学校の冬休みの宿題として出されることがある、書き初め。世相や1年の目標など、書く内容は時と場合によって異なります。フート(@yoshiko_0722)さんは、千葉県市川市にあるゲームセンター『本八幡ゲームUNO』(@gameUNO_1)の店内で、2枚の書き初めが掲示されているのを目撃しました。同店にあった書き初めを見たフートさんは、笑いをこらえきれなかった様子。その書き初めがこちらです。本八幡のゲーセンにガチで意味わからん書き初めあって吹いた pic.twitter.com/vcOTO0iieR — フート (@yoshiko_0722) December 29, 2022 書き初めに書かれているのは、『ちいかわ』『月牙天衝』の文字。『ちいかわ』は漫画『なんか小さくてかわいいやつ』の通称、『月牙天衝』は漫画『BLEACH』に登場する必殺技のことです。2つの言葉は、作品同士を結ぶものではなく、関係はありません。そのため、フートさんは謎の組み合わせに笑ってしまったのでしょう。ちなみに同店によると、この書き初めを書いたのは大人のスタッフ2名だそうです。同店の書き初めに対し、「気になる組み合わせ」「個人的に気に入った!」といった好評の声が上がりました。書き初めは、多くの人に見られているようですね![文・構成/grape編集部]
2023年01月03日グローバルグループ・JO1が5日、都内で行われた「YSL BEAUTY 新作リップ発売&JO1ジャパン アンバサダー就任会見」に出席。新年の抱負を書き初めで披露した。2019年にオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者の投票により選ばれた11人(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)で結成されたJO1。これまでイヴ・サンローラン・ボーテのオフィシャル ビューティ パートナーとして活躍していたが、2022年から正式にブランドアンバサダーに就任したことが発表された。男性初のアンバサダーとなる。会見では、アンバサダーとしての新年の抱負を書き初めで披露。新作リップのイメージカラーのピンクで書いたものを一人ひとり発表した。佐藤はハートマークを描き、「今年は愛をいっぱい、いろんな方に愛を届けたい」と説明。與那城は「感謝」とし、「こうやって僕たちがアンバサダーとして一緒にお仕事させてもらうことに日々感謝というか、今年も感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思います」と語った。木全は、文字ではなく手形を披露。「商品をとるのも手ですし、手をつなぐのも手ですし、いろんな意味が込められているんですけど、今年はイヴ・サンローランさんと僕らJO1で、いろんなデカい夢や目標をつかんでいけたらいいなと。僕は字が下手なので手でやらせていただきました」と話し、川西が「犬の足跡かと思った」と言うと、「そんなちっちゃないわ!」と返した。寅年生まれの年男である河野は、「寅」と発表。「寅年ということで、僕、年男なんです。そして、今年の始めにイヴ・サンローランさんとブランドアンバサダーという関係にさせていただいて、新年の始まりとしてすごく光栄なことをいただいたので、寅年男として、男としてかっこよく、少しクールな河野純喜を見せていきたい」と説明し、クールな表情で「ガオ~」と小さく吠えた。鶴房の「イケメンになる。」とし、「僕たちは夢を叶え、次は僕たちが夢の上に立つ存在。みんなに憧れてなんぼなので、もっとかっこよくなりましょう」と宣言。豆原は「踊」と発表し、「JO1として3年目に入っていますし、僕個人として踊ることが大好きなので、初心を忘れずに。踊るということにもっと熱を持って頑張っていきたい」と決意を新たにした。大平は「広」で、「JO1が男性初のアンバサダーということで、男性でももっとメイクをできるように、男性でも女性でももっときれいになれるように僕たちが発信できたらいいなと。広めていきたいと思います」と説明。白岩は、魅了や魅力の「魅」と発表し、「人の心を引きつけたり魅了していきたい。男性初めてのアンバサダーということで、これからは男性でもメイクしたりして人を魅了する時代が来るぞということを僕たちが代表させていただいていることがすごくうれしくて、こうなれるように頑張っていきたい」と力を込めた。川尻は「ハイブリッド」とし、「YSL BEAUTYの魅力とJO1の魅力をしっかり発信できるハイブリッドな人間になりたい」と説明。川西は「輝」としたため、「僕ら3年目ですが、常に輝いていたいですし、JAM(JO1のファン)の皆さんにも輝いていただきたいですし、YSL BEAUTYの製品をつけて輝いてほしいなと思います」と思いを伝え、「この漢字が好きすぎて、改名してもいいかなって。輝(ひかる)にしてみようかな」と話して笑いを誘った。
2022年01月05日新年早々、学校提出用の「書き初め」に取り組んだぐっちぃさん。娘さんたちと格闘しながら書き上げたものの、思わぬことに気づき…!ウーマンエキサイトのみなさんこんにちは、ぐっちぃです。ついつい力が入る「書き初め」思わぬ注意事項が…! やーりーなーおーしー(吐血)「落ちる墨」が練習のみでしか使えないなんて知らなかったよ…。便利な墨が発売されたもんだねぇなんて思ってたよ(涙)(よく見たら「練習用」って書いてあるのね)←重ね重ね、よく見ろよな件。学校に展示してある間くらい、なんとか黒を保ってくんないかなと思ったけど、コンクールも出すからやっぱダメだなってあきらめましたわ(一番脱力したのは、のまめ本人だけど)。これから書く人はお気をつけくださいね(涙)。
2020年01月04日2019年始まりましたね!今年も「4人の子ども育ててます」をよろしくお願いします。さて三が日も過ぎ、そろそろお正月気分を脱して冬休みの宿題を終わらせたい私たちです。習字が苦手な次男(小4)は去年、書き初めに苦戦して何度も何度も書き直してるうちに悲しくなっちゃって泣いたことが…。今年は大丈夫かなー?だんだんアドバイスに力が入りだすお父さん。それとは逆に集中力とやる気が削がれていく次男…。暗雲たちこめてます…。そんななか、とうとうお父さんが怒ってしまったー!(何度も何度も注意してるのに、お手本を見ずに書くから。)様子を見にいくと目に涙が…。それでも書き初めをやり続ける次男。ちょっと成長してる…?結局その日は夕飯の時間になったので中断し翌日半日かかってなんとか納得のいくものが出来ました。ああ〜〜疲れた!果たして来年はどうなることやら?ちなみに次男に「習字ならいにいく?」と聞いてみたところ全力で拒否されてしまいました。うーん…苦手を克服するのって大人でも難しいことですよね。
2019年01月05日冬休み定番の宿題・書き初め、どう乗り越える?出典 : 書き初めとは、年が明けて初めて書を書くことです。本来、事始め・仕事始めを意味する1月2日に行うのが伝統とされていて、この日に書き初めを行うと書道が上達すると言われています。そんな日本の伝統・風習から、冬休みには書き初めの宿題を出す学校は、今も昔も多くあります。ですが「そもそも字を書くことが苦手」「手元と見本を見比べて書くことができない」「半紙や墨をうまく扱えない」など、書くことに関して困り感がある子どもは、書き初めの宿題でつまずいてしまうこともあるのではないでしょうか。特に小学三年生ごろからは毛筆も始まるため、宿題の難易度はさらに上がり、どのように教えたらいいか分からないという保護者もいると思います。ですが、子どもが書き初めに苦戦している理由を理解し、適切なサポートができれば、練習を通して、子どもの書くことに対する苦手意識を和らげることも可能です。次に、書き初めをうまくできない背景にある困りごととそのサポート方法、そして書き初めや習字が、なぜ書くことの困り感への解決に役立つのかをご紹介します。書き初め、なかなかうまくいかない…その背景って?出典 : 書き初めが苦手な背景は、子どもによってさまざまです。その中でも、そもそも字を書くことが苦手という子どもに関しては、次のような特性の偏りが原因として考えられます。書字障害(ディスグラフィア)とは、「読む」「書く」「聞く」「話す」「計算する」「推測する」のうち、文字を「書く」ことに困難がある学習障害(LD)です。書字障害の症状の現れ方や苦手なことは、子ども一人ひとり異なります。代表的な症状には以下のようなものがあります。・書き文字がマスや行から大きくはみ出してしまう・鏡文字を書いてしまう※ただし、鏡文字は幼少期の発達段階で誰にでも起こりうるものなので、必ずしもディスグラフィアの症状とは言えません・年相応の漢字を書くことができない・文字を書く際に余分に線や点を書いてしまう・助詞の使い方がちぐはぐになってしまう(”てにをは”を適切に使えないなど)・句読点などを忘れるなど特に、太字で示した困りごとは、書き初めをうまく進められない原因に直結しやすいと言えます。協調運動とは、手と手や手と目、足と手など、個別の動きを一緒に行う運動を指しますが、発達性協調運動障害があると、手と手、目と手、足と手などの個別の動きを一緒に行う運動が著しく困難になります。人間の運動機能は、粗大運動と微細運動にわかれます。粗大運動は、歩く・走る・姿勢を保持するなど、体全体を使った人間の基本的な運動のことです。一方微細運動とは、持つ・書く・つまむ・ひねるなど、指先を使った緻密な運動を意味します。通常、さまざまな感覚器官から得られた情報をもとに、始めは粗大運動を習得し、次第に段階を踏みながらより細かい微細運動ができるようになります。そのため、協調運動に関する困りごとがある際は、粗大運動の働きからつまずいているのか、その先の段階でつまずいているのかなどを確認する必要があります。書き初めでは、普段はあまりしない姿勢をとりながら、あまり使い慣れていない筆を使って字を書くことになります。お手本を見ながら手を動かすという協調運動も必要になります。つまり、さまざまな動きや、その協調が必要となる複雑な運動といえます。発達性協調運動障害があると、書き初めを行う際に次のようなことに困難を感じる可能性があります。・姿勢を維持するのが苦手で文字を書くことに集中できない・筆を握り続けることができない・筆先が震えてしまう・紙を触る力加減が分からず、破いてしまうなど視空間認知とは、目から入った視覚の情報を処理し、空間の全体的なイメージをつかむための機能です。ものとの距離感や奥行き、文字や形を把握する時に使われます。視空間認知は、運動機能や記憶力とも関連する重要な機能です。それゆえに、視空間認知が弱いと、ものを覚えることや、体を動かすことに対して苦手意識を感じることが多くあります。視空間認知が弱いと、書き初めを行う際に次のようなことが起こるかもしれません。・文字が折り目などで決めた範囲内に収まらない・お手本と手元をバランスよく見比べ、書き写すことができない・硯(すずり)の決められた位置に墨汁を入れ、筆に墨をつけるという一連の作業がうまくできない などADHD(注意欠陥・多動性障害)は不注意、多動性、衝動性の3つの症状がみられる発達障害のことです。この3つの症状は、人によってその現れ方の傾向が異なります。大きく、「多動性-衝動性優勢型」「不注意優勢型」「混合型」という3タイプに分かれています。ADHDの子どものこのような特性からもたらされる行動によって学業、日常のコミュニケーションに支障をきたすことがあります。書き初めをする際に、次のようなことが起こるかもしれません。・一定時間座って習字をすることができない、集中力が続かない・うまく書けないとイライラしてしまい、言動に出てしまう・習字道具の取り扱いが苦手(すぐものを無くしてしまう、筆や硯(すずり)を洗い忘れてしまう)など自閉症スペクトラム障害(ASD)は、社会的コミュニケーションの困難と限定された反復的な行動や興味、活動が表れる障害です。書き初めに取り組むような年齢の子どもには、次のような特徴が多くみられます。・集団になじむのが難しい・臨機応変に対応するのが苦手・どのように、なぜといった説明が苦手などまた、自閉症スペクトラム障害の子どもには、上述した発達性協調運動障害や、特定の刺激を過剰に受け取ってしまう感覚過敏などを併発することもあります。以上の特性から、書き初めを行うときには、次のようなことが起こるかもしれません。・書く字の一部分にこだわってしまい、他の字の練習に取り組めない・紙の肌触りや墨の匂いなどが苦手・学校と家との環境の違いにうまく対応できず、学校では習字に取り組めていたのに家ではできなくなってしまう など書き初めをうまく進めるコツをご紹介!出典 : 子どもが感じている困りごとを踏まえ、書き初めの宿題を進めるにはどのような工夫があるのでしょうか。書き初めがうまくできない…という悩みの背景には、字を上手に書けないということだけでなく、姿勢の維持や目線の動かし方の不器用さ、集中力維持の困難さなど、さまざまな原因が考えられます。子どもが書き初めに苦戦する原因は何なのか、習字に取り組んでいる様子や書き上げた作品、また普段の学校での学習状況も含めて総合的に判断する必要があります。根本の原因を理解したうえで、どんなサポート方法が子どもに有効かを検討してみましょう。発達ナビ・親子のヒント「ひらがなや漢字を正しく書けない」発達ナビ・親子のヒント「字を丁寧に書けない」発達ナビ・親子のヒント「文字のバランスが悪い」発達ナビ・親子のヒント「一つの活動に集中することができない」発達ナビ・親子のヒント「失敗や間違いを過剰に嫌がる」「書き初めの宿題をやるぞ!」と意気込んだものの、習字道具を用意し、紙に字を書く練習をし、清書に取り組み、道具を片付ける…書き初めの宿題を終えるまでには多くの工程があります。一つひとつリスト化したり、イラストなどを使って視覚的に分かるようにしたりすることで、子ども自身も何から取り組めばいいか混乱することを防ぐことができます。また、どこまでは子ども自身の力で取り組め、どこからはサポートが必要なのかを、明確にすることができます。習字はお手本を見ながら手元で字を書く、ということが基本です。先ほど説明した視空間認知をはじめ、見ることに困り感がある子どもには、子どもに合わせたお手本の配置が必要になります。右に置くのか左に置くのか、目線のちょっと先に置くのか、完全に横並びにして置くのかなど、子どもが一番書きやすい距離感をつかみ、設定してあげることが大切です。また、最初は、お手本を鉛筆で写し書きした半紙で練習させたり、お手本と手元の半紙の間にラップを敷いてお手本を汚さないようにし、透けて見えるようにして練習させるなど、お手本の上から書けるよう工夫をしている家庭もあるようです。発達ナビ・親子のヒント「黒板の文字をノートに書き写すことが難しい」発達ナビQ&A「小学校3年生男子、協調運動障害と軽いLDがあります…」特別支援学校における書写指導 ―肢体不自由児への指導を中心にしてⅡ―河野文子習字練習用のグッズの利用で、子どもが筆を使って書くことに楽しさを見出すことが期待できます。例えば、次のようなグッズがあります。・水だけで習字の練習ができるキット墨を使わず、水だけで簡単に習字の練習ができます。しばらく置いておくと書いた字が消えるので、子どもも気軽に習字の練習に取り組むことができそうです。・ゆび筆指にはめて使うタイプの筆です。まだ筆を握るのが難しい場合などに、指書きの要領で文字を書けるゆび筆を利用してみるのもいいかもしれません。・カラフルな作品収納グッズ書き上げた作品を収納するグッズも、カラフルなものやかわいらしいデザインのものが増えています。子どもが好きな色の作品収納グッズを使うと、子どものやる気も上げられるかもしれませんね。書き初め、習字は書字技能向上につながるかも!出典 : ここまで、書き初めをするうえでの困りごとや、それに対する解決策をご紹介しました。書くことに関して苦手意識がある子どもにとって、書き初めや習字は工夫なしでは辛い時間になるかもしれません。ですが、書き初めや習字は、そもそも書くことが苦手、という子どもに対して良いアプローチになることも期待できます。普段の学校の授業では、子どもはノートやプリントなど、比較的小さい紙に、鉛筆やシャープペンシルを使って文字を書いていると思います。一方、書き初めや習字の場面では普段使っているより大きな紙と、太い筆を用います。これら書き初めや習字に使うような道具は、書くことが苦手と感じている子どもが普段使っている道具より以下のような点から、相性が良いことが多くあります。・大きな紙でのびのびと書くことができる・太くて握りやすい筆で、鉛筆より安定して文字を書くことができる・筆圧によって線の太さが目に見えて変わるので、筆圧コントロールのヒントを得られるなど普段、小さいマス目から文字がはみ出てしまう、筆記用具をうまく使えない、など字を書くことに対して失敗体験が多い子どもも、習字だからこそ、書くことに対する前向きな気持ちを育めることもあります。そして、習字を通して字を書く成功体験を少しずつ積み重ねることで、結果として書字技能全体の向上につながることがあるのです。特別支援学校における書写指導 ―肢体不自由児への指導を中心にしてⅡ―河野文子また、放課後等デイサービスなど、障害のある子ども向けの施設では、子どもの生活力や創造性の向上をねらいとして、さまざまなプログラムを実施しています。習字は書字に対する困りごとの克服や、書字技能を磨くきっかけになり得ます。また、集中力や落ち着きを高めるトレーニングにもなるほか、子どもの創造性を伸ばすことにもつながります。こうした理由から、習字・書道を行う施設もあります。子どもの書字技能を伸ばしたい、集中力を身につけさせたい、などの理由から習字に興味がある方は、こういった施設のプログラムを活用してもいいかもしれません。発達ナビ施設情報まとめ出典 : 昔から冬休みの宿題の定番である書き初め。字を書くことが苦手、じっとして机に向かうことが難しいという子どもにとっては、おっくうになってしまいがちなのではないでしょうか。子どもが書き初めに苦戦する背景にある困りごとを理解し、そのうえで子どもに合ったサポートを取り入れてみましょう。そうすることで、書き初めの宿題を乗り越えられるだけでなく、書字技能の向上にもつながることがあります。また、子どもが習字を練習するための便利グッズも販売されています。このようなグッズも活用しながら、新年、子どもと一緒に筆を取ってみてはいかがでしょうか。
2017年12月28日お正月と言えば書き初めを思い浮かべます。子どもの頃、寒い中何度も練習し、失敗を繰り返して書き上げた苦い思い出がある人もいるのではないでしょうか? 大人になると筆に触る機会も減りますが、改めて習字を体験してみると、子どもの頃と違った楽しさを発見することができますよ。集中力が身に付く習字実際に習字を習っていた人に話を聞くと「字が上手になるだけではなく、上手に書こうという意識が生まれた」「字を書くときの姿勢もよくなった」「書いているときは無になって集中するので集中力が養われた」「大人になってからも筆文字を書く時に役に立つ」という意見がありました。字が上手になって集中力も身に付くのは勉強する際にも役に立ちそうです。墨汁ではなく水を使うから汚れない子どもにとってよいと思っていても、習字と聞くと墨で汚れてしまうから、「小さな子どもがいると、とてもじゃないけどできないわ」と思われるかもしれません。墨汁を使わない〝水習字〟なら服や部屋が汚れる心配がないんです。筆に水を含ませ、専用の用紙に書くとあら不思議、墨で書いたかのような文字が浮かび上がります。小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんの真似をしたがるお子さんに預けても安心です。我が家では、子どもが2歳の頃から水習字を楽しんでいます。鉛筆でお絵描きするより絵の具の方が好きだった息子のために、ひらがなのお手本と筆がセットになっているものを購入しました。現在4歳の息子は、鉛筆とは違った筆の感覚を楽しんだり、大好きな虫の絵を描いて見せてくれたり。書いても時間が経つと消えていくのも不思議なようで、水習字のおかげで筆を使って書くのが大好きになりました。我が家で愛用しているのは、「幻冬舎エデュケーション」の「武田双雲 水で書けるはじめてのお習字」(写真は付属のお手本帳)初心者がスタートするには?近年は、さまざまなメーカーから水習字が発売されているので、手軽に手に入れられるのも魅力的。100円ショップや本屋さんでも購入することができるくらいです。初心者には、手本付きや筆がセットになっているものがいいですね。水が乾くまで多少時間がかかるので、用紙は5、6枚準備しておくと時間を空けずに楽しむことができます。繰り返し使っていくうちに水の吸い込みが悪くなってくるものもあり、各文具メーカーが出している商品の方が長く使えると感じました。お試しで使ってみるなら100円ショップのものでも十分楽しめますよ。習字をするときは、自然と目の前のことに集中できるので、育児で乱れた心も落ち着かせることができます。子どもと過ごす時間が長いこの時期に、水習字で書き初め体験してみるのはいかかでしょう?<文:フリーランス記者三浦麻耶>
2017年12月12日年があらたまるのを機に目標を立てたり、抱負をかかげたりする方は多いのではないでしょうか。その決意や抱負を、「書き初め」という形であらわしてみてはいかがでしょう。大人になったいまだからこそおすすめしたい「書き初め」の魅力をお伝えします。■「書き初め」の由来とは?そもそも、なぜお正月に書き初めをするのでしょう。娘が通う書道教室の先生に、その由来と書き初めをするときのポイントを教えていただきました。「書き初めは、新年にはじめて毛筆で文字を書く行事です。1月2日に、恵方(歳神様がおわす方角。その年によって方角は異なり、2017年は北北西とされている)に向かって座し、詩歌やおめでたい意味の文句を書くのが昔からの習わしです。書き初めは、1月15日の小正月に行われる「左義長(さぎちょう・一般的にはどんど焼き、とんど焼きなどの呼び方で知られ、神社などで開催される行事)」で、お正月飾りなどと一緒に焚(た)き上げるのがよいとされています。書き初めを炊き上げたとき、紙片が高く上ると字が上達する、とのジンクスもあります」とはいえ、これらは必ず守るべきルールというわけでもありませんので、7日までに書き初めをし、目につくところに数日飾ったのちは、お正月飾りと一緒に15日頃を目安に片づけるようにするとよいでしょう。大切なのは、書き初めに向かうときのこころの持ち方です。言霊(ことだま)というように、ことばには魂が宿るといわれています。かなえたいこと、達成したいことをしっかりイメージしたうえで半紙に向かい、気持ちを込めて筆を運びましょう。美しい書き初めに近づく、3つのポイント筆を持つのが久しぶりの方も多いかもしれません。せっかくならできるだけ見栄えのよい作品に仕上げたいときは、次の3点を意識すると、よりバランスのとれた美しい書に近づけます。●姿勢と腕の動きを意識する日常で使う鉛筆やペンは、指と手首を動かして書くのに対し、筆は腕や体を使います。姿勢をただして腕を動かすようにしながら、のびのびと大きく書くよう意識するとよいでしょう。●字の大きさ、バランスを考える書き初めは全体のバランスが出来栄えを左右します。字の中心をそろえる、ひらがなや画数の少ない漢字は小さめに書くようにすると、全体のバランスがとれやすくなります。●墨の量は「筆の弾力」を目安に書は、墨のかすれ具合なども美しさのひとつではあります。でも、新年の決意を込めた書き初めなら、太目の筆づかいのほうが好ましいでしょう。筆に含ませる墨は少なすぎず多すぎず、筆の弾力を感じられるくらいを意識してみましょう。毛筆らしい、のびやかな線が書けます。■自分と向き合う「ことばえらび」ここからは私自身の経験をお伝えしていきます。子どもが小学校にあがって以来、私も毎年書き初めを行っています。最初は子どもの冬休みの宿題につきあって私も書く程度でしたが、そのうち「せっかくなら新年の抱負を書こう」と思いはじめました。とはいえ、いざ筆と半紙を前にすると、ぱっと思いつくことばが見当たりませんでした。そこで、新年のマイ儀式として行っているのがこちらです。●どんな年にしたいかを書き出す筆を持つ前に、その年をどんなふうに過ごしたいか、何をかなえたいかを、思いつくままに手帳へ書き出します。このとき、「仕事の幅を広げる」「子どもの勉強を丁寧にみる」「国内を旅行する」「ストレッチを習慣にする」…といった具合に、年単位の目標から日々の小さな決意まで、できるだけ具体的に書き出したほうが、より意識づけが深まるように思います。●2~4字に要約するひととおり書き出したら優先順位をつけて、強くかなえたい項目をしぼりこみ、2~4字に要約します。一例として、私の場合、「さまざまなことに好奇心を持つ」をテーマとした年は、「感興」。子どもの受験が控えていた年はストレートに「結実」。もっと外側に意識を向けようと考えた年は「ひらく」を、その年のことばにえらびました。「ノートに書き出して自分の意識を見える化し、適切なことばへ要約する」この2ステップが、自分でも気づかなかった望みや理想を再発見する、よい機会になっている気がしています。また、筆を運んでいるあいだは、自然と雑念が消えて書に集中できます。日々を忙しく過ごすワーママならなおさら、思考をリセットできる貴重な時間になるのではないでしょうか。家族それぞれが新年の目標や抱負を書き初めし、写真などに残しておいて年末に振り返ったり、毎年の書き初めを見比べて成長をたしかめ合ったりするのもよいかもしれません。自分自身と向き合うきっかけにもなる書き初めで心機一転、新年をすがすがしくスタートさせてみてはいかがでしょう。皆さんにとって、2017年がすてきな1年になりますよう!
2017年01月01日童謡にあるように、お正月には凧揚げてコマを回して遊ぶのも楽しいが、お祝いの句や詩などを毛筆で書く、書き初めも定番のお正月のイベントだ。年末年始企画・2014年の注目記事を見ながら、去年は富士通の「ARROWS Tab QH55/S」やNECの「LaVie Tab W TW710/S」、VAIOの「Prototype Tablet PC」など、筆圧検知対応のWindowsタブレットが多く登場したなあ、とふと思った時、「筆圧感知」の文字の中に、燦然と輝く"筆"の文字が目に留まった。これ、もしかして、お正月の書き初めをデジタル化できるんじゃね(筆だし)……!?というわけで今回、12型タブレット「Surface Pro 3」を使って、2015年の抱負を編集部員に書いてもらった。なお、使用したのは2014年10月17日に発売した「Surface Pro 3」のCore i3搭載モデル。使用アプリは筆圧感知対応のWindowsストアアプリ「Fresh Paint」。同ソフトウェアは水彩、油彩、鉛筆、クレヨンなどの彩色方法が選べ、筆のサイズも彩色方法により5~6種類から選択できる。本体のデジタイザはN-Trigを採用し、256段階の筆圧検知に対応している。○堅実が一番ですそれでは早速、書きあがった作品を見ていこう。まずは「あ~わかるわかる!」と言いたい、堅実派の書き初めから。○一言でいうとお次は一言でまとめすぎて解説が必要な書き初め。熱い思いは伝わってくるが、意図を問いただしたい作品でもある。○ネタに走る人たち「新年」「書き初め」「抱負」というと、面白いことを書きたくなってしまう方々の作品がこちら。ちなみに、編集部が試した中で、「Fresh Paint」が最も習字のように書ける設定は、「油彩」の丸筆の最太設定だった(下地には、繊維が透けた紙のような質感のものをセレクト)。文字のかすれ具合やはらいの強弱など、良好に再現されている。デジタル書き初めを試してもらった中で、最も多く聞かれた声が『意外と強く書いても大丈夫だった』というもの。液晶面にかなり強めに書かないと太い線が出にくいのだが、液晶に強い力をかけること自体が、新鮮な感覚だったようだ。Windows 8.1の場合保存先にOneDriveも指定できるため、作品をクラウドに上げて"お焚き上げ"気分が味わえるのも、デジタル書き初めの魅力だろう。
2015年01月03日アクアワールド茨城県大洗水族館は29日より、「年末年始はアクアワールドで縁起いいや!」を開催する。同イベントは、アシカの書き初めを披露するオーシャンライブや干支水槽の展示、開運クリアファイルが当たるスタンプラリーなど、”参加するだけで縁起が良くなるイベント”を行う年末年始企画。「開運スタンプラリー」は、館内に3つのラリーポイントを設置し、アシカ(ココ、ナッツ、ゴエモン)が書いた開運文字のスタンプを集めるチャレンジゲーム。スタンプを全部集めると、その場で開運クリアファイルが先着2万名にプレゼントされる。開催は、12月29日~2013年1月31日9時~17時。「干支水槽展示」では、2013年の干支「巳」にちなみ、トラウツボなどのウツボ類を吉本芸人「オスペンギン」の川柳と合わせて展示紹介する。12月29日~2013年1月31日9時~17時開催。イルカ・アシカ オーシャンライブ「新・お正月バージョン」は、豪快なイルカのジャンプやコミカルなアシカの書き初めを披露するオーシャンライブ。今年は、アシカが観客の目の前でパフォーマンスを披露する、迫力の新技を組み込んだニュースタイルとなる。開催期日は、1月1日、4日、5日、7日~14日が10時、12時、14時、16時。2日、3日、6日が10時、11時30分、 13時、14時30分、16時。場所は、オーシャンシアターにて。その他、「年越しそば販売」「大道芸パフォーマンス」「餅つき大会」「福袋販売」「新春大抽選会」なども開催される。イベントの詳細は同館公式サイトまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日宮崎市フェニックス自然動物園(宮崎県宮崎市塩路浜山3083-42)は、2013年1月1日から1月3日までの3日間、「ゾウさんの書き初め」をはじめとする、さまざまなお正月イベントを開催する。「ゾウさんの書き初め」では、アジアゾウ「みどり」が、長い鼻を使って筆をもち、書き初めを行う。また、「ゾウさんのお散歩と記念撮影」や、「小動物とのふれあい」、2013年の干支の動物「ヘビ」とのふれあい・観察タイムなども実施。遊園地では、1人1,500円(2歳から大人)で、遊具が乗り放題になるサービスも提供する。なお、2013年1月1日の営業時間は、10時30分から17時まで(2日と3日は平常通り)。イベントは、動物の体調や天候などにより、変更する場合があるとのこと。詳細は、同園公式ホームページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日