『イセタン サロン ド パルファン』が伊勢丹新宿店で11月22日(火)から 28日(月)まで実施される。『繋がる、私の香り』をテーマに、以前この美容最新ニュースでも紹介した「資生堂 エバーブルーム オードパルファム 50mL 10,800円」や、プラダ、ヴァレンティノなどの限定品セットも見つけることができる。7階のバンケットルームにて行われるイベントも目白押しだ。11月26日の午後には今年のフレグランスアンバサダーに選ばれた前田典子氏と日比野玲氏夫妻(写真)のフレグランス・トークショーが開催予定。ほかにもゲランのフレグランス開発ディレクター、シルヴェーヌ・ドゥラクルト氏による、オリジナルのルームフレグランス作り体験もある。(全て要予約)フレグランスのサンプルプレゼント!下の「伊勢丹新宿店」のサイトページをプリントするか、スマホなどの画面を店頭で見せると、先着順でフレグランスのサンプルがもらえるのも楽しみだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※伊勢丹新宿店※美容最新ニュース トレンド記事
2016年11月27日年に一度の香りの祭典「イセタン サロン ド パルファン(ISETAN Salon de Parfum)」が、2016年11月22日(火)から28日(月)まで伊勢丹新宿店にて開催される。会場には、世界中のフレグランスが集結。メゾンブランドといわれる最高級のものから日本初上陸品、伊勢丹限定製品、スペシャルキットまで幅広いラインナップで展開される。4,000輪ものバラから創られた、メゾン フランシス クルジャンの「ア ラ ローズ エキストレ ドゥ パルファム」や、ランバン「エクラ・ドゥ・フルール」の限定キット、グッチのフローラ 限定キットは必見だ。また、香りについて学べるコーナーも用意。パルファム コンサルタントが200種類を超える中から選りすぐりの薔薇の香りの旅へ案内してくれる「フレグランスサロン」や、深い知識と経験を持つプロフェッショナル「パルファム ソムリエール」が香り選びをサポートしてくれる「フレグランス コンサルテーション」が設けられる。さらに、モデルの前田典子とパートナーであるモデルの日比野玲を迎え、「香り、つなぐ」をテーマにしたトークイベントも実施される。【イベント詳細】イセタン サロン ド パルファン(ISETAN Salon de Parfum)開催期間:2016年11月22日(火)~28日(月)※最終日は18:00終了。会場:伊勢丹新宿店本館7階=催物場住所:東京都新宿区新宿3丁目14-1■前田典子・日比野玲による香りのトークショー 開催日時:2016年11月26日(土) 1回目 14:00~、2回目 16:00~場所:伊勢丹新宿店本館7階=バンケットルーム定員:各回22名(要予約・予約席を用意)参加費:無料※定員になり次第、受付終了。■フレグランスサロン開催日時:2016年11月23日(水・祝) 11:30~※約60分定員:20名(要予約)※予約受付中参加費:無料■フレグランス コンサルテーション開催日時:2016年11月22日(火)~28日(月) 11:00~18:30※最終日は16:30まで、所要時間約60分。予約:要予約※予約受付中参加費:無料<アイテム例>■ペンハリガン<11月22日(火)伊勢丹新宿店先行発売>・ザ トラジェディ オブ ロード ジョージ オードパルファム 31,500円+税・ザ リベンジ オブ レディ ブランシュ オードパルファム 31,500円+税・ザ コヴェテッド デュシェス ローズ オードパルファム 31,500円+税・マッチ アド アバウト ザ デューク オードパルファム 31,500円+税■メゾン フランシス クルジャン<11月22日(火)数量限定発売>・メゾン フランシス クルジャン ア ラ ローズ エキストレ ドゥ パルファム 216,000円+税■グッチ<11月22日(火)数量限定発売>・グッチ フローラ 限定キット9,700円+税■ランバン<11月22日(火)数量限定発売>・ランバン エクラ・ドゥ・フルール 限定キット12,300円+税【イベント予約・問合せ先】伊勢丹新宿店本館1階=化粧品・フレグランスTEL:03-3352-1111(大代表)※店頭でも予約受付可。
2016年11月21日2017年5月、ニューヨーク・メトロポリタン美術館のコスチューム・インスティチュート(Costume Institute)特別展として「川久保玲 / コム デ ギャルソン展(Rei Kawakubo / Comme des Garcons)」が行われることが決定、発表された。特別展に存命のデザイナーとして選ばれるのは、1983年のイヴ・サン=ローラン(Yves Saint Laurent)に続き2人目だという。特別展では、1981年に川久保が初参加したパリコレクションから現在までの作品を約120点展示するそうだ。年代順ではなく、テーマごとに並べることを予定しており、川久保のこれまで行ってきた境界と境界の間にあるものへの強い興味を探求していくという。展示されるマネキンたちは人の目と同じ高さに配置され、柵なども設置しない予定だ。コスチューム・インスティチュートのキュレーターであるアンドリュー・ボルトン(Andrew Bolton)曰く「川久保玲はこの40年で最も重要で影響力のあるデザイナーの1人だ。彼女は私たちにファッションは絶えず続く創造、再創造、異種混交性のある場所であることを再考させ、この時代の美学というものを定義してくれた。」とのことだ。また川久保は「私はこれまで確立された価値や慣習、一般的に普通とされるものを拒みながら新しいデザインの考え方を常に追い求めてきました。表現の方法として融合、不安定、未完成、除去、そして意図の欠如を最も重要なものとしてきました。」とコメントしている。開催を祝う恒例のメット・ガラ(MET GALA)は2017年5月1日に行われる予定。川久保をはじめ、ケイティ・ペリー(Katy Perry)、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、アナ・ウィンター(Anna Wintour)らが参加するとされている。※本記事は (引用元:に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2016年11月16日年に1度の香りの祭典、「イセタン サロン ド パルファン」の季節がやってきた。11月22日から28日まで、伊勢丹新宿店本館7階=催事場で世界中のブランドのフレグランスを取りそろえる他、香りのプロによるさまざまなイベントを開催する。今年は“繋がる、私の香り”をテーマに、“CONNECTION ITEM”として、大切な人とシェアして使えるような多彩な香りをご紹介。また、会場だけの限定キットや購入者へのプレゼントも多数取りそろえる。さらに今年は、資生堂、ランコム(LANCOME)、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が新たに出展。化粧品にはなじみがあるけれど、香りまではまだ、という方にも身近に感じられるような演出で、その魅力をお届けする。また、会場では新たに3つのブランドがデビューを飾る。日本人調香師によるミヤ シンマ パルファン(MIYA SHINMA PARFUMS)、ファッションの観点から香りを提案するガーメント(GARMENT)、ボタニカルなボトルのイラストが印象的なイギリスのメゾンブランド・ミラー ハリス(Miller Harris)がお披露目に。各ブランドのエッセンスを伝えるイベントとして、「パリが教えてくれる、リュクスな日本の香りの体験会」(11月25日 ミヤ シンマ パルファン)や、「御香水の新しい着こなし方 フレグランス フィルターの体験会」(11月27日 ガーメント)、ブランドのパッケージプロジェクトに参画したイラストレーターによる「mio matsumotoライブペインティング」(11月23日 ミラー ハリス)が楽しめる。他には、モデルの「前田典子氏×日比野玲氏による香りのトークイベント」(11月26日 ブルーベル・ジャパン)や、ゲランのフレグランス開発ディレクターが贈る調香体験「アトリエ ドゥ パルファン」(11月25日から27日 ゲラン)、「香りのセミナー“<ディプティック>の香りと旅するパリ”」(11月23日 ディプティック)など、スペシャルイベントが多数控えている。とびきりの香りと出会うきっかけに、「イセタン サロン ド パルファン」へ足を運んでみてはいかが。【イベント情報】「イセタン サロン ド パルファン」会期:11月22日~28日会場:伊勢丹新宿店本館7階=催事場
2016年11月08日俳優・佐藤隆太と女優・岡本玲が、今年最もレザーが似合う著名人として「ベストレザーニスト 2016」に選ばれ、11月5日(土)に行われた記者発表会に出席した。「ベストレザーニスト」は、「11月03日=いいレザーの日」にちなんで、国産の皮革および皮革製品の魅力を、より多くの方に知っていただきたいという想いから、一般社団法人日本皮革産業連合会で毎年行われている。この日参加した佐藤さんと岡本さんは、共に黒い革のジャケットを着用して登場。佐藤さんは授賞式ということで、革ジャケットの下はフォーマルなワイシャツ&ネクタイを合わせつつ、ボトムはゆったりしたパンツのコーディネート。「革ってハードなイメージがあると思いますが、僕はどんな素材であっても着るときはいつも自分らしくありたいと思っています。ライダースジャケットは形もきれいで細身でシャープなんですが、ボトムはちょっとゆるくバランスをとりました。ちなみにパンツはフェルトですが、ヒモは革です(笑)」と自分なりのスタイリングを明かしていた。一方、岡本さんは青いワンピースに細身の革ジャケットを合わせたスタイル。「普段からファッションは、“シンプル”を心がけているんですが、レザーのカッコよさを大事にしつつ、女性的でふんわりとした感じを大事に柔らかいワンピースの上にレザーを重ねてみました」とコメントした。今回の受賞について佐藤さんは、「レザーを上手に着こなすという点で、決して自分で自信を持てるところではなかったので…。過去の受賞者のみなさんも普段からお世話になっている伊藤英明さん、山本耕史さんを始め、いつもカッコよく革を着こなされている方々で、僕がそこに名を連ねていいのか?マネージャーに一度『本当に僕でいいのか?と確認してください』と言いました(笑)。まさかジローラモさんと同じ場に立てることになるとは(笑)」と驚きを隠せなかったという。また、岡本さんは「実は私は、こういう賞をいただくのは初めてでして…。25歳にして!それがまさかレザーニストというカッコいい賞をいただけるとは!しかも、佐藤さんは大学の先輩でして、目標とする先輩と同じ舞台に立てて嬉しいです」と興奮気味に語り、レザーに対しては“カッコいい女性”のイメージを持っているという岡本さんは、「(カッコいい女の仲間に)入れましたかね(笑)?つま先だけお邪魔しましたって感じですが…(笑)。これから大人の女性になれたらと思います」と決意を新たにしていたようだ。そして、会場には大きな牛一頭分の革や、鮮やかに染められた色とりどりの羊のレザーなどが用意されており、「スカートを作ってみたいです。柔らかい、女性的なフォルムで作れそう」(岡本さん)、「これを機に台本カバーを作りたいです。長く使えそうですし」(佐藤さん)と、2人ともそれらを手に取ってあれこれと自分だけの革製品を想像していた。(cinemacafe.net)
2016年11月07日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、大演出家&監督の作品に続々出演中の佐藤 玲さんです。蜷川幸雄監督の舞台で華々しくデビューを果たした佐藤さん。シンデレラストーリーを歩んできたのかと思いきや……?「実は、国民的美少女コンテストで落ちた経験があるんです。それが悔しくて何か武器を見つけたいと思い、15歳のときに劇団に入ってお芝居を始めたのが、女優になったキッカケです」。落ち着いた見た目とは裏腹に意外と積極的な一面も!「SNSで写真をアップし続けた“よこはまりょーさんぽ”は、横浜を一日中歩き回って撮影しました。次は東京駅での撮影を計画中です♪」◇週3~4日ペースで会いに行くほど溺愛!チワワとマルチーズのミックス、ぶぶちゃん!鎌倉の祖母の家にいます。◇祖母と一緒につくったサラダで優雅にランチ。お肉も、野菜も盛りだくさんの彩りサラダ。料理を作るのが大好き!◇音や照明に魅せられる不思議で美しい舞台。来年1月の神戸公演『ザワンダフルパレード』を、楽しみにしてます。◇さとう・りょう1992年生まれ。蜷川幸雄演出舞台『日の浦姫物語』の娘役でデビュー。高い演技力が評価され、多数のドラマやCMで活躍。来年公開の映画『沈黙-サイレンス-』に出演。※『anan』2016年11月2日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花
2016年10月28日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)のデザイナー川久保玲にフィーチャーした展覧会が、アメリカ・ニューヨークにあるメトロポリタン美術館で開催される。会期は、2017年5月4日(木)から9月4日(月)まで。日本を代表するビッグメゾン、コム デ ギャルソン。その挑戦的でアヴァンギャルドなデザインが注目を集めるブランドだ。展覧会には、彼女の1981年のパリデビューコレクションから、最新の2017年春夏コレクションまで、約120体のルックが登場。東洋と西洋、男性性と女性性、過去と現在といった二項対立を乗り越えるような先進的な挑戦の姿勢を展示する。展示されるマネキンは、観覧者の目の高さに設置。従来の美術館のような、展示と見る人の距離が取り払われ、物理的障壁がない状態で洋服を楽しむことができる。【概要】Rei Kawakubo / Comme des Garçons会期:2017年5月4日(木)〜9月4日(月)場所:メトロポリタン美術館住所:1000 5th Ave, New York, NY 10028 アメリカ合衆国Rei Kawakubo (Japanese, born 1942) for Comme des Garçons (Japanese, founded 1969). "Body Meets Dress - Dress Meets Body," spring/summer 1997. © Paolo Roversi
2016年10月25日湊かなえのベストセラー小説を、本田翼と山本美月の出演で映画化する『少女』に、注目の若手女優の佐藤玲(さとうりょう)が出演することが発表になった。佐藤が演じるのは、主人公の由紀と敦子の学校に転校してくる謎に満ちた少女・紫織で、三島有紀子監督は佐藤の演技力の高さに驚き、紫織のシーンを増やしたという。『少女』/その他の画像本作は、高校2年生の桜井由紀と草野敦子が、“人が死ぬ瞬間を見たい”という想いにとらわれ、自らの願望をかなえるために行動する姿を描いたミステリー。紫織はふたりが通う学校の転校生で、自殺した親友の死体を見たと語ったり、されてもいない痴漢行為で相手を脅してお金を巻き上げる謎の少女だ。三島有紀子監督は、紫織役は「自己顕示欲が強く、非常にクレバーで、肌感覚で感じ取る事の出来る感度の良さを持ち合わせていなければ」ならないと考えていたが、思うような俳優が見つからず、何度もオーディションを重ねたという。そこにやってきたのが、佐藤だった。監督は「ひとたび声を発するとその声はお腹に響き、言葉が確実に心に届きました。そして、指の先まで繊細なお芝居をされ、目はギラギラと渇望に満ちていました。この時、『見つけた』と思ったのです」と振り返る。佐藤は、さいたまネクスト・シアターに所属していた時代に、先ごろこの世を去った演出家・蜷川幸雄の舞台『日の浦姫物語』の娘役に抜擢されデビューを果たし、映画『色あせてカラフル』やドラマ『表参道高校合唱部!』、サランラップや大江戸温泉物語のCMに出演。マーティン・スコセッシ監督の最新作『沈黙 Silence』への出演も決定している実力派女優だ。三島監督は「現場での集中力と根性も素晴らしく、紫織のシーンを増やしました。佐藤さんに紫織を演じてもらい本当によかったと心から思います。主演のふたりにも、演技の刺激を受けてもらいたく、彼女と接するように仕向けました」とコメント。愛らしいルックスと、多くの演出家が注目する演技力を兼ね備えた佐藤に今後、さらに注目が集まることになりそうだ。『少女』10月8日(土) 全国ロードショー
2016年05月18日アイドル応援アプリCHEERZで大活躍!お祭り系アイドルFES☆TIVEの最年少リーダーとして活動する汐咲玲亜ちゃん♪赤みピンクのアイテムでぽっと色づく可愛らしい印象に仕上げるよ。ライブでたくさん踊って汗をかいても可愛さキープの玲亜ちゃんに、今後も注目ですっ!FES☆TIVEオフィシャルブログをcheck!メイクのコツ・ポイントベースはムラがないようにファンデーションを塗って、マット肌に。上から下に向かって濃くなるようにグラデーションを作って、目じりのキワは三角形に埋めて目を大きく見せるよ!赤みが強いチークを薄めにのせて、ぽっと色づくような可愛らしい頬に♪リップもチークと色を揃えて血色の良いメイクに完成!このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年12月06日東京都・丸の内の東京ステーションギャラリーは、自己の内面を掘り下げ精神性の高い作品を描き出した、金沢出身の画家・鴨居玲の展覧会「没後30年鴨居玲展踊り候え」を開催する。会期は5月30日~7月20日。開館時間は10:00~18:00(金曜は20:00まで)。入館料は一般900円、高校・大学生700円、中学生以下無料。同展は、鴨居玲の没後30年に際し、10代の自画像から遺作まで、57年の生涯で残された油彩の代表作をはじめ、素描、遺品など約100点を一堂に展示するもの。自己の内面を掘り下げた精神性の高い作品を描き続けながら、1985年、57歳で急逝した同氏の、東京では25年ぶりの回顧展となる。金沢で生まれた同氏は、新聞記者の父の転勤に伴い子供のころから転校を重ね、南米、パリ、ローマ、スペインを渡り歩いた。各地で出会った社会の底辺に生きる人々をモティーフ制作された作品は、そのいずれもが自身を投影した自画像ともいわれている。人間の内面を見つめ、自己の存在を問い続けた作品は、今もなお、見る人の心に強く訴えかけてくる。多くの人を惹きつけてやまない崇高な芸術世界を堪能できる展覧会だ。また、関連企画として学芸員による展覧会解説「ギャラリートーク」が行われる。開催日時は6月5日および6月26日の15:00~15:30。そのほか、同ギャラリーのレンガが特徴的な建物を解説する「レンガ・タッチ&トーク」を開催。日時は6月12日・7月3日・7月10日の18:00~18:20。いずれも入館料のみで参加することができる。
2015年05月18日「コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)」の15SSコレクションは真っ赤だった。デザイナー・川久保玲が掲げたテーマは「Roses and Blood(血とバラ)」だ。ボーンとテープのみで構築したルック、ギャザーや縫い重ねたフェイクレザーにより布を積層したドレス(バラの花弁だろうか?)、詰め物で抽象的な紋様を描き出したドレス、血しぶきのようなプリント、臓物を抉り出したかのようなディテール、テープから滴り落ちるコサージュ、フリルを幾重にも巻き付け上下半身に作り出されたバラ、全体的に不規則なボリュームとバランス……美しい花の裏に潜む狂気を描いたかのようだ。2シーズン前から続く非ウエアラブルなコレクションで川久保は何を訴えたいのだろう。ただただ怒りのみを感じる。
2014年10月15日アパレル・ブランド「コム・デ・ギャルソン」のクリエイティブ・ディレクターを務める川久保玲が、「エルメス」と提携して同ブランドの定番シルクスカーフ「カレ」の限定バージョンとなる新作スカーフ・コレクション「コム・デ・カレ」を手がけることになった。同コレクションのデザインにあたって、川久保さんは「私は常にエルメスの伝統と職人技を尊敬してきました。今回のコラボレーションでは、身に着けるものとしてのスカーフという概念ではなく、むしろエルメスのカレが持つ美しいアートワークに導かれていったと言えます。そして、その美しさに抽象的なイメージと共に新たなエレメントを加えることで、私たちはユニークで全く新しいスカーフに仕上げることができたと思っています」と自信を覗かせる。抽象的なパターンが描かれたモノクロのファースト・コレクション「ノワール・エ・ブラン」は5種類での展開で、東京、ニューヨーク、パリのコム・デ・ギャルソンの店舗にて発売される予定だ。続いて、鮮やかな色に染められた6種類展開のセカンド・コレクション「クルール」は、川久保がロンドンにオープンさせたセレクトショップ「ドーバー・ストリート・マーケット」にて販売されるという。エルメスが「カレの伝統を覆した」と評する同コレクションは両方とも、来年2月より販売が開始される予定だ。
2012年11月27日